デ ジ タ ル一 眼 レ フ カ メ ラ 使用説明書 Printed in Japan Jp SB0C03(10) 6MB07410-03 Jp
この使用説明書について この使用説明書では、次の方法で知りたいことを簡単に探し出すこと ができます。 i 目次 から ➜ 0 x ∼ xvii 撮影、再生、メニューなど、項目別に探し出すことができます。 i 目的別かんたん検索 から ➜ 0 iv ∼ ix 使いたい機能や知りたい機能を、簡単に探すことができます。 機能名がわからなくても大丈夫です。 i すぐに撮影する方のために から ➜ 0 19 ∼ 20 簡単な撮影の手順を紹介します。 i 索引 から ➜ 0 452 ∼ 459 さまざまな項目を五十音順の一覧から探すことができます。 機能名や用語がわかっているときに便利です。 i 警告メッセージ から ➜ 0 429 ∼ 435 液晶モニターやファインダーなどに表示されている警告メッセージか ら、今のカメラの状態を知ることができます。 i 故障かな?と思ったら から ➜ 0 421 ∼ 428 カメラの動作がおかしいときに、原因を調べるのに役立ちます。 A 安全上のご注意 安全にカメラをお使いいただくために守っていただきたい内容 が記載されています。カメラをお使いになる前
カメラと付属品を確認する お使いになる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認し てください。 ※コンパクトフラッシュカード(CF カード)は別売です。 ❏ D3S カメラ本体(0 3) ❏ ボディーキャップ ❏ アクセサリーシュー カバー BS-2(0 18) BF-1B(0 32、397) ❏ Li-ion リチャージャブル ❏ クイックチャージャー バッテリー EN-EL4a (端子カバー付) (0 26、29) ❏ オーディオビデオケーブル EG-D2(0 280) ❏ ストラップ MH-22(電源コード / 接点保護カバー(2 個)付) (0 26) ❏ USB ケーブル UC-E4 (0 266、270) ❏ 保証書 ❏ 使用説明書(本書) ❏ Quick Guide(クイックガイド) ❏ ソフトウェアインストールガイド AN-DC5 (0 18) ❏ USB ケーブル クリップ(0 266) ❏ Software Suite(ソフトウェア スイート)CD-ROM ❏ 登録のご案内 i
本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用 ください。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきた A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載してい 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 いことを記載しています。 ます。 表記について • コンパクトフラッシュカード(CF カード)をメモリーカードと表記してい ます。 • ご購入時に設定されている機能やメニューの設定状態を「初期設定」と表記 しています。 • この使用説明書では、カメラの設定が初期設定であることを前提に操作の説 明を行っています。 ヘルプ機能について このカメラにはヘルプ機能が付いています。メニュー操作時などに、液晶モニター でその項目の意味などを調べることができます。詳しくは 0 25 をご覧ください。 商標説明 • • CompactFlash(コンパクトフラッシュ)は米国 SanDisk 社の商標です。 Microsoft、Windows、Windows Vista は米国 Microsoft Corpor
目的別かんたん検索 0 iv 目次 0x X お使いになる前に 01 s 基本操作 0 21 x ライブビューに関する設定 0 55 y 動画に関する設定 0 67 d 画像の記録に関する設定 0 81 N フォーカスに関する設定 0 95 k レリーズモードに関する設定 0 107 S ISO 感度に関する設定 0 115 Z 測光・露出に関する設定 0 121 r ホワイトバランスに関する設定 0 153 J 画像処理に関する設定 0 175 l フラッシュ撮影に関する設定 0 191 t 撮影の便利な機能 0 207 I 画像の再生 0 231 e 音声メモ機能 0 255 Q パソコン、プリンター、テレビとの接続 0 263 U メニューガイド 0 283 n 資料 0 387 iii
目的別かんたん検索 使いたいことや知りたいことから、説明が記載されているページを簡 単に調べられます。 特長的な機能について 使いたいこと・知りたいこと FX フォーマット(35mm 判カメラに キーワード 撮像範囲を変更する 82 より高画質な RAW 画像で撮影したい 14 ビット記録 液晶モニターを見ながら撮影したい ライブビュー撮影 動画を撮影したい 動画の撮影 暗い被写体の動画を撮影したい 高感度動画撮影モード 91 56 68 74 画像記録モード 94 ピクチャーコントロール 176 準じた画角)から撮像範囲を変更したい 2 枚のメモリーカードを使って画像を 記録したい 撮影する画像の仕上がり具合を簡単に 設定して撮影したい 白とびや黒つぶれの少ない画像を撮影 アクティブ したい 不規則な動きをする被写体に自動的に ピントを合わせ続けたい 撮影時にカメラが水平になっているか 確認したい ピントが合う位置をレンズごとや一括 で微調節したい D- ライティング ターに付いたゴミやほこりを掃除したい 310 水準器表示 360 AF 微調節 361
カメラの設定について 使いたいこと・知りたいこと キーワード ファインダー内表示や上面表示パネル、 背面表示パネルの表示がすぐに消えない 半押しタイマー ようにしたい 内蔵時計の時刻を設定したい 旅行先の現地時刻に合わせたい メニュー表示時や再生時の 液晶モニターの明るさを調整したい 47、 319 地域と日時 34、 352 液晶モニターの明るさ 347 露出インジケーターの+ / −方向を変え インジケーター表示の たい + / −方向 メニューに表示される言語を変えたい 言語(Language) 各メニューで設定した内容を、 カメラ設定の保存と 他の D3S でも同じ設定にしたい 読み込み カメラの設定を初期状態に戻したい ツーボタンリセット 撮影メニューの設定を初期状態に戻したい 撮影メニューのリセット カスタムメニューの設定を初期状態に カスタムメニューの 戻したい 0 リセット 345 352 358 208 297 306 カメラの操作について メニューの操作方法を知りたい メニューの操作方法 よく使うメニューだけを表示したい マイメニュー
使いたいこと・知りたいこと バッテリーの残量を確認したい バッテリーの状態を正確に知りたい キーワード バッテリーの残量を確認 する 電池チェック 0 45 355 画像ファイル番号が、メモリーカードを 換えても連番になるようにしたい。ファ 連番モード 323 イル番号をリセットして 1 から始めたい カメラを掃除したい カメラとレンズのお手入れ 400 キーワード 0 撮影について 使いたいこと・知りたいこと 使用中のメモリーカードであと何コマ メモリーカードの残量を 撮影できるのか知りたい 大きくプリントするための画像を撮影 46 画質モード、画像サイズ 88、 92 画質モード、画像サイズ 88、 92 視度調節 43 オートフォーカスの設定を変更したい フォーカスに関する設定 ピントを合わせる位置を変えたい フォーカスポイント 95 100 レリーズモード 108 連 続 撮影 速 度に つ いて、 ISO 感度 110、 322 116 感度自動制御 118 露出補正 139 したい 撮影できるコマ数を増やしたい ファインダー内がはっ
使いたいこと・知りたいこと キーワード 花火や天体の写真、自動車のライトの 流れを撮影したい 長時間露出で撮影する (バルブ撮影) 同じ被写体の露出を変えながら撮影 したり、フラッシュの光量を変えながら 撮影したい ホワイトバランスを変えて何コマか AE ブラケティング、 フラッシュブラケティング 0 133 141 WB ブラケティング 146 ADL ブラケティング 150 ホワイトバランスを変えたい ホワイトバランス 別売のフラッシュの設定を変更したい フラッシュモード 同時に撮影したい アクティブ D- ライティングの設定を 変えながら撮影したい 複数のコマを重ねて1枚の画像を撮りたい 多重露出撮影 撮影時に音声メモを録音したい 音声メモを録音する 適正露出の基準を変えたい 基準露出レベルの調節 154 201 210 256 318 露出ディレーモード 326 動画の設定 72 シャッターボタンを押したときの、 カメラのブレを最小限に抑えたい 動画の画像サイズやマイク感度、記録先 スロットに関する設定をしたい 再生について 使いたいこと・知りた
使いたいこと・知りたいこと 画像を拡大して表示したい 撮影した画像を誤って削除しないよう にしたい 画像を表示できないようにしたい 画像を拡大表示する 0 247 プロテクト 249 非表示設定 285 キーワード 撮影した画像の中の非常に明るい部分 再生画面設定 (ハイライト部)を確認したい 撮影した画像でピント合わせに使用 (ハイライト) 再生画面設定 したフォーカスポイントを確認したい (フォーカスポイント) 撮影直後に画像を自動的に表示したい 画像に音声メモを付けたい 画像をスライドショーにしてカメラで 見たい 撮影直後の画像確認 再生時に音声メモを 録音する スライドショー 237、 286 236、 286 291 259 292 画像編集について 使いたいこと・知りたいこと 逆光やフラッシュの光量不足で暗く なってしまった部分を明るくしたい 0 D- ライティング 367 赤目補正 368 トリミング 369 モノトーン 371 フィルター効果、 カラーカスタマイズ 371、 372 RAW 現像 376 2 コマの RAW 画像を合成したい
出力関連について 使いたいこと・知りたいこと 画像をテレビで見たい 画像をハイビジョン(高画質)テレビで 見たい パソコンに画像を転送したい 画像を印刷したい カメラとプリンターを直接接続して印刷 したい 日付を入れて印刷したい キーワード 画像をテレビで見る 0 280 HDMI ケーブルを使って ハイビジョンテレビと接続 282 する 画像をパソコンに転送する 画像をプリンターで 印刷する 264 269 ダイレクトプリント 269 日付プリント 272 アクセサリーについて 使えるメモリーカードを知りたい 使用できる CF カード 使えるレンズを知りたい 使用できるレンズ 0 447 388 使用できるスピードライト 194 使用できるアクセサリー 397 使用できるアクセサリー 394 使いたいこと・知りたいこと 使えるスピードライト(フラッシュ)を 知りたい 使えるパソコン用ソフトウェアを 知りたい キーワード 使えるアクセサリーを知りたい (AC アダプター、リモートコード、 ファインダー用アクセサリーなど) ix
目 次 目的別かんたん検索 ............................................................................................................. iv xviii ご確認ください ................................................................................................... xxv 安全上のご注意.................................................................................................................. 1 お使いになる前に はじめに .............................................................................................................................
55 ライブビューに関する設定 液晶モニターを見ながら撮影する(ライブビュー撮影)................................. 56 67 動画に関する設定 動画を撮影する ..................................................................................................................... 68 75 動画を編集する ..................................................................................................................... 77 動画を再生する ..................................................................................................................... 81 画像の記録に関する設定 撮像範囲を変更する.
シャッタースピードや絞り値で露出を設定する(露出モード)............... e(プログラムオート):シャッタースピードと絞り値の 組み合わせをカメラが決める ................................................................ f(シャッター優先オート):シャッタースピードを決めて 撮影する ........................................................................................................... g(絞り優先オート):絞り値を決めて撮影する .............................. h(マニュアル):シャッタースピードと絞り値を自分で 決めて撮影する ............................................................................................. 長時間露出で撮影する(バルブ撮影)....................
フラッシュ撮影に関する設定 191 フラッシュ撮影について(別売スピードライト)............................................. 別売スピードライトの装着方法 ................................................................. 192 192 ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) 対応スピードライト .................................................................................... 194 SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 との 組み合わせで使用できる機能................................................................. 195 その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能........ 197 スピードライトの調光方式について...............................
パソコン、プリンター、テレビとの接続 263 画像をパソコンに転送する.......................................................................................... 264 USB 接続でパソコンに画像を転送する ................................................. 266 ワイヤレストランスミッター WT-4 を使って 無線でパソコンに画像を転送する ...................................................... 268 画像をプリンターで印刷する ..................................................................................... 269 カメラとプリンターを直接つないで プリントする(ダイレクトプリント)...............................................
a:オートフォーカス ...................................................................................... 307 a1:AF-C モード時の優先 ...................................................................... 307 a2:AF-S モード時の優先....................................................................... 308 a3:ダイナミック AF エリア ................................................................ 309 a4:AF ロックオン..................................................................................... 311 a5:半押し AF レンズ駆動 .........................
e4:オートブラケティングのセット .................................................328 e5:BKT 変化要素(M モード)............................................................329 e6:BKT の順序 ............................................................................................330 f:操作 .................................................................................................................... 330 f1:中央ボタンの機能 ...............................................................................330 f2:マルチセレクターの半押し起動 .............
モノトーン ............................................................................................................ 371 371 カラーカスタマイズ ......................................................................................... 372 画像合成 ................................................................................................................. 373 RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に 変換する)......................................................................................................... 376 リサイズ .......
