Jp ス ピ ード ラ イト SB-800 SB-800 (Jp) http://www.nikon-image.
安全上のご注意 ご使用の前に 「安全上のご注意」 をよくお読みの上、正しくお使いください。この 「安 全上のご注意」 は製品を安全に正しく使用していただき、あなたや他の人々への危 害や財産への損害を未然に防止するために、重要な内容を記載しています。お読み になった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。 表示と意味は次のようになっています。 "危 険 "警 告 "注 意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う可能性が高いと想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷 を負う可能性が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が 想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 ! $ ' △記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近くに 具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。 記号は、禁止(してはいけない
'& 電池を取る すぐに修理依頼を ( # 水かけ禁止 禁止 # # 発光禁止 発光禁止 # " 発光禁止 保管注意 " # 警告 禁止 # 禁止 " 危険 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電池を 取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 電池を取り出す際、やけどに十分注意してください。電池を抜いて、販 売店または当社サービス機関に修理を依頼してください。 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 ご 使 用 の 前 に 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと プロパンガス、ガソリンなどの引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用すると、 爆発や火災の原因となります。 車の運転者等にむけてスピードライトを発光しないこと 事故の原因となります。 スピードライトを人の目に近づけて発光しないこと 視力障害の原因となります。 特に乳幼児を撮影するときは1m以上離れてください。 発光窓を人体やものに密着させて発光させないこと やけどや発火の原因となります。 幼児の口に入る小さな付属品は、
安全上のご注意(つづき) " " 保管注意 注意 # 溶剤清掃禁止 ' 電池を取る 製品は幼児の手の届かない所に置くこと なめて感電したり、ケガの原因となることがあります。 強い衝撃を与えないこと 内部が故障し、破裂、発火の原因になることがあります。 シンナーやベンジンなどの有機溶剤を使ってふかないこと また、ナフタリン、しょうのうの入った場所に保管しないこと プラスチックケースが割れて火災や感電の原因となることがあります。 保管するときには電池を外すこと 発火、液もれの原因となることがあります。 危険 # $ # 禁止 分解禁止 禁止 " " " 警告 危険 危険 " 危険 " 危険 4 ニカド電池、ニッケル水素電池について 電池を火に入れたり、加熱しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池をショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 新しい電池と使用した電池、種類やメーカーの異なる電池をまぜて使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池の「+」 と 「−」の向きを間違えないようにすること 液もれ、発熱、破裂
警告 " " 警告 警告 " 警告 ニカド電池、ニッケル水素電池について 電池に表示された警告・注意を守ること 液もれ、発熱、発火の原因となります。 使用説明書に表示された電池を使用すること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ご 使 用 の 前 に 外装チューブをはがしたり、キズをつけないこと また、外装チューブがはがれたり、キズがついている電池は絶対に使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 " 保管注意 ( # " 水かけ禁止 使用禁止 警告 " 注意 電池は幼児の手の届かないところに置くこと 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は、直ちに医師にご相談ください。 水につけたり、濡らさないこと 液もれ、発熱の原因となります。 変色・変形、その他、今までと異なることに気づいたときは使用しないこと 液もれ、発熱の原因となります。 充電の際に所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合には、充 電をやめること 液もれ、発熱の原因となります。 電池をリサイクルするときや、やむなく廃棄するときは、テープなど で接点部を絶縁すること 他の金属と接
安全上のご注意(つづき) 警告 # $ " " 禁止 分解禁止 警告 警告 # 禁止 " 警告 リチウム電池について 電池を火に入れたり、加熱しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池をショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池に表示された警告・注意を守ること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 使用説明書に表示された電池を使用すること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 新しい電池と使用した電池、種類やメーカーの異なる電池をまぜて使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 外装チューブをはがしたり、キズをつけないこと また、外装チューブがはがれたり、キズがついている電池は絶対に使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 " 保管注意 " ( # " 警告 水かけ禁止 禁止 警告 電池は幼児の手の届かないところに置くこと 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は、直ちに医師にご相談ください。 電池の「+」 と 「−」の向きを間違えないようにすること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。
警告 # $ " " # 禁止 分解禁止 警告 警告 禁止 " 警告 ニッケル乾電池、アルカリ乾電池について 電池を火に入れたり、加熱しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池をショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ご 使 用 の 前 に 電池に表示された警告・注意を守ること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 使用説明書に表示された電池を使用すること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 新しい電池と使用した電池、種類やメーカーの異なる電池をまぜて使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 外装チューブをはがしたり、キズをつけないこと また、外装チューブがはがれたり、キズがついている電池は絶対に使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 " 保管注意 " ( # ' 警告 水かけ禁止 禁止 電池を取る 電池は幼児の手の届かないところに置くこと 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は、直ちに医師にご相談ください。 電池の「+」 と 「−」の向きを間違えないようにすること 液もれ、発熱、破
目次 ご使用の前に ・安全上のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2∼7 ・はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10∼12 ・ご確認ください ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 ・カメラのグループ分けについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14∼15 ・各部の名称と主なはたらき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16∼17 ・操作ボタンについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ・表示パネルのアイコンについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19∼21 ・レンズについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 ¡撮影の基本ステップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 1 電池を入れます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24∼25 2 発光を確認します。・・・・・・・・・・・・・
・暗い被写体をAF(オートフォーカス)で撮影する には ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68∼69 ・増設電池パックSD-800の使い方 ・・・・・・・・・70∼71 ・撮影の前にライティングを確認するには (モデリング発光)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 ・カスタムファンクションについて ・・・・・・・・・・・・・・・73 ・カスタムファンクションの設定方法 ・・・・・・・・74∼76 ¡応用撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 ・増灯撮影の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78∼79 ・ワイヤレス補助灯について ・・・・・・・・・・・・・・80∼81 ・アドバンストワイヤレスライティング撮影 ・・82∼89 ・SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影・・・・・・・90∼94 ・ワイヤレス増灯撮影時のレディライト、 サウンドモニタによる状況確認 ・・・・・・・・・・・・・・・95 ・コード接続での増灯撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・96∼99 ・コード接続でのT
はじめに このたびはニコンSB-800をお買い上げいただきありがとうございます。 ご使用の前にこの「使用説明書」をよくお読みの上、十分に理解してから正し くお使いください。本製品には、より具体的にスピードライト撮影をご理解い ただくために、別冊の「SB-800スピードライト撮影作例集」をご用意いたし ました。本書とともにご活用いただくようお願い申し上げます。また、ご使用 のカメラの使用説明書も併せてお読みください。 ■■■ SB-800の主な機能と特長 ・使用するカメラとレンズとの組み合わせにより、各種TTLモード(kP. 43)や外部調光 モード(kP. 44))、マニュアルモード(kP. 48)による撮影が可能な、ガイドナンバ ー38(ISO100・m)/53(ISO200・m) (照射角35mm、20℃)の大光量を持つ、高性 能スピードライトです。 ・オートパワーズーム機能搭載により、照射角が使用レンズの焦点距離に連動します(一部 のカメラとレンズの組み合わせ時を除く (kP. 32))。また、内蔵ワイドパネルやバウン スアダプター使用時には焦点距離が14mm/17mmのレンズにも対応できます(kP.
クリエイティブライティングシステム (Creative Lighting System:本書ではCLSと記載する場合があります) SB-800はニコンクリエイティブライティングシステムを搭載しています。クリ エイティブライティングシステムは、ニコンのスピードライトとカメラのデータ 通信方式を、デジタルカメラにマッチさせたシステムで、スピードライト撮影に 新たな可能性を開く、様々な機能を提供します。クリエイティブライティングシ ステムは、対応するニコンカメラでのみ利用することができます。主な機能は、 次の通りです。 ご 使 用 の 前 に ・i-TTLモード クリエイティブライティングシステム用のTTLモードです。必ずモニタ発光を行い、周 辺光の影響を受けにくい特長を持っています(kP. 43)。 ・アドバンストワイヤレスライティング アドバンストワイヤレスライティングにより、デジタル一眼レフカメラでのワイヤレス 増灯撮影時、TTLモード(i-TTLモード)が使用可能になりました。また、ワイヤレス補助 灯を3つのグループに分けて発光制御を行うことで、よりクリエイティブな増灯撮影が可 能です。 (kP.
はじめに(つづき) ■■■ 本書の表記について 「初期設定」について 本書では、ご購入時に設定されている機能やモードの設定状態を「初期設定」 と表記しています。 「クリエイティブライティングシステム」 (CLS)について 本書では、クリエイティブライティングシステムを「CLS」と記載する場合が あります。 「リピーティング発光」について 本書では、従来の「マルチフラッシュ発光」を「リピーティング発光」と呼びます。 本文中のマークについて v:本機の故障や撮影の失敗を防ぐために注意していただきたいことを記載しています。 t:本機を使用する際に知っておいていただきたいことを記載しています。 ・u:本機を使用する際に便利な情報やヒントを記載しています。 ・ ・ ■■■ 付属品について 本機には次の付属品が同梱されていますのでご確認ください。 増設電池パック SD-800 スピードライトスタンド AS-19 カラーフィルタSJ-800 (FL-G1、TN-A1の計2枚) 12 バウンスアダプター SW-10H ソフトケース SS-800
ご確認ください 保証書とカスタマ登録カードについて 本製品には保証書とカスタマ登録カードが添付されていますのでご確認ください。 ・保証書の詳細は「アフターサービスと保証について」 (kP. 126)をご覧ください。 ・カスタマ登録は下記ホームページからも登録できます。 https://reg.nikon-image.
カメラのグループ分けについて 本書では、特に記載のないかぎり、カメラを以下のグループに分類して説明して います。ご使用のカメラのグループを下表でご確認の上、本書をお読みください。 ※CLSはクリエイティブライティングシステムを示します。(kP. 11) TTLモード(kP.
○:撮影可 外部調光モード(kP. 44) マニュアルモード(kP. 48) B 絞り連動 自動調光 −:撮影不可 ワイヤレス増灯 A p G q アドバンストワイヤ SU-4タイプ 外部自動 距離優先 マニュアル リピーティ レスライティング (主灯) (kP. 90) 調光 発光 ング発光 (kP. 82) マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ *2 ○ ○ ○ ○ ○ − ○ ○ ○ ○ − ○ ○ ○ ○ ○ − ○ − ○ ○ ○ ○ − ○ − ○ ○ ○ ○ − ○ − ○ ○ ○ ○ − ○ − ○ ○ ○ ○ − ○ − ○ ○ ○ ○ − ○ ○ ○ ○ ○ − − − *4 ○ ご 使 用 の 前 に *3 *3 *6 使用できる発光モードはカメラやレンズ、露出モード、測光モードの組み合わ せによって異なります。詳細は「発光モードの詳細」 (kP. 41)、「SB-800の TTLモード表示について」 (kP.
各部の名称と主なはたらき 7 1 8 2 9 10 11 3 4 12 13 14 5 6 15 1 操作ボタン早見表 (kP. 18) 2 フラッシュヘッド (kP. 106) 上方向90° から下方向7° 、左方向180° から右方向90° の範囲で回転できます。 3 フラッシュヘッドロック解除ボタン 9 アクティブ補助光窓 場合にはピント合わせをするためのア クティブ補助光を自動的に照射します。 10 外部電源コネクター(キャップ付き) (kP. 119) (kP. 28) 4 ワイヤレスリモートセンサー窓(kP. 80) 11 外部調光用受光窓 (補助灯の設定方法はkP. 82) (kP. 44) BモードまたはAモード時、被写体 からの反射光を受光します。 5 電池ぶた取付指標 (kP. 24) 6 電池ぶた (kP. 24) 12 外部アクティブ補助光接点 7 キャッチライト反射板 (kP.
16 ご 使 用 の 前 に 17 18 22 19 20 DY 21 REA 23 24 SH FLA 25 16 フラッシュヘッド上下回転角度目盛 17 モデリング発光ボタン 21 シンクロターミナル (kP. 99) (kP. 106) コード接続によるTTLモード以外での (kP. 72) 増灯撮影時、他のスピードライトに接 被写体の明るさや影など、ライティン 続します。 グ状態を撮影前にチェックできます。 22 表示パネル ワイヤレス補助灯発光禁止ボタン 23 各種操作ボタン (kP. 125) (kP. 18) (kP. 81) 24 レディライト ボタンを押している間、ワイヤレス補 充電完了時に点灯します。また、各種 助灯の発光を禁止できます。 自動調光撮影時に、フル発光して露出 18 フラッシュヘッド左右回転角度目盛 (kP. 106) 19 ターミナルキャップ 20 TTL増灯ターミナル 不足のおそれがある場合、発光後に点 滅して警告します。 25 ロックレバー (kP. 28) (kP.
