Q1230UM_NT(Jp)01_cover.
お使いになる前に、この使用説明書をよくお読みになり、内容を充分に理解 してから正しくお使いください。お読みになった後は、お使いになる方がい つでも見られるところに必ず保管し、撮影を楽しむためにお役立てください。 本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご 活用ください。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきたい A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 ことを記載しています。 表記について • SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、および SDXC メモリーカード を「SD カード」と表記しています。 • バッテリーチャージャーを「チャージャー」と表記しています。 • ご購入時に設定されている機能やメニューの設定状態を「初期設定」と表 記しています。 • この使用説明書では、カメラの設定が初期設定であることを前提に操作の 説明を行っています。 メニューガイドについて このカメラには、メニューの詳細やパソコン、プリン
カメラと付属品を確認する お使いになる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認して ください。万が一、付属品がそろっていない場合は、販売店にご相談く ださい。 ❏ 接眼目当て DK-23 (0 69) ❏ ボディーキャップ BF-1B (0 21、312) ❏ D7200 カメラ本体(0 1) ❏ Li-ion リチャージャブルバッテ リー EN-EL15(端子カバー付) (0 18、20) ❏ バッテリーチャージャー MH-25a(電源プラグ(直付け 型)付) (0 18) ❏ アイピースキャップ DK-5 (0 69) • ❏ ❏ ❏ ❏ ❏ ストラップ AN-DC1 BK(0 18) USB ケーブル UC-E17 保証書 使用説明書(本書) 登録のご案内 SD カードは別売です。 • 日本国内でご購入いただいたカメラは、画面の表示言語を日本語または英語に設 定できます。 A ニコンソフトウェア ViewNX-i と Capture NX-D について • 撮影した画像や動画の転送、閲覧ができるニコンソフトウェア ViewNX-i、およ びカメラで撮影した画像を調整したり、RAW
目 次 カメラと付属品を確認する.......................................................................... i x ご確認ください ............................................................................ xvii Wi-Fi(無線 LAN)機能について ........................................ xx 安全上のご注意................................................................................................. 1 お使いになる前に 各部の名称と機能 ............................................................................................ 1 13 メニューの操作方法 ........................
P、S、A、M モードで撮影する 50 撮影モード P、S、A、M を使う ............................................................. 50 P(プログラムオート)................................................................ 51 S(シャッター優先オート)....................................................... 52 A(絞り優先オート)..................................................................... 53 M(マニュアル)............................................................................. 55 長時間露出で撮影する(撮影モード M のみ).................
79 フォーカス オートフォーカスで撮影する ................................................................. 79 AF モードを設定する .................................................................. 79 AF エリアモードを変更する ................................................... 82 フォーカスロックしてピントを固定する ......................... 88 マニュアルフォーカスで撮影する ....................................................... 92 ISO 感度 94 ISO 感度を設定する .................................................................................... 94 感度自動制御機能を使う .................
126 画像処理 ピクチャーコントロールを使って画像の仕上がりを簡単に 設定したり、思い通りに調整する ............................................... 126 カスタムピクチャーコントロールを登録する ............. 131 白とびや黒つぶれを抑えて撮影する................................................ 135 アクティブ D-ライティングで撮影する ......................... 135 HDR(ハイダイナミックレンジ)合成を行う ............ 137 フラッシュ撮影 141 内蔵フラッシュを使って撮影する .................................................... 141 内蔵フラッシュが自動的に上がる 撮影モードの場合 ................................................................. 141 内蔵フラッシュを手動で上げる撮影モードの場合 ..
動画の撮影と再生 158 動画を撮影する........................................................................................... 158 160 動画の最長記録時間について .............................................. 161 インデックスマーキングについて ..................................... 162 動画の撮像範囲について ........................................................ 163 情報表示について ...................................................................... ライブビュー時にライブビューセレクターが 1 のときの静止画撮影 ...................................................... 164 168 動画の再生 .........
223 画像の再生 画像を再生する ........................................................................................... 223 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード)...... 223 複数の画像を一覧表示する (サムネイル表示モード)................................................... 225 撮影した日付ごとに画像を表示する (カレンダー表示モード)................................................... 226 i ボタンを使う............................................................................ 227 画像情報を表示する .................................................................................
メニュー一覧 261 D 再生メニュー........................................................................................ 261 C 静止画撮影メニュー ......................................................................... 263 1 動画撮影メニュー ............................................................................... 267 A カスタムメニュー ............................................................................... 270 B セットアップメニュー ........................................................................ 281 N 画像編集メニュー .................
故障かな?と思ったら ............................................................................ 325 電源・表示関連 ........................................................................... 325 撮影関連(全撮影モード共通)............................................ 326 撮影関連(撮影モード P、S、A、M)................................ 330 再生関連 .......................................................................................... 331 Wi-Fi(無線 LAN)関連 ......................................................... 333 その他...............................
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他の人々への危 害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載しています。お読みに なった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A危険 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また A警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま A 注意 は重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示しています。 たは重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を 負う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定さ れる内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や I E M 近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。 F 記号は、禁止の行為(
A 警告(カメラとレンズについて) E G C 分解禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に 接触禁止 手を触れないこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を 電池、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してく ださい。 K C 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、すみやかに 電池を取る 電池を取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を 電池を取り出す際、やけどに充分注意してください。 電池を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 J 水かけ禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらさない 感電や発火などの事故や故障の原因になります。 引火・爆発のおそれのある場所では使わない F 使用禁止 プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガス や粉塵の発生する場所で使用すると、爆発や火災の原因にな ります。 F 使用禁止 F 発光禁止 F 発光禁止 A 保管注意
A 警告(カメラとレンズについて) AC アダプター使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグに触 F 使用禁止 れないこと 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 A 警告 指定の電源(電池、AC アダプター)を使う 指定以外のものを使用すると、事故や故障の原因になります。 A 注意(カメラとレンズについて) I 感電注意 A 使用注意 ぬれた手でさわらない 感電の原因になることがあります。 カメラの電源が ON の状態で、長時間直接触れないこと 使用中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因にな ることがあります。 A 保管注意 A 使用注意 A 保管注意 製品は幼児の手の届くところに置かない ケガの原因になることがあります。 逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと 太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることが あります。画角から太陽をわずかに外しても火災の原因にな ることがあります。 使用しないときは、レンズにキャップを付けるか、太陽光の あたらない所に保管すること 太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。 xii
A 注意(カメラとレンズについて) 長期間使用しないときは電源(電池や AC アダプター)を外 K M 電池を取る すこと 電池の液もれにより、火災、ケガや周囲を汚損する原因とな ることがあります。 プラグを抜く AC アダプターをご使用の際には、AC アダプターを取り外 し、その後電源プラグをコンセントから抜いてください。火 災の原因となることがあります。 内蔵フラッシュの発光窓を人体やものに密着させて発光さ F 発光禁止 F 禁止 F 放置禁止 せないこと やけどや発火の原因になることがあります。 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 熱がこもりケースが変形し、火災の原因になることがあります。 窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異 常に温度が高くなる場所に放置しない 故障や火災の原因になることがあります。 A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F 禁止 E 分解禁止 A 危険 A 危険 A 危険 電池を火に入れたり、加熱しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池を分解しない 液もれ、発熱、破裂の原因となります。
A 危険(専用リチウムイオン充電池について) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 に対応してい F ない機器には使用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 使用禁止 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 は、D7200 に 対応しています。 A 電池からもれた液が目に入ったときはすぐにきれいな水で洗い、 医師の治療を受けること 危険 そのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。 A 警告(専用リチウムイオン充電池について) 電池は、幼児の手の届くところに置かない A 保管注意 J 水かけ禁止 A 警告 A 警告 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。 水につけたり、ぬらさないこと 液もれ、発熱の原因となります。 変色・変形、そのほか今までと異なることに気づいたとき は、使用しないこと 液もれ、発熱・破裂の原因となります。 充電の際に所定の充電時間を超えても充電が完了しないと きには、充電をやめること 液もれ、発熱・破裂の原因となります。 電池をリサイクルするときや、やむ
A 注意(専用リチウムイオン充電池について) A 充電中の電池に長時間直接触れないこと 使用注意 充電中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因にな ることがあります。 A 警告(チャージャーについて) E G C 分解禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に 接触禁止 手を触れないこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜いて、ニコンサービス機関に 修理を依頼してください。 M C プラグを抜く 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電源 プラグをコンセントから抜くこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜く際、やけどに充分注意して ください。ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 J 水かけ禁止 F 使用禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらさない 感電や発火などの事故や故障の原因になります。 引火・爆発のおそれのある場所
A 警告(チャージャーについて) チャージャーを海外旅行者用電子式変圧器(トラベルコン F 禁止 バーター)や DC/AC インバーターなどの電源に接続して使 わないこと 発熱、故障、火災の原因となります。 A 注意(チャージャーについて) I 感電注意 A 使用注意 ぬれた手でさわらない 感電の原因になることがあります。 通電中のチャージャーに長時間直接触れないこと 通電中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因にな ることがあります。 xvi A 放置注意 F 禁止 製品は幼児の手の届くところに置かない ケガの原因になることがあります。 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 熱がこもりケースが変形し、火災の原因となることがあります。
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。「保証書」は、お買 い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご 購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。 「保証書」を お受け取りにならないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられないことになりま す。お受け取りにならなかった場合は、ただちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●使用説明書について • この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記のホーム ページから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードできます。 http://www.nikon-image.
●電波障害自主規制について この装置は、クラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用すること を目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使 用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 使用説明書に従って正しい取り扱いをしてください。 VCCI-B ● AVC Patent Portfolio License に関するお知らせ 本製品は、お客様が個人使用かつ非営利目的で次の行為を行うために使用される場 合に限り、AVC Patent Portfolio License に基づきライセンスされているものです。 (i)AVC 規格に従い動画をエンコードすること(以下、エンコードしたものを AVC ビデオといいます) (ii)個人利用かつ非営利目的の消費者によりエンコードされた AVC ビデオ、または AVC ビデオを供給することについてライセンスを受けている供給者から入手し た AVC ビデオをデコードすること 上記以外の使用については、黙示のライセンスを含め、いかなるライセンスも許諾 されていません。 詳細情報につきましては、MPEG LA, LLC から取得するこ
Wi-Fi(無線 LAN)機能について ●電波に係わるご注意 • 本製品は Wi-Fi(無線 LAN)機能を搭載しています。国や地域によって、法律に より Wi-Fi(無線 LAN)機能が使用できない場合があります。ご購入された国以 外での使用については、本書の裏表紙に記載のニコン カスタマーサポートセン ターへお問い合わせください。 ● Wi-Fi(無線 LAN)機能のご注意 Wi-Fi(無線 LAN)機能:2.4DS4/OF4 本製品の使用周波数は 2.
●本製品の使用上のご注意 本製品は、Wi-Fi(無線 LAN)機器としてお使いください。 Wi-Fi 機器以外としての使用による損害は、当社では一切の責任を負いません。 • 医療機器や人命に直接的または間接的に係わるシステムなど、高い安全性が要求 される用途には使わないでください。 • Wi-Fi 機器よりも高い信頼性が要求される機器や電算機システムなどの用途では、 使用システムの安全設計や故障に対する適切な処置をしてください。 ●セキュリティーについて • 本製品は電波を利用して情報を交換するため、電波の届く範囲で自由に無線接続 が可能であるという利点がありますが、セキュリティーに関する設定を行ってい ない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。 - 情報の漏洩:悪意ある第三者が電波を故意に傍受し、ID やパスワードなどの個 人情報が漏洩する可能性があります。 - 不正アクセス:悪意ある第三者が無断でネットワークにアクセスして、なりす まし、情報の改ざんなどの行為を行う可能性があります。また、本製品にセキュ リティーを設定したにもかかわらず、無線 LAN の仕様上、特殊な方法によりセ キュリ
●個人情報の管理および免責事項 • 使用者によって本製品内に登録または設定された、Wi-Fi(無線 LAN)接続設定 等の個人情報を含む情報は、誤操作、静電気の影響、事故、故障、修理、その他 の取り扱いで変化、消失する場合があります。 必要な内容は、お客様の責任において控えを必ずおとりください。 当社の責によらない内容の変化、消失、それらに起因する直接または間接の損害 および逸失利益には、当社は一切の責任を負いません。 • 本製品を譲渡 / 廃棄するときは、使用者によって本製品内に登録または設定され た、Wi-Fi 接続設定等の個人情報を含む内容を、セットアップメニュー[Wi-Fi] →[接続設定]→[接続設定のリセット]で工場出荷時の設定にリセットしてく ださい(0 249)。 • 本製品の盗難や紛失などで、第三者による不正使用の被害が発生しても、当社は 一切の責任を負いません。 xxii
お使いになる前に 各部の名称と機能 カメラ本体 1 2 3 4 5 6 マイク(ステレオ).........159、188 7 フラッシュ取り付け部 レリーズモードダイヤル ......6、65 (アクセサリーシュー)..........303 撮影モードダイヤル ......................... 5 8 Z(Q)ボタン ............ 101、281 9 動画撮影ボタン .............................159 10 電源スイッチ .................................... 22 11 シャッターボタン ........................... 32 12 E ボタン .............................. 104、190 13 E 距離基準マーク ...................... 93 14 表示パネル ............................................ 7 撮影モードダイヤルロック ボタン ...............
カメラ本体(つづき) 1 内蔵フラッシュ .................. 34、141 2 ミラー ..................................... 70、316 3 露出計連動レバー ........................345 4 レンズ着脱指標 ................................21 5 M(Y)ボタン ...............141、148 6 リモコン受光部(前面)............155 7 D ボタン ............ 194、199、203 8 USB 端子 / 外部マイク入力端子 カバー 11 レンズ取り外しボタン ................. 27 12 AF モードボタン ....................80、86 13 フォーカスモードセレクター ..................................................79、92 14 外部マイク入力端子 ...... 189、312 15 USB 端子 ......................
1 AF 補助光ランプ ............................271 ..................68 赤目軽減ランプ ................142、145 サブコマンドダイヤル ...............278 Pv ボタン ......54、162、277、280 Fn ボタン ......... 73、151、220、277、280 N マーク(NFC アンテナ部)...247 バッテリー室カバー .......................20 セルフタイマーランプ 2 3 4 5 6 7 バッテリー室開閉ノブ ................. 20 8 MB-D15 用接点カバー ...............312 9 パワーコネクターカバー 10 レンズ信号接点 11 レンズマウント .....................21、93 12 AF カップリング 13 三脚ネジ穴 14 ボディーキャップ ........
カメラ本体(つづき) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ファインダー接眼窓 ...............8、23 ..........................................69 視度調節ダイヤル ...........................23 A ボタン ......89、102、277、280 O(Q)ボタン .... 38、240、281 K ボタン ............................... 37、223 液晶モニター .......... 37、182、223 G ボタン ........................... 14、261 L(U)ボタン .......15、107、111、114、239 10 X(T)ボタン ..........................36、74、77、237 11 W(S)ボタン ............95、99、190、225、226 接眼目当て 12 i ボタン ............................... 185、227 13 R ボタン ..........
撮影モードダイヤル 撮影モードダイヤルロックボタンを押しながら、撮影モードダイヤルを 回すと、次の各モードに切り換えられます。 撮影モードダイヤル 撮影モードダイヤルロックボタン e、f、g、h モード e:プログラムオート(0 51) g:絞り優先オート(0 53) f:シャッター優先オート(0 52) h:マニュアル(0 55) オートモード i:オートモード(0 28) j:発光禁止オートモード(0 28) シーンモード(0 39) j、k ユーザーセッティングモード(0 61) スペシャルエフェクトモード(0 42) A 使用レンズについて A、M 以外の撮影モードで撮影するときは、CPU レンズ(0 299)をお使いくだ さい。非 CPU レンズ(0 300)装着時は、シャッターはきれません。 5
レリーズモードダイヤル レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、レリーズモードダ イヤルを回すと、レリーズモードを切り換えられます。 レリーズモードダイヤルロックボタン レリーズモードダイヤル 1 1 S 1 コマ撮影 ....................................65 2 T 低速連続撮影 ..............................65 3 U 高速連続撮影 .............................65 6 2 3 4 5 6 4 J 静音撮影 ...................................... 65 5 E セルフタイマー撮影 ......65、68 6 V ミラーアップ撮影 ......
表示パネル カメラの電源を ON にすると、表示パネルが点灯します。表示パネルに はカメラの設定に関するさまざまな情報が表示されます。 初めて電源を ON にしたときは、次の情報が表示されます。その他の情 報については、本文中の各機能で説明しています。 1 2 3 9 8 4 5 7 6 1 シャッタースピード ............ 52、55 2 バッテリー残量表示 .......................24 3 絞り値 ........................................ 53、55 4 SD カードマーク (スロット 1)...................... 25、78 6 記録可能コマ数 ............................... 25 7 ISO 感度 ............................................... 94 8 測光モード .......................................100 9 ISO 感度マーク ...................
ファインダー (説明のため、全ての表示を点灯させています) 5 6 7 1 2 8 9 3 4 10 11 12 13 14 23 24 1 15 16 17 18 19 20 25 スペシャルエフェクトモード マーク ............................................. 42 白黒マーク ............................ 42、126 2 3 AF エリアフレーム ............... 23、31 4 カードなしマーク ............. 27、338 5 対 DX 1.3×クロップ撮像範囲 ............................................................ 72 6 7 8 構図用格子線 ..................................274 (カスタムメニュー d7[ファイ ンダー内格子線表示]を[す る]に設定している場合のみ表 示されます) フォーカスポイント表示 ........................
17 アクティブ D-ライティング 18 マーク ...........................................136 オートブラケティング 26 インジケーター 露出 .................................................. 56 露出補正 ......................................104 調光補正マーク .............................148 マーク ...........................................194 27 WB ブラケティングマーク ........199 28 露出補正マーク .............................105 ADL ブラケティングマーク ........ 203 29 感度自動制御設定マーク ............ 98 19 バッテリー警告表示 .......................24 30 記録可能コマ数 ...............................
液晶モニター(ライブビュー時の情報表示) ライブビューセレクターを C(静止画ライブ ビュー)または 1(動画ライブビュー)に合 わせて a ボタンを押すと、ライブビューに切 り替わります。 a ボタン ライブビューセレクターが C のとき 10 ライブビューセレクターが 1 のとき
❚❚ 表示を切り換える R ボタンを押すたびに、次のように画面の表 示が切り替わります。 R ボタン ライブビューセレクターが C(静止画ライブビュー)のとき 情報表示 情報表示なし 水準器表示 格子線表示 11
ライブビューセレクターが 1(動画ライブビュー)のとき 情報表示 情報表示なし 水準器表示 格子線表示 ヒストグラム D ライブビューの残り時間のカウントダウンについて • ライブビューが自動的に終了する 30 秒前から、液晶モニターの左上に残り時 間のカウントダウンを表示します。 • カスタムメニュー c4[モニターのパワーオフ時間] (0 273)の設定により終 了する場合は、終了 30 秒前から黒字で表示し、終了 5 秒前から赤字で表示しま す。 [モニターのパワーオフ時間]の[ライブビュー表示]を[制限なし]に 設定している場合も、カメラ内部の温度上昇などによりライブビューが終了す る場合があります。 • カメラ内部の温度上昇により終了する場合は、終了 30 秒前から赤字で表示し ます。撮影条件によっては、ライブビューの開始後すぐにカウントダウンが始 まることがあります。 • 動画撮影中にカウントダウンが始まった場合は、液晶モニターの右上に表示さ れている動画残り記録時間にかかわらず、ライブビュー残り時間のカウントダ ウン時間で動画撮影を自動的に終了します。 12
マルチセレクターの使い方 マルチセレクターは、上下左右を押したり、J ボタンを押して操作し ます。この説明書では、マルチセレクターを上下左右に押す動作を 1342 で表しています。 上を押す(1) J ボタン 左を押す(4) 右を押す(2) 下を押す(3) 13
メニューの操作方法 撮影や再生、カメラの基本的な設定をすると きは、主にメニューを使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のよ う な メ ニ ュ ー 画 面(例:セ ッ ト ア ッ プ メ ニュー)を表示します。 G ボタン メニュー切り換えタブ 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示され ます D C 再生メニュー(0 261) 1 A 動画撮影メニュー(0 267) 静止画撮影メニュー(0 263) カスタムメニュー(0 270) B セットアップメニュー(0 281) N 画像編集メニュー(0 286) O O マイメニュー /m最近設定した項目(0 289)※ ※ どちらかに設定できます。初期設定は[マイメニュー]です。 項目がそのメニュー全体のどの位 置にあるかを示しています 各項目の設定をアイコンで表示し ます メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設 定項目を一覧表示します ヘルプあり表示(0 15) 14
メニュー項目の設定 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 上に移動(1) 決定する 前の画面に戻る 次の画面に進む (左を選択または取り消し) (右を選択または決定) (4) (2) 下に移動(3) ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する • G ボタンを押します。 G ボタン A d(ヘルプあり表示) ヘルプがある場合に L(U)ボタンを押すと、その項目のヘルプ(説明)を 表示します。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、L(U)ボタンを押しながらマルチセレク ターの 3 を押して、次のページを表示してください。 • L(U)ボタンを放すと、メニュー画面に戻ります。 L(U)ボタン 15
2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコ ンを黄色く表示します。 3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだ メニューに入ります。 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を 選びます。 16
6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示 します。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を 選びます。 8 決定する • J ボタンを押して決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)する には、G ボタンを押してください。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッターボタンを半押し してください。 D メニュー項目の設定について • 撮影モードやカメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。 この場合、その項目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりに 2 を押しても決定できますが、画像の削除や SD カードの 初期化などの重要な設定項目については、J ボタンしか使えないことがあり ます。 17
撮影前の準備 次の 1 ∼ 7 の手順で撮影前の準備を行ってください。 1 カメラにストラップを取り付ける(2カ所) 2 バッテリーをバッテリーチャージャーで充電する • 電源プラグ(直付け型)を取り付けた後(q)、電源プラグ(直 付け型)回転ロックを矢印の方向にスライドさせながら(w)、 電源プラグ(直付け型)を 90° 回転させ、しっかりと固定させま す(e)。 電源プラグ(直付け型) 回転ロック 90 ° D バッテリーとチャージャーの使用上のご注意 お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」 (0 x ∼ xvi) 、 「カメラとバッテリー の取り扱い上のご注意」(0 320 ∼ 324)をお読みになり、記載事項をお守りく ださい。 18
• フル充電するには約 2 時間 35 分かかります(残量のないバッテ リーの場合) 。 充電中 充電完了 (点滅) (点灯) D チャージャーの「CHARGE」ランプが速く(1 秒間に 8 回)点滅する 場合 • バッテリーのセットミス:電源プラグをコンセントから抜いて、バッテリーを 取り外し、チャージャーにセットし直してください。 • 指定温度外での使用:チャージャーを指定温度範囲内(0 ℃∼ 40 ℃)でお使い ください。 • 上記の処置をしても不具合が続く場合は、ただちに電源プラグをコンセントか ら抜いて、充電を中止してください。販売店またはニコンサービス機関に チャージャーおよびバッテリーをお持ちください。 D 付属の電源プラグ(直付け型)についてのご注意 付属の電源プラグ(直付け型)は、バッテリーチャージャー MH-25a 以外の機 器に接続しないでください。この電源プラグ(直付け型)は、日本国内専用(AC 100V 対応)です。海外でお使いになる場合は、別売の専用コードが必要です。 別売の電源コードについては、ニコンサービス機関にお問い合わせください。 また、オンラインショップ(ニ
3 カメラにバッテリーと SDカードを入れる • バッテリーや SD カードをカメラに入れたり、カメラから取り出 したりするときは、必ずカメラの電源スイッチが OFF の位置にあ ることを確認してください。 • バッテリーと SD カードは、図のように正しい向きで入れてくだ さい。 • オレンジ色のバッテリーロックレバーをバッテリー側面で押しな がら、バッテリーを奥まで入れると、バッテリーロックレバーが バッテリーに掛かって固定されます。 バッテリーロックレバー • SD カードは、カチッと音がするまで挿入してください。 • SD カードを 1 枚だけ使用するときは、スロット 1 に入れてくださ い(0 25)。 20
4 レンズを取り付ける • この使用説明書では、主に AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5– 5.
5 カメラの電源を ONにする 電源スイッチ • 表示パネルが点灯します。 表示パネル 6 日付と時刻を設定する • ご購入後、初めて電源を ON にすると、カメラの内蔵時計の日付 と時刻を設定する画面が表示されます。日時の設定が完了するま で、撮影や他の設定はできません。 • マルチセレクターの 1 また は 3 を押して、選択中の項 目の数値を合わせ、4 また は 2 で項目を移動します。 • 日付と時刻の設定を完了 したら、J ボタンを押し ます。 • 設定した日付と時刻は、セットアップメニュー[地域と日時] (0 283)の[日時の設定]で変更できます。 A イメージセンサークリーニングについて カメラの電源を ON/OFF するたびに、撮像素子前面に付いたゴミをふるい落と すイメージセンサークリーニングが作動します(0 315) 。 22
7 ファインダーを見やすくする • ファインダーで構図を決め ながら撮影する場合は、あ らかじめ、ファインダー内 がはっきり見えるように視 度調節ダイヤルを回して調 節してください。 • ファインダーをのぞきながら視度調節ダイヤルを回して、AF エリ アフレームが最もはっきり見えるように調節してください。 AF エリア フレーム 視度調節前 視度調節後 • 爪や指先で目を傷つけないようにご注意ください。 撮影前の準備が完了しました。すぐに撮影する場合は、0 28 ヘ進みます。 23
❚❚ バッテリーの残量について 表示パネルまたはファインダーで、バッテリーの残量を確認できます。 表示パネル 24 ファインダー 表示パネル ファインダー L K J I ― 意味 H d 残量は残りわずかです。予備のバッテリーを 準備するか、バッテリーを充電してください。 H d (点滅) (点滅) バッテリーが消耗して撮影できません。バッ テリーを交換するか、バッテリーを充電して 残量は充分に残っています。 ― ― 残量が減り始めました。 ― ください。
❚❚ SD カード表示と記録可能コマ数について このカメラは、スロット 1 とスロット 2 の SD スロット 1 カードスロットを装備しており、2 枚の SD カードを使用することができます。 • スロット 1 とスロット 2 の両方に SD カード を入れると、スロット 1 から優先的に記録 し、空き容量がなくなったら、記録先をス ロット 2 に変更します([スロット 2 の機能] (0 78)が初期設定の[順次記録]のとき) 。 撮影で主に使いたい SD カードは、スロット スロット 2 1 に入れてください。 • 表示パネルとインフォ画面には、使用中の スロットが右図のように表示されます(例: スロット 1 とスロット 2 の両方に SD カード が入っている場合) 。 • SD カードの残量がなくなった場合や SD カー 表示パネル ドがロックされている場合など、何らかのエ ラーが発生しているときは、エラーが発生し ている SD カードのアイコンが点滅します (0 337)。 • 表示パネルまたはファインダー内表示で、 記録可能コマ数 SD カードの記録可能コマ数(これから撮影 でき
❚❚ バッテリーと SD カードの取り出し方 バッテリーを取り出すには 電源を OFF にしてからバッテリー室カバーを 開けてください。バッテリーロックレバーを矢 印の方向に押すと、バッテリーが少し飛び出し SD カードを取り出すには SD カードカバーを開ける前に、SD カードア クセスランプの消灯を確認して、電源を OFF にしてください。SD カードカバーを開けて、 SD カードを奥に押し込んで放すと(q)、カー 16GB ますので、引き抜いて取り出してください。 ドが押し出されるので、引き抜いて取り出し てください(w)。 D SD カード取り扱い上のご注意 • カメラの使用後は SD カードが熱くなっていることがあります。取り出しの際 はご注意ください。 • SD カードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時などに は、次の操作をしないでください。記録されているデータの破損や SD カード の故障の原因となります。 - SD カードの着脱をしないでください - カメラの電源を OFF にしないでください - バッテリーを取り出さないでください - AC アダプターを抜か
