デジタルカメラ 使用説明書 SB4C02(10) 6MB19110-02 Jp Printed in Japan 「Nikon Manual Viewer 2」アプリ いつでもどこでもスマートフォンやタブレットで 説明書を見ることができます。 Jp
このたびはニコンデジタル一眼レフカメラをお買い上げくださいまし て、誠にありがとうございます。お使いになる前に、この使用説明書を よくお読みになり、内容を充分に理解してから正しくお使いください。お 読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保 管し、撮影を楽しむためにお役立てください。 本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用く ださい。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきたい ことを記載しています。 A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 表記について • SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、および SDXC メモリーカードを「SD カー ド」と表記しています。 • バッテリーチャージャーを「チャージャー」と表記しています。 • ご購入時に設定されている機能やメニューの設定状態を「初期設定」と表記しています。 • この使用説明書では、カメラの設定が初期設定であることを前提に操作の説明を行っ
カメラと付属品を確認する お使いになる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認して ください。 ❏ アクセサリーシューカバー BS-1 ❏ ボディーキャップ BF-1B ❏ Df カメラ本体 ❏ Li-ion リチャージャブルバッテ ❏ バッテリーチャー ❏ アイピースキャップ リー EN-EL14a(端子カバー付) ジャー MH-24 DK-26(0 22) ❏ ストラップ AN-DC9(0 17) ❏ ViewNX 2 CD-ROM ❏ 使用説明書(本書) ❏ USB ケーブル UC-E6 ❏ アイピースキャップ 用ひも(0 22) ❏ 保証書 ❏ 登録のご案内 • レンズキットの場合はレンズも付属しています。 • SD メモリーカード(以下、SD カード)は付属していません。このカメラで使え る SD カードについては、0 364 をご覧ください。 • 日本国内でご購入いただいたカメラは、画面の表示言語を日本語または英語に設 定できます。 • 万一、不足のものがありましたら、ご購入店にご連絡ください。 i
目 次 安全上のご注意....................................................................................................................... ご確認ください ...................................................................................................... ix xv 1 お使いになる前に 各部の名称と機能 ................................................................................................................... 1 14 撮影前の準備 ................................................................................................................
9 フォーカス オートフォーカスで撮影する ........................................................................................ 59 AF モードを設定する ......................................................................................... 59 AF エリアモードを変更する ........................................................................... 62 フォーカスポイントを自分で選ぶ ............................................................... 64 フォーカスロックしてピントを固定する ................................................. 66 マニュアルフォーカスで撮影する ........................
フラッシュ撮影 117 使用できるスピードライト(別売フラッシュ)................................................. スピードライトの調光方式について ....................................................... フラッシュモードを設定する ..................................................................................... フラッシュモードを切り換える................................................................. 調光補正してフラッシュの発光量を変更する ................................................... FV ロックして調光量を固定する..............................................................................
パソコン、プリンター、テレビとの接続 200 ViewNX 2 をインストールする ................................................................................ 200 ViewNX 2 を使う ............................................................................................................. 203 パソコンに画像を取り込む ........................................................................... 203 画像を見る ............................................................................................................ 205 画像をプリンターで印刷する ..............................
a5:フォーカスポイント表示................................................................242 a6:フォーカスポイント循環選択 ......................................................242 a7:AF 点数切り換え ................................................................................242 b:露出・測光 .................................................................................................... 243 b1:中央部重点測光範囲.........................................................................243 b2:基準露出レベルの調節 ..........................................
f6:AE/AF ロックボタンの機能........................................................... 261 f7:コマンドダイヤルの設定 ................................................................ 261 f8:ボタンのホールド設定 ..................................................................... 264 f9:カードなし時レリーズ ..................................................................... 264 f10:インジケーターの+ / −方向 .................................................... 265 f11:シャッタースピードの簡易シフト ..........................................
ゆがみ補正 ............................................................................................................ 魚眼効果................................................................................................................. 塗り絵 ..................................................................................................................... カラースケッチ .................................................................................................. アオリ効果 ............................................
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他の人々への危 害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載しています。お読みに なった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A危険 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また は重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示しています。 A警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また は重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 A この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負 う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される 内容を示しています。 注意 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 I L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や 近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。 E F 記号は、禁止の行為(して
A 警告 E G C K C J F F F F 分解禁止 接触禁止 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 いこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリー、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してくだ さい。 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、すみやかにバッテリー バッテリーを取る を取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリーを取り出す際、やけどに充分注意してください。 バッテリーを抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 水かけ禁止 使用禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火や感電などの事故や故障の原因になります。 引火・爆発のおそれのある場所では使わない プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉塵の発 生する場所で使用すると、爆発や火災の原因になります。 使用禁止 発光禁止 発光禁止 保管注意 A 警告 x 分解したり修理や改造をしないこと 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れ
A 警告 (カメラとレンズについて) A 警告 指定のバッテリーまたは専用 AC アダプターを使用すること 指定以外のものを使用すると、火災や感電の原因となります。 A 注意 (カメラとレンズについて) I 感電注意 A A 使用注意 保管注意 A 使用注意 A A 保管注意 移動注意 ぬれた手でさわらないこと 感電の原因になることがあります。 カメラの電源が ON の状態で、長時間直接触れないこと 使用中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になることがあ ります。 製品は幼児の手の届くところに置かない ケガの原因になることがあります。 逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと 太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあります。 画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることがあります。 使用しないときは、レンズにキャップを付けるか、太陽光のあたらない 所に保管すること 太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。 三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと 転倒したりぶつけたりして、ケガの原因となることがあります。 航空機内では
A 注意 (カメラとレンズについて) 窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に温度が F 放置禁止 高くなる場所に放置しない 故障や火災の原因になることがあります。 F 禁止 機器に損傷を与えたり大きな音がして聴力に悪影響を及ぼすことがあ 付属の CD-ROM を音楽用 CD プレーヤーで使用しないこと ります。 A 危険 (専用リチウムイオン充電池について) F E A A バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと 禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 バッテリーを分解しない 分解禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしない 危険 液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。 専用の充電器を使用すること 危険 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管 A しないこと ショートして液もれ、発熱、破裂の原因となります。 危険 持ち運ぶときは端子カバーをつけてください。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL14a
A 警告 (専用リチウムイオン充電池について) 変色・変形、そのほか今までと異なることに気づいたときは、使用しな A いこと 警告 液もれ、発熱・破裂の原因となります。 充電の際に所定の充電時間を超えても充電が完了しないときには、充電 A をやめること 警告 液もれ、発熱・破裂の原因となります。 バッテリーをリサイクルするときや、やむなく廃棄するときはビニール テープなどで接点部を絶縁する A 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。ニコン サービス機関やリサイクル協力店にご持参くださるか、お住まいの自治 警告 体の規則に従って廃棄してください。 バッテリーからもれた液が皮膚や衣服に付いたときはすぐにきれいな A 水で洗うこと 警告 そのままにしておくと、皮膚がかぶれたりする原因となります。 A 注意 (専用リチウムイオン充電池について) A 充電中のバッテリーに長時間直接触れないこと 使用注意 充電中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になることがあ ります。 A 警告 E G C M C J 分解禁止 接触禁止 (チャージャーに
A 警告 (チャージャーについて) F 引火・爆発のおそれのある場所では使わない 使用禁止 生する場所で使用すると、爆発や火災の原因になります。 A 警告 F I 使用禁止 感電注意 F プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉塵の発 電源プラグの金属部やその周辺にほこりが付着している場合は、乾いた 布で拭き取ること そのまま使用すると火災の原因になります。 雷が鳴り出したらチャージャーに触れないこと 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 ぬれた手でチャージャーをコンセントから抜き差ししないこと 感電の原因になることがあります。 チャージャーを海外旅行者用電子式変圧器(トラベルコンバーター)や 禁止 DC/AC インバーターなどの電源に接続して使わないこと 発熱、故障、火災の原因となります。 A 注意 (チャージャーについて) I 感電注意 A A F 使用注意 放置注意 禁止 xiv ぬれた手でさわらないこと 感電の原因になることがあります。 通電中のチャージャーに長時間直接触れないこと 通電中に温度が高くなる部分が
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。 「保証書」は、お買い上げ の際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。「保証書」をお受け取りになら ないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられないことになります。お受け取りにならな かった場合は、ただちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●使用説明書について • この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記のホームペー ジから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードできます。 http://www.nikon-image.
D アクセサリーについてのご注意 このカメラには、当社製のアクセサリーをお使いいただくことをおすすめします。他 社製アクセサリーは、カメラの故障や不具合の原因となることがあります。他社製ア クセサリー使用によるカメラの不具合については、保証の対象となりませんので、ご 了承ください。なお、このカメラに使用できる別売アクセサリーについての最新情報 は、最新のカタログや当社のホームページなどでご確認ください(0 xv)。 D カメラなどの点検サービスについて カメラは精密機械ですので、1 ∼ 2 年に 1 度は定期点検を、3 ∼ 5 年に 1 度はオーバーホー ルされることをおすすめします(有料)。 • 特に業務用にお使いの場合は、早めに点検整備を受けてください。 • より安心してご愛用いただけるよう、お使いのレンズや別売スピードライトなども 併せて点検依頼されることをおすすめします。 xvii
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Xお使いになる前に 各部の名称と機能 カメラ本体 9 10 11 1 1 2 12 3 13 4 X 14 5 15 6 7 8 1 2 3 ストラップ取り付け部(吊り金具) 露出補正ダイヤル ...................... 78 露出補正ダイヤルロックボタン ..................................................... 78 4 ISO 感度ダイヤル ....................... 70 5 ISO 感度ダイヤルロックボタン .................................................................. 70 6 E 距離基準マーク .................. 69 7 8 9 フラッシュ取り付け部 (アクセサリーシュー)............ 117 アクセサリーシューカバー..... 117 17 16 10 電源スイッチ................................ 5 11 シャッターボタン .......
カメラ本体(つづき) 4 5 6 13 14 7 X 8 9 1 11 3 ブラケティング ........................ 137、141、144 セルフタイマーランプ .............. 48 5 6 シンクロターミナルキャップ 7 USB 端子カバー 8 HDMI 端子カバー 2 16 10 2 1 ミラー ......................................... 49 2 露出計連動レバー ....................162 3 レンズ着脱指標 .......................... 23 4 D ボタン 15 12 9 アクセサリーターミナルカバー 10 レンズ取り外しボタン............... 24 11 AF モードボタン 12 ....................... 60、63、168、170 フォーカスモード セレクター ............... 59、68、168 シンクロターミナル ............... 118 13 14 USB 端子 ..
7 1 8 9 2 3 X 10 4 5 6 11 1 サブコマンドダイヤル ............ 261 2 Pv ボタン 3 4 5 プレビューボタン ...........................40、167、260 Fn ボタン ファンクションボタン ....... 257 バッテリー /SD カードカバー... 18 6 パワーコネクターカバー........ 323 7 レンズ信号接点 8 レンズマウント .......................... 23 9 AF カップリング 10 三脚ネジ穴 11 ボディーキャップ ........... 23、321 バッテリー /SD カードカバー 開閉ノブ......................................
カメラ本体(つづき) 10 11 9 12 1 13 2 14 3 15 4 X 16 5 17 6 18 7 19 8 20 21 1 O ボタン 7 W(M)ボタン 削除 ............................. 34、196 2 K ボタン 3 4 5 6 4 再生 ............................. 33、178 液晶モニター 撮影時の設定を確認する ..... 10 画像を確認する..................... 33 ライブビューで撮影する ... 166 画像を 1 コマずつ再生する... 178 G ボタン メニュー ..................... 14、218 L(U)ボタン ヘルプ .................................... 14 プロテクト........................... 195 ホワイトバランス ................. 81 X(T)ボタン 拡大表示 .............................
14 メインコマンドダイヤル ........ 261 測光モードダイヤル .................. 75 19 SD カードアクセスランプ... 19、31 20 R ボタン 16 J OK ボタン ................... 15、255 17 マルチセレクター ...................... 15 18 フォーカスポイントロック 21 a ボタン.................................. 166 15 インフォ................................. 10 レバー .........................................
レリーズモードダイヤル レリーズモードダイ ヤルを回すと、レリー ズモードを切り換え 。 られます(0 46) レリーズモードダイヤル X レリーズモード 1 コマ撮影 シャッターボタンを全押しする たびに 1 コマずつ撮影します。 低速連続撮影 シャッターボタンを全押しして いる間、低速連続撮影します。 高速連続撮影 シャッターボタンを全押しして いる間、高速連続撮影します。 静音撮影 6 内容 1 コマ撮影に比べて静かに撮影で きます。 セルフタイマー 撮影 セルフタイマー撮影ができます。 ミラーアップ 撮影 ミラーアップ撮影ができます。
露出モードダイヤル 露出モードダイヤルを引き上げて回すと、次の 各モードに切り換えられます。 P:プログラムオート(0 37) S:シャッター優先オート(0 38) A:絞り優先オート(0 40) M:マニュアル(0 41) X 表示パネル(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 2 3 1 4 5 6 7 8 シャッタースピード ..........38、41 インターバル回数 .................... 155 バッテリー残量表示 .................. 27 6 絞り込み段数マーク .................. 36 7 1000 コマ以上補助表示 ............. 28 8 記録可能コマ数 .......................... 28 オートブラケティングマーク ... 137 WB ブラケティングマーク ...... 141 ADL ブラケティングマーク .... 144 4 多重露出マーク ........................148 5 絞り値 .............................
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 2 3 X 4 5 6 78 17 18 9 11 12 13 14 15 10 19 20 21 22 23 24 16 25 26 D ファインダーについてのご注意 カメラにバッテリーが入っていない、またはバッテリー残量がない状態では、ファイ ンダー内が暗くなります。充電したバッテリーを入れると明るくなります。 D 高温、低温下での液晶表示について 表示パネルやファインダーの液晶表示は、高温・低温下で色の濃さが変わったり、低 温下で応答速度が多少遅くなることがありますが、常温時には正常に戻ります。 8
1 2 構図用格子線............................ 246 (カスタムメニュー d2[ファイン ダー内格子線表示]を[する]に設 定している場合のみ表示されます) フォーカスポイント表示 .......................................... 64、242 AF エリアモード表示 ................. 62 AF エリアフレーム .......... 26、182 3 4 ピント表示..........................30、69 5 測光モード.................................. 74 6 AE ロックマーク......................... 76 7 露出モード.................................. 35 8 プログラムシフトマーク .......... 37 9 シャッタースピード ..........38、41 AF モード .................................... 60 絞り値 ...........
インフォ画面(説明のため、全ての表示を点灯させています) R ボタンを押すと、液晶モニターに「インフォ 画面」が表示されます。シャッタースピードや 絞り値、記録可能コマ数、AF エリアモードなど、 撮影に関する情報や設定の確認ができます。ホ ワイトバランスや画質モードなど、ボタンとコ マンドダイヤルを組み合わせて設定を変更した 場合、インフォ画面が自動的に点灯します。 1 23 4 56 R ボタン 7 X 8 9 10 11 12 13 25 24 23 22 21 14 15 20 19 18 17 16 A インフォ画面を消灯するには • シャッターボタンを半押しする • インフォ画面の表示中に、R ボタンを押す 操作を行わないまま約 10 秒経過したときも、インフォ画面は消灯します。 A 関連ページ • 液晶モニターの点灯時間を変更する → A c4[液晶モニターのパワーオフ時間] (0 245) • インフォ画面の表示を手動で白黒反転する → A d8[インフォ画面の表示設定] (0 249) • シャッターボタンを半押ししてインフォ画面を点灯する → B[
1 2 3 4 露出モード.................................. 35 9 インジケーター 露出 ........................................ 42 露出補正................................. 78 オートブラケティング ...... 137 WB ブラケティング............ 141 10 11 12 電子音マーク ........................... 246 プログラムシフトマーク .......... 37 フラッシュシンクロマーク..... 251 シャッタースピード ..........38、41 オートブラケティング 撮影コマ数................................ 137 WB ブラケティング 撮影コマ数................................ 142 多重露出撮影コマ数 ................ 148 非 CPU レンズ焦点距離............ 161 ホワイトバランス色温度 .......
インフォ画面(つづき) (説明のため、全ての表示を点灯させています) 26 27 28 29 30 31 32 33 47 46 45 44 43 X 34 35 36 37 42 26 27 41 撮像範囲表示.............................. 50 レリーズモード .......................... 46 連続撮影速度............................ 247 28 露出ディレーマーク ................250 29 FV ロックマーク .......................133 30 調光補正マーク ........................130 調光補正量................................ 130 31 32 多重露出マーク ........................ 148 露出補正マーク .......................... 78 露出補正値..................................
P ボタン ファインダー撮影時、ライブビュー時、再生時 に、それぞれのシーンで便利な機能に簡単にア クセスできます。 ファインダー撮影時に P ボタンを押すと、イン フォ画面下部に表示されている撮影時の設定を 変更できるようになります。 • マルチセレクターで項目を選んで J ボタンを押す と、設定したいメニュー項目へ直接ジャンプします。 P ボタン X • インフォ画面からジャンプできるメニュー項目は次の通りです。 1 撮影メニューの管理 ................229 2 高感度ノイズ低減 .................... 236 3 アクティブ D- ライティング....112 4 HDR(ハイダイナミックレンジ) ................................................... 113 5 6 Fn ボタンの機能 ....................... 257 7 AE/AF ロックボタンの機能 .... 261 8 ピクチャーコントロール........ 100 9 長秒時ノイズ低減 ...................
メニューを使う 撮影や再生、カメラの基本的な設定をするとき は、主にメニューを使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のよう なメニュー画面(例:セットアップメニュー)を 表示します。 G ボタン メニュー切り換えタブ X 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示されます D C 再生メニュー(0 223) A カスタムメニュー(0 237) 撮影メニュー(0 228) B N セットアップメニュー(0 266) 画像編集メニュー(0 283) O マイメニュー(0 309)/ O m 最近設定した項目(0 309)※ ※どちらかに設定できます。初期設定は[マイメニュー]です。 項目がそのメニュー全体のどの位置に あるかを示しています 各項目の設定をアイコンで表示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定項 目を一覧表示します d ヘルプがある場合に表示します このアイコンを表示しているときに L(U)ボタンを押すと、その 項目のヘルプ(説明)を表示します • 説明が 2 ページ以上ある場合は、 L(U)ボタンを押しながら マルチセ
❚❚ メニュー項目の設定方法 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 上に移動 決定する 前の画面に戻る (左を選択または取り消し) 次の画面に進む (右を選択または決定) 下に移動 1 X メニュー画面を表示する • G ボタンを押します。 G ボタン 2 メニューのタブを選ぶ • マルチセレクターの 4 を押して、 タブのアイコンを黄色く表示し ます。 3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 15
4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメニューに 入ります。 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選びます。 X 6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示しま す。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を選びま す。 8 決定する • J ボタンを押して決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)するに は、G ボタンを押してください。 • カメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場 合、その項目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりに 2 を押しても決定できますが、画像の削除や SD カードの初期化などの重要な設定項目については、J ボタンしか使え ないことがあります。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッターボタンを半押し(0 31) してください。 16
撮影前の準備 ストラップを取り付ける ストラップの取り付け手順は次の通りです。 X バッテリーを充電する 付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL14a は、お使いになる前 に付属のバッテリーチャージャー MH-24 でフル充電してください。使い 切ったバッテリー 1 個を充電するには約 1 時間 50 分かかります(残量のな いバッテリーの場合)。 コンセントへ差し込む 充電中 (点滅) 充電完了 (点灯) 充電が完了したら、チャージャーをコンセントから抜き、バッテリーを 取り外します。 D チャージャーの「CHARGE」ランプが速く(1秒間に 8回)点滅 する場合 • バッテリーのセットミス:電源プラグをコンセントから抜いて、バッテリーを取り 外し、チャージャーにセットし直してください。 • 指定温度外での使用:チャージャーを指定温度範囲内 (0℃∼ 40℃)でお使いください。 上記の処置をしても不具合が続く場合は、ただちに電源プラグをコンセントから抜い て、充電を中止してください。販売店またはニコンサービス機関にチャージャーおよ びバッテリーをお持ちください。 17
カメラにバッテリーと SD カードを入れる カメラの電源スイッチが OFF になっていることを確認してください。 X 1 バッテリー /SD カードカバー開閉ノブ を矢印の方向に回して(①)、カメラ 底面のバッテリー /SD カードカバーを 開ける(②) 2 充電したバッテリーを入れる • 右図のように、正しい向きで入れてください。 • バッテリーロックレバーをバッテリー側面 で押しながら、バッテリーを奥まで入れる と、バッテリーロックレバーがバッテリー に掛かり、バッテリーがロックされます。 バッテリーロックレバー 18
SD カードを入れる • 右図のように正しい向きで、カチッと音が するまで挿入してください。 おもて面 16GB 3 • 向きを間違えて挿入すると、カメラおよび SD カードが破損するおそれがあります。正 しく挿入していないと、バッテリー /SD カードカバーが閉まりません。正しい方向 で挿入しているか、必ずご確認ください。 • SD カードが正しく挿入されると、SD カード SD カード アクセスランプ アクセスランプが数秒間点灯します。 4 バッテリー /SD カードカバーを閉じる X D バッテリーや SDカードを出し入れするときは バッテリーや SD カードをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必 ずカメラの電源を OFF にしてください。 A バッテリーを取り出すときは 電源を OFF にしてから、バッテリー /SD カードカバーを 開けてください。バッテリーロックレバーを矢印の方向 に押すと、バッテリーが少し飛び出しますので、引き抜 いて取り出してください。 19
D バッテリーとチャージャーの使用上のご注意 • お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」 (0 ix ∼ xiv) 、 「カメラとバッテリーの取 り扱い上のご注意」 (0 332 ∼ 336)をお読みになり、記載事項をお守りください。 • バッテリーは 0 ℃∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。バッ テリーの性能が劣化したり、故障の原因となります。周囲の温度が 5 ℃∼ 35 ℃の室内 で充電してください。バッテリーの温度が 0 ℃以下、60 ℃以上のときは、充電をしま せん。 • バッテリーの温度が 0 ℃∼ 15 ℃、45 ℃∼ 60 ℃のときは、充電できる容量が少なくな る、または充電時間が長くなることがあります。 • 充電中にチャージャーをゆすったり、充電中のバッテリーに触れたりすると、振動 や静電気の影響により、きわめてまれではありますが、未充電にもかかわらず充電 X 完了表示になる場合があります。このような場合にはバッテリーを取り外し、再度 セットして充電を再開してください。 • チャージャーの端子をショートさせないでください。発熱、破損の原因となります。 • チ
D SDカード取り扱い上のご注意 • カメラの使用後は SD カードが熱くなっていることがあります。取り出しの際はご注 意ください。 • SD カードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時などには、次 の操作をしないでください。記録されているデータの破損や SD カードの故障の原因 となります。 - SD カードの着脱をしないでください カメラの電源を OFF にしないでください バッテリーを取り出さないでください AC アダプターを抜かないでください • 端子部に手や金属で触れないでください。 • 無理な力を加えないでください。破損のおそれがあります。 X • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 • 熱、水分、直射日光を避けてください。 • パソコンで初期化しないでください。 • SD カードには、書き込み禁止スイッチが付い ています。このスイッチを「LOCK」の位置に B 16G A SDカードの書き込み禁止スイッチについて すると、データの書き込みや削除が禁止され、 カード内の画像を保護できます。 •「LOCK」した SDカードをカメラに入れて
A 付属のアイピースキャップについて • アイピースキャップ用ひもを付属のアイピースキャップに取り付けてから、カメラ のストラップに取り付けます。 X • アイピースキャップは向きに注意して図のように取り付けます。取り外すときはク リップをつまんで引っ張ってください。アイピースキャップを使用しないときは、 カメラのストラップに取り付けてください。 22
レンズを取り付ける レンズを取り付けるときは、カメラ内部にほこりなどが入らないように ご注意ください。 この使用説明書では、主に AF-S NIKKOR 50mm f/1.
A レンズを取り外すには カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面のレンズ取 り外しボタンを押しながら(①) 、レンズを矢印の方向に いっぱいまで回し(②) 、引き抜いてください。 • レンズを取り外した後は、カメラのボディーキャップ とレンズの裏ぶたをそれぞれ取り付けてください。 A A-M 切り換えスイッチまたはフォーカ スモード切り換えスイッチのあるレン ズを使用する場合 オートフォーカス(A、M/A、または A/M)に設定し X てください。 D 絞りリングのある CPU レンズについてのご注意 絞りリングのある CPU レンズ(0 317)を取り付ける場合は、最小絞り(最大値)に して、ロックしてください。 A 非 CPU レンズ /非 AI 方式レンズを使用するには このカメラは、非 CPU レンズ / 非 AI 方式レンズを取り付けて使用できます。詳しくは 「非 CPU レンズを使う」(0 158)をご覧ください。 A 撮像範囲について DX レンズを装着すると、撮像範囲が DX フォーマットに切 り替わります(0 51)。 撮像範囲 24
日付と時刻を設定する ご購入後、初めて電源を ON にすると、カメラの内蔵時計の日付と時刻を 設定する画面が表示されます。日時の設定が完了するまで、撮影や他の 設定はできません。 1 2 カメラの電源を ON にする 日付と時刻を合わせる • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、選択中の項目の数値 を合わせます。 • 2 を押して、次の項目に移動し X ます。4 を押すと元の項目に戻 ります。 3 設定を完了する • J ボタンを押して日付と時刻の設定を完了 します。 A セットアップメニュー[地域と日時] 設定した日付と時刻は、セットアップメニュー[地域と日時] (0 272)の[日時の設 定]で変更できます。 [地域と日時]では、日時の他に、 [現在地の設定] (現在地のタ イムゾーン)、[日付の表示順]、[夏時間の設定]を設定できます。 A 時計用電池について カメラの内蔵時計は、バッテリーとは別の時計用電池で作動します。カメラにバッテ リーを入れるか、別売のパワーコネクターと AC アダプターを接続すると(0 319)、 時計用電池が充電されます。フル充電するには約 2 日間
ファインダーを見やすくする(視度調節) 撮影する前に、ファインダー内がはっきり見えるように調節してください。 1 2 レンズキャップを取り外し、カメラの電源を ON にする 視度調節ダイヤルを回して調 節する • 爪や指先で目を傷つけないよう にご注意ください。 • ファインダーをのぞきながら視 度調節ダイヤルを回し、AF エリ X アフレームが最もはっきり見えるように調節してください。 AF エリアフレーム 視度調節前 視度調節後 A 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は • AF モード(0 59)を AF-S、AF エリアモード(0 62)をシングルポイント AF に設 定します。次に、中央のフォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体 にオートフォーカスでピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見え るように調節してください。 • 視度調節ダイヤルの範囲を超える補正が必要な場合は、別売の接眼補助レンズをお 使いになることをおすすめします(0 320) 。 A アイピースを取り外すには 別売の接眼補助レンズを取り付けるには、アイピースを 取り外す必要があり
s撮影と再生の基本操作 撮影する バッテリーと SD カードの残量を確認する 撮影を始める前に、バッテリーの残量と記録可能コマ数を確認してください。 1 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ • 表示パネルとファインダー内の s 表示が点灯します。 2 バッテリーの残量を確認する • 表示パネルまたはファインダー内表示の バッテリー残量表示を確認します。 表示パネル ファインダー L K ― 残量は充分に残っています。 意味 ― 残量が減り始めました。 H d 残量は残りわずかです。予備のバッテリーを 準備するか、バッテリーを充電してください。 H d (点滅) (点滅) バッテリーが消耗して撮影できません。バッ テリーを交換するか、バッテリーを充電して ください。 27
3 SD カードの残量を確認する • 表示パネルで記録可能コマ数(これから撮影できるコマ数)を確認し ます。 • 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あるときは 「k」マークが点灯します。「k」は 1000 倍を 意味しており、たとえば 2960 コマ撮影でき るときは、右のように表示されます。 • 記録可能コマ数がゼロの場合、表示パネルとファインダー内表示の シャッタースピード表示部に n(j)が、記録可能コマ数表示 s 部に A が点滅します。不要な画像を削除するか(0 196)、別の SD カードに交換してください。 露出モードを設定する 露出モードダイヤルを引き上げて回し、露出 モードを設定します。 A イメージセンサークリーニングについて カメラの電源を ON/OFF するたびに、撮像素子の前面にあるローパスフィルターを振 動させてゴミをふるい落とすイメージセンサークリーニングが作動します(0 328)。 28
カメラを構える 撮影するときは、カメラをしっかりと構え、ファインダーをのぞいて構 図を決めます。 • 脇を軽く締め、右手でカメラのグリップを包み 込むようにしっかりと持ち、左手でレンズを支 えます。 • 片足を少し前に踏み出すと、上半身が安定し ます。 s • 人物などを縦位置で撮影する場合は、カメラを 縦位置に構えます。 29
ピントを合わせて撮影する 1 シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせる • シャッターボタンを軽く押 フォーカスポイント す(半押しする)と、被写 体に自動的にピントが合い ます。 • ピントが合った位置には、 フォーカスポイントが表示 されます。 ピント表示 s 2 連続撮影 可能コマ数 ファインダー内のピント表示(I)を確認する • ピントが合うとファインダー内のピント表示(I)が点灯します。 ファインダー内ピント表示 I (点灯) ▲ (点灯) 意味 被写体にピントが合っています。 目的の被写体よりも手前にピントが合ってい ます。 ▼ 目的の被写体よりも後方にピントが合ってい ます。 ▼ オートフォーカスでのピント合わせができま せん。 (点灯) ▲ (点滅) • シャッターボタンを半押ししている間、ピントは固定されます。 • シャッターボタンを押している間、続けて撮影できるコ マ数(連続撮影可能コマ数)がファインダーに表示され ます。連続撮影可能コマ数の先頭には、「t」(0 47) が付きます。 • ピント合わせができない場合の対処方法については「オートフ
3 シャッターボタンを半押しし たまま、さらに深く押し込ん で(全押しして)、撮影する • シャッターがきれ、画像が SD カードに記録されます。 • SD カードアクセスランプが点灯し SD カード ている間は、画像を記録していま アクセスランプ す。SD カードやバッテリーを取り 出したり、AC アダプター(別売) を取り外さないでください。 s A シャッターボタンの半押し シャッターボタンは、2 段階に押し込むようになっています。まず、シャッターボタン を軽く抵抗を感じるところまで押して、そのまま指を止めることを、 「シャッターボタ ンを半押しする」といいます。次に、そのまま深く押し込む(これを「シャッターボ タンを全押しする」といいます)と、シャッターがきれます。 半押しして ピントを合わせる 全押しして 撮影する 31
A 半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイマー」という機能が あります。半押しタイマーは、シャッターボタンを半押しするとオンになり、何も操 作が行われないまま約 6 秒経過すると、オフになります。半押しタイマーがオフにな ると、表示パネルのシャッタースピード、絞り値表示とファインダー内の全ての表示 が消灯します。もう一度シャッターボタンを半押しすると、半押しタイマーがオンに なり、元の状態に戻ります。半押しタイマーの作動時間は、カスタムメニュー c2[半 押しタイマー](0 244)で変更できます。 s 半押しタイマーオン 半押しタイマーオフ 半押しタイマーオン A 電源 OFFの時の表示について バッテリーが入っていると、カメラの電源が OFF のとき も、表示パネルの記録可能コマ数が点灯します。 表示パネル 32
画像を確認する 1 K ボタンを押す • 撮影した画像をカメラ背面の 液晶モニターに表示します。 K ボタン 2 マルチセレクターの4または2 を押して他の画像を確認する s • 1 または 3 を押すたびに、撮影 1/ 12 NIKON D f 情報の表示が切り替わります 。 (0 181) 1/ 125 F5. 6 100 50mm 0, 0 100NC_DF DSC_0001.
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意 ください。 1 削除したい画像を表示する • K ボタンを押して液晶モニ ターに画像を表示してから、 マルチセレクターの 4 また は 2 で削除したい画像を選 びます。 s 2 K ボタン 画像を削除する • O ボタンを押すと、削除確認 画面が表示されます。もう 一度 O ボタンを押すと、表示 中の画像を削除して、再生 画面に戻ります。 O ボタン • 削除確認画面で、K ボタン を押すと、画像の削除をキャンセルします。 D 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除](0 197)では、次の操作ができます。 • 複数の画像を選択して削除 • 同じ日付の画像をまとめて削除 • 再生フォルダー内の全画像を一括して削除 34
#露出モード 露出モードダイヤルを引き上げて回すと、露出 モードを設定できます。 P (プログラムオート 0 37) シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに 使います。シャッタースピードと絞り値の両方をカメラ が自動制御します。 S 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使いま す。シャッタースピードを自分で設定し、絞り値はカメ ラが自動制御します。 シャッター優先 オート(0 38) A (絞り優先オート 0 40) 背景のぼかし方を調節して撮影したいときなどに使いま す。絞り値を自分で設定し、シャッタースピードはカメ ラが自動制御します。 M (マニュアル 0 41) シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定しま す。長時間露出(バルブ、タイム)撮影も、このモード で行います。 # D 使用レンズについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプ、E タイプレンズを除く)の絞りリング(0 317)は、必ず最 小絞り(一番大きい数値)にセットしてください。 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、露出モード A または M で撮影してください。絞りの 設定や確
A 非 CPU レンズを取り付けた場合 非 CPU レンズ(0 158)を装着してセットアップメ ニューの[レンズ情報手動設定] (0 158)でレンズの 開放絞り値(開放 F 値)を設定した場合は、表示パネル とファインダー内表示に絞り値が表示されます。絞り 値の設定は、レンズの絞りリングで行ってください。こ の場合、絞りリングによる中間絞りの設定は可能です が、表示は 1 段単位になります。 • 開放絞り値を設定しない場合は、表示パネルとファインダー内の絞り値表示が開放 からの絞り段数表示(F、開放絞りは FA)となりますので、絞り値の設定と確認 は、レンズの絞りリングで行ってください。 • 非 AI 方式レンズを装着した場合、絞り値の設定はレンズの絞りリングで行ってくだ さい。レンズで絞り値を変更しても、表示パネルとファインダー内に表示されてい る絞り値は連動しません。サブコマンドダイヤルを回して、レンズで設定した絞り # 36 値をカメラにセットしてください(0 163) 。
P(プログラムオート) 被写体の明るさに応じて露出が適正になるよう に、カメラがシャッタースピードと絞り値を自 動的に決定します。同じ露出でシャッタース ピードと絞り値の組み合わせを変える「プログ ラムシフト」も行えます。 # A プログラムシフト 露出モード P では、カメラがシャッタースピードと絞り 値を決めますが、半押しタイマーがオンのときに次の方 法で「プログラムシフト」を行うと、適正露出のまま、 シャッタースピードと絞り値の組み合わせを変えられ ます。プログラムシフト中はファインダー内表示にプロ グラムシフトマーク E が点灯します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さくする)場合や動き の速い被写体を撮影したい(速いシャッタースピード メインコマンド ダイヤル にする)場合にはメインコマンドダイヤルを右に回し てください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影したい (絞り値を大きくする)場合や被写体の動きを強調し ファインダー内表示 たい(遅いシャッタースピードにする)場合にはメイ ンコマンドダイヤルを左に回してください。 • プログラムシフトを解除するには、プログラムシフト
S(シャッター優先オート) シャッタースピードを自分で決めると、露出が適 正になるようにカメラが自動的に絞り値を決定し ます。シャッタースピードを設定するには、シャッ タースピードダイヤルを回します。1/3STEP、X、T から他のポジションに合わせるには、シャッター スピードダイヤルロックボタンを押しながら回し てください。 シャッタースピードダイヤル # シャッタースピードダイヤルロックボタン 1/4000 ∼ 1/2 秒 1/3 ステップ(0 39) フラッシュシンクロ (0 251) 1 ∼ 4 秒(赤文字) • 露出モード S では、シャッタースピードダイヤルを T(Time)または B (Bulb)に合わせても、長時間露出撮影(0 43)できません。長時間 露出撮影をする場合、露出モードを M に設定してください。 A 関連ページ • シャッタースピードダイヤルで設定したシャッタースピードをコマンドダイヤルで シフトする → A f11[シャッタースピードの簡易シフト](0 265) • 表示パネルで A/% が点滅したときは →「警告メッセージ」(0 349) 38
シャッタースピードを 1/3 ステップで設定する (露出モード S、M) シャッタースピードダイヤルを 1/3STEP に合わせると、メインコマンドダイヤル でシャッタースピードを変更できます。 • シャッタースピードは 1/3 ステップ で 1/4000 ∼ 30 秒に設定できます。 露出モード M の場合、Bulb、Time も設定できます。 メインコマンドダイヤル # • 設定したシャッタースピードは、表示パネル とファインダー内表示に表示されます。 39
A(絞り優先オート) 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるよ うにカメラが自動的にシャッタースピードを 決定します。絞り値を設定するには、半押しタ イマーがオンのときにサブコマンドダイヤル を回します。 • 設定できる最小絞り、開放絞りはレンズに よって異なります。 サブコマンドダイヤル # • 設定した絞り値は、表示パネルとファイン ダー内表示に表示されます。 A レンズで絞り値をセットする カスタムメニュー f7[コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞りリ ング]に設定している場合、レンズの絞りリングで絞り値をセットできます(0 262)。 A 被写界深度のプレビュー Pv ボタンを押し続けると、レンズの絞り羽根が絞り込ま れます。この状態でファインダーをのぞくと、そのとき の絞り値のおおよその被写界深度(ピントの合う前後の 範囲)が確認できます。別売のニコンクリエイティブラ イティングシステム(0 119)対応スピードライト使用 時は、モデリング発光をします。モデリング発光をしな いようにするには、カスタムメニュー e5[モデリング 発光]を[しない]に設定してください(0
M(マニュアル) シャッタースピードと絞りの両方を自分で決定 します。花火や星空などを長時間露出(バルブ 撮影、タイム撮影、0 43)で撮影する場合には この露出モードを使います。半押しタイマーが オンのときに、ファインダー内表示の露出イン ジケーターを確認しながら、シャッタースピー ドと絞り値を設定します。 ❚❚ 絞り値の設定 サブコマンドダイヤルを回して、絞り値を設定します。設定できる最小 絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なります。 # サブコマンドダイヤル ❚❚ シャッタースピードの設定 シャッタースピードダイヤルロックボタンを押しながら、シャッタース ピードダイヤルを回して、シャッタースピードを設定します。 1/4000 ∼ 1/2 秒 1/3 ステップ(0 39) フラッシュシンクロ (0 251) シャッタースピード ダイヤル 長時間露出(0 43) 1 ∼ 4 秒(赤文字) 41
A レンズで絞り値をセットする カスタムメニュー f7[コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞りリ ング]に設定している場合、レンズの絞りリングで絞り値をセットできます(0 262)。 A 露出インジケーターについて 露出モードが M のときの適正露出との差が、ファインダー内表示に表示されます。こ の「露出インジケーター」の見方は次の通りです。 ファインダー内表示 内容 適正露出 インジケーターが−側に振れているときは画像が適正露出よ (1/3 段アンダー) りも暗いことを意味しています。 インジケーターが+側に振れているときは画像が適正露出よ # (2 段以上オーバー) りも明るいことを意味しています。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎてカメラの測光範囲を超えた場合は、露出インジ ケーターが点滅します。 • 長時間露出(バルブ、タイム)撮影時(0 43)は、露出インジケーターは表示され ません。 D 露出の制御ができないときの警告について 光量がカメラの測光範囲を超えて露出の制御ができない場合や、ライブビューでの露 出制御範囲を超えた場合には、露出インジケーターが点滅して警告
長時間露出で撮影する(露出モード M のみ) 長時間露出撮影には、バルブ撮影とタイム撮影の 2 種類があります。花火 や夜景、星空の撮影や、自動車のライトの流れを表現したいときなどに 使います。 シャッタースピードを 35 秒、 絞り値を F25 にして撮影した場合の画像 バルブ撮影 シャッターボタンを押し続けている間シャッターが開いたままにな り、シャッターボタンを放すとシャッターが閉じます。 タイム撮影 シャッターボタンを全押しするとシャッターが開いたままになり、 もう一度押すとシャッターが閉じます。 # • 長時間露出撮影には、手ブレを抑えるために三脚、別売のワイヤレスリモートコント ローラー (0 322)、リモートコード(0 322)などが必要です。 1 2 三脚などを使ってカメラを固定する 露出モードダイヤルを M に 合わせる 露出モードダイヤル 43
3 シャッタースピードダイヤル ロックボタンを押しながら シャッタースピードダイヤル を回して、シャッタースピー ドを B(Bulb)または T (Time)に合わせる シャッタースピードダイヤル シャッタースピードダイヤル ロックボタン • シャッタースピードダイヤルを 1/3STEP に合 わせている場合は、メインコマンドダイヤ ルで Bulb または Time に設定します。 • Bulb または Time に設定すると、表示パネル # バルブ撮影 とファインダー内表示に A または % と表示されます。 タイム撮影 4 ピントを合わせて、長時間露出撮影を開始する バルブ撮影: • シャッターボタンを全押しして、長時間露出撮影を開始します。 シャッターボタンは押し続けてください。 タイム撮影: • シャッターボタンを全押しすると、シャッターが開き、長時間露出撮 影を開始します。 44
5 長時間露出撮影を終了する バルブ撮影: • シャッターボタンを放すと、長時間露出撮影は終了します。 タイム撮影: • もう一度シャッターボタンを全押しします。 • シャッターが開いてから、ボタンを押さないまま 30 分経つと、シャッ ターが自動的に閉じて撮影を終了します。 # A 長時間露出について • 露光時間が長くなると、画像にノイズ(ざらつき、むら、輝点)が発生することが あります。このノイズは、あらかじめ撮影メニューの[長秒時ノイズ低減] (0 236) を[する]にしておくことで低減できます。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリー、または別売の パワーコネクターと AC アダプターを組み合わせてお使いになることをおすすめし ます。 • 適正露出や画像に影響を与える接眼部からの逆入射光を防ぐため、シャッターボタ ンを押す前に付属のアイピースキャップ DK-26 を取り付けてください(0 22)。 45
k レリーズモード 1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影 など、レリーズモードを変更する レリーズモードダイヤルを回すと(0 6)、シャッ ターをきる(レリーズする)ときの動作を設定で きます。 k レリーズモード 内容 S 1 コマ撮影 シャッターボタンを全押しするたびに 1 コマずつ撮影します。 CL 低速連続撮影 シャッターボタンを全押ししている間、約 1 ∼ 5 コマ / 秒※ 1 で 連続撮影できます※ 2。 シャッターボタンを全押ししている間、約 5.