操作ボタンについて eボタン/fボタン 反転表示された項目の数値を変更します。 bボタン 約0.3秒押し続けると、電源をON/OFFします。 マルチセレクター gボタン ・設定する項目を選択します。選択された項目 は反転し、e/fボタンで変更できます。 ・約2秒間押し続けると、カスタムファンク (kP. 74) ション設定画面になります。 FLASHボタン 発光テストが行えます( 。kP. 26) aボタン 発光モードを切り換えます。 (kP. 36) cWIDEボタン(ワイド側)/ dTELEボタン(テレ側) 照射角を変更します。 (kP. 32) TTL調光アンダー量表示 a+gボタンを同時に押す 押している間、TTLモード時の調光アンダー量 が再表示されます。 (kP.
表示パネルのアイコンについて 表示パネルのアイコンは、本機の各種設定状態を表しています。表示されるアイコン は、カメラやレンズ、露出モード等の組み合わせや設定によって異なります。 ■■■ 1灯時のアイコンの例 絞り連動自動調光 CLS※対応カメラとの組み合わせ時の例 モニタ発光 本発光直前にきわめて短時 間、発光し、被写体からの反 射光をカメラのセンサーが 測光して適切な発光制御を行 います。 (kP. 42) TTLモード 測光情報をもとに、適正露出 になるように発光量をカメ ラが自動制御します。 (kP. 43) BL調光 Dと同時に点灯します。測光 情報をもとに、被写体と背景 光のバランスを考慮して発光 量を制御します。 (kP. 43) オートFPハイスピードシ ンクロ(CLS※) シンクロ同調秒時を越える 高速シャッタースピードにも 自動的に連動して発光できま す。 (kP. 66) 本機の発光による被写体から の反射光を本機が測光し、カ メラから自動的に伝達される I S O 感 度・絞 り 値・焦 点 距 離・露出補正値などの情報を 加えて、発光量を制御します。 (kP.
表示パネルのアイコンについて つづき CLS※対応(CLS※) CLS※対応カメラに接続中です。 (kP. 14) スタンバイ時間 電源スタンバイOFFまでの 時間を表します。 (kP. 73) オートパワーズーム オートパワーズーム機能によ り、レンズの焦点距離に合わ せて照射角が自動的にセット されます。 (kP. 32) アクティブ補助光照射 アクティブ補助光を照射しま す。 (kP. 68) ズームオート i-TTL対応クールピクスとの組 み合わせ時、レンズの焦点距 離に合わせて照射角が自動的 にセットされます。 (kP. 32) 照射角のマニュアル設定 照射角をマニュアルで設定で きます。 (kP. 32) オートパワーズームの解除 オートパワーズーム機能が解除 され、照射角がマニュアルでの み設定できます。 (kP. 32) ワイドパネル破損時の照射 角設定 ワイドパネル破損時に照射角 を設定できます。 (kP. 123) ISO感度 ISO感度を表します( 。kP. 30) 調光補正値 調光補正値を表します。 (kP.
■■■ 増灯時のアイコンの例 アドバンストワイヤレスライティング撮影時の例 ワイヤレス主灯 マスター(CLS※) ワイヤレス増灯撮影時、カメ ラと接続された主灯に設定さ れています。 (kP. 78) アドバンストワイヤレスライ ティング撮影時、主灯の発光 モード、調光補正値の設定を 表します。 (kP. 84) ワイヤレス補助灯 ワイヤレス増灯撮影時、主灯 の指示で発光する補助灯に設 定されています。 (kP. 78) ワイヤレス補助灯 ワイヤレス増灯撮影時、主 灯の指示で発光する補助灯 に設定されています。 (kP. 78) サウンドモニタ ワイヤレス補助灯に設定され たとき、音で状況を知らせるこ とができます。 (kP. 95) ご 使 用 の 前 に グループA(B、C) (CLS※) (B、 C)アドバンストワイヤレスライ ティング撮影時、補助灯のグ ループA (B、C) の発光モード、 調光補正値の設定を表しま す。 (kP. 84) チャンネル(CLS※) アドバンストワイヤレスライ ティング撮影時、主灯と補助 灯が交信するチャンネルを表 します。 (kP.
レンズについて ニッコールレンズには、 「CPU内蔵ニッコール」と「CPU内蔵ニッコール以外」の レンズがあります。この使用説明書では、それぞれのレンズを以下のように分類 して説明しています。 CPU内蔵ニッコール (CPUレンズと表記) Gタイプレンズ、Dタイプレンズ、GタイプおよびDタイプ 以外のAFレンズ(F3AF用を除く) 、Ai-Pレンズ CPU内蔵ニッコール以外 (非CPUレンズと表記) Ai-Sレンズ、Aiレンズ、シリーズEレンズ等 CPUレンズの見分け方 CPUレンズには、CPU信号接点があります。 Gタイプレンズについて 被写体までの距離情報をカメラボディへ伝達する機 能があるレンズです。レンズ本体には絞りリングがな く、絞りはカメラ側でセットします。ただし、装着す るカメラによっては、使用できる露出モードに制限が あります。 詳細はレンズの使用説明書をご覧ください。 Dタイプレンズについて 被写体までの距離情報をカメラボディへ伝達する機 能があるレンズです。絞りはレンズ側、カメラ側のど ちらでもセットできます。詳細はレンズの使用説明書 をご覧ください。 22
撮影の基本ステップ 最も簡単にバランスのよい写真が撮れるTTLモードで の基本的な操作手順を説明しています。 1∼8のステップの左ページの手順を追えば、基本的 なスピードライト撮影が行えます。 ここでは、CLS※対応、CLS※非対応デジタル一眼レフ、A、Bの各 グループのカメラおよびCPUレンズとの組み合わせで説明してい ます。その他のカメラおよびレンズとの組み合わせ時は、使用でき る機能やパネル表示が異なりますのでご注意ください。 ※CLSはクリエイティブライティングシステムを示します。(kP.
1 電池を入れます。 1 電池ぶたを矢印の順に開けます。 2 ij表示の向きに電池を入れ、電池ぶ た取付指標を合わせて、電池ぶたを 押さえながらスライドさせて閉じま す。 v使用できる電池 以下に示す単3形、1.5V以下の電池を4本入れてください。 アルカリ乾電池(1.5V) リチウム電池(1.5V) ニッケル乾電池(1.5V) ニカド電池(充電式、1.2V) ニッケル水素電池(充電式、1.2V) ・交換の際は、4本(増設電池パックSD-800使用時は5本)とも同じメーカーの新品電池を 入れてください。 ・高性能マンガン電池のご使用はおすすめしません。 ・海外等へお出かけの際は、予備の電池をご用意ください。 ・電池の詳細については、「電池について」(kP. 121)もご覧ください。 t電池を5本使用して発光間隔を短縮する 付属の増設電池パックSD-800を使用して電池を5本使用すると、発光間隔を 短縮できます。使用方法、使用上の注意は、(kP.
■■■ 電池別の最短発光間隔と発光回数 4本(または5本)すべて同一種類の新品電池を使用してM1/1発光した場合の最 短発光間隔と発光回数は、以下のとおりです。 電池 使用本数 最短発光間隔※ 発光回数/発光間隔※ 4本 約6.0秒 5本 約5.0秒 130回以上/5∼30秒 4本 約7.5秒 170回以上/7.5∼30秒 5本 約7.5秒 190回以上/7.5∼30秒 4本 約6.0秒 140回以上/6∼30秒 5本 約5.0秒 140回以上/5∼30秒 4本 約4.0秒 90回以上/4∼30秒 5本 約3.5秒 90回以上/3.5∼30秒 ニッケル水素電池 (2000mA) 4本 (充電式) 5本 約4.0秒 150回以上/4∼30秒 約2.9秒 150回以上/2.
2 発光を確認します。 1 bボタンを約0.3秒押して電源をON にし、レディライトの点灯を確認します。 2 FLASHボタンを押して、発光を確認しま す。 ■■■ テスト発光 ご注意 テスト発光を行う場合は、 発光部に目を近づけないようご注意ください。 ・マニュアルモード時はセットした光量で、TTLモード時は約1/16の光量で発光します。 ・絞り連動自動調光/外部自動調光時は、セットしたISO感度、絞り値、照射角によって調 光された光量で発光します。 ・絞り連動自動調光/外部自動調光時には、FLASHボタンを押して撮影前に光量不足確認 を行うことができます。 (kP. 58) ■■■ bボタン bボタンを約0.
t電池の無駄な消費を防ぐスタンバイ機能 本機とカメラを操作しない状態が一定時間以上続くと、自動的に電源がOFFに なり、電池の無駄な消費を防ぎます。 (スタンバイOFFの状態) ・スタンバイOFF時には、表示パネルに R のみが表示されます。 ・スタンバイOFFのときは、本機のbまたはFLASHボタンを押すと電源ONになり、 表示パネルが点灯します。また、TTLモードでの撮影が可能なカメラ(kP. 14)装着時 には、カメラのシャッターボタンの半押しに連動して、スタンバイOFFからONになりま す。 ・ワイヤレスモードにセットした場合は、主灯時は約40秒間(初期設定)でスタンバイOFF になりますが、補助灯として使用時はスタンバイ機能の設定にかかわらず、スタンバイ OFFになりません。 (kP.
3 カメラに取り付け、フラッシュヘッドを 1 SB-800およびカメラの電源をOFF にします。 2 ロックレバーを左に回してから、取り 付け脚をホットシューに差し込み、ロ ックレバーを右に回します。 3 フラッシュヘッドロック解除ボタンを 押しながら、フラッシュヘッドを正面 水平方向にセットします。 SH FLA vロックレバーは、止まるまで確実に回す ロックする際には、ロックレバーが止まるまで右方向に約90°回します。ロック を解除する際には、左方向に止まるまで回します。 ロックする 28 ロックを解除する
セットします。 t正面水平方向にセットされていない場合の警告表示 電源をONにして、フラッシュヘッドが正面水平方向にセットされていないと、 表示パネルが以下のようになります。フラッシュヘッドの回転角度については (kP.
4 ISO感度をセットします。 本書では、デジタル一眼レフカメラの撮像感度および銀塩フィルム式カメラの フィルム感度を総称して、ISO感度と表記します。 CLS対応、CLS非対応デジタル一眼レフ、A、B、i-TTL対応クールピクスの各 グループのカメラと組み合わせた時は、カメラとSB-800の電源をONにすると ISO感度は自動的にセットされて表示されます。 ■■■ TTLモード撮影が可能なISO感度について SB-800のTTLモード撮影が可能なISO感度は、 ISO25∼ISO1000の範囲です。 ・このISO感度連動範囲は、使用するカメラによっては狭くなる場合があります。詳細は、 カメラの使用説明書をご覧ください。 ・ISO感度によって、表示パネルの調光範囲表示が変化します。ISO感度は正しくセットし てください。 uSB-800とデジタル通信を行うカメラについて CLS対応、CLS非対応デジタル一眼レフ、A、B、i-TTL対応クールピクスの各 グループのカメラは、本機とデジタルデータ通信を行い、ISO感度は自動的に カメラから本機に伝えられます。また、これらのカメラ(i-TTL対応クールピク
■■■ C∼GグループのISO感度のセット方法 C∼Gグループのカメラは、カスタムファンクション機能(kP.
5 照射角をセットします。 1 照射角をセットします ・セット方法は、オートパワーズーム機能によ る自動設定と、マニュアル設定の2通りがあ ります。 ・照射角によってガイドナンバー(発光量)が変 化します。詳細は(kP.
■■■ マニュアルによる照射角の設定 C∼Gグループカメラや非CPUレンズとの組み合わせ時、あるいはレンズの焦点距 離と異なる任意の照射角にセットする場合は、照射角をマニュアルでセットします。 ・cボタンを押すと数値が減り (広角側)、dボタンを押すと数値が増えます(望遠側)。 ・マニュアル設定時は照射角表示にwが表示されます。 ・オートパワーズームが作動するカメラ、レンズの組み合わせで、焦点距離35mmのレン ズを使用している場合、以下のように変化します。 M24mmbaM28mmba35mmbaM50mmbaM70mmbaM85mmbaM105mm ・通常は、レンズの焦点距離と同じ照射角または、焦点距離に最も近い広角側にセットし ます。例えば、60mmレンズの場合は50mmにセットします。 tオートパワーズームの解除 オートパワーズームはカスタムファンクション(kP.