A SD カードが入っていないときの表示について SD カードが入っていないときは、表示パネルと ファインダー内表示の記録可能コマ数表示部に S マークが表示されます。電源を OFF にして も、バッテリー残量があるときは、表示パネル の S マークが点灯します。 A SD カードの書き込み禁止スイッチについて SD カードには、書き込み禁止スイッ チが付いています。このスイッチを B 16G • 「LOCK」の位置にすると、データの 書き込みや削除が禁止され、カード 内の画像を保護できます。 •「LOCK」した SD カードをカメラに入 書き込み禁止 スイッチ れてシャッターをきろうとすると、 警告メッセージが表示され、撮影できません。撮影時や、画像を削除するとき は「LOCK」を解除してください。 ❚❚ レンズの取り外し方 カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面 のレンズ取り外しボタンを押しながら(①) 、 レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し (②) 、引き抜いてください。 • レ ン ズ を 取 り 外 し た 後 は、カ メ ラ の ボ ディーキャップとレンズの裏ぶたをそれぞ
かんたんな撮影と再生 かんたんに静止画を撮影する (i オート /j 発光禁止オート) 撮影モード i(オート)と j(発光禁止オート)を使 うと、カメラまかせの簡単な操作で静止画撮影を楽し むことができます。i の場合は、必要に応じてフラッ シュが発光します。フラッシュを光らせずに撮影した いときは、j で撮影してください。 1 カメラの電源を ONにする • 表示パネルが点灯します。 28 電源スイッチ
2 カメラ上面の撮影モード 撮影モードダイヤル ダイヤルロックボタンを 押しながら、撮影モード ダイヤルを回して i また は j に合わせる 撮影モードダイヤルロックボタン • 静止画の撮影方法には、ファインダー をのぞきながら撮影するファインダー 撮影と、液晶モニターを見ながら撮影 するライブビュー撮影があります。ラ イブビュー撮影を開始する場合は、ラ イブビューセレクターを C に合わせて a ボタンを押します。 ライブビューセレクター a ボタン ファインダー撮影 ライブビュー撮影 29
3 カメラを構える ファインダー撮影 • 脇を軽く締め、右手でカメラのグリップを包み込むようにしっか りと持ち、左手でレンズを支えます。 ライブビュー撮影 • 右手でカメラのグリップを包み込むようにしっかりと持ち、左手 でレンズを支えます。 A 縦位置で撮影するときは 人物などを縦位置で撮影する場合は、カメラを縦位置に構えます。 ファインダー撮影 30 ライブビュー撮影
4 構図を決める ファインダー撮影 • ファインダーをのぞいて、構図を決め てください。 • 被写体を AF エリアフレーム内に配置し ます。 AF エリアフレーム ライブビュー撮影 • 初期設定では、カメラが人物を認識し た場合、認識した顔の位置にフォーカ スポイントが表示されます(0 84) 。 • カメラが人物を認識しなかった場合は、 マルチセレクターでフォーカスポイン トを動かして、ピントを合わせたい被 写体に重ねます。 フォーカスポイント A ズームレンズの使い方 被写体を大きく写したいときはズームリングを 望遠側(焦点距離目盛の大きい数値側)に、広い 範囲を写したいときはズームリングを広角側(焦 望遠側 広角側 点距離目盛の小さい数値側)に回してください。 ズームリング 31
5 シャッターボタンを軽く押して(半押しして)、 ピントを合わせる ファインダー撮影 • ピントが合うと、ファインダー内のピ フォーカスポイント ント表示(●)が点灯します。 ピント表示 ファインダー内 ピント表示 I F 意味 (点灯) 被写体にピントが合っています。 (点灯) 目的の被写体よりも手前にピントが合っています。 H (点灯) 目的の被写体よりも後方にピントが合っています。 オートフォーカスでのピント合わせができません F (0 91) H (点滅)(「オートフォーカスの苦手な被写体について」 をご覧ください)。 • ピントが合った位置には、フォーカスポイントが表示されます。 • 暗い場所などでシャッターボタンを半押しすると、AF 補助光が光 ることがあります。 ライブビュー撮影 • ピントが合うと、フォーカスポイント が緑色で点灯します。フォーカスポイ ントは、オートフォーカス作動中は緑 色で点滅し、ピントが合わないと赤色 で点滅します。 フォーカスポイント 32
6 シャッターボタンを半押 ししたまま、さらに深く 押し込んで(全押しして) 撮影する • SD カードアクセスランプが 点灯している間は、画像を 記録しています。SD カード SD カード アクセスランプ やバッテリーを取り出さな いでください。 • ライブビューを終了する場合は、a ボ タンを押してください。 a ボタン 33
A 内蔵フラッシュについて 撮影モード i では、被写体が暗い場合や逆光の 場合に、シャッターボタンを半押しすると自動 的に内蔵フラッシュが上がります。 ファインダー内表示または液晶モニターに N(レディーライト)が点灯しているときは、 シャッターボタンを全押しすると、内蔵フラッ シュが発光します。内蔵フラッシュが上がって いる状態で N が点灯していないときは、フラッ シュが充電中のため、撮影できません。 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと音 がするまで手で軽く押し下げます。バッテリー の消耗を防ぐため、使用しないときは常に収納 してください。 34
A ファインダー撮影時の半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイ マー」という機能があります。半押しタイマーは、シャッターボ タンを半押しするとオンになり、何も操作が行われないまま約 6 秒経過すると、オフになります。半押しタイマーがオフになると、 表示パネルのシャッタースピード、絞り値表示とファインダー内 の全ての表示が消灯します。もう一度シャッターボタンを半押しすると、半押 しタイマーがオンになり、元の状態に戻ります。半押しタイマーの作動時間は、 カスタムメニュー c2[半押しタイマー] (0 272)で変更できます。 半押しタイマーオフ 半押しタイマーオン A ライブビュー時のモニターのパワーオフ時間について ライブビュー時に何も操作が行われないまま約 10 分経過すると、液晶モニター が自動的に消灯します。カスタムメニュー c4[モニターのパワーオフ時間] (0 273)の[ライブビュー表示]で、消灯するまでの時間を設定できます。 D ライブビュー撮影の露出について ファインダー撮影とライブビュー撮影では、シーンによって露出が異なる場合 があります。
A ライブビュー撮影時の拡大表示 ライブビュー撮影時に X(T)ボタンを押すと、フォーカスポイントを中心 にして拡大表示できます(最大約 19 倍) 。マルチセレクターを動かすと、フォー カスポイントが移動します。 • X(T)ボタンを押すごとに拡大率が上がり、W(S)ボタンを押すご とに拡大率が下がります。 • 拡大表示中は、画面の右下に構図のどの部分を拡大しているかを表すナビゲー ションウィンドウ(グレーの枠)が表示されます。 X(T)ボタン ナビゲーション ウィンドウ D ライブビュー撮影時のご注意 • ライブビュー撮影時は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生すること がありますが、実際に記録される画像に影響はありません。 - 動きのある被写体が歪んで表示される - 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される - カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪んで見える - ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する - 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーション などの点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯 が発生する • 蛍光灯
撮影した画像を確認する 1 K ボタンを押す • 撮影した画像をカメラ背面の液晶モニ ターに表示します。 K ボタン • 画像がどちらのスロットの SD カードに 入っているかは、画像の左下の SD カー ドマークで確認できます。 2 マルチセレクターの 4ま たは 2 を押して他の画像 を確認する • 撮影に戻るには、シャッターボタンを半押ししてください。 A 撮影直後の画像確認について 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 262)を[する]に設定すると、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に液晶モニターに表示します。 A 関連ページ 画像を表示するスロットを切り換える→「i ボタンを使う」 (0 227) 37
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意 ください。 1 削除したい画像を表示する • K ボタンを押して液晶モニターに画像 を表示してから、マルチセレクターの 4 または 2 で削除したい画像を選びます。 K ボタン 2 画像を削除する • O(Q)ボタンを押すと、削除確認画 面が表示されます。もう一度 O(Q) ボタンを押すと、表示中の画像を削除 して、再生画面に戻ります。 O(Q)ボタン • 削除確認画面で K ボタンを押すと、画 像の削除をキャンセルします。 A 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除](0 241)では、次の操作ができます。 • 複数の画像を選んで削除 • 同じ日付の画像をまとめて削除 • 再生フォルダー内の全画像を一括して削除 また、SD カードを 2 枚使っているときは、全画像を削除する SD カードスロット を指定できます。 38
シーンに合わせて撮影する (簡単操作でより美しく) 撮影するシーンが決まっているときは、シーンに合わせてシーンモード を選ぶだけで、美しく撮影できます。シーンモードを選ぶ以外は、i と 同じ操作で撮影できます。 ❚❚ シーンモードの設定方法 現在選択されているシーンモードは、撮影モードダイヤルを SCENE に合 わせた後、R ボタンを押して確認できます。メインコマンドダイヤル を回すと、設定を変更できます。 撮影モード ダイヤル メインコマンド ダイヤル 液晶モニター ❚❚ 各シーンモードの特徴 シーンモード k (ポートレート) 特徴 人物を美しく撮影したいときに使います。人物の肌を 滑らかで自然な感じに仕上げます。 • 被写体と背景が離れているときや、望遠レンズを 使って撮影したときは、背景がぼけて立体感のある 画像になります。 l (風景) 自然の風景や街並みを、色鮮やかに撮影したいときに 使います。※1, 2 p (こどもスナップ) 子供の撮影に向いています。肌の色を美しく表現する と同時に、服装や背景も鮮やかに仕上げます。 39
シーンモード 特徴 運動会などスポーツ写真の撮影に向いています。動き m (スポーツ) のある被写体の一瞬の動きを鮮明にとらえ、躍動感の ある画像に仕上げます。※1, 2 n (クローズアップ) 草花や昆虫などの小さな被写体に近づき、大きく写し たいときに使います。 • マイクロレンズを使用すると、より被写体に近づい て撮影することができます。 o (夜景ポートレート) 夕景や夜景をバックに、人物を撮影したいときに使い ます。人物と背景の両方を美しく表現します。 夜景の撮影に適しています。ノイズや不自然な発色を r (夜景) 抑え、外灯やネオンなどの光を鮮やかにして夜景の雰 囲気を表現します。※1, 2 s (パーティー) t (海・雪) u (夕焼け) v (トワイライト) w (ペット) x (キャンドルライト) y (桜) z (紅葉) パーティーなどでの撮影に適しています。パーティー 会場の光の雰囲気も表現します。 晴天の海や湖、砂浜、雪景色などの撮影に適していま す。※1, 2 夕焼けや朝焼けの撮影に適しています。※1, 2 夜明け前や日没後の風景の撮影に適しています。わず
A シーンモードの設定について ライブビュー時にライブビューセレクターが 1 のときは、シーンモードを変更 できません。 A 三脚の使用について 暗いときや手ブレが気になるときは、三脚の使用をおすすめします。 41
特殊効果をつけて撮影する (スペシャルエフェクトモード) 特殊な効果のついた画像を撮影できます。 ❚❚ スペシャルエフェクトモードの設定方法 現在選択されているシーンモードは、撮影モードダイヤルを EFFECTS に 合わせた後、R ボタンを押して確認できます。メインコマンドダイヤ ルを回すと、設定を変更できます。 撮影モード ダイヤル メインコマンド ダイヤル 液晶モニター ❚❚ 各スペシャルエフェクトモードの特徴 スペシャルエフェクト モード 特徴 意図的に高感度で撮影して、モノトーン(白黒)で表 現します。暗闇での撮影に適しています。※1 % (ナイトビジョン) • オ ー トフ ォー カス でピン トが 合い にく い場 合は、 フォーカスモードセレクターを M に合わせて、マニュ アルフォーカスで撮影してください。 輪郭を抽出して色をつけることで、スケッチ風に表現 g します。※2 • ライブビューにすると、g(カラースケッチ)の効 (カラースケッチ) 果を設定できます(0 45) 。 • オートフォーカス中は効果が一時解除されます。 • 動画撮影の場合は、コマ送りのような動画と
スペシャルエフェクト 特徴 モード ミニチュア(模型)を接写したように表現します。高いと ころから見下ろして撮影する場合に適しています。 i (ミニチュア効果) • ライブビューにすると、i(ミニチュア効果)の効 。※1, 2, 3 果を設定できます(0 46) • オートフォーカス中は効果が一時解除されます。 • 動画撮影の場合は、早送り動画として記録されます。 • 動画撮影の場合は音声は記録されません。 選んだ色のみをカラーで残し、それ以外の色をモノ u (セレクトカラー) トーン(白黒)で表現します。※1 • ライブビューにすると、u(セレクトカラー)の効 果を設定できます(0 48) 。 1 (シルエット) 2 (ハイキー) 背景が明るいシーンで、被写体を意図的にシルエット で表現します。※1 全体的に明るめの被写体の撮影に適しています。画像 全体を意図的に明るいトーンで表現します。光に満ち た華やいだ雰囲気になります。※1 全体的に暗めの被写体の撮影に適しています。画像全 3 (ローキー) 体を意図的に暗いトーンで表現します。深く落ち着き、 ハイライト部分が引き立った
A スペシャルエフェクトモードについて • %、g、i、u では、RAW を含む画質モード(0 74)に設定できません。 他の撮影モードで画質モードを[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC]に設定していた場合は、それぞれ FINE、NORMAL または BASIC に 変更されます。[RAW]の場合は FINE に変更されます。 • ライブビュー時にライブビューセレクターが 1 のときは、スペシャルエフェ クトモードを変更できません。 • 撮影モードが g または i のときにレリーズモードを CL(低速連続撮影)ま たは CH(高速連続撮影)に設定した場合、連続撮影速度が遅くなります。 • 撮影モードが g または i のときは、ライブビューの表示の更新は遅くなり ます。 44
❚❚ g(カラースケッチ)の効果の設定方法 スペシャルエフェクトモードで g を選んだ後、効果を設定します。 1 a ボタンを押す • 液晶モニターに被写体が表示されます。 a ボタン 2 J ボタンを押す • カラースケッチの設定画面が表示され ます。 3 色の濃さと線の濃さを設定する • マルチセレクターの 1 または 3 を押し て、設定したい項目を選びます。 •[色の濃さ]:2 を押すと色が濃くな り、4 を押すと薄くなります。 •[線の濃さ]:2 を押すと線が濃くな り、4 を押すと薄くなります。[線の濃さ]を濃くすると、画像 全体の色も濃くなります。 4 決定する • J ボタンを押すと、効果が決定します。 • ファインダー撮影をする場合は、a ボ タンを押してライブビューを終了しま す。ファインダー撮影時も、設定した 効果は維持されます。 45
❚❚ i(ミニチュア効果)の効果の設定方法 スペシャルエフェクトモードで i を選んだ後、効果を設定します。 1 a ボタンを押す • 液晶モニターに被写体が表示されます。 a ボタン 2 フォーカスポイントを被写体に 重ねる • マルチセレクターで、ぼかさないで はっきりと見せたい部分にフォーカス ポイントを移動します。 • シャッターボタンを半押しして、ピン トが合う部分を確認します。 • X(T)ボタンを押すと、被写体が拡大表示され、ピントを 細部まで確認できます。W(S)ボタンを押すと画像を縮小表 示します。 • 拡大表示中は効果が一時解除されます。 3 J ボタンを押す • ミニチュア効果の設定画面が表示され ます。 46
4 効果をかける方向と幅を設定する • 4 または 2 を押すと、効果をかける方 向を縦と横から選べます。 • 1 または 3 を押すと、効果をかける幅 を設定できます。 5 決定する • J ボタンを押すと、効果が決定します。 • ファインダー撮影をする場合は、a ボ タンを押してライブビューを終了しま す。ファインダー撮影時も、設定した 効果は維持されます。 A ミニチュア効果での動画撮影について 動画の記録時間は撮影にかかる時間よりも短くなります。たとえば、動画撮影メ ニューの[画像サイズ / フレームレート]が 1920×1080、30p の場合(0 161)、 約 3 分の動画ファイルを作成するためには、約 45 分の撮影時間が必要です。 47
❚❚ u(セレクトカラー)の効果の設定方法 スペシャルエフェクトモードで u を選んだ後、効果を設定します。 1 a ボタンを押す • 液晶モニターに被写体が表示されます。 a ボタン 2 J ボタンを押す • セレクトカラーの設定画面が表示され ます。 3 残したい色を抽出する 色 • カメラを動かして画面中央の枠を残し たい色の被写体に重ねます。 • X(T)ボタンを押すと、被写体 が拡大表示され、残したい色を細部ま で確認できます。W(S)ボタンを 押すと画像を縮小表示します。 • マルチセレクターの 1 を押すと、画面 中央の枠に重ねた被写体の色が抽出され、色の枠に表示されます。 • 抽出した色以外の色は、モノトーン(白黒)で表示されます。 48
4 抽出する色の感度を設定する 色の感度 • 1 または 3 を押して、抽出する色の感 度を[1]∼[7]から設定します。数 値が大きいほど抽出する色の色相が広 くなり、小さいほど狭くなります。 5 抽出する色を追加する • メインコマンドダイヤルを 回して別の色の枠を選び、 手順 3 ∼ 4 と同じ手順で色 を抽出し、色の感度を設定 します。 • 最大 3 色まで設定できます。 • 抽出した色を選んで O(Q)ボタンを押すと、抽出した色をリ セットします。 • 抽出した全ての色を削除したい場合は、O(Q)ボタンを押し続 けます。確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押すと、全ての 色をリセットします。 6 決定する • J ボタンを押すと、効果が決定します。 • ファインダー撮影をする場合は、a ボ タンを押してライブビューを終了しま す。ファインダー撮影時も、設定した 効果は維持されます。 D セレクトカラー設定時のご注意 • 残したい色の彩度によっては、抽出しにくい場合があります。彩度の高い色の 抽出をおすすめします。 • 色の感度を高く設定しすぎると、選択した色に近い色相の色も抽出されます
P、S、A、Mモードで撮影する 撮影モード P、S、A、M を使う 撮影モード P、S、A、M では、撮影の意図に応じて、 シャッタースピードと絞りのそれぞれを自分で設定 したり、カメラまかせにしたりすることができます。 プログラムオート P (0 51) シャッター優先 オート(0 52) S 絞り優先オート A (0 53) M シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影な どに使います。シャッタースピードと絞り値の両方を カメラが自動制御します。 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使い ます。シャッタースピードを自分で設定し、絞り値は カメラが自動制御します。 背景のぼかし方を調節して撮影したいときなどに使 います。絞り値を自分で設定し、シャッタースピード はカメラが自動制御します。 シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定し マニュアル(0 55) ます。長時間露出(バルブ、タイム)撮影も、この モードで行います。 D 使用レンズについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプ、E タイプレンズを除く)の絞りリング(0 299)は、 必ず最小絞り(一番大きい数値)
P(プログラムオート) 被写体の明るさに応じて露出が適正になるように、カメラがシャッター スピードと絞り値を自動的に決定します。同じ露出でシャッタースピー ドと絞り値の組み合わせを変える「プログラムシフト」も行えます。 A プログラムシフト 撮影モード P では、カメラがシャッタースピード と絞り値を決めますが、半押しタイマーがオンの ときに次の方法で「プログラムシフト」を行う と、適正露出のまま、シャッタースピードと絞り 値の組み合わせを変えられます。プログラムシフ ト中は、プログラムシフトマーク(O または E) が表示されます。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さくする)場合 メインコマンドダイヤル や動きの速い被写体を撮影したい(速いシャッ タースピードにする)場合にはメインコマンド ダイヤルを右に回してください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影 したい(絞り値を大きくする)場合や被写体の ファインダー内表示 動きを強調したい(遅いシャッタースピードに する)場合にはメインコマンドダイヤルを左に 回してください。 • プログラムシフトを解除するには、プログラム シフトマークが消
S(シャッター優先オート) シャッタースピードを自分で決めると、露出が 適正になるようにカメラが自動的に絞り値を 決定します。動きの速い被写体の撮影や、遅い シャッタースピードで被写体の動きを強調す る撮影に適しています。シャッタースピード は、半押しタイマーがオンのときにメインコマ ンドダイヤルを回して設定します。 メインコマンドダイヤル • シャッタースピードは 1/8000(u)∼ 30 秒(q)、v に設定できます。 表示パネル 液晶モニター A 関連ページ 表示パネルで A/% が点滅したときは→「警告メッセージ」(0 337) 52
A(絞り優先オート) 絞り値を自分で決めると、露出が適正になる ようにカメラが自動的にシャッタースピー ドを決定します。絞り値を設定するには、半 押しタイマーがオンのときにサブコマンド ダイヤルを回します。 • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの 種類によって異なります。 サブコマンドダイヤル 表示パネル 液晶モニター 53
A 非 CPUレンズを取り付けた場合 非 CPU レンズ(0 300)を装着してセットアップメニューの[レンズ情報手動 設定](0 218)でレンズの開放絞り値(開放 F 値)を設定した場合は、絞り値 が表示されます。絞り値の設定は、レンズの絞りリングで行ってください。こ の場合、絞りリングによる中間絞りの設定は可能ですが、表示は 1 段単位になり ます。 • 開放絞り値を設定しない場合は、絞り値表示が開放からの絞り段数表示(F、 開放絞りは FA)となりますので、絞り値の設定と確認は、レンズの絞りリ ングで行ってください。 A 被写界深度のプレビュー(ファインダー撮影時) Pv ボタンを押している間、レンズの絞り羽根が絞 り込まれます。この状態でファインダーをのぞく と、そのときの絞り値のおおよその被写界深度 (ピントの合う前後の範囲)が確認できます。内 蔵フラッシュや別売のニコンクリエイティブラ イティングシステム(0 303)対応スピードライ ト使用時は、モデリング発光をします。モデリン グ 発 光 を し な い よ う に す る に は、カ ス タ ム メ ニュー e5[モデリング発光]を[しな
M(マニュアル) シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。花火や星空な どを長時間露出(バルブ撮影、タイム撮影、0 57)で撮影する場合に はこの撮影モードを使います。半押しタイマーがオンのときに、露出イ ンジケーターを確認しながら、コマンドダイヤルを回してシャッタース ピードと絞り値を設定します。 • メインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピード表示が変化し ます。設定したいシャッタースピード(1/8000(u)∼ 30 秒 (q)および A(バルブ)、%(タイム)、v)に合わせ てください。 • サブコマンドダイヤルを回すと、絞り値が変化します。 • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なります。 絞り値の設定 サブコマンド ダイヤル シャッタースピードの設定 メインコマンド ダイヤル 55
A AF マイクロレンズ装着時の露出倍数について AF マイクロレンズをカメラに装着して、外部露出計の測光値を参考に絞り値を サブコマンドダイヤルでセットする場合、露出倍数を考慮する必要はありませ ん。レンズの絞りリングでセットする場合だけ、露出倍数を考慮した補正が必 要になります。 A 露出インジケーターについて 撮影モードが M のときの適正露出との差が表示されます。この「露出インジケー ター」の見方は次の通りです(表示内容はカスタムメニュー b2[露出設定ス 。 テップ幅](0 271)の設定によって変化します) [露出設定ステップ幅]が[1/3 段]のとき 適正露出の場合 1/ 段アンダーの 3 場合 2 段オーバーの場合 表示パネル ファインダー 内表示 (ファインダー 撮影時) 液晶モニター (ライブビュー 時) • 長時間露出(バルブ、タイム)撮影時(0 57)は、露出インジケーターは表 示されません。 D 露出の制御ができないときの警告について 光量がカメラの測光範囲を超えて露出の制御ができない場合、露出インジケー ターが点滅して警告します。このとき、撮影モード P ではシャッター
長時間露出で撮影する(撮影モード M のみ) 長時間露出撮影には、バルブ撮影とタイム撮影の 2 種類があります。花 火や夜景、星空の撮影や、自動車のライトの流れを表現したいときなど に使います。 シャッタースピードを 35 秒、 絞り値を F25 にして撮影した場合の画像 バルブ撮影 タイム撮影 シャッターボタンを押し続けている間シャッターが開いたままに なり、シャッターボタンを放すとシャッターが閉じます。 • リモコン ML-L3(別売)の送信ボタンを押すと、シャッタース ピードを A(バルブ)にしていても、タイム撮影になります。 シャッターボタンを全押しするとシャッターが開いたままにな り、もう一度全押しするとシャッターが閉じます。 57
❚❚ バルブ撮影する 1 撮影モードダイヤルを M 撮影モードダイヤル に合わせる 2 メインコマンドダイヤルを回して、シャッタースピードを A(バルブ)に設定する メインコマンド 表示パネル 液晶モニター ダイヤル 3 ピントを合わせて、撮影を開始する • シャッターボタンを全押しして撮影を開始します。シャッターボ タンは押し続けてください。 4 撮影を終了する • シャッターボタンを放すと、撮影が終了します。 58
❚❚ タイム撮影する 1 撮影モードダイヤルを M 撮影モードダイヤル に合わせる 2 メインコマンドダイヤルを左に回して、シャッタースピー ドを %(タイム)に設定する メインコマンド 表示パネル 液晶モニター ダイヤル 3 ピントを合わせて、撮影を開始する • シャッターボタンを全押しすると、シャッターが開き、撮影を開 始します。 4 もう一度シャッターボタンを全押しして撮影を終了する 59
A 別売のリモコン ML-L3をお使いの場合 • 撮影前に、静止画撮影メニューの[リモコンモード設定(ML-L3)]でリモコ ンモード( [2 秒リモコン]、 [瞬時リモコン] 、 [ミラーアップリモコン])を設 • 定してください(0 153)。 ML-L3 の送信ボタンを押してシャッターが開いてから、送信ボタンを押さない まま 30 分経つと、シャッターが自動的に閉じて撮影を終了します。 A 長時間露出について • 手ブレを抑えるために三脚や別売のリモコン、ワイヤレスリモートコントロー 。ワイヤレスリモート ラーまたは、リモートコードなどが必要です(0 312) コントローラーとリモートコードのシャッターボタンは、カメラのシャッター ボタンと同様に機能します。 • 適正露出に影響を与える接眼部からの逆入射光を防ぐため、撮影前に付属のア イピースキャップを取り付けてください(0 69) 。 • 露光時間が長くなると、画像にノイズ(ざらつき、むら、輝点)が発生するこ とがあります。 • 静止画撮影メニューの[長秒時ノイズ低減] (0 266)を[する]に設定する と、画像に発生するむらや輝点が低減されます
ユーザーセッティングモード U1、U2 を使う U1、U2にユーザーセッティングを登録 する よく使う機能(ユーザーセッティング)を、あらかじめ撮影モードダイ ヤル U1 と U2 に登録すると、撮影モードダイヤルを切り換えるだけで、登 録したユーザーセッティングの内容で撮影できます。 ユーザーセッティングを登録する 1 登録したい撮影モードを 撮影モードダイヤル 選ぶ 61
2 登録したい撮影機能を設定する • ユーザーセッティングモード U1、U2 には、次の撮影機能を登録で きます。 - 静止画撮影メニュー項目(0 263) - 動画撮影メニュー項目(0 267) - カスタムメニュー項目(0 270) - シャッタースピード(撮影モード S、M)、絞り値(撮影モード A、M)、プログラムシフト(撮影モード P)、露出補正、調光補 正、フラッシュモード、フォーカスポイント、測光モード、AF モード、AF エリアモード、オートブラケティング 3 セットアップメニューの[ユーザー セッティングの登録]を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメ ニューの[ユーザーセッティングの登 録]を選んでマルチセレクターの 2 を 押します。 G ボタン A U1、U2 に登録できない撮影メニュー項目 次のメニュー項目は U1、U2 に登録できません。 • 静止画撮影メニュー -[静止画撮影メニューのリセット] -[記録フォルダー設定] -[撮像範囲] -[カスタムピクチャーコントロール] -[リモコンモード設定(ML-L3)] -[多重露出] -[インターバルタイマー撮影]
4 設定を登録したいユーザーセッティ ングモードを選ぶ •[U1 に登録]または[U2 に登録]のい ずれかを選んで、2 を押します。 5 ユーザーセッティングを登録する • 1 または 3 で、 [はい]を選んで J ボ タンを押すと、選んだユーザーセッ ティングモードに現在の設定内容が登 録されます。 6 登録したユーザーセッ 撮影モードダイヤル ティングで撮影する • 撮影モードダイヤルを U1 ま たは U2 に合わせると、登録 したユーザーセッティング の内容で撮影できます。 63
登録したユーザーセッティングをリセットする 1 セットアップメニューの[ユーザー セッティングのリセット]を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメ ニューの[ユーザーセッティングのリ セット]を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 リセットしたいユーザーセッティン グモードを選ぶ •[U1 をリセット]または[U2 をリセッ ト]のいずれかを選んで、2 を押し ます。 3 ユーザーセッティングをリセット する • 1 または 3 で、[はい]を選んで J ボ タンを押すと、選んだユーザーセッ ティングモードに登録された設定内容 が、初期設定(撮影モード P)に戻り ます。 64 G ボタン
レリーズモード 1コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、 レリーズモードを変更する レリーズモードダイヤルロックボタンを押 しながら、レリーズモードダイヤルを回すと (0 6)、シャッターをきる(レリーズする) ときの動作を設定できます。 レリーズモード 内容 S 1 コマ撮影 シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。 CL シャッターボタンを全押ししている間、カスタムメニュー d2 低速連続撮影 [低速連続撮影] (0 273)で設定した速度で連続撮影します (0 66)。 シャッターボタンを全押ししている間、0 66 に記載されてい CH 高速連続撮影 る速度で連続撮影します。動きのある被写体などに使用すると 便利です。 1 コマ撮影時より静かに撮影したい場合に適しています。静音撮 影では、シャッターボタンを全押ししている間はミラーダウン しません。シャッターボタンを半押し状態に戻すとミラーダウ Q 静音撮影 ンするため、ミラーダウン音のタイミングを遅らせることがで きます。また、ミラーダウンする音も 1 コマ撮影に比べ静かです。 • 静 音 撮 影 時 に は、カ ス タ
連続撮影速度について 連続撮影速度は、静止画撮影メニュー[撮像範囲] (0 71)の設定と [RAW 記録]の[記録ビットモード](0 76)の設定(RAW を含む画 質モードの場合)によって変わります。次の表は、AF モードが AF-C、 撮影モード S または M、1/250 秒以上の高速シャッタースピード、電源が EN-EL15 で、その他が初期設定のときの値です。 撮像範囲 画質モード JPEG 画 像 ま た は 記 録 ビ ッ ト モードが[12 ビット記録]の DX(24×16) RAW 画像 記録ビットモードが[14 ビッ ト記録]の RAW 画像 JPEG 画 像 ま た は 記 録 ビ ッ ト モードが[12 ビット記録]の 1.3×(18×12) RAW 画像 記録ビットモードが[14 ビッ ト記録]の RAW 画像 CL CH 約 1 ∼ 6 コマ / 秒 約6コマ/秒 約 1 ∼ 5 コマ / 秒 約5コマ/秒 約 1 ∼ 6 コマ / 秒 約7コマ/秒 約 1 ∼ 6 コマ / 秒 約6コマ/秒 ※ ライブビュー撮影時の連続撮影速度は、最高 3.
A ライブビュー撮影時の連続撮影について ライブビュー撮影時に連続撮影をする場合、シャッターボタンを全押ししてい る間、撮影した画像が表示されます。画像が表示されている間は、ライブビュー は表示されません。 A 連続撮影時の記録について • 内蔵フラッシュが発光する場合(0 141)は、連続撮影できません。 • SD カードの性能や撮影条件によっては、数十秒から 1 分間程度 SD カードアク セスランプが点灯します。SD カードアクセスランプの点灯中にカメラから SD カードを取り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメラと • SD カードに不具合が生じるおそれがあります。 SD カードアクセスランプ点灯中に電源を OFF にすると、撮影された全ての画 像が SD カードに記録されてから電源が切れます。 • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済み の画像データが SD カードに記録されて終了します。 A 連続撮影速度について 次の場合など、条件によって連続撮影速度が遅くなることがあります。 • シャッタースピードが低速の場合 • 感度自動制御を[する]に
セルフタイマーを使って撮影する(E) セルフタイマーによる撮影は記念写真など、撮影者自身も一緒に写りた いときなどに便利です。セルフタイマー撮影時は、三脚などを使ってカ メラを固定してください。 1 レリーズモードダイヤル を E(セルフタイマー撮 影)に合わせる • レリーズモードダイヤル ロックボタンを押しなが ら、E に合わせます。 レリーズモード ダイヤル 2 構図を決め、ピントを合わせる • AF モードが AF-S でピントが合ってい ないときなど、カメラのシャッターが きれない状態ではセルフタイマーは作 動しません。 3 セルフタイマー撮影を開 始する • シャッターボタンを全押し すると、セルフタイマーラ ンプが約 8 秒間点滅後、約 2 秒間点灯して合計で約 10 秒後にシャッターがきれます。 • レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタ イマーは解除されます。 68
A セルフタイマー撮影時のフラッシュについて • 内蔵フラッシュを手動で上げる撮影モード(0 143)でフラッシュを使って 撮影したいときは、撮影を開始する前に M(Y)ボタンを押して内蔵フラッ シュを上げ、c(レディーライト)が点灯するまでお待ちください。セルフタ イマーの作動中にフラッシュを上げると、撮影は中止されます。 • 内蔵フラッシュが発光するときは、カスタムメニュー c3[セルフタイマー] の[撮影コマ数](0 272)を 2 コマ以上に設定していても、連続撮影はでき ません。 A ファインダーから顔を離して撮影するときは • ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファインダーから入った光が適 正露出や画像に影響を与えることを防ぐため、付属のアイピースキャップを取 り付けることをおすすめします。 • アイピースキャップは、接眼目当てを取り外し(①)、図のように取り付けま す(②) 。接眼目当てを取り外すときは、カメラをしっかりと支えてください。 接眼目当て アイピースキャップ A 関連ページ • セルフタイマーの作動時間、撮影コマ数、撮影間隔を設定する → A c3[セ ルフタイマー](
ミラーアップ撮影する(MUP) ミラーアップ撮影すると、撮影時にミラーアップの振動によるブレを防 ぐことができます。 • レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、レリーズモード ダイヤルを MUP(ミラーアップ撮影)に合わせます。 レリーズモードダイヤルロックボタン レリーズモードダイヤル • シャッターボタンを半押ししてピントと露出を合わせた後、全押しす るとファインダー撮影時はミラーアップしてファインダーが消灯し、 ライブビュー撮影時は液晶モニターが消灯します。もう一度シャッ ターボタンを全押しすると撮影できます。 D ミラーアップ中のご注意 • ファインダーで構図を確認できません。 • オートフォーカスと測光は使えません。 A ミラーアップ撮影について • ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに押してください。 • 撮影が終了すると、ファインダー撮影時はミラーダウンし、ライブビュー時は 液晶モニターが点灯します。 • 三脚の使用をおすすめします。 • ミラーアップ撮影時には、別売のリモートコード(0 312)を使うと効果的です。 • リモコンを使ってミラーアップ撮影する方法については、
画像の記録 撮像範囲を変更する 撮像範囲を[DX(24×16) ] (DX フォーマット)または[1.3×(18×12)] (対 DX 1.3×クロップ)のいずれかに変更できます。 a DX(24×16) 23.5×15.6 mm の撮像範囲で画像を記録します(DX フォーマット) 。 18.8×12.5 mm で画像を記録します。撮像範囲が[DX (24×16)]の場合と比べ、記録する撮像範囲が狭くな Z 1.3×(18×12) り、レンズを交換しなくても望遠レンズで撮影したとき と同様の効果があります。また、速い連続撮影速度で撮 影できるようになります(0 66) 。 ファインダー表示 DX(24×16)で 1.
❚❚ メニューの[撮像範囲]で設定する場合 1 静止画撮影メニューまたは動画撮影 メニューの[撮像範囲]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押す 2 設定したい撮像範囲を選ぶ • 設定したい撮像範囲を選んで、J ボタ ンを押します。 • 設定に応じた撮像範囲がファインダー 内で確認できます。 A 撮像範囲が[1.3×(18×12)]のときの表示について ファインダー撮影時、ファインダー内で撮像範囲 を表す枠を右図のように表示します。また、ファ インダー右上に s が表示されます。 対 DX 1.
❚❚ Fn ボタンとコマンドダイヤルで設定する場合 ファインダー撮影の場合、Fn ボタンとコマンドダイヤルを組み合わせて 撮像範囲を設定することもできます。 1 カスタムメニュー f2[Fn ボタンの機能]の[コマンドダ イヤル併用時の動作](0 277)を[撮像範囲選択]に設 定する • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、撮像範囲の 選択機能が割り当てられます。 2 Fnボタンを押しながら、メ インコマンドダイヤルまた はサブコマンドダイヤルを 回す Fn ボタン メインコマンド ダイヤル • 設定に応じた撮影範囲がファインダー内で確認できます(0 72)。 • Fn ボタンを押すと、表示パネルやファ インダー内表示、インフォ画面で撮像 範囲の設定を確認できます。 A 撮像範囲を変更したときの画像サイズについて 同じ画像サイズに設定した場合でも、 [撮像範囲]の設定によって、撮影画像の ピクセル数が変化します(0 77) 。 A 関連ページ •「動画の撮像範囲について」(0 163) • • (0 277) Pv ボタンで撮像範囲を切り換える → A f3[プレビューボタンの
画質モードを変更する 画像を記録する際の画質モードを選びます。 画質モード ファイル形式 内容 撮像素子の生データ(RAW 形式)を記録しま RAW NEF す。撮影時に設定したホワイトバランスやコン トラストなどを、撮影後に変更できます。 FINE NORMAL 画質 BASIC 画像データを約 1/4 に圧縮して記録します 高 (サイズ優先時) 。 JPEG 画像データを約 1/16 に圧縮して記録します 低 (サイズ優先時) 。 RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同時に RAW + FINE RAW + NORMAL RAW + BASIC 画像データを約 1/8 に圧縮して記録します (サイズ優先時) 。 記録します。 NEF + JPEG RAW と JPEG(NORMAL)の 2 種類の画像を同 時に記録します。 RAW と JPEG(BASIC)の 2 種類の画像を同時 に記録します。 ❚❚ 画質モードの設定方法 X(T)ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを 回す • 画質モードは、インフォ画面に表示されます。 X(T) ボ
A RAW 画像について 画像編集メニューの[RAW 現像] (0 287、294)、または Capture NX-D など のソフトウェアを使うと、RAW 画像を現像できます。 A プラス RAW 記録について カスタムメニュー f2[Fn ボタンの機能] (0 277)の[押し時の動作]で[プ ラス RAW 記録]を選ぶと、画質モードが JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、 JPEG(BASIC)の場合に、Fn ボタンを押してプラス RAW 記録を有効にできます。 シャッターボタンを全押しすると、JPEG 画像と同時に RAW 画像も記録されま す。撮影後シャッターボタンから指を放すか、もう一度 Fn ボタンを押すとプラ ス RAW 記録を解除します。 A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • 画質モード[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC]で撮影し たとき、カメラでは JPEG 画像のみを再生します。SD カードを 1 枚使用している 場合、JPEG 画像と同時記録された RAW 画像はパソコンでのみ再生できます。 •
❚❚ JPEG 画像の圧縮方式を選ぶ 静止画撮影メニュー[JPEG 圧縮]を選んで、画質モードが JPEG(FINE) 、 JPEG(NORMAL)、JPEG(BASIC)の画像を記録するときの圧縮方式 を設定します。 O サイズ優先 P 画質優先 ファイルサイズがほぼ一定になるように圧縮します。 画質の劣化を抑えて圧縮します。画像によってファイルサイズ は異なります。 ❚❚ RAW 画像の圧縮方式を選ぶ 静止画撮影メニュー[RAW 記録]で[記録方式]を選んで、RAW 画像 の記録時の圧縮方式を設定します。 N ロスレス 圧縮 RAW O 圧縮 RAW 可逆圧縮します(データを完全に復元できます)。非圧縮時 のファイルサイズに対して、約 60 ∼ 80% に圧縮して記録し ます。 非可逆圧縮します(データは完全には復元できません)。非 圧縮時のファイルサイズに対して、約 45 ∼ 65%に圧縮して 記録します。 ❚❚ RAW 画像の記録ビット数を選ぶ 静止画撮影メニュー[RAW 記録]で[記録ビットモード]を選んで、 RAW 画像の記録ビット数を設定します。 q 12 ビット記録
画像サイズを設定する 画像を記録する際の画像サイズ(大きさ)を、[サイズ L]、[サイズ M]、 [サイズ S]から設定できます。画像サイズは撮像範囲との組み合わせで変 わります(0 71)。 撮像範囲 画像サイズ プリント時の大きさ (出力解像度 300dpi の場合)※ L (6000×4000ピクセル) M (4496×3000ピクセル) S (2992×2000ピクセル) L (4800×3200ピクセル) 1.3×(18×12) M (3600×2400ピクセル) S (2400×1600ピクセル) 約 50.8× 33.9 cm DX(24×16) 約 38.1× 25.4 cm 約 25.3× 16.9 cm 約 40.6× 27.1 cm 約 30.5× 20.3 cm 約 20.3× 13.5 cm ※ ピクセル数÷出力解像度(dpi)×2.