A 連続撮影可能コマ数について • シャッターボタンを半押しすると、連続撮影可能コ マ数が、表示パネルとファインダー内に表示されま す。右図の場合、撮影速度を維持しながら最低 55 コ マ続けて撮影できることを示しています。 • 連続撮影は最大100コマまでできます。ただし、 「tAA」 と表示されたとき、連続撮影速度が低下します。 • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安 です。撮影条件によって増減することがあります。 A ライブビュー撮影時の連続撮影について ライブビュー時に連続撮影をする場合、シャッターボタンを全押ししている間、撮影し た画像が表示されます。画像が表示されている間は、ライブビューは表示されません。 A 連続撮影時の記録について • SD カードの性能や撮影条件によっては、数十秒から 1 分間程度 SD カードアクセスラ ンプが点灯します。SD カードアクセスランプの点灯中にカメラから SD カードを取 り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメラと SD カードに不具合 が生じるおそれがあります。 • k SD カードアクセスランプ点灯中に電源を OF
セルフタイマーを使って撮影する(E) セルフタイマーによる撮影は記念写真など、撮影者自身もいっしょに写 りたいときなどに便利です。セルフタイマー撮影時は、三脚などを使っ てカメラを固定してください。 1 レリーズモードダイヤルを E(セルフタイマー撮影)に 合わせる レリーズモード ダイヤル k 2 構図を決め、ピントを合わせる • AFモードがAF-Sでピントが合っていないと きなど、カメラのシャッターがきれない状 態ではセルフタイマーは作動しません。 3 セルフタイマー撮影を開始する • シャッターボタンを全押しする と、セルフタイマーランプが約 8 秒間点滅後、約 2 秒間点灯して合 計で約 10 秒後にシャッターがきれます。 • レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタイ マーは解除されます。 A ファインダーから顔を離して撮影するときは ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファインダーから入った光が適正露出 や画像に影響を与えることを防ぐため、付属のアイピースキャップ DK-26 を取り付け ることをおすすめします(0 22)。 A 関連ページ • セル
ミラーアップして撮影する(MUP) ミラーアップ撮影すると、撮影時にミラーアップの振動によるブレを防 ぐことができます。 1 レリーズモードダイヤルを MUP(ミラーアップ撮影) に合わせる レリーズモード ダイヤル 2 構図と露出を決めて、シャッ ターボタンを全押しする • 半押ししてピントを合わせた後、シャッター k ボタンを全押しすると、ミラーアップします。 3 撮影する • もう一度シャッターボタンを全押しすると、 撮影できます。 • ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに 押してください。 • 撮影が終了すると、ミラーダウンします。 D ミラーアップ中のご注意 • ファインダーで構図を確認できません。 • オートフォーカスと測光は使えません。 A ミラーアップ撮影について • 三脚の利用をおすすめします。 • ミラーアップ開始後約 30 秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。 49
d 画像の記録 撮像範囲を変更する 撮像範囲を[FX (36 × 24) 1.0 ×] (FX フォーマット)と[DX (24 × 16) 1.
❚❚ 撮像範囲設定 撮像範囲を設定できます(0 53)。 c 35mm 判カメラに準じた画角の FX フォーマット FX (36 × 24) 1.0 × (36.0 × 23.9 mm)で画像を記録します。35mm 判 (FX フォーマット) カメラ用のニッコールレンズを装着して撮影すると きに設定します。 a DX フォーマット(23.4 × 15.5 mm)で画像を記録 DX (24 × 16) 1.5 × します。レンズに表記されている焦点距離の約 1.5 倍 (DX フォーマット) のレンズに相当する画角になります。 ❚❚ DX 自動切り換え DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を (DX フォーマット)に切 [DX (24 × 16) 1.5 ×] d り換えるように設定できます。 する しない DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.
A ファインダーの表示について 撮像範囲が[DX (24 × 16) 1.5 ×]のときは、右図の ように表示します。カスタムメニュー a5[フォーカス ポイント表示]の[フォーカスポイント照明] (0 242) を[しない]に設定すると、記録されない部分が薄暗 く表示されます。 DX (24 × 16) 1.
撮像範囲は、撮影メニューの[撮像範囲]の[撮像範囲設定]で設定す るか、ボタンとコマンドダイヤルで設定します。 ❚❚ 撮影メニューの[撮像範囲]で設定する場合 1 撮影メニューの[撮像 範囲]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[撮像範囲]を 選んでマルチセレクターの 2 を押すと、[撮像範囲] G ボタン 画面が表示されます。 2 [撮像範囲設定]を選ぶ •[撮像範囲設定]を選んで 2 を押 すと、[撮像範囲設定]画面が表 示されます。 3 d 設定したい撮像範囲を選ぶ • 設定したい撮像範囲を選んで、 J ボタンを押します。 • 設定に応じた撮像範囲がファイ ンダー内で確認できます 。 (0 52) 53
❚❚ ボタンとコマンドダイヤルで設定する場合 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 257) 、f5[プ 、f6[AE/AF ロックボタ レビューボタンの機能](0 260) ンの機能] (0 261)のいずれかの[コマンドダイヤル併用 時の動作]を[撮像範囲選択]に設定する • ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、撮像範囲の選択機 能が割り当てられます。 2 [撮像範囲選択]を割り当てたボタンを押しながら、メイン コマンドダイヤルまたはサブコマンドダイヤルを回す • 設定に応じた撮影範囲がファインダー内で確認できます(0 50)。 •[撮像範囲選択]を割り当てたボタンを押す と、ファインダー内表示やインフォ画面で撮 像範囲の設定を確認できます。 d 撮像範囲 FX (36 × 24) 1.0 ×(FX フォーマット) DX (24 × 16) 1.
画質モードを変更する 画像を記録する際の画質モードを選びます。 画質モード ファイル形式 内容 RAW NEF 撮像素子の生データ(RAW 形式)を記録しま す。撮影時に設定したホワイトバランスやコ ントラストなどを、撮影後に変更できます。 TIFF(RGB) TIFF (RGB) 画像を 8 ビット非圧縮の TIFF-RGB 形式で記録 します。多くの画像アプリケーションで使用 できます。 FINE NORMAL 画質 BASIC 画像データを約 1/4 に圧縮して記録します (サイズ優先時)。 高 JPEG 画像データを約 1/16 に圧縮して記録します (サイズ優先時)。 低 RAW + BASIC d RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同時に RAW + FINE RAW + NORMAL 画像データを約 1/8 に圧縮して記録します (サイズ優先時)。 記録します。 NEF + JPEG RAW と JPEG(NORMAL)の 2 種類の画像を同 時に記録します。 RAW と JPEG(BASIC)の 2 種類の画像を同時 に記録します
❚❚ 画質モードの設定方法 X(T)ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • 画質モードは、インフォ画面に表示されます。 X(T)ボタン d メインコマンドダイヤル インフォ画面 A RAW 画像について • 画質モードで RAW を選んだ場合、画像サイズは設定できません。RAW で保存した画 像を付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2(0 321)などで表示すると、画像サ イズは L と同じになります。 • 現像には画像編集メニューの[ RAW 現像] ( 0 295 )、または付属のソフトウェア • ViewNX 2 や別売の Capture NX 2 を使います。 ViewNX 2 は付属の ViewNX 2 CD-ROM を使ってインストールできます。 A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • 画質モード[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL] 、 [RAW + BASIC]で撮影したと き、カメラでは JPEG 画像のみを再生します。JPEG 画像と同時記録された RAW 画像 はパソコンでのみ再生できます。 •
❚❚ JPEG 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[JPEG 圧縮]を選んで、画質モード が JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、JPEG(BASIC)の画像を記録する ときの圧縮方式を設定します。 O サイズ優先 P 画質優先 ファイルサイズがほぼ一定になるように圧縮します。 画質の劣化を抑えて圧縮します。画像によってファイルサイ ズは異なります。 ❚❚ RAW 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[RAW 記録]で[記録方式]を選ん で、RAW 画像の記録時の圧縮方式を設定します。 N O ロスレス 圧縮 RAW 可逆圧縮します(データを完全に復元できます) 。 [非圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 60 ∼ 80%になりま す。記録した画像は[非圧縮 RAW]と同等の画質になり ます。 圧縮 RAW 非可逆圧縮します(データは完全には復元できません)。 [非圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 45 ∼ 65%に なります。非可逆圧縮ですが、記録した画像は[非圧縮 RAW]とほぼ同等の画質になります。 非圧縮 RAW d
画像サイズを設定する 画像を記録する際の画像サイズ(大きさ)を、 [ L] 、 [M]、 [S]から設定 できます。画像サイズは撮像範囲との組み合わせで変わります(0 50)。 撮像範囲 FX (36 × 24) 1.0 × DX (24 × 16) 1.5 × 画像サイズ プリント時の大きさ (出力解像度 300dpi の場合)※ L (4928 × 3280 ピクセル) M(3696 × 2456 ピクセル) S (2464 × 1640 ピクセル) L (3200 × 2128 ピクセル) M(2400 × 1592 ピクセル) S (1600 × 1064 ピクセル) 約 41.7 × 約 31.3 × 約 20.9 × 約 27.1 × 約 20.3 × 約 13.5 × 27.8 cm 20.8 cm 13.9 cm 18.0 cm 13.5 cm 9.0 cm ※ ピクセル数÷出力解像度(dpi)× 2.
Nフォーカス オートフォーカスで撮影する フォーカスモードセレクターを AF に 合わせると、オートフォーカスになり ます。ここでは、ファインダーを見な がら撮影するときの、オートフォーカ スでのピントの合わせ方について説 明しています。 フォーカスモードセレクター AF モードを設定する オートフォーカスでのピントの合わせ方を選びます。 静止している被写体の撮影に適しています。シャッ ターボタンを半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。 • 初期設定はピントが合うとシャッターがきれる フォーカス優先モードです(0 240) 。 AF-S シングル AF サーボ AF-C ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯し てもフォーカスロックはされず、シャッターをきるま でピントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動 きのある被写体の撮影に適しています。シャッターボ コンティニュアス タンの半押しを続けると、被写体が動いている場合に は予測駆動フォーカス(0 60)に切り替わり、被写体 AF サーボ の動きに合わせてピントを追い続けます。 • 初期設定ではピントの状態に関
❚❚ AF モードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • AF モードは、ファインダー内表示に表示されます。 AF モードボタン AF-S メインコマンドダイヤル AF-C N A B ボタンについて B ボタン B ボタンを押すと、カメラが自動的に被写体にピン トを合わせます。 A 予測駆動フォーカスについて ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のときは、シャッターボタンの半押し時また は B ボタンを押したときに被写体が近づいてきたり遠ざかっていくのをカメラが 認識すると、自動的に予測駆動フォーカスに切り替わります。予測駆動フォーカスが 作動すると、シャッターがきれる時点での到達位置を予測しながらピントを合わせ続 けます。 60
A オートフォーカスの苦手な被写体について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができず、シャッター がきれないことや、ピントが合わなくてもピント表示(I)が点灯し、シャッターが きれることがあります。このような場合は、マニュアルフォーカス(0 68)でピント を合わせるか、フォーカスロック(0 66)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきりしない場合 (白壁や背景と同色の服を着ている人物など) フォーカスポイント内に遠くのものと近くのものが混在する 被写体 (オリの中の動物など) 連続した繰り返しパターンの被写体 (ビルの窓やブラインドなど) 被写体の明暗差が極端に異なる場合 (太陽を背景にした日陰の人物など) N 背景に対して被写体が小さい場合 (遠くの建物を背景に近くの人物を撮影する場合など) 絵柄が細かい場合 (一面の花畑など) A 関連ページ • AF-C をフォーカス優先モードにする → A a1[AF-C モード時の優先](0 240) AF-S をレリーズ優先モードにする → A a2[AF-S モード時の優先](0 240) • ライブビュー撮影時の
AF エリアモードを変更する オートフォーカスでピントを合わせるフォーカスポイントをカメラがど のように選択するかを設定します。 AF エリアモード 内容 シングル ポイント AF フォーカスポイントを自分で選べます(0 64)。選んだフォーカ スポイントだけを使ってピント合わせをします。静止している被 写体の撮影に適しています。 ダイナミック AF・9 点 ダイナミック AF・21 点 N ダイナミック AF・39 点 AF モードの AF-C(0 59)との組み合わせで、撮影者が選択し た 1 つのフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、周 辺のフォーカスポイントからのピント情報を利用してピントを 合わせます。 • ダイナミック AF・9 点:構図を決めて撮影するときや、被写体 の動く方向が予測でき、フォーカスポイントで被写体を捉えや すい撮影に適しています(例:陸上競技やモータースポーツ) 。 • ダイナミック AF・21 点:動きがランダムで予測しにくい被写 体の撮影に適しています(例:フィールドスポーツ)。 • ダイナミック AF・39 点:被写体の動きが速く、選択したフォ
オートエリア AF カメラが自動的に全てのフォーカス ポイントから被写体を判別してピン トを合わせます。また、G タイプ、E タ イプまたは D タイプのレンズ(0 317) を使用しているときは、人物と背景を 自動的に判別して、主要被写体にピン トが合う精度が高くなります。 • AF モードが AF-S のときは、ピントが合ったフォーカスポイン ト全てを約 1 秒間表示します。AF-C のときは、ピントが合った 複数のフォーカスポイントを一瞬表示してから、主に使用する フォーカスポイント 1 点を表示します。 ❚❚ AF エリアモードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • AF エリアモードは、ファインダーに表示されます。 N AF モードボタン サブコマンドダイヤル ファインダー内表示 A 3D- トラッキングについて 3D- トラッキングでは、半押ししていったんピントが合った時点で、選択したフォー カスポイント周辺の色を記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色と似ていたり、 半押し開始時の被写体が小さいと、うまく動作しない場合があります。 A マニュ
A AFエリアモードの表示について ファインダー内表示の各 AF エリアモードの表示は次のようになります。 AF エリアモード ファインダー 内表示 AF エリアモード シングルポイント AF ダイナミック AF・39 点※ ダイナミック AF・9 点※ 3D- トラッキング ダイナミック AF・21 点※ オートエリア AF ファインダー 内表示 ※ 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 ピント情報として利用する周辺のフォーカスポイントの数を選択できます。 A 関連ページ • AF ロックオンを解除する → A a3[AF ロックオン](0 241) • ライブビュー撮影時の AF エリアモードを設定する →「AF エリアモードを変更する」 (0 169) N フォーカスポイントを自分で選ぶ このカメラには、39 カ所のフォーカスポイント(ピント合わせを行う領域) があります。フォーカスポイントを自分で選ぶことで、構図を自由に変え られます。 1 フォーカスポイントロックレバーの ロックを解除する • フォーカスポイントロックレバーを回し
2 半押しタイマーがオンのと きに、ファインダーをのぞ きながらマルチセレクター を操作してフォーカスポイ ントを選ぶ • ファインダー内で、フォーカス ポイントが移動します。 • J ボタンを押すと、フォーカス ポイントは中央に移動します。 • フォーカスポイントロックレ バーを L の位置に回すと、フォー カスポイントをロック(固定) します。 N D オートエリア AF モードについて AF エリアモードがオートエリア AF の場合、フォーカスポイントをカメラが自動的に 選択するため、自分ではフォーカスポイントを選べません。 A 関連ページ • フォーカスポイントの点灯に関する設定を変更する → A a5[フォーカスポイント 表示](0 242) • フォーカスポイントの選択を循環方式にする → A a6[フォーカスポイント循環選 択] (0 242) • マルチセレクターで選べるフォーカスポイントの数を変える → A a7[AF点数切り 換え] (0 242) • J ボタンを押したときの機能を変更する → A f2[OK ボタンの機能](0 255) 65
フォーカスロックしてピントを固定する フォーカスロックをしたい場合は、次の手順で行ってください。また、ピ ントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入らないと きや、オートフォーカスが苦手な被写体(0 61)を撮影するときには、 次の手順でピントを固定(フォーカスロック)して撮影してください。 フォーカスロックを行う前に、AF エリアモード(0 62)をオートエリア AF 以外に設定することをおすすめします。 1 ピントを合わせたい被写体に フォーカスポイントを重ね、 シャッターボタンを半押しする • ピントが合うと、ファインダー 内のピント表示(I)が点灯し ます。 2 N ピントを固定する AF モード(0 59)が AF-C のとき シャッターボタン シャッターボタンを半押ししたまま(q) 、 AAE/AFロックボタンを押すと(w)、ピン トが固定されます。AAE/AF ロックボタンを 押している間は、シャッターボタンから指を 放しても、ピントと露出が固定されます。 AAE/AF ロックボタン • AAE/AF ロックボタンを押している間、 ファインダー内には AE-L マ
3 フォーカスロックを行ったま まで構図を変え、シャッター ボタンを全押しして撮影する • 被写体との距離は変えないでく ださい。フォーカスロック後に 被写体との距離が変化した場合 は、いったんフォーカスロックを解除し、ピントを合わせ直してくだ さい。 A シャッターボタンの半押しで露出を固定するには カスタムメニュー c1[半押し AE ロック]を[する]に設定すると、シャッターボタ ンの半押しで露出を固定できます(0 244) 。 A ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは • シャッターボタンの半押しでフォーカスロックした場合は、シャッターをきった後、 シャッターボタンを半押しの状態に戻し、そのままもう一度シャッターボタンを全 押ししてください。 • N AAE/AF ロックボタンでフォーカスロックを行った場合は、AAE/AF ロックボタン を押したままもう一度シャッターボタンを全押ししてください。 A B ボタンを使ったフォーカスロックについて • シャッターボタンの代わりに B ボタンを押してピントを合わせることもできま す(0 60)。 • ファインダー撮影時にカスタムメニ
マニュアルフォーカスで撮影する 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わせ るときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの設定 は次の通りです。 • AF-S レンズを使用している場合:レンズのフォーカスモード切り換え スイッチを M にしてください。 • AF レンズを使用している場合:カメ ラのフォーカスモードセレクターを M にしてください。レンズにフォー カスモード切り換えスイッチがある 場合は、レンズ側のフォーカスモー ドも M にしてください。 フォーカスモードセレクター • マニュアルフォーカスレンズを使 用する場合:カメラのフォーカス モードセレクターを M にしてください。 N ピントは、レンズのフォーカスリング を回して、ファインダー内のメインの 被写体がはっきり見えるように合わ せます。 D AFレンズでマニュアルフォーカスをする場合のご注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモードセレ クターを M にしてください。フォーカスモードセレクターが AF のままマニュアル フォーカスをすると、カメラやレンズの
フォーカスエイドによるピント合わせ マニュアルフォーカスで撮影するときは、ファ インダー内のピント表示(I)でピントが合っ ているかどうかを確認できます。ピントが合っ ているかどうかの基準となるフォーカスポイン トは 39 カ所から選べます。 • ピントが合うとピント表示(I)が表示され 。 ます(0 30) • オートフォーカスの苦手な被写体(0 61)で は、ピントが合っていなくてもピント表示 (I)が点灯することがありますので、ファイ ンダースクリーンの像でピントが合っている ことを確認してください。 • 別売のAF-S/AF-Iテレコンバーターを装着した 場合のフォーカスエイドが可能なフォーカス ポイントについては、 「AF-S/AF-I テレコンバー ター使用時のフォーカスポイントについて」 (0 317)をご覧ください。 N A 距離基準マークについて 距離基準マーク E は撮影距離の基準となるマーク で、カメラ内の撮像面の位置を示します。マニュア ルフォーカスや接写などでカメラから被写体まで 46.
S ISO 感度 ISO 感度を設定する ISO 感度は ISO 100 ∼ 12800 の間で 1/3 ステップで設定できます。また、 ISO 100 に対して約 0.3 ∼ 1 段の減感と、ISO12800 に対して約 0.
A ISO 感度を高く設定した場合 ISO 感度を高くするほど暗い場所での撮影や動いている被写体の撮影などに効果的で す。ただし、撮影した画像に多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生する場合が あります。 A 高感度(Hi 0.3∼ Hi 4)に設定した場合 ISO 感度を Hi 0.3 に設定すると、ISO 12800 に対して約 0.3 段分増 感します(ISO 16000 相当)。H4(Hi 4)では約 4 段分の増感に なります(ISO 204800 相当) 。これらの ISO 感度に設定したとき は、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生しやすくなります。 A 低感度(Lo 0.3 ∼ Lo 1)に設定した場合 ISO 感度を Lo 0.3 に設定すると、ISO 100 に対して約 0.
感度自動制御機能を使う 感度自動制御機能は、設定した ISO 感度で適正露出が得られない場合に、 カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 1 撮影メニューの[感度 自動制御]で[感度自 動制御]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[感度自動制 御]で[感度自動制御]を G ボタン 選んでマルチセレクターの 2 を押します。 •[ISO 感度]には ISO 感度ダイヤルで設定した ISO 感度が表示されます。 2 [する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを押す と、カメラが自動的に ISO 感度を 変更するようになります。フ S ラッシュ撮影時も、フラッシュ の光量が適正となるように感度 自動制御が機能します。 •[しない]を選ぶと、ISO 感度ダイヤルで設定した ISO 感度に固定され ます。 72
3 感度の制御方法を設定する • カメラが感度を自動的に制御す る方法を選びます。 制御上限感度 感度自動制御するときに ISO 感度が高くなりすぎないよう に、上限感度(200 ∼ Hi 4)を設定できます。ISO 感度の 下限は 100 になります。 露出モード P または A で感度自動制御が働き始めるシャッ タースピード(1/2000 ∼ 1 秒)を設定できます。また、 [オート]に設定すると、レンズの焦点距離に応じてシャッ タースピードの低速限界をカメラが自動で設定します (CPU レンズ装着時のみ) 。例えば、望遠レンズ使用時は手 ブレが発生しやすくなるため、低速限界が自動的に高速側 低速限界設定 に設定され、ブレを軽減できます。 •[オート]を選んで 2 を押すと、補正値の設定画面が表示 されます。低速限界をカメラが自動で設定するときに、 より高速側または低速側になるように調整できます。 • ISO 感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても露出不 足になる場合は、適正露出を得るために、低速限界設定 よりもさらにシャッタースピードが低速になります。 S • J ボタンを押して設定します
Z 測光・露出 測光モードを設定する 適正な露出を得るためにカメラが被写体の明るさを測る方法(測光モー ド)を設定します。 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い 領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構 マルチパターン 図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画 測光 像が得られます。 a Z 中央部重点 測光 Z b スポット 測光 74 画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被 写体を大きく配置して撮影する場合などに適しています。 • 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部 重点測光をおすすめします。 • 測 光 範 囲 は カ ス タ ム メ ニ ュ ー b1[中 央 部 重 点 測 光 範 囲] (0 243)で変更できますが、非 CPU レンズ使用時はφ12mm 相当になります。 フォーカスポイントに重なる φ4mm 相当(全画面の約 1.
❚❚ 測光モードの設定方法 測光モードダイヤルを使用したい 測光モードに合わせる 測光モードダイヤル • 測光モードは、ファインダー内表示 で確認できます。 A マルチパターン測光とレンズの組み合わせについて 測光モードがマルチパターン測光のときの測光方式は、レンズの種類によって変わり Z ます。 • CPU レンズ - 「3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G、E または D タイプの CPU レンズ使用時の測 光方式です。距離情報を利用して測光します。 - 「RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G、E または D タイプ以外の CPU レンズ使用時の測 光方式です。距離情報は利用しません。 • 非 CPU レンズ - セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](0 158)でレンズ情報を設定す ると、「RGB マルチパターン測光」になります。レンズ情報を設定しない場合は、 中央部重点測光になります。スポット測光に設定することも可能です。 A 関連ページ • 中央部重点測光の測光範囲を変更する → A b1[中央部重点測光範囲](0 243) A b2[基準露出レベルの調節] • 測
AE ロックして露出を固定する AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、そのま ま構図を変えて撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその周囲と で、極端に明るさが異なる場合などに効果的です。 1 測光モードで中央部重点測光またはスポット測光を選ぶ (0 74) • マルチパターン測光では、充分な効果が得られないため、おすすめで きません。 2 露出を合わせたい部分にフォーカス ポイントを重ねてシャッターボタン を半押ししたまま、AAE/AF ロック ボタンを押して、露出を固定する シャッターボタン • AAE/AF ロックボタンを押している間は、 測光モードに応じた部分の露出で固定 (ロック)され、構図を変えても露出は変 わりません。 • ファインダー内表示に AE-L マークが点灯 します。 Z • オートフォーカス撮影時は、フォーカス ロックも同時に行われますので、ピント 表示(I)の点灯も確認してください。 3 76 AAE/AF ロックボタンを押 したまま、構図を決めて撮 影する AAE/AF ロックボタン
A 測光エリアについて • スポット測光で、測光エリアとフォーカスポイントが連動する場合(0 74)は、選 択しているフォーカスポイントの露出が記憶されます。 • 中央部重点測光に設定した場合は、ファインダー中央部(φ12 mm の円内)を重点 的に測光した露出が記憶されます。 A AE ロック中のカメラ操作について AAE/AF ロックボタンを押している間も以下の操作ができます。 露出モード 操作 P S A プログラムシフト(0 37) シャッタースピードの変更 絞り値の変更 • 表示パネルやファインダー内表示には、変更後のシャッタースピード、絞り値が表 示されます。 • AE ロック中は、測光モードは変更できません。 A 関連ページ • シャッターボタンの半押しで AE ロックできるようにする → A c1[半押し AE ロッ ク] (0 244) • AAE/AF ロックボタンに別の機能を割り当てる → A f6[AE/AF ロックボタンの機 能] (0 261) Z 77
露出補正して画像の明るさを調整する 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることです。 画像全体を明るくしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補正を 行うときは、測光モード(0 74)を中央部重点測光またはスポット測光 にすると効果的です。露出補正は、1/3 段ステップで± 3 段の範囲で設定 できます。 − 1 段補正 露出補正なし + 1 段補正 ❚❚ 露出補正の設定方法 露出補正ダイヤルロックボタンを押しながら、露出補正ダイヤル を回す 露出補正ダイヤル Z 露出補正ダイヤルロックボタン • 露出補正ダイヤルを回している間、ファインダー内表示に補正量が表示 されます。 補正なし (補正量が 0 のとき) 78 − 0.
