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お使いになる前に、この使用説明書をよくお読みになり、内容を充分に 理解してから正しくお使いください。お読みになった後は、お使いにな る方がいつでも見られるところに必ず保管し、撮影を楽しむためにお役 立てください。 本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用く ださい。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきたい ことを記載しています。 A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 表記について • SD メモリーカードおよびコンパクトフラッシュカード(CF カード)を「メモリーカー ド」と表記しています。ただし、SD メモリーカードとコンパクトフラッシュカードを 区別して説明している場合は、それぞれ「SD カード」と「CF カード」と表記しています。 • バッテリーチャージャーを「チャージャー」と表記しています。 • ご購入時に設定されている機能やメニューの設定状態を「初期設定」と表記して います。 • この使用説明書では、カメラ
カメラと付属品を確認する お使いになる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認して ください。万が一、付属品がそろっていない場合は、販売店にご相談く ださい。 ❏ 液晶モニターカバー BM-12 (0 10) ❏ ボディーキャップ BF-1B(0 15、436) ❏ D810 カメラ本体 (0 1) ❏ Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 (端子カバー付)(0 12、14) ❏ バッテリーチャージャー MH-25a (電源プラグ(直付け型)付)(0 12) ❏ USB ケーブルクリップ(0 250) ❏ HDMI ケーブルクリップ(0 259) ❏ ストラップ AN-DC12(0 12) ❏ 使用説明書(本書) ❏ USB ケーブル UC-E22 ❏ ViewNX 2 CD-ROM(0 244) (0 248、252) ❏ 登録のご案内 ❏ 保証書 • SD メモリーカードやコンパクトフラッシュカード(CF カード)は別売です。 • 日本国内でご購入いただいたカメラは、画面の表示言語を日本語または英語に設 定できます。 i
目 次 カメラと付属品を確認する .......................................................................... i xiii ご確認ください .............................................................................. xx 安全上のご注意 ............................................................................................. 1 お使いになる前に 各部の名称と機能 ........................................................................................... 1 マルチセレクターの使い方 ......................................................................
動画ライブビュー撮影と再生 48 動画ライブビューで撮影する ................................................................. 48 インデックスマーキングについて ........................................ 51 b ボタンを使う............................................................................... 52 動画ライブビュー中の情報表示について.......................... 54 動画ライブビュー時の表示を切り換える.......................... 55 動画ライブビュー時の撮像範囲 ............................................. 56 動画ライブビュー時の静止画撮影 ........................................ 57 動画の設定 ................................
レリーズモード 100 1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、レリーズモードを 変更する.................................................................................................... 100 連続撮影速度について ............................................................. 102 セルフタイマーを使って撮影する(E)........................................ 104 ミラーアップ撮影する(V)............................................................ 106 ISO 感度 107 ISO 感度を変更する ................................................................................. 107 感度自動制御機能を使う ...................
ホワイトバランス 144 ホワイトバランスを変更する .............................................................. 144 ホワイトバランスを微調整する ......................................................... 147 色温度設定で色温度を指定する ......................................................... 150 プリセットマニュアルで基準となる白を設定する ................... 153 ファインダー撮影時にプリセットマニュアル データを新規取得する........................................................ 154 ライブビュー撮影時にスポットホワイトバランスで プリセットマニュアルデータを取得する ................. 158 プリセットマニュアルデータを管理する.......................
撮影の便利な機能 197 ファインダー撮影時に R ボタンを使う ....................................... 197 201 ツーボタンリセットで基本的な機能を初期設定に戻す ......... 202 多重露出撮影で 1 つの画像に重ねて写し込む ............................ 205 設定した間隔で撮影する(インターバルタイマー撮影)....... 211 微速度撮影する........................................................................................... 217 非 CPU レンズを使う(レンズ情報手動設定)............................ 222 位置情報を画像に記録する................................................................... 225 ファインダー撮影時に b ボタンを使う..................................
画像をテレビで見る ................................................................................. 259 HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと 接続する .................................................................................... 259 HDMI 対応機器との接続時の設定を変更する............. 260 メニューガイド 262 初期設定一覧................................................................................................ 262 D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 .............................. 270 再生メニュー項目一覧 .............................................................
A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 ....... 292 カスタムメニュー項目一覧 ................................................... 293 カスタムメニューの管理 ........................................................ 295 a:オートフォーカス ............................................................... 297 a1:AF-C モード時の優先............................................... 297 a2:AF-S モード時の優先 ............................................... 297 a3:AF ロックオン ............................................................. 298 a4:半押し AF レンズ駆動 ........................
d:撮影・記録・表示............................................................... 310 d1:電子音設定 .................................................................... 310 d2:低速連続撮影速度...................................................... 311 d3:連続撮影コマ数 .......................................................... 311 d4:露出ディレーモード ................................................. 311 d5:電子先幕シャッター ................................................. 312 d6:連番モード .................................................................
f10:ボタンのホールド設定........................................... 347 f11:カードなし時レリーズ........................................... 348 f12:インジケーターの+ / −方向............................. 348 f13:動画撮影ボタンの機能........................................... 349 f14:ライブビューボタンの設定 ................................. 350 f15:MB-D12 の AF-ON ボタン機能......................... 351 f16:リモコン(WR)の Fn ボタンの機能 ............ 352 f17:レンズのフォーカス作動ボタン機能 .............. 353 g:動画 ..............................................................................
N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 ............ 380 画像編集メニュー項目一覧 ................................................... 380 D- ライティング ......................................................................... 384 赤目補正 .......................................................................................... 385 トリミング ..................................................................................... 386 モノトーン ..................................................................................... 387 フィルター効果 .............
416 資料 使用できるレンズ ...................................................................................... 使用できるスピードライト................................................................... 416 425 ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライトとの組み合わせで使用できる 機能 .............................................................................................. 使用できるアクセサリー ....................................................................... 427 434 カメラとパワーコネクター、AC アダプターの 接続方法 .....................................................
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他の人々への危 害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載しています。お読みに なった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A 危険 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また A 警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また A 注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負 は重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示しています。 は重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定され る内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や I E M 近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。 F 記号は、禁止の
A 警告(カメラとレンズについて) E G C K C xiv 分解禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を 触れないこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を 電池、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してくだ さい。 接触禁止 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、すみやかに電池 を取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を 電池を取り出す際、やけどに充分注意してください。 電池を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 電池を取る J 水かけ禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらさない 感電や発火などの事故や故障の原因になります。 F 使用禁止 引火・爆発のおそれのある場所では使わない プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉 塵の発生する場所で使用すると、爆発や火災の原因になります。 F 使用禁止 レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと 失明や
A 警告(カメラとレンズについて) F 使用禁止 AC アダプター使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグに触れな いこと 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 A 警告 指定の電源(電池、AC アダプター)を使う 指定以外のものを使用すると、事故や故障の原因になります。 A 注意(カメラとレンズについて) I 感電注意 ぬれた手でさわらない 感電の原因になることがあります。 A 使用注意 カメラの電源が ON の状態で、長時間直接触れないこと 使用中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になるこ とがあります。 A 保管注意 製品は幼児の手の届くところに置かない ケガの原因になることがあります。 A 使用注意 逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと 太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあり ます。画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることが あります。 A 保管注意 使用しないときは、レンズにキャップを付けるか、太陽光のあた らない所に保管すること 太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。
A 注意(カメラとレンズについて) K M 電池を取る プラグを抜く 長期間使用しないときは電源(電池や AC アダプター)を外すこと 電池の液もれにより、火災、ケガや周囲を汚損する原因となるこ とがあります。 AC アダプターをご使用の際には、ACアダプターを取り外し、そ の後電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因と なることがあります。 F 発光禁止 内蔵フラッシュの発光窓を人体やものに密着させて発光させな いこと やけどや発火の原因になることがあります。 F 禁止 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 熱がこもりケースが変形し、火災の原因になることがあります。 F 放置禁止 窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に 温度が高くなる場所に放置しない 故障や火災の原因になることがあります。 F 禁止 付属の CD-ROM を音楽用 CD プレーヤーで使用しないこと 機器に損傷を与えたり大きな音がして聴力に悪影響を及ぼすこ とがあります。 A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F 禁止 電池を火に入れたり、加熱しないこと
A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F 使用禁止 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 に対応していない 機器には使用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 は、D810 に対応し ています。 A 危険 電池からもれた液が目に入ったときはすぐにきれいな水で洗い、 医師の治療を受けること そのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。 A 警告(専用リチウムイオン充電池について) A 保管注意 電池は、幼児の手の届くところに置かない 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。 J 水かけ禁止 水につけたり、ぬらさないこと 液もれ、発熱の原因となります。 A 警告 変色・変形、そのほか今までと異なることに気づいたときは、使 用しないこと 液もれ、発熱・破裂の原因となります。 A 警告 充電の際に所定の充電時間を超えても充電が完了しないときに は、充電をやめること 液もれ、発熱・破裂の原因となります。 A 警告 電池をリサイクル
A 警告(チャージャーについて) E G C M C xviii 分解禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を 触れないこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜いて、ニコンサービス機関に修理 を依頼してください。 接触禁止 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電源プ ラグをコンセントから抜くこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜く際、やけどに充分注意してくだ さい。ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 プラグを抜く J 水かけ禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらさない 感電や発火などの事故や故障の原因になります。 F 使用禁止 引火・爆発のおそれのある場所では使わない プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉 塵の発生する場所で使用すると、爆発や火災の原因になります。 A 警告 電源プラグの金属部やその周
A 注意(チャージャーについて) I 感電注意 ぬれた手でさわらない 感電の原因になることがあります。 A 使用注意 通電中のチャージャーに長時間直接触れないこと 通電中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になるこ とがあります。 A 放置注意 製品は幼児の手の届くところに置かない ケガの原因になることがあります。 F 禁止 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 熱がこもりケースが変形し、火災の原因となることがあります。 xix
ご確認ください ● 保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。 「保証書」は、お買 い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご 購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。 「保証書」を お受け取りにならないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられないことになりま す。お受け取りにならなかった場合は、直ちに購入店にご請求ください。 ● カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ● カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
● 使用説明書について • この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記のホーム ページから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードできます。 http://www.nikon-image.
● 電波障害自主規制について この装置は、クラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用すること を目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使 用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 使用説明書に従って正しい取り扱いをしてください。 VCCI-B ● AVC Patent Portfolio License に関するお知らせ 本製品は、お客様が個人使用かつ非営利目的で次の行為を行うために使用される場 合に限り、AVC Patent Portfolio License に基づきライセンスされているものです。 (i)AVC 規格に従い動画をエンコードすること(以下、エンコードしたものを AVC ビデオといいます) (ii)個人利用かつ非営利目的の消費者によりエンコードされた AVC ビデオ、または AVC ビデオを供給することについてライセンスを受けている供給者から入手した AVC ビデオをデコードすること 上記以外の使用については、黙示のライセンスを含め、いかなるライセンスも許諾 されていません。 詳細情報につきましては、MPEG LA, LLC から取得す
お使いになる前に 各部の名称と機能 カメラ本体 1 2 3 4 5 6 7 レリーズモードダイヤル ..........100 レリーズモードダイヤル ..................................100 .............80、83、202 U ボタン ............ 145、149、152 S ボタン ...........................107、111 c ボタン ..........................................112 ロックボタン T ボタン フラッシュ取り付け部 (アクセサリーシュー) 8 サブコマンドダイヤル ...............344 9 電源スイッチ .................................... 16 10 シャッターボタン ........................... 28 11 E ボタン .............................. 128、202 12 動画撮影ボタン .........................
カメラ本体(つづき) 1 2 内蔵フラッシュ .............................185 フラッシュロック解除ボタン ...............................................................185 3 D ボタン 4 5 6 7 8 ....................... 131、136、140、343 M(Y)ボタン ...............186、192 ヘッドホン出力端子 / 外部マイク 入力端子カバー ..................... 53、62 USB 端子カバー ................248、252 HDMI 端子カバー .........................259 レンズ取り外しボタン ..................22 9 AF モードボタン .................................. 37、39、87、91 10 フォーカスモードセレクター ..........................................
1 2 マイク(ステレオ)............ 49、62 AF 補助光ランプ ............................303 3 4 5 6 7 8 9 セルフタイマーランプ ...............104 赤目軽減ランプ .............................187 Pv ボタン ......51、118、341、356 Fn ボタン ......77、195、336、355 メモリーカードカバー ....... 14、20 パワーコネクターカバー ..........440 バッテリー室開閉ノブ ..................14 バッテリー室カバー .......................14 MB-D12 用接点カバー ...............434 10 11 12 13 14 三脚ネジ穴 レンズマウント .....................15、99 レンズ信号接点 10 ピンターミナルカバー .................................................
カメラ本体(つづき) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 アイピースシャッターレバー .................................................... 22、105 ファインダー接眼窓 .......................16 アイピース ............................ 22、105 視度調節ノブ .....................................16 A ボタン ................34、95、126、342、357 B ボタン ............................. 49、87 ストラップ取り付け部 (吊り金具)..........................................12 マルチセレクター ................ 11、24 フォーカスポイントロック レバー ...................................................93 スピーカー ..................
表示パネル カメラの電源を ON にすると、表示パネルが点灯します。表示パネルに はカメラの設定に関するさまざまな情報が表示されます。 初めて電源を ON にしたときは、次の情報が表示されます。その他の情 報については、本文中の各機能で説明しています。 1 2 3 4 14 13 6 7 8 9 10 12 11 1 2 3 4 5 6 7 露出モード .......................................115 測光モード .......................................112 シャッタースピード .......117、119 B マーク .......................................367 絞り値 ...................................117、119 CF カードマーク ...............................14 SD カードマーク ..............................
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) 6
1 構図用格子線 ..................................314 15 ISO 感度 .............................................107 (カスタムメニュー d7[ファイ 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 ホワイトバランス ンダー内格子線表示]を[する] プリセットマニュアルデータ に設定している場合のみ表示さ れます) フォーカスポイント表示 取得モード表示 .............................155 アクティブ D- ライティング度合い .................. 16、27、93、300、301 AF エリアモード表示 .....................91 AF エリアフレーム ............ 16、231 水準器 ................................................339 ピント表示 ............................... 28、99 測光モード .......
R ボタン ファインダー撮影時に、撮影に関する情報や 設定の確認ができます(0 197)。 R ボタン 8
b ボタン ファインダー撮影時(0 201)、静止画ライ ブビュー時(0 41)、動画ライブビュー時 、または再生時(0 382)に、それぞ (0 52) れのシーンで便利な機能に簡単にアクセス できます。 b ボタン ファインダー撮影時 再生時 静止画ライブビュー撮影時 動画ライブビュー撮影時 9
液晶モニターカバー BM-12 の取り付け、 取り外し方 液晶モニターカバーを取り付けるには、液晶 モニターの上にある溝にカバーの上部をは め込み(q)、カバーの透明な部分が液晶モ ニターと重なるように置き、カチッと音がす るまで上から軽く押してください(w)。 カバーを取り外すときは、カメラをしっかり と支え、右図のようにカバーの下からゆっく りと外してください。 10
マルチセレクターの使い方 マルチセレクターは、上下左右を押したり、中央ボタンを押して操作し ます。この説明書では、マルチセレクターを上下左右に押す動作を 1342 で表しています。 上を押す(1) 中央ボタン 左を押す(4) 右を押す(2) 下を押す(3) 11
撮影前の準備 次の 1 ∼ 7 の手順で撮影前の準備を行ってください。 1 カメラにストラップを取り付ける(2カ所) 2 バッテリーをバッテリーチャージャーで充電する • 電源プラグ(直付け型)を取り付けた後(q) 、電源プラグ(直 付け型)回転ロックを矢印の方向にスライドさせながら(w)、 電源プラグ(直付け型)を 90 °回転させ、しっかりと固定させ ます(e)。 電源プラグ(直付け型) 回転ロック 90 ° D バッテリーとチャージャーの使用上のご注意 お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(0 xiii ∼ xix)、「カメラとバッテ リーの取り扱い上のご注意」(0 449 ∼ 453)をお読みになり、記載事項をお守 りください。 12
• フル充電するには約 2 時間 35 分かかります(残量のないバッテ リーの場合) 。 充電中 充電完了 (点滅) (点灯) D チャージャーの「CHARGE」ランプが速く(1 秒間に 8 回)点滅する 場合 • バッテリーのセットミス:電源プラグをコンセントから抜いて、バッテリーを 取り外し、チャージャーにセットし直してください。 • 指定温度外での使用:チャージャーを指定温度範囲内(0 ℃ ∼ 40 ℃)でお使いく ださい。 • 上記の処置をしても不具合が続く場合は、直ちに電源プラグをコンセントから 抜いて、充電を中止してください。販売店またはニコンサービス機関にチャー ジャーおよびバッテリーをお持ちください。 D 付属の電源プラグ(直付け型)についてのご注意 付属の電源プラグ(直付け型)は、バッテリーチャージャー MH-25a 以外の機 器に接続しないでください。この電源プラグ(直付け型)は、日本国内専用(AC 100V 対応)です。海外でお使いになる場合は、別売の専用コードが必要です。 別売の電源コードについては、ニコンサービス機関にお問い合わせください。 また、オンラインショップ(ニコ
3 カメラにバッテリーとメモリーカードを入れる • バッテリーやメモリーカードをカメラに入れたり、カメラから取 り出したりするときは、必ずカメラの電源スイッチが OFF の位置 にあることを確認してください。 • バッテリーとメモリーカードは、図のように正しい向きで入れて ください。 • オレンジ色のバッテリーロックレバーをバッテリー側面で押しな がら、バッテリーを奥まで入れると、バッテリーロックレバーが バッテリーに掛かって固定されます。 バッテリーロックレバー • SD カードは、カチッと音がするまで挿入してください。CF カー ドは、CF カードイジェクトレバーが出てくるまで押し込んでく ださい。 - SD カードの場合: - CF カードの場合: CF カードイジェクトレバー 14
4 レンズを取り付ける • この使用説明書では、主に AF-S NIKKOR 24–120mm f/4G ED VR のレンズを使用して説明しています。 • ほこりなどがカメラ内部に入らないように注意してください。 カメラのボディー キャップを外す レンズの裏ぶたを外す カメラの指標 カメラの指標とレンズの 指標を合わせる レンズの指標 カチッと音がするまで矢印の方向にレンズを回す • 撮影する前に、レンズキャップを取り外してください。 15
5 カメラの電源をONにする 電源スイッチ • 表示パネルが点灯します。 表示パネル 6 ファインダーを見やすくする • ファインダーで構図を決めながら撮影 する場合は、あらかじめ、ファイン ダー内がはっきり見えるように視度調 節をしてください。 • ノブを引き出し、ファインダーをのぞ きながら視度調節ノブを回して、フォーカスポイントまたは AF エ リアフレームの枠が最もはっきり見えるように調節してください。 フォーカス ポイント AF エリア 視度調節前 フレーム 視度調節後 • 爪や指先で目を傷つけないようにご注意ください。 • 調節が終わった後は、視度調節ノブを押し込んで戻してください。 16
7 日付と時刻を設定する • G ボタンを押して、セットアップメ ニューを表示します。 • メニューの操作方法について詳しくは、 「メニューの操作方法」をご覧ください (0 23) 。 G ボタン •[地域と日時]を選んで、 マルチセレクターの 2 を 押します(ご購入後、初め て電源を ON にして G ボ タンを押したときは、セッ トアップメニュー画面で [地域と日時]が選ばれて います) 。 • 表示される画面で[日時の設定]を選 びます。 • マルチセレクターの 1 また は 3 を押して、選択中の項 目の数値を合わせ、4 また は 2 で項目を移動します。 • 日付と時刻の設定を完了し たら、J ボタンを押します。 撮影前の準備が完了しました。すぐに撮影する場合は、0 27 ヘ進みます。 A セットアップメニュー[地域と日時]について [地域と日時]では現在地、日付の表示順、夏時間も設定できます(0 367) 。 17
❚❚ バッテリーの残量について 表示パネルまたはファインダー内表示で、 バッテリーの残量を確認できます。 表示パネル ファインダー内表示 18 表示パネル ファインダー L K J I ― 意味 H d 残量は残りわずかです。予備のバッテリーを準備 するか、バッテリーを充電してください。 H d (点滅) (点滅) 撮影できません。バッテリーを交換するか、バッ テリーを充電してください。 残量は充分に残っています。 ― ― 残量が減り始めました。 ―
❚❚ メモリーカード表示と記録可能コマ数について メモリーカードをカメラに入れると、挿入し たメモリーカードのアイコンが表示パネル に表示されます(右図は、SD カードと CF カー ドの 2 枚をカメラに入れた例です)。 • メモリーカードの残量がなくなった場合や 表示パネル SD カードがロックされている場合など、何 らかのエラーが発生しているときは、エラーが発生しているメモリー カードのアイコンが点滅します(0 466)。 • 表示パネルまたはファインダー内表示で、 メモリーカードの記録可能コマ数(これか 記録可能コマ数 ら撮影できる枚数)を確認できます。 • 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あるとき は、1000 を意味する「k」マークが点灯し ます。 表示パネル ファインダー内表示 A 電源 OFF 時のパネル表示について バッテリーが入っていると、カメラの電源が OFF のときも、表示パネルのメモリーカードマークと 記録可能コマ数が点灯します。メモリーカードの 種類によっては、電源が OFF のときにメモリー カードを挿入しても、まれにメモリーカードマー クと記録可能コマ数の表示が点
❚❚ バッテリーとメモリーカードの取り出し方 バッテリーを取り出すには 電源を OFF にしてからバッテリー室カバーを 開けてください。バッテリーロックレバーを矢 印の方向に押すと、バッテリーが少し飛び出し ますので、引き抜いて取り出してください。 メモリーカードを取り出すには • SD カードの場合: SD カードを奥に押し込んで放すと(q)、 カードが押し出されるので、引き抜いて取 16GB メモリーカードカバーを開ける前に、メモリーカードアクセスランプの 消灯を確認して、電源を OFF にしてください。メモリーカードカバーを 開けて、次の手順でメモリーカードを取り出します。 • CF カードの場合: CF カードイジェクトレバーを奥に押し込 むと(q)、カードが押し出されるので、引 き抜いて取り出してください(w)。CF カー ドと CF カードイジェクトレバーを同時に 押さないでください。カメラとメモリー カードを破損するおそれがあります。 20 16GB り出してください(w) 。
D メモリーカード取り扱い上のご注意 • カメラの使用後はメモリーカードが熱くなっていることがあります。取り出し の際はご注意ください。 • メモリーカードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時な どには、次の操作をしないでください。記録されているデータの破損やメモ リーカードの故障の原因となります。 - メモリーカードの着脱をしないでください - カメラの電源を OFF にしないでください - バッテリーを取り出さないでください - AC アダプターを抜かないでください • 端子部に手や金属を触れないでください。 • メモリーカードに無理な力を加えないでください。破損のおそれがあります。 • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 • 熱、水分、直射日光を避けてください。 • パソコンで初期化しないでください。 A SD カードの書き込み禁止スイッチについて • SD カードには、書き込み禁止スイッチ が 付 い て い ま す。こ の ス イ ッ チ を 「LOCK」の位置にすると、データの書 き込みや削除が禁止され、カード内の 画像を保護できます。 書き込み禁止ス
❚❚ レンズを取り外すには カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面 のレンズ取り外しボタンを押しながら(①) 、 レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し (②) 、引き抜いてください。 • レ ン ズ を 取 り 外 し た 後 は、カ メ ラ の ボ ディーキャップとレンズの裏ぶたをそれぞれ取り付けてください。 D 絞りリングのある CPU レンズについてのご注意 絞りリングのある CPU レンズ(0 419)を取り付ける場合は、最小絞り(最大 値)にして、ロックしてください。 A アイピースを取り外すには 別売の接眼補助レンズを取り付けるには、アイ ピース(DK-17)を取り外す必要があります。ア イ ピ ース シ ャ ッタ ー を 閉 じて ロ ッ クを 解 除 し (q) 、アイピースを図の方向に回して取り外しま す(w)。 22
メニューの操作方法 撮影や再生、カメラの基本的な設定をすると きは、主にメニューを使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のよ うなメニュー画面(例:再生メニュー)を表示 します。 G ボタン メニュー切り換えタブ 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示され ます D 再生メニュー(0 270) N 画像編集メニュー(0 380) C 撮影メニュー(0 280) O マイメニュー / O m 最近設定した項目(0 410)※ A カスタムメニュー(0 292) B セットアップメニュー(0 359) ※ どちらかに設定できます。初期設定は[マイメニュー]です。 項目がそのメニュー全体のどの位置に あるかを示しています 各項目の設定をアイコンで表示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定項 目を一覧表示します ヘルプあり表示(0 24) 23
メニュー項目の設定 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 マルチセレクター 上に移動 中央ボタン 決定する 次の画面に進む 前の画面に戻る (左 を 選 択 ま た は取り消し) (右を選択 または決定) J ボタン 下に移動 決定する ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する • G ボタンを押します。 G ボタン A d(ヘルプあり表示) ヘルプがある場合に L(Z/Q)ボタンを押すと、その項目のヘルプ(説明) を表示します。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、L(Z/Q)ボタンを押しながらマルチセ レクターの 3 を押して、次のページを表示してください。 • L(Z/Q)ボタンを放すと、メニュー画面に戻ります。 L(Z/Q)ボタン 24
2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコ ンを黄色く表示します。 3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメ ニューに入ります。 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選び ます。 25
6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示 します。 7 設定内容を選ぶ • 1または3で設定内容を選 びます。 8 決定する • J ボタンを押して決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)す るには、G ボタンを押してください。 • メニュー画面から撮影に戻るには、 シャッターボタンを半押ししてくだ さい。 J ボタン D メニュー項目の設定について • カメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場合、そ • の項目はグレーで表示されて選べません。 J ボタンの代わりにマルチセレクターの 2 や中央ボタンを押しても決定でき ますが、画像の削除やメモリーカードの初期化などの重要な設定項目について は、J ボタンしか使えないことがあります。 26
撮影と再生の基本操作 かんたんに静止画を撮影する 1 カメラを構える • 脇を軽く締め、右手でカメラのグリッ プを包み込むようにしっかりと持ち、 左手でレンズを支えます。 • 人物などを縦位置で撮影する場合は、 カメラを縦位置に構えます。 2 構図を決める • ファインダーをのぞいて、構図を決め てください。 • 被写体を中央のフォーカスポイントに 合わせます。 フォーカスポイント 27
3 シャッターボタンを軽く 押して(半押しして)、 ピントを合わせる • ご購入時の設定では、中央の フォーカスポイントに重なっ ている被写体に自動的にピン トが合います。 ピント表示 • 暗い場所などでは、AF補助光が光ることがあります。 • ピントが合うと、ファインダー内のピント表示(●)が点灯します。 ファインダー内 意味 ピント表示 ● F (点灯) 被写体にピントが合っています。 (点灯) 目的の被写体よりも手前にピントが合っています。 H (点灯) 目的の被写体よりも後方にピントが合っています。 オ ート フ ォ ー カス で の ピン ト 合 わ せが で き ま せん F (0 97) H (点滅) (「オートフォーカスの苦手な被写体について」 をご覧ください)。 4 シャッターボタンを半押 ししたまま、さらに深く 押し込んで(全押しし て)撮影する • メモリーカードアクセスラ ンプが点灯している間は、 画像を記録しています。メ メモリーカード アクセスランプ モリーカードやバッテリー を取り出したり、AC アダプター(別売)を取り外さないでくだ さい。 28
撮影した画像を確認する 1 K ボタンを押す • 撮影した画像をカメラ背面の液晶モニ ターに表示します。 K ボタン • 表示中の画像がどちらのスロットのメ モリーカードに入っているかは、画像 の左下のメモリーカードマークで確認 できます。 2 マルチセレクターの 4ま たは 2 を押して他の画像 を確認する • 1 または 3 を押すたびに、 撮影情報の表示が切り替わ ります(0 230) 。 • 撮影に戻るには、シャッターボタンを半押ししてください。 29
A 撮影直後の画像確認について 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 277)を[する]に設定すると、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に液晶モニターに表示します。 A 関連ページ 画像を表示するスロットを切り換える→「メモリーカードスロットの切り換え について」(0 228) 30
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意 ください。 1 削除したい画像を表示する • K ボタンを押して液晶モニターに 画像を表示してから、マルチセレ クターの 4 または 2 で削除した い画像を選びます。 K ボタン • 削除する画像がどちらのスロット のメモリーカードに入っているかは、 画像の左下のメモリーカードマークで 確認できます。 2 画像を削除する • O(Q)ボタンを押すと、削除確認画 面が表示されます。もう一度 O(Q) ボタンを押すと、表示中の画像を削除 して、再生画面に戻ります。 • 削除確認画面で K ボタンを押すと、画 像の削除をキャンセルします。 O(Q)ボタン 31
D 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除] (0 243)では、複数の画像を選んで削除したり、再生 フォルダー内の全画像を一括して削除したりできます。また、メモリーカード を 2 枚使っているときは、全画像を削除するメモリーカードスロットを指定でき ます。 A ファインダー撮影時の半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイ マー」という機能があります。半押しタイマーは、シャッターボ タンを軽く押す(半押しする)とオンになり、何も操作が行われ ないまま約 6 秒経過すると、オフになります。半押しタイマーがオ フになると、表示パネルのシャッタースピード、絞り値表示とファ インダー内の全ての表示が消灯します。もう一度シャッターボタンを半押しす ると、半押しタイマーがオンになり、元の状態に戻ります。半押しタイマーの (0 308)で変更できます。 作動時間は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー] 半押しタイマーオフ 32 半押しタイマーオン
静止画ライブビュー撮影 液晶モニターで被写体を見ながら静止画を撮影できます。 1 ライブビューセレクターを C(静止画ライブビュー)に合わ せる ライブビューセレクター 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始 します。ファインダー内が暗くなり、 液晶モニターに被写体が表示されます。 a ボタン 3 フォーカスポイントを被写体に重ねる • フォーカスポイントの形状はAFエリアモードによって異なります (0 38) 。 33
4 シャッターボタンを半押しして、ピ ントを合わせる • シャッターボタンを半押しすると、ピ ントが合った時点でフォーカスがロッ クされます。 • フォーカスポイントは、オートフォーカス作動中は緑色で点滅 し、ピントが合うと緑色で点灯します。ピントが合わないと赤色 で点滅します。 • 露出を固定(AE ロック)するには、 AAE/AF ロックボタンを押し続けます AAE/AF ロックボタン (0 126) 。 • 静止画ライブビュー中に J ボタンを押 すと、右のような露出プレビュー画面 に切り替わります。露出プレビューに 設定すると、表示されたシャッタース ピード、絞り値、ISO 感度での撮影で、 どのような露出(明るさ)になるのか を液晶モニターで確認しながら静止画 撮影できます。露出補正(0 128)は、通常と同じ± 5 段まで設 定できますが、液晶モニターで確認できるのは± 3 段までになり ます。 34
5 シャッターボタンを全押しして撮影 する • 撮影時は液晶モニターが消灯します。 6 a ボタンを押して静止画ライブ ビューを終了する D 露出プレビューについて • シャッタースピードが A(バルブ)または &(タイム)の場合、露 出プレビューには切り替わりません。また、次の場合は、露出プレビュー の表示が実際に撮影される画像と異なります。 - 内蔵フラッシュまたは別売スピードライト使用時 -[アクティブ D- ライティング](0 178)または[HDR(ハイダイナミック レンジ)](0 180)を設定した場合 - ピクチャーコントロールの[明瞭度]が[0]以外の場合(0 169) (オート)の場合(0 169) - ピクチャーコントロールの[コントラスト]が[A] - シャッタースピードを p に設定した場合 - オートブラケティング撮影時 • 被写体が極端に明るい場合や暗い場合には、画像の明るさを正しく表示 できないことがあります(露出インジケーターが点滅します)。 35
A ライブビュー時の拡大表示 ライブビュー中に X ボタンを押すと、拡大表示できます(最大約 23 倍)。 • X ボタンを押すごとに拡大率が上がり、W ボタンを押すごとに拡大率が下が ります。 • 拡大表示中は、画面の右下に構図のどの部分を拡大しているかを表すナビゲー ションウィンドウ(グレーの枠)が表示されます。 • 拡大表示中は、マルチセレクターの 1342 で画面をスクロールさせて、 見たい部分に移動できます。 X ボタン ナビゲーション ウィンドウ A 静止画ライブビュー時のプレビュー機能 静止画ライブビュー中に Pv ボタンを押すと開放絞りになり、ピントが確認しや すくなります。再度 Pv ボタンを押すか、オートフォーカスでピントを合わせる と、設定した絞り値に絞り込まれます。開放絞りにしたままでシャッターボタ ンを全押しすると、設定した絞り値に絞り込まれてから撮影します。 A HDMI 接続時の撮影について HDMI 対応機器との接続時には、接続した機器とカメラのモニターに被写体が表 示されます。 36
AF モードを変更する フォーカスモードセレクターが AF の場合、 静止画ライブビューまたは動画ライブ ビュー時の AF モードを選べます。 フォーカスモード セレクター シングル AF-S AF サーボ AF-F 常時 AF サーボ 静止している被写体の撮影に適しています。シャッター ボタンを半押しすると、ピントが合った時点でフォーカ スがロックされます。 動いている被写体の撮影に適しています。シャッターボ タンを半押しするまで、カメラは被写体の動きに合わせ てピントを合わせ続けます。半押しすると、ピントが合っ た時点でフォーカスがロックされます。 ❚❚ 静止画ライブビューまたは動画ライブビュー撮影 時の AF モードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • AF モードは液晶モニターに表示されます。 AF モードボタン メインコマンド ダイヤル 液晶モニター 37
AF エリアモードを変更する 静止画ライブビューまたは動画ライブビュー時の AF エリアモードを選 べます。AF エリアモードは、フォーカスモードセレクター(0 37)が AF の場合のみ設定できます。 記念写真など、人物の顔にピントを合わせたい場合に適してい ます。カメラが人物の顔を自動的に認識し、フォーカスポイン ! 顔認識 AF トが黄色の二重枠に変わります。複数の顔を認識した場合(最 大 35 人まで)は、カメラが最も近いと判断した人物の顔を二 重枠で表示します。このとき、マルチセレクターで二重枠を移 動して他の顔を選ぶこともできます。途中で顔が後ろを向くな どしてカメラが顔を認識できなくなると、枠が消えます。 5 ワイド エリア AF 風景などを手持ちで撮影する場合に適しています。フォーカス ポイントは、マルチセレクターで任意の位置に移動できます。 中央ボタンを押すと、フォーカスポイントは中央に移動します。 画面の任意の位置にピンポイントでピントを合わせたい場合 6 ノーマル エリア AF に適しています。フォーカスポイントは、マルチセレクターで 任意の位置に移動できます。中央ボタ
❚❚ 静止画ライブビューまたは動画ライブビュー撮影 時の AF エリアモードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • AF エリアモードは液晶モニターに表示されます。 AF モードボタン サブコマンド ダイヤル 液晶モニター D 静止画ライブビューまたは動画ライブビュー撮影時のオートフォーカ スについてのご注意 • 静止画ライブビューまたは動画ライブビュー撮影時のオートフォーカスは、通 常のオートフォーカスより、ピント合わせに時間がかかります。また、次の被 写体はピントが合わない場合がありますので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な線の被写体 - 明暗差の少ない被写体 - フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 - イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見 える場合 - クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合 - フォーカスポイントに対して被写体が小さい場合 - 連続した繰り返しパターンの被写体(ビルの窓やブラインドなど) -
マニュアルフォーカスで撮影する マニュアルフォーカス(0 98)で撮影するとき は、レンズのフォーカスリングを回して被写体 にピントを合わせます。 • ピントの状態を細部まで確認したい場合 は、X ボタンを押して被写体を拡大表示し てください(0 36) 。 X ボタン 40
b ボタンを使う 静止画ライブビュー時に b ボタンを押すと、 次の機能の設定を変更できます。項目を選ん でマルチセレクターの 2 を押すと、選んだ項 目の設定画面が表示されます。 • 設定終了後、J ボタンを押して決定します。 • 撮影に戻るには、 再度bボタンを押してくだ b ボタン さい。 撮像範囲 アクティブ D- ライティング 電子先幕 シャッター 静止画ライブビュー時の撮像範囲を選べます(0 74)。 アクティブ D- ライティングの設定を変えられます(0 178) 。 電子先幕シャッターを有効にするかどうかを設定できます (0 312)。 • 静止画ライブビュー時の液晶 モニターの明るさを、1 また は 3 を押して調整できます。 モニターの明るさ • 液晶モニターの明るさを調 整 す る と、静 止 画 ラ イ ブ ビューまたは動画ライブ ビュー中の表示に反映され ますが、撮影した画像や画像再生時の表示、メニュー表示 などには反映されません。 A 画像再生時やメニュー表示時の明るさについて 画像再生時やメニュー表示時などの液晶モニターの明るさは、セットアップメ ニューの[モニターの
静止画ライブビュー時には、撮 影用のホワイトバランス (0 144)とは別に、液晶モニ ター用のホワイトバランス(液 晶モニターの色み)を設定でき 静止画 Lv 画面の ます。撮影用のホワイトバラン スを[フラッシュ]や[プリセッ ホワイトバランス トマニュアル]などに設定していると、実際に撮影される画 像の色みと液晶モニターで表示されている色みが異なること があります。あらかじめ液晶モニターの色みを撮影する画像 の色みに合わせておくことで、撮影画像の仕上がりをイメー ジしやすくなります。 •[撮影時と同じ]を選ぶと、液晶モニター用ホワイトバラン スは撮影用ホワイトバランスと同じになります。 同じ水平面上の異なる 2 カ所を 同時に拡大表示します。建築物 2 点拡大 42 などの水平合わせの確認に便 利です(0 43)。
❚❚ 2 点拡大 静止画ライブビュー時に b ボタンを押して [2 点拡大]を選ぶと、左右に並んだ拡大表示 画面が表示されます(2 点拡大表示)。それぞ れの画面には、ナビゲーションウィンドウの 2 カ所の r 部分が拡大されて表示されます。 • X ボタンを押すごとに拡大率が上がり、W ナビゲーション ボタンを押すごとに拡大率が下がります。 ウィンドウ • マルチセレクターの 4 または 2 を押すと、 左右それぞれの拡大表示画面を横方向にスクロールできます。左右の 画面を切り換える場合は L(Z/Q)ボタンを押します。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、左右の拡大表示画面が縦方 向に同時にスクロールします。 • シャッターボタンを半押しすると、選択され ている画面の中心点にピントが合います。 ピントが合う部分 • b ボタンを押すと、2 点拡大表示を終了します。 43
静止画ライブビュー中の情報表示について q 44 ライブビュー 残り時間 ライブビューが自動的に終了する 30 秒前から、 ライブビュー残り時間のカウントダウンを表示 します。 w 静止画 Lv 画面の 液晶モニターの色み(液晶モニター用ホワイトバ ホワイトバランス ランス)を表示します。 e AF モード r AF エリアモード t フォーカス ポイント ライブビュー撮影時の AF モードを表示します。 ライブビュー撮影時の AF エリアモードを表示 します。 0 46 ― 0 37 0 38 枠内の被写体にピントが合います。フォーカス ポイントの形状は、選んだ AF エリアモードによ り異なります。 0 38
静止画ライブビュー時の表示を切り換える 静止画ライブビュー中は、R ボタンを押すたびに、次のように画面の 表示が切り替わります。 情報表示 情報表示なし 水準器表示(0 375) 格子線表示 ヒストグラム※ ※ 露出プレビュー時(0 34)のみ表示されます。 45
D 静止画ライブビュー撮影時のご注意 • 静止画ライブビュー中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生するこ とがありますが、実際に記録される画像に影響はありません。 - 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される - カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪んで見える - ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する - 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーション などの点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯 が発生する • 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、ライブビュー表示中に画面に ちらつきや横縞が生じる「フリッカー現象」は、セットアップメニューの[フ リッカー低減](0 366)で低減できますが、設定しているシャッタースピー ドによっては、撮影した静止画に記録されることがあります。 • 適正露出や画像に影響を与える接眼部からの逆入射光を防ぐため、シャッター ボタンを押す前にアイピースシャッターを閉じてください(0 105)。 • ライブビュー表示中は、太陽など強い光源にカメラを向けないでください。内 部の部品が破損するおそれ
A 関連ページ • マルチセレクターの中央ボタンを押して、画面中央にフォーカスポイントを移 動したり、拡大表示に切り換えられるようにする→ A f2[中央ボタンの機能] (0 333) • 静止画ライブビュー中の動画撮影ボタンとコマンドダイヤルの機能を設定す • る→ A f13[動画撮影ボタンの機能](0 349) a ボタンの動作を制限する→ A f14[ライブビューボタンの設定](0 350) 47
動画ライブビュー撮影と再生 動画ライブビューで撮影する 液晶モニターを見ながら音声付きの動画を撮影できます。 1 ライブビューセレクターを 1(動画ライブビュー)に合わせる ライブビューセレクター 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始 します。ファインダー内が暗くなり、 液晶モニターに被写体が表示されます。 • 動画ライブビュー中は、実際に撮影さ れる動画や静止画の露出(明るさ)を 液晶モニターで確認できます。 3 動画ライブビュー撮影時のAFモー ドを設定する • ライブビュー撮影時の AF モードの設定方 法については、「AF モードを変更する」 (0 37)をご覧ください。 48 a ボタン
4 動画ライブビュー撮影時の AFエリ アモードを設定する • 動画ライブビュー撮影時の AF エリア モードの設定方法については、 「AF エ リアモードを変更する」 (0 38)をご 覧ください。 5 B ボタンを押して、ピントを合わ B ボタン せる • 動画撮影を開始する前に、被写体にピ ントを合わせます。 6 動画撮影ボタンを押して、撮影を始 める • 動画撮影中は録画中マークが液晶モニ ターに表示されます。メモリーカード に記録できる残り時間の目安も液晶モ ニターで確認できます。 • 動画撮影中も、B ボタンを押すと被 写体にピントを合わせられます。 • 内蔵マイク(0 3)で音声を記録しま 動画撮影ボタン 録画中マーク す。録画中は、マイクを指でふさがな いようにしてください。 • 露出を固定(AE ロック)するには、 AAE/AF ロックボタンを押し続けます (0 126)。 • 動画撮影中は± 3 段の範囲で露出補正 ができます(0 128) 。 残り時間 49
7 もう一度動画撮影ボタンを押して、 撮影を終了する 8 a ボタンを押して動画ライブ ビューを終了する A 動画ライブビュー時のピント合わせについて シャッターボタンを半押ししてピントを合わせることもできます。 50
インデックスマーキングについて カスタムメニュー g2[プレビューボタンの機 能](0 356)の[押し時の動作]が[イン デックスマーキング]の場合、動画撮影中に Pv ボタンを押すと、撮影中の動画にインデッ クスマークを付けることができます。イン デックスマークを付けると、動画の再生時や 編集時に目的の場所へ素早く移動できます Pv ボタン (0 67) 。インデックスマークは 1 つの動画に 最大 20 個まで付けられます。 インデックスマーク A 関連ページ • Fn ボタンを押してインデックスマークを付ける → A g1[Fn ボタンの機能] (0 355) • AE/AF ロックボタンを押してインデックスマークを付ける → ロックボタンの機能](0 357) A g3[AE/AF 51
b ボタンを使う 動画ライブビュー時に b ボタンを押すと、次 の機能の設定を変更できます。項目を選んで マルチセレクターの 2 を押すと、選んだ項目 の設定画面が表示されます。 • 設定終了後、J ボタンを押して決定します。 • 撮影に戻るには、 再度bボタンを押してくだ b ボタン さい。 撮像範囲 動画ライブビュー時の撮像範囲を選べます(0 56)。 画像サイズ / 動画を記録するときの画像サイズ(ピクセル)/ フレームレー フレームレート トを設定します(0 61)。 動画の画質 動画の画質を選べます(0 61)。 内蔵マイクまたは別売のステ レオマイクロホンの感度を、1 マイク感度 または 3 を押して調整できま す(0 62) 。 録音帯域 内蔵マイクまたは別売ステレオマイクロホンの周波数特性を 設定します(0 63)。 風切り音低減 内蔵マイクに吹き付ける風の音を抑えるローカットフィル ター機能を有効にするかどうかを設定できます(0 63)。 動画記録先 52 メモリーカードを 2 枚使用している場合に動画を記録するス ロットを設定できます(0 63)。
• 動画ライブビュー時の液晶 モニターの明るさを、1 また は 3 を押して調整できます。 • 液晶モニターの明るさを調整 モニターの明るさ すると、静止画ライブビュー または動画ライブビュー中の 表示に反映されますが、撮影 した画像や画像再生時の表示、メニュー表示などには反映さ れません。 動画ライブビュー時、ハイライ ト部分(非常に明るい部分)を ハイライト部分 斜線で表示するかどうかを設 ハイライト表示 定できます。 ヘッドホン音量を、1 または 3 を押して調整できます。 ヘッドホン音量 A ヘッドホンについて • 市販のヘッドホンをヘッドホン端子に接続すると、音声はヘッドホンから出力 されます。 • マイク感度を最大に設定すると、大音量で出力される場合がありますので、 ヘッドホン使用時は特にご注意ください。 53
動画ライブビュー中の情報表示について q 動画記録禁止マーク w ヘッドホン音量 e マイク感度 動画が撮影できない状態のとき表示します。 0 58 市販のヘッドホン接続時に表示されます。ヘッ 0 53 ドホン出力の音量レベルを表示します。 マイク感度のレベルを表示します。 0 62 音声を記録するときの音量レベルを表示し r 音声レベル インジケーター ます。インジケーターの色が赤で表示される 場合、音量が大きすぎることを示していま 0 62 す。マイク感度を調節してください。 t 録音帯域マーク 録音帯域の設定を表示します。 y 風切り音低減マーク 風切り音低減が有効の場合に表示します。 u 動画記録残り時間 i 動画の画像サイズ 動画撮影時に、メモリーカードに記録できる 残り時間を表示します。 動画の画像サイズを表示します。 o ハイライト表示マーク ハイライト表示が有効の場合に表示します。 0 63 0 63 0 49 0 61 0 53 D 動画ライブビュー残り時間のカウントダウンについて • カメラが自動的に動画撮影を終了する(0 458)30 秒前から、液
動画ライブビュー時の表示を切り換える 動画ライブビュー中は、R ボタンを押すたびに、次のように画面の表 示が切り替わります。 情報表示 情報表示なし 水準器表示(0 375) 格子線表示 ヒストグラム 55
動画ライブビュー時の撮像範囲 ファインダー撮影時や静止画ライブビュー時の撮像範囲と比べ、動画ラ イブビュー時の撮像範囲は次の図のようになります。動画ライブビュー で撮影する動画や静止画のアスペクト比(縦横比)は、16:9 です。 FX フォーマットの 撮像範囲(0 74) FX ベースの(動画) フォーマットの撮像範囲 DX フォーマットの 撮像範囲(0 74) DX ベースの(動画) フォーマットの撮像範囲 •[撮像範囲設定]で[DX(24 × 16)1.