6 カメラの露出/測光モードをセットします。 1 露出モードを“P”プログラムオート にセットします。 ・ “P”プログラムオートが使用できない場合は、 右ページを参照して、他の露出モードを使用 してください。 2 測光モードを“Y”マルチパターン測 光にセットします。 ・ “Y”マルチパターン測光が使用できない場合 は、 “W” 中央部重点測光を使用してください。 t 露出モード、測光モード カメラやレンズ、発光モードなどによって、使用できる露出モード、測光モー ドが異なります。詳細は、「発光モードの詳細」 (kP. 41)、「SB-800のTTL モード表示について」 (kP. 114)およびカメラの使用説明書をご覧ください。 ・プログラムオート時には、シャッタースピードは自動的にシンクロ同調シャッタースピ ードになります(オートFPハイスピードシンクロ時を除く。kP.
u“P”プログラムオート以外の露出モードについて “S”シャッター優先オート シャッタースピードを同調シャッタースピードより低速側にセットすることに より、背景光を写し込むスピードライト撮影が行えます。 ・絞りはカメラが自動的にセットします。詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。た だし、セットされる絞りに対応する「TTLモード時の調光範囲」 (kP. 37)を確認して、 シャッタースピードをセットしてください。 ・シャッタースピードが同調シャッタースピードより高速側にセットしてある場合、本機 の電源をONにすると、自動的に同調シャッタースピードにセットされます(オートFPハ イスピードシンクロ時を除く。kP. 66)。 “A”絞り優先オート 任意の絞りをセットすることにより、撮影者自身が被写界深度(ピントの合う前 後の範囲)や撮影距離を考慮したスピードライト撮影が行えます。 撮 影 の 基 本 ス テ ッ プ ・シャッタースピードはカメラが自動的にセットします。詳細はカメラの使用説明書をご 覧ください。 ・絞りは、「ガイドナンバー」 (kP.49)と「TTLモード時の調光範囲」 (kP.
7 SB-800の発光モードをセットします。 1 aボタンを押して発光モードをセ ットします。 ・表示パネルにDoを表示させます。 2 主要被写体が調光範囲内にあること を確認します。 ■■■ 発光モードの切り換え方 aボタンを押すごとに、使用可能な発光モードのアイコンが切り換わり表示 されます。各アイコンの意味については「表示パネルのアイコンについて」 (kP. 19)をご覧ください。 aDo a D aB aA apa Gaq ・使用できない発光モードは、aボタンを押してもスキップされ、表示されません。使 用できるモードだけが切り換わり表示されます ・使用できる発光モードはカメラやレンズ、露出モード、測光モードの組み合わせによっ て異なります。詳細は、「発光モードの詳細」 (kP. 41)、「SB-800のTTLモード表示 について」 (kP.
■■■ 調光範囲について 本機の調光範囲は0.6m∼20mです。ただし、ISO感度、照射角、絞り値によ って異なります。 TTLモード時の調光範囲 ISO感度 照射角(mm) 1600 800 400 200 100 50 25 BA*1 BA 14*1 17*1 24 28 35 50 70 85 105 *2 2.8 2 1.4 4 2.8 2 1.4 5.6 4 2.8 2 1.4 0.8∼9.0 1.0∼11 1.1∼12 1.3∼14 1.9∼20 2.0∼20 2.4∼20 2.8∼20 3.0∼20 3.4∼20 3.6∼20 8 5.6 4 2.8 2 1.4 0.6∼6.3 0.7∼8.0 0.8∼9.0 0.8∼10 1.3∼15 1.4∼16 1.7∼19 2.0∼20 2.2∼20 2.4∼20 2.5∼20 調 11 8 5.6 4 2.8 2 1.4 0.6∼4.5 0.6∼5.7 0.6∼6.30.7∼7.0 1.0∼10 1.0∼11 1.2∼13 1.4∼16 1.6∼18 1.7∼19 1.
8 構図を決め、撮影します。 1 カメラのシンクロモードを確認します。 2 構図を決め、SB-800またはカメラ のファインダー内のレディライトの 点灯を確認して、撮影します。 ・通常の撮影では、先幕シンクロを使用して ください。 vシンクロモードは先幕シンクロに 後幕シンクロ機能のあるカメラでは、シンクロモードが先幕シンクロに設定さ れていることを確認してください。 ・その他のシンクロモードについては、「スローシンクロ撮影」 (kP. 64) 「赤目軽減スロ ーシンクロ撮影」 (kP. 64) 「後幕シンクロ撮影」 (kP.
v発光直後にレディライトが点滅すると露出不足の可能性があります TTLモードおよび外部調光モードでの撮影時に、本機がフル発光して露出不足 の可能性がある場合は、発光直後にカメラのファインダー内および本機のレデ ィライトが約3秒間点滅します(カメラによっては本機のみ、またはカメラのみ が点滅)。撮影距離を短くするか、絞り値を開放側にセットするなどして、撮影 し直してください。 TTL調光アンダー量表示 CLS対応、CLS非対応デジタル一眼レフ、Aおよびi-TTL対応クールピクスの各 グループのカメラと組み合わせてTTLモードで使用している場合、上記レディラ イトの点滅と同時に、TTL調光アンダー表示と露出不足量の目安となるアンダー 量を約3秒間表示します。 (表示範囲:0∼−3.
SB-800とクールピクスとの組み合わせ COOLPIX8800、COOLPIX4500カメラなど、アクセサリ ーシュー(ホットシュー)またはTTL増灯ターミナルのある COOLPIXカメラで、より大きな光量が必要な場合や増灯で 光に変化をつけたいときなどには、SB-800などのTTLモー ドが可能なスピードライトを外付け接続して使用できます。 外付けスピードライトをTTLモードにセットすれば、カメラ からの発光開始と停止の信号によって発光量が制御されるた め、手軽に自動調光撮影が可能です(i-TTL対応クールピク スではスタンダードi-TTL調光が、それ以外のクールピクス ではカメラの外部自動調光が行われます)。 ・COOLPIX8800などホットシューを備えているカメラは直接アク セサリーシューに装着します。 ・COOLPIX4500など、TTL増灯ターミナル付きでホットシューを 備えていないカメラは、増灯ブラケットSK-E900(別売)などのア クセサリーを使用して接続します。 ・詳細は各カメラの使用説明書をご覧ください。 COOLPIXカメラの内蔵フラッシュを主灯に、SB-800を補助 灯にしたワイ
発光モードの詳細 SB-800の各発光モードを説明しています。 カメラ側の機能や設定については、 必ずカメラの使用説明書をご覧ください。
SB-800の発光モード SB-800は以下の発光モードを備えています。使用できる発光モードはカメラ やレンズ、露出モード等の組み合わせによって異なります。一般的な撮影には TTLモードの使用をおすすめします。 ■■■ 発光モードの種類(表示マーク、使用できるカメラ) TTLモード m i-TTLモード: Do/D:CLS対応カメラ、i-TTL対応クー m D-TTLモード: Do/D:CLS非対応デジタル一眼レフカメラ Do/D:A∼Fグループ(銀塩フィルム式カ ルピクスカメラ m TTL(銀塩)モード: メラ) (C、Dグループカメラでは バランス調光時でも o は表示さ れません) 外部調光モード m 絞り連動自動調光: B(kP. 44):CLS対応、CLS非対応デジタ m 外部自動調光: ル一眼レフ、A、B、i-TTL対 応クールピクスの各グループ A(kP. 46):制限はありません マニュアルモード m 距離優先マニュアル発光: p(kP. 50) :D1x、D1Hカメラを除く m マニュアル発光: m リピーティング発光: G(kP.
TTLモード ■■■ TTLモード:D 被写体からの反射光をカメラで測光し、カメラがSB-800の発光量を制御する 調光方式です。 バランス調光: (Do)について モードボタンを押してDoを選択すると、被写体と背景光のバランスを考慮 して発光量を制御する、バランス調光を行います。(C、Dのグループでは、バ ランス調光時でもoは表示されません)。 ・i-TTLモードではi-TTL-BL調光と呼称します。 スタンダードTTL調光: (D)について モードボタンを押してDを選択すると、背景光を考慮せず主要被写体が基準露 光量になるように発光量を制御します。主要な被写体を強調した撮影に最適です。 ・i-TTLモードではスタンダードi-TTL調光、D-TTLモードではスタンダードD-TTL調光、 TTL(銀塩)モードではスタンダードTTL調光と呼称します。 tTTLモード表示について CLSを搭載しないスピードライトでのアイコン表示/TTL名称とSB-800での表示を対応さ せた表を巻末にまとめていますので、ご覧ください。 (kP.
外部調光モード B絞り連動自動調光撮影 SB-800の発光による被写体からの反射光をSB-800が測光し、カメラから伝 達されるISO感度・絞り値・焦点距離・露出補正値などの情報を加えて、SB800が発光量を制御します。 ・絞り連動自動調光は、CLS対応、CLS非対応デジタル一眼レフ、A、Bの各グループのカ メラとCPUレンズとの組み合わせ時、およびi-TTL対応クールピクスカメラと組み合わ せた時に使用できます。 ・上記の組み合わせで外部調光モードを選択すると、初期設定で絞り連動自動調光にセッ トされます。カスタムファンクション(kP. 73)で外部自動調光(kP.
5 レディライトの点灯を確認して、撮影します。 ・本機がフル発光して露出不足の可能性がある場合は、 発光直後にレディライトが約3秒間点滅します。撮影距 離を短くするか、 絞り値を開放側にセットするなどして、 撮影し直してください。 ■■■ B絞り連動自動調光時の絞り値 下表の範囲内で、カメラ側で絞り値をセットしてください。 絞り連動自動調光時の調光範囲 ISO感度 照射角(mm) 1600 800 400 200 100 50 25 BA*1 8 5.6 4 2.8 2 1.4 BA 14*1 17*1 24 28 35 50 70 85 105 0.6∼6.3 0.7∼8.0 0.8∼9.0 0.8∼10 1.3∼15 1.4∼16 1.7∼19 2.0∼20 2.2∼20 2.4∼20 2.5∼20 11 8 5.6 4 2.8 2 1.4 0.6∼4.5 0.6∼5.7 0.6∼6.30.7∼7.0 1.0∼10 1.0∼11 1.2∼13 1.4∼16 1.6∼18 1.7∼19 1.8∼20 16 11 8 5.6 4 2.8 2 0.6∼3.2 0.6∼4.0 0.
外部調光モード つづき A外部自動調光撮影 SB-800の発光による被写体からの反射光をSB-800が測光し、適正な露出と なるようにSB-800が発光量を制御します。カメラ(レンズ)の絞り値を変える ことで、露出補正(kP. 60)が簡単に行えます。 ・外部自動調光を使用できるカメラに制限はありません。 ・CLS対応、CLS非対応デジタル一眼レフ、A、Bの各グループのカメラとCPUレンズと の組み合わせ、およびi-TTL対応クールピクスカメラとの組み合わせで外部調光モードを 選択する場合は、初期設定で絞り連動自動調光(kP. 44)にセットされます。外部自動 調光にセットする場合は、カスタムファンクション(kP.
5 シャッタースピードを同調シャッタースピードに セットします。 ・詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 6 レディライトの点灯を確認して、撮影します。 ・本機がフル発光して露出不足の可能性がある場合は、 発光直後にレディライトが約3秒間点滅します。撮影距 離を短くするか、 絞り値を開放側にセットするなどして、 撮影し直してください。 ■■■ A外部自動調光時の絞り値 発 光 モ ー ド の 詳 細 下表の範囲内で絞り値をセットしてください。 外部自動調光時の調光範囲 ISO感度 照射角(mm) 1600 800 400 200 100 50 25 BA*1 8 5.6 4 2.8 2 1.4 BA 14*1 17*1 24 28 35 50 70 85 105 0.6∼6.3 0.7∼8.0 0.8∼9.0 0.8∼10 1.3∼15 1.4∼16 1.7∼19 2.0∼20 2.2∼20 2.4∼20 2.5∼20 11 8 5.6 4 2.8 2 1.4 0.6∼4.5 0.6∼5.7 0.6∼6.30.7∼7.0 1.0∼10 1.0∼11 1.2∼13 1.
マニュアルモード マニュアルモード SB-800のマニュアルモードには、次の3種類があります。 m 距離優先マニュアル発光 m マニュアル発光 m リピーティング発光 p G q 絞り値は発光量(ガイドナンバー)と撮影距離から求め、マニュアルでセットしま す。従って、カメラの露出モードは絞りをセットできる“A”絞り優先オートま たは“M”マニュアルを使用します。 ・カメラ、レンズの絞り値のセット方法は、カメラの使用説明書をご覧ください。 ・発光モードがマニュアルの場合、カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまたは“M” マニュアル以外にセットするとシャッターが切れないカメラがありますので、ご注意く ださい。(詳細は、カメラの使用説明書をご覧ください) ・マニュアルモードでは、撮影後の露出不足警告は行われません。 ■■■ マニュアルモード時の絞り値、発光量、撮影距離の求め方 マニュアルモードでの撮影時は、下記のガイドナンバー表と計算式によって、 適正な露出が得られる絞り値や発光量、撮影距離を計算できます。 ・ガイドナンバー(GN)はスピードライトの発光量を示し、ISO100・mで表示されます。 数値が大
ISO感度係数 ISO感度に応じて表のガイドナンバーに下の係数を乗じてください。 ISO 係数 25 0.5 50 0.71 100 1 200 1.4 400 2 800 2.
マニュアルモード つづき p距離優先マニュアル発光撮影 撮影距離と絞り値が決まれば、発光量はSB-800が自動的にセットするマニュ アル発光です。撮影距離を入力すれば、絞り値を変化させても露光量が一定の スピードライト撮影が行えます。 ・距離優先マニュアル発光は、D1x、D1Hカメラでは使用できません。 ・調光補正値を変えることで調光補正が行えます。 (kP. 62) 1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまた は“M”マニュアルにセットします。 2 aボタンを押してp距離優先マニュアル発光 にセットします。 3 gボタンを押して距離表示を反転させ、e/fボ タンを押して主要被写体までの距離をセットしま す。 ・設定可能な距離は0.