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いくだ さい。この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他 の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載し ています。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところ に必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま 危険 たは重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示してい ます。 A警告 A この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま たは重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を 注意 負う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定 される内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 I L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の 中や近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれてい ます。 E F 記号は、禁止の行為
A 警告(カメラとレンズについて) E G C K C J F F F F 分解禁止 接触禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れな いこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリー、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、すみやかにバッテリー バッテリーを取る を取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリーを取り出す際、やけどに充分注意してください。 バッテリーを抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 水かけ禁止 使用禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと プロパンガス、ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用す ると、爆発や火災の原因となります。 使用禁止 発光禁止 発光禁止 レンズまたはカメラで直接太陽や強
A 注意(カメラとレンズについて) I A 感電注意 保管注意 A 使用注意 A A 保管注意 移動注意 ぬれた手でさわらないこと 感電の原因になることがあります。 製品は幼児の手の届かない所に置くこと ケガの原因になることがあります。 逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと 太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあります。 画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることがあります。 使用しないときは、レンズにキャップを付けるか、太陽光のあたらない 所に保管すること 太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。 三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと 転倒したりぶつけたりして、ケガの原因となることがあります。 航空機内で使うときは、離着陸時に電源を OFF にすること A 使用注意 病院で使うときは病院の指示に従うこと 本機器が出す電磁波などにより、航空機の計器や医療機器に影響を与える おそれがあります。 長期間使用しないときは電源(バッテリーや AC アダプター)を外すこと K M バッテリーを取る バッテリーの液もれにより、火災、ケ
A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F E A バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと 禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 分解禁止 バッテリーをショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 専用の充電器を使用すること 危険 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管 A しないこと 危険 ショートして液もれ、発熱、破裂の原因となります。 持ち運ぶときは端子カバーをつけてください。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a に対応していない機器には使 F 使用禁止 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a は、D3S に対応しています。 バッテリーからもれた液が目に入ったときはすぐにきれいな水で洗い、 A 医師の治療を受けること 危険 そのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。 A 警告(専用リチウムイオン充電池について) A 保管注意 バッテリーは幼児の手の届かない所に置く
A 警告(専用リチウムイオン充電池について) バッテリーをリサイクルするときや、やむなく廃棄するときはテープな どで接点部を絶縁すること A 警告 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。ニコン サービス機関やリサイクル協力店にご持参くださるか、お住まいの自治 体の規則に従って廃棄してください。 バッテリーからもれた液が皮膚や衣服に付いたときはすぐにきれいな A 水で洗うこと 警告 そのままにしておくと、皮膚がかぶれたりする原因となります。 A 注意(専用リチウムイオン充電池について) A バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしないこと 注意 液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。 A 警告(クイックチャージャーについて) E 分解禁止 G 接触禁止 C すぐに修理依頼を 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れな いこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 M C xxii 電源プラグをコンセントから抜いて、ニコンサービス
A 警告(クイックチャージャーについて) A 警告 電源プラグの金属部やその周辺にほこりが付着している場合は、乾いた 布で拭き取ること そのまま使用すると火災の原因になります。 F 雷が鳴り出したら電源プラグに触れないこと 使用禁止 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 電源コードを傷つけたり加工したりしないこと F 禁止 また、重いものを載せたり、加熱したり、引っ張ったり、無理に曲げた りしないこと 電源コードが破損し、火災、感電の原因となります。 I 感電注意 F ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないこと 感電の原因になることがあります。 専用バッテリーチャージャーを海外旅行者用電子式変圧器(トラベルコ 禁止 ンバーター)や DC/AC インバーターなどの電源に接続して使わないこと 発熱、故障、火災の原因となります。 A 注意(クイックチャージャーについて) I ぬれた手でさわらないこと A 製品は幼児の手の届かないところに置くこと F 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 感電注意 放置注意 禁止 感電の原因になること
A 警告(時計用リチウム電池について) F E 禁止 分解禁止 A 警告 A 警告 J 水かけ禁止 A 保管注意 電池を火に入れたり、加熱しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池をショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池に表示された警告・注意を守ること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 CR1616 型リチウム電池以外を使用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 水につけたり、ぬらさないこと 液もれ、発熱の原因となります。 電池は幼児の手の届かない所に置くこと 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。 A 電池の「+」と「−」の向きをまちがえないようにすること F 充電式電池以外は充電しないこと 警告 禁止 A 警告 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 液もれ、発熱の原因となります。 電池を廃棄する時はテープなどで接点部を絶縁すること 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。お住まい の自治体の規則に従って正しく廃棄してください。 A 警告 電池
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。 「保証書」は、お買 い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご 購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。 「保証書」を お受け取りにならないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられないことになりま す。お受け取りにならなかった場合は、直ちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●使用説明書について • この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記のホーム ページから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードできます。 http://www.nikon-image.
Xお使いになる前に ここでは、カメラをお使いになる前にあらかじめ知っておいていただ X きたいことや、カメラ本体の各部名称を説明します。 はじめに ............................................................................... 2 各部の名称と機能 ................................................................. 3 カメラ本体............................................................................................. 3 上面表示パネル .................................................................................... 8 背面表示パネル ........................................................................
はじめに ニコンデジタル一眼レフカメラをお買い上げくださいまして、誠にあ りがとうございます。お使いになる前に、この使用説明書をよくお読 みになり、内容を充分に理解してから正しくお使いください。お読み X になった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管 してください。 D アクセサリーについてのご注意 このカメラには、ニコン製のアクセサリーをお使いいただくことをおすすめしま す。他社製アクセサリーは、カメラの故障や不具合の原因となることがありま す。他社製アクセサリー使用によるカメラの不具合については、保証の対象とな りませんので、ご了承ください。なお、このカメラに使用できる別売アクセサ リーについての最新情報は、最新のカタログや当社のホームページなどでご確認 ください。 D カメラなどの点検サービスについて カメラは精密機械ですので、1 ∼ 2 年に 1 度は定期点検を、3 ∼ 5 年に 1 度はオー バーホールされることをおすすめします(有料) 。 • 特に業務用にお使いの場合は、早めに点検整備を受けてください。 • より安心してご愛用いただけるよう、お使いのレンズや別売スピードラ
各部の名称と機能 カメラ本体 X 1 D オートブラケティングボタン ..... 142、146、150、213、341 2 レリーズモードダイヤル ロックボタン ....................... 109 3 レリーズモードダイヤル .... 109 4 ストラップ取り付け部 (吊り金具)..............................18 5 M フラッシュモードボタン ............................................... 202 6 F コマンドロックボタン ............................................... 135 7 E 距離基準マーク............ 106 8 測光モードダイヤル............ 123 9 測光モードダイヤル ロックボタン ....................... 123 10 電源スイッチ ................. 10、45 11 シャッターボタン .......... 50、51 12 E 露出補正ボタン............
カメラ本体(つづき) X 1 2 3 4 ミラー ......................... 114、404 セルフタイマーランプ ........ 113 マイク(動画用)............ 69、73 シンクロターミナルカバー ............................................... 193 5 10 ピンターミナルカバー ..................................... 226、398 6 シンクロターミナル ................ 193 7 10 ピンターミナル ...... 226、398 8 USB 端子カバー.......... 266、270 9 レンズ取り外しボタン ...........33 10 端子カバー ................. 280、282 11 USB 端子 ..................... 266、270 4 12 13 14 15 外部マイク入力端子 .................. 73 オーディオビデオ端子 ........
X 1 Pv プレビューボタン ....................... 69、124、339 2 サブコマンドダイヤル ........ 341 3 Fn ファンクションボタン ............................ 85、205、332 4 縦位置サブコマンドダイヤル .......................................... 338 5 縦位置シャッターボタン 6 縦位置シャッターボタン 7 8 9 10 ロックレバー........................ 337 レンズ信号接点 レンズ着脱指標...................... 32 レンズマウント............
カメラ本体(つづき) X 1 アイピース ..............................44 2 アイピースシャッターレバー .................................................. 44 3 O 削除ボタン .............. 53、250 Q フォーマットボタン .......41 4 K 再生ボタン ............ 52、232 5 液晶モニター .......52、56、232 6 G メニューボタン ..... 22、283 7 N サムネイル / 拡大ボタン ..................................... 245、247 8 L プロテクトボタン....... 249 ? ヘルプボタン ......................25 9 10 11 12 J OK ボタン.......................... 25 R インフォボタン ................ 14 背面表示パネル............ 10、324 ISO ISO 感度ボタン .......
X 1 ファインダー接眼窓...............43 2 A AE/AF ロックボタン .......................... 102、103、340 3 B AF 作動ボタン ................................. 58、69、97 4 メインコマンドダイヤル .... 341 5 マルチセレクター...................23 6 フォーカスポイントロック レバー ................................... 100 7 メモリーカードアクセス ランプ ............................. 40、51 8 メモリーカードカバー ...........37 9 開閉ロックボタンカバー ...... 37 開閉ロックボタン(カバー下) .............................................................37 10 11 12 13 14 スピーカー(カバー下) .......................................
上面表示パネル(説明のため、全ての表示を点灯させています) X 1 シャッタースピード .... 127、131 露出補正値 ........................... 139 2 3 4 5 6 7 8 9 10 8 オートブラケティング撮影 コマ数 ................................... 142 WB ブラケティング撮影 コマ数 ................................... 146 インターバル回数................ 219 非 CPU レンズ焦点距離 ....... 225 ISO 感度 ................................ 116 シャッタースピードロック マーク ................................... 135 プログラムシフトマーク .... 126 露出モード ........................... 124 フラッシュモード................ 201 撮影メニュー設定表示 ........
X 16 FV ロックマーク................... 205 17 フラッシュシンクロマーク... 327 18 時計用バッテリーチェック マーク ........................... 36、409 19 GPS 通信マーク.................... 228 20 フォーカスモードマーク ....... 96 21 インターバルタイマー設定 マーク ................................... 219 22 多重露出マーク.................... 211 23 絞り値ロックマーク............ 136 多重露出(連続)マーク .... 213 24 画像コメント入力設定マーク ............................................... 353 25 電子音マーク........................ 321 26 露出補正マーク.................... 139 27 ブラケティングマーク オートブラケティング.....
背面表示パネル(説明のため、全ての表示を点灯させています) X A 表示パネルの照明(イルミネーター)について 電源スイッチを D マークの方向に回す と、上面表示パネルと背面表示パネルの イルミネーターを点灯します。電源ス イッチを放すと、イルミネーターは 6 秒 間点灯し続けます。ただし、シャッター をきるか、もう一度 D マークの方向に回 すと消灯します。 10 電源スイッチ
1 2 3 4 5 画質モード .............................. 88 記録可能コマ数マーク ........ 324 画像サイズ .............................. 92 ISO 感度マーク..................... 116 感度自動制御設定マーク .... 118 ISO 感度 ................................ 116 減感 / 増感設定表示.............. 117 記録可能コマ数.......................46 音声メモ録音 / 再生残り時間 6 1000 コマ以上補助表示......... 46 ......................................................... 259 10 ホワイトバランス微調整量 ............................................... 160 ホワイトバランスプリセット マニュアルデータ番号 ........ 172 ホワイトバランス色温度 ......
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) X 12
1 中央部重点測光参照エリア φ12mm.................................122 2 AF エリアフレーム ................................. 43、61、65 3 フォーカスポイント表示 .......................... 100、312、313 スポット測光エリア............ 122 4 ピント表示 ................... 50、106 5 測光モード ........................... 122 6 AE ロックマーク .................. 137 7 露出モード ........................... 124 8 シャッタースピードロック マーク ................................... 135 9 シャッタースピード ..................................... 127、131 10 絞り値ロックマーク............ 136 11 絞り値 .................
インフォ画面(説明のため、全ての表示を点灯させています) X Rボタンを押すと、液晶モニターに「インフォ 画面」が表示されます。シャッタースピード や絞り値、撮影コマ数、記録可能コマ数、AF エリアモードなど、撮影に関する情報や設定 の確認ができます。 R ボタン A インフォ画面を消灯・点灯するには 次の場合は、インフォ画面が消灯します: • シャッターボタンを半押しする • インフォ画面の表示中に、R ボタンを 2 回押す • 操作を行わないまま約 10 秒経過する インフォ画面が消灯しているときは、R ボタンを押すと点灯します。 A 関連ページ • 液晶モニターの点灯時間を変更する → A c4[液晶モニターのパワーオフ時 間] (0 320) • インフォ画面の表示を手動で白黒反転する → 定] (0 325) 14 A d6[インフォ画面の表示設
1 露出モード ........................... 124 2 プログラムシフトマーク .... 126 3 シャッタースピードロック マーク ................................... 135 4 シャッタースピード .... 127、131 露出補正値 ........................... 139 9 インジケーター オートブラケティング撮影 コマ数 ................................... 142 WB ブラケティング撮影コマ数 ............................................... 146 10 11 12 非 CPU レンズ焦点距離 ....... 225 5 多重露出マーク.................... 211 6 絞り値ロックマーク............ 136 多重露出(連続)マーク .... 213 7 絞り値 ......................... 128、131 絞り込み段数 .............
インフォ画面(つづき) (説明のため、全ての表示を点灯させています) X 21 1 コマ撮影 / 連続撮影表示.... 108 連続撮影速度 ....................... 110 22 時計用バッテリーチェック マーク ........................... 36、409 23 FV ロックマーク................... 205 24 インターバルタイマー設定 マーク ................................... 219 25 画像コメント入力設定マーク ............................................... 353 26 著作権情報設定マーク ........ 357 27 電子音マーク ....................... 321 28 ヴィネットコントロールマーク ............................................... 302 29 露出補正マーク.................... 139 30 バッテリー残量表示.........
❚❚ 撮影時の設定を変更する インフォ画面を表示中にもう一度 R ボタン を押すと、表示されている撮影時の設定を変 更できるようになります。 • マルチセレクターで項目を選んで J ボタン を押すと、設定したいメニュー項目へ直接 ジャンプします。 R ボタン X • インフォ画面からジャンプできるメニュー項目は次の通りです。 1 2 3 4 5 撮影メニュー切り換え ........ 295 高感度ノイズ低減................ 303 アクティブ D- ライティング... 188 色空間 ................................... 189 プレビューボタンの機能 .... 339 6 7 8 9 10 Fn ボタンの機能 ...................... 332 AE/AF ロックボタンの機能 ... 340 ピクチャーコントロール .... 176 長秒時ノイズ低減 ................ 303 カスタムメニュー切り換え ...
ストラップの取り付け方 ストラップの取り付け手順は次の通りです。 X アクセサリーシューカバー BS-2 の 取り付け、取り外し方 このカメラには、フラッシュ取り付 け部の写り込みを防止したり、接点 を保護するために、アクセサリー シューカバー BS-2 が付属していま す。取り付けるには、カバーを右図 の向きでカメラのアクセサリー シューに差し込みます。 アクセサリーシューカバーを取り 外すには、親指でカバー全体を押さ えながら、右図の矢印の方向にスラ イドさせます。 • アクセサリーシューカバーを取 り外すときは、カメラをしっかり と支えてください。 18
すぐに撮影する方のために 次の手順で操作すると、すぐに撮影ができます。 1 バッテリーを充電する(0 26) X 2 充電したバッテリーをカメラに入れ る(0 29) • カメラにバッテリーを入れる前に、バッテ リー室カバーをバッテリーに取り付けてく ださい。 3 レンズを取り付ける (0 32) 着脱指標 4 メモリーカードを入れる(0 37) うら面 日時を設定するには、0 34 をご覧ください。 ファインダーを見やすくするには、0 43 をご覧ください。 19
5 X 6 7 カメラの電源を ON にする(0 45) フォーカスモードセレクトダイヤル を S(シングル AF サーボ)にする(0 49、96) シャッターボタンを半押し してピントを合わせ、全押し して撮影する(0 50、51) ピント表示 8 20 撮影した画像を確認する(0 52) K ボタン
s基本操作 ここではメニューの操作方法や撮影前の準備、基本的な撮影と再生を 説明します。 s メニューの操作方法 ........................................................... 22 メニュー項目の設定 ......................................................................... ヘルプを使う ..................................................................................... 23 25 撮影前の準備 ..................................................................... 26 バッテリーを充電する ..................................................................... ファインダーを見やすくする(視度調節)....................