動画ライブビュー時の静止画撮影 カスタムメニュー g4[シャッターボタンの機能] (0 358) が[静止画撮影]の場合、動画ライブビュー中にシャッター がきれるまでシャッターボタンを全押しし続けると、動画 と同じ撮像範囲の静止画(0 56)を撮影します。 • 動画撮影中の場合、動画撮影は終了し、そこまでの動画を記録します。 • 画質モードは、撮影メニュー[画質モード](0 79)で設定した内容 になります。 • 動画ライブビュー中の静止画撮影の露出は液晶モニターでは確認で きません。露出モード e、f、g での撮影をおすすめします。露出モー ド h で撮影する場合は、静止画ライブビュー(0 33)で適正露出に合 わせたあと静止画ライブビューを終了し、動画ライブビューを開始し て撮像範囲を確認してから撮影してください。 ❚❚ 動画ライブビュー時に撮影できる静止画の 画像サイズ 動画ライブビュー時に撮影できる静止画の画像サイズは、次の通りです。 プリント時の大きさ 撮像範囲 画像サイズ L (6720 × 3776 ピクセル) M(5040 × 2832 ピクセル) フォーマット S (3360 × 18
A 動画撮影について • 使用しているメモリーカードの書き込み速度によっては、最長記録時間 (0 61)に満たないで撮影が自動的に終了する場合があります。 • 動画撮影時は、AF エリアモードが顔認識 AF の場合に認識できる人数が少なく なります。 • 0(動画記録禁止)マーク(0 54)が表示されているときは、動画撮影でき ません。 • 1 つの動画ファイルで記録可能な最大ファイルサイズは 4GB です。 • 動画ライブビュー時は、内蔵フラッシュと別売のスピードライト(0 425)は 発光しません。 • 露出モード e、f で画像が明るくなりすぎたり、暗くなりすぎたりする場合は、 ライブビューを終了してからもう一度動画ライブビューを開始するか、露出 モードを g にして、絞りの調整を行ってください。 • 各露出モードで動画ライブビュー時に設定できる機能は、次の通りです。 絞り値 シャッター スピード ISO 感度 (0 64) 露出補正 測光※ 1 ー ー ー ○ ○ e、f ○ ー ー ○ ○ g ○ ○※ 2 ○ ー ○ h ※ 1 スポット測光は設定できません。 ※ 2 露出モード h
D 動画撮影時のご注意 • 動画撮影中の液晶モニターの表示に、次のような現象が発生する場合がありま す。これらの現象は撮影した動画にも記録されます。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が発 生する(0 366) - 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む - カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む - ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する - 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーション などの点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯 が発生する - パワー絞り作動中(0 355)、画面にちらつきが発生する • 動画ライブビュー時に、X ボタンで画面を拡大した場合(0 36)、ノイズ(ざ らつき、むら、すじ)、色の変化が発生しやすくなります。 • 次のような場合は、動画撮影は自動的に終了します。 - 最長記録時間に達したとき - メモリーカードの残量がなくなったとき • 動画撮影時、太陽など強い光源にカメラを向けないでください。内部の部品が 破損するおそれがあります。 • 次のような場合は、動作音が録音される
A 関連ページ • 動画撮影時のオートフォーカスについてのご注意→「静止画ライブビューまた は動画ライブビュー撮影時のオートフォーカスについてのご注意」(0 39) • レンズのフォーカスリングを使って(マニュアルフォーカスで)ピントを合わ せる→「マニュアルフォーカスで撮影する」(0 40) • 動画を記録するときの画像サイズとフレームレート、画質、音声、記録先など を設定する→ C[動画の設定](0 61) • マルチセレクターの中央ボタンを押して、画面中央にフォーカスポイントを移 動したり、拡大表示に切り換えられるようにする → A f2[中央ボタンの機 能](0 333) (0 350) • a ボタンの動作を制限する → A f14[ライブビューボタンの設定] • 動画ライブビュー時の Fn ボタン、Pv ボタン、AAE/AF ロックボタン、シャッ ターボタンの機能を設定する → A g1[Fn ボタンの機能](0 355)、A g2 [プレビューボタンの機能](0 356)、A g3[AE/AF ロックボタンの機能] (0 357)、A g4[シャッターボタンの機能](0 358) • AAE/A
動画の設定 撮影メニューの[動画の設定]では、動画を記録するときの画像サイズ とフレームレート、画質、音声、記録先などを設定できます。 ❚❚ 画像サイズ / フレームレート、動画の画質 [画像サイズ / フレームレート]では、動画を記録するときの画像サイズ (ピクセル)とフレームレートを設定します。 [動画の画質]では、動画 の画質を高画質と標準から選べます。それぞれの設定時の最大ビット レートと最長記録時間は次の通りです。 画像サイズ (ピクセル)/ フレームレート※ 1 y /y z /z 1/1 2/2 3/3 4/4 5/5 ※1 1920 × 1080 60p 1920 × 1080 50p 最大ビットレート 最長記録時間 ([動画の画質]※ 2: ([動画の画質]※ 2: ★高画質 / 標準) ★高画質 / 標準) 42Mbps/24Mbps 10 分 /20 分 24Mbps/12Mbps 20 分 /29 分 59 秒 1920 × 1080 30p 1920 × 1080 25p 1920 × 1080 24p 1280 × 720 60p 1280 × 720
❚❚ マイク感度 内蔵マイクまたは別売のステレオマイクロホン(0 438)の感度の程度 を設定します。 マイク感度 オート(A) カメラが自動的にマイク感度を調整します。 マイク感度を手動調整します。 [1]∼[20]の調整ができま マイク感度 す。数字が大きいほど感度が高 マニュアル く、小さいほど低くなります。 録音しない 音声は記録しません。 A 別売のステレオマイクロホンについて 別売のステレオマイクロホンを外部マイク入力端子に接続すると、動画撮影中 にオートフォーカスでピント合わせをしたときに生じるレンズの動作音などが 録音されるのを低減できます(0 438)。 A 音声が記録されていない動画の表示に ついて 撮影メニュー[動画の設定]の[マイク感度]を [録音しない]にして撮影した動画の場合、1 コマ 表示モード時と再生中に 2(音声なしマーク)が 表示されます。 62
❚❚ 録音帯域 内蔵マイクまたは別売のステレオマイクロホン(0 438)の周波数特性 を設定します。 低音域から高音域まで録音します。楽器演奏や街のざわめき S 広帯域 T 音声帯域 主に人の声を録音したいときに適しています。 の録音など、幅広いシーンに適しています。 ❚❚ 風切り音低減 [する]を選ぶと、ローカットフィルター機能により、内蔵マイクに吹 き付ける風の音を抑えて記録できます。ただし、風切り音以外の音も聞 こえにくくなることがあります。 • 別売のステレオマイクロホンをお使いの場合は、カメラ側で[風切り 音低減]を[する]に設定しても風切り音は低減されません。ステレ オマイクロホン側で設定してください。 ❚❚ 動画記録先 メモリーカードを 2 枚使用している場合に動 画を記録するスロットを設定します。 • それぞれのカードで動画を記録できる残り 時間が表示されます。 • 選んだ動画記録先のメモリーカードの残量 がなくなると、撮影は自動的に終了します。 • 動画ライブビュー時に撮影した静止画(0 57)は、撮影メニューの [主スロットの選択](0 85)で選んだスロットに記録されます。
❚❚ 動画 ISO 感度設定 動画撮影時の ISO感度に関する設定をします。 M モード時の ISO 感度設定 露出モード h での動画撮影時の ISO 感度(64 ∼ Hi 2)を設定で きます。 [する]を選ぶと、露出モードが h のときもカメラが自動的に M モード時の 感度自動制御 動画撮影時の ISO 感度を変更します。[しない]を選ぶと、露 出モードが h のときに、[M モード時の ISO 感度設定]で設定 した ISO 感度に固定されます。 • 露出モードがh以外の場合は常に感度自動制御が動作します。 制御上限感度 • 感度自動制御するときに ISO 感度が高くなりすぎないよう に、上限感度(200 ∼ Hi 2)を設定できます。 • 露出モードが e、f、または g の場合と、露出モード h で[M モード時の感度自動制御]が[する]の場合は、ここで設 定した感度が自動制御の上限になります。 A 感度自動制御についてのご注意 • ISO 感度が上がると、被写体によっては、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が 発生することがあります。 • ISO 感度が上がると、ピントが合いにく
動画の再生 1 コマ表示モード(0 227)で 1 マークが表示されている画像が動画で す。マルチセレクターの中央ボタンを押して動画を再生します(プログ レスバーで再生中の位置の目安を確認できます) 。 1 マーク 再生時間 / 記録時間 記録時間 プログレスバー 操作ガイド 音量設定 ❚❚ 動画再生中の操作方法 一時停止する 再生を再開する マルチセレクターの 3 を押すと、一時停止 します。 一時停止中または早送り / 巻き戻し中に中 央ボタンを押すと、動画再生を再開します。 65
• 動画の再生中に 4 を押すと巻き 戻し、2 を押すと 早送りします。同じ方向のボタンを押す ごとに、巻き戻し / 早送りの速度が 2 倍、4 巻き戻しする / 早送りする • 倍、8 倍、16 倍に切り替わります。 4 を押し続けると、最初のコマに移動し、 2 を押し続けると、最後のコマに移動し ます。 • 先頭フレームには h アイコンが、最 終フレームには i アイコンが、画面右上に表示されます。 • 一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ 戻し / コマ送りします。 • 4 または 2 を押し続けると連続でコマ戻 コマ戻しする / コマ送りする し / コマ送りします。 10 秒進める / 10 秒戻す メインコマンドダイヤルを 1 クリック回す と、10 秒前または後に移動します。 動画撮影時に設定したインデックスマーク インデックス マークに移動する に移動するには、サブコマンドダイヤルを回 します。サブコマンドダイヤルを回すと、前 後のインデックスマークに移動します。 先頭フレームに 移動する / 最終 動画にインデックスマークがない場合にサ ブコマンドダイヤルを回
A インデックスマーク インデックスマークが設定された動画(0 51)の 場合、1 コマ表示画面に p マークが表示されます。 67
動画の編集 撮影した動画を編集できます。 9 4 始点 / 終点の設定 選択フレームの保存 動画の前半、後半、または前後両端を切り取って、選 択した範囲だけを残します。 選択した 1 フレームを切り出して、JPEG 画像として保 存します。 動画の必要な部分を残す 1 1コマ表示モード(0 227)で編集したい動画を表示する 2 切り取りたい位置で動画を一時停止 する • マルチセレクターの中央ボタンを押す と、動画が再生されます。再生中にマル チセレクターの 3を押すと、一時停止し ます。 • プログレスバーで再生中の位置の目安を プログレスバー 確認できます。 • 4 または 2、メインコマンドダイヤル、サブコマンドダイヤルで 再生中の位置を調整できます。 68
3[始点 /終点の設定]を選ぶ • b ボタンを押して、 [始点 / 終点の設定] を選んで 2 を押します。 b ボタン 4 始点または終点を選ぶ •[始点]を選んで J ボタンを押すと、 選んだ始点より後ろの部分が残ります。 始点 •[終点]を選んで J ボタンを押すと、選んだ終点より前の部分が 残ります。 終点 69
5 手順 4で選んだ始点、または手順4 で選んだ終点の位置を調整する • 4 または 2 を押して、切り取りたい位 置を調整します。 • メインコマンドダイヤルを 1 クリック回 すと、10 秒前または後に移動します。 • サブコマンドダイヤルを回すと、先頭フレームまたは最終フレー ムに移動します。 • 動画撮影時にインデックスマークを設定した場合(0 51)は、 サブコマンドダイヤルを回すと、前後のインデックスマークに移 動します。 6 1を押して決定する 7 保存する動画を確認する •[プレビュー]を選んで J ボタンを押 すと、編集後の動画のプレビューが再 生されます(プレビューを終了するに は 1 を押します)。 •[キャンセル]を選んで J ボタンを押す と、手順 5 の画面に戻ります。 8 動画ファイルの保存方法を選ぶ •[新規保存]を選ぶと、編集前の動画と は別に、新しい動画として保存します。 [上書き保存]を選ぶと、編集前の画像 が上書きされます。 9 動画ファイルを保存する • J ボタンを押して決定します。 70
D 動画編集時のご注意 • メモリーカードに充分な空き容量がない場合、動画編集できません。 •[始点 / 終点の設定]では、2 秒未満の動画は編集できません。 • 動画編集で作成した動画の日時情報は、撮影時の日時になります。 A 動画の前後を切り取るには 手順 5 の画面で、L(Z/Q)ボタンを押すと、w(始点)または x(終点)を 切り換えられ、一度の操作で動画の前後を切り取ることができます。 L(Z/Q)ボタン A 画像編集メニュー[動画編集] 動画編集は、メニュー操作でも行えます(0 380) 。 71
動画の 1 フレームを JPEG 画像として保存する 1 編集したい部分で動画を一時停止 する • 動画の再生中にマルチセレクターの 3 を押すと、一時停止します。 2[選択フレームの保存]を選ぶ • b ボタンを押して、[選択フレームの保 存]を選んで 2 を押します。 b ボタン 3 JPEG画像として保存したいフレーム を決める • 保存したいフレームを選んで 1 を押し ます。 72
4 JPEG 画像を作成する •[はい]を選んで J ボタンを押すと、 JPEG の画像として保存します。 A[選択フレームの保存]で作成した画像について • 画質モード[FINE] (0 79)の JPEG 画像を作成します。 • 画像編集はできません。 • 再生時の画像情報(0 230)で表示されない項目があります。 73
画像の記録 撮像範囲を変更する 撮像範囲を切り換えて撮影できます。 ❚❚ 撮像範囲設定 このカメラで設定できる撮像範囲は次の通りです。撮像範囲は、撮影メ ニューの[撮像範囲]の[撮像範囲設定]で設定するか(0 76) 、Fn ボ タンとコマンドダイヤルで設定します(0 77)。 35mm 判 カ メ ラ に 準 じ た 画 角 の FX フ ォ ー マ ッ ト c FX (36 × 24) 1.0 × (35.9 × 24.0 mm)で画像を記録します。35mm 判 (FX フォーマット) Z 1.2 × (30 × 20) 1.2 × カメラ用のニッコールレンズを装着して撮影すると きに設定します。 30.0 × 19.9 mm で画像を記録します。レンズに表記 されている焦点距離の約 1.2 倍のレンズに相当する 画角になります。 a DX (24 × 16) 1.5 × (DX フォーマット) b 5:4 (30 × 24) FX (36 × 24) 1.0 × DX フォーマット(23.4 × 15.6 mm)で画像を記録 します。レンズに表記されている焦点距離の約 1.
❚❚ DX 自動切り換え 撮影メニュー[撮像範囲]の[DX 自動切り換え]では、DX レンズを装着 (DX フォーマット) したときに自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×] に切り換えるかどうかを設定できます。 する しない DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×]に切り換えます。 自動的に切り換えません。 D「ケラレ」について DX レンズは通常の 35mm 判カメラ用レンズに比べ、イメージサークルが小さく なっています。このため、DX レンズを装着して[DX 自動切り換え]を[しな い]に設定して[撮像範囲設定]を[FX (36 × 24) 1.0 ×]や[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]、[5:4 (30 × 24)]にして撮影すると、画面周辺部が黒くなること があります。これを「ケラレ」といいます。ファインダー上ではケラレがない ように見えても、撮影した画像を再生すると周辺部が暗くなっていることや、 充分な解像度が得られないことがあります。 A ファインダーの表示について 撮像範囲が[1.
❚❚ 撮影メニューの[撮像範囲]で設定する場合 1 撮影メニューの[撮像範囲]を選ん でマルチセレクターの 2 を押す 2[撮像範囲設定]を選ぶ •[撮像範囲設定]を選んで 2 を押すと、 [撮像範囲設定]画面が表示されます。 3 設定したい撮像範囲を選ぶ • 設定したい撮像範囲を選んで、J ボタ ンを押します。 • 設定に応じた撮像範囲がファインダー 内で確認できます(0 75)。 76
❚❚ Fn ボタンとコマンドダイヤルで設定する場合 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]の[コマンドダ イヤル併用時の動作](0 340)を[撮像範囲選択]に設 定する • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、撮像範囲の 選択機能が割り当てられます。 2 Fnボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルまたはサ ブコマンドダイヤルを回す Fn ボタン メインコマンドダイヤル • 設定に応じた撮影範囲がファインダー内で確認できます (0 75) 。 • Fn ボタンを押すと、表示パネルやファ インダー内表示、インフォ画面で撮像 範囲の設定を確認できます。 撮像範囲 表示 FX (36 × 24) 1.0 ×(FX フォーマット) 1.2 × (30 × 20) 1.2 × DX (24 × 16) 1.
D 撮像範囲の切り換えについて 撮像範囲の[DX 自動切り換え]を[する](0 75)に設定して DX レンズを装 着している場合、Fn ボタンでは撮像範囲は切り換えられません。 A 撮像範囲の表示について 撮像範囲は、インフォ画面に表示されます。 A 撮像範囲を変更したときの画像サイズについて 同じ画像サイズに設定した場合でも、 [撮像範囲]の設定によって、撮影画像の ピクセル数が変化します。 A 関連ページ •「動画ライブビュー時の撮像範囲」(0 56) (0 341) Pv ボタンで撮像範囲を切り換える → A f5[プレビューボタンの機能] AAE/AFロックボタンで撮像範囲を切り換える → A f6[AE/AFロックボタン の機能](0 342) • 動画撮影ボタンで撮像範囲を切り換える → A f13[動画撮影ボタンの機能] (0 349) •「記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数」(0 485) • • 78
画質モードを変更する ❚❚ 画質モードについて 画像を記録する際の画質モードを選びます。 画質モード ファイル形式 内容 撮像素子の生データを未現像の状態で記録し RAW NEF ます。撮影時に設定したホワイトバランスや コントラストなどを、撮影後に変更できます。 TIFF(RGB) FINE 高 NORMAL 画質 TIFF (RGB) 画像を 8 ビット非圧縮の TIFF-RGB 形式で記録 します。多くの画像アプリケーションで使用 できます。 画像データを約1/4に圧縮して記録します(サ イズ優先時)。 JPEG BASIC 低 RAW + FINE RAW + NORMAL NEF + JPEG RAW + BASIC 画像データを約1/8に圧縮して記録します(サ イズ優先時)。 画像データを約 1/16 に圧縮して記録します (サイズ優先時)。 RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同時に 記録します。 RAW と JPEG(NORMAL)の 2 種類の画像を 同時に記録します。 RAW と JPEG(BASIC)の 2 種類の画像を同時 に記録しま
❚❚ 画質モードの設定方法 T ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • 画質モードは、表示パネルに表示されます。 T ボタン メインコマンド 表示パネル ダイヤル A[画質モード]について 画質モードは撮影メニュー(0 280)でも設定できます。 A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • 画質モード[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC]で撮影 したとき、カメラでは JPEG 画像のみを再生します。メモリーカードを 1 枚使 用している場合、JPEG 画像と同時記録された RAW 画像はパソコンでのみ再生 できます。 • メモリーカードを 1 枚使用している場合や、メモリーカードを 2 枚使用していても [副スロットの機能] (0 85)が[順次記録]または[バックアップ記録]の場合、 RAW 画像と同時記録された JPEG 画像をカメラ上で削除すると、RAW 画像も削除 されます。 •[副スロットの機能]を[RAW+JPEG 分割記録]に設定してメモリーカード [主スロットの選択](0 85)で選んだ主スロット を 2
❚❚ JPEG 画像の圧縮方式を選ぶ 撮影メニュー[JPEG/TIFF 記録]で[JPEG 圧縮]を選んで、画質モー ドが JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、JPEG(BASIC)の画像を記録 するときの圧縮方式を設定します。 O P サイズ優先 画質優先 ファイルサイズがほぼ一定になるように圧縮します。 画質の劣化を抑えて圧縮します。画像によってファイルサ イズは異なります。 ❚❚ RAW 画像の圧縮方式を選ぶ 撮影メニュー[RAW 記録]で[RAW 圧縮]を選んで、RAW 画像の記録 時の圧縮方式を設定します。 N O ロスレス 圧縮 RAW 圧縮 RAW 非圧縮 RAW 可逆圧縮します(データを完全に復元できます)。 [非圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約60∼80%になります。 記録した画像は[非圧縮 RAW]と同等の画質になります。 非可逆圧縮します(データは完全には復元できません)。 [非 圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 45 ∼ 65% になり ます。非可逆圧縮ですが、記録した画像は[非圧縮 RAW] とほぼ同等の画質になります。 圧縮しないため
画像サイズを変更する JPEG 画像と TIFF 画像の場合、画像のサイズ(大きさ)を[サイズ L]、[サ イズ M]、[サイズ S]のいずれかに設定できます。RAW 画像の場合は[サ イズ L]または[サイズ S]に設定できます。画像サイズは撮像範囲との組 み合わせで変わります(0 74)。 撮像範囲 画像サイズ L (7360 × 4912 ピクセル) M(5520 × 3680 ピクセル) S (3680 × 2456 ピクセル) L (6144 × 4080 ピクセル) 1.2 × (30 × 20) M(4608 × 3056 ピクセル) 1.2 × S (3072 × 2040 ピクセル) L (4800 × 3200 ピクセル) DX (24 × 16) M(3600 × 2400 ピクセル) 1.5 × S (2400 × 1600 ピクセル) L (6144 × 4912 ピクセル) 5:4 (30 × 24) M(4608 × 3680 ピクセル) S (3072 × 2456 ピクセル) FX (36 × 24) 1.
❚❚ JPEG 画像と TIFF 画像の画像サイズの設定方法 T ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • JPEG 画像と TIFF 画像の画像サイズは、表示パネルに表示されます。 T ボタン サブコマンド 表示パネル ダイヤル A[JPEG/TIFF 記録]の[画像サイズ]について [JPEG/TIFF 記 JPEG 画像と TIFF 画像の画像サイズは、撮影メニュー(0 280) 録]の[画像サイズ]でも設定できます。 83
❚❚ RAW 画像の画像サイズの設定方法 撮影メニュー[RAW 記録]で[画像サイズ] を選ぶと、RAW 画像を記録するときの画像サ イズを[サイズ L]または[サイズ S]に設定 できます。 •[サイズS]で撮影した画像のファイルサイズ は、[サイズ L]のときの約 1/2 になります。 •[サイズ S]を選ぶと、表示パネルにアスタ リスク(U)が表示されます。 表示パネル A RAW 画像の画像サイズについて • T ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせでは、RAW 画像の画像サイズ は選べません。 • 画像サイズが[サイズ S]の場合、[RAW 記録]の[RAW 圧縮](0 81)は [記録ビットモード] (0 81)は[12 ビット記録]に固定 [非圧縮 RAW]に、 されます。 •[サイズ S]で撮影した RAW 画像は、画像編集メニュー(0 380)で編集でき ません。 84
2枚のメモリーカードに記録する (主スロットの選択、副スロットの機能) このカメラは、SD カードと CF カードを同時に使うことができます。こ のとき、優先的に使うスロット(主スロット)を選んだり、もう一方の スロット(副スロット)の機能を設定できます。 ❚❚ 優先的に使うスロットを決める 撮影メニュー[主スロットの選択]を選んで、撮影時や再生時に優先的 に使うスロットを設定します。 SD スロット CF スロット SD カードを優先的に使うときに選びます。 CF カードを優先的に使うときに選びます。 ❚❚ 副スロットの機能 撮影メニュー[副スロットの機能]を選んで、副スロットへの記録方法 を設定します。 主スロットから優先的に記録し、空き容量がなくなった P 順次記録 Q バックアップ バックアップ用として同じ画像を主スロット、副スロット 記録 に記録します。 ら、記録先を副スロットに変更します。 •[画質モード]が[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL]、 R RAW+JPEG 分割記録 または[RAW + BASIC]の場合、主スロットに RAW 画 像、副スロ
フォーカス オートフォーカスで撮影する フォーカスモードセレクターを AF に合わせ ると、オートフォーカスになります。ここで は、ファインダーを見ながら撮影するとき の、オートフォーカスでのピントの合わせ方 について説明しています。 フォーカスモード セレクター AF モードを変更する 静止している被写体の撮影に適しています。シャッ AF-S シングル AF サーボ ターボタンを半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。 • 初 期 設定 は ピ ン ト が合 う と シ ャッ タ ー が き れる フォーカス優先モードです(0 297)。 ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯し てもフォーカスロックはされず、シャッターをきるま でピントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動 AF-C きのある被写体の撮影に適しています。シャッターボ コンティニュアス タンの半押しを続けると、被写体が動いている場合に AF サーボ は予測駆動フォーカス(0 87)に切り替わり、被写 体の動きに合わせてピントを追い続けます。 • 初期設定ではピントの状態に関係なく、いつでも
❚❚ AF モードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • AF モードは、表示パネルとファインダー内表示に表示されます。 AF モードボタン メインコマンド ダイヤル A B ボタンについて B ボタン B ボタンを押すと、カメラが自動的に被写体 にピントを合わせます。 A 予測駆動フォーカスについて ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のときに、シャッターボタンを半押し するか、B ボタンを押してピントを合わせる場合、被写体が近づいてきたり 遠ざかっていくのをカメラが認識すると、自動的に予測駆動フォーカスに切り 替わります。予測駆動フォーカスが作動すると、シャッターがきれる時点での 到達位置を予測しながらピントを合わせ続けます。 87
A 関連ページ • • (0 297) AF-Cをフォーカス優先モードにする → A a1[AF-Cモード時の優先] (0 297) AF-S をレリーズ優先モードにする → A a2[AF-S モード時の優先] • シャッターボタン半押しでオートフォーカスが作動しないようにする → A a4[半押し AF レンズ駆動](0 298) • AF モードを[AF-S]または[AF-C]に固定する → A a12[AF モードの制 限] (0 304) • サブコマンドダイヤルで AF モードを切り換えられるようにする → A f9[コ マンドダイヤルの設定]の[メインとサブの入れ換え](0 344) • ライブビュー / 動画撮影時の AF モードを設定する →「AF モードを変更する」 (0 37) 88
AF エリアモードを変更する AF エリアモード シングル ポイント AF 内容 フォーカスポイントを自分で選べます(0 93)。選んだフォー カスポイントだけを使ってピント合わせをします。静止して いる被写体の撮影に適しています。 AF モードの AF-C(0 86)との組み合わせで、撮影者が選ん ダイナミック AF・ だ 1 つのフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、 周辺のフォーカスポイントからのピント情報を利用してピン 9点 トを合わせます。 • ダイナミック AF・9 点:構図を決めて撮影するときや、被 ダイナミック AF・ 21 点 写体の動く方向が予測でき、フォーカスポイントで被写体 を捉えやすい撮影に適しています(例:陸上競技やモーター スポーツ)。 • ダイナミック AF・21 点:動きがランダムで予測しにくい被 写体の撮影に適しています(例:フィールドスポーツ)。 ダイナミック AF・ • ダイナミック AF・51 点:被写体の動きが速く、選んだフォー 51 点 カスポイントで被写体を捉えにくい場合の撮影に適してい ます(例:野鳥撮影)。 AF モードの AF-C(0
AF エリアモード 内容 撮影者が選んだフォーカスポイント(グループ)を使ってピ ント合わせをします。広い範囲で被写体を捉えるため、誤っ グループエリア AF て背景にピントが合ってしまうことが起こりにくくなりま す。1 つのフォーカスポイントでは捉えにくい被写体を撮影す る場合に適しています。 • AF モードが AF-S のときは、人物の顔を認識します。その場 合は、認識した顔を優先してピントを合わせます。 カメラが自動的に全ての フォーカスポイントから被写 体を判別してピントを合わせ ます。また、人物の顔を認識し た場合は優先してピントを合 オートエリア AF わせます。 • AF モードが AF-S のときは、 ピントが合ったフォーカスポイント全てを約 1 秒間表示し ます。AF-C のときは、ピントが合ったフォーカスポイント 全てを一瞬表示してから、主に使用するフォーカスポイン ト 1 点を表示します。 A 3D- トラッキングについて 3D- トラッキングでは、半押ししていったんピントが合った時点で、選んだ フォーカスポイント周辺の色を記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色 と似
❚❚ AF エリアモードの変更方法 AFモードボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す • AF エリアモードは、表示パネルと ファインダー内に表示されます。 AF モードボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル ファインダー内表示 A AF エリアモードの表示について 表示パネルおよびファインダー内表示の各 AF エリアモードの表示は次のように なります。 AF エリアモード 表示パネル ファインダー内表示 シングルポイント AF ダイナミック AF・9 点※ ダイナミック AF・21 点※ ダイナミック AF・51 点※ 3D- トラッキング グループエリア AF オートエリア AF ※ 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 ピント情報として利用する周辺のフォーカスポイントの数を選択できます。 91
A 関連ページ • AF ロックオンを解除する → A a3[AF ロックオン](0 298) • ダイナミックAF時やグループエリアAF時のフォーカスポイントの見え方を変 える → A a5[フォーカスポイント表示](0 299) • 使用する AF エリアモードを限定する → A a11[AF エリアモードの限定] (0 304) • メインコマンドダイヤルで AF エリアモードを切り換えられるようにする → A f9[コマンドダイヤルの設定]の[メインとサブの入れ換え](0 344) • ライブビュー / 動画撮影時の AF エリアモードを設定する →「AF エリアモード を変更する」 (0 38) 92
フォーカスポイントを自分で選ぶ このカメラには、51 カ所のフォーカスポイント(自動でピント合わせを 行う領域)があります。フォーカスポイントを自分で選ぶことで、構図 を自由に変えられます。 1 フォーカスポイントロックレバーの ロックを解除する • フォーカスポイントロックレバーを回 して・に合わせ、ロックを解除する と、マルチセレクターでフォーカスポ イントを選べるようになります。 フォーカスポイント ロックレバー 2 半押しタイマーがオンのときに、 ファインダーをのぞきながらマルチ セレクターでフォーカスポイントを 選ぶ • ファインダー内で、フォーカスポイント が移動します。 • マルチセレクターの中央ボタンを押す と、中央部のフォーカスポイントが選 ばれます。 • フォーカスポイントロックレバーを L の位置に回すと、フォーカスポイント をロック(固定)します。 93
D オートエリア AF モードについて AF エリアモードがオートエリア AF の場合、フォーカスポイントをカメラが自動 的に決めるため、自分ではフォーカスポイントを選べません。 A 関連ページ • フォーカスポイントの点灯に関する設定を変更する → イント表示] (0 299) • フォーカスポイントの照明方法を変更する → A a5[フォーカスポ A a6[フォーカスポイント照 明](0 300) • フォーカスポイントの選択を循環方式にする → 循環選択](0 300) A a7[フォーカスポイント • マルチセレクターで選べるフォーカスポイントの数を変更する → 点数切り換え](0 301) A a8[AF • カメラの縦位置と横位置で個別にフォーカスポイントや AF エリアモードを設 定する → A a9[縦 / 横位置フォーカス切換](0 302) [中央 • マルチセレクターの中央ボタンを押したときの機能を変更する → A f2 ボタンの機能](0 333) 94
フォーカスロックしてピントを固定する ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入らな いときや、オートフォーカスが苦手な被写体(0 97)を撮影するとき には、次の手順でピントを固定(フォーカスロック)して撮影してくだ さい。フォーカスロックを行う前に、AF エリアモード(0 89)をオー トエリア AF 以外に設定することをおすすめします。 1 ピントを合わせたい被写 体にフォーカスポイント を重ね、シャッターボタ ンを半押しする • ピントが合うと、ファイン ダー内のピント表示(●) が点灯します。 2 ピントを固定する AF モード(0 86)が AF-C のとき シャッターボタン シャッターボタンを半押ししたまま (q)、AAE/AF ロックボタンを押すと (w)、ピントが固定されます。AAE/ AF ロックボタンを押している間は、 シャッターボタンから指を放しても、 ピントと露出が固定されます。 • AAE/AF ロックボタンを押している 間、ファインダー内には AE-L マーク が点灯します。 AAE/AF ロックボタン AF モードが AF-S のとき シャッター
3 フォーカスロックを行っ たままで構図を変え、 シャッターボタンを全押 しして撮影する • 被写体との距離は変えない でください。フォーカス ロック後に被写体との距離が変化した場合は、いったんフォーカ スロックを解除し、ピントを合わせ直してください。 A シャッターボタンの半押しで露出を固定するには カスタムメニュー c1[半押し AE ロック]を[する]に設定すると、シャッター ボタンの半押しで露出を固定できます(0 308)。 A ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは • シャッターボタンの半押しでフォーカスロックした場合は、シャッターをきっ た後、シャッターボタンを半押しの状態に戻し、そのままもう一度シャッター ボタンを全押ししてください。 • AAE/AF ロックボタンを押してフォーカスロックを行った場合は、AAE/AF ロックボタンを押したままもう一度シャッターボタンを全押ししてください。 A B ボタンを使ったフォーカスロックについて • シャッターボタンの代わりに B ボタンを押してピントを合わせることもで 。 きます(0 87) • ファインダー撮影時にカスタムメニュー a4[
A オートフォーカスの苦手な被写体について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができず、シャッ ターがきれないことや、ピントが合わなくてもピント表示(●)が点灯し、シャッ ターがきれることがあります。このような場合は、マニュアルフォーカス (0 98)でピントを合わせるか、フォーカスロック(0 95)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきりしない場合 (白壁や背景と同色の服を着ている人物など) フォーカスポイント内に遠くのものと近くのものが混 在する被写体 (オリの中の動物など) 連続した繰り返しパターンの被写体 (ビルの窓やブラインドなど) 被写体の明暗差が極端に異なる場合 (太陽を背景にした日陰の人物など) 背景に対して被写体が小さい場合 (遠くの建物を背景に近くの人物を撮影する場合など) 絵柄が細かい場合 (一面の花畑など) 97
マニュアルフォーカスで撮影する 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わせ るときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの設定 は次の通りです。 • AF レンズを使用している場合: カメラのフォーカスモードセレクターを M にしてください。レンズにフォーカスモード 切り換えスイッチがある場合は、レンズ側の フォーカスモードも M にしてください。 AF-S レンズを使用している場合は、レンズ のフォーカスモード切り換えスイッチを M にしてください。カメラのフォーカスモード フォーカスモード セレクター セレクターを切り換える必要はありません。 • マニュアルフォーカスレンズを使用する場合:カメラのフォーカス モードセレクターを M にしてください。 ピントは、レンズのフォーカスリングを回し て、ファインダー内のメインの被写体がはっ きり見えるように合わせます。 D AF-S レンズ以外の AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合のご 注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモー ドセレクターを M にしてください。フォーカ
❚❚ フォーカスエイドによるピント合わせ マニュアルフォーカスで撮影するときは、 ファインダー内のピント表示(●)でピント が合っているかどうかを確認できます。ピン トが合っているかどうかの基準となる フォーカスポイントは 51 カ所から選べます。 • ピントが合うとピント表示(●)が表示さ れます(0 28) 。 • オートフォーカスの苦手な被写体(0 97)では、ピントが合っていな くてもピント表示(●)が点灯することがありますので、ファイン ダースクリーンの像でピントが合っていることを確認してください。 • 別売の AF-S/AF-I テレコンバーターを装着した場合のフォーカスエイ ドが可能なフォーカスポイントについては、「AF-S/AF-I テレコンバー ター使用時のフォーカスポイントについて」 (0 420)をご覧ください。 A 距離基準マークについて 距離基準マーク E は撮影距離の基準となる マークで、カメラ内の撮像面の位置を示しま す。マニュアルフォーカスや接写などでカメ 46.
レリーズモード 1コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、 レリーズモードを変更する レリーズモードダイヤルロックボタンを押 しながら、レリーズモードダイヤルを回す と、シャッターをきる(レリーズする)とき の動作を設定できます。 レリーズモード S 1 コマ撮影 T 内容 シャッターボタンを全押しするたびに 1 コマずつ撮影します。 シャッターボタンを全押ししている間、カスタムメニュー d2 [低速連続撮影速度](0 311)で設定した速度で連続撮影しま 低速連続撮影 す(0 102) 。 U 高速連続撮影 シャッターボタンを全押ししている間、0 102 に記載されてい る速度で連続撮影します。動きのある被写体などに使用すると 便利です。 1 コマ撮影時より静かに撮影したい場合に適しています。静音撮 影では、シャッターボタンを全押ししている間はミラーダウン J 静音撮影 100 しません。シャッターボタンを半押し状態に戻すとミラーダウ ンするため、ミラーダウン音のタイミングを遅らせることがで きます。また、 ミラーダウンする音も 1 コマ撮影に比べ静かです。 • 静音撮影時には、カスタムメニ
レリーズモード 内容 M シャッターボタンを全押ししている間、連続静音撮影します 。 静音連続撮影 (0 102) E セルフタイマー セルフタイマー撮影ができます(0 104)。 撮影 V カメラ本体のミラーアップを行い、撮影時にミラーアップの振 ミラーアップ 動によるブレを防ぐことができます(0 106)。超望遠撮影時や 接写撮影時に効果的です。 撮影 101
連続撮影速度について このカメラは、撮像範囲(0 74)の設定や電源の種類で連続撮影速度 が変わります。次の表は、AF モードが AF-C、露出モード f または h、 1/250 秒以上の高速シャッタースピードで、その他が初期設定のときの 値です。 電源 撮像サイズ FX、5:4 本体のみ(EN-EL15) 1.2 ×、DX FX、5:4 本体のみ (パワーコネクター EP-5B と 1.2 × AC アダプター EH-5b) DX FX、5:4 MB-D12 装着時(EN-EL15) 1.2 ×、DX MB-D12 装着時 (EN-EL18) MB-D12 装着時 (単 3 形電池) U T※ 最大約 5 コマ / 秒 最大約 6 コマ / 秒 最大約 5 コマ / 秒 最大約 6 コマ / 秒 最大約 7 コマ / 秒 最大約 5 コマ / 秒 最大約 6 コマ / 秒 FX、5:4 最大約 5 コマ / 秒 1.2 × 最大約 6 コマ / 秒 DX 最大約 7 コマ / 秒 FX、5:4 最大約 5 コマ / 秒 1.
A 連続撮影可能コマ数について • シャッターボタンを半押しすると、連続撮影 可能コマ数が表示パネルとファインダー内に 表示されます。右図の場合、最低 58 コマ続け て撮影できることを示しています。 • 連続撮影は最大 100 コマまでできます。ただし、 「tAA」と表示されたとき、連続撮影速度が低 下します。 • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。撮影条件によって増 減することがあります。 D 連続撮影についてのご注意 • 内蔵フラッシュが上がっているとき(0 185)は、連続撮影できません。 • メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から 1 分間程度メモリー カードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中 にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだ けでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。 • メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源を OFF にすると、撮影された全て の画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。 • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影
セルフタイマーを使って撮影する(E) セルフタイマーによる撮影は記念写真など、撮影者自身も一緒に写りた いときなどに便利です。セルフタイマー撮影時は、三脚などを使ってカ メラを固定してください。 1 レリーズモードダイヤル を E(セルフタイマー撮 影)に合わせる • レリーズモードダイヤル ロックボタンを押しなが ら、E に合わせます。 レリーズモード ダイヤル 2 構図を決め、ピントを合わせる • AF モードが AF-S でピントが合ってい ないときなど、カメラのシャッターが きれない状態ではセルフタイマーは作 動しません。 3 セルフタイマー撮影を開 始する • シャッターボタンを全押し すると、セルフタイマーラ ンプが約 8 秒間点滅後、約 2 秒間点灯して合計で約 10 秒後に シャッターがきれます。 • レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタ イマーは解除されます。 104
A ファインダーから顔を離して撮影するときは ファインダーから顔を離して撮影するときは、 ファインダーから入った光が適正露出や画像に 影響を与えることを防ぐため、シャッターボタン を押す前にアイピースシャッターレバーを回し てアイピースシャッターを閉じることをおすす めします。 A セルフタイマー撮影時のフラッシュについて • フラッシュを使って撮影したいときは、撮影を開始する前にフラッシュロック 解除ボタンを押して内蔵フラッシュを上げ、ファインダー内表示の M(レ ディーライト)が点灯するまでお待ちください(0 185)。セルフタイマーの 作動中にフラッシュを上げると、撮影は中止されます。 • 内蔵フラッシュが発光するときは、カスタムメニュー c3[セルフタイマー] の[撮影コマ数](0 308)を 2 コマ以上に設定していても、連続撮影はでき ません。 A 関連ページ • セルフタイマーの作動時間、撮影コマ数、撮影間隔を設定する → ルフタイマー](0 308) • セルフタイマー撮影時の電子音を設定する → A c3[セ A d1[電子音設定](0 310) 105
ミラーアップ撮影する(V) ミラーアップ撮影すると、撮影時 にミラーアップの振動によるブ レを防ぐことができます。 • レリーズモードダイヤルロック ボタンを押しながら、レリーズ モードダイヤルを V(ミラー レリーズモード アップ撮影)に合わせます。 ダイヤル • シャッターボタンを半押しして ピントと露出を合わせた後、全押しするとミラーアップします。もう一 度シャッターボタンを全押しすると撮影できます。 D ミラーアップ中のご注意 • ファインダーで構図を確認できません。 • オートフォーカスと測光は使えません。 A ミラーアップ撮影について • ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに押してください。 • 撮影が終了すると、ミラーダウンします。 • 三脚の使用をおすすめします。 • ミラーアップしたまま約 30 秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。 A ミラーアップ撮影時の電子音について カスタムメニュー d1[電子音設定](0 310)の[音量]を[電子音なし]以 外に設定しているときは、ミラーアップ後のシャッターボタン全押しのときに 電子音が鳴ります。 A 関連ページ 電子先幕シャッ
ISO 感度 ISO感度を変更する 撮影時の周辺の明るさに応じて、光に対する感度(ISO 感度)を変更で きます。一般的に、ISO 感度を高くするほど、より高速のシャッタース ピードで撮影できます(同じ被写体を同じ絞り値で撮影する場合) 。ISO 感度は ISO 64 ∼ 12800 の間で 1/3 段ステップで設定できます。また、ISO 64 から約 0.3 段∼約 1 段の範囲での減感と、ISO 12800 から約 0.
A[ISO感度]について ISO 感度は撮影メニュー(0 280)の[ISO 感度設定]でも設定できます。また、 動画ライブビュー時の ISO 感度は撮影メニュー[動画の設定]の[動画 ISO 感度 。 設定]で設定できます(0 64) A ISO 感度を高く設定した場合 ISO 感度を高くするほど暗い場所での撮影や動いている被写体の撮影などに効 果的です。ただし、撮影した画像に多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発 生する場合があります。 A 高感度(Hi 0.3 ∼ Hi 2)に設定した場合 ISO 感度を[Hi 0.3]に設定すると、ISO 12800 に対して約 0.3 段分増感します (ISO 16000 相当)。[Hi 2]では約 2 段分の増感になります(ISO 51200 相当)。 これらの ISO 感度に設定したときは、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生し やすくなります。 A 低感度(Lo 0.3 ∼ Lo 1)に設定した場合 ISO 感度を[Lo 0.3]に設定すると、ISO 64 に対して約 0.
感度自動制御機能を使う 感度自動制御機能は、設定した ISO 感度で適正露出が得られない場合に、 カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 1 撮影メニューの[ISO感度設定]で [感度自動制御]を選んでマルチセ レクターの 2 を押す 2[する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを押すと、 カメラが自動的に ISO 感度を変更する ようになります。フラッシュ撮影時も、 フラッシュの光量が適正となるように 感度自動制御が機能します。 •[しない]を選ぶと、[ISO 感度]で設定した ISO 感度に固定され ます。 109
3 感度の制御方法を設定する • カメラが感度を自動的に制御する方法 を選びます。 制御上限感度 感度自動制御するときに ISO 感度が高くなりすぎないよう に、上限感度(80 ∼ Hi 2)を設定できます。 露出モード e または g で感度自動制御が働き始めるシャッ タースピードを1/4000∼30秒から設定できます。また、 [オー ト]に設定すると、レンズの焦点距離に応じてシャッタース ピードの低速限界をカメラが自動で設定します(CPU レンズ 装着時のみ)。たとえば、望遠レンズ使用時は手ブレが発生し やすくなるため、低速限界が自動的に高速側に設定され、ブ 低速限界設定 レを軽減できます。 •[オート]を選んで 2 を押すと、補正値の設定画面が表示さ れます。低速限界をカメラが自動で設定するときに、より • 高速側または低速側になるように調整できます。 ISO 感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても露出不足に なる場合は、適正露出を得るために、低速限界設定よりも さらにシャッタースピードが低速になります。 • J ボタンを押して設定します。 [感度自動制御]を[する]にすると、表示 パネル
A 感度自動制御の設定について S ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを 回すと、 [感度自動制御]を Z[する] または Y[しない]に設定できます(0 109)。 D 感度自動制御についてのご注意 • ISO 感度が高くなると、撮影した画像に多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が 発生する場合があります。 •[制御上限感度]で設定した ISO 感度よりも[ISO 感度] (0 107)で設定した ISO 感度が高い場合、[ISO 感度]で設定した ISO 感度を制御上限感度として撮 影します。 • フラッシュ撮影時のシャッタースピードはカスタムメニュー e1[フラッシュ 撮 影 同 調 速 度] (0 319)と e2[フ ラ ッ シ ュ 時 シ ャ ッ タ ー ス ピ ー ド 制 限] [低速限界設定]のシャッター (0 321)で設定した範囲内に制限されます。 スピードをこの範囲外に設定した場合は、シャッタースピードの下限は e2[フ ラッシュ時シャッタースピード制限]で設定したシャッタースピードに制限さ れます。 • レンズ情報を登録していない非 CPU レンズ使用時は、低速限界設定を[オ
測光・露出 測光モードを設定する 適正な露出を得るためにカメラが被写体の明るさを測る方法(測光モー ド)を設定します。 L マルチパターン 測光 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い 領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構 図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画 像が得られます。 画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被 M 中央部重点 測光 写体を大きく配置して撮影する場合などに適しています。 • 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部 重点測光をおすすめします。 • 測 光 範 囲 は カ ス タ ム メ ニ ュ ー b6[中 央 部 重 点 測 光 範 囲] (0 307)で変更できますが、非 CPU レンズ使用時はφ12mm 相当になります。 N スポット 測光 フォーカスポイントに重なる φ4mm 相当(全画面の約 1.