5 本機にセットした絞り値をカメラ(またはレンズ) にセットします。 ・C∼Gグループのカメラ使用時。 6 レディライトの点灯を確認して、撮影します。 ■■■ 距離優先マニュアル発光時の設定可能な距離 単位:m 0.3 1.8 7.1 0.4 2.0 8.0 0.5 2.2 9.0 0.6 2.5 10 0.7 2.8 11 0.8 3.1 13 0.9 3.5 14 1.0 4.0 16 1.1 4.5 18 1.3 5.0 20 1.4 5.6 1.6 6.3 ・撮影距離は上表から選んでください。表にない撮影距離の場合は、近距離側の数値にセ ットしてください。例えば、撮影距離が2.7mの場合は、2.
マニュアルモード つづき Gマニュアル発光撮影 任意の絞り値と発光量の組み合わせで露出や撮影距離をコントロールできるので、 自動調光モードでは難しいスピードライト撮影にも対応できます。発光量はM1/1 (フル発光) からM1/128の微少発光まで、撮影意図に合わせてセットできます。 1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまた は“M”マニュアルにセットします。 2 aボタンを押してGマニュアル発光にセット します。 3 主要被写体までの距離に見合う発光量と絞り値を 求めます。 ・発光量と絞り値の求め方は「マニュアルモード時の絞 り値、発光量の求め方」 (kP. 49)をご覧ください。 4 gボタンを押して発光量表示を反転させ、e/f ボタンを押して発光量をセットします。 ・「発光量のセット方法」 (kP.
6 本機にセットした絞り値をカメラ(またはレンズ) にセットします。 ・C∼Gグループのカメラ使用時。 7 レディライトの点灯を確認して、撮影します。 ■■■ 発光量のセット方法 gボタンを押して発光量表示を反転させ、fボタンまたはeボタンを押すごと に、以下のように発光量が変化します。 ▲ fボタンを押すと 1/1 ➔ 1/2 ➔ 1/2(−1/3)➔ 1/2(−2/3)➔ 1/4 発 光 モ ー ド の 詳 細 ▲ 1/128 ・・・ 1/4(−2/3)➔ 1/4(−1/3) eボタンを押すと ▲ 1/128 ➔ 1/128(+1/3)➔ 1/128(+2/3)➔ 1/64 ▲ ➔ 1/64(+1/3) 1/1 ➔ 1/2・・・ 1/64(+2/3)➔ ・ボタンを押すごとに、1/3段ずつ変化します(1/1と1/2の間を除く)。従って、1/32 (−1/3) と1/64 (+2/3)は同じ発光量を意味します。 ・撮影距離を遠くしたい場合には、光量をM1/1側にセットします。 53
マニュアルモード つづき qリピーティング発光撮影 リピーティング発光では、シャッターが開いている間、スピードライトが連続発光す るため、1コマの画面内に被写体の連続的な動きを分解写真のように写し込めます。 ・リピーティング発光は、表示パネルではq (Repeating)と表示されます。「マルチフラ ッシュ発光」と記載されているものと同じです。 ・リピーティング発光撮影時は、新品電池またはフル充電した電池を使用し、1回のレリー ズごとにスピードライトの充電時間を十分にとってください。 ・シャッタースピードが遅くなりますので、三脚のご使用をおすすめします。 ■■■ 発光量、発光間隔、発光回数の決め方 ・発光間隔は1秒間当たりの発光回数です。 ・発光回数は1コマで連続発光させる回数です。 ・発光回数は最大の発光回数であり、露光中にだけ発光するため、シャッタースピードを速 くしたり、発光間隔を長くセットすると、実際の発光回数はセットした回数以下になります。 ・発光量と発光間隔の組み合わせにより、以下のように最大連続発光回数が制限されてい ます。表を参照して、各数値をセットしてください。 最大連続発光回数 発光
2 aボタンを押してqリピーティング発光にセ ットします。 3 gボタンを押して発光量表示を反転させ、e/f ボタンを押して発光量をセットします。 ・設定できる発光量は、1/8∼1/128です。 4 gボタンを押します。 ・発光量がセットされ、次に発光間隔表示が反転します。 5 同様にして、発光間隔、発光回数をセットします。 発 光 モ ー ド の 詳 細 発光間隔 発光回数 6 セットした発光量と焦点距離からガイドナンバー を求め、ガイドナンバーと撮影距離から絞り値を 求めて本機にセットします。 ・ガイドナンバー、絞り値の求め方は「ガイドナンバー 表」 (kP. 49)、「マニュアルモード時の絞り値、発光 量の求め方」 (kP.
マニュアルモード つづき 7 本機にセットした絞り値をカメラ(またはレンズ) にセットします。 ・C∼Gグループのカメラ使用時。 8 シャッタースピードをセットします。 ・以下の計算式で求めた秒数よりも遅いシャッタースピー ドにしてください。 発光回数÷発光間隔=秒数 ・例えば、発光回数を10回、発光間隔を5回/秒にセット した場合、シャッタースピードは2秒より低速にセット してください。 ・B(バルブ)もセットできます。 9 レディライトの点灯を確認して、撮影します。 t撮影前に発光状態を確認できます FLASHボタンを押すと、セットした発光間隔と発光回数で発光します。 tリピーティング発光撮影時の露出の補正 手順の6でセットした絞り値で得られる撮影距離は、リピーティング発光の第1発光で適正 露出となる値です。従って、そのままリピーティング発光撮影すると、像が重なった部分 の露出がややオーバーになります。このため、必要に応じてカメラ側の絞り値の設定でア ンダー側に露出補正を行ってください。 56
連続発光時のご注意 警告 " 注意 連続発光の制限回数を越えて発光させないこと 本機の過熱と劣化を防ぐため、連続発光は下の「連続発光の制 限回数」でいったん止め、10分以上休ませて発光部を自然冷却 してください。 連続発光の制限回数 発光モード 制限回数(6コマ/秒) TTLモード 外部調光モード マニュアル発光(光量:M1/1、M1/2) 15回以下 マニュアル発光(光量:M1/4∼M1/128) 40回以下 ■■■ 連続撮影(発光)する場合に同調して発光できる回数 連続撮影する際には、 「連続発光可能コマ数」のコマ数までは同調発光できます。 ただし、上記の「制限回数」を越える場合は、「制限回数」でいったん止め、 10分以上休ませて発光部を自然冷却してください。 連続発光可能コマ数(巻上げ速度:6コマ/秒) 外部電源 SB-800内の電池 外部電源 アルカリ乾電池 なし リチウム電池 ニッケル乾電池 ニカド電池 ニッケル水素電池 SD-7 アルカリ乾電池 SD-8A アルカリ乾電池 リチウム電池 ニカド電池 ニッケル水素電池 SK-6 アルカリ乾電池 リチウム電池 ニカド電池 ニッケル水
撮影の前に光量不足を確認するには 下記の方法で撮影前にテスト発光を行って、光量不足を確認することができます。 ・マニュアルモード時は、テスト発光をしても、光量不足は確認できません。 ■■■ TTLモード時 発光モードを絞り連動自動調光または外部自動調光に変え、TTLモード時と同 じ絞り値を本機にセットして、シャッターボタンを半押ししてから、FLASHボ タンを押します。発光直後にレディライトが点滅すると、TTLモードでも光量 不足の可能性があります。絞りを開ける(絞り値を小さい数値にする)か、撮影 距離を近くしてください。 ■■■ 絞り連動自動調光時 実際の撮影と同様にカメラと本機をセットして、シャッターボタンを半押しし てから、FLASHボタンを押します。発光直後にレディライトが点滅すると、光 量不足の可能性があります。絞りを開ける(絞り値を小さい数値にする)か、撮 影距離を近くしてください。 ■■■ 外部自動調光時 実際の撮影と同様にカメラと本機をセットして、FLASHボタンを押します。発 光直後にレディライトが点滅すると、光量不足の可能性があります。絞りを開 ける(絞り値を小さい数値にする)か、撮
その他の機能 SB-800のその他の機能の詳細を説明しています。
露出補正と調光補正 露出補正とは、適正露出値を意図的に変えることを言い、撮影画面内に極端に 反射率が高いものや低いものがある場合、あるいは意図的に露出をコントロー ルしたい場合に行います。 ・主要被写体に対して背景が明るく反射率が高い場合は+側に補正し、背景が暗くて反射 率が低い場合は−側に補正するのが一般的です。 ・スピードライト撮影時には、撮影状況に応じて主要被写体と背景光の両方、主要被写体 のみ、または背景光のみに露出補正をすることができます。 露出補正が可能な発光モードとカメラは、次の通りです。 露出補正の種類 可能な発光モード 可能なカメラ 主要被写体と背景光の両方 の露出補正 すべての発光モード 制限なし 主要被写体のみの露出補正 TTLモードおよび 絞り連動自動調光 CLS対応、CLS非対応デジ タル一眼レフ、A、B、C、 i-TTL対応クールピクスの 各グループ マニュアルモード 制限なし 低速シャッタースピード による撮影 制限なし 背景光のみの露出補正 ■■■ 主要被写体と背景光の両方に補正を行う場合 TTLモードおよび絞り連動自動調光の場合 カメラの露出補正
■■■ 主要被写体のみに補正を行う場合 TTLモードおよび絞り連動自動調光の場合 本機の光量を調整して、背景の明るさを変えずに主要被写体の明るさのみを露 出補正することを、調光補正と言います。 (kP. 62) ・使用するカメラがCLS対応、CLS非対応デジタル一眼レフ、A、B、C、i-TTL対応クー ルピクスの各グループカメラの場合のみ行えます。 マニュアルモードの場合 本機の発光量(M1/1∼M1/128)を意図的にずらして、主要被写体の明るさの みを露出補正できます。 ・使用するカメラに制限はありません。 ■■■ 背景光のみに補正を行う場合 露出モードを“S”シャッター優先オートまたは“M”マニュアルにセットし、 同調シャッタースピードより低速側にセットした場合は、背景を写し込む撮影が 行えます。 ・スローシンクロが可能なカメラではスローシンクロ(kP.
露出補正と調光補正 つづき ■■■ 調光補正 スピードライトの発光量だけを変えて、背景の露出を変えないで主要被写体の 明るさのみ補正します。 ・発光モードがTTLモード、絞り連動自動調光、距離優先マニュアル発光の場合に可能で す。 ・TTLモード、絞り連動自動調光での調光補正は、使用するカメラがCLS対応、CLS非対 応デジタル一眼レフ、A、B、C、i-TTL対応クールピクスの各グループカメラの場合のみ 行えます。 ・F-601、F-601Mカメラは、カメラで調光補正を行ってください。本機では発光量を補 正できません。カメラ側でセットした調光補正値は、本機に表示されません。詳細はカ メラの使用説明書をご覧ください。 ・調光補正機能を備えたスピードライト内蔵一眼レフカメラは、カメラ側でも発光量を補 正できます(詳細はカメラの使用説明書をご覧ください)。本機とカメラの両方で補正し た場合は、両方の補正量を加算して発光します。ただし、本機の表示パネルには本機で セットした補正値のみが表示されます。 1 gボタンを押して、調光補正表示を反転させます。 2 e/fボタンを押して+3.0∼−3.
ズーミングによる絞りの変化と調光範囲の確認 ズーミングする(焦点距離を変える)と絞り値が変わるレンズをご使用の場合に は、SB-800に絞り値をセットして調光範囲を確認する際に、以下の点にご注 意ください。 ・詳細は、ご使用のカメラ、レンズの使用説明書をご覧ください。 uズーミングで絞り値が変化するレンズ レンズ名に絞り値(開放F値)が2つ表示されています。下記のレンズの場合、焦点距離 28mmではf/3.5ですが、105mmになるとf/4.5に変化します。 AF Zoom-Nikkor 28-105mm f/3.5−4.