メニューの操作方法 撮影や再生、カメラの基本的な設定をすると G ボタン きは、主にメニューを使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のよ う な メ ニ ュ ー 画 面(例:セ ッ ト ア ッ プ メ s ニュー)を表示します。 メニュー切り換えタブ 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示さ れます D C 再生メニュー(0 284) A カスタムメニュー(0 304) 撮影メニュー(0 294) B N セットアップメニュー(0 346) 画像編集メニュー(0 363) O マイメニュー / O m 最近設定した項目(0 382)※ ※ どちらかに設定できます。初期設定は[マイメニュー]です。 項目がそのメニュー全体のどの位置に あるかを示しています 各項目の設定をアイコンで表示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定 項目を一覧表示します d ヘルプがある場合に表示します(0 25) このアイコンを表示しているときに L(Q)ボタンを押すと、その項目 のヘルプ(説明)を表示します 22
メニュー項目の設定 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 マルチセレクター 上に移動 前の画面に戻る (左を選択または 取り消し) 中央ボタン 決定 次の画面に進む (右を選択 または決定) 下に移動 J ボタン s 決定する ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する G ボタン • G ボタンを押します。 2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコン を黄色く表示します。 23
3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 s 4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメニュー に入ります。 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選びます。 6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示し ます。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を選び ます。 24
8 決定する • J ボタンを押して設定内容を決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)する には、G ボタンを押してください。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッ ターボタンを半押し(0 51)してください。 J ボタン s ヘルプを使う メニュー画面の左下にヘルプマーク d が表 示されているときは、L(?)ボタンを押し ている間、その項目の説明(ヘルプ)を見る ことができます。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、 L(?)ボタンを押しながらマル チセレクターの 3 を押して、次の ページを表示してください。 • L(?)ボタンを放すと、メニュー 画面に戻ります。 L(?)ボタン D メニュー項目の設定について • カメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場合、そ の項目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりにマルチセレクターの 2 や中央ボタンを押しても決定でき ますが、画像の削除やメモリーカードの初期化などの重要な設定項目について は、J ボタンしか使えないことがあります。 25
撮影前の準備 バッテリーを充電する 付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a は、お使いになる 前に付属のクイックチャージャー MH-22 でフル充電してください。 使い切ったバッテリー 1 個を充電するには約 2 時間 25 分かかります。 s 1 クイックチャージャーと電源コード を接続する 2 電源プラグをコンセントに差し込む 3 バッテリーの端子カバーを取り外す 端子カバー 4 クイックチャージャーの接点保護 カバーを外す • クイックチャージャーの接点保護カバー を図の方向にスライドさせて外します。 A キャリブレーション機能について バッテリー容量を正確に表示できるかどうか検査し、調整するキャリブレーショ ン機能についての詳しい内容は、 「クイックチャージャーMH-22 の キャリブレー 。 ションについて」をご覧ください(0 445) 26
5 バッテリーを充電する 動作ランプ 信号接点 表示ランプ (緑色) s ガイドライン • バッテリーの先端(端子部)をクイックチャージャーのガイドラ インに合わせて置き、矢印の方向にカチッと音がして止まるまで スライドさせて装着します。 • バッテリーを装着した側(L または R)の動作ランプが点滅し、充 電が始まります。 • 充電した容量に応じて表示ランプが点灯し、3 つの表示ランプが全 て消灯して動作ランプが点灯したら、充電は完了です。使い切っ たバッテリーを充電するには、約 2 時間 25 分かかります。 • 充電の状態は動作ランプと表示ランプで確認できます。 充電状態 50%未満 動作ランプ L/R 100% 表示 80% ランプ 50% 6 H 点滅 JK 消灯 J 消灯 K H 点滅 50%以上、 80%未満 H 点滅 JK 消灯 H 点滅 K 点灯 80%以上、 100%未満 H 点滅 H 点滅 K 点灯 K 点灯 100% K 点灯 JK 消灯 J 消灯 K J 消灯 K 充電が完了したら、セットしたときと逆の手順でバッテ リーをクイックチャージャーから取り外し、電
A 付属の電源コードについてのご注意 付属の電源コードは、クイックチャージャー MH-22 以外の機器に接続しないで ください。この電源コードは、日本国内専用(AC 100V 対応)です。海外でお使 いになる場合は、別売の専用コードが必要です。別売の電源コードについては、 ニコンサービス機関にお問い合わせください。また、ニコンオンラインショップ (http://shop.nikon-image.
カメラにバッテリーを入れる 1 カメラの電源を OFF にする 2 バッテリー室カバー BL-4 を取り外す 電源スイッチ s • バッテリー着脱ノブを引き起こして A 方向 に回し(q)、バッテリー室カバーを取り外 します(w)。 3 バッテリー室カバーをバッテリーに取 り付ける • バッテリーを取り付ける前に、バッテリー室 カバー取り外しノブの矢印(4)が見える位 置にある場合は、矢印(4)の方向に端まで スライドさせてから取り付けてください。 • 右図のようにバッテリー端の 2 つの突起を バッテリー室カバーに差し込みます。バッテ リー室カバー取り外しノブが矢印(4)の見 える位置まで戻ると、取り付け完了です。 D バッテリーを出し入れするときは バッテリーをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカメ ラの電源を OFF にしてください。 A バッテリー室カバーをバッテリーから取り外すときは バッテリー室カバー取り外しノブを、表示されている矢印(4)の示す方向に端 までスライドさせて、バッテリー室カバーからバッテリー本体を引き出します。 29
A バッテリー室カバーについて • バッテリーはバッテリー室カバーを取り付けた状態でも充電できます。 • バッテリーの充電中などに、取り外したバッテリー室カバーをカメラ本体に取 り付けると、ほこりの侵入を防げます。 • s 4 D2 シリーズ用のバッテリー室カバー BL-1 は、このカメラには使えません。 カメラにバッテリーを入れる • バッテリーは右図で示されている向きで奥 までしっかりと入れてください。 5 バッテリー着脱ノブをロッ クする • バッテリー着脱ノブを右図のよ うに回してから(q) 、凹みに 倒して収納します(w)。 • カメラの操作中にバッテリーが外れないように、バッテリー着脱 ノブがしっかりとロックされていることをご確認ください。 A バッテリーを取り出すには バッテリーをカメラから取り出す場合は、 電源をOFF にし、バッテリー着脱ノブを引き起こしてから A 方 向に回してバッテリーを引き出します。 30
D バッテリーとクイックチャージャーの使用上のご注意 • お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(0 xviii ∼ xxiv)、 「カメラとバッ テリーの取り扱い上のご注意」(0 411 ∼ 414)をお読みになり、記載事項を お守りください。 • バッテリーは 0 ∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。 周囲の温度が 5 ∼ 35 ℃の室内で充電してください。バッテリーの性能を充分に 発揮するために、約 20 ℃以上で充電することをおすすめします。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電でき る容量は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電し s た場合、セットアップメニューの[電池チェック] (0 355)で劣化度が「1」 と表示されることがありますが、約 20 ℃以上で再充電すると劣化度の表示は 「0」に戻ります。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、使用できるバッテリー 容量は少なくなります。このカメラでは、温度変化に対して使用できる容量も 的確にバッテリー残量として表示します。そのため、充分に充
レンズを取り付ける レンズを取り付けるときは、カメラ内部にほこりなどが入らないよう にご注意ください。 この使用説明書では、AF Nikkor 85mm f/1.
• レンズを取り付けるときは、レンズ取り外しボタンは押さないで ください。 • A-M 切り換えスイッチまたはフォーカ スモード切り換えスイッチのあるレン ズを使用する場合は、A(オートフォー カス)または M/A(マニュアル優先 オートフォーカス)に合わせてください。 ❚❚ レンズを取り外すには s カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面 のレンズ取り外しボタンを押しながら(q)、 レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し (w)、引き抜いてください。 • レ ン ズ を 取 り 外 し た 後 は、カ メ ラ の ボ ディーキャップとレンズの裏ぶたをそれぞ れ取り付けてください。 D 絞りリングのある CPU レンズについてのご注意 絞りリングのある CPU レンズ(0 390)を取り付ける場合は、最小絞り(最大 値)にして、ロックしてください。 A 撮像範囲について DX レンズを装着すると、撮像範囲が DX フォーマット 。 に切り替わります(0 82) 撮像範囲 33
日付と時刻を設定する カメラの内蔵時計を合わせます。画像に正しい日時を記録するため に、お使いになる前に次の手順で場所と日時を設定してください。 1 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ s 2 セットアップメニューの [地域と日時]を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメ ニューの[地域と日時]を選びます。 • ご購入後、初めて電源を ON にして G ボタンを押したときは、セットアップメ ニュー画面で [ 地域と日時 ] が選ばれてい ます。 • メニューの操作方法については、「メ ニューの操作方法」をご覧ください (0 22) 。 34 G ボタン
3 現在地を設定する •[地域と日時]画面で[現在地 の設定]を選びます。 •[現在地の設定]画面で表示さ れる地図上で、現在地が黄色 くハイライトされるようにし てから、J ボタンを押してく ださい。 s • 世界地図の上に選択中のタイ ムゾーンに含まれる主な都市 名や、UTC(協定世界時)と の時差が表示されます。 4 夏時間を設定する •[地域と日時]画面で[夏時間 の設定]を選びます。 • 現在地で夏時間(サマータイ ム)制を実施しているときは、 [する]に、実施していないと きは[しない]にして、J ボタンを押してください。 •[する]にすると、[しない]のときよりも時刻が 1 時間進みます。 5 日付と時刻を合わせる •[地域と日時]画面で[日時の 設定]を選びます。 •[日時の設定]画面でマルチセ レクターを操作して現在地の 日時に合わせてから、J ボタ ンを押してください。 35
6 日付の表示順を選ぶ •[地域と日時]画面で[日付の 表示順]を選びます。 • 液晶モニターに表示する日付 の年、月、日の表示順を選ん で J ボタンを押します。 s 7 メニュー操作を終了する • シャッターボタンを半押しする(軽く押 す)と、メニュー操作を終了して、撮影 できる状態になります。 A ご購入時の時計用バッテリーチェックマーク(B)の点滅に ついて [地域と日時]で現在地、夏時間、日時の設定を確認してください。[日時の設 定]画面で J ボタンを押すと、上面表示パネルの時計用バッテリーチェックマー ク(B)は消灯します。 A 時計用電池について カメラの内蔵時計は、市販の CR1616 リチウム電池で作動しており、寿命は約 4 年です。半押しタイマー作動中に上面表示パネルに時計用バッテリーチェック マーク(B)が点灯した場合は、電池残量が残りわずかですので、市販の新し い CR1616 リチウム電池に交換してください。時計用電池の交換方法について は、「時計用電池の交換について」(0 409)をご覧ください。 A カメラ内蔵の時計について カメラの内蔵時計は、一般的な時計(腕時計