• 補正量を設定すると、ファインダー内表示に 露出補正マーク E が表示されます。また、露 出モード P、S、A では、ファインダー内表示に 露出補正インジケーターが表示され、[0]が点滅します。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に補正する のが基本です。 • 露出補正を解除するには、露出補正ダイヤルを 0 に合わせてください。 Z A 露出モード M での露出補正について 露出モードが M のときは、インジケーター表示が変わるだけで、設定したシャッター スピードと絞り値は変わりません。 A 別売スピードライト使用時の露出補正 別売スピードライト使用時に露出補正を行った場合は、背景露出とスピードライトの 発光量の両方に補正が行われ、画像全体の明るさが変わりますが、背景の明るさだけ を補正することもできます(カスタムメニュー e4[フラッシュ使用時の露出補正]、 0 253)。 A 関連ページ 露出補正値を変えながら撮影する→「AE ブラケティング、フラッシュブラケティング の撮影方法」(0 136) 79
r ホワイトバランス ホワイトバランスを変更する 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすることを 「ホワイトバランスを合わせる」といいます。初期設定の v(オート) でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い通りの色にな らないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを変更してくだ さい。 ホワイトバランス 設定される 色温度 v オート AUTO1 標準 v(オート)で充分な効果を得るには、 G、E または D タイプレンズをお使いになる 約 3500 ∼ AUTO2 8000K※ 電球色を残す J 電球 r 80 内容 約 3000K ※ ことをおすすめします。別売のスピードラ イトの使用時は、フラッシュ発光時の条件 に応じて適したホワイトバランスに調整さ れます。 白熱電球下での撮影に適しています。 ― 蛍光灯など、次の 7 種類の光源を使った撮 影に適しています。 ナトリウム灯 混合光 約 2700K ※ 野球場、体育館などのナトリウム灯の混合 光を使った撮影に適しています。 電球色蛍光灯 約 3000K ※ 電球色蛍光灯下での
ホワイトバランス M 晴天日陰 K 色温度設定 設定される 色温度 約 8000K ※ 約 2500 ∼ 10000K L プリセット マニュアル ― 内容 晴天の日陰での撮影に適しています。 色温度を直接指定できます(0 87) 。 撮影者が被写体や光源を基準にホワイトバ ランスを合わせたり、SD カード内の画像と 同じホワイトバランスで撮影したりできま す(0 89) 。 ※ 微調整が 0 の場合の値です。 ❚❚ ホワイトバランスの設定方法 L(U)ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • ホワイトバランスは、インフォ画面に表示されます。 L(U)ボタン メインコマンドダイヤル インフォ画面 r 81
A[ホワイトバランス]について ホワイトバランスは撮影メニュー(0 228)でも設定で きます。 A v(オート)について v(オート)の場合は、撮影メニューで[AUTO1 標準]と[AUTO2 電球色を残 す]から選べます。 [AUTO2 電球色を残す]を選ぶと、電球色の光源下で撮影した際 に暖かみのある画像の仕上がりになります。 A I(蛍光灯)について I(蛍光灯)の場合は、撮影メニュー(0 228)で蛍光灯の種類を選べます。 D スタジオ用大型ストロボを使用する場合 スタジオ用大型ストロボを使用する場合は、v(オート)に設定していても適正な ホワイトバランスが得られないことがあります。その場合は、N(フラッシュ)モー ドにして微調整を行うか、プリセットマニュアルをお使いください。 A 色温度について 光の色には、赤みを帯びたものや青みを帯びたものがあり、人間の主観で光の色を表 すと、見る人によって微妙に異なります。そこで、光の色を絶対温度(K:ケルビン) という客観的な数字で表したのが色温度です。色温度が低くなるほど赤みを帯びた光 色になり、色温度が高くなるほど青みを帯びた光色になります。
ホワイトバランスを微調整する ホワイトバランスは、さらに微調整できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 1 設定したいホワイトバ ランスを選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ホワイトバラ ンス]で設定したいホワイ トバランスを選びます。 G ボタン • ホワイトバランスを選んで マルチセレクターの 2 を押すと、微調整画面が表示されます。 •[オート]の場合は、 [AUTO1 標準]または[AUTO2 電球色を残す] を選んで 2 を押すと、微調整画面が表示されます。 •[蛍光灯]の場合は、該当する蛍光灯の種類を選んで 2 を押すと、微調整 画面が表示されます。 •[プリセットマニュアル]での微調整画面の表示方法については、「プリ セットマニュアルデータの微調整について」(0 97)をご覧ください。 r 83
2 微調整値を設定する • マルチセレクターを操作す ると、A(アンバー)、B(ブ 、M ルー)、G(グリーン) (マゼンタ)の 4 方向で、各 方向 6 段まで微調整できま す。設定した座標上の色に 座標 設定段数 画像を補正します。 • 座標とホワイトバランスの効果の関係は次の図のようになります。 グリーンが 強くなる G(グリーン) A(アンバー) B(ブルー) マゼンタが 強くなる M(マゼンタ) ブルーが強くなる r アンバーが強くなる • A(アンバー)、B(ブルー)方向は、色温度の高さを微調整できます。 1 段は約 5 ミレッドに相当します。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向は、色補正用(CC)フィルター と同じような微調整ができます。 3 微調整値を決定する • J ボタンを押して微調整値を決定すると、 撮影メニューに戻ります。 • ホワイトバランスを微調整すると、インフォ 画面にアスタリスク(E)が表示されます。 84
D ホワイトバランスの微調整画面について ホワイトバランスの微調整画面で表示されている色は、色温度方向の目安の色を表し ています。微調整画面で設定しても、設定したそのままの色の画像にはならない場合 があります。たとえば、ホワイトバランスを J(電球)に設定して B(ブルー)方向 に微調整しても、青色が強い画像にはなりません。 A ミレッド(MIRED)について 色温度の逆数を百万(106)倍したものです。色温度は、同じ色温度差でも、色温度の 低い場合では色の変化が大きく、色温度の高い場合では、色の変化が小さくなります。 たとえば同じ 1000 ケルビンの違いでも 6000 ケルビン付近での変化は比較的小さく、 3000 ケルビン付近では 1000 ケルビンの違いで光色が大きく変わります。ミレッドは、 その変化幅をほぼ同じに表現する尺度であり、色温度変換フィルターの単位としても 利用されます。 例)色温度の差(K:ケルビン):ミレッドの差(M:ミレッド) 4000K − 3000K = 1000 K 7000K − 6000K = 1000 K : 83 M : 24 M A 関連ページ ホワイトバラ
❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤルで 設定する場合 L(U)ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • 現在選択中のホワイトバランスの微調整値は、インフォ画面に表示され ます。 L(U)ボタン サブコマンドダイヤル インフォ画面 • L(U)ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A(ア ンバー)から B(ブルー)への横軸の方向のみ設定できます(0 84)。 • 各方向 6 段まで微調整できます。1 段は約 (0 85)。 5 ミレッドに相当します • サブコマンドダイヤルを左に回すと A(アンバー)方向に、右に回すと B(ブルー)方向に色温度の高さを微調整できます。 r 86 • 微調整値を 0 以外に設定すると、インフォ画面にアスタリスク(E)が 表示されます。 • L(U)ボタンの操作では、K(色温度設定)と L(プリセット マニュアル)のホワイトバランスは微調整できません。撮影メニューで 微調整してください(0 84)。
色温度設定で色温度を指定する ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバランス の色温度を直接数値で指定できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 A(アンバー)、B(ブルー)方向と G(グリーン)、M(マゼンタ)方向 の両方の色温度(0 84)を設定できます。 1 撮影メニューの[ホワ イトバランス]で[色 温度設定]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ホワイトバラ ンス]で[色温度設定]を G ボタン 選んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 A(アンバー)、B(ブルー) 方向の色温度を設定する • 4 または 2 を押して色温度を 1 桁ずつ選び、1 または 3 を押 r して数値を設定します。 A(アンバー)、 B(ブルー)方向 の色温度 3 G(グリーン)、M(マゼン タ)方向の色温度を設定する • 4 または 2 を押して、G(グ リーン)、M(マゼンタ)方向の 色温度にカーソルを移動し、1 または 3 を押して数値を設定し ます。 G(グリーン)、 M(マゼンタ)方向 の色温度 87
4 色温度を決定する • J ボタンを押して色温度を決定すると、撮 影メニューに戻ります。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向の色温 度を 0 以外に設定すると、インフォ画面にア スタリスク(E)が表示されます。 ❚❚ ボタン操作で色温度を設定する場合 L(U)ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す、ま たはマルチセレクターの 1342 を押す • L(U)ボタンを押しな がらサブコマンドダイヤルを 回すと、色温度が切り替わり ます(ミレッド単位、0 85)。 L(U)ボタン r サブコマンドダイヤル • L(U)ボタンを押しながらマルチセレク ターの 4 または 2 を押すと、色温度を 1 桁ずつ 選べます。1 または 3 を押すと選んだ桁の数 値を設定できます(10 ケルビン単位)。 • A(アンバー)、B(ブルー)方向の色温度のみ 設定できます。 • 色温度は、インフォ画面に表示されます。 D 色温度設定についてのご注意 • 光源が蛍光灯やフラッシュのときは、色温度設定を使わず、それぞれ I(蛍光灯)、 c(フラッシュ)に設定してください。 • ホワイトバランスの色温度を指定
プリセットマニュアルで基準となる 白を設定する プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイトバラン スデータまたは撮影済みの画像のプリセットマニュアルデータをカメラ に保存し、ホワイトバランスを設定します。カクテル照明(自然光と人 工照明とが混ざった室内撮影)や特殊照明下で、前記の v(オート)や J(電球)などの各設定や、色温度設定では望ましいホワイトバランス が得られない場合に便利です。 最大 4 種類のプリセットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-4)をカメラに保存 できます。プリセットマニュアルデータを保存するには、次の方法があ ります。 プリセットマニュアルデータを カメラで新規取得して保存する 撮影する照明下で白またはグレーの被写体を 基準にして撮影を行い、撮影データから取得 して保存します(0 90)。ライブビュー撮影 時(0 166)には、液晶モニターに表示中の 被写体の一部分を選んでプリセットマニュア ルデータを取得できます(スポットホワイト バランス、0 93) 。 撮影済みの画像のホワイトバラン SD カ ード にあ る画 像の ホワ イト バラ ンス 。 スデータをコ
ファインダー撮影時にプリセットマニュアル データを新規取得する プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイトバ ランスをセットする照明下で、無彩色(白またはグレー)の被写体を用 意しておいてください。スタジオ用大型ストロボにてホワイトバランス をセットする場合は、被写体をグレー(ホワイトバランス取得用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 無彩色(白またはグレー)の被写体を基準にプリセットマニュアルデー タを取得するときは、カメラが露出を通常よりも 1 段オーバーになるよ うに自動的に調整します。露出モードが M の場合は、露出インジケー ターを確認して、適正露出になるよう設定してください(0 42)。 1 r L(U)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回 して、インフォ画面のホワイトバランス表示を L に合わせる L(U)ボタン 2 メインコマンドダイヤル インフォ画面 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ • L(U)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、こ れから取得す
3 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん L(U)ボタンから指を放 し、再度 L(U)ボタンを押し続け ると、プリセットマニュアル取得モード になり、表示パネルとファインダー内表 表示パネル 示に D の文字が点滅します。 ファインダー内表示 4 D の点滅中に白またはグレーの被写体を撮影する • 撮影時に使う照明の下で、用意した無彩色(白またはグ レー)の被写体をファインダーいっぱいにとらえてシャッ ターボタンを全押しすると、プリセットマニュアルデータ が取得され、手順 2 で選んだ保存場所に保存されます。 • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアルデー タが正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、SD カードに画像は記録されません。 D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について (ファインダー撮影時) カメラを操作しないままカスタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間]の r [インフォ画面表示] (0 245)で設定した時間が経過し、さらにカスタムメニュー c2 [半押しタイマー](0 244)で設定した時間が過ぎると、プ
5 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたことを確認 する • プリセットマニュアルデータが取得され ると、表示パネルに C の文字が、 ファインダー内表示に a の文字が、そ れぞれ約 6 秒間点滅し、プリセットマ ニュアル取得モードを終了します。 表示パネル ファインダー内表示 • 被写体が極端に低輝度または高輝度の場 合、カメラがプリセットマニュアルデー タを取得できないことがあります。この 場合、表示パネルとファインダー内表示 にb a の文字が、それぞれ約 6 秒間点 表示パネル 滅します。このとき、シャッターボタン を半押しするとプリセットマニュアル取 得モード(手順 4)に戻ります。 ファインダー内表示 r A プリセットマニュアルデータについて • ご購入時のプリセットマニュアルデータ d-1 ∼ d-4 は、晴天モードと同じ色温度 5200K に設定されています。 • 撮影メニューから[ホワイトバランス]の[プリセッ トマニュアル]を選ぶと、取得したプリセットマニュ アルデータが右のような撮影画像のサムネイルで表 示されます。マルチセレクターでプリセットマニュア
スポットホワイトバランスでライブビュー撮影時 にプリセットマニュアルデータを取得する ライブビュー撮影時(0 166)には、液晶モニターに表示されている被 写体の一部分を選んでプリセットマニュアルデータを取得できます(ス ポットホワイトバランス)。被写体の一部に白、またはグレーの部分があ れば、あらかじめプリセットマニュアル取得用の被写体を用意する必要 はなく、望遠レンズ装着時にも、レンズを交換せずにそのままプリセッ トマニュアルデータを取得できます。 1 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始しま す。ファインダー内が暗くなり、液晶モニ ターに被写体が表示されます。 a ボタン 2 L(U)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回 して、液晶モニターのホワイトバランス表示を L に合わせる r L(U)ボタン メインコマンドダイヤル 液晶モニター 93
3 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ • L(U)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、こ れから取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を d-1 ∼ d-4 の 中から選びます。 L(U)ボタン 4 サブコマンドダイヤル 液晶モニター プリセットマニュアル取得モードにする • いったん L(U)ボタンから指を放し、 再度 L(U)ボタンを押し続けると、プ リセットマニュアル取得モードになり、液 晶モニターに L が点滅します。 液晶モニター 5 r 94 D の点滅中に、マルチセレクターを 操作して、r を被写体の白またはグ レーの部分に重ねる
6 J ボタンを押すか、シャッターボタン を全押しして、プリセットマニュアル データを取得する • データが取得できなかった場合は、液晶モ ニターに右の画面が表示され、手順 4 の状態 に戻ります。r の位置を変えるなどして、 再度プリセットマニュアルデータを取得し てください。 • 撮影メニューから[ホワイトバランス]の [プリセットマニュアル]を選ぶと、ライブ ビュー撮影時に取得したプリセットマニュ アルデータには、ホワイトバランスを取得 した範囲に枠が表示されます。 r D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について (ライブビュー撮影時) ライブビュー撮影時のプリセットマニュアル取得モードの時間制限は、カスタムメ ニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間]の[ライブビュー表示]で設定した時間 になります(0 245)。 D プリセットマニュアルデータ取得時の制限について (ライブビュー撮影時) HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時(0 113)は、プリセットマニュアルデータ を取得できません。 95
プリセットマニュアルデータを管理する ❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピーする 選択したプリセットマニュアルデータの保存場所に、SD カード内の画像 で使用されたホワイトバランスを、プリセットマニュアルデータとして コピーできます。 1 撮影メニューの[ホワ イトバランス]で[プ リセットマニュアル] を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ホワイトバラ G ボタン ンス]で[プリセットマ ニュアル]を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い 枠を移動して d-1 ∼ d-4 の中 からコピー先を選びます。 • W(M)ボタンを押すと r 設定画面が表示されます。 W(M)ボタン 3 [使用する画像の選択] を選ぶ •[使用する画像の選択]を選んで 2 を押すと、SD カード内の画像 が一覧表示されます。 4 ホワイトバランスデータをコ ピーしたい画像を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を 移動して画像を選びます。 96
5 J ボタンを押す • SD カード内の画像のホワイトバランスデー タがコピーされます。 • 選択した画像に画像コメント(0 274)が ある場合、画像コメントもコピーされます。 A ホワイトバランスデータをコピーしたい画像について 選んだ画像は、X(T)ボタンを押している間、拡大して確認できます。 A 設定画面でのプリセットマニュアルデータの切り換えについて r 設定画面で、マルチセレクターの 1 を押してプリセッ トマニュアルデータ(d-1 ∼ d-4)を選び、2 を押すと、 プリセットマニュアルデータが切り替わります。 A プリセットマニュアルデータの微調整について 設定画面で[微調整]を選ぶと、微調整画面が表示さ れ、選択中のプリセットマニュアルデータを微調整でき ます(0 83)。 97
❚❚ プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 選択したプリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を入力 します。 1 撮影メニューの[ホワイトバ ランス]で[プリセットマ ニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選ん でマルチセレクターの 2 を押し ます。 2 プリセットマニュアル データを選ぶ • マルチセレクターで黄色 い枠を移動して、プリ セットマニュアルデータ を選びます。 W(M)ボタン • W(M)ボタンを押すと 設定画面が表示されます。 3 [コメント編集]を選ぶ •[コメント編集]を選んで 2 を押 r します。 4 コメントを入力する • 最大 36 文字入力できます。コメントの入力 方法は、 「カスタムピクチャーコントロール を登録する」の手順 6 をご覧ください (0 107)。 98
❚❚ プリセットマニュアルデータを保護する(プロテクト) 選択したプリセットマニュアルデータにプロテクト(保護)を設定でき ます。プロテクト設定されたプリセットマニュアルデータは微調整やコ メント編集ができなくなります。 1 撮影メニューの[ホワイトバ ランス]で[プリセットマ ニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選ん でマルチセレクターの 2 を押し ます。 2 プリセットマニュアル データを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して、プリセットマ ニュアルデータを選びます。 • W(M)ボタンを押すと W(M)ボタン 設定画面が表示されます。 3 [プロテクト]を選ぶ •[プロテクト]を選んで 2 を押し ます。 r 4 [する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを押す と、選んだプリセットマニュア ルデータがプロテクト設定され ます。 • プリセットマニュアルデータの プロテクトを解除するには、もう一度[プロテクト]を選んでから [しない]を選びます。 99
J 画像処理 ピクチャーコントロールを使って 画像の仕上がりを簡単に設定した り、思い通りに調整する 「ピクチャーコントロール(Picture Control)システム」とは、対応する カメラまたはソフトウェアで調整した画像調整の設定を相互に利用でき るニコン独自の画作りシステムです。 ピクチャーコントロールを選ぶ このカメラには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶことのできる「ピ クチャーコントロール」が搭載されています。 J Q スタンダード 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。 • ほとんどの撮影状況に適しています。 R ニュートラル 素材性を重視した自然な画像になります。 • 撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適してい ます。 S メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。 • 青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。 ビビッド T モノクローム e ポートレート f 風景 100 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。 人物の肌が滑らかで自然な画像になります。 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。
1 撮影メニューの[ピク チャーコントロール]を 選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ピクチャーコン トロール]を選んでマルチセ G ボタン レクターの 2 を押します。 2 設定したいピクチャーコント ロールを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 A[カスタムピクチャーコントロール]について 撮影メニューで[カスタムピクチャーコントロール]を選ぶと、調整したピクチャー コントロールに名前を付けて登録したり(0 106)、SD カードを使って、同じ機種の J カメラやピクチャーコントロールに対応するソフトウェアと共用する(0 109)こと ができます。 A 撮影中のピクチャーコントロールの確認について 使用しているピクチャーコントロールは、R ボタンを押 すと表示されるインフォ画面で確認できます。 ピクチャーコントロール アイコン 101
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャーコントロール(0 106)の 設定は、撮影目的や好みに合わせて調整できます。輪郭強調、コントラ スト、色の濃さ(彩度)をバランス良く自動的に調整できる「クイック 調整」や各項目を手動で細かく調整する「手動調整」があります。 1 調整したいピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧画 面(0 101)で、マルチセレク ターの 2 を押します。 2 ピクチャーコントロールを調 整する • 1 または 3 で調整する項目 (0 103)を選んで、4 または 2 で値を設定します。 •[クイック調整]を選ぶと、各項 。 目のレベルを自動的に調整します(0 103) • O ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。 3 J ボタンを押す J A ピクチャーコントロールを調整した場合の表示について ピクチャーコントロールを調整すると、アイコンにアス タリスク(E)が表示されます。 102
❚❚ レベル調整の設定項目 クイック調整※ 1 輪郭強調 コント ラスト 明るさ 手 動 色の濃さ 調 ※2 (彩度) 整 色合い (色相)※ 2 フィルター 効果※ 3 調色※ 3 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的 に調整します。[− 2]∼[+ 2]の調整ができます。 • −側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴を抑 えた画像になり、+側にするとそれぞれのピクチャーコント ロールの特徴を強調した画像になります。たとえば[ビビッ ド]を選んで+側にクイック調整すると、色の鮮やかさを強 調します。 輪郭の強弱を調整します。 [0] (輪郭強調しない)∼[9]まで の手動調整と、自動で調整する[A](オート)があります。 • 数字が大きいほどくっきりとした画像になり、小さいほどソ フトな画像になります。 画像のコントラストを調整します。 [− 3]∼[+ 3]までの手 動調整と、自動で調整する[A](オート)があります。 • −側にすると軟調な画像になり、+側にすると硬調な画像に なります。晴天時の人物撮影や白とびが気になる場合などは −側が、霞んだ遠景の撮影な
※ 2[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロールの ときは、表示されません。 ※ 3[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロールの ときのみ表示されます。 D[輪郭強調]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オー ト)についてのご注意 • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具 合は変化します。 • 充分な効果を得るには、G タイプ、E タイプまたは D タイプのレンズをお使いになる ことをおすすめします。 A ピクチャーコントロール調整時のグリッド表示 • ピクチャーコントロール調整中に W(M)ボタンを押 している間、調整しているピクチャーコントロールの コ ン ト ラ ス ト と 彩 度 が 座 標 で 表 示 さ れ、他 の ピ ク チャーコントロールとの関係がわかります。ボタンを 放すと、調整画面に戻ります。 J •[モノクローム]の場合、グリッド表示はコントラスト のみ表示されます。 •[コントラスト]または[色の濃さ(彩度)]に[A] (オート)が設定されたピクチャーコントロール
A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効果があります。 Y(黄※) コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明る O(オレンジ※) さを抑えたい場合などに使います。 [Y]→[O]→[R] R の順にコントラストが強くなります。 (赤※) G(緑※) 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポート レート撮影などに使います。 ※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。 [フィルター効果]で得られる効果 は、市販の白黒写真用カラーフィルターよりも強くなります。 A[モノクローム]の[調色]について [調色]の項目([B&W]以外)を選んでマルチセレクター の 3 を押すと、さらに色の濃淡を 7 段階から選べます。4 または 2 を押して選んでください。 J 105
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて調 整して、「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 撮影メニューの[カス タムピクチャーコント ロール]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[カスタムピク チャーコントロール]を選 G ボタン んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 [編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押す と、[編集・登録対象を選択]画 面が表示されます。 3 J 元にするピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールを選ん で 2 を押すと、編集画面が表示 されます。 • 編集を行わない場合は J ボタン を押します。[登録先の選択]画面が表示されます(手順 5 へ)。 106
4 ピクチャーコントロールを調 整する • 項目の内容や調整方法は[ピク チャーコントロール]と同じです。 • J ボタンを押すと[登録先の選 択]画面が表示されます。 • O ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。 5 登録先を選択する • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中か ら登録先を選びます。 6 登録名を編集する • 登録先を選んで 2 を押すと、[登録名変更]画面が表示されます。 • 初期状態では、「(元になったピ クチャーコントロール名)XX」が名前エリアに入力され ています。XX には自動的に数 値が設定されます。 キーボード エリア 名前エリア • 登録名は 19 文字まで入力できます。文字はカーソル位置に挿入されます。 • 登録名を変更しない場合は、手順 7 へ進みます。 J • 名前エリアに新しい文字を入力する場合は、マルチセレクターを操作 して入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを移動させ、J ボ タンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W(M)ボタンを押 しながらマルチセレクターの 4 または 2 を押します。 • 名前エリ
7 X(T)ボタンを押す • 登録名の編集が終了します。 • 登録したピクチャーコント ロールは、ピクチャーコン トロールの一覧画面に表示 されます。 X(T)ボタン A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名変更] を選ぶと、登録したカスタムピクチャーコントロールの 名前を変更できます。 A 登録したピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したカスタムピクチャー コントロールを削除できます。 J A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面では、元 になったピクチャーコントロールがアイコンで表示さ 元になった ピクチャーコントロール れます。 A カスタム 1∼ 9で調整できる項目について カスタム 1 ∼ 9 を選んだ場合は、元になったピクチャーコントロールと同じ項目が調整 できます。 108
SD カードを使ってピクチャーコントロールを 対応ソフトウェアと共用する 付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2 のピクチャーコントロールユー ティリティー(Picture Control Utility)で作成したカスタムピクチャー コントロールを、SD カードからカメラに読み込んで登録したり、カメラ で作成したカスタムピクチャーコントロールをSDカードにコピーするこ とができます。また、SD カード上の不要なカスタムピクチャーコント ロールを削除することもできます。 1 [カスタムピクチャーコント ロール]画面で[メモリー カードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選ん でマルチセレクターの 2 を押す と、 [メモリーカードを使用]画 面が表示されます。 2 [カメラに登録]、[メモリー カードから削除]または[メモ リーカードにコピー」を選ぶ [カメラに登録]: • SD カードにあるカスタムピク チャーコントロールをカメラに登 録できます。カメラに登録したいカスタムピクチャーコントロールと J )を選んで名前を付けると、選んだ 登録先(C-1 ∼ 9(カスタム
[メモリーカードにコピー]: • カメラにあるカスタムピクチャーコントロールを SD カードにコピーで きます。SD カードにコピーしたいカスタムピクチャーコントロールと コピー先(1 ∼ 99)を選んで J ボタンを押すと、選んだカスタムピ クチャーコントロールが SD カードにコピーされます。 J A SDカードへのコピー /SDカードからの削除について • カメラに搭載されているピクチャーコントロール(スタンダード、ニュートラル、 ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景)は、コピーや削除ができません。 • 110 SD カードに保存できるカスタムピクチャーコントロールは、99 個までです。
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する アクティブ D- ライティングで撮影する 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定しておくと、 ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果があります。 見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い室内から外の風景 を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激しい景色を撮影するのに 効果的です。アクティブ D- ライティングを設定したときは、測光モードを マルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめします(0 74)。 アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [Y オート] J A 撮影メニュー[アクティブ D- ライティング]と画像編集メニュー [D- ライティング]の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて露出 や階調を制御し、ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整して画像を記 録します。一方、 [D- ライティング] (0 286)は、撮影済みの画像に対して階調を再 調整してシャドー部を明るく補正します。 111
❚❚ アクティブ D- ライティングの設定方法 1 撮影メニューの[アク ティブ D- ライティング] を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[アクティブ D-ライティング]を選んで G ボタン マルチセレクターの 2 を押 します。 2 効果の度合いを選び、J ボ タンを押す •[Y オート] 、[d より強め 2]、[c より強め 1]、[P 強 め]、 [Q 標準]、[R 弱め]、 [しない]に設定できます。 •[Y オート]に設定すると、撮影シーンに応じて自動的に効果の度合 いを設定します。 J D アクティブ D- ライティングについてのご注意 • アクティブ D- ライティングを設定して撮影をするとき、撮影シーンによっては、ノ イズ(ざらつき、むら、すじ)が強調される場合があります。 • アクティブ D- ライティングを設定していても、ISO 感度が Hi 0.
HDR(ハイダイナミックレンジ)合成を行う 1 回の撮影で露出が異なる画像を 2 コマ撮影して合成することにより、輝 度範囲の広いシーンでも白とびや黒つぶれの少ない画像を記録します。 明暗差が著しい撮影シーンなどで、シャドー部からハイライト部まで幅 広く再現された画像になります。HDR モードを設定したときは、測光モー ドをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめします (0 74)。 + 露出暗めで 撮影した画像 1 露出明るめで 撮影した画像 HDR モードで 合成された画像 撮影メニューの[HDR (ハイダイナミックレン ジ) ]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[HDR(ハイダ イナミックレンジ)]を選 G ボタン び、マルチセレクターの 2 を押します。 J D RAW を含む画質モードについて RAW を含む画質モードの場合、HDR 撮影はできません。 113
2 [HDR モード]を設定する •[HDR モード]を選んで 2 を押 します。 • 1 または 3 を押して HDR モード を設定し、J ボタンを押します。 HDR モードで続けて撮影します。HDR モードを解除す 6 する(連続) るには、もう一度[HDR モード]を選んで[しない] を選択してください。 する(1 回) 撮影を終了すると、HDR モードが解除されます。 しない HDR モードを解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)]を選 ぶと、HDR モードの撮影待機状態になり、 ファインダー内表示に u が点灯します。 J 114 ファインダー内表示
3 [露出差]を設定する •[露出差]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 を押して露出差を設 定し、J ボタンを押します。 • 露出差を大きく設定するほど、 輝度範囲のより広い被写体に対 応できます。 • 被写体の輝度範囲に適した露出 差以上に設定すると、不自然な 画像になる場合があります。被写体の輝度範囲に合わせて選択してく ださい。 •[オート]に設定すると、シーンに適した露出差が選択されます。 4 [スムージング]を設定する •[スムージング]を選んで 2 を押 します。 • 1 または 3 を押してスムージン グ(2 枚の画像の境界のなめらか さ)の強さを設定し、J ボタン J を押します。 • スムージングを強めに設定する ほど、画像がよりなめらかに合 成されます。 115
5 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • シャッターボタンを全押しすると、2 回連続してシャッターがきれます。 • 合成処理中は、表示パネルに l ファインダー内表示に l k が、 u が点滅しま す。この表示が消えるまで撮影できません。 •[する(連続)]の場合、[HDR モード] で[しない]を選んで HDR モードを解除 するまで、HDR モードで撮影できます。 ]の場合、1 • HDR モードが[する(1 回) 回撮影すると、HDR モードが解除され、 u マークが消灯します。 D HDR 撮影時のご注意 • 撮影した画像の画像周辺部は切り取られます。 • 撮影時の手ブレの量が大きい場合は、正しく合成されない場合があります。撮影時 は、三脚の使用をおすすめします。 • 動いている被写体を撮影すると、正しく合成されない場合があります。 • 撮影シーンによっては、明るい被写体の周辺に暗い影がでたり、暗い被写体の周辺 が明るくなったりします。[スムージング]の設定で調整できます。 • 被写体によっては画像に階調とびが発生する場合があります。 • 測光モードが中央部重点測光またはスポット測光
lフラッシュ撮影 使用できるスピードライト (別売フラッシュ) このカメラは、アクセサリーシューに別売スピードライト(0 119)を 装着することでフラッシュ撮影が可能になります。暗いところではもち ろん、昼間の屋外撮影などでも、逆光時や主要被写体の陰影を弱めたい とき、人物の目にキャッチライトを入れたいときなどに、補助光として も使用できます。お使いのスピードライトで使用できる機能については、 スピードライトの使用説明書をご覧ください。 別売スピードライトをカメラに装着するには 1 アクセサリーシューカバーを取り外す 2 別売のスピードライトをアクセサリー シューに取り付ける l • セーフティーロックピン付きのスピードラ イトを取り付けると、スピードライトが不 用意に外れるのを防止できます。 • スピードライトの取り付け方は、お使いに なる各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 117
A シンクロターミナル シンクロコードを必要とするスピードライト撮影時に、 シンクロコードをシンクロターミナル(JIS-B 型外れ防 止ネジ付き)に接続してください。ただし、後幕シンク ロ撮影ができるスピードライトをアクセサリーシュー に装着して後幕シンクロを行う場合には、シンクロター ミナルに他のスピードライトを接続して増灯撮影など を行わないでください。 D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アクセサ リーシュー部の接点をショートさせてしまうもの)を使用しないでください。カメラ の正常な機能が発揮できないだけでなく、カメラおよびフラッシュのシンクロ回路を 破損することがあります。 l 118
ニコンクリエイティブライティングシステム (CLS)について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのスピー ドライトとカメラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピードラ イト撮影に新たな可能性を開く、様々な機能を提供します。 ❚❚ ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライトの主な仕様 ガイドナンバー(ISO 100・m/ISO 200・m、20 ℃) SB-910 ※ 1 SB-900 ※ 1 SB-800 SB-700 ※ 1 SB-600 SB-400 ※ 2 SB-300 ※ 2 SB-R200 ※ 3 34/48(照射角 35mm、スタンダード配光時) 34/48(照射角 35mm、スタンダード配光時) 38/53(照射角 35mm 時) 28/39(照射角 35mm、スタンダード配光時) 30/42(照射角 35mm 時) 21/30 18/25 10/14 ※ 1 カメラのホワイトバランスを v(オート)または N(フラッシュ)に設定し、SB-910、 SB-900、または SB-700 用カラーフィルターを装着して撮影すると、カメラが自動的
❚❚ ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライトとの組み合わせで使用できる機能 ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト SU-800 SB-910 コマンダー クローズ SB-900 SB-800 SB-700 SB-600 撮影 アップ撮影 SB-R200 SB-400 SB-300 i-TTL-BL調光※1 ○ i-TTL スタンダード ○※ 2 i-TTL 調光 アドバンストワイヤレスライティング ー ー ー ○ ○ ○※ 2 ー ー ー ○ ○ 絞り連動 外部自動調光 ○※ 3 ー ー ー ー ー ー ー A 外部自動調光 ○※ 3 ー ー ー ー ー ー ー GN 距離優先 マニュアル発光 ○ ○ ー ー ー ー ー ー M マニュアル発光 ○ ○ ○ ー ー ー ○※ 4 ○※4 RPT リピーティング ○ ー ー ー ー ー ー ー リモートフラッシュ への発光指示 ○ ○ ー ○ ○ ー ー ー i-TTL i-T
ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト SU-800 SB-910 コマンダー クローズ SB-900 SB-800 SB-700 SB-600 撮影 アップ撮影 SB-R200 SB-400 SB-300 カメラ起動モデリング発光 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー カメラからの発光モード設定 ー ー ー ー ー ー ○ ○ カメラからのスピードライト ファームアップ ○※ 8 ○ ー ー ー ー ー ○ ※ 1 スポット測光時は設定できません。 ※ 2 スピードライト側でも設定できます。 ※3 AA モードと A モードの選択は、スピードライトのカスタム設定で行います。また、 セットアップメニューの[レンズ情報手動設定]でレンズの開放絞り値と焦点距離 を設定していない非 CPU レンズを装着した場合は A モードになります。 ※ 4 カメラ側でのみ設定できます。 ※ 5 スピードライトのカスタム設定にかかわらず、セットアップメニューの[レンズ情 報手動設定]でレンズの開放絞り値と焦点距離を設定していない非 CPU レンズを装 着し
A その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマニュアル発光撮 影となります。装着レンズによって機能が変わることはありません。 区分 スピードライト SB-80DX SB-28DX SB-50DX SB-28 SB-26 SB-25 SB-24 SB-30 SB-27※1 SB-22S SB-22 SB-20 SB-16B SB-15 SB-23 SB-29※2 SB-21B ※2 SB-29S ※2 A 外部自動調光 ○ − ○ ○ − M マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ○ G マルチフラッシュ REAR※ 3 後幕シンクロ ○ − ○ − − ○ ○ ○ ○ ○ ※ 1 このカメラと SB-27 を組み合わせると自動的に TTL モードになりますが、TTL モー ドでは使えません。SB-27 を A モードに設定し直してください。 ※ 2 SB-29・21B・29S でオートフォーカスができるレンズは、AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.
D スピードライト使用時のご注意 • 詳細はお使いになる各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応のスピードライトの使用説明書に カメラ分類表が記載されている場合は、ニコンクリエイティブライティングシステ ム対応デジタル一眼レフに該当する箇所をお読みください。なお、このカメラは SB-80DX、SB-28DX、SB-50DX の使用説明書に記載のデジタル一眼レフカメラには 該当しません。 • i-TTL や外部自動調光モードにおいて、フル発光でも露出アンダーになる可能性のあ る場合には、発光直後にレディーライト N が約 3 秒間点滅し、露出アンダー警告を行 います。 • • i-TTL モード時の ISO 感度連動範囲は ISO 100 ∼ 12800 相当です。 ISO 感度を 12800 よりも増感した場合には、距離や絞り値によっては適正な発光量に ならない場合があります。 • 露出モードが P の場合、下表の絞り値よりも絞りを開くことはできません。 100 200 ISO 感度と開放側の限界絞り(F) 400 800 1600 32
• スピードライト SB-910、SB-900 の AF 補助光は、17 ∼ 135mm までの AF レンズに対 応しています。各焦点距離でオートフォーカス可能なフォーカスポイントは、次の 図の通りです。 AFレンズの焦点距離が 17mmから 19mmの場合 AFレンズの焦点距離が AFレンズの焦点距離が 20mmから 105mmの場合 106mmから 135mmの場合 • スピードライト SB-800、SB-600、ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 の AF 補助光は、24 ∼ 105mm までの AF レンズに対応しています。各焦点距離でオート フォーカス可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです。 AFレンズの焦点距離が 24mmから 34mmの場合 AFレンズの焦点距離が 35mmから 49mmの場合 AFレンズの焦点距離が 50mmから 105mmの場合 • スピードライト SB-700 の AF 補助光は、24 ∼ 135mm までの AF レンズに対応していま す。各焦点距離でオートフォーカス可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです。 AFレンズの焦点距
A インフォ画面のフラッシュモード表示について インフォ画面のフラッシュモードでは、別売のスピードライト使用時の発光方式 が、次のように表示されます。 通常発光 FP 発光(0 251) i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光(AA) 外部自動調光(A) 距離優先マニュアル発光(GN) マニュアル発光 リピーティング発光 アドバンストワイヤレス — l ライティング 125
スピードライトの調光方式について 別売のニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト (0 119)をカメラに装着し、スピードライトの発光モードを TTL にセッ トすると、モニター発光を行う専用 TTL モード(i-TTL モード)になり、 i-TTL-BL 調光などによるフラッシュ撮影ができます。ニコンクリエイティ ブライティングシステム非対応のスピードライトでは、i-TTL モードでの 撮影はできません。 i-TTL モード時は、次のような調光方式が利用できます。 2016 分割 RGB センサーによる測光情報をもとに主要被写体と背景 光のバランスを考慮した BL(バランス)調光を行います。シャッ i-TTL-BL 調光 ターボタンを押すと、シャッターの開く直前にスピードライトがモ ニター発光を行い、被写体と背景光のバランスを考慮した最適な発 光量を決定します。 • G、E または D タイプレンズ装着時は、レンズから得られた被写体 までの距離情報も利用して最適な発光量を決定します。 • 非 CPU レンズ装着時は、レンズ情報(開放絞り値、焦点距離)を 設定することにより、より精度が向
フラッシュモードを設定する モード 先幕シンクロ モード 赤目軽減 モード 内容 通常のフラッシュ撮影時にはこのモードを設定します。露出 モードを P または A にセットしてフラッシュ撮影すると、カメラ が適正露出となるようにシャッタースピードを1/200∼1/60秒 (オート FP ハイスピードシンクロ時は 1/4000 ∼ 1/60 秒)に自 動的にセットします。 赤目軽減発光機能付きのスピードライトを使用することによ り、暗 い と こ ろ で 人 物 の 目 が 赤 く 写 る の を 軽 減 で き ま す (SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-400 使用時 のみ) 。 • シャッターがきれるまで、カメラや被写体の人物が動かない ように注意してください(シャッターチャンスを優先するよ うな撮影にはおすすめできません) 。 赤目軽減モードとスローシンクロモードが同時にセットされ ます。露出モードは P または A に設定してください(SB-910、 SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-400 使用時のみ)。夜 赤目軽減 景や
フラッシュモードを切り換える W(M)ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回す • フラッシュモードは、インフォ画 面に表示されます。 W(M)ボタン 先幕シンクロモード 赤目軽減モード※ 1 後幕シンクロモード※ 4 メインコマンド ダイヤル 赤目軽減スロー シンクロモード※ 1、 2 スローシンクロモード※ 3 ※ 1 スピードライト側が赤目軽減発光機能に対応していない場合は、フラッシュモード l 表示の赤目軽減マーク Y が点滅します。 ※ 2 露出モードが S または M の場合、赤目軽減スローシンクロモードは設定できません。 このモードを選択した場合は自動的に「赤目軽減モード」に変更されます。 ※ 3 露出モードが S または M の場合、スローシンクロモードは設定できません。このモー ドを選択した場合は自動的に「先幕シンクロモード」に変更されます。 ※ 4 露出モードが P または A の場合は、スローシンクロモードも自動的にセッ トされ、W(M)ボタンから指を放すと右のように表示されます。 128
A スタジオ用大型ストロボ使用時について スタジオ用大型ストロボでは正しい同調が行えないため、後幕シンクロモードは使用 できません。 A 別売スピードライト使用時のシャッタースピードと絞り値 別売のスピードライト使用時にカメラで設定できるシャッタースピードと絞り値は、 次の通りです。 露出モード 設定可能なシャッタースピード P カメラが自動的に 1/200 ∼ 1/60 秒にセット※ 1 S 1/200 ∼ 30 秒※ 2 A カメラが自動的に 1/200 ∼ 1/60 秒にセット※ 1 M 1/200 ∼ 30 秒、Bulb、Time ※ 2 設定可能な絞り値 0 カメラが 自動的に設定 37 任意の 絞り値※ 3 40 38 41 ※ 1 スローシンクロモード、後幕スローシンクロモード、赤目軽減スローシンクロモー ド選択時は、シャッタースピードが最長 30 秒まで延長されます。また、カスタ ムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 251)を[1/250 秒(オート FP)] または[1/200 秒(オート FP)]に設定してオート FP ハイスピードシン
調光補正してフラッシュの発光量を 変更する 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対 する被写体の明るさを調整したいときなどに使います。発光量を多くし て被写体をより明るく照らしたり、発光量を少なくして被写体に光が強 く当たりすぎないようにするなど、発光量の微妙な調整ができます。 ❚❚ 調光補正の設定方法 W(M)ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • 調光露出補正値は、インフォ画面 に表示されます。 • 調光補正は、1/3 段ステップで − 3 段∼+ 1 段の範囲で設定でき ます。 W(M)ボタン サブコマンド ダイヤル • 補正量を設定すると、インフォ画面とファ インダー内表示に Y(調光補正)マークが 表示されます。 l • W(M)ボタンを押すと、インフォ画面と ファインダー内表示で設定した補正量を確 認できます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くし たいときは−側に補正するのが基本です。 補正なし(W(M)ボタン を押したとき) • 調光補正を解除するには、補正量を 0.
A 別売スピードライトの調光補正について カメラ側とスピードライト側で同時に調光補正を行う場合、両方の補正値を加算します。 A 関連ページ • フラッシュ撮影時に露出補正した場合に調光量も補正するかどうかを設定する → A e4[フラッシュ使用時の露出補正](0 253) • 調光補正値を変えながら撮影する →「AE ブラケティング、フラッシュブラケティン グの撮影方法」(0 136) l 131
FV ロックして調光量を固定する 別売のニコンクリエイティブライティングシステム(0 119)対応スピー ドライト使用時は、調光量をロック(固定)することにより、被写体に 調光量を合わせたまま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影 できます。被写体が画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調 光量のフラッシュ撮影が可能です。 • FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュの発 光量が補正されることにより FV ロックは維持されます。 1 2 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機 、f5[プレビューボタン 能] (0 257) 、f6[AE/AF ロック の機能](0 260) ボタンの機能](0 261)のいずれかの [押し時の動作]を[FV-L]に設定する FV ロック対応スピードライト(0 120)をカメラのアクセ サリーシューに装着する 3 スピードライトの電源を ON にし、発光モードを TTL または 「モニター発光あり」の AA または A のいずれかにセットする • 別売スピードライトの発光モードについては、スピードライトの使用 説明書をご覧
5 モニター発光を行う • ファインダー内表示に c が点灯していることを確認し、[FV-L]を割 り当てたボタンを押すと、フラッシュがモニター発光を行い、調光量 を計算します。 • FV ロックが行われ、ファインダー内表示に e(FV ロック)マークが表示されます。 6 構図を変更する 7 シャッターボタンを全押しして撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影する ことができます。必要に応じて手順 6 ∼ 7 を繰り返してください。 8 FV ロックを解除する • もう一度[FV-L]を割り当てたボタンを押すと、FV ロックが解除さ れ、ファインダー内表示の e が消灯します。 l A 測光エリアについて 別売スピードライトを使用して FV ロックした場合の測光エリアは次のようになります。 撮影状態 1 灯撮影時 アドバンストワイヤレス ライティングによる 増灯時 発光モード 測光エリア i-TTL モード 画面中央φ5 mm 相当 絞り連動外部自動調光 スピードライトの 外部測光エリア i-TTL モード 全画面 絞り連動外部自動調
t 撮影の便利な機能 ツーボタンリセットで基本的な 機能を初期設定に戻す W(M)ボタンと D ボタン(それぞ れのボタンに緑色の I がついてい ます)を 2 秒以上同時に押すと、一 瞬表示パネルの表示が消え、カメラ の機能が次のように初期設定に戻 ります。 W(M)ボタン D ボタン .