❚❚ 測光モードの設定方法 c ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回す • 測光モードは、表示パネルとファインダー内表示に表示されます。 c ボタン メインコマンド ダイヤル A マルチパターン測光とレンズの組み合わせについて 測光モードがマルチパターン測光のときの測光方式は、レンズの種類によって 変わります。 • CPU レンズ -「3D-RGB マルチパターン測光Ⅲ」:G、E または D タイプの CPU レンズ使用 時の測光方式です。距離情報を利用して測光します。 -「RGB マルチパターン測光Ⅲ」:G、E または D タイプ以外の CPU レンズ使用 時の測光方式です。距離情報は利用しません。 • 非 CPU レンズ - セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](0 222)でレンズ情報を 設定すると、 「RGB マルチパターン測光」という測光方式になります。レン ズ情報を設定しない場合は、中央部重点測光になります。 A ハイライト重点測光とレンズの組み合わせについて 測光モードがハイライト重点測光のときは、一部の CPU レンズ(G、E、D タイ プ以外の AF レンズ、AI-
A 非 CPUレンズ使用時の測光モードについて [中央部重点測光]または[スポット測光]に設定した場合、セットアップメ ニューの[レンズ情報手動設定] (0 222)で焦点距離と開放絞り値を設定する と、測光の精度が向上します。 A 関連ページ • マルチパターン測光時に顔検出をするかどうかを設定する → パターン測光](0 307) A b5[マルチ • 中 央 部 重 点 測 光 の 測 光 範 囲 を 変 更 す る → A b6[中 央 部 重 点 測 光 範 囲] (0 307) • 測光モードごとに適正露出の基準を決める → A b7[基準露出レベルの調 節] (0 307) 114
シャッタースピードや絞り値で露出を 設定する(露出モード) I(Q)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、露 出モードを設定できます。 • 表示パネルの露出モードのアイコンが切り替わります。 I(Q)ボタン メインコマンドダイヤル プログラムオート e (0 116) f シャッター優先 シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに 使います。シャッタースピードと絞り値の両方をカメラが 自動制御します。 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使います。 オート(0 117) シャッタースピードを自分で設定し、絞り値はカメラが自 動制御します。 絞り優先オート 背景のぼかし方を調節して撮影したいときなどに使いま す。絞り値を自分で設定し、シャッタースピードはカメラ g (0 117) マニュアル h (0 119) が自動制御します。 シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定します。 長時間露出(バルブ、タイム)撮影も、このモードで行い ます。 D 使用レンズについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプ、E タイプレンズを除く)の絞りリング(0 419
e(プログラムオート) 被写体の明るさに応じて露出が適正になるように、カメラがシャッター スピードと絞り値を自動的に決定します。同じ露出でシャッタースピー ドと絞り値の組み合わせを変える「プログラムシフト」も行えます。 A プログラムシフトについて 露出モード e では、カメラがシャッタースピード と絞り値を決めますが、半押しタイマーがオンの ときに次の方法で「プログラムシフト」を行うと、 適正露出のまま、シャッタースピードと絞り値の 組み合わせを変えられます。プログラムシフト中 は表示パネルにプログラムシフトマーク U が点灯 します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さくする)場合 や動きの速い被写体を撮影したい(速いシャッ メインコマンド ダイヤル タースピードにする)場合には、メインコマン ドダイヤルを右に回してください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影 したい(絞り値を大きくする)場合や被写体の 動きを強調したい(遅いシャッタースピードに する)場合には、メインコマンドダイヤルを左 に回してください。 • プログラムシフトを解除するには、プログラムシフトマーク U が消灯するまで
f(シャッター優先オート) シャッタースピードを自分で決めると、露出 が適正になるようにカメラが自動的に絞り値 を決定します。動きの速い被写体の撮影や、 遅いシャッタースピードで被写体の動きを強 調する撮影に適しています。シャッタース ピードは、半押しタイマーがオンのときにメ インコマンドダイヤルを回して設定します。 メインコマンドダイヤル • シャッタースピードは 1/8000(o)∼ 30 秒(q)、p に設定できます。 • 設定したシャッタースピードはロックでき ます(0 124) 。 g(絞り優先オート) 絞り値を自分で決めると、露出が適正になる ようにカメラが自動的にシャッタースピー ドを決定します。絞り値を設定するには、半 押しタイマーがオンのときにサブコマンドダ イヤルを回します。 • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの 種類によって異なります。 サブコマンドダイヤル • 設定した絞り値はロックできます(0 125)。 117
A 非 CPUレンズを取り付けた場合 非 CPU レ ン ズ を 装 着 し て セ ッ ト ア ッ プ メ ニ ュ ー の[レ ン ズ 情 報 手 動 設 定] (0 222)でレンズの開放絞り値(開放 F 値)を設定した場合は、表示パネルと ファインダー内表示に絞り値が表示されます。絞り値の設定は、レンズの絞り リングで行ってください。この場合、絞りリングによる中間絞りの設定は可能 ですが、表示は 1 段単位になります。 • 開放絞り値を設定しない場合は、表示パネル とファインダー内の絞り値表示が開放からの 絞り段数表示(F、開放絞りは FA)となり ますので、絞り値の設定と確認は、レンズの 絞りリングで行ってください。 A 被写界深度のプレビュー Pv ボタンを押している間、レンズの絞り羽根が絞 り込まれます。この状態でファインダーをのぞく と、そのときの絞り値のおおよその被写界深度(ピ ントの合う前後の範囲)が確認できます。内蔵フ ラッシュや別売のニコンクリエイティブライティ ングシステム(0 425)対応スピードライト使用 時は、モデリング発光をします。モデリング発光 をしないようにするには、カ
h(マニュアル) シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。花火や星空な どを長時間露出(バルブ撮影、タイム撮影、0 121)で撮影する場合に は、この露出モードを使います。半押しタイマーがオンのときに、露出 インジケーターを確認しながら、コマンドダイヤルを回してシャッター スピードと絞り値を設定します。 • メインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピード表示が変化し ます。シャッタースピードは、1/8000(o)∼ 30 秒(q)お よび A(バルブ)、&(タイム) 、p に設定できます。 • サブコマンドダイヤルを回すと絞り値が変化します。 • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なります。 • 設定したシャッタースピードと絞り値はロックできます(0 124)。 サブコマンドダイヤル 絞り値の設定 シャッター スピードの設定 メインコマンドダイヤル A AF マイクロレンズ装着時の露出倍数について AF マイクロレンズをカメラに装着して、外部露出計の測光値を参考に絞り値を サブコマンドダイヤルでセットする場合、露出倍数を考慮する必要はありませ ん。レンズの絞りリ
A 露出インジケーターについて 自分で設定した露出値と、カメラが測光した露出値との差が、表示パネルとファ インダー内表示に表示されます。この「露出インジケーター」の見方は次の通 りです(表示内容はカスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅](0 305)の 設定によって変化します)。 [露出設定ステップ幅]が[1/3 段]のとき 適正露出の場合 1/3 段 3 1/3 段以上 アンダーの場合 オーバーの場合 表示パネル ファインダー内 表示 • 長時間露出(バルブ、タイム)撮影時(0 121)は、露出インジケーターは 表示されません。 D 露出の制御ができないときの警告について 光量がカメラの測光範囲を超えて露出の制御ができない場合や、ライブビューで の露出制御範囲を超えた場合には、露出インジケーターが点滅して警告します。 A 関連ページ インジケーター表示の+ / −方向を変更する → 方向](0 348) 120 A f12[インジケーターの+ / −
長時間露出で撮影する (露出モード hのみ) 長時間露出撮影には、バルブ撮影とタイム撮影の 2 種類があります。花 火や夜景、星空の撮影や、自動車のライトの流れを表現したいときなど に使います。 シャッタースピードを 35 秒、 絞り値を F25 にして撮影した場合の画像 バルブ撮影 タイム撮影 シャッターボタンを押し続けている間シャッターが開いたまま になり、シャッターボタンを放すとシャッターが閉じます。 シャッターボタンを全押しするとシャッターが開いたままにな り、もう一度押すとシャッターが閉じます。 • 長時間露出撮影には、手ブレを抑えるために三脚、別売のワイヤレスリモートコ ントローラー(0 439) 、リモートコード(0 438)などが必要です。 121
1 三脚などを使ってカメラを固定する 2 I(Q)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤル を回し、表示パネルに h を表示させる I(Q)ボタン メインコマンドダイヤル 3 半押しタイマーがオンのときに メインコマンドダイヤルを回し、 シャッタースピードを A(バル ブ)または &(タイム)にする • シャッタースピードを A または & に設定すると、露出インジケー ターは表示されません。 バルブ撮影 タイム撮影 122
4 ピントを合わせて、長時間露出撮影を開始する バルブ撮影: • シャッターボタンを全押しして、長時間露出撮影を開始します。 シャッターボタンは押し続けてください。 タイム撮影: • シャッターボタンを全押しすると、シャッターが開き、長時間露 出撮影を開始します。 5 長時間露出撮影を終了する バルブ撮影: • シャッターボタンを放すと、長時間露出撮影は終了します。 タイム撮影: • もう一度シャッターボタンを全押しします。 A 長時間露出について • ファインダーから入った光が適正露出や画像に影響を与えることを防ぐため、 シャッターボタンを押す前にアイピースシャッターレバーを回してアイピース シャッターを閉じることをおすすめします(0 105)。 • 露光時間が長くなると、画像にノイズ(ざらつき、むら、輝点)が発生するこ とがあります。このノイズは、あらかじめ撮影メニューの[長秒時ノイズ低 減] (0 290)を[する]にしておくことで低減できます。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、電源としてフル充電した Li-ion リチャー ジャブルバッテリー、または別売のパワーコネクターと AC アダプター
シャッタースピードと絞り値を ロックする 露出モード f ではシャッタースピードを、g では絞り値を、h ではシャッ タースピードと絞り値のロックを設定できます。 • e では設定できません。 ❚❚ シャッタースピードと絞り値のロック方法 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 336)の[コ マンドダイヤル併用時の動作]を[シャッタースピードと 絞り値のロック]に設定する(0 340) • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、シャッター スピードと絞り値のロック機能が割り当てられます。 2 シャッタースピードまたは絞り値をロックする シャッタースピードのロック: • 露出モード f または h で、Fn ボタンを押しながらメインコマンド ダイヤルを回し、表示パネルとファインダー内表示に F(シャッ タースピードロック)マークを表示させます。 Fn ボタン メインコマンド ダイヤル • シャッタースピードのロックを解除する場合は、Fn ボタンを押し ながらメインコマンドダイヤルを回し、F マークを消します。 124
絞り値のロック: • 露出モード g または h で、Fn ボタンを押しながらサブコマンドダ イヤルを回し、表示パネルとファインダー内表示に F(絞り値の ロック)マークを表示させます。 Fn ボタン サブコマンド ダイヤル • 絞り値のロックを解除する場合は、Fn ボタンを押しながらサブコ マンドダイヤルを回し、F マークを消します。 A 関連ページ Pv ボタンでシャッタースピードと絞り値のロックを切り換える A f5[プレビューボタンの機能](0 341) • AAE/AF ロックボタンを押してシャッタースピードと絞り値のロックを切り 換える → A f6[AE/AF ロックボタンの機能](0 342) [シャッタースピード • 常にシャッタースピードと絞り値をロックする → A f7 と絞り値のロック](0 342) • → 125
AEロックして露出を固定する AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、その まま構図を変えて撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその周囲 とで、極端に明るさが異なる場合などに効果的です。 1 測光モードで中央部重点測光またはスポット測光を選ぶ (0 112) 2 露出を合わせたい部分にフォーカ シャッターボタン スポイントを重ねてシャッターボ タンを半押ししたまま、AAE/AF ロックボタンを押して、露出を固 定する • AAE/AF ロックボタンを押している 間は、測光モードに応じた部分の露 出で固定(ロック)され、構図を変 えても露出は変わりません。 • ファインダー内表示に AE-L マークが 点灯します。 • オートフォーカス撮影時はフォーカ スロックも同時に行われますので、 ピント表示(●)の点灯も確認して ください。 126 AAE/AF ロックボタン
3 AAE/AFロックボタンを 押したまま、構図を決めて 撮影する A 測光エリアについて • スポット測光で、測光エリアとフォーカスポイントが連動する場合(0 112) は、選択中のフォーカスポイントの露出が記憶されます。 • 中央部重点測光に設定した場合は、ファインダー中央部(φ12mm の円内)を 重点的に測光した露出が記憶されます。 A AE ロック中のカメラ操作について AAE/AF ロックボタンを押している間も次の操作ができます。 露出モード 操作 e プログラムシフト(0 116) f シャッタースピードの変更 g 絞り値の変更 • 表示パネルやファインダー内表示には、変更後のシャッタースピード、絞り値 • が表示されます。 AE ロック中は、測光モードは変更できません。 A 関連ページ • シャッターボタンの半押しでAEロックできるようにする → ロック] (0 308) • AAE/AFロックボタンに別の機能を割り当てる → の機能](0 342) A c1[半押しAE A f6[AE/AFロックボタン 127
露出補正して画像の明るさを調整する 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることで す。画像全体を明るくしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補 正を行うときは、測光モードを中央部重点測光またはスポット測光に設 定すると効果的です(0 112)。 − 1 段補正 + 1 段補正 露出補正なし ❚❚ 露出補正の設定方法 E ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • 露出補正値は、表示パネルに表示されます。 • 露出補正は、1/3 段ステップで± 5 段の範囲で設定できます。 E ボタン メインコマンド ダイヤル 128 表示パネル
• E ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で設定した補正 量を確認できます。 補正なし − 0.3 段(− 1/3 段)補正 + 2 段補正 (E ボタンを押したとき) • 補正量を設定すると、表示パネルとファイ ンダー内表示に露出補正マーク E と露出 補正インジケーターが表示され、露出モー ドが e、f、または g の場合は[0]が点滅 します。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗 くしたいときは−側に補正するのが基本 です。 • 露出補正を解除するには、補正量を 0.
オートブラケティングで露出や調光、 ホワイトバランス、アクティブ D- ラ イティングを変えながら撮影する 明るさ(露出)、フラッシュの発光量、ホワイトバランス、アクティブ D- ライティング(ADL)の設定をカメラが自動的に変えながら撮影しま す。画像の明るさやフラッシュの発光量の調整が難しい場合や複数の光 源が混在していてホワイトバランスを決めにくい場合の撮影に効果的 です。 ❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティングの 撮影方法 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮影します。 補正なし − 1 段補正 + 1 段補正 A AE ブラケティング、フラッシュブラケティングについて [AE・フラッシュブラケティング]では、AE ブラケティングとフラッシュブラ ケティングを同時に行います。AE ブラケティングだけを行いたいときは[AE ブ ラケティング]を、フラッシュブラケティングだけを行いたいときは[フラッ シュブラケティング]を選びます。フラッシュブラケティングは、i-TTL 調光時 および絞り連動外部自動調光時(別売の絞り連動外部自動調光対応スピードラ イト使用時のみ)に
1 カスタムメニュー e6[オートブラ ケティングのセット]で[AE・フ ラッシュブラケティング]を選んで J ボタンを押す •[AE ブラケティング] 、[フラッシュブ ラケティング]を選んだ場合も操作は 同じです。 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影 コマ数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンド 表示パネル ダイヤル オートブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークとオートブラケティングイ ンジケーターが、ファインダー内表示 には D マークが表示されます。 131
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、補正ス テップを設定できます。 補正ステップ D ボタン サブコマンド 表示パネル ダイヤル • 補正ステップは、露出設定ステップ幅が「1/3 段」の場合、0.3 (1/3 段) 、0.7(2/3 段) 、1.0(1 段)、2.0(2 段) 、3.0(3 段)から 選ぶことができます。補正ステップを 2.0 または 3.0 に設定した場 合、撮影コマ数は最大 5 枚です。手順 2 で撮影コマ数を 7 枚または 9 枚に設定していても、自動的に 5 枚に変更されます。 • 補正ステップが 0.3 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通 りです。 表示パネル オートブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 0 3 0 0/ + 0.3/ + 0.7 3 0/ − 0.7/ − 0.3 2 0/ + 0.3 2 0/ − 0.3 3 0/ − 0.3/ + 0.3 0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • シャッタースピードと絞り値は補正さ れた値が表示されます。 • 撮影するたびに、コマ数を示す表示がオートブラケティングイン ジケーター上から消えます。 撮影コマ数:3 1 コマ撮影した状態 補正ステップ:0.
❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティング撮 影をやめるには D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、表示パネル の撮影コマ数を r にしてください(M マークが消灯します) 。ただし、 設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリセット (0 202)でもブラケティングを解除できますが、この場合は設定した 補正ステップもリセットされます。 A AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティング、フラッシュブ ラケティング撮影について • レリーズモード(0 100)を T、U または M にセットして連続撮影する場 合、シャッターボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時 点でいったん停止し、シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能にな ります。 • セルフタイマー撮影時(0 104)には、シャッターボタンを全押しすると、カ (0 308)の[連続撮影間隔]で設定し スタムメニュー c3[セルフタイマー] た撮影間隔で撮影します。ただし、c3 の[撮影コマ数]で設定した撮影コマ 数にかかわらず、0 131 の手順 2 で設定した撮影コマ数が 1 コマ
A AE ブラケティング AE ブラケティングでは、露出モードによって補正される内容(シャッタースピー ド、絞り値)が異なります。 露出モード 変化する内容 e f g h シャッタースピードと絞り値※ 1 絞り値※ 1 シャッタースピード※ 1 シャッタースピード※ 2 ※ 1 撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感度自動制御] (0 109)が[する]の ※2 場合、まず ISO 感度を変化させ、ISO 感度が制御範囲を超えた場合は、シャッ タースピードや絞り値を変化させます。 カスタムメニュー e7[BKT 変化要素(M モード)]により変化する内容を シャッタースピードと絞り値の両方、絞り値のみ、あるいはフラッシュの 調光量のみに変更できます(0 331)。 135
❚❚ WB ブラケティングの撮影方法 ホワイトバランスの色温度を変えながら撮影します。ホワイトバランス についての説明は、0 144 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e6[オートブラ ケティングのセット]で[WB ブラ ケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影 コマ数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル WB ブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに W マークと WB ブラケティングイン ジケーターが、ファインダー内表示に は D マークが表示されます。 D WB ブラケティングの制限について WB ブラケティングは、RAW を含む画質モードでは使用できません。 136
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回すと補正ス テップを設定できます。 補正ステップ D ボタン サブコマンド 表示パネル ダイヤル • 補正ステップは、1(1 段)、2(2 段)、3(3 段)から選ぶことが できます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当しま す。A 方向に数が大きくなるごとにアンバーが強くなります。B 方向 に数が大きくなるごとにブルーが強くなります(0 147)。 • 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通り です。 表示パネル WB ブラケティング 撮影 補正 インジケーター コマ数 ステップ 0 3 3 2 2 3 1段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 5 7 9 撮影順序 0 0/B1/B2 0/A2/A1 0/B1 0/A1 0/A1/B1 0/A2/A1/B1/ 各方向 1 段 B2 0/A3/A2/A1/ 各方向 1 段 B1/B2/B3 0/A4/A3/A2/ 各方向 1 段 A1/B1
4 撮影する • シャッターボタンを1 回全押しする と、設定した全てのコマ数の画像 が記録されます。 • ホワイトバランスを微調整してい る場合は、微調整値に WB ブラケ ティングの補正ステップが加算さ れます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が 記録可能コマ数より多い場合、表 示パネルに n が、ファイン ダー内表示に j が右図のように 点滅し、シャッターがきれません (表示パネルの残量のないメモリー カードのアイコンも点滅します)。 新しいメモリーカードに交換する と撮影できます。 138
❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネル の撮影コマ数を r にしてください(W マークが消灯します)。ただ し、設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリセット (0 202)でもブラケティングを解除できますが、この場合は設定した 補正ステップもリセットされます。 A WB ブラケティング撮影について • WB ブラケティングでは、色温度(A(アンバー)から B(ブルー)への横方 向)の補正のみを行います(0 147)。G(グリーン)から M(マゼンタ)へ の縦方向の補正は行いません。 • 撮影中に電源を OFF にした場合、全てのコマの記録が終了してから電源が切れます。 • セルフタイマー撮影時(0 104)には、シャッターボタンを全押しすると、カス タムメニュー c3[セルフタイマー]の[撮影コマ数](0 308)で設定した撮影 コマ数にかかわらず、0 136 の手順 2 で設定した撮影コマ数が全て記録されます。 A 関連ページ 「ミレッド(MIRED)について」(0 148) 139
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 アクティブ D- ライティングの効果の度合いを変えながら撮影します。ア クティブ D- ライティングについての説明は、0 178 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e6[オートブラ ケティングのセット]で[ADL ブ ラケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影 コマ数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンド 表示パネル ダイヤル ADL ブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに d マークと ADL ブラケ ティングインジケーターが、ファインダー内表示には D マーク が表示されます。 140
• 設定した撮影コマ数により、ブラケティングの内容が次のように 異なります。 撮影コマ数 2 コマ 3 コマ 4 コマ 5 コマ ブラケティングの内容 [しない]→(手順 3 で設定するアクティブ D- ライティングの 度合い)の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]→[より強め]の順に撮影 • 撮影コマ数を 3 コマ以上に設定した場合は、手順 4 に進んでください。 3 アクティブ D-ライティングの度合いを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、撮影コ マ数が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ D- ライティングの度 合いを設定できます。 D ボタン サブコマンドダイヤル 141
• アクティブ D- ライティングの度合いは、表示パネルの ADL ブラケ ティングインジケーターで確認できます。 アクティブ D- ライティングの度合い 142 Y オート R 弱め Q 標準 P 強め Z より強め 表示パネル
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • 撮影するたびに、コマ数を示す表示が ADL ブラケ ティングインジケーター上から消えます。 撮影コマ数:3 1 コマ撮影した状態 ❚❚ ADL ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、表示パネル の撮影コマ数を r にしてください(d マークが消灯します) 。ただ し、設定したアクティブ D- ライティングの度合いは記憶されます。ま た、ツーボタンリセット(0 202)でもブラケティングを解除できます が、この場合は設定したアクティブ D- ライティングの度合いもリセット されます。 A ADL ブラケティング撮影について • レリーズモード(0 100)を T、U または M にセットして連続撮影する場 合、シャッターボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時 点でいったん停止します。シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能 になります。 • セルフタイマー撮影時(0 104)には、シャッターボタンを全押しすると、カ スタムメニュー c3[セルフタイマー] (0 308)
ホワイトバランス ホワイトバランスを変更する 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすることを 「ホワイトバランスを合わせる」といいます。初期設定の v(オート) でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い通りの色にな らないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを変更してくだ さい。 ホワイトバランス v 設定される 色温度 オート AUTO1 標準 AUTO2 約 3500 ∼ 8000K ※ 電球色を残す J I 電球 約 3000K ※ ― 蛍光灯 ナトリウム灯 混合光 約 2700K 電球色蛍光灯 約 3000K ※ 温白色蛍光灯 約 3700K ※ 白色蛍光灯 約 4200K ※ 昼白色蛍光灯 約 5000K ※ 昼光色蛍光灯 約 6500K ※ 高色温度の 水銀灯 約 7200K ※ ※ 微調整が 0 の場合の値です。 144 ※ ホワイトバランス H N G M K L 設定される 色温度 晴天 約 5200K※ フラッシュ 約 5400K※ 曇天 約 6000K※ 晴天日陰 約 800
❚❚ ホワイトバランスの設定方法 U ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • ホワイトバランスは、表示パネルに表示されます。 U ボタン メインコマンド 表示パネル ダイヤル A[ホワイトバランス]について ホワイトバランスは撮影メニュー(0 280)でも設定できます。 A v(オート)について v(オート)の場合は、撮影メニューで[AUTO1 標準]と[AUTO2 電球色 を残す]から選べます。 [AUTO2 電球色を残す]を選ぶと、電球色の光源下で 撮影した際に暖かみのある画像の仕上がりになります。 A I(蛍光灯)について I(蛍光灯)の場合は、撮影メニュー(0 280)で選んだ種類の蛍光灯になります。 D スタジオ用大型ストロボを使用する場合 スタジオ用大型ストロボを使用する場合は、v(オート)に設定していても 適正なホワイトバランスが得られない場合があります。その場合は、N(フラッ シュ)モードにして微調整を行うか、プリセットマニュアルをお使いください。 145
A 色温度について 光の色には、赤みを帯びたものや青みを帯びたものがあり、人間の主観で光の色 を表すと、見る人によって微妙に異なります。そこで、光の色を絶対温度(K: ケルビン)という客観的な数字で表したのが色温度です。色温度が低くなるほど 赤みを帯びた光色になり、色温度が高くなるほど青みを帯びた光色になります。 赤みが強くなる 青みが強くなる q I ナトリウム灯混合光(約 2700K) y I 晴天(約 5200K) w J 電球(約 3000K) I 電球色蛍光灯(約 3000K) u N フラッシュ(約 5400K) i G 曇天(約 6000K) e I 温白色蛍光灯(約 3700K) o I 昼光色蛍光灯(約 6500K) r I 白色蛍光灯(約 4200K) !0 I 高色温度の水銀灯(約 7200K) t I 昼白色蛍光灯(約 5000K) !1 M 晴天日陰(約 8000K) A 関連ページ • ホワイトバランスを変えながら撮影する → A e6[オートブラケティングのセット](0 330) → 「WB ブラケティングの撮影方法」(0 136) 146
ホワイトバランスを微調整する ホワイトバランスは、さらに微調整できます( [色温度設定]以外)。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する 場合 1 設定したいホワイトバランスを選ん でマルチセレクターの 2 を押す 2 調整したい項目を選び、微調整画面が表示されるまで 2を 押す •[プリセットマニュアル]での微調整画面の表示方法については、 「プリセットマニュアルデータの微調整について」(0 164)をご 覧ください。 3 微調整値を設定する • マルチセレクターを操作すると、座標 上の A(アンバー)、B(ブルー) 、G (グリーン)、M(マゼンタ)の 4 方向 で、設定段数を各方向 6 段まで微調整 できます。 • A(アンバー)、B(ブルー)方向は、 座標 設定段数 色温度の高さを 0.5 段単位で微調整でき ます。1 段は約 5 ミレッドに相当します。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向は、色補正用(CC)フィル ターと同じような微調整を 0.25 段単位で行えます。1 段は濃度約 0.
4 微調整値を決定する • J ボタンを押して微調整値を決定する と、撮影メニューに戻ります。 J ボタン • ホワイトバランスを微調整すると、表 示パネルにアスタリスク(U)が表示 されます。 A ホワイトバランスの微調整画面について ホワイトバランスの微調整画面で表示されている色は、色温度方向の目安の色 を表しています。微調整画面で設定しても、設定したそのままの色の画像には ならない場合があります。たとえば、ホワイトバランスを J(電球)に設定し て B(ブルー)方向に微調整しても、青色が強い画像にはなりません。 A ミレッド(MIRED)について 色温度の逆数を百万(106)倍したものです。色温度は、同じ色温度差でも、色 温度の低い場合では色の変化が大きく、色温度の高い場合では、色の変化が小 さくなります。たとえば同じ 1000 ケルビンの違いでも 6000 ケルビン付近での変 化は比較的小さく、3000 ケルビン付近では 1000 ケルビンの違いで光色が大きく 変わります。ミレッドは、その変化幅をほぼ同じに表現する尺度であり、色温 度変換フィルターの単位としても利用されます。 例) 色温度の差
❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤル で設定する場合(アンバーおよびブルー方向のみ) U ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • ホワイトバランスの微調整値は、表示パネルに表示されます。 U ボタン サブコマンド 表示パネル ダイヤル • U ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A(アンバー) から B(ブルー)への横軸の方向のみ設定できます(0 147)。 • サブコマンドダイヤルを左に回すと A(アンバー)方向に、右に回す と B(ブルー)方向に色温度の高さを 0.
色温度設定で色温度を指定する ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバランス の色温度を直接数値で指定できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する 場合 A(アンバー)、B(ブルー)方向と G(グリーン)、M(マゼンタ)方向 の両方の色温度(0 147)を設定できます。 1 撮影メニューの[ホワイトバラン ス]で[色温度設定]を選んでマル チセレクターの 2 を押す 2 A(アンバー)、B(ブルー)方向の 色温度を設定する • 4 または 2 を押して色温度を 1 桁ずつ 選び、1 または 3 を押して数値を設 定します。 A(アンバー)、B(ブ ルー)方向の色温度 3 G(グリーン)、M(マゼンタ)方 向の色温度を設定する • 4 または 2 を押して、G(グリーン)、 M(マゼンタ)方向の色温度にカーソル を移動し、1 または 3 を押して数値を 設定します。 G(グリーン)、M(マゼン タ)方向の色温度 150
4 色温度を決定する • J ボタンを押して色温度を決定すると、撮影メニューに戻ります。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向の 色温度を 0 以外に設定すると、表示パ ネルにアスタリスク(U)が表示され ます。 151
❚❚ ボタン操作で色温度を設定する場合(アンバー およびブルー方向のみ) ホワイトバランスが K(色温度設定)のときに U ボタンを押 しながら、サブコマンドダイヤルを回す、またはマルチセレク ターの 1342 を押す • U ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、色温度が切 。 り替わります(ミレッド単位、0 148) • U ボタンを押しながらマルチセレクターの 4 または 2 を押すと、色 温度を 1 桁ずつ選べます。1 または 3 を押すと選んだ桁の数値を設定 できます。 U ボタン サブコマンドダイヤル • A(アンバー)、B(ブルー)方向の色温度のみ設定できます。 • 色温度は表示パネルに表示されます。 表示パネル D 色温度設定についてのご注意 • 光源が蛍光灯やフラッシュのときは、色温度設定を使わず、それぞれ 光灯) 、c(フラッシュ)に設定してください。 I(蛍 • ホワイトバランスの色温度を指定したときは、試し撮りをして、設定した色温 度が撮影状況に適しているかどうかを確認することをおすすめします。 152
プリセットマニュアルで基準となる白 を設定する プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイトバラン スデータまたは撮影済みの画像のプリセットマニュアルデータをカメ ラに保存し、ホワイトバランスを設定します。カクテル照明や特殊照明 下で、前記の v(オート)や J(電球)などの各設定や、色温度設 定では望ましいホワイトバランスが得られない場合に便利です。 最大 6 種類のプリセットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-6)をカメラに保存 できます。プリセットマニュアルデータを保存するには、次の方法があ ります。 プリセットマニュアル 撮影する照明下で白またはグレーの被写体を基準にして 撮 影 を 行 い、撮 影 デ ー タ か ら 取 得 し て 保 存 し ま す 。静止画ライブビュー(0 33)または動画ライ (0 154) データをカメラで新規 ブビュー(0 48)撮影時には、液晶モニターに表示中の 取得して保存する 被写体の一部分を選んでプリセットマニュアルデータを 。 取得できます(スポットホワイトバランス、0 158) 撮影済みの画像のホワ メモリーカードにある画像のホワイトバランス
ファインダー撮影時にプリセットマニュアル データを新規取得する プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイト バランスをセットする照明下で、無彩色(白またはグレー)の被写体 を用意しておいてください。スタジオ用大型ストロボにてホワイトバ ランスをセットする場合は、被写体をグレー(ホワイトバランス取得 用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 無彩色(白またはグレー)の被写体を基準にプリセットマニュアル データを取得するときは、カメラが露出を通常よりも 1 段オーバーに なるように自動的に調整します。露出モードが h の場合は、露出イン ジケーターを確認して、適正露出になるように設定してください (0 120)。 1 U ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、 表示パネルのホワイトバランス表示を L に合わせる U ボタン 154 メインコマンド ダイヤル 表示パネル
2 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ • U ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、これか ら取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を d-1 ∼ d-6 の中から選びます。 U ボタン サブコマンド 表示パネル ダイヤル 3 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん U ボタンから指を放し、 再度 U ボタンを押し続けると、プ リセットマニュアル取得モードにな り、表示パネルに L が、ファイン ダー内表示に D が、それぞれ約 6 秒間点滅します。 表示パネル ファインダー内表示 155
4 L(D)の点滅中に白またはグレーの被写体を撮影する • 撮影時に使う照明の下で、用意した無彩色(白また はグレー)の被写体をファインダーいっぱいにとら えてシャッターボタンを全押しすると、プリセット マニュアルデータが取得され、手順 2 で選んだ保存 場所に保存されます。 • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアル データが正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、メモリーカードに画像は記録されま せん。 5 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたことを確 認する • プリセットマニュアルデータが取得 されると、表示パネルに C が、 ファインダー内表示に a が、それぞ れ約 6 秒間点滅し、プリセットマニュ アル取得モードを終了します。 表示パネル ファインダー内表示 • 被写体が極端に低輝度または高輝度 の場合、カメラがプリセットマニュ アルデータを取得できないことがあ ります。この場合、表示パネルと ファインダー内表示に b a が、 それぞれ約 6 秒間点滅します。この 表示パネル とき、シャッターボタンを半押しす るとプリセットマニュアル取得モー
D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について(ファインダー 撮影時) プリセットマニュアル取得モードは、何も操作しないままカスタムメニュー c2 [半押しタイマー](0 308)で設定した時間が過ぎると解除されます。 D プリセットマニュアルデータ取得時の制限について(ファインダー撮 影時) 次の場合は、プリセットマニュアルデータを取得できません: • HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時(0 180) • 多重露出撮影時(0 205) • ライブビューセレクターが 1 の場合にカスタムメニュー g4[シャッターボタ ンの機能]が[動画撮影]のとき(0 358) A ホワイトバランスのプロテクト設定について プロテクト設定(0 164)されたプリセットマニュアルデータが選ばれている 場合、プリセットマニュアルデータは新規取得できません(表示パネルとファ インダー内表示で 3 が点滅します)。 A プリセットマニュアルデータについて • ご購入時のプリセットマニュアルデータ d-1 ∼ d-6 は、晴天モードと同じ色温 度 5200K に設定されています。 • 撮影メニューから[ホワイトバランス
ライブビュー撮影時にスポットホワイトバラン スでプリセットマニュアルデータを取得する 静止画ライブビュー(0 33)または動画ライブビュー撮影時(0 48) には、液晶モニターに表示されている被写体の一部分を選んでプリセッ トマニュアルデータを取得できます(スポットホワイトバランス)。被 写体の一部に白、またはグレーの部分があれば、あらかじめプリセット マニュアル取得用の被写体を用意する必要はなく、望遠レンズ装着時に も、レンズを交換せずにそのままプリセットマニュアルデータを取得で きます。 1 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始 します。ファインダー内が暗くなり、 液晶モニターに被写体が表示されます。 a ボタン 2 U ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、 表示パネルのホワイトバランス表示を L に合わせる U ボタン メインコマンド ダイヤル 158 表示パネル
3 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ • U ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、これか ら取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を d-1 ∼ d-6 の中から選びます。 U ボタン サブコマンド 表示パネル ダイヤル 4 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん U ボタンから指を放し、 再度 U ボタンを押し続けると、プ リセットマニュアル取得モードにな り、表示パネルに L が点滅します。 表示パネル 5 L の点滅中にマルチセレクターを操作して、rを被写体 の白またはグレーの部分に重ねる • X ボタンを押すと、被写体が拡大表示 され、r で選んだ部分を細部まで確認 できます。 159
6 マルチセレクターの中央ボタンを押 すか、シャッターボタンを全押しし て、プリセットマニュアルデータを 取得する • プリセットマニュアルデータが取得で きなかった場合は、液晶モニターに右 の画面が表示され、手順 5 の状態に戻 ります。r の位置を変えるなどして、 再度プリセットマニュアルデータを取 得してください。 7 U ボタンを押してプリセットマニュアル取得モードを終 了する • 撮影メニューから[ホワイトバランス] の[プリセットマニュアル]を選ぶと、 ライブビュー撮影時に取得したプリ セットマニュアルデータには、ホワイ トバランスを取得した範囲に枠が表示 されます。 D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について(ライブビュー 撮影時) ライブビュー撮影時のプリセットマニュアル取得モードの時間制限は、カスタ ムメニュー c4[モニターのパワーオフ時間]の[ライブビュー表示]で設定し た時間になります(0 309)。 160
D プリセットマニュアルデータ取得時の制限について(ライブビュー撮 影時) 次の場合は、プリセットマニュアルデータを取得できません: • HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時(0 180) (0 42)が[撮影時と同じ]以外に設定 •[静止画 Lv 画面のホワイトバランス] されている場合 • ライブビューセレクターが 1 の場合にカスタムメニュー g4[シャッターボタ ンの機能]が[動画撮影]のとき(0 358) 161
プリセットマニュアルデータを管理する ❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピー する 選んだプリセットマニュアルデータの保存場所に、メモリーカード内の 画像で使用されたホワイトバランスを、プリセットマニュアルデータと してコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワイトバランス] で[プリセットマニュアル]を選ん でマルチセレクターの 2 を押す 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して d-1 ∼ d-6 の中からコピー先を選びます。 • マルチセレクターの中央ボタンを押す と設定画面が表示されます。 3[使用する画像の選択]を選ぶ •[使用する画像の選択]を選んで 2 を 押すと、メモリーカード内の画像が一 覧表示されます。 4 ホワイトバランスデータをコピーし たい画像を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して 画像を選びます。 162
5 ホワイトバランスデータをコピーする • J ボタンを押すとメモリーカード内の画像のホワイトバランス データがコピーされます。 • 選んだ画像に画像コメント(0 371)がある場合、画像コメント もコピーされます。 A ホワイトバランスデータをコピーしたい画像について • 選んだ画像は、X ボタンを押している間、拡大して確認できます。 X ボタン • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示され、 スロットやフォルダーを切り換えられます(0 228)。 W ボタン 163
A 設定画面でのプリセットマニュアルデータの切り換えについて 設定画面で、マルチセレクターの 1 を押してプリ セットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-6)を選び、2 を押すと、プリセットマニュアルデータが切り替 わります。 A プリセットマニュアルデータの微調整について 設定画面で[微調整]を選ぶと、微調整画面が表 示され、選択中のプリセットマニュアルデータを 。 微調整できます(0 147) A プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 設定画面で[コメント編集]を選ぶと、選択中の プリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を入力できます。コメントの入力方法は、 「カスタムピクチャーコントロールを登録する」 の手順 6 をご覧ください(0 173)。 A プリセットマニュアルデータを保護する(プロテクト) 設定画面で[プロテクト]を選ぶと、選択中のプ リセットマニュアルデータにプロテクト(保護) を設定できます。プロテクトの設定画面で[する] を選んで J ボタンを押すと、選んだプリセットマ ニュアルデータがプロテクト設定されます。プロ テクト設定されたプリセットマニュアルデータ
画像処理 ピクチャーコントロールを使って画像 の仕上がりを簡単に設定したり、思い 通りに調整する ピクチャーコントロールを選ぶ 被写体や撮影シーンに合わせて、次のピクチャーコントロールから選び ます。 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。 Q スタンダード R 被写体の豊かな階調や色合いを自然に再現した画像にな ニュートラル ります。 • ほとんどの撮影状況に適しています。 • 撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。 メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。 • 青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。 S ビビッド T o p モノクローム 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。 風景 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。 q フラット 画像になります。 • 撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適してい ポートレート 人物の肌が滑らかで自然な画像になります。 シャドー部からハイライト部まで幅広く情報を保持した ます。 165
1 L(Z/Q)ボタンを押す • ピクチャーコントロールの一覧画面が 表示されます。 L(Z/Q)ボタン 2 設定したいピクチャーコントロール を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 J ボタン A[カスタムピクチャーコントロール]について 撮影メニューで[カスタムピクチャーコントロール]を選ぶと、調整したピク チャーコントロールに名前を付けて登録したり(0 171)、メモリーカードを 使って、同じ機種のカメラやピクチャーコントロールに対応するソフトウェア と共用する(0 176)ことができます。 166
A[ピクチャーコントロール]について ピクチャーコントロールは撮影メニュー(0 280)でも設定できます。 A 撮影中のピクチャーコントロールの確認 について 使用しているピクチャーコントロールは、R ボタ ンを押すと表示されるインフォ画面で確認でき ます。 ピクチャーコントロール マーク 167
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャーコントロール(0 171) の設定は、撮影目的や好みに合わせて調整できます。自動的にバランス よく調整できる「クイック調整」と各項目を手動で細かく調整する「手 動調整」があります。 1 調整したいピクチャーコントロール を選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧画面 (0 166)で、マルチセレクターの 2 を押します。 2 ピクチャーコントロールを調整する • 1 または 3 で調整する項目(0 169) を選びます。4 または 2 を押すと 1 ス テップ刻みで、サブコマンドダイヤル を回すと 0.
❚❚ レベル調整の設定項目 クイック調整※ 1 輪郭強調 明瞭度 コントラスト 手動 調整 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的 に調整します。 輪郭の強弱を調整できます。 [A] (オート)を選ぶと、自動で 調整します。 画像の明瞭度を調整します。[A](オート)を選ぶと、自動 で調整します※ 2。明瞭度の設定は、動画には反映されません。 画像のコントラストを調整できます。 [A] (オート)を選ぶ と、自動で調整します。 明るさ 白とびや黒つぶれを抑えながら画像の明るさを調整します。 色の濃さ 画像の彩度(色の鮮やかさ)を調整できます。 [A] (オート)を (彩度)※ 3 色合い (色相)※ 3 選ぶと、自動で調整します。 画像の色合いを調整できます。 フィルター 白黒写真用カラーフィルターを使って撮影したときのよう 効果※ 4 な効果が得られます(0 170)。 調色※ 4 印画紙を調色したときのように、画像全体の色調を調整でき ます(0 170)。 ※ 1 [ニュートラル] 、 [モノクローム]または[フラット]はクイック調整できま せん。カスタムピク
A ピクチャーコントロールのレベル調整について [輪郭強調]、 [明瞭度]、 [コントラスト]、 [色の濃 さ(彩度)]の場合、X ボタンを押すと、手動調整 と[A](オート)を切り換えられます。 A ピクチャーコントロール調整時の h マークについて ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示 される h マークは、調整する前の値を示していま す。前回調整した値を参考にして調整するときに 便利です。 A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効果があります。 Y(黄※) コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明る O(オレンジ※) さを抑えたい場合などに使います。[Y]→[O]→[R]の 順にコントラストが強くなります。 R(赤※) G(緑※) 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポート レート撮影などに使います。 ※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。 [フィルター効果]で得られる 効果は、市販の白黒写真用カラーフィルターよりも強くなります。 A[モノクローム]の[調色]について [調色]の項目([B&W]以外)を選んでマルチ
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて調 整して、「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 撮影メニューの[カスタムピク チャーコントロール]を選んでマル チセレクターの 2 を押す 2[編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押すと、 [編集・登録対象を選択]画面が表示さ れます。 3 元にするピクチャーコントロールを 選ぶ • ピクチャーコントロールを選んで 2 を 押すと、編集画面が表示されます。 • 編集を行わない場合は J ボタンを押し ます。[登録先の選択]画面が表示され ます(手順 5 へ)。 171
4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピクチャー コントロール]と同じです。 • J ボタンを押すと[登録先の選択]画 面が表示されます。 • O(Q)ボタンを押すと初期設定の内 容に戻ります。 5 登録先を選ぶ • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中から登録 先を選びます。 172
6 登録名を編集する • 登録先を選んで 2 を押すと、[登録名 キーボードエリア 変更]画面が表示されます。 • 初期状態では、 「(元になったピク チャーコントロール名)-XX」が名前 エリアに入力されています。XX には自 動的に数値が設定されます。 • 登録名は 19 文字まで入力できます。文 字はカーソル位置に挿入されます。 名前エリア • 登録名を変更しない場合は、手順 7 へ進みます。 • 名前エリアに新しい文字を入力する場合は、マルチセレクターを 操作して入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを移動さ せ、中央ボタンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W ボタンを押 しながら 4 または 2 を押します。 • 名前エリアからあふれた文字は削除されます。 • 登録名を 1 文字削除するには、W ボタンを押しながら 4 または 2 を押して削除する文字の上にカーソルを移動させ、O(Q) ボタンを押します。 173
7 登録名の編集を終了する • J ボタンを押します。 J ボタン • 登録したカスタムピクチャーコント ロールは、ピクチャーコントロールの 一覧画面に表示されます。 A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名 変更]を選ぶと、登録したカスタムピクチャーコ ントロールの名前を変更できます。 A 登録したカスタムピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したカスタムピ クチャーコントロールを削除できます。 174
A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面で 元になった は、元になったピクチャーコントロールがアイコ ピクチャーコントロール ンで表示されます。 A カスタム 1 ∼ 9 で調整できる項目について カスタム 1 ∼ 9 を選んだ場合は、元になったピクチャーコントロールと同じ項目 が調整できます。 175
メモリーカードを使ってピクチャーコント ロールを対応ソフトウェアと共用する Picture Control Utility 2 を使用すると、作成したカスタムピクチャーコン トロールをメモリーカードからカメラに読み込んで登録したり、カメラで 作成したカスタムピクチャーコントロールをメモリーカードにコピーす ることができます。また、メモリーカード上の不要なカスタムピクチャー コントロールを削除することもできます。Picture Control Utility 2 は、 Capture NX-D(0 250)や付属の ViewNX 2 から起動できます。 1[カスタムピクチャーコントロール] 画面で[メモリーカードを使用]を 選ぶ •[メモリーカードを使用]を選んでマル チセレクターの 2 を押すと、[メモリー カードを使用]画面が表示されます。 2[カメラに登録]、[メモリーカード から削除]または[メモリーカード にコピー]を選ぶ [カメラに登録]: • メモリーカードにあるカスタムピク チャーコントロールをカメラに登録で きます。カメラに登録したいカスタムピクチャーコントロールと 登録先(C-1 ∼
[メモリーカードから削除] : • メモリーカードにあるカスタムピク チャーコントロールを選んで削除でき ます。右のような確認画面が表示され るので、 [はい]を選んで J ボタンを 押すと、選んだカスタムピクチャーコ ントロールを削除できます。 [メモリーカードにコピー] : • カメラにあるカスタムピクチャーコントロールをメモリーカード にコピーできます。メモリーカードにコピーしたいカスタムピク チャーコントロールとコピー先(1 ∼ 99)を選んで J ボタンを 押すと、選んだカスタムピクチャーコントロールがメモリーカー ドにコピーされます。 A メモリーカードへのコピー / メモリーカードからの削除について • カメラに搭載されているピクチャーコントロールは、コピーや削除ができません。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合、撮影メニューの[主スロットの選択] (0 85)で選んだ主スロットのカードが対象になります。 • メモリーカードに保存できるカスタムピクチャーコントロールは、99 個までです。 177
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する アクティブ D- ライティングで撮影する 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定しておく と、ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果があ ります。見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い室内か ら外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激しい景色を 撮影するのに効果的です。アクティブ D- ライティングを設定したとき は、測光モードをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすす めします(0 112)。 アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [Y オート] A 撮影メニュー[アクティブ D- ライティング]と画像編集メニュー [D- ライティング]の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて 露出や階調を制御し、ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整し て画像を記録します。一方、 [D- ライティング]は、撮影済みの画像に対して階 調を再調整してシャドー部を明るく補正します。 178
❚❚ アクティブ D- ライティングの設定方法 1 撮影メニューの[アクティブD-ラ イティング]を選んでマルチセレク ターの 2 を押す 2 効果の度合いを選び、Jボタンを押す •[Y オート]、 [Z より強め] 、 [Q 標準]、 [R 弱 [P 強め]、 め] 、[しない]に設定できます。 •[Y オート]に設定すると、撮影シー ンに応じて自動的に効果の度合いを設 定します。 D アクティブ D-ライティングについてのご注意 • アクティブ D- ライティングを設定して撮影をするとき、撮影シーンによって は、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が強調されたり、明るい被写体の周辺に 暗い影が出たり、暗い被写体の周辺が明るくなったりする場合があります。 • アクティブ D- ライティングを設定していても、ISO 感度が Hi 0.
HDR(ハイダイナミックレンジ)合成を行う 1 回の撮影で露出が異なる画像を 2 コマ撮影して合成することにより、輝 度範囲の広いシーンでも白とびや黒つぶれの少ない画像を記録します。 明暗差が著しい撮影シーンなどで、シャドー部からハイライト部まで幅 広く再現された画像になります。HDR モードを設定したときは、測光モー ドをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめします (0 112)。 + 露出暗めで 撮影した画像 露出明るめで 撮影した画像 1 撮影メニューの[HDR(ハイダイナ ミックレンジ)]を選んでマルチセ レクターの 2 を押す D RAW を含む画質モードについて RAW を含む画質モードの場合、HDR 撮影はできません。 180 HDR モードで 合成された画像
2[HDRモード]を設定する •[HDR モード]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3を押して HDR モードを設定 し、J ボタンを押します。 HDR モードで続けて撮影します。HDR モードを解除す 0 する(連続) るには、もう一度[HDR モード]を選んで[しない] を選択してください。 する(1 回) 撮影を終了すると、HDR モードが解除されます。 しない HDR モードを解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回) ] を選ぶと、HDR モードの撮影待機状態 になり、表示パネルに y マークが点灯 します。 181
3[露出差]を設定する •[露出差]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 を押して露出差を設定し、 J ボタンを押します。 • 露出差を大きく設定するほど、輝度範 囲のより広い被写体に対応できます。 • 被写体の輝度範囲に適した露出差以上 に設定すると、不自然な画像になる場 合があります。被写体の輝度範囲に合 わせて選んでください。 •[オート]に設定すると、シーンに適した露出差が選ばれます。 4[スムージング]を設定する •[スムージング]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 を押してスムージング(2 枚 の画像の境界の滑らかさ)の強さを設定 し、J ボタンを押します。 • スムージングを強めに設定するほど、 画像がより滑らかに合成されます。 182
5 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • シャッターボタンを全押しすると、2 回連続してシャッターがき れます。 • 合成処理中は、表示パネルに l y が、 ファインダー内表示にl uが点滅 します。この表示が消えるまで撮影でき ません。 •[する(連続)]の場合、[HDR モード] で[しない]を選んで HDRモードを解除 するまで、HDR モードで撮影できます。 • HDR モードが[する(1 回)]の場合、 1 回撮影すると、HDR モードが解除され、y マークが消灯します。 A D ボタンとコマンドダイヤルで HDR モードと露出差を設定する カスタムメニュー f8[BKT ボタンの機能] (0 343)を[HDR(ハイダイナミッ クレンジ)]に設定すると、D ボタンとコマンドダイヤルの操作で手順 2 の [HDR モード]と手順 3 の[露出差]を設定できます。 • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイ ヤルを回すと、表示パネルの HDR アイコンが [しない](アイコンなし)、y[する(1 回)]、 y R[する(連続)]に切り替わります。 • D ボタンを押しながら、サブコマ
D HDR 撮影時のご注意 • 撮影した画像の画像周辺部は切り取られます。 • 動いている被写体を撮影する場合や撮影時の手ブレの量が大きい場合は、正し く合成されないことがあります。三脚をお使いいただくことをおすすめします。 • 撮影シーンによっては、明るい被写体の周辺に暗い影が出たり、暗い被写体の 周辺が明るくなったりします。[スムージング]の設定で調整できます。 • 被写体によっては画像に階調とびが発生する場合があります。 • 測光モードが中央部重点測光またはスポット測光のときや、非 CPU レンズ装 着時に、 [露出差]を[オート]に設定すると、露出差は[2 EV]相当の度合 いに固定されます。 • 内蔵フラッシュと別売のスピードライトは発光しません。 • レリーズモード(0 100)が T、U または M の場合にシャッターボタンを全 押しし続けても連続撮影しません。 • シャッタースピードは、A(バルブ)または &(タイム)に設定できま せん。 D HDR モードの制限について HDR モードは、次の機能とは同時に使用できません。 • 動画撮影(0 48) • オートブラケティング撮影(0 130
フラッシュ撮影 内蔵フラッシュを使って撮影する 内蔵フラッシュを使うと、暗い場所や逆光下など、さまざまな場所での 撮影を楽しむことができます。 1 測光モードを設定する(0 112) • マルチパターン測光、中央部重点測光またはハイライト重点測光 に設定すると、i-TTL-BL 調光になり、スポット測光に設定すると、 スタンダード i-TTL 調光になります(0 188)。 2 フラッシュロック解除ボタンを押し て内蔵フラッシュを上げる • フラッシュの充電を開始します。 • 充電が完了して撮影ができる状態に なると、ファインダー内表示に c (レディーライト)が点灯します。 フラッシュロック 解除ボタン 185
3 フラッシュモードを設定する • M(Y)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、 表示パネルのフラッシュモード表示が変わります。 M(Y)ボタン メインコマンド 表示パネル ダイヤル 4 シャッタースピード、絞り値を設定する • 内蔵フラッシュ使用時に設定できるシャッタースピードと絞り値 については、「内蔵フラッシュ使用時のシャッタースピードと絞 り値」(0 189)をご覧ください。 5 撮影する • 撮影前に Pv ボタンを押すと、モデリング発光してライティング状 態を確認できます(0 330)。 A 内蔵フラッシュを収納する 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと音が するまで手で軽く押し下げます。バッテリーの消 耗を防ぐため、使用しないときは常に収納してく ださい。 186
設定できるフラッシュモード モード 内容 通常のフラッシュ撮影時にはこのモードを設定します。露出 モードを e または g にセットしてフラッシュ撮影すると、カメ 先幕シンクロ モード ラが適正露出となるようにシャッタースピードを1/250∼1/60 秒(別売のスピードライトを装着して、オート FP ハイスピード シンクロ(0 320)を行う場合は、1/8000 ∼ 1/60 秒)に自動 的にセットします。 フラッシュが発光する前に約 1 秒間赤目軽減ランプが点灯し て、人物の目が赤く写る「赤目現象」を軽減します。 赤目軽減 モード • シャッターがきれるまで、カメラや被写体の人物が動かない ように注意してください(シャッターチャンスを優先するよ うな撮影にはおすすめできません)。 赤目軽減モードとスローシンクロモードが同時にセットされ ます。露出モードは e または g に設定してください。 赤目軽減 スローシンクロ モード 夜景や夕景をバックにした人物撮影などに適しています。 • シャッタースピードが遅くなりますので、手ブレに注意して ください。三脚をお使いいただくことをおすすめします。 露
D フラッシュ撮影時のご注意 • 内蔵フラッシュを使って撮影するときは、被写体から 0.