2枚の SD カードに記録する (スロット 2 の機能) G ボタンを押して、静止画撮影メニュー[スロット 2 の機能]を選ぶ と、2 つある SD カードスロットの両方を使って画像を記録するときのス ロット 2 の機能を設定できます。 P 順次記録 Q バックアップ記録 スロット 1 から優先的に記録し、空き容量がなくなっ たら、記録先をスロット 2 に変更します。 バックアップ用として同じ画像をスロット 1、スロッ ト 2 に記録します。 、[RAW+ •[画質モード]が[RAW+FINE] NORMAL]、または[RAW+BASIC]の場合、ス R RAW+JPEG 分割 記録 ロット 1 に RAW 画像、スロット 2 に JPEG 画像を記録 します。 • その他の画質モードの場合は、同じ画像をスロット 1 とスロット 2 の両方に記録します。 A[バックアップ記録]と[RAW+JPEG 分割記録]について • 表示パネルとファインダー内表示の記録可能コマ数には、記録可能コマ数が少 ないスロットのコマ数を表示します。 • どちらか一方のスロットの空き容量がなくなると、シャッターが
フォーカス オートフォーカスで撮影する フォーカスモードセレクターを フォーカスモードセレクター AF に合わせると、オートフォーカ スになります。ここでは、オート フォーカスでのピントの合わせ 方について説明しています。 AF モードを設定する ❚❚ ファインダー撮影時に設定する場合 AF-A AF サーボモード 自動切り換え AF-S シングル AF サーボ 被写体が静止しているときは AF-S、動いているとき は AF-C に自動的に切り替わります。 静止している被写体の撮影に適しています。シャッ ターボタンを半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。 • 初 期 設 定 はピ ン ト が 合う と シ ャ ッタ ー が き れ る フォーカス優先モードです。 ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯し てもフォーカスロックはされず、シャッターをきるま でピントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動 AF-C きのある被写体の撮影に適しています。シャッターボ コンティニュアス タンの半押しを続けると、被写体が動いている場合に AF サーボ は予測駆動フォーカス
❚❚ ライブビュー時に設定する場合 静止している被写体の撮影に適しています。シャッ AF-S シングル AF サーボ ターボタンを半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。 動いている被写体の撮影に適しています。シャッター AF-F 常時 AF サーボ ボタンを半押しするまで、カメラは被写体の動きに合 わせてピントを合わせ続けます。半押しすると、ピン トが合った時点でフォーカスがロックされます。 ❚❚ AF モードの変更方法 AF モ ード ボ タ ン を 押し な が ら、メインコマンドダイヤルを 回す AF モードボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル ファインダー内表示 80 液晶モニター
A 予測駆動フォーカスについて(ファインダー撮影時) AF モードが AF-C のときや、AF-A に設定していて自動的に AF-C に切り替わっ たときは、シャッターボタンの半押し時に被写体が近づいてきたり遠ざかって いくのをカメラが認識すると、自動的に予測駆動フォーカスに切り替わります。 予測駆動フォーカスが作動すると、シャッターがきれる時点での到達位置を予 測しながらピントを合わせ続けます。 A 関連ページ • • (0 270) AF-Cをフォーカス優先モードにする → A a1[AF-Cモード時の優先] (0 270) AF-S をレリーズ優先モードにする → A a2[AF-S モード時の優先] • サブコマンドダイヤルで AF モードを切り換えられるようにする → A f5[コ マンドダイヤルの設定]の[メインとサブの入れ換え] (0 278) 81
AF エリアモードを変更する ❚❚ ファインダー撮影時に設定する場合 シングルポイント AF フォーカスポイントを自分で選べます(0 85) 。選んだフォー カスポイントだけを使ってピント合わせをします。静止して いる被写体の撮影に適しています。 AF モードの AF-A または AF-C(0 79)との組み合わせで、撮 ダイナミック AF・9 点 影者が選んだ 1 つのフォーカスポイントから被写体が一時的 に外れても、周辺のフォーカスポイントからのピント情報を 利用してピントを合わせます。 • ダイナミック AF・9 点:構図を決めて撮影するときや、被 ダイナミック AF・21 点 写体の動く方向が予測でき、フォーカスポイントで被写体 をとらえやすい撮影に適しています(例:陸上競技やモー タースポーツ) 。 • ダイナミック AF・21 点:動きがランダムで予測しにくい被 ダイナミック AF・51 点 写体の撮影に適しています(例:フィールドスポーツ) 。 • ダイナミック AF・51 点:被写体の動きが速く、選んだフォー カスポイントで被写体をとらえにくい場合の撮影に適して います(例
カメラが自動的に全てのフォー カスポイントから被写体を判別 してピントを合わせます。人物 と背景を自動的に判別して、主 要被写体にピントが合う精度が オートエリア AF 高くなります。 • AF モードが AF-S のときは、ピ ントが合ったフォーカスポイント全てを約 1 秒間表示しま す。AF-C または AF-A に設定していて自動的に AF-C に切り 替わったときは、ピントが合った複数のフォーカスポイン トを一瞬表示してから、主に使用するフォーカスポイント 1 点を表示します。 A 3D-トラッキングについて 3D-トラッキングでは、半押ししていったんピントが合った時点で、選んだ フォーカスポイント周辺の色を記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色 と似ていたり、半押し開始時の被写体が小さいと、うまく動作しない場合があ ります。 A 関連ページ • ファインダー撮影時にフォーカスポイントの照明方法を変更する → [フォーカスポイント表示]の[フォーカスポイント照明] (0 270) A a5 • ファインダー撮影時にフォーカスポイントの選択を循環方式にする → A a6 [フォーカス
❚❚ ライブビュー時に設定する場合 記念写真など、人物の顔にピン トを合わせたい場合に適してい ます。カメラが人物の顔を自動 的に認識し、フォーカスポイン ! 顔認識 AF トが黄色の二重枠に変わりま す。複数の顔を認識した場合は、 カメラが最も近いと判断した人 物の顔を二重枠で表示します。このとき、マルチセレクターで 二重枠を移動して他の顔を選ぶこともできます。途中で顔が後 ろを向くなどしてカメラが顔を認識できなくなると、枠が消え ます。 風景などを手持ちで撮影する場 合に適しています。 $ ワイド エリア AF 画面の任意の位置にピンポイン % ノーマル エリア AF トでピントを合わせたい場合に 適しています。三脚の使用をお すすめします。 指定した被写体に追尾させて フォーカスポイントを動かした い場合に適しています。マルチ & セレクターでフォーカスポイン ターゲット トを被写体に重ねて J ボタンを 追尾 AF 押すと、被写体の追尾を開始し、 被写体の動きに合わせてフォー カスポイントが移動します。もう一度 J ボタンを押すと、追 尾を終了します。 84
A フォーカスポイントを自分で選びたいときは フォーカスポイントは、マルチセレ クターで任意の位置に移動できま す。フォーカスポイントを移動させ たくない場合は、フォーカスポイン トロックレバーを L の位置に回すと ロック(固定)できます。 フォーカスポイントロックレバー D フォーカスポイントを選べない AF エリアモードについて ファインダー撮影時に AF エリアモードがオートエリア AF の場合、フォーカスポ イントをカメラが自動的に決めるため、自分ではフォーカスポイントを選べま せん。ライブビュー時に AF エリアモードを顔認識 AF に設定し、カメラが人物の 顔を自動的に認識した場合も、自分ではフォーカスポイントを選べません。 A フォーカスポイントの位置について マルチセレクターでフォーカスポイントを任意の位置に移動した後に J ボタン を押すと、中央部に戻ります。AF エリアモードがターゲット追尾 AF の場合は、 J ボタンを押すと被写体の追尾を開始します(0 84)。 D ターゲット追尾 AF についてのご注意 次のような場合は、追尾動作が正常に行われないことがありますので、ご注意
❚❚ AF エリアモードの変更方法 AFモードボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す AF モードボタン サブコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル ファインダー内表示 液晶モニター A AF エリアモードの表示について(ファインダー撮影時) 表示パネルおよびファインダー内表示の各 AF エリアモードの表示は次のように なります。 AF エリアモード 表示パネル ファインダー内表示 シングルポイント AF ダイナミック AF・9 点 ※ ダイナミック AF・21 点 ※ ダイナミック AF・51 点 ※ 3D-トラッキング オートエリア AF ※ 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 ピント情報として利用する周辺のフォーカスポイントの数を選択できます。 86
D オートフォーカスについてのご注意(ライブビュー時) • ライブビュー時のオートフォーカスは、ファインダー撮影時と比べてピント合 わせに時間がかかります。また、次の被写体はピントが合わない場合がありま すので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な線の被写体 - 明暗差の少ない被写体 - フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 - イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見 える場合 - クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合 - フォーカスポイントに対して被写体が小さい場合 - 連続した繰り返しパターンの被写体(ビルの窓やブラインドなど) - 動く被写体 • オートフォーカス作動中は、画面の明るさが変わることがあります。 • フォーカスポイントが緑色に点滅しているとき(オートフォーカス作動中)は、 シャッターはきれません。ただし、赤色に点滅しているとき(ピントがあって いないとカメラが判断したとき)でもシャッターはきれます。 • ピントが合わなくてもピント表示(緑枠)が
フォーカスロックしてピントを固定する ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入らな いときや、オートフォーカスが苦手な被写体(0 91)を撮影するとき には、次の手順でピントを固定(フォーカスロック)して撮影してくだ さい。フォーカスロックを行う前に、AF エリアモード(0 82)をオー トエリア AF 以外に設定することをおすすめします。 1 ピントを合わせたい被写体にフォーカスポイン トを重ね、シャッターボタンを半押しする • ファインダー撮影時は、ピントが合う とファインダー内のピント表示(I) が点灯します。 • ライブビュー時は、ピントが合うと フォーカスポイントが緑色で点灯し ます。 88
2 ピントを固定する ファインダー撮影時に AF モード シャッターボタン (0 79)が AF-Aまたは AF-Cのとき シャッターボタンを半押ししたまま (q)、AAE/AF ロックボタンを押すと (w)、ピントが固定されます。 AAE/AF ロックボタンを押している間 は、シャッターボタンから指を放して も、ピントが固定されます(この状態を フォーカスロックといいます)。 AAE/AF ロックボタン ファインダー撮影で AF モードが AF-S のとき、またはライブビュー時 シャッターボタンを半押ししている間は、ピントが固定されます。 AAE/AF ロックボタンを押してピントを固定することもできます。 3 フォーカスロックを行ったままで構図を変え、 シャッターボタンを全押しして撮影する • 被写体との距離は変えないでください。フォーカス ロック後に被写体との距離が変化した場合は、いっ たんフォーカスロックを解除し、ピントを合わせ直してください。 ファインダー撮影時 ライブビュー時 89
A ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは • シャッターボタンの半押しでフォーカスロックした場合は、シャッターをきっ た後、シャッターボタンを半押しの状態に戻し、そのままもう一度シャッター ボタンを全押ししてください。 • AAE/AF ロックボタンを押してフォーカスロックを行った場合は、AAE/AF ロックボタンを押したままもう一度シャッターボタンを全押ししてください。 A AAE/AF ロックボタンについて 手順 2 で AAE/AF ロックボタンを押すと、ボタンを押している間、ピントと同時 に露出も固定されます。 A 関連ページ AAE/AF ロックボタンを押したときの機能を変更する → A f4[AE/AF ロック ボタンの機能](0 277) 90
A オートフォーカスの苦手な被写体について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができず、シャッ ターがきれないことや、ピントが合わなくてもピント表示(I)が点灯し、シャッ ターがきれることがあります。このような場合は、マニュアルフォーカス (0 92)でピントを合わせるか、フォーカスロック(0 88)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきりしない場合 (白壁や背景と同色の服を着ている人物など) フォーカスポイント内に遠くのものと近くのものが混 在する被写体 (オリの中の動物など) 連続した繰り返しパターンの被写体 (ビルの窓やブラインドなど) 被写体の明暗差が極端に異なる場合 (太陽を背景にした日陰の人物など) 背景に対して被写体が小さい場合 (遠くの建物を背景に近くの人物を撮影する場合など) 絵柄が細かい場合 (一面の花畑など) 91
マニュアルフォーカスで撮影する 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わせ るときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの設定 は次の通りです。 • AF レンズを使用している場合: フォーカスモードセレクター カメラのフォーカスモードセレ クターを M にしてください。レ ンズにフォーカスモード切り換 えスイッチがある場合は、レン ズ側のフォーカスモードも M に してください。AF-S レンズを使 用している場合は、レンズのフォーカスモード切り換えスイッチを M に してください。カメラのフォーカスモードセレクターを切り換える必要 はありません。 • マニュアルフォーカスレンズを使用する場合:マニュアルフォーカス レンズを使用すると、常にマニュアルフォーカスで撮影できます。 ピントは、レンズのフォーカスリングを回 して、メインの被写体がはっきり見えるよ うに合わせます。 D AF-S レンズ以外の AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合の ご注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモー ドセレクターを M にしてください。フ
❚❚ ファインダー撮影時のフォーカスエイドによる ピント合わせ マニュアルフォーカスで撮影するときは、ファインダー内のピント表示 (I)でピントが合っているかどうかを確認できます。ピントが合って いるかどうかの基準となるフォーカスポイントは 51 カ所から選べます。 • ピントが合うとピント表示(I)が表示さ れます。 • オートフォーカスの苦手な被写体(0 91) では、ピントが合っていなくてもピント表 示(I)が点灯することがありますので、 ファインダースクリーンの像でピントが 合っていることを確認してください。 • 別売の AF-S/AF-I テレコンバーターを装着した場合のフォーカスエイ ドが可能なフォーカスポイントについては、「AF-S/AF-I テレコンバー ターについて」(0 299)をご覧ください。 A 距離基準マークについて 距離基準マーク E は撮影距離の基準となる マークで、カメラ内の撮像面の位置を示しま す。マニュアルフォーカスや接写などでカメ ラから被写体までの距離を実測する場合、こ 46.
ISO 感度 ISO感度を設定する 撮影時の周辺の明るさに応じて、光に対する感度(ISO 感度)を変更で きます。一般的に、ISO 感度を高くするほど、より高速のシャッタース ピードで撮影できます(同じ被写体を同じ絞り値で撮影する場合) 。ISO 感度は ISO 100 ∼ 25600、Hi-BW1(ISO 51200 相当)、Hi-BW2(ISO 102400 相当)から設定できます(Hi-BW1 または Hi-BW2 では静止画撮 影メニューの[ピクチャーコントロール] (0 126)が[T モノクロー ム]に固定されます)。 設定できる ISO 感度は、撮影モードによって異なります。 撮影モード P、S、A、M 設定できる ISO 感度 100 ∼ 25600、Hi-BW1、Hi-BW2 %(ナイトビジョン) オート その他の撮影モード オート、100 ∼ 25600 •[オート]ではカメラが自動的に ISO 感度を決めます。 94
❚❚ ISO 感度の設定方法 W(S)ボタンを押しなが ら、メインコマンドダイヤルを 回す W(S)ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル ファインダー内表示 インフォ画面 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターで ISO 感度を確認できます。 A[ISO 感度]について ISO 感度は、静止画撮影メニュー(0 266)の[ISO 感度設定]でも設定できます。 95
❚❚ Hi-BW1 または Hi-BW2 に設定する方法 [Hi-BW1]または[Hi-BW2]は、撮影モー ドが P、S、A、M の場合に、静止画撮影メニュー [ISO 感度設定]の[ISO 感度]で設定できます。 A Hi-BW1 または Hi-BW2 について • 静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の[ISO/Hi 感度コマンドダイヤル変更] で[する]を選ぶと、W(S)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤ ルを回したときも[Hi-BW1]または[Hi-BW2]を設定できるようになります。 • ISO 感度を[Hi-BW1]または[Hi-BW2]に設定してから、[ISO/Hi 感度コ マンドダイヤル変更]で[しない]を選ぶと、メインコマンドダイヤルでは ISO 感度を変更できなくなります。静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の [ISO 感度]で ISO 感度を設定してください。 D Hi-BW1 または Hi-BW2 の制限について • RAW 画像では記録できません。[画質モード]を[RAW + FINE]、[RAW + NORMAL]、[RAW + BASIC]にして撮影した画像
感度自動制御機能を使う 撮影モード P、S、A、M のみ 感度自動制御機能は、設定した ISO 感度で適正露出が得られない場合に、 カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 1 静止画撮影メニュー[ISO感度設 定]の[感度自動制御]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押す 2[する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを押すと、 カメラが自動的に ISO 感度を変更する ようになります。フラッシュ撮影時も、 フラッシュの光量が適正となるように 感度自動制御が機能します。 •[しない]を選ぶと、[ISO 感度]で設定した ISO 感度に固定され ます。 97
3 感度の制御方法を設定する • カメラが感度を自動的に制御する方法 を選びます。 制御上限 感度自動制御するときに ISO 感度が高くなりすぎないように、 感度 上限感度(200 ∼ 25600)を設定できます。 撮影モードPまたはAで感度自動制御が働き始めるシャッタース [オート]に ピード(1/4000 ∼ 30 秒)を設定できます。また、 設定すると、レンズの焦点距離に応じてシャッタースピードの 低速限界をカメラが自動で設定します(CPU レンズ装着時の み)。たとえば、望遠レンズ使用時は手ブレが発生しやすくな るため、低速限界が自動的に高速側に設定され、ブレを軽減で 低速限界 きます。 設定 •[オート]を選んで 2 を押すと、補正値の設定画面が表示さ れます。低速限界をカメラが自動で設定するときに、より高 速側または低速側になるように調整できます。 • ISO 感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても露出不足に なる場合は、適正露出を得るために、低速限界設定よりもさ らにシャッタースピードが低速になります。 • J ボタンを押して設定します。 [感度自動制御]を[する]にすると、表示 パネル
A 感度自動制御の設定について W(S)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、[感度自動制 御]を ISO AUTO[する]または ISO[しない]に設定できます(0 97) 。 A 感度自動制御についてのご注意 •[制御上限感度]で設定した ISO 感度よりも[ISO 感度] (0 94)で設定した ISO 感度が高い場合、[ISO 感度]で設定した ISO 感度を制御上限感度として撮 影します。 • フラッシュ撮影時のシャッタースピードはカスタムメニュー e1[フラッシュ 撮 影 同 調 速 度](0 275)と e2[フ ラ ッ シ ュ 時 シ ャ ッ タ ー ス ピ ー ド 制 限] (0 276)で設定した範囲内に制限されます。 [低速限界設定]のシャッター スピードをこの範囲外に設定した場合は、シャッタースピードの下限は e2[フ ラッシュ時シャッタースピード制限]で設定したシャッタースピードに制限さ れます。 • レンズ情報を登録していない非 CPU レンズ使用時は、低速限界設定を[オー ト]に設定できますが、低速限界が 1/30 秒に固定されます。 • 内蔵フラッシュ撮影時または
測光・露出 測光モードを設定する 撮影モード P、S、A、M のみ 適正な露出を得るためにカメラが被写体の明るさを測る方法(測光モー ド)を設定します。 • P、S、A、M 以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シーンに適した 測光モードが自動的に選ばれます。 a マルチ パターン 測光 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域を 測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図などさまざ まな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画像が得られます。 画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被写体 を大きく配置して撮影する場合などに適しています。 • 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部重点 Z 中央部重点 測光をおすすめします。 測光 • ファインダー撮影時、測光範囲はカスタムメニュー b4[中央部重点 測光範囲](0 272)で変更できますが、非 CPU レンズ使用時は φ8mm相当になります。 ファインダー撮影時、フォーカスポイントに重なるφ3.5 mm 相当 (全画面の約 2.
❚❚ 測光モードの設定方法 Z(Q)ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回す Z(Q)ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターで測光モードを確認できます。 A マルチパターン測光とレンズの組み合わせについて 測光モードがマルチパターン測光のときの測光方式は、レンズの種類によって 変わります。 • CPU レンズ -「3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G、E または D タイプの CPU レンズ使用 時の測光方式です。距離情報を利用して測光します。 -「RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G、E または D タイプ以外の CPU レンズ使用 時の測光方式です。距離情報は利用しません。 • 非 CPU レンズ - セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](0 218)でレンズ情報を 設定すると、「RGB マルチパターン測光」という測光方式になります。レン ズ情報を設定しない場合は、中央部重点測光になります。 A 関連ページ • 中央部重点測光の測光範囲を変更する → A (0 272)
AE ロックして露出を固定する AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、その まま構図を変えて撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその周囲 とで、極端に明るさが異なる場合などに効果的です。 1 測光モードで中央部重点測光またはスポット測光を選ぶ (0 100) 2 露出を合わせたい部分にフォーカス シャッターボタン ポイントを重ねてシャッターボタン を半押ししたまま、AAE/AF ロッ クボタンを押して、露出を固定する • AAE/AF ロックボタンを押している間 は、測光モードに応じた部分の露出で 固定(ロック)され、構図を変えても 露出は変わりません。 AAE/AF ロックボタン • ファインダー内表示または液晶モニ ターに AE-L マークが点灯します。 • フォーカスモードセレクターが AF の場 合、フォーカスロックも同時に行われ ます。ファインダー撮影時にはピント 表示(I)の点灯も確認してください。 102
3 AAE/AFロックボタンを 押したまま、構図を決め て撮影する A 測光エリアについて スポット測光で、測光エリアとフォーカスポイントが連動する場合(0 100) は、選択中のフォーカスポイントの露出が記憶されます。 A AE ロック中のカメラ操作について AAE/AF ロックボタンを押している間も以下の操作ができます。 • 撮影モード 操作 P S A プログラムシフト(0 51) シャッタースピードの変更 絞り値の変更 AE ロック中は、測光モードは変更できません。 A 関連ページ • シャッターボタンの半押しでAEロックできるようにする → ロック] (0 272) • AAE/AFロックボタンに別の機能を割り当てる → A c1[半押しAE A f4[AE/AFロックボタン の機能] (0 277) 103
露出補正して画像の明るさを調整する 撮影モード P、S、A、M、SCENE、% のみ 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることで す。画像全体を明るくしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補 正を行うときは、測光モード(0 100)を中央部重点測光またはスポッ ト測光にすると効果的です。 − 1 段補正 露出補正なし + 1 段補正 ❚❚ 露出補正の設定方法 E ボタンを押しながら、メインコマンド E ボタン ダイヤルを回す • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くし たいときは−側に補正します。 メインコマンドダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターで露出補正値を確認できます。 104
• 露出補正は、1/3 段ステップで±5 段の範囲で設定できます。ただし、ラ イブビューの場合、露出を確認できるのは±3 段の範囲に限られます。 • M 以外の撮影モードでは、表示パネルとファ インダー内表示に露出補正インジケーター が表示され、[0]が点滅します。 • E ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で設定した補正 値を確認できます。 補正なし − 0.3 段(− 1/3 段)補正 + 2 段補正 A 撮影モード M での露出補正について 撮影モードが M のときは、インジケーター表示が変わるだけで、設定したシャッ タースピードと絞り値は変わりません。 A 露出補正の解除について 撮影モード P、S、A、M で露出補正を行った場合、露出補正を解除するには補正 値を 0.
ホワイトバランス ホワイトバランスを変更する 撮影モード P、S、A、M のみ 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすることを 「ホワイトバランスを合わせる」といいます。初期設定の v(オート) でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い通りの色にな らないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを変更してくだ さい。 • P、S、A、M 以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シーンに適した ホワイトバランスが自動的に選ばれます。 ホワイトバランス v 設定される 色温度 オート AUTO1 標準 AUTO2 約 3500 ∼ 8000K※ 電球色を残す J I 電球 約 3000K※ 混合光 約 2700K※ 電球色蛍光灯 約 3000K※ 温白色蛍光灯 約 3700K※ 白色蛍光灯 約 4200K※ 昼白色蛍光灯 約 5000K※ 昼光色蛍光灯 約 6500K※ 高色温度の 水銀灯 約 7200K※ ※ 微調整が 0 の場合の値です。 106 H N G M K ― 蛍光灯 ナトリウム灯 ホワイトバランス 晴天
❚❚ ホワイトバランスの設定方法 L(U)ボタンを押しなが ら、メインコマンドダイヤルを 回す L(U) ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 インフォ画面 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターでホワイトバランスを確認できます。 A[ホワイトバランス]について ホワイトバランスは静止画撮影メニュー(0 264)または動画撮影メニュー (0 268)でも設定できます。動画撮影メニューでは[ホワイトバランス]を [静止画の設定と同じ]に設定できます。 A v(オート)について v(オ ー ト)の 場合 は、静止 画撮 影 メニ ュー また は 動画 撮影 メニ ュ ーで [AUTO1 標準]と[AUTO2 電球色を残す]から選べます。 [AUTO2 電球色を 残す]を選ぶと、電球色の光源下で撮影した際に暖かみのある画像の仕上がり になります。 A I(蛍光灯)について I(蛍光灯)の場合は、静止画撮影メニューまたは動画撮影メニューで蛍光灯 の種類を選べます。 107
D スタジオ用大型ストロボを使用する場合 スタジオ用大型ストロボを使用する場合は、v(オート)に設定していても 適正なホワイトバランスが得られないことがあります。その場合は、N(フラッ シュ)モードにして微調整を行うか、プリセットマニュアルをお使いください。 A 色温度について 光の色には、赤みを帯びたものや青みを帯びたものがあり、人間の主観で光の 色を表すと、見る人によって微妙に異なります。そこで、光の色を絶対温度(K: ケルビン)という客観的な数字で表したのが色温度です。色温度が低くなるほど 赤みを帯びた光色になり、色温度が高くなるほど青みを帯びた光色になります。 赤みが強くなる 青みが強くなる q I ナトリウム灯混合光(約 2700K) y H 晴天(約 5200K) w 108 J 電球(約 3000K) I 電球色蛍光灯(約 3000K) u N フラッシュ(約 5400K) i G 曇天(約 6000K) e I 温白色蛍光灯(約 3700K) o I 昼光色蛍光灯(約 6500K) r I 白色蛍光灯(約 4200K) !0 I 高色温度の水銀灯(約 7200K) t I
ホワイトバランスを微調整する 撮影モード P、S、A、M のみ ホワイトバランスは、さらに微調整できます( [色温度設定]以外)。 ❚❚ メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 1 静止画撮影メニューまたは動画撮影 メニューの[ホワイトバランス] で、設定したいホワイトバランスを 選び、微調整画面が表示されるまで 2 を押す •[プリセットマニュアル]での微調整画 面の表示方法については、 「プリセットマニュアルデータの微調 整について」 (0 125)をご覧ください。 2 微調整値を設定する • マルチセレクターを操作すると、座標 、G 上の A(アンバー)、B(ブルー) (グリーン)、M(マゼンタ)の 4 方向 で、設定段数を各方向 6 段階まで微調 整できます。 • A(アンバー)、B(ブルー)方向は、 座標 設定段数 色温度の高さを 0.5 段階単位で微調整で きます。1 段階は約 5 ミレッドに相当します。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向は、色補正用(CC)フィル ターと同じような微調整を 0.25 段階単位で行えます。1 段階は濃 度約 0.
A ホワイトバランスの微調整画面について • ホワイトバランスを微調整すると、インフォ画面のホワイトバランスモード (0 183)の横にアスタリスク(E)が表示されます。ライブビュー時は、液晶 モニターのホワイトバランスモードの横にアスタリスク(E)が表示されます。 • ホワイトバランスの微調整画面で表示されている色は、色温度方向の目安の色 を表しています。微調整画面で設定しても、設定したそのままの色の画像には ならない場合があります。たとえば、ホワイトバランスを J(電球)に設定 して B(ブルー)方向に微調整しても、青色が強い画像にはなりません。 A ミレッド(MIRED)について 色温度の逆数を百万(106)倍したものです。色温度は、同じ色温度差でも、色 温度の低い場合では色の変化が大きく、色温度の高い場合では、色の変化が小 さくなります。たとえば同じ 1000 ケルビンの違いでも 6000 ケルビン付近での変 化は比較的小さく、3000 ケルビン付近では 1000 ケルビンの違いで光色が大きく 変わります。ミレッドは、その変化幅をほぼ同じに表現する尺度であり、色温 度変換フィルターの単位としても利用
❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤル で設定する場合(アンバーおよびブルー方向のみ) L(U)ボタンを押しなが ら、サブコマンドダイヤルを 回す L(U) ボタン サブコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル インフォ画面 • L(U)ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A (アン バー)か ら (0 109)。 B(ブ ルー)へ の横 軸の 方向 のみ 設定 でき ます • サブコマンドダイヤルを左に回すと A(アンバー)方向に、右に回す と B(ブルー)方向に色温度の高さを 0.
色温度設定で色温度を指定する 撮影モード P、S、A、M のみ ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバランス の色温度を直接数値で指定できます。 ❚❚ メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 A(アンバー)、B(ブルー)方向と G(グリーン)、M(マゼンタ)方向 の両方の色温度を設定できます。 1 静止画撮影メニューまたは動画撮影 メニューの[ホワイトバランス] で、[色温度設定]を選んでマルチ セレクターの 2 を押す 2 A(アンバー)、B(ブルー)方向の 色温度を設定する • 4 または 2 を押して色温度を 1 桁ずつ 選び、1 または 3 を押して数値を設 定します。 A(アンバー)、B(ブ ルー)方向の色温度 3 G(グリーン)、M(マゼンタ)方 向の色温度を設定する • 4 または 2 を押して、G(グリーン)、 M(マゼンタ)方向の色温度にカーソル を移動し、1 または 3 を押して数値を 設定します。 112 G(グリーン)、M(マゼン タ)方向の色温度
4 色温度を決定する • J ボタンを押して色温度を決定すると、メニューに戻ります。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向の色温度を 0 以外に設定する と、インフォ画面のホワイトバランスモード(0 183)の横にア スタリスク(E)が表示されます。ライブビュー時は、液晶モニ ターのホワイトバランスモードの横にアスタリスク(E)が表示 されます。 113
❚❚ ボタン操作で色温度を設定する場合 (アンバーおよびブルー方向のみ) ホワイトバランスが K(色温 度設定)のときに L(U) ボタンを押しながら、サブコマ ンドダイヤルを回す、またはマ ルチセレクターの 1342 を 押す L(U) • L(U)ボタンを押しながら ボタン サブコマンドダイヤルを回すと、 サブコマンド ダイヤル 色温度が切り替わります(ミレッ 。 ド単位、0 110) • L(U)ボタンを押しながら マルチセレクターの 4 または 2 を押すと、色温度を 1 桁ずつ選べま す。1 または 3 を押すと選んだ桁の数値を設定できます。 • A(アンバー)、B(ブルー)方向の色温度のみ設定できます。 • 変更した設定を確認します。 表示パネル インフォ画面 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターで色温度を確認できます。 D 色温度設定についてのご注意 • 光源が蛍光灯やフラッシュのときは、色温度設定を使わず、それぞれ I(蛍 光灯) 、c(フラッシュ)に設定してください。 • ホワイトバランスの色温度を指定したときは、試し撮りをして、設定した色温 度が撮影状況
プリセットマニュアルで基準となる 白を設定する 撮影モード P、S、A、M のみ プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイトバラン スデータまたは撮影済みの画像のプリセットマニュアルデータをカメ ラに保存し、ホワイトバランスを設定します。カクテル照明(自然光と 人工照明とが混ざった室内撮影)や特殊照明下で、前記の v(オー ト)や J(電球)などの各設定や、色温度設定では望ましいホワイト バランスが得られない場合に便利です。 最大 6 種類のプリセットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-6)をカメラに保存 できます。プリセットマニュアルデータを保存するには、次の方法があ ります。 撮影する照明下で白またはグレーの被写体を基 準にして撮影を行い、撮影データから取得して プリセットマニュアルデータを 保存します(0 116) 。ライブビュー時には、液 カメラで新規取得して保存する 晶モニターに表示中の被写体の一部分を選んで プリセットマニュアルデータを取得できます (スポットホワイトバランス、0 120) 。 撮影済みの画像のホワイト バランスデータをコピーして 保存する SD カードにある画像の
ファインダー撮影時にプリセットマニュアル データを新規取得する プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイト バランスをセットする照明下で、無彩色(白またはグレー)の被写体 を用意しておいてください。スタジオ用大型ストロボにてホワイトバ ランスをセットする場合は、被写体をグレー(ホワイトバランス取得 用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 無彩色(白またはグレー)の被写体を基準にプリセットマニュアル データを取得するときは、カメラが露出を通常よりも 1 段オーバーに なるように自動的に調整します。撮影モードが M の場合は、露出イン ジケーターを確認して、適正露出になるように設定してください (0 56)。 1 L(U)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤル を回して、インフォ画面のホワイトバランス表示を L に 合わせる L(U) ボタン 116 メインコマンド ダイヤル インフォ画面
2 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ • L(U)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、 これから取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を d-1 ∼ d-6 の中から選びます。 L(U) ボタン サブコマンド インフォ画面 ダイヤル 3 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん L(U)ボタンから指を 放し、再度 L(U)ボタンを押し 続けると、プリセットマニュアル取 得モードになり、表示パネルとファ インダー内表示に D がそれぞれ数 秒間点滅します。 表示パネル ファインダー内表示 117
4 D の点滅中に白またはグレーの被写体を撮影する • 撮影時に使う照明の下で、用意した無彩色(白また はグレー)の被写体をファインダーいっぱいにとら えてシャッターボタンを全押しすると、プリセット マニュアルデータが取得され、手順 2 で選んだ保存 場所に保存されます。 • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアル データが正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、SD カードに画像は記録されません。 5 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたことを確 認する • プリセットマニュアルデータが取得 されると、表示パネルに C が、 ファインダー内表示に a が、それぞ れ点滅します。シャッターボタンを 半押しすると、すぐに撮影できます。 表示パネル ファインダー内表示 • 被写体が極端に低輝度または高輝度 の場合、カメラがプリセットマニュ アルデータを取得できないことがあ ります。この場合、表示パネルと ファインダー内表示に b a が、そ れぞれ点滅します。このとき、 シャッターボタンを半押しするとプ リセットマニュアル取得モード(手 順 4)に戻ります。 11
D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について(ファインダー 撮影時) プリセットマニュアル取得モードは、何も操作しないままカスタムメニュー c2 [半押しタイマー](0 272)で設定した時間が過ぎると解除されます。 D プリセットマニュアルデータ取得時の制限について(ファインダー撮 影時) 次の場合は、プリセットマニュアルデータを取得できません: • HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時(0 137) • 多重露出撮影時(0 208) • ライブビューセレクターが 1 の場合にカスタムメニュー g4[シャッターボタ ンの機能]が[動画撮影]のとき(0 280) A ホワイトバランスのプロテクト設定について プロテクト設定(0 125)されたプリセットマニュアルデータが選ばれている 場合、プリセットマニュアルデータは新規取得できません(表示パネル、ファ インダー内表示およびインフォ画面で 3/Prt が点滅します) 。 A プリセットマニュアルデータについて • ご購入時のプリセットマニュアルデータ d-1 ∼ d-6 は、晴天モードと同じ色温 度 5200K に設定されています。 • 静止画
ライブビュー時にスポットホワイトバランスで プリセットマニュアルデータを取得する ライブビュー時には、液晶モニターに表示されている被写体の一部分を 選んでプリセットマニュアルデータを取得できます(スポットホワイト バランス)。 1 a ボタンを押す • ミラーアップしてファインダー内が暗 くなり、液晶モニターに被写体が表示 されます。 a ボタン 2 L(U)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤル を回して、液晶モニターのホワイトバランス表示を L に 合わせる L(U) ボタン 120 メインコマンド ダイヤル 液晶モニター
3 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を 選ぶ • L(U)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、 これから取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を d-1 ∼ d-6 の中から選びます。 L(U) ボタン サブコマンド ダイヤル 液晶モニター 4 プリセットマニュアル取得モードに する • いったん L(U)ボタンから指を 放し、再度 L(U)ボタンを押し 続けると、プリセットマニュアル取得 モードになり、液晶モニターに L が 点滅します。 液晶モニター 5 L の点滅中に、マルチセレクター で r を被写体の白またはグレーの 部分に重ねる • X(T)ボタンを押すと、被写体 が拡大表示され、r で選んだ部分を細 部まで確認できます。 121
6 Jボタンを押すか、シャッターボタ ンを全押しして、プリセットマニュ アルデータを取得する • データが取得できなかった場合は、液 晶モニターに右の画面が表示され、手 順 5 の状態に戻ります。r の位置を変 えるなどして、再度プリセットマニュ アルデータを取得してください。 7 L(U)ボタンを押してプリセットマニュアル取得 モードを終了する • 静止画撮影メニューまたは動画撮影メ ニューから[ホワイトバランス]の [プリセットマニュアル]を選ぶと、取 得したプリセットマニュアルデータに は、ホワイトバランスを取得した範囲 に枠が表示されます。 D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について プリセットマニュアル取得モードの時間制限は、カスタムメニュー c4[モニター のパワーオフ時間]の[ライブビュー表示]で設定した時間になります(0 273) 。 D プリセットマニュアルデータ取得時の制限について 次の場合は、プリセットマニュアルデータを取得できません: • HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時(0 137) • ライブビューセレクターが 1 の場合にカスタムメニュー g4[シャッ
プリセットマニュアルデータを管理する ❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピーする 選んだプリセットマニュアルデータの保存場所に、SD カード内の画像 で使用されたホワイトバランスを、プリセットマニュアルデータとして コピーできます。 1 静止画撮影メニューまたは動画撮影 メニューの[ホワイトバランス]で [プリセットマニュアル]を選んで マルチセレクターの 2 を押す 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して d-1 ∼ d-6 の中からコピー先を選びます。 • W(S)ボタンを押すと設定画面が 表示されます。 W(S)ボタン 3[使用する画像の選択]を選ぶ •[使用する画像の選択]を選んで 2 を 押すと、SD カード内の画像が一覧表示 されます。 123
4 ホワイトバランスデータをコピーし たい画像を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動し て画像を選びます。 5 ホワイトバランスデータをコピーする • J ボタンを押すと SD カード内の画像のホワイトバランスデータ がコピーされます。 • 選んだ画像に画像コメント(0 283)がある場合、画像コメント もコピーされます。 A ホワイトバランスデータをコピーしたい画像について 選んだ画像は、X(T)ボタンを押している間、拡大して確認できます。 X(T)ボタン A 設定画面でのプリセットマニュアルデータの切り換えについて 設定画面で、マルチセレクターの 1 を押してプリ セットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-6)を選び、2 を押すと、プリセットマニュアルデータが切り替 わります。 124
A プリセットマニュアルデータの微調整について 設定画面で[微調整]を選ぶと、微調整画面が表 示され、選択中のプリセットマニュアルデータを 微調整できます(0 109)。 A プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 設定画面で[コメント編集]を選ぶと、選択中の プリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を入力できます。コメントの入力方法は、 「カスタムピクチャーコントロールを登録する」 の手順 6 をご覧ください(0 132) 。 A プリセットマニュアルデータを保護する(プロテクト) 設定画面で[プロテクト]を選ぶと、選択中のプ リセットマニュアルデータにプロテクト(保護) を設定できます。プロテクトの設定画面で[する] を選んで J ボタンを押すと、選んだプリセットマ ニュアルデータがプロテクト設定されます。プロ テクト設定されたプリセットマニュアルデータ は微調整やコメント編集ができなくなります。 125
画像処理 ピクチャーコントロールを使って画像 の仕上がりを簡単に設定したり、思い 通りに調整する 撮影モード P、S、A、M のみ ピクチャーコントロールを選ぶ このカメラには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶことのできる「ピ クチャーコントロール」が搭載されています。 • P、S、A、M 以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シーンに適した ピクチャーコントロールが自動的に選ばれます。 Q スタンダード R ニュートラル 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。 • ほとんどの撮影状況に適しています。 被写体の豊かな階調や色合いを自然に再現した画像にな ります。 • 撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。 メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。 S ビビッド T e f モノクローム 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。 ポートレート 人物の肌が滑らかで自然な画像になります。 風景 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。 • 青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。 シャドー部からハイライト部まで幅広く情
1 静止画撮影メニューまたは動画撮影 メニューの[ピクチャーコントロー ル]を選んでマルチセレクターの 2 を押す 2 設定したいピクチャーコントロール を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 A[ピクチャーコントロール]について 動画撮影メニューの[ピクチャーコントロール]を[静止画の設定と同じ]に 設定すると、静止画撮影メニューで設定したピクチャーコントロールで動画を 撮影します。 A[カスタムピクチャーコントロール]について 静止画撮影メニューまたは動画撮影メニューで[カスタムピクチャーコント ロール]を選ぶと、調整したピクチャーコントロールに名前を付けて登録した り(0 131)、SD カードを使って、同じ機種のカメラやピクチャーコントロー ルに対応するソフトウェアと共用することができます。 A 撮影中のピクチャーコントロールの確認について • 使用しているピクチャーコントロールは、R ボ タンを押すと表示されるインフォ画面で確認 できます。 • ライブビュー時は、液晶モニターでピクチャーコントロールを確認できます。 127
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャーコントロール(0 131) の設定は、撮影目的や好みに合わせて調整できます。自動的にバランス よく調整できる「クイック調整」と各項目を手動で細かく調整する「手 動調整」があります。 1 調整したいピクチャーコントロール を選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧画面 (0 127)で、マルチセレクターの 2 を押します。 2 ピクチャーコントロールを調整する • 1 または 3 で調整する項目(0 129) を選びます。4 または 2 を押すと 1 ス テップ刻みで、サブコマンドダイヤル を回すと 0.