❚❚ その他の撮影関連の機能 0 ファインダー撮影時の AF AF モード AF-S シングル AF エリアモード ポイント AF ライブビュー撮影時の AF AF モード AF-S ノーマル AF エリアモード エリア AF フォーカスポイント※1 中央 59 62 168 169 オートブラケティング 解除 フラッシュ調光補正 解除(0.
オートブラケティングで露出や調光、 ホワイトバランス、アクティブ D- ラ イティングを変えながら撮影する 明るさ(露出)、フラッシュの発光量、ホワイトバランス、アクティブ D- ラ イティング(ADL)の設定をカメラが自動的に変えながら撮影します。画 像の明るさやフラッシュの発光量の調整が難しい場合や複数の光源が混在 していてホワイトバランスを決めにくい場合の撮影に効果的です。 ❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティングの撮 影方法 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮影します。 補正なし − 1 段補正 + 1 段補正 t A AEブラケティング、フラッシュブラケティングについて [AE・フラッシュブラケティング]では、AE ブラケティングとフラッシュブラケティ ングを同時に行います。AE ブラケティングだけを行いたいときは[AE ブラケティン グ]を、フラッシュブラケティングだけを行いたいときは[フラッシュブラケティン グ]を選びます。フラッシュブラケティングは i-TTL 調光時および絞り連動外部自動調 光時(別売の絞り連動外部自動調光対応スピードライト使用時のみ)に使
1 カスタムメニュー e6 [オートブラケティング のセット]で[AE・フ ラッシュブラケティン グ]を選ぶ • G ボタンを押して、カス G ボタン タムメニュー e6[オート ブラケティングのセット] で[AE・フラッシュブラ ケティング]を選んで J ボタンを押します。 •[AE ブラケティング]、[フ ラッシュブラケティング] を選んだ場合も操作は同じです。 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ 数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンドダイヤル インフォ画面 オートブラケティング インジケーター t • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークが、ファインダー内表示に D が 点灯します。 ファインダー内表示 • インフォ画面には v とオートブラケ ティングインジケーターが表示されます。マークは、[AE ブラケティ ング]を選んだ場合は w、[フラッシュブラケティング]を選ん だ場合は x に変更されます。 137
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、補正ステッ プを設定できます。 補正ステップ D ボタン サブコマンドダイヤル インフォ画面 、 • 補正ステップは、0.3(1/3 段)、0.7(2/3 段)、1.0(1 段)、2.0(2 段) 3.0(3 段)から選ぶことができます。 • 補正ステップが 0.3 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 インフォ画面 オートブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 0 3 3 2 2 3 5 t 138 撮影順序 0 0/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 0.7/ − 0.3 0/ + 0.3 0/ − 0.3 0/ − 0.3/ + 0.3 0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • シャッタースピードと絞り値は補正された 値が表示されます。 • インフォ画面を点灯させると、オートブラケティングインジケーター が表示されます。撮影するたびに、コマ数を示す表示が、オートブラ ケティングインジケーター上から消えます。 撮影コマ数:3 補正ステップ:0.
❚❚ AE、フラッシュブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回してインフォ画 面の撮影コマ数を r にしてください(v、w または x マー クが消灯します)。ただし、設定した補正ステップは記憶されます。また、 ツーボタンリセット(0 134)でもブラケティングを解除できますが、こ の場合は設定した補正ステップもリセットされます。 A AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティング、フラッ シュブラケティング撮影について • レリーズモード(0 46)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、シャッター ボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時点でいったん停止し、 シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 48)には、シャッターボタンを全押しすると、カスタム メニュー c3[セルフタイマー] (0 245)の[連続撮影間隔]で設定した撮影間隔 で撮影します。ただし、c3 の[撮影コマ数]で設定した撮影コマ数にかかわらず、 0 137 の手順 2 で設定した撮影コマ数が 1 コマずつ撮
❚❚ WB ブラケティングの撮影方法 ホワイトバランスの色温度を変えながら撮影します。ホワイトバランス についての説明は、0 80 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e6[オートブラケ ティングのセット]で[WB ブラケ ティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ 数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンドダイヤル インフォ画面 WB ブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークが、ファインダー内表示に D が 点灯します。インフォ画面には y と ファインダー内表示 WB ブラケティングインジケーターが表示 されます。 t D WBブラケティングの制限について WB ブラケティングは、RAW を含む画質モードでは使用できません。 141
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回すと補正ステッ プを設定できます。 補正ステップ D ボタン サブコマンドダイヤル インフォ画面 、2(2 段)、3(3 段)から選ぶことができ • 補正ステップは、1(1 段) ます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当します。A 方向に数が大きくなるごとにアンバーが強くなります。B 方向に数が大き くなるごとにブルーが強くなります(0 85)。 • 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 インフォ画面 WB ブラケティング インジケーター 撮影 コマ数 0 2 2 3 t 142 補正 ステップ 1段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 撮影順序 0 0/B1 0/A1 0/A1/B1
4 撮影する • シャッターボタンを 1 回全押しすると、 設定した全てのコマ数の画像が記録され ます。 • ホワイトバランスを微調整している場合 は、微調整値に WB ブラケティングの補 正ステップが加算されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が記録 可能コマ数より多い場合、表示パネルに n が、ファインダー内表示に j が右図のように点滅し、シャッターがき れません。新しい SD カードに交換する と撮影できます。 ❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回してインフォ画 面の撮影コマ数を r にしてください(y マークが消灯します)。た だし、設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリセッ ト(0 134)でもブラケティングを解除できますが、この場合は設定し た補正ステップもリセットされます。 A WBブラケティング撮影について • WB ブラケティングでは、色温度(A(アンバー)から B(ブルー)への横方向)の 補正のみを行います(0 83) 。G(グリーン)から M(マゼンタ)への縦方向の補正 t は行いません。
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 アクティブ D- ライティングの効果の度合いを変えながら撮影します。ア クティブ D- ライティングについての説明は、0 111 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e6[オートブラケ ティングのセット]で[ADL ブラケ ティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回すと撮影コマ 数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンドダイヤル インフォ画面 ADL ブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークが、ファインダー内表 示に D が点灯されます。インフォ画面には z と ADL ブラケティ ングインジケーターが表示されます。 t • 設定した撮影コマ数により、ブラケティングの内容が次のように異な ります。 撮影コマ数 ブラケティングの内容 2 コマ [しない]→(手順3で設定するアクティブ D-ライティングの度合い) 3 コマ [しない]→[弱め]→[標準] 4 コマ [しない]→[弱め]→[標準]→[強め] [しない]→[弱め]→[標
3 アクティブ D- ライティングの度合いを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ数 が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ D- ライティングの度合いを設 定できます。 D ボタン サブコマンドダイヤル • アクティブ D- ライティングの度合いは、インフォ画面の ADL ブラケ ティング度合表示で確認できます。 アクティブ D-ライティング の度合い Y オート R 弱め Q 標準 アクティブ インフォ画面 D-ライティング インフォ画面 の度合い P 強め c より 強め 1 t d より 強め 2 145
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • インフォ画面を点灯させると、ADL ブラケ ティングの度合が表示されます。撮影する たびに、ADL ブラケティングの度合を示す 表示が消えます。 撮影コマ数:3 1 コマ撮影した状態 ❚❚ ADL ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回してインフォ画面 の撮影コマ数を r にしてください(z マークが消灯します)。ただし、 設定したアクティブ D- ライティングの度合いは記憶されます。また、ツー ボタンリセット(0 134)でもブラケティングを解除できますが、この場 合は設定したアクティブ D-ライティングの度合いもリセットされます。 t A ADL ブラケティング撮影について • レリーズモード(0 46)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、シャッター ボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時点でいったん停止し、 シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 48)には、シャッターボタンを全押しすると、カスタム メ
多重露出撮影で 1 つの画像に重ねて 写し込む 多重露出撮影は 2 ∼ 10 コマまで重ねて写し込み、1 つの画像として記録し ます。RAW データを使用して合成するため、通常のアプリケーションソ フトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画像に なります。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 1 撮影メニューの[多重露 出]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[多重露出]を 選んで、マルチセレクター の 2 を押します。 G ボタン t A 撮影間隔が長くなる場合について • 多重露出撮影中に、何も操作しないで 30 秒経過すると、カメラが待機状態に入りま す。撮影を中断する前に撮影した画像は記録されます。 • 撮影間隔が長くなる場合は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー](0 244)を 長めに設定することをおすすめします。カメラが待機状態に入るまでの時間が、c2 で設定した時間に 30 秒を加えたものに延長されます。 147
2 [多重露出モード]を設定する •[多重露出モード]を選んで、2 を押します。 • 1 または 3 を押して多重露出 モードを設定し、J ボタンを押 します。 6 する (連続) 同じ設定で続けて多重露出撮影します。多重露出撮影を解 除するには、もう一度[多重露出モード]を選んで[しな い]を選択してください。 する (1 回) 多重露出撮影を終了すると、多重露出が解除されます。 しない 多重露出撮影を解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)]を選 ぶと、多重露出の撮影待機状態になり、表示 パネルに n マークが点灯します。 3 [コマ数](露光回数)を設定 する t •[コマ数]を選んで、2 を押しま す。 • 1 または 3 を押して露光回数を 設定し、J ボタンを押します。 148
4 [自動ゲイン補正]を設定する •[自動ゲイン補正]を選んで、2 を押します。 • 自動ゲイン補正の設定後、J ボ タンを押します。 5 する 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数に 合わせて自動的にゲイン(出力)を補正します。ただし、背 景が暗いときは[しない]にすることをおすすめします。 • 各コマのゲインは、「1 ÷露光回数」となります。たとえ ば、露光回数が「2 コマ」の場合は 1/2、 「3 コマ」の場合 は 1/3 になります。 しない ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わせ ます。 1 回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マークが点 滅します。 6 2 回目以降の撮影をする •[する(連続) ]の場合、 [多重露 出モード]で[しない]を選ん t で多重露出モードを解除するま で、多重露出撮影できます。 • 多重露出モードが[する(1 回)]の場合、手順 3 で設定したコマ数分 の撮影をすると、多重露出撮影が解除され、n マークが消灯します。 149
D 多重露出撮影時のご注意 • 多重露出の撮影途中、画像の再生やメニュー画面の表示で液晶モニターを点灯した 場合、液晶モニターが消灯してから操作のないままカスタムメニュー c2[半押しタ イマー](0 244)で設定した時間に 30 秒を加えた時間が経過すると、画像が記録 されて多重露出が解除されます。 • 多重露出撮影中は、ライブビュー撮影ができません。 • 多重露出モードを[する(連続) ]または[する(1 回) ]に設定していても、ライブ ビュー表示にすると[しない]になります。 • 自動ゲイン補正(0 149)を[しない]に設定した場合、ノイズ(ざらつき、むら、 すじ)が発生しやすくなります。 • 多重露出による撮影中は、SD カードを交換しないでください。 • レリーズモード(0 46)を CL または CH に設定して撮影する場合、多重露出モード が[する(1 回) ]のときは、シャッターボタンを押し続けると、多重露出で設定さ れた撮影コマ数の撮影後、多重露出撮影を解除します。 [する(連続)]のときは、 シャッターボタンを押し続けている間、多重露出で設定された撮影コマ数で多重露 出撮影を繰り返
❚❚ 多重露出撮影を中断するには 設定したコマ数分を撮影する前に多重露出撮影 を中断するには、多重露出モードを[しない]に 設定します。多重露出撮影を中断すると、その 時点までの露光結果だけを重ね合わせた画像が 記録されます([自動ゲイン補正]を[する]に していたときは、露光回数に合わせてゲイン補 正が行われます) 。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 • ツーボタンリセット(0 134)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき A Fn ボタンまたは Pvボタンとコマンドダイヤルで多重露出モードと コマ数を設定する カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 257)、f5[プレビューボタンの機能] (0 260)のコマンドダイヤル併用時の動作が[多重露出]の場合、割り当てたボタン とコマンドダイヤルの操作で手順 2 の[多重露出モード]と手順 3 の[コマ数]を設定 できます。 •[多重露出]を割り当てたボタンを押しながら、メイ ンコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの多重露出 アイコンが
インターバルタイマー撮影で設定した 間隔で撮影する このカメラは、設定した開始方法(即時または設定時刻)と時間間隔で 自動的に撮影を行う、インターバルタイマー撮影が可能です。つぼみが ゆっくりと開く様子や、蝶が羽化する様子などを記録したい場合などに 便利です。インターバルタイマー撮影は、レリーズモードを S、CL、CH または J に設定して撮影してください。 ❚❚ インターバルタイマー撮影の開始 1 撮影メニューの[イン ターバルタイマー撮影] を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[インターバル タイマー撮影]を選んでマ G ボタン ルチセレクターの 2 を押し ます。[インターバルタイマー撮影]画面が表示されます。 2 [開始トリガー](開始方法) を設定する • すぐに撮影する場合、 [即時ス タート]を選んで 2 を押します 。 (手順 4 へ) t • 開始時間を決めて撮影する場合、 [開始時刻設定]を選んで 2 を押します(手順 3 へ)。 D インターバルタイマー撮影を開始する前に • 試し撮りをすることをおすすめします。 • あらかじめセットアップメニューの[地
3 [開始時刻]を設定する • 4 または 2 を押して時間、分を 選び、1 または 3 を押して数値 を設定後、2 を押します。 •[開始トリガー]で[即時スター ト]を選んだ場合、この画面は 表示されません。 4 [撮影間隔](インターバル) を設定する • 4 または 2 を押して時間、分、 秒を選び、1 または 3 を押して 数値を設定後、2 を押します。 • 撮影間隔は、想定されるシャッ タースピードに 1 回のコマ数(手順 5)を掛けた値よりも長い時間を設 定してください。 • 撮影間隔が充分な長さに設定されていない場合は、設定した[撮影回 数×コマ数](手順 5)で撮影できないことがあります。 5 [撮影回数×コマ数]を設定 する • 4 または 2 を押して撮影回数と 1 回のコマ数を 1 桁ずつ選び、1 または 3 を押して数値を設定後、 2 を押します。 t 撮影回数 コマ数 合計撮影 コマ数 153
6 インターバルタイマー撮影を 開始する •[開始]を選んで J ボタンを押し ます。[開始トリガー]で[即時 スタート]を選んだ場合は、約 3 秒後に撮影を開始します。[開始 時刻設定]を選んだ場合は、設定した時刻に撮影を開始します。 • 設定した撮影間隔とコマ数で撮影を繰り返します。 • 設定のみを行いたいときは、[終了]を選んで J ボタンを押すと、撮影 メニューに戻ります。 D インターバルタイマー撮影についてのご注意 • 実際のインターバルタイマー撮影には、インターバル時間の他、シャッタースピー ドやカメラが処理を行う時間などが含まれます。撮影間隔が充分な長さに設定され ていない場合は、設定した撮影間隔で撮影できず、その回の撮影がキャンセルされ ることがあります(0 156)。 • 設定した[開始時刻]が現在時刻後 1 分以内の場合や、シャッタースピードが B(Bulb) または T(Time)の場合など、インターバルタイマー撮影を開始できないときには 警告メッセージを表示します。 • SD カードのメモリー残量がない場合、撮影時刻ごとにカウントは進みますが、実際 の撮影は行われません。メモ
A インターバルタイマー撮影の待機状態について インターバルタイマー撮影の待機状態では、インフォ 画面に Qマークが点滅します。撮影直前になると表 示パネルのシャッタースピード表示部に残りの撮影回 数を、絞り値表示部にその回の残りの撮影コマ数を、そ れぞれ表示します。 • 待機状態でシャッターボタンを半押しすると、残り の撮影回数と撮影コマ数を表示します。 • 撮影メニューから[インターバルタイマー撮影]を 選ぶと、液晶モニターのインターバル設定画面に撮 影動作、開始時刻、撮影間隔、残りの撮影回数と撮 影コマ数が表示されます。ただし、[撮影動作] (次 ページ参照)以外の設定変更はできません。 ❚❚ インターバルタイマー撮影の一時停止と再開 次の場合はインターバルタイマー撮影が一時停止状態になります。 • 撮影待機中に J ボタンを押したとき •[撮影動作]で[一時停止]を選んで、J ボタンを押したとき • 電源を OFF にして、再度 ON にしたとき(電源が OFF の間にバッテリー や SD カードを交換しても、一時停止状態が持続します。) • レリーズモードを E または MUP に切り換えたと
2 インターバルタイマー撮影を 再開する •[再開]を選んで J ボタンを押す と撮影を再開します。 • 撮影途中の回で停止状態になっ た場合、その回の残りのコマは キャンセルされます。再開した場合は、次の回の 1 コマ目から撮影さ れます。 ❚❚ インターバルタイマー撮影の終了 次の場合はインターバルタイマー撮影が終了します。 •[撮影動作]で[終了]を選び、J ボタンを押したとき • ツーボタンリセット(0 134)を行ったとき •[撮影メニューの管理](0 229)で撮影メニューをリセットしたとき • オートブラケティング(0 136)を設定、または解除したとき • バッテリーの残量がなくなったとき インターバルタイマー撮影終了後は通常の撮影待機状態に戻ります。 ❚❚ 撮影のキャンセル 撮影開始予定時刻を 8 秒過ぎても次の状態にある場合は、その回の撮影を キャンセルし、次の回の撮影時刻から撮影を再開します。 • 前の回のコマを撮影中 • 連続撮影可能コマ数が 0 のとき • SD カードに空きがないとき t 156 • AF モードが AF-S で、被写体にピントが合わないとき(撮影ごとに
D レリーズモードについて レリーズモードに関係なく、1 回の撮影ごとに設定された撮影コマ数が撮影されます。 D インターバルタイマー撮影待機中の各種設定について インターバルタイマー撮影の待機中は、各種設定やメニュー画面の操作や、画像を再 生することができます。ただし、メニュー画面や再生画面を表示している場合、撮影 時刻の約 4 秒前に液晶モニターを消灯して、撮影に入ります。 D インターバルタイマー撮影の制限について インターバルタイマー撮影は、次の機能とは同時に使用できません: • ライブビュー撮影(0 166) • 長時間露出撮影(0 43) t 157
非 CPU レンズを使用する (レンズ情報手動設定) このカメラでは、非 CPU レンズを装着して露出モード A または M で撮影が できます。非 CPU レンズを使用する場合、絞り値はレンズの絞りリング で設定します。セットアップメニューの[レンズ情報手動設定]でレン ズの情報をカメラに登録すると、次の機能が使用できるようになります。 • 焦点距離を設定して使用できる機能: – 別売のスピードライトのオートパワーズーム(0 120) – 再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます) • 開放絞り値(開放 F 値)を設定して使用できる機能: – レンズで設定した絞り値表示(表示パネル、ファインダー内表示) – スピードライトの絞り連動外部自動調光 – 再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能: – RGB マルチパターン測光(レフレックスニッコールなど一部のレンズ では、充分な精度が得られない場合があります。中央部重点測光また はスポット測光に設定して撮影してください) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定すると精度が向上する機能:
❚❚ レンズ情報の登録方法 1 セットアップメニュー の[レンズ情報手動設 定]を選ぶ • G ボタンを押して、セッ トアップメニューの[レン ズ情報手動設定]を選ん G ボタン で、マルチセレクターの 2 を押します。 2 [レンズ No.]を選ぶ • 4 または 2 を押して、登録したい レンズ No.(1 ∼ 9)を選びます。 3 [焦点距離(mm)]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズの焦 点距離(6 ∼ 4000)を選びます。 4 [開放絞り値]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズの 開放絞り値(F1.
5 [露出計連動方式]で[AI レンズ]を選ぶ • 2 を押します。 • 1または 3で使用するレンズの種 類を選び、J ボタンを押します。 • 非 AI 方式レンズを使用する場合 (0 162)は[非 AI レンズ]を選 びます。 6 設定を終了する •[設定終了]を選んで J ボタンを 押します。 • レンズの設定が保存されて、セッ トアップメニュー画面に戻ります。 t 160
❚❚ レンズ情報の選択方法 レンズ情報を登録した非 CPU レンズが複数ある場合、レンズ装着後にレ ンズ No. を選んでから撮影します。 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 257)、f5[プ レビューボタンの機能](0 260)、f6[AE/AF ロックボタ ンの機能](0 261)のいずれかの[コマンドダイヤル併用 時の動作]を[手動設定済みレンズの選択]に設定する • ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対してレンズの選択機能が 割り当てられます。 2 [手動設定済みレンズの選択]を割り 当てたボタンを押しながらメインコマ ンドダイヤルを回す メインコマンド ダイヤル • レンズ No. はインフォ画面に表示されます。 焦点距離 開放絞り値 使用したいレンズの番号が表示されるまで メインコマンドダイヤルを回します。 レンズ No.
非 AI 方式レンズを使う このカメラでは、非 AI 方式レンズが装着可能です。非 AI 方式レンズを取 り付ける場合、必ず露出計連動レバーを押し上げてからレンズを取り付 けてください。露出計連動レバーを押し上げずに非 AI 方式レンズを取り 付けると、カメラやレンズの故障の原因になります。 露出計連動レバー ❚❚ AI 方式レンズと非 AI 方式レンズの違い 非 CPU レンズには、AI 方式レンズと非 AI 方式レンズがあります。 AI 方式レンズ t AI 方式レンズには露出計連動 ガイドが付いています。 非 AI 方式レンズ 非AI方式レンズには露出計連動 ガイドがありません。 A 装着できない非 AI レンズについて 露出計連動レバーを押し上げても、一部装着できないレンズがあります。詳しくは「使 用できないレンズ」(0 316)をご覧ください。 A AI方式レンズを取り付ける場合 AI 方式レンズを取り付ける場合、必ず露出計連動レバーを戻してからレンズを取り付 けてください。 162
❚❚ 非 AI 方式レンズを使って撮影する 非 AI 方式レンズを装着すると、レンズとカメラで絞り値が連動できなく なります。このため、適切な露出を得るにはレンズとカメラの両方で絞 り値を設定する必要があります。 1 2 レンズ情報を登録(0 159)した非 AI 方式レンズを取り付ける レンズ No.
位置情報を画像に記録する このカメラは、アクセサリーターミナル(0 2)に接続した別売の GPS ユニット GP-1 または GP-1A と通信し、画像データに撮影時の緯度、経度、 標高、UTC(協定世界時)を記録できます。 ❚❚ GP-1/GP-1A との接続について • カメラの電源を OFF にしてから、GP-1/GP-1A に付属のケーブルをアク セサリーターミナルに接続します(0 322)。詳しくは GP-1/GP-1A の 使用説明書をご覧ください。 • GP-1/GP-1A と通信して撮影した画像には、再生時の画像情報に位置情 報のページ(0 188)が追加されます。 ❚❚ GP-1/GP-1A と接続中のカメラの設定について G ボタンを押して、セットアップメニューの[位置情報]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押すと、GP-1/GP-1A との接続時の半押しタイ マー、取得した位置情報の表示、衛星による日時合わせを設定できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GP-1/GP-1A を接続しているときの 半押しタイマーを設定できます。 t 164 有効 カメラを操作していな
•[情報表示]では、GP-1/GP-1A 接続時に取得した情報を表示します。 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 UTC UTC(協定世界時)を表示。UTC(Coordinated Universal Time =協定世界時)は、GP-1/GP-1A と接続して取得された世界標 準時で、カメラで設定されている時刻とは別に記録されます。 •[衛星による日時合わせ]が[する]の場合、GP-1/GP-1A 接続時に取 得した日時の情報でカメラの内蔵時計を合わせます。GP-1/GP-1A を使 用して日時を合わせないときは、[しない]を選んでください。 A GP-1/GP-1A 使用時の表示について t GP-1/GP-1A との通信状態は、インフォ画面の衛星受信 状態マーク o で確認できます。 • o(点灯):GP-1/GP-1A との通信中です。 • o(点滅) :GP-1/GP-1A が取得している情報が確定し ていないため、位置情報は記録されません。o が点灯 するまでお待ちください。 • :GP-1/GP-1A との通信が 2 秒以上途絶えると、 o(消灯) o
x ライブビュー撮影 液晶モニターで被写体を見ながら静止画を撮影できます。 1 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始しま す。ファインダー内が暗くなり、液晶モニ ターに被写体が表示されます。 a ボタン 2 フォーカスポイントを被写体に重ねる • フォーカスポイントの形状は AF エリアモードによって異なります (0 169)。 3 シャッターボタンを半押しして、ピン トを合わせる • シャッターボタンを半押ししている間の フォーカスポイントは、オートフォーカス 作動中は緑色で点滅し、ピントが合うと緑色で点灯します。ピントが 合わないと赤色で点滅します。 • シャッターボタンを半押しすると、ピントが合った時点でフォーカス がロックされます。 • 露出を固定(AE ロック)するには、AAE/ AAE/AF ロックボタン AF ロックボタンを押し続けます(0 76)。 x • 露出モードが M の場合は、露出インジケーター(0 42)を確認して、 適正露出になるよう設定できます。 166
4 シャッターボタンを全押しして撮影する • 撮影時は液晶モニターが消灯します。 5 a ボタンを押してライブビューを終了 する x A 露出モード M での露出確認機能について 露出モード M のときに Pv ボタンを押すと、現在のシャッ タースピード、絞り値、ISO 感度の設定によってどのよ うな露出(明るさ)になるのかを液晶モニターで確認で きます。 Pv ボタン 167
AF モードを変更する フォーカスモードセレクターが AF の場 合、ライブビュー時のオートフォーカ スでのピントの合わせ方を選べます。 フォーカスモード セレクター AF-S シングル AF サーボ 静止している被写体の撮影に適しています。シャッターボタ ンを半押しすると、ピントが合った時点でフォーカスがロッ クされます。 AF-F 常時 AF サーボ 動いている被写体の撮影に適しています。シャッターボタン を半押しするまで、カメラは被写体の動きに合わせてピント を合わせ続けます。半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。 ❚❚ ライブビュー撮影時の AF モードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • AF モードは液晶モニターに表示されます。 AF モードボタン x 168 メインコマンドダイヤル 液晶モニター
AF エリアモードを変更する ライブビュー時にオートフォーカスでピントを合わせるフォーカスポイ ントをカメラがどのように選択するかを設定できます。AF エリアモード は、フォーカスモードセレクター(0 168)が AF の場合のみ設定できます。 ! 顔認識 AF 記念写真など、人物の顔にピントを合わせたい場合に適して います。カメラが人物の顔を自動的に認識し、フォーカスポ イントが黄色の二重枠に変わります。複数の顔を認識した場 合(最大 35 人まで)は、カメラが最も近いと判断した人物の 顔を二重枠で表示します。このとき、マルチセレクターで二 重枠を移動して他の顔を選ぶこともできます。途中で顔が後 ろを向くなどしてカメラが顔を認識できなくなると、枠が消 えます。 $ ワイド エリア AF 風景などを手持ちで撮影する場合に適しています。フォーカ スポイントは、マルチセレクターで任意の位置に移動できま す。J ボタンを押すと、フォーカスポイントは中央に移動し ます。 % ノーマル エリア AF 画面の任意の位置にピンポイントでピントを合わせたい場合 に適しています。フォーカスポイントは、マルチセ
❚❚ ライブビュー撮影時の AF エリアモードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • AF エリアモードは液晶モニターに表示されます。 AF モードボタン サブコマンドダイヤル 液晶モニター x D ターゲット追尾 AF についてのご注意 次のような場合は、追尾動作が正常に行われないことがありますので、ご注意ください。 • 被写体の色、明るさが背景と似ている場合 • 被写体の大きさ、色、明るさが著しく変わる場合 • 被写体が大きすぎる / 小さすぎる場合 • 被写体が明るすぎる / 暗すぎる場合 • 被写体の動きが速すぎる場合 • 被写体が隠れたり、画面から外れた場合 170
P ボタンを使う P ボタンを押すと、次の機能の 設定を変更できます。項目を選 んでマルチセレクターの 2 を押 すと、選んだ項目の設定画面が 表示されます。 • 設定終了後、J ボタンを押し て決定します。 P ボタン 画質モード 画像を記録する際の画質モードを選べます(0 55)。 画像サイズ 画像を記録する際の画像サイズを選べます(0 58)。 ピクチャーコントロールを設定でき ます(0 100)。 ピクチャー コントロ−ル ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果 アクティブ のある、アクティブ D- ライティングの設定を変えられます D- ライティング 。 (0 111) ライブビュー撮影時の液晶モニター の明るさを、1 または 3 を押して調 液晶モニターの 整できます。液晶モニターの明るさを 明るさ 調整しても、撮影した画像には反映さ れません。 x 171
ライブビュー撮影中の情報表示について (説明のため、全ての表示を点灯させています) we q r t q w e x 172 ライブビュー 残り時間 ライブビューが自動的に終了する 30 秒前から、ライ ブビュー残り時間のカウントダウンを表示します。 0 176 ライブビュー撮影時の AF モードを表示します。 AF モード 0 168 AF エリアモード ライブビュー撮影時の AF エリアモードを表示します。 0 169 枠内の被写体にピントが合います。フォーカスポイ ントの形状は、選んだ AF エリアモード(0 169)に より異なります。 r フォーカス ポイント t 露出インジケー 自分で設定した露出値と、カメラが測光した露出値 ター との差が表示されます(露出モードが M の場合のみ)。 0 166 0 42
ライブビュー時の表示を切り換える ライブビュー中は、R ボタンを押すたびに、次のように画面の表示が切 り替わります。 情報表示 情報表示なし 4 分割格子線表示 3 分割格子線表示 アスペクト比(横:縦) 1:1 表示 アスペクト比(横:縦) 16:9 表示 水準器表示(0 278) x 173
マニュアルフォーカスで撮影する フォーカスモードセレクターを M に合わせて、マニュアルフォーカス (0 68)で撮影するときは、次の方法で被写体にピントを合わせます。 • レンズのフォーカスリングを回して、被写体に ピントを合わせます。 • X(T)ボタンを押すと、被写体が拡大表 示され、ピントの状態を細部まで確認できます (最大約 15 倍)。 - X(T)ボタンを押すごとに拡大率が上が り、W(M)ボタンを押すごとに拡大率が下が ります。 X(T)ボタン - 拡大表示中は、画面の右下に構図のどの部分 を拡大しているかを表すナビゲーションウィ ンドウ(グレーの枠)が表示されます。 - ライブビュー撮影時の AF エリアモードがワイ ドエリア AF またはノーマルエリア AF の場合、 拡大表示中にマルチセレクターを操作して画 面をスクロールさせて、見たい部分に移動で きます。 x 174 ナビゲーション ウィンドウ
A ライブビュー撮影時の露出について ファインダー撮影時とライブビュー撮影時では、シーンによっては、露出が異なる場 合があります。ライブビュー撮影時は、ライブビュー表示に適した測光を行うため、 液晶モニターに表示された明るさに近い露出で撮影されます。 D ライブビュー撮影時のご注意 • ライブビュー中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生することがありま すが、実際に記録される画像に影響はありません。 - 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪んで見える ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーションなど の点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯が発生する • 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、ライブビュー表示中に画面にちら つきや横縞が生じる「フリッカー現象」は、セットアップメニューの[フリッカー 低減](0 271)で低減できますが、設定しているシャッタースピードによっては、 撮影した静止画に記録されることがあります。 • レンズを
D ライブビュー残り時間のカウントダウンについて • 自動的にライブビューを終了する 30 秒前から、液晶モニターの左上にカウントダウ ンを表示します(0 172)。 - カスタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間](0 245)の設定により 終了する場合は、終了 30 秒前から黒字で表示し、終了 5 秒前から赤字で表示しま す。 [液晶モニターのパワーオフ時間]の[ライブビュー表示]を[制限なし]に 設定している場合も、カメラ内部の温度上昇などによりライブビューが終了する 場合があります。 - カメラ内部の温度上昇により終了する場合は、終了 30 秒前から赤字で表示します。 撮影条件によっては、ライブビュー開始後すぐにカウントダウンが始まることが あります。 • 画像再生時はカウントダウンを表示しませんが、カウントダウン時間でライブビュー を自動的に終了します。 D ライブビュー撮影時のオートフォーカスについてのご注意 • ライブビュー撮影時のオートフォーカスは、通常のオートフォーカスより、ピント 合わせに時間がかかります。また、次の被写体はピントが合わない場合があります ので、ご注意く
A HDMI接続時の撮影について • HDMI 対応機器との接続時には、接続した機 器とカメラのモニターに被写体が表示されま す。HDMI 出力時のライブビュー撮影画面の 表示は、右のようになります。 • HDMI-CEC 対応機器との接続時にライブビュー 撮 影 を 行 う に は、セ ッ ト ア ッ プ メ ニ ュ ー の [HDMI]の[機器制御]を[しない]に設定し てください(0 216)。 A 関連ページ • J ボタンを押して、画面中央にフォーカスポイントを移動したり、拡大表示に 切り換えられるようにする→ A f2[OK ボタンの機能](0 255) • ライブビュー表示中のフリッカー現象を低減する→ B[フリッカー低減] (0 271) •「スポットホワイトバランスでライブビュー撮影時にプリセットマニュアル データを取得する」(0 93) x 177
I 画像の再生 1コマ表示モードで画像を 1コマずつ 再生する K ボタンを押すと、最後に撮影 した画像が液晶モニターに表示 されます。 K ボタン マルチセレクター サブコマンド ダイヤル O ボタン K ボタン G ボタン L(U)ボタン X(T)ボタン W(M)ボタン P ボタン I J ボタン メインコマンド ダイヤル 178
❚❚ 1 コマ表示モードでの操作方法 前後の画像を見る マルチセレクターの 4 を押すと前の画像 が、2 を押すと次の画像が表示されます。 画像情報を 切り換える 1 または 3 を押すと、画像情報の切り換 。 えができます(0 181) サムネイル表示モード(0 189)に切り 替わります。 複数画像を 一覧表示する W( M) 画像を拡大する 表示中の画像を拡大表示します(0 193)。 画像を削除する X( T ) O 画像を保護する L(U) 表示中の画像にプロテクト(保護)を設 定します(0 195) 。 /K 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影でき ます。 撮影に戻る 画像編集メニュー を表示する P 表示中の画像を削除します(0 196) 。 画像編集メニュー(0 283)が表示され ます。 I 179
A 縦位置で撮影した画像の場合 再生メニューの[縦位置自動回転] (0 226)を[する] に設定すると、縦位置で撮影された画像を、右のように 縦位置で再生します。 A 撮影直後の画像確認について • 再生メニューの[撮影直後の画像確認](0 226)を[する]に設定すると、K ボ タンを押さなくても、撮影した画像を自動的に約 4 秒間液晶モニターに表示します。 • レリーズモードが CH や CL のときは、撮影終了後に、最初のコマから順次画像を表示 します。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、再生メニューの[縦位置 自動回転]を[する]に設定しても、撮影直後の画像確認時は自動回転しません。 A 関連ページ 液晶モニターの表示時間を変更する → (0 245) I 180 A c4[液晶モニターのパワーオフ時間]
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、画像についての詳しい情報を見ることができま す。マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次のように撮影情報の表 示が切り替わります。 1/ 12 1/ 12 1/ 125 F5. 6 NIKON D f 100 50mm 0, 0 100NC_DF DSC_0001. JPG 2013 / 10 / 15 10: 02: 28 N OR ORMAL AL 4928x3280 100NC_DF DSC_0001. JPG 2013 / 10 / 15 10: 02: 28 画像のみ表示※ 1 標準表示 N OR ORMAL AL 4928x3280 統合表示※ 1 L A T I T UD E L ONG I T U D E A L T I T UD E T I M E (U T C ) :N : 3 5º 3 5. 9 7 1‘ :E : 1 3 9º 4 3.
❚❚ 標準表示 12 3 4 5 1/ 12 12 11 100NC_DF DSC_0001. JPG 2013 / 10 / 15 10: 02: 28 10 9 N OR ORMAL AL 4928x3280 8 7 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 プロテクト設定の有無 ................ 195 画像編集の有無............................ 283 フォーカスポイント※ 1、 2 .......... 64 AF エリアフレーム※ 1 ................... 26 コマ番号 / フォルダー内全画像数 画質モード ..................................... 55 画像サイズ ..................................... 58 撮像範囲※ 3 .................................... 50 撮影時刻 ......................................... 25 撮影日付 .......
❚❚ ハイライト表示 1 2 100-1 1 画像のハイライト部分(画像の中の 非常に明るい部分)を各色ごとに点 滅表示します※ 1 フォルダー番号 - コマ番号※ 2......
❚❚ RGB ヒストグラム 5 1 6 2 ハイライト 3 4 RGB 7 100-1 8 RGB切り換え 1 画像のハイライト部分を各色 ごとに点滅表示します※ 1 ........... 183 2 フォルダー番号 - コマ番号※ 2 ..... 230 3 ホワイトバランス .......................... 80 ホワイトバランス色温度 .............. 87 ホワイトバランス微調整 .............. 83 プリセットマニュアル ..................