メモリーカードを入れる 撮影した画像は、メモリーカードに記録されます。このカメラは、ス ロット 1 とスロット 2 のメモリーカードスロットを装備しており、2 枚 のメモリーカードを同時に使用することができます。メモリーカード は付属していないため、別途お買い求めください(0 447)。 1 カメラの電源を OFF にする 電源スイッチ s 2 メモリーカードカバーを開 ける • 開閉ロックボタンカバーを開き(q)、開 閉ロックボタンを押すと(w)、メモリー カードカバーが開きます(e)。 D メモリーカードを出し入れするときは • メモリーカードをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必 ずカメラの電源を OFF にしてください。 • メモリーカードとメモリーカードイジェクトレバーを同時に押さないでくだ さい。カメラとメモリーカードを破損するおそれがあります。 A 使用できるメモリーカードについて このカメラで使用できるメモリーカードは、Type I のコンパクトフラッシュカー ド(CF カード)のみです。Type II の CF カードやマイクロドライブは使用できま せん。
3 メモリーカードを入れる • メモリーカードを 1 枚だけ使用するとき メモリーカード イジェクトレバー は、スロット 1 に入れてください。 s 向きをまちがえて挿入すると、カメラおよ びメモリーカードが破損するおそれがあ ります。正しい方向で挿入していることを 必ずご確認ください。 うら面 メモリーカード アクセスランプ 挿入方向 4GB • メモリーカードのうら面を液晶モニター側 に向け、奥まで確実に押し込んでください (q)。メモリーカードが正しく挿入される と、メモリーカードイジェクトレバーが出 てくる(w)とともに、メモリーカードア クセスランプ(緑色)が数秒間点灯します。 端子部 うら面 4 メモリーカードカバーを閉める • このカメラに他の機器で使ったメモリー カードを初めて入れたときは、メモリー カードを初期化してください(0 41)。 38
A メモリーカードを 2 枚使用する場合 • スロット 1 とスロット 2 の両方にメモリーカード スロット 1 を入れると、スロット 1 から優先的に記録し、空 き容量がなくなったら、記録先をスロット 2 に変 更します([画像記録モード] (0 94)が初期設定 の[順次記録]のとき)。撮影で主に使いたいメモ リーカードは、スロット 1 に入れてください。 スロット 2 s • 上面表示パネルとインフォ画面には、使用中のス ロットが右図のように表示されます(例:スロッ ト 1 とスロット 2 の両方にメモリーカードが入っ ている場合)。 SHOOT CUSTOM 上面表示パネル インフォ画面 39
❚❚ メモリーカードを取り出すときは 1 カメラの電源を OFF にする • メモリーカードアクセスランプが消灯してい ることを確認し、電源を OFF にします。 メモリーカード アクセスランプ s 2 メモリーカードカバーを開け(q)、 カードを取り出す • メモリーカードイジェクトレバーを奥に押 し込むと(w) 、メモリーカードが出てき ます(e)。 40
メモリーカードを初期化(フォーマット)する 他の機器で使ったメモリーカードを初めて入れたときは、必ずこのカ メラで初期化してからお使いください。メモリーカードを初期化する と、カード内のデータは全て削除されます。必要な画像がある場合 は、初期化する前にパソコンなどに保存してください(0 264)。 1 カメラの電源を ON にする 2 2 つの Q ボタンを同時に押す O ボタン I ボタン s • 赤色の Q マークがついた I ボタンと O ボタンを同時に 2 秒 以上押します。 • 上面表示パネルに C (フォーマット)とメモリー カードマークが、ファインダー内下表示には C が点滅します。 • メモリーカードが 2 枚入っている場合は、 上面表示パネルのメモリーカードマーク が点滅している側のスロットに入ってい るメモリーカードを初期化します。 SHOOT C が点滅しているときにメインコマ ンドダイヤルを回すと、初期化するス ロットを切り換えられます。 • C が点滅状態のまま約 6 秒経過する と、初期化はキャンセルされます。Q ボタン(I ボタンと O ボ タン)以外のボタンを
• 初期化が完了すると、上面表示パネル とファインダー内下表示の撮影コマ数 が B になり、上面表示パネルの記録可 能コマ数表示部にこれから撮影できる コマ数が表示されます。 SHOOT CUSTOM D メモリーカード取り扱い上のご注意 • カメラにメモリーカードが 2 枚入っている場合、Q ボタンを押すと、スロット 1 s (0 39)のメモリーカードマークが先に点滅します。 • カメラの使用後はメモリーカードが熱くなっていることがあります。取り出し の際はご注意ください。 • メモリーカードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時な どには、次の操作をしないでください。記録されているデータの破損やメモ リーカードの故障の原因となります。 –メモリーカードの着脱をしないでください –カメラの電源を OFF にしないでください –バッテリーを取り出さないでください –AC アダプターを抜かないでください • 端子部に手や金属を触れないでください。 • メモリーカードに無理な力を加えないでください。破損のおそれがあります。 • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 •
ファインダーを見やすくする(視度調節) 撮影する前に、ファインダー内がはっきり見えるように調節してくだ さい。 1 レンズキャップを取り外し、カメラの電源を ON にする 2 視度調節ノブを引き出す(q) s 3 視度調節ノブを回して調節する(w) • ファインダーをのぞきながら視度調節ノブ を回し、フォーカスポイントまたは AF エリ アフレームの枠が最もはっきり見えるよう に調節してください。 AF エリアフレーム フォーカスポイント 4 視度調節ノブを戻す(e) 43
A 視度調節について 視度調節してもファインダー内がはっきり見えない場合は、別売の接眼補助レン ズをお使いになることをおすすめします(0 395) 。 A アイピースを取り外すには 別売の接眼補助レンズを取り付けるには、アイピー ス(DK-17)を取り外す必要があります。アイピース シャッターを閉じてロックを解除し(q)、アイピー s 44 スを図の方向に回して取り外します(w) 。
撮影と再生の基本操作 バッテリーとメモリーカードの残量を 確認する 撮影を始める前に、バッテリーの残量と記録可能コマ数を確認してく ださい。 1 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ s • 上面表示パネル、背面表示パ ネルとファインダー内の表示 が点灯します。 2 バッテリーの残量を確認する • 上面表示パネルまたはファインダー内下 表示のバッテリー残量表示を確認します。 上面表示パネル ファインダー L K J I ― H d H d (点滅) (点滅) SHOOT CUSTOM 意味 残量は充分に残っています。 ― ― 残量が減り始めました。 ― 残量は残りわずかです。予備のバッ テリーを準備してください。 撮影できません。バッテリーを交換 してください。 • AC アダプター EH-6(別売)を使用した場合、バッテリーの残量は表示さ れません。 45
3 メモリーカードの残量を確認する • 上面表示パネルで記録可能コマ数(こ れから撮影できるコマ数)を確認しま SHOOT CUSTOM す。 • 記録可能コマ数がゼロの場合、右図 のように上面表示パネルに N と s n が、ファインダー内下表示に j が点滅します。 SHOOT CUSTOM A 記録可能コマ数が 1000 コマ以上の場合 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あるときは「K」 マークが点灯します。 「K」は 1000 倍を意味してお り、たとえば 1260 コマ撮影できるときは、右のよ うに表示されます。 46 SHOOT CUSTOM
A バッテリー残量表示について 上面表示パネルのバッテリー残量表示の目盛が約 1 秒ごとに増減する場合は、電 池残量の計算中です。この場合、正確なバッテリー残量が表示されるまでに約 3 秒かかります。 A 半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイマー」という機 能があります。半押しタイマーは、シャッターボタンを軽く押す(半押しする) とオンになり、何も操作が行われないまま約 6 秒経過すると、オフになります。 半押しタイマーがオフになると、上面表示パネルのシャッタースピード、絞り値 s 表示とファインダー内の全ての表示が消灯します。もう一度シャッターボタンを 半押しすると、半押しタイマーがオンになり、元の状態に戻ります。半押しタイ マーの作動時間は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー] (0 319)で変更で きます。 6 秒後 SHOOT CUSTOM SHOOT CUSTOM 半押しタイマーオン 半押しタイマーオフ SHOOT CUSTOM 半押しタイマーオン A 電源 OFF の時の表示について バッテリーが入っていると、カメラの電源が
カメラの基本的な設定を行う 撮影するための基本的な設定を行います。 1 露出モードを e(プログラムオート) に設定する I ボタン • I ボタンを押しながら、メインコマン ドダイヤルを回して e に設定すると、露出 が適正になるようにシャッタースピード s と絞り値をカメラが自動的に決定するプ ログラムオートで撮影できます。 2 レリーズモードダイヤルを S (1 コマ撮影)に設定する メインコマンド ダイヤル レリーズモードダイヤル ロックボタン • レリーズモードダイヤルロック ボタンを押しながら、レリーズ モードダイヤルを S に設定する と、シャッターを押すたびに 1 コマずつ撮影できます。 3 AF エリアモードセレクトダ イヤルを K(シングルポイ ント AF)に設定する レリーズモードダイヤル AF エリアモード セレクトダイヤル • AF エリアモードセレクトダイヤ ルを K に設定すると、自分が選 んだフォーカスポイント(ピン トを合わせる位置)でピントを 合わせることができます。 フォーカスポイント 48
4 フォーカスモードセレクト ダイヤルを S(シングル AF サーボ)に設定する フォーカスモード セレクトダイヤル • フォーカスモードセレクトダイ ヤルを S に設定すると、シャッ ターボタンの半押しでフォーカ スポイントに重なる被写体にピ s ント合わせを行い、ピントが合 うと撮影できます。 5 測光モードダイヤルを Y (マルチパターン測光)に設 定する 測光モードダイヤル • 測光モードダイヤルロックボタ ンを押しながら、測光モードダ イヤルを Y に設定すると、 1005 分割 RGB センサーから得ら れる情報に基づいて最適な露出値を得られます。 6 カメラの設定状態を確認する 露出モード SHOOT CUSTOM フォーカスモード 測光モード 49
ピントを合わせる 1 シャッターボタンを半押し(0 51)して、ピントを合わ せる • 被写体を中央のフォーカ フォーカスポイント スポイントに合わせ、 シャッターボタンを軽く 押す(半押しする)と、 s 被写体に自動的にピント が合います。 • ご購入時の設定では、中央 のフォーカスポイントに重 ピント表示 なっている被写体に自動的 にピントが合います。 2 連続撮影 可能コマ数 ファインダー内のピント表示(●)を確認する • ピントが合うとファインダー内のピント表示(●)が点灯します。 ファインダー内ピント表示 ● (点灯) ▲ (点灯) ▼ (点灯) ▼ ▲ 50 (点滅) 意味 被写体にピントが合っています。 目的の被写体よりも手前にピントが合っ ています。 目的の被写体よりも後方にピントが合っ ています。 オートフォーカスでのピント合わせがで きません。
• シャッターボタンを半押ししている間、ピントは固定されます。 • シャッターボタンを押している間、続けて撮影でき るコマ数(連続撮影可能コマ数)がファインダーに 表示されます。連続撮影可能コマ数の先頭には、 「t」(0 111)が付きます。 • ピント合わせができない場合の対処方法については「オート フォーカスの苦手な被写体について」(0 104)をご覧ください。 3 s シャッターボタンを全押し して、撮影する • シャッターボタンを半押しした まま、さらに深く押し込んで (全押しして)、撮影します。 • メモリーカードアクセスランプ が点灯している間は、画像を記 メモリーカード アクセスランプ 録しています。メモリーカード やバッテリーを取り出したり、 AC アダプター(別売)を取り 外さないでください。 A シャッターボタンの半押し シャッターボタンは、2 段階に押し込むようになっています。まず、シャッター ボタンを軽く抵抗を感じるところまで押して、そのまま指を止めることを、 「シャッターボタンを半押しする」といいます。次に、そのまま深く押し込む(こ れを「シャッターボタンを全押しする」
撮影した画像を確認する 1 K ボタンを押す K ボタン • 撮影した画像をカメラ背 面の液晶モニターに表示 します。 • 表示中の画像がどちらのス ロットのメモリーカードに s 入っているかは、画像の左 下のメモリーカードマーク で確認できます。 2 マルチセレクターの 4 また は 2 を押して他の画像を確 認する • 1 または 3 を押すたびに、撮 1/ 10 N I KON D3S 影情報の表示が切り替わります (0 235)。 • 撮影に戻るには、シャッターボ タンを半押ししてください。 1/ 125 F5. 6 AUTO 200 85mm 0, 0 100NCD3S DSC_0001.
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注 意ください。 1 削除したい画像を表示する K ボタン • K ボタンを押して液晶モニ ターに画像を表示してか s ら、マルチセレクターの 4 または 2 で削除したい画像 を選びます。 2 画像を削除する O ボタン • O ボタンを押すと、削除確 認画面が表示されます。 もう一度 O ボタンを押すと、 表示中の画像を削除して、 再生画面に戻ります。 • 削除する画像がどちらのスロットのメモリーカードに入っている かは、画像の左下のメモリーカードマークで確認できます。 • 削除確認画面で、K ボタンを押すと、画像の削除をキャンセルし ます。 D 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除] (0 252)では、複数の画像を選択して削除したり、再 生フォルダー内の全画像を一括して削除したりできます。また、メモリーカード を 2 枚使っているときは、全画像を削除するメモリーカードスロットを指定でき ます。 53
s 54
xライブビューに関する 設定 ここでは、液晶モニターで被写体を見ながら撮影する(ライブビュー 撮影)方法を説明しています。 液晶モニターを見ながら撮影する (ライブビュー撮影)...........................................................