❚❚ レベル調整の設定項目 クイック調整 ※1 輪郭強調 明瞭度 コントラスト 手 明るさ 動 色の濃さ 調 ※3 整 (彩度) 色合い (色相)※3 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動 的に調整します。 輪郭の強弱を調整できます。[A](オート)を選ぶと、自動 で調整します。 画像の明瞭度を調整します。[A](オート)を選ぶと、自動 で調整します ※2。明瞭度の設定は、動画には反映されません。 (オート)を選ぶ 画像のコントラストを調整できます。[A] と、自動で調整します。 白とびや黒つぶれを抑えながら画像の明るさを調整します。 画像の彩度(色の鮮やかさ)を調整できます。 [A ] (オート) を選ぶと、自動で調整します。 画像の色合いを調整できます。 フィルター 白黒写真用カラーフィルターを使って撮影したときのよう 効果 ※4 な効果が得られます(0 130) 。 調色 ※4 印画紙を調色したときのように、画像全体の色調を調整でき ます(0 130)。 ※1[ニュートラル]、 [モノクローム]または[フラット]はクイック調整できま せん。カスタムピクチャーコントロール
D[輪郭強調]、[明瞭度]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A] (オート)についてのご注意 • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上が り具合は変化します。 • 充分な効果を得るには、G タイプ、E タイプまたは D タイプのレンズをお使い になることをおすすめします。 A ピクチャーコントロール調整時の j マークについて ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示さ れる j マークは、調整する前の値を示しています。 前回調整した値を参考にして調整するときに便利 です。 A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効果があります。 Y(黄 ※) コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明るさ O(オレンジ ※) を抑えたい場合などに使います。[Y]→[O]→[R]の順 R(赤 ※) G(緑 ※) にコントラストが強くなります。 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポートレー ト撮影などに使います。 ※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。 [フィルター効果]で得られる 効果は、市販の白黒写
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて調 整して、「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 静止画撮影メニューまたは動画撮影 メニューの[カスタムピクチャーコ ントロール]を選んでマルチセレク ターの 2 を押す 2[編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押すと、 [編集・登録対象を選択]画面が表示さ れます。 3 元にするピクチャーコントロールを 選ぶ • ピクチャーコントロールを選んで 2 を 押すと、編集画面が表示されます。 • 編集を行わない場合は J ボタンを押し ます。 [登録先の選択]画面が表示され ます(手順 5 へ)。 4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピクチャー コントロール]と同じです。 • J ボタンを押すと[登録先の選択]画 面が表示されます。 • O(Q)ボタンを押すと初期設定の内 容に戻ります。 131
5 登録先を選ぶ • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中から登録 先を選びます。 6 登録名を編集する • 登録先を選んで 2 を押すと、 [登録名変更]画面が表示されます。 • 初期状態では、「 (元になったピク チャーコントロール名)-XX」が名前 キーボードエリア エリアに入力されています。XX には自 動的に数値が設定されます。 • 登録名は 19 文字まで入力できます。文 字はカーソル位置に挿入されます。 • 登録名を変更しない場合は、手順 7 へ 名前エリア 進みます。 • 名前エリアに新しい文字を入力する場合は、マルチセレクターで 入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを移動させ、J ボ タンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W(S)ボタ ンを押しながらマルチセレクターの 4 または 2 を押します。 • 名前エリアからあふれた文字は削除されます。 • 名前を 1 文字削除する場合は、W(S)ボタンを押しながら 4 または 2 を押して削除する文字の上にカーソルを移動させ、 O(Q)ボタンを押します。 132
7 X(T)ボタンを押す • 登録名の編集が終了します。 X(T)ボタン • 登録したピクチャーコントロールは、 ピクチャーコントロールの一覧画面に 表示されます。 A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名 変更]を選ぶと、登録したカスタムピクチャーコ ントロールの名前を変更できます。 A 登録したピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したカスタムピ クチャーコントロールを削除できます。 A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面で は、元になったピクチャーコントロールがアイコ 元になったピクチャー コントロール ンで表示されます。 133
A カスタム 1 ∼ 9 で調整できる項目について カスタム 1 ∼ 9 を選んだ場合は、元になったピクチャーコントロールと同じ項目 が調整できます。 A カメラで登録したカスタムピクチャーコントロールについて [カスタムピクチャーコントロール]の[メモリー カードを使用]を使うと、カメラで登録したカス タムピクチャーコントロールを SD カードにコ ピーできます。また、SD カード内のカスタムピ クチャーコントロールをカメラに登録したり、削 除したりできます(SD カードはスロット 1 に入れ てください。スロット 2 に入っている SD カードは 認識されません)。 •[メモリーカードにコピー] :カメラで登録したカスタムピクチャーコントロー ルを SD カードにコピー(エクスポート)できます。SD カードにコピーしたい カスタムピクチャーコントロールとコピー先(1 ∼ 99)を選んで J ボタンを押 すと、選んだカスタムピクチャーコントロールが SD カードにコピーされます。 •[カメラに登録]:SD カードに保存されているカスタムピクチャーコントロー ルをカメラに登録(インポート)できます。カメラに
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する 撮影モード P、S、A、M のみ アクティブ D-ライティングで撮影する 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D-ライティング]を設定しておく と、ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果があ ります。見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い室内か ら外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激しい景色を 撮影するのに効果的です。アクティブ D-ライティングを設定したとき は、測光モードをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすす めします(0 100)。 アクティブ D-ライティング アクティブ D-ライティング [しない] [Y オート] A 静止画撮影メニュー[アクティブ D-ライティング]と画像編集メ ニュー[D-ライティング]の違い [アクティブ D-ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて 露出や階調を制御し、ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整し て画像を記録します。一方、[D-ライティング] (0 286)は、撮影済みの画像 に対して階調を再調整してシャドー部を明るく補正します。
❚❚ アクティブ D-ライティングの設定方法 1 静止画撮影メニューの[アクティブ D-ライティング]を選んでマルチ セレクターの 2 を押す 2 効果の度合いを選び、Jボタンを 押す •[Y オート]に設定すると、撮影シー ンに応じて自動的に効果の度合いを設 定します。 D アクティブ D-ライティングについてのご注意 • 明るい被写体の周辺に暗い影が出たり、暗い被写体の周辺が明るくなったりす る場合があります。 • 撮影モードが M のときは、[Y オート]に設定していても[Q 標準]相当 の度合いに固定されます。 • 被写体によっては画像に階調とびが発生する場合があります。 A 関連ページ • アクティブ D-ライティングの効果の度合いを変えながら撮影する →「ADL ブラケティングの撮影方法」 (0 203) • 136 Fn ボタンとメインコマンドダイヤルでアクティブ D-ライティングの効果の度 合いを切り換える → A f2[Fn ボタンの機能] (0 277)
HDR(ハイダイナミックレンジ)合成を行う 1回の撮影で露出が異なる画像を2コマ撮影して合成することにより、輝 度範囲の広いシーンでも白とびや黒つぶれの少ない画像を記録します。 明暗差が著しい撮影シーンなどで、シャドー部からハイライト部まで幅 広く再現された画像になります。HDR モードを設定したときは、測光 モードをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめしま す(0 100)。 + 露出暗めで 露出明るめで HDR モードで 撮影した画像 撮影した画像 合成された画像 1 静止画撮影メニューの[HDR(ハ イダイナミックレンジ)]を選んで マルチセレクターの 2 を押す 137
2[HDRモード]を設定する •[HDR モード]を選んで 2 を押します。 • 1または 3 を押して HDR モードを設定 し、J ボタンを押します。 解除するまで連続して HDR 撮影します。HDR モード 6 する(連続) を解除するには、もう一度[HDR モード]を選んで [しない]に設定してください。 する(1 回) しない 1 回撮影を終了すると、HDR モードが解除されます。 HDR モードを解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)] を選ぶと、HDR モードの撮影待機状 態になり、ファインダー内表示に l マークが点灯します。 ファインダー内表示 D RAW を含む画質モードについて RAW を含む画質モードの場合、HDR 撮影はできません。 138
3[HDR強度]を設定する •[HDR 強度]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 を押して HDR 強度を設定 し、J ボタンを押します。 •[オート]に設定すると、撮影シーン に応じて自動的に HDR の強度を設定し ます。 4 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • シャッターボタンを全押しすると、2 回連続してシャッターがき れます。 • 合成処理中は、表示パネルに l j が、ファインダー内表示に l l が点滅します。この表示が 消えるまで撮影できません。 •[する(連続)]の場合、 [HDR モー ド]で[しない]を選んで HDR モー ドを解除するまで、HDR モードで撮 影できます。 • HDR モードが[する(1 回) ]の場合、 1 回撮影すると、HDR モードが解除さ れ、l マークが消灯します。 139
D HDR 撮影時のご注意 • 撮影した画像の画像周辺部は切り取られます。 • 動いている被写体を撮影する場合や撮影時の手ブレの量が大きい場合は、正し く合成されないことがあります。三脚をお使いいただくことをおすすめします。 • 撮影シーンによっては、明るい被写体の周辺に暗い影が出たり、暗い被写体の 周辺が明るくなったりします。また、HDR の効果が出にくい場合があります。 • 被写体によっては画像に階調とびが発生する場合があります。 • 測光モードが中央部重点測光またはスポット測光のときや、非 CPU レンズ装 着時に[HDR 強度]を[オート]に設定すると、HDR の強度は[標準]相当 の度合いに固定されます。 • 内蔵フラッシュと別売のスピードライトは発光しません。 • レリーズモード(0 65)が CL または CH の場合にシャッターボタンを全押しし 続けても連続撮影しません。 • シャッタースピードは、A(バルブ)または %(タイム)に設定できま せん。 D HDR モードの制限について HDR モードは、次の機能とは同時に使用できません: • オートブラケティング撮影(0 193) • 多重露
フラッシュ撮影 内蔵フラッシュを使って撮影する 内蔵フラッシュを使うと、暗い場所や逆光下など、さまざまな場所での 撮影を楽しむことができます。 内蔵フラッシュが自動的に上がる撮影モード の場合 撮影モード i、k、p、n、o、s、w、g では、暗いときや逆光の ときなど、必要に応じて自動的に内蔵フラッシュが上がり、発光します。 1 フラッシュモードを設定する • M(Y)ボタンを押しなが らメインコマンドダイヤル を回します。 M(Y)ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 インフォ画面 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターでフラッシュモードを確認できます。 141
2 シャッターボタンを半押 しして、ピントを合わせ てから撮影する 内蔵フラッシュを収納して いても、必要に応じて自動 的に内蔵フラッシュが上が り、発光します(発光禁止に設定している場合を除く) 。フラッ シュが自動的に上がらないとき、手で無理に上げないでください。 内蔵フラッシュが破損するおそれがあります。 ❚❚ 設定できるフラッシュモード 内蔵フラッシュが自動的に上がる撮影モードで設定できるフラッシュ モードは次の通りです。 フラッシュモード 通常発光オート(自動発光):暗いときや逆光のときに 必要に応じて発光します。 赤目軽減オート(自動発光) :人物撮影に適しています。 フラッシュが発光する前に、赤目軽減ランプが点灯し て、人物の目が赤く写る「赤目現象」を軽減します。 撮影モード i、k、p、n、 s、w、g i、k、p、n、 s、w、g 赤目軽減オート(自動発光)+スローシャッター:夜景 や夕景をバックにした人物撮影などに適しています。赤 目軽減発光に加え、背景をきれいに写すために、自動的 o にシャッタースピードを遅くする「スローシャッター」 が行われます。 通常発光オート(自動発光
内蔵フラッシュを手動で上げる撮影モードの 場合 撮影モード P、S、A、M、0 では、M(Y)ボタンを押して、手動で内 蔵フラッシュを上げます。 1M(Y)ボタンを押す • 内蔵フラッシュが上がります。 • フラッシュモードが発光禁止に設定さ れている場合や別売スピードライトが 装着されている場合は、内蔵フラッ シュは上がりません。手順 2 に進んで ください。 M(Y)ボタン 2 フラッシュモードを設定する • M(Y)ボタンを押しなが らメインコマンドダイヤル を回します。 M(Y)ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 インフォ画面 • 0 の場合、フラッシュモードを設定する必要はありません。 143
3 シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせてから撮 影する • 内蔵フラッシュを上げているときは、周囲の明るさなどにかかわ らず、フラッシュは常に発光します(発光禁止に設定している場 合を除く)。 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターでフラッシュモードを確認できます。 A 内蔵フラッシュ撮影時のシャッタースピード制限について 内蔵フラッシュ撮影時のシャッタースピード制限は、次のようになります。 i、p、n、s、 w、0、g、 1/250 ∼ 1/60 秒 P、A k o S M 1/250 ∼ 1 秒 1/250 ∼ 30 秒 1/250 ∼ 30 秒、A、% 1/250 ∼ 1/30 秒 • 撮影モード P、S、A、M では、カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 275)を[1/320 秒(オート FP)]に設定すると、内蔵フラッシュ使用時 で も高速 側のシャ ッタース ピード が 1/320 秒まで フラッシ ュ同調し ます (0 275)。また、カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]を[1/320 秒(オート FP) ]または[1/2
❚❚ 設定できるフラッシュモード 内蔵フラッシュを手動で上げる撮影モードで設定できるフラッシュ モードは次の通りです。 フラッシュモード 撮影モード 通常発光:撮影のたびに内蔵フラッシュが発光します。 P、S、A、M、0 赤目軽減発光:人物撮影に適しています。フラッシュが 発光する前に、赤目軽減ランプが点灯して、人物の目が P、S、A、M 赤く写る「赤目現象」を軽減します。 赤目軽減発光+スローシャッター:夜景や夕景をバック にした人物撮影などに適しています。赤目軽減発光に加 え、背景をきれいに写すために、自動的にシャッタース P 、A ピードを遅くする「スローシャッター」が行われます。 通常発光 + スローシャッター:通常発光に加え、背景を きれいに写すために、自動的にシャッタースピードを遅 P 、A くする「スローシャッター」が行われます。 後幕発光 + スローシャッター:動いている被写体の後方 に流れる光や軌跡などを表現したい場合などに適して います。後幕発光に加え、背景をきれいに写すために、 自動的にシャッタースピードを遅くする「スローシャッ P、A ター」が行われます。 • フラッ
A 測光モードと内蔵フラッシュの調光について 測光モードをマルチパターン測光または中央部重点測光に設定すると、i-TTL-BL 調 光になり、スポット測光に設定すると、スタンダード i-TTL 調光になります。i-TTL モードでは次のような内蔵フラッシュ撮影ができます。 2016 分割 RGB センサーによる測光情報を元に被写体と背景光 のバランスを考慮した BL(バランス)調光を行います。シャッ ターボタンを押すと、内蔵フラッシュがモニター発光を行い、 被写体と背景光のバランスを考慮した最適な発光量を決定し i-TTL-BL 調光 ます。 • G、E または D タイプレンズ装着時は、レンズから得られた被 写体までの距離情報も利用して最適な発光量を決定します。 • 非 CPU レンズ装着時は、レンズ情報(開放絞り値、焦点距離) を設定することにより、より精度が向上します(0 218)。 背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光量となるよう スタンダード に調光します。主要被写体のみを強調する場合や、フラッシュ i-TTL 調光 撮影で露出補正する場合に適しています。 D フラッシュ撮影時のご注
A 内蔵フラッシュの調光範囲(光の届く範囲)と限界絞り値 内蔵フラッシュは ISO 感度と絞り値によって調光範囲(光の届く範囲)が異なり ます。下表を参考にしてください。 100 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 200 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 調光範囲 ISO 感度および絞り値 (m) 400 800 1600 3200 6400 12800 約 0.7 ∼ 8.5 2.8 4 5.6 8 11 16 約 0.6 ∼ 6 4 5.6 8 11 16 22 約 0.6 ∼ 4.2 5.6 8 11 16 22 32 約 0.6 ∼ 3 8 11 16 22 32 — 約 0.6 ∼ 2.1 11 16 22 32 — — 約 0.6 ∼ 1.5 16 22 32 — — — 約 0.6 ∼ 1.1 22 32 — — — — 約 0.6 ∼ 0.8 32 — — — — — ※ 内蔵フラッシュで調光できる最短撮影距離は 0.6m です。 • 撮影モード P では、内蔵フラッシュ使用時に下表の絞り値よりも絞りを開くこ とはできません。 100 2.8 200 3.
調光補正してフラッシュの発光量を 変更する 撮影モード P、S、A、M、SCENE のみ 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対 する被写体の明るさを調整したいときなどに使います。発光量を多くし て被写体をより明るく照らしたり、発光量を少なくして被写体に光が強 く当たりすぎないようにするなど、発光量の微妙な調整ができます。 ❚❚ 調光補正の設定方法 M(Y)ボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す M(Y)ボタン サブコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 表示パネル インフォ画面 • 調光補正は、1/3 段ステップで− 3 段∼+ 1 段の範囲で設定できます。 • 補正値を設定すると、表示パネルとファインダー内表示に Y(調光 補正)マークが表示されます。 • M(Y)ボタンを押すと、表示パネル、ファインダー内表示またはイ ンフォ画面で設定した補正値を確認できます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に補正する のが基本です。 148
• 撮影モード P、S、A、M で調光補正を行っ た場合、調光補正を解除するには補正値 を 0.0 にしてください。カメラの電源を 補正なし OFF にしても、補正値の設定は解除され ません。シーンモードで調光補正を行っ た場合、撮影モードを切り換えるか、カ メラの電源を OFF にすると調光補正値の 設定は解除されます。 − 0.
FVロックして調光量を固定する 調光量をロック(固定)することにより、被写体に調光量を合わせたま ま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。被写体が 画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調光量のフラッシュ撮 影が可能です。 • FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュの 発光量が補正されることにより FV ロックは維持されます。 1 カスタムメニュー f2[Fn ボタンの 機能](0 277)を[FV-L]に設定 する 2 内蔵フラッシュを上げる • 撮影モード P、S、A、M、または 0 で M (Y)ボタンを押すと、内蔵フラッ シュが上がり、フラッシュの充電が開 始されます。 • 撮影モード i、k、p、n、o、s、 w、g では、シャッターボタンを半押 しすると、撮影状況に応じて内蔵フ ラッシュが自動的に上がります。 3 被写体にピントを合わせる • 発光量を合わせたい被写体 を画面の中央でとらえ、 シャッターボタンを半押し して被写体にピントを合わ せます。 150 M(Y)ボタン
4 モニター発光を行う • c(レディーライト)が点灯している ことを確認し、Fn ボタンを押すと、フ ラッシュがモニター発光を行い、調光 量を計算します。 e • FV ロックが行われ、 (FV ロック) マークが表示されます。 Fn ボタン 5 構図を変更する 6 シャッターボタンを全押しして撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影 することができます。必要に応じて手順 5 ∼ 6 を繰り返してくだ さい。 7 FVロックを解除する • もう一度 Fn ボタンを押すと、FV ロックが解除され、ファインダー 内表示の が消灯します。 e 151
D 内蔵フラッシュの FV ロックについて • 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FV ロックを使 用するときはカスタムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光] (0 276)を[TTL モード]に設定してください。 • カスタムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光](0 276)を[コマンダーモー ド]にして撮影する場合は、主灯(マスターフラッシュ)または補助灯(リ モート)グループのうち、少なくとも 1 グループの発光モードを[TTL]また は[AA]に設定してください。 A 内蔵フラッシュの FV ロック時の測光エリアについて • 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FV ロック時の 測光エリアは画面中央φ4mm 相当です。 • 内蔵フラッシュを主灯(マスターフラッシュ)として使用する場合、FV ロッ ク時は画面全体を測光します。 A 関連ページ • • 152 (0 277) Pvボタンを押してFVロックをする → A f3[プレビューボタンの機能] AAE/AF ロックボタンを押して FV ロックをする → A f4[AE/AF ロックボタ ンの機能](0
リモコン撮影 別売のリモコン ML-L3 を使って 撮影する 別売のリモコン ML-L3(0 312)を使って、カメラから離れた場所から 静止画を撮影することができます。記念写真など撮影者自身も一緒に写 りたいときや、シャッターボタンを押すときの手ブレを軽減したいとき などにお使いください。リモコン撮影時は、三脚などを使ってカメラを 固定してください。 1 静止画撮影メニューの[リモコン モード設定(ML-L3)]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押す 153
2 リモコンモードを設定する • 設定したいリモコンモードを選んで J ボタンを押すと、リモコン モードに切り替わります。 % 2 秒リモコン $ & 瞬時リモコン ML-L3 の送信ボタンを押すと、2 秒後にシャッターが きれます。 ML-L3 の送信ボタンを押すと、すぐにシャッターが きれます。 ML-L3 の送信ボタンを押すと、ミラーアップします。 ミラーアップ もう一度 ML-L3 の送信ボタンを押すと、撮影できま リモコン す。撮影時にミラーアップの振動によるブレを防ぐ ことができます。 •[しない]を選ぶと、ML-L3 の送信ボタンを押しても、撮影を行 いません。 3 構図を決め、ピントを合わせる • オートフォーカスで撮影する場合、撮影を開始する 前にカメラのシャッターボタンを半押しして、ピン ト合わせを行ってください。 D 別売のリモコン ML-L3 を初めてお使いになるときのご注意 リモコンにはさんである透明の絶縁シートを引き抜いてください。 D リモコン ML-L3使用時の制限について • リモコン ML-L3 使用時は、レリーズモードダイヤル(0 65)での設定は無効
4 ML-L3の送信ボタンを押す • 5 m 以内の距離から、ML-L3 の送信部 をカメラのリモコン受光部に向け、送 信ボタンを押してください(リモコン 受光部は、カメラ前面と背面の 2 カ所 にあります、0 2、4) 。 5 撮影する • 2秒リモコンモードではセルフタイマーランプが約2秒間点灯してか らシャッターがきれます。 • 瞬時リモコンモードではすぐにシャッターがきれ、撮影後にセル フタイマーランプが一瞬点灯します。 • ミラーアップリモコンモードの場合、ML-L3 の送信ボタンを 1 回 押すと、ミラーアップします。もう一度送信ボタンを押すと、 シャッターがきれ、撮影後にセルフタイマーランプが一瞬点灯し ます。 • 2 秒リモコンモードと瞬時リモコンモードでの撮影時のフォーカ ス動作は、ファインダー撮影時の AF モード(0 79)の設定に よって、次のように異なります。 ピントが合ってから約 2 秒後、または瞬時にシャッターがきれま AF-A す。ピントが合わない場合は、待機状態に戻ります。ただし、す AF-S でにピントが合っているときはピント合わせを行わず、シャッ ターがきれます。 A
A ミラーアップリモコンモードについて • ミラーアップ中は、ファインダーで構図を確認できません。 • ミラーアップ中は、オートフォーカスと測光は使えません。 • ML-L3 の送信ボタンを 1 回押してミラーアップした後約 30 秒経過すると、自動 的にシャッターがきれます。 A リモコンモード設定(ML-L3)の解除について 次の場合、リモコンモードを解除します。 • 撮影を行わないまま、カスタムメニュー c5[リモコン待機時間(ML-L3)] (0 273)で設定したリモコン待機時間が過ぎた場合 •[リモコンモード設定(ML-L3)]で[しない]を選んだ場合 • ツーボタンリセットを行った場合(0 190) •[静止画撮影メニューのリセット](0 263)を行った場合 A リモコン撮影時のフラッシュについて • 内蔵フラッシュが自動で上がる撮影モード(0 141)では、リモコンの受信 待機状態になるとフラッシュの充電が始まり、充電完了後に ML-L3 の送信ボ タンを押すと、必要に応じて内蔵フラッシュが自動的に上がり発光します。フ ラッシュの充電中に ML-L3 の送信ボタンを押しても、カメラは反
別売のワイヤレスリモート コントローラーを使って撮影する 別売のワイヤレスリモートコントローラー WR-1(0 312)や、ワイヤ レスリモートコントローラー WR-R10 と WR-T10(0 312)を使うと、 ワイヤレスリモートコントローラーのシャッターボタンをカメラの シャッターボタンと同様に操作して撮影できます。連続撮影やセルフタ イマー撮影も無線での遠隔撮影で行えます。 ワイヤレスリモートコントローラー WR-1 WR-1 は、他の WR-1 や WR-R10 または WR-T10 と組み合わせて、送信機 または受信機として使います。たとえば、受信機に設定した WR-1をカメ ラのアクセサリーターミナルに取り付けると、送信機に設定した WR-1か らの操作で、遠隔撮影したり、カメラの設定を変更したりすることがで きます。 ワイヤレスリモートコントローラー WR-R10/WR-T10 WR-R10(送受信機)をカメラに取り付けると、WR-T10(送信機)か らの操作で、遠隔撮影することができます。 157
動画の撮影と再生 動画を撮影する 液晶モニターを見ながら音声付きの動画を撮影できます。 1 ライブビューセレクターを 1 に 合わせる ライブビュー セレクター 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始 します。ファインダー内が暗くなり、 液晶モニターに被写体が表示されます。 • 実際に撮影される動画の露出(明るさ) を液晶モニターで確認できます。 • 撮影モードが A または M の場合は、ライ ブビューを開始する前に絞り値を設定 a ボタン します(0 53、55)。 3 シャッターボタンを半押しして、 ピントを合わせる • 動画撮影を開始する前に、被写体にピ ントを合わせます。 • X(T)ボタンを押して被写体を拡大表示し、ピントが合っ ているかを確認できます(0 36) 。 158
4 動画撮影ボタンを押して、撮影を始 める • 動画撮影中は録画中マークが液晶モニ ターに表示されます。SD カードに記録 できる残り時間の目安も液晶モニター で確認できます。 • 動画撮影中も、シャッターボタンを半 押しすると被写体にピントを合わせら れます。 動画撮影ボタン 録画中マーク • 内蔵マイク(0 1)で音声を記録しま す。録画中は、マイクを指でふさがな いようにしてください。 • 露出を固定(AE ロック)するには、 AAE/AF ロックボタンを押し続けます (0 102)。 • 動画撮影中は±3 段の範囲で露出補正 残り時間 ができます(0 104) 。 5 もう一度動画撮影ボタンを押して、 撮影を終了する 6 a ボタンを押してライブビューを 終了する 159
情報表示について ui q w e r o t y q 動画記録禁止マーク 動画が撮影できない状態のとき表示します。 w ヘッドホン音量 市販のヘッドホン接続時に表示されます。 0 189、 ヘッドホン出力の音量レベルを表示します。 267 e マイク感度 マイク感度のレベルを表示します。 r 音声レベル インジケーター 音声を記録するときの音量レベルを表示し ます。インジケーターの色が赤で表示される 場合、音量が大きすぎることを示していま す。マイク感度を調節してください。 0 188 、 267 — u 動画記録残り時間 0 188 、 267 0 188、 風切り音低減が[する]の場合に表示します。 268 動画撮影時に、SD カードに記録できる残り 0 159 i 動画の画像サイズ 動画の画像サイズを表示します。 t 録音帯域マーク y 風切り音低減マーク 録音帯域の設定を表示します。 時間を表示します。 o ハイライト表示マーク ハイライト表示が有効の場合に表示します。 160 — 0 161 0 188
動画の最長記録時間について 1 回の撮影で記録できる動画の最長記録時間は、動画撮影メニュー[動 画の画質]と[画像サイズ / フレームレート] (0 267)の組み合わせに よって異なります。 [動画の画質]※1 高画質 標準 [画像サイズ / フレームレート]※2 v 1920×1080 60p w 1920×1080 50p o 1920×1080 30p p 1920×1080 25p q 1920×1080 24p r 1280× 720 60p s 1280× 720 50p y 1920×1080 60p z 1920×1080 50p 1 1920×1080 30p 2 1920×1080 25p 3 1920×1080 24p 4 1280× 720 60p 5 1280× 720 50p 最長記録時間 最大ビットレート 10 分 42 Mbps 20 分 24 Mbps 29 分 59 秒 12 Mbps ※1[動画の画質]が高画質の場合は、アイコンに★が表示されます。 ※2 60p:59.94 コマ / 秒、50p:50 コマ / 秒、30p:29.
インデックスマーキングについて カスタムメニュー g2[プレビューボタンの機 能](0 280)の[押し時の動作]が[イン デックスマーキング]の場合、動画撮影中に Pv ボタンを押すと、撮影中の動画にインデッ クスマークを付けることができます。イン デックスマークを付けると、動画の再生時や 編集時に目的の場所へ素早く移動できます Pv ボタン (0 175)。インデックスマークは 1 つの動画 に最大 20 個まで付けられます。 インデックスマーク D 撮影モードが i のときのインデックスマーキングについて 撮影モードが i のときは、動画記録中にインデックスマークを付けることはで きません。 A 関連ページ • Fn ボタンを押してインデックスマークを付ける → A g1[Fn ボタンの機能](0 280) • AAE/AF ロックボタンを押してインデックスマークを付ける → A g3[AE/AF ロックボタンの機能](0 280) 162
動画の撮像範囲について 動画撮影メニューの[撮像範囲] (0 268)で[1.3×(18×12) ]を選 ぶと、記録される撮像範囲は狭くなり、レンズを交換しなくても望遠レ ンズで撮影したときと同様の効果があります。[画像サイズ / フレーム レート] (0 161)で同じ解像度(ピクセル)を選んでいても、 [撮像範 囲]の設定によって動画の鮮鋭感は異なります。 DX(24×16) 1.
ライブビュー時にライブビューセレクターが 1 のときの静止画撮影 カスタムメニュー g4[シャッターボタンの機能] (0 280) が[静止画撮影]の場合、ライブビューの表示中にライブ ビューセレクターを 1 に合わせて、シャッターがきれるま でシャッターボタンを全押しし続けると、動画と同じ撮像 範囲の静止画(0 163)を撮影します。撮影される静止画のアスペクト 比(横:縦)は、16:9 になります。 • 動画撮影中の場合、動画撮影は終了し、そこまでの動画を記録します。 • 画質モードは、静止画撮影メニュー[画質モード](0 74、263)で 設定した内容になります。 • ライブビューセレクターが 1 のときの静止画撮影の露出は、液晶モニ ターでは確認できません。 • 撮影モード M で静止画を撮影する場合は、一度ライブビューセレク ターを C に合わせて適正露出に設定してから、再度 1 に切り換えて ください。 ❚❚ 撮影できる静止画の画像サイズ 撮影できる静止画の画像サイズは、次の通りです。 撮像範囲 画像サイズ L(6000×3368 ピクセル) DX(24×16) M(4496×2528 ピク
A 動画撮影について • 使用している SD カードの書き込み速度によっては、最長記録時間に満たない で撮影が自動的に終了する場合があります(0 368) 。 • 動画撮影時は、AF エリアモードが顔認識 AF の場合に認識できる人数が少なく なります。 • 0(動画記録禁止)マーク(0 160)が表示されているときは、動画撮影で きません。 • 1 つの動画ファイルで記録可能な最大ファイルサイズは 4GB です。 • 内蔵フラッシュと別売のスピードライト(0 303)は発光しません。 • 画像が明るくなりすぎたり、暗くなりすぎたりする場合は、ライブビューを終 了してからもう一度ライブビューを開始してください。 • 動画を撮影するときは、常に sRGB の色空間で撮影されます。 • 各撮影モードで設定できる機能は、次の通りです。 P、S A M SCENE、% その他の撮影モード シャッター ISO 感度 スピード (0 269) ー ー 露出補正 測光 ※1 ー ○ ○ ー ○ ○ ○ ※2 ○ ー ○ ー ー ○ ー ー ー ー ー ※1 スポ
D 動画撮影時のご注意 • 動画撮影中の液晶モニターの表示に、次のような現象が発生する場合がありま す。これらの現象は撮影した動画にも記録されます。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が発 生する(0 282) - 動きのある被写体が歪む - 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む - カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む - ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する - 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーション などの点滅する光源がある場合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯 が発生する • 次のような場合は、動画撮影は自動的に終了します。 - 最長記録時間に達したとき - SD カードの残量がなくなったとき - 撮影モードを切り換えたとき • 動画撮影時、太陽など強い光源にカメラを向けないでください。内部の部品が 破損するおそれがあります。 • 次のような場合は、動作音が録音されることがあります。 - オートフォーカス作動中 - VR レンズ使用時に VR(手ブレ補正)を ON にした場合 A HDMI 接続時の撮影に
A 関連ページ • 動画撮影時のピントの合わせ方を設定する→「フォーカス」(0 79) • 動画を記録するときの記録先、画像サイズとフレームレート、画質、音声など を設定する→ 1 動画撮影メニュー(0 267) J ボタンを押して、画面中央にフォーカスポイントを移動したり、拡大表示 に切り換えられるようにする→ A f1[OK ボタンの機能](0 277) • Fn ボタン、Pv ボタン、AAE/AF ロックボタン、シャッターボタンの機能を設 定する→ A g1[Fn ボタンの機能] (0 280)、A g2[プレビューボタンの機 (0 280)、A g4[シャッ 能] (0 280)、A g3[AE/AF ロックボタンの機能] ターボタンの機能](0 280) • AAE/AF ロックボタンを押し続けなくても AE ロック状態を維持できるように する→ A g1[Fn ボタンの機能] (0 280) 、A g2[プレビューボタンの機能] (0 280)、A g3[AE/AF ロックボタンの機能] (0 280) • • シャッターボタンでライブビューの開始や動画撮影の開始と終了ができるよ うにする→ A
静止画をつないで動画にする(微速度 撮影) 撮影モード i、j、P、S、A、M、SCENE のみ 微速度撮影では、設定した撮影間隔で自動的に撮影を行い、撮影した静 止画をつないで動画として記録できます。撮影する静止画は、動画と同 じ撮像範囲(0 163)で記録されます。また、記録される動画のフレー (0 161) ムレートは動画撮影メニューの[画像サイズ / フレームレート] で設定できます。 1 動画撮影メニューの[微速度撮影] を選ぶ • マルチセレクターの 2 を押すと、微速 度撮影の設定画面が表示されます。 2 微速度撮影の設定をする • 撮影間隔(インターバル)を設定する [撮影間隔]を選んで2を押す 撮影間隔(分、秒)を設定 して J ボタンを押す - 撮影間隔は、想定されるシャッタースピードよりも長い時間を設定してく ださい。 168
• 撮影時間を設定する [撮影時間]を選んで2を押す 撮影時間(時、分)を設定 して、J ボタンを押す - 撮影時間は、最長で 7 時間 59 分まで設定できます。 • 露出平滑化をするかどうかを選ぶ [露出平滑化]を選んで 2 を 押す 露出平滑化をするかどうか を選んで J ボタンを押す -[する]を選ぶと、明るさの変化が滑らかになり、より自然な動画を記録し ます。ただし、撮影モード M で静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感 度自動制御]が[しない]の場合、露出の平滑化は行いません。 3[撮影開始]を選んで J ボタンを 押す • 約 3 秒後に撮影を開始します。 • 手順 2 で設定した[撮影時間]内に、 設定した[撮影間隔]で撮影を繰り返 します。 169
❚❚ 微速度撮影を終了するには • 微速度撮影を終了するには、次の操作を行います。 - 撮影待機中に G ボタンを押し、[終了]を選んで J ボタンを押す - 微速度撮影の待機状態のときに J ボタンを押す • 微速度撮影を終了すると、終了時点までの動画が SD カードに記録され ます。 A 微速度撮影を開始する前に • ファインダー撮影時の露出で撮影します。試し撮りをして、画像を再生して確 認することをおすすめします。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、別売のパワーコネクターと AC アダプター、 または充分に充電されたバッテリーをお使いください。 • ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファインダーからの光が適正露 出や画像に影響を与えることを防ぐため、付属のアイピースキャップを取り付 けることをおすすめします(0 69) 。 • 内蔵フラッシュを使用する場合は、撮影モードを P、S、A または M に設定し、 M(Y)ボタンを押して内蔵フラッシュを上げてください。 A 微速度撮影の記録コマ数(撮影回数)と動画の長さについて • 手順 2
A 微速度撮影の待機状態について • 微速度撮影の待機状態では、SD カードアクセス ランプが点灯し、表示パネルに微速度撮影中 マークが表示されます。撮影直前になると表示 パネルのシャッタースピード表示部にその回 の残りの撮影時間を表示します(時間、分) 。 • 待機状態でシャッターボタンを半押しすると、 残りの撮影時間を表示します。 SD カードアクセスランプ • 待機状態で G ボタンを押すと、液晶モニター の微速度撮影画面に撮影間隔と撮影時間、露出 平滑化の設定が表示されます。また、 [終了]を 選んで微速度撮影を終了できます(0 170) 。 A 撮影直後の画像確認について 微速度撮影中は、K ボタンで画像を表示することはできません。ただし、再生 メニューの[撮影直後の画像確認] (0 262)を[する]にすると、撮影のたび に自動的に画像が数秒間液晶モニターに表示されます(表示だけを行い、通常 の再生時の操作は無効になります) 。 A 微速度撮影動画の記録先について 微速度撮影で撮影した動画は、動画撮影メニューの[ファイル記録先] (0 267) で選んだスロットに記録されます。 A レリー
D 微速度撮影についてのご注意 • 微速度撮影時には、音声は記録されません。 • 実際の微速度撮影には、インターバル時間の他、シャッタースピードやカメラ が処理を行う時間が含まれます。そのため、設定した撮影間隔で撮影できない ことがあります。 • 次のような場合には、微速度撮影を開始できません: - 設定した[撮影時間]が[撮影間隔]より短い場合 -[撮影時間]または[撮影間隔]が[00:00'00"]の場合 - SD カードの残量がない場合 • 微速度撮影中は、K ボタンを押しても画像の再生はできません。G ボタン を押すと[微速度撮影]画面が表示され、その他のメニューは選択できません。 • 微速度撮影をする場合、ホワイトバランスを v(オート)以外に設定する と色みを固定することができます(0 106) 。 • 微速度撮影中は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー] (0 272)の設定に かかわらず、半押しタイマーはオフになりません。 • AF モードが AF-S、または AF-A で自動的に AF-S が選ばれている場合は、撮影 ごとにピント合わせを行います。被写体にピントが合わないときは、そ
動画の再生 1 コマ表示モード(0 223)で 1 マークが表示されている画像が動画で す。J ボタンを押すと動画を再生します(プログレスバーで再生中の 位置の目安を確認できます) 。 1 マーク 再生時間 / 記録時間 記録時間 プログレス バー 音量設定 操作 ガイド ❚❚ 動画再生中の操作方法 一時停止する 再生を再開する マルチセレクターの 3 を押すと、一時停止し ます。 一時停止中または早送り /早戻し中にJ ボタン を押すと、動画再生を再開します。 173
• 動画の再生中 に 4 を押す と早戻し、2 を押すと早送りします。同じ方向のボタンを 押すごとに、早戻し / 早送りの速度が 2 倍、4 倍、8 倍、16 倍に切り替わります。 早戻しする / • 早送りする 4 を押し続けると、最初のコマに移動し、2 を押し続けると、最後のコマに移動します。 • 先頭フレーム には h アイ コンが、最終 フレームには i アイコンが、画面右上に表示 されます。 • 一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ戻し / コマ戻しする / コマ送りします。 • コマ送りする 4 または 2 を押し続けると連続でコマ戻し / コマ送りします。 10 秒進める / 10 秒戻す メインコマンドダイヤルを 1 クリック回すと、 10 秒前または後に移動します。 動画撮影時に設定したインデックスマークに インデックス 移動するには、サブコマンドダイヤルを回しま マークに 移動する す。サブコマンドダイヤルを回すと、前後のイ ンデックスマークに移動します。 先頭フレームに 動画にインデックスマークがない場合にサブ コマンドダイヤルを回すと
再生を終了する K/ 撮影に戻る K ボタンまたは 1 を押すと 1 コマ表示モード に戻ります。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 A インデックスマーク インデックスマークが設定された動画(0 162)の 場合、1 コマ表示画面に p マークが表示されます。 175
動画の編集 撮影した動画を編集できます。 9 始点 / 終点の設定 4 選択フレームの保存 動画の必要な部分だけを残します。 選択した 1 フレームを切り出して、JPEG 画像として保 存します。 動画の必要な部分を残す 1 1コマ表示モード(0 223)で編集したい動画を表示する 2 残したい範囲の冒頭部分(始点)で 動画を一時停止する • J ボタンを押すと、動画が再生されま す。再生中にマルチセレクターの 3 を 押すと、一時停止します。 • プログレスバーで再生中の位置の目安を プログレスバー 確認できます。 • 4 または 2、メインコマンドダイヤル、サブコマンドダイヤルで 再生中の位置を調整できます。 176
3[始点/終点の設定]を選ぶ • i ボタンを押して、[始点 / 終点の設定] を選んで J ボタンを押します。 i ボタン 4[始点]を選ぶ •[始点]を選んで J ボタンを押すと、 そこから後ろの部分が残ります。 始点 177
5 手順 4で選んだ位置を調整する • 4 または 2 を押して、残したい部分の 最初の位置を調整します。 • メインコマンドダイヤルを 1 クリック回 すと、10 秒前または後に移動します。 • サブコマンドダイヤルを回すと、先頭 フレームまたは最終フレームに移動し ます。 • 動画撮影時にインデックスマークを設定した場合(0 162)は、 サブコマンドダイヤルを回すと、前後のインデックスマークに移 動します。 6 残したい範囲の末尾の部分(終点) を選ぶ • L(U)ボタンを押して x(終点) に切り換え、手順 5 と同じ手順で x(終 点)の位置を調整します。 L(U)ボタン 終点 7 1を押して決定する 178
8 保存する動画を確認する •[プレビュー]を選んで J ボタンを押 すと、編集後の動画のプレビューが 再生されます(プレビューを終了す るには 1 を押します) 。 •[キャンセル]を選んで J ボタンを押 すと、手順 5 の画面に戻ります。 9 動画ファイルの保存方法を選ぶ •[新規保存]を選ぶと、編集前の動画と は別に、新しい動画として保存します。 [上書き保存]を選ぶと、編集前の画像 が上書きされます。 10 動画ファイルを保存する • J ボタンを押して決定します。 D 動画編集時のご注意 • SD カードに充分な空き容量がない場合、動画編集できません。 •[始点 / 終点の設定]では、2 秒未満の動画は編集できません。 • 動画編集で作成した動画の日時情報は、撮影時の日時になります。 A 動画の前半または後半だけを残すには • 動画の前半だけを残したい場合は、手順 4 で[終点]を選んで J ボタンを押し てから、手順 6 では L(U)ボタンを押さずに手順 7 に進みます。 • 動画の後半だけを残したい場合は、手順 6 で L(U)ボタンを押さずに手 順 7 に進みます。 A 画像編集
動画の 1 フレームを JPEG 画像として保存する 1 保存したい位置で動画を一時停止 する • 動画の再生中にマルチセレクターの 3 を押すと、一時停止します。 2[選択フレームの保存]を選ぶ • i ボタンを押して、[選択フレームの保 存]を選んで Jボタンを押します。 i ボタン 3 JPEG画像として保存したいフレー ムを決める • 保存したいフレームを選んで 1 を押し ます。 180
4 JPEG 画像を作成する •[はい]を選んで J ボタンを押すと、 JPEG の画像として保存します。 A[選択フレームの保存]で作成した画像について • 画質モード[FINE](0 74)の JPEG 画像を作成します。 • 画像編集はできません。 • 再生時の画像情報(0 228)で表示されない項目があります。 181
撮影の便利な機能 ファインダー撮影時に R ボタンを使う ファインダー撮影時に R ボタンを押すと、液 晶モニターに「インフォ画面」が表示されま す。シャッタースピードや絞り値、記録可能 コマ数、AF エリアモードなど、撮影に関する 情報や設定の確認ができます(説明のため、 全ての表示を点灯させています)。 R ボタン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 .......... 28、39、42、50 ............ 51 フラッシュシンクロマーク .....275 シャッタースピード ............ 52、55 絞り込み段数マーク ......... 54、300 絞り値 ........................................53、55 絞り込み段数 ....................... 54、300 撮影モード 7 プログラムシフトマーク 8 9 インジケーター 露出 .................................................. 56 露出補正 .........