A ヒストグラムについて ヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのことです。横軸は明 るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を示しています。 • いろいろな明るさの被写体が写っている 画像では、グラフの山が全体的に分布し たヒストグラムになります。 • 暗い画像はヒストグラムの分布が左側に 寄った形になります。 • 明るい画像はヒストグラムの分布が右側 に寄った形になります。 露出補正を+側にすれば山が右側に寄り、−側にすれば山が左側に寄ります。 屋外などで周りが明るすぎて液晶モニターでは画像の明るさが確認しにくいときで も、ヒストグラムから画像全体の露出傾向を確認することができます。 A ヒストグラム表示について • RGB ヒストグラムは明るさ(輝度)を表示しています。 • ヒストグラム表示は、画像加工アプリケーションで表示されるヒストグラムと異な ることがあります。目安としてお使いください。 I 185
❚❚ 撮影情報 撮影時の設定の詳細を表示します。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 M T R , S P D, A P . E X P . MO D E , I S O F O C A L L E NG T H L ENS A F / VR F L ASH T YP E S Y N C MO D E , : , 1 / 4 0 0 0 , F 2. 8 : , H i 0. 3, : + 1. 3, + 5 / 6 : 5 0 mm : 50 / 1. 8 : S / VR -O n : Op t i o n a l : S L OW : T T L -B L , + 1. 0 N I KON D f 100-1 11 12 1 測光モード ..................................... 74 シャッタースピード .............. 38、41 絞り値 ..................................... 40、41 2 露出モード .....................................
22 23 24 25 26 27 NO I S E R E D U C . A C T . D - L I GH T . HD R V I GN E T T E C T R L R E T OU C H : H I I S O, N O R M : N O R MA L : A U T O, H I G H : N O R MA L : D - L I GH T I NG COMMENT : SPR I NG HAS COME . W ARM F I L T E R C Y ANO T Y P E TR I M N I KON D f 100-1 22 高感度ノイズ低減 ........................ 236 長秒時ノイズ低減 ........................ 236 23 アクティブ D- ライティング ....... 111 24 HDR の露出差 ............................... 115 HDR のスムージング ................... 115 25 ヴィネットコントロール ............
❚❚ 位置情報 1 2 3 4 1 2 3 4 :N : 3 5º 3 5. 9 7 1‘ :E : 1 3 9º 4 3. 6 9 6‘ : 3 5m : 2013 / 10 / 15 : 01 : 15 : 00 L A T I T UD E L ONG I T U D E A L T I T UD E T I M E (U T C ) N I KON D f 100-1 ❚❚ 統合表示 1 23 1/ 12 NIKON D f 4 5 1/ 4000 F2. 8 Hi 0. 3 + 1. 0 –1. 3 SLOW 12 0, 0 100NC _ DF DSC_0001. JPG 2013 / 10 / 15 10: 02: 28 11 1 2 3 4 5 I 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ※1 緯度 経度 標高 UTC(協定世界時) 10 9 8 50mm N NOR ORMAL AL 4928x3280 13 14 15 16 17 27 26 –1. 3 0, 0 25 6 1/ 4000 F2. 8 Hi 0.
サムネイル表示モードで複数の画像を 一覧表示する 1 コマ表示モードのときに W(M)ボタンを押すと、複数の縮小画像(サ ムネイル画像)を表示する「サムネイル表示モード」に切り替わります。 W W (M) (M) X X (T) (T) 1 コマ表示 サムネイル表示モード モード カレンダー 表示モード ❚❚ サムネイル表示モードでの操作方法 表示コマ数 を増やす 表示コマ数 を減らす W(M) 1 コマ表示時にボタンを押すと 4 コマ表示に、4 コ マ表示時にボタンを押すと 9 コマ表示に、9 コマ 表示時にボタンを押すと 72 コマ表示に切り替わ ります。 72 コマ表示時にボタンを押すと 9 コマ表示に、9 コマ表示時にボタンを押すと 4 コマ表示に、4 コ X(T) マ表示時にボタンを押すと 1 コマ表示に切り替わ ります。 マルチセレクターを操作すると、黄色の枠(カー ソ ル)が 動 い て、拡 大 表 示(0 193)や 削 除 (0 196)、プロテクト(0 195)の対象となる画 像を選べます。 画像を選ぶ 1 コマ表示 する 画像を 削除する I サ
画像を 保護する 選んだ画像にプロテクト(保護)を設定します L(U)(0 195)。 /K 撮影に戻る 画像編集 メニューを 表示する I 190 P 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 画像編集メニュー(0 283)が表示されます。
カレンダー表示モードで撮影した日付 ごとに画像を表示する 72 コマ表示時(0 189)に W(M)ボタンを押すと、撮影した日付ごと に縮小画像を表示する「カレンダー表示モード」に切り替わります。 1 コマ表示 W W (M) (M) X X (T) (T) サムネイル表示モード モード カレンダー表示 撮影日 サムネイル表示 カレンダー表示 モード ❚❚ カレンダー表示モードでの操作方法 W(M)/ 表示を 切り換える 72コマ表示 に戻る / 画像を拡大 する 日付を選ぶ / 画像を選ぶ X (T ) • カレンダー表示時に W(M)ボタンまたは J ボタンを押すと、黄色い枠が撮影日サムネイル 表示に移動し、選択中の日付に撮影した画像が 選べます。 • 撮影日サムネイル表示時に W(M)ボタンを押 すと、カレンダー表示に戻り、日付を選べます。 • カレンダー表示時は 72 コマ表示に切り替わり ます。 • 撮影日サムネイル表示時は、X(T)ボタ ンを押している間、拡大表示をします。 • カレンダー表示時は、マルチセレクターを操作 すると黄色の枠(カーソル)が動いて、撮影し
1 コマ表示 撮影日サムネイル表示時は、選択した画像を 1 コ マ表示します。 する 画像を 削除する 画像を 保護する O L(U) /K 撮影に戻る 画像編集 メニューを 表示する I 192 • カレンダー表示時にボタンを押すと、選んだ日 付の画像を全て削除します。 • 撮影日サムネイル表示時にボタンを押すと、選 んだ画像を個別に削除します(0 196) 。 P 撮影日サムネイル表示時にボタンを押すと、選ん 。 だ画像を個別にプロテクトします(0 195) 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 撮影日サムネイル表示時は、画像編集メニュー (0 283)が表示されます。
画像を拡大表示する 1 コマ表示モードのときに X(T)ボタンを押すと、拡大表示されま す。拡大できる最大の大きさ(長さ比)は、画像サイズが L の場合は約 30 倍、M では約 23 倍、S では約 15 倍です(撮像範囲が[FX (36 × 24) 1.
画像を 保護する 表示中の画像にプロテクト(保護)を設定します L(U) (0 195)。 /K 撮影に戻る 画像編集 メニューを 表示する I 194 P 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 画像編集メニュー(0 283)が表示されます。
プロテクトで画像を削除できないよう に保護をする 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を設 定できます。ただし、SD カードを初期化(フォーマット:0 20、267) すると、プロテクトを設定した画像も削除されますのでご注意ください。 1 プロテクトする画像を選ぶ • 1 コマ表示モード / 拡大表示の場合は、プロ テクトする画像を表示します。 • サムネイル表示モード / カレンダー表示モー ドの場合は、プロテクトする画像をマルチ セレクターで選びます。 2 L(U)ボタンを押す • P アイコンが表示されます。 • 画像のプロテクトを解除する には、解除する画像を表示 I (選択)して、L(U) ボタンを押します。 L(U)ボタン A プロテクトの一括解除について 画像の再生中に、L(U)ボタンと O ボタンを同時に 2 秒以上押し続けると、再生 メニューの[再生フォルダー設定]で設定されているフォルダー内の全ての画像のプ ロテクトを一括で解除できます。 195
画像を削除する SD カードに記録された画像を削除します。削除した画像は元には戻せな いのでご注意ください。ただし、プロテクトおよび非表示設定されてい る画像は削除できません。 再生中の画像を削除する O ボタンを押すと、表示中の画像を 1 コマ削除できます。 1 削除する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、削除する画像を表示します。 • サムネイル表示モードまたはカレンダー表示モードのときは、削除す る画像を選択します。 2 O ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャンセル されます。 O ボタン 1 コマ表示モード I 3 サムネイル表示モード カレンダー表示モード (撮影日サムネイル表示) もう一度 O ボタンを押す • 表示中の画像が削除されます。 O ボタン 196
A 選んだ日付の画像を削除するには カレンダー表示モードのカレンダー表示時に、日付を選んで O ボタンを押すと、選ん だ日付の画像を全て削除します。 A 関連ページ 画像の削除後に表示される画像を変更する → D[削除後の次再生画像](0 226) 複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。た くさんの画像を削除するときは、時間がかかることがあります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 n R 日付選択 全画像削除 選択した日付に撮影した画像を一括で削除します(0 199)。 [再生フォルダー設定] (0 223) で設定したフォルダー内の全て の画像を削除します。 ❚❚ 選択画像削除 1 再生メニューの[削除] で[選択画像削除]を 選ぶ • G ボタンを押して再生メ ニューの[削除]で[選択 画像削除]を選びます。マ G ボタン ルチセレクターの 2 を押す と、削除画像の選択画面が表示されます。 I 197
2 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を 選びます。 • W(M)ボタンを押して 設定します。設定すると O アイコンが表示され、もう W(M)ボタン 一度 W(M)ボタンを押 すと解除されます。 • 削除する画像全てに設定してください。 • X(T)ボタンを押し ている間、選択中の画像を 拡大表示します。 X(T)ボタン 3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了 します。 • 確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押すと、選択した画像 が全て削除されます。 I 198
❚❚ 日付選択 1 [削除]画面で[日付選択] を選ぶ •[日付選択]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 2 日付を選ぶ • 日付を選んで 2 を押すと、日付 の横にチェック M が入ります。 もう一度 2 を押すと解除されま す。 • 削除する日付全てに設定してく ださい。 • W(M)ボタンを押すと、 選択している日付に撮影し た画像をサムネイル表示し て確認できます。もう一度 W(M)ボタンを押すと、 日付選択画面に戻ります。 • サムネイル表示中に W(M)ボタン X(T)ボタンを押す と、ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示します。 3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了 します。 • 確認画面で[はい]を選択し、 J ボタンを押すと、選択した日 I 付の画像が全て削除されます。 199
Q パソコン、プリンター、 テレビとの接続 ViewNX 2 をインストールする 付属のソフトウェアをイン ストールして、画像をパソコ ンに取り込めば、静止画や動 画の表示、編集ができます。 インストールを始める前に、 お使いのパソコンの環境が 0 202 の動作環境に合って いるか確認してください。 ViewNX 2TM 写真を楽しむ道具箱 • お使いのカメラに対応していないバージョンのソフトウェアを使用す ると、RAW 画像をカメラからパソコンへ正常に転送できないことがあ ります。必ず最新のバージョンの ViewNX 2 をお使いください。 • 最新版の ViewNX 2 は、当社ホームページ(0 xv)からダウンロードし てインストールすることもできます。 1 Q 200 パソコンを起動し、ViewNX 2 CD-ROM を CD-ROM ドライブ に入れてインストーラーを起 動する
2 言語を選択する q言語を選ぶ w[次へ]をクリック 3 インストールを開始する • 画面の指示に従ってインストールしてください。 [インストール]を クリック 4 5 インストールを終了する Windows Mac OS [はい]をクリック [OK]をクリック CD-ROM を CD-ROM ドライブから取り出す A インストールガイドについて 手順 3 の画面で[インストールガイド]をクリックすると、ViewNX 2 のインストール 方法のヘルプを表示します。 Q A Windows をお使いの場合 ViewNX 2 をインストールした後、[スタート]から[すべてのプログラム]→[Link to Nikon]の順にクリックすると、当社のホームページにアクセスできます(イン ターネットに接続できる環境が必要です)。 201
A ViewNX 2 の動作環境について Windows Mac OS • 静止画:Intel Celeron/Pentium4/ • 静止画:Intel Core シリーズ/Xeon Core シリーズ 1.6GHz 以上 • 動画: プロセッサー (CPU) シリーズ • 動画: - 再生時:Pentium D 3.0GHz 以上 - 再生時:Core Duo 2GHz 以上 - 編集時:Intel Core i5 以上 - 編集時:Intel Core i5 以上 • 1280 × 720 ピクセル以上でフ • 1280 × 720 ピクセル以上でフ レームレート 30fps 以上、または レームレート 30fps 以上、または 1920× 1080 ピクセル以上で動画 1920× 1080ピクセル以上で動画 再生をする場合:Intel Core i5 以 再生をする場合:Intel Core i5 以 上を推奨 上を推奨 Windows 8、Windows 7、 Windows Vista、Windows XP OS • 全てプリインストールされてい • OS X 10.8、10.
ViewNX 2 を使う パソコンに画像を取り込む 1 画像の入った SD カードを用意する • SD カード内の画像は、次の方法でパソコンに取り込めます。 - SD カードを入れたカメラの電源を OFF にしてから、付属の USB ケー ブルでカメラとパソコンを接続し、カメラの電源を ON にする。 - パソコンに装備されているカードスロットに直接 SD カードを差し込む。 - 市販のカードリーダーをパソコンに接続して、SD カードをセットする。 2 ViewNX 2 の Nikon Transfer 2 が起動する 起動するプログラム(ソフトウェア)を選ぶ画面がパソコンに表示され たときは、Nikon Transfer 2 を選びます。 A Windows 7をお使いの場合 右の画面が表示されたときは、次の手順で Nikon Transfer 2 を選びます。 1 [画像とビデオのインポート]で使用す るプログラムに Nikon Transfer 2 を選ぶ •[画像とビデオのインポート]の[プ Q ログラムの変更]をクリックすると表 示される画面で、 [画像ファイルを取 り込む -N
3 画像をパソコンに取り込む [転送開始]をクリックすると、記 録されている全ての画像がパソコ ンに取り込まれます(ViewNX 2 の初期設定)。 [転送開始] 4 接続を解除する • カメラを接続している場合は、カメラの電源を OFF にして、USB ケー ブルを抜きます。 • カードリーダーやカードスロットをお使いの場合は、パソコン上でリ ムーバブルディスクの取り外しを行ってから、カードリーダーまたは SD カードを取り外してください。 Q 204
画像を見る 画像の取り込みが終わると、ViewNX 2 が自動的に起動し、取り込んだ画像が 表示されます。 ❚❚ 静止画を編集する ViewNX 2 のツールバーで[エディット]をクリッ クします。 階調の補正、シャープネスの調整、画像の切り抜 き(クロップ)などの編集ができます。 ❚❚ 画像をプリントする ViewNX 2 のツールバーで[印刷]をクリックします。 ダイアログが表示され、パソコンにつないだプリ ンターから、画像をプリントできます。 Q 205
A ViewNX 2 を手動で起動するには • Windows:デスクトップの[ViewNX 2]のショートカットアイコンをダブルクリッ クする • Mac OS:Dock の[ViewNX 2]アイコンをクリックする A ViewNX 2 の詳しい使い方について ViewNX 2 のヘルプを参照してください。 D パソコンとの接続時のご注意 • カメラとパソコンが通信している間は、カメラの電源を OFF にしたり、USB ケーブ ルを抜いたりしないでください。 • カメラとパソコンを接続するときは、充分に充電されたバッテリー、または別売の パワーコネクターと AC アダプターを組み合わせてお使いになることをおすすめし ます。 • ケーブルを接続するときは、端子の挿入方向を確認して無理な力を加えずに、まっす ぐに差し込んでください。端子を引き抜くときも、まっすぐに引き抜いてください。 • ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源が OFF になっていることを確認 してください。 D USBハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証しておりません。 A 端子カバーについて 使用し
画像をプリンターで印刷する PictBridge(ピクトブリッジ:0 363)対応プリンターをお使いの場合、 パソコンを使わずに、カメラとプリンターを付属の USB ケーブルで直接 接続して SD カード内の画像をプリントできます(ダイレクトプリント)。 カメラとプリンターを接続する 1 2 カメラの電源を OFF、プリンターの電源を ON にする カメラとプリンターを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んでくだ さい。 3 カメラの電源を ON にする • 正しく接続されると、液晶モニターに PictBridge のロゴが表示された 後、撮影された画像が表示されます。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、充分に充電されたバッテリー、または別売のパワーコネ クターと AC アダプターを組み合わせてお使いになることをおすすめします。 • ダイレクトプリントする画像を撮影する場合は、撮影メニューの[色空間] (0 233) Q を[sRGB]にすることをおすすめします。 D USB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証し
1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選ぶ • マルチセレクターの 4 または 2 を押してプ リントしたい画像を選びます。 • 1 コマ表示中に X(T)を押すと、表示 。K ボタンを押すと、1 コマ表 中の画像を拡大表示します(0 193) 示に戻ります。 • W(M)ボタンを押して 6 コマ表示に切り換えて、画像を選ぶことが できます。X(T)ボタンを押すと、1 コマ表示に戻ります。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すとプリント設定画面が表示 されます。 Q 208
3 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押すと、それぞれの 設定画面が表示されます。 3 または 1 を押してプリントする用紙のサイズまたは[プリン (プリンターの設定を優先)を選んで J ボタンを押 用紙設定 ターの設定] します。プリンターが対応する用紙サイズのみが表示されます。 枚数指定 3 または 1 を押して、プリントする枚数(1 ∼ 99 枚)を設定し て J ボタンを押します。 3 または 1 を押して、[プリンターの設定](プリンターの設定 フチ設定 を優先)、 [あり] (フチありプリント)または[なし] (フチなし プリント)を選んで J ボタンを押します。 3 または 1 を押して、[プリンターの設定](プリンターの設定 日付 を優先)、 [あり] (日付を印刷する)または[なし] (日付を印刷 プリント しない)を選んで J ボタンを押します。 [する]を選んで、2 を押すと、[範囲指定]画面が表示されま す。黄色の枠は、プリントされる範囲を示しています。 • W(M)ボタンを押すと枠が小さく(プリント範囲が狭く)な り、X(
複数の画像をプリントする あらかじめカメラとプリンターを正しく接続してから(0 207)、次の手 順でプリントしてください。 1 「カメラとプリンターを接続する」の 手順 3(0 207)の画面で G ボタン を押す G ボタン 2 プリント方法を選んでマルチセレク ターの 2 を押す プリント 画像選択 プリントする画像と枚数を選んでプリントします。 日付選択 指定した日付に撮影した画像を全てプリントします。 DPOF プリント INDEX プリント 再生メニューの[プリント指定(DPOF)] (0 213)で、事前 に設定した画像をプリントします。プリント指定した画像と枚 数は、手順 3 の画面に反映されます。 SD カードの中の JPEG 画像(0 55)を一覧できる「インデック ス」をプリントします。 • インデックスプリントできるのは 256 コマまでです。SD カー ド内に 257 コマ以上の画像がある場合は、印刷されない画像 があります(確認画面が表示されます) 。 D ダイレクトプリントについてのご注意 • RAW 画像および TIFF 画像(0 55)はダイレクト
3 プリントする画像と枚数を設定する [プリント画像選択]または[DPOF プリント]の場合: • マルチセレクターを操作してプ リントする画像を選び、W(M) ボタンを押しながら 1 または 3 を押して、プリント枚数(99 枚 まで)を設定します。 • プリントされる画像には、Z ア イコンとプリント枚数が表示さ W(M)ボタン れます。枚数を 0 にすると、Z アイコンが消え、その画像はプ リントされません。 • X(T)ボタンを押している間は、選択 中の画像が拡大表示されます。 • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押し ます。 X(T)ボタン [日付選択]の場合: • 1 または 3 を押してプリントする日付を選び、2 を押して設定します。 • プリントする枚数は設定できません。選択した日付の画像の全てが 1 枚ずつプリントされます。 • W(M)ボタンを押すと、選択している日 X(T)ボタン 付に撮影した画像をサムネイル表示して確 認できます。もう一度 W(M)ボタンを押 すと、日付選択画面に戻ります。 • サムネイル表示中に X(T)ボタンを押 すと、ボタンを押している間、選んだ画
4 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選ん で 2 を押すと、それぞれの設定画面が表示 されます。 、 •「1 コマだけプリントする」の手順 3(0 209)と同様に、[用紙設定] [フチ設定] 、[日付プリント]を設定してください。 •[INDEX プリント]の場合、用紙サイズによっては、プリントできな いことがあります(警告画面が表示されます)。 5 プリントを開始する •[プリント実行]を選んでJ ボタンを押すと、 プリントが始まります。プリントが終わると、 手順 2 の画面に戻ります。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボ タンを押してください。 Q A 関連ページ プリント時のエラーについては、「警告メッセージ」(0 352)をご覧ください。 212
プリントしたい画像を指定する(プリント指定) SD カードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷するときや、プ リントサービス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、またはカメラ とプリンターを直接接続してダイレクトプリントするとき(0 207)に、 どの画像を何枚プリントするかをあらかじめ指定できます(プリンター 。プ やプリントサービス店が DPOF 規格に対応している必要があります) リント指定の方法は次の通りです。 1 再生メニューの[プリン ト指定(DPOF)]で[設 定]を選ぶ • G ボタンを押して、再生 メニューの[プリント指定 ]で[設定]を選び G ボタン (DPOF) ます。マルチセレクターの 2 を押すと、プリント画像の選択画面が表示されます。 2 プリントする画像と枚数を設定する • マルチセレクターを操作してプリント する画像を選び、W(M)ボタンを押 しながら 1 または 3 を押して、プリ ント枚数(99 枚まで)を設定します。 W(M)ボタン • 設定した画像には、Z アイコンとプリント 枚数が表示されます。枚数を 0 にすると Z ア イコンが消え、その画像は
3 プリント指定の項目を設定する • 撮影情報や日付を画像に写し込まない場合 は、そのまま[設定終了]を選んで J ボタ ンを押してください。 • 指定した画像全てに撮影情報や日付をプリ ントしたい場合は、[撮影情報]または[日 付]を選んで 2 を押して U に L を入れてく ださい。 4 プリント指定を終了する •[設定終了]を選んで、J ボタンを押します。 D プリント指定についてのご注意 • ダイレクトプリント時には、[プリント指定(DPOF)]の[撮影情報]、 [日付]の 設定は無効になります。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場合は、ダイ レクトプリントの[日付プリント]を[あり]にしてください。 • SD カードの残量が充分にないときは、プリント指定ができない場合があります。 RAW 画像(0 55)は、プリント指定ができません。RAW 画像は画像編集メニュー の[RAW 現像](0 295)で作成した JPEG 画像をプリントしてください。 • プリント指定を行った SD カード内のデータを、このカメラ以外で削除しないでくだ • Q さい。正しくプリントできなくなる場
画像をテレビで見る HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと 接続する カメラを HDMI 端子のあるハイビジョンテレビなどと接続できます。接続 には市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)が必要です。別途お買 い求めください。 1 カメラの電源を OFF にする • HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にし てください。 2 カメラとハイビジョンテレビを接続する HDMI 端子※ (外部機器側) HDMI ミニ端子 (カメラ側) ※使用する外部機器の端子に合ったケーブルをお使いください。 3 4 テレビの入力を HDMI 入力に切り換える カメラの電源を ON にして、K ボタン を押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 K ボタン Q A HDMIケーブル接続時のライブビュー撮影について HDMI ケーブルでカメラとテレビをつなぐと、テレビ画面を見ながらライブビュー撮 影を行えます(0 166)。 215
HDMI 対応機器との接続時の設定を変更する セットアップメニュー(0 266)の[HDMI]で、HDMI 対応機器への出 力解像度を設定したり、HDMI-CEC 対応テレビのリモコンから制御でき るように設定できます。 ❚❚ 出力解像度 HDMI 対応機器への出力解像度を設定できます。 •[出力解像度]が[オート]の場合、出力先の 映像信号形式を自動的に検出します。 ❚❚ 機器制御 HDMI-CEC 対応テレビのリモコンを使って、1 コマ表示とスライドショー 再生のカメラ操作を行えます。 1 2 カメラと HDMI-CEC 対応テレビを接続する HDMI-CEC 対応テレビとカメラの電源を ON にする •[機器制御]が[する]の場合、カメラのマルチセレクターや J ボタ ンの代わりに HDMI-CEC 対応テレビのリモコンを使ってカメラを操作 できるようになります。 •[機器制御]が[しない]の場合は、HDMI-CEC 対応テレビのリモコ ンでカメラは動作しません。 A HDMI、HDMI-CECとは 「HDMI」とは、High-Definition Multimedia Interface
A テレビでの画像の再生について • 画像の再生方法は、液晶モニターで再生するときと同じです。 • 1 コマ表示モードで画像のみ表示に切り換えると(0 181)、テレビ画面ではフル表 示になります。 • テレビ画面では、画像の周辺部が一部ケラレて表示される場合があります。 • テレビでの再生などでカメラを長時間使うときは、別売のパワーコネクターと AC ア ダプターをお使いになることをおすすめします。 Q 217
U メニューガイド 初期設定一覧 再生、撮影、カスタム、セットアップの各メニューの初期設定は次の通 り で す。ツ ー ボ タ ン リ セ ッ ト(0 134)、撮 影 メ ニ ュ ー の リ セ ッ ト (0 229)、またはカスタムメニューのリセット(0 239)を行うと、そ れぞれ別の項目の設定をリセットできます。ツーボタンリセットで初期 設定に戻る項目については、 「ツーボタンリセットで基本的な機能を初期 設定に戻す」 (0 134)をご覧ください。 ❚❚ 再生メニューの初期設定 再生メニュー項目 [再生フォルダー設定](0 223) 初期設定 NC_DF [撮影直後の画像確認](0 226) しない [削除後の次再生画像](0 226) 後ろのコマ [縦位置自動回転](0 226) する [スライドショー](0 226) [インターバル設定] (0 226) 2秒 ❚❚ 撮影メニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、撮影メニューの[撮影メニューの管理]で 撮影メニューのリセットを行います(0 229)。※ 1 撮影メニュー項目 [ファイル名設定](0 232) [画質モ
撮影メニュー項目 初期設定 [RAW 記録] (0 57) [記録方式] (0 57) [記録ビットモード] (0 57) [ホワイトバランス] (0 80) 微調整値(0 83) 色温度設定(0 87) プリセットマニュアル(0 89) [ピクチャーコントロール] (0 100) ロスレス圧縮 RAW 14 ビット記録 オート:標準 A-B:0、G-M:0 5000K d-1 スタンダード [色空間] (0 233) sRGB [アクティブ D- ライティング] (0 112) しない [HDR(ハイダイナミックレンジ)] (0 113) [HDR モード](0 114) しない [露出差] (0 115) オート [スムージング] (0 115) 標準 [ヴィネットコントロール] (0 234) 標準 [自動ゆがみ補正] (0 235) しない [長秒時ノイズ低減] (0 236) しない [高感度ノイズ低減] (0 236) 標準 [感度自動制御] (0 72) しない [多重露出] (0 147)※ 2 [多重露出モード] (0 148) しない
❚❚ カスタムメニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、カスタムメニューの[カスタムメニューの 。※ 管理]でカスタムメニューのリセットを行います(0 239) カスタムメニュー項目 a1 a2 a3 a4 初期設定 [AF-C モード時の優先](0 240) レリーズ [AF-S モード時の優先](0 240) フォーカス [AF ロックオン](0 241) [半押し AF レンズ駆動](0 241) 3(標準) する [フォーカスポイント表示](0 242) a5 [フォーカスポイント照明] [マニュアルフォーカス時の表示] a6 [フォーカスポイント循環選択](0 242) a7 [AF 点数切り換え](0 242) b1 [中央部重点測光範囲](0 243) [基準露出レベルの調節](0 243) b2 [マルチパターン測光] [中央部重点測光] [スポット測光] c1 [半押し AE ロック](0 244) c2 [半押しタイマー](0 244) [セルフタイマー](0 245) c3 [時間] [撮影コマ数] [連続撮影間隔] オート する しない 39 点
カスタムメニュー項目 初期設定 d7 [連番モード](0 248) d8 [インフォ画面の表示設定](0 249) d9 [イルミネーター点灯](0 249) d10 [露出ディレーモード](0 250) e1 [フラッシュ撮影同調速度](0 251) (0 252) e2 [フラッシュ時シャッタースピード制限] e3 [外付けフラッシュ発光](0 252) e4 [フラッシュ使用時の露出補正](0 253) e5 [モデリング発光](0 253) する e6 [オートブラケティングのセット](0 253) e7 [BKT 変化要素(M モード)](0 254) e8 [BKT の順序](0 254) f1 [D ボタンの機能](0 255) [OK ボタンの機能] (0 255) [撮影モード] f2 [再生モード] [ライブビュー] f3 [マルチセレクターの半押し起動](0 256) [Fn ボタンの機能](0 257) [押し時の動作] f4 [コマンドダイヤル併用時の動作] 自動 しない しない 1/200 秒 1/60 秒 TTL モード 全体を補正 する AE・フラッシュブラ
カスタムメニュー項目 初期設定 [コマンドダイヤルの設定](0 261) [回転方向の変更](0 261) f7 [メインとサブの入れ換え](0 262) [絞り値の設定方法](0 262) [再生 / メニュー画面で使用](0 263) f8 [ボタンのホールド設定](0 264) f9 [カードなし時レリーズ](0 264) しない しない サブコマンドダイヤル しない しない レリーズ許可 f10 [インジケーターの+ / −方向](0 265) f11 [シャッタースピードの簡易シフト](0 265) しない ※ 初期設定に戻るのは、カスタムメニューの[カスタムメニューの管理] (0 239)で選 択されているカスタムメニュー(「A」∼「D」のいずれか)の内容だけです。 ❚❚ セットアップメニューの初期設定 セットアップメニュー項目 [液晶モニターの明るさ](0 268) [インフォ画面の自動表示](0 268) 初期設定 0 自動表示しない [イメージセンサークリーニング](0 326) [電源スイッチに連動] (0 328) [フリッカー低減](0 271) 電源 ON
D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの D アイコンを選ぶと、再生メニューが表示 されます。 G ボタン 再生メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 非表示設定 再生画面設定 撮影直後の画像確認 0 197 223 224 225 226 メニュー項目 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 スライドショー プリント指定(DPOF) 0 226 226 226 213 A 関連ページ 「再生メニューの初期設定」(0 218) 再生フォルダー設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像は SD カード内のフォルダーに保存されます。 画像の再生(0 178)時に表示するフォルダーを設定します。 NC_DF Df で作成された全てのフォルダー内の画像を再生します。 全てのフォルダー SD カード内の全てのフォルダーの画像を再生します。 記録中の フォルダー 画像の記録に実際に使われているフォルダーの画像を再生し ます。 U 223
非表示設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 非表示設定した画像は、非表示設定画面以外では表示されません。 設定 画像ごとに非表示設定します。 選択した日付に撮影した画像を一括で非 表示設定します。 • 非表示設定したい日付を選択し、マルチ セレクターの 2 を押すと、日付の左側の 日付選択 チェックボックスがオン M になります。 • もう一度 2 を押すと、チェックボックス がオフ U になります。 • J ボタンを押すと、設定を完了します。 一括解除 非表示設定を一括で解除します。 ❚❚ 画像ごとに非表示設定する 1 [設定]を選ぶ •[設定]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、画像の選択画 面が表示されます。 2 非表示する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作し て画像を選び、W(M) ボタンを押して設定しま す。設定すると R が表示さ れます。もう一度 W(M) ボタンを押すと、R が消え W(M)ボタン ます。 • 非表示にする画像全てに設定してください。 U 224 • X(T)ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示します。
3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 D 非表示設定についてのご注意 • SD カードを初期化すると、非表示設定した画像も削除されますのでご注意ください。 • プロテクトと非表示の両方を設定した画像の非表示設定を解除すると、プロテクト 設定も解除されます。 再生画面設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 標準表示画面(0 182)で、選択したフォーカスポイントまたはピント 合わせに使用したフォーカスポイントを表示するかどうかを設定できま す。また、1 コマ表示時の画像情報表示に、画像のみ表示、ハイライト表 示、RGB ヒストグラム表示、撮影情報表示、統合表示を表示するかどう かも設定できます。 1 項目を選ぶ • 画像情報に表示したい項目を選 択し、マルチセレクターの 2 を 押すと、項目の左側のチェック ボックスがオン M になります。 • もう一度 2 を押すと、チェック ボックスがオフ U になります。 2 [設定終了]を選ぶ •[設定終了]を選んで J ボタンを 押すと、設定が完了します。 U 225
撮影直後の画像確認 G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影直後に画像を自動的に表示するかどうかを設定します。 [しない]を選 択した場合に撮影画像を表示確認するには、K ボタンを押してください。 削除後の次再生画像 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像を削除した後に表示する画像を設定できます。 S 後ろのコマ 削除した画像の次に撮影した画像を表示します。 最後の画像を削除した場合は、1 つ前の画像を表示します。 T 前のコマ 削除した画像の前に撮影した画像を表示します。 最初の画像を削除した場合は、次に撮影した画像を表示し ます。 U 直前コマ送り 方向に従う • 直前のコマ送りが前の画像から後の画像の順番のとき は、[後ろのコマ]と同じ動作になります。 • 直前のコマ送りが後の画像から前の画像の順番のとき は、[前のコマ]と同じ動作になります。 縦位置自動回転 G ボタン ➜ D 再生メニュー 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して表示します。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横位置情 報の記録
❚❚ スライドショーを再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、スライド ショーが始まります。スライドショーの再生中 は、次の操作が可能です。 マルチセレクターの 4 を押すと前の画像が、 2 を押すと次の画像が表示されます。 1 コマ進む / 戻る 1 または 3 を押すと、画像情報の切り換え ができます(0 181)。画像情報を「画像の 画像情報を切り換える み」に切り換えると、画像だけをスライド ショーで再生できます。 一時停止する / 再開する 再生メニューに戻る 通常再生に戻る 撮影に戻る スライドショーが一時停止します。もう一度 J ボタンを押すと再開します。 G スライドショーを中止して、再生メニューに 戻ります。 K スライドショーを中止して、1 コマ表示モー ド(0 178) 、サムネイル表示モード(0 189) またはカレンダー表示モード(0 191)に戻 ります。 シャッターボタンを半押しすると、すぐに撮 影できます。 再生が終わると、右のような画面が表示されま す。 [再開]を選んで J ボタンを押すと、スラ イドショーが再開します。[終了]を選んで
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの C アイコンを選ぶと、撮影メニューが表示 されます。 G ボタン 撮影メニューの項目は次の通りです。 0 229 記録フォルダー設定 230 ファイル名設定 232 画質モード 55 画像サイズ 58 撮像範囲 50 57 JPEG 圧縮 57 RAW 記録 ホワイトバランス 80 ピクチャーコントロール 100 カスタムピクチャーコントロール 106 メニュー項目 撮影メニューの管理 A 関連ページ 「撮影メニューの初期設定」(0 218) U 228 0 233 アクティブ D- ライティング 111 HDR(ハイダイナミックレンジ) 113 ヴィネットコントロール 234 自動ゆがみ補正 235 長秒時ノイズ低減 236 高感度ノイズ低減 236 感度自動制御 72 多重露出 147 インターバルタイマー撮影 152 メニュー項目 色空間
撮影メニューの管理 G ボタン ➜ C 撮影メニュー カメラは、撮影メニューの設定内容を、「A」、「B」、「C」、「D」の 4 通り 記憶できます。それぞれの撮影メニューで設定した内容は、他の撮影メ ニューには反映されません。ただし、ピクチャーコントロールの調整値 (クイック調整および手動調整) 、 [多重露出]、 [インターバルタイマー撮 影]での設定は、全ての撮影メニューで共通になります。 [撮影メニューの管理]で「A」、 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを選んでから 撮影メニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶します。記憶 した設定内容は、設定時の撮影メニューを選び直すことで呼び出せます。 A 撮影メニュー設定表示について インフォ画面には、Z と撮影メニュー名(「A」∼「D」) が表示されます。 ❚❚ 名前編集 撮影メニュー「A」∼「D」の名前を編集するには、名前を変更したい撮 影メニューを選んでマルチセレクターの 2 を押します。名前は 20 文字ま で入力できます。入力画面での文字の入力方法については、 「カスタムピ クチャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください
記録フォルダー設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録フォルダーの新規作成や既存フォルダーからの選択を行います。新規 作成の場合は[フォルダー番号指定]でフォルダー番号を設定します。既 存フォルダーから選択する場合は[既存フォルダーから選択]を選びます。 ❚❚ フォルダー番号指定 記録するフォルダー番号を指定します。フォルダーが存在しない場合は 新しく作成します。 1 [フォルダー番号指定]を選ぶ •[フォルダー番号指定]を選んで マルチセレクターの 2 を押すと、 [フォルダー番号指定]画面が表 示されます。 2 フォルダー番号の桁を選ぶ • 4 または 2 を押して、フォルダー番号の変更したい桁を選びます。 3 フォルダー番号を変更する • 1 または 3 を押して、フォルダー番号の数値を変更します。 4 フォルダー番号を設定する • J ボタンを押すと、新規フォルダーを作成して撮影メニュー画面に戻 ります。 • 次に撮影する画像は、作成した新規フォルダーに保存します。 • 作成済みのフォルダー番号を指定すると、フォルダー番号の左にフォ ルダーマーク(W、X、Y)が表示されます。
❚❚ 既存フォルダーから選択 既存のフォルダーから選択します。 1 [既存フォルダーから選択] を選ぶ •[既存フォルダーから選択]を選 んでマルチセレクターの 2 を押 すと、[既存フォルダーから選 択]画面が表示されます。 2 フォルダーを選ぶ • 1 または 3 を押して、画像を記録するフォルダーを選びます。 3 画像を記録するフォルダーを設定する • J ボタンを押すと、設定が有効になり撮影メニュー画面に戻ります。 • 次に撮影する画像は、選んだフォルダーに保存します。 D フォルダー番号およびファイル番号についてのご注意 フォルダー番号が 999 に達しているときに、ファイル番号が 9999 に達するか、この フォルダー内のファイル数が 999 個に達した場合は、それ以上フォルダーを作成でき ず、シャッターがきれなくなります。ただし、次の場合、SD カードにまだ空き容量が あれば、さらに撮影を続けられます。 • フォルダー番号が 999 以下で、その内のファイル数が 999 に達していないフォルダー を記録フォルダーとして選んだ場合 • フォルダー番号が 999 以下のフォルダーを新規に
ファイル名設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー このカメラで撮影した画像には、自動的に DSC_nnnn.xxx というファイ ル名が付きます。 [ファイル名設定]では、 「DSC」の 3 文字を任意に変更 できます。ファイル名の設定方法は、 「カスタムピクチャーコントロール 。 を登録する」の手順 6 をご覧ください(0 107) A ファイル名について • このカメラで撮影された画像には DSC_nnnn.xxx という名称が付きます。 nnnn には 0001 ∼ 9999 までの数字が入ります。xxx には選んだ画質モードによって、 次の拡張子が入ります。 - NEF:RAW の場合 TIF:TIFF(RGB)の場合 - JPG:FINE/NORMAL/BASIC の場合 - NDF:イメージダストオフデータの場合 • 撮影メニューの[色空間]で[Adobe RGB] (0 233)を選んだ場合は _DSCnnnn.