スローシンクロ撮影、赤目軽減発光撮影、 ■■■ スローシンクロ撮影 背景の露出を考慮して、低速シャッタースピードに制御されるので、夕景や夜 景の雰囲気を生かした撮影が行えます。 ・スローシンクロ機能があるカメラで可能な撮影で、本機ではセットできません。カメラ 側でセットします。詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 ・シャッタースピードが遅くなりますので、三脚のご使用をおすすめします。 ■■■ 赤目軽減発光撮影 発光直前に少光量で3回のモニタ発光を行い、目が赤く写る現象を弱めて撮影で きます。 ・赤目軽減発光機能があるカメラで可能な撮影で、本機ではセットできません。カメラ側 でセットします。詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 ・セットされると、表示パネルに“N”が表示されます。 ■■■ 赤目軽減スローシンクロ撮影 赤目軽減発光機能とスローシンクロ機能が同時にセットされます。 ・赤目軽減スローシンクロ機能があるカメラで可能な撮影で、本機ではセットできません。 カメラ側でセットします。詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 ・セットされると、表示パネルに“N”が表示されます。 ・シャッタースピードが
後幕シンクロ撮影 ■■■ 後幕シンクロ撮影 通常の先幕シンクロで低速シャッタースピードで撮影すると、下のような写真で は光の軌跡が被写体の前方に流れ、不自然な写真になってしまいます(写真右)。 後幕シンクロでは、光の軌跡を自然にとらえて撮影できます。 ・先幕シンクロは先幕走行終了直後に発光しますが、後幕シンクロは後幕走行開始直前に発 光します。 ・後幕シンクロ機能があるカメラで可能な撮影で、本機ではセットできません。カメラ側で セットします。詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 ・通常、シャッタースピードを低速にして撮影しますので、三脚のご使用をおすすめします。 ・リピーティング発光時は、使用できません。 ・増灯撮影の場合、 主灯側は後幕シンクロ撮影できますが、 補助灯側はできません。 (kP. 78) 後幕シンクロ 撮影データ 先幕シンクロ そ の 他 の 機 能 ・焦 点 距 離:70mm ・シャッタースピード:2秒 ・絞 り:F4.
オートFPハイスピードシンクロ撮影(対応カメラのみ) スピードライト撮影時のシャッタースピードを使用カメラの最高速度まで可能 にする機能です。オートFPハイスピードシンクロにセット時には、シャッター スピードがシンクロスピードよりも高速側になった場合、自動的にFP発光に切 り替わります。日中の撮影でも、同調シャッタースピードを気にすることなく、 レンズの絞りを開いて背景をぼかした撮影がお楽しみいただけます。 ・オートFPハイスピードシンクロ機能を備えたカメラとの組み合わせで可能な撮影で、カ メラ側でセットします。本機ではセットできません。 ・使用カメラのシンクロスピードを越えて最高速度までの高速シャッタースピードが使用 できます。 ・アドバンストワイヤレスライティングシステムによる増灯撮影時でも機能します。 ・使用できる発光モードは、1灯での使用時はi-TTLモード、絞り連動自動調光、距離優先 マニュアル発光、マニュアル発光です。増灯での使用時はi-TTLモード、絞り連動自動調 光、外部自動調光、マニュアル発光が使用できます。 66
FVロック撮影 (対応カメラのみ) FVとはFlash Valueの略で、フラッシュによる被写体の露光量を意味します。 対応カメラでFVロックを行うと、構図を変えてもフラッシュ露光量がロックさ れるため、被写体の明るさを一定に保つ撮影が可能です。また、ロック中にズ ーミングや絞り値の変更を行っても、発光量は自動追随するのでフラッシュ露 光量(明るさ)は変わりません。 ・FVロック機能を備えたカメラとの組み合わせで可能な撮影で、カメラ側でセットします。 本機ではセットできません。 ・使用できる発光モードは、i-TTLモード、絞り連動自動調光、外部自動調光です。 そ の 他 の 機 能 67
暗い被写体をAF(オートフォーカス)で撮影するには 被写体が暗く、オートフォーカスでのピント合わせが難しい場合でも、アクティ ブ補助光により、オートフォーカスでのピント合わせが可能になります。 ・アクティブ補助光は、オートフォーカスが可能なレンズを使用し、フォーカスモードが シングルAFサーボ“S” (フォーカス優先モード)、“AF”または“A”にセットされてい る場合に使用できます。 ・アクティブ補助光の有効撮影距離は約1m∼10m (50mm f/1.
vアクティブ補助光使用時のご注意 ・アクティブ補助光が照射されても、ファインダー内の合焦表示が点灯しないときは、マニ ュアルフォーカスでピントを合わせてください。 ・フォーカスロックを行っている場合や、レディライトが点灯していない場合には、アクティ ブ補助光が照射されません。 ・ご使用のカメラの使用説明書もご覧ください。 tアクティブ補助光の照射/禁止の設定 カスタムファンクション機能でアクティブ補助光の照射/禁止を設定できます。 (kP. 73) ・初期設定は、アクティブ補助光が照射される状態です。 t本発光禁止(アクティブ補助光のみ使用)の設定 カスタムファンクション機能により、スピードライトの発光を禁止し、アクティブ補助光だけ を発光させることができます。 (kP.
増設電池パックSD-800の使い方 付属の増設電池パックSD-800を使用して電池を5本使用すると、発光間隔を 短縮できます。 (kP.
指標 3 ij表示の向きに電池を入れます。 4 増設電池パックの電池ぶたを開け、ij表示の向 きに電気を入れます。 5 電池ぶたを押さえながらスライドさせて閉じます。 6 増設電池パックの指標を本体の電池ぶた取付指標 に合わせ、スライドさせて取り付けます。 ・ロックスイッチがカチンと鳴るまで、スライドさせて ください。 そ の 他 の 機 能 ■■■ 増設電池パックの取り外し方 1 増設電池パックロッ クスイッチを押し上 げ、そのままスライ ドさせて外します。 2 SB-800本体 の電池ぶたの ヒンジを図の ように差し込 みます。 3 もう一方のヒ ンジを差し込 みます。 4 矢印の順に閉 じます。 71
撮影の前にライティングを確認するには(モデリング発光) モデリング発光ボタンを押すと、一定の微小光量で連続発光して被写体の明る さや影など、ライティング状態を撮影前にチェックすることができます。 ・ボタンを押している間発光しますが、最長約3秒間です。 ・レディライト点灯後に発光できます。 ■■■ カメラに接続した状態でのモデリング発光 本機(主灯)のモデリング発光ボタンまたはモデリング発光機能を持つカメラの プレビューボタンを押すと、モデリング発光します。 ・詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。 ■■■ アドバンストワイヤレスライティング撮影時のモデリング発光 (kP.
カスタムファンクションについて カスタムファンクションにより、下記項目の設定が効率よく行えます。表示さ れるアイコンは、カメラやレンズとの組み合わせや本機の設定によって異なり ます。設定できない項目のアイコンは表示されません。 各項目の詳細と設定方法は、 「カスタムファンクションの設定方法」 (kP. 74) をご覧ください。 ■■■ カスタムファンクションの種類と設定画面一覧 ISO感度の設定(kP. 30) ワイヤレスモードの設定(kP. 78) ワイヤレスモード時のサウンドモニタの設定 (kP. 95) 外部調光モードの設定(kP. 44) スタンバイ機能の設定(kP. 27) m/ft表示切り換え オートパワーズームの解除(kP. 32) そ の 他 の 機 能 ワイドパネル破損時の照射角設定(kP. 123) 表示パネルバックライトの設定(kP. 125) 表示パネルの明るさの設定(kP. 125) アクティブ補助光の設定(kP. 68) 本発光の設定(kP.
カスタムファンクションの設定方法 ■■■ カスタムファンクションの設定方法 1 gボタンを約2秒間押して、カスタムファンクシ ョン設定画面にします。 2 マルチセレクターのe/fボタンおよびc/dボタ ンを押して、設定するカスタムファンクションを 選択し、gボタンを押します。 3 e/fボタンを押して希望の設定を反転します。 ・「表示パネルの明るさの設定」の場合はc/dボタンを 押して希望の設定にします。 4 74 gボタンを約2秒間押すか、bボタンを押し て、通常の表示に戻します。
■■■ カスタムファンクションの設定内容(太字は初期設定) ISO感度の設定(kP. 30) 設定可能なISO値は3∼8000です。e/fボタンを押すごとに1/3段ず つ変化し、押し続けると早送りできます。 ・100 ワイヤレスモードの設定(kP. 78) ワイヤレス増灯撮影時の発光モードを設定します。 ・OFF : 解除 ・MASTER : アドバンストワイヤレスライティング撮影時の 主灯 ・MASTER(RPT): アドバンストワイヤレスライティング撮影時の 主灯で、リピーティング発光 ・REMOTE : アドバンストワイヤレスライティング撮影時の 補助灯 ・SU-4 : SU-4対応のワイヤレスモード ワイヤレスモード時のサウンドモニタの設定(kP. 95) ワイヤレス増灯撮影で補助灯に設定されたとき、音で状況を知らせるサ ウンドモニターを設定/解除します。 ・ON :鳴る ・OFF:鳴らない 外部調光モードの設定(kP. 44) 外部調光モードを設定します。 ・AA:絞り連動自動調光 ・A :外部自動調光 そ の 他 の 機 能 スタンバイ機能の設定(kP.
カスタムファンクションの設定方法 つづき m/ft表示切り換え 距離表示の単位を設定します。 ・m:メートル ・ft:フィート オートパワーズームの解除(kP. 32) 照射角を自動設定するオートパワーズーム機能を設定/解除します。 ・OFF:オートパワーズーム ・ON :オートパワーズーム機能の解除 ワイドパネル破損時の照射角設定(kP. 123) ワイドパネル破損時の照射角設定機能を設定/解除します。ONに設定す ると、焦点距離表示(i-TTL対応クールピクスカメラとの組み合わせ時は AUTO表示)が枠囲みされます。 ・OFF:マニュアル設定不可 ・ON :マニュアル設定可能 表示パネルバックライトの設定(kP. 125) バックライトの点灯/強制消灯を設定します。 ・ON :点灯 ・OFF:強制消灯 表示パネルの明るさの設定(kP. 125) 表示パネルの明るさを設定します。設定可能な明るさは9段階で、グラ フで示されます。 cボタン/dボタンを押して希望の設定にします。 アクティブ補助光の設定(kP.
応用撮影 SB-800を使用して行える各種の撮影について説明 しています。
増灯撮影の概要 複数のスピードライトを併用して立体感を演出したり、被写体の影を弱めたり、 輪郭を強調するなど、増灯撮影によりスピードライト撮影の可能性を大きく広 げることができます。SB-800では、以下のような増灯撮影が行えます。 増灯撮影の種類 使用可能なカメラ 使用可能なスピードライト アドバンストワイヤ CLS対応カメラの レスライティング撮 み 影(kP. 82) SU-4タイプのワイ ヤレス増灯撮影 (kP. 90) 主灯、補助灯ともにCLS搭載スピ ードライト(例:SB-800)のみ 制限はありません 主 灯:ワイヤレス機能内蔵スピー ドライト、TTLモード対応 スピードライト、 カメラの内蔵フラッシュ 補助灯:ワイヤレス機能搭載スピー ドライト、スレーブフラッ シュコントローラーSU-4 (別売)を装着できるスピ ードライト(SB-23を除く) コード接続増灯撮影 制限はありません TTLモード対応スピードライト (デジタル一眼レ ・SB-11/14/140/21BはF-401、F(kP.
■■■ モニタ発光の解除(TTL増灯撮影時) 「SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影」時および「コード接続増灯撮影」時は、 主灯がモニタ発光を行うと適正な露出が得られません。次のいずれかの方法で、 モニタ発光を解除してください。 SB-800 ・SU-4ワイヤレスモードにする SB-80DX、SB-50DX ・ワイヤレスモードにする SB-800、SB-600、SB-80DX、 ・スタンダードTTL調光にセットする SB-50DX、SB-28、SB-28DX、 ・フラッシュヘッドを上方向にセットする SB-27、SB-26、SB-25共通 ・非CPUレンズを使う カメラの内蔵フラッシュ (F80シリーズ、ニコン 、F70D) ・カメラの露出モードを“M”マニュアル にセットする v増灯撮影時のご注意(ワイヤレス増灯、コード接続増灯共通) ・誤発光防止のため、カメラへの装着時や接続時は、すべてのスピードライトとカメラの 電源をOFFにしてください。 ・電源スタンバイOFF機能のあるスピードライトを補助灯に使用する場合は、必ずスタンバ イOFF機能を解除するか、スタンバイOFFまでの時間を十分に長くセ
ワイヤレス補助灯について ワイヤレス増灯撮影(アドバンストワイヤレスライティング、SU-4タイプのワ イヤレス増灯)の補助灯については、以下の点にご注意ください。 ■■■ アドバンストワイヤレスライティング撮影時の配置図 カメラおよび主灯と補助灯は、図の範囲内に配置してください。 グループC 約10m 以内 約 5∼ 7m センサー窓を主 灯側に向けて設 置すること 30° 以内 主灯 グループB 30° 以内 約 5∼ 7m グループA ・主灯と補助灯の距離は、主灯の対向正面で約10mまで、両サイドで約5∼7mまでが目 安です。ただし、周囲の照明環境により、この距離は多少変化します。 ・同じグループの補助灯は、必ず一ヵ所にまとめて配置してください。 ・SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影時の主灯と補助灯の距離は91ページをご覧ください。 v補助灯の配置についてのご注意 ・補助灯は、主灯の光がセンサー窓に入る位置(通常はカメラより被写体に近い位置)に置 きます。特に、手持ちで撮影する場合、主灯の光が確実にセンサー窓に入るように、補 助灯はカメラより前に構えてください。 ・主灯と補助灯の間に障害物が
■■■ 補助灯を安定させるスピードライトスタンド 付属のスピードライトスタンドAS-19を使用すると、簡単に補助灯を安定して 設置できます。 ・コード接続での増灯撮影時(kP.