25 24 23 22 21 10 11 12 13 20 19 18 10 ホワイトバランスモード ..........107 ホワイトバランス微調整設定 マーク ...........................................111 11 HDR マーク ......................................137 HDR 強度 ...........................................139 .............................208 電子音マーク ..................................273 1000 コマ以上補助表示 ................25 画像コメント入力設定マーク ...283 著作権情報設定マーク ...............283 Y マーク 画質モード ..........................................74 スロット 2 の機能 .............................
26 27 28 29 30 31 32 33 34 43 42 41 35 40 36 37 39 38 26 Wi-Fi 通信マーク ...........................245 35 ISO 感度マーク ................................. 94 Eye-Fi 通信マーク .........................285 衛星受信状態マーク ....................222 長秒時ノイズ低減マーク ..........266 ヴィネットコントロール ..........265 自動ゆがみ補正 .............................265 露出ディレーモード ....................273 ISO 感度 ............................................... 94 感度自動制御設定マーク ............ 98 記録可能コマ数 ............................... 25 微速度撮影中マーク ...........
i ボタンを使う ファインダー撮影時(0 186)またはライブ ビュー時(0 187)に i ボタンを押すと、それ ぞれのシーンで簡単に設定を変更できます。 • 設定終了後、Jボタンを押して決定します。 • 撮影画面に戻るには、再度iボタンを押して ください。 ファインダー撮影時 i ボタン ライブビューセレクター ライブビューセレクター が C のとき が 1 のとき 185
ファインダー撮影時に i ボタンを押して設定 できる項目 撮像範囲 ピクチャー コントロール アクティブ D-ライティング HDR(ハイダイ 撮像範囲[DX(24×16)]と[1.
ライブビュー時に i ボタンを押して設定でき る項目 ❚❚ ライブビューセレクターが C のとき 撮像範囲 撮像範囲[DX(24×16)]と[1.
❚❚ ライブビューセレクターが 1 のとき 撮像範囲 撮像範囲[DX(24×16)]と[1.
ヘッドホン音量を、1 または 3 を押して調整できます。 ヘッドホン音量 ※ 動画撮影中も設定を変更できます。 A 別売のステレオマイクロホンについて 別売のステレオマイクロホンを外部マイク入力端子に接続すると、動画撮影中 にオートフォーカスでピント合わせをしたときに生じるレンズの動作音などが 録音されるのを低減できます(0 312)。 A ヘッドホンについて • 市販のヘッドホンをヘッドホン端子に接続すると、音声はヘッドホンから出力 されます。 • マイク感度を最大に設定すると、大音量で出力される場合がありますので、 ヘッドホン使用時は特にご注意ください。 189
ツーボタンリセットで基本的な機能 を初期設定に戻す W(S)ボタンと E ボタン(そ れぞれのボタンに緑色の I がつい ています)を 2 秒以上同時に押す E ボタン と、一瞬表示パネルの表示が消え、 カメラの機能が次のように初期設 定に戻ります。 W(S)ボタン ❚❚ メニュー項目 メニュー項目 画質モード(0 74) 画像サイズ(0 77) ホワイトバランス(0 106) 微調整値(0 109) 初期設定 NORMAL サイズ L AUTO1 標準 A-B:0、G-M:0 ピクチャーコントロールの調整値(0 128) 解除 ※1 HDR(ハイダイナミックレンジ)(0 137) ISO 感度(0 94) P、S、A、M 以外 撮影モード P、S、A、M ISO/Hi 感度コマンドダイヤル変更( 0 96) 感度自動制御(0 97) リモコンモード設定(ML-L3)(0 153) 多重露出(0 208) インターバルタイマー撮影(0 212) 露出ディレーモード(0 273) 解除 ※2 オート 100 しない しない しない 解除 ※3 解除 ※4 しない ※1 現在選択中のピク
※3 多重露出撮影が中断され、その時点までの露光結果だけを重ね合わせた画像 が記録されます。また、多重露出モードが[する(連続)]または[する(1 回)]の場合は[しない]に設定されます。コマ数と自動ゲイン補正は初期設 定には戻りません。 ※4 インターバルタイマー撮影が中断されます。開始時刻、撮影間隔、撮影回数 ×1 回のコマ数、露出平滑化は初期設定には戻りません。 ❚❚ その他の機能 機能 初期設定 ファインダー撮影時の AF AF モード(0 79) AF-S % AF-A % 以外 AF エリアモード(0 82) シングルポイント AF n、x、0、1、2、3 ダイナミック AF・51 点 m、w 撮影モード i、j、k、l、p、o、r、s、 t、u、v、y、z、g、u、 オートエリア AF P、S、A、M ライブビュー時の AF シングル AF サーボ AF モード(0 80) AF エリアモード(0 84) m、r、w、%、g、u、1、 ワイドエリア AF 2、3、P、S、A、M 撮影モード ノーマルエリア AF n、0 i、j、k、l、p、o、s、t、 顔認識 AF u、v、x、y、z
機能 露出補正(0 104) 初期設定 解除(0.
オートブラケティングで露出や調光、 ホワイトバランス、アクティブ D-ライ ティングを変えながら撮影する 撮影モード P、S、A、M のみ 明るさ(露出)、フラッシュの発光量、ホワイトバランス、アクティブ D-ラ イティング(ADL)の設定をカメラが自動的に変えながら撮影します。画 像の明るさやフラッシュの発光量の調整が難しい場合や複数の光源が混在 していてホワイトバランスを決めにくい場合の撮影に効果的です。 ❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティングの 撮影方法 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮影します。 補正なし − 1 段補正 + 1 段補正 1 カスタムメニュー e6[オートブラ ケティングのセット]で[AE・フ ラッシュブラケティング]を選んで J ボタンを押す •[AE ブラケティング] 、[フラッシュブ ラケティング]を選んだ場合も操作は 同じです。 193
2 撮影コマ数を設定する • BKT ボタンを押したままメイ ンコマンドダイヤルを回し ます。 BKT ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 オートブラケティング 撮影コマ数 インジケーター インフォ画面 • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークが、ファインダー内表示に ファインダー内表示 D が点灯します。 • インフォ画面には v とオートブラケティングインジケーター が表示されます。マークは、[AE ブラケティング]を選んだ場合 は w、[フラッシュブラケティング]を選んだ場合は x に 変更されます。 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターでブラケティングの設定を確認できます。 194
3 補正ステップを設定する • BKT ボタンを押しながらサブ コマンドダイヤルを回します。 BKT ボタン サブコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 補正ステップ インフォ画面 • 補正ステップは、露出設定ステップ幅が「1/3 段」の場合、0.3 (1/3 段)、0.7(2/3 段) 、1.0(1 段)、2.0(2 段)、3.0(3 段)から 選ぶことができます。補正ステップを 2.0 または 3.
• 補正ステップが 0.3 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通 りです。 インフォ オートブラケティング 撮影 画面 インジケーター コマ数 0F 0.3 0.3 − 3F 0.3 + 2F 0.3 − 2F 0.3 3F 0.3 5F 0.3 0 3 3 2 2 3 5 7F 0.3 7 9F 0.3 9 + 3F 撮影順序 0 0/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 0.7/ − 0.3 0/ + 0.3 0/ − 0.3 0/ − 0.3/ + 0.3 0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0 0/ − 1.3/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0/ + 1.
❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティング 撮影をやめるには BKT ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、撮影コマ数 を 0 にしてください。ただし、設定した補正ステップは記憶されます。ま た、ツーボタンリセット(0 190)でもブラケティングを解除できます が、この場合は設定した補正ステップもリセットされます。 A ライブビューについて ライブビュー時に AE ブラケティングまたはフラッシュブラケティング撮影をや めるには、BKT ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、液晶モニ ターの撮影コマ数を -/- にしてください。 A 関連ページ • オートブラケティングの補正ステップ幅を変更する → プ幅](0 271) • オートブラケティングの撮影順を変更する → Ab2[露出設定ステッ Ae7[BKT の順序](0 277) A AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティング、フラッシュブ ラケティング撮影について • レリーズモード(0 65)をCLまたはCHにセットして連続撮影する場合、シャッ ターボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した
A AE ブラケティング AE ブラケティングでは、撮影モードによって補正される内容(シャッタースピー ド、絞り値)が異なります。 撮影モード 変化する内容 P S A M シャッタースピードと絞り値 ※1 絞り値 ※1 シャッタースピード ※1 シャッタースピード ※2 ※1 静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感度自動制御](0 97)が[す る]のときは、シャッタースピードや絞り値が制御範囲を超えると、自動 的に ISO 感度が変化します。 ※2 静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感度自動制御](0 97)が[す る]のときは、まず ISO 感度を変化させて基準となる露出を適正露出に近づ けてから、オートブラケティングでシャッタースピードを変化させます。 198
❚❚ WB ブラケティングの撮影方法 ホワイトバランスの色温度を変えながら撮影します。ホワイトバランス についての説明は、0 106 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e6[オートブラ ケティングのセット]で[WB ブラ ケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数(2 コマまたは 3 コマ)を設定する • BKT ボタンを押しながらメイン コマンドダイヤルを回します。 BKT ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 撮影コマ数 WB ブラケティング インジケーター インフォ画面 • r 以外に設定すると、表示パネル に M マークが、ファインダー内表示 に D が点灯します。インフォ画面 には y と WB ブラケティングイ ファインダー内表示 ンジケーターが表示されます。 199
3 補正ステップを設定する • BKT ボタンを押しながらサブ コマンドダイヤルを回します。 BKT ボタン サブコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 補正ステップ インフォ画面 • 補正ステップは、1(1 段) 、2(2 段) 、3(3 段)から選ぶことが できます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当しま す。A 方向に数が大きくなるごとにアンバーが強くなります。B 方向に数が大きくなるごとにブルーが強くなります(0 110)。 • 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通り です。 インフォ WB ブラケティング 撮影 画面 インジケーター コマ数 B2F A2F 3F 1 1 1 2 2 3 補正ステップ 撮影順序 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 0/B1 0/A1 0/A1/B1 A ライブビューについて ライブビュー時は、液晶モニターで WB ブラケティングの設定を確認できます。 200
4 撮影する • シャッターボタンを 1 回全押しすると、設定した全 てのコマ数の画像が記録されます。 • ホワイトバランスを微調整している場合は、微調整 値に WB ブラケティングの補正ステップが加算されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が 記録可能コマ数より多い場合、表示 パネルに n が、ファインダー内 表示に j が右図のように点滅し、 シャッターがきれません(表示パネ ルの残量のない SD カードのアイコ ンも点滅します) 。新しい SD カード に交換すると撮影できます。 D WB ブラケティングの制限について WB ブラケティングは、RAW を含む画質モードでは使用できません。 201
❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには BKT ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、撮影コマ数 を 0 にしてください。ただし、設定した補正ステップは記憶されます。ま た、ツーボタンリセット(0 190)でもブラケティングを解除できます が、この場合は設定した補正ステップもリセットされます。 A ライブビューについて ライブビュー時に WB ブラケティング撮影をやめるには、BKT ボタンを押しなが らメインコマンドダイヤルを回して、液晶モニターの撮影コマ数を -/- にしてく ださい。 D WB ブラケティング撮影について • WB ブラケティングでは、色温度(A(アンバー)から B(ブルー)への横方向) の補正のみを行います(0 109)。G(グリーン)から M(マゼンタ)への縦方 向の補正は行いません。 • 撮影中に電源を OFF にした場合、全てのコマの記録が終了してから電源が切れ ます。 • セルフタイマー撮影時(0 68)には、シャッターボタンを全押しすると、カ スタムメニュー c3[セルフタイマー]の[撮影コマ数] (0 272)で設定した 撮影コマ数にかかわらず、0 1
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 アクティブ D-ライティングの効果の度合いを変えながら撮影します。ア クティブ D-ライティングについての説明は、0 135 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e6[オートブラ ケティングのセット]で[ADL ブ ラケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • BKT ボタンを押しながらメイン コマンドダイヤルを回します。 BKT ボタン メインコマンド ダイヤル • 変更した設定を確認します。 ADL ブラケティング インジケーター 撮影コマ数 インフォ画面 • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークが、ファインダー内表示に D が点灯します。インフォ画面には z と ADL ブラケティングインジ ファインダー内表示 ケーターが表示されます。 203
• 設定した撮影コマ数により、ブラケティングの内容が次のように 異なります。 撮影コマ数 2 コマ 3 コマ 4 コマ 5 コマ ブラケティングの内容 [しない]→(手順 3 で設定するアクティブ D-ライティングの 度合い)の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]→[より強め]の順に撮影 • 撮影コマ数を 3 コマ以上に設定した場合は、手順 4 に進んでください。 .
3 アクティブ D-ライティングの度合いを設定する • BKT ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、撮影コ マ数が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ D-ライティングの度 合いを設定できます。 BKT ボタン サブコマンドダイヤル • アクティブ D-ライティングの度合いは、インフォ画面または表示 パネルの ADL ブラケティングインジケーターで確認できます。 アクティブ D-ライティングの 度合い Y オート R 弱め Q 標準 P 強め Z より強め インフォ画面 表示パネル 205
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • 撮影するたびに、コマ数を示す表示が ADL ブラケ ティングインジケーター上から消えます。 撮影コマ数 206 1 コマ撮影した状態
❚❚ ADL ブラケティング撮影をやめるには BKT ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、撮影コマ数 を 0 にしてください。ただし、設定したアクティブ D-ライティングの度 合いは記憶されます。また、ツーボタンリセット(0 190)でもブラケ ティングを解除できますが、この場合は設定したアクティブ D-ライティ ングの度合いもリセットされます。 A ライブビューについて ライブビュー時に ADL ブラケティング撮影をやめるには、BKT ボタンを押しなが らメインコマンドダイヤルを回して、液晶モニターの撮影コマ数を -/- にしてく ださい。 A ADL ブラケティング撮影について • レリーズモード(0 65)をCLまたはCHにセットして連続撮影する場合、シャッ ターボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時点でいった ん停止し、シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 68)には、シャッターボタンを全押しすると、カ スタムメニュー c3[セルフタイマー](0 272)の[連続撮影間隔]で設定し た撮影間隔で撮影します。ただし、
多重露出撮影で 1 つの画像に重ねて 写し込む 撮影モード P、S、A、M のみ 多重露出撮影は 2 ∼ 3 コマの RAW データを重ねて写し込み、1 つの画像 として記録します。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 1 静止画撮影メニューの[多重露出] を選んでマルチセレクターの 2 を 押す 2[多重露出モード]を設定する •[多重露出モード]を選んで、2 を押 します。 • 1 または 3 を押して多重露出モードを 設定し、J ボタンを押します。 •[する(連続)]または[する(1 回)] を選ぶと、多重露出の撮影待機状態に なり、表示パネルに n マークが点灯し ます。 解除するまで連続して多重露出撮影します。多重露出 6 する(連続) 撮影を解除するには、もう一度[多重露出モード]を 選んで[しない]に設定してください。 する(1 回) 多重露出撮影を終了すると、多重露出が解除されます。 しない 208 多重露出撮影を解除します。
3[コマ数](露光回数)を設定する •[コマ数]を選んで、2 を押します。 • 1 または 3 を押して露光回数を設定 し、J ボタンを押します。 4[自動ゲイン補正]を設定する •[自動ゲイン補正]を選んで、2 を押 します。 • 自動ゲイン補正の設定後、J ボタンを 押します。 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数 する に合わせて自動的にゲイン(出力)を補正します。 • 各コマのゲインは、 「1÷ 露光回数」となります。たと えば、露光回数が「2 コマ」の場合は 1/2、「3 コマ」の 場合は 1/3 になります。 しない ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わ せます。 209
5 1回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マーク が点滅します。 6 2回目以降の撮影をする •[する(連続)]の場合、[多重露出モード]で[しな い]を選んで多重露出モードを解除するまで、多重 露出撮影できます。 • 多重露出モードが[する(1 回)]の場 合、手順 3 で設定したコマ数分の撮影 をすると、多重露出撮影が解除され、 n マークが消灯します。 ❚❚ 多重露出撮影を中断するには 設定したコマ数分を撮影する前に多重露出撮影を中断するには、多重露 出モードを[しない]に設定します。多重露出撮影を中断すると、その 時点までの露光結果だけを重ね合わせた画像が記録されます([自動ゲ イン補正]を[する]にしていたときは、露光回数に合わせてゲイン補 正が行われます)。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 • ツーボタンリセット(0 190)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき 210
D 多重露出撮影時のご注意 • 多重露出の撮影途中、画像の再生やメニュー画面の表示で液晶モニターを点灯 した場合、液晶モニターが消灯してから操作のないまま 30 秒程度経過すると、 画像が記録されて多重露出が解除されます。撮影間隔が長くなる場合は、カス タムメニュー c2[半押しタイマー] (0 272)を長めに設定すると、多重露出 が解除されるまでの時間が延長されます。 • 多重露出撮影中は、ライブビューを開始できません。 • 多重露出モードを[する(連続)]または[する(1 回)]に設定していても、 ライブビューにすると[しない]になります。 • レリーズモード(0 65)を CL または CH に設定して撮影する場合、多重露出 モードが[する(1 回)]のときは、シャッターボタンを押し続けると、多重 露出で設定された撮影コマ数の撮影後、多重露出撮影を解除します。 [する(連 続)]のときは、シャッターボタンを押し続けている間、多重露出で設定され た撮影コマ数で多重露出撮影を繰り返します。 • セルフタイマー撮影時(0 68)には、シャッターボタンを全押しすると、カ (0 272)の[連続撮影間隔]で設定
設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影) 設定した開始方法(即時または設定時刻)と撮影間隔で自動的に撮影を 行います。インターバルタイマー撮影は、レリーズモードを S、CL、CH または Q に設定して行ってください。 1 静止画撮影メニューの[インターバ ルタイマー撮影]を選ぶ • マルチセレクターの 2 を押すと、イン ターバルタイマー撮影の設定画面が表 示されます。 2 インターバルタイマー撮影の設定をする • 開始方法を選ぶ [開始方法の設定]を選んで 2 を押す 開始方法を選んで J ボタン を押す [即時スタート]を選 - インターバルタイマー撮影をすぐに開始する場合は、 びます。 - インターバルタイマー撮影の開始日時を設定する場合は、[開始日時設定] を選びます。表示される画面で開始日時を設定して J ボタンを押します。 212
• 撮影間隔(インターバル)を設定する [撮影間隔]を選んで2を押す 撮影間隔(時、分、秒)を 設定して J ボタンを押す • 撮影回数と 1 回のコマ数を設定する [撮影回数 ×1 回のコマ数] を選んで 2 を押す 撮影回数と 1 回で撮影する コマ数を設定して、J ボタ ンを押す - レリーズモードが S の場合、撮影コマ数を 2 コマ以上に設定すると、カスタ ムメニュー d2[低速連続撮影] (0 273)で設定された速度で撮影します。 • 露出平滑化をするかどうかを選ぶ [露出平滑化]を選んで 2 を 押す 露出平滑化をするかどうか を選んで J ボタンを押す -[する]を選ぶと、1 コマ前に撮影した静止画と大きく明るさが変化しない ようにカメラが自動で露出を調整します。ただし、撮影モード M で静止画 撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感度自動制御]が[しない]の場合、露 出の平滑化は行いません。 213
3[撮影開始]を選んでJ ボタンを 押す • 手順 2 の[開始方法の設定]で[即時ス タート]を選んでいる場合は、約 3 秒後 に撮影を開始します。 • 手順 2 の[開始方法の設定]で[開始 日時設定]を選んでいる場合は、設定 した日時に撮影を開始します。 • 設定した撮影間隔とコマ数で撮影を繰り返します。 D インターバルタイマー撮影を開始する前に • 試し撮りをすることをおすすめします。 • あらかじめセットアップメニューの[地域と日時] (0 283)で日時が正確に 設定されていることを確認してください。 • カメラを三脚に固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリーまたは別売 のパワーコネクターと AC アダプターをお使いください。 • ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファインダーからの光が適正露 出や画像に影響を与えることを防ぐため、付属のアイピースキャップを取り付 けることをおすすめします(0 69) 。 A インターバルタイマー撮影の待機状態について インターバルタイマー撮影の待機状態では、SD カードアクセスランプが点滅しま
❚❚ インターバルタイマー撮影を一時停止するには インターバルタイマー撮影を一時停止するには、次の操作を行います。 • 撮影待機中に J ボタンを押す • 撮影待機中に静止画撮影メニュー[インターバルタイマー撮影]で [一時停止]を選び、J ボタンを押す ❚❚ インターバルタイマー撮影を再開するには インターバルタイマー撮影を再開する手順は次の通りです。 すぐに再開する場合 [再開]を選んで J ボタ ンを押す 再開する日時を設定する場合 [開始方法の設定]画面 で[開始日時設定]を 開始日時を設定して J ボタンを押す [再開]を選んで J ボタ ンを押す 選び 2 を押す ❚❚ インターバルタイマー撮影を終了するには インターバルタイマー撮影を終了するには、撮影待機中に静止画撮影メ ニュー[インターバルタイマー撮影]で[終了]を選び、J ボタンを押 します。 215
D インターバルタイマー撮影についてのご注意 • 撮影間隔は、想定されるシャッタースピードに 1 回のコマ数を掛けた値よりも 長い時間を設定してください。実際のインターバルタイマー撮影には、イン ターバル時間の他、シャッタースピードやカメラが処理を行う時間などが含ま れます。撮影間隔が充分な長さに設定されていない場合は、設定した撮影間隔 で撮影できず、その回の撮影がキャンセルされることがあります。 • 撮影間隔が充分な長さに設定されていない場合は、設定した[撮影回数×1 回 のコマ数]で撮影できないことがあります。 • 設定した開始日時が現在時刻後 1 分以内の場合や[撮影間隔]が[00:00'00"] の場合、シャッタースピードが A(バルブ)または %(タイム)の場合 など、インターバルタイマー撮影を開始できないときには警告メッセージを表 示します。 • SD カードの残量がない場合、撮影時刻ごとにカウントは進みますが、実際の 撮影は行われません。残量のある SD カードに交換し、インターバルタイマー 撮影を再開してください(0 215) 。 • 次の場合はインターバルタイマー撮影が一時停止状態になり
D 撮影コマ数について レリーズモードに関係なく、1 回の撮影ごとに設定された撮影コマ数が撮影され ます。 A インターバルタイマー撮影待機中の各種設定について インターバルタイマー撮影の待機中は、各種設定やメニュー画面の操作や、画 像の再生を行うことができます。ただし、メニュー画面や再生画面を表示して いる場合、撮影時刻の約 4 秒前に液晶モニターを消灯して、撮影に入ります。 A オートブラケティングとインターバルタイマー撮影の組み合わせに ついて • インターバルタイマー撮影とオートブラケティングを同時に行う場合は、オー トブラケティングを先にセットしてからインターバルタイマーを設定してく ださい。 • インターバルタイマー撮影時にAE・フラッシュブラケティング、 AEブラケティ ング、フラッシュブラケティングまたは ADL ブラケティングを行う場合は、撮 影時間ごとにオートブラケティングで設定したコマ数が撮影されます。 • インターバルタイマー撮影時に WB ブラケティングを行う場合は、撮影時間ご とに 1 コマ撮影し、オートブラケティングで設定したコマ数が記録されます。 217
非 CPU レンズを使う(レンズ情報 手動設定) このカメラでは、非 CPU レンズ装着時も撮影モード A または M で撮影が できます。非 CPU レンズを使用する場合、絞り値はレンズの絞りリング で設定します。セットアップメニューの[レンズ情報手動設定]でレン ズの情報をカメラに登録することにより、非 CPU レンズを使って撮影す るときに、次の機能が使用できます。 • 焦点距離を設定して使用できる機能: - 別売のスピードライトのオートパワーズーム - 再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます) • 開放絞り値(開放 F 値)を設定して使用できる機能: - レンズで設定した絞り値表示(表示パネル、ファインダー内表示) - スピードライトの絞り連動外部自動調光 - 再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能: - RGB マルチパターン測光(レフレックスニッコールなど一部のレン ズでは、焦点距離と開放絞り値を設定しても RGB マルチパターン測 光では充分な精度が得られない場合があります。中央部重点測光ま たはスポット測光に設
❚❚ レンズ情報の登録方法 1 セットアップメニューの[レンズ情 報手動設定]を選んでマルチセレク ターの 2 を押す 2[レンズ No.]を選ぶ • 4 または 2 を押して、登録したいレン ズ No.
❚❚ 手動設定済みレンズ情報の選択方法 1 カスタムメニュー f2[Fn ボタンの機能]の[コマンドダ イヤル併用時の動作]を[手動設定済みレンズの選択]に 設定する(0 277) • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、レンズの選 択機能が割り当てられます。 2 Fn ボタンを押しながらメイ ンコマンドダイヤルを回す Fn ボタン メインコマンド ダイヤル • レンズ No. は表示パネルに表示されます。 焦点距離 使用したいレンズの番号が表示されるま 開放絞り値 でメインコマンドダイヤルを回します。 レンズ No.
位置情報を画像に記録する このカメラは、アクセサリーターミナル(0 2)に接続した別売の GPS ユニット GP-1 または GP-1A と通信し、画像データに撮影時の緯度、経 度、標高、UTC(協定世界時)を記録できます。 ❚❚ GP-1/GP-1A との接続について • カメラの電源を OFF にしてから、GP-1/GP-1A に付属のケーブルをア クセサリーターミナルに接続します(0 2)。詳しくは GP-1/GP-1A の 使用説明書をご覧ください。 • GP-1/GP-1A と通信して撮影した画像には、再生時の画像情報に位置 情報のページ(0 235)が追加されます。 ❚❚ GP-1/GP-1A と接続中のカメラの設定について セットアップメニューの[位置情報]を選んでマルチセレクターの 2 を 押すと、GP-1/GP-1A との接続時の半押しタイマー、取得した位置情報 の表示、衛星による日時合わせを設定できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GP-1/GP-1A を接続しているときの 半押しタイマーを設定できます。 カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[半押しタイ マー
•[衛星による日時合わせ]が[する]の場合、GP-1/GP-1A 接続時に取 得した日時の情報でカメラの内蔵時計を合わせます。GP-1/GP-1A を 使用して日時を合わせないときは、 [しない]を選んでください。 A GP-1/GP-1A 使用時の表示について • GP-1/GP-1A との通信状態は、インフォ画面の 衛星受信状態マーク o で確認できます。 - o(点灯):GP-1/GP-1A との通信中です。 - o(点滅):GP-1/GP-1A が取得している情報 が確定していないため、位置情報は記録され ません。o が点灯するまでお待ちください。 - o(消灯):GP-1/GP-1A との通信が 2 秒以上 途絶えると、o が消灯します。この状態で撮 影した画像データには位置情報は記録されません。 • ライブビュー時は、液晶モニターで衛星受信状態マーク o を確認できます。 222
画像の再生 画像を再生する 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード) K ボタンを押すと、最後に撮影した画像が液 晶モニターに表示されます。 K ボタン ❚❚ 1 コマ表示モードでの操作方法 マルチセレクターの4を押すと前の 画像が、2 を押すと次の画像が表示 前後の画像を見る されます。 1 または 3 を押すと、画像の再生時 画像情報を に画像情報の切り換えができます 切り換える 撮影に戻る 動画を再生する (0 228) 。 K/ 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影 できます。 1 マークが表示されている画像の場 合、動画を再生します(0 173) 。 223
A 縦位置で撮影した画像の場合 再生メニューの[縦位置自動回転](0 262)を [する]に設定すると、縦位置で撮影された画像 を、右のように縦位置で再生します。 A 撮影直後の画像確認について • 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 262)を[する]に設定すると、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に液晶モニターに表示します。 • レリーズモードが CL または CH のときは、撮影終了後に、最初のコマから順次 画像を表示します。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、再生メニューの[縦位 置自動回転]を[する]に設定しても、撮影直後の画像確認時は自動回転しません。 224
複数の画像を一覧表示する (サムネイル表示モード) 1 コマ表示モードのときに W(S)ボタンを押すと、複数の縮小画像 (サムネイル画像)を表示する「サムネイル表示モード」に切り替わり ます。 W W ( S) (S) X X (T) (T) 1 コマ表示 サムネイル表示モード モード カレンダー 表示モード ❚❚ サムネイル表示モードでの操作方法 マルチセレクターを操作すると、黄色の枠(カー ソ ル)が 動 い て、拡 大 表 示(0 237)や 削 除 (0 240)、プロテクト(0 239)の対象となる 画像を選ぶ 画像を選べます。 1 コマ表示 サムネイル表示モードを終了して、1 コマ表示 する 撮影に戻る モードに戻ります。 K/ 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 225
撮影した日付ごとに画像を表示する (カレンダー表示モード) 72 コマ表示時(0 225)に W(S)ボタンを押すと、撮影した日付 ごとに縮小画像を表示する「カレンダー表示モード」に切り替わります。 W W (S) (S) X X (T) (T) カレンダー表示 撮影日 サムネイル表示 1 コマ表示 サムネイル表示モード モード カレンダー 表示モード ❚❚ カレンダー表示モードでの操作方法 • カレンダー表示時に W(S)ボタンまたは 表示を 切り換える W(S)/ J J ボタンを押すと、黄色い枠が撮影日サムネ イル表示に移動し、選択中の日付に撮影した 画像が選べます。 • 撮影日サムネイル表示時に W(S)ボタン を押すと、カレンダー表示に戻り、日付を選 べます。 72 コマ表示に 戻る / 画像を拡大 する • カレンダー表示時は 72 コマ表示に切り替わり X(T) ます。 • 撮影日サムネイル表示時は、X(T)ボタ ンを押している間、拡大表示をします。 • カレンダー表示時は、マルチセレクターを操 作すると黄色の枠(カーソル)が動いて、撮 影した日付を選
撮影日サムネイル表示時に J ボタンを押すと、 1 コマ表示 選んだ画像を 1 コマ表示します。 する 撮影に戻る K/ 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 i ボタンを使う 1 コマ表示モードまたはサムネイル表示モー ドで i ボタンを押すと、次の機能を使用できま す。項目を選んでマルチセレクターの 2 を押 すと、選んだ項目の設定画面が表示されます。 • 動画再生の一時停止中にiボタンを押すと、 動画の編集(0 176)を行えます。 i ボタン • 再生画面に戻るには、再度iボタンを押して ください。 スロット / フォルダー スロットとフォルダーを切り換えられます。スロットを 選んで 2 を押すと、選んだスロット内のフォルダーの一 指定メニュー 覧が表示されます。フォルダーを選んで J ボタンを押す 画像編集 選んだ静止画を編集できます(0 286) 。 動画編集 選んだ動画を編集できます(0 176) 。 スマートデバイスへの スマートデバイスに取り込みたい静止画を送信指定する 送信指定 / 解除 ことができます(0 258) 。 と、フォルダー内の画像
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、画像についての詳しい情報を見ることができま す。マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次のように撮影情報の 表示が切り替わります。 標準表示 画像のみ表示 ※1 統合表示 ※1 位置情報 ※2 ハイライト 表示 ※1 RGB 撮影情報 ※1 ヒストグラム ※1 ※1 再生メニューの[再生画面設定] (0 261)で設定している場合のみ表示します。 ※2 228 GP-1/GP-1A(0 221)を使用して撮影した画像の場合のみ表示します。
❚❚ 標準表示 12 34 5 6 14 13 12 7 11 9 8 10 1 プロテクト設定の有無 ...............239 2 画像編集の有無 .............................286 3 送信指定の有無 .............................258 4 フォーカスポイント※1、 2 .........85 5 AF エリアフレーム※1 ....................31 6 コマ番号 / フォルダー内全画像数 7 画質モード ..........................................74 8 9 10 11 12 13 14 ......................................... 77 .............................................. 71 撮影時刻 ................................. 22、283 撮影日付 .................................
❚❚ ハイライト表示 1 2 3 1 画像のハイライト部分(画像の中 3 2 ※ に点滅表示します ※ フォルダー番号 - コマ番号 ハイライト部分が点滅表示してい る色 ※ の非常に明るい部分)を各色ごと ........
❚❚ RGB ヒストグラム 5 6 7 8 1 2 3 4 1 画像のハイライト部分を 4 ハイライト部分が点滅表示してい 各色ごとに点滅表示します※ .........................................................230 5 2 フォルダー番号 - コマ番号 ........263 6 3 ホワイトバランス ........................106 7 ホワイトバランス色温度 ..........112 8 ホワイトバランス微調整 ..........109 プリセットマニュアル ...............