色空間 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録する画像の色空間を指定します。[sRGB]色空間は画像調整を行わ ずに再生やプリントをする場合に適しています。 [Adobe RGB]色空間 は、 [sRGB]に比べて色域が広いため、商業印刷に適しています。 A 色空間についてのご注意 • カラーマネージメント機能を持たないアプリケーションで画像を開く場合、または 印刷する場合には、sRGB 色空間をおすすめします。 • Adobe RGB 色空間で記録した JPEG 画像は、DCF オプション色空間に対応していま す。DCF オプション色空間に対応しているアプリケーションやプリンターの場合、 自動的に正しい色空間が設定されます。DCF オプション色空間に対応していないア プリケーションやプリンターの場合は、Adobe RGB 色空間に設定してください。詳 細については、アプリケーションやプリンターの説明書をご覧ください。 • Adobe RGB 色空間で記録した TIFF 画像には、ICC プロファイルが埋め込まれていま す。Adobe Photoshop などのカラーマネージメント機能を持ったア
ヴィネットコントロール G ボタン ➜ C 撮影メニュー ヴィネットコントロールは、レンズの特性による周辺光量の低下をレン ズに応じて軽減します。特に開放絞り側で撮影した場合に効果的です。G タイプ、E タイプ、D タイプレンズを装着しているときのみ機能します (DX レンズ、PC レンズを除く)。 h 強め g 標準 i 弱め しない 効果が強い順に、 [強め]、 [標準]、 [弱め]になります。 周辺光量の低下を補正しません。 D ヴィネットコントロールについてのご注意 • 次の場合、ヴィネットコントロールの効果は適用されません。 (0 50)の[DX 自動切り換え]を - DX レンズを装着して撮影メニュー[撮像範囲] [する]に設定している場合または[撮像範囲設定]を[DX(24 × 16)1.
自動ゆがみ補正 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [する]にすると、広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠レンズ使 用時の糸巻き型のゆがみを補正して撮影します。 •[自動ゆがみ補正]は、G タイプ、E タイプ、D タイプレンズを装着した 場合のみ機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、そ の他一部のレンズを装着した場合は機能しません。また、対応レンズ以 外を装着した場合については、動作を保証しません。 D 自動ゆがみ補正についてのご注意 •[する]の場合、シャッターをきってから、記録が始まるまで時間がかかる場合があ ります。 • ゆがみを大きく補正するほど、画像周辺部は切り取られます。 • DX レンズを装着している場合は、自動ゆがみ補正を行う前に、[DX 自動切り換え] を[する]に設定するか、 [撮像範囲設定]を[DX(24 × 16)1.
長秒時ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 低速シャッタースピードになったときに発生するノイズ(ざらつき、む ら、輝点)を低減します。 する しない シャッタースピードが 1 秒より低速になった場合に、長秒時ノ イズの低減処理を行います。 長秒時ノイズの低減処理を行いません。 長秒時ノイズ低減処理は、撮影後に行われま す。処理中は、表示パネルとファインダー内 表示に l m が点滅します。この表示が 消えるまで、撮影はできません。長秒時ノイ ズの低減処理を行う場合、画像を記録するま での時間は、長秒時ノイズ低減を行わない場 合の約 2 倍になります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 • 連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コマ数も少なくなります。 • 処理中に電源を OFF にすると、処理は行われず、長秒時ノイズの低減処理を行う前 の画像が保存されます。 高感度ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 感度が高くなるほど発生しやすいノイズ(ざらつき、むら、すじ)を低 減します。 強め 標準 弱め しない U 236 全ての ISO 感度で高感度ノイズの低減処理を行いま
A カスタムメニュー: 撮影に関するさらに詳細な設定 G ボタンを押して、タブの A アイコンを選ぶと、カスタムメニューが 表示されます。 G ボタン カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更できます。カスタムメ ニュー画面は、2 つの階層で構成されています。 <第 1 階層> <第 2 階層> カスタムメニューの 管理(0 239) U 237
カスタムメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 カスタムメニューの管理 a オートフォーカス a1 AF-C モード時の優先 a2 AF-S モード時の優先 a3 AF ロックオン a4 半押し AF レンズ駆動 a5 フォーカスポイント表示 a6 フォーカスポイント循環選択 a7 AF 点数切り換え b 露出・測光 b1 中央部重点測光範囲 b2 基準露出レベルの調節 c AE ロック・タイマー c1 半押し AE ロック c2 半押しタイマー c3 セルフタイマー c4 液晶モニターのパワーオフ 時間 d 撮影・記録・表示 d1 電子音設定 d2 ファインダー内格子線表示 d3 ISO 感度表示 d4 インフォ画面のガイド表示 d5 低速連続撮影速度 d6 連続撮影コマ数 d7 連番モード d8 インフォ画面の表示設定 d9 イルミネーター点灯 d10 露出ディレーモード 0 239 240 240 241 241 242 242 242 243 243 244 244 245 245 246 246 247 247 247 247 248 249 249 250 メニュー項目 e フラッ
カスタムメニューの管理 G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラは、カスタムメニューの設定内容を、「A」、「B」、「C」、「D」の 4 通り記憶できます。それぞれのカスタムメニューで設定した内容は、他 のカスタムメニューには反映されません。 [カスタムメニューの管理]で「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかを選ん でからカスタムメニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶 します。記憶した設定内容は、設定時のカスタムメニューを選び直すこ とで呼び出せます。 ❚❚ 名前編集 カスタムメニュー「A」∼「D」の名前を編集するには、名前を変更した いカスタムメニューを選んでマルチセレクターの 2 を押します。名前は 「カ 20 文字まで入力できます。入力画面での文字の入力方法については、 スタムピクチャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください 。 (0 107) A カスタムメニュー設定表示について インフォ画面には、O とカスタムメニュー名(「A」∼ 「D」)が表示されます。 ❚❚ カスタムメニューのリセット カスタムメニュー「A」∼「D」を 個別にリセットできます。リセッ トした
a:オートフォーカス a1:AF-C モード時の優先 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のとき(0 59)にシャッターボ タンを全押しした場合の動作を設定できます。 G レリーズ F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることが できます。 ピントが合うまで、シャッターボタンを押してもシャッ ターをきることができません。 [AF-C モード時の優先]の設定にかかわら • AF モードが AF-C のときは、 ず、ピント表示(●)が点灯してもフォーカスロックは行われず、シャッ ターをきるまでピント合わせの動作を続けます。 a2:AF-S モード時の優先 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-S のとき(0 59)にシャッターボ タンを全押しした場合の動作を設定できます。 G レリーズ F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることが できます。 ピントが合うまで、シャッターボタンを押してもシャッ ターをきることができません。 [AF-S モード時の
a3:AF ロックオン G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のときに、被写体との距離が瞬 時に大きく変わった場合のピント合わせの動作について設定できます。 C ( D ) E 5(強め) 4 3(標準) 2 1(弱め) しない 被写体との距離が瞬時に大きく変わったとき、一定時間経過 してから被写体を追従するピント合わせを行います。被写体 とカメラの間を障害物が横切るような撮影など、意図に反し て障害物にピント合わせを行うことを防止します。 • 被写体との距離が瞬時に大きく変わってから、追従するピ ント合わせを開始するまでの時間が長い順に、 [5(強め) ]、 [4] 、[3(標準) ]、[2] 、[1(弱め)]になります。 被写体との距離が瞬時に大きく変わったときは、すぐに追従 するようにピント合わせを行います。距離の異なる複数の被 写体を次々と撮影するようなときに便利です。 a4:半押し AF レンズ駆動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときの、ピント合わせの動作を設定でき ます。[しない]を選んだ場合は、B
a5:フォーカスポイント表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内のフォーカスポイントの点灯に関する設定ができます。 ❚❚ フォーカスポイント照明 ファインダー内のフォーカスポイントの照明方法を設定できます。 オート する しない 被写体が暗いときは、自動的にフォーカスポイントを赤色に照明し ます。 被写体の明るさにかかわらず常にフォーカスポイントが赤色に照明 します。背景が明るいときは、照明が見えづらい場合があります。 フォーカスポイントを照明しません。また、撮像範囲外の記録され ない部分をうす暗く表示します(0 52)。 ❚❚ マニュアルフォーカス時の表示 [する]に設定すると、マニュアルフォーカスでの撮影時にフォーカスポ イントが点灯します。 a6:フォーカスポイント循環選択 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスポイントをマルチセレクターで選ぶときに、上下左右端で循 環するように設定できます。 [する]を選んだ場合、一番端のフォーカスポ イント(①)を選んでいるときに、さらにマ ルチセレクターを同方向(右図の場合は 2) に押すと、反対側の端のフォーカスポイン
b:露出・測光 b1:中央部重点測光範囲 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 中央部重点測光は、ファインダー中央部を重点 的に測光して、露出値を決定します。中央部重 点測光の範囲を変更できます。 • 非 CPU レンズを装着しているときの測光範囲 はφ12mm 相当になります。 b2:基準露出レベルの調節 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 適正露出の基準を撮影者の好みに合わせ、測光 モードごとに明るめ(+側)または暗め(−側) に調節できます。1/6 段ステップ幅で± 1 段の範 囲で設定できます。初期設定は 0 です。 D 基準露出レベルの調節について • カスタムメニュー b2[基準露出レベルの調節]は、カスタムメニュー「A」∼「D」 ごとに設定します。カスタムメニューを切り換えるときは、カスタムメニュー b2 の 設定の違いにご注意ください。 • カスタムメニュー b2[基準露出レベルの調節]を 0 以外に設定しても、E マークは 表示されませんのでご注意ください。設定した基準露出レベルは、カスタムメニュー b2 の画面でのみ確認できます。 • 基準露出レベルの調節の設定は、ツーボ
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときに AE ロックを行うかどうかを設定で きます。 c2:半押しタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししてから何も操作し ないで一定時間が過ぎると、待機状態に入りま す。この待機状態になるまでの時間を変更でき ます。 • 待機状態になると、表示パネルのシャッター スピードと絞り値の表示とファインダー内の 表示が消灯します。 • 半押しタイマーを延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 U 244
c3:セルフタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー セルフタイマー撮影時(0 48)にシャッターボタンを全押ししてから シャッターがきれるまでの時間と、撮影するコマ数、連続撮影するとき の撮影間隔を設定できます。 時間 シャッターがきれるまでの時間を選 べます。 撮影コマ数 マルチセレクターの1または3を押し て、1 コマ∼ 9 コマの間で設定できます。 連続撮影間隔 [撮影コマ数]を 2 コマ以上に設定した 場合に、連続撮影するときの撮影間隔 を選べます。 c4:液晶モニターのパワーオフ 時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時間を 変更できます。 •[画像の再生]、 [メニュー表示]、[インフォ画 面表示]、[撮影直後の画像確認]、[ライブ ビュー表示]で液晶モニターが自動的に消灯 するまでの時間を個別に設定できます。 • 初期設定は、 [画像の再生]と[インフォ画面表示]の場合は 10 秒、 [メニュー [撮影直後の画像確認]は 4 秒、 [ライブビュー表示]は 10 分です。 表示]は 1分、 U • 液晶モニターの表示時間を
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子音の音の高さを設定できます。 電子音の音の高さを[高音]と[低音]から選 べます。 [電子音なし]を選ぶと、電子音は鳴り ません。 •[電子音なし]以外に設定すると、次の場合に電子音が鳴ります。 - セルフタイマー作動中 - オートフォーカスのピントが合ったとき(ただし、AF モード(0 59) が AF-C のときは電子音は鳴りません) -「LOCK」した SD カードをカメラに入れてシャッターをきろうとした とき(0 21) • レリーズモードが J(0 46)の場合は、 [電子音設定]の設定にかかわ らず、ピントが合ったときの電子音は鳴りません。 A 電子音設定時の表示について [電子音なし]以外の場合はインフォ画面に c(電子音 あり)マークが表示されます。 d2:ファインダー内格子線表示 U 246 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内に構図用格子線(0 9)を表示するかしないかを設定で きます。
d3:ISO 感度表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [する]に設定すると、ファインダーの記録可能コマ数表示部に、ISO 感 度を表示できます。 d4:インフォ画面のガイド表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー インフォ画面で選んだ項目の文字表示ガイドを表示するかどうかを設定 。 します(0 13) d5:低速連続撮影速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー レリーズモードが CL のときの連続撮影速度を [5 コマ / 秒]∼[1 コマ / 秒]の間で設定できま す(0 46)。 A インターバルタイマー撮影速度について レリーズモードを S に設定してインターバルタイマー撮影を行った場合、カスタムメ ニュー d5 で設定した連続撮影速度で撮影されます。 d6:連続撮影コマ数 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 連続撮影を最大何コマまで継続できるかを設定できます。マルチセレク ターの 1 または 3 を押して、1 コマ∼ 100 コマの間で設定します。 A 連続撮影コマ数について カスタムメニュー d6[連続撮影コマ数]で設定するコマ数は、連続撮影を継続できる 最大
d7:連番モード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 SD カードを交換したり、画像を記録するフォルダーを変更しても、 連番でファイル番号を付けます。複数のカードを使って撮影しても ファイル番号が重複しないため、撮影後の画像ファイルを管理しや すくなります。 SD カードや画像を記録するフォルダーを変更するたびに、ファイル 番号が「0001」に戻ります。画像を記録するフォルダー内にすでに 画像ファイルがある場合は、次の番号からファイル番号が付きます。 しない • 連番モードを[する]から[しない]に変更しても、カメラはファ イル番号を記憶しています。次に[する]に切り換えたときは、 以前記憶した番号からの連番でファイル名が付きます。 [する]を設定したときのファイル番号をリセットします。リセット した後に撮影を行うと、現在選択中のフォルダーに画像ファイルが リセット ない場合は 0001 から連番で画像が記録されます。すでにファイルが ある場合には、そのファイル番号の次の番号からファイル番号が付 きます。 する A ファイル番号について
d8:インフォ画面の表示設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見づらいときにインフォ画面 (0 10)の見え方を設定できます。 黒文字表示 v 自動 白文字表示 インフォ画面の表示を見やすくするように、カメラが自動的に白 黒反転します。明るい場所では黒文字表示に、暗い場所では明る さを抑えた白文字表示に切り替わります。 手動でインフォ画面の表示を切り換えます。 明るい場所で撮影するときにインフォ画面が見や 黒文字 すいように、液晶モニターが点灯し、文字を黒く表 示します。 暗い場所で撮影するときにインフォ画面が見やす 白文字 いように、液晶モニターの明るさを抑え、文字を白 く表示します。 w 手動 x d9:イルミネーター点灯 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [しない]に設定すると、D ボタンを押したときだけ表示パネルのイルミ ネーター(照明)が点灯します(0 5)。[する]に設定すると、D ボタ ンを押さなくても、半押しタイマー(0 32)の作動中には表示パネルの イルミネーター(照明)を常に点灯します。ただし、バッテリーの消耗 は早
d10:露出ディレーモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー 顕微鏡撮影時などのカメラブレを最小限に抑え るため、シャッターボタンを押すと最初にミ ラーが作動し、約 1 ∼ 3 秒後にシャッターがきれ るように変更できます。 U 250
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:フラッシュ撮影同調速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フラッシュ撮影時の同調速度を設定できます。 1/250 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を 1/250 秒または 1/200 秒に設定し (オート FP) ます。別売のオート FP ハイスピードシンクロ対応スピードライト 1/200 秒 (0 120)使用時は 1/250 秒または 1/200 秒より速いシャッタース (オート FP) ピードでは自動的に FP 発光に切り替わります。※ 1/200 秒 1/160 秒 1/125 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を、1/200 ∼ 1/60 秒の範囲で設定で 1/100 秒 きます。 1/80 秒 1/60 秒 ※ 露出モード P または A で、表示パネルまたはファインダー内表示のシャッタースピード がカスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]で設定した同調速度を示す場合、 実際に制御されるシャッタースピードが同調速度よりわずかでも高速側であれば、FP 発光に切り替わります。 A シャッタースピードの同調速度を固定するには 露出モード S または M
e2:フラッシュ時シャッター スピード制限 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モードが P または A の場合のフラッシュ撮影 時のシャッタースピードの低速側の制限を、 [1/60 秒]∼[30 秒]から設定できます。 • スローシンクロモード、後幕シンクロモード、 赤目軽減スローシンクロモード時や露出モー ドが S または M の場合には、カスタムメニュー e2[フラッシュ時シャッタースピード制限]の 設定にかかわらず、シャッタースピードの低 速側の制限は 30 秒になります。 e3:外付けフラッシュ発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売スピードライト SB-400 または SB-300 使用時のフラッシュの発光方 式を設定できます。 1 TTL モード 2 マニュアル 発光モード フラッシュの光量は、撮影状況に応じて自動的に調節されま 。 す(0 126) 指定した発光量でフラッシュが発光します。モニター発光は 行いません。 A フラッシュの発光方式について フラッシュの発光方式は、インフォ画面のフラッシュ モードで確認できます(0 10、125)。 U 252
e4:フラッシュ使用時の露出補正 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フラッシュ撮影時に露出補正を設定した場合のフラッシュの調光を設定 できます。 YE E 全体を補正 露出と調光量を同時に補正します。全体の露出が変化 します。 背景のみ補正 背景の露出だけを補正します。 e5:モデリング発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト (0 119)使用時にカメラの Pv ボタンを押したときに、陰影の状況を把握 するためのモデリング発光を行わないように設定できます。 e6:オートブラケティングの セット G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティング(0 136)の種類を設定できます。 j AE・フラッシュ ブラケティング 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮 影します。 k l AE ブラケティング 露出値を変えながら撮影します。 フラッシュ ブラケティング フラッシュの発光量を変えながら撮影します。 1 回の撮影でホワイトバランス(WB)を変えた画像 を記録します。複数の光源
e7:BKT 変化要素(M モード) G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モード M でオートブラケティングを行うときに変化する内容は、カ スタムメニュー e6[オートブラケティングのセット]と e7[BKT 変化要 素(M モード)]との組み合わせによって次のようになります。 カスタムメニュー e6 [オートブラケティングのセット] カスタムメニュー e7 [BKT 変化要素(M モード)] AE・フラッシュ ブラケティング※ AE ブラケティング※ F フラッシュ・ シャッタースピード シャッタースピードと フラッシュの調光レベル シャッタースピード G フラッシュ・ シャッタースピード、 シャッタースピード・ 絞り値、 絞り値 フラッシュの調光レベル シャッタースピード と絞り値 H I フラッシュ・絞り値 絞り値と フラッシュの調光レベル 絞り値 フラッシュ フラッシュの調光レベル – ※ カスタムメニュー e7 が[フラッシュ・シャッタースピード]、[フラッシュ・シャッ タースピード・絞り値]、[フラッシュ・絞り値]のいずれかのときに、[感度自動制 御]
f:操作 f1:D ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー D ボタンを押したときの機能を設定できます。 D DR 表示パネルが点灯します。 D の点灯 / 消灯 D とインフォ画面の 表示パネルとインフォ画面が点灯します。 点灯 / 消灯 f2:OK ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時とライブビュー撮影時または再生時に J ボタンを押 したときの機能を設定できます。 ❚❚ 撮影モード J フォーカスポイント K 中央リセット 選択フォーカス ポイント表示 使用しない J ボタンを押すと、中央のフォーカスポイントが 選ばれます。 J ボタンを押すと、選択中のフォーカスポイント が点灯します。 J ボタンは機能しません。 U 255
❚❚ 再生モード Q 1 コマとサムネイルの J ボタンを押すごとに、1 コマ表示とサムネイル表 切り換え 示(4 コマ、9 コマ、72 コマ)を切り換えます。 J ボタンを押している間、ヒストグラム(0 185) R ヒストグラム表示 S 拡大画面との 切り換え T フォルダー指定 を表示します。サムネイル表示時もヒストグラム表 示できます。 J ボタンを押すと、設定した拡大率で拡大表示し ます。もう一度 J ボタンを押すと、元の表示に戻 ります。 • ファインダー撮影した画像は撮影時のフォーカ スポイント、ライブビュー撮影した画像は画面中 央を中心にして拡大表示されます。 •[拡大画面との切り換え]を選んで 2 を押すと、 拡大率を[低倍率]、 [中倍率]、 [高倍率]から選 べます。 • サムネイル表示時も拡大表示できます。 [フォルダー指定メニュー]画 J ボタンを押すと、 面が表示され、画像を再生するフォルダーを指定で きます。 ❚❚ ライブビュー J フォーカスポイント 中央リセット S 拡大画面との 切り換え 使用しない ライブビュー表示中に J ボタンを押すと、フォー
f4:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Fn ボタンを単独で押したときの機能と、コマンド ダイヤルを併用したときの機能を設定できます。 ❚❚ 押し時の動作 Fn ボタンを単独で押したときの機能を設定できます。 q プレビュー r FV-L B C D AE-L/AF-L AE-L AE-L (レリーズで リセット) E AE-L (ホールド) F A s AF-L AF-ON フラッシュ 発光禁止 レンズの絞り羽根が絞り込まれ、被写界深度が確認で きます(0 40)。 別売のスピードライト(0 119)使用時は、1 回押す と FV ロック(0 132)を行い、もう一度 Fn ボタンを押 すと解除します。 Fn ボタンを押している間、AE ロックとフォーカスロッ クを同時に行います。 Fn ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態が維持され ます。もう一度 Fn ボタンを押すか、シャッターをきる か、半押しタイマーがきれると、AEロックを解除します。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状
t e L M N 9 m n 6 U K BKT 自動連写 [オートブラケティングのセット]が[WB ブラケティ ング]の場合は、Fn ボタンを押しながらシャッターボ タンを全押ししている間連続撮影して、各コマに対し て WB ブラケティングを行います。 画質モードが JPEG(FINE) 、JPEG(NORMAL)、JPEG (BASIC)の場合、Fn ボタンを押すと表示パネルの画質 モードに「RAW」が表示され、押してから 1 回の撮影 プラス RAW 記録 のみ RAW 画像が JPEG 画像と同時に記録されます。撮 影後シャッターボタンから指を放すか、もう一度 Fn ボ タンを押すと[プラス RAW 記録]を解除します。 マルチパターン Fn ボタンを押している間、測光モードがマルチパター 測光簡易設定 ン測光になります。 中央部重点測光 Fn ボタンを押している間、測光モードが中央部重点測 簡易設定 光になります。 スポット測光 Fn ボタンを押している間、測光モードがスポット測光 簡易設定 になります。 Fn ボタンを 1 回押すと、ファインダーに格子線を表示 ファインダー内 します(
A[押し時の動作]と[コマンドダイヤル併用時の動作]が併用でき ない場合について [押し時の動作]と[コマンドダイヤル併用時の動作]の機能が同時に設定できない場 合は、メッセージが表示され、先に設定していた内容が[設定しない]に変更されます。 A 水準器インジケーターについて [押し時の動作]を[ファインダー内水準器]に設定して Fn ボタンを押すと、カメラ に内蔵している傾斜センサーを使って、ファインダーに水準器インジケーターを表示 します。この「水準器インジケーター」の見方は次の通りです。 ローリング方向 カメラが時計回りに 傾いている場合 カメラが正位置の場合 (傾いていない場合) カメラが反時計回りに 傾いている場合 • カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますのでご注 意ください。 • ファインダーに表示できる水準器インジケーターはローリング方向のみです。液晶 モニターにローリングとピッチングの両方向の水準器を表示するには、セットアッ プメニューの[水準器表示]をお使いください(0 278) 。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 Fnボタンを押しながらコマンド
U Fnボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回す [HDR モード]が切り替わります(0 113)。Fn ボ HDR(ハイダイナ と、 ミックレンジ) V W 感度自動制御 多重露出 設定しない タンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、 [露 出差]を変更できます。 [感 Fnボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、 度自動制御](0 72)の設定を切り換えられます。 Fnボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回す と、[多重露出モード]が切り替わります(0 147)。 Fn ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回す と、多重露出の[コマ数]を変更できます。 Fnボタンを押しながらコマンドダイヤルを回しても機 能しません。 f5:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Pv ボタンを単独で押したときの機能と、コマンド ダイヤルを併用したときの機能を設定できます。 ❚❚ 押し時の動作 Pv ボタンを単独で押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタン の機能]→[押し時の動作](0 257)と同じです。初期設定は[プレ ビュー](0 4
f6:AE/AF ロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AAE/AF ロックボタンを単独で押したときの機 能と、コマンドダイヤルを併用したときの機能 を設定できます。 ❚❚ 押し時の動作 AAE/AF ロックボタンを単独で押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[押し時の動作](0 257)と同じです。初期設 定は[AE-L/AF-L]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 AAE/AF ロックボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機 能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤル併 用時の動作] (0 259)とほぼ同じですが[HDR(ハイダイナミックレン ジ) ]、[多重露出]は選べません。初期設定は[設定しない]です。 f7:コマンドダイヤルの設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの機能を変更できます。 ❚❚ 回転方向の変更 メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルを操作するときの回転 方向を逆方向に変更できます。 U 261
❚❚ メインとサブの入れ換え シャッタースピードを設定するメインコマンド ダイヤルと、絞り値を設定するサブコマンドダイ ヤルの機能を入れ換えられます。 メインコマンドダイヤルで絞り値を、サブコマンドダ イヤルでシャッタースピードを設定します。 露出モードが A のときのみ、メインコマンドダイヤルで する(A モード) 絞り値を設定できます。 メインコマンドダイヤルでシャッタースピードを、サ しない ブコマンドダイヤルで絞り値を設定します。 する 0 ❚❚ 絞り値の設定方法 CPU レンズの装着時に、露出モード A または M でレンズの絞りリングを 使って絞り値を設定できるように変更できます。 サブコマンド ダイヤル 絞りリング サブコマンドダイヤルで絞り値をセットします([メインとサ ブの入れ換え]を[する]に設定した場合は、メインコマンド ダイヤルでセットします)。 レンズの絞りリングで絞り値をセットします。絞りリングによ る中間絞りの設定は可能ですが、絞り値の表示は 1 段ステップ になります。 [絞り • 絞りリングのないレンズ(G タイプ、E タイプレンズ)装着時は、 値の設定方法]での
❚❚ 再生 / メニュー画面で使用 画像のコマ送りやメニュー操作を、マルチセレクターでの操作から、メ インコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの操作でも行えるように 変更できます。 する 再生時: • 1 コマ表示時には、メインコマンドダイヤルで撮影画 像をコマ送りします。サブコマンドダイヤルで画像情 報の表示ページを切り換えます。 • サムネイル表示時には、メインコマンドダイヤルを回 すと、黄色の枠(カーソル)が左右に移動し、サブコ マンドダイヤルを回すと、上下に移動します。 メニュー画面表示時※: メインコマンドダイヤルで選択項目を切り換えます。 サブコマンドダイヤルを時計方向に回すと、サブメ ニューに移動します。反時計回りに回すと、前の画面 に戻ります。 する i (撮影後確認時を 除く) しない [する]と同じ内容ですが、撮影直後の画像確認時は操 作できません。 再生時の表示画像の切り換え、画像の選択、およびメ ニュー画面での項目の選択は、マルチセレクターを操 作して行います。 ※ サブコマンドダイヤルでは項目を決定することはできません。項目を決定する には、J ボタンかマルチセレクター
f8:ボタンのホールド設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ボタンを押しながらコマンドダイヤルを操作するときに、指を放しても 設定できる状態が維持できます。 [ボタンのホールド設定]の対象ボタンは、W(M)ボタン、X(T) ボタン、L(U)ボタン、AF モードボタンおよび D ボタンです。ま た、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]、f5[プレビューボタンの 機能]または f6[AE/AF ロックボタンの機能]でそれぞれのボタンに[コ マンドダイヤル併用時の動作]が割り当てられている場合も、 [ボタンの ホールド設定]の対象になります(設定が[撮像範囲選択]、[手動設定 済みレンズの選択] 、[感度自動制御]の場合を除く)。 1 回ボタンを押すと、ボタンを放しても設定できる状態が維持され、 する しない コマンドダイヤルで設定できます。もう一度ボタンを押すか、シャッ ターボタンを半押しするか、半押しタイマーがきれると、解除され ます。 ボタンを押し続けている間のみ設定できる状態となります。 f9:カードなし時レリーズ G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラに SD カードを
f10:インジケーターの + / −方向 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内表示およびインフォ画面(R)での露出、露出補正、オー トブラケティングのインジケーターの+と−方向を入れ換えることがで きます。 V インジケーターの+側を左に、−側を右に表示 します。 W インジケーターの−側を左に、+側を右に表示 します。 f11:シャッタースピードの 簡易シフト G ボタン ➜ A カスタムメニュー [する]に設定すると、シャッタースピードダイヤルで設定したシャッ タースピードを、メインコマンドダイヤルで 1/3 ステップずつ± 2/3 段ま でシフトできます。 D シャッタースピードダイヤルを 4(赤文字、4秒)に設定している 場合 メインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピードを最長 30 秒まで設定できます。 U 265
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 G ボタンを押して、タブの B アイコンを選ぶと、セットアップメニュー が表示されます。 G ボタン セットアップメニューの項目は次の通りです。 0 267 液晶モニターの明るさ 268 インフォ画面の自動表示 268 イメージセンサークリーニング 326 クリーニングミラーアップ※ 1 329 イメージダストオフデータ取得 269 フリッカー低減 271 地域と日時 272 言語(Language) 273 縦横位置情報の記録 273 画像コメント 274 著作権情報 275 メニュー項目 カードの初期化(フォーマット) メニュー項目 カメラ設定の保存と読み込み 水準器表示 レンズ情報手動設定 AF 微調節 HDMI 位置情報 ワイヤレスリモートコントロー ラーの Fn ボタン ワイヤレスモバイルアダプター Eye-Fi 送信機能※ 2 ファームウェアバージョン ※ 1 バッテリー残量表示が H 以下のときは選べません。 ※ 2 この機能に対応した Eye-Fi カードを挿入したときのみ表示されます。 A 関連ページ 「セットアップ
カードの初期化(フォーマット) G ボタン ➜ B セットアップメニュー このカメラに他の機器で使った SD カードを初めて入れたときは、必ずこ のカメラで初期化してからお使いください。SD カードを初期化すると、 カード内のデータは全て削除されます。必要なデータがある場合は、初 。 期化する前にパソコンなどに保存してください(0 203) 1 [カードの初期化(フォーマッ ト) ]画面で[はい]を選ぶ • 初期化をキャンセルするには、[い いえ]を選びます。 2 J ボタンを押す • 初期化が完了してセットアップメニュー画面 に戻るまで、電源を OFF にしたり、バッテ リーや SD カードを取り出したりしないでくだ さい。 U 267
液晶モニターの明るさ G ボタン ➜ B セットアップメニュー 画像の再生時、メニュー表示時、インフォ画面表 示時の液晶モニターの明るさを、マルチセレク ターの 1 または 3 を押して調整できます。+ にす ると明るく、−にすると暗くなります。 A ライブビュー表示中の液晶モニターの明るさを調整するには ライブビュー表示中の液晶モニターの明るさを調整するには、 「P ボタンを使う」 (0 171)をご覧ください。 インフォ画面の自動表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー [自動表示する]が選ばれている場合、シャッターボタンを半押しして指 を放すと、液晶モニターにインフォ画面を表示します。 U 268
イメージダストオフデータ取得 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 別売の Capture NX 2(0 321)の「イメージダストオフ機能」を使うた めのデータを取得します。イメージダストオフとは、カメラの撮像素子 の前面にあるローパスフィルターに付いたゴミの写り込みを RAW 画像か ら 取 り 除 く 機 能 で す。イ メ ー ジ ダ ス ト オ フ 機 能 に つ い て は、 Capture NX 2 の使用説明書をご覧ください。 ❚❚ イメージダストオフデータ取得の手順 1 イメージダストオフデータの取得方法を選ぶ •[開始]を選んで J ボタンを押 すと、[イメージダストオフデー タ取得]画面が表示されます。 •[イメージセンサークリーニン グ後 開始]を選んで J ボタン を押すと、すぐにイメージセン サークリーニングを実行しま す。イメージセンサークリーニ ングの実行後に、 [イメージダ ストオフデータ取得]画面が表 示されます。 • 表示パネルとファインダー内表示 には、右のように表示されます。 • データ取得を取り消したいとき は、G ボタンを押してくだ さい。 2
3 シャッターボタンを全押しして撮影する • シャッターボタンを押すと、液晶モニターが消灯します。 • 被写体が暗いとき、ノイズ低減が自動的に実行される場合がありま す。その場合、SD カードへの記録に時間がかかることがあります。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎたために、 データが取得できなかった場合は、液晶モ ニターに右の画面が表示され、手順 1 の状態 に戻ります。被写体の明るさを変えて、も う一度撮影してください。 A イメージセンサークリーニングについてのご注意 イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフデータ は、ク リ ー ニ ン グ 実 行 後 に 撮 影 し た 画 像 と ゴ ミ の 位 置 が 一 致 し な く な る た め、 Capture NX 2 のイメージダストオフ機能を使用できません。イメージセンサークリー ニング機能とイメージダストオフ機能を併用する場合は、 [イメージセンサークリーニ ング後 開始]を選択後に撮影することをおすすめします。 D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、[イ
フリッカー低減 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 蛍光灯や水銀灯などの光源下で、ライブビュー 表示中(0 166)に画面にちらつきや横縞が生 じる「フリッカー現象」を低減できます。通常 はカメラが自動的に電源周波数を選ぶ[オート] をお使いください。 [オート]にしていても、フ リッカー低減効果が得られない場合は、お使い の地域の電源周波数に応じて、[50 Hz]と[60 Hz]から選びます。東 日本など電源周波数が 50 Hz の地域では[50 Hz]を選び、西日本など電 源周波数が 60 Hz の地域では[60 Hz]を選んでください。 D フリッカー低減についてのご注意 •[オート]に設定してもフリッカー低減効果が得られない場合や電源周波数がわから ない場合は、設定を切り換えて試し撮りをすることをおすすめします。 • 被写体が非常に明るい場合、フリッカー低減効果が得られない場合があります。絞 りを絞り込んで(より大きい数値にして)ください。 U 271
地域と日時 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。 現在地の設定 現在地のタイムゾーンを選びます。 現在地のタイムゾーンを変更する と、[日時の設定]で設定された日 時が、時差に合わせて自動的に更新 されます。 [現在地の設定]で選ばれているタ イムゾーンの時刻を設定します。 日時の設定 日付の表示順 夏時間の設定 液晶モニターに表示される、日付の 年、月、日の表示順を、 [年 / 月 / 日]、 、[日 / 月 / 年]から選び [月 / 日 / 年] ます。 現在地で夏時間(サマータイム制) が実施されている場合は[する]に、 そうでない場合は[しない]に設定 します。[する]にすると、時刻が 1 時間進みます。初期設定は[しな い]です。 • 日時が設定されていない場合、インフォ画面に時刻未設定マーク Y が 点滅して警告します。 U 272
言語(Language) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メニュー画面やメッセージの表示言語を選びます。 縦横位置情報の記録 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記録できます。 液晶モニターや付属の ViewNX 2、別売の Capture NX 2(0 321) で画像を再生するときに、記録した縦横位置情報を利用して、自動 的に回転表示されます。 記録されるカメラの縦横位置情報は、次の 3 種類です。 する 横位置 しない 縦位置 時計回りに 90º 回転 縦位置 反時計回りに 90º 回転 縦横位置情報は記録されず、再生時には常に横位置で表示します。 D 縦横位置情報記録についてのご注意 カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報が正し く得られない場合があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転] (0 226)では、 [縦横位置情報の記録]を[する] に設定して縦位置で撮影された画像を、液晶モニターに縦位置で表示するように変更 できます。 U 273
画像コメント G ボタン ➜ B セットアップメニュー あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できます。添 付されたコメントは、付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2(0 321) のメタデータで確認できます。 ❚❚ コメント入力 [コメント入力]を選んでマルチ 36 文字までのコメントを登録できます。 セレクターの 2 を押すと、画像コメントの入力画面が表示されます。入 力画面での文字の入力方法については、 「カスタムピクチャーコントロー ルを登録する」の手順 6 をご覧ください(0 107)。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいときは、 [コメント添付]を選んで 2 を押し、チェックボッ [設定終了]を選んで J クスをオン M にします。 ボタンを押すと、設定が有効になり、その後撮影 した画像には全てコメントが添付されます。 A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、「撮影情報」の「画像コメント」に表示されます (0 187)。 U 274