A 内蔵フラッシュ使用時のシャッタースピードと絞り値 内蔵フラッシュ使用時に設定できるシャッタースピードと絞り値は次の通りです。 露出モード e f g h 設定可能なシャッタースピード※ 1 カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 2 1/250 ∼ 30 秒 設定可能な絞り値 0 カメラが 116 自動的に設定 カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 2 任意の絞り値※ 3 1/250 ∼ 30 秒、A(バルブ)、 &(タイム) 117 117 119 ※ 1 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度](0 319)を[1/320 秒 (オート FP)]に設定すると、内蔵フラッシュ使用時でも高速側のシャッ タースピードが 1/320 秒までフラッシュ同調します(0 320)。また、カス タムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]を[1/320 秒(オート FP)] または[1/250 秒(オート FP)]に設定して別売のオート FP ハイスピード シンクロ対応スピードライト(0 427)を装着した場合は、高速側のシャッ タースピードが 1
A インフォ画面のフラッシュモード表示について インフォ画面のフラッシュモードでは、内蔵フラッシュ使用時の発光方式が、次 のように表示されます。内蔵フラッシュの発光方式は、カスタムメニュー e3 [内蔵フラッシュ発光]で設定できます(0 322)。 通常発光 i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 — マニュアル発光 — リピーティング発光 — コマンダーモード 190 FP 発光(0 321)
A 内蔵フラッシュの調光範囲(光の届く範囲)と限界絞り値 内蔵フラッシュは ISO 感度と絞り値によって調光範囲(光の届く範囲)が異なり ます。下表を参考にしてください。 64 − 1.6 2.2 3.2 4.5 6.3 9 13 100 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 ISO 感度および絞り値 400 800 1600 2.8 4 5.6 4 5.6 8 5.6 8 11 8 11 16 11 16 22 16 22 32 − 22 32 − − 32 200 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 調光範囲 3200 8 11 16 22 32 − − − (m ) 6400 12800 11 16 約 0.7 ∼ 8.5 約 0.6 ∼ 6 16 22 22 32 約 0.6 ∼ 4.2 − 約 0.6 ∼ 3 32 − − 約 0.6 ∼ 2.1 − − 約 0.6 ∼ 1.5 − − 約 0.6 ∼ 1.1 − − 約 0.6 ∼ 0.8 ※ 内蔵フラッシュで調光できる最短撮影距離は 0.
調光補正してフラッシュの発光量を変更 する 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対 する被写体の明るさを調整したいときなどに使います。発光量を多くし て被写体をより明るく照らしたり、発光量を少なくして被写体に光が強 く当たりすぎないようにするなど、発光量の微妙な調整ができます。 ❚❚ 調光補正の設定方法 M(Y)ボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す • 調光補正値は、表示パネルに表示 されます。 • 調光補正は、1/3 段ステップで − 3 段∼+ 1 段の範囲で設定でき M(Y)ボタン サブコマンド ダイヤル ます。 • 補正量を設定すると、表示パネルとファイ ンダー内表示に Y(調光補正)マークが 表示されます。 • M(Y)ボタンを押すと、表示パネルと ファインダー内表示で設定した補正量を 確認できます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くし 補正なし(M(Y)ボタンを たいときは−側に補正するのが基本です。 押したとき) • 調光補正を解除するには、補正量を 0.
A 別売スピードライトの調光補正について カメラ側とスピードライト側で同時に調光補正を行う場合、両方の補正値を加 算します。 A 関連ページ • 調光補正のステップ幅を変更する → (0 305) A b3[露出・調光補正ステップ幅] • フラッシュ撮影時に露出補正した場合に調光量も補正するかどうかを設定す る → A e4[フラッシュ使用時の露出補正](0 329) • 調光補正値を変えながら撮影する →「AE ブラケティング、フラッシュブラケ ティングの撮影方法」(0 130) 193
FVロックして調光量を固定する 調光量をロック(固定)することにより、被写体に調光量を合わせたま ま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。被写体が 画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調光量のフラッシュ撮 影が可能です。 • FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュの 発光量が補正されることにより FV ロックは維持されます。 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの 機能](0 336)の[押し時の動 作]を[FV-L]に設定する 2 フラッシュロック解除ボタンを押し て内蔵フラッシュを上げる • フラッシュの充電を開始します。 フラッシュロック 解除ボタン 3 被写体にピントを合わせる • 発光量を合わせたい被写体 を画面の中央でとらえ、 シャッターボタンを半押し して被写体にピントを合わ せます。 194
4 モニター発光を行う • ファインダー内表示にcが点灯してい ることを確認し、Fn ボタンを押すと、 フラッシュがモニター発光を行い、 調光量を計算します。 • FV ロックが行われ、ファインダー内 表示に e(FV ロック)マークが表示 Fn ボタン されます。 5 構図を変更する 6 シャッターボタンを全押しして撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影 できます。必要に応じて手順 5 ∼ 6 を繰り返してください。 7 FVロックを解除する • もう一度 Fn ボタンを押すと、FV ロックが解除され、ファインダー 内表示の e が消灯します。 D 内蔵フラッシュの FVロックについて 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FV ロックを使用 するときはカスタムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光] (0 322)を[TTL モー ド]に設定してください。 195
A 別売スピードライトの FVロックについて 別売のスピードライト(0 425)の発光モードが TTL、「モニター発光あり」の AA または A のいずれかに設定されている場合も、FV ロックを行うことができま す(別売スピードライトの発光モードについては、スピードライトの使用説明 (0 322)を 書をご覧ください)。カスタムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光] [コマンダーモード]にして撮影する場合は、主灯(マスターフラッシュ)また は補助灯(リモート)グループのうち、少なくとも 1 グループの発光モードを [TTL]または[AA]に設定してください。 A 別売スピードライトの FVロック時の測光エリアについて 別売スピードライトを使用した FV ロック時の測光エリアは次のようになります。 撮影状態 1 灯撮影時 アドバンストワイヤレス ライティングによる 増灯時 A 関連ページ • • 196 発光モード 測光エリア i-TTL モード 画面中央φ6mm 相当 絞り連動外部自動調光 i-TTL モード 絞り連動外部自動調光 外部自動調光 (マスタースピードライト) スピードラ
撮影の便利な機能 ファインダー撮影時に R ボタンを使う ファインダー撮影時に R ボタンを押すと、液晶モニターに「インフォ画 面」が表示されます。シャッタースピードや絞り値、記録可能コマ数、AF エリアモードなど、撮影に関する情報や設定の確認ができます(図は、説 明のため全ての表示を点灯させています) 。 1 2 3 4 .......................................115 ..........116 フラッシュシンクロマーク .....319 シャッタースピード .......117、119 ホワイトバランス微調整値 .....147 露出モード 6 ホワイトバランス色温度 ..................................................144、150 オートブラケティング撮影 コマ数 ................................................131 5 WB ブラケティング撮影 コマ数 ................................................
11 シャッタースピードロック 19 マーク ................................................124 電子先幕シャッターマーク .....312 20 MB-D12 のバッテリー種別表示 12 13 露出ディレーモード ....................311 14 FV ロックマーク ............................195 15 絞り値ロックマーク ....................125 HDR(連続マーク).....................183 多重露出(連続マーク)............208 16 調光補正マーク .............................192 調光補正量 .......................................192 17 露出補正マーク .............................128 露出補正値 .......................................
28 29 30 31 32 34 画像コメント入力設定マーク 著作権情報設定マーク ..........................................79 35 36 37 38 副スロットの機能 ...........................85 RAW 画像の[サイズ S]設定 39 インターバルタイマー設定 マーク ................................................213 微速度撮影設定マーク ...............220 測光モード .......................................112 画像サイズ(JPEG/TIFF)............82 画質モード マーク ...................................................84 ...............................................................371 ...............372 衛星受信状態マーク ....
40 アクティブ D- ライティング マーク ................................................179 高感度ノイズ低減マーク ..........291 41 42 撮影メニュー設定表示 ...............281 43 カスタムメニュー設定表示 .....295 44 長秒時ノイズ低減マーク ..........290 45 D ボタンの機能表示 ...............343 46 AE/AF ロックボタンの機能表示 48 プレビューボタンの機能表示 49 50 色空間マーク ...............................................................341 ..................................287 インジケーター 露出 ................................................120 露出補正 ......................................128 オートブラケティング ...
ファインダー撮影時に b ボタンを使う ファインダー撮影時に b ボタンを押すと、撮 影の設定を変更できます。マルチセレクター で項目を選んで J ボタンを押すと、選んだ項 目の設定画面が表示されます。撮影に戻るに は、再度 b ボタンを押してください。 b ボタン • 設定できるメニュー項目は次の通りです。 メニュー項目 撮影メニューの管理 高感度ノイズ低減 アクティブ D- ライティング 色空間 プレビューボタンの機能 0 281 291 179 287 341 メニュー項目 Fn ボタンの機能 AE/AF ロックボタンの機能 D ボタンの機能 長秒時ノイズ低減 カスタムメニューの管理 0 336 342 343 290 295 A ガイド表示について 選択中のメニュー項目名を表示します。カスタム メニューd9[インフォ画面のガイド表示] (0 314) では、ガイドを表示させないようにできます。 201
ツーボタンリセットで基本的な機能を 初期設定に戻す T ボタンと E ボタン(それぞ れのボタンに緑色の I が付いてい E ボタン ます)を 2 秒以上同時に押すと、一 瞬表示パネルの表示が消え、カメ ラの機能が次のように初期設定に 戻ります。 T ボタン 202
❚❚ 撮影メニュー項目※1 撮影メニュー項目 画質モード 初期設定 NORMAL JPEG/TIFF 記録 画像サイズ サイズ L RAW 記録 画像サイズ ホワイトバランス 微調整 サイズ L AUTO1 標準 A-B: 0、G-M: 0 ピクチャーコントロールの調整値 解除※ 2 HDR(ハイダイナミックレンジ) ISO 感度設定 ISO 感度 解除※ 3 感度自動制御 100 しない 多重露出 解除※ 4 インターバルタイマー撮影 解除※ 5 ※ 1 現在選択されている撮影メニュー(「A」∼「D」のいずれか)の項目のみが解 除されます(多重露出、インターバルタイマー撮影、およびピクチャーコント ロールの調整値は、全ての撮影メニューで共通です) 。 ※ 2 現在選択中のピクチャーコントロールのみ解除されます。 ※ 3 HDR モードが[する(連続)]または[する(1 回)]の場合は[しない]に設 定されます。露出差とスムージングは初期設定には戻りません。 ※ 4 多重露出撮影が中断され、その時点までの露光結果だけを重ね合わせた画像 が記録されます。また、多重露出モードが[
❚❚ その他の撮影関連の機能 機能 初期設定 フォーカスポイント※ 1 中央 プリセットフォーカスポイント 中央 露出モード e プログラムシフト 解除 露出補正 解除(0.0) AE-L(ホールド) 解除 コマンドロック(絞り) 解除 コマンドロック(シャッタースピード) 解除 AF モード ファインダー撮影時の AF エリアモード 静止画ライブビュー / 動画ライブビュー時の AF エリアモード 静止画 Lv 画面のホワイトバランス AF-S ハイライト表示 ※1 ※2 シングルポイント AF ノーマルエリア AF 撮影時と同じ しない ヘッドホン音量 15 測光モード マルチパターン測光 オートブラケティング 解除※ 2 フラッシュモード 先幕シンクロ 調光補正 解除(0.
多重露出撮影で 1 つの画像に重ねて 写し込む 多重露出撮影は 2 ∼ 10 コマまで重ねて写し込み、1 つの画像として記録 します。RAW データを使用して合成するため、通常のアプリケーショ ンソフトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画 像になります。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 1 撮影メニューの[多重露出]を選ん でマルチセレクターの 2 を押す 205
2[多重露出モード]を設定する •[多重露出モード]を選んで、2 を押 します。 • 1 または 3 を押して多重露出モードを設 定し、J ボタンを押します。 同じ設定で続けて多重露出撮影します。多重露出撮影 0 する(連続) を解除するには、もう一度[多重露出モード]を選ん で[しない]を選択してください。 する(1 回) 多重露出撮影を終了すると、多重露出が解除されます。 しない 多重露出撮影を解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)] を選ぶと、多重露出の撮影待機状態に なり、表示パネルに n マークが点灯し ます。 206
3[コマ数](露光回数)を設定する •[コマ数]を選んで、2 を押します。 • 1 または 3 を押して露光回数を設定 し、J ボタンを押します。 4[自動ゲイン補正]を設定する •[自動ゲイン補正]を選んで、2 を押 します。 • 自動ゲイン補正の設定後、J ボタンを 押します。 する 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数に合わせ て自動的にゲイン(出力)を補正します。 • 各コマのゲインは、 「1 ÷露光回数」となります。たとえば、露 「3 コマ」の場合は 1/3 になり 光回数が「2 コマ」の場合は 1/2、 ます。 しない ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わせます。 207
5 1回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マーク が点滅します。 6 2回目以降の撮影をする •[する(連続)]の場合、[多重露出モード]で[しな い]を選んで多重露出モードを解除するまで、多重 露出撮影できます。 • 多重露出モードが[する(1 回)]の場 合、手順 3 で設定したコマ数分の撮影 をすると、多重露出撮影が解除され、 n マークが消灯します。 A D ボタンとコマンドダイヤルで多重露出モードとコマ数を設定する カスタムメニュー f8[BKT ボタンの機能] (0 343)を[多重露出]に設定する と、D ボタンとコマンドダイヤルの操作で手順 2 の[多重露出モード]と 手順 3 の[コマ数]を設定できます。 • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイ ヤルを回すと、表示パネルの多重露出アイコン 、 が[しない] (アイコンなし) 、$[する(1 回)] $F[する(連続)]に切り替わります。 • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤ ルを回すと、表示パネルのコマ数が切り替わり ます。 208
D 多重露出撮影時のご注意 • 多重露出の撮影途中、画像の再生やメニュー画面の表示で液晶モニターを点灯 した場合、液晶モニターが消灯してから操作のないまま、カスタムメニュー (0 308)で設定した時間に 30 秒を加えた時間が経過す c2[半押しタイマー] ると、画像が記録されて多重露出が解除されます。 • 多重露出撮影中は、ライブビュー撮影ができません。 • 多重露出モードを[する(連続)]または[する(1 回)]に設定していても、 ライブビュー表示にすると[しない]になります。 • 自動ゲイン補正(0 207)を[しない]に設定した場合、ノイズ(ざらつき、 むら、すじ)が発生しやすくなります。 • 多重露出による撮影中は、メモリーカードを交換しないでください。 • レリーズモード(0 100)を T、U または M に設定して撮影する場合、多重 ]のときは、シャッターボタンを押し続けると、多 露出モードが[する(1 回) 重露出で設定された撮影コマ数の撮影後、多重露出撮影を解除します。[する (連続)]のときは、シャッターボタンを押し続けている間、多重露出で設定さ れた撮影コマ数で多重露出撮影を繰り返し
❚❚ 多重露出撮影を中断するには 設定したコマ数分を撮影する前に多重露出 撮影を中断するには、多重露出モードを[し ない]に設定します。多重露出撮影を中断す ると、その時点までの露光結果だけを重ね合 わせた画像が記録されます([自動ゲイン補 正]を[する]にしていたときは、露光回数 に合わせてゲイン補正が行われます)。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 • ツーボタンリセット(0 202)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき A 多重露出とインターバルタイマー撮影の組み合わせについて 多重露出を設定してから 1 コマ目を撮影する前にインターバルタイマー撮影 (0 211)を設定すると、設定されたインターバルで多重露出撮影ができます。 この場合、 [インターバルタイマー撮影]で設定されたインターバルで 1 コマず つ撮影され、 [多重露出]で設定されたコマ数の撮影が終了すると、インターバ ルタイマー撮影を解除します。多重露出が[する(1 回)]の場合は、多重露出 も解除されます。 A 多重露出撮影
設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影) 設定した開始方法(即時または設定時刻)と撮影間隔で自動的に撮影を 行います。インターバルタイマー撮影は、レリーズモードを S、T、 U、J、M または V に設定して撮影してください。 1 撮影メニューの[インターバルタイ マー撮影]を選ぶ • マルチセレクターの 2 を押すと、イン ターバルタイマー撮影の設定画面が表 示されます。 2 インターバルタイマー撮影の設定をする • 開始方法を選ぶ [開始方法の設定]を選ん で 2 を押す 開始方法を選んで J ボタン を押す [即時スタート]を選 - インターバルタイマー撮影をすぐに開始する場合は、 びます。 - インターバルタイマー撮影の開始日時を設定する場合は、[開始日時設定] を選びます。表示される画面で開始日時を設定して J ボタンを押します。 211
• 撮影間隔(インターバル)を設定する [撮影間隔]を選んで 2 を 押す 撮影間隔(時、分、秒)を 設定して J ボタンを押す • 撮影回数と 1 回のコマ数を設定する [撮影回数× 1 回のコマ数] を選んで 2 を押す 撮影回数と 1 回で撮影する コマ数を設定して、J ボタ ンを押す - レリーズモードが S の場合、撮影コマ数を 2 コマ以上に設定すると、カスタ ムメニュー d2[低速連続撮影速度](0 311)で設定された速度で撮影し ます。 • 露出平滑化をするかどうかを選ぶ [露出平滑化]を選んで 2 を押す 露出平滑化をするかどうか を選んで J ボタンを押す -[する]を選ぶと、1 コマ前に撮影した静止画と大きく明るさが変化しない ようにカメラが自動で露出を調整します。ただし、露出モード h で撮影メ ニュー[ISO 感度設定]の[感度自動制御]が[しない]の場合、露出の 平滑化は行いません。 212
3[撮影開始]を選んで J ボタンを 押す • 手順 2 の[開始方法の設定]で[即時ス タート]を選んでいる場合は、約 3 秒後 に撮影を開始します。 • 手順 2 の[開始方法の設定]で[開始日 時設定]を選んでいる場合は、設定した日時に撮影を開始します。 • 設定した撮影間隔とコマ数で撮影を繰り返します。 D インターバルタイマー撮影を開始する前に • 試し撮りをすることをおすすめします。 • あらかじめセットアップメニューの[地域と日時]で日時が正確に設定されて いることを確認してください(0 17)。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリー、または別売 のパワーコネクターと AC アダプターをお使いください。 • ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファインダーからの光が適正露 出や画像に影響を与えることを防ぐため、アイピースシャッターレバーを回し てアイピースシャッターを閉じることをおすすめします(0 105)。 A インターバルタイマー撮影の待機状態について インターバルタイマー撮影の待機状態では、表示 パネル
❚❚ インターバルタイマー撮影を一時停止するには インターバルタイマー撮影を一時停止するには、次の操作を行います。 • 撮影待機中に J ボタンを押す • 撮影待機中に撮影メニュー[インターバルタイマー撮影]で[一時停 止]を選び、J ボタンを押す ❚❚ インターバルタイマー撮影を再開するには インターバルタイマー撮影を再開する手順は次の通りです。 すぐに再開する場合 [再開]を選んで J ボタ ンを押す 再開する日時を設定する場合 [開始方法の設定]画面 で[開始日時設定]を 開始日時を設定して J ボタンを押す [再開]を選んで J ボタ ンを押す 選び 2 を押す ❚❚ インターバルタイマー撮影を終了するには インターバルタイマー撮影を終了するには、撮影待機中に撮影メニュー [インターバルタイマー撮影]で[終了]を選び、J ボタンを押します。 インターバルタイマー撮影終了後は通常の撮影待機状態に戻ります。 214
D インターバルタイマー撮影についてのご注意 • 撮影間隔は、想定されるシャッタースピードに 1 回のコマ数を掛けた値よりも 長い時間を設定してください。実際のインターバルタイマー撮影には、イン ターバル時間の他、シャッタースピードやカメラが処理を行う時間などが含ま れます。撮影間隔が充分な長さに設定されていない場合は、設定した撮影間隔 。 で撮影できず、その回の撮影がキャンセルされることがあります(0 212) • 撮影間隔が充分な長さに設定されていない場合は、設定した[撮影回数× 1 回 のコマ数]で撮影できないことがあります。 • 設定した開始日時が現在時刻後 1 分以内の場合や[撮影間隔]が[00:00'00"] の場合、シャッタースピードが A(バルブ)または &(タイム)の場合 など、インターバルタイマー撮影を開始できないときには警告メッセージを表 示します。 • メモリーカードの残量がない場合、撮影時刻ごとにカウントは進みますが、実 際の撮影は行われません。残量のあるメモリーカードに交換し、インターバル タイマー撮影を再開してください(0 214)。 • 次の場合はインターバルタイマー撮影が一時
A インターバルタイマー撮影待機中の各種設定について インターバルタイマー撮影の待機中は、各種設定やメニュー画面の操作や、画 像の再生を行うことができます。ただし、メニュー画面や再生画面を表示して いる場合、撮影時刻の約 4 秒前に液晶モニターを消灯して、撮影に入ります。 A オートブラケティングとインターバルタイマー撮影の組み合わせにつ いて • インターバルタイマー撮影とオートブラケティングを同時に行う場合は、オー トブラケティングを先にセットしてからインターバルタイマーを設定してく ださい。 • インターバルタイマー撮影時にAE・フラッシュブラケティング、AEブラケティ ング、フラッシュブラケティングまたは ADL ブラケティングを行う場合は、撮 影時間ごとにオートブラケティングで設定したコマ数が撮影されます。 • インターバルタイマー撮影時に WB ブラケティングを行う場合は、撮影時間ご とに 1 コマ撮影し、オートブラケティングで設定したコマ数が記録されます。 A 撮影メニューの切り換えとリセットについて インターバルタイマー撮影設定画面の内容は、全ての撮影メニュー(「A」∼「D」) (0 28
微速度撮影する 微速度撮影では、設定した撮影間隔で自動的に撮影を行い、撮影した静 止画をつないで動画として記録できます。撮影する静止画は、動画と同 じ撮像範囲(0 56)で記録されます。また、記録される動画の設定は 撮影メニュー[動画の設定] (0 61)の[画像サイズ / フレームレート]、 [動画の画質]および[動画記録先]で設定できます。 1 撮影メニューの[微速度撮影]を 選ぶ • マルチセレクターの 2 を押すと、微速 度撮影の設定画面が表示されます。 2 微速度撮影の設定をする • 撮影間隔(インターバル)を設定する [撮影間隔]を選んで 2 を 押す 撮影間隔(分、秒)を設定 して J ボタンを押す - 撮影間隔は、想定されるシャッタースピードよりも長い時間を設定してく ださい。 217
• 撮影時間を設定する [撮影時間]を選んで 2 を 押す 撮影時間(時、分)を設定 して、J ボタンを押す - 撮影時間は、最長で 7 時間 59 分まで設定できます。 • 露出平滑化をするかどうかを選ぶ [露出平滑化]を選んで 2 を押す 露出平滑化をするかどうか を選んで J ボタンを押す -[する]を選ぶと、明るさの変化が滑らかになり、より自然な動画を記録し ます。ただし、露出モード h で撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感度自動 制御]が[しない]の場合、露出の平滑化は行いません。 3[撮影開始]を選んでJ ボタンを 押す • 約 3 秒後に撮影を開始します。 • 手順 2 で 設定した[撮影時間]内に、 設定した[撮影間隔]で撮影を繰り返 します。 218
❚❚ 微速度撮影を終了するには • 微速度撮影を終了するには、次の操作を行います。 - 撮影待機中に撮影メニュー[微速度撮影]で[終了]を選び、J ボ タンを押す - 微速度撮影の待機状態や撮影直後の画像確認時に J ボタンを押す • 微速度撮影を終了すると、終了時点までの動画がメモリーカードに記 録され、通常の撮影待機状態に戻ります。 A 微速度撮影を開始する前に • ファインダー撮影時の露出で撮影します。試し撮りをして、画像を再生して確 認することをおすすめします。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、別売のパワーコネクターと AC アダプター、 または充分に充電されたバッテリーをお使いください。 • ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファインダーからの光が適正露 出や画像に影響を与えることを防ぐため、アイピースシャッターレバーを回し てアイピースシャッターを閉じることをおすすめします(0 105)。 A 微速度撮影の記録コマ数(撮影回数)と動画の長さについて • 手順 2 で設定する撮影時間を、設定する撮影間 隔で割った数(小数点以下切
A 微速度撮影の待機状態について • 微速度撮影の待機状態では、表示パネルに Q マークが点滅し、微速度撮影中マークが点灯し ます。撮影直前になるとシャッタースピード表 示部にその回の残りの撮影時間を表示します (時間、分)。 • 待機状態でシャッターボタンを半押しすると、 残りの撮影時間を表示します。 • 待機状態で G ボタンを押すと、液晶モニター の微速度撮影画面に撮影間隔と撮影時間、露出 平滑化の設定が表示されます。また、 [終了]を 選んで微速度撮影を終了できます(0 219)。 A 撮影直後の画像確認について 微速度撮影中は、K ボタンで画像を表示することはできません。ただし、再生 メニューの[撮影直後の画像確認] (0 277)を[する]にすると、撮影のたび に自動的に画像が数秒間液晶モニターに表示されます(表示だけを行い、通常 の再生時の操作は無効になります)。 A 微速度撮影動画の記録先について 微速度撮影で撮影した動画は、撮影メニューの[動画の設定]の[動画記録先] (0 63)で選んだスロットに記録されます。 A レリーズモードについて • レリーズモードに関係なく、1 回の撮影ご
D 微速度撮影についてのご注意 • 微速度撮影時には、音声は記録されません。 • 実際の微速度撮影には、インターバル時間の他、シャッタースピードやカメラ が処理を行う時間が含まれます。そのため、設定した撮影間隔で撮影できない ことがあります。 • 次のような場合には、微速度撮影を開始できません。 - 設定した[撮影時間]が[撮影間隔]より短い場合 -[撮影時間]または[撮影間隔]が[00:00'00"]の場合 - メモリーカードの残量がない場合 • 微速度撮影中は、K ボタンを押しても画像の再生はできません。G ボタン を押すと[微速度撮影]画面が表示され、その他のメニューは選択できません。 v(オート)以外に設定する • 微速度撮影をする場合、ホワイトバランスを と色みを固定することができます(0 144)。 • 微速度撮影中は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー] (0 308)の設定に かかわらず、半押しタイマーはオフになりません。 • AF モードが AF-S の場合、撮影ごとにピント合わせを行います。被写体にピン トが合わないときは、その回の撮影をキャンセルして次の回から撮影を再開し
非 CPU レンズを使う (レンズ情報手動設定) このカメラでは、非 CPU レンズ装着時も露出モード g または h で撮影が 。非 CPU レンズを使用する場合、絞り値はレンズの できます(0 417) 絞りリングで設定します。セットアップメニューの[レンズ情報手動設 定]でレンズの情報をカメラに登録することにより、非 CPU レンズを 使って撮影するときに、次の機能が使用できます。 • 焦点距離を設定して使用できる機能: - 別売のスピードライトのオートパワーズーム - 再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます) • 開放絞り値(開放 F 値)を設定して使用できる機能: - レンズで設定した絞り値表示(表示パネル、ファインダー内表示) - スピードライトの絞り連動外部自動調光 - 再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能: - RGB マルチパターン測光(レフレックスニッコールなど一部のレン ズでは、焦点距離と開放絞り値を設定しても RGB マルチパターン測 光では充分な精度が得られない場合があります。中央部重点測光ま たはスポ
❚❚ レンズ情報の登録方法 1 セットアップメニューの[レンズ情 報手動設定]を選んでマルチセレク ターの 2 を押す 2[レンズ No.]を選ぶ • 4 または 2 を押して、登録したいレン ズ No.
❚❚ 手動設定済みレンズ情報の選択方法 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]の[コマンドダ イヤル併用時の動作]を[手動設定済みレンズの選択]に 設定する(0 340) • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、レンズの選 択機能が割り当てられます。 2 Fn ボタンを押しながら メインコマンドダイヤルま たはサブコマンドダイヤル を回す Fn ボタン • レンズ No. は表示パネルに表示されま す。使用したいレンズの番号が表示さ メインコマンド ダイヤル 焦点距離 開放絞り値 れるまでメインコマンドダイヤルまた はサブコマンドダイヤルを回します。 レンズ No.
位置情報を画像に記録する このカメラは、10 ピンターミナル(0 3)に接続した GPS 機器により、 位置情報を画像に記録することができます。GPS 機器と通信して撮影し た画像には、再生時の画像情報に位置情報のページ(0 237)が追加さ れます。位置情報を記録するには、次の 2 つの方法があります。 • 別売の GPS ユニット GP-1 または GP-1A と接続する GP-1/GP-1A を接続すると、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、 UTC(協定世界時)を記録できます。 • 他社製の GPS 機器と接続する(0 439) 別売の GPS 変換コード MC-35 を介して、市販の対応 GPS 機器(0 439) と通信し、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協定世界 時) 、撮影方位を記録できます。 ❚❚ 別売の GPS ユニット GP-1/GP-1A と接続する 別売の GPS ユニット GP-1/GP-1A は、ニコンデ ジタルカメラ専用の GPS 機器です。カメラと GP-1/GP-1A の接続方法については、GP-1/ GP-1A の使用説明書をご覧ください。 A GP
❚❚ GPS 機器接続時のカメラの設定について セットアップメニューの[位置情報]を選んでマルチセレクターの 2 を 押すと、GPS 機器と接続時の半押しタイマー、取得した位置情報の表示、 衛星による日時合わせを設定できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GPS 機器を接続しているときの半押 しタイマーを設定できます。 カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[半押しタ イマー] (0 308)で設定された時間でオフになります。 有効 • カメラのバッテリーの消耗を少なくすることができます。 • GP-1/GP-1A との接続時には、電源を ON にした直後または半押 しタイマーがオンになった直後は、カメラが位置情報を取得で きるまで半押しタイマーがさらに最大 1 分間延長されます。 無効 GPS 機器と接続中は、半押しタイマーがオフになりません。 •[情報表示]では、GPS 機器接続時に取得した情報を表示します。 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 方位 UTC 撮影方位を表示 UTC(協定世界時)を表示。 UTC(Coordinated Un
画像の再生 画像を再生する W W W X X X 1 コマ表示 サムネイル表示モード モード 1 コマ表示モード • K ボタンを押すと、最後に撮影した画像が 液晶モニターに表示されます。 • マルチセレクターの 4 を押すと前の画像 が、2 を押すと次の画像が表示されます。 • 1 または 3 を押すと、表示中の画像につい ての詳しい情報が表示されます(0 230)。 K ボタン サムネイル表示モード 1 コマ表示モードのときに W ボタンを押す と、複数の縮小画像(サムネイル画像)を表 示する「サムネイル表示モード」に切り替わ ります。 • 表示される画像の数は、W ボタンを押すた びに 4 コマ、9 コマ、72 コマの順に増え、X ボタンを押すたびに減ります。 W ボタン • マルチセレクターの 1342 またはななめを押して画像を選びます。 • マルチセレクターの中央ボタンを押すたびに、1 コマ表示とサムネイル表 示が切り替わります。 227
A メモリーカードスロットの切り換えについて サムネイル表示モードの 72 コマ表示時に W ボタンを押すと、 [スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示されます。 • スロットを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、選んだスロット内のフォ ルダーの一覧が表示されます。フォルダーを選んで J ボタンを押すと、フォ ルダー内の画像が表示されます。 A 縦位置で撮影した画像の場合 再生メニューの[縦位置自動回転] ( 0 278 )を [する]に設定すると、縦位置で撮影された画像 を、右のように縦位置で再生します。 A 撮影直後の画像確認について • 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 277)で[する]が設定されてい るときは、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に液晶モニター に表示します。 • レリーズモードが U、T または M のときは、撮影終了後に、最初のコマか ら順次画像を表示します。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、再生メニューの[縦 位置自動回転] (0 278)を[する]に設定しても、撮影直後の画像確認時は 自動回転しません。 A
A 関連ページ • 液晶モニターの表示時間を変更する → A c4[モニターのパワーオフ時間] (0 309) • マルチセレクターの中央ボタンの機能を変更する → 能] (0 333) A f2[中央ボタンの機 • 画像のコマ送りやメニュー操作をコマンドダイヤルで行えるようにする → A f9[コマンドダイヤルの設定]の[再生 / メニュー画面で使用](0 346) 229
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、画像についての詳しい情報を見ることができま す。マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次のように撮影情報の 表示が切り替わります。 標準表示 画像のみ表示※ 1 統合表示 位置情報※ 2 ハイライト表示※ 1 RGB ヒストグラム※ 1 撮影情報※ 1 ※ 1 再生メニューの[再生画面設定] (0 272)で設定している場合のみ表示します。 ※ 2 GPS 機器(0 225)を使用して撮影した画像の場合のみ表示します。 230
❚❚ 標準表示 1 プロテクト設定の有無 ...............241 2 画像編集の有無 .............................380 3 フォーカスポイント※1、 2 .........93 4 AF エリアフレーム※1 ....................16 5 コマ番号 / フォルダー内全画像数 6 画質モード ..........................................79 7 画像サイズ ..........................................82 8 9 10 11 12 13 .............................................. 74 .............................................. 17 撮影日付 .............................................. 17 スロット ..............................................
❚❚ ハイライト表示 1 2 ※ 画像のハイライト部分(画像の中 の非常に明るい部分)を各色ごと に点滅表示します※ フォルダー番号 - コマ番号 ........
❚❚ RGB ヒストグラム 1 画像のハイライト部分を 各色ごとに点滅表示します※ 2 3 ※ ...............................................................232 フォルダー番号 - コマ番号 ........283 ホワイトバランス ........................144 ホワイトバランス色温度 ..........150 ホワイトバランス微調整 ..........147 プリセットマニュアル ...............
A 拡大ヒストグラム表示について RGB ヒストグラム表示で X ボタンを押すと、ヒス トグラム表示のまま拡大画面になります。拡大ヒ ストグラム表示では、拡大領域のヒストグラムを 表示することができます。また、拡大表示中にマ ルチセレクターを操作すると画面をスクロール して見たい部分に移動できます。W ボタンを押 すと画像を縮小表示します。 A ヒストグラムについて ヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのことです。横 軸は明るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を示しています。 • いろいろな明るさの被写体が 写っている画像では、グラフの山 が全体的に分布したヒストグラ ムになります。 • 暗い画像はヒストグラムの分布 が左側に寄った形になります。 • 明るい画像はヒストグラムの分 布が右側に寄った形になります。 露出補正を+側にすれば山が右側に寄り、−側にすれば山が左側に寄ります。 屋外などで周りが明るすぎて液晶モニターでは画像の明るさが確認しにくいと きでも、ヒストグラムから画像全体の露出傾向を確認することができます。 A ヒストグラム表示について • RGB ヒストグラムは明るさ
❚❚ 撮影情報 撮影時の設定の詳細を表示します。 1 2 3 4 5 13 測光モード .......................................112 電子先幕シャッター ....................312 シャッタースピード .......117、119 絞り値 ...................................117、119 露出モード .......................................115 ISO 感度※ 1 .......................................107 露出補正値 .......................................128 基準露出レベルの調節値※ 2 ....307 焦点距離 ...............................222、423 レンズ情報 .......................................222 ........................144 ..........150 ....
16 高感度ノイズ低減 ........................291 長秒時ノイズ低減 ........................290 アクティブ D- ライティング ....178 20 19 HDR のスムージング ...................182 ヴィネットコントロール ..........288 21 されます。複数の画像編集が行わ れた場合は、順番に表示されます。 画像コメント ..................................371 22 撮影者名※ 5 ......................................372 23 著作権者名※ 5 17 18 HDR の露出差 .................................182 画像編集メニュー(0 380)で行 われた画像編集の内容が一覧表示 .................................
❚❚ 位置情報※1(0 225) 1 2 3 緯度 経度 4 UTC(協定世界時) 5 撮影方位※2 標高 ※ 1 動画の場合は、動画撮影開始時に取得した情報を表示します。 ※ 2 電子コンパス内蔵の GPS 機器と接続して撮影した場合のみ表示します。 237
❚❚ 統合表示 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 コマ番号 / フォルダー内全画像数 プロテクト設定の有無 ...............241 .............................380 多重露出 ............................................205 位置情報の有無 .............................225 画像編集の有無 カメラ名 画像コメントの有無 ....................371 画像のヒストグラムを表示します 。 (0 234) 画質モード ..........................................79 画像サイズ ..........................................82 撮像範囲 ...............................................74 ファイル名 .......................................
画像を拡大表示する 1コマ表示モードのときにXボタンを押すと、 拡大表示されます。拡大できる最大の大きさ (長さ比)は、画像サイズが L の場合は約 46 倍、M では約 34 倍、S では約 22 倍です(撮像 範囲が[FX (36 × 24) 1.
拡大表示中に人物の顔 を認識すると、画面右 下のナビゲーション 人物の顔へ 移動させる ウィンドウに白枠が表 示されます。サブコマ ンドダイヤルを回す と、認識した顔に順次 移動します。 前後の画像 を見る 撮影に戻る 240 メインコマンドダイヤルを回すと、そのままの拡大 率と表示範囲で、前後の静止画を表示します(動画 を選ぶと、拡大表示を終了します)。 / K 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。
プロテクトで画像を削除できないよう に保護をする 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を設 定できます。ただし、メモリーカードを初期化(フォーマット:0 360) すると、プロテクトを設定した画像も削除されますのでご注意ください。 • マルチセレクターで画像を選んでL(Z/ Q)ボタンを押すと、画像にプロテクトを 設定します。 • プロテクトを設定した画像には ンが表示されます。 P アイコ • 画像のプロテクトを解除するには、解除す る画像を表示(選択)して、L(Z/Q) ボタンを押します。 L(Z/Q)ボタン A プロテクトの一括解除について 画像の再生中に、L(Z/Q)ボタンと O(Q)ボタンを同時に 2 秒以上押し 続けると、再生メニューの[再生フォルダー設定]で設定されているフォルダー 内の全ての画像のプロテクトを一括で解除できます。 241
画像を削除する メモリーカードに記録された画像を削除します。削除した画像は元には 戻せないのでご注意ください。ただし、プロテクトおよび非表示設定さ れている画像は削除できません。 ボタン操作で画像を削除する O(Q)ボタンを押すと、表示中の画像を 1 コマ削除できます。 1 マルチセレクターで削除する画像を 選んで O(Q)ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャ ンセルされます。 O(Q)ボタン 2 もう一度O(Q)ボタンを押す • 表示中の画像が削除されます。 O(Q)ボタン A 関連ページ 画像の削除後に表示される画像を変更する → 242 (0 277) D[削除後の次再生画像]
複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。た くさんの画像を削除するときは、時間がかかることがあります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 [再生フォルダー設定](0 271)で設定したフォルダー内 R 全画像削除 の全ての画像を削除します。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合は、画像を削除す るスロットを選択できます。 ❚❚[選択画像削除]を選んだ場合 1 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び、中央 ボタンを押すと、O が表示されて削除 設定されます。もう一度中央ボタンを 押すと解除されます。 • 削除する画像全てに設定してください。 2 画像を削除する • J ボタンを押すと、確認画面が表示さ れます。 • 確認画面で[はい]を選んで J ボタン を押すと、選択した画像が全て削除さ れます。 243
パソコン、プリンター、 テレビとの接続 ViewNX 2をインストールする 付属のソフトウェアをインストールして、画像をパソコンに取り込め ば、静止画や動画の表示、編集ができます。インストールを始める前 に、お使いのパソコンの環境 0 246 の動作環境に合っているか確認して ください 1 パソコンを起動し、ViewNX 2 CD-ROM を CD-ROM ドラ イブに入れ、インストーラーを起動する • 次の画面で言語を選びます。 q 言語を選ぶ w[次へ]を クリック 2 インストールを開始する • 画面の指示に従ってインストールしてください。 [インストール] をクリック 244
3 インストールを終了する Windows Mac [はい]をクリック [OK]をクリック 4 CD-ROMをCD-ROMドライブから取り出す D 必ず最新バージョンのソフトウェアをお使いください • お使いのカメラに対応していないバージョンのソフトウェアを使用すると、 RAW 画像をカメラからパソコンへ正常に転送できないことがあります。必ず 最新バージョンの ViewNX 2 をお使いください。 • 最新版の ViewNX 2 は、当社ホームページ(0 xx)からダウンロードしてイン ストールすることもできます。 A ニコンホームページへのアクセスについて(Windows のみ) ViewNX 2 をインストールした後、Windows の[スタート]メニューから[す べてのプログラム]→[Link to Nikon]の順にクリックすると、当社のホーム ページにアクセスできます(インターネットに接続できる環境が必要です)。 245
A ViewNX 2 の動作環境について(Windows) • 静止画:Intel Celeron/Pentium4/Core シリーズ 1.6GHz 以上 プロセッサー (CPU) • 動画: - 再生時:Pentium D 3.0GHz 以上 - 編集時:Intel Core i5 以上 1280× 720 ピクセル以上でフレームレート 30fps 以上、 または 1920 × 1080 ピクセル以上で動画再生をする場合: Intel Core i5 以上を推奨 Windows 8.1、Windows 7、Windows Vista • OS※ • 全てプリインストールされているモデルに対応 • 32 ビット版 Windows 8.1、Windows 7、 Windows Vista:1 GB 以上(2 GB 以上推奨) (RAM) • 64 ビット版 Windows 8.
A ViewNX 2 の動作環境について(Mac) • 静止画:Intel Core シリーズ /Xeon シリーズ • 動画: プロセッサー (CPU) OS※ 実装メモリー (RAM) ハードディスク モニター インターフェース (USB) - 再生時:Core Duo 2GHz 以上 - 編集時:Intel Core i5 以上 • 1280× 720 ピクセル以上でフレームレート 30fps 以上、 または 1920 × 1080 ピクセル以上で動画再生をする場合: Intel Core i5 以上を推奨 OS X 10.9、10.8、10.
ViewNX 2を使う パソコンに画像を取り込む 1 パソコンに接続する • メモリーカードを入れたカメラの電源を OFF にしてから、付属の USB ケーブルでカメラとパソコンを接続し、カメラの電源を ON にします。 2 ViewNX 2 のNikon Transfer 2が起動する • 起動するプログラム(ソフトウェア)を選ぶ画面がパソコンに表 示されたときは、Nikon Transfer 2 を選びます。 3 画像をパソコンに取り込む •[転送開始]をクリックすると、 記録されている画像がパソコン に取り込まれます(ViewNX 2 の初期設定)。 [転送開始] 4 接続を解除する • カメラの電源を OFF にして、USB ケーブルを抜きます。 248
A Windows 7 をお使いの場合 図のような画面が表示されたときは、次 の手順で Nikon Transfer 2 を選びます。 1 [画像とビデオのインポート]で使用す るプログラムにNikon Transfer 2を選ぶ •[画像とビデオのインポート]の[プ ログラムの変更]をクリックすると 表示される画面で、 [画像ファイルを取り込む -Nikon Transfer 2 使用]を 選んで、[OK]をクリックします。 2 [画像ファイルを取り込む]をダブルクリックする A Windows 8.1 をお使いの場合 Windows 8.