アドバンストワイヤレスライティング撮影 SB-800とCLS対応カメラとの組み合わせ時に可能な増灯撮影です。 1台または複数の補助灯を最大3つのグループ(A、B、C)として設定し、主 灯および補助灯の各グループごとに異なる発光モード、調光補正値を設定して、 ワイヤレスで発光を制御する増灯撮影です。 ■■■ アドバンストワイヤレスライティングへの切り替え アドバンストワイヤレスライティング撮影を行う場合は、カスタムファンクシ ョンでワイヤレスモードに設定します(kP. 73) 。 SB-800を主灯に設定する場合はMASTERにセットします。 ・表示パネルにOが表示されます。 ・リピーティング発光の場合は、MASTER(RPT)にセットしてください。 MASTER MASTER (RPT) SB-800を補助灯に設定する場合はREMOTEにセットします。 ・表示パネルにPが表示されます。 ・補助灯のチャンネル、グループの設定方法(kP.
■■■ アドバンストワイヤレスライティングの設定項目 アドバンストワイヤレスライティング撮影では、主灯または補助灯で以下の項 目を設定します。 設定項目 スピードライト 補足 発光モード 主灯 以下の5タイプが設定可能です。 D:i-TTLモード B(A) :絞り連動自動調光(外部自動調光)*1 G:マニュアル発光 q:リピーティング発光 −−−:発光なし 補助灯の発光モードも、主灯で設定します。 主灯、補助灯の各グループに異なるモードを設定できます。*2 調光補正値 主灯 補助灯の調光補正値も、主灯で設定します。 主灯、補助灯の各グループに異なる補正値を設定できます。 交信チャンネル*3 主灯、補助灯 4つのチャンネルから1つを選択します。 主灯と補助灯は、必ず同じチャンネルに設定します。 補助灯の グループ名 補助灯 最大3つのグループ(A、B、C) *1 CLS対応カメラとCPUレンズとの組み合わせ時は絞り連動自動調光にセットされま す。ただし、非CPUレンズ使用時またはカスタムファンクションで外部自動調光に セットした場合は、外部自動調光になります。 *2 主灯がリピーティング発
アドバンストワイヤレスライティング撮影 つづき ■■■ 主灯で発光モード、調光補正値、チャンネルを設定する 1 主灯のgボタンでwを反転表示させ、aボタ ンを押して発光モードを選択します。 2 e/fボタンを押して、調光補正値を設定します。 ・調光補正値は+3.0∼−3.
■■■ 補助灯のチャンネル、グループを設定する 1 補助灯のgボタンでチャンネルを反転表示させ、 e/fボタンでチャンネルを設定します。 ・必ず、主灯と同じチャンネルに設定してください。 2 補助灯のgボタンでグループを反転表示させ、 e/fボタンでグループを設定します。 ・同じ発光モード、調光補正値で使用する補助灯は、同じ グループに設定してください。 vカメラの内蔵フラッシュのコマンダーモードの設定について カメラ 内蔵フラッシュの発光モード 使用可能な チャンネル 使用可能な グループ D300・D200・D80 「TTL」 、 「M」 、 「– –(発光なし) 」 1∼4 A、B D70シリーズ (発光なし) 3 A uリピーティング発光撮影時の設定 ・主灯をqリピーティング発光に設定した場合は、発光量、発光間隔、発光回数をセット してください。 (kP.
アドバンストワイヤレスライティング撮影 つづき ■■■ アドバンストワイヤレスライティング撮影の実際例 ワイヤレス増灯撮影(3灯使用) カメラに装着した1灯による撮影 主灯Mが主要被写体を照明し、天井にバウンスさせた補助灯Aが被写体の背景を 明るく描写して、画面全体に光が回った自然な感じが得られています。さらに、 補助灯Bにカラーフィルタを装着して暖炉が燃えている感じを演出しています。 撮影データ ・カ メ ラ:D2H ・焦点距離:25mm ・主 灯 M:SB-800(D、調光補正値+1/3) ・補助灯A:SB-800(D、調光補正値+1/3) 補助灯A ・補助灯B:SB-800(G、発光量1/16) 補助灯B 主灯M ・上記撮影例の詳細は、別冊「SB-800スピードライト撮影作例集」をご覧ください。 86
1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートにセッ トします。 2 カメラに装着したSB-800をMASTERに設定し ます。 ・カスタムファンクションで設定します。 (kP. 73) 主灯のgボタンでwを反転表示させ、aボタ ンを押して発光モードをDに設定します。 3 4 主灯のeボタンを押して、調光補正値+0.3を設 定します。 5 主灯のgボタンでxを反転表示させ、aボタ ンを押して補助灯Aの発光モードを D に設定し ます。 6 続いて主灯のeボタンを押して、補助灯Aの調光 補正値+0.
アドバンストワイヤレスライティング撮影 つづき 7 主灯のgボタンでyを反転表示させ、aボタ ンを押して補助灯Bの発光モードを G に設定し ます。 8 続いて主灯のfボタンを押して、補助灯Bの発光 量1/16を設定します。 9 主灯のgボタンでチャンネルを反転表示させ、 e/fボタンでチャンネルを1に設定します。 8 1 10 補助灯A、Bを配置し、電源をONにして、レディ ライトの点灯を確認します。 ・補助灯の設置には、三脚またはスピードライトスタン ドAS-19をご使用ください。 (kP.
13 補助灯A、Bのグループを設定します。 ・補助灯AはAグループに、補助灯BはBグループに設定 してください。 14 すべてのレディライトの点灯を確認してから、主灯 のFLASHボタンを押してテスト発光します。 ・テスト発光では、主灯→補助灯A→補助灯Bの順に発光 します。 ・発光しない補助灯は、主灯に近づけるか、センサー窓 を主灯に向けて設置し直してから、再度テスト発光し てください。 ・モデリング発光でライティングを確認することができ ます。 (kP. 72) 15 TTLモードでの撮影と同様に、絞りや撮影距離を 確認して撮影します。 ・TTLモードでの撮影は(kP. 23) ・撮影後の状況は、レディライトとモニタ音で確認でき ます。 (kP.
SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影 SB-800は、SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影が行えます。補助灯がワイヤレ スで、主灯の発光開始と発光停止に連動して発光開始、発光停止を行うA(オー ト) モードと、主灯の発光開始にのみ連動するM (マニュアル) モードがあります。 ・ワイヤレス機能を持つスピードライトは、主灯、補助灯のどちらにも使用できます。 ・TTLモードが可能なスピードライトは、主灯として使用できます。また、スレーブフラ ッシュコントローラーSU-4(別売)を使用することで補助灯として使用できます。 ・カメラの内蔵フラッシュは主灯として使用できます。 ・使用できるカメラに制限はありません。 ■■■ SU-4タイプのワイヤレスモードへの設定 SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影を行う場合は、カスタムファンクションでワ イヤレスモードに設定します(kP.
補助灯の発光モードの設定 1 SU-4タイプのワイヤレス増灯にセットされた SB-800をカメラから取り外します。 2 aボ タ ン を 押 す と 補 助 灯 の 発 光 モ ー ド が PA、PMに切り替わります。 Y READ SH FLA A(オートモード): ・主灯の発光開始と発光停止に連動して、ワイヤレス補助灯も発光開始と発光停止を行い ます。 ・主灯の発光開始と発光停止を感知できる距離は、約7m以内です。 M(マニュアルモード): ・主灯の発光開始にのみ連動して、ワイヤレス補助灯が発光を開始します。 ・主灯の発光を感知できる距離は、約40m以内です。 ・発光量はM1/1∼M1/128にセットできます。 応 用 撮 影 91
SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影 つづき ■■■ A(オート)モードでの撮影 1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまた は“M”マニュアルにセットします。 2 すべてのスピードライト(主灯、補助灯)を設置し ます。 3 主灯および補助灯のSB-800をSU-4にセットし ます。 4 補助灯のaボタンを押して、xモードにセッ トします。 5 主灯の発光モードをDモードにセットします。 Y READ FLA SH ・CLS非対応デジタル一眼レフカメラ使用時は、絞り連 動自動調光または外部自動調光にセットしてください。 6 TTLモードでの撮影と同様に、絞りや撮影距離を 確認して撮影します。 ・TTLモードでの撮影は(kP. 23) ・CLS非対応デジタル一眼レフカメラ使用時は絞り連動自 動調光または外部自動調光(kP. 44、46) ・撮影後の状況は、レディライトとモニタ音で確認でき ます。 (kP.
■■■ M(マニュアル)モードでの撮影 1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまた は“M”マニュアルにセットします。 2 すべてのスピードライト(主灯、補助灯)を設置し ます。 3 主灯および補助灯のSB-800をSU-4にセットし ます。 4 補助灯のaボタンを押して、wモードにセッ トします。 Y READ SH FLA 5 主灯の発光モードをマニュアル発光にセットしま す。 6 マニュアル発光での撮影と同様に、絞りや撮影距 離を確認して撮影します。 応 用 撮 影 ・マニュアル発光での撮影は(kP.
SU-4タイプのワイヤレス増灯撮影 つづき tM(マニュアル)モード時の補助灯発光量の設定方法 マニュアルで決定する場合 以下の式で露光量を決定し、ライティングの意図に合せて補助灯の発光量をセ ット(光量分割)します。 GN = F × D ガイドナンバー(m)=レンズの絞り値×補助灯と被写体の距離(m) [例]本機を補助灯に使用して、照射角28mm、ISO感度100、レンズの絞りF4で2mの距 離にある被写体を撮影する場合、ガイドナンバーは8=4×2となり、ガイドナンバー 表(kP. 48)から、適正露出にするには本機をM1/16に設定します。 ・「マニュアルモード時の絞り値、発光量の求め方」を参照してください。 (kP. 49) 外部自動調光が使用できるスピードライトをSU-4に装着して補助灯に設定し、 その発光量を外部自動調光(A)で決定する場合 補助灯の発光モードを外部自動調光にセットすることもできます。この場合、 補助灯は補助灯にセットしたISO感度や絞り値に応じて外部調光を行い、自動 的に発光を停止します。 (kP.
ワイヤレス増灯撮影時のレディライト、サウンドモニタによる状況確認 ワイヤレス増灯撮影時、撮影前後の本機の状況は、本機のレディライトとモニ タ音で確認することができます。 ■■■ ワイヤレスモード時のサウンドモニタ 本機を補助灯として使用する場合、カスタムファンクション機能(kP.
コード接続での増灯撮影 SB-800は、TTLモードが可能なスピードライトを使用してコード接続での増 灯撮影が行えます。 ・SB-50DX、SB-23はスタンバイOFF機能を解除できないため、コード接続での補助灯 には実用上使用できません。 ・SB-11/14/140/21BはF-401、F-401sカメラ使用時には主灯、補助灯ともに使用 できません。 ・使用できるカメラに制限はありません。 ・デジタル一眼レフカメラ、i-TTL対応クールピクスカメラでは、マニュアル発光のみ使用 可能です。 ■■■ コード接続が可能なスピードライトの数 ・主灯を含め合計5台、または接続コードの長さが合計10mまでコード接続できます。 ・接続するスピードライトの係数の合計が、周囲温度20℃では“20”以下、40℃では “13”以下になるようにしてください。 (下表を参照) ・上記の合計を超えて接続すると、2回目以降の発光ができなくなることがあります。その 場合は、すべてのスピードライトの電源をいったんOFFにして、接続台数を減らしください。 96 スピードライト SB-800/80DX/50DX/30/29/29s/28/
■■■ コード接続増灯撮影のご注意 ・必ず、使用するカメラやスピードライトの使用説明書をご覧ください。 ・接続方法は「コード接続でのTTL増灯撮影システムチャート」 (kP.
コード接続での増灯撮影 つづき デジタル一眼レフカメラ、i-TTL対応クー ■■■ TTLモードでの撮影( ルピクスカメラでは使用できません。 ) 1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまた は“M”マニュアルにセットします。 2 主灯をカメラに取り付け、電源をONにしてTTL モードにセットします。 ・主灯がモニタ発光する調光モードは使用できません。 3 電源をOFFにして、主灯と補助灯の増灯ターミナ ルをコード接続します。 ・接続コード:SC-27、SC-26、SC-19、SC-18(共 に別売) Y READ SH FLA 4 すべての補助灯の電源をONにして、TTLモード にセットします。 5 TTLモードでの撮影と同様に、絞りや撮影距離を 確認して撮影します。 ・TTLモードでの撮影は(kP.
