テクニカルガイド(HLG静止画編)

D HL
G 静止画の撮影について
階調モードを HLG に設定すると、SDR に比べて撮影画面にノイズ(ざらつき、むら、すじ)が目立
ちやすくなります。
オートフォーカス使用時に、被写体の検出性能が低下することがあります。
静止画撮影メニュー[ISO 感度設定>制御上限感度]で設定できる下限は ISO800 になります。
高感度(Hi 0.3 Hi 2.0)は設定できません。
タイムラプス動画のファイル形式は[H.265 10-bitMOV]に固定されます。
静止画撮影メニュー[色空間]は「BT.2100」に固定されます。
静止画撮影メニューアクティブ D-ライティング多重露出HDR 合成は設定できません。
レリーズモードの[C30C60、およびC120、カスタムメニュー d3プリキャプチャー記録
設定]は設定できません。
静止画撮影メニュー画像サイズ設定>画像サイズサイズ Lを選んでいる場合、連続撮
影可能コマ数は減少します。
D HLG 静止画についてのご注意
階調モードを HLG に設定して撮影した静止画は次のような制限があります。
HLG 静止画は画像合成できません。再生時の i メニュー画像編集で画像合成を選んでも画像
選択画面に表示されません。
HLG 静止画は SnapBridge アプリを使用してスマートフォンに転送できますが、SnapBridge アプ
リ上では表示されません。
階調モードを HLG に設定して撮影した静止画は、HDR 非対応のモニターを使用している場合、適切
な階調では表示されません。
D 階調モード HLG 設定時のカメラの画像モニター/ファインダーの表示について
階調モードを HLG に設定すると、カメラの撮影画面または再生画面にノイズ(ざらつき、むら、すじ)
が発生したり、高彩度やハイライトの再現性が低下したりする場合があります。また、撮影した静止
画をカメラの画像モニターまたはファインダーで 1 コマ表示すると、表示中の静止画に階調段差が生
じる場合がありますが、撮影した静止画には影響ありません。適切な階調を確認するには、HDR に対
応したモニター、パソコン、OS、アプリケーションなどをご使用ください。
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HLG 静止画を撮影するための設定について
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