D パソコンとの接続時のご注意 • カメラとパソコンが通信している間は、カメラの電源を OFF にしたり、USB ケーブルを抜いたりしないでください。 • ケーブルを接続するときは、端子の挿入方向を確認して無理な力を加えずに、 まっすぐに差し込んでください。端子を引き抜くときも、まっすぐに引き抜い てください。 • ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源が OFF になっていることを 確認してください。 • カメラとパソコンを接続するときは、充分に充電されたバッテリーをお使いに なることをおすすめします。 A USB ケーブルクリップについて 付属の USB ケーブルクリップを取り付けると、カメラから USB ケーブルが不用 意に外れることを防ぐことができます。 D USB ハブについて USB ハブを使ってカメラをパソコンやプリンターに接続すると、正しく動作し ないことがあります。 A 画像を編集するには Capture NX-D を使用すると、パソコンに取り込んだ画像を編集したり、RAW 現像したりできます。また、イメージダストオフ機能を使用して RAW 画像から ゴミの写り込みを取り除
有線 LAN/ 無線 LAN を使ってパソコンに画像 を転送する このカメラは、別売の通信ユニット UT-1(0 435)をカメラに付属の USB ケーブルで接続することにより、有線 LAN でパソコンや FTP サー バーと通信できます。 さらに、 UT-1にワイヤレストランスミッターWT-5 (0 435)を取り付けると、無線 LAN で通信を行えます。 ❚❚ 有線 LAN/ 無線 LAN 接続時に使える機能 FTP 画像送信モード メモリーカードに記録した静止画および動画や、撮影直後 PC 画像送信モード の静止画をパソコンや FTP サーバーに保存できます。 別売の Camera Control Pro 2 で、カメラをコントロール カメラコントロール モード HTTP サーバー モード したり、撮影した静止画および動画をパソコンに保存でき ます。 パソコンや iPhone の Web ブラウザーからメモリーカード に記録した画像などの閲覧やリモート撮影ができます。 • UT-1 および WT-5 の使用方法については、各製品の使用説明書をよく お読みください。 • UT-1 および WT
画像をプリンターで印刷する PictBridge(ピクトブリッジ:0 481)対応プリンターをお使いの場 合、パソコンを使わずに、カメラとプリンターを付属の USB ケーブル で直接接続してメモリーカード内の画像をプリントできます(ダイレ クトプリント)。 カメラとプリンターを接続する USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んでください。 • カメラとプリンターの電源をONにすると、 液晶モニターに PictBridge のロゴが表示された後、撮影された画像が表示されます。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、残量が充分にあるバッテリーをお使いください。別 売のパワーコネクターと AC アダプターをお使いになることをおすすめします。 • 直接プリントする画像は、撮影メニューの[色空間]を[sRGB]に設定して 。 撮影してください(0 287) D USB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証しておりません。 D ダイレクトプリントについてのご注意 • RAW 画像および TIFF 画像(0 79)はダイレクトプリントできません。RAW 画
1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選んで J ボタンを押す • マルチセレクターの4または2を押してプリントしたい画像を選 びます。 • 1 コマ表示中に X ボタンを押すと、表示中の画像を拡大表示しま す(0 239) 。マルチセレクターの中央ボタンを押すと、1 コマ表 示に戻ります。 • マルチセレクターの中央ボタンを押してサムネイル表示に切り換 えて、画像を選ぶことができます。もう一度中央ボタンを押すと、 1 コマ表示に戻ります。 • 6 コマ表示中に W ボタンを押すと、 [スロット / フォルダー指定 メニュー]画面が表示されます(0 228) 。 2 プリント設定の項目を設定する •[プリント設定]画面で設定したい項目を選んで 2 を押すと、そ れぞれの設定画面が表示されます。設定方法については、 「プリ ント設定項目について」 (0 254)をご覧ください。 3 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで、J ボタンを押すとプリントが始まり ます。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタンを押してくだ さい。 253
❚❚ プリント設定項目について 用紙設定※ 枚数指定 フチ設定※ プリントする用紙のサイズを選んで J ボタンを押します。プリ ンターが対応する用紙サイズのみが表示されます。 プリントする枚数(1 ∼ 99 枚)を設定して J ボタンを押します。 [あり]を選んで J ボタンを押すと、画像にフチを付けてプリン トします。 日付プリント※ [あり]を選んで J ボタンを押すと、画像に日付をプリントします。 [する]を選んで、マルチセレクターの 2 を押すと、 [範囲指定] 画面が表示されます。プリント範囲(黄色の枠)は W ボタンを 範囲指定 押すと狭くなり、X ボタンを押すと広くなります。マルチセレク ターを操作するとプリント範囲が移動します。プリント範囲を決 定するには J ボタンを押します。 ※ プリンターの設定を優先したいときは、それぞれの設定時に[プリンターの設 定]を選んでください。 254
複数の画像をプリントする 1 カメラとプリンターを接続し(0 252)、撮影した画像が 表示されたら G ボタンを押す 2 プリント方法を選んで、プリントする画像や枚数を設定する • プリント方法を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 プリントする画像と枚数を選んでプリントします。 • マルチセレクターを操作してプリントする画像を選び、L (Z/Q)ボタンを押しながら 1 または 3 を押して枚数(1 ∼ プリント 画像選択 DPOF プリント 99 枚)を設定して、J ボタンを押します。 [スロット / フォルダー指定メニュー]画 W ボタンを押すと、 面が表示されます(0 228)。 • X ボタンを押している間は、選択中の画像を拡大表示します。 • プリントしない画像は枚数を 0 にします。 再生メニューの[プリント指定(DPOF)] (0 257)で設定し • た画像をプリントします。プリント指定した画像と枚数を確認 してから J ボタンを押します。 メモリーカードの中の JPEG 画像(0 79)を一覧できる「イン デックス」をプリントします。 INDEX プリント •[IN
4 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで J ボタンを押すと、プリントが始まり ます。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタンを押してください。 A 関連ページ プリント時のエラーについては、 「警告メッセージ」 (0 470)をご覧ください。 256
プリントしたい画像を指定する(プリント指定) メモリーカードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷すると きや、プリントサービス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、また はカメラとプリンターを直接接続してダイレクトプリントするとき (0 252)に、どの画像を何枚プリントするかをあらかじめ指定できま す(プリンターやプリントサービス店が DPOF 規格に対応している必要 があります)。プリント指定の方法は次の通りです。 1 再生メニューの[プリント指定 (DPOF)]で[設定]を選んでマル チセレクターの 2 を押す 2 プリントする画像と枚数を設定する • マルチセレクターを操作してプリントする画像を選び、L (Z/Q)ボタンを押しながら 1 または 3 を押して枚数(1 ∼ 99 枚)を設定して、J ボタンを押します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示され ます(0 228) 。 • X ボタンを押している間、選択中の画 像を拡大表示します。 • プリントしない画像は枚数を 0 にします。 3 プリント指定の項目を設定する • 指定した画像全てに
D プリント指定についてのご注意 • ダイレクトプリント時には、 [プリント指定(DPOF)]の[撮影情報]と[日 付]の設定は無効になります。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場 合は、ダイレクトプリントの[日付プリント]を[あり]にしてください。 • メモリーカードの残量が充分にないときは、プリント指定ができない場合があ ります。 • RAW画像(0 79)は、プリント指定ができません。画像編集メニューの[RAW 現像](0 394)で作成した JPEG 画像をプリントしてください。 • プリント指定を行ったメモリーカード内のデータを、このカメラ以外で削除し ないでください。正しくプリントできなくなる場合があります。 A 設定したプリント指定を一括で解除したいときは 前ページの手順 1 の画面で[一括解除]を選ぶと、 [プリント指定(DPOF)]で 設定した内容を全て解除します。 258
画像をテレビで見る HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと 接続する カメラを HDMI 端子のあるハイビジョンテレビなどと接続することがで きます。接続には、別売の HDMI 端子用ケーブル(0 435)または市販 の HDMI 端子用ケーブル(Type C)が必要です。別途お買い求めくださ い。HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF に してください。 HDMI 端子※ (外部機器側) HDMI 端子 (カメラ側) ※ 使用する外部機器の端子に合ったケーブルをお使いください。 • テレビの入力を HDMI 入力に切り換え、カメラの電源を ON にして K ボ タンを押すと、撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 • テレビで動画を再生するときは、音量をテレビ側で調節してください。 カメラ側では音量調節できません。 A HDMI ケーブルクリップについて 付属の HDMI ケーブルクリップを取り付けると、カメラから別売の HDMI ケーブ ルが不用意に外れることを防ぐことができます(HDMI ケーブルクリップは、市 販の HDMI 端子用ケーブルには取り付
HDMI 対応機器との接続時の設定を変更する セットアップメニューの[HDMI] (0 359)で、HDMI 対応機器との接 続時の設定を変更できます。 ❚❚ 出力解像度 HDMI 対応機器への出力解像度を設定でき ます。 •[出力解像度]が[オート]の場合、出力先 の映像信号形式を自動的に検出します。 ❚❚ 詳細設定 ビデオ信号の色階調の入力範囲(RGB レンジ)は、HDMI 対応 機器によって異なります。通常は、HDMI 対応機器に合わせて 出力レンジ 自動で出力レンジを切り換える[オート]をお使いください。 HDMI 対応機器の RGB レンジを識別できない場合は、次のいず れかを選択してください。 • リミテッドレンジ:RGB レンジが 16 ∼ 235 の機器に適してい ます。画面で黒色がつぶれて表示される場合に選びます。 • フルレンジ:RGB レンジが 0 ∼ 255 の機器に適しています。黒色 が明るく表示されたり、薄く表示されたりする場合に選びます。 出力画面サイズ HDMI 対応機器の画面に出力する範囲を、95%と 100%から選 びます(いずれも上下左右とも)。 HDMI
A HDMI とは High-Definition Multimedia Interface の略で、マルチメディアインターフェー スのひとつです。このカメラでは別売の HDMI 端子ケーブル(Type C)を使っ て HDMI 対応機器と接続できます(0 435)。 A テレビでの画像の再生について • 画像の再生方法は、液晶モニターで再生するときと同じです。 • テレビ画面では、画像の周辺部が一部ケラレて表示される場合があります。そ の場合は、セットアップメニュー[HDMI]→[詳細設定]→[出力画面サイ ズ] (0 260)を[95%]に設定してください。 • テレビでの再生などでカメラを長時間使うときは、別売のパワーコネクターと AC アダプターをお使いになることをおすすめします。 A HDMI ケーブル接続時のライブビュー撮影と動画撮影について • HDMI ケーブルでカメラとテレビをつなぐと、テレビ画面を見ながらライブ ビュー撮影や動画撮影を行えます(0 36、59)。 •[画像サイズ / フレームレート] (0 61)を[1920 × 1080 60p]に設定して動 画を記録しながら
メニューガイド 初期設定一覧 再生、撮影、カスタム、セットアップの各メニューの初期設定は次の通 りです。ツーボタンリセット(0 202)、撮影メニューのリセット (0 282) 、またはカスタムメニューのリセット(0 296)を行うと、そ れぞれの項目の設定をリセットできます。ツーボタンリセットで初期設 定に戻る項目については、「ツーボタンリセットで基本的な機能を初期 設定に戻す」(0 202)をご覧ください。 ❚❚ 再生メニューの初期設定 再生メニュー項目 [再生フォルダー設定](0 271) 初期設定 ND810 [撮影直後の画像確認](0 277) しない [削除後の次再生画像] (0 277) 後ろのコマ [縦位置自動回転] (0 278) する [スライドショー](0 278) [再生画像の種類] (0 278) [インターバル設定](0 278) 262 静止画と動画 2秒
❚❚ 撮影メニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、撮影メニューの[撮影メニューの管理]で 。※ 1 撮影メニューのリセットを行います(0 281) 撮影メニュー項目 [撮影メニューの拡張](0 282) [ファイル名設定](0 286) [主スロットの選択](0 85) 初期設定 しない DSC SD スロット [副スロットの機能] (0 85) 順次記録 [画質モード](0 79) NORMAL [JPEG/TIFF 記録](0 286) [画像サイズ] (0 82) サイズ L [JPEG 圧縮](0 81) サイズ優先 [RAW 記録](0 286) [画像サイズ] (0 82) [RAW 圧縮](0 81) [記録ビットモード] (0 81) サイズ L ロスレス圧縮 RAW 14 ビット記録 [撮像範囲](0 74) [撮像範囲設定] (0 74) [DX 自動切り換え](0 75) [ホワイトバランス] (0 144) 微調整値(0 147) 色温度設定(0 150) プリセットマニュアル(0 153) [ピクチャーコントロール] (0 165) FX (36
撮影メニュー項目 初期設定 [ISO 感度設定](0 107) (0 107) [ISO 感度] [感度自動制御](0 109) 100 しない [多重露出] (0 205)※ 2 [多重露出モード] (0 206) [コマ数] (0 207) [自動ゲイン補正] (0 207) [インターバルタイマー撮影](0 211) 開始方法の設定(0 211) 撮影間隔(0 212) 撮影回数× 1 回のコマ数(0 212) 露出平滑化(0 212) [微速度撮影](0 217) 撮影間隔(0 217) しない 2 する 設定解除 即時スタート 1分 0001 × 1 しない 設定解除 撮影時間(0 218) 5秒 25 分 露出平滑化(0 218) する [動画の設定](0 61) [画像サイズ / フレームレート](0 61) 1920 × 1080 60p [動画の画質](0 61) 標準 [マイク感度](0 62) マイク感度 オート [録音帯域](0 63) [風切り音低減] (0 63) [動画記録先](0 63) [動画 ISO 感度設定] (0 64) 広帯域
❚❚ カスタムメニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、カスタムメニューの[カスタムメニューの 。※ 管理]でカスタムメニューのリセットを行います(0 295) カスタムメニュー項目 a1 a2 a3 a4 初期設定 [AF-C モード時の優先](0 297) レリーズ [AF-S モード時の優先](0 297) フォーカス [AF ロックオン](0 298) [半押し AF レンズ駆動](0 298) 3 (標準) する [フォーカスポイント表示](0 299) a5 [マニュアルフォーカス時の表示] する [ダイナミック AF モード時の表示] しない [グループエリア AF モード時の表示] a6 a7 a8 a9 a10 a12 b1 b2 b3 b4 b5 b6 o [フォーカスポイント照明](0 300) オート [フォーカスポイント循環選択] (0 300) しない [AF 点数切り換え] (0 301) [縦 / 横位置フォーカス切換](0 302) [内蔵 AF 補助光の照射設定](0 303) [AF モードの制限] (0 304) [ISO
カスタムメニュー項目 c1 [半押し AE ロック](0 308) c2 [半押しタイマー](0 308) [セルフタイマー] (0 308) c3 [時間] [撮影コマ数] [連続撮影間隔] 初期設定 しない 6秒 10 秒 1 コマ 0.
カスタムメニュー項目 初期設定 e1 [フラッシュ撮影同調速度](0 319) e2 e3 1/250 秒 [フラッシュ時シャッタースピード制限] 1/60 秒 (0 321) [内蔵フラッシュ発光]/[外付けフラッシュ発 光] (0 322) TTL モード e4 [フラッシュ使用時の露出補正](0 329) e5 [モデリング発光](0 330) 全体を補正 する AE・フラッシュ e6 [オートブラケティングのセット](0 330) ブラケティング フラッシュ・ e7 [BKT 変化要素(M モード)](0 331) e8 [BKT の順序](0 332) f1 [D スイッチの機能](0 333) [中央ボタンの機能](0 333) シャッタースピード [0]→[−]→[+] D の点灯 / 消灯 フォーカスポイント 中央リセット [撮影モード] f2 [再生モード] 1 コマとサムネイルの 切り換え フォーカスポイント [ライブビュー] f3 中央リセット [マルチセレクターの半押し起動](0 335) しない [Fn ボタンの機能](0 336)
カスタムメニュー項目 初期設定 [コマンドダイヤルの設定](0 344) 露出補正の設定時:U、 [回転方向の変更] (0 344) f9 [メインとサブの入れ換え](0 345) [絞り値の設定方法](0 345) (0 346) [再生 / メニュー画面で使用] [サブコマンドダイヤルで画像送り] (0 346) f10 [ボタンのホールド設定](0 347) f11 [カードなし時レリーズ](0 348) シャッタースピード / 絞り値の設定時:U 露出設定:しない、 AF 設定:しない サブコマンドダイヤル しない 10 コマ しない レリーズ許可 f12 [インジケーターの+ / −方向](0 348) f13 f14 f15 f16 f17 g1 g2 g3 [動画撮影ボタンの機能](0 349) [コマンドダイヤル併用時の動作] [ライブビューボタンの設定](0 350) [MB-D12 の AF-ON ボタン機能](0 351) 設定しない 有効 AF-ON [リモコン(WR)の Fn ボタンの機能] (0 352) 設定しない [レンズのフォーカス作動ボタン機能]
❚❚ セットアップメニューの初期設定 セットアップメニュー項目 [モニターの明るさ] (0 362) [モニターのカラーカスタマイズ] (0 363) 初期設定 0 A-B: 0、G-M: 0 [イメージセンサークリーニング](0 443) [電源スイッチに連動] (0 444) [フリッカー低減](0 366) 電源 ON と OFF で実行 オート [地域と日時] (0 367) [夏時間の設定] [縦横位置情報の記録] (0 368) しない する (0 260) [HDMI] [出力解像度] オート [詳細設定] [出力レンジ] オート [出力画面サイズ] 100% [ライブビュー時の情報表示] しない [モニターの同時表示] する [位置情報](0 226) [半押しタイマー] 有効 [衛星による日時合わせ] する (0 378) [Eye-Fi 送信機能] 有効 269
D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの D アイコンを選ぶと、再生メニューが表 示されます。 G ボタン 再生メニュー項目一覧 再生メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 非表示設定 再生画面設定 画像コピー 0 243 271 271 272 273 A 関連ページ 「再生メニューの初期設定」(0 262) 270 メニュー項目 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 スライドショー プリント指定(DPOF) 0 277 277 278 278 257
再生フォルダー設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像はメモリーカード内のフォルダーに保存されます。 画像の再生(0 227)時に表示するフォルダーを設定します。 ND810 D810 で作成された全てのフォルダー内の画像を再生します。 全てのフォルダー メモリーカード内の全てのフォルダーの画像を再生します。 記録中の フォルダー 画像の記録に実際に使われているフォルダーの画像を再生し ます。 非表示設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 非表示設定した画像は、非表示設定画面以外では表示されません。 1[設定]を選ぶ •[設定]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと、画像の選択画面が表示さ れます。 2 非表示する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して画像を選 び、中央ボタンを押して設定します。 設定すると R が表示されます。もう一 度中央ボタンを押すと、R が消えます。 • 非表示にする画像全てに設定してくだ さい。 • X ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示します。X ボタ ンを放すと元に戻ります。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画
3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 D 非表示設定についてのご注意 • メモリーカードを初期化すると、非表示設定した画像も削除されますのでご注 意ください。 • プロテクトと非表示の両方を設定した画像の非表示設定を解除すると、プロテ クト設定も解除されます。 A 設定した非表示設定を一括で解除したいときは [非表示設定]画面で[一括解除]を選ぶと、[非表示設定]で設定した内容を 全て解除します。 再生画面設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 標準表示画面(0 231)で、選んだフォーカスポイントまたはピント合 わせに使用したフォーカスポイントを表示するかどうかを設定できま す。また、1 コマ表示時の画像情報表示に、画像のみ表示、ハイライト 表示、RGB ヒストグラム表示、撮影情報表示、統合表示を追加します。 • 追加したい項目を選び、マルチセレクターの 2 を押してチェックボッ クスをオン M にします。もう一度 2 を押すと、チェックボックスがオ フ U になります。 • J ボタンを押すと、設定を完了します。 272
画像コピー G ボタン ➜ D 再生メニュー メモリーカードを 2 枚使用しているときに、メモリーカード内の画像を もう一方のメモリーカードにコピーできます。 コピー元の選択 コピーしたい画像があるスロットを選びます。 コピー元画像の選択 コピーしたい画像を選びます。 コピー先フォルダー [コピー元の選択]で選ばなかったスロットにあるフォル の選択 コピー実行 ダーを画像のコピー先として選びます。 コピーを実行します。 ❚❚ 画像のコピー方法 1[コピー元の選択]を選んでマルチ セレクターの 2 を押す 2 コピーしたい画像があるスロットを 選ぶ • コピーしたい画像が入っているカード のスロットを選んで J ボタンを押す と、 [画像コピー]画面に戻ります。 3[コピー元画像の選択]を選ぶ •[コピー元画像の選択]を選んで 2 を 押すと、 [コピー元画像の選択]画面が 表示されます。 273
4 コピー元画像があるフォルダーを 選ぶ • コピー元画像のあるフォルダーを選んで 2 を押すと、[画像選択の初期状態]画 面が表示されます。 5 画像の選択方式を選ぶ • コピー画像の選び方は、次の 3 通りが あります。 全画像非選択 フォルダー内の全ての画像が選ばれていない状態で表示され ます。 • コピーする画像を ます。 1 枚ずつ自分で選びたい場合に適してい 全画像選択 フォルダー内の全ての画像が選ばれた状態で表示されます。 • フォルダー内の全画像をコピーしたい場合に適しています。 プロテクト 画像選択 フォルダー内のプロテクトされている画像だけが選ばれた状 態で表示されます。 6 コピーする画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選んで中央 ボタンを押すと、L が表示されます。 もう一度中央ボタンを押すと、L が消 えます。 • X ボタンを押している間、選択中の画 像を拡大表示します。 • コピーしたい全ての画像に L を入れてから J ボタンを押すと、 [画像コピー]画面に戻ります。 274
7[コピー先フォルダーの選択]を選ぶ •[コピー先フォルダーの選択]を選んで 2 を押すと、[コピー先フォルダーの 選択]画面が表示されます。 8 コピー先フォルダーの選択方法を選ぶ • コピー先フォルダーの選択方法を選んで 2 を押します。 コピー先のフォルダー番号 を入力して指定します フォルダー 番号指定 (0 283)。指定したフォル ダー番号のフォルダーがな い場合は、フォルダーを新規 作成します。 既存フォルダーの一覧表示 既存フォルダー から選択 から、コピー先フォルダーを 選びます。 9 コピー先フォルダーを選ぶ • それぞれの画面で、フォルダー番号を指定または選んで J ボタンを 押すと、コピー先フォルダーを設定して[画像コピー]画面に戻り ます。 275
10[コピー実行]を選ぶ •[コピー実行]を選んで J ボタンを押す と、コピーの確認画面が表示されます。 11[はい]を選ぶ •[コピーしますか?]というメッセージ と、コピーする枚数が表示されます。 •[はい]を選んで J ボタンを押すと、 コピーを実行します。 • コピーが終了したら、もう一度 J ボタ ンを押してコピーを完了します。 D 画像コピーについてのご注意 • コピー先メモリーカードの残量がない場合、コピーできません。 • コピー先フォルダーに同じファイル番号が存 在する場合、右のような画面が表示されます。 このとき、[上書き]または[全て上書き]を 選ぶと、コピー元の画像に上書きされますので ご注意ください。ただし、コピー先の画像にプ ロテクトまたは非表示が設定されている場合 は、上書きできません。 [スキップ]を選ぶと、 上書きせずに残りの画像のコピーを続けます。 [キャンセル]を選ぶと、コピーを中止します。 • プロテクト設定はコピー先の画像に引き継がれます。 (0 257)で設定した情報は、コピー先の画像には •[プリント指定(DPOF)] 引き継がれません。 • 非表示設定し
撮影直後の画像確認 G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影直後に画像を自動的に表示するかどうかを設定します。[しない] を選んだ場合に撮影画像を表示確認するには、K ボタンを押してくだ さい。 削除後の次再生画像 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像を削除した後に表示する画像を設定できます。 S 後ろのコマ T 前のコマ 削除した画像の次に撮影した画像を表示します。 最後の画像を削除した場合は、1 つ前の画像を表示します。 削除した画像の前に撮影した画像を表示します。 最初の画像を削除した場合は、次に撮影した画像を表示し ます。 • 直前のコマ送りが前の画像から後の画像の順番のとき U 直前コマ送り は、 [後ろのコマ]と同じ動作になります。 方向に従う • 直前のコマ送りが後の画像から前の画像の順番のとき は、 [前のコマ]と同じ動作になります。 277
縦位置自動回転 G ボタン ➜ D 再生メニュー 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して表示します。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横 位置情報の記録] (0 368)を[しない]にして撮影した画像は、全て横位置 で表示されます。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、[縦位置自動回転] を[する]に設定しても、撮影直後の画像確認時は自動回転しません。 スライドショー G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影した画像を記録された順番に 1 コマずつ連続再生します。 [再生フォ ルダー設定] (0 271)で設定されたフォルダー内の画像が記録された 順番で再生されます。ただし、 [非表示設定] (0 271)されている画像 は再生されません。 開始 再生画像の種類 インターバル設定 278 スライドショーを開始します。 スライドショーで再生する画像の種類を[静止画と動画]、 [静止画のみ] 、[動画のみ]から選べます。 1 コマの静止画を表示する時間を設定します。
❚❚ スライドショーを再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、スライ ドショーが始まります。スライドショーの再 生中は、次の操作が可能です。 マルチセレクターの 4 を押すと前の画像が、2 1 コマ進む / 戻る を押すと次の画像が表示されます。 画像情報を 1 または 3 を押すと、静止画再生時に画像情報 の切り換えができます(0 230)。画像情報を 切り換える 「画像のみ」に切り換えると、画像だけをスライ ドショーで再生できます。 一時停止する J スライドショーが一時停止します。 [再開]を選 んで J ボタンを押すと、スライドショーが再開 します。 再生メニューに 戻る G 通常再生に戻る K スライドショーを中止して、再生メニューに戻 ります。 スライドショーを中止して、1 コマ表示モード 撮影に戻る (0 227)またはサムネイル表示モード(0 227) に戻ります。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 再生が終わると、右のような画面が表示され ます。 [再開]を選んで J ボタンを押すと、ス ライドショーが再開します。[終了]を選ん で J
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの C アイコンを選ぶと、撮影メニューが表 示されます。 G ボタン 撮影メニュー項目一覧 撮影メニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 撮影メニューの管理 撮影メニューの拡張 記録フォルダー設定 ファイル名設定 主スロットの選択 副スロットの機能 画質モード JPEG/TIFF 記録 RAW 記録 撮像範囲 ホワイトバランス ピクチャーコントロール 0 メニュー項目 281 282 283 286 85 85 79 カスタムピクチャーコントロール A 関連ページ 「撮影メニューの初期設定」(0 263) 280 0 171 色空間 287 アクティブ D- ライティング 178 HDR(ハイダイナミックレンジ) 180 ヴィネットコントロール 288 自動ゆがみ補正 289 長秒時ノイズ低減 290 291 81、 高感度ノイズ低減 82 ISO 感度設定 107 多重露出 81 205 インターバルタイマー撮影 74 211 144 微速度撮影 217 165 動画の設定 61
撮影メニューの管理 G ボタン ➜ C 撮影メニュー カメラは、撮影メニューの設定内容を、 「A」、 「B」 、 「C」 、 「D」の 4 通り 記憶できます。それぞれの撮影メニューで設定した内容は、他の撮影メ ニューには反映されません。ただし、ピクチャーコントロールの調整値 (クイック調整および手動調整)、 [撮影メニューの拡張]、[多重露出]、 [インターバルタイマー撮影]、 [微速度撮影]での設定は、全ての撮影 メニューで共通になります。 [撮影メニューの管理]で「A」、「B」、「C」、 「D」のいずれかを選んで から撮影メニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶しま す。記憶した設定内容はカメラの電源を OFF にしても保持され、設定時 の撮影メニューを選び直すことで呼び出せます。 ❚❚ 名前編集 撮影メニュー「A」∼「D」の名前を編集するには、名前を変更したい 撮影メニューを選んでマルチセレクターの 2 を押します。名前は 20 文 字まで入力できます。入力画面での文字の入力方法については、「カス タムピクチャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください (0 173) 。 A
❚❚ 撮影メニューのリセット 撮影メニュー「A」∼「D」を個別にリセットで きます。リセットしたい撮影メニューを選んで O(Q)ボタンを押すと、確認画面が表示され ます。[はい]を選んで J ボタンを押すと、選 んだ撮影メニューの設定をリセットして初期設 定に戻します(0 263)。 O(Q)ボタン 撮影メニューの拡張 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [する]を選ぶと、撮影メニュー(「A」∼「D」)ごとに露出モード、シャッ タースピード(露出モード f、h のみ)、絞り値(露出モード g、h のみ)、 フラッシュモードを記憶できます。 •[撮影メニューの管理]で「A」、 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを選んでか ら露出モード、シャッタースピード、絞り値、フラッシュモードの設定 を変更すると、カメラが設定内容を記憶します。記憶した設定内容は、 設定時の撮影メニューを選び直すことで呼び出せます。 •[しない]を選ぶと、 [する]を選ぶ前に設定した露出モード、シャッ タースピード、絞り値、フラッシュモードに戻ります。 282
記録フォルダー設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録フォルダーの新規作成や既存フォルダーからの選択を行います。 [フォルダー番号指定]では、フォルダーを新規作成できます。 [既存 フォルダーから選択]では、既存フォルダーの一覧から選べます。 ❚❚ フォルダー番号指定 記録するフォルダー番号を指定します。フォルダーが存在しない場合は 新しく作成します。 1[フォルダー番号指定]を選ぶ •[フォルダー番号指定]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、[フォル ダー番号指定]画面が表示されます。 •[フォルダー番号指定]画面の右上に は、主スロット(0 85)が下線で強調 されて表示されます(新規作成する場合、フォルダーは主スロッ トに作成されます)。 2 フォルダー番号の桁を選ぶ • 4 または 2 を押して、フォルダー番号の変更したい桁を選びます。 3 フォルダー番号を変更する • 1 または 3 を押して、フォルダー番号の数値を変更します。 283
4 フォルダー番号を設定する • J ボタンを押すと、新規フォルダーを作成して撮影メニュー画面 に戻ります。 • 次に撮影する画像は、作成した新規フォルダーに保存されます。 • 作成済みのフォルダー番号を指定すると、フォルダー番号の左に フォルダーマーク(W、X、Y)が表示されます。 W または X が表示されたフォルダーを選んで J ボタンを押すと、 指定したフォルダーを記録フォルダーに設定して撮影メニューに 戻ります。 • キャンセルしたい場合は、G ボタンを押すと撮影メニューに戻 ります。 A フォルダーマークについて [フォルダー番号指定]画面では、フォルダー番号の左に、画像の入っていない フォルダーのときは W、フォルダー内のファイル数が 999 個またはファイル番 号が 9999 に達しているフォルダーのときは Y、その他のフォルダーのときは X のフォルダーマークが表示されます。Y が表示されているフォルダーには、画 像は記録できません。 ❚❚ 既存フォルダーから選択 既存のフォルダーの一覧から選びます。 1[既存フォルダーから選択]を選ぶ •[既存フォルダーから選択]を選んでマ ルチセ
2 フォルダーを選ぶ • 1 または 3 を押して、画像を記録するフォルダーを選びます。 3 画像を記録するフォルダーを設定する • J ボタンを押すと、設定が有効になり撮影メニュー画面に戻ります。 • 次に撮影する画像は、選んだフォルダーに保存します。 D フォルダー番号およびファイル番号についてのご注意 フォルダー番号が 999 に達しているときに、ファイル番号が 9999 に達するか、 このフォルダー内のファイル数が 999 個に達した場合は、それ以上フォルダーを 作成できず、シャッターがきれなくなります。ただし、次の場合、メモリーカー ドにまだ空き容量があれば、さらに撮影を続けられます。 • フォルダー番号が 999 以下で、そのうちのファイル数が 999 に達していない フォルダーを記録フォルダーとして選んだ場合 • フォルダー番号が 999 以下のフォルダーを新規に作成し、それを記録フォル ダーとして選んだ場合 A 大容量のメモリーカードを使用する場合 すでにたくさんのフォルダーや画像が記録されているメモリーカードを使用す る場合、メモリーカードを挿入したときや、カメラの電源を ON に
ファイル名設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー このカメラで撮影した画像には、自動的に DSC_nnnn.xxx というファイ ル名が付きます。[ファイル名設定]では、 「DSC」の 3 文字を任意に変 更できます。入力画面での文字の入力方法については、「カスタムピク チャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください(0 173) 。 A ファイル名について • このカメラで撮影された画像には DSC_nnnn.xxx という名称が付きます。 nnnn には 0001 ∼ 9999 までの数字が入ります。xxx には選んだ画質モードに よって、次の拡張子が入ります。 - NEF:RAW の場合 - TIF:TIFF (RGB) の場合 - JPG:FINE/NORMAL/BASIC の場合 - MOV:動画の場合 - NDF:イメージダストオフデータの場合 • 撮影メニューの[色空間]で[Adobe RGB](0 287)を選んだ場合は _DSCnnnn.
色空間 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録する画像の色空間を指定します(色空間とは、モニターやプリン ターで表現できる色の範囲のことです)。[sRGB]色空間は、再生や プ リ ン ト な ど、一 般 的 な 用 途 で 画 像 を 楽 し む の に 適 し て い ま す。 [Adobe RGB]色空間は[sRGB]色空間に比べて色域が広いため、 商業印刷などの業務用途に適しています。 D 色空間についてのご注意 • 動画を撮影するときは、色空間を[sRGB]に設定することをおすすめします。 • Capture NX-D または付属の ViewNX 2 をお使いになると、正しい色空間での 処理が自動的に行われます。他社製の画像閲覧用または画像編集用ソフトウェ アを使うと、正しく色が表示されないことがあります。 A Adobe RGB 色空間について 適切な色再現には、カラーマネージメント機能に対応したアプリケーション、モ ニター、プリンターなどの環境が必要です。 287
ヴィネットコントロール G ボタン ➜ C 撮影メニュー ヴィネットコントロールは、レンズの特性による周辺光量の低下をレン ズに応じて軽減します。特に開放絞り側で撮影した場合に効果的です。 G タイプ、E タイプ、または D タイプレンズを装着しているときのみ機 能します(PC レンズを除く)。 e g f 強め 標準 効果が強い順に、[強め] 、[標準]、[弱め]になります。 弱め しない 周辺光量の低下を補正しません。 D ヴィネットコントロールについてのご注意 • 次の場合、ヴィネットコントロールの効果は適用されません。 - 撮影メニューの[多重露出](0 205)を設定しているとき - 動画撮影時 (0 75) - DX レンズを装着して撮影メニュー[撮像範囲]の[DX 自動切り換え] を[しない]に、[撮像範囲設定](0 74)を[DX (24 × 16) 1.5 ×]以外 に設定しているとき - FX レンズを装着して撮影メニュー[撮像範囲]の[撮像範囲設定]を[DX (24 × 16) 1.
自動ゆがみ補正 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [する]にすると、広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠レンズ 使用時の糸巻き型のゆがみを補正して撮影します。 •[自動ゆがみ補正]は、G タイプ、E タイプ、または D タイプレンズを 装着した場合のみ機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレ ンズ、その他一部のレンズを装着した場合は機能しません。また、対 応レンズ以外を装着した場合については、動作を保証しません。 D 自動ゆがみ補正についてのご注意 •[する]の場合、シャッターをきってから、記録が始まるまで時間がかかる場 合があります。 • ゆがみを大きく補正するほど、画像周辺部は切り取られます。 [DX 自動切り • DX レンズを装着している場合は、自動ゆがみ補正を行う前に、 換え]を[する]に設定するか、 [撮像範囲設定]を[DX(24 × 16)1.
長秒時ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 低速シャッタースピードになったときに発生するノイズ(ざらつき、む ら、輝点)を低減します。 する しない シャッタースピードが 1 秒より低速になった場合に、長秒時ノ イズの低減処理を行います。 長秒時ノイズの低減処理を行いません。 長秒時ノイズ低減処理は、撮影後に行われ ます。処理中は、表示パネルとファインダー 内表示に l m が点滅します。この表示 が消えるまで、撮影はできません。長秒時 ノイズの低減処理を行う場合、画像を記録 するまでの時間は、長秒時ノイズ低減を行 わない場合の約 2 倍になります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 • 連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コマ数も少なくなります。 • 処理中に電源を OFF にすると、処理は行われず、長秒時ノイズの低減処理を行 う前の画像が保存されます。 • 動画撮影時は、長秒時ノイズ低減の効果は適用されません。 290
高感度ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 静止画撮影時に、感度が高くなるほど発生しやすいノイズ(ざらつき) を低減します。 強め 全ての ISO 感度で高感度ノイズの低減処理を行います。ISO 感度 標準 が高くなるほど効果的です。 弱め ノイズ低減の効果は、強い順に[強め]、 [標準] 、 [弱め]になり ます。 ノイズが発生しやすい条件で撮影する場合のみ、ノイズ低減処理 しない を行います。ノイズ低減の効果は[弱め]よりもさらに弱くなり ます。 291
A カスタムメニュー: 撮影に関するさらに詳細な設定 G ボタンを押して、タブの A アイコンを選ぶと、カスタムメニュー が表示されます。 G ボタン カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更できます。カスタ ムメニュー画面は、2 つの階層で構成されています。 <第 1 階層> カスタムメニューの 管理(0 295) 292 <第 2 階層>
カスタムメニュー項目一覧 カスタムメニューの項目は次の通りです。※ メニュー項目 0 メニュー項目 カスタムメニューの管理 295 a オートフォーカス a1 AF-C モード時の優先 a2 AF-S モード時の優先 a3 AF ロックオン a4 半押し AF レンズ駆動 a5 フォーカスポイント表示 a6 フォーカスポイント照明 a7 フォーカスポイント 297 297 298 298 299 300 d 撮影・記録・表示 d1 電子音設定 d2 低速連続撮影速度 d3 連続撮影コマ数 d4 露出ディレーモード d5 電子先幕シャッター d6 連番モード d7 ファインダー内格子線表示 d8 ISO 感度表示と簡易設定 d9 インフォ画面のガイド表示 d10 インフォ画面の表示設定 d11 イルミネーター点灯 d12 MB-D12 電池設定 d13 電池の使用順序 e フラッシュ・BKT 撮影 e1 フラッシュ撮影同調速度 e2 フラッシュ時シャッター 循環選択 a8 a9 a10 a11 a12 AF 点数切り換え 縦 / 横位置フォーカス切換 内蔵AF 補助光の照射設定 AF エリア
メニュー項目 f 操作 f1 D スイッチの機能 f2 中央ボタンの機能 f3 マルチセレクターの 半押し起動 f4 f5 f6 f7 Fn ボタンの機能 f8 f9 f10 f11 f12 f13 f14 f15 BKT ボタンの機能 プレビューボタンの機能 AE/AFロックボタンの機能 シャッタースピードと 絞り値のロック 0 333 333 335 メニュー項目 g 動画 g1 Fn ボタンの機能 g2 プレビューボタンの機能 g3 AE/AFロックボタンの機能 g4 シャッターボタンの機能 0 355 356 357 358 336 341 342 342 343 344 ボタンのホールド設定 347 カードなし時レリーズ 348 インジケーターの+/−方向 348 動画撮影ボタンの機能 349 ライブビューボタンの設定 350 MB-D12の AF-ON ボタン 351 コマンドダイヤルの設定 機能 f16 リモコン(WR)の Fn ボタンの機能 f17 レンズのフォーカス 作動ボタン機能 352 353 ※ 設定内容が初期設定と異なる場合、変更されたメニュー項目の
カスタムメニューの管理 G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラは、カスタムメニューの設定内容を、 「A」、 「B」 、 「C」、 「D」の 4 通り記憶できます。それぞれのカスタムメニューで設定した内容は、他 のカスタムメニューには反映されません。 [カスタムメニューの管理]で「A」、「B」、「C」、 「D」のいずれかを選 んでからカスタムメニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記 憶します。記憶した設定内容はカメラの電源を OFF にしても保持され、 設定時のカスタムメニューを選び直すことで呼び出せます。 ❚❚ 名前編集 カスタムメニュー「A」∼「D」の名前を編集するには、名前を変更し たいカスタムメニューを選んでマルチセレクターの 2 を押します。名前 は 20 文字まで入力できます。入力画面での文字の入力方法については、 「カスタムピクチャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください (0 173) 。 A カスタムメニュー設定表示について インフォ画面には、O とカスタムメニュー名 )が表示されます。 ( 「A」∼「D」 295
❚❚ カスタムメニューのリセット カスタムメニュー「A」∼「D」を個別にリ セットできます。リセットしたいカスタムメ ニューを選んで O(Q)ボタンを押すと、確 認画面が表示されます。[はい]を選んで J ボタンを押すと、選んだカスタムメニューの 設定をリセットして初期設定に戻します (0 265) 。 296 O(Q)ボタン
a:オートフォーカス a1:AF-C モード時の優先 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のとき(0 86)にシャッター ボタンを押したときの動作を設定できます。 G E レリーズ レリーズ / フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることが できます。 ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることが できますが、低コントラスト・低輝度の被写体を連続撮影 するときは、連続撮影速度を落としてピント合わせを行い ます。連続撮影時に撮影速度よりもピント合わせを優先し たいときにお使いください。 F フォーカス ピ ン ト が 合 う ま で、シ ャ ッ タ ー ボ タ ン を 全 押 し し て も シャッターをきることができません。 • AF モードが AF-C のときは、[AF-C モード時の優先]の設定にかかわ らず、ピント表示(●)が点灯してもフォーカスロックは行われず、 シャッターをきるまでピント合わせの動作を続けます。 a2:AF-S モード時の優先 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の A
a3:AF ロックオン G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のとき(0 86)に、被写体と の距離が瞬時に大きく変わった場合のピント合わせの動作について設 定できます。 C 5(強め) ( 4 被写体との距離が瞬時に大きく変わったとき、一定時間経過し てから被写体を追従するピント合わせを行います。被写体とカ D 3(標準) メラの間を障害物が横切るような撮影など、意図に反して障害 物にピント合わせを行うことを防止します。 ) 2 • 被写体との距離が瞬時に大きく変わってから、追従する ピント合わせを開始するまでの時間が長い順に、 [5 (強 E 1(弱め) 、 [3(標準)]、 [2]、 [1(弱め)]になります。 め) ] 、 [ 4] 被写体との距離が瞬時に大きく変わったときは、すぐに追従 しない するようにピント合わせを行います。距離の異なる複数の被 写体を次々と撮影するようなときに便利です。 • AF エリアモードが 3D- トラッキングまたはオートエリア AF の場合は、 [2]、[1(弱め)]、 [しない]に設定していても、[
a5:フォーカスポイント表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内のフォーカスポイントの表示に関する設定ができます。 ❚❚ マニュアルフォーカス時の表示 [する]に設定すると、マニュアルフォーカスでの撮影時にフォーカス ポイントが常に点灯します。 [しない]に設定すると、フォーカスポイ ントを移動したときのみ一瞬点灯します。 ❚❚ ダイナミック AF モード時の表示 [する]に設定すると、ダイナミック AF モード(0 89)時に自分で選 んだフォーカスポイントと周辺のフォーカスポイントを同時に表示し ます。 [しない]に設定すると、自分で選んだフォーカスポイントのみ を表示します。 ❚❚ グループエリア AF モード時の表示 グループエリア AF モード(0 90)時の、ファインダー内のフォーカス ポイントの見え方を選べます。 o フォーカスポイントを四角で表示します。 p フォーカスポイントを点で表示します。 A[ダイナミック AF モード時の表示]を[する]に設定した場合の 3D-トラッキングについて [ダイナミック AF モード時の表示]を[する]に設定して AF エリ
a6:フォーカスポイント照明 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内のフォーカスポイントの照明方法を設定できます。 オート 被写体または背景が暗いときは、自動的にフォーカスポイントを赤 色に照明します。 被写体または背景の明るさにかかわらず常にフォーカスポイント する が赤色に照明します。背景が明るいときは、照明が見えづらい場合 があります。 しない フォーカスポイントを照明しません。また、撮像範囲外の記録され ない部分をうす暗く表示します(0 75)。 a7:フォーカスポイント循環選択 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスポイントをマルチセレクターで選ぶときに、上下左右端で循 環するように設定できます。 [する]を選んだ場合、一番端のフォーカス ポイント(q)を選んでいるときに、さらに マルチセレクターを同方向(右図の場合は 2)に押すと、反対側の端のフォーカスポイ ント(w)に移動します。 300 w q
a8:AF 点数切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 手動で選べるフォーカスポイントの数を設定できます。 B 51 点 51 点全てのフォーカスポイントを選べます。 A 11 点 フォーカスポイントの位置を素早く動かし 11 点のフォーカスポイントから選べます。 たいときに便利です。 301
a9:縦 / 横位置フォーカス切換 G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラを正位置(横位置)にしたときと、時計回りの縦位置と反時計回 りの縦位置にしたときで個別にフォーカスポイントと AF エリアモード を設定できます。 •[しない]に設定した場合、横位置と縦位置で同じフォーカスポイン トを使います。 縦位置 反時計回りに 90°回転 横位置 縦位置 時計回りに 90°回転 •[フォーカスポイント]に設定すると、横位置と縦位置で個別にフォー カスポイントを設定できます。 [フォーカスポイントと AF エリアモー ド]に設定した場合、フォーカスポイントに加えて AF エリアモードも 個別に設定できます。 縦位置 反時計回りに 90°回転 302 横位置 縦位置 時計回りに 90°回転
a10:内蔵 AF 補助光の照射設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 被写体が暗いときなど、シャッターボタンを 半押しすると、ピント合わせのために AF 補助 光を自動的に照射します。 暗い場所でも AF 補助光を自動的に照射させ ないように設定できます。 ファインダー撮影時に、オートフォーカスでのピント合わせの際 に、次の条件が全て満たされた場合に、自動的に AF 補助光を照射 します。 する • 被写体が暗い場合 • AF モードが AF-S の場合(0 86) • オートエリア AF 以外の AF エリアモード(0 89)で、中央の フォーカスポイントを選択したとき、またはオートエリア AF の とき しない AF 補助光を照射しません。被写体が暗いときなどは、オート フォーカスでのピント合わせはできなくなる場合があります。 A AF 補助光について • • AF 補助光が届く距離範囲の目安は約 0.