液晶モニターを見ながら撮影する (ライブビュー撮影) a ボタンを押すと、液晶モニターで被写体を見ながら撮影すること ができます。ライブビュー撮影には次の 2 つの方法があります。 • h カメラを固定して撮影する(0 57) カメラを三脚などに固定して撮影するときに選びます。液晶モニ x ターに表示される画像を拡大表示して厳密なピント合わせができ るため、静物などの撮影に適しています。撮像素子からのデータを 使ったコントラスト AF でピントを合わせます。 • g 液晶モニターを見ながら手持ちで撮影する(0 61) カメラを手持ちで動きのある被写体を撮影するときに選びます。 ローアングルやハイアングルなどファインダーがのぞきにくいと きに便利です。通常のオートフォーカス(位相差 AF)でピント合わ せができます。 A 位相差 AF とコントラスト AF について このカメラは、通常の撮影では、 「位相差 AF」でピントを合わせます。位相差 AF とは、オートフォーカス専用のセンサーを用いて、ピントのズレ量を検出する方 法です。一方、ライブビューの[三脚撮影]時は、 「コントラスト AF」でピント を合
カメラを固定して撮影する (h ライブビューの三脚撮影) 1 三脚などを使ってカメラを固定する • ファインダーで被写体を確認しながら構図を決め、カメラを固定 します。 2 撮影メニューの[ライ ブビューモード]で [三脚撮影]を選ぶ G ボタン x • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ライブ ビューモード]で[三脚 撮影]を選んで J ボタン を押します。 3 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブ ビューを開始します。 ファインダー内が見えな くなり、液晶モニターに 被写体が表示されます。 a ボタン A 液晶モニターの明るさを設定する K ボタンを押しながらマルチセレクターの 2 を押 すと、画面右の液晶モニターの明るさインジケー ターが黄色に変わります。このとき、K ボタンを 押したまま 1 または 3 を押すと、液晶モニターを 好みの明るさに調節できます(露出プレビュー時を 除く)。液晶モニターの明るさを調節しても、撮影 した画像には反映されません。 57
4 ピントを合わせる • マルチセレクターを操作して、 ピントを合わせたい位置に、 赤い枠(コントラスト AF ポイ ント)を移動させます。 • コントラスト AF ポイントが画 コントラスト AF ポイント 面中央にあるときは、n と表 示されます(拡大時を除く)。 • B ボタンを押すと、ボタンを押している x B ボタン 間、撮像素子からの情報を使ってオート フォーカス(コントラスト AF)を行います。 • オートフォーカス作動中はコントラスト AF ポイントが緑色に点滅し、ピントが合うと緑 色に点灯します。赤色で点滅表示した場合 は、ピントが合わなかったことを表します。 A 撮影時の拡大表示について • N ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを右方向に回すと、被写体 が拡大表示され(最大約 13 倍)、ピントの状態を細部まで確認できます。 + N ボタン メインコマンドダイヤル - 拡大表示時には、画面の右下に構図の全体が縮小表示され、拡大表示中の部 分が薄いグレーで表示されます。 - 拡大表示時に画面をスクロールするには、マルチセレクターを操作します。 - 拡大表示
•[三脚撮影]でのライブビュー表示中に J ボタンを押すと、右のような露出プレ ビュー画面に切り替わります(露出プレ ビュー画面に切り替わらない場合は、下 記の「露出プレビュー画面の制限につい て」をご覧ください)。露出プレビューに 設定すると、表示されたシャッタースピード、絞り値、ISO 感度 での撮影で、どのような露出(明るさ)になるのかを液晶モニ ターで確認しながら静止画、動画撮影できます。露出補正時も、 ± 3 段まで液晶モニターで確認できます。 5 x シャッターボタンを全押しして撮影する • 液晶モニターが消灯し、画像記録後に再度点灯します。 6 a ボタンを押して、ライブビューを終了する D 露出プレビューの制限について • 露出プレビュー時の露出補正(0 139)は、通常と同じ± 5 段まで設定できま すが、液晶モニターで確認できるのは± 3 段までになります。 • 露出プレビュー時に撮影すると、測光モードがマルチパターン測光に固定され ます。シャッタースピードが A の場合、露出プレビュー画面には切り替 わりません。また、次の場合は、露出プレビューの表示が実際に撮影される画 像と異
D コントラスト AF 時のフォーカスモードについて コントラスト AF 時には、フォーカスモードの設定やピントの状態に関係なく、 いつでもシャッターがきれます。また、フォーカスモードが C の場合でも、ピン トは合わせ続けません。 D コントラスト AF についてのご注意 • コントラスト AF は、通常のオートフォーカス(位相差 AF)より、ピント合わ せに時間がかかります。また、次の被写体はピントが合わない場合があります ので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な横線(縦位置の場合は縦線)の被写体 - 明暗差のない被写体 - コントラスト AF ポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 - イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見 x える場合 - クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合 - コントラスト AF ポイントに対して被写体が小さい場合 - 連続した繰り返しパターンの被写体(ビルの窓やブラインドなど) - 動く被写体 • 三脚などに固定しないでコントラスト A
液晶モニターを見ながら手持ちで撮影する (g ライブビューの手持ち撮影) 1 撮影メニューの[ライ ブビューモード]で [手持ち撮影]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ライブ ビューモード]で[手持 x ち撮影]を選んで J ボタ ンを押します。 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブ ビューを開始します。 ファインダー内が見えな くなり、液晶モニターに 被写体が表示されます。 3 a ボタン 液晶モニターで構図を確認する + N ボタン メインコマンドダイヤル • N ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを右方向に回 すと、被写体が拡大表示されます(最大約 13 倍)。 - 拡大表示時には、画面の右下に構図の全体が縮小表示され、拡 大表示中の部分が薄いグレーで表示されます。 - 拡大表示時に画面をスクロールするには、マルチセレ クターを操作します。AF エリアフレーム内でのみス クロールできます。 61
4 シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせる • シャッターボタンを半押しし ている間、ライブビューを 一時中断して、通常のオート フォーカスによるピント合わ せと測光を行います(この間、 ミラーがダウンする動作音が 、液晶モニターは消灯します)。B ボタンを押し して(0 64) てもピントを合わせられます。 x • ボタンを放すと、ミラーアップして液晶モニターが点灯し、再度 構図を確認できます。 • マニュアルフォーカス時(0 105)は、レンズのフォーカスリン グでピント合わせができます。 5 シャッターボタンを全押しして撮影 する • 撮影する直前に、再度通常のオート フォーカスでのピント合わせと測光を行 います。 • 液晶モニターが消灯し、画像記録後に再度点灯します。 6 a ボタンを押して、ライブビューを終了する 62
D ライブビュー撮影時のご注意 • ライブビュー表示中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生すること がありますが、実際に記録される画像に影響はありません。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見える 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される カメラを左右に動かすと画面全体が歪んで見える 輝点が見える • レンズを取り外すと、ライブビュー撮影は終了します。 • 最長 1 時間のライブビュー撮影ができますが、長時間ライブビューで撮影する と、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、ノイズ(ざらつき、むら) が発生する場合があります。また、カメラボディーの表面が熱くなることがあ x りますが故障ではありません。 • 高温によるカメラのダメージを抑えるために、カメラ内部の温度が上昇する と、カメラは自動的にライブビュー撮影を終了します。ライブビュー撮影を終 了する 30 秒前から、カメラは液晶モニターの左上に残り時間のカウントダウ ンを表示します。撮影時の気温が高い場合は、ライブビュー撮影が始まってす ぐにカウントダウンが始まることもあります。
D 動作音がしても撮影ができていない場合について 次の場合は、ミラーがダウンする音がしますが、撮影はしていません。ライブ ビュー撮影後は、画像が撮影されているかを確認してください。 •[手持ち撮影]でシャッターボタンを半押しするか B ボタンを押してライブ ビュー撮影を中断すると、ミラーがダウンしてシャッターをきったような音が しますが、撮影はしていません。 •[手持ち撮影]でフォーカスモードが S のときにピントが合わない場合、シャッ ターボタンを全押ししても撮影されません。 A HDMI 接続時の撮影画面表示 x HDMI 対応機器接続時にライブビュー撮 影すると、液晶モニターが消灯し、代わ りに接続した機器のモニターに被写体が 表示されます。HDMI 出力時の撮影画面 の表示は、右のようになります。 • HDMI 接続時の露出プレビュー中(0 59) は、R ボタンを押すたびにヒストグラム の表示・非表示が切り替わります。 64
A ライブビュー表示中の情報表示について • ライブビュー表示中にRボタンを押すと、 次のように画面の表示が切り替わり ます。 情報表示 x 水準器表示※ 1 情報表示なし 情報表示+ ヒストグラム※ 1, 2 格子線表示※ 1 ※ 1 拡大表示時には表示されません。 ※2 [三脚撮影]での露出プレビュー時(0 59)のみ表示されます。ただし、 動画撮影中は、ヒストグラムは表示されません。 •[ライブビューモード]が[手持ち撮影]のときは、ライブビュー表示中に AF エリアフレームが表示されます。 [三脚撮影]のときは、AF エリアフレームは 表示されません。 手持ち撮影 三脚撮影 65
x 66
y動画に関する設定 ここでは、液晶モニターを見ながら動画を撮影する方法を説明してい ます。 動画を撮影する .................................................................. 68 動画を再生する .................................................................. 75 動画を編集する ..................................................................
動画を撮影する ライブビュー表示中にプレビューボタンを押すと、音声付きの動画を 24 フレーム / 秒で撮影できます。ステレオミニプラグを装備した市販の マイクを外部マイク入力端子に接続すると、ステレオ録音ができます。 1 y 撮影メニューの[ライ ブビューモード]で設 定したいライブビュー モードを選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ライブ ビューモード]で設定し たいライブビューモードを選んで J ボタンを押します。 •[三脚撮影]の場合、ライブビュー表示中や動画撮影中に、J ボタ ンを押して露出プレビューに切り換えられます(0 59)。 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始し ます。ファインダー内が暗くなり、液晶 モニターに被写体が表示されます。 a ボタン A 動画撮影時のシャッタースピード、絞り値、ISO 感度に ついて(高感度動画撮影モードを除く) •[手持ち撮影]の場合、全ての露出モードで、シャッタースピード、 絞り値、ISO 感度が自動制御されます。 •[三脚撮影]の場合、露出モード g または h では、絞り値を設定できま す
• ライブビュー表示中や動画撮影中は、画 面下部に静止画撮影時のシャッタース ピードと ISO 感度が表示されますが、動 画には必ずしも反映されません。 3 撮影前にピントを合わせる B ボタン • 動画撮影を始める前に、B ボタンを押すか([三脚撮影])、 シャッターボタンを半押しして ( [手持ち撮影])、ピントを合わ y せます。 •[手持ち撮影]での動画撮影中 は、オートフォーカスでピント合わせできません。動画撮影中に ピントを合わせたいときは、マニュアルフォーカスをお使いくだ さい(0 105)。シャッターボタンを半押しするか、B ボタン を押すと、動画撮影を終了します。 4 プレビューボタンを押 して動画撮影を始める プレビューボタン 録画中マーク • 録画中は録画中マークが 液晶モニターに点滅表示 されます。記録できる残 り時間の目安も液晶モニ ターで確認できます。 残り時間 • カメラボディー前面にあ る内蔵マイク(0 4)で音声を記録します(モノラル録音) 。録画 中は、マイクを指でふさがないようにしてください。 •[三脚撮影]での動画撮影中に B ボタンを押すと、
• 動画撮影中に AE/AF ロックボタンを押すと、AE-L マークは表示されま すが、露出は固定されません。動画で露出を固定(AE ロック、0 137) したり、露出補正(0 139)するには、露出プレビュー(0 59)に切 り換えてください。動画撮影中は、± 3 段の範囲で露出補正ができます。 5 もう一度プレビューボタンを押して、撮影を終了する • 約 20 分間経過すると撮影を終了します。撮影メニュー[動画の設 定]の[画像サイズ](0 72)の設定により、記録できる時間は 異なります。また、メモリーカードの残量がなくなると、撮影は 自動的に終了します。 • 動画撮影中にシャッターボタンを全押しすると、動画撮影を終了 y して静止画撮影し、ライブビュー表示に戻ります。 A 動画撮影について • 手順 4 でプレビューボタンの代わりにマルチセレクターの中央ボタンを押して も、動画撮影を開始します。 • 0 マークが表示されているときは、動画撮影できません。 • 1 回の動画撮影で記録可能な最大ファイルサイズは 2 GB です。 • 使用しているメモリーカードの書き込み速度によっては、設定した
A 関連ページ • 動画の画像サイズやマイク感度、記録先のスロット、高感度動画撮影モードを 設定する→「動画の設定」(0 72) • マルチセレクターの中央ボタンを押して、画面中央にフォーカスポイントを移 動したり、拡大表示に切り換えられるようにする → A f1[中央ボタンの機能](0 330) • AE/AF ロックボタンを押し続けなくても AE ロック状態を維持できるようにする → A f6[AE/AF ロックボタンの機能](0 340) D 動画撮影時のご注意 • 動画撮影中の液晶モニターの表示に、次のような現象が発生する場合があり ます。これらの現象は撮影した動画にも記録されます。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が発生する y 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む ジャギー、偽色、モアレが発生する 輝点が発生する 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光された場合、画面の上部や下 部が明るくなったり、明るい横帯が発生する • レンズを取り外すと、動画撮影は終了します。 • 長時間ライブビュー
動画の設定 撮影メニューの[動画の設定]では、動画を記録するときの画像サイ ズ、録音の有無やマイクの感度、メモリーカードを 2 枚使用している ときの記録先を設定できます。また、暗い被写体の撮影に適した、高 感度動画撮影モードも選べます。 ❚❚ 動画設定の変更方法 1 撮影メニューの[動画 の設定]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 y 影メニューの[動画の設 定]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 動画の設定項目を選ぶ •[画像サイズ]、[録音設定]、[動 画記録先の選択]、[高感度動画撮 影モード]のうちいずれかを選ん でマルチセレクターの 2 を押す と、設定画面が表示されます。 3 設定したい項目を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 ❚❚ 画像サイズ 動画を記録するときの画像サイズを設定します。 画像サイズ a 1280 × 720(16:9)※ b 640 × 424(3:2) c 320 × 216(3:2) 解像度 最長記録時間 1280 × 720 ピクセル 640 × 424 ピクセル 320 × 216 ピクセル 5分 2
❚❚ 録音設定 内蔵マイクまたは市販のマイクの感度を設定します。 E マイク感度 オート (A) 設定した感度で録音します。マイク感度が高い 順に、 [マイク感度 高 (3)]、 [マイク感度 中 (2)]、 F マイク感度 高 (3) [マイク感度 低 (1)]になります。[マイク感度 G マイク感度 中 (2) オート (A)]を選ぶと、カメラが自動的にマイク H マイク感度 低 (1) 感度を調整します。 音声は記録しません。 I 録音しない y A 動画記録範囲について 静止画の撮像範囲と動画撮影時のアスペクト比(縦 横比)が異なる場合は、ライブビュー表示中に R ボタンを押して「情報表示なし」 (0 65)にする と、右図のようなガイドが表示され、動画が記録さ れる範囲を示します(動画の撮影中には、記録され ない部分は薄暗く表示されます) 。 A 録音設定について 録音設定は、ライブビュー表示中にボタン操作で変 更することもできます。 「動画を撮影する」の手順 4 (0 69)で動画撮影を始める前に、K ボタンを押し ながらマルチセレクターの 4 を押すか、H ボタンを 押すと、画面左上の録音