著作権情報 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影した画像に著作権情報を添付することができます。添付された著作 権情報は、付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2(0 321)のメタデー タで確認できます。 ❚❚ 撮影者名入力、著作権者名入力 [撮 36 文字までの撮影者名と、54 文字までの著作権者名を登録できます。 影者名入力]または[著作権者名入力]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと名前の入力画面が表示されます。入力画面での文字の入力方法 については、「カスタムピクチャーコントロールを登録する」の手順 6 を ご覧ください(0 107)。 ❚❚ 著作権情報添付 登録した著作権情報を画像に添付したいとき は、 [著作権情報添付]を選んで 2 を押し、チェッ [設定終了]を選 クボックスをオン M にします。 んで J ボタンを押すと、設定が有効になり、そ の後撮影した画像には全て著作権情報が添付さ れます。 D 著作権情報に関するご注意 • カメラを貸したり譲渡したりする場合は、撮影者名や著作権者名の違法な使用を防 ぐため、 [著作権情報添付]の設定を必ず解除
カメラ設定の保存と読み込み G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの各機能の設定データを SD カードに保存できます。また、SD カー ドに保存されている設定データをカメラで読み込むこともできるので、 複数の Df を同じ設定で使う場合などに便利です。設定を保存、読み込み できる機能は次の通りです。 再生画面設定 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 撮影メニューの管理 ファイル名設定 画質モード 画像サイズ 撮像範囲 JPEG 圧縮 RAW 記録 ホワイトバランス 撮影 (微調整値、プリセット メニュー マニュアルデータ) (A ∼ D ピクチャーコントロール 全メニュー) 色空間 アクティブ D- ライティング ヴィネットコントロール 自動ゆがみ補正 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 感度自動制御 カスタム メニュー 全メニュー (A ∼ D 全メニュー) 再生 メニュー U 276 インフォ画面の 自動表示 イメージセンサー クリーニング フリッカー低減 地域と日時 (日時の設定を除く) 言語(Language) 縦横位置情報の記録 セットアップ 画像コメント 著作
❚❚ 保存 カメラの設定データを SD カードに保存します。SD カードに空き容量がな い場合は、エラーメッセージが表示され、設定データは保存されません。 保存された設定データは他機種のカメラとの互換性はありません。 ❚❚ 読み込み SD カードからカメラの設定データを読み込みます。SD カードが装着され [読 ていないときや、SD カードに設定データが記録されていないときは、 み込み]は選べません。 D 設定データについてのご注意 SD カードに保存したカメラの設定データのファイル名は「NCSETUPD」です。ファイ ル名を変更すると、設定データを読み込めなくなるためご注意ください。 U 277
水準器表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに内蔵している傾斜センサーを使って、液晶モニターにローリン グ方向とピッチング方向の水準器を表示します。 • カメラを正位置(傾きのない状態)にすると、ローリング方向の場合は 水準器表示の基準線が緑色に変わります。ピッチング方向の場合は中央 の●が緑色に変わります。 • 水準器の 1 目盛は、5°を表します。 カメラがローリング 方向、ピッチング方向 とも正位置の場合 カメラがローリング 方向に傾いている場合 カメラがピッチング 方向に傾いている場合 D 水準器の精度について カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますのでご注意 ください。測定できない状態までカメラを傾けると、水準器の目盛が消灯します。 A 関連ページ • ファインダーにローリング方向の水準器インジケーターを表示する → A f4[Fn ボ タンの機能] (0 258、259) • ライブビュー時に水準器を表示する →「ライブビュー時の表示を切り換える」 (0 173) U 278
AF 微調節 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 装着したレンズごとに最適なピント合わせを行いたいときに、自分でピ ント位置を調節できます。通常は AF 微調節を行う必要はありません。必 要な場合のみ調節を行ってください。正常なレンズを調整すると、ピン トが合わなくなる場合がありますのでご注意ください。 する AF 微調節 AF 微調節の設定が有効になります。 (する / しない) しない AF 微調節を行いません。 装着しているCPUレンズの微 調節値を登録できます。マル ピントが合う チセレクターの 1 または 3 位置がカメラから 遠ざかります。 今回の を押して、+ 20 ∼− 20 の範囲 微調節値 で調節できます。最大 12 種類 個別レンズ の登録 のレンズを登録できます。 • 非 CPU レンズや、すでに登 録してあるレンズと同じ 種類のレンズは登録でき ません。 [個別レンズの登録]で登録 前回設定した していない CPU レンズを装 ピントが 微調節値 合う位置が その他レンズ 着したときに、一律で微調節 カメラに近 の登録 する値を設定します。1 また づきます。 は 3 を
D AF微調節設定時のご注意 AF 微調節を行うと、レンズの無限遠側または至近側で、ピントが合わなくなる場合が ありますのでご注意ください。 D ライブビュー撮影時の AF 微調節について ライブビュー撮影時にオートフォーカスでピント合わせを行うときは、[AF 微調節] で設定した微調節値は適用されません。 A 個別レンズの登録について 同じ種類のレンズは複数登録できませんが、テレコンバーターを装着した場合は違う レンズとして個別登録できます。 A 登録したレンズを削除するには [個別レンズの登録]で登録したレンズを削除するには、 [個別レンズ登録リスト]画 面の一覧表示から削除したいレンズを選んで、O ボタンを押します。 ワイヤレスリモートコントロー ラーの Fn ボタン G ボタン ➜ B セットアップメニュー 別売のワイヤレスリモートコントローラー WR-1 または WR-T10(0 322)の Fn ボタンを押 したときの機能を、カメラのどのボタンと合わ せるかを設定できます。 ワイヤレスモバイルアダプター G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの USB 端子に接続した別
Eye-Fi 送信機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー このメニューは、市販の Eye-Fi カードをカメラに挿入したときのみ、表 示されます。 有効 無効 カメラで作成した画像を、あらかじめ設定した保存先へ送信します。 Eye-Fi 送信機能を使用しません。 • 電波の状態が悪い場合、[有効]に設定していても送信できないことが あります。 • 電波の出力が禁止されている場所では、設定を[無効]にしてください。 A Eye-Fi カード使用時の表示について カメラ内の Eye-Fi カードの通信状態は、インフォ画面の Eye-Fi 通信マークで確認できます。 d:[Eye-Fi 送信機能]が[無効]に設定されています。 • f(点灯):画像の送信を待っています。 • f(点滅):画像の送信中です。 • e:未送信の画像がありません。 • g:エラーが発生しました。Eye-Fi カードをコントロールできません。 - 表示パネルとファインダー内表示の記録可能コマ数表示部で W が点滅してい る場合は、0 350 をご覧ください。 - W が点滅していない場合は、続けて撮影できます。ただし、
A Eye-Fi送信機能が無効のときの警告表示について [無効]に設定しているときでも、電波が出力される場合があります。液晶モニターに 警告メッセージ(0 350)が表示された場合は、カメラの電源を OFF にして Eye-Fi カー ドを取り出してください。 ファームウェアバージョン G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラを制御する「ファームウェア」のバージョンを表示します。 U 282
N 画像編集メニュー: 撮影した画像に行う編集機能 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選ぶと、画像編集メニューが 表示されます。 G ボタン 画像編集メニューでは、SD カード内の撮影済み画像を編集することがで きます。編集された画像は、元の画像とは別に、新しい画像として記録 されます。画像編集メニューの項目は次の通りです。 • カメラに SD カードが入っていない場合や SD カードに画像が記録されて いない場合は、画像編集メニューはグレーで表示されて選択できません。 メニュー項目 i j k l m n o 7 8 & D- ライティング 赤目補正 トリミング モノトーン フィルター効果 カラーカスタマイズ 画像合成※ 1 RAW 現像 リサイズ 簡単レタッチ 0 286 287 288 289 290 291 292 295 297 299 メニュー項目 e ( ) f g h i u p 傾き補正 ゆがみ補正 魚眼効果 塗り絵 カラースケッチ アオリ効果 ミニチュア効果 セレクトカラー 編集前後の画像表示※ 2 0 299 300 301 301 302 303 304 30
❚❚ 画像編集の操作方法 1 画像編集メニューでメニュー 項目を選ぶ マルチセレクターの 1 または 3 でメ ニュー項目を選び、2 を押します。 2 画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び ます。 • X(T)ボタンを押している 間、選んだ画像を拡大表示します。 • 画像を選んでJボタンを押すと、 編集画面が表示されます。 3 画像を編集する • 画像の編集方法については、各 項目の説明をご覧ください。 • 画像編集を途中でやめるには、 G ボタンを押してください。 画像編集メニューに戻ります。 4 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集した画 像が記録されます。 • 画像編集した画像には o が付き ます。 U 284
A 1コマ表示モードで選んだ画像を編集する 1 コマ表示モード(0 178)で静止画を選んでから P ボタンを押すと、画像編集メニュー が表示され、選んだ画像を編集できます。 静止画を選んで P ボタン メニュー項目を選び、 を押す J ボタンを押す 選んだ画像を編集する D 画像編集についてのご注意 • RAW 画像と JPEG 画像を同時記録した場合(0 56)、RAW 画像が画像編集の対象に なります。 • このカメラ以外で撮影または編集した画像やパソコンで編集した画像は、このカメ ラでは再生または編集できないことがあります。 • 画像編集中に何も操作しないまましばらく経過すると、液晶モニターが消灯し、編 集中の画像は保存されません。カスタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時 間](0 245)の[メニュー表示]の時間を長く設定することをおすすめします。 D 繰り返し画像編集する場合のご注意 • 画像編集によって作成した画像に、さらに画像編集を行うこともできますが、画像 が粗くなったり、退色したりする場合があります。 • 同じ画像編集を繰り返し行うことはできません([画像合成
D- ライティング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D- ライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆光で撮 影したために顔の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光量不足 で暗くなった画像などに効果的です。 D- ライティング前 D- ライティング後 編集画面では、D- ライティング効果の適用前と適用後のプレビュー画像 を表示します。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、効 果の度合いを[強め]、 [標準]、 [弱め]の 3 段 階から選びます。効果の度合いは、設定画面 のプレビュー画像で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録され ます。 U 286
赤目補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物の瞳の部分が赤くなって しまった画像を補正できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができます。 X(T)ボタンを押 拡大率を 上げる X(T)すごとにプレビュー画像 拡大率を 下げる プレビュー画像の拡大 再生中は、W(M)ボタ ンを押すごとに、プレ ビュー画像の拡大率が 下がります。 画面を スクロール (移動)する 拡大表示を 終了する 画像を 保存する の拡大率が上がります。 W (M ) 拡大表示中にこれらの操 作を行うと、画面の右下に 画像全体が表示され、拡大 部分が黄色い枠で囲んで 示されます。数秒すると消 プレビュー画像の拡大再 えますが、もう一度操作す 生中は、画面をスクロー ると表示されます。 ルして、見たい部分に移 動できます。マルチセレ クターを押し続けると、 高速で移動します。 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を終了 します。
トリミング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が表 示され、次の操作ができます。 切り抜く範囲を 狭くする 切り抜く範囲を 広くする W( M) W(M)ボタンを押すごとにトリミン グで切り抜かれる範囲は狭くなります。 X(T)ボタンを押すごとにトリ X(T)ミングで切り抜かれる範囲は広くな ります。 画像のアスペクト比 (横:縦)を変更する メインコマンドダイヤルを回すと、ア スペクト比(横:縦)を 3:2、4:3、5:4、 1:1、16:9 に変更できます。 切り抜く範囲を 移動する トリミングで切り抜く範囲を移動し ます。マルチセレクターを押し続ける と、高速で移動します。 トリミングを実行して 画像を保存する トリミングした画像が記録されます。 D トリミング画像についてのご注意 • トリミング画像は、拡大表示できないことがあります。 • トリミング画像の画質モード(0 55)は、元画像の画 質モードが RAW を含む画質モードや[TIFF(RGB)]の ときは[FINE]になり、 [FINE]
モノトーン G ボタン ➜ N 画像編集メニュー モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで構成 される画像)を作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表示さ れ、色調を選ぶことができます。 白黒 セピア クール モノクロになります。 セピア色(褐色)のモノトーンになります。 ブルー系のモノトーンになります。 • 編集画面では、プレビュー画像を表 示します。 •[セピア]または[クール]を選ん だ場合は、マルチセレクターで色の 濃さを調整できます。1 を押すと色 が濃くなり、3 を押すと色が薄くな ります。調整した色の濃さはプレ ビュー画像に反映されます。 濃くする 薄くする • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 U 289
フィルター効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を演出できます。 スカイ ライト スカイライトフィルターのように、 画像の青みを抑える効果がありま す。 ウォーム トーン 画像を暖色にする効果があります。 赤強調 赤色が強調されます。 緑強調 緑色が強調されます。 青強調 クロス スクリーン U 290 青色が強調されます。 編集画面では、プレビュー画 像を表示します。 マルチセレクターで強調の度 合い(色の濃さ)を調整でき ます。1 を押すと色が濃くな り、3 を押すと色が薄くなり ます。 クロスフィルターのように、太陽の 反射や街灯などの光源から、放射状 に光の筋が伸びる効果があります。 •[光線の本数]:光線の本数を、3 種類から選べます。 [確認]を選んで J ボタンを •[クロスの量] :クロスフィルター 押すと、現在設定している内 がかかる光源の量を 3 段階から選 容 を 画 像 に 反 映 し ま す。X べます。 (T)ボタンを押している •[光線の傾き]:光線の傾きを 3 段 間、1 コマ表示モードと同じ大 階から選べます。 きさで画像
ソフト ソフトフィルターのように、画像 をソフトな雰囲気に仕上げます。 1 または 3 を押すと、効果の 度合いを[強め]、 [標準]、 [弱 め]から選べます。効果の度 合 い は、設 定 画 面 の プ レ ビュー画面で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 カラーカスタマイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチセレクター で画像全体の色調を調整できます。1342 を 押すたびに、画面全体の色調が次のように変わ ります。 グリーンが強くなる ブルーが 強くなる アンバーが 強くなる マゼンタが強くなる 色 調 を 操 作 す る と、プ レ ビュー画像と画面右側の RGB ヒストグラム(色の分布 図:0 184)に反映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で X(T)ボタンを押すと、プレビュー画 像を拡大表示し、拡大領域のヒストグラムを表示するこ とができます。拡大表示中に L(U)ボタンを押す と、色調の調整と拡
画像合成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー SD カードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画像 に合成できます。RAW データを使用して合成するため、通常のアプリケー ションソフトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れ た画像になります。 + 1 画像編集メニュー画面で[画 像合成]を選ぶ •[画像合成]を選んでマルチセレ クターの 2 を押すと、右のよう な画面が表示され、[画像 1]欄 がハイライト表示されます。 2 合成する画像の 1 コマ目を選ぶ • J ボタンを押すと表示される RAW 画像のサムネイル一覧か ら、1 コマ目の画像を選びます。 • X(T)ボタンを押してい る間、選択中の画像を拡大表示 します。 3 1 コマ目の画像を決定する • J ボタンを押すと、選んだ画像 が 1 コマ目に設定され、[画像 1] 欄にプレビューが表示されます。 U 292
4 2 コマ目の画像を選ぶ • 2 を押して[画像 2]を選び、手 順 2 ∼ 3 と同じ手順で 2 コマ目の 画像を選びます。 5 ゲインを調節する • プレビュー欄に[画像 1]と[画 像 2]を合成した画像が表示され ます。プレビュー欄で確認しな がら、合成画像の明るさが適正 になるように、[画像 1]または [画像 2]を選んでから 1 または 3 を押してゲイン(出力)を設定し ます。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 ステップで設定できます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした比率です。たとえば 0.
8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、合 成画像が保存され、合成画像が 表示されます。 D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、このカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラ や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 • 合成画像の画質モード(0 55)と画像サイズ(0 58)は、合成時のカメラの設定 と同じになります。画像合成をする前に、これらの設定を確認してください。合成 した画像をさらに別の RAW 画像と合成したいときは、画質モードを RAW に設定し てください。 •[撮像範囲]と[記録ビットモード]が同じ RAW 画像のみ合成できます。 • 合成時に RAW を含む画質モードが選ばれている場合、元画像と同じ記録ビットモー ドになります。また、記録方式は合成時のカメラの設定になります。 • 合成時の画質モードが JPEG の場合、[JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 • 合成画像のホワイトバランス、ピクチャーコントロール、撮影データ(撮影日時、 測光モード、シャッタースピード、絞り値、露出モード、露出補正値、焦点距離、
RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する) G ボタン ➜ N 画像編集メニュー RAW を含む画質モード(0 55)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現像して JPEG 画像を作成できます。 1 画像編集メニュー画面で [RAW 現像]を選ぶ •[RAW 現像]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、RAW 画 像がサムネイル表示されます。 2 RAW 現像する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して RAW 現像する画像を選んで J ボ タンを押します。 • X(T)ボタンを押している 間、選択中の画像を拡大表示し ます。 U 295
3 表示されている項目をそれぞれ設定する 画質モード(0 55) 画像サイズ(0 58) ホワイトバランス(0 80) 露出補正(0 78) ピクチャーコントロール(0 100) 高感度ノイズ低減(0 236) 色空間(0 233) ヴィネットコントロール(0 234) D- ライティング(0 286) 4 RAW 現像する •[現像]を選んで J ボタンを押す と、JPEG 画像を保存します。 • RAW 現像後の JPEG画像が保存さ れます。 • キャンセルして画像編集メ ニューに戻るときは、G ボタンを押してください。 D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、このカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカ メラで撮影した RAW 画像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 • 多重露出撮影した画像や[画像合成]で編集した画像の場合、 [ホワイトバランス] と[ヴィネットコントロール]は選べません。 U •[露出補正]で設定できる明るさ(− 2 ∼+ 2)は、通常の露出補正の段数とは異なり ます。 • RAW 現像の[ピクチャー
リサイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー サイズの小さい画像を作成します。 ❚❚ 複数の画像を選んでリサイズ画像を作成する G ボタンを押して画像編集メニューを選んだ場合、複数の画像のリサ イズ画像を一度に作成できます。 1 画像編集メニュー画面で[リ サイズ]を選ぶ •[リサイズ]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 画像サイズを設定する •[画像サイズの設定]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 で画像サイズを選 び、J ボタンを押します。 3 [画像選択]を選ぶ •[画像選択]を選んで 2 を押す と、画像の選択画面が表示され ます。 U 297
4 リサイズしたい画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して、 リサイズしたい画像を選びます。 • X(T)ボタンを押している 間、選んだ画像を拡大表示します。 5 設定する • W(M)ボタンを押して 設定します。設定すると 8 が表示されます。もう 一度 W(M)ボタンを押 すと、8 が消えます。 W(M)ボタン • リサイズする画像全てに設 定したら、J ボタンを押します。 6 リサイズ画像を作成する • 確認画面で[はい]を選択し、 J ボタンを押すと、リサイズ画 像が保存されます。 D リサイズ画像についてのご注意 • リサイズ画像は、拡大表示できないことがあります。 • リサイズ画像の画質モード(0 55)は、元画像の画質モードが[TIFF(RGB)]や [FINE] 、 [NORMAL]、 [BASIC] RAW を含む画質モードのときは[FINE]になり、 のときは元画像と同じ画質モードになります。 U 298
簡単レタッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー コントラストと色の鮮やかさを高めた画像を簡 単に作成できます。 カメラが D- ライティングの機能を使って、画像 の暗い部分を明るく補正したり、コントラスト と彩度(色の鮮やかさ)を高めたりします。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、効 果の度合いを[強め]、[標準]、 [弱め]から選べます。効果の度合い は、設定画面のプレビュー画面で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 傾き補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の傾きを± 5°の範囲(約 0.
ゆがみ補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠レ ンズ使用時の糸巻き型のゆがみを補正できま す。 [オート]を選ぶと選択した画像のゆがみを 自動的に判別して補正しますが、好みに応じて 微調整することもできます。 [マニュアル]を選 ぶと自分でゆがみを補正できます。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 •[オート]は、G タイプ、E タイプ、D タイプレンズで撮影した画像のみ 機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、その他一部 のレンズで撮影した画像には機能しません。また、対応レンズ以外で撮 影した画像については、動作を保証しません。 •[自動ゆがみ補正](0 235)を行った画像の場合、[マニュアル]のみ 選べます。 • たる型のゆがみを補正するには、マルチ セレクターの 2 を押します。 • 糸巻き型のゆがみを補正するには、4 を 押します。 ゆがみを補正する キャンセルする K ゆがみ補正を実行して 画像を保存する 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に 戻ります。 ゆがみ補正した画像が記録されます。 D ゆがみ補正
魚眼効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フィッシュアイ(魚眼)レンズで撮影したよう な画像になります。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 • 魚眼効果が大きくなるほど、画像周辺部は切 り取られます。 マルチセレクターの 2 を押すほど、魚眼効 果は大きくなり、4 を押すほど小さくなり ます。 魚眼効果を調節する キャンセルする K 魚眼効果を実行して 画像を保存する 塗り絵 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に 戻ります。 魚眼効果の画像が記録されます。 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して塗り絵の原画風の画像を作成で きます。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録され ます。 塗り絵処理前 塗り絵処理後 U 301
カラースケッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して色をつけることで、スケッチ風 の画像を作成できます。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 マルチセレクターの 1 または 3 を押して [色の濃さ]を選んでから、2 を押すと色が 濃くなり、4 を押すと薄くなります。 色の濃さを変える 1 または 3 を押して[線の濃さ]を選んで から、2 を押すと線が濃くなり、4 を押す 線の濃さを変える キャンセルする カラースケッチ画像を 保存する U 302 と薄くなります。 [線の濃さ]を濃くすると、 画像全体の色も濃くなります。 K 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に 戻ります。 カラースケッチ画像が記録されます。
アオリ効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 高層ビルを見上げて撮影したときなどに生じ る、遠近感による被写体のゆがみを補正します。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • アオリ効果が大きくなるほど、画像周辺部は 切り取られます。 マルチセレクターの 1342 でアオリの効 果を変更できます。 アオリ効果を 調節する キャンセルする K アオリ効果を実行して 画像を保存する アオリ効果処理前 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に 戻ります。 アオリ効果の画像が記録されます。 アオリ効果処理後 U 303
ミニチュア効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー ミニチュア(模型)を接写したように加工します。ミニチュア効果には、 高いところから見下ろして撮影した画像が適しています。 •[ミニチュア効果]を選ぶと、黄色い枠(ぼかさない範囲)が表示されます。 効果をかける 方向を変える W(M) W(M)ボタンを押すと、効果をかける方向 を縦と横から選べます。 横方向に効果をか ける場合、マルチセ レクターの 1 また は 3 を押して枠を 動かし、ぼかさない ではっきりと見せ る範囲を選びます。 ぼかさない 範囲を決める ぼかさない範囲 縦方向に効果をか ける場合、4 または 2 を押 して 枠を 動 かし、ぼかさないで はっきりと見せる 範囲を選びます。 ぼかさない範囲 横方向に効果をかける場合、4 または 2 で 効果をかける幅の広さを選びます。 効果をかける 幅を変える プレビューを 表示する キャンセルする U 304 ミニチュア効果を 実行して画像を 保存する 縦方向に効果をかける場合、1 または 3 で 効果をかける幅の広さを選びます。 X(T)プレビューが表示され、効果を確認で
セレクトカラー G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 選択した色のみを残し、それ以外の色をモノトーン(白黒)に加工します。 1 画像編集メニュー画面で [セレクトカラー]を選ぶ •[セレクトカラー]を選んでマル チセレクターの 2 を押すと、画 像の選択画面が表示されます。 2 加工する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び、 J ボタンを押します。 • X(T)ボタンを押している 間、選択中の画像を拡大表示し ます。 3 残したい色を抽出する 色 色取得 • マルチセレクターを操作し て、色取得の枠を画像上の 残したい色に重ねます。 • X(T)ボタンを押す と拡大表示され、残したい 色を細部まで確認できます。 AAE/AF ロックボタン W(M)ボタンを押すと縮 小表示します。 • 残したい色の彩度によっては、抽出しにくい場合があります。彩度の 高い色の抽出をおすすめします。 • AAE/AF ロックボタンを押すと、色の枠に抽出した色が表示されます。 U 305
4 色の感度の枠を選ぶ 色の感度 • メインコマンドダイヤルを回し て、色の感度の枠を選びます。 • 抽出した色以外の色は、モノトー ンで表示されます。 5 抽出する色の感度を設定する • 1 または 3 を押して、抽出する 色の感度を[1]∼[7]から設 定します。数値が大きいほど抽出 する色の色相が広くなり、小さい ほど狭くなります。 • 色の感度を高く設定しすぎると、選択した色に近い色相の色も抽出さ れます。 6 抽出する色を追加する • メインコマンドダイヤルを回し て、別の色の枠と感度の枠を選 び、手順 3 ∼ 5 と同じ手順で色を 抽出し、色の感度を設定します。 • 最大 3 色まで設定できます。 • 抽出した色の枠を選んで O ボタンを押すと、抽出した色をリセットし ます。 • 抽出した全ての色を削除したい場合は、O ボタンを押し続けます。確 認画面で[はい]を選んで J ボタンを押すと、全ての色をリセットし ます。 7 決定する • J ボタンを押すと、セレクトカ ラー画像が保存され、1 コマ表示 U 306 になります。
編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、編集元の画像と並べて表示して、画像編集の 効果を確認できます。このメニュー項目は、編集元または編集後の画像 を 1 コマ表示して P ボタンを押したときのみ表示されます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 1 コマ表示モードで画像 を選ぶ • 画像編集で作成した画像 (o が表示されている画像) または画像編集の元画像の みを選べます。 P ボタン • 画像を選んで P ボタンを押 すと、画像編集メニュー項目を表示します。 2 [編集前後の画像表示]を選ぶ •[編集前後の画像表示]を選んで J ボタンを押すと、[編集前後 の画像表示]画面を表示します。 U 307
3 編集前と編集後の画像を比較 する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後の 画像を右側に表示します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像の 上に表示されます。 • マルチセレクターの 4 または 2 で、編集前 / 編集後の画像を切り 編集前 の画像 編集後 の画像 換えられます。 • 画像合成の元画像の場合、1 ま たは 3 で 2 枚の元画像を切り換えられます。 • 1 枚の元画像から複数の画像編集を行った場合、1 または 3 で編集後 の画像を切り換えられます。 • X(T)ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 • J ボタンを押すと、黄色の枠で選択中の画像を 1 コマ表示モードで再 生します。 • K ボタンを押すと、再生画面に戻ります。 D 編集前後の画像表示についてのご注意 • プロテクト(0 195)が設定されている画像の場合、編集前の画像は表示されません。 • 編集元の画像を削除した場合や非表示設定(0 224)にした場合も、編集前の画像 は表示されません。 U 308
O マイメニュー /m 最近設定した項目 G ボタンを押して、タブの O アイコンを選ぶと、[マイメニュー]画 面が表示されます。 G ボタン O マイメニュー:よく使うメニューを登録する 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、よ く使う項目だけを選んで、20 項目までマイメニューに登録できます。登 録した項目は、削除したり、表示順序を変えたりできます。 ❚❚ マイメニューを登録する 1 マイメニュー画面で[マイメ ニュー登録]を選ぶ •[マイメニュー登録]を選んで、マ ルチセレクターの 2 を押します。 2 登録したいメニューを選ぶ • 登録したいメニューを選んで 2 を押すと、選んだメニューが一 覧表示されます。 U 309
3 マイメニューに登録する項目 を選ぶ • マイメニューに登録する項目を 選んで J ボタンを押します。 4 登録する項目の表示位置を 選ぶ • 1 または 3 で登録する項目の表 示位置を選んで、J ボタンを押 します。 5 マイメニューに表示したい 全ての項目を登録する • L が表示されている項目は、すでにマイメ ニューに登録済みです。 • 左横に V が表示されている項目は、マイメ ニューに登録できません。 • 手順 1 ∼ 4 を繰り返して、マイメニューに表示したい項目を全て登録し ます。 U 310
❚❚ 登録した項目を削除する 1 マイメニュー画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を 選ぶ • 2 を押すと、項目の左側のチェッ クボックスが M になります。 • 削除したい全ての項目に L を入 れます。 3 [選択終了]を選ぶ •[選択終了]を選んで J ボタンを 押すと、確認画面が表示されます。 4 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、選択した項 目が削除されます。 A ボタン操作で登録した項目を削除するには [O マイメニュー]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画面が表示 されます。もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 U 311
❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 マイメニュー画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 順番を変えたい項目を選ぶ • 順番を変えたい項目を選んで、 J ボタンを押します。 3 選んだ項目を移動したい位置 を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置を 選んで、J ボタンを押すと、マ イメニューの中で位置が変わり ます。 • 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返します。 4 マイメニュー画面に 戻る G ボタンを押すと、マイ メニュー画面に戻ります。 G ボタン U 312
❚❚「マイメニュー」を「最近設定した項目」に変更する 1 マイメニュー画面で[このタ ブの機能変更]を選ぶ •[このタブの機能変更]を選び、マ ルチセレクターの 2 を押します。 2 [m 最近設定した項目]を 選ぶ •[このタブの機能変更]画面で [m 最近設定した項目]を選ん で、J ボタンを押します。 •[マイメニュー]が[最近設定し た項目]に切り替わります。 m 最近設定した項目:最近設定したメニューを たどる ❚❚「最近設定した項目」の設定方法 メニューを設定するたびに「最近設定した項目」 に追加されます。 最大 20 項目まで登録されます。 A 最近設定した項目を削除するには [最近設定した項目]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画面が表 示されます。もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 A「最近設定した項目」から「マイメニュー」に戻すには 「最近設定した項目」の[このタブの機能変更]を選択すると、 「「マイメニュー」を 「最近設定した項目」に変更する」の手順 2 と同じ画面が表示されます。 [O マイメニュー]を選んで J ボタンを押すと、
n 資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを使 うときに役立つ情報を記載しています。また、カメラの動作がおかしい ときや警告メッセージが表示されたときの対処方法についても説明して います。 使用できるレンズ CPU レンズ(IX ニッコールを除く)をおすすめします。とくに G タイプ、 E タイプ、D タイプレンズは、カメラの機能を最大限に引き出すことがで きます。 モード フォーカスモード AF レンズ G E タイプレンズ※ 2、 D タイプレンズ※2、 AF-I レンズ、 AF-S レンズ PC-E NIKKOR (オート フォーカス) 露出モード M フォーカス (マニュアル エイド フォーカス) P S A M ○ ○ 測光モード マルチパターン 測光 中央部 重点測光 / スポット 測光 3D-RGB RGB ○ × ○※ 3 ○※ 5 × ○※ 3、5 CPU レンズ※1 タイプレンズ※2、 ○ ○ ○ × ○※ 5 ○ PC マイクロ 85mm F2.
AI-S、AI、AI 改造レ ンズ、シリーズ E レ × ○※ 10 ○ × ○※ 13 × ○※ 14 ○※ 15 × ○※ 10 ○ × ○※ 16 × ○※ 16 ○※ 15 × ○ ○ × ○※ 17 × × × ンズ※ 12 非 AI 方式レンズ 非 CPU レンズなど※11 メディカル 120mm f/4 レフレックスレンズ × × ○ × ○※ 13 × × ○※ 15 PC ニッコール × ○※ 5 ○ × ○※ 18 × × ○ × ○※ 20 ○ × ○※ 13 × ○※ 14 ○※ 15 ベローズアタッチメ ント PB-6 ※21 × ○※ 20 ○ × ○※ 22 × × ○ オート接写リング (PK-11A、12、13、 PN-11) × ○※ 20 ○ × ○※ 13 × × ○ AI-S、AI テレコン バーター※ 19 ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ※8 ※9 ※ 10 ※ 11 ※ 12 ※ 13 ※ 14 IX
※ 15 レンズ情報手動設定(0 158)で焦点距離、開放絞り値を設定することにより、測 光の精度が向上します。 ※ 16 レンズ情報手動設定(0 158)でレンズの焦点距離、開放絞り値を設定し、露出 連動方式を[非 AI レンズ]に設定することにより可能です。レンズで設定した絞 り値をカメラにもセットして撮影してください(0 163)。 ※ 17 露出モードがMでフラッシュ同調シャッタースピードより 1 段以上低速のシャッター スピードのときに使えます。 ※ 18 絞り込み測光で使用します。露出モードが A の場合はレンズ側で絞りプリセットを 行い、AE ロック後にアオリ操作を行ってください。露出モードが M の場合はレン ズ側で絞りプリセットを行い、あおる前に測光して露出を決定してください。 ※ 19 AI 28–85mm f/3.5–4.5S、AI 35–105mm f/3.5–4.5S、AI 35–135mm f/3.5–4.5S、 AF-S 80–200mm f/2.
A CPU レンズ、G タイプレンズ、E タイプレンズ、D タイプレンズ の見分け方 CPU レンズには CPU 信号接点があります。G タイプレンズには「G」マークが、E タイ プレンズには「E」マークが、D タイプレンズには「D」マークが付いています。G タ イプレンズと E タイプレンズには、絞りリングがありません。 CPU 信号接点 絞りリング CPU レンズ G/E タイプレンズ D タイプレンズ A AF-S/AF-I テレコンバーター使用時のフォーカスポイントについて • AF-S/AF-I テレコンバーターを装着して撮影を行う場合、オートフォーカスとフォー カスエイドが可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです(合成絞り値が F5.6 より暗い場合は、コントラストの低い被写体や輝度の低い被写体の撮影時にピント が合わないことがあります)。 テレコン バーター TC-14E/ TC-14E II 装着レンズ の開放 F 値 フォーカス ポイント F4 まで ※1 F5.6 F2.8 まで TC-17E II ※2 F4 F5.
A レンズの開放 F 値とは レンズの明るさを示す数値で、そのレンズで最も絞りを開いたときの絞り値を意味し ます。レンズ名称の最後のほうに「f/2.8」「f/3.5–5.6」などと記されています。 A レンズの画角と焦点距離について Df では、さまざまな当社製 35mm 判カメラ用レンズが使用できます。[DX 自動切り換え] (0 51)を[する]に設定している場合、35mm判カメラのレンズを装着すると、35mm判 カメラと同じ画角(フィルム面に写し込む範囲)の[FX (36 × 24) 1.0 ×]で撮影できます。 DXレンズを装着すると、カメラが判別して自動的に[DX (24× 16) 1.5×]に切り換えます。 [DX 自動切り換え]の設定を変えて、使用しているレンズと異なる画角で撮影するこ ともできます。たとえば、35mm 判カメラのレンズの使用時に、[DX (24 × 16) 1.5 ×]に設定し、画角を狭くして撮影することもできます。 このため、 [撮像範囲]の設定によっては、同じレンズで撮影しても、画角と画面サイ ズが異なることにご注意ください。 [FX (36 × 24) 1.
使用できるアクセサリー Df には撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されています。 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL14a(0 17、18) ニコンデジタルカメラ Df 用のバッテリーです。 - EN-EL14a の代わりに EN-EL14 も使えます。 • バッテリーチャージャー MH-24 ※ 1(0 17) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL14a/EN-EL14 用のチャー ジャーです。 • パワーコネクター EP-5A、AC アダプター EH-5b ※ 2 AC アダプターを使用すると、長時間カメラを使用するときに安定し て電源を供給できます。 電源 - このカメラは、カメラ本体と AC アダプターを接続するためにパ ワーコネクター EP-5A が必要です。カメラとパワーコネクター、 AC アダプターを接続する方法については、「カメラとパワーコネ クター、AC アダプターの接続方法」(0 323)をご覧ください。 - EH-5b の代わりに AC アダプター EH-5/EH-5a も使えます。 ※ 1 家庭用電源の AC 100 ∼ 240
• 接眼目当て DK-19 接眼部に取り付けて使用する、ゴム製の接眼目当てです。ファイン ダー視野がよりはっきり確認でき、目の疲れを軽減します。 • 接眼補助レンズ DK-17C 遠視、近視の方のための補助レンズで、接眼部に差し込むだけで簡 単に取り換えることができます。− 3、− 2、0、+ 1、+ 2m − 1 の 5 種類が用意されています。視度補正は個人差が大きいので店頭で 実際に取り付けてお選びください。このカメラには視度調節機能が 付いています(− 3 ∼+ 1m − 1)ので、この範囲外の視度補正が必 要なときにお使いください。 • マグニファイングアイピース DK-17M ファインダー接眼部に取り付けることにより、ファインダー倍率を 約 1.