A 拡大ヒストグラム表示について RGB ヒストグラム表示で X(T)ボタンを押 すと、ヒストグラム表示のまま拡大画面になりま す。拡大ヒストグラム表示では、拡大領域のヒス トグラムを表示することができます。また、拡大 表示中にマルチセレクターを操作すると画面を スクロールして見たい部分に移動できます。W (S)ボタンを押すと画像を縮小表示します。 A ヒストグラムについて ヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのことです。横 軸は明るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を示しています。 • いろいろな明るさの被写体が 写っている画像では、グラフの山 が全体的に分布したヒストグラ ムになります。 • 暗い画像はヒストグラムの分布 が左側に寄った形になります。 • 明るい画像はヒストグラムの分 布が右側に寄った形になります。 露出補正を+側にすれば山が右側に寄り、−側にすれば山が左側に寄ります。 屋外などで周りが明るすぎて液晶モニターでは画像の明るさが確認しにくいと きでも、ヒストグラムから画像全体の露出傾向を確認することができます。 A ヒストグラム表示について • RGB ヒストグラム
❚❚ 撮影情報 撮影時の設定の詳細を表示します。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 2 3 4 5 6 11 12 測光モード .......................................100 シャッタースピード ............ 52、55 7 絞り値 ........................................ 53、55 撮影モード .......... 28、39、42、50 8 9 ISO 感度 ※1 ..........................................94 露出補正値 .......................................104 基準露出レベルの調節値 ※2 ....272 焦点距離 ...............................218、302 レンズ情報 .......................................218 フォーカスモード ................
16 17 18 19 20 21 16 高感度ノイズ低減 ........................266 20 長秒時ノイズ低減 ........................266 アクティブ D-ライティング ....135 画像編集メニュー(0 286)で行 われた画像編集の内容が一覧表示 されます。 17 18 HDR 強度 ...........................................139 19 ヴィネットコントロール ..........265 複数の画像編集が行われた場合 21 は、順番に表示されます。 画像コメント ..................................283 23 著作権者名 ※5 22 23 22 撮影者名 ※5 ......................................283 .................................
❚❚ 位置情報(0 221)※ 1 2 3 4 1 2 緯度 経度 3 標高 4 UTC(協定世界時) ※ 動画の場合は、動画撮影開始時に取得した情報を表示します。 235
❚❚ 統合表示 1 2 345 6 17 18 19 20 21 7 8 29 28 27 9 16 22 23 26 25 24 15 141312 11 10 1 2 3 4 5 6 7 8 コマ番号 / フォルダー内全画像数 .............................258 プロテクト設定の有無 ...............239 画像編集の有無 .............................286 送信指定の有無 カメラ名 画像コメントの有無 ....................283 位置情報の有無 .............................221 画像のヒストグラムを表示します (0 232)。 横軸は明るさ、縦軸は明るさごと 9 10 11 12 13 14 15 16 のピクセル数を表します。 画質モード ..........................................74 ..........................................77 撮像範囲 ............
画像を拡大表示する 1 コマ表示モードのときに X(T)ボタン を押すと、拡大表示されます。拡大できる最 大の大きさ(長さ比)は、画像サイズが L の場 合は約 38 倍、M では約 28 倍、S では約 19 倍で す(撮像範囲が[DX(24×16)]の場合)。拡 大表示中に人物の顔を認識した場合は、顔を 白枠で囲み、サブコマンドダイヤルを回して X(T)ボタン 順次移動することができます。 ❚❚ 拡大表示中の操作方法 拡大率を 上げる X(T) 拡大率を 下げる W (S ) 画面をスク ロール(移 動)させる ボタンを押すごと に拡大率が上がり ます。 ボタンを押すごと に拡大率が下がり ます。 拡大表示中は、画面の右下 にナビゲーションウィンド ウが表示され、拡大表示中 画面をスクロール の部分が黄色い枠で囲んで させて、見たい部 示されます。ナビゲーショ 分 に 移 動 で き ま ンウィンドウの下には拡大 す。マルチセレク 率を示すバーが表示され、 ターを押し続ける 拡大率が 100% の場合、バー と、高速で移動し の色が緑で表示されます。 ます。 ナビゲーションウィンドウ は数秒す
拡大表示中に人物 の顔を認識すると、 画面右下のナビ ゲーションウィン 人物の顔へ ドウに白枠が表示 移動させる されます。サブコマ ンドダイヤルを回 すと、認識した顔に 順次移動します。 メインコマンドダイヤルを回すと、そのままの 前後の画像を 拡大率と表示範囲で、前後の静止画を表示しま す(動画を選ぶと、拡大表示を終了します) 。 見る 撮影に戻る 238 K/ 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。
プロテクトで画像を削除できないように 保護をする 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を設 定できます。ただし、SD カードを初期化(フォーマット:0 281)す ると、プロテクトを設定した画像も削除されますのでご注意ください。 • マルチセレクターで画像を選んで L(U)ボタンを押すと、画像にプロテ クトを設定します。 L(U)ボタン • プロテクトを設定した画像には P アイコ ンが表示されます。 • 画像のプロテクトを解除するには、解除す る画像を表示(選択)して、L(U)ボ タンを押します。 A プロテクトの一括解除について 画像の再生中に、L(U)ボタンと O(Q)ボタンを同時に 2 秒以上押し続 けると、再生メニューの[再生フォルダー設定]で設定されているフォルダー 内の全ての画像のプロテクトを一括で解除できます。 239
画像を削除する SD カードに記録された画像を削除します。削除した画像は元には戻せ ないのでご注意ください。ただし、プロテクトおよび非表示設定されて いる画像は削除できません。 ボタン操作で画像を削除する O(Q)ボタンを押すと、表示中の画像を 1 コマ削除できます。 1 マルチセレクターで削除する画像を 選んで O(Q)ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャ ンセルされます。 O(Q)ボタン 2 もう一度 O(Q)ボタンを押す • 表示中の画像が削除されます。 O(Q)ボタン A 選んだ日付の画像を削除するには カレンダー表示モードのカレンダー表示時に、日付を選んで O(Q)ボタンを 押すと、選んだ日付の画像を全て削除します。 A 関連ページ 画像の削除後に表示される画像を変更する → (0 262) 240 D[削 除 後 の 次 再 生 画 像]
複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。た くさんの画像を削除するときは、時間がかかることがあります。 Q n 選択画像削除 選んだ画像を削除します。 日付選択 選んだ日付に撮影した画像を一括で削除します(0 242)。 [再生フォルダー設定] (0 261)で設定したフォル ダー内の全ての画像を削除 R 全画像削除 します。 • SDカードを2枚使用してい る場合は、画像を削除する スロットを選択できます。 ❚❚[選択画像削除]を選んだ場合 1 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び、W (S)ボタンを押すと、O が表示され て削除設定されます。もう一度 W (S)ボタンを押すと解除されます。 • 削除する画像全てに設定してください。 W(S)ボタン 241
2 画像を削除する • J ボタンを押すと、確認画面が表示さ れます。 • 確認画面で[はい]を選んで J ボタン を押すと、選んだ画像が全て削除され ます。 ❚❚[日付選択]を選んだ場合 1 日付を選ぶ • マルチセレクターで日付を選んで 2 を押 すと、日付の横にチェック M が入りま す。もう一度 2 を押すと解除されます。 • 削除する日付全てにチェックを入れて ください。 2 画像を削除する • J ボタンを押すと、確認画面が表示さ れます。 • 確認画面で[はい]を選んで J ボタン を押すと、選んだ日付の画像が全て削 除されます。 242
Wi-Fiを使う Wi-Fiを使ってできること このカメラは、専用ソフトウェア Wireless Mobile Utility をインストー ルしたスマートデバイス(スマートフォンまたはタブレット)と Wi-Fi (無線 LAN)で通信できます(0 244) 。 画像を取り込み リモート操作 A スマートデバイスに Wireless Mobile Utility をインストールする Google Play サービスまたは App Store で「Wireless Mobile Utility」を検索し、 スマートデバイスにインストールしてください。ソフトウェアの検索方法につ いては、お使いのスマートデバイスの説明書をご覧ください。 • Wireless Mobile Utility の詳しい操作方法は、下記のホームページから使用説 明書(PDF 形式)をダウンロードしてご覧ください。 - Android OS:http://nikonimglib.com/ManDL/WMAU/ - iOS:http://nikonimglib.
カメラとスマートデバイスを接続する Wi-Fi(無線 LAN)を使う前に、Android OS または iOS のスマートデバ イスに専用ソフトウェア Wireless Mobile Utility をインストールしてか ら、スマートデバイスとカメラを接続してください。 Android OS または iOS:SSID で Wi-Fi 接続 する カメラと接続する前に、あらかじめスマートデバイスの Wi-Fi 機能を ON にしてください。詳しくはスマートデバイスの使用説明書を参照してく ださい。 1 Wi-Fiの[通信機能]を[有効]にする • セットアップメニューの[Wi-Fi]を選 んでマルチセレクターの 2 を押します。 •[通信機能]を選んで 2 を押し、 [有 効]を選んで J ボタンを押します(通 信機能が有効になるまで、数秒間かか ります)。 2 カメラの SSIDを表示する •[接続設定]を選んで 2 を押します。 244
•[SSID の表示]を選んで 2 を押します。 3 スマートデバイスの Wi-Fi設定でカメラの SSIDを選ぶ • スマートデバイスの[設定]の[Wi-Fi]を選びます。 • カメラで表示されている SSID を選ぶと、Wi-Fi 接続されます。 4 スマートデバイスで Wireless Mobile Utilityを起動する 5 セキュリティーを設定する • 初めてカメラとスマートデバイスを Wi-Fi 接続したときは、パス ワードなどのセキュリティーは設定されていません。プライバ シー保護のため、スマートデバイスでセキュリティー設定を行っ てください(0 250) 。 A Wi-Fi 通信表示について Wi-Fi の[通信機能]を[有効]にすると、表示パネルまたは液晶モニターに g (Wi-Fi 通信表示)が点滅します。スマートデバイスとカメラの接続が完了し、 Wireless Mobile Utility で通信している間は、g が点灯します。 表示パネル 液晶モニター 245
A パスワードを設定後に初めて Wi-Fi 接続する場合 パスワードを設定した後に初めて Wi-Fi 接続する場合、スマートデバイス上でパ スワードの入力を求められることがあります。 D セキュリティーについて 本製品は電波を利用して情報を交換するため、電波の届く範囲で自由に無線接 続が可能であるという利点がありますが、セキュリティーに関する設定を行っ ていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。 • 情報の漏洩:悪意ある第三者が電波を故意に傍受し、ID やパスワードなどの個 人情報が漏洩する可能性があります。 • 不正アクセス:悪意ある第三者が無断でネットワークにアクセスして、なりす まし、情報の改ざんなどの行為を行う可能性があります。また、本製品にセキュ リティーを設定したにもかかわらず、無線 LAN の仕様上、特殊な方法によりセ キュリティーが破られることもありますので、ご理解の上ご使用ください。 246
Android OS:NFC で Wi-Fi 接続する NFC 対応のスマートデバイスをお使いの場合は、カメラの N(N マーク) とスマートデバイスの NFC アンテナ部をタッチするだけで Wi-Fi 接続で きます。 • カメラと接続する前に、あらかじめスマートデバイスの Wi-Fi 機能と NFC 機能を ON にしてください。詳しくはスマートデバイスの使用説 明書を参照してください。 1 カメラの N(Nマーク)とスマート デバイスの NFC アンテナ部を スマートデバイス検出のメッセージ が表示されるまでタッチする • スマートデバイスの NFC アンテナ部の 位置は、スマートデバイスの使用説明 書を参照してください。 • ファインダー撮影で半押しタイマーがオンのときにタッチしてく ださい。 • スマートデバイス検出メッセージの表示後に Wi-Fi 接続が開始さ れ、Wireless Mobile Utility が自動で起動します。 2 セキュリティーを設定する • 初めてカメラとスマートデバイスを Wi-Fi 接続したときは、パス ワードなどのセキュリティーは設定されていません。プライバ
D セキュリティーについて 本製品は電波を利用して情報を交換するため、電波の届く範囲で自由に無線接 続が可能であるという利点がありますが、セキュリティーに関する設定を行っ ていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。 • 情報の漏洩:悪意ある第三者が電波を故意に傍受し、ID やパスワードなどの個 人情報が漏洩する可能性があります。 • 不正アクセス:悪意ある第三者が無断でネットワークにアクセスして、なりす まし、情報の改ざんなどの行為を行う可能性があります。また、本製品にセキュ リティーを設定したにもかかわらず、無線 LAN の仕様上、特殊な方法によりセ キュリティーが破られることもありますので、ご理解の上ご使用ください。 D Wi-Fi 機能について カメラを NFC 対応のスマートデバイスに接続すると、セットアップメニュー 。 [Wi-Fi]の[通信機能]は自動的に[有効]になります(0 244) D カメラとスマートデバイスを接続したくない場合 セットアップメニューの[NFC]を[無効]に設定してください。 D カメラとスマートデバイスを接続できない場合 カメラの N(N マーク)(
Android OS:その他の方法で Wi-Fi 接続する WPS ボタン接続に対応したスマートデバイスの場合、WPS を使用して カメラとスマートデバイスを Wi-Fi 接続できます。WPS を使用した場合、 自動的にセキュリティーが設定されるため、手動でセキュリティー設定 を行う必要はありません。 ❚❚ WPS プッシュボタン方式 • カメラ:セットアップメニュー[Wi-Fi]の [接続設定]で[WPS プッシュボタン方式] を選んで 2 を押す。 • スマートデバイス: [Wi-Fi 設定]で[WPS ボタン接続]を選ぶ。 ❚❚ WPS PIN コード方式 スマートデバイスの PIN コードをカメラに入 力して Wi-Fi 接続できます。 • セットアップメニュー[Wi-Fi]の[接続設 定]で[WPS PIN コード方式]を選んで 2 を押して表示される画面で、スマートデバ イスの PIN コードを入力します。 Wi-Fi 接続設定をリセットするには [Wi-Fi]の[接続設定]で[接続設定のリセッ ト]を選んで 2 を押すと、確認画面が表示さ れます。 [はい]を選んで J ボタンを押すと、
セキュリティーの設定について セキュリティーの設定は、Wi-Fi 接続後に行ってください。WPS を使用 して Wi-Fi 接続した場合は自動的にセキュリティーが設定されるため、 手動でセキュリティー設定を行う必要はありません(0 249)。 ❚❚ Android OS のスマートデバイスをお使いの場合 1 Wireless Mobile Utility のトップ画 面でスマートデバイス本体のメニュー を表示して[設定]を選ぶ • 画面右上の c アイコンを選んで設定の変 更を行うこともできます。 2[ワイヤレスモバイルアダプターの設 定]を選ぶ 250
3[認証 /暗号]を選ぶ 4[WPA2-PSK-AES]を選んだあと、[OK]を選ぶ 5[パスワード]を選ぶ 251
6 パスワードを入力する • 任意のパスワードを入力し、[保存]を選 びます。 • パスワードは 8 ∼ 63 文字で設定してくだ さい。 7 設定を反映する • b を選ぶと反映確認の画面が表示されます。[OK]を選びます。 • 以上でセキュリティーの設定は完了です。 252
A セキュリティーの設定を確認する ワイヤレスモバイルアダプターの設定画面で[現在の設定]を選ぶと、[認証 / 暗号]と[パスワード]が確認できます。 253
❚❚ iOS のスマートデバイスをお使いの場合 1 Wireless Mobile Utility のトップ画 面で c アイコンを選ぶ 2[WMA設定]を選ぶ 3[認証方法]を選ぶ 254
4[WPA2-PSK-AES]を選ぶ •[WMA 設定]を選んで、WMA 設定画面に 戻ります。 • WMA 設定画面に戻ると、パスワード入力の メッセージが表示される場合があります。 [OK]を選んでください。 5[パスワード]を選ぶ 6 パスワードを入力する • 任意のパスワードを入力し、 [WMA 設定] を選びます。 • パスワードは 8 ∼ 63 文字で設定してくだ さい。 255
7 設定を反映する •[設定]を選ぶと反映確認の画面が表示されます。[OK]を選び ます。 • 以上でセキュリティーの設定は完了です。 • パスワードを設定した後に初めて Wi-Fi 接続するときは、スマー トデバイス上でパスワードを入力します。 256
D Wi-Fi 接続についてのご注意 • 「Wi-Fi(無線 LAN)機能について」 (0 xx) Wi-Fi(無線 LAN)をお使いの前に、 をお読みください。 • 電波の出力が禁止されている場所では、 [Wi-Fi]の[通信機能]を[無効]に してください。 • カメラの Wi-Fi 機能は、SD カードを挿入していないと使えません。USB ケーブ ルまたは HDMI ケーブルを接続しているときも使えません。 • スマートデバイスから Wireless Mobile Utility でカメラと通信している間は、 半押しタイマーはオフになりません(通信を行わずに約 5 分経過すると、半押 しタイマーがオフになります) 。 • Wi-Fi 接続中は、Eye-Fi カードでデータを送信できません。 • 操作中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリーをお使いく ださい。 • 次の場合に、Wi-Fi の通信機能が無効になります。 - セットアップメニュー[Wi-Fi]の[通信機能]で[無効]を選んだとき - 別売の通信ユニット UT-1 を接続したとき - カメラの電源を OFF にした
スマートデバイスに取り込みたい画像を カメラで送信指定する スマートデバイスに取り込みたい静止画をあらかじめカメラで選んで 送信指定することができます。動画は送信指定できません。 表示中の画像を送信指定する 1 送信指定する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、送信指定する画像を表示します。 • サムネイル表示モードまたはカレンダー表示モードのときは、送 信指定する画像を選びます。 2 i ボタンを押す i ボタン 3[スマートデバイスへの送信指定/ 解除]を選んで J ボタンを押す • & アイコンが表示されます。 A 送信指定を解除するには 解除したい画像を選んで、手順 2 と 3 を行います。 258
複数の画像をまとめて送信指定する 1 セットアップメニューの[Wi-Fi]で[スマートデバイス への送信指定]を選んでマルチセレクターの 2 を押す 2 送信指定する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び、W (S)ボタンを押すと、& が表示さ れて送信指定されます。もう一度 W (S)ボタンを押すと解除されます。 3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を完了します。 NFC 対応のスマートデバイスで送信指定する 1 コマ表示モードまたはサムネイル表示モード、カレンダー表示モード で NFC(0 247)を使って画面に表示されている画像または選んだ画像 を送信指定できます。 1 送信指定する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードの場合は、送信指定する画像を表示します。 • サムネイル表示モードまたはカレンダー表示モードのときは、送信 指定する画像を選びます。 2 カメラの N(Nマーク)とスマート デバイスの NFC アンテナ部を スマートデバイス検出のメッセージ が表示されるまでタッチする • & アイコンが表示されます。 259
送信指定した画像をスマートデバイスに 送信する Wi-Fi 接続後(0 244、247、249)、スマートデバイスで Wireless Mobile Utility の[写真を見る]を選ぶと、送信確認のメッセージが表示されま す。 [OK]を選ぶと、送信指定した画像がスマートデバイスに送信され ます。 Android OS iOS 260
メニュー一覧 ここでは各メニュー項目の一覧が記載されています。各メニュー項目に ついての詳しい説明は、メニューガイドをご覧ください。 D 再生メニュー 削除 選択画像削除 複数の画像を一括して削除するときに使い 日付選択 ます(0 241)。 全画像削除 再生フォルダー設定 初期設定: [D7200] D7200 ここで選んだフォルダーに保存されている 全てのフォルダー 画像が、再生時に表示されます。 記録中のフォルダー 非表示設定 設定 画像の表示 / 非表示を設定できます。このメ 日付選択 ニューで非表示設定した画像は、非表示設定 一括解除 画面以外では表示されません。 再生画面設定 標準表示への情報追加 フォーカスポイント 1 コマ表示モードで表示する画像情報を追加 できます(0 228)。 再生画面の追加 画像のみ ハイライト RGB ヒストグラム 撮影情報 統合表示 261
画像コピー コピー元画像の選択 SD カードを 2 枚使用しているときに、SDカー ド内の画像をもう一方の SD カードにコピー コピー先フォルダーの選択 できます。 コピー元の選択 コピー実行 撮影直後の画像確認 する しない 初期設定: [しない] 撮影直後に画像を自動的に表示するかどう かを設定します(0 224)。 削除後の次再生画像 初期設定:[後ろのコマ] 後ろのコマ 画像を削除した後に表示する画像を設定でき 前のコマ ます。 直前コマ送り方向に従う 縦位置自動回転 初期設定:[する] する 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して しない 表示します(0 224)。 スライドショー 開始 画像や動画を連続再生します。 再生画像の種類 インターバル設定 プリント指定(DPOF) 262 設定 プリントする画像とプリント枚数をあらか 一括解除 じめ指定できます。
C 静止画撮影メニュー 静止画撮影メニューのリセット する 静止画撮影メニューをリセットして初期設定 しない に戻します。 記録フォルダー設定 フォルダー番号指定 画像を保存するフォルダーを設定します。 既存フォルダーから選択 フ ォ ル ダ ー を 新 しく 作 成 す る こ と も で き ます。 ファイル名設定 ファイル名設定 このカメラで撮影した画像のファイル名 DSC_nnnn.xxx または _DSCnnnn.
撮像範囲 DX(24×16) 1.
カスタムピクチャーコントロール 編集と登録 「ピクチャーコントロール」を好みに合わせ て調整して、「カスタムピクチャーコント 登録名変更 ロール」として登録できます(0 131)。 削除 メモリーカードを使用 色空間 初期設定: [sRGB] sRGB Adobe RGB 記録する静止画の色空間を指定できます。 アクティブ D-ライティング 初期設定:[しない](撮影モードが P、S、A、M、 %、g、i、u、1、2、 3 の場合) [オート](その他の撮影モードの場合) オート より強め 強め 白とびや黒つぶれを軽減した、見た目のコン トラストに近い画像を撮影できます (0 135)。 標準 弱め しない HDR(ハイダイナミックレンジ) HDR モード HDR 強度 輝度範囲の広いシーンでも白とびや黒つぶ れの少ない画像を記録します(0 137)。 ヴィネットコントロール 初期設定: [標準] 強め レンズの特性による周辺光量の低下をレン 標準 ズに応じて軽減します。特に開放絞り側で撮 弱め 影した場合に効果的です。G タイプ、E タイ しない プ、または
長秒時ノイズ低減 する しない 初期設定: [しない] シャッタースピードが遅いときに発生する ノイズ(むら、輝点)を低減できます。 高感度ノイズ低減 強め 標準 初期設定:[標準] ISO 感度が高くなるほど発生しやすいノイズ (ざらつき)を低減します。 弱め しない ISO 感度設定 静止画撮影時の ISO 感度に関する設定ができ ISO 感度 ISO/Hi 感度コマンドダイヤル ます(0 94、97)。 変更 感度自動制御 リモコンモード設定(ML-L3) 2 秒リモコン 瞬時リモコン ミラーアップリモコン 初期設定: [しない] 別売のリモコン ML-L3(0 312)を使用する ときのリモコンモードを設定します (0 153)。 しない 多重露出 多重露出モード コマ数 2 ∼ 3 コマの RAW データを重ねて写し込み、 1つの画像として記録します(0 208 )。 自動ゲイン補正 インターバルタイマー撮影 撮影開始 設定した撮影間隔(インターバル)と撮影回 開始方法の設定 数で自動的に撮影するインターバルタイ 撮影間隔 マー撮影を行えます(0 212)。
1 動画撮影メニュー 動画撮影メニューのリセット する 動画撮影メニューをリセットして初期設定 しない に戻します。 ファイル名設定 このカメラで撮影した動画のファイル名 DSC_nnnn.
風切り音低減 する しない 初期設定: [しない] 内蔵マイクに吹き付ける風の音を抑える ローカットフィルター機能を有効にするか どうかを設定できます。 撮像範囲 DX(24×16) 1.
高感度ノイズ低減 強め 標準 初期設定: [標準] ISO 感度が高くなるほど発生しやすいノイズ (ざらつき)を低減します。 弱め しない 動画 ISO 感度設定 M モード時の ISO 感度設定 M モード時の感度自動制御 動画撮影時の ISO 感度に関する設定ができ ます。 制御上限感度 微速度撮影 撮影開始 設定した撮影間隔で自動的に撮影を行い、撮 撮影間隔 影した静止画をつないで動画として記録で 撮影時間 きます(0 168)。 露出平滑化 269
A カスタムメニュー カスタムメニューのリセット する カスタムメニューをリセットして初期設定 しない に戻します。 a オートフォーカス a1 AF-C モード時の優先 初期設定: [レリーズ] レリーズ ファインダー撮影時の AF モードが AF-C の フォーカス とき(0 79)にシャッターボタンを全押し した場合の動作を設定できます。 a2 AF-S モード時の優先 初期設定:[フォーカス] レリーズ ファインダー撮影時のAFモードがAF-Sのと フォーカス き(0 79)にシャッターボタンを全押しし た場合の動作を設定できます。 a3 AF ロックオン 5(強め) 4 3(標準) 2 1(弱め) 初期設定: [3(標準) ] ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のと きや、AF-A に設定していて自動的に AF-C に 切り替わったときに、被写体との距離が瞬時 に大きく変わった場合のピント合わせの動 作について設定できます。 しない a4 半押し AF レンズ駆動 初期設定:[する] する シャッターボタンを半押ししたときの、ピン しな
a6 フォーカスポイント循環選択 する しない 初期設定:[しない] ファインダー撮影時、フォーカスポイントを マルチセレクターで選ぶときに、上下左右端 で循環するように設定できます。 a7 AF 点数切り換え 51 点 11 点 a8 初期設定: [51 点] ファインダー撮影時、手動で選べるフォーカ スポイントの数を設定できます。 縦 / 横位置フォーカスポイント切換 初期設定:[しない] する ファインダー撮影時、カメラを正位置(横位 しない 置)にしたときと縦位置にしたときで個別に フォーカスポイントを設定できます。 a9 内蔵 AF 補助光の照射設定 する しない 自動的に照射させないように設定できます。 b 露出・測光 b1 ISO 感度設定ステップ幅 1/3 段 1/2 段 初期設定:[1/3 段] ISO 感度のステップ幅を設定できます。 b2 露出設定ステップ幅 1/3 段 1/2 段 初期設定: [する] [しない]を選ぶと、暗い場所でも AF 補助光を 初期設定:[1/3 段] シャッタースピード、絞り値、オートブラケ ティング補正値、露出補正
b4 中央部重点測光範囲 6 mm φ 8 mm φ10 mm φ13 mm φ 初期設定: [φ 8 mm] ファインダー撮影時、測光モードが中央部重 点測光の場合の重点測光範囲を変更できま す(非 CPU レンズを装着しているときの測 光範囲は、φ8 mm 相当になります)。 画面全体の平均 b5 基準露出レベルの調節 はい いいえ 初期設定: [いいえ] 測光モードごとに適正露出の基準を撮影者 の好みに合わせ、明るめ(+側)または暗め (− 側)に調節できます。 c AE ロック・タイマー c1 半押し AE ロック する しない 初期設定: [しない] シャッターボタンを半押ししたときに AE ロックを行うかどうかを設定できます。 c2 半押しタイマー 4秒 6秒 10 秒 30 秒 1分 5分 10 分 30 分 初期設定: [6 秒] 表示パネルやファインダー内表示を自動的 に消灯するまでの時間を設定できます (0 35)。 制限なし c3 セルフタイマー 時間 セルフタイマー撮影時にシャッターボタン 撮影コマ数 を全押ししてからシャッターがきれるまで 連続撮影
c4 モニターのパワーオフ時間 画像の再生 メニュー表示 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時 間を変更できます。 インフォ画面表示 撮影直後の画像確認 ライブビュー表示 c5 リモコン待機時間(ML-L3) 1分 5分 10 分 15 分 初期設定: [1 分] リモコンモード(0 153)に設定してから、 カメラがリモコンからの信号を待ち受ける 時間を設定します。 d 撮影・記録・表示 d1 電子音設定 音量 電子音の音の高さや音量を設定できます。 音の高さ d2 低速連続撮影 6 コマ / 秒 5 コマ / 秒 4 コマ / 秒 3 コマ / 秒 2 コマ / 秒 1 コマ / 秒 初期設定: [3 コマ / 秒] レリーズモードが CL のときの連続撮影速度 を設定できます。 [5 コマ / 秒]、 [4 コマ / 秒]に •[6 コマ / 秒]、 設定していても、ライブビュー撮影時の連 続撮影速度は最高 3.
d5 フラッシュ使用推奨表示 する しない 初期設定:[する] 被写体が暗いときや逆光など、フラッシュが 必要な撮影条件でフラッシュを使わずに撮 影しようとした場合に、c(レディーライト) が点滅してフラッシュの使用をおすすめす るかどうかを設定します(0 34)。 d6 連番モード 初期設定:[する] する ファイル名に使われるファイル番号の連番 しない について設定できます。 リセット d7 ファインダー内格子線表示 初期設定: [しない] する ファインダー内に構図用格子線を表示する しない かしないかを設定できます。 d8 ISO 感度の簡易設定 する しない 初期設定: [しない] [する]を選ぶと、撮影モードが P、S、A のと きのみコマンドダイヤルの操作だけで ISO 感 度を変更できます。 d9 インフォ画面の表示設定 自動 手動 初期設定:[自動] 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見 づらいときに、インフォ画面(0 182)の見 え方を設定できます。 d10 イルミネーター点灯 初期設定: [しない] する 半押しタイマーの作動中は常に
d12 電池の使用順序 MB-D15 から カメラから 初期設定: [MB-D15 から] 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D15 装着時に、MB-D15 に入っている電 池から使用するか、カメラに入っているバッ テリーから使用するかを設定します。 e フラッシュ・BKT 撮影 e1 フラッシュ撮影同調速度 1/320 秒(オート FP) 1/250 秒(オート FP) 1/250 秒 1/200 秒 1/160 秒 1/125 秒 1/100 秒 1/80 秒 1/60 秒 初期設定: [1/250 秒] フラッシュ撮影時の同調速度を設定します。 A シャッタースピードの同調速度を固定するには 撮影モード S または M のときに、シャッタースピードの同調速度をカスタムメ ニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]で設定した値に固定するには、最も低速 側(30 秒または %)の次の位置を選んでください。表示パネルとファインダー 内表示に X(フラッシュシンクロマーク)と設定した同調速度が表示されます。 A FP 発光について • フラッシュ撮影時のシャッタースピードをカメラの最高速度まで
e2 フラッシュ時シャッタースピード制限 1/60 秒 1/30 秒 1/15 秒 1/8 秒 1/4 秒 1/2 秒 1秒 2秒 4秒 8秒 15 秒 30 秒 限を設定できます。 e3 内蔵フラッシュ発光 TTL モード 初期設定:[1/60 秒] フラッシュ撮影時の撮影モードが P または A の場合に、シャッタースピードの低速側の制 初期設定: [TTL モード] 内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。 マニュアル発光モード リピーティング発光モード コマンダーモード e3 外付けフラッシュ発光 初期設定: [TTL モード] TTL モード 別売スピードライトの発光方式を設定でき マニュアル発光モード ます。 コマンダーモード e4 フラッシュ使用時の露出補正 初期設定:[全体を補正] 全体を補正 フラッシュ撮影時に露出補正を設定した場 背景のみ補正 合のフラッシュの調光を設定できます。 e5 モデリング発光 初期設定:[する] する ファインダー撮影で内蔵フラッシュや別売 しない のニコンクリエイティブライティングシス テム対応スピードライト
e6 オートブラケティングのセット 初期設定:[AE・フラッシュブラケティング] AE・フラッシュ オートブラケティング(0 193)の種類を設 ブラケティング 定できます。 AE ブラケティング フラッシュブラケティング WB ブラケティング ADL ブラケティング e7 BKT の順序 初期設定: [ [0]→[−]→[+]] [0]→[−]→[+] オートブラケティングの補正順序を変更でき [−]→[0]→[+] ます。 f 操作 f1 OK ボタンの機能 撮影モード ファインダー撮影時とライブビュー時また 再生モード は再生時に J ボタンを押したときの機能を ライブビュー 設定できます。 f2 Fn ボタンの機能 押し時の動作 Fn ボタンを単独で押したときの機能と、Fn ボ コマンドダイヤル併用時の タンを押しながらコマンドダイヤルを回し 動作 たときの機能を設定できます。 f3 プレビューボタンの機能 押し時の動作 PV ボタンを単独で押したときの機能と、Pv ボ コマンドダイヤル併用時の タンを押しながらコマンドダイヤルを回し
f5 コマンドダイヤルの設定 回転方向の変更 メインとサブの入れ換え メインコマンドダイヤルとサブコマンドダ イヤルの機能を変更できます。 絞り値の設定方法 再生 / メニュー画面で使用 サブコマンドダイヤルで画像 送り f6 ボタンのホールド設定 初期設定: [しない] [する]に設定して対象のボタンを 1 回押す する しない と、ボタンを放しても設定できる状態が維持 され、コマンドダイヤル単独で設定できま す。もう一度ボタンを押すか、シャッターボ タンを半押しするか、半押しタイマーがオフ になると解除されます。 f7 カードなし時レリーズ 初期設定: [レリーズ許可] レリーズ禁止 カメラに SD カードを入れていないときのレ レリーズ許可 リーズ操作を設定できます。 f8 インジケーターの+ / −方向 初期設定:[ ] ファインダー内表示、表示パネルおよびイン フォ画面(R)での露出、露出補正、オー トブラケティングのインジケーターの+と −方向を入れ換えることができます。 f9 動画撮影ボタンの機能 コマンドダイヤル併用時の ファインダー撮影時ま
f10 MB-D15 の 4 ボタンの機能 AE-L/AF-L AE-L AE-L(ホールド) AF-L AF-ON FV-L カメラの Fn ボタンと同じ 初期設定: [AE-L/AF-L] 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D15 の A AE/AF ロックボタンの機能を 設定します。 f11 リモコン(WR)の Fn ボタンの機能 初期設定: [設定しない] プレビュー ワイヤレスリモートコントローラーの Fn ボ FV-L AE-L/AF-L AE-L AE-L(ホールド) AF-L タンを押したときの機能を設定できます。 フラッシュ発光禁止 プラス RAW 記録 ライブビュー カメラの Fn ボタンと同じ カメラのプレビュー ボタンと同じ カメラの 4 ボタンと同じ 設定しない 279
g 動画 g1 Fn ボタンの機能 押し時の動作 Fn ボタンを押したときの機能を設定できます。 g2 プレビューボタンの機能 押し時の動作 Pvボタンを押したときの機能を設定できます。 g3 AE/AF ロックボタンの機能 押し時の動作 AAE/AF ロックボタンを押したときの機能 を設定できます。 g4 シャッターボタンの機能 初期設定:[静止画撮影] 1 の 場合 に、 静止画撮影 ラ イ ブビ ュ ー セレ ク タ ー が 動画撮影 シャッターボタンを押したときの機能を設 定 で き ま す。[動 画 撮 影]に 設 定 す る と、 シャッターボタンの半押しでライブビュー が開始されます。ライブビューの表示中に シャッターボタンを半押しするとフォーカ スモードセレクターが AF の場合はピント合 わせを行い、全押しすると動画撮影を開始し ます。もう一度シャッターボタンを押すと、 動画撮影を終了します。 A g4[シャッターボタンの機能]の[動画撮影]について •[動画撮影]に設定すると、動画撮影以外のシャッターボタンを使う操作は行 えません。 • ライブビューを終了するには
B セットアップメニュー カードの初期化(フォーマット) スロット 1 SD カードを初期化(フォーマット)します。 スロット 2 初期化したいスロットを選んで[はい]を選 ぶと、選んだスロットの SD カードを初期化し ます。初期化すると、カード内のデータは全 て削除されます。カード内に必要なデータが 残っている場合は、初期化の前にパソコンな どに保存してください。 A ボタン操作で SD カードを初期化(フォーマット)する • O(Q)ボタンと Z(Q)ボタンで初期化することもできます。O(Q) ボタンと Z(Q)ボタンを同時に 2 秒以上押し、表示パネルとファインダー 内表示に C が点滅している間に、もう一度 O(Q)ボタンと Z(Q)ボ タンを同時に押すと、表示パネルで点滅している SD カードを初期化します。 • SD カードが 2 枚入っている場合は、表示パネルで点滅している側の SD カード を初期化します。C が点滅しているときにメインコマンドダイヤルを回す と、初期化するスロットを切り換えられます。 • 初期化中は、電源を OFF にしたり、バッテリーや SD カードを取り
ユーザーセッティングの登録 U1 に登録 U2 に登録 撮影モードダイヤル U1 と U2 にユーザーセッ ティングを登録します(0 61)。 ユーザーセッティングのリセット U1 をリセット U2 をリセット 登録したユーザーセッティングをリセットし ます(0 64)。 モニターの明るさ –5 ∼ +5 初期設定:[0] 画像の再生時、メニュー表示時、インフォ画 面表示時の液晶モニターの明るさを設定し ます。 モニターのカラーカスタマイズ 初期設定:[0] カメラの液晶モニターの色調を好みに合わ せて変更できます。 イメージセンサークリーニング 実行 撮像素子前面に付いたゴミをふるい落とし 電源スイッチに連動 ます(0 314)。 クリーニングミラーアップ 開始 撮像素子前面をクリーニングするために、ミ 。 ラーを上げた状態で固定できます(0 316) バッテリー残量表示が J 以下のときは選 べません。 イメージダストオフデータ取得 開始 Capture NX-D(0 i)の「イメージダストオ イメージセンサー フ機能」を使うためのデータを取得します。 クリー
地域と日時 現在地の設定 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。 日時の設定 日付の表示順 夏時間の設定 言語(Language) メニュー画面やメッセージの表示言語を選び ます。 縦横位置情報の記録 初期設定: [する] する 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記 しない 録できます。 電池チェック カメラや別売のマルチパワーバッテリー パック MB-D15 に装着中のバッテリーの情 報を表示します。 画像コメント コメント添付 あらかじめコメントを登録しておき、撮影す コメント入力 る画像に添付できます。添付されたコメント は、Capture NX-D または ViewNX-i のメタ データで確認できます。 著作権情報 著作権情報添付 撮影した画像に著作権情報を添付すること 撮影者名入力 が で き ま す。添 付 さ れ た 著 作 権 情 報 は、 著作権者名入力 Capture NX-D または ViewNX-i のメタデー タで確認できます。 カメラ設定の保存と読み込み 保存 カメラの各機能の設定データを SD カードに 読み込み 保存できま
水準器表示 カメラに内蔵している傾斜センサーを使っ て、液晶モニターにローリング方向の水準器 を表示します。 レンズ情報手動設定 レンズ No.
