推奨設定ガイド(ワイルドライフ編)

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野生動物を撮影するときのヒント
撮影する場面に合わせて次の設定をおすすめします。
止まっていた被写体が急に動き出したときは
カスタムメニュー f2カスタムボタンの機能(撮影)]で Fn ボタンに[AF エリアモード>3D-
ラッキングを割り当てておくことをおすすめします。割り当てたボタンを押している間は3D-トラ
ッキング]を使用できるため、被写体が急に動き出したときにもすぐに被写体を追いかけることがで
きます。
決まった範囲だけで撮影したいときは
登録したピント位置を素早く呼び出すメモリーリコールの機能の使用がおすすめです。
メモリーリコール機能を使用するには、f2カスタムボタンの機能(撮影)で任意のボタンに
ォーカス位置の登録]と[フォーカス位置の呼び出し]をそれぞれ割り当ててください。
動き続ける被写体を逃さず撮影するためには
レリーズモードを[高速連続撮影または「ハイスピードフレームキャプチャー +C30C60
C120)に設定することをおすすめします。高速連続撮影することで素早く動き続ける野鳥の捕食の
瞬間などを逃さず撮影できます。
「ハイスピードフレームキャプチャー +」で撮影する場合、カスタムメニュー d4プリキャプチャ
ー記録設定Z 8 d3を使用すると、シャッターボタンを全押しした時点からさかのぼって静止
画を記録できます。
より高画質で記録するために
静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の[制御上限感度]で上限感度を設定することをおすすめしま
す。感度自動制御するときに ISO 感度が高くなりすぎず、ノイズを抑えられます。
高速で移動する被写体を捉えるために
静止画撮影メニューISO 感度設定>低速限界設定]でオートを設定することをおすすめしま
す。オートに設定すると、レンズの焦点距離に応じてシャッタースピードの低速限界をカメラが自
動で設定するため、望遠レンズ使用時にも高速のシャッタースピードを維持することで被写体ブレや
手ブレを抑えながら撮影することができます。
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野生動物を撮影するときのヒント