活用ガイド(PDF版)

Table Of Contents
425
別売スピードライトをカメラに装着して撮影する(一灯撮影
D
スピードライトの調光方式について
別売のニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライトをカメラ
に装着し、スピードライトの発光モードを
TTL
にセットすると、モニター発光を
行う専用
TTL
モード(
i-TTL
モード)になり、
i-TTL-BL
調光などによるフラッシュ
撮影ができます。ニコンクリエイティブライティングシステム非対応のスピード
ライトでは、
i-TTL
モードでの撮影はできません。
i-TTL
モード時は、次のような調
光方式が利用できます。
カメラの測光モードが[スポット測光]に設定されている場合、自動的にスタ
ンダード
i-TTL
調光になります。
ヒント:シンクロターミナル
シンクロコードを必要とするスピードライト撮影時
に、シンクロコードをシンクロターミナル(
JIS-B
外れ防止ネジ付き)に接続してください。ただし、後
幕シンクロ撮影ができるスピードライトをアクセサ
リーシューに装着して後幕シンクロを行う場合には、
シンクロターミナルに他のスピードライトを接続して
増灯撮影などを行わないでください。
調光方式 内容
i-TTL-BL
調光
主要被写体と背景光のバランスを考慮した
BL
(バランス)調
光を行います。シャッターボタンを押すと、シャッターの開
く直前にスピードライトがモニター発光を行い、被写体と背
景光のバランスを考慮した最適な発光量を決定します。
スタンダード
i-TTL
調光
背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光量となるよ
うに調光します。主要被写体のみを強調する場合や、フラッ
シュ撮影で露出補正する場合に適しています。