■■■ マニュアル発光での撮影 1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまた は“M”マニュアルにセットします。 2 電源をOFFにして主灯をカメラに取り付けます。 3 主灯と補助灯のシンクロターミナルをコード接続 します。 Y READ SH FLA ・接続コード:SC-11、SC-15(共に別売) Y READ SH FLA 4 すべてのスピードライトの電源をONにして、マ ニュアル発光にセットします。 ・本機やSB-80DX、SB-28等のスピードライトでは、 必要に応じて発光量を調節できます。 (kP. 49) ・リピーティング発光は使用できません。 5 マニュアル発光での撮影と同様に、絞りや撮影距 離を確認して撮影します。 応 用 撮 影 ・マニュアル発光での撮影は(kP.
コード接続でのTTL増灯撮影システムチャート ・F6カメラでは、オートFPハイスピードシンクロ撮影、FVロック撮影との併用はできません。 ・F-401、F-401sにはSB-11/14/140/21Bは主灯・補助灯ともに使用できません。 主灯 CLS対応銀塩 一眼レフ SB-11 F6 SB-14 SB-140 SC-23 Aグループ F5 (DA-30/DP-30 付) F100 F90X/F90シリーズ ニコン 、F80シリーズ F70D F5 (DW-30/DW-31 付) SB-21B SB-15 SB-20 SB-22 SB-22s SB-23 SB-27 SB-30 SB-50DX SC-24 Bグループ F4シリーズ (DW-20/DW-21 付) F4シリーズ (DA-20/DP-20 付) ニコン F-801s/F-801シリーズ プロネア 600i SB-16B SB-24 SB-25 SB-26 SB-28/ 28DX SB-29/29s SB-80DX SB-800 SC-17/ 28 Cグループ F-601/F-601M SB-16A Dグループ
補助灯 SB-16B SB-24 SB-25 SB-26 SB-28/28DX SB-29/29s SB-80DX SB-800 AS-10 SB-11 SB-14 SB-140 SC-23 SC-18/26 (1.
カラーフィルタを使用した撮影 SB-800には、蛍光灯用(FL-G1)と電球用(TN-A1)の2種類のカラーフィルタ (SJ-800)が付属しています。 ・別売で、カラーフィルタセットSJ-1を用意しています。 (kP.
■■■ カラーフィルタを使った撮影の手順 撮影メニュー ホワイトバランス 1 カラーフィルタを折り線のところで、きちんと折 り曲げます。 2 カラーフィルタを図のように、ワイドパネルとフ ラッシュヘッドの間に差し込みます。 3 カメラのホワイトバランスをセットし、撮影します。 蛍光灯 晴天 スピードライト 曇天 晴天日陰 色温度設定 プリセット u別売のカラーフィルタセットSJ-1について カラーフィルタセットSJ-1は、以下の8種類、20枚のカラーフィルタで構成されており、 スピードライト光を補正あるいは着色して撮影することができます。 (kP.
バウンス撮影 フラッシュヘッドの向きを変えて反射光を利用すると、強い影をなくしたソフ トな写真撮影が可能です。また、バウンスアダプターを装着すると、光が広く 拡散して、さらにソフトに表現できます。 バウンスあり バウンスなし 撮影データ ・カ メ ラ:D2H ・焦点距離:60mm ・スピードライト:SB-800 (D) ・絞 り 値:F8 ・撮影距離:約4m 撮影データ ・カ メ ラ:D2H ・焦点距離:60mm ・スピードライト:SB-800 (D) ・絞 り 値:F9 ・撮影距離:約4m 上記撮影例の詳細は、別冊「SB-800スピードライト撮影作例集」をご覧ください。 バウンス角度の選び方 90゜ 50゜ フラッシュヘッドを上方向50° 以上に セットして、天井(反射面)にバウン スさせるのが最も簡単な撮影方法です が、この時、スピードライト光が直接 被写体に当たらないように注意してく ださい。 ・フラッシュヘッドと反射面との距離は、撮 影状況にもよりますが、1∼2m前後が理 想的です。 104
1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまたは “M”マニュアルにセットします。 2 カメラの測光モードを“Y”マルチパターンまたは “W”中央部重点にセットします。 3 発光モードをTTLまたは絞り連動自動調光/外部自 動調光にセットします。 4 カメラの絞り値をセットします。 ・絞り値のセット方法は(kP.
バウンス撮影 つづき ■■■ 絞り値のセット方法 通常の撮影(フラッシュヘッドが正面水平の位置)に比べ、バウンス撮影は光量 が減少するため、2∼3段開放側(小さい数値)の絞り値にセットします。 フラッシュヘッドを正面水平以外の位置にセットすると、調光範囲の表示が消 灯します。正面水平位置で調光範囲と絞り値を確認してから、絞り値をセット してください。 ・外部自動調光時は、本機にも同じ絞り値をセットしてください。 ■■■ フラッシュヘッドをセットする 本機のフラッシュヘッドは、ロック解除ボタンを押しながら、図のように回転 できます。撮影のイメージや被写体および周辺の条件に合わせてセットしてく ださい。 フラッシュヘッドの回転角度 90゜ 75゜ 60゜ 上方向90°∼下方向7°、左に180°、右に90°回転 できます。 45゜ ・図に示す数値の角度でクリックストップします。 0゜ 7゜ 0゜ 30 ゜ 90゜ 12 0゜ 90゜ 0゜ 180゜ 1 5 106 反射面の選び方 反射面は、白色系で反射率の高いものを選んでくだ さい。反射面に色があると、被写体にその色が影響 します。
u目に光りを与えるキャッチライト効果 バウンス時は光が正面から当たらないため、目にキャッチライト効果を出せま せん。キャッチライト反射板を使うと、人物の目を生き生きと表現できます。 ・図のように、ワイドパネルを引き出し、ワイドパネルだけを押し戻してください。 ・キャッチライト効果を得るには、フラッシュヘッドは上方90°に向けてください。 uさらに光をやわらげるバウンスアダプター 本機の光が、バウンスアダプターの5面を通して広い範囲に拡散され、通常のバ ウンス撮影に比べても、さらに光をやわらげ影を抑えることができます。カメ ラを縦位置に構えた場合でも、同様の効果が得られます。 ・フラッシュヘッドは、上方向60° ぐらいで使用すると、最も光をやわらげる効果が得られます。 ・ワイドパネルを併用すると、さらに光を拡散する効果が得られます。 (kP.
近接撮影 本機では、内蔵ワイドパネルを使用して、ソフトな雰囲気のクローズアップ写真を 比較的簡単に撮ることができます。また、カメラから離してライティングすると、 被写体の陰影を生かした立体感のある写真撮影が可能です。 ・近接撮影を行う場合には必ずワイドパネルをご使用ください。 ・全長が長いレンズでは、スピードライトの光がレンズの先端部分でさえぎられる場合があ りますので、ご注意ください。 ・近接撮影時は、スピードライト光の配光や、使用するレンズ、焦点距離などにより、撮影画 面の一部が光量不足になるケラレ現象が発生する場合がありますので、試し撮りをおすす めします。 2灯撮影(サイド光バウンス+トップ) 撮影データ ・カ メ ラ:D2H ・焦点距離:105mm ・主 灯:SB-800(D) ・補 助 灯:SB-800(D) ・絞 り 値:F22 ・撮影距離:約1m トップ 主灯 SC-29、SC-28、SC-17の いずれかを使用。 クリップオン1灯撮影 撮影データ ・カ メ ラ:D2H ・焦点距離:105mm ・主 灯:SB-800(D) ・絞 り 値:F10 ・撮影距離:約1m 補助灯 2灯撮影
1 カメラの露出モードを“A”絞り優先オートまたは “M”マニュアルにセットします。 2 カメラの測光モードを“Y”マルチパターンまたは “W”中央部重点にセットします。 3 発光モードをTTLモードにセットします。 4 ワイドパネルをセットし、照射角を14mmまた は17mmにセットします。 5 フラッシュヘッドを下方向7° にセットします。 応 用 撮 影 ・本機をカメラに装着して1灯で近接撮影する場合は、下 方向7° にセットすると、被写体の下側にもスピードライ ト光が充分に回るようにできます。 7° ・下方向7° にすると、距離表示アンダーラインの下に破 線アンダーバーが表示されます。 6 絞り値をセットし、レディライトの点灯を確認して、 撮影します。 ・本機がフル発光して露出不足の可能性がある場合は、 発光直後にレディライトが約3秒間点滅します。撮影距 離を短くするか、絞り値を開放側にセットするなどして、 撮影し直してください。 109
近接撮影 つづき ■■■ ワイドパネルと照射角のセット 1 ワイドパネルをゆっくり引き出して発光部側に倒 し、キャッチライト反射板を押し戻します。 2 c/dボタンを押して、照射角を14mmまたは 17mmにセットします。 ・ワイドパネル使用時は通常、照射角は14mmまたは 17mmの切り換えになります。照射角を変更する場合は、 カスタムファンクションの「ワイドパネル破損時の照射角 設定」で設定してください。 (kP. 73) ・ワイドパネルを戻す場合は、ワイドパネルを起こして、ま っすぐ奥まで押し込んでください。 ■■■ 絞り値のセット方法 以下の表と計算式で絞り値を求め、セットします。できるだけ計算で求めた絞 り値よりも数値の大きい絞り値をセットすることをおすすめします。 ISO感度 係数 25 1.4 50 2 100 2 200 4 400 4 800 5.6 1000 5.6 絞り値 ≧ 係数 ÷ 発光距離※ ※発光距離は、本機の発光部から被写体までの距離です。 ・例えば、ISO感度が100、発光距離が0.5mの場合は、 絞り値 ≧ 2 ÷ 0.
u0.
F5カメラで1/300TTL高速シン クロ撮影を行う場合 F5カメラで1/300TTL高速シンクロで撮影を行う場合、遠距離側の調光範囲 は本機の表示パネルでは確認できません。下表および計算式を使って確認して ください。 ガイドナンバー ÷ 絞り値 = 遠距離側の調光範囲 1/300TTL高速シンクロ撮影時のガイドナンバー ISO感度 25 50 100 200 400 800 照射角(mm) BA*1 BA 14*1 17*1 24 28 35 50 70 85 105 2.5 3 3.5 3.5 5.5 6 7 8 9 9.5 10 3.6 4.3 5 5 7.8 8.5 9.9 11.4 12.8 13.5 14.2 5 6 7 7 11 12 14 16 18 19 20 7 8.4 9.8 9.8 15.4 16.8 19.6 22.4 25.2 26.6 28 10 12 14 14 22 24 28 32 36 38 40 14 16.8 19.6 19.6 30.8 33.6 39.2 44.8 50.4 53.
付録 トラブルへの対処、お手入れの方法や製品の保証など を説明しています。また、別売アクセサリーもご紹介 しています。
SB-800のTTLモード表示について ニコンカメラとの組み合わせで使用できるTTLモードは、露出モード、測光モ ード、レンズによって異なります。 以下の表は、CLS対応以外のカメラ使用時について、SB-800のTTLモード表 示とCLS非搭載スピードライトのTTLモード表示との対応を説明したものです。 ・カメラの機能や設定の詳細は、各カメラの使用説明書をご覧ください。 表中のアイコン 露出モード 測光モード P :プログラムオート Y:マルチパターン測光 S :シャッター優先オート W:中央部重点測光 A :絞り優先オート M :マニュアル X:スポット測光 カメラ別のTTL/D-TTLモードと露出・測光モード、レンズの組み合わせ グ ル ー プ カメラ TTLモード CLS非搭載スピードライトの 露出モード 測光モード モード表示 C D1シリーズ Do CDED-3D-マルチBL調光 P/S/A/M YW L Do CDED-マルチBL調光 P/S/A/M YW S 非 W Do CDF簡易D-TTL-BL調光 A/M 対 CDスタンダードD-TTL調光 P/S/A/M YWX
グ ル ー プ カメラ TTLモード CLS非搭載スピードライトの 露出モード 測光モード レンズ モード表示 F80シリーズ Do DE 3D-マルチBL調光 P/S/A/M YW CPU(D/Gタイプ) Do D D A DE マルチBL調光 P/S/A/M YW CPU(D/Gタイプ以外のAF) D スタンダードTTL調光 P/S/A/M YWX CPU D スタンダードTTL調光 M WX 非CPU(※1) ※1:カメラの露出計は使用できませんので、レンズで絞りをセットしてください。 ニコン Do Do D D DE 3D-マルチBL調光 P/S/A Y CPU(D/Gタイプ) DE マルチBL調光 Y CPU(D/Gタイプ以外のAF) P/S/A D スタンダードTTL調光 P/S/A/M W D スタンダードTTL調光 M W CPU 非CPU(※1) ※1:カメラの露出計は使用できませんので、レンズで絞りをセットしてください。 F4シリーズ Do Do Do Do D D DFTTL-BL調光 P/S/A/M Y DFTTL-B
SB-800のTTLモード表示について つづき グ ル ー プ カメラ F-601 TTLモード CLS非搭載スピードライトの 露出モード 測光モード レンズ モード表示 D TTL-BL調光 P/S/A/M Y CPU(Gタイプ以外) (※1) D D D D D C D 簡易TTL-BL調光 P/S/A/M WX D 簡易TTL-BL調光 A/M D スタンダードTTL調光 P/S/A/M YWX CPU(Gタイプ以外) (※2) D スタンダードTTL調光 A/M WX WX CPU(Gタイプ以外) (※1) 非CPU(※1) 非CPU(※2) ※1:SB-800の表示パネルにはDだけが点灯します。TTL-BL調光または簡易TTL-BL調光にす る場合は、カメラの表示パネルにFを点灯してください。 ※2:露出モードがMの場合、自動的に中央部重点測光になります。 F-601M D D D D D D D D D D TTL-BL調光 簡易TTL-BL調光 簡易TTL-BL調光 スタンダードTTL調光 スタンダードTTL調光 P/S P/S A/M P/S A/M
別売アクセサリー ■■■ 接続用アクセサリー TTL調光コード SC-29/28/17(約1.5m) TTL調光コード SC-24(約1.5m) SC-29 SB-800をカメラから離してTTL調光撮影を行う際やTTL増 灯撮影に使用します。三脚取り付け用のねじ穴と2ヶ所の TTL増灯ターミナルを備えています。F5カメラにDW-30、 DW-31装着時およびF4カメラにDW-20、DW-21装着時は SC-24を使用します。SC-29はアクティブ補助光機能を備 えています(TTL増灯ターミナルは備えていません)。 TTL増灯コード SC-26/18(約1.