a11:AF エリアモードの限定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AF モードボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回した場合に選 べる AF エリアモード(0 89)を設定できます。 • 項目を選んでマルチセレクターの 2 を押す と、項目の左側のチェックボックスがオフ U になります。もう一度2 を押すと、チェッ クボックスがオン M になります。チェック ボックスをオン M にした項目のみ、サブコ マンドダイヤルで選べるようになります。 • J ボタンを押すと、設定を完了します。 •[AF エリアモードの限定]ではファインダー撮影時の AF エリアモード を限定できます。ライブビュー撮影時の AF エリアモード(0 38)は 限定しません。 a12:AF モードの制限 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モード(0 86)を 固定できます。 [AF-S]または[AF-C]を選 ぶと、AF モードボタンを押しながらメインコ マンドダイヤルを回しても AF モードは変わ りません。 304
b:露出・測光 b1:ISO 感度設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ISO 感度のステップ幅を設定できます(0 107)。ISO 感度のステップ 幅を変更したとき、設定されている ISO 感度が変更後のステップ幅に存 在しない場合は、最も近い値に変更されます。 b2:露出設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッタースピード、絞り値、およびオートブラケティング補正量のス テップ幅を設定できます。 b3:露出・調光補正ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出補正時と調光補正時の補正量のステップ幅を設定できます。 305
b4:露出補正簡易設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー E ボタンを使用せずに、コマンドダイヤルだけで露出補正できるように 設定を変更できます。 露出補正簡易設定を[する(自動リセット)]または[する]に設定す ると、露出インジケーターの「0」が点滅します。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 する (自動リセット) する • コマンドダイヤルだけを使って設定した露出補正値は、電源 を OFF にするか、半押しタイマーがオフになると、リセット されます。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 • 電源を OFF にしても、半押しタイマーがオフになっても、設 定した露出補正値はリセットされません。 しない E ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して露出 補正を設定します。 A b4[露出補正簡易設定]と f9[メインとサブの入れ換え]の併用に ついて [露出補正簡易設定]とカスタムメニュー f9[コマンドダイヤルの設定] (0 344) の[メインとサブの入れ換え]との併用により、次の表で記載しているコマン ドダイヤルで露出補正ができるようになります。 カ
b5:マルチパターン測光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 測光モード(0 112)がマルチパターン測光の場合、カメラが人物の顔 を認識したときに顔の明るさに合わせて露出を決定するかどうかを選 べます。この設定は、ファインダー撮影時のみ有効です。 U V 顔認識する カメラが認識した顔を優先して測光を行います。 顔認識しない 顔を優先した測光は行いません。 b6:中央部重点測光範囲 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 中央部重点測光は、ファインダー中央部を重点的に測光して、露出値を 決定します。中央部重点測光の範囲を変更できます。 • 非 CPU レンズを装着しているときの測光範囲は、φ12mm 相当になり ます。 b7:基準露出レベルの調節 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 適正露出の基準を撮影者の好みに合わせ、測光モードごとに明るめ(+ 側)または暗め(−側)に調節できます。1/6 段ステップ幅で± 1 段の 範囲で設定できます。初期設定は 0 です。 D 基準露出レベルの調節について • カスタムメニュー b7[基準露出レベルの調節]は、カスタムメニュー「A」∼ 「D」ごとに設定
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときに AE ロックを行うかどうかを設定 できます。 c2:半押しタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししてから何も操作しないで一定時間が過ぎ ると、待機状態に入ります。この待機状態になるまでの時間を変更でき ます。 • 待機状態になると、表示パネルのシャッタースピードと絞り値の表示 とファインダー内の表示が消灯します。 • 半押しタイマーを延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 c3:セルフタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー セルフタイマー撮影時(0 104)にシャッターボタンを全押ししてから シャッターがきれるまでの時間と、撮影するコマ数、連続撮影するとき の撮影間隔を設定できます。 時間 撮影コマ数 連続撮影間隔 308 シャッターがきれるまでの時間を選べます。 マルチセレクターの 1 または 3 を押して、1 コマ∼ 9 コマの間で設 定できます。 [撮影コマ数]を 2 コマ以上に設定した場合に連続撮影するとき の撮影間隔
c4:モニターのパワーオフ時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時 間を変更できます。 •[画像の再生]、[メニュー表示]、[インフォ 画面表示]、 [撮影直後の画像確認]、 [ライブ ビュー表示]で液晶モニターが自動的に消灯 するまでの時間を個別に設定できます。 • 初期設定は、 [画像の再生]と[インフォ画面表示]は 10 秒、 [メニュー 表示]は 1 分、 [撮影直後の画像確認]は 4 秒、 [ライブビュー表示]は 10 分です。 • 液晶モニターの表示時間を延長すると、バッテリーの消耗が早くなり ます。 309
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子音の音の高さや音量を設定できます。 ❚❚ 音量 電子音の音量を設定できます。 •[電子音なし]を選ぶと、電子音は鳴りません。 •[音量]を[電子音なし]以外に設定すると、次の場合に電子音が鳴 ります。 - セルフタイマー作動中(0 104) - 微速度撮影終了時(0 217) - オートフォーカスのピントが合ったとき(ただし、AF モード (0 86)が AF-C のとき、電子音は鳴りません) -「LOCK」した SD カードをカメラに入れてシャッターをきろうとした とき(0 21) - ミラーアップ撮影で 2 回目にシャッターボタンを全押ししたとき ❚❚ 音の高さ 電子音の音の高さを[高音]と[低音]から選べます。 D 動画ライブビュー時および静音撮影時の電子音について 動画 ライブビ ュー時(0 48)お よびレリ ーズモー ドが J または M の 場合 (0 100)は、[電子音設定]の設定にかかわらず、ピントが合ったときの電子 音は鳴りません。 A 電子音設定時の表示について [音量]が[電子音なし]以外の場
d2:低速連続撮影速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー レリーズモードが T のときの連続撮影速度を[6 コマ / 秒]∼[1 コマ / 秒]の間で設定できます(0 102) 。 d3:連続撮影コマ数 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 連続撮影を最大何コマまで継続できるかを設定できます。マルチセレク ターの 1 または 3 を押して、1 コマ∼ 100 コマの間で設定します。 • シャッタースピードが 4 秒以上の場合は、連続撮影のコマ数は制限さ れません。 A 連続撮影コマ数について カスタムメニュー d3[連続撮影コマ数]で設定するコマ数は、連続撮影を継続 できる最大のコマ数です。ただし、連続撮影速度を維持したまま連続撮影でき るコマ数には、画質モードなどによって上限があります(0 485)。このコマ数 を超えると「tAA」と表示され、連続撮影速度は低下します。 d4:露出ディレーモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー 顕微鏡撮影時などのカメラブレを最小限に抑えるため、シャッターボタン を押すと最初にミラーが作動し、約 1 ∼ 3 秒後にシャッターがきれるよう に変更できます。 3
d5:電子先幕シャッター G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子先幕シャッターを有効にするかどうかを設定できます。電子先幕 シャッターで撮影することにより、カメラブレを低減できます。電子先幕 シャッターで撮影するには、レリーズモードダイヤルを V(ミラーアッ プ)に合わせてください(0 106)。 有効 電子先幕シャッターで撮影します。 無効 メカニカルシャッターで撮影します。 A 電子先幕シャッターについて • G タイプ、E タイプ、D タイプ以外のレンズを装着していると、むら、すじな どが発生する場合があります。その場合は、[無効]に設定して撮影してくだ さい。 • V 以外のレリーズモードの場合は、常にメカニカルシャッターで撮影します。 • 電子先幕シャッター使用時は、シャッタースピードの上限が1/2000秒に制限され ます。 312
d6:連番モード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 する メモリーカードを交換したり、画像を記録するフォルダーを変更し ても、連番でファイル番号を付けます。複数のカードを使って撮影 してもファイル番号が重複しないため、撮影後の画像ファイルを管 理しやすくなります。 メモリーカードや画像を記録するフォルダーを変更するたびに、 ファイル番号が「0001」に戻ります。画像を記録するフォルダー内 にすでに画像ファイルがある場合は、次の番号からファイル番号が しない 付きます。 • 連番モードを[する]から[しない]に変更しても、カメラはファ イル番号を記憶しています。次に[する]に切り換えたときは、 以前記憶した番号からの連番でファイル名が付きます。 [する]に設定したときのファイル番号をリセットします。リセッ トした後に撮影を行うと、現在選択中のフォルダーに画像ファイル リセット がない場合は 0001 から連番で画像が記録されます。すでにファイ ルがある場合には、そのファイル番号の次の番号からファイル番号 が付きます。 A ファイル番
d7:ファインダー内格子線表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内に構図用格子線(0 7)を表示するかしないかを設定で きます。 d8:ISO 感度表示と簡易設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 表示パネルの記録可能コマ数表示部に、ISO 感度を表示できます。 [感度 表示と簡易設定をする]を選ぶと、コマンドダイヤルの操作だけで ISO 感度を変更できます。 9 感度を表示する 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示します。 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示します。また、 露出モードが e、f、g のときにコマンドダイヤルで ISO 3 感度を変更できます。 感度表示と • 露出モード e、f:サブコマンドダイヤルで ISO 感度を 簡易設定をする 変更します。 • 露出モード g:メインコマンドダイヤルで ISO 感度を 変更します。 しない 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示しません。 d9:インフォ画面のガイド表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時に b ボタンを押すと表示される画面で、選んだ項目の 文字表示ガイドを表示
d10:インフォ画面の表示設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見づらいときにインフォ画面 (0 8、197)の見え方を設定できます。 黒文字表示 v 自動 白文字表示 インフォ画面の表示を見やすくするように、カメラが自動的に白黒 反転します。明るい場所では黒文字表示に、暗い場所では明るさを 抑えた白文字表示に切り替わります。 手動でインフォ画面の表示を切り換えます。 明るい場所で撮影するときにインフォ画面が見やす w 黒文字 x 白文字 手動 いように、液晶モニターが点灯し、文字を黒く表示 します。 暗い場所で撮影するときにインフォ画面が見やすい ように、液晶モニターの明るさを抑え、文字を白く 表示します。 315
d11:イルミネーター点灯 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [しない]に設定すると、電源スイッチを D に合わせたときだけ表示パ ネルのイルミネーター(照明)が点灯します(0 1) 。 [する]に設定す ると、電源スイッチを D に合わせなくても、半押しタイマー(0 32) の作動中には表示パネルのイルミネーター(照明)を常に点灯します。 ただし、バッテリーの消耗は早くなります。 d12:MB-D12 電池設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 に単 3 形電池を入れて使 用するときに、カメラが電池残量をより正確に表示できるように、電池 の種類を指定してください。ただし、Li-ion リチャージャブルバッテ リー EN-EL15 または別売の EN-EL18a/EN-EL18 を使用する場合は、設定 する必要がありません。 MB-D12 で使える市販の単 3 形電池は、アルカリ電池、ニッケル水素充 電池、リチウム電池です。次の表に合わせて正しく設定してください。 • 電池設定を正しく設定していない場合、カメラが正常に作動しないお それがあります。
A 単 3 形電池の使用について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 に単 3 形電池(アルカリ電池、 ニッケル水素充電池、リチウム電池)を電源として使用するときは、次のこと にご注意ください。 • アルカリ電池を電源として使用した場合、他の電源を使用した場合と比較して撮 影できるコマ数が極端に減少します。通常の撮影では他の電源を使用し、アルカ リ電池は緊急用として使用してください。また、低温時は使用しないでください。 • 電池のメーカーや銘柄によっては、撮影できるコマ数が少なかったり、使用で きない場合があります。 • 周囲の温度が 20 ℃よりも低い環境では、撮影できるコマ数が極端に減少する 場合があります。 • 電池の使用推奨期間内であっても、保管状態によっては撮影できるコマ数が減 少したり、使用できない場合があります。 • 単 3 形電池を使っているときは、表示パネルとファインダー内の電池残量表示 は次のようになります。 表示パネル ファインダー L 表示なし I d 意味 バッテリーは充分に残っています。 バッテリーが残り少なくなりました。バッテリー 交換の準備をしてくださ
d13:電池の使用順序 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 装着時に、MB-D12 に入っ ている電池から使用するか、カメラに入っているバッテリーから使用する かを設定します。 • MB-D12 側のバッテリーを使用していると きのみ、表示パネルに s アイコンが表示さ れます。 A マルチパワーバッテリーパック MB-D12 について • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 を カ メ ラ に 装 着 す る と、イ ン フ ォ 画 面 の MB-D12 のバッテリー種別表示は、使用してい るバッテリーにより、次のように変わります。 MB-D12 の MB-D12 で使用しているバッテリー バッテリー種別表示 v x u Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL18a/EN-EL18 単 3 形電池 • 別売のパワーコネクターと AC アダプターを MB-D12 に接続している場合は、 カスタムメニュー d13[電池の使用順序]の設定にかかわらず、常に A
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:フラッシュ撮影同調速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フラッシュ撮影時の同調速度を設定できます。 1/320 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を 1/320 秒または 1/250 秒に設定し (オート FP) ます。別売のオート FP ハイスピードシンクロ対応スピードライト 1/250 秒 (0 427)使用時は 1/320 秒または 1/250 秒より速いシャッタース (オート FP) ピードでは自動的に FP 発光に切り替わります。※ 1/250 秒 1/200 秒 1/160 秒 1/125 秒 1/100 秒 1/80 秒 1/60 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を、1/250 ∼ 1/60 秒の範囲で設定で きます。 ※ 露出モードが e または g で、表示パネルまたはファインダー内表示のシャッター スピードがカスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]で設定した同調速 度を示す場合、実際に制御されるシャッタースピードが同調速度よりわずかで も高速側であれば、FP 発光に切り替わります。 A シャッタースピードの同調速度を固定するには 露出モー
❚❚ オート FP ハイスピードシンクロについて カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度](0 319)を[1/320 秒(オート FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定すると、内蔵フ ラッシュや別売のスピードライト(0 427)を使って 1/320 秒または 1/250 秒までフラッシュ同調ができます。また、別売のオート FP ハイス ピードシンクロ対応スピードライト使用時にシャッタースピードが 1/320 秒または 1/250 秒より速くなると、自動的に FP 発光に切り替わり ます。 シャッター スピード 1/320 秒 1/250 秒 (オート FP) (オート FP) 内蔵 フラッシュ 1/8000 ∼ 1/320 秒 — スピード ライト (別売) FP 発光 内蔵 フラッシュ 1/250 秒 スピード ライト (別売) 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) — FP 発光 — — — FP 発光 — — より高速側 1/320 ∼ フラッシュ フラッシュ 1/250 秒 ※ ※ より高速側 同調 同調 1
A FP 発光について フラッシュ撮影時のシャッタースピードをカメラの最高速度まで設定できます (0 189) 。 [1/320 秒(オート FP)]や[1/250 秒(オート FP)]に設定すると、 シャッタースピードがフラッシュ撮影同調速度よりも高速側になった場合、自 動的に FP 発光に切り替わります。日中でも、レンズの絞りを開いて背景をぼか した撮影ができます。 • FP 発光に切り替わると、インフォ画面のフラッシュモードに「FP」が表示され ます(0 190、432)。 e2:フラッシュ時シャッタースピード制限 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モードが e または g の場合のフラッシュ撮影時のシャッタースピー ドの低速側の制限を設定できます。 • スローシンクロモード、後幕シンクロモード、赤目軽減スローシンク ロモード時や露出モードが f または h の場合には、カスタムメニュー e2[フラッシュ時シャッタースピード制限]の設定にかかわらず、 シャッタースピードの低速側の制限は 30 秒になります。 321
e3:内蔵フラッシュ発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。 r TTL モード s マニュアル 発光モード t リピーティング 発光モード 内蔵フラッシュの光量は、撮影状況に応じて自動的に調 節されます。 指定した発光量で内蔵フラッシュが発光します 。モニター発光は行いません。 (0 323) 1 回の露光中に、内蔵フラッシュを繰り返し連続発光さ せて、被写体の連続的な動きを分解写真のように写し込 みます(0 323)。 内蔵フラッシュを、カメラから離れた別売のスピードラ u コマンダー モード イトで構成される補助灯(リモート ) グループをワイヤ レス制御するためのコマンダーとして利用します 。 (0 324) A 内蔵フラッシュの発光方式について 内蔵フラッシュの発光方式は、インフォ画面のフ ラッシュモードで確認できます(0 190、198)。 A 調光補正マークの表示について [マニュアル発光モード]または[リピーティング発光モード]に設定すると、 表示パネルとファインダー内表示に Y マークが点滅します。 A 別売スピードライト
❚❚ マニュアル発光モード 発光量を選べます。 (フル発光)に設定した場合、内蔵フラッシュのガイドナンバー •「Full」 は約 12(ISO 100・m、20 ℃)となります。 ❚❚ リピーティング発光モード [リピーティング発光モード]を選ぶと、右 のような画面が表示されます。 マルチセレクターの 4 または 2 で[発光量]、[回数]、 [間隔]の各設 定項目を切り換え、1 または 3 で数値を設定してください。 発光量 回数 間隔 1 回あたりの発光量を設定します。発光量は、1/4 ∼ 1/128 で設 定できます。 1 回の露光中に発光する回数を設定します。設定できる発光回数 は、発光量によって変わります。 発光間隔を、Hz(ヘルツ;1 秒あたりの発光回数)単位で設定 します。 323
A リピーティング発光モードの発光回数について •[回数]で設定する数値は、最大の発光回数です。シャッタースピードを高速にし たり、発光間隔を長くすると、実際の発光回数は設定よりも少なくなることがあ ります。 • 設定できる発光回数は、[発光量]によって次のように変わります。 発光量 1/4 1/8 1/16 1/32 1/64 1/128 回数 2 3 4 5 6 7 8 9 10 15 20 25 30 35 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ❚❚ コマンダーモード 内蔵フラッシュを主灯(マスターフラッシュ)として、カメラから離れ た別売のスピードライトで構成される補助灯(リモート ) グループをワ イヤレス(アドバンストワイヤレスライティング、0 427)で制御する ためのモードです。 内蔵フラッシュや 2 つの補助灯
マルチセレクターの 4 または 2 で項目を切り換え、1 または 3 で発光 モードや補正量(または発光量)を設定してください。 発光モード 内容 内蔵フラッシュは、i-TTL 調光を行います。右側の[補 TTL 正量]欄で、内蔵フラッシュの調光補正量を設定 (1/3 段ステップで± 3 段)します。 内蔵 M フラッシュ 内蔵フラッシュはマニュアル調光を行います。右側の [補正量]欄で、内蔵フラッシュの発光量を選びます。 内蔵フラッシュは発光せず、補助灯だけが発光します。 -- ただし、撮影時にモニター発光を行えるよう、フラッ シュロック解除ボタンを押して内蔵フラッシュを上げ ておいてください。 A グループの全ての補助灯が、i-TTL 調光を行います。 TTL A グループ AA ※ M 右側の[補正量]欄で、A グループの補助灯の調光補 正量を設定(1/3 段ステップで± 3 段)します。 A グループの全ての補助灯が、絞り連動外部自動調光 を行います。右側の[補正量]欄で、A グループの補 助灯の調光補正量を設定(1/3 段ステップで± 3 段)し ます。 A グルー
コマンダーモードでの撮影手順は、次の通りです。 1 右の画面で、[内蔵フラッシュ]の [発光モード]と[補正量]を 設定する • 発光モードを[--] (非発光)にした場 合は、[補正量]が設定できません。 2 同様に[A グループ]の[発光モー ド]と[補正量]を設定する 3 Bグループの補助灯を使用する場合 は、同様に[B グループ]の[発光 モード]と[補正量]を設定する 4[チャンネル]を設定する 5 J ボタンを押して設定を有効にする 326
6 構図を決め、カメラと補助灯(別売のスピードライト)を 配置する • 補助灯は下図の範囲内に配置してください。 60º 以内 約 10m 以内 約 5m 以内 30º 以内 カメラ (内蔵フラッシュ) 30º 以内 約 5m 以内 60º 以内 補助灯のワイヤレスリモートセンサー窓を カメラ側に向けて設定してください。 • 周辺環境により、上図内の距離は多少変化します。 7 使用する全ての補助灯の電源を ON にし、グループとチャ ンネルを設定する • 補助灯の設定方法については、スピードライトの使用説明書をご 覧ください。 • 補助灯のチャンネルは、必ずカメラで設定したものと同じチャン ネル(1 ∼ 4)に設定してください。 8 フラッシュロック解除ボタンを押して、内蔵フラッシュを 上げる • 内蔵フラッシュの[発光モード]を[--]に設定した場合も、撮 影時にモニター発光を行えるよう、内蔵フラッシュを上げておい てください。 327
9 カメラのファインダー内表示と全ての補助灯でレディーラ イトが点灯していることを確認し、ピントを合わせて撮影 する • コマンダーモードは FV ロック(0 194)と組み合わせて撮影す ることもできます。 A 内蔵フラッシュを発光させない場合の表示について 手順 1 で[内蔵フラッシュ]の[発光モード]を[--]にして内蔵フラッシュを 上げると、表示パネルのフラッシュモード表示から c が消灯します。 A コマンダーモード時の調光補正と表示について • コマンダーモード時に、M(Y)ボタンとサブコマンドダイヤルで調光補正 、 「B グループ」のそれぞれの[補 を行うと、 [内蔵フラッシュ] 、 [A グループ] 正量]に加算されます。 •[内蔵フラッシュ]を[TTL]にして、[補正量]を 0 以外に設定すると、表示 パネルとファインダー内表示に Y が点灯します。 •[内蔵フラッシュ]を[M]に設定すると、表示パネルとファインダー内表示 に Y が点滅します。 328
D コマンダーモードについてのご注意 • 補助灯は、内蔵フラッシュの光がセンサー窓に入る位置(通常はカメラより被 写体に近い位置)に置きます。特に、手持ちで撮影するときは、内蔵フラッ シュの光が確実にセンサー窓に入るように、補助灯はカメラより前に構えてく ださい。 • 補助灯の直接光または強い反射光が、カメラの撮影レンズ([TTL]設定時) や他の補助灯の外部自動調光用受光窓([AA]設定時)に入らないようにして ください。光が入ると、適正露出が得られません。 • 同時に使用できる補助灯の台数に制限はありません。しかし、センサーに他の 補助灯の強い光が入ると、正常動作できない場合があるため、実用上は 3 台程 度が限度です。 •[内蔵フラッシュ]の[発光モード]を[--]にした場合でも、補助灯の発光 タイミングを合わせるため、モニター発光とは別に、撮影中に内蔵フラッシュ が少量発光を行います。近距離撮影を行う場合、この少量発光が画像に写り込 む場合があります。画像への影響を防ぐには、低い ISO 感度、または小さい絞 り(大きい絞り値)で撮影するか、別売の内蔵フラッシュ用赤外パネル SG-3IR をお使いくだ
e5:モデリング発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 内蔵フラッシュや別売のニコンクリエイティブライティングシステム 対応スピードライト(0 118、425)使用時にカメラの Pv ボタンを押し たときに、陰影の状況を把握するためのモデリング発光を行わないよう に設定できます。 e6:オートブラケティングのセット G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティング(0 130)の種類を設定できます。 j AE・フラッシュ ブラケティング k AE ブラケティング l フラッシュ ブラケティング 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮 影します。 露出値を変えながら撮影します。 フラッシュの発光量を変えながら撮影します。 1 回の撮影でホワイトバランス(WB)を変えた画像を m WB ブラケティング (0 136) 記録します。複数の光源が混在しているなど、ホワイ トバランスを決めにくいときや、微妙な白の色みを好 みで選びたいときなどに便利です。RAW 画像を含む画 質モードを設定したときは、WB ブラケティングは使 用できません。 y ADL ブラケティング (0 14
e7:BKT 変化要素(M モード) G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モード h でオートブラケティングを行うときに変化する内容は、カ スタムメニュー e6[オートブラケティングのセット]と e7[BKT 変化 ]との組み合わせによって次のようになります。 要素(M モード) カスタムメニュー e6 カスタムメニュー e7 [BKT 変化要素(M モード)] [オートブラケティングのセット] AE・フラッシュ ブラケティング※ F フラッシュ・ シャッタースピード G フラッシュ・ シャッタースピードと フラッシュの調光レベル シャッタースピード、 シャッタースピード・ 絞り値 H I フラッシュ・絞り値 フラッシュ 絞り値、 フラッシュの調光レベル 絞り値と フラッシュの調光レベル フラッシュの調光レベル AE ブラケティング※ シャッタースピード シャッタースピードと 絞り値 絞り値 – ※ カスタムメニュー e7 が[フラッシュ・シャッタースピード]、 [フラッシュ・ シャッタースピード・絞り値]、 [フラッシュ・絞り値]のいずれかのときに、 [感度自動制御]
e8:BKT の順序 G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティングの補正順序を変更できます。 H 「補正なし」→「−側に補正」→「+側に補正」の [0]→[−]→[+] 順になります。 「−側に補正」→「補正なし」→「+側に補正」の I [−]→[0]→[+] 順になります。 • カスタムメニュー e6[オートブラケティングのセット]が[ADL ブラケティング] の場合、e8 の設定を変更しても補正順序は変わりません。 332
f:操作 f1:D スイッチの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電源スイッチを D マークの方向に回したときの機能を設定できます。 D D の点灯 / 消灯 h D とインフォ画面の 点灯 / 消灯 表示パネルのイルミネーターを約 6 秒間点灯します。 表示パネルのイルミネーターの点灯とインフォ画 面の表示を行います。 f2:中央ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時とライブビュー撮影時または再生時にマルチセレ クターの中央ボタンを押したときの機能を設定できます(1 コマ表示中 の画像が動画の場合、 [再生モード]の設定にかかわらず、中央ボタン を押すと動画を再生します) 。 333
❚❚ 撮影モード J フォーカスポイント 中央ボタンを押すと、中央のフォーカスポイントが 中央リセット 選ばれます。 中央ボタンを押すと、あらかじめ設定した位置の フォーカスポイント(プリセットフォーカスポイン ト)が選ばれます。 • プリセットフォーカスポイントを設定するには、 v 設定したい位置にフォーカスポイントを移動し プリセット て、フォーカスポイントが点滅するまで AF モード ボタンを押しながら中央ボタンを長押しします。 フォーカスポイント • a9[縦 / 横位置フォーカス切換]を[しない]以外 に設定した場合、カメラの横位置と時計回りの方 向の縦位置、反時計回りの方向の縦位置で個別に プリセットフォーカスポイントを設定できます。 K 選択フォーカス 中央ボタンを押すと、選択中のフォーカスポイント ポイント表示 が点灯します。 設定しない 中央ボタンは機能しません。 ❚❚ 再生モード n 1 コマとサムネイル o 中央ボタンを押すごとに、1 コマ表示とサムネイル の切り換え 表示(4 コマ、9 コマ、72 コマ)を切り換えます。 ヒストグラム表示 中央
❚❚ ライブビュー J フォーカスポイント ライブビュー表示中に中央ボタンを押すと、フォー 中央リセット カスポイントが画面中央に移動します。 ライブビュー表示中に中央ボタンを押すと、フォー p 拡大画面との 切り換え カスポイントを中心にして、設定した拡大率で拡大 表示します。もう一度中央ボタンを押すと、元の表 示に戻ります。 •[拡大画面との切り換え]を選んで 2 を押すと、拡 大率を[低倍率(50%)]、[等倍(100%)]、[高 ]から選べます。 倍率(200%) 設定しない 中央ボタンは機能しません。 f3:マルチセレクターの半押し起動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 半押しタイマー(0 32)がきれたときにマルチセレクターを操作する と、半押しタイマーが起動するように設定できます。 335
f4:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Fn ボタンを単独で押したときの機能と、Fn ボ タンを押しながらコマンドダイヤルを回し たときの機能を設定できます。 ❚❚ 押し時の動作 Fn ボタンを単独で押したときの機能を設定できます。 ファインダー撮影時に Fn ボタンを押し続けると、レンズ の絞り羽根が絞り込まれ、Fn ボタンを押している間、被 q プレビュー 写界深度が確認できます(0 118)。静止画ライブビュー 時に Fn ボタンを 1 回押すと開放絞りになり、ピントを確 認しやすくなります。もう一度 Fn ボタンを押すと、設定 した絞り値に絞り込まれます(0 36)。 r FV-L B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット) E AE-L (ホールド) F AF-L 336 内蔵フラッシュまたは別売のスピードライト(0 427) 使用時は、Fn ボタンを 1 回押すと FV ロック(0 194)を 行い、もう一度 Fn ボタンを押すと解除します。 Fn ボタンを押している間、AE ロックとフォーカスロッ クを同時に行いま
Fn ボタンを押している間、B ボタンを押し続けたと A AF-ON きと同様にカメラが自動的に被写体にピントを合わせ ます。 z I 発光禁止 / している間、フラッシュは発光禁止になります。フラッ シュモードが発光禁止の場合は、Fn ボタンを押している 許可切換 フラッシュモードが発光禁止以外の場合、Fn ボタンを押 間、先幕シンクロモードで撮影できます。 カスタムメニューの e6[オートブラケティングのセッ ト]が[WB ブラケティング]以外の場合でレリーズ モードが U、T、または M のときは、Fn ボタンを押 しながらシャッターボタンを全押ししている間、1 回分 のブラケティング設定コマ数を撮影し終えた後も、引き 続きオートブラケティング撮影をします。また、レリー 1 BKT 自動連写 ズモードが S または J のときは、Fn ボタンを押しながら シャッターボタンを全押しし続けると、1 回分のブラケ ティング設定コマ数を連続撮影します。 [オートブラケティングのセット]が[WB ブラケティ ング]の場合は、Fn ボタンを押しながらシャッターボタ ンを全押ししている間連続撮影して
w ファインダー内 格子線表示 ! ファインダー内 水準器 Fn ボタンを 1 回押すと、ファインダーに構図用格子線を 表示します(0 7)。もう一度 Fn ボタンを押すと、格子 線表示を終了します。 Fn ボタンを 1 回押すと、ファインダーに水準器インジ ケーターを表示します(0 7)。もう一度 Fn ボタンを押 すと、水準器表示を終了します。 ワイヤレスリモートコントローラーを接続して連動レ x 連動レリーズ リーズモードで撮影する場合、Fn ボタンを押している 禁止 間、マスターカメラのみ撮影を行い、リモートカメラで リモートカメラ ワイヤレスリモートコントローラーを接続して連動レ リーズモードで撮影する場合、Fn ボタンを押している は撮影を行いません。 y のみレリーズ % マイメニュー マイメニューの 間、リモートカメラでのみ撮影を行います。 Fn ボタンを押すと、マイメニュー(0 410)を表示しま す。 Fn ボタンを 1 回押すと、マイメニューの最上位に登録し てある項目へジャンプします。よく使うメニュー項目を マイメニューの最上位に登録して、こ
A 水準器インジケーターについて [押し時の動作]を[ファインダー内水準器]に設定して Fn ボタンを押すと、カ メラに内蔵している傾斜センサーを使って、ファインダーに水準器インジケー ターを表示します。この「水準器インジケーター」の見方は次の通りです。 ローリング方向 カメラが時計回りに カメラが正位置の場合 カメラが反時計回りに 傾いている場合 (傾いていない場合) 傾いている場合 カメラが正位置の場合 (傾いていない場合) カメラが後ろに 傾いている場合 ピッチング方向 カメラが前に 傾いている場合 • カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますので ご注意ください。 339
❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機能を設定で きます。 [撮像 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、 範囲](0 74)の設定を切り換えられます。 • 項目を選んで、マルチセ i 撮像範囲選択 レクターの 2 を押すと、 項目の左側のチェック ボックスがオンMになり ます。チェックボックス をオンM にした項目の み、Fn ボタンとコマンド ダイヤルで選べるようになります。J ボタンを押すと、 $ シャッター スピードと 絞り値のロック 設定が完了します。 露出モードが f または h のとき、Fn ボタンを押しながらメ インコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピードを 固定します。露出モードが g または h のとき、Fn ボタン を押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、絞り値を 固定します。シャッタースピードと絞り値のロックにつ いては、0 124 をご覧ください。 カスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅](0 305) の設定にかかわらず、シャッタースピードまたは絞り値 を 1 段ステップで設定できます。 v
y & Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、アク D- ライティング ティブ D- ライティング(0 178)の効果の度合いが切り アクティブ 設定 替わります。 露出ディレー [露 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すると、 出ディレーモード] (0 311)の設定を切り換えられます。 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回しても機能 モード 設定しない しません。 f5:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Pv ボタンを単独で押したときの機能と、コマ ンドダイヤルを併用したときの機能を設定 できます。 ❚❚ 押し時の動作 Pv ボタンを単独で押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタ ンの機能]→[押し時の動作] (0 336)と同じです。初期設定は[プ レビュー]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 Pv ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機能は、カスタ ムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤル併用時の動作] (0 340)と同じです。初期設定は[設定しない]です。 341
f6:AE/AFロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AAE/AF ロックボタンを単独で押したとき の機能と、コマンドダイヤルを併用したとき の機能を設定できます。 ❚❚ 押し時の動作 AAE/AF ロックボタンを単独で押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[押し時の動作](0 336)と同じです。初期 設定は[AE-L/AF-L]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 AAE/AF ロックボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの 機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤ ル併用時の動作](0 340)とほぼ同じですが、 [シャッター・絞り値 1 段選択]と[アクティブ D- ライティング設定]は選べません。初期設 定は[設定しない]です。 f7:シャッタースピードと絞り値のロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー [シャッタースピードのロック]を[する]にすると、露出モード f また は h ではシャッタースピードを現在の設定でロックします。[絞り値の ロック]を[する]にすると、露出モード g または h
f8:BKT ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー D ボタンを押したときの機能を設定でき ます。 Dボタンを押しながらメインコマンドダイヤルま t オート ブラケティング $ 多重露出 たはサブコマンドダイヤルを回すと、オートブラケ ティング撮影時の撮影コマ数、補正ステップ、アク ティブ D- ライティングの度合いを設定できます (0 130)。 Dボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを 回すと、多重露出モードを設定できます。D ボタ ンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、多 重露出のコマ数を設定できます(0 208)。 Dボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを 回すと、HDR モードを設定できます。D ボタンを ダイナミックレンジ) 押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、HDR の 露出差を設定できます(0 183)。 2 HDR(ハイ • HDR(ハイダイナミックレンジ)または多重露出の設定が有効なとき に、カスタムメニュー f8[BKT ボタンの機能]に他の機能を割り当て た場合、D ボタンは使えません。D ボタンが使えないときは、HDR (ハイダイ
f9:コマンドダイヤルの設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルに関する設定ができ ます。 ❚❚ 回転方向の変更 露出補正の設定時またはシャッタースピー ド / 絞り値の設定時に、メインコマンドダイ ヤルとサブコマンドダイヤルを操作すると きの回転方向を逆方向に変更できます。 •[露出補正の設定時]または[シャッタース ピード / 絞り値の設定時]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、項目の左側のチェックボックスがオン M にな ります。もう一度 2 を押すと、チェックボックスがオフ U になります。 • J ボタンを押すと、設定が完了します。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 のコマンドダイヤルの 回転方向も変更されます。 344
❚❚ メインとサブの入れ換え メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの機能を入れ換えら れます。 [する]を選ぶと、メインコマンドダイヤルで絞り値を、サブコ 露出設定 マンドダイヤルでシャッタースピードを設定します。 [する(A モード)]を選ぶと、露出モード g のときのみ、メインコマンド ダイヤルで絞り値を設定します。 [する]を選ぶと、AF モードボタンを押しながらメインコマン AF 設定 ドダイヤルを回して AF エリアモードを、サブコマンドダイヤル を回して AF モードを設定します。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 のコマンドダイヤルの 機能も入れ替わります。 ❚❚ 絞り値の設定方法 CPU レンズの装着時に露出モードが g または h の場合、レンズの絞りリ ングで絞り値を設定できるように変更できます。 サブコマンド ダイヤル 絞りリング サブコマンドダイヤルで絞り値をセットします([メインとサブ の入れ換え]の[露出設定]を[する]に設定した場合は、メ インコマンドダイヤルで絞り値をセットします)。 レンズの絞りリングで絞り値をセットします。絞りリング
❚❚ 再生 / メニュー画面で使用 画像のコマ送りやメニュー操作を、マルチセレクターでの操作から、メ インコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの操作でも行えるよう に変更できます。 再生時: • 1 コマ表示時には、メインコマンドダイヤルで撮影画像 をコマ送りします。サブコマンドダイヤルを回すと、 [サブコマンドダイヤルで画像送り]で設定した方法で コマ送りします。 する • サムネイル表示時には、メインコマンドダイヤルを回 すと、黄色の枠(カーソル)が左右に移動し、サブコ マンドダイヤルを回すと、ページを切り換えます。 メニュー画面表示時※: メインコマンドダイヤルで選択項目を切り換えます。サブ コマンドダイヤルを時計方向に回すと、サブメニューに移 動します。反時計回りに回すと、前の画面に戻ります。 2 する (撮影後確認時 を除く) [する]と同じ内容ですが、撮影直後の画像確認時は操作 できません。 再生時の表示画像の切り換え、画像の選択、およびメ しない ニュー画面での項目の選択は、マルチセレクターを操作 して行います。 ※ サブコマンドダイヤルでは項目を決定することはできません。項
f10:ボタンのホールド設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [する]に設定して対象のボタンを 1 回押すと、ボタンを放しても設定で きる状態が維持され、コマンドダイヤル単独で設定できます。もう一度 ボタンを押すか、シャッターボタンを半押しするか、半押しタイマーが オフになると、解除されます。対象のボタンは次の通りです。 対象のボタン 0 I(Q)ボタン E ボタン M(Y)ボタン 115 128 186 D ボタン S ボタン T ボタン U ボタン 対象のボタン c ボタン AF モードボタン 131、136、 Fn ボタン※ 1 140 Pv ボタン※ 2 107 AAE/AF ロックボタン※ 3 動画撮影ボタン※ 4 80 、83 145 、 149、152、 154、158 0 113 37 、39、 87、91 336 341 342 349 ※ 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]の[コマンドダイヤル併用時の動作] で[アクティブ D- ライティング設定]または[露出ディレーモード]が Fn ボ タンに割り当てられている場合 ※ 2 カスタムメニュー f5[プ
f11:カードなし時レリーズ G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラにメモリーカードを入れていないときのレリーズ操作を設定で きます。 a レリーズ禁止 メモリーカードを入れていないときは、シャッターはきれ ません。 メモリーカードを入れていないときでも、シャッターがき b レリーズ許可 れます。再生時には[デモモード]と表示され、画像は記 録できません。 f12:インジケーターの+ / −方向 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内表示、表示パネルおよびインフォ画面(R)での露出、 露出補正、オートブラケティングのインジケーターの+と−方向を入れ 換えることができます。 348 V インジケーターの+側を左に、−側を右に表示し ます。 W インジケーターの−側を左に、+側を右に表示し ます。
f13:動画撮影ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 ファインダー撮影時または静止画ライブ ビュー時に、動画撮影ボタンを押しながらコ マンドダイヤルを回したときの機能を設定 できます。 動画撮影ボタン m ホワイト バランス 動画撮影ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す と、ホワイトバランスを変更できます(0 144)。 9 ISO 感度 動画撮影ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す と、ISO 感度を変更できます(0 107)。 動画撮影ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す と、撮像範囲を変更できます(0 74)。 i 撮像範囲選択 • 項目を選んで、マルチセレクターの 2 を押すと、項 目の左側のチェックボックスがオンMになります。も う一度 2 を押すと、チェックボックスがオフ U にな ります。チェックボックスをオン M にした項目のみ、 動画撮影ボタンとコマンドダイヤルで選べるように なります。J ボタンを押すと、設定が完了します。 露出モードが f または h のとき、動画撮影ボタンを押し $ シャッター な
f14:ライブビューボタンの設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 意図せずに a ボタンを押したときにライ ブビューが開始しないように、a ボタンを 無効に設定できます。 有効 無効 350 a ボタンを押すとライブビューが開始されます。 a ボタンを押してもライブビューは開始しません。
f15:MB-D12 の AF-ON ボタン機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリー パック MB-D12 の B ボタンの 機能を設定します。 B ボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。こ A AF-ON の場合、シャッターボタンの半押しではオートフォーカス は作動しません。 F AF-L Bボタンを押している間、フォーカスロックを行います。 B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット) E AE-L (ホールド) r FV-L G Fn ボタンと 同じ B ボタンを押している間、AE ロックとフォーカスロッ クを同時に行います。 B ボタンを押している間、AE ロックを行います。 B ボタンを 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態 が維持されます。もう一度 B ボタンを押すか、シャッ ターをきるか、半押しタイマーがオフになると、AE ロック を解除します。 B ボタンを 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態 が維持されます。シャッターをきっても AE ロックを解除し ません。ただし、も
f16:リモコン(WR)の Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ワイヤレスリモートコントローラーの Fn ボタンを押した ときの機能を設定できます。 ファインダー撮影時に Fn ボタンを押し続けると、レンズの 絞り羽根が絞り込まれ、Fn ボタンを押している間、被写界 q プレビュー 深度が確認できます(0 118)。静止画ライブビュー時に Fn ボタンを 1 回押すと開放絞りになり、ピントを確認しや すくなります。もう一度 Fn ボタンを押すと、設定した絞り 値に絞り込まれます(0 36)。 r FV-L 内蔵フラッシュまたは別売のスピードライト(0 425)使 用時は、FV ロック(0 194)を行い、もう一度 Fn ボタンを 押すと解除します。 B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット) F AF-L A AF-ON z I 発光禁止 / 許可切換 352 Fn ボタンを押している間、AE ロックとフォーカスロックを 同時に行います。 Fn ボタンを押している間、AE ロックを行います。 Fn ボタンを 1 回押すと AE
画質モードが JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、JPEG (BASIC)の場合、Fn ボタンを押すと表示パネルの画質モー ドに「RAW」が表示され、押してから 1 回の撮影のみ RAW 4 プラス RAW 記録 画像が JPEG 画像と同時に記録されます。撮影後シャッター ボタンから指を放すか、もう一度 Fn ボタンを押すと[プラ ス RAW 記録]を解除します。 (0 286)の設定 • RAW 画像は撮影メニュー[RAW 記録] で記録されます。 a Fn ボタンを押すと、ライブビューを開始します。もう一度 ライブビュー Fn ボタンを押すと、ライブビューを終了します。 設定しない Fn ボタンは機能しません。 f17:レンズのフォーカス作動ボタン機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカス作動設定スイッチがあるレンズ を装着し、スイッチが AF-L に設定されてい る場合に、レンズのフォーカス作動ボタン を押したときの機能を設定できます。 フォーカス作動ボタン フォーカス作動設定 スイッチ F AF-L フォーカス作動ボタンを押している間、フォーカスロッ ク
v プリセット フォーカス ポイント フォーカス作動ボタンを押している間、あらかじめ設定 した位置のフォーカスポイント(プリセットフォーカス ポイント)が選ばれます(0 334)。フォーカス作動ボタ ンを放すと、元のフォーカスポイント位置に戻ります。 フォーカス作動ボタンを押している間、設定した AF エリ アモードに変更します。フォーカス作動ボタンを放すと、 元の AF エリアモードに戻ります。 K AF エリア モード • カメラの AF エリアモード(0 89)が 3D- トラッキング の場合、オートフォーカスでピント合わせをしている 間は、フォーカス作動ボタンを押しても設定した AF エ リアモードに変更されません。 •[AF エリアモード]を選んでマルチセレクターの 2 を 押すと、AF エリアモードを選べます。ただし、 [3D- ト ラッキング]は選べません。 フラッシュモードが発光禁止以外の場合、フォーカス作 z I 発光禁止 / 許可切換 x 連動レリーズ 禁止 動ボタンを押している間、フラッシュは発光禁止になり ます。フラッシュモードが発光禁止の場合は、フォーカ ス作動ボタ
g:動画 g1:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ❚❚ 押し時の動作 動画ライブビューで Fn ボタンを押したときの機能を設定できます。 t パワー絞り (開放絞り側) Fn ボタンを押している間、開放絞り側に絞りが動きま す。カスタムメニュー g2[プレビューボタンの機能] が[パワー絞り(最小絞り側) ]のときは、自動的にこ の項目が選ばれます(0 356)。 r s 動画撮影中に Fn ボタンを押すと、撮影中の動画にイン インデックス マーキング 静止画撮影情報の 表示 設定しない デックスマークを付けることができます。インデック スマークを付けると、動画の再生時や編集時に目的の 場所へ素早く移動できます(0 51)。 Fn ボタンを押すと、動画ライブビューで静止画を撮影 するときの撮影情報が表示されます。もう一度 Fn ボタ ンを押すと元の画面に戻ります。 Fn ボタンは機能しません。 A パワー絞りについて • 露出モード g または h のときのみ動作します。 • 静止画撮影情報の表示中は、パワー絞りは動作しません。 • 6 マークが液晶モニターに
g2:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ❚❚ 押し時の動作 動画ライブビューで Pv ボタンを押したときの機能を設定できます。 q パワー絞り (最小絞り側) Pv ボタンを押している間、最小絞り側に絞りが動きま す。カスタムメニュー g1[Fn ボタンの機能]が[パ ワー絞り(開放絞り側)]のときは、自動的にこの項目 が選ばれます(0 355)。 r 動画撮影中に Pv ボタンを押すと、撮影中の動画にイン インデックス マーキング デックスマークを付けることができます。インデック スマークを付けると、動画の再生時や編集時に目的の 場所へ素早く移動できます(0 51)。 s Pv ボタンを押すと、動画ライブビューで静止画を撮影 静止画撮影情報の するときの撮影情報が表示されます。もう一度 Pv ボタ 表示 ンを押すと元の画面に戻ります。 設定しない 356 Pv ボタンは機能しません。
g3:AE/AFロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ❚❚ 押し時の動作 動画ライブビュー時で AAE/AF ロックボタンを押したときの機能を設 定できます。 動画撮影中に AAE/AF ロックボタンを押すと、撮影中 r インデックス マーキング の動画にインデックスマークを付けることができま す。インデックスマークを付けると、動画の再生時や 。 編集時に目的の場所へ素早く移動できます(0 51) AAE/AF ロックボタンを押すと、動画ライブビューで s 静止画撮影情報 の表示 静止画を撮影するときの撮影情報が表示されます。も う一度 AAE/AF ロックボタンを押すと元の画面に戻り ます。 B AE-L/AF-L C AE-L E AE-L (ホールド) F AF-L 設定しない AAE/AF ロックボタンを押している間、AE ロックと フォーカスロックを同時に行います。 AAE/AF ロックボタンを押している間、AE ロックを行 います。 AAE/AF ロックボタンを 1 回押すと AE ロックを行い、 AE ロック状態が維持されます。シャッターをきって
g4:シャッターボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ライブビューセレクターが 1 の場合に、シャッターボタンを押したとき の機能を設定できます。 シャッターボタンを全押しすると、アスペクト比(縦横比) 16:9 の静止画を撮影します(撮影中の動画は終了します)。 C 静止画撮影 静止画の画像サイズ(ピクセル)については、「動画ライブ ビュー時に撮影できる静止画の画像サイズ」(0 57)をご覧 ください。 シャッターボタンを半押しすると、動画ライブビューを開始 します。動画ライブビュー中にシャッターボタンを半押しす ると、フォーカスモードセレクターが AF の場合はピント合わ せを行います。また、全押しすると、動画撮影を開始します。 もう一度シャッターボタンを押すと、動画撮影を終了します。 •[動画撮影]に設定すると、動画撮影以外のシャッターボタ 1 動画撮影 ンを使う操作は行えません。 • 動画ライブビューを終了するには、a ボタンを押してくだ さい。 • 別売のワイヤレスリモートコントローラー (0 439)また はリモートコード(0 438)使用時には、ワイヤレスリモー トコ
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 G ボタンを押して、タブの B アイコンを選ぶと、セットアップメ ニューが表示されます。 G ボタン セットアップメニュー項目一覧 セットアップメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 0 カードの初期化(フォーマット) 360 362 363 443 445 364 366 367 368 368 369 モニターの明るさ モニターのカラーカスタマイズ イメージセンサークリーニング クリーニングミラーアップ※ 1 イメージダストオフデータ取得 フリッカー低減 地域と日時 言語(Language) 縦横位置情報の記録 電池チェック メニュー項目 画像コメント 著作権情報 カメラ設定の保存と読み込み 水準器表示 レンズ情報手動設定 AF 微調節 HDMI 位置情報 ネットワーク Eye-Fi 送信機能※ 2 ファームウェアバージョン 0 371 372 373 375 222 376 260 226 251 378 379 ※ 1 バッテリー残量表示が J 以下のときは選べません。 ※ 2 この機能に対応した Eye-Fi カ
カードの初期化(フォーマット) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メモリーカードを初期化(フォーマット)します。初期化したいスロッ トを選んで[はい]を選ぶと、選んだスロットのメモリーカードを初期 化します。初期化すると、カード内のデータは全て削除されます。カー ド内に必要なデータが残っている場合は、初期化の前にパソコンなどに 保存してください(0 244)。 D カードの初期化についてのご注意 [カードの初期化(フォーマット)中です。]のメッセージが液晶モニターに表 示されている間は、電源を OFF にしたり、メモリーカードを取り出さないでく ださい。 ❚❚ ボタン操作でメモリーカードを初期化 (フォーマット)する O(Q)ボタンと I(Q)ボタンで初期化することもできます。 1 O(Q)ボタンと I (Q)ボタンを同時に押す • 赤色の Q マークがついた O ボタンと I ボタンを同時 に 2 秒以上押します。 • 表示パネルとファインダー内 表示に C(フォーマット) が点滅します。 360 O(Q)ボタン I (Q ) ボタン
• メモリーカードが 2 枚入っている場合 は、表示パネルのメモリーカード マークが点滅している側のスロット に入っているメモリーカードを初期 化します。C が点滅しているとき にメインコマンドダイヤルを回すと、 初期化するスロットを切り換えられ ます。 • C が点滅状態のまま約 6 秒経過すると、初期化はキャンセルさ れます。O(Q)ボタンと I(Q)ボタン以外のボタンを押 したときも、初期化をキャンセルします。 2 C が点滅している間に、もう一度O(Q)ボタンと I(Q)ボタンを同時に押す • 初期化が始まります。初期化中は、電源を OFF にしたり、バッテ リーやメモリーカードを取り出したりしないでください。 • 初期化が完了すると、表示パネルとファインダー内表示の記録可 能コマ数表示部にこれから撮影できるコマ数が表示されます。 A カメラにメモリーカードが 2 枚入っている場合 カメラにメモリーカードが 2 枚入っている場合、O(Q)ボタンと I(Q) ボタンを押すと、主スロット(0 85)のメモリーカードマークが先に点滅します。 361
モニターの明るさ G ボタン ➜ B セットアップメニュー 画像の再生時、メニュー表示時、インフォ画面表示時の液晶モニターの 明るさをマルチセレクターの 1 または 3 を押して調整できます。+ にす ると明るく、−にすると暗くなります。 A 静止画ライブビューまたは動画ライブビュー中の液晶モニターの明る さについて •[モニターの明るさ]で設定した液晶モニターの明るさは、静止画ライブビュー または動画ライブビュー中の明るさには反映されません。ライブビュー表示中 (0 41)をご覧 の液晶モニターの明るさを設定するには、「b ボタンを使う」 ください。 • 非常に明るい場所で液晶モニターが見えにくいときは、液晶モニターの明るさ を[+4]以上に設定すると、液晶モニターが見やすくなりますが、黄色が黄 緑に見えることがあります。色の確認を行うときは[+3]以下に設定するこ とをおすすめします。 362