NFC 有効 無効 初期設定: [有効] [有効]に設定すると、カメラの N(N マー ク)とスマートデバイスの NFC アンテナ部を タッチするだけの簡単な操作でカメラとス 。 マートデバイスを接続できます(0 247) ネットワーク ハードウェアの選択 接続設定 オプション 別売の通信ユニット UT-1(0 312)とカメラ を接続して、有線 LAN または無線 LAN でパソ コンや FTP サーバーと通信する場合の設定を 行います。 Eye-Fi 送信機能 スロット 1 スロット 2 カメラで作成した画像を、あらかじめ設定し た保存先へ送信します。この機能に対応した Eye-Fi カードを挿入したときのみ表示され ます。 認証マークの表示 このカメラが取得している認証マークの一 部を表示します。 ファームウェアバージョン カメラを制御する「ファームウェア」のバー ジョンを表示します。 285
N 画像編集メニュー D-ライティング 画像の暗い部分を明るく補正できます。 赤目補正 フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人 物の瞳の部分が赤くなってしまった画像を 補正できます。 トリミング 画像の一部を切り抜きます(0 290)。 モノトーン 白黒 モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで セピア 構成される画像)を作成します。 クール • セピアはセピア色(褐色)、クールはブルー 系のモノトーンの画像になります。 フィルター効果 スカイライト レンズにフィルターを装着して撮影したよ ウォームトーン うな画像になります。 クロススクリーン • スカイライト:画像の青みを抑えます。 ソフト • ウォームトーン:画像を暖色にします。 • クロススクリーン:光源から放射状に光の 筋を伸ばします。 • ソフト:画像をソフトな雰囲気に仕上げ ます。 画像合成 RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画像 に合成します(0 291)。このメニュー項目 は、G ボタンを押して、タブの N アイコ ンを選んだときのみ表示されます。 286
RAW 現像 RAW を含む画質モード(0 74)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現像して JPEG 画 像を作成します(0 294)。 リサイズ 画像選択 サイズの小さい画像を作成します。 記録先スロットの選択 画像サイズの設定 簡単レタッチ コントラストと色の鮮やかさを高めた画像 を簡単に作成できます。 傾き補正 画像の傾きを±5° の範囲(約 0.
アオリ効果 高層ビルを見上げて撮影したときなどに生 じる、遠近感による被写体のゆがみを補正し ます。 ミニチュア効果 ミニチュア(模型)を接写したように加工し ます。ミニチュア効果には、高いところから 見下ろして撮影した画像が適しています。 • マルチセレクターの 1342 で効果をか ける方向と、効果をかける幅の広さを設定 できます。 セレクトカラー 選択した色のみを残し、それ以外の色をモノ トーン(白黒)に加工します。 • 色取得の枠を画像の残したい色の上に重ね て A AE/AF ロックボタンを押すと、残した い色が抽出されて色の枠に表示されます。 • メインコマンドダイヤルを回してから 1 または 3 を押すと、抽出する色の感度を設 定できます。 • メインコマンドダイヤルを回すと、抽出す る色を追加できます。抽出する色は最大 3 色まで設定できます。 動画編集 始点 / 終点の設定 撮影した動画を編集できます(0 176)。 選択フレームの保存 編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、編集元の画像と並 べて表示して、画像編集の効果を確認できま す。このメニュー項目は、編集元または
O マイメニュー /m 最近設定した項目 マイメニュー登録 再生メニュー 再生、静止画撮影、動画撮影、カスタム、セッ 静止画撮影メニュー トアップ、画像編集の各メニューから、よく 動画撮影メニュー 使う項目だけを選んで、20 項目までマイメ カスタムメニュー ニューに登録できます。 セットアップメニュー 画像編集メニュー 登録項目の削除 マイメニューの登録項目を削除します。 登録項目の順序変更 マイメニューの登録項目の順序を変更しま す。 このタブの機能変更 マイメニュー 最近設定した項目 初期設定: [マイメニュー] 「マイメニュー」を「最近設定した項目」に 変更します。[最近設定した項目]に設定す ると、最後に設定したメニュー項目から順番 に最新の 20 項目が自動的に表示されます。 289
画像編集メニューの詳細 トリミング 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が 表示され、次の操作ができます。 切り抜く範囲を 狭くする 切り抜く範囲を 広くする 画像のアスペクト 比(縦横比)を 変更する 切り抜く範囲を 移動する W(S)ボタンを押すごとにトリミングで W(S) 切り抜かれる範囲は狭くなります。 X(T)ボタンを押すごとにトリミングで X(T)切り抜かれる範囲は広くなります。 メインコマンドダイヤルを回すと、アスペクト 比を変更できます。 トリミングで切り抜く範囲を移動します。マル チセレクターを押し続けると、高速で移動しま す。 トリミングを 実行して画像を 保存する トリミングした画像が記録されます。 D トリミング画像についてのご注意 • トリミング画像は、拡大表示できないことがあ ります。 • トリミング画像の画質モード(0 74)は、元画 像の画質モードが RAW を含む画質モードのと きは[FINE]になり、[FINE]、[NORMAL]、 [BASIC]のときは元画像と同じ画質モードに なります。 • トリミング画像の画像
画像合成 SD カードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画 像に合成できます。RAW データを使用して合成するため、通常のアプ リケーションソフトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特性 に優れた画像になります。 + 1 画像編集メニュー画面で[画像合 成]を選ぶ •[画像合成]を選んでマルチセレクター の 2 を押すと、右のような画面が表示 され、 [画像 1]欄がハイライト表示さ れます。 2 合成する画像の 1コマ目を選ぶ • Jボタンを押すと表示されるRAW画像 のサムネイル一覧から、1 コマ目の画 像を選びます。 • X(T)ボタンを押している間、 選択中の画像を拡大表示します。 3 1コマ目の画像を決定する • J ボタンを押すと、選んだ画像が 1 コ マ目に設定され、 [画像 1]欄にプレ ビューが表示されます。 291
4 2コマ目の画像を選ぶ • 2 を押して[画像 2]を選び、手順 2 ∼ 3 と同じ手順で 2 コマ目の画像を選びます。 5 ゲインを調節する • プレビュー欄に[画像 1]と[画像 2] を合成した画像が表示されます。プレ ビュー欄で確認しながら、合成画像の 明るさが適正になるように、[画像 1] または[画像 2]を選んでから 1 また は 3 を押してゲイン(出力)を設定します。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 ステップで設定できます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした比率です。た とえば 0.
8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、合成画像 が保存され、合成画像が表示されます。 D 画像合成についてのご注意 • プレビュー画像と実際の合成画像では、色や明るさなどの見え方が異なること があります。 • 合成できる画像は、このカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異なる カメラや RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 • 合成画像の画質モード(0 74)と画像サイズ(0 77)は、合成時のカメラの 設定と同じになります。画像合成をする前に、これらの設定を確認してくださ い。合成した画像をさらに別の RAW 画像と合成したいときは、画質モードを RAW に設定してください。 •[撮像範囲]と[記録ビットモード]が同じ RAW 画像のみ合成できます。 • 合成時に RAW を含む画質モードが選ばれている場合、元画像と同じ記録ビッ トモードになります。また、記録方式は合成時のカメラの設定になります。 • 合成時の画質モードが JPEG の場合、 [JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 • 合成画像のホワイトバランス、ピクチャーコントロール、撮影データ(撮
RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する) RAW を含む画質モード(0 74)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現像して JPEG 画像を作成できます。 1 画像編集メニュー画面で[RAW現 像]を選ぶ •[RAW 現像]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、RAW 画像がサム ネイル表示されます。 2 RAW現像する画像を選ぶ • マルチセレクターで RAW現像する画像 を選び、J ボタンを押します。 • X(T)ボタンを押している間、 選択中の画像を拡大表示します。 3 表示されている項目をそれぞれ設定する 画質モード(0 74) 画像サイズ(0 77) ホワイトバランス(0 106) 露出補正(0 104) ピクチャーコントロール(0 126) 高感度ノイズ低減(0 266) 色空間(0 265) ヴィネットコントロール(0 265) D-ライティング(0 286) 294
4 RAW現像する •[現像]を選んで J ボタンを押すと、 JPEG 画像を保存します。 • RAW 現像後の JPEG 画像が保存されます。 • キャンセルして画像編集メニューに戻る ときは、G ボタンを押してください。 D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、このカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異 なるカメラで撮影した RAW 画像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は 選べません。 • 多重露出撮影した画像や[画像合成]で編集した画像の場合、[ホワイトバラ ンス]と[ヴィネットコントロール]は選べません。 •[露出補正]で設定できる明るさ(− 2 ∼+ 2)は、通常の露出補正の段数とは 異なります。 295
資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを使 うときに役立つ情報を記載しています。また、カメラの動作がおかしい ときや警告メッセージが表示されたときの対処方法についても説明し ています。 使用できるレンズ CPU レンズ(IX ニッコールを除く)をおすすめします。特に G タイプ、 E タイプ、D タイプレンズは、カメラの機能を最大限に引き出すことが できます。 モード フォーカスモード AF レンズ CPU レンズ※2 G タイプレンズ※3、 E タイプレンズ ※3、 D タイプレンズ※3、 AF-I レンズ、 AF-S レンズ PC-E NIKKOR M (オート (フォーカス フォーカス) エイド)※1 撮影モード P S A M ○ ○ M/N × ○ ※4 ○ ※6 × ○ ※4、6 ○ ※8 ○ × ○ ※4、6 ○ ○ ○ × ○ ※4 ○ ※10 ○ ○ × ○ ○ ※4 ○ ※11 ○ ○ × ○ ○ ※4 ○ × ○ ※6 PC マイクロ 85mm F2.
モード フォーカスモード AF (オート (フォーカス フォーカス) エイド)※1 レンズ AI-S、AI、 AI 改造レンズ、 シリーズ E レンズ ※13 撮影モード P S A M 測光モード L 3D-RGB RGB M/N × ○ ※11 × ○ ※14 × ○※15 ○ ※16 × ○ × ○ ※17 × × × レフレックス レンズ × × × ○ ※14 × × ○ ※16 PC ニッコール × ○ ※6 × ○ ※18 × × ○ × ○ ※20 × ○ ※14 × ○※15 ○ ※16 × ○ ※20 × ○ ※22 × × ○ × ○ ※20 × ○ ※14 × × ○ メディカル 120mm f/4 非 CPU レンズなど※12 M AI-S、AI テレ コンバーター ※19 ベローズアタッチメン ト PB-6 ※21 オート接写リング (PK-11A、12、13、 PN-11) M(マニュアルフォーカス)は全てのレンズで使用可能です。 IX レンズは
※10 AF80–200mm f/2.8S、AF35–70mm f/2.8S、AF28–85mm f/3.5–4.5S (New)、AF28–85mm f/3.5–4.5S レンズを使用し、ズームの望遠側かつ至 近距離で撮影した場合、ファインダースクリーンのマット面の像とオート フォーカスのピント表示が合致しない場合があります。このような場合は、 マニュアルフォーカスによりファインダースクリーンのマット面を利用し てピントを合わせて撮影してください。 ※11 開放 F 値が F5.6 以上明るいレンズのみ使用可能。 ※12 一部装着不可能なレンズ(0 300)があります。 ※13 AI ED80–200mm f/2.
A レンズの開放 F 値とは レンズの明るさを示す数値で、そのレンズで最も絞りを開いたときの絞り値を 意味します。レンズ名称の最後のほうに「f/2.8」 「f/3.5–5.6」などと記されてい ます。 A CPU レンズ、G タイプレンズ、E タイプレンズ、D タイプレンズの見 分け方 CPU レンズには CPU 信号接点があります。G タイプレンズには「G」マークが、 E タイプレンズには「E」のマークが、D タイプレンズには「D」マークが付いて います。G タイプレンズと E タイプレンズには、絞りリングがありません。 CPU 信号接点 CPU レンズ 絞りリング G/E タイプレンズ D タイプレンズ A AF-S/AF-I テレコンバーターについて • AF-S/AF-I テレコンバーターをレンズに装着したときの合成絞 り値が F5.
A 非 CPUレンズを使用する場合は • 非 CPU レンズを使用する場合は、セットアップメニューの[レンズ情報手動 設定] (0 284)でレンズの焦点距離と開放絞り値を設定することによって、 絞り値表示、RGB マルチパターン測光などの機能が使用できるようになりま す。レンズの焦点距離と開放絞り値を設定しない場合、測光モードをマルチパ ターン測光に設定しても、自動的に中央部重点測光になります。 • 絞り値はレンズの絞りリングでのみ設定できます。[レンズ情報手動設定]で レンズの開放絞り値を設定しない場合、表示パネルとファインダー内表示の絞 り値表示が開放からの絞り込み段数表示となりますので、絞り値は、レンズの 絞りリングで確認してください。 D 使用できないレンズ 次の非 CPU レンズは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレ ンズを破損しますのでご注意ください。 • • • • • • • • • • • • • • • • AF テレコンバーター TC-16AS AI 改造をしていないレンズ(AI 方式以前の連動爪を使用するタイプ) フォーカシングユニット AU-1 を必要とするレン
A AF 補助光撮影に制限のあるレンズについて • 使用できる AF レンズの焦点距離は 18 ∼ 200mm、AF 補助光が届く距離範囲の 目安は約 0.5m から 3.0m です。 • 使用するレンズや撮影距離によっては、AF 補助光がレンズでさえぎられるこ とがあります。 • AF 補助光使用時は、レンズフードを取り外してください。 • 制限のあるレンズおよび制限の内容については、下記ホームページからダウン ロードできる D7200 のメニューガイドに記載しています。 http://nikonimglib.com/manual/ A 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについて • 内蔵フラッシュには、16mm から 300mm までの CPU レンズが使用できます。 - 撮影距離 0.
A レンズの画角と焦点距離について D7200 ではさまざまなニコン一眼レフカメラ用レンズが使えます。ただし、こ れらのレンズを D7200 に装着したときの画角は、レンズに表記されている焦点 距離の約 1.5 倍のレンズに相当する画角になります。これは 35mm 判カメラの撮 影画面サイズ(36×24mm)に対して、D7200 の撮影画面(23.5×15.6mm) が小さいためです。 例:D7200 に 24mm のレンズを装着した場合の画角は、35mm 判カメラ換算で おおよそ 36mm の焦点距離となります。 静止画撮影メニューの[撮像範囲]が[DX(24×16)]の場合、D7200 の撮影 画面サイズ(23.5×15.6mm)で撮影します。 [1.3×(18×12)]を選んだ場 合、画面サイズは狭くなります([撮像範囲]が[DX(24×16)]の場合の約 1.3 倍長い焦点距離に相当する画角になります)。 35mm 判撮影画面サイズ (36×24mm) [DX(24×16)]時の撮影画面サイズ (23.5×15.6mm) [1.3×(18×12)]時の撮影画面サイズ (18.8×12.
使用できるスピードライト このカメラは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピー ドライトとの組み合わせで、さまざまな機能が利用できます。 ニコンクリエイティブライティングシステム (CLS)について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのス ピードライトとカメラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピー ドライト撮影に新たな可能性を開く、さまざまな機能を提供します。 ❚❚ ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライトの主な仕様 ガイドナンバー(ISO 100・m、20 ℃) SB-910/ SB-900※1 SB-800 SB-700※1 SB-600 SB-500※2 SB-400※3 SB-300※3 SB-R200※4 34(照射角 35mm、スタンダード配光時) 38(照射角 35mm 時) 28(照射角 35mm、スタンダード配光時) 30(照射角 35mm 時) 24 21 18 10 ※1 カメラのホワイトバランスを v(オート)または N(フラッシュ)に設定 し、SB-910、SB-900、または SB-700 用カラーフィルター
❚❚ SU-800 について ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800 は、ワイヤレスでSB-910、 SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-500、SB-R200 を制御するコ マンダーです。スピードライトを 3 つのグループに分けて制御できます。 SU-800 には発光機能はありません。 A ガイドナンバーとは フラッシュの光量を示す値で、大きいほど光が遠くまで届きます。 「ガイドナン バー = 絞り値 × 撮影距離(m)」(ISO 感度が 100 の場合)という関係がありま す。ガイドナンバーが 34(ISO 感度 100、20 ℃)のスピードライトの場合、ISO 感度が 100 で絞り値が F5.6 なら、34÷5.6= 約 6.1m までフラッシュの光が届くこ とになります。また、実効ガイドナンバーは ISO 感度が 2 倍になると約 1.4 倍 2 倍)になります。たとえば、ISO 感度が 200 の場合、絞り値が F5.6 なら 34÷5.6×1.4= 約 8.
❚❚ ニコンクリエイティブライティングシステム対応 1灯 SB-600 SB-500 SU-800 SB-R200 SB-400 SB-300 ○ ○ ○ ー ー ○ ○ ○ ※2 ○ ○ ※2 ○ ー ー ○ ○ 絞り連動外部 自動調光 ○ ※3 ー ー ー ー ー ー ー A 外部自動調光 ○ ※3 ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ※4 ○ ※4 距離優先 マニュアル発光 M マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ※4 RPT リピーティング フラッシュ ○ ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ー ○ ※4 ○ ー ー ー ○ ○ ー ○ ※4 ー ー ー ー ー ○ ー ー ○ ※5 ー ー ー 絞り連動外部 自動調光 ○ ※6 ー ー ー ー ー 外部自動調光 ○ ー ー ー ー ー ー ー マニュアル発光 ○ ○ ー ○ ※4 ー ー ー
SB-910 SB-900 SB-800 SB-700 SB-600 SB-500 SU-800 SB-R200 SB-400 SB-300 ○ ○ ○ ー ○ ー ー ○ ○ ○ ○ ー ○ ー ー 絞り連動外部 自動調光 ○ ※6 ー ー ー ー ー ー ー 外部自動調光 ○ ー ー ー ー ー ー ー マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ー ○ ー ー リピーティング フラッシュ ○ ○ ○ ○ ー ー ー ー 発光色温度情報伝達(フラッシュ) ○ ○ ○ ○ ー ー ○ ○ 発光色温度情報伝達(LED ライト) ー ー ー ○ ー ー ー ー オートFPハイスピードシンクロ ※7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー FV ロック ※8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ マルチポイントAF 補助光 ○ ○ ○ ー ○ ※9 ー ー ー 赤目軽減発光 ○ ○ ○ ○ ー ー ○ ー カメラ起動モ
A その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマニュアル発 光撮影となります。装着レンズによって機能が変わることはありません。 区分 スピードライト SB-80DX SB-50DX※1 SB-28DX SB-28 SB-26 SB-25 SB-24 SB-30 SB-27※2 SB-22S SB-22 SB-20 SB-16B SB-15 SB-23 SB-29※3 SB-21B※3 SB-29S※3 A 外部自動調光 ○ − ○ ○ − M マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ○ G マルチフラッシュ ○ − ○ − − ○ ○ ○ ○ ○ REAR※4 後幕シンクロ ※1 撮影モードを P、S、A、M に設定し、内蔵フラッシュを収納した状態にして 内蔵フラッシュが光らないようにしてください。内蔵フラッシュが自動的 に上がって光ることがあるため、その他の撮影モードは使用しないでくだ さい。 ※2 このカメラと SB-27 を組み合わせると自動的に TTL モードになりますが
A 別売スピードライトの FVロックについて 別売のスピードライト(0 303)の発光モードが TTL、「モニター発光あり」の AA または A のいずれかに設定されている場合は、FV ロック(0 150)を行うこ とができます(別売スピードライトの発光モードについては、スピードライト の使用説明書をご覧ください)。 A 増灯時の FVロックについて 増灯時に FV ロックを使用する場合、主灯(マスターフラッシュ)または補助灯 (リモート)グループのうち、少なくとも 1 グループの発光モードを TTL または AA に設定してください。 A 別売スピードライトの FVロック時の測光エリアについて 別売スピードライトを使用した FV ロック時の測光エリアは次のようになります。 撮影状態 1 灯撮影時 発光モード 測光エリア i-TTL モード 画面中央φ4 mm 相当 絞り連動外部自動調光 スピードライトの 外部測光エリア i-TTL モード 全画面 アドバンストワイヤレス 絞り連動外部自動調光 ライティングによる増灯時 外部自動調光 (マスタースピードライト) 308 スピ
D スピードライト使用時のご注意 • 詳細はお使いになる各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応のスピードライトの使用説 明書にカメラ分類表が記載されている場合は、ニコンクリエイティブライティ ングシステム対応デジタル一眼レフに該当する箇所をお読みください。なお、 このカメラは SB-80DX、SB-28DX、SB-50DX の使用説明書に記載のデジタル 一眼レフカメラには該当しません。 • 別売のスピードライト使用時は、フラッシュモード(0 142)の R(オー ト:自動発光)機能は解除され、内蔵フラッシュは発光しません。 • スピードライトを使うと、j、%、u を除く全ての撮影モードでフラッシュ 撮影できます。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト使用時には、 i-TTL や外部自動調光モードにおいて、フル発光でも露出不足になる可能性の ある場合に、発光直後に N(レディーライト)が約 3 秒間点滅して露出アン ダー警告を行い ます。その他のスピードライトの場合、充電完了表示と露出 アンダー警告は、スピードライト側で確認して
• スピードライト SB-910、SB-900 の AF 補助光は、17 ∼ 135mm までの AF レンズ に対応しています。AF 補助光が照射されるフォーカスポイントは、次の図の 通りです。 AF 補助光が照射されるフォーカスポイント • スピードライト SB-800、SB-600、ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 の AF 補助光は、24 ∼ 105mm までの AF レンズに対応しています。AF 補助光が 照射されるフォーカスポイントは、次の図の通りです。 AF 補助光が照射されるフォーカスポイント 焦点距離が 35mm から 焦点距離が 50mm から 34mmの場合 49mm場合 105mmの場合 焦点距離が 24mm から • スピードライトSB-700 の AF 補助光は、24 ∼ 135mm までの AF レンズに対応し ています。AF 補助光が照射されるフォーカスポイントは、次の図の通りです。 AF 補助光が照射されるフォーカスポイント • 使用するレンズや撮影シーンによっては、オートフォーカスによるピント合わ せができずにシャッターがきれなかったり、ピント
A インフォ画面のフラッシュモード表示について インフォ画面のフラッシュモードでは、別売のスピードライト使用時の発光方 式が、次のように表示されます。 通常発光 FP 発光(0 275) i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光(AA) 外部自動調光(A) 距離優先マニュアル発光(GN) マニュアル発光 リピーティング発光 — アドバンストワイヤレス ライティング A ホットシューアダプター AS-15 別売のホットシューアダプター AS-15 を装着すると、シンクロターミナルが利 用できます。 D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アク セサリーシュー部の接点をショートさせてしまうもの)を使用しないでくださ い。カメラの正常な機能が発揮できないだけでなく、カメラおよびフラッシュ のシンクロ回路を破損することがあります。 311
使用できるアクセサリー D7200 には撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されていま す。詳しくは最新のカタログや当社のホームページなどでご確認ください。 電源 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15(0 18、20) • バッテリーチャージャー MH-25a(0 18) • マルチパワーバッテリーパック MB-D15 • パワーコネクター EP-5B、AC アダプター EH-5b ファインダー用 アクセサリー • 接眼補助レンズ DK-20C • マグニファイングアイピース DK-21M • マグニファイヤー DG-2 • アイピースアダプター DK-22 • 角窓用変倍アングルファインダー DR-6 リモコン / ワイヤレスリモート コントローラー / リモートコード GPS ユニット 無線 / 有線 LAN • リモコン ML-L3(0 153) • ワイヤレスリモートコントローラー WR-R10/WR-T10 (0 157) • ワイヤレスリモートコントローラー WR-1(0 157) • リモートコード MC-DC2(0 60) • GPS ユニット
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してくださ い。バッテリーを取り出す前には、カメラの電源が OFF になっているこ とを確認してください。 カメラを保管するときは、下記の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%を超える場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く拭き ます。海辺でカメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿らせた布 カメラ本体 で軽く拭き取り、よく乾かします。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ほこりや砂などが入り込むと故障の 原因となります。この場合、当社の保証の対象外となりますので ご注意ください。 ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払いま す。スプレー缶タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使いくださ レンズ・ い(中の液体が気化されずに吹き出し、レンズ・ミラー・ファイ ミラー・ ンダーを傷つけることがあります) 。指紋や油脂などの汚れは、柔 ファインダー らか
撮像素子のお手入れについて レンズを取り付けるときなどに、撮像素子前面にゴミやほこりが付くと、 画像に影が写り込むことがあります。イメージセンサークリーニングを 作動させると、撮像素子前面のゴミをふるい落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電源 の ON/OFF 時に自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサー クリーニング]から操作する • 効果的にゴミをふるい落とせるように、正 位置(カメラを横位置で構えるときの向き) にしてください。 • セットアップメニューの[イメージセン サークリーニング]を選び、 [実行]を選ん で J ボタンを押すと、イメージセンサーク リーニングが開始されます。実行中は、表 示パネルに P が点滅し、撮像素子の チェックも行われます。 • イメージセンサークリーニング実行中は、 カメラの操作はできません。バッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • クリーニングが完了すると、セットアップ メニュー画面に戻ります。 314
❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニング する 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 電源ONとOFF で実行 実行しない 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニング が作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニング が作動します。 電源 ON、OFF と同時にイメージセンサークリーニ ングが作動します。 電源 ON、OFF してもイメージセンサークリーニン グは作動しません。 1[イメージセンサークリーニング] 画面で[電源スイッチに連動]を 選ぶ •[電源スイッチに連動]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、[電源ス イッチに連動]画面が表示されます。 2 イメージセンサークリーニングの方 法を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 315
D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • 電源スイッチに連動してイメージセンサークリーニングが作動しているとき にカメラを操作すると、イメージセンサークリーニングは中断します。 • カメラの電源 ON 時に内蔵フラッシュの充電が行われるときは、カメラの電源 ON と同時にイメージセンサークリーニングが作動する設定になっていても、 イメージセンサークリーニングを行わないことがあります。 • 完全にゴミを取り除けないことがあります。そのときは、撮像素子前面を市販 のブロアーで掃除するか、ニコンサービス機関にご相談ください。 • イメージセンサークリーニングを連続して行うと、内部の回路を保護するた め、一時的に作動しなくなる場合があります。少し時間をおくと再び作動する ようになります。 ❚❚ 撮像素子前面をブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 314)でゴミやほこりを取りきれな いときは、撮像素子前面を次の手順でクリーニングできます。ただし、 カメラ内部の撮像素子は非常に傷つきやすいため、ニコンサービス機関 にクリーニングをお申し付けくださることをおすすめします。 • 作業中のバッテ
3 J ボタンを押す • クリーニングミラーアップの待機状態 になります。 • 液晶モニター、表示パネル、ファイン ダー内表示に右のように表示されます。 • 撮像素子のお手入れを止めるには、カ メラの電源を OFF にしてください。 4 シャッターボタンを全押しする • ミラーが上がり、シャッターが開いた 状態になります。 • このとき、表示パネルは右のような点 滅表示になります。ファインダー内の 表示は消灯します。 5 カメラの内部に光が当たるようにカ メラを持ち、ゴミやほこりが付いて いないかどうかを点検する • ゴミやほこりが付いていない場合は、 手順 7 にお進みください。 317
6 撮像素子前面に付いたゴミやほこり をブロアーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使 いください。ブラシで撮像素子の表面 に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場 合は、ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けください。 絶対に、手でこすったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFFにし、付属のボディーキャップを付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに 電源の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意に シャッター幕が閉じて破損することを防ぐために、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフ タイマーランプが点滅してお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が 閉じてミラーがダウンするので、直ちに作業を終了して
D 撮像素子前面に付着するゴミなどについて 撮像素子前面には、カメラからレンズまたはボディーキャップを取り外した際 に外部からカメラ内に入ったゴミや、まれにカメラ内部の潤滑剤や細粉などが 付着することがあり、撮影条件によっては撮像素子前面に付着したゴミや潤滑 剤、細粉などが撮影画像に写り込む場合があります。カメラ内へのゴミの侵入 を防止するため、ほこりの多い場所でのレンズ交換やボディーキャップの着脱 は避け、カメラ本体のマウント部およびレンズのマウント部、ボディーキャッ プのゴミを除去してからカメラに取り付けてください。レンズを外してカメラ を保管するときは、必ず付属のボディーキャップを装着してください。撮像素 子前面に付着したゴミなどをイメージセンサークリーニング(0 314)で取り 除ききれないときは、316 ページの手順でクリーニングしていただくか、ニコン サービス機関にクリーニングをお申し付けください。なお、ゴミの写り込みは、 画像加工アプリケーションなどで修正できます。 D 定期点検、オーバーホールのおすすめ カメラは精密機械ですので、1 ∼ 2 年に 1 度は定期点検を、3 ∼ 5 年に 1 度
カメラとバッテリーの取り扱い上の ご注意 カメラの使用上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃 や振動を加えると、破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりする と部品がさびついてしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になるこ とがあります。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故 障の原因となります。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度にな じませてからお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録 データが消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないこと があります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでくだ さい。過度の光照射は撮像素子の褪色・焼き付きを起こ
● ミラーやレンズの手入れ方法について ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこりが付いているときは、ブロ アーで軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場 合、スプレー缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミ ラーやレンズを傷つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまっ た場合は、柔らかい清潔な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き 取ってください。 ● 撮像素子の手入れ方法について 撮像素子のクリーニングの方法については 0 314、316 をご覧ください。 ● レンズの信号接点について レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。 ● シャッター幕に触れない シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹く などは、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管して ください。防虫剤があるところ、磁気を発生する器具のそば、高温となる夏季の車 内、使用しているストーブの前などにカメ
● 液晶モニターについて • モニター画面は、非常に精密度の高い技術で作られており、99.99% 以上の有効 ドットがありますが、0.