❚❚ 動画記録先の選択 メモリーカードを 2 枚使用している場合に動 画を記録するスロットを設定します。 • それぞれのカードで動画を記録できる残り時間が 表示されます。 • 選んだ動画記録先のメモリーカードの残量がなくなると、撮影は自動的に終 了します。 ❚❚ 高感度動画撮影モード 動画撮影時には、カメラが周辺の光量に合わせ y て自動的に ISO 感度を決めます。高感度動画撮 影モードで[する]を選ぶと、ISO 6400 ∼ Hi 3 の範囲で ISO 感度が制御されるため、肉眼で見 づらい暗さで撮影するときに適しています。 [しない]を選ぶと、ISO 200 ∼ ISO 12800 の範囲で撮影できます。 • 高感度動画撮影モードを[する]に設定すると、 動画撮影時とライブビュー表示中に液晶モニター に m が表示されます。 D 高感度動画撮影モードについてのご注意 • 高感度動画撮影モードを[する]にして撮影すると、被写体によっては、ノイ ズ(ざらつき、むら、すじ)、照明などの明るい部分に残像が見えやすくなる ことがあります。 • 被写体が明るい場合、高感度動画撮影モードを[する]にして撮影
動画を再生する 1 コマ表示モード(0 232)で 1 マークが表示されている画像が動画 です。マルチセレクターの中央ボタンを押して動画を再生します。 1 マーク 再生時間 / 記録時間 記録時間 y 音量設定 操作ガイド 動画再生中の操作方法 一時停止する / J 3 または J を押すと一時停止します。 一時停止中または早送り / 巻き戻し中に 再生を再開する 中央ボタンを押すと動画再生を再開し ます。 • 再生中に 4 を押す と巻き戻 し、2 を押すと早送りします。同じ 巻き戻しする / 方向のボタンを押すごとに、巻き戻 早送りする し / 早送りの速度が 2 倍、4 倍、8 倍、 (動画再生中) • 16 倍に切り替わります。 4 ボタンを押し続けると、最初のコマ に移動し、2 ボタンを押し続けると、 最後のコマに移動します。 75
一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ コマ戻しする / 戻し / コマ送りします。ボタンを押し続け コマ送りする ると連続でコマ戻し / コマ送りします。 (一時停止中) 音量を調節する N ボタンを押しながら 1 を押すと音 量が大きくなり、N ボタンを押しなが ら 3 を押すと小さくなります。 N+ 一時停止中に J ボタンを押すと、[動画 動画を編集する y 編集]画面を表示します(0 77)。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影でき 撮影に戻る メニューに移る 再生終了 ます。 G / メニューが表示されます(0 283) 。 K マルチセレクターの 1 または K ボタン を押すと 1 コマ表示モードに戻ります。 A 音声が記録されていない動画の表示に ついて 撮影メニュー[動画の設定]の[録音設定]を[録 音しない]にして撮影した動画の場合、1 コマ表示 モード時と再生中に 2(音声なしマーク)が表示さ れます(0 73) 。 76
動画を編集する 撮影した動画の前または後を削除して必要な部分だけ残したり、動画 の 1 フレームを JPEG 画像として保存できます。 動画の必要な部分を残す 1 1 コマ表示モード(0 232) で編集したい動画を選んで J ボタンを押す •[動画編集]画面が表示されます。 y 2 [始点の設定]または[終 点の設定]を選んで J ボタ ンを押す •[始点の設定]を選ぶと、選択 したフレームより前の部分を 削除できます。 •[終点の設定]を選ぶと、選択したフレームより後の部分を削除で きます。 3 始点または終点を決める • 動画を再生しながら、削除する始点または 終点を決めます。中央ボタンを押すと動画 を再生します。3 を押すと一時停止します。 • 4 を押すと巻き戻し、2 を押すと早送り します。一時停止中に 4 または 2 を押す と、コマ送りします。巻き戻し / 早送りとコマ送りについては 0 75 をご覧ください。 77
• 先頭フレームには h アイコンが、最終フレームには i アイコンが 画面右上に表示されます。 • N ボタンを押しながら 1 を押すと音量が大きくなり、N ボタン を押しながら 3 を押すと小さくなります。 • 1 を押すと始点または終点を決定します。 4 動画を作成する •[はい]を選んで J ボタンを押すと、編集前の動画とは別に、編集 した新しい動画として保存します。 • 動画の前後両方を削除するには、まず動画編集で前の部分を削除し y ます。次に、前の部分を削除した動画の後ろの部分を削除してくだ さい。 • 編集した動画には、1 コマ表示時に 9 が表示 されます。 D 動画編集時のご注意 • メモリーカードに充分な空き容量がない場合、動画編集できません。 •[始点の設定]と[終点の設定]では、2 秒未満の動画は編集できません。手順 4 で始点または終点を決めるときに、作成される動画が 2 秒未満になる位置で は、再生時間の表示が赤色に変わって警告します。 A 動画編集を開始する前に 動画を編集するときは、バッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテ リーをお使いください。 78
動画の 1 フレームを JPEG 画像として保存 する 1 [動画編集]画面で[選択 フレームの保存]を選ぶ •「動画の必要な部分を残す」の 手順 2(0 77)の[動画編集] 画面で[選択フレームの保存] を選んで J ボタンを押します。 2 画像として切り出したいフ レームを選ぶ y • 動画を再生しながら、画像と して切り出したいフレームを 選びます。中央ボタンを押す と動画を再生します。3 を押 すと一時停止します。 • 4 を押すと巻き戻し、2 を押すと早送りします。一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ送りします。巻き戻し / 早送りとコマ送 りについては 0 75 をご覧ください。 • 先頭フレームには h アイコンが、最終フレームには i アイコンが 画面右上に表示されます。 • N ボタンを押しながら 1 を押すと音量が大きくなり、N ボタン を押しながら 3 を押すと小さくなります。 • 1 を押すと切り出すフレームを決定します。 79
3 JPEG 画像を作成する •[はい]を選んで J ボタンを押 すと、JPEG の画像として保存 します。 • 作成した JPEG 画像には 1 コマ 表示時に 9 が表示されます。 y A[動画編集]について 動画の編集は画像編集メニュー(0 363)からも行 えます。 A[選択フレームの保存]で作成した画像について •[選択フレームの保存]で動画から作成した JPEG 画像に対して、画像編集する ことはできません。 • 動画から作成した JPEG 画像の場合、再生時の画像情報で表示されない項目が あります。 80
d画像の記録に関する設定 ここでは、撮影したときに記録される範囲や、画質、画像のサイズな ど、画像の記録に関する設定について説明します。 撮像範囲を変更する ........................................................... 82 画質モードを変更する ....................................................... 88 画像サイズを変更する ....................................................... 92 d 2 枚のメモリーカードに記録する(画像記録モード).........
撮像範囲を変更する (FX フォーマット)の撮 D3S は、撮像範囲が[FX (36 × 24) 1.0 ×] 像素子(36.0 × 23.9 mm)を搭載しているため、35mm 判カメラに 準じた撮影画面サイズ(画角)で撮影できます。DX レンズを装着す ると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×](DX フォーマッ ト)に切り換え、DX レンズの画角で撮影できます。 また、撮影メニューの[撮像範囲]の[撮像範 囲設定]では、35mm 判カメラに準じた画角や d DX レンズに対応した画角、FX フォーマットに 対して 1.2 倍の焦点距離相当の画角、または縦 横比が 5:4 の画角から選ぶことができます。 ❚❚ DX 自動切り換え DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×] (DX フォーマット)に切り換えるように設定できます。 する しない 82 DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.
❚❚ 撮像範囲設定 撮像範囲を設定できます(0 85)。 c 35mm 判カメラに準じた画角の FX フォーマット(36.0 × FX (36 × 24) 23.9 mm)で画像を記録します。35mm 判カメラ用のニッ コールレンズを装着して撮影するときに設定します。 1.0 ×(FX フォーマット) •[DX 自動切り換え]が[しない]のとき、DX レンズ を装着して撮影すると、画像の周辺部がケラレます。 Z 1.2 × (30 × 20) 1.2 × 30.0 × 20.0 mm で画像を記録します。レンズに表記さ れている焦点距離の約 1.2 倍のレンズに相当する画角 d になります。 •[DX 自動切り換え]が[しない]のとき、DX レンズ を装着して撮影すると、画像の周辺部がケラレます。 a DX (24 × 16) DX フォーマット(23.5 × 15.6 mm)で画像を記録しま す。レンズに表記されている焦点距離の約 1.5 倍のレン 1.5 ×(DX フォーマット) ズに相当する画角になります。 b 縦横比が 5:4(30.0 × 23.
D「ケラレ」について DX レンズは通常の 35mm 判カメラ用レンズに比べ、イメージサークルが 小さくなっています。このため、DX レンズを装着して[DX 自動切り換え] を[しない]に設定して[撮像範囲設定]を[FX (36 × 24) 1.0 ×]や [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]、[5:4 (30 × 24)]にして撮影すると、画面周 辺部が黒くなることがあります。これを「ケラレ」といいます。ファイン ダー上ではケラレがないように見えても、撮影した画像を再生すると周辺 部が暗くなっていることや、充分な解像度が得られないことがあります。 A ファインダーの表示について 撮像範囲が[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]、 [DX (24 × 16) 1.5 ×] 、 [5:4 (30 × 24)]のときは、下図のように表示します。記録されない部分は薄暗く表示 d されます。 1.2 × (30 × 20) 1.2 × DX (24 × 16) 1.
撮像範囲は、撮影メニューの[撮像範囲]の[撮像範囲設定]で設定 するか、Fn(ファンクション)ボタンとコマンドダイヤルで設定し ます。 ❚❚ 撮影メニューの[撮像範囲]で設定する場合 1 撮影メニューの[撮像 範囲]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[撮像範 囲]を選んでマルチセレ クターの 2 を押すと、 [撮像範囲]画面が表示 されます。 d 2 [撮像範囲設定]を選ぶ •[撮像範囲設定]を選んでマル チセレクターの 2 を押すと、 [撮像範囲設定]画面が表示さ れます。 3 設定したい撮像範囲を選ぶ • 設定したい撮像範囲を選んで、 J ボタンを押します。 • 設定に応じた撮像範囲がファ インダー内で確認できます (0 84)。 85
❚❚ Fn ボタンとコマンドダイヤルで設定する場合 Fn ボタンを押しながら、メイ ンコマンドダイヤルまたはサブ コマンドダイヤルを回す Fn ボタン メインコマンド ダイヤル • 設定に応じた撮影範囲がファインダー内で確認できます(0 84)。 • Fn ボタンを押すと、上面表示パネルや インフォ画面で撮像範囲の設定を確認で d きます。 撮像範囲 FX (36 × 24) 1.0 ×(FX フォーマット) 1.2 × (30 × 20) 1.2 × DX (24 × 16) 1.
D 撮像範囲の切り換えについて 撮像範囲の[DX 自動切り換え]を[する](0 82) に設定して DX レンズを装着 している場合、Fn ボタンでは、撮像範囲は切り換えられません。 A 撮像範囲を変更したときの画像サイズについて 同じ画像サイズに設定した場合でも、[撮像範囲]の設定により、撮影画像のピ クセル数が変化します。 A Fnボタンの機能について カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]の[コマンドダイヤル併用時の動作] (0 336)では、Fn ボタンのコマンドダイヤル併用時の機能を変更できます。 [コ マンドダイヤル併用時の動作]は[Fn ボタン押し時の動作]の一部の機能とは 併用できません(0 332) 。 A 関連ページ d • プレビューボタンで撮像範囲を切り換える → A f5[プレビューボタンの機能] (0 339) • AE/AF ロックボタンで撮像範囲を切り換える → A f6[AE/AF ロックボタンの 機能](0 340) 87
画質モードを変更する ❚❚ 画質モードについて 画像を記録する際の画質モードを選びます。 画質モード ファイル形式 内容 撮像素子の生データ(RAW 形式)を記録し NEF RAW ます。画像をパソコンに転送して加工した り、パソコンを使ってプリントする場合など に適しています。 TIFF d TIFF(RGB) FINE 使用できます。 画像データを約 1/4 に圧縮して記録します 高 (サイズ優先時) 。 NORMAL 画質 BASIC (RGB) 画像を 8 ビット非圧縮の TIFF-RGB 形式で記 録します。多くの画像アプリケーションで JPEG 画像データを約 1/8 に圧縮して記録します (サイズ優先時) 。 画像データを約 1/16 に圧縮して記録しま 低 す(サイズ優先時) 。 RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同 RAW + FINE RAW + NORMAL RAW + BASIC 時に記録します。 NEF + JPEG RAW と JPEG(NORMAL)の 2 種類の画像 を同時に記録します。 RAW と JPEG(
❚❚ 画質モードの設定方法 QUAL ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回す • 画質モードは、背面表示パネル に表示されます。 QUAL ボタン メインコマンド ダイヤル 背面表示パネル d A RAW 画像について 画質モードで RAW を選んだ場合、画像サイズは設定できません。RAW で保存し た画像を付属の ViewNX や別売の Capture NX 2 などで表示すると、画像サイズ は L と同じになります。現像には画像編集メニューの[RAW 現像](0 376)、 または付属のソフトウェア ViewNX や別売の Capture NX 2(0 397)を使いま す。ViewNX は付属の Software Suite CD-ROM を使ってインストールできます。 A[画質モード]について 画質モードは撮影メニュー(0 294)でも設定でき ます。 89
A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • 画質モード[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC]で撮影 したとき、カメラでは JPEG 画像のみを再生します。メモリーカードを 1 枚使用 している場合、JPEG 画像と同時記録された RAW 画像はパソコンでのみ再生で きます。 • メモリーカードを1枚使用している場合や、メモリーカードを2枚使用していて も[画像記録モード](0 94)が[順次記録]の場合、RAW 画像と同時記録 された JPEG 画像をカメラ上で削除すると、RAW 画像も削除されます。 •[画像記録モード]を[RAW+JPEG 分割記録]に設定してメモリーカードを 2 枚使用している場合、RAW 画像がスロット 1 に、JPEG 画像がスロット 2 に記 録されます(0 94)。RAW 画像と同時記録された JPEG 画像をカメラ上で削除 しても、RAW 画像は削除されません。 d ❚❚ JPEG 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[JPEG 圧縮]を選んで、画質 モードが JPEG(FINE)、JPEG
❚❚ RAW 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[RAW 記録]で[記録方式]を 選んで、RAW 画像の記録時の圧縮方式を設定します。 可逆圧縮します(データを完全に復元できます)。 [非 N ロスレス 圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 60 ∼ 80% に 圧縮 RAW なります。記録した画像は[非圧縮 RAW]と同等の 画質になります。 非可逆圧縮します(データは完全には復元できませ O 圧縮 RAW ん)。 [非圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 45 ∼ 60% になります。非可逆圧縮ですが、記録した画像は [非圧縮 RAW]とほぼ同等の画質になります。 非圧縮 RAW 圧縮しないため、 [ロスレス圧縮 RAW]や[圧縮 RAW] に比べ、ファイルサイズが大きくなります。 d ❚❚ RAW 画像の記録ビット数を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[RAW 記録]で[記録ビット モード]を選んで、RAW 画像の記録ビット数を設定します。 q 12 ビット記録 RAW 画像を 12 ビットで記録します。 RAW 画像を 14 ビットで記録し
画像サイズを変更する 画像を記録する際の画像サイズ(大きさ)を、[L]、[M]、[S]から設 定できます。画像サイズは選んだ撮像範囲によって変わります(0 82)。 撮像範囲 d 画像サイズ L (4256 × 2832 ピクセル) FX (36 × 24) M(3184 × 2120 ピクセル) 1.0 × S (2128 × 1416 ピクセル) L (3552 × 2368 ピクセル) 1.2× (30 × 20) M(2656 × 1776 ピクセル) 1.2 × S (1776 × 1184 ピクセル) L (2784 × 1848 ピクセル) DX (24 × 16) M(2080 × 1384 ピクセル) 1.5 × S (1392 × 920 ピクセル) L (3552 × 2832 ピクセル) × 5:4 (30 24) M(2656 × 2120 ピクセル) S (1776 × 1416 ピクセル) プリント時の大きさ (出力解像度 300dpi の場合)※ 約 36.0 ×24.0 cm 約 27.0 ×17.9 cm 約 18.0 ×12.0 cm 約 30.1 ×20.
