推奨設定ガイド(スポーツAF編)
Table Of Contents
9
スポーツ撮影の
AF
に関するカスタムメニューについて
9
a3
:
AF
ロックオン
[横切りへの反応]と[ 被写体の動き]の
2
種類の設定があります。
■ 横切りへの反応
フォーカスモードを
AF-C
に設定している場合、ピント合わせをしている被写体が
横切り被写体によってとらえることができなくても一定時間ピントの位置を維持
します。被写体とカメラの間を障害物が横切るような撮影など、意図に反して障
害物にピント合わせを行うことを防止できます。追従するピント合わせの切り替
えを開始するまでの時間が短い順に[
1
(敏感)]、[
2
]、[
3
]、[
4
]、[
5
(鈍感)]の
5
段階になります。
●●
主要被写体のそばの物体には追従してピント合わせを行います。
●●
鈍感側に設定すると、主要被写体との間に横切り被写体が横切っても、撮影対
象の主要被写体にピントを合わせ続けます。敏感側に設定すると、撮影対象の
主要被写体との間に横切り被写体が横切ったときに素早くピント合わせの対象
を切り換えることができます。頻繁に被写体を切り換えたい場合に便利です。
●●
[横切りへの反応]は
AF
作動中に有効です。撮影中の被写体から距離の離れた
別の被写体に瞬時に切り替えて撮影したい場合には、再度
AF
をし直すことを
おすすめします。
■ 被写体の動き
被写体がどのような動きをしているかを選択することによって、ピントの追従性を向上させます。
●●
スピードスケートやモータースポーツなど、一定の速さでカメラに向かってくる被写体を撮影する場合は[スムー
ズ]に設定してください。
●●
走幅跳や三段跳など、カメラに向かってくる速度が急激に変化する被写体を撮影する場合は[ランダム]に設定し
てください。
a4
:
AF
点数
選択可能なフォーカスポイントの数を変更できます。
●●
[スキップ]に設定すると、[全点]に比べてフォーカスポイントが約
1/4
になるため素早く移動できます。
AF
エ
リアモードがピンポイント
AF
の場合は[スキップ]に設定しても選べるフォーカスポイントの数は変化しません。
●●
AF
エリアモードがオートエリア
AF
以外の場合に有効です。
主要被写体
横切り被写体