• 使用しないときは必ずバッテリーをカメラやチャージャーから取り外してくだ さい。付けたままにしておくと、電源が切れていても微少電流が流れていますの で、過放電になり使えなくなるおそれがあります。 • バッテリーは 0 ℃∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。 バッテリーの性能が劣化したり、故障の原因となります。周囲の温度が 5 ℃∼ 35 ℃の室内で充電してください。バッテリーの温度が 0 ℃以下、60 ℃以上 のときは、充電をしません。 • バッテリーの温度が 0 ℃∼ 15 ℃、45 ℃∼ 60 ℃のときは、充電できる容量が少なく なる、または充電時間が長くなることがあります。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる 容量は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場 合、セットアップメニューの[電池チェック] (0 283)で劣化度が「1」と表示 されることがありますが、約 20 ℃以上で再充電すると劣化度の表示は「0」に戻 ります。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、使用できるバッテリー容
● バッテリーの残量について • 電池残量がなくなったバッテリーをカメラに入れたまま、何度も電源の ON/OFF を繰り返すと、バッテリーの寿命に影響を及ぼすおそれがあります。電池残量が なくなったバッテリーは、充電してお使いください。 • 充分に充電したにもかかわらず、室温での使用状態でバッテリーの使用時間が極 端に短くなってきた場合は、バッテリーの寿命です。新しいリチャージャブル バッテリーをお求めください。 ● 充電が完了したバッテリーを続けて再充電しない バッテリー性能が劣化します。 ● 小型充電式電池のリサイクル 不要になった充電式電池は、貴重な資源を守るために、廃棄 しないで充電式電池リサイクル協力店へお持ちください。 数字の有無と数値は、 電池によって異なり ます。 チャージャーの使用上のご注意 • 充電中にチャージャーをゆすったり、充電中のバッテリーに触れたりすると、振 動や静電気の影響により、きわめてまれではありますが、未充電にもかかわらず 充電完了表示になる場合があります。このような場合にはバッテリーを取り外 し、再度セットして充電を再開してください。 • チャージャーの端子をショート
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関にお問 い合わせになる前に、次の項目をご確認ください。 電源・表示関連 ● 電源 ON の状態で、カメラの操作ができない • 画像や動画の記録などの処理が終わるまでお待ちください。 • 操作できない状態が続くときは、電源を OFF にする操作をしてください。 • 電源が OFF にならない場合は、バッテリーを入れ直してください。 • AC アダプター使用時は付け直してください。 - 記録中であったデータは保存されません。 - 保存済みのデータはバッテリーや AC アダプターの取り外しでは失われません。 ● ファインダー内がはっきり見えない • ファインダー内の見え方は、視度調節ダイヤルを回して調節できます(0 23)。 • 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は、 AF モード(0 79)を AF-S、 AF エリアモード(0 82)をシングルポイント AF に設定します。次に、中央 のフォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体にオートフォー カスでピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見えるよ
撮影関連(全撮影モード共通) ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる SD カード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索のため時間 がかかる場合があります。 ● シャッターがきれない • 残量のある SD カードが入っていますか?(0 20) • SD カードがロックされていませんか?(0 27) • カスタムメニュー f7[カードなし時レリーズ]が[レリーズ禁止]になって いませんか?(0 278) • 内蔵フラッシュの充電中はシャッターがきれません(0 146)。 • ピント表示(I)は点灯していますか? • G タイプ、E タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レンズ の絞りリングを最小絞り(最も大きい数値)に設定しないとシャッターがき れません。表示パネルに B と表示されている場合、カスタムメニュー f5 [コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞りリング]に設 定すると、レンズの絞りリングで絞り値を設定できます(0 278) 。 • CPU レンズが装着されていますか? 非 CPU レンズは撮影モード A または
● ピントが合わない • マニュアルフォーカスになっていませんか? オートフォーカスで撮影す るには、フォーカスモードセレクターを AF に合わせてください(0 79) 。 • 次のような被写体では、オートフォーカスではピントが合わせづらい場合が あります。マニュアルフォーカス、フォーカスロックを利用して撮影してく ださい(0 88、92)。 明暗差がはっきりしない / 遠くのものと近くのものが混在する / 連続した繰 り返しパターン / 輝度差が著しく異なる / 背景に対して主要被写体が小さい / 絵柄が細かい ● シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない AF モードが AF-C または AF-A で自動的に AF-C が選ばれたときは、AAE/ AF ロックボタンを押してフォーカスをロックしてください(0 88)。 ● フォーカスポイントを選べない • フォーカスポイントロックレバー(マルチセレクター)が L(ロック)の位 置になっていませんか? フォーカスポイントロックレバーを・の位置に合 わせて、ロックを解除してください(0 85) 。 • AF エリアモードがオートエリア
● 画像にノイズ(ざらつき、むら、すじ、輝点)が発生する • ISO 感度を低く設定して撮影すると、ざらつき、むら、すじ、輝点を低減で きます。 • シャッタースピードが 1 秒より低速な場合は、静止画撮影メニュー[長秒時 ノイズ低減]を[する]にして撮影すると、むら、輝点を低減できます (0 266)。 • 高温となる場所での撮影や長時間露出撮影などでカメラが熱くなっている 場合は、むら、輝点が強調されることがあります。カメラの電源を OFF にし てカメラ内部の温度が下がるまで涼しいところにしばらく置いてから撮影 すると、むら、輝点を低減できます。 • 一部のスピードライトを使用したときに ISO 感度を高く設定して撮影する と、すじが発生することがあります。この場合、ISO 感度を下げて撮影して ください。 • 次の場合、静止画撮影メニューまたは動画撮影メニューの[高感度ノイズ低 減]を[しない]以外に設定すると、ざらつきを低減できます(0 266、269) 。 - ISO 感度を高く設定している場合 -[感度自動制御]を[する]にして ISO 感度が高くなった場合 - ISO 感度を[Hi-B
● AF 補助光ランプが光らない • 次の場合、AF 補助光を照射しません。 - ファインダー撮影時の AF モードが AF-C または AF-Aで自動的に AF-C が選 ばれたとき(0 79) - ライブビュー時 - オートエリア AF 以外の AF エリアモードで中央以外のフォーカスポイント が選択された場合(0 82、85) • カスタムメニュー a9[内蔵 AF 補助光の照射設定]が[しない]になってい ませんか?(0 271) • AF 補助光ランプを連続して使うと、保護機能が働いて一時的に照射が制限さ れます。少し時間をおくと再び照射するようになります。また、短時間に何 回も使うと、AF 補助光ランプが熱くなることがあるのでご注意ください。 ● 画像にゴミが写り込む • レンズの前面または背面(マウント側)が汚れていませんか? • 撮像素子の前面にゴミが付着していませんか? ニングを行ってください(0 314) 。 イメージセンサークリー ● 動画に音声が録音されない 動画撮影メニュー[マイク感度]が[録音しない]になっていませんか? ● ライブビューが開始されなかったり、自動的に終了す
● ライブビューで画面に横帯状の明るい部分が生じる 撮影している周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミ ネーションなどの点滅する光源がある場合には、画面の一部が明るくなった り、明るい横帯が発生することがあります。 ● 選択または設定できないメニュー項目がある 撮影モードによっては、設定できない機能があります。この場合、その項目は 選択できません。 撮影関連(撮影モード P、S、A、M) ● シャッターがきれない • CPU レンズが装着されていますか? 非 CPU レンズは A、M 以外の撮影モー ドではお使いになれません(0 50、300) 。 • 撮影モード M でシャッタースピードを A(バルブ)または %(タイム) に設定し、そのまま撮影モードを S に変更した場合は、シャッタースピード を再設定してから撮影してください(0 52) 。 ● 設定できるシャッタースピードの範囲が狭い フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。フラッシュ撮影時 の同調シャッタースピードは、カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速 度]で、1/320 ∼ 1/60 秒の範囲で設定
●[ピクチャーコントロール]の効果が安定しない [ピクチャーコントロール]、[カスタムピクチャーコントロール]の調整画面 で、 [輪郭強調]、 [明瞭度]、 [コントラスト] 、 [色の濃さ(彩度)]のいずれか が[A] (オート)に設定されています。ピクチャーコントロールの効果を一 定 に す る に は、こ れ ら の 項 目 を[A](オ ー ト)以 外 に 設 定 し て く だ さ い (0 130)。 ● 測光モードが変更できない AE ロック中は、測光モードを変更できません(0 102)。 ● 露出補正ができない 撮影モードが M の場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表示が変 化するだけで、シャッタースピードと絞り値は変化しません(0 104)。 ● 画像の一部が赤っぽくなる シャッタースピードを A(バルブ)または %(タイム)にした場合など、 長時間露出で撮影すると、画像の一部が赤っぽくなることがあります。この現 象は、静止画撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで 低減できます(0 266)。 ● 画像にむらが出る シャッタースピードを A(バルブ)または
● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか?(0 262) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になっていませ んか?(0 283) • 撮影直後の画像確認では自動回転はしません(0 224)。 • カメラを上向き・下向きにして撮影すると、縦横位置情報が正しく得られな い場合があります(0 283)。 ● 画像が削除できない • SD カードがロックされていませんか?(0 27) • 画像にプロテクトが設定されていませんか?(0 239) ● 画像が編集できない このカメラでは編集できない画像です。 ● 画像を記録したのに[撮影画像がありません]と表示される 再生メニューの[再生フォルダー設定]で、画像が入っているフォルダーを選 んでください(0 261)。 ● プリント指定ができない • SD カードがロックされていませんか?(0 27) • SD カードの空き容量が不足していませんか?(0 25) ● ダイレクトプリントができない RAW 画像はダイレクトプリントできません。 RAW 画像をプリントできない
● Capture NX-D でイメージダストオフ機能が動作しない 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、撮像素子前面のゴミの位置 が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使用できません。 • イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影した画像に対して、ク リーニング後に取得したイメージダストオフデータを使ってゴミの写り込 みを取り除こうとしたとき • イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフ データを使って、クリーニング後に撮影した画像に対してゴミの写り込みを 取り除こうとしたとき(0 282) ●[ピクチャーコントロール]、[アクティブ D-ライティング] 、[ヴィネットコ ントロール]の効果がパソコンで確認できない RAW 画像で記録した場合、当社製ソフトウェア以外では機能しません。RAW 画像の現像は Capture NX-D をお使いください。 Wi-Fi(無線 LAN)関連 ● スマートデバイスにカメラの SSID(ネットワーク名)が表示されない • セットアップメニュー[Wi-Fi]の[通信機能]が[有効]になっているこ とを確認してくださ
警告メッセージ 表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッセージ の意味は次の通りです。 こんなとき 表示 パネル B ファイ 対処方法 0 内表示 B (点滅) (点滅) H 原因 ンダー d レンズの絞りリングが レンズの絞りリングを最小絞 最小絞りになっていま り(最も大きい値)にしてく せん。 バッテリー残量は残り バッテリー交換の準備をして わずかです。 27 ださい。 ください。 • バッテリーが消耗し • バッテリーを交換してくだ ています。 さい。 • バッテリーを充電してくだ 18、 20 20 18 さい。 H d (点滅) (点滅) • バッテリーとの情報 • このバッテリーは使用でき 通信ができません。 ません。ニコンサービス機関 にご相談ください。 383 • 別売のマルチパワー • 極端に消耗したバッテリー 18 バッテリーパック MB-D15 装着時に、極 を使用している場合は、充電 してください。 端 に 消 耗 し て い る • カメラと通信できないバッ Li-ion リ チ ャ ー ジ ャ ブ ル
こんなとき 表示 パネル ファイ 原因 ンダー 内表示 対処方法 0 開放絞りからの絞り段 数が表示されていま す。非 CPU レンズが装 F F 着されているか、また はレンズが装着されて いない状態で、レンズ レンズの開放絞り値を設定す ると、レンズの絞り値が表示 されます。 218 の開放絞り値が設定さ れていません。 • i i (点滅) (点滅) レンズが装着されてい ないか、非 CPU レンズ が装着されています。 CPUレンズを装着してくださ 21、 い。すでに CPU レンズを装着 296 している場合は、一度レンズ を取り外してから、レンズを 装着し直してください。 • 非 CPU レンズを装着してい るときは、撮影モード A また 50 は M で撮影してください。 — F H (点滅) オートフォーカスで ピント合わせができ ません。 構図を変えるか、マニュアル (手動)でピント合わせを行っ 92 てください。 335
こんなとき 表示 パネル ファイ ンダー 内表示 原因 対処方法 • 0 ISO 感度を低くしてください。 94 — の ND フィルター(光量調節 用)を使用してください(S、 A のときに下記の操作を行っ • 撮影モードが P のときは市販 ても警告表示が消えない場合 も同様に対応してください)。 被写体が明るすぎてカ • 撮影モードが S のときは メラの制御範囲を超え シャッタースピードをより高 ています。 速側にセットしてください。 • 撮影モードが A のときは絞り (シャッタース ピード表示、絞 を絞り込んでください(よ り値表示のいず れかまたは露出 • 撮影モードが % の場合は、 52 53 り大きい数値) 。 5 撮影モードを切り換えてく インジケーター が点滅) ださい。 • ISO 感度を高くしてください。 94 143 シュを使用してください(S、 Aのときに下記の操作を行って • 撮影モードが P のときはフラッ 被写体が暗すぎて、カ メラの制御範囲を超え ています。 も警告表示が消えない場合も 同様に対応してください)。 • 撮影モー
こんなとき 表示 パネル ファイ 原因 ンダー 内表示 対処方法 撮影モードが S のとき • シャッタースピードを変え A A にシャッタースピード てください。 (点滅) (点滅) が A にセットされ • 撮影モード M で撮影してくだ ています。 撮影モードが S のとき さい。 います。 k — c • 画像を記録する空き 容量がありません。 • カメラが扱えるファ n j (点滅) (点滅) 待ちください。 撮影に必要な光量が不足して フラッシュがフル発光 いる可能性があります。撮影 (点滅) しました。 イル数をオーバーし ています。 52、 55 さい。 カメラが処理を行って カメラが処理を終えるまでお (点滅) (点滅) います。 52、 55 • シャッタースピードを変え % % にシャッタースピード てください。 (点滅) (点滅) が % にセットされて • 撮影モード M で撮影してくだ P 0 距離、絞り値、調光範囲、ISO 感度などをご確認ください。 • SD カードに記録されている — 147 240 画像を削除して
こんなとき 液晶モニター メモリーカードが 入っていません。 原因 表示 対処方法 S SD カードが入っ ていないか、正 SD カードを正しくセット しくセットされ してください。 ていません。 20 • 368 SD カードへ • このカメラ用の SD カー のアクセス異 ドであるかどうかを確 常です。 認してください。 • SD カードが壊れている 可能性があります。ニ コンサービス機関にご 連絡願います。 383 W、 • 新規フォル • SD カードに記録されて ダーが作成で いる画像を削除して、 O 使用できません。 (点滅) きません。 SD カードに画像ファイ 240 このメモリーカー ドは壊れている可 能性があるため、 カードを交換 ルが保存可能な状態に してください。必要な 画像はパソコンなどに 転送してバックアップ してください。 してください。 g • 新しい SD カードに交換 してください。 20 • Eye-Fi カードのファーム ウェアが最新版になっ ているか確認してくだ さい。 — W、 Eye-Fi カードを • 新しい E
こんなとき 液晶モニター 表示 原因 書き込み禁止に SDカードの書 W、 き込み禁止ス X なっています。 (点滅) メモリーカードが Eye-Fi カードは 書き込み禁止の 状態では使用 できません。 マット)されていま せん。フォーマット されました ライブビューを 開始できません。 しばらくお待ち ください。 0 27 されています。 Eye-Fiカードの W、 書き込み禁止ス Eye-Fi カードのロックを O (点滅) イッチがロック 解除してください。 されています。 • T (点滅) してください。 時計がリセット SDカードのロックを解除 イッチがロック してください。 このメモリーカー ドは初期化(フォー 対処方法 パネル — SD カードが正 SD カードを初期化して 27 281 ください。 しく初期化され • 正しく初期化された SD カードに交換して ていません。 ください。 内蔵時計の日時 が設定されてい 日時を設定してください。 20 22 ません。 — カメラ内部の温 カメラ内部の温度が下が 度が高くなって る
こんなとき 液晶モニター 表示 原因 対処方法 0 パネル • パソコンで編 集した画像な ど、DCF 規格 このファイルは 表示できません。 — 外の画像ファ イルのため再 生できません。 • 画像ファイル パソコンで編集された画 像を上書き保存しないで — ください。 に異常がある ため再生でき ません。 このファイルは 選択できません。 この動画は 編集できません。 — — 編集できない画 像です。 このカメラで撮影または 編集した画像しか画像編 集できません。 — • このカメラで撮影した動 — 画しか編集できません。 編集できない動 画です。 • 2 秒未満の動画は編集で 179 きません。 複数の接続先を検 出したため接続を 中止しました。 しばらくしてから、 接続をやり直して ください。 スマートデバイ — スからの通信信 号を受信中、複 しばらくしてから、接続を 数の接続先を検 やり直してください。 出したため接続 を中止しました。 — セットアップメニュー エラーが 発生しました Wi-Fiの通信時に [Wi-Fi]の[通信機
こんなとき 液晶モニター 表示 プリンターの 状態を確認して ください。※ 原因 対処方法 0 パネル — プリンターに異 常があります。 用紙切れなどエラーの原 因を取り除いた後、 [継 続]を選んで J ボタンを 押すと、プリントが再開 されます(エラー内容に — よっては、 [継続]を選べ ない場合があります) 。 指定したサイズの用紙を 用紙を確認 してください。※ 指定したサイズ — の用紙がセット セットした後、[継続]を 選んで J ボタンを押し — されていません。 て、プリントを再開して ください。 紙詰まりです。※ — 詰まった用紙を取り除いた 用紙が詰まりま 後、[継続]を選んで J ボ した。 タンを押して、プリントを 再開してください。 — 指定したサイズの用紙を 用紙が ありません。※ インクを確認 してください。※ — — セットした後、[継続]を 用紙がセットさ 選んで J ボタンを押し れていません。 て、プリントを再開して ください。 インクを確認した後、[継 インクに異常が 続]を選んで J ボタンを あります。 押
主な仕様 ❚❚ ニコンデジタルカメラ D7200 型式 型式 レンズマウント 実撮影画角 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント(AF カップリング、AF 接点付) ニコン DX フォーマット、焦点距離が約 1.5 倍のレンズの FX フォーマット(35mm 判相当)での画角に相当 有効画素数 有効画素数 2416 万画素 撮像素子 方式 総画素数 23.5×15.6mm サイズ CMOS センサー 2472 万画素 ダスト低減機能 イメージセンサークリーニング、イメージダストオフデータ 取得(Capture NX-D が必要) 記録形式 ]の場合: • 撮像範囲[DX(24×16) 6000×4000 ピクセル(サイズ L) 4496×3000 ピクセル(サイズ M) 2992×2000 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[1.
記録形式 • 画質モード RAW 12 ビット /14 ビット(ロスレス圧縮、圧縮) • JPEG-Baseline 準拠、圧縮率(約) :FINE(1/4)、NORMAL (1/8) 、BASIC(1/16)サイズ優先時、画質優先選択可能 ピクチャー • RAW と JPEG の同時記録可能 スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポー コントロール トレート、風景、フラット、いずれも調整可能、カスタムピ システム クチャーコントロール登録可能 SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリー 記録媒体 カード(SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカードは UHS-I ダブルスロット 対応規格 規格に対応) 順次記録、同時記録、RAW + JPEG 分割記録ならびにカード 間コピー可能 DCF 2.0、DPOF、Exif 2.
レンズ • • G、E または D タイプレンズ(PC レンズ一部制限あり) G、E または D タイプ以外の AF レンズ(IX 用レンズ、F3AF 用レンズ使用不可) • 交換レンズ P タイプレンズ DX レンズ • 非 CPU レンズ(ただし、非 AI レンズは使用不可) :撮影モー ド A、M で使用可能 • 開放 F 値が F5.
レリーズ機能 セルフタイマー リモコンモード (ML-L3) 露出制御 測光方式 測光モード 測光範囲 露出計連動 撮影モード 露出補正 AE ロック 作動時間:2、5、10、20 秒、撮影コマ数:1 ∼ 9 コマ、連続 撮影間隔:0.5、1、2、3 秒 2 秒リモコン、瞬時リモコン、ミラーアップリモコン 2016 分割 RGB センサーによる TTL 開放測光方式 • マルチパターン測光:3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ(G、E または D タイプレンズ使用時)、RGB マルチパターン測光Ⅱ (その他の CPU レンズ使用時)、RGB マルチパターン測光(非 CPUレンズのレンズ情報手動設定時) • 中央部重点測光:φ8 mm相当を測光(中央部重点度約75%)、 φ6 mm、φ10 mm、φ13 mm、画面全体の平均のいずれ かに変更可能(非 CPU レンズ使用時はφ8 mm) • スポット測光:約 φ3.5 mm 相当(全画面の約 2.
露出制御 ISO 感度 (推奨露光指数) アクティブ D-ライティング ISO 100 ∼ 25600(1/3、1/2 ステップ)、感度自動制御が可能 P、S、A、M 時:ISO 25600 に対し約 1、2 段(ISO 102400 相当) の増感が可能(モノクロームの画像のみ撮影可能) オート、より強め、強め、標準、弱め、しない オートフォーカス TTL 位相差検出方式:フォーカスポイント 51 点(うち、15 点 方式 はクロスタイプセンサー、1 点は F8 対応)、アドバンストマル チ CAM3500 Ⅱオートフォーカスセンサーモジュールで検出、 レンズサーボ AF 微調節可能、AF 補助光(約 0.
フラッシュ 調光補正 レディーライト アクセサリー シュー ニコン クリエイティブ ライティング システム シンクロ ターミナル 範囲:–3 ∼ +1 段、補正ステップ:1/3、1/2 ステップに変更可能 内蔵フラッシュ、別売スピードライト使用時に充電完了で点 灯、フル発光による露出警告時は点滅 ホットシュー(ISO 518)装備:シンクロ接点、通信接点、 セーフティーロック機構(ロック穴)付 対応(コマンダー機能あり) ホットシューアダプター AS-15(別売) ホワイトバランス オート(2 種) 、電球、蛍光灯(7 種) 、晴天、フラッシュ、曇 ホワイト 天、晴天日陰、プリセットマニュアル(6 件登録可、ライブ バランス ビュー時にスポットホワイトバランス取得可能) 、色温度設定 (2500K ∼ 10000K) 、いずれも微調整可能 ブラケティング AE ブラケティング、フラッシュブラケティング、ホワイトバ ブラケティング ランスブラケティング、アクティブ D- ライティングブラケ ティング ライブビュー機能 撮影モード レンズサーボ AF エリア モード フォーカス C(静
動画機能 測光方式 測光モード 撮像素子による TTL 測光方式 マルチパターン測光、中央部重点測光 • 1920×1080:60p/50p/30p/25p/24p • 1280×720:60p/50p フレームレート 60p:59.94fps、50p:50fps、30p:29.97fps、25p:25fps、 24p:23.976fps ※ 標準 /★ 高画質選択可能 ※ 1920×1080:60p/50p:撮像範囲が[1.3×(18×12)] ファイル形式 映像圧縮方式 音声記録方式 MOV H.264/MPEG-4 AVC リニア PCM 記録画素数 / ※ の場合のみ設定可能 録音装置 その他の機能 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能(ステレオ録音)、 マイク感度設定可能 インデックスマーク、微速度撮影 液晶モニター 液晶モニター 3.2 型 TFT 液晶モニター、約 122.
Wi-Fi(無線 LAN) 準拠規格 周波数範囲 (中心周波数) 通信距離 (見通し) データ転送速度 (規格値) IEEE802.11b、IEEE802.
寸法・質量 寸法 (W×H×D) 約 135.5×106.5×76 mm 約 765 g(バッテリーおよび SD メモリーカードを含む、 質量 ボディーキャップを除く) 約 675 g(本体のみ) 動作環境 0 ℃∼ 40 ℃ 85%以下(結露しないこと) • 仕様中のデータは特に記載のある場合を除き、CIPA(カメラ映像機器工業会)規 温度 湿度 格によります。 • 仕様中のデータは、フル充電バッテリー使用時のものです。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。使用説明 書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 ❚❚ バッテリーチャージャー MH-25a 電源 定格入力容量 充電出力 適応充電池 充電時間 AC 100 ∼ 240 V、50/60 Hz、0.23 ∼ 0.12 A 21 ∼ 28VA DC 8.4 V、1.2 A Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 約 2 時間 35 分 ※残量のない状態からの充電時間(周囲温度 25 ℃) 使用温度 0 ℃∼ 40 ℃ 寸法(W×H×D) 約 95×33.
❚❚ レンズ AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.6G ED VR 型式 焦点距離 最大口径比 レンズ構成 画角 焦点距離目盛 撮影距離情報 ズーミング ピント合わせ 手ブレ補正 最短撮影距離 ※1 絞り羽根枚数 絞り方式 絞りの範囲 ※2 測光方式 アタッチメント サイズ 寸法 質量 ニコン F マウント CPU 内蔵 G タイプ、AF-S DX レンズ 18 mm–105 mm 1:3.5–5.6 11 群 15 枚(ED レンズ 1 枚、非球面レンズ 1 枚) 76°– 15°20’ 18、24、35、50、70、105 mm カメラへの撮影距離情報出力可能 ズームリングによる回転式 IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォー カス、マニュアルフォーカス可能 ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 撮像面から 0.45 m(ズーム全域) 7 枚(円形絞り) 自動絞り • 焦点距離 18 mm 時:f/3.5–22 • 焦点距離 105 mm 時:f/5.6–38 開放測光 67 mm(P=0.
❚❚ レンズ AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.6G ED VR 型式 焦点距離 最大口径比 レンズ構成 画角 焦点距離目盛 撮影距離情報 ズーミング ピント合わせ 手ブレ補正 最短撮影距離※1 絞り羽根枚数 絞り方式 絞りの範囲※2 測光方式 アタッチメント サイズ 寸法 質量 ニコン F マウント CPU 内蔵 G タイプ、AF-S DX レンズ 18 mm–140 mm 1:3.5–5.6 12 群 17 枚(ED レンズ 1 枚、非球面レンズ 1 枚) 76°– 11°30’ 18、24、35、50、70、140 mm カメラへの撮影距離情報を出力可能 ズームリングによる回転式 IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォー カス、マニュアルフォーカス可能 ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 撮像面から 0.45 m(ズーム全域) 7 枚(円形絞り) 自動絞り • 焦点距離 18 mm 時:f/3.5–22 • 焦点距離 140 mm 時:f/5.6–38 開放測光 67 mm(P=0.
❚❚ レンズ AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II 型式 焦点距離 最大口径比 レンズ構成 画角 焦点距離目盛 撮影距離情報 ズーミング ピント合わせ 手ブレ補正 撮影距離目盛 最短撮影距離 ※1 絞り羽根枚数 絞り方式 絞りの範囲 ※2 測光方式 アタッチメント サイズ 寸法 質量 ニコン F マウント CPU 内蔵 G タイプ、AF-S DX レンズ 18 mm–200 mm 1:3.5–5.6 12 群 16 枚(ED レンズ 2 枚、非球面レンズ 3 枚) 76°– 8° 18、24、35、50、70、135、200 mm カメラへの撮影距離情報を出力可能 ズームリングによる回転式 IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォー カス、マニュアルフォーカス可能 ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 ∞∼ 0.5 m 撮像面から 0.5 m(ズーム全域) 7 枚(円形絞り) 自動絞り • 焦点距離 18 mm 時:f/3.5–22 • 焦点距離 200 mm 時:f/5.6–36 開放測光 72 mm(P=0.
レンズについて AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.6G ED VR 本書では、主に AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.6G ED VR のレン ズ を使用し て説明し ていま す。AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5– 5.6G ED VR の各部名称は次の通りです。 焦点距離目盛指標 焦点距離目盛 レンズ着脱指標(0 21) レンズキャップ CPU 信号接点 (0 299) 裏ぶた ズームリング(0 31) フォーカスリング(0 92) A-M 切り換えスイッチ(0 92) 手ブレ補正スイッチ(0 358) • AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.
AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.6G ED VR AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.6G ED VRの各部名称は次の通り です。 焦点距離目盛指標 焦点距離目盛 レンズキャップ レンズ着脱指標(0 21) CPU 信号接点 (0 299) 裏ぶた ズームリング(0 31) フォーカスリング(0 92) A-M 切り換えスイッチ(0 92) 手ブレ補正スイッチ(0 358) • AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.
AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II の各部名称は次の通 りです。 距離目盛 焦点距離目盛指標 距離目盛基準線 レンズ着脱指標(0 21) 焦点距離目盛 CPU 信号接点(0 299) レンズキャップ 裏ぶた LOCK 18 ズームリング(0 31) ズームロックスイッチ フォーカスリング(0 92) フォーカスモード切り換え スイッチ(0 92) 手ブレ補正スイッチ (0 358) 手ブレ補正モード切り換え スイッチ(0 359) • AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.
D レンズのお手入れと取り扱い上のご注意 • CPU 信号接点は汚さないようにご注意ください。 • レンズ面の清掃は、ほこりを拭う程度にしてください。指紋がついたときは、 柔らかい清潔な木綿の布に無水アルコール(エタノール)または市販のレンズ クリーナーを少量湿らせ、レンズの中心から外周へ渦巻き状に、拭きむら、拭 き残りのないように注意して拭いてください。 • シンナーやベンジンなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。 • レンズ表面の汚れや傷を防ぐためには、NC フィルターをお使いいただけます。 また、レンズのフードも役立ちます。 • レンズをケースに入れるときは、必ずレンズキャップと裏ぶたを取り付けてく ださい。 • フードをレンズに装着した状態で、フードだけを持たないでください。 • レンズを長期間使用しないときは、カビやサビを防ぐために、高温多湿のとこ ろを避けて風通しのよい場所に保管してください。また、直射日光の当たると ころ、防虫剤のあるところも避けてください。 • レンズを水にぬらすと、部品がサビつくなどして故障の原因となりますのでご 注意ください。 • ストーブの前など、高温になるとこ
❚❚ 手ブレ補正機能(VR)を使う 手ブレ補正機能を使うと、使わないときと比べ て AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.6G ED VR と AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5– 5.6G ED VR II の場合は約 3.5 段分 ※、AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.6G ED VR の場合 は約 4.
A AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II の手ブレ補正 モード切り換えスイッチの使い方 手ブレ補正スイッチを ON にし、手ブレ補正モード切り換えスイッチを設定します。 NORMAL ACTIVE 静止して撮影するときなど、比較的ブレの少ない場合の手ブレ を補正します。 乗り物に乗っている場合など、揺れの激しい条件でのブレから 通常の手ブレまで補正します。 • 流し撮りする場合は、必ず NORMAL モードにしてください。NORMAL モード では、流し撮りなどでカメラの向きを大きく変えた場合、流した方向の手ブレ 補正は機能しません。例えば、横方向に流し撮りすると、縦方向の手ブレだけ が補正されます。 A AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.
D カメラの内蔵フラッシュ使用時のご注意 • 撮影距離 0.6 m 以上で使用してください。 • ケラレを防止するために、レンズのフードは取り外して使用してください。 ※ カメラの内蔵フラッシュのケラレとは、フラッシュの光がレンズの先端でさ えぎられて影になり、写真に写り込む現象です。 影 ケラレ - AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.6G ED VR の場合: デジタル一眼レフカメラ D5300/D5000/D3100/ D3000 D5200/D5100/D3200 ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離 • 焦点距離 18mm では撮影距離 2.5m 以上 • 焦点距離 24mm では撮影距離 1.0m 以上 • 焦点距離 18mm では撮影距離 3.0m 以上 • 焦点距離 24mm では撮影距離 1.0m 以上 • 焦点距離 18mm では撮影距離 2.5m 以上 D5500/D3300 • 焦点距離 24mm では撮影距離 1.
- AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.6G ED VR の場合: デジタル一眼レフカメラ ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離 • 焦点距離 18mm では撮影距離 1.0m 以上 D7200/D7100/D7000/ D300 シリーズ /D200/D100 • 焦点距離 24mm 以上は制約なし • 焦点距離 18mm では撮影距離 2.5m 以上 • 焦点距離 24mm では撮影距離 1.0m 以上 D90/D80/D50 • 焦点距離 35mm 以上は制約なし D5500/D5300/D5200/ • 焦点距離 18mm、24mm では D5100/D5000/D3300/ 撮影距離 1.0m 以上 D3200/D3100/D3000/ • 焦点距離 35mm 以上は制約なし D70 シリーズ /D60/ D40 シリーズ - AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II の場合: デジタル一眼レフカメラ ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離 • 焦点距離 18mm では撮影距離 1.
A AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.6G ED VR の 付属アクセサリー • 67mm スプリング式レンズキャップ LC-67 • 裏ぶた • ソフトケース CL-1018 • バヨネットフード HB-32 レンズフードの取り付け方 フード着脱指標(●)とフード取り付け指標( )を合わせて(q)、フー ドを矢印の方向に回転させ、フード着脱指標とフードセット指標(—)を 合わせてください(w)。 - フード先端を強くつかむと着脱が困難になります。着脱の際は、フード取り 付け指標( )付近を持って回転させてください。 - フードが正しく取り付けられないと画像にケラレを生じますのでご注意く ださい。 - 収納時はフードを逆向きにしてレンズに取り付けられます。 A AF-S DX NIKKOR 18–105mm f/3.5–5.
A AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.6G ED VR の 付属アクセサリー • 67 mm スプリング式レンズキャップ LC-67 • 裏ぶた A AF-S DX NIKKOR 18–140mm f/3.5–5.
A AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II の 付属アクセサリー • 72mm スプリング式レンズキャップ LC-72 • 裏ぶた • ソフトケース CL-1018 • バヨネットフード HB-35 レンズフードの取り付け方 フード着脱指標(●)とフード取り付け指標( )を合わせて(q)、フー ドを矢印の方向に回転させ、フード着脱指標とフードセット指標(—)を 合わせてください(w)。 NORMAL ACTIVE - フード先端を強くつかむと着脱が困難になります。着脱の際は、フード取り 付け指標( )付近を持って回転させてください。 - フードが正しく取り付けられないと画像にケラレを生じますのでご注意く ださい。 - 収納時はフードを逆向きにしてレンズに取り付けられます。 A AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.
A 広角・超広角レンズのオートフォーカス撮影について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができないこと があります。このような場合は、マニュアルフォーカスでピントを合わせるか、 フォーカスロックを利用してください。 1 背景に対してメインの被写体が小さい場合 〈人物〉 フォーカスポイント内に遠くの建物と近くの人物 が混在する場合は、背景にピントが合い、人物のピ ント精度が低下することがあります。 2 絵柄が細かい場合 〈花畑〉 背景に対して被写体が小さい場合や被写体と背景 の明暗差が少ない場合は、オートフォーカスによる ピント合わせができないことがあります。 。 「オートフォーカスが苦手な被写体」の説明も参照してください(0 91) 365
A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system(DCF)Version 2.0:各社のデジタ • :デジタルカメラで撮影した画像をプ DPOF(Digital Print Order Format) ルカメラで記録された画像ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 リントショップや家庭用プリンターで自動プリントするための記録フォー マットです。 • Exif Version 2.
A 認証 A FreeType License(FreeType2) 本製品のソフトウェアの著作権の一部は、© 2012 The FreeType Project (http://www.freetype.org)のものです。すべての権利はその所有者に帰属します。 A MIT License(HarfBuzz) 本製品のソフトウェアの著作権の一部は、© 2015 The HarfBuzz Project (http://www.freedesktop.
使用できる SD カード 次の SD カードの動作を確認しています。 SD SDHC SDXC メモリーカード メモリーカード ※2 メモリーカード※3 SanDisk 社製 2 GB※1 東芝製 — Panasonic 製 LEXAR MEDIA 社 2 GB※1 4 GB、8 GB、 16 GB、32 GB 4 GB、6 GB、8 GB、 12 GB、16 GB、 48 GB、64 GB 24 GB、32 GB 4 GB、8 GB、 — 16 GB、32 GB MULTI-USE プラチナⅡシリーズ プロフェッショナル シリーズ フル HD ビデオ カードシリーズ — 64 GB、128 GB 、 256 GB、512 GB 64 GB 8 GB、16 GB、 32 GB 4 GB、8 GB、16 GB 64 GB 64 GB、128 GB 、 256 GB — ※1 カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が 2 GB の SD カードに対応 している必要があります。 ※2 SDHC 規格に対応しています。カードリーダーなどをお使いの場合、お使い の機器が
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 撮像範囲(0 71)、画質モード(0 74)と、画像サイズ(0 77)の組 み合わせによって、16 GB の SD カードに記録できるコマ数、および連 続撮影できるコマ数は、次のようになります ※1。ただし、カードの種類 や撮影条件によって、コマ数は増減することがあります。 ❚❚[撮像範囲]が[DX(24×16)]の場合 画質モード RAW(ロスレス 圧縮 RAW/ 12 ビット記録) RAW(ロスレス 圧縮 RAW/ 14 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/ 12 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/ 14 ビット記録) FINE※4 NORMAL※4 BASIC※4 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数 ※2 コマ数 ※2、3 — 約 22.2 MB 379 コマ 27 コマ — 約 28.0 MB 294 コマ 18 コマ — 約 20.6 MB 511 コマ 35 コマ — 約 25.
❚❚[撮像範囲]が[1.3×(18×12)]の場合 画質モード RAW(ロスレス 圧縮 RAW/ 12 ビット記録) RAW(ロスレス 圧縮 RAW/ 14 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/ 12 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/ 14 ビット記録) FINE※4 NORMAL※4 BASIC※4 ※1 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数 ※2 コマ数 ※2、3 — 約 15.0 MB 575 コマ 44 コマ — 約 18.7 MB 449 コマ 29 コマ — 約 13.8 MB 770 コマ 67 コマ — 約 16.9 MB 648 コマ 46 コマ L M S L M S L M S 約 8.6 MB 1300 コマ 2200 コマ 4000 コマ 2600 コマ 4300 コマ 7400 コマ 5100 コマ 7900 コマ 13100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 100 コマ 約 5.
A カスタムメニュー d3[連続撮影コマ数](0 273) カスタムメニュー d3[連続撮影コマ数]では、連続撮影時の連続撮影コマ数を 1 ∼ 100 コマの範囲で設定できます。 371
撮影可能コマ数(電池寿命)について カメラ単体または別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D15 装着 時の撮影可能コマ数(電池寿命)は、次の通りです。 • 撮影可能コマ数(1 コマ撮影モード) :CIPA 基準準拠 ※1 約 1110 コマ(カメラ本体で Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 使用時) 約 1110 コマ(MB-D15 を装着して EN-EL15 使用時) 約 630 コマ(MB-D15 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) • 撮影可能コマ数(連続撮影モード) :当社試験条件 ※2 約 4090 コマ(カメラ本体で EN-EL15 使用時) 約 4090 コマ(MB-D15 を装着して EN-EL15 使用時) 約 1510 コマ(MB-D15 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) • 動画撮影可能時間 ※3 約 80 分(カメラ本体で EN-EL15 使用時) 約 80 分(MB-D15 を装着して EN-EL15 使用時) 約 30 分(MB-D15 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) ※1 初期設定条件で 30 秒間隔ごとに撮影レンズを無限遠から
次の場合などは、バッテリーの消耗が早くなります。 • ライブビュー撮影などで液晶モニターを使用した場合 • シャッターボタンの半押しを続けた場合 • オートフォーカスのレンズ駆動を繰り返し行った場合 • 画質モードを RAW に設定して撮影した場合 • 低速シャッタースピードで撮影した場合 • Wi-Fi(無線 LAN)機能を使用した場合 • アクセサリーを装着して使用した場合 • VR レンズ使用時に VR(手ブレ補正)機能を ON にした場合 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 の性能を最大限に発揮させるため、次 のことに注意してください。 • バッテリーの端子を汚さないでください。端子が汚れていると、充分な性能が発 揮できません。 • 充電が完了したバッテリーは、なるべく早いうちにお使いください。使用しない まま放置していると、自己放電によって、バッテリー残量が減ってしまいます。 A 撮影可能コマ数(電池寿命)についてのご注意 バッテリーの充電状態、撮影間隔やメニュー画面からの設定条件などの使用環 境によって電池寿命が異なります。また、単 3 形電池使用時は、銘柄や保管状態
索 引 マーク・英数字 i(オート)................................................. 5, 28 j(発光禁止オート)........................... 5, 28 SCENE(シーン)...............................................39 k(ポートレート).......................................39 l(風景)............................................................39 p(こどもスナップ).................................39 m(スポーツ)..................................................40 n(クローズアップ).................................40 o(夜景ポートレート)............................40 r(夜景)................
2 秒リモコン ................................................... 154 3D-RGB マルチパターン測光 ............. 101 3D- トラッキング.................................. 82, 86 AC アダプター ...............................................312 ADL ブラケティング(オート ブラケティングのセット)............... 203 Adobe RGB(色空間)............................ 265 AE-L マーク .....................................................102 AE・フラッシュブラケティング (オートブラケティングのセット) ............................................................................. 193 AE/AF ロックボタンの機能 .....
OK ボタンの機能......................................... 277 PictBridge(ピクトブリッジ)......... 366 PRE(プリセットマニュアル) ................................................................ 106, 115 RAW .......................................... 74, 75, 76, 294 RAW+JPEG 分割記録(スロット 2 の 機能)...................................................................78 RAW 記録 .................................................76, 264 RAW 現像 ............................................. 287, 294 RGB ヒストグラム表示 ...........................
画角....................................................................... 302 言語(Language).................................... 283 拡大表示 ................................................... 36, 237 高感度ノイズ低減 .......................... 266, 269 風切り音低減 ..................................... 188, 268 高速連続撮影 .............................................. 6, 65 画質モード ............................................. 74, 263 このタブの機能変更 ................................. 289 画質優先(JPEG 圧縮)............................
シャッターボタン 晴天日陰(ホワイトバランス).........106 シャッター優先オート ...............................52 接眼補助レンズ ............................................312 順次記録(スロット 2 の機能)..............78 接眼目当て.......................................................... 69 瞬時リモコン ................................................ 154 常時 AF サーボ(AF-F)...............................80 接続設定のリセット .................................249 セットアップメニュー............................281 使用できるスピードライト ................ 303 使用できるレンズ...........................
長秒時ノイズ低減 ...................................... 266 塗り絵 ................................................................. 287 著作権情報 ...................................................... 283 ネットワーク ................................................. 285 ツーボタンリセット ................................. 190 ノーマルエリア AF ....................................... 84 低速限界設定(感度自動制御)............ 98 低速連続撮影 .................................. 6, 65, 273 手ブレ補正スイッチ .........................................
ファームウェアバージョン ................ 285 プロテクト.......................................................239 ファイル記録先 ........................................... 267 ヘッドホン.......................................................189 ファイル名設定 ............................... 263, 267 ヘルプ .................................................................... 15 ファインダー(視度調節)...........23, 312 編集前後の画像表示 .................................288 ファインダー内格子線表示 ................ 274 フィルター効果 ...................
ヤ 録音帯域................................................ 188, 267 露出 .................................. 100, 102, 104, 193 ユーザーセッティング............................... 61 ユーザーセッティングの 露出インジケーター .................................... 56 登録 ......................................................... 61, 282 露出ディレーモード ................................. 273 露出補正............................................................ 104 ユーザーセッティングのリセット 露出設定ステップ幅 ................................. 271 ゆがみ補正 ....................
ニコンプラザ、サービスセンターのご案内 382
アフターサービスについて ■この製品の使い方や修理に関するお問い合わせは • 使い方に関するご質問は、裏面に記載の「ニコン カスタマーサポートセンター」 にお問い合わせください。 • 修理に関するご質問は、裏面に記載の「修理センター」にお問い合わせください。 【お願い】 • お問い合わせいただく場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の内容 をご確認の上、お問い合わせください。 「製品名」、「製品番号」、「ご購入日」、「問題が発生したときの症状」、「表示され たメッセージ」、「症状の発生頻度」など。 • ソフトウェアのトラブルの場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の 内容をご確認の上、お問い合わせください。 「ソフトウェア名およびバージョン」 、 「パソコンの機種名」、 「OS のバージョン」 、 「メモリー容量」、「ハードディスクの空き容量」、 「問題が発生したときの症状」、 「症状の発生頻度」、エラーメッセージが表示されている場合はエラーメッセージ の内容など。 • ファクシミリや郵送でお問い合わせの場合は「ご住所」、 「お名前」、 「フリガナ」 、 「電話番号」、「FAX 番号」を(
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