設定ガイド(動画編)
Table Of Contents
30
撮影の設定
30
画質に関する設定
ピクチャーコントロール
被写体や撮影シーンに合わせてピクチャーコントロールを設定します。[静止画の設定と同
じ]を選ぶと、静止画撮影時と同じ設定になります。動画とピクチャーコントロールの[フ
ラット]を組み合わせた場合、動画のポストプロダクション時に豊富な情報を持つ素材映
像として有効です。ハイライト部の情報をしっかり確保したい場合には、ハイライト重点測光を併用することで被
写体のハイライト部分の白とびを抑えることができます。
■ ピクチャーコントロールの設定方法
g
(
Fn4
)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回します。
●●
選んだ設定によって、撮影画面に表示される画像の色味などが変更され、ピク
チャーコントロールの効果をすぐに確認できます。
●●
Creative Picture Control
の項目を選んでいる場合、
g
(
Fn4
)ボタンを押しな
がらサブコマンドダイヤルを回すと適用度を変更できます。
●●
設定が変更され、撮影画面に戻ります。
g
(
Fn4
)
ボタン
n
[オート]
[ニュートラル]をもとに、動画に適したコントラストや輪郭にカメラが自動的に調整します。
●●
ほとんどの撮影状況に適しています。
Q
[スタンダード] [オート]よりも解像感を重視した画像になります。
R
[ニュートラル]
素材性を重視した自然な画像になります。
●●
撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。
S
[ビビッド]
メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。
●●
青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。
T
[モノクローム] 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。
o
[ポートレート] 人物の肌がなめらかで自然な画像になります。
4
[リッチトーンポートレート]
白飛びを抑えながら人物の肌のディテールを表現し、[ポートレート]よりもメリハリのある画像
になります。
●●
撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。
p
[風景] 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。
q
[フラット]
シャドー部からハイライト部まで幅広く情報を保持した画像になります。
●●
撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適しています。
k01
〜
k20
Creative Picture Control
(クリエイティブピクチャー
コントロール)
色合いや階調、彩度などを細やかに作りこんだ多彩な効果により、さまざまな雰囲気を表現して
撮影できます。
●●
[ドリーム]や[ モーニング]など、全部で
20
種類があります。
!
ピクチャーコントロールの設定について
●●
動画の階調モードで[
HLG
]または[
N-Log
]を選んでいる場合、ピクチャーコントロールは設定できません。[
HLG
]を選んでいる
場合は、動画撮影メニュー[
HLG
画質調整]で画像の仕上がりを調整できます(
0 33
)。
●●
RAW
動画の場合、ピクチャーコントロールの設定は反映されません。
i
ボタン
4
各種ボタン
4
メニュー
4