モニターのカラーカスタマイズ G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの液晶モニターの色調を好みに合わせて変更できます。 • 右のような画面が表示され、マルチセレク ターで液晶モニターの色みを調整できま す。J ボタンを押すと決定します。 グリーンが強くなる ブルーが アンバーが 強くなる 強くなる マゼンタが強くなる • 液晶モニターの色みを調整すると、メニュー表示や画像再生時、静止 画ライブビューまたは動画ライブビュー中の表示全てに反映されま すが、撮影した画像には反映されません。 • 最後に撮影した画像または最後に再生した画像がサンプルとして表 示されます。撮影した画像がメモリーカード内にない場合、グレーで 表示されます。 • W ボタンを押すと、画像の選択画面が表示 されます。画像を選んで J ボタンを押すと、 選んだ画像がサンプルとして表示されます。 • 画像の選択画面で X ボタンを押している 間、選んだ画像を拡大表示します。W ボタ ンを押すと、 [スロット / フォルダー指定メ ニュー]画面が表示されます(0 228)。 363
イメージダストオフデータ取得 G ボタン ➜ B セットアップメニュー Capture NX-Dの「イメージダストオフ機能」を使うためのデータを取得 します。イメージダストオフとは、カメラの撮像素子の前面に付いたゴ ミの写り込みを RAW 画像から取り除く機能です(撮影メニュー[RAW 記録]の[画像サイズ]で[サイズ S] (0 84)に設定して撮影した RAW 画像を除く) 。イメージダストオフ機能については、Capture NX-D のヘ ルプをご覧ください。 ❚❚ イメージダストオフデータ取得の手順 1イメージダストオフデータの取得方法を選ぶ •[開始]を選んで J ボタンを押すと、 [イメージダストオフデータ取得]画面 が表示されます。 •[イメージセンサークリーニング後 開 始]を選んで J ボタンを押すと、すぐ にイメージセンサークリーニングを実 行します。イメージセンサークリーニ ングの実行後に、[イメージダストオフ データ取得]画面が表示されます。 • 表示パネルとファインダー内表示に右 のように表示されます。 • デ ー タ 取 得 を 取 り 消 し た い と き は、 G
2 レンズ先端から10cm 程度離れた、明るく白い無地の被写 体を画面いっぱいにとらえ、シャッターボタンを半押しする • オートフォーカスのときは、カメラが自動的に無限遠にピントを 合わせます。 • マニュアルフォーカスのときは、手動で無限遠に合わせてください。 3 シャッターボタンを全押しして撮影する • シャッターボタンを押すと、液晶モニターが消灯します。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎたた めに、データが取得できなかった場合 は、液晶モニターに右の画面が表示さ れ、手順 1 の状態に戻ります。被写体 の明るさを変えて、もう一度撮影して ください。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフ データは、クリーニング実行後に撮影した画像とゴミの位置が一致しなくなる ため、Capture NX-D のイメージダストオフ機能を使用できません。イメージセ ンサークリーニング機能とイメージダストオフ機能を併用する場合は、 [イメー ジセンサークリーニング後 開始]を選択後に撮影することをおすすめします。 365
D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、 [イメージダストオフデータ取得]を選べません。 • お使いになる CPU レンズは、焦点距離が 50mm 以上のレンズ(DX レンズを 除く)をおすすめします(0 416)。 • ズームレンズは望遠側にしてください。 • 取得したイメージダストオフデータは、データ取得後にレンズや絞り値を変更 して撮影した画像にも適用できます。 • イメージダストオフデータは画像処理ソフトウェアなどで開けません。 • イメージダストオフデータをカメラで再生す ると、右の画面が表示されます。 フリッカー低減 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 蛍光灯や水銀灯などの光源下で、ライブビュー表示中(0 33)や動画 撮影時(0 48)に画面にちらつきや横縞が生じる「フリッカー現象」を 低減できます。通常はカメラが自動的に電源周波数を選ぶ[オート]を お使いください。 [オート]にしていても、フリッカー低減効果が得ら れない場合は、お使いの地域の電源周波数に応じて、 [50 Hz] と[60 Hz] から選びます。東日本など電源周波数が
D フリッカー低減についてのご注意 •[オート]に設定してもフリッカー低減効果が得られない場合や電源周波数が わからない場合は、設定を切り換えて試し撮りをすることをおすすめします。 • 被写体が非常に明るい場合、フリッカー低減効果が得られない場合がありま す。絞りを絞り込んで(より大きい数値にして)ください。 • 露出モードが h 以外の場合、設定したシャッタースピードが必ずしも反映され ないため、フリッカー低減できるシャッタースピードに設定しても、フリッ カー低減効果が得られないことがあります。そのような場合は、露出モードを h に設定し、シャッタースピードを次の値にすることで、フリッカー現象を低 減できます。 - 電源周波数が 50Hz の場合:1/100 秒、1/50 秒、1/25 秒 - 電源周波数が 60Hz の場合:1/125 秒、1/60 秒、1/30 秒 地域と日時 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。日時設定の手順について は、「日付と時刻を設定する」をご覧ください(0 17)。定期的に日時 設定を行うことをおすすめします。 現在地のタイム
言語(Language) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メニュー画面やメッセージの表示言語を選びます。 縦横位置情報の記録 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記録できます。 液晶モニターや Capture NX-D または付属の ViewNX 2 で画像を再生 するときに、記録した縦横位置情報を利用して、自動的に回転表示さ れます。 記録されるカメラの縦横位置情報は、次の 3 種類です。 する 縦位置 縦位置 時計回りに 90º 回転 反時計回りに 90º 回転 横位置 しない 縦横位置情報は記録されず、再生時には常に横位置で表示します。 D 縦横位置情報記録についてのご注意 カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報 が正しく得られない場合があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転](0 278)では、[縦横位置情報の記録]を [する]に設定して縦位置で撮影された画像を、液晶モニターに縦位置で表示す るように変更できます。 368
電池チェック G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに装着中のバッテリーの情報を表示 します。 残容量 撮影回数 バッテリーの残量を 1%単位で表示します。 充電後にシャッターをきった回数を表示します。 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 装着時に、Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL18a/EN-EL18 が入っている場 合に、キャリブレーションの必要性の有無を表示します。キャリ キャリブ レーション ブレーションはバッテリー容量をより正確に測定するための機能 で、充放電をある程度繰り返すと[j]が表示されます。 •[j]が表示されているときは、キャリブレーションするこ とをおすすめします。 •[--]が表示されているときは、キャリブレーションの必要はあ りません。 バッテリーの劣化度合いが 5 段階のバーグラフで表示されます。 • バーグラフが「0」 (k)のときは、バッテリーは劣化していま 劣化度 せん。 • バーグラフが「4」(l)のときは、バッテリーの寿命です。 新しいバッテリーと交換してください。 369
A 撮影回数について [撮影回数]に表示される回数は、シャッターをきった回数です。ホワイトバラ ンスのプリセットマニュアルデータ取得など、実際に画像がメモリーカードに 記録されない場合でも、シャッターをきるごとに 1 ずつ加算されます。 D 低温で充電した場合の劣化度表示について 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電でき る容量は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した 場合、[電池チェック]で劣化度が「1」と表示されることがありますが、 約 20 ℃以上で再充電すると劣化度の表示は「0」に戻ります。 A マルチパワーバッテリーパック MB-D12 装着時の表示について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 を 装着している場合、MB-D12 に入れたバッテリー が Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 の ときは、カメラに装着したバッテリーと同様に表 示されます。バッテリーが EN-EL18a/EN-EL18 の 場合、キャリブレーション情報が追加され、キャ リブレーションの必要性の有無を表示します。 単 3
画像コメント G ボタン ➜ B セットアップメニュー あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できます。添 付されたコメントは、Capture NX-D または付属の ViewNX 2 のメタデー タで確認できます。 ❚❚ コメント入力 36 文字までのコメントを登録できます。[コメント入力]を選んでマル チセレクターの 2 を押すと、画像コメントの入力画面が表示されます。 入力画面での文字の入力方法については、「カスタムピクチャーコント ロールを登録する」の手順 6 をご覧ください(0 173)。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいときは、 [コメント添付]を選んで 2 を押し、チェック ボックスをオン M にします。J ボタンを押す と、設定が有効になり、その後撮影した画像に は全てコメントが添付されます。 A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、 「撮影情報」の「画像コメント」に表示され ます(0 236) 。 371
著作権情報 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影した画像に著作権情報を添付することができます。添付された著 作権情報は、Capture 認できます。 NX-D または付属の ViewNX 2 のメタデータで確 ❚❚ 撮影者名入力、著作権者名入力 36 文字までの撮影者名と、54 文字までの著作権者名を登録できます。 [撮影者名入力]または[著作権者名入力]を選んでマルチセレクター の 2 を押すと名前の入力画面が表示されます。入力画面での文字の入力 方法については、「カスタムピクチャーコントロールを登録する」の手 順 6 をご覧ください(0 173) 。 ❚❚ 著作権情報添付 登録した著作権情報を画像に添付したいとき は、[著作権情報添付]を選んで 2 を押し、 チェックボックスをオン M にします。J ボタ ンを押すと、設定が有効になり、その後撮影し た画像には全て著作権情報が添付されます。 D 著作権情報に関するご注意 • カメラを貸したり譲渡したりする場合は、撮影者名や著作権者名の違法な使用 を防ぐため、 [著作権情報添付]の設定を必ず解除してください。また、撮影 者名と著作権者名は空
カメラ設定の保存と読み込み G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの各機能の設定データをメモリーカードに保存できます。また、メ モリーカードに保存されている設定データをカメラで読み込むこともで きるので、複数の D810 を同じ設定で使う場合などに便利です。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合、撮影メニューの[主スロッ トの選択] (0 85)で選んだ主スロットのカードが対象になります。 設定を保存、読み込みできる機能は次の通りです。 再生画面設定 再生メニュー 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 撮影メニューの管理 撮影メニューの拡張 ファイル名設定 主スロットの選択 副スロットの機能 画質モード JPEG/TIFF 記録 RAW 記録 撮像範囲 撮影メニュー ホワイトバランス(微調整値、プリセットマニュアルデータ) (A ∼ D 全メニュー) ピクチャーコントロール(登録されたカスタムピクチャー コントロールは「スタンダード」で保存します) 色空間 アクティブ D- ライティング ヴィネットコントロール 自動ゆがみ補正 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 IS
カスタムメニュー (A ∼ D 全メニュー) 全メニュー イメージセンサークリーニング フリッカー低減 地域と日時(日時の設定を除く) 言語(Language) セットアップ メニュー 縦横位置情報の記録 画像コメント 著作権情報 レンズ情報手動設定 HDMI 位置情報 Eye-Fi 送信機能 マイメニュー / 最近設定した項目 マイメニューに登録したメニュー項目 最近設定したメニュー項目 このタブの機能変更 ❚❚ 保存 カメラの設定データをメモリーカードに保存します。メモリーカードに 空き容量がない場合は、エラーメッセージが表示され、設定データは保 存されません。保存された設定データは他機種のカメラとの互換性はあ りません。 ❚❚ 読み込み メモリーカードからカメラの設定データを読み込みます。メモリーカー ドが装着されていないときや、メモリーカードに設定データが記録され ていないときは、[読み込み]は選べません。 D 設定データについてのご注意 メモリーカードに保存したカメラの設定データのファイル名は「NCSETUPF」で す。ファイル名を変更すると、設定データを読み込めなくなるためご注意
水準器表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに内蔵している傾斜センサーを使って、液晶モニターにローリン グ方向とピッチング方向の水準器を表示します。 • カメラを正位置(傾きのない状態)にすると、ローリング方向の場合 は水準器表示の基準線が緑色に変わります。ピッチング方向の場合は 中央の●が緑色に変わります。 • 水準器の 1 目盛は、約 5°を表します。 カメラがローリング カメラがローリング カメラがピッチング 方向、ピッチング方向 とも正位置の場合 方向に傾いている場合 方向に傾いている場合 D 水準器の精度について カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますので ご注意ください。測定できない状態までカメラを傾けると、水準器の目盛が消 灯します。 A 関連ページ • ファインダーに水準器インジケーターを表示する → A f4[Fnボタンの機能] (0 336、339) • 静止画ライブビュー、動画ライブビュー時に水準器を表示する →「静止画ライ 「動画ライブビュー時の表示を切り ブビュー時の表示を切り換える」 (0 45)、 換える」(0 55
AF 微調節 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 装着したレンズごとに最適なピント合わせを行いたいときに、自分でピ ント位置を調節できます。通常は AF 微調節を行う必要はありません。必 要な場合のみ調節を行ってください。正常なレンズを調整すると、ピン トが合わなくなる場合がありますのでご注意ください。 AF 微調節の設定が有効になります。 AF 微調節を行いません。 装着している CPU レンズの微 する AF 微調節 (する / しない) しない ピントが合う位 調節値を登録できます。マルチ 置がカメラから セレクターの 1 または 3 を押 個別レンズ の登録 して、+ 20 ∼− 20 の範囲で調 節できます。最大 20 種類のレン 今回の 遠ざかります。 微調節値 ズを登録できます。 • 非 CPU レンズや、すでに登録 してあるレンズと同じ種類の レンズは登録できません。 [個別レンズの登録]で登録し ていない CPU レンズを装着し その他レンズ たときに、一律で微調節する値 の登録 を設定します。1 または 3 を押 して、+ 20 ∼− 20 の範囲で調 節
[個別レンズの登録]で登録したレ ンズを一覧表示します。登録リス トからレンズを選んで 2 を押す と、右の画面が表示されます。 •[識別番号入力]画面では、レン 個別レンズ ズの識別番号を変更できます。 登録リスト 1 または 3 を押して識別番号を 選んで、J ボタンを押します。 [個別レンズの登録]は同じ種類のレンズを複数登録できない ため、たとえば、同じレンズを数本所有しているときに登録し たレンズのシリアル番号の末尾 2 桁などを設定しておくと、ど のレンズで登録したかを識別できるので便利です。 D AF 微調節設定時のご注意 AF 微調節を行うと、レンズの無限遠側または至近側で、ピントが合わなくなる 場合がありますのでご注意ください。 D ライブビュー撮影時の AF 微調節について ライブビュー撮影時にオートフォーカスでピント合わせを行うときは、[AF 微 調節]で設定した微調節値は適用されません。 A 個別レンズの登録について 同じ種類のレンズは複数登録できませんが、テレコンバーターを装着した場合 は違うレンズとして個別登録できます。 A 登録したレンズを削除するには [個別レンズ
Eye-Fi 送信機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー このメニューは、市販の Eye-Fi カードをカメラに挿入したときのみ、表 示されます。 有効 カメラで作成した画像を、あらかじめ設定した保存先へ送信します。 無効 Eye-Fi 送信機能を使用しません。 • 電波の状態が悪い場合、 [有効]に設定していても送信できないこと があります。 • 電波の出力が禁止されている場所では、設定を[無効]にしてください。 D Eye-Fi カードを使用するときのご注意 • Eye-Fi カードの使用方法は Eye-Fi カードの使用説明書をご覧ください。Eye-Fi カードに関する不具合は、カードメーカーにお問い合わせください。 • このカメラには Eye-Fi カードの通信機能を ON/OFF する機能がありますが、 Eye-Fi カードの全ての機能を保障するものではありません。 • Eye-Fi カードは、ご購入された国でのみ使用が認められています。使用する国 の法律に従ってお使いください。 • Eye-Fi カードを使う場合は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー]を 30 秒
A Eye-Fi カード使用時の表示について カメラ内の Eye-Fi カードの通信状態は、インフォ 画面の Eye-Fi 通信マークで確認できます。 • d:[Eye-Fi 送信機能]が[無効]に設定され ています。 • • f(点灯):画像の送信を待っています。 f(点滅):画像の送信中です。 • e:未送信の画像がありません。 • g:エラーが発生しました。Eye-Fi カードをコントロールできません。 - 表示パネルとファインダー内表示の記録可能コマ数表示部で W が点滅 している場合は、0 469 をご覧ください。 - W が点滅していない場合は、続けて撮影できます。ただし、Eye-Fi 送信 機能の設定を変更できないことがあります。 A Eye-Fi 送信機能が無効のときの警告表示について [無効]に設定しているときでも、電波が出力される場合があります。液晶モニ ターに警告メッセージ(0 469)が表示された場合は、カメラの電源を OFF に して Eye-Fi カードを取り出してください。 ファームウェアバージョン G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラを制御する「ファームウ
N 画像編集メニュー: 撮影した画像に行う編集機能 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選ぶと、画像編集メニュー が表示されます。 G ボタン 画像編集メニュー項目一覧 画像編集メニューでは、メモリーカード内の撮影済み画像を編集するこ とができます(撮影メニュー[RAW 記録]の[画像サイズ]で[サイ ズ S](0 84)に設定して撮影した RAW 画像を除く)。編集された画像 は、元の画像とは別に、新しい画像としてメモリーカードに記録されま す。画像編集メニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 i D- ライティング j 赤目補正 k トリミング l モノトーン m フィルター効果 n カラーカスタマイズ o 画像合成※1 7 RAW 現像 8 リサイズ Y 簡単レタッチ 0 384 385 386 387 388 390 391 394 396 399 傾き補正 0 399 ゆがみ補正 400 魚眼効果 401 塗り絵 401 カラースケッチ 402 アオリ効果 403 ミニチュア効果 404 セレクトカラー 405 メニュー項目 Z a b c d
画像編集の操作方法 1 画像編集メニューでメニュー項目を 選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 でメ ニュー項目を選び、2 を押します。 2 画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選んだ画像を 拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示され、 スロットやフォルダーを切り換えられ ます(0 228) 。 • 画像を選んで J ボタンを押すと、編集 画面が表示されます。 3 画像を編集する • 画像の編集方法については、各項目の説明をご覧ください。 • 画像編集を途中でやめるには、G ボタンを押してください。画 像編集メニューに戻ります。 381
4 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集した画像を記 録します。 • 画像編集した画像には N が付きます。 D 同時記録した画像について 撮影メニュー[RAW 記録]の[画像サイズ]で[サイズ S]に設定し、RAW 画 像と JPEG 画像を 1 枚のメモリーカードに同時記録した場合(0 80)の JPEG 画 像も画像編集は行えません。 A b ボタンを押して画像編集メニューを表示する 1 コマ表示モード(0 227)で静止画を選んでから b ボタンを押すと、画像編集 メニューが表示され、選んだ画像を編集できます。 382 静止画を選んで メニュー項目を選び、 選んだ画像を b ボタンを押す J ボタンを押す 編集する
D 画像編集についてのご注意 • カメラにメモリーカードが入っていない場合やメモリーカードに画像が記録さ れていない場合は、画像編集メニューは選択できません。 • RAW 画像と JPEG 画像を 1 枚のメモリーカードに同時記録した場合(0 80)、 RAW 画像が画像編集の対象になります。 • このカメラ以外で撮影または編集した画像やパソコンで編集した画像は、この カメラでは再生または編集できないことがあります。 • 画像編集中に何も操作しないまましばらくすると、液晶モニターが消灯し、編 集中の画像は保存されません。カスタムメニュー c4[モニターのパワーオフ 時間](0 309)の[メニュー表示]の時間を長く設定することをおすすめし ます。 D 繰り返し画像編集する場合のご注意 • 画像編集によって作成した画像に、さらに画像編集を行うこともできますが、 画像が粗くなったり、退色したりする場合があります。 • 同じ画像編集を繰り返し行うことはできません([画像合成]、[動画編集]の [始点 / 終点の設定]を除く)。 • 画像編集の組み合わせによっては繰り返し編集できないものもあります。 • 選択中
D- ライティング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D- ライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆光で撮 影したために顔の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光量不足 で暗くなった画像などに効果的です。 D- ライティング前 D- ライティング後 編集画面では、D- ライティング効果の適用前と適用後のプレビュー画像 を表示します。 • マルチセレクターの 4 または 2 を押すと、 効果の度合いを選べます。効果の度合いは、 設定画面のプレビュー画像で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録さ れます。 384
赤目補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物の瞳の部分が赤くなって しまった画像を、補正できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができます。 拡大率を 上げる 拡大率を 下げる X ボタンを押すごとにプレ X ビュー画像の拡大率が上 がります。 W プレビュー画像の拡大再 拡大表示中にこれらの操作 生中は、W ボタンを押す を行うと、画面の右下に画像 ごとに、プレビュー画像の 全体が表示され、拡大部分が 拡大率が下がります。 黄色い枠で囲んで示されま プレビュー画像の拡大再 す。数秒すると消えますが、 生中は、画面をスクロール もう一度操作すると表示さ して、見たい部分に移動で れます。 画面を スクロール (移動)する きます。マルチセレクター を押し続けると、高速で移 動します。 拡大表示を 終了する 画像を 保存する J 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を終了します。 J 補正した画像
A 赤目補正についてのご注意 赤目補正を行う場合は、次のことにご注意ください。 • 画像によっては、望ましい結果が得られないことがあります。 • ごくまれに赤目以外の部分が補正されることがあります。 赤目補正を行う場合は、画像を保存する前に、プレビュー画像で効果をよく確 認してください。 トリミング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠 が表示され、次の操作ができます。 切り抜く範囲を 狭くする 切り抜く範囲を 広くする W X 画像のアスペクト X ボタンを押すごとにトリミングで切り抜かれる 範囲が広くなります。 メインコマンドダイヤルを回すと、アスペクト比 を変更できます。 比(縦横比)を 変更する 切り抜く範囲を 移動する トリミングで切り抜く範囲を移動します。マルチ セレクターを押し続けると、高速で移動します。 画像のプレビュー を見る トリミングした画像のイメージを見ることができ ます。 トリミングを 実行して画像を 保存する 386 W ボタンを押すごとにトリミングで切り抜かれ る範囲が狭くなりま
D トリミング画像についてのご注意 • トリミング画像は、拡大表示できないことがあり ます。 • トリミング画像の画質モード(0 79)は、元画 像の画質 モード が RAW を含む 画質モ ードや [TIFF(RGB)]の と き は[FINE]に な り、 [FINE]、[NORMAL]、[BASIC]のときは元 画像と同じ画質モードになります。 • トリミング画像の画像サイズは編集画面の左 上に表示されます。画像サイズは、トリミング時の拡大率とアスペクト比(横: 縦)により変わります。 モノトーン G ボタン ➜ N 画像編集メニュー モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで 構成される画像)を作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表 示され、色調を選ぶことができます。 白黒 モノクロになります。 セピア セピア色(褐色)のモノトーンになります。 クール ブルー系のモノトーンになります。 • 編集画面では、プレビュー画像 を表示します。 濃くする •[セピア]または[クール]を選 んだ場合は、マルチセレクターで 色の濃さを調整できます。1 を押 すと色が濃くなり、3
フィルター効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を演出できます。 スカイ スカイライトフィルターのように、画 ライト 像の青みを抑える効果があります。 ウォーム トーン 画像を暖色にする効果があります。 編集画面では、プレビュー画 像を表示します。 赤強調 赤色が強調されます。 緑強調 緑色が強調されます。 マルチセレクターで強調の 度合い(色の濃さ)を調整で 青強調 青色が強調されます。 きます。1 を押すと色が濃く なり、3 を押すと色が薄くな ります。 388
クロスフィルターのように、太陽 の反射や街灯などの光源から、放 射状に光のすじが伸びる効果があ ります。 •[光線の本数]:光線の本数を、3 クロス スクリーン 種類から選べます。 •[クロスの量] :クロスフィルター [確認]を選んで J ボタンを押 がかかる光源の量を 3 段階から選 すと、現在設定している内容 を画像に反映します。X ボタ べます。 •[光線の傾き] :光線の傾きを 3 段 ンを押している間、1 コマ表示 モードと同じ大きさで画像を 階から選べます。 •[光線の長さ] :放射状に伸びる光 確認できます。保存する場合 の長さを 3 段階から選べます。 ソフト は[保存]を選んで J ボタン を押してください。 ソフトフィルターのように、画像を ソフトな雰囲気に仕上げます。 4 または 2 を押すと、効果の 度合いを選べます。効果の度 合 い は、設 定 画 面 の プ レ ビュー画面で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 389
カラーカスタマイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチセレク タ ー で 画 像 全 体 の 色 調 を 調 整 で き ま す。 1342 を押すたびに、画面全体の色調が 次のように変わります。 グリーンが強くなる ブルーが アンバーが 強くなる 強くなる 色調を操作すると、プレビュー画像 と画面右側の RGB ヒストグラム(色 の分布図:0 234)に反映されます。 マゼンタが強くなる • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で X ボタンを押すと、プレビュー画像を 拡大表示し、拡大領域のヒストグラムを表示する ことができます。拡大表示中に L(Z/Q)ボ タンを押すと、色調の調整と拡大表示の操作を切 り換えられます。拡大表示中にマルチセレクター を操作して画面をスクロールさせて、見たい部分 に移動できます。W ボタンを押すと画像を縮小 表示します。 390
画像合成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー メモリーカードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コ マの画像に合成できます。RAW データを使用して合成するため、通常 のアプリケーションソフトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階 調特性に優れた画像になります。 + 1 画像編集メニュー画面で [画像合成]を選ぶ •[画像合成]を選んでマルチセレクター の 2 を押すと、右のような画面が表示 され、 [画像 1]欄がハイライト表示さ れます。 2 合成する画像の 1 コマ目を選ぶ • J ボタンを押すと表示される RAW 画像 のサムネイル一覧から、1 コマ目の画 像を選びます。 • X ボタンを押している間、選択中の画 像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面 が表示され、スロットやフォルダーを切り換えられます (0 228)。 391
3 1コマ目の画像を決定する • J ボタンを押すと、選んだ画像が 1 コ マ目に設定され、[画像 1]欄にプレ ビューが表示されます。 4 2コマ目の画像を選ぶ • 2を押して[画像 2]を選び、手順 2 ∼ 3 と同じ手順で 2 コマ目の画像を選びます。 5 ゲインを調節する • プレビュー欄に[画像 1]と[画像 2] を合成した画像が表示されます。プレ ビュー欄で確認しながら、合成画像の 明るさが適正になるように、[画像 1] または[画像 2]を選んでから 1 また は 3 を押してゲイン(出力)を設定します。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 ステップで設定できます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした比率です。た とえば 0.
7 合成画像を確認する •[合成]を選び、J ボタンを押すと、 合成画像の確認画面が表示されます。 • 設定をやり直したいときは、W ボタ ンを押してください。手順 6 の画面に 戻ります。 8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、合成画像 が保存され、合成画像が表示されます。 D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、このカメラで撮影した[RAW 記録]の[画像サイズ]が [サイズ L]の RAW 画像だけです。機種の異なるカメラや RAW 以外の画質モー ドで撮影した画像は選べません。 • 合成画像の画質モード(0 79)と画像サイズ(0 82)は、合成時のカメラの 設定と同じになります(ただし[RAW 記録]の[画像サイズ]が[サイズ S] の場合は、 [サイズ L]として合成されます)。画像合成をする前に、これらの 設定を確認してください。合成した画像をさらに別の RAW 画像と合成したい ときは、画質モードを RAW、画像サイズを[サイズ L]に設定してください。 •[撮像範囲]と[記録ビットモード]が同じ RAW 画像のみ合成できます。 • 合成時に RAW を
RAW 現像 (パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する) G ボタン ➜ N 画像編集メニュー RAW を含む画質モード(0 79)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現像して JPEG 画像を作成できます。 1 画像編集メニュー画面で[RAW現 像]を選ぶ •[RAW 現像]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、RAW 画像がサム ネイル表示されます。 2 RAW現像する画像を選ぶ • マルチセレクターで RAW 現像する画像 を選び、J ボタンを押します。 • X ボタンを押している間、選択中の画 像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示され、スロットやフォルダーを 切り換えられます(0 228)。 394
3 表示されている項目をそれぞれ設定する 画質モード(0 79) 画像サイズ(0 82) ホワイトバランス(0 144) 露出補正(0 128) ピクチャーコントロール (0 165) 高感度ノイズ低減(0 291) 色空間(0 287) ヴィネットコントロール (0 288) D- ライティング(0 384) 4 RAW現像する •[現像]を選んで J ボタンを押すと、 JPEG 画像を保存します。 • RAW 現像後の JPEG 画像が保存されます。 • キャンセルして画像編集メニューに戻る ときは、G ボタンを押してください。 D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、このカメラで撮影した[RAW 記録]の[画像サイズ] が[サイズ L]の RAW 画像だけです。機種の異なるカメラで撮影した RAW 画 像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。付属のソフトウェ ア ViewNX 2(0 244)や Capture NX-D で RAW 現像を行ってください。 • 多重露出撮影した画像や[画像合成]で編集した画像の場合、[ホワイトバラ ンス]と[ヴィネッ
リサイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー サイズの小さい画像を作成します。メモリーカードを 2 枚使用している 場合は、記録先のスロットも指定できます。 ❚❚ 複数の画像を選んでリサイズ画像を作成する G ボタンを押して画像編集メニューを選んだ場合、複数の画像のリサ イズ画像を一度に作成できます。 1 画像編集メニュー画面で [リサイズ]を選ぶ •[リサイズ]を選んでマルチセレクター の 2 を押します。 2 記録先のスロットを選ぶ • メモリーカードを 2 枚使用している場合 は、[記録先スロットの選択]を選んで 2 を押します。 • メモリーカードが 1 枚しか入っていな い場合は、[記録先スロットの選択]を 選べません。手順 3 に進んでください。 • 1 または 3 でスロットを選び、J ボタ ンを押します。 396
3 画像サイズを設定する •[画像サイズの設定]を選んで 2 を押 します。 • 1 または 3 で画像サイズを選び、J ボ タンを押します。 4[画像選択]を選ぶ •[画像選択]を選んで 2 を押すと、画 像の選択画面が表示されます。 5 リサイズしたい画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して、リサイ ズしたい画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選んだ画像を 拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示され、スロットやフォルダーを 切り換えられます(0 228) 。 397
6 設定する • マルチセレクターの中央ボタンを押す と、8 が表示されます。もう一度中央 ボタンを押すと、8 が消えます。 • リサイズする画像全てに設定したら、 J ボタンを押します。 7 リサイズ画像を作成する • 確認画面で[はい]を選んで、J ボタ ンを押すと、リサイズ画像が保存され ます。 D リサイズ画像についてのご注意 • リサイズ画像は、拡大表示できないことがあります。 • リサイズ画像の画質モード(0 79)は、元画像の画質モードが RAW を含む画 質モードや[TIFF(RGB) ]のときは[FINE]になり、 [FINE]、 [NORMAL] 、 [BASIC]のときは元画像と同じ画質モードになります。 • 撮影メニュー[撮像範囲]の[撮像範囲設定](0 74)を[5:4 にして撮影した画像は、リサイズできません。 398 (30 × 24)]
簡単レタッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー コントラストと色の鮮やかさを高めた画像 を簡単に作成できます。 カメラが D- ライティングの機能を使って、画 像の暗い部分を明るく補正したり、コントラス トと彩度(色の鮮やかさ)を高めたりします。 • マルチセレクターの 4 または 2 を押すと、 効果の度合いを選べます。効果の度合いは、設定画面のプレビュー画 面で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 傾き補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の傾きを± 5º の範囲(約 0.
ゆがみ補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠 レンズ使用時の糸巻き型のゆがみを補正で きます。[オート]を選ぶと、画像のゆがみ を自動的に判別して補正しますが、好みに応 じて微調整することもできます。 [マニュア ル]を選ぶと自分でゆがみを補正できます。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 •[オート]は、G タイプ、E タイプ、または D タイプレンズで撮影した 画像のみ機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、そ の他一部のレンズで撮影した画像には機能しません。また、対応レン ズ以外で撮影した画像については、動作を保証しません。 •[自動ゆがみ補正](0 289)を行った画像の場合、 [マニュアル]の み選べます。 • たる型のゆがみを補正するには、マルチセレク ターの 2 を押します。 ゆがみを 補正する • 糸巻き型のゆがみを補正するには、4 を押します。 ゆがみ補正を 実行して画像を 保存する J ゆがみ補正した画像が記録されます。 D ゆがみ補正についてのご注意 • 補正するゆがみが大きくなるほど、画像周辺部は切り
魚眼効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フィッシュアイ(魚眼)レンズで撮影したよ うな画像になります。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 • 魚眼効果が大きくなるほど、画像周辺部は 切り取られます。 マルチセレクターの 2 を押すほど、魚眼効果は大き 魚眼効果を くなり、4 を押すほど小さくなります。 調節する 魚眼効果を 実行して画像を J 魚眼効果の画像が記録されます。 保存する 塗り絵 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して塗り絵の原画風の画像を作 成できます。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録さ れます。 塗り絵処理前 塗り絵処理後 401
カラースケッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して色をつけることで、スケッチ 風の画像を作成できます。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 マルチセレクターの 1 または 3 で[色の濃さ]を選 色の濃さを んでから、2 を押すと色が濃くなり、4 を押すと薄 くなります。 変える 1 または 3 で[線の濃さ]を選んでから、2 を押すと 線が濃くなり、4 を押すと薄くなります。[線の濃さ] 線の濃さを 変える カラースケッチ 画像を保存する 402 を濃くすると、画像全体の色も濃くなります。 J カラースケッチ画像が記録されます。
アオリ効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 高層ビルを見上げて撮影したときなどに生じ る、遠近感による被写体のゆがみを補正します。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • アオリ効果が大きくなるほど、画像周辺部 は切り取られます。 マルチセレクターの 1342 でアオリの効果を アオリ効果を 調節する 変更できます。 アオリ効果を 実行して画像を 保存する J アオリ効果の画像が記録されます。 アオリ効果処理前 アオリ効果処理後 403
ミニチュア効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー ミニチュア(模型)を接写したように加工します。ミニチュア効果に は、高いところから見下ろして撮影した画像が適しています。 •[ミニチュア効果]を選ぶと、黄色い枠(ぼかさない範囲)が表示さ れます。 効果をかける 方向を変える W W ボタンを押すと、効果をかける方向を縦と横から 選べます。 横方向に効果をかける 場合、マルチセレクター の 1 または 3 を押して 枠を動かし、ぼかさない ではっきりと見せる範 囲を選びます。 ぼかさない範囲 ぼかさない 範囲を決める 縦方向に効果をかける 場合、4 または 2 を押 して枠を動かし、ぼかさ ないではっきりと見せ る範囲を選びます。 ぼかさない範囲 横方向に効果をかける場合、4 または 2 で効果をか ける幅の広さを選びます。 効果をかける 幅を変える プレビューを 表示する 縦方向に効果をかける場合、1 または 3 で効果をか ける幅の広さを選びます。 X プレビューが表示され、効果を確認できます。 J ミニチュア効果の画像が記録されます。 ミニチュア効果 を実行して 画像を保存する
セレクトカラー G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 選択した色のみを残し、それ以外の色をモノトーン(白黒)に加工します。 1 画像編集メニュー画面で [セレクトカラー]を選ぶ •[セレクトカラー]を選んでマルチセレ クターの 2 を押すと、画像の選択画面 が表示されます。 2 加工する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び、J ボタ ンを押します。 • X ボタンを押している間、選択中の画 像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示され、スロットやフォルダーを 切り換えられます(0 228) 。 3 残したい色を抽出する 色 色取得 • マルチセレクターを操作して、色取得 の枠を画像上の残したい色に重ねます。 • X ボタンを押すと拡大表示され、残し たい色を細部まで確認できます。W ボタンを押すと縮小表示します。 • 残したい色の彩度によっては、抽出し にくい場合があります。彩度の高い色の抽出をおすすめします。 • マルチセレクターの中央ボタンを押すと、色の枠に抽出した色が 表示されます。 405
4 色の感度の枠を選ぶ 色の感度 • メインコマンドダイヤルを 回して、色の感度の枠を選 びます。 • 抽出した色以外の色は、モ ノトーンで表示されます。 5 抽出する色の感度を設定する • 1 または 3 を押して、抽出する色の感 度を[1]∼[7]から設定します。数 値が大きいほど抽出する色の色相が広 くなり、小さいほど狭くなります。 • 色の感度を高く設定しすぎると、選択 した色に近い色相の色も抽出されます。 6 抽出する色を追加する • メインコマンドダイヤルを 回して、別の色の枠と感度 の枠を選び、手順 3 ∼ 5 と同 じ手順で色を抽出し、色の 感度を設定します。 • 最大 3 色まで設定できます。 • 抽出した色の枠を選んで O(Q)ボタンを押すと、抽出した色 をリセットします。 • 抽出した全ての色を削除したい場合は、O(Q)ボタンを押し 続けます。確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押すと、全て の色をリセットします。 406
7 決定する • J ボタンを押すと、セレクトカラー画 像が保存され、1 コマ表示になります。 407
編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、編集元の画像と並べて表示して、画像編集の 効果を確認できます。このメニュー項目は、編集元または編集後の画像 を 1 コマ表示して b ボタンを押したときのみ表示されます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 1コマ表示モードで画像を選ぶ • 画像編集で作成した画像(N が表示さ れている画像)または画像編集の元画 像を選びます。 • 画像を選んで b ボタンを押すと、画像 編集メニュー項目を表示します。 2[編集前後の画像表示]を選ぶ •[編集前後の画像表示]を選んで J ボ タンを押すと、[編集前後の画像表示] 画面を表示します。 408 b ボタン
3 編集前と編集後の画像を比較する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後の画像を右 側に表示します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像の上に表 示されます。 • マルチセレクターの 4 または 2 で、編 集前 / 編集後の画像を切り換えられます。 • 画像合成の元画像の場合、1 または 3 で 2 枚の元画像を切り換えられます。 編集前の 画像 編集後の 画像 • 1 枚の元画像から複数の画像編集を 行った場合、1 または 3 で編集後の画像を切り換えられます。 • X ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 • J ボタンを押すと、黄色の枠で選択中の画像を 1 コマ表示モード で再生します。 • K ボタンを押すと、再生画面に戻ります。 D 編集前後の画像表示についてのご注意 • プロテクト(0 241)が設定されている画像を編集した場合、編集前の画像 は表示されません。 • 編集元の画像を削除した場合や非表示設定(0 271)にした場合も、編集前 の画像は表示されません。 409
O マイメニュー /m 最近設定した項目 G ボタンを押して、タブの O アイコンを選ぶと、[マイメニュー]画 面が表示されます。 G ボタン O マイメニュー:よく使うメニューを登録 する 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、よ く使う項目だけを選んで、20 項目までマイメニューに登録できます。登 録した項目は、削除したり、表示順序を変えたりできます。 ❚❚ マイメニューを登録する 1 マイメニュー画面で[マイメニュー 登録]を選ぶ •[マイメニュー登録]を選んで、マルチ セレクターの 2 を押します。 2 登録したいメニューを選ぶ • 登録したいメニューを選んで 2 を 押すと、選んだメニューが一覧表示さ れます。 410
3 マイメニューに登録する項目を選ぶ • マイメニューに登録する項目を選んで J ボタンを押します。 4 登録する項目の表示位置を選ぶ • 1 または 3 で登録する項目の表示位置 を選んで、J ボタンを押します。 5 マイメニューに表示したい全ての項 目を登録する • L が表示されている項目は、すでにマイ メニューに登録済みです。 • 左横に V が表示されている項目は、マ イメニューに登録できません。 • 手順 1 ∼ 4 を繰り返して、マイメニューに表示したい項目を登録し ます。 411
❚❚ 登録した項目を削除する 1 マイメニュー画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を選ぶ • 2 を押すと、項目の左側のチェック ボックスが M になります。 • 削除したい全ての項目に L を入れます。 3 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、確認画面が表示さ れます。もう一度 J ボタンを押すと、 選んだ項目が削除されます。 A ボタン操作で登録した項目を削除するには マイメニュー画面で削除したい項目を選んで O(Q)ボタンを押すと、確認画 面が表示されます。もう一度 O(Q)ボタンを押すと、選んだ項目を削除します。 412
❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 マイメニュー画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 順番を変えたい項目を選ぶ • 順番を変えたい項目を選んで、J ボタ ンを押します。 3 選んだ項目を移動したい位置を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置を選ん で、J ボタンを押すと、マイメニュー の中で位置が変わります。 • 必要に応じて手順2∼3を繰り返します。 4 マイメニュー画面に戻る G ボタンを押すと、マイメニュー画面 に戻ります。 G ボタン 413
❚❚「マイメニュー」を「最近設定した項目」に変更する 1 マイメニュー画面で[このタブの機 能変更]を選ぶ •[このタブの機能変更]を選び、マルチ セレクターの 2 を押します。 2[最近設定した項目]を選ぶ •[このタブの機能変更]画面で[最近設 定した項目]を選んで、J ボタンを押 します。 •[マイメニュー]が[最近設定した項 目]に切り替わります。 414
m 最近設定した項目:最近設定したメニュー をたどる ❚❚「最近設定した項目」の設定方法 メニューを設定するたびに「最近設定した項 目」に追加されます。最大 20 項目まで登録さ れます。 A 最近設定した項目を削除するには [最近設定した項目]画面で削除したい項目を選んで O(Q)ボタンを押すと、 確認画面が表示されます。もう一度 O(Q)ボタンを押すと、選んだ項目を削 除します。 A「最近設定した項目」からマイメニューに戻すには 「最近設定した項目」の[このタブの機能変更]を選ぶと、0 414 の手順 2 と同 じ画面が表示されます。[マイメニュー]を選んで J ボタンを押すと、マイメ ニューに切り替わります。 415
資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを使 うときに役立つ情報を記載しています。また、カメラの動作がおかしい ときや警告メッセージが表示されたときの対処方法についても説明し ています。 使用できるレンズ CPU レンズ(IXニッコールを除く)をおすすめします。特に G タイプ、E タイプ、D タイプレンズは、カメラの機能を最大限に引き出すことがで きます。 モード フォーカスモード AF CPU レンズ※ 2 レンズ Gタイプレンズ※3、 Eタイプレンズ※3、 D タイプレンズ※3、 AF-Iレンズ、 AF-Sレンズ PC-E NIKKOR シリーズ※5 PCマイクロ 85mm F2.
モード フォーカスモード AF (オート (フォーカス フォーカス) エイド)※1 レンズ AI-S、AI、AI 改造レンズ、 シリーズ E レンズ※13 メディカル 120mm f/4 非 CPU レンズなど※12 M × ○※ 11 露出モード 測光モード L e f g h × ○※14 × M /N 4 ○※15 ○※ 16 × 3D-RGB RGB × ○ × ○※17 × × × × レフレックスレンズ × × × ○※14 × × ○※ 16 × PCニッコール AI-S、AI テレコンバー × ○※ 6 × ○※18 × × ○ × × ○※ 20 × ○※14 × × ○※ 20 × ○※22 × × ○ × × ○※ 20 × ○※14 × × ○ × ター※19 ベローズアタッチ メント PB-6 ※21 オート接写リング (P K - 1 1 A 、1 2 、1 3 、 PN-11) ○※15 ○※ 16 × ※1 M(マニュアルフォーカス)
※ 11 開放 F 値が F5.6 以上明るいレンズのみ使用可能。 ※ 12 一部装着不可能なレンズ(0 421)があります。 ※ 13 AI ED80–200mm f/2.
A レンズの開放 F 値とは レンズの明るさを示す数値で、そのレンズで最も絞りを開いたときの絞り値を 意味します。レンズ名称の最後のほうに「f/2.8」 「f/3.5–5.
A AF-S/AF-I テレコンバーター使用時のフォーカスポイントについて • AF-S/AF-I テレコンバーターを装着して撮影を行う場合、オートフォーカスと フォーカスエイドが可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです(合成絞 り値が F5.6 より暗い場合は、コントラストの低い被写体や輝度の低い被写体 の撮影時にピントが合わないことがあります)。 テレコンバーター TC-14E/TC-14E II/ TC-14E III 装着レンズの開放 F 値 フォーカスポイント F4 まで ※1 F5.6 F2.8 まで TC-17E II ※1 F4 F5.6 — ※2 F2.8 まで TC-20E/ TC-20E II/ TC-20E III F5.6 TC-800-1.25E ED ※1 ※3 F4 F5.
A 非 CPU レンズを使用する場合は 非 CPU レンズを使用する場合は、セットアップメニューの[レンズ情報手動設 定] (0 222)でレンズの焦点距離と開放絞り値を設定することによって、絞り 値表示、RGB マルチパターン測光などの機能が使用できるようになります。レ ンズの焦点距離と開放絞り値を設定しない場合、測光モードをマルチパターン 測光に設定しても、自動的に中央部重点測光になります。 また、絞り値はレンズの絞りリングでのみ設定できます。 [レンズ情報手動設定] でレンズの開放絞り値を設定しない場合、表示パネルとファインダー内表示の 絞り値表示が開放からの絞り込み段数表示となりますので、絞り値は、レンズ の絞りリングで確認してください。 D 使用できないレンズ 次の非 CPU レンズは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレ ンズを破損しますのでご注意ください。 • • • • • • • • • • • • • • • • AF テレコンバーター TC-16AS AI 改造をしていないレンズ(AI 方式以前の連動爪を使用するタイプ) フォーカシングユニット AU-1 を必要とするレ
D AF 補助光撮影に制限のあるレンズについてのご注意 • 使用するレンズや撮影距離によっては、AF 補助光がレンズでさえぎられるこ とがあります。 • • AF 補助光使用時は、レンズフードを取り外してください。 AF 補助光撮影に制限のあるレンズについては、「AF 補助光撮影、内蔵フラッ シュ撮影に制限のあるレンズについて」(0 490)をご覧ください。 D 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについてのご注意 • 内蔵フラッシュには、24mm(DX フォーマット時 16mm)から 300mm まで の CPU レンズが使用できます。 - 使用するレンズや撮影距離によっては、フラッシュのケラレが発生すること があります。 - ケラレを防止するため、レンズフードは取り外して使用してください。 - 撮影距離 0.
A レンズの画角と焦点距離について [DX 自 D810 では、さまざまな当社製 35mm 判カメラ用レンズが使用できます。 動切り換え](0 75)を[する]に設定している場合、35mm 判カメラのレン ズを装着すると、35mm 判カメラと同じ画角(フィルム面に写し込む範囲)の [FX (36 × 24) 1.0 ×]で撮影できます。DX レンズを装着すると、カメラが判別 して自動的に[DX (24 × 16) 1.5 ×]に切り換えます。 [DX 自動切り換え]の設定を変えて、使用しているレンズと異なる画角で撮影 [DX (24 することもできます。たとえば、35mm 判カメラのレンズの使用時に、 × 16) 1.5 ×]や[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]に設定して画角を狭くしたり、 [5:4 (30 × 24)]に設定してアスペクト比(縦横比)の異なる画像を撮影することも できます。 このため、 [撮像範囲]の設定によっては、同じレンズで撮影しても、画角と画 面サイズが異なることにご注意ください。 [FX (36 × 24) 1.
35mm 判カメラの撮影画面サイズは、対角線の長さで[DX (24 × 16) 1.5 ×] [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]のときの約 1.2 倍、 [5:4 (30 × 24)] のときの約 1.5 倍、 のときの約 1.1 倍です。したがって、D810 に 35mm 判カメラのレンズを装着し たときのレンズに表記されている焦点距離は、 [DX (24 × 16) 1.5 ×]のときが [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]のときが約 1.2 倍、 [5:4 (30 × 24)]のとき 約 1.5 倍、 が約 1.1 倍に相当します。たとえば、焦点距離 50 mm のレンズを装着したとき [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]では約 60 は、 [DX (24 × 16) 1.
使用できるスピードライト このカメラは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピー ドライトとの組み合わせで、さまざまな機能が利用できます。 なお、別売スピードライト装着時は、内蔵フラッシュは発光しません。 ニコンクリエイティブライティングシステム (CLS)について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのス ピードライトとカメラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピー ドライト撮影に新たな可能性を開く、さまざまな機能を提供します。 ❚❚ ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライトの主な仕様 ガイドナンバー(ISO 100・m/ISO 200・m、20 ℃) SB-910/SB-900※ 1 SB-800 SB-700※ 1 SB-600 SB-400※ 2 SB-300※ 2 SB-R200※ 3 34/48(照射角 35mm、スタンダード配光時) 38/53(照射角 35mm 時) 28/39(照射角 35mm、スタンダード配光時) 30/42(照射角 35mm 時) 21/30 18/25 10/14 ※ 1 カメラのホワイトバランスを v
❚❚ SU-800 について ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800は、ワイヤレスで SB-910、 SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-R200 を制御するコマンダーで す。スピードライトを 3 つのグループに分けて制御できます。SU-800 に は発光機能はありません。 A ガイドナンバーとは フラッシュの光量を示す値で、大きいほど光が遠くまで届きます。 「ガイドナン バー = 絞り値×撮影距離(m)」 (ISO 感度が 100 の場合)という関係があります。 ガイドナンバーが 34(ISO 感度 100、20 ℃)のスピードライトの場合、ISO 感度 が 100 で絞り値が F5.6 なら、34 ÷ 5.6= 約 6.1m までフラッシュの光が届くことに なります。また、実効ガイドナンバーは ISO 感度が 2 倍になると約 1.4 倍(√ 2 倍)になります。ISO 感度が 200 の場合、絞り値が F5.6 なら 34 ÷ 5.6 × 1.4= 約 8.
SB-700 SB-600 SU-800 SB-R200 SB-400 SB-300 ○ ○ ○ ー ー ○ ○ ○※ 2 ○ ○※ 2 ー ー ○ ○ AA 絞り連動外部 自動調光 ○※ 3 ー ー ー ー ー ー A 外部自動調光 ○※ 3 ー ー ー ー ー ー GN 距離優先 マニュアル発光 ○ ○ ー ー ー ー ー M マニュアル発光 ○ ○ ○ ー ー RPT リピーティング フラッシュ ○ ー ー ー ー ー ー ○ ○ ー ○ ー ー ー ○ ○ ー ー ー ー ー ー ○ ー ○※ 5 ー ー ー リモートフラッシュへの 発光指示 i-TTL i-TTL 調光 クイックワイヤレス [A : B] コントロール 主灯 アドバンストワイヤレスライティング 1灯 i-TTL-BL 調光※1 i-TTL スタンダード i-TTL 調光 SB-910 SB-900 SB-800 ニコンクリエイティブライティングシステム対応
SB-910 SB-900 SB-800 SB-700 SB-600 SU-800 SB-R200 SB-400 SB-300 クイックワイヤレス [A : B] コントロール 補助灯 アドバンストワイヤレスライティング i-TTL i-TTL 調光 ○ ○ ○ ー ○ ー ー ○ ○ ○ ー ○ ー ー AA 絞り連動外部 自動調光 ○※ 6 ー ー ー ー ー ー A 外部自動調光 ○ ー ー ー ー ー ー M マニュアル発光 ○ ○ ○ ー ○ ー ー RPT リピーティング フラッシュ ○ ○ ○ ー ー ー ー 発光色温度情報伝達 ○ ○ ○ ー ー ○ ○ オート FP ハイスピードシンクロ ※7 ○ ○ ○ ○ ○ ー ー FV ロック ※8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ マルチポイント AF 補助光 ○ ○ ○ ○※ 9 ー ー ー 赤目軽減発光 ○ ○ ○ ー ー ○ ー カメラ起動モデリング発
A その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマニュアル発 光撮影となります。装着レンズによって機能が変わることはありません。 区分 スピードライト SB-28 SB-80DX SB-26 SB-50DX SB-28DX SB-25 SB-24 SB-30 SB-27※1 SB-22S SB-22 SB-20 SB-16B SB-15 SB-23 SB-29※2 SB-21B※2 SB-29S※2 A 外部自動調光 ○ ー ○ ○ ー M マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ○ G マルチフラッシュ ○ ー ○ ー ー ○ ○ ○ ○ ○ REAR※3 後幕シンクロ ※ 1 このカメラと SB-27 を組み合わせると自動的に TTL モードになりますが、TTL モードでは使えません。SB-27 を A モードに設定し直してください。 ※ 2 SB-29・21B・29S でオートフォーカスができるレンズは、AF-S VR Micro- Nikkor 105mm f/2.