❚❚ 画像サイズの設定方法 QUAL ボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す 画像サイズは、背面表示パネルに 表示されます。 QUAL ボタン サブコマンド ダイヤル 背面表示パネル d ] A[画像サイズ]について 画像サイズは撮影メニュー(0 294)でも設定で きます。 93
2 枚のメモリーカードに記録する (画像記録モード) 撮影メニュー(0 294)の[画像記録モード]では、2 つのメモリー カードスロットを使って画像を記録するときの画像記録モードを設 定できます。 画像記録モード 背面表示パネル 内容 スロット 1 から優先的に記録し、 P 順次記録 空き容量がなくなったら、記録先 をスロット 2 に変更します。 d Q バックアップ 記録 バックアップ用として同じ画像 をスロット 1、スロット 2 に記録 します。 •[画質モード]が[RAW + [RAW + NORMAL]、 FINE]、 または[RAW + BASIC]の場 RAW + JPEG R 分割記録 合、スロット 1 に RAW 画像、 スロット 2 に JPEG 画像を記録 します。 • その他の画質モードの場合の 動作は、 [バックアップ記録] と同じです。 A[バックアップ記録]と[RAW+JPEG 分割記録]について • 上面表示パネルとファインダー内下表示の記録可能コマ数には、記録可能コマ 数が少ないスロットのコマ数を表示します。 • どちらか一方のスロットの空き容量がなくな
Nフォーカスに関する設定 ここでは、カメラのピント合わせ(フォーカス)に関する設定を説明 します。 ピントの合わせ方を変更する(フォーカスモード)........... 96 AF エリアモードを変更する ............................................... 98 ピントを合わせる位置を選ぶ(フォーカスポイント)...... 100 ピントを固定して撮影する(フォーカスロック)............. 102 N ピントを手動で合わせる(マニュアルフォーカス).........
ピントの合わせ方を変更する (フォーカスモード) オートフォーカスで撮影するときは、 フォーカスモードセレクトダイヤル フォーカスモード セレクトダイヤル を S(シングルAFサーボ)または C(コ ンティニュアス AFサーボ)に合わせま す。マニュアルフォーカスで撮影する ときは、M(マニュアルフォーカス) に合わせます。 N フォーカスモード 内容 S ファインダー内のピント表示(●)が点灯すると、ピント シングル AF サーボ (AF-S) はそこで固定(フォーカスロック)します。風景など静止 した被写体の撮影に適しています。初期設定はピントが合 うとシャッターがきれるフォーカス優先モードです。 ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯して もフォーカスロックはされず、シャッターをきるまでピ C コンティニュアス AF サーボ (AF-C) ントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動きのあ る被写体の撮影に適しています。シャッターボタンの半 押しを続けると、被写体が動いている場合には予測駆動 フォーカス(0 97)に切り替わり、被写体の動きに合わ せてピントを追い続けます
A B ボタンについて • B ボタン B ボタンを押すと、カメラが自動的に被写体に ピントを合わせます。縦位置シャッターボタン ロックレバーを解除して縦位置 B ボタンを押 したときも、同様の動作になります。 • Bボタンでピント合わせをするときは、VRレン ズの手ブレ補正スイッチをオンにしていても、手 ブレ補正機能は作動しません。 縦位置 B ボタン A 予測駆動フォーカスについて フォーカスモードセレクトダイヤルを C に設定して、シャッターボタンを半押し するか、または B ボタン(縦位置 B ボタン)を押してピントを合わせる場 合、被写体が近づいてきたり遠ざかっていくのをカメラが認識すると、自動的に 予測駆動フォーカスに切り替わります。予測駆動フォーカスが作動すると、 N シャッターがきれる時点での到達位置を予測しながらピントを合わせ続けます。 A 関連ページ • (0 307) AF-Cをフォーカス優先モードにする → A a1[AF-Cモード時の優先] • AF-S をレリーズ優先モードにする → A a2[AF-S モード時の優先] (0 308) • シャッターボタン半押
AF エリアモードを変更する AF エリアモードセレクトダイヤル を切り換えて、オートフォーカス (0 96)で撮影するときのフォーカ スポイント(ピントを合わせる位 置)の選び方を設定します。 AF エリアモードセレクトダイヤル AF エリアモード N 98 フォーカスモード(0 96) S の場合 C の場合 撮影者が選択した 1つのフォーカスポイントで K ピントを合わせます。静止した被写体や動きの フォーカスモードが S の シングル 少ない被写体に対して、選択したフォーカスポ 場合も C の場合も左記の ポイント イントで正確にピントを合わせたい場合など 動作になります。 AF モード に便利です。 フォーカスモードC(0 96)との組み合わせで、 撮影者が選択した 1 つのフォーカスポイントか ら被写体が一時的に外れても、周辺のフォーカ スポイントからのピント情報を利用してピン I シングルポイ トを合わせます。ピント情報を利用するフォー ダイナ ント AF モー カスポイントは、カスタムメニュー a3[ダイナ ドと同じ動作 ミック ミック AF エリア] (0 309)で、9 点
A AF エリアモードの表示について AF エリアモードは、R ボタンを押すと表示され るインフォ画面で確認できます。 AF エリアモード表示 各 AF エリアモードの表示は次のようになります。 AF エリアモード インフォ画面 K シングルポイント AF モード カスタムメニュー a3 [ダイナミック AF エリア](0 309) N 9点 I 21 点 ダイナミック AF モード※ 51 点 51 点 (3D- トラッキング) H オートエリア AF モード ※ 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 ピント情報として利用する周辺のフォーカスポイントの数を選択できます。 A マニュアルフォーカス時の AF エリアモードについて AF エリアモードは自動的に K(シングルポイント AF モード)になります。 A 関連ページ • ダイナミックAF時のフォーカスエリアを変更する → エリア](0 309) • A a3[ダイナミックAF AF ロックオンを解除する → A a4[AF ロックオン](0 311) 99
ピントを合わせる位置を選ぶ (フォーカスポイント) このカメラには、51 カ所のフォー カスポイントがあります。AF エリ アモードが K(シングルポイント AF モード)または I(ダイナミッ ク AF モード)の場合、被写体の位置 や構図に合わせて、フォーカスポイ ントを選ぶことができます。 1 N AF エリアモード セレクトダイヤル フォーカスポイントロック レバーのロックを解除する • フォーカスポイントロックレ バーを回して・に合わせ、 ロックを解除すると、マルチ セレクターでフォーカスポイ ントを選べるようになります。 フォーカスポイント ロックレバー D オートエリア AF モードについて H(オートエリア AF)の場合、フォーカスポイントをカメラが自動的に選択す るため、自分ではフォーカスポイントを選べません。 100
2 フォーカスポイントを選ぶ • マルチセレクターを 134 2 またはななめ方向に押して、 フォーカスポイントを選びま す。 • 中央ボタンを押すと、中央部 のフォーカスポイントが選択 されます。 • フォーカスポイントロックレ バーを L の位置に回すと、 フォーカスポイントをロック (固定)します。 N A カメラを縦位置で構えるときは カメラを縦位置で構えるときは、Fn ボタンと縦位置コマンドダイヤルを併用し てフォーカスポイントを選ぶと便利です。カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機 。 能]の[コマンドダイヤル併用時の動作]をご覧ください(0 336) A 関連ページ • フォーカスポイントの点灯に関する設定を変更する → A a6[フォーカスポ イント表示](0 312) • フォーカスポイントの選択を循環方式にする → A a7[フォーカスポイント 循環選択](0 313) • マルチセレクターで選べるフォーカスポイントの数を変える → A a8[AF 点 数切り換え](0 313) • 縦位置 B ボタンを押したときの機能を変更する → A a10[縦位置 AF-ON
ピントを固定して撮影する (フォーカスロック) ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入ら ないときや、オートフォーカスが苦手な被写体(0 104)を撮影する ときには、次の手順でピントを固定(フォーカスロック)して撮影し てください。 1 ピントを合わせたい被写体にフォーカスポイントを重ねる • 被写体にフォーカスポイント を重ねて、シャッターボタン を半押しします。 • ピントが合うと、ファイン N ダー内のピント表示(●)が 点灯します。 2 ピントを固定する フォーカスモードが S の場合 シャッターボタンを半押ししてい る間は、ピントがそのまま固定され ます。 • シャッターボタンの半押しで ピントが合った状態で、AE/AF ロックボタンを押してピントを固 定することもできます。 A シャッターボタンの半押しで露出を固定するには カスタムメニュー c1[半押し AE ロック]を[する]に設定すると、シャッター 。 ボタンの半押しで露出を固定できます(0 319) 102
フォーカスモードが Cの場合 シャッターボタンを半押ししたまま、AE/AF ロックボタンを押すと、露出とピントがその まま固定されます。 • シャッターボタンから指を放しても、 AE/AF ロックボタンを押している間はピ ントと露出(AE ロック:0 137)が固定 され、ファインダー内表示に AE-L マーク シャッターボタン が点灯します。 AE/AF ロック ボタン 3 N ピントを固定したまま、 構図を決めて撮影する • 被写体との撮影距離を変えな いでください。ピントが固定 された後に被写体が動いた (撮影距離が変化した)とき は、いったんシャッターボタンや AE/AFロックボタンから指を放 し、フォーカスロックを解除してからピントを合わせ直してくだ さい。 A ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは AE/AF ロックボタンでフォーカスロックして、AE/AF ロックボタンを押したまま もう一度シャッターボタンを全押ししてください。 A 関連ページ AE/AF ロックボタンを押したときの機能を変更する → A f6[AE/AF ロックボ タンの機能] (0 340) 103
❚❚ オートフォーカスの苦手な被写体について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができ ず、シャッターがきれないことや、ピントが合わなくてもピント表示 (●)が点灯し、シャッターがきれることがあります。このような場 合は、フォーカスモードを M(0 105)に切り換えてピントを合わ せるか、フォーカスロック(0 102)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきりしない場合 (白壁や背景と同色の服を着ている人物など) フォーカスポイント内に遠くのものと近くのものが混在 する被写体 (オリの中の動物など) N 連続した繰り返しパターンの被写体 (ビルの窓やブラインドなど) 被写体の明暗差が極端に異なる場合 (太陽を背景にした日陰の人物など) 背景に対して被写体が小さい場合 (遠くの建物を背景に近くの人物を撮影する場合など) 絵柄が細かい場合 (一面の花畑など) 104
ピントを手動で合わせる (マニュアルフォーカス) 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わ せるときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの 設定は次の通りです。 • AF-S レンズを使用している場合:レンズのフォーカスモード切り換 えスイッチを M にしてください。 • AF レンズを使用している場合: カメラのフォーカスモードセレ フォーカスモード セレクトダイヤル クトダイヤルを M にしてくださ い。レンズにフォーカスモード切 り換えスイッチがある場合は、レ N ンズ側のフォーカスモードも M にしてください。 • マニュアルフォーカスレンズを使用する場合:カメラのフォーカス モードセレクトダイヤルを M にしてください。 ピントは、レンズのフォーカスリン グを回して、ファインダー内のメイ ンの被写体がはっきり見えるよう に合わせます。 D AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合のご注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモー ドセレクトダイヤルを M にしてください。フォーカスモードセレクトダイヤルが S ま
フォーカスエイドによるピント合わせ 開放 F 値が F5.6 以上明るいレンズ(絞りの最も 小さい数値が F5.6 以下のレンズ)を使ってマ ニュアルフォーカスで撮影するときは、ファ インダー内のピント表示(●)でピントが合っ ているかどうかを確認できます。ピントが 合っているかどうかの基準となるフォーカス ポイントは 51 カ所から選べます。 • ピントが合うとピント表示(●)が表示さ れます(0 50)。 • オートフォーカスの苦手な被写体(0 104) では、ピントが合っていなくてもピント表 N 示(●)が点灯することがありますので、 ファインダースクリーンの像でピントが 合っていることを確認してください。 A 距離基準マークについて 距離基準マーク E は撮影距離の基準となるマーク で、カメラ内の撮像面の位置を示します。マニュアル フォーカスや接写などでカメラから被写体までの距 離を実測する場合、このマークが基準となります。レ ンズ取り付け面(レンズマウント:0 5)から撮像面 までの寸法(フランジバック)は 46.
kレリーズモードに 関する設定 ここでは、1 コマ撮影や連続撮影をはじめ、静かな場所での撮影に適 した静音撮影や、セルフタイマー撮影、撮影時のミラーによる振動を 防ぐミラーアップ撮影など、カメラのレリーズモードを説明します。 1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、 レリーズモードを変更する .............................................. 108 連続撮影する ................................................................... 110 セルフタイマーを使って撮影する ................................... 112 ミラーアップして撮影する ..............................................
1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、 レリーズモードを変更する シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。 レリーズモード S 1 コマ撮影 CL 低速連続撮影 内容 シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。 シャッターボタンを全押ししている間、約 1 ∼ 9 コマ / 秒※で 連続撮影できます(0 110)。 シャッターボタンを全押ししている間、約 9 コマ / 秒([撮像 CH 範囲] (0 82)が[DX(24 × 16)1.