別売アクセサリーの紹介 つづき TTLガンカプラー AS-17 F3シリーズカメラ専用のアダプターです。F3専用スピード ライト以外のTTLスピードライト (SB-800など) を使用して、 TTL調光が可能になります。 ブラケット SK-7 カメラとスピードライトを水平に並べてセットできる、固定ね じ付きの金属板。スピードライトはTTL増灯アダプターAS10(別売)を使用して固定します。 増灯ブラケット SK-E900 増灯アダプタ AS-E900(SK-E900に1個付属) デジタルカメラクールピクス900系にSK-E900を装着し、 AS-E900でクールピクスの増灯ターミナルに接続すると、 SB-800を増灯スピードライトとして使用できます。 (kP.
■■■ 外部電源 接続方法 外部電源コネクターのキャップを外し、電源コードを 接続してください。 ・SD-7の接続には、電源コードSC-16Aをご使用ください。 SC-16は使用できません。 ・他社製の外部電源のご使用は、おすすめできません。 単二パック SD-7 パワーアシストパック SD-8A パワーブラケットSK-6 主な仕様 外部電源 使用電池 単二パック 単二形アルカリ乾電池 × 6本 SD-7(※1) パワーアシストパック 単三形アルカリ乾電池 × 6本 SD-8A(※2) 単三形ニカド電池(1000mA)× 6本 単三形ニッケル乾電池× 6本 単三形ニッケル水素電池(2000mA)× 6本 単三形リチウム電池 × 6本(※3) パワーブラケット 単三形アルカリ乾電池 × 4本 SK-6(※1) 単三形ニカド電池(1000mA)× 4本 単三形ニッケル乾電池× 4本 単三形ニッケル水素電池(2000mA)× 4本 単三形リチウム電池 × 4本(※3) 最短発光間隔 (電池初期) 発光間隔と発光回数 約2.5秒 2.5∼30秒で350回以上 約2.5秒 約2秒 約2.
お手入れについて シンナーやベンジンなどの有機溶剤を清浄に使用 しないこと 警告 使用禁止 火災や健康障害の原因となります。 製品を破損します。 ■■■ お手入れの方法 ・ブロアーでゴミやホコリを軽く吹き払った後、柔らかい清潔な布で軽く拭いてくだ さい。特に、海辺で使った後は、真水を数滴たらした柔らかい清潔な布で塩分を拭 き取ってから、乾いた布で軽く拭いて乾かしてください。 ・ブラシなどで表示パネルを拭いた場合、静電気で表示パネルが点灯したり、黒く変 色したりすることがありますが、故障ではありません。しばらく放置すると、正常 な状態に戻ります。 ・本機内部には、精密な電子部品が多く含まれています。振動や衝撃を与えないでく ださい。また、表示パネルを強い力で押さないでください。 ■■■ 保管の方法 ・カビや湿気による故障を防ぐため、風通しの良い乾燥したところに保管してくださ い。 ・ナフタリンや樟脳、磁気を発生する器具の近くには、置かないでください。 ・極度に高温になるところ(夏期の車内やストーブなどの近く)には、置かないでくだ さい。高温になると、故障の原因となります。 ・約2週間以上使用しないときは
電池について ■■■ 使用できる電池 以下に示す単3形、1.5V以下の電池をご使用ください。 ・高性能マンガン電池のご使用はおすすめしません。 ・「増設電池パックSD-800」 (kP. 70)、「外部電源」 (kP. 119)を使用すると、安定し た電源供給・発光回数の増加・発光間隔の短縮などの効果があります。 アルカリ乾電池(1.5V)/ニッケル乾電池(1.5V) 充電池ではありません。充電すると、破裂する恐れがあります。 リチウム電池(1.5V) 充電池ではありません。充電すると、破裂する恐れがあります。 電池の仕様により、連続発光して電池が高温になると、フィルム1本程度の撮影 で発光できなくなることがあります。ただし、電池温度が下がれば、ご使用に なれます。 ニカド電池(充電式、1.2V)/ニッケル水素電池(充電式、1.
故障かな?と思ったら トラブルが起きたり、本機またはカメラによる警告表示がありましたら、修理 を依頼する前に、下記の点を確認してください。 ■■■ 本機のトラブル トラブル 122 原 因 参照ページ 電源が入らない。 電池の i /j が逆になっている。 P. 24 レディライトが点灯しない。 電池の容量が不足している。 P. 25 スタンバイモードで電源がOFFになっている。 P. 27 電源が自動的にOFFになる。 電池の容量が極端に不足している。 P. 25 電源がOFF時でも、ズーム動作の異 音が発生する。 電池の容量が極端に不足している。 P. 25 調光範囲が点灯しない。 フラッシュヘッドが正面水平または下方向 7°以外にセットされている。 P. 29 TTLモードで、D、oが点灯しな い。 カメラの露出・測光モードの設定やレンズの 組み合わせが間違っている。 P. 114 照射角を14mmおよび17mm以外 にセットできない。 ワイドパネルをセットしている、またはバウン スアダプターを装着している。 P.
■■■ ワイドパネルが取れてしまった場合は ワイドパネルをセットした状態で強い衝撃を与えると、ワイドパネルが外れる おそれがありますので、ご注意ください。ワイドパネルが取れてしまった場合 の補修は、ご購入店または当社サービス機関(本書裏面)にご依頼ください。 ・ワイドパネルが取れると、ワイドパネルをセットした状態と同じになり、照射角は 14mm/17mm以外にセットできなくなります。照射角を変更する場合は、カスタムフ ァンクションの「ワイドパネル破損時の照射角設定」で設定してください。 (kP. 73) ■■■ 本機の警告表示 トラブル 原 因 参照ページ 発光直後にレディライトが約3秒間点 滅する。 ご使用のカメラによっては、TTL調 光アンダーマークが点灯し、TTL調 光アンダー量を表示します。 露出不足の可能性がある。 P. 39 破線アンダーバーが表示される。 フラッシュヘッドが下方向7° にセットされて いる。 P.
故障かな?と思ったら つづき ■■■ カメラのファインダー内レディライトの点滅によるトラブル表示 トラブル 原 因 A∼Fグループ(F70Dを除く)、デジタル一眼レフカメラ TTLモードで、シャッターボタンを 半押しすると、点滅する。 参照ページ P. 28 SB-800が正しく取り付けられていない。 E、Fグループカメラ TTLモードで、電源ON時に点滅する。 ・フィルム感度の高感度側が連動範囲外。 ・FAカメラは、高感度側または低感度側が 連動範囲外。 Fグループカメラ TTLモードで、点滅する。 − P. 116 シャッタースピードがM90・M250または Bにセットされている。 FM3A・NewFM2カメラ 点滅する。 シャッタースピードが同調速度より高速にセ ットされている。 NewFM2、ニコン TTLモードにすると、点滅する。 カメラ − P.
表示パネルについて ■■■ 表示パネルの特性 ・表示パネルの液晶には指向性があります。斜め上から見ると読み取りにくくなりますが、 やや下の方向から見ると読み取りやすくなります。 ・約60℃以上の高温下では、一時的に液晶表示が黒くなることがありますが、常温に戻れ ば表示も正常に戻ります。 ・低温下では液晶の応答速度が多少遅くなり、表示が読み取りにくくなったり、表示の切 り換わりに時間がかかったりすることがありますが、常温に戻れば正常に戻ります。 ■■■ 表示パネルバックライトの設定 本機の電源がONの状態で各種操作ボタンを押すと、バックライトが約16秒間 点灯して、表示パネルが読み取りやすくなります。 ・点灯しないようにするには、カスタムファンクション機能(kP. 73)の「表示パネルバ ックライトの設定」で「OFF」にセットします。 ・OFFに設定しても、カメラ側の表示パネルの照明が点灯すると、連動して本機の表示パ ネルの照明も点灯します。また、カスタムファンクション設定画面にしたときも点灯し ます。 ■■■ 表示パネルの明るさの設定 表示パネルの明るさを、カスタムファンクション機能(kP.
アフターサービスと保証について ■この製品の操作方法や修理についてのお問い合わせは ご意見、ご質問はニコンカスタマーサポートセンターでお受けしています。 ・ニコンカスタマーサポートセンターにつきましては、 使用説明書裏面をご参照ください。 ■修理を依頼される場合は ご購入店、または当社サービス機関にご依頼ください。 ・ご転居、ご贈答品などでご購入店に修理を依頼することができない場合は、最寄り の販売店、または当社サービス機関にご相談ください。 ■補修用性能部品について 本機の補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後7年間を目安としています。 ・補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。 ・修理可能期間は、部品保有期間内とさせていただきます。なお、部品保有期間経過 後におきましても、修理可能な場合もありますので、ご購入店、または当社サービ ス機関へお問い合わせください。 ・水没、火災、落下等による故障、または破損で全損と認められる場合は、修理が不 可能となります。なお、この故障または破損の程度の判定は、当社サービス機関に お任せください。 製品の保証について 1 この製品には「保
仕 形 様 式 直列制御方式TTL自動調光スピードライト ガイドナンバー (照射角35mm、20℃) 38(ISO100・m)/53(ISO200・m) 調光範囲 (TTLモード/ 絞り連動自動調光/ 外部自動調光調光時) 0.
仕 様 つづき カメラ側の設定 による撮影機能 スローシンクロ撮影/赤目軽減発光撮影/赤目軽減スローシンクロ撮影/ 照射角度 7段階に切り換え可能 後幕シンクロ撮影/オートFPハイスピードシンクロ撮影/FVロック撮影 照射角度(° ) カバーできる レンズの焦点距離 垂直方向 水平方向 14mm (BA) 14mm 110 120 14mm (WP) 14mm 110 120 17mm (WP) 17mm 100 110 24mm 24mm 60 78 28mm 28mm 53 70 35mm 35mm 45 60 50mm 50mm 34 46 70mm 70mm 26 36 85mm 85mm 23 31 105mm 105mm 20 27 BA:バウンスアダプター装着時(固定。自動設定可能) WP:ワイドパネル使用時(2段階に切り換え可能) ズームセット位置 バウンス角度 電源ON/OFF 垂直方向 :上方向90° ∼正面∼下方向7° (クリック:7° /正面/45° /60° /75° /90° ) 水平方向 :左方向180° ∼右方向90° (クリック:正面/30° /60° /9
外部電源 外部電源 単二パック SD-7 パワーアシストパック SD-8A パワーブラケット SK-6 使用電池 単二形乾電池×6本 単三形乾電池×6本 単三形乾電池×4本 レディライト 点灯:充電完了 点滅:フル発光時の露出警告 (TTLモード/絞り連動自動調光/外部自動調光時) 閃光時間 約1/1050秒:M1/1発光 (FULL) 約1/1100秒:M1/2発光 約1/2700秒:M1/4発光 約1/5900秒:M1/8発光 ロックレバー ロックプレートおよびロックピンにより、アクセサリーシューから の脱落を防止。 調光補正 +3.0∼−3.
索 引 ¡五十音順 ¡各部の名称、アイコン等については「各部の名称」(kP. 16)、「表示パネル のアイコンについて」(kP.
絞り連動自動調光 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 バランス調光 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 シャッター優先オート ・・・・・・・・・・・・・・・・・35 反転表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 主灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 非CPUレンズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 初期設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 表示パネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 照射角 (照射角度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 付属品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 シンクロモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 フラッシュヘッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106 スタンダードTTL調光 ・・・・・・・・・・・・・・・43 フラッシュヘッドロック解除ボタン ・・・・・・・28 スタンバイ機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 プ
Jp ス ピ ード ラ イト SB-800 SB-800 (Jp) http://www.nikon-image.