D スピードライト使用時のご注意 • 詳細はお使いになる各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応のスピードライトの使用説明書 にカメラ分類表が記載されている場合は、ニコンクリエイティブライティングシ ステム対応デジタル一眼レフに該当する箇所をお読みください。なお、このカメ ラは SB-80DX、SB-28DX、SB-50DX の使用説明書に記載のデジタル一眼レフカメ ラには該当しません。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト使用時には、 i-TTL や外部自動調光モードにおいて、フル発光でも露出不足になる可能性のある 場合に、発光直後にレディーライト N が約 3 秒間点滅して露出アンダー警告を行い ます。その他のスピードライトの場合、充電完了表示と露出アンダー警告は、ス ピードライト側で確認してください。詳細はお使いになる各スピードライトの使 用説明書をご覧ください。 • i-TTL モード時の ISO 感度連動範囲は ISO 64 ∼ 12800 相当です。 • 高感度撮影時に一部のスピードライトを使用するとノイズ(すじ
• スピードライト SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、ワイヤレスス ピードライトコマンダー SU-800 の使用時に、AF 補助光の照射条件が満たされ ると、スピードライト側の AF 補助光を自動的に照射します。 • スピードライト SB-910、SB-900 の AF 補助光は、17 ∼ 135mm までの AF レンズ に対応しています。AF 補助光が照射されるフォーカスポイントは、次の図の 通りです。 AF 補助光が照射されるフォーカスポイント • スピードライト SB-800、SB-600、ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 の AF 補助光は、24 ∼ 105mm までの AF レンズに対応しています。AF 補助光が照 射されるフォーカスポイントは、次の図の通りです。 AF 補助光が照射されるフォーカスポイント 焦点距離が 35mmから 焦点距離が 50mmから 49mmの場合 105mmの場合 焦点距離が 24mmから 34mmの場合 • スピードライトSB-700のAF補助光は、24∼135mmまでのAFレンズに対応してい ます。AF
A インフォ画面のフラッシュモード表示について インフォ画面のフラッシュモードでは、別売のスピードライト使用時の発光方 式が、次のように表示されます。 通常発光 FP 発光(0 321) i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光(AA) 外部自動調光(A) 距離優先マニュアル発光 (GN) マニュアル発光 リピーティング発光 アドバンストワイヤレス ライティング A シンクロターミナル シンクロコードを必要とするスピードライト撮 影時に、シンクロコードをシンクロターミナル (JIS-B 型外れ防止ネジ付き)に接続してください。 ただし、後幕シンクロ撮影ができるスピードライ トをアクセサリーシューに装着して後幕シンク ロを行う場合には、シンクロターミナルに他のス ピードライトを接続して増灯撮影などを行わな いでください。 432 —
D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アク セサリーシュー部の接点をショートさせてしまうもの)を使用しないでくださ い。カメラの正常な機能が発揮できないだけでなく、カメラおよびフラッシュ のシンクロ回路を破損することがあります。 433
使用できるアクセサリー このカメラには撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意され ています。詳しくは最新のカタログや当社のホームページなどでご確認 ください。 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15(0 12、14) ニコンデジタルカメラ D810 用のバッテリーです。 • バッテリーチャージャー MH-25a(0 12) Li-ion リ チ ャ ー ジ ャ ブ ル バ ッ テ リ ー EN-EL15 用 の チ ャ ー ジャーです。 - MH-25a の代わりにバッテリーチャージャー MH-25 も使え ます。 • マルチパワーバッテリーパック MB-D12 MB-D12 には縦位置シャッターボタンとメインコマンドダイ ヤル、サブコマンドダイヤル、マルチセレクター、AF 作動ボ タン(B ボタン)が装備されているので、縦位置での撮影 に便利です。カメラ本体の MB-D12 用接点カバーを取り外し て装着します。 電源 ※ MB-D12 で EN-EL18a または EN-EL18 を使用する場合は、別売の バッテリーチャージャー MH-26a または MH-26 と、
• 通信ユニット UT-1 USB ケーブルで UT-1 をカメラに接続してから、LAN ケーブル を UT-1に接続することにより、カメラで撮影した画像を有線 でパソコンや FTP サーバーに転送したり、別売の Camera Control Pro 2 を使ってパソコンからカメラを遠隔操 作できます。さらに、パソコンや iPhone の Web ブラウザー から画像を閲覧したり、リモート撮影することもできます。 • USB ケーブル用端子カバー UF-4/ USB ケーブルゴム UF3-RU14 カメラと UT-1 の接続時に、USB ケーブル用端子カバー UF-4 と USB ケーブルゴム UF3-RU14 を USB ケーブルの端子にそれぞ れ取り付けることにより、カメラや UT-1 から USB ケーブルが 不用意に外れることを防げます。取り付けは、図の手順で行っ てください。 UF-4(カメラ側) 無線 / 有線 LAN アダプター (0 251) UF3-RU14(通信ユニット側) • ワイヤレストランスミッター WT-5 カメラに接続した UT-1 に取り付けることにより、UT-1 の
• Camera Control Pro 2 パソコンからカメラを操作して静止画や動画を撮影したり、 撮影した画像を直接パソコンへ保存したりできる、カメラコ ントロール用ソフトウェアです。Camera Control Pro 2 で画 像の記録先の設定が[PC]になっている場合、カメラとパソ ニコンデジタル カメラ専用 ソフトウェア コンを接続して Camera Control Pro 2 を起動すると、表示パ ネルに PC 接続中マーク c が表示されます。 • ソフトウェアは必ず最新版にバージョンアップしてお使いく ださい。ご使用のパソコンがインターネットに接続されてい る場合、OS ログオン後に所定時間を経過すると、ニコンメッ セージセンター 2 はソフトウェアの更新情報などを確認しま す(初期設定)。更新情報がある場合は、「通知の画面」が自 動的に表示されます。 • 対応 OS については、当社ホームページのサポート情報 (0 xx)でご確認ください。 • フィルターをレンズ保護のために常用する場合は、NC フィル ターをお使いください。 • カメラ測光系の特性上、従来の偏光フィルター(Pola
• 接眼目当て DK-19 接眼部に取り付けて使用する、ゴム製の接眼目当てです。ファ インダー視野がよりはっきり確認でき、目の疲れを軽減します。 • 接眼補助レンズ DK-17C 遠視、近視の方のための補助レンズで、接眼部に差し込むだ けで簡単に取り換えることができます。− 3、− 2、0、+ 1、 + 2m− 1 の 5 種類が用意されています。視度補正は個人差が大 きいので店頭で実際に取り付けてお選びください。このカメ ラには視度調節機能が付いています(− 3 ∼+ 1m − 1)ので、 この範囲外の視度補正が必要なときにお使いください。 • マグニファイングアイピース DK-17M 接眼部に取り付けることにより、ファインダー倍率を約 1.
• ステレオマイクロホン ME-1(0 62) ステレオマイクロホン ME-1 を外部マイク入力端子に接続す ると、ステレオ録音ができます。また、動画撮影中(0 48) 外部マイク にオートフォーカスでピント合わせをしたときに生じるレン ズの動作音などが録音されるのを軽減できます。 10 ピンターミナル(0 3)に次のアクセサリーを接続すること により、遠隔撮影や無人撮影などができます。 使用しない場合は、必ず 10 ピンターミナルにキャップをしてく ださい。ゴミ等が入ると、誤作動の原因となることがあります。 • リモートコード MC-22、MC-22A(長さ:約 1 m) コード先端にある端子(青、黄、黒)に特殊装置を接続する と、音や信号による遠隔操作が可能です。 • リモートコード MC-30、MC-30A(長さ:約 80 cm) カメラブレを避けたいときや、カメラから離れてレリーズ操 作をしたいときに便利です。 • リモートコード MC-36、MC-36A(長さ:約 85 cm) 一定間隔で撮影するインターバルタイマー機能を備えたリ モート撮影用コードです。 10 ピン • 延長コード MC
• 10 ピン ターミナルに 接続する アクセサリー GPS 変換コード MC-35(長さ:約 35 cm) カ メ ラ と GPS 機 器 で 通 信 を 行 う た め の 接 続 コ ー ド で す (0 225)。 - データ形式が NMEA(National Marine Electronics Association)0183 ver.2.01 および ver.3.
カメラとパワーコネクター、AC アダプターの 接続方法 カメラとパワーコネクター、AC アダプターを接続する前に、カメラ本 体の電源が OFF になっていることを確認してください。 1 カメラのバッテリー室カ バー(q)とパワーコネク ターカバー(w)を開ける 2 パワーコネクター EP-5Bを入れる • パワーコネクターは、接点の向きに注 意しながら入れてください。 • オレンジ色のバッテリーロックレバー をパワーコネクター側面で押しながら、 パワーコネクターを奥まで入れると、 バッテリーロックレバーがパワーコネ クターに掛かり、パワーコネクターが ロックされます。 3 カメラのバッテリー室カ バーを閉じる • パワーコネクターのコードが パワーコネクターカバーを開 けた部分から出るように注意 して、バッテリー室カバーを 閉じます。 440
4 パワーコネクターと ACアダプター EH-5b を接続する • 電源コードの ACプラグを、ACアダプターの ACプラグ差し込み口に 差し込みます(e)。 • パワーコネクターの DC プラグコネクターに AC アダプターの DC プラグを差し込みます(r)。 • パワーコネクターと AC アダプターの使用時には、液晶モニター 上のバッテリー残量表示が V に変わります 441
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してくださ い。バッテリーを取り出す前には、カメラの電源が OFF になっているこ とを確認してください。 カメラを保管するときは、下記の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%を超える場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く拭 きます。海辺でカメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿らせ カメラ本体 た布で軽く拭き取り、よく乾かします。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ほこりや砂などが入り込むと故障 の原因となります。この場合、当社の保証の対象外となります のでご注意ください。 レンズ・ ミラー・ ファインダー ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払い ます。スプレー缶タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使いく ださい(中の液体が気化されずに吹き出し、レンズ・ミラー・ ファインダーを傷つけることがあります)。指紋や油脂などの汚 れは、柔らか
撮像素子のお手入れについて レンズを取り付けるときなどに、撮像素子前面にゴミやほこりが付くと、 画像に影が写り込むことがあります。イメージセンサークリーニングを 作動させると、撮像素子前面のゴミをふるい落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電源 の ON/OFF 時に自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサー クリーニング]から操作する • 効果的にゴミをふるい落とせるように、正 位置(カメラを横位置で構えるときの向き) にしてください。 • セットアップメニューの[イメージセン サークリーニング]を選び、 [実行]を選ん で J ボタンを押すと、イメージセンサーク リーニングが開始されます。実行中は、表 示パネルに 1 が点滅し、撮像素子の チェックも行われます。 • イメージセンサークリーニング実行中は、 カメラの操作はできません。バッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • クリーニングが完了すると、セットアップ メニュー画面に戻ります。 443
❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニング する 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 電源 ONと OFF で実行 実行しない 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニング が作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニング が作動します。 電源 ON、OFF と同時にイメージセンサークリーニ ングが作動します。 電源 ON、OFF してもイメージセンサークリーニン グは作動しません。 1[イメージセンサークリーニング] 画面で[電源スイッチに連動]を 選ぶ •[電源スイッチに連動]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、[電源ス イッチに連動]画面が表示されます。 2 イメージセンサークリーニングの方 法を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 444
D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • 電源スイッチに連動してイメージセンサークリーニングが作動しているとき にカメラを操作すると、イメージセンサークリーニングは中断します。 • カメラの電源 ON 時に内蔵フラッシュの充電が行われるときは、カメラの電源 ON と同時にイメージセンサークリーニングが作動する設定になっていても、 イメージセンサークリーニングを行わないことがあります。 • 完全にゴミを取り除けないことがあります。そのときは、撮像素子前面を市販 のブロアーで掃除するか、ニコンサービス機関にご相談ください。 • イメージセンサークリーニングを連続して行うと、内部の回路を保護するた め、一時的に作動しなくなる場合があります。少し時間をおくと再び作動する ようになります。 ❚❚ 撮像素子前面をブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 443)でゴミやほこりを取りきれな いときは、撮像素子前面を次の手順でクリーニングできます。ただし、 カメラ内部の撮像素子は非常に傷つきやすいため、ニコンサービス機関 にクリーニングをお申し付けくださることをおすすめします。 • 作業中のバッテリ
3 J ボタンを押す • クリーニングミラーアップの待機状態 になります。 • 液晶モニター、表示パネル、ファイン ダー内表示に右のように表示されます。 • 撮像素子のお手入れを止めるには、カ メラの電源を OFF にしてください。 4 シャッターボタンを全押しする • ミラーが上がり、シャッターが開いた 状態になります。 • このとき、表示パネルは右のような点 滅表示になります。ファインダー内の 表示は消灯します。 5 カメラの内部に光が当たるように カメラを持ち、ゴミやほこりが付 いていないかどうかを点検する • ゴミやほこりが付いていない場合は、 手順 7 にお進みください。 446
6 撮像素子前面に付いたゴミやほこ りをブロアーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使 いください。ブラシで撮像素子の表面 に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場 合は、ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けください。 絶対に、手でこすったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFFにし、付属のボディーキャップを付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに 電源の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意に シャッター幕が閉じて破損することを防ぐために、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフ タイマーランプが点滅してお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が 閉じてミラーがダウンするので、直ちに作業を終了して
D 撮像素子上のゴミ付着について ニコンデジタルカメラは撮像素子前面に付着するゴミについて、当社の品質基 準に基づいて製造しています。しかし、このカメラはレンズ交換方式のため、レ ンズ交換の際にカメラ内にゴミが入り込むことがあり、撮影条件によっては、撮 像素子前面に付着したゴミが写り込む場合があります。カメラ内へのゴミの侵 入を防止するため、ほこりの多い場所でのレンズ交換は避け、レンズを外して カメラを保管するときは、必ず付属のボディーキャップを装着してください。そ の際、ボディーキャップのゴミも必ず除去してください。撮像素子前面に付着 したゴミを、イメージセンサークリーニング(0 443)で取り除ききれないと きは、445 ページの手順でクリーニングしていただくか、ニコンサービス機関に クリーニングをお申し付けください。なお、ゴミの写り込みは、画像加工アプ リケーションなどで修正できます。 D 定期点検、オーバーホールのおすすめ カメラは精密機械ですので、1 ∼ 2 年に 1 度は定期点検を、3 ∼ 5 年に 1 度はオー バーホールすることをおすすめします(有料)。 • 特に業務用にお使いの場合は、早め
カメラとバッテリーの取り扱い上 のご注意 カメラの使用上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃 や振動を加えると、破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりする と部品がさびついてしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になるこ とがあります。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故 障の原因となります。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度にな じませてからお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録 データが消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないこと があります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでくだ さい。過度の光照射は撮像素子の褪色、焼き付き、破損
● ミラーやレンズの手入れ方法について ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこりが付いているときは、ブロ アーで軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場 合、スプレー缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミ ラーやレンズを傷つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまっ た場合は、柔らかい清潔な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き 取ってください。 ● 撮像素子の手入れ方法について 撮像素子のクリーニングの方法については 0 443、445 をご覧ください。 ● レンズの信号接点について レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。 ● シャッター幕に触れない • シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹 くなどは、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。 • シャッター幕に色むらが見える場合がありますが、異常ではありません。また、 撮影した画像には影響ありません。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管して
● 液晶モニターについて • モニター画面は、非常に精密度の高い技術で作られており、99.99% 以上の有効 ドットがありますが、0.
• 使用後のバッテリーは半年以内に充電するようおすすめします。長期間保管する 場合は、半年に一回程度充電した後、カメラでバッテリーを使い切ってから涼し いところで保管してください。 • 使用しないときは必ずバッテリーをカメラやチャージャーから取り外してくだ さい。付けたままにしておくと、電源が切れていても微少電流が流れていますの で、過放電になり使えなくなるおそれがあります。 • バッテリーは 0 ℃∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。 バッテリーの性能が劣化したり、故障の原因となります。周囲の温度が 5 ℃∼ 35 ℃ の室内で充電してください。バッテリーの温度が 0 ℃以下、60 ℃以上のときは、充 電をしません。 • バッテリーの温度が 0 ℃ ∼ 15 ℃、45 ℃ ∼ 60 ℃のときは、充電できる容量が少な くなる、または充電時間が長くなることがあります。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる 容量は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場 合、セットアップメニューの[電池チェック] (0 369)で
● バッテリーの残量について • 電池残量がなくなったバッテリーをカメラに入れたまま、何度も電源の ON/OFF を繰り返すと、バッテリーの寿命に影響を及ぼすおそれがあります。電池残量が なくなったバッテリーは、充電してお使いください。 • 充分に充電したにもかかわらず、室温での使用状態でバッテリーの使用時間が極 端に短くなってきた場合は、バッテリーの寿命です。新しいリチャージャブル バッテリーをお求めください。 ● 充電が完了したバッテリーを、続けて再充電しない バッテリー性能が劣化します。 ● 小型充電式電池のリサイクル 不要になった充電式電池は、貴重な資源を守るために、廃棄 しないで充電式電池リサイクル協力店へお持ちください。 数字の有無と数値は、 電池によって異なり ます。 チャージャーの使用上のご注意 • 充電中にチャージャーをゆすったり、充電中のバッテリーに触れたりすると、振 動や静電気の影響により、きわめてまれではありますが、未充電にもかかわらず 充電完了表示になる場合があります。このような場合にはバッテリーを取り外 し、再度セットして充電を再開してください。 • チャージャーの端子をショー
露出モード e(プログラムオート)の プログラム線図 次のグラフは、露出モードが e のとき(0 116)の露出制御プログラム(ISO 100 の場合)を表しています。 ISO 100、開放絞り F1.4・最小絞り F16 のレンズ (例:AF 50mm f/1.4D)の場合 12 14 F1 16 15 F1.4 16 1 /3 17 18 19 F5.6 F8 20 F2.8 F1.
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関に お問い合わせになる前に、次の項目をご確認ください。 電源・表示関連 ● 電源 ON の状態で、カメラの操作ができない • 画像の記録などの処理が終わるまでお待ちください。 • 操作できない状態が続くときは、電源を OFF にする操作をしてください。 • 電源が OFF にならない場合は、バッテリーを入れ直してください。 • AC アダプター使用時は付け直してください。 - 記録中であったデータは保存されません。 - 保存済みのデータはバッテリーや AC アダプターの取り外しでは失われま せん。 ● ファインダー内がはっきり見えない 。 • ファインダー内の見え方は、視度調節ノブを回して調節できます(0 16) • 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は、AF モード(0 86)を AF-S、 AF エリアモード(0 89)をシングルポイント AF に設定します。次に、中央の フォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体にオートフォーカス でピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見えるように調節し
撮影関連 ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる メモリーカード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索のた め時間がかかる場合があります。 ● シャッターがきれない • 残量のあるメモリーカードが入っていますか?(0 14、19) • • SD カードがロックされていませんか?(0 21) G タイプ、E タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レンズ の絞りリングを最小絞り(最も大きい数値)に設定しないとシャッターがき れません。表示パネルに B と表示されている場合、カスタムメニュー f9 [コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞りリング]に設 定すると、レンズの絞りリングで絞り値を設定できます(0 345)。 • 露出モード h でシャッタースピードを A(バルブ)または &(タイム) に設定し、そのまま露出モードを f に変更した場合は、シャッタースピード を再設定してから撮影してください(0 464)。 • カスタムメニュー f11[カードなし時レリーズ]が[レリーズ禁止]になっ ていませんか?(0 348) ● シャッタ
● 設定できるシャッタースピードの範囲が狭い フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。フラッシュ撮影時 の同調シャッタースピードは、カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速 度]で、1/320 ∼ 1/60 秒の範囲で設定できます。[1/320 秒(オート FP)]ま ]に設定して、別売のオート FP ハイスピードシン たは[1/250 秒(オート FP) クロ対応スピードライト を使用すると、全シャッタースピードに同調可能な オート FP ハイスピードシンクロが可能です(0 319)。 ● シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない AF モードが AF-C に設定されている場合、AAE/AF ロックボタンを押して フォーカスをロックしてください(0 95)。 ● フォーカスポイントを選べない • フォーカスポイントロックレバー(マルチセレクター)が L(ロック)の位 置になっていませんか?(0 93) AF エリアモードがオートエリア AF のときは、選べません(0 89)。 • AF エリアモードを顔認識 AF にしてライブビュー撮影を行っている場合は、 。 選べません(
● AF 補助光ランプが光らない • 次の場合、AF 補助光を照射しません。 - ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のとき(0 86) - ライブビュー / 動画撮影時 - オートエリア AF 以外の AF エリアモードで中央以外のフォーカスポイント が選択された場合(0 93) • カスタムメニュー a10[内蔵 AF 補助光の照射設定]が[しない]になって いませんか?(0 303) • AF 補助光ランプを連続して使うと、保護機能が働いて一時的に照射が制限 されます。少し時間をおくと再び照射するようになります。また、短時間に 何回も使うと、AF 補助光ランプが熱くなることがあるのでご注意ください。 ● 画像サイズを変更できない [画質モード]が[RAW]のときは、撮影メニュー[RAW 記録]の[画像サ イズ]でサイズを変更してください(0 84)。 ● 画像の記録に時間がかかる 撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]が[する]になっていませんか?(0 290) ● ライブビューが開始されなかったり、自動的に終了する • 次のような場合は、高温によるカメラへの損傷を抑えるために、ライブ ビュー
● 画像がざらつく • ISO 感度が高くなっていませんか?撮影メニュー[高感度ノイズ低減]を[強 め]、[標準]、[弱め]のいずれかに設定すると、ざらつきを低減できます 。 (0 291) • シャッタースピードが 1 秒より低速な場合は、ざらつきが発生しやすくなり ます。撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]にして撮影すると、ざ らつきを低減できます(0 290)。 • アクティブ D- ライティングを設定していませんか?撮影シーンによっては、 ざらつきが強調される場合があります(0 178)。 ● 画像にゴミが写り込む • レンズの前面または背面(マウント側)が汚れていませんか? • 撮像素子の前面にゴミが付着していませんか?イメージセンサークリーニ ングを行ってください(0 443)。 ● 画像の色合いがおかしい • ホワイトバランスは正しく設定されていますか?(0 144) • ピクチャーコントロールは正しく設定されていますか?(0 165) ● ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータが取得できない 被写体が明るすぎるか、暗すぎます(0 156)。 ● ホワイトバランスのプリセットマ
● 露出補正ができない 露出モードが h の場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表示が変 わるだけで、シャッタースピードと絞り値は変化しません(0 129)。 ● 画像の一部が赤っぽくなる シャッタースピードを A(バルブ)または &(タイム)にした場合など、 長時間露出で撮影すると、画像の一部が赤っぽくなることがあります。この現 象は、撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減で 。 きます(0 290) ● 画像にむらが出る シャッタースピードを A(バルブ)または &(タイム)にした場合など、 長時間露出で撮影すると、画像の一部にむらが出ることがあります。この現象 は、撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減でき 。 ます(0 290) ● 動画に音声が録音されない 撮影メニュー[動画の設定]の[マイク感度]が[録音しない]になっていま せんか?(0 62) 460
再生関連 ● RAW 画像が表示されない [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC]に [画質モード]を[RAW + FINE]、 して撮影した画像は、JPEG 画像しか再生されません(0 80)。 ● 他のカメラで撮影した画像が表示されない この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあります。 ● 全ての画像が表示されない 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてください 。 (0 271) ● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか?(0 278) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になっていませ んか?(0 368) • 撮影直後の画像確認では自動回転はしません(0 277)。 • カメラを上向き・下向きにして撮影すると、縦横位置情報が正しく得られな 。 い場合があります(0 368) ● 画像が削除できない • SD カードがロックされていませんか?(0 21) • 画像にプロテクトが設定されていませんか?(0 241) ● 画像が編集できない この
● Capture NX-D でイメージダストオフ機能が動作しない 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、撮像素子前面のゴミの位置 が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使用できません。 • イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影した画像に対して、ク リーニング後に取得したイメージダストオフデータを使ってゴミの写り込 みを取り除こうとしたとき • イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオ フデータを使って、クリーニング後に撮影した画像に対してゴミの写り込み を取り除こうとしたとき(0 364) ●[ピクチャーコントロール]、[アクティブ D- ライティング]、[ヴィネットコ ントロール]の効果がパソコンで確認できない RAW 画像で記録した場合、当社製ソフトウェア以外では機能しません。RAW 画像の現像は Capture NX-D または付属の ViewNX 2 をお使いください。 ● 画像をパソコンに転送できない お使いのパソコンの OS によっては、カメラをパソコンに接続して画像を転送 できないことがあります(0 246)。カードリーダーなどの機器
警告メッセージ 表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッセージ の意味は次の通りです。 こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 B B (点滅) (点滅) H d 原因 対処方法 レンズの絞りリングが レンズの絞りリングを 最小絞りになっていま 最小絞り(最も大きい せん。 値)にしてください。 バッテリー残量は残り バッテリー交換の準備 わずかです。 をしてください。 • バッテリーが消耗し • バッテリーを交換し ています。 0 22 18 14 てください。 • バッテリーを充電し てください。 • バッテリーとの情報 • このバッテリーは使 通信ができません。 用できません。 12 434、 502 ニコンサービス機関 にご相談ください。 • 極端に消耗したバッ テリーを使用してい H d (点滅) (点滅) 12 る場合は、充電してく ださい。 • 別売のマルチパワー • カメラと通信できな バ ッ テ リ ー パ ッ ク いバッテリーを使用 MB-D12 装着時に、極 端に消耗している Li-ion
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 B (点滅) — 原因 対処方法 内蔵時計の日時が設定 日時を設定してくだ されていません。 さい。 0 5、 17 開放絞りからの絞り段 数が表示されています。 非 CPU レンズが装着さ F F れているか、またはレ ンズが装着されていな い状態で、レンズの開 放絞り値が設定されて レンズの開放絞り値を 設定すると、レンズの 絞り値が表示されます。 222 いません。 構図を変えるか、マ — F H (点滅) A A (点滅) (点滅) & & (点滅) (点滅) 1 k (点滅) (点滅) オートフォーカスでピン ニュアル(手動)でピ ト合わせができません。 ント合わせを行ってく ださい。 露出モードが f のとき • シャッタースピード にシャッタースピード が A にセットさ れています。 を変えてください。 • 露出モード h で撮影 してください。 露出モードが f のとき • シャッタースピード を変えてください。 にシャッタースピード が &(タイム)にセッ • 露出モ
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 0 対処方法 • ISO感度を低くしてく 107 ださい。 • 露出モードが e のと 436 きは市販の ND フィル ター(光量調節用)を 使用してください (f 、g のときに下記 (シャッタースピード 表示、絞り値表示の の操作を行っても警 被写体が明るすぎてカ メラの制御範囲を超え いずれかまたは露出イ ています。 ンジケーターが点滅) 告表示が消えない場 合も同様に対応して ください)。 • 露出モードがfのとき 117 はシャッタースピー ドをより高速側に セットしてください。 • 露出モードが g のと 117 きは絞りを絞り込ん でください(より大き い数値)。 465
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 0 対処方法 • ISO感度を高くしてく 107 ださい。 • 露出モードが e のと 185 きはフラッシュを使 用してください(f 、 g のときに下記の操 作を行っても警告表 (シャッタースピード 表示、絞り値表示の 被写体が暗すぎて、 カメラの制御範囲を超 いずれかまたは露出イ えています。 ンジケーターが点滅) 示が消えない場合も 同様に対応してくだ さい) 。 • 露出モードがfのとき はシャッタースピー 117 ドをより低速側に セットしてください。 • 露出モードが g のと きは絞りを開いてく 117 ださい(より小さい数 値) 。 • 画像を記録する空き • メモリーカードに記 容量がありません。 録されている画像を • カメラが扱えるファ イル数をオーバーし n、 i/j (点滅) j (点滅) ています。 242、 244 削除して、カードに画 像ファイルが保存可 能な状態にしてくだ さい。必要な画像はパ ソコンなどに転送し てバックアップして ください。 • 新しいメモリーカード に交
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 対処方法 0 もう一度シャッターボ タンを押してください。 O O (点滅) (点滅) 撮影中に何らかの異常 を検出しました。 警告表示が解除されな い場合や、頻繁に警告 502 が表示される場合は、 ニコンサービス機関に ご相談ください。 A i/j アイコンについて 点滅しているメモリーカードでエラーが発生しています。 467
こんなとき 液晶モニター 表示 メモリーカードが入っ メモリー カー ドが入って いません。 原因 対処方法 0 パネル S ていないか、正しくセッ トされていません。 メモリーカードを正し くセットしてください。 • メモリーカードへの • このカメラ用のメモ アクセス異常です。 14 483 リーカードであるか どうかを確認してく ださい。 • メモリーカードが壊 502 れている可能性があ このメモリー カードは壊れて いる可能性があ るため、使用で きません。カー ドを交換してく ださい。 ります。ニコンサー ビス機関までご連絡 願います。 W、 • 新規フォルダーが作 • メモリーカードに記 242、 R、 録されている画像を 244 i/j 成できません。 (点滅) 削除して、メモリー カードに画像ファイ ルが保存可能な状態 にしてください。必要 な画像はパソコンな どに転送してバック アップしてください。 • 新しいメモリーカー ドに交換してくだ さい。 468 14
こんなとき 液晶モニター 原因 表示 対処方法 0 パネル • Eye-Fi カードの 378 ファームウェアが最 新版になっているか 確認してください。 g W、 Eye-Fi カードをコント R (点滅) ロールできません。 • 新しい SD カードに 14、 360 交換するか、必要な 画像をパソコンなど に転送してバック アップした後、カメ ラで Eye-Fi カードを フォーマットしてか らご使用ください。 W、 SD カードの書き込み SDカードのロックを j 禁止スイッチがロック が書き込み禁止 解除してください。 になっています。 (点滅) されています。 メモリーカード Eye-Fi カードは W、 Eye-Fi カードの書き込 Eye-Fi カードのロック 書き込み禁止の R、 み禁止スイッチがロッ j 状態では使用で を解除してください。 きません。 (点滅) • メモリーカードを初 T メモリーカードが正 しく初期化されてい れていません。 (点滅) ません。 フォーマットし てください。 ライブビューを 開始できませ ん。しばらくお 待ちく
こんなとき 液晶モニター 原因 表示 対処方法 0 • 画像が記録されてい 14 パネル • 撮影画像がありま せん。 るメモリーカードを 入れてください。 撮影画像が ありません。 — • 再生するフォルダー • 再生メニューの[再 の指定に問題があり 生 フ ォ ル ダ ー 設 定] ます。 271 で、表示可能な画像 があるフォルダーを 選んでください。 全ての画像が非 表示に設定され — ています。 記録されている画像 再生メニューの[非表 が非表示設定されて 示設定]で、画像の非 いるために表示され ません。 表示設定を解除してく ださい。 271 • パソコンで編集した このファイルは 表示できません。 — 画像など、DCF 規格外 の画像ファイルのた パソコンで編集された め再生できません。 画像を上書き保存しな — • 画像ファイルに異常 いでください。 があるため再生でき ません。 このファイルは 選択できません。 — 編集できない画像 です。 このカメラで撮影また は編集した画像しか画 像編集できません。 383 用紙切
こんなとき 液晶モニター 原因 表示 対処方法 0 パネル 指定したサイズの用紙 用紙を確認して ください。※ 指定したサイズの用 — 紙がセットされてい をセットした後、[継 続]を選んで J ボタ ません。 ンを押して、プリント 252 を再開してください。 詰まった用紙を取り除 いた後、[継続]を選 紙詰まりです。※ — 用紙が詰まりました。 んで J ボタンを押し 252 て、プリントを再開し てください。 指定したサイズの用紙 用紙が ありません。※ — をセットした後、[継 用紙がセットされてい 続]を選んで J ボタ ません。 ンを押して、プリント 252 を再開してください。 イ ン ク を 確 認 し た 後、 インクを確認し てください。※ — インクに異常があり ます。 [継続]を選んで J ボタ ンを押して、プリントを 252 再開してください。 インクを交換した後、 インクがありま せん。※ — インクがなくなりま した。 [継続]を選んで J ボ タンを押して、プリン 252 トを再開してください。 ※ プリンターの使
主な仕様 ニコンデジタルカメラ D810 型式 型式 レンズマウント 実撮影画角 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント (AF カップリング、AF 接点付) ニコン FX フォーマット 有効画素数 有効画素数 3635 万画素 撮像素子 方式 総画素数 35.9 × 24.0 mm サイズ CMOS センサー 3709 万画素 ダスト低減機能 イメージセンサークリーニング、イメージダストオフ データ取得 (Capture NX-D が必要) 記録形式 • 撮像範囲[FX (36 × 24) 1.0 ×]の場合: 記録画素数 472 7360 × 4912 ピクセル(サイズ L) 5520 × 3680 ピクセル(サイズ M) 3680 × 2456 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]の場合: 6144 × 4080 ピクセル(サイズ L) 4608 × 3056 ピクセル(サイズ M) 3072 × 2040 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[DX (24 × 16) 1.
記録形式 • FX ベースの(動画)フォーマット(撮像範囲[FX (36 × 24) 1.0 ×]で動画ライブビュー中に静止画撮影する 場合)※: 記録画素数 6720 × 3776 ピクセル(サイズ L) 5040 × 2832 ピクセル(サイズ M) 3360 × 1888 ピクセル(サイズ S) • DX ベースの(動画)フォーマット(撮像範囲[DX (24 × 16) 1.5 ×]で動画ライブビュー中に静止画撮影する 場合) : 4800 × 2704 ピクセル(サイズ L) 3600 × 2024 ピクセル(サイズ M) 2400 × 1352 ピクセル(サイズ S) ※ 撮像範囲[1.2 × (30 × 20) 1.
ファインダー ファインダー 視野率 倍率 アイポイント 視度調節範囲 ファインダー スクリーン ミラー アイレベル式ペンタプリズム使用一眼レフレックス式 ファインダー • FX:上下左右とも約 100%(対実画面) • 1.2 ×:上下左右とも約 97%(対実画面) • • DX:上下左右とも約 97%(対実画面) 5:4:上下約 100%、左右約 97%(対実画面) 約 0.7 倍(50mm f/1.4 レンズ使用、∞、–1.0 m–1 のとき) 接眼レンズ面中央から 17 mm(–1.
シャッター 型式 シャッタースピード フラッシュ同調 シャッタースピード 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電 子先幕シャッター(ミラーアップ撮影時) 1/8000 ∼ 30 秒(1/3 ステップ、1/2 ステップ、1 ステッ プに変更可能)、Bulb、Time、X250 X=1/250 秒、1/320 秒以下の低速シャッタースピードで 同調(1/250 より 1/320 秒まではガイドナンバーが減少) レリーズ機能 レリーズモード 連続撮影速度 セルフタイマー S(1 コマ撮影)、T(低速連続撮影)、U(高速連続撮 影) 、J(静音撮影)、M(静音連続撮影)、E(セルフ タイマー撮影)、V(ミラーアップ撮影) • EN-EL15 使用時 - 撮像範囲:FX、5:4 - 撮像範囲:DX、1.
露出制御 測光方式 91K ピクセル(約 91,000 ピクセル)RGB センサーによる TTL 開放測光方式 • マルチパターン測光:3D-RGB マルチパターン測光Ⅲ (G、E または D タイプレンズ使用時)、RGB マルチパ ターン測光Ⅲ(その他の CPU レンズ使用時)、RGB マ ルチパターン測光(非 CPU レンズのレンズ情報手動設 定時) • 中央部重点測光:φ12 mm 相当を測光(中央部重点度 測光モード 約 75%)、φ8 mm、φ15 mm、φ20 mm、画面全体 の平均のいずれかに変更可能(非 CPU レンズ使用時は φ12 mm) • スポット測光:約φ4mm 相当(全画面の約 1.
露出制御 アクティブ D- ライティング ブラケティング AE ロック ISO 感度 (推奨露光指数) アクティブ D- ライティング 撮影コマ数:2 ∼ 5 コマ、撮影コマ数が 2 コマの場合のみ アクティブ D- ライティングの効果の度合いを選択可能 AAE/AFロックボタンによる輝度値ロック方式 ISO 64 ∼ 12800(1/3、1/2、1 ステップ)、ISO 64 に対 し約 0.3、0.5、0.7、1 段(ISO 32 相当)の減感、 ISO 12800 に対し約 0.3、0.5、0.7、1、2 段 (ISO 51200 相当)の増感、感度自動制御が可能 オート、より強め、強め、標準、弱め、しない オートフォーカス 方式 検出範囲 レンズサーボ フォーカスポイント AF エリアモード フォーカスロック TTL 位相差検出方式:フォーカスポイント 51 点(うち、 15 点はクロスタイプセンサー、11 点は F8 対応)、アドバ ンストマルチ CAM 3500FX オートフォーカスセンサー モジュールで検出、AF 微調節可能、AF 補助光(約 0.
フラッシュ 押しボタン操作による手動ポップアップ方式 内蔵フラッシュ 調光方式 フラッシュモード 調光補正 レディーライト アクセサリーシュー ガイドナンバー: • 約 12(マニュアルフル発光時約 12)(ISO 100・m、 20 ℃) 91K ピクセル(約 91,000 ピクセル)RGB センサーによ る TTL 調光制御:i-TTL-BL 調光(マルチパターン測光、 中央部重点測光またはハイライト重点測光)、スタン ダード i-TTL 調光(スポット測光)可能 先幕シンクロ、スローシンクロ、後幕シンクロ、赤目軽 減、赤目軽減スローシンクロ、後幕スローシンクロ、発 光禁止 • オート FP ハイスピードシンクロ可能 範囲:–3 ∼ +1 段、補正ステップ:1/3、1/2、1 ステッ プに変更可能 内蔵フラッシュ、別売スピードライト使用時に充電完了 で点灯、フル発光による露出警告時は点滅 ホットシュー (ISO 518)装備:シンクロ接点、通信接 点、セーフティーロック機構(ロック穴)付 ニコンクリエイティブ 対応(コマンダー機能あり) ライティングシステム シンクロターミナル シンクロター
動画機能 測光方式 測光モード 記録画素数 / フレームレート ファイル形式 映像圧縮方式 音声記録方式 録音装置 感度 その他の機能 撮像素子による TTL 測光方式 マルチパターン測光、中央部重点測光、ハイライト重点 測光 • 1920 × 1080:60p/50p/30p/25p/24p • 1280 × 720:60p/50p ※ 60p:59.94fps、50p:50fps、30p:29.97fps、 25p:25fps、24p:23.976fps ※ 標準 /★ 高画質選択可能 MOV H.264/MPEG-4 AVC リニア PCM 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能(ステレオ録 音)、マイク感度設定可能 • 露出モード h:ISO 64 ∼ 12800(1/3、1/2、1 ステッ プ) 、ISO 12800 に対し約 0.3、0.5、0.
インターフェース • リモートコントロール:10 ピンターミナルに接続 • 10 ピンターミナル 表示言語 表示言語 電源 使用電池 マルチパワー バッテリーパック AC アダプター 三脚ネジ穴 三脚ネジ穴 GPS:GPS ユニット GP-1/GP-1A(別売)を 10 ピンター ミナルに接続。または、10 ピンターミナルに接続した GPS 変換コード MC-35(別売)を介して、NMEA0183 Ver. 2.01 および Ver. 3.
バッテリーチャージャー MH-25a 電源 定格入力容量 充電出力 適用充電池 充電時間 使用温度 寸法(W × H × D) 質量 AC 100 ∼ 240 V、50/60 Hz、0.23 ∼ 0.12 A 21 ∼ 28 VA DC 8.4 V、1.2 A Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 約 2 時間 35 分 ※残量のない状態からの充電時間(周囲温度 25 ℃) 0 ℃∼ 40 ℃ 約 95 × 33.5 × 71 mm(突起部除く) 約 115 g(電源プラグ(直付け型)を除く) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 形式 リチウムイオン充電池 定格容量 7.0 V、1900 mAh 0 ℃∼ 40 ℃ 約 40 × 56 × 20.
A 商標説明 • SD ロゴ、SDHC ロゴ、および SDXC ロゴは、SD-3C, LLC. の商標です。 CompactFlash(コンパクトフラッシュ)は米国 SanDisk 社の商標です。 • Microsoft、Windows、Windows Vista は米国 Microsoft Corporation の • 米国およびその他の国における登録商標です。 • • MacおよびOS Xは米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 PictBridge ロゴは商標です。 • HDMI、HDMI ロゴ、および High-Definition Multimedia Interface は、HDMI Licensing, LLC. の商標または登録商標です。 • その他の会社名、製品名は各社の商標、登録商標です。 A FreeType License(FreeType2) 本製品のソフトウェアの著作権の一部は、© 2012 The FreeType Project (http://www.freetype.
使用できる SDカードと CFカード 次の SD カードと CF カード(Type I)が使用できます。 ❚❚ SD カード 次の SD カードの動作を確認しています。 SD メモリーカード SanDisk 製 東芝製 2 GB※ 1 ― Panasonic 製 2 GB※ 1 LEXAR MEDIA 社製 2 GB※ 1 プラチナⅡ シリーズ プロフェッショナル シリーズ フル HD ビデオ カードシリーズ ― SDHC SDXC メモリーカード※ 2 メモリーカード※ 3 4 GB、8 GB、 64 GB、128 GB 16 GB、32 GB 4 GB、8 GB、 64 GB 16 GB、32 GB 4 GB、6 GB、8 GB、 12 GB、16 GB、 48 GB、64 GB 24 GB、32 GB 4 GB、8 GB、 ― 16 GB、32 GB 8 GB、16 GB、 64 GB 32 GB 8 GB、16 GB、 64 GB、128 GB、 32 GB 256 GB 4GB、8GB、16GB ― ※ 1 カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が 2 GB
❚❚ CF カード 次の CF カードの動作を確認しています(Type I のみ。Type II の CF カー ドやマイクロドライブは使用できません)。 16 GB、32 GB、64 GB、128 GB、 256 GB SDCFXP 16 GB、32 GB、64 GB、128 GB SDCFXS 8 GB、16 GB、32 GB、64 GB、128 GB Extreme SDCFX 8 GB、16 GB、32 GB、64 GB SanDisk 製 Extreme IV SDCFX4 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB Extreme III SDCFX3 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB Ultra II SDCFH 2 GB、4 GB、8 GB SDCFHS 4 GB、8 GB、16 GB Ultra SDCFHG 4 GB、8 GB、16 GB 1066 × 16 GB、32 GB、64 GB、128 GB、256 GB 1000 × 16 GB、32 GB、128 GB、256 GB Professional 800 × 8 GB、16 GB、32 GB、64 GB、128 GB UD
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 撮像範囲(0 74)、画質モード(0 79)、画像サイズ(0 82)の組み 合わせによって、16 GB の CF カードに記録できるコマ数、および連続撮 影できるコマ数は、次のようになります※ 1。ただし、カードの種類や撮 影条件によって、コマ数は増減することがあります。 ❚❚[撮像範囲]が[FX (36 × 24) 1.0 ×]の場合※ 2 画質モード 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数※3 コマ数※4 RAW(ロスレス圧縮RAW/12 ビット記録) L 約 31.9 MB 257 コマ 47 コマ RAW(ロスレス圧縮RAW/14 ビット記録) L 約 40.7 MB 199 コマ 28 コマ RAW(圧縮 RAW/12 ビット記録) L 約 29.2 MB 348 コマ 58 コマ RAW(圧縮 RAW/14 ビット記録) L 約 36.3 MB 291 コマ 35 コマ L 約 55.9 MB 257 コマ 34 コマ S 約 27.
❚❚[撮像範囲]が[DX (24 × 16) 1.5 ×]の場合※6 画質モード 画像 1 コマあたりの サイズ ファイルサイズ 記録可能 コマ数※3 連続撮影可能 コマ数※4 100 コマ RAW(ロスレス圧縮RAW/12 ビット記録) L 約 14.6 MB 580 コマ RAW(ロスレス圧縮RAW/14 ビット記録) L 約 18.3 MB 453 コマ 97 コマ RAW(圧縮 RAW/12 ビット記録) L 約 13.3 MB 777 コマ 100 コマ RAW(圧縮 RAW/14 ビット記録) L 約 16.4 MB 653 コマ 100 コマ L 約 24.4 MB 580 コマ 78 コマ S 約 16.4 MB 1100 コマ 23 コマ L 約 31.8 MB 453 コマ 46 コマ L 約 46.2 MB 317 コマ 39 コマ M 約 26.6 MB 549 コマ 75 コマ S 約 12.
※5 1 コマあたりのファイルサイズおよび記録可能コマ数は、[JPEG/TIFF 記録] の[JPEG 圧縮] (0 81)が[サイズ優先]に設定されている場合です。 [JPEG 圧縮]を[画質優先]に設定した場合、記録可能コマ数は減少します。 ※ 6 [撮像範囲]の[DX 自動切り換え]が[する]で DX レンズを装着した場合を 含みます。 487
撮影可能コマ数(電池寿命)について カメラ単体または別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 装着時の撮影可 能コマ数(電池寿命)は、次の通りです。 • 撮影可能コマ数(1 コマ撮影モード):CIPA 基準準拠※ 1 約 1200 コマ(カメラ本体で Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 使用時) 約 1200 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL15 1 個使用時) 約 2070 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL18a 1 個使用時) 約 1460 コマ(MB-D12 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) • 撮影可能コマ数(連続撮影モード):当社試験条件※ 2 約 3860 コマ(カメラ本体で EN-EL15 使用時) 約 3860 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL15 1 個使用時) 約 6980 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL18a 1 個使用時) 約 4060 コマ(MB-D12 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) • 動画撮影可能時間※ 3 約 40 分(カメラ本体で EN-EL15 使用時) 約 40 分(MB-D12
次の場合はバッテリーの消耗が早くなります。 • ライブビュー撮影などで液晶モニターを使用した場合 • シャッターボタンの半押しを続けた場合 • オートフォーカスのレンズ駆動を繰り返し行った場合 • 画質モードを RAW、TIFF(RGB)に設定して撮影した場合 • 低速シャッタースピードで撮影した場合 • 通信ユニット UT-1、ワイヤレストランスミッター WT-5 を使用した場合 • GPS ユニット GP-1/GP-1A、ワイヤレスリモートコントローラー WR-R10/WR-1、 ルミコントロールセット ML-3 を使用した場合 • VR レンズ使用時に VR(手ブレ補正)機能を ON にした場合 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 の性能を最大限に発揮させるため、次 のことに注意してください。 • バッテリーの端子を汚さないでください。端子が汚れていると、充分な性能が発 揮できません。 • 充電が完了したバッテリーは、なるべく早いうちにお使いください。使用しない まま放置していると、自己放電によって、バッテリー残量が減ってしまいます。 489
AF 補助光撮影、内蔵フラッシュ撮影 に制限のあるレンズについて ❚❚ AF 補助光撮影に制限のあるレンズについて AF 補助光撮影に制限のあるレンズは次の通りです。 AF 補助光を使ってオートフォーカス撮影ができないレンズ AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II AF-S VR Zoom-Nikkor 200–400mm f/4G IF-ED AF-S NIKKOR 200–400mm f/4G ED VR II AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II 撮影距離によって AF 補助光を使ったオートフォーカス撮影に制限のあるレンズ 0.7m 以内では内蔵 AF 補助光 AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED AF-S DX NIKKOR 18–300mm f/3.5–5.6G ED VR AF-S NIKKOR 28–300mm f/3.5–5.6G ED VR AF-S DX Zoom-Nikkor 55–200mm f/4–5.
❚❚ 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについて 内蔵フラッシュ撮影時、焦点距離や撮影距離に制限のあるレンズは次の 通りです。 レンズ AF-S DX Zoom-Nikkor 12–24mm f/4G IF-ED D AF-S DX Zoom-Nikkor X 17–55mm f/2.8G IF-ED AF-S DX NIKKOR 18–300mm f/3.5–5.6G ED VR AF-S NIKKOR 16–35mm f/4G ED VR AF-S Zoom-Nikkor 17–35mm f/2.8D IF-ED AF Zoom-Nikkor 18–35mm f/3.5–4.5D IF-ED AF Zoom-Nikkor 20–35mm f/2.8D IF AF-S NIKKOR 24–70mm F f/2.8G ED X AF-S VR Zoom-Nikkor 24–120mm f/3.5–5.6G IF-ED AF-S NIKKOR 24–120mm f/4G ED VR AF-S Zoom-Nikkor 28–70mm f/2.8D IF-ED AF-S NIKKOR 28–300mm f/3.
• 内蔵フラッシュ撮影時に使用可能な非 CPU レンズは、24mm から 300mm までのニッコール(AI-S、AI、改造 AI)、ニコンレンズシリー ズ E です。ただし、次のレンズは使用に制限があります。 レンズ AI 50–300mm f/4.5 AI 改 50–300mm f/4.5 AI-S ED 50–300mm f/4.5 AI ED 50–300mm f/4.
索 引 マーク・英数字 e(プログラムオート)........................ 116 z(プログラムシフトマーク)........ 116 f(シャッター優先オート).............. 117 g(絞り優先オート)............................ 117 h(マニュアル)...................................... 119 S(1 コマ撮影)....................................... 100 T(低速連続撮影).............................. 100 U(高速連続撮影).............................. 100 J(静音撮影).......................................... 100 M(静音連続撮影).............................. 101 E(セルフタイマー撮影)....... 101, 104 V(ミラーアップ撮影).......
ADL ブラケティング (オートブラケティングのセット) .......................................................... 140, 330 Adobe RGB(色空間)......................... 287 AE-L マーク......................................... 95, 126 AE/AF ロックボタンの機能 ..... 342, 357 AE ブラケティング (オートブラケティングのセット) .......................................................... 130, 330 AE ロック .................................................... 126 AE・フラッシュブラケティング (オートブラケティングのセット) ..........................................................
Lo(ISO 感度).......................................... 108 L(画像サイズ).......................................... 82 M(マニュアルフォーカス)........ 40, 98 MB-D12 ................................. 316, 318, 351 MB-D12 電池設定................................... 316 MB-D12 の AF-ON ボタン機能 ......... 351 M(画像サイズ)........................................ 82 NEF ........................................................ 79, 286 Nikon Transfer 2 ................................... 248 NORMAL...............................................
.................................... 130, 330, 331, 332 オート(ホワイトバランス) .......................................................... 144, 145 カ カードなし時レリーズ......................... 348 カードの初期化(フォーマット) .................................................................... 360 外部マイク.................................... 2, 62, 438 開放 F 値 ............................................. 222, 419 開放絞り ........................................... 222, 419 顔認識 AF .......................................................
先幕シンクロモード ............................. 187 削除 ........................................................ 31, 242 削除後の次再生画像 ............................. 277 45, 55, 339, 375 388 スタンダード i-TTL 調光 ............. 188, 427 水準器 ................................ スカイライト(フィルター効果)... 撮影画面サイズ ................................ 61, 423 スタンダード 撮影コマ数 ................................................ 311 撮影情報 ........................................... 235, 238 (ピクチャーコントロール)........... スピードライト .........................
278 368 地域と日時.......................................... 17, 367 チャージャー ............................................... 12 中央部重点測光 ............................. 112, 307 中央ボタンの機能 .................................. 333 調光範囲 ..................................................... 191 調光補正 ..................................................... 192 長時間露出(タイム)........................... 121 長時間露出(バルブ)........................... 121 縦位置自動回転 ....................................... 縦横位置情報の記録 ..........................
半押し AF レンズ駆動............................ 298 半押しタイマー ................................ 32, 308 28 222, 417, 421 非圧縮 RAW .................................................. 81 ピクチャーコントロール .................... 165 被写界深度 ................................................ 118 ヒストグラム表示 .. 233, 234, 334, 390 微速度撮影 ................................................ 217 日付の表示順(地域と日時)............. 367 日付プリント(PictBridge)............. 254 ピッチング ...................................... 339, 375 半押し(シャッターボタン)................
338, 410 323 マニュアルフォーカス.................... 40, 98 マニュアル(露出)................................ 119 マルチセレクター ..................................... 11 マルチセレクターの半押し起動 ..... 335 マルチパターン測光 ................... 112, 307 緑強調(フィルター効果)................. 388 ミニチュア効果 ....................................... 404 ミラーアップ撮影 ........................ 101, 106 ミレッド ..................................................... 148 無線 LAN ........................................... 251, 435 メモリーカード ............. 14, 85, 360, 483 モデリング発光 ..
ニコンプラザ、サービスセンターのご案内 501
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