• フィルターをレンズ保護のために常用する場合は、NC フィルター をお使いください。 • カメラ測光系の特性上、従来の偏光フィルター(Polar)は使用で きません。円偏光フィルター(C-PL、C-PL Ⅱ)をお使いください。 • 逆光撮影や、輝度の高い光源を画面に入れて撮影する場合は、フィル ターによって画像上にゴーストが発生するおそれがあります。このよ うな場合は、フィルターを外して撮影することをおすすめします。 フィルター • 露出倍数のかかるフィルター(Y44、Y48、Y52、O56、R60、X0、 X1、C-PL(円偏光フィルター)、ND2S、ND4S、ND4、ND8S、ND8、 ND400、A2、A12、B2、B8、B12)を使用する場合、RGB マルチ パターン測光、または 3D-RGB マルチパターン測光の効果が得られ ない場合がありますので、測光モードを中央部重点測光に切り換え て撮影することをおすすめします。詳しくは、各フィルターの使用 説明書をご覧ください。 • 特殊フィルターなどを使用する場合は、オートフォーカスやフォー カスエイドが行えないことがありますのでご注意ください。
• ワイヤレスリモートコントローラー WR-R10/WR-T10 ワイヤレスリモートコントローラーWR-R10 をカメラのアクセサリー ターミナルに取り付けると、ワイヤレスリモートコントローラー ワイヤレス WR-T10 からの操作で無線での遠隔撮影を行えます。 リモート • ワイヤレスリモートコントローラー WR-1 コントローラー WR-1 は、2 台以上を組み合わせて、送信機と受信機として使いま す。受信機に設定した WR-1 をカメラのアクセサリーターミナルに 取り付けると、送信機に設定した WR-1 からの操作で、遠隔撮影し たりカメラの設定を変更したりすることができます。 アクセサリーターミナルに次のアクセサリーを接続することができ ます。 • リモートコード MC-DC2(0 43) • GPS ユニット GP-1(0 164) • GPS ユニット GP-1A(0 164) アクセサリー ターミナル 図のようにアクセサリーターミナル のZマークとコネクターの Y マーク を合わせて、コネクターをアクセサ リーターミナルに接続します。 使用しないときは、カメラの端子カバーを必ず閉じてくだ
カメラとパワーコネクター、AC アダプターの 接続方法 カメラとパワーコネクター、AC アダプターを接続する前に、カメラ本体 の電源が OFF になっていることを確認してください。 1 カメラのバッテリー /SD カー ドカバー(q)とパワーコネ クターカバー(w)を開ける 2 パワーコネクター EP-5A を入れる • パワーコネクターは、接点の向きに注意しな がら入れてください。 • バッテリーロックレバーをパワーコネクター 側面で押しながら、パワーコネクターを奥ま で入れると、バッテリーロックレバーがパ ワーコネクターに掛かり、パワーコネクター がロックされます。 3 カメラのバッテリー /SD カー ドカバーを閉じる • パワーコネクターのコードがパワー コネクターカバーを開けた部分から 出るように注意して、バッテリー / SDカードカバーを閉じます。 n 323
4 パワーコネクターと AC アダプター EH-5b を接続する • 電源コードの AC プラグを、AC アダプターの AC プラグ差し込み口に差 し込みます(q)。 • パワーコネクターの DCプラグコネクターに ACアダプターの DCプラグ を差し込みます(w)。 • パワーコネクターと AC アダプターの使用時には、液晶モニター上の バッテリー残量表示が V に変わります。 n 324
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してくださ い。バッテリーを取り出す前には、カメラの電源が OFF になっているこ とを確認してください。 カメラを保管するときは、下記の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%をこえる場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて カメラ本体 ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く拭き ます。海辺でカメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿らせた布 で軽く拭き取り、よく乾かします。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ほこりや砂などが入りこむと故障の 原因となります。この場合、当社の保証の対象外となりますので ご注意ください。 ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払いま す。スプレー缶タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使いくださ レンズ・ い(中の液体が気化されずに吹き出し、レンズ・ミラー・ファイ ミラー・ ンダーを傷つけることがあります)。指紋や油脂などの汚れは、柔 ファインダー らか
ローパスフィルターのお手入れについて レンズを取り付けるときなどに、撮像素子の前面にあるローパスフィル ターにゴミやほこりが付くと、画像に影が写り込むことがあります。イ メージセンサークリーニングを作動させると、ローパスフィルターを振 動させてゴミをふるい落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電源 の ON/OFF 時に自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサークリー ニング]から操作する 1 セットアップメニュー の[イメージセンサー クリーニング]を選ぶ • G ボタンを押して、セッ トアップメニューの[イ メージセンサークリーニン G ボタン グ]を選びます。マルチセ [イメージセンサークリーニング]画面が表 レクターの 2 を押すと、 示されます。 n 326
2 実行を選ぶ •[実行]を選んで J ボタンを押す と、イメージセンサークリーニン グが開始されます。実行中は、表 示パネルに P が点滅し、撮 像素子のチェックも行われます。 • P が表示されている間は、 カメラの操作はできません。 バッテリーや AC アダプターを取 り外さないでください。 A イメージセンサークリーニング時のカメラの向きについて 効果的にゴミをふるい落とせるように、正位置(カメラ を横位置で構えるときの向き)にしてイメージセンサー クリーニングを行ってください。 n 327
❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニング する 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 電源 ON と OFF で実行 実行しない 電源ONと同時にイメージセンサークリーニング が作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニン グが作動します。 電源 ON、OFF と同時にイメージセンサークリー ニングが作動します。 電源 ON、OFF してもイメージセンサークリーニ ングは作動しません。 1 [イメージセンサークリーニ ング]画面で[電源スイッチ に連動]を選ぶ •[電源スイッチに連動]を選んで マルチセレクターの 2 を押すと、 [電源スイッチに連動]画面が表 示されます。 2 イメージセンサークリーニン グの方法を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • 電源スイッチに連動してイメージセンサークリーニングが作動しているときにカメ ラを操作すると、イメージセンサークリーニングは中断します。 • 完全にゴミを取り除けないことがあります。そのときは、ローパスフィルターを市 販のブロア
❚❚ ローパスフィルターをブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 326)でゴミやほこりを取りきれな いときは、ローパスフィルターを次の手順でクリーニングできます。た だし、ローパスフィルターは非常に傷つきやすいため、ニコンサービス 機関にクリーニングをお申し付けくださることをおすすめします。 • 作業中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリー、ま たは別売のパワーコネクターと AC アダプターを組み合わせてお使いく ださい。 • セットアップメニューの[クリーニングミラーアップ]を使用します。 [クリーニングミラーアップ]は バッテリー残量表示が H 以下の場合、 操作できません。 1 カメラの電源を OFF にしてからレンズを取り外す レンズを取り外したら、カメラの電源を ON にしてください。 2 セットアップメニュー で[クリーニングミ ラーアップ]を選ぶ • G ボタンを押して、セッ トアップメニューの[ク リーニングミラーアップ] G ボタン を選んでマルチセレクター の 2 を押します。 3 J ボタンを押す • クリーニングミラーアップの待機状態にな
4 シャッターボタンを全押し する • ミラーが上がり、シャッターが 開いた状態になります。 • このとき、表示パネルは右のよ うな点滅表示になります。ファインダー内の表示は消灯します。 5 ローパスフィルターに光が当たるよう にカメラを持ち、ゴミやほこりが付い ていないかどうかを点検する • ゴミやほこりが付いていない場合は、手順 7 にお進みください。 6 ローパスフィルターに付いたゴミやほ こりをブロアーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使いく ださい。ブラシでローパスフィルターの表 面に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場合は、 ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けください。絶対に、 手でこすったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFF にし、付属のボディーキャップを付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに電源 の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意にシャッ
D ローパスフィルター上のゴミ付着について ニコンデジタルカメラは撮像素子の前面にあるローパスフィルターに付着するゴミに ついて、当社の品質基準に基づいて製造しています。しかし、このカメラはレンズ交 換方式のため、レンズ交換の際にカメラ内にゴミが入り込むことがあり、撮影条件に よっては、撮像素子の前面のローパスフィルターに付着したゴミが写り込む場合があ ります。カメラ内へのゴミの侵入を防止するため、ほこりの多い場所でのレンズ交換 は避け、レンズを外してカメラを保管するときは、必ず付属のボディーキャップを装 着してください。その際、ボディーキャップのゴミも必ず除去してください。ローパ スフィルターに付着したゴミを、イメージセンサークリーニング(0 326)で取り除 ききれないときは、上記の手順でクリーニングしていただくか、ニコンサービス機関 にクリーニングをお申し付けください。なお、ゴミの写り込みは、別売の Capture NX 2 (0 321)や画像加工アプリケーションなどで修正できます。 n 331
カメラとバッテリーの取り扱い上の ご注意 カメラの取り扱い上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃や振 動を加えると、破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりすると部 品がさびついてしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になることがあり ます。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故障の 原因となります。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度になじませて からお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録データ が消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないことがあります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでください。 過度の光照射は撮像素子の褪色・焼き
● ミラーやレンズの手入れ方法について ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこりが付いているときは、ブロアーで 軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場合、スプレー 缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミラーやレンズを傷 つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまった場合は、柔らかい清潔 な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き取ってください。 ● ローパスフィルターの手入れ方法について 撮像素子の前面にあるローパスフィルターのクリーニングの方法については 0 326、 329 ページをご覧ください。 ● レンズの信号接点について レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。 ● シャッター幕に触れない シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹くなど は、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管してくだ さい。防虫剤のあるところ、磁気を発生する器具のそば、高温
● 液晶モニターについて • モニター画面は、非常に精密度の高い技術で作られており、99.99% 以上の有効ドット がありますが、0.
バッテリーの取り扱いについて ● 使用上のご注意 • バッテリーの使用方法を誤ると液もれにより製品が腐食したり、バッテリーが破裂した りするおそれがあります。次の使用上の注意をお守りください。 - バッテリーはカメラの電源を OFF にしてから入れる。 - バッテリーを長時間使用した後は、バッテリーが発熱していることがあるので注意 する。 - バッテリーの端子は、汚さないように注意する。 必ず指定のバッテリーを使う。 バッテリーを火の中に投入したり、ショートさせたり、分解したりしない。 カメラやチャージャーから取り外したバッテリーには、必ず端子カバーを付ける。 • カメラの使用直後など、バッテリーの温度が高くなっている場合は、温度が下がるのを 待ってから充電してください。バッテリー内部の温度が高い状態では、充電ができな かったり、または不完全な充電になるばかりでなく、バッテリーの性能が劣化する原因 になります。 • しばらく使わない場合は、カメラでバッテリーを使い切った状態でカメラから取り外 し、涼しいところで保管してください。周囲の温度が 15 ℃∼ 25 ℃くらいの乾燥したと ころをおすすめします
● バッテリーの残量について • 電池残量がなくなったバッテリーをカメラに入れたまま、何度も電源の ON/OFF を繰り 返すと、バッテリーの寿命に影響を及ぼすおそれがあります。電池残量がなくなった バッテリーは、充電してお使いください。 • 充分に充電したにもかかわらず、室温での使用状態でバッテリーの使用時間が極端に短 くなってきた場合は、バッテリーの寿命です。新しいリチャージャブルバッテリーをお 求めください。 ● 充電が完了したバッテリーを続けて再充電しない バッテリー性能が劣化します。 ● 小型充電式電池のリサイクル 不要になった充電式電池は、貴重な資源を守るために、廃棄しないで 充電式電池リサイクル協力店へお持ちください。 数字の有無と 数値は、電池 によって異な ります。 n 336
露出モード P(プログラムオート)の プログラム線図 次のグラフは、露出モードが P のとき(0 37)の露出制御プログラム (ISO 100 の場合)を表しています。 ISO 100、開放絞り F1.4・最小絞り F16 のレンズ (例:AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)の場合 12 14 F1 13 11 9 10 8 7 5 6 3 2 4 0 1 -1 -2 -4 -5 ] V [E -3 測光範囲:EV 0 − 20 16 15 / F1.4 17 18 19 20 F5.6 F8 F1.4 − F16 (絞り値) F2.
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関にお問 い合わせになる前に、次の項目をご確認ください。 電源・表示関連 ● 電源 ON の状態で、カメラの操作ができない • 画像の記録などの処理が終わるまでお待ちください。 • 操作できない状態が続くときは、電源をOFFにする操作をしてください。 • 電源が OFF にならない場合は、バッテリーを入れ直してください。 • AC アダプター使用時は付け直してください。 - 記録中であったデータは保存されません。 - 保存済みのデータはバッテリーや AC アダプターの取り外しでは失わ れません。 ● ファインダー内がはっきり見えない 視度調節ダイヤルで調節してください。調節後も見え方が不充分な場合 は、別売の接眼補助レンズをお使いください(0 26、320)。 ● ファインダー内が暗い バッテリー残量は充分ですか? バッテリーが入っていない場合や、 入っていても残量が無い場合は、ファインダー内が暗く表示される場合 があります(0 17、27)。 ● ファインダー内や表示パネル、液晶モニターの表示が、すぐに消えてしまう カスタムメニ
撮影関連 ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる SD カード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索のた め時間がかかる場合があります。 ● シャッターがきれない • 残量のある SD カードが入っていますか?(0 18、28) • SD カードがロックされていませんか?(0 21) • カスタムメニュー f9[カードなし時レリーズ]が[レリーズ禁止]に なっていませんか?(0 264) • ピント表示(I)は点灯していますか? • G タイプ、E タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レ ンズの絞りリングを最小絞り(もっとも大きい数値)に設定しないと シャッターがきれません。表示パネルに B と表示されている場合、カ スタムメニュー f7[コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法] を[絞りリング]に設定すると、レンズの絞りリングで絞り値を設定で きます(0 262)。 • 露出計連動レバーを押し上げたままGタイプ、 Eタイプレンズ以外のCPU レンズを装着していませんか?(0 162) ● シャッターがきれるのが遅い カスタムメニュー d
● コマンドダイヤルで設定できるシャッタースピードの範囲が狭い フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。フラッシュ 撮影時の同調シャッタースピードは、カスタムメニュー e1[フラッシュ 撮影同調速度]で、1/200 ∼ 1/60 秒の範囲で設定できます。[1/250 秒 (オート FP) ]または[1/200 秒(オート FP)]に設定して、別売のオー ト FP ハイスピードシンクロ対応スピードライトを使用すると、全シャッ タースピードに同調可能なオート FP ハイスピードシンクロが可能です (0 251)。 ● シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない AF モードが AF-C のときは、AAE/AF ロックボタンを押してフォーカス 。 をロックしてください(0 66) ● フォーカスポイントを選べない • フォーカスポイントロックレバーが L(ロック)の位置になっていませ んか?(0 64) • AF エリアモードがオートエリア AF のときは、選べません(0 62) 。 • AFエリアモードを顔認識AFにしてライブビュー撮影を行っている場合 は、選べません(0 169)
● 画像がざらつく • ISO 感度が高くなっていませんか? 撮影メニュー[高感度ノイズ低減] を[強め]、[標準]、[弱め]のいずれかに設定すれば、ざらつきを低減 できます(0 236)。 • シャッタースピードが 1 秒より低速な場合は、ざらつきが発生しやすく なります。撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]にして撮影す ると、ざらつきを低減できます(0 236)。 • アクティブ D- ライティングを設定していませんか? 撮影シーンによっ ては、ざらつきが強調される場合があります(0 111)。 ● 画像にゴミが写り込む • レンズの前面または背面(マウント側)が汚れていませんか? • 撮像素子の前面にあるローパスフィルターにゴミが付着していません か? イメージセンサークリーニングを行ってください(0 326)。 ● 画像の色合いがおかしい • ホワイトバランスは正しく設定されていますか?(0 80) • 撮影メニュー[ピクチャーコントロール]は正しく設定されています か?(0 100) ● ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータが取得できない 。 被写体が明るすぎるか、暗すぎます(0 9
● 露出補正ができない 露出モードが M の場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表 示が変化するだけで、シャッタースピードと絞り値は変化しません (0 78)。 ● 画像の一部が赤っぽくなる シャッタースピードを Bulb にした場合など、長時間露出で撮影すると、 画像の一部が赤っぽくなることがあります。この現象は、撮影メニュー [長秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 236) 。 ● 画像にむらが出る シャッタースピードを Bulb にした場合など、長時間露出で撮影すると、 画像の一部にむらが出ることがあります。この現象は、撮影メニュー[長 秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 236)。 ● ライブビュー表示中の液晶モニターに表示された明るさと、撮影した画像の 明るさ(露出)が違う 次の条件で撮影した場合、液晶モニターに表示された明るさと、撮影し た画像の明るさが異なることがあります。 • 測光モードが、中央部重点測光またはスポット測光(0 74)のとき • 露出モードが M のとき(0 167) • 被写体が明るすぎるまたは暗すぎるとき • アクテ
再生関連 ● RAW 画像が表示されない [画質モード]を[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL] 、 [RAW + BASIC] にして撮影した画像は、JPEG 画像しか再生されません(0 56)。 ● 他のカメラで撮影した画像が表示されない この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあ ります。 ● 全ての画像が表示されない 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてく ださい(0 223) 。 ● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか? (0 226) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になってい ませんか?(0 273) • 撮影直後の画像確認では自動回転はしません(0 226)。 • カメラを上向き・下向きにして撮影すると、縦横位置情報が正しく得ら れない場合があります(0 273)。 ● 画像が削除できない • SD カードがロックされていませんか?(0 21) • 画像にプロテクトが設定されていませんか?(0 195) ● 画像が編集できない
● 画像が HDMI 対応機器で再生できない 市販の HDMI ケーブルが正しく接続されているか確認してください (0 215)。 ● HDMI-CEC 対応機器のリモコンから制御できない • セットアップメニューの[HDMI]の[機器制御]が[する]になって いるか確認してください(0 216) 。 • テレビ側の HDMI-CEC の設定については、テレビの使用説明書などをご 覧ください。 ● 画像をパソコンに転送できない お使いのパソコンの OS によっては、カメラをパソコンに接続して画像を 転送できないことがあります(0 202)。カードリーダーなどの機器を 使って、SD カードの画像をパソコンに保存してください。 ● Capture NX 2 で画像が表示されない ● Capture NX 2 でイメージダストオフ機能が動作しない ソフトウェアのバージョンが最新になっていますか?(0 321) 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、ローパスフィルター 表面のゴミの位置が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使 用できません。 • イメージセンサークリーニングを実行する前に
その他 ● 撮影日時が正しく表示されない カメラの内蔵時計は合っていますか? カメラの内蔵時計は腕時計など の一般的な時計ほど精度は高くないので、定期的に日時設定を行うこと 。 をおすすめします(0 25、272) ● 表示されているメニュー項目が選べない • SD カードをカメラに挿入していないときは、選べない項目があります。 • 一部のメニュー項目は、カメラの設定状況によって選べない場合があり ます。 n 345
警告メッセージ 表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッセージ の意味は次の通りです。 こんなとき 表示パネル ファインダー 内表示 原因 対処方法 • レンズの絞りリング • レンズの絞りリングを が最小絞りになって いません。 B B (点滅) (点滅) 24 最小絞り(最も大きい 値)にしてください。 • 露出計連動レバーを • 露出計連動レバーを 押し 上げ たまま G タ 0 162 戻してください。 イプ、E タイプレンズ 以外の CPU レンズを 取り付けています。 H d バッテリー残量は残り バッテリー交換の準備 わずかです。 をしてください。 • バッテリーが消耗し • バッテリーを交換し ています。 27 18 てください。 • バッテリーを充電し 17 てください。 • バッテリーとの情報 • このバッテリーは使 通信ができません。 379 用できません。ニコン サービス機関にご相 談ください。 H d (点滅) (点滅) • 極端に消耗したバッ 17 テリーを使用してい る場合は、充電してく ださい。
こんなとき 表示パネル ファインダー 内表示 原因 対処方法 0 開放絞りからの絞り段 数が表示されていま す。非 CPU レンズが装 F F 着されているか、また はレンズが装着されて いない状態で、レンズ レンズの開放絞り値を 設定すると、レンズの 158 絞り値が表示されます。 の開放絞り値が設定さ れていません。 構図を変えるか、マ — 2 4 オートフォーカスでピン ニュアル(手動)でピ (点滅) ト合わせができません。 ント合わせを行ってく 68 ださい。 n 347
こんなとき 表示パネル ファインダー 内表示 原因 対処方法 • ISO 感度を低くして 0 70 ください。 • 露出モードがPのとき 321 は市販の ND フィル ター(光量調節用) を使用してください (S 、A のときに下記の 操作を行っても警告 被写体が明るすぎてカ 表示が消えない場合 メラの制御範囲を超え も同様に対応してく ています。 ださい)。 • 露出モードが S のとき 38 はシャッタースピー ドをより高速側に セットしてください。 • 露出モードがAのとき (シャッタースピード表示、 は絞りを絞り込んで 絞り値表示のいずれかまたは ください(より大き 40 い数値)。 露出インジケーターが点滅) • ISO 感度を高くして 70 ください。 • 露出モードが P のとき 117 はフラッシュを使用し てください(S 、A のと きに下記の操作を行っ ても警告表示が消えな 被写体が暗すぎて、カ メラの制御範囲を超え ています。 い場合も同様に対応し てください)。 • 露出モードが S のとき 38 はシャッタースピー ドをより低
こんなとき 表示パネル ファインダー 内表示 原因 A A にシャッタースピード を変えてください。 (点滅) (点滅) が B(Bulb)にセット • 露出モード M で撮影 露出モードが S のとき されています。 露出モードが S のとき 対処方法 • シャッタースピード してください。 % % にシャッタースピード を変えてください。 (点滅) が T(Time)にセット • 露出モード M で撮影 P k (点滅) (点滅) 38、 41 してください。 カメラが処理を行って カメラが処理を終える います。 38、 41 • シャッタースピード (点滅) されています。 0 までお待ちください。 — 撮影に必要な光量が不 足している可能性があ — c (点滅) フラッシュがフル発光 ります。撮影距離、絞 しました。 り値、調光範囲、ISO 123 感度などをご確認くだ さい。 • SD カードに記録され 196 ている画像を削除し て、SD カードに画像 n j (点滅) (点滅) • 画像を記録する空
こんなとき 液晶モニター メモリーカードが 入っていません。 表示 パネル 原因 対処方法 SD カードが入ってい S SD カードを正しく ないか、正しくセット セットしてください。 されていません。 • SD カードへのアクセ • このカメラ用の SD カードであるかどうか ス異常です。 を確認してください。 • SD カードが壊れてい る可能性があります。 ニコンサービス機関 にご連絡願います。 このメモリー カードは壊れて いる可能性があ るため、使用で きません。 W、 • 新規フォルダーが作 • SD カードに記録され 成できません。 ている画像を削除し O て、SD カードに画像 (点滅) てください。 メモリーカード が書き込み禁止 n 350 379 196 18 • Eye-Fi カードの ファームウェアが最 新版になっているか 確認してください。 281 ロールできません。 されています。 18 像をパソコンなどに 転送してバックアッ プした後、カメラで Eye-Fi カードを フォーマットしてか らご使用ください。 W、 SD カードの書き
こんなとき 液晶モニター Eye-Fi カードは 書き込み禁止の 状態では使用で きません。 原因 表示 パネル W、 Eye-Fi カードの書き込 Eye-Fi カードのロック み禁止スイッチがロッ O (点滅) クされています。 を解除してください。 • SD カードを初期化し このメモリー てください。 カードは初期化 (フォーマット) 対処方法 T されていません。 (点滅) SD カードが正しく初 期化されていません。 • 正しく初期化された 0 21 20、 267 18 SD カードに交換して ください。 フォーマットし てください。 時計がリセット されました — 内蔵時計の日時が設定 日時を設定してくださ されていません。 い。 接続中のスピー ドライトはバー 接続中のスピードライ ジョンアップに バージョンアップに失 トはバージョンアップ 失敗しているた め使用できませ — ん。サービス機 敗したスピードライト に失敗しているため使 がカメラに装着されて 用できません。 います。 25 379 ニコンサービス機関に ご相談く
こんなとき 液晶モニター 原因 表示 パネル 対処方法 0 • パソコンで編集した 画像など、DCF 規格 このファイルは 表示できません。 外の画像ファイルの — パソコンで編集された ため再生できません。 画像を上書き保存しな • 画像ファイルに異常 — いでください。 があるため再生でき ません。 このファイルは 選択できません。 このカメラで撮影また — 編集できない画像です。 は編集した画像しか画 285 像編集できません。 用紙切れなどエラーの 原因を取り除いた後、 [継続]を選んで J ボ プリンターの状 態を確認してく — ださい。※ プリンターに異常があ タンを押すと、プリン ります。 トが再開されます(エ 207 ラー内容によっては、 [継続]を選べない場 合があります)。 指定したサイズの用紙 用紙を確認して ください。※ — 指定したサイズの用紙が セットされていません。 をセットした後、[継 続]を選んで J ボタン 207 を押して、プリントを 再開してください。 詰まった用紙を取り除 いた後、[継続]を選 紙詰まりです。
こんなとき 液晶モニター インクを確認し てください。※ 原因 表示 パネル — インクに異常があり ます。 対処方法 0 インクを確認した後、 [継続]を選んで J ボ タンを押して、プリン 207 トを再開してくださ い。 インクを交換した後、 インクがありま せん。※ — インクがなくなりま した。 [継続]を選んで J ボ タンを押して、プリン 207 トを再開してくださ い。 ※プリンターの使用説明書も併せてご覧ください。 n 353
主な仕様 ニコンデジタルカメラ Df 型式 型式 レンズマウント 実撮影画角 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント(AF カップリング、AF 接点付) ニコン FX フォーマット 有効画素数 有効画素数 1625 万画素 撮像素子 方式 総画素数 36.0 × 23.9mm サイズ CMOS センサー 1661 万画素 ダスト低減機能 イメージセンサークリーニング、イメージダストオフデータ 取得(別売 Capture NX 2 必要) 記録形式 • 撮像範囲[FX (36 × 24) 1.0 ×]の場合: 記録画素数 画質モード 4928 × 3280 ピクセル(サイズ L) 3696 × 2456 ピクセル(サイズ M) 2464 × 1640 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[DX (24 × 16) 1.
ファインダー ファインダー 視野率 倍率 アイポイント 視度調節範囲 ファインダー スクリーン ミラー アイレベル式ペンタプリズム使用一眼レフレックス式ファイ ンダー • FX:上下左右とも約 100%(対実画面) • DX:上下左右とも約 97%(対実画面) 約 0.7 倍(50mm f/1.4 レンズ使用、∞、–1.0 m–1 のとき) 接眼レンズ面中央から 15 mm(–1.0 m–1 のとき) –3 ∼+ 1 m–1 B 型クリアマットスクリーンⅧ(AF エリアフレーム付、構図 用格子線表示可能) クイックリターン式 プレビュー Pv ボタンによる絞り込み可能、露出モード A、M では設定絞り 値まで絞り込み可能、露出モード P、S では制御絞り値まで絞 レンズ絞り り込み可能 瞬間復元式、電子制御式 レンズ • DX レンズ(撮像範囲は[DX (24 × 16) 1.
レリーズ機能 レリーズモード 連続撮影速度 セルフタイマー 露出制御 測光方式 測光モード S:単写、CL:低速連続撮影、CH:高速連続撮影、J:静音撮影、 E:セルフタイマー撮影、MUP:ミラーアップ撮影 • CL:約 1 ∼ 5 コマ / 秒 • CH:約 5.5 コマ / 秒 作動時間:2、5、10、20 秒、撮影コマ数:1 ∼ 9 コマ、連続 撮影間隔:0.5、1、2、3 秒 2016 分割 RGB センサーによる TTL 開放測光方式 • マルチパターン測光:3D-RGB マルチパターン測光 II(G、E または D タイプレンズ使用時)、RGB マルチパターン測光 II (その他の CPU レンズ使用時)、RGB マルチパターン測光(非 CPU レンズのレンズ情報手動設定時) • 中央部重点測光:φ12 mm 相当を測光(中央部重点度約 75%)、φ8 mm、φ15 mm、φ20 mm、画面全体の平均 のいずれかに変更可能(非 CPU レンズ使用時はφ12 mm に 固定) • スポット測光:約φ4 mm 相当(全画面の約 1.
オートフォーカス 方式 検出範囲 レンズサーボ フォーカスポイント AF エリアモード フォーカスロック TTL 位相差検出方式:フォーカスポイント 39 点(うち、クロ スタイプセンサー 9 点、F5.
ホワイトバランス オート(2 種) 、電球、蛍光灯(7 種)、晴天、フラッシュ、曇 ホワイトバランス 天、晴天日陰、プリセットマニュアル(4 件登録可、ライブ ビュー時にスポットホワイトバランス取得可能)、色温度設定 (2500K ∼ 10000K) 、いずれも微調整可能 ライブビュー機能 • オートフォーカス(AF) :シングル AF サーボ(AF-S)、常時 レンズサーボ AF エリアモード フォーカス AF サーボ(AF-F) • マニュアルフォーカス(M) 顔認識 AF、ワイドエリア AF、ノーマルエリア AF、ターゲッ ト追尾 AF コントラスト AF 方式、全画面の任意の位置で AF 可能(顔認識 AF またはターゲット追尾 AF のときは、カメラが決めた位置で AF 可能) 液晶モニター 液晶モニター 3.
寸法・質量 約 765 g(バッテリーおよび SD メモリーカードを含む、ボ 質量 ディーキャップを除く) 約 710 g(本体のみ) 動作環境 温度 湿度 0 ℃∼ 40 ℃ 85%以下(結露しないこと) • 仕様中のデータは特に記載のある場合を除き、CIPA(カメラ映像機器工業会)規 格による温度条件 23 ℃(± 3 ℃)で、フル充電バッテリー使用時のものです。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。使用説明 書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 バッテリーチャージャー MH-24 電源 定格入力容量 充電出力 適応電池 充電時間 使用温度 寸法(W × H × D) 質量 AC 100 ∼ 240 V、50/60 Hz、MAX 0.2 A 18 ∼ 24 VA DC 8.4 V、0.
レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition) 形式 ニコン F マウント CPU 内蔵 G タイプ、AF-S レンズ 焦点距離 50 mm 1:1.8 6 群 7 枚(非球面レンズ 1 枚) • 47° (35mm 判一眼レフカメラ、FX フォーマットのデジタル 最大口径比 レンズ構成 画角 一眼レフカメラ) • 31°30′(DX フォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 撮影距離情報 ピント合わせ カメラへの撮影距離情報を出力可能 超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォー カス可能 撮影距離目盛 ∞∼ 0.45 m 最短撮影距離 撮像面から 0.45 m 絞り羽根枚数 7 枚(円形絞り) 絞り方式 自動絞り 絞りの範囲 f/1.8―16 測光方式 開放測光 アタッチメントサイズ 58 mm(P=0.75 mm) 寸法 質量 n 360 約 73 mm(最大径)× らレンズ先端まで) 約 190 g 52.
AF-S NIKKOR 50mm f/1.
D レンズのお手入れと取り扱い上のご注意 • フードをレンズに装着した状態で、フードだけを持たないでください。 • CPU 信号接点は汚さないようにご注意ください。 • レンズマウントゴムリングが破損した場合は、そのまま使用せず販売店またはニコ ンサービス機関に修理を依頼してください。 • レンズ面の清掃は、ホコリを拭う程度にしてください。指紋がついたときは、柔ら かい清潔な木綿の布に無水アルコール(エタノール)または市販のレンズクリーナー を少量湿らせ、レンズの中心から外周へ渦巻状に、拭きムラ、拭き残りのないよう に注意して拭いてください。 • シンナーやベンジンなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。 • レンズ表面の汚れや傷を防ぐためには、NC フィルターをお使いいただけます。また、 レンズのフードも役立ちます。 • レンズをケースに入れるときは、必ずレンズキャップと裏ぶたを取り付けてください。 • レンズを長期間使用しないときは、カビやサビを防ぐために、高温多湿のところを 避けて風通しのよい場所に保管してください。また、直射日光のあたるところ、防 虫剤のあるところも避けてください。 • レン
A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system (DCF) Version 2.0:各社のデジタルカメ ラで記録された画像ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 • DPOF(Digital Print Order Format):デジタルカメラで撮影した画像をプリン • Exif Version 2.
使用できる SD カード 次の SD カードの動作を確認しています。 SD SDHC SDXC メモリーカード メモリーカード※ 2 メモリーカード※ 3 SanDisk 社製 2 GB※ 1 東芝製 2 GB※ 1 Panasonic 製 2 GB※ 1 LEXAR MEDIA 社製 2 GB※ 1 プラチナⅡシリーズ 2 GB※ 1 プロフェッショナル シリーズ 2 GB※ 1 フル HD ビデオ カードシリーズ ― 4 GB、8 GB、 64 GB 16 GB、32 GB 4 GB、8 GB、 64 GB 16 GB、32 GB 4 GB、6 GB、8 GB、 12 GB、16 GB、 48 GB、64 GB 24 GB、32 GB ― 4 GB、8 GB、16GB 4 GB、8 GB、 ― 16 GB、32 GB 4 GB、8 GB、 16 GB、32 GB ― 4GB、8GB、16GB ― ※ 1 カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が 2 GB の SD カードに対応してい る必要があります。 ※2 SDHC 規格に対応しています。カードリ
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 撮像範囲(0 50)、画質モード(0 55)と、画像サイズ(0 58)の組 み合わせによって、8 GB の SD カードに記録できるコマ数、および連続撮 影できるコマ数は、次のようになります※ 1。ただし、カードの種類や撮 影条件によって、コマ数は増減することがあります。 ❚❚[撮像範囲]が[FX (36 × 24) 1.0 ×]の場合※ 2 画質モード 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数※ 3 コマ数※ 3、4 RAW (ロスレス圧縮RAW/12 ビット記録) RAW (ロスレス圧縮RAW/14 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/14 ビット記録) TIFF(RGB) FINE ※ 5 NORMAL※ 5 BASIC※ 5 — 約 15.4 MB 279 コマ 37 コマ — 約 19.4 MB 216 コマ 29 コマ — 約 13.
❚❚[撮像範囲]が[DX (24 × 16) 1.5 ×]の場合※ 6 画質モード 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数※ 3 コマ数※ 3、4 RAW (ロスレス圧縮RAW/12 ビット記録) RAW (ロスレス圧縮RAW/14 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/14 ビット記録) TIFF(RGB) FINE ※ 5 NORMAL※ 5 BASIC※ 5 — 約 7.2 MB 618 コマ 100 コマ — 約 8.9 MB 484 コマ 96 コマ — 約 6.6 MB 818 コマ 100 コマ — 約 7.9 MB 692 コマ 100 コマ — 約 12.0 MB 618 コマ 72 コマ — 約 15.3 MB 484 コマ 53 コマ L M S L M S L M S L M S 約 21.
※5 1 コマあたりのファイルサイズおよび記録可能コマ数は、[JPEG 圧縮](0 57)が [サイズ優先]に設定されている場合です。 [JPEG 圧縮]を[画質優先]に設定した 場合、記録可能コマ数は減少します。 ※ 6[撮像範囲]の[DX 自動切り換え]が[する]で DX レンズを装着した場合を含みます。 A カスタムメニュー d6[連続撮影コマ数](0 247) カスタムメニュー d6[連続撮影コマ数]では、連続撮影時の連続撮影コマ数を 1 ∼ 100 n コマの範囲で設定できます。 367
撮影可能コマ数(電池寿命)について カメラ単体の撮影可能コマ数(電池寿命)は、次の通りです。 •[CIPA 基準準拠※ 1] 約 1400 コマ(カメラ本体で Li-ion リチャージャブルバッテリーEN-EL14a 使用時) •[当社試験条件※ 2] 約 2900 コマ(カメラ本体で EN-EL14a 使用時) ※ 1 初期設定条件で 30 秒間隔ごとに撮影レンズを無限遠から至近に 1 往復フォー カシング動作をさせて 1 コマ撮影する。ライブビュー撮影なし。装着レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)、温度 23(± 2)℃。 ※ 2 画質モード BASIC、画像サイズ M、シャッタースピード 1/250 秒、シャッター の半押しを 3 秒間持続後、撮影レンズを無限遠から至近間を 3 往復フォーカシ ング動作させ 6 回連続レリーズした後、液晶モニターを 5 秒間点灯させ、消灯 後半押しタイマーがオフになるまで放置。以後同じ動作を繰り返す。装着レ ンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.
索 引 マーク・英数字 P(プログラムオート)............................... 37 S(シャッター優先オート)...................... 38 A(絞り優先オート).................................... 40 M(マニュアル)............................................. 41 B(Bulb)........................................................... 44 T(Time)........................................................... 44 1/3STEP(1/3 ステップ)............................. 39 S(1 コマ撮影).......................................... 6, 46 CL(低速連続撮影)...................... 6, 46, 247 CH(高速連続撮影)......
n 370 Capture NX 2 . 56, 109, 233, 269, 273, 274, 275, 321 CEC.................................................................... 216 CPU 信号接点 ..................................... 317, 361 CPU レンズ .................................. 24, 314, 317 DCF Version 2.0 ......................................... 363 DPOF プリント(PictBridge).............. 210 DPOF(Digital Print Order Format) .............................................................. 213, 363 DX (24 × 16) 1.5 ×(撮像範囲) ................................
アクセサリーシュー ................................. オートエリア AF .................................... アクセサリーターミナル.............. 117 164, 322 アクティブ D- ライティング .................. 111 アクティブ D- ライティングブラケティ ング(ADL ブラケティング)............ 144 圧縮 RAW........................................................... 57 後幕シンクロモード ................................. 127 位置情報 ............................................... 164, 188 イメージセンサークリーニング ......... 326 オートフォーカス イメージダストオフ機能 (Capture NX 2)...........................
距離目盛 .......................................................... 361 撮影画面サイズ............................................ 318 距離目盛基準線............................................ 361 撮影コマ数 ..................................................... 247 記録可能コマ数.................................... 28, 365 撮影情報 .......................................................... 186 記録ビットモード(RAW 記録)............. 57 記録フォルダー設定 .................................. 230 記録方式(RAW 記録)................................ 57 クイック調整 ....
スポット測光................................................... 著作権情報 .................................................... スポットホワイトバランス ...................... 74 93 スライドショー ........................................... 226 スローシンクロモード ............................ 127 静音撮影 ....................................................... 6, 46 制御上限感度(感度自動制御)............... 73 晴天(ホワイトバランス)........................ 80 晴天日陰(ホワイトバランス)............... 81 接眼補助レンズ ........................................... 320 設定の保存 ...............
パワーコネクター ............................ 319, 323 範囲指定(PictBridge)............................ 209 半押し AE ロック .......................................... 244 非 CPU レンズ ............................. 非圧縮 RAW...................................................... ブラケティング ピクチャーコントロールユーティリ フラッシュ ..................................................... 117 半押しタイマー.................................... 32, 244 半押し(シャッターボタン)........... 30, 31 非 AI 方式レンズ ...................................
ホワイトバランスの微調整 ...................... 83 (WB ブラケティング).......................... 141 マ 枚数指定(PictBridge)........................... マイメニュー................................................ 209 309 マイメニュー登録(マイメニュー) ........................................................................ 309 41 マニュアルフォーカス .................... 68, 174 マルチセレクターの半押し起動 ......... 256 マルチパターン測光 .................................... 74 緑強調(フィルター効果)..................... 290 ミニチュア効果 ...........................................
n 376
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