使用説明書
73
S
3 感度の制御方法を設定する
• カメラが感度を自動的に制御す
る方法を選びます。
•
J
ボタンを押して設定します。
制御上限感度
感度自動制御するときに
ISO
感度が高くなりすぎないよう
に、上限感度(
200
∼
Hi 4
)を設定できます。
ISO
感度の
下限は
100
になります。
低速限界設定
露出モード
P
または
A
で感度自動制御が働き始めるシャッ
タースピード(
1/2000
∼
1
秒)を設定できます。また、
[オート]に設定すると、レンズの焦点距離に応じてシャッ
タースピードの低速限界をカメラが自動で設定します
(
CPU
レンズ装着時のみ)。例えば、望遠レンズ使用時は手
ブレが発生しやすくなるため、低速限界が自動的に高速側
に設定され、ブレを軽減できます。
•[オート]を選んで
2
を押すと、補正値の設定画面が表示
されます。低速限界をカメラが自動で設定するときに、
より高速側または低速側になるように調整できます。
•
ISO
感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても露出不
足になる場合は、適正露出を得るために、低速限界設定
よりもさらにシャッタースピードが低速になります。
A
感度自動制御についてのご注意
•
ISO
感度が高くなると、撮影した画像に多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生
する場合があります。
•[制御上限感度]で設定した
ISO
感度よりも
ISO
感度ダイヤルで設定した
ISO
感度が高
い場合、
ISO
感度ダイヤルで設定した
ISO
感度を制御上限感度として撮影します。
• フラッシュ撮影時は、[低速限界設定]で設定したシャッタースピードよりも、カス
タムメニュー
e1
[フラッシュ撮影同調速度](
0
251
)で設定したシャッタースピー
ドが優先されます。
• レンズ情報を登録していない非
CPU
レンズを使用している場合は、[オート]に 設 定
していても、低速限界設定が
1/30
秒に固定されます。
• 別売スピードライト(
0
117
)の装着時にフラッシュモードをスローシンクロに設
定していても、背景の明るさがより適正となるように感度自動制御が機能して感度
が自動的に上がり、シャッタースピードが低速にならないことがあります。