レリーズモードを切り換えるには、 レリーズモードダイヤル レリーズモードダイヤルロックボ ロックボタン タンを押しながら、レリーズモード ダイヤルを回します。 レリーズモード ダイヤル k 109
連続撮影する レリーズモードを CH(高速連続撮影)または CL(低速連続撮影)に すると、シャッターボタンを全押ししている間、連続撮影できます。 1 レリーズモードダイヤルを CH または CL に合わせる • レリーズモードダイヤルロッ クボタンを押しながら、レ リーズモードダイヤルを CH ま たは CL に合わせます。 2 レリーズモード ダイヤル 構図を決め、ピントを合わせて 撮影する • シャッターボタンを全押ししている間、 k 連続撮影ができます。 • カスタムメニュー d2[連続撮影速度](0 322)で設定した速度 で連続撮影できます。 A 連続撮影速度について • CH 時の連続撮影速度は、撮像範囲(0 82)が[FX(36 × 24)1.0 ×]、[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]または[5:4 (30 × 24)]の場合は、常に最大 9 コマ / 秒にな ります。 [DX (24 × 16)1.
A 連続撮影可能コマ数について • シャッターボタンを半押しすると、連続撮影可 能コマ数が、上面表示パネルとファインダー内 に表示されます。右図の場合、最低 85 コマ続け て撮影できることを示しています。 SHOOT CUSTOM • 連続撮影は最大 130 コマまでできます。ただし、 「r00」と表示されたとき、連続撮影速度が低下し ます。 • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。撮影条件によって増 減することがあります。 A 連続撮影時の記録について • メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から 1 分間程度メモリー カードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中 にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだ けでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。 • メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源を OFF にすると、撮影された全て の画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。 k • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済み の画像データがメモリーカー
セルフタイマーを使って撮影する セルフタイマーによる撮影は記念写真など、撮影者自身も一緒に写り たいときなどに便利です。セルフタイマー撮影時は、三脚などを使っ てカメラを固定してください。 1 レリーズモードダイヤルを E(セルフタイマー撮影) に合わせる • レリーズモードダイヤルロッ クボタンを押しながら、E に 合わせてください。 2 k レリーズモード ダイヤル 構図を決め、ピントを合わせる • フォーカスモードが S でピントが合って いないときなど、カメラのシャッターが きれない状態ではセルフタイマーは作動 しません。 A ファインダーから顔を離して撮影するときは ライブビューやセルフタイマー、インターバルタイ マー撮影時など、ファインダーから顔を離して撮影 するときは、ファインダーから入った光が適正露出 や画像に影響を与えることを防ぐため、シャッター ボタンを押す前にアイピースシャッターレバーを回 してアイピースシャッターを閉じることをおすすめ します。 112
3 セルフタイマー撮影を開始 する • シャッターボタンを全押しする と、セルフタイマーランプが約 8 秒間点滅後、約 2 秒間点灯して合計で約 10 秒後にシャッターがき れます。 • レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタ イマーは解除されます。 k A シャッタースピードがAにセットされている場合について 露出モードが h で、シャッタースピードが A にセットされている場合は、 シャッタースピードが約 1/5 秒でシャッターがきれます。 A 関連ページ • セルフタイマーの作動時間を変更する → A c3[セルフタイマー](0 319) A d1[電子音設定](0 321) • セルフタイマー撮影時の電子音を設定する → 113
ミラーアップして撮影する ミラーアップ撮影すると、撮影時にミラーアップの振動によるブレを 防ぐことができます。 1 レリーズモードダイヤルを MUP(ミラーアップ撮影) に合わせる • レリーズモードダイヤルロッ クボタンを押しながら、MUP に合わせてください。 2 レリーズモード ダイヤル 構図と露出を決めて、 シャッターボタンを全押しする • 半押ししてピントを合わせた後、 k シャッターボタンを全押しすると、 ミラーアップします。 D ミラーアップ中のご注意 ミラーアップ中は、ファインダーで構図を確認できません。 また、オートフォーカスと測光は使えません。 3 撮影する • もう一度シャッターボタンを全押しすると、 撮影できます。 • ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに押してください。 • 撮影が終了すると、ミラーダウンします。 A ミラーアップ撮影について • 三脚の利用をおすすめします。 • ミラーアップ撮影時には、別売のリモートコード(0 398)を使うと効果的です。 • ミラーアップ開始後約 30 秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。 114
SISO感度に関する設定 ここでは、ISO 感度の変更や感度自動制御による撮影方法について 説明します。 ISO 感度を変更する ......................................................... 116 ISO 感度の設定方法 ........................................................................ 116 感度自動制御機能を使う ..................................................
ISO 感度を変更する ISO 感度は ISO 200 ∼ 12800 の間で 1/3 段ステップで設定できます。ま た、ISO 200 から約 0.3 段∼約 1 段の範囲での減感と、ISO 12800 から 約 0.
A 高感度(Hi 0.3 ∼ Hi 3)に設定した場合 ISO 感 度を[Hi 0.3]に 設定 する と、ISO 12800 に 対し て約 0.3 段 分増 感し (ISO 16000 相当)、[Hi 3]では約 3 段分の増感になります(ISO 102400 相当)。 これらの ISO 感度に設定したときは、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生し やすくなります。 A 低感度(Lo 0.3 ∼ Lo 1)に設定した場合 ISO 感度を[Lo 0.3]に設定すると、ISO 200 に対して約 0.
感度自動制御機能を使う 感度自動制御機能は、設定した ISO 感度で適正露出が得られない場合 に、カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 ❚❚ 感度自動制御の設定方法 1 撮影メニューの[ISO 感度設定]で[感度自 動制御]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ISO 感度 設定]で[感度自動制 御]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 S 2 [する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを押 すと、カメラが自動的に ISO 感 度を変更するようになります。 フラッシュ撮影時も、フラッ シュの光量が適正となるよう に感度自動制御が機能します。 •[しない]を選ぶと、[ISO 感度]で設定した ISO 感度に固定され ます。 118
3 感度の制御方法を設定する • カメラが感度を自動的に制御 する方法を選びます。 感度自動制御する場合の、ISO 感度の上限(400 ∼ Hi 3) 制御上限感度 を設定します。ここで設定した値より高い感度に上がるこ とはありません。また、ISO 感度の下限は 200 になります。 露出モード e、g で感度自動制御する場合の、シャッター スピードの低速側の限界(1/4000 ∼ 1 秒)を設定します。 低速限界設定 ただし、ISO 感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても 露出不足になる場合は、適正露出を得るために、低速限界 設定よりもさらにシャッタースピードが低速になります。 • J ボタンを押して設定します。 [感度自動制御]を[する]にすると、背面 表示パネルとファインダー内下表示に、右 S のように表示されます。ISO-AUTO 表示が 点灯している場合は、[ISO 感度]で設定し た感度で撮影されます。感度が自動制御されると ISO-AUTO 表示が 点滅し、制御された ISO 感度が表示されます。 119
A 感度自動制御についてのご注意 • ISO 感度が高くなると、多少ざらついた画像になることがあります。 •[ISO 感度]で設定した ISO 感度よりも、 [制御上限感度]で設定した ISO 感度が 低い場合、 [制御上限感度]で設定した ISO 感度が優先されます。 • フラッシュ撮影時は、 [低速限界設定]で設定したシャッタースピードよりも、 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 327)で設定したシャッ タースピードが優先されます。 • 別売スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 の装着時にフラッシュ モードをスローシンクロに設定していても、背景の明るさがより適正となるよ うに感度自動制御が機能して感度が自動的に上がり、シャッタースピードが低 速にならないことがあります。 S 120
Z測光・露出に関する設定 ここでは、測光モードや露出モード、露出補正、オートブラケティン グ撮影など、測光・露出に関する設定について説明します。 被写体の測光方法を変更する(測光モード).................... 122 測光モードの設定方法 ................................................................... 123 シャッタースピードや絞り値で露出を 設定する(露出モード)................................................... 124 e(プログラムオート):シャッタースピードと 絞り値の組み合わせをカメラが決める ................................... 125 f(シャッター優先オート):シャッタースピードを 決めて撮影する ............................................................................ 127 g(絞り優先オート):絞り値を決めて撮影する ..
被写体の測光方法を変更する (測光モード) 適正な露出を得るために、カメラが被写体の明るさを測ることを 「測光」といいます。 a マルチパターン 測光 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広 い領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離 や構図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に 近い画像が得られます。 画面中央の φ12mm 相当の円内 を重点的に測光します。画面中央 に被写体を大きく配置して撮影 Z 中央部重点 測光※ 1 する場合などに適しています。 • 測光範囲はカスタムメニュー b5[中央部重点測光範囲] (0 318)で変更できます。た 中央部重点測光 エリア※ 2 だし、非 CPU レンズ使用時は、 Z b5 の設定を[画面全体の平均]にすると画面全体の平 均になり、それ以外にするとφ12mm 相当になります。 フォーカスポイントに重なる φ4mm 相当(全画面の約 1.
測光モードの設定方法 測光モードダイヤルロックボタン 測光モードダイヤル を押しながら、測光モードダイヤル を回すと、ファインダー内の測光 モード表示が切り替わります。 A マルチパターン測光とレンズの組み合わせについて 測光モードが a のときの測光方式は、レンズの種類によって変わります。 • Z CPU レンズ 「 - 3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G または D タイプの CPU レンズ使用時の 測光方式です。距離情報を利用して測光します。 「 - RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G または D タイプ以外の CPU レンズ使用時の 測光方式です。距離情報は利用しません。 • 非 CPU レンズ - セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](0 223)でレンズ情報を設 定すると、 「RGB マルチパターン測光」という測光方式になります。レンズ情 報を設定しない場合は、中央部重点測光になります。 A 関連ページ • 中 央 部重 点 測 光の 測 光 範囲 を 変更 す る → A b5[中央 部 重 点測 光 範 囲] (0 318) • 測光モードごとに適正露出の基準
シャッタースピードや絞り値で 露出を設定する(露出モード) このカメラには、次の露出モードがあります。 シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに e プログラムオート 使います。シャッタースピードと絞り値の両方をカメラ (0 125) が自動制御します。 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使いま f シャッター優先 す。シャッタースピードを自分で設定し、絞り値はカメ オート(0 127) ラが自動制御します。 g 絞り優先オート (0 128) h マニュアル (0 130) 背景をぼかしたポートレート写真を撮影したり、奥行き のある風景を鮮明に撮影したいときなどに使います。絞 り値を自分で設定し、シャッタースピードはカメラが自 動制御します。 シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定しま す。長時間露出(バルブ)撮影も、このモードで行います。 Z D 使用レンズについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプレンズを除く)の絞りリング(0 390)は、必ず最小絞 り(最大値)にセットしてください。 • 露出モードが e または f のときに非 CPU レンズ(0 391)を
e(プログラムオート): シャッタースピードと絞り値の組み合わせをカメラが 決める 被写体の明るさに応じて、露出が適正になるようにカメラがシャッ タースピードと絞り値を自動的に決定します。シャッターチャンスを 逃したくないスナップ撮影など幅広い撮影に適しています。 1 I ボタンを押しながらメインコマ I ボタン ンドダイヤルを回し、上面表示パネ ルに e を表示させる メインコマンド ダイヤル Z 2 構図を決め、ピントを合わせて撮影する シャッタースピード:1/320 秒 絞り値:F9 125
A プログラムシフトについて 露出モード e で半押しタイマーがオンのときにメイ ンコマンドダイヤルを回すと、プログラムシフト(露 出を一定にしたままシャッタースピードと絞り値の 組み合わせを変える)ができます。プログラムシフ ト中は上面表示パネルにプログラムシフトマーク U が点灯します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さく設定したい) 場 合 や 動 き の 速 い 被 写 体 を 撮 影 し た い(速 い メインコマンド ダイヤル シャッタースピードを設定したい)場合には、メ インコマンドダイヤルを右に回してください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影した い(絞り値を大きく設定したい)場合や被写体の SHOOT CUSTOM 動きを強調したい(遅いシャッタースピードを設 定したい)場合には、メインコマンドダイヤルを 左に回してください。 • プログラムシフトを解除するには、プログラムシフトマーク U が消灯するまで メインコマンドダイヤルを回してください。電源を OFF にしたり、他の露出 モードに切り換えたときも、プログラムシフトは解除されます。 Z シャッタースピード:
f(シャッター優先オート): シャッタースピードを決めて撮影する シャッタースピードを自分で決めると、露出が適正になるようにカメ ラが自動的に絞り値を決定します。動きの速い被写体の撮影や、遅い シャッタースピードで被写体の動きを強調する撮影に適しています。 1 I ボタンを押 I ボタン しながらメインコ マンドダイヤルを 回し、上面表示パ ネルに f を表示さ せる メインコマンドダイヤル 2 半押しタイマーがオンのときにメイ ンコマンドダイヤルで好みのシャッ タースピードを設定する SHOOT CUSTOM • シャッタースピードは 1/8000(o)∼ 30 秒(q)、p に設定できます。 Z • 設定したシャッタースピードはロックできます(0 135)。 3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • シャッタースピードを変えることによって、画像は次のように異 なります。 速いシャッタースピードのとき: 1/1600 秒 遅いシャッタースピードのとき: 1/6 秒 127
g(絞り優先オート):絞り値を決めて撮影する 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的に シャッタースピードを決定します。絞りを絞り込むことによって、手 前から奥まで鮮明な写真を撮影したり、絞りを開くことによって、背 景をぼかして草花や人物を浮かび上がらせて撮影するなど、被写界深 度(0 124)を優先した撮影に適しています。また、フラッシュ撮影 時 には、絞 り 値 を 変 え る こ と に よ り 調 光 範 囲 の 変 更 もでき ます (0 203)。 1 Iボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し、 上面表示パネルに g を表示させる I ボタン Z メインコマンドダイヤル 2 半押しタイマーがオンのときにサブコマンドダイヤルで 好みの絞り値を設定する SHOOT CUSTOM サブコマンド ダイヤル • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なり ます。 • 設定した絞り値はロックできます(0 136)。 128
3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • 絞り値を変えることによって、画像は次のように異なります。 絞りを絞り込んだとき 絞り値:F36 絞りを開いたとき 絞り値:F2.
h(マニュアル): シャッタースピードと絞り値を自分で決めて撮影する シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。花火や星空 などを長時間露出撮影(バルブ撮影 0 133)する場合には、この露 出モードを使います。 1 Iボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し、 上面表示パネルに h を表示させる I ボタン メインコマンドダイヤル Z 130
2 半押しタイマーがオンのときに、露出インジケーターを 確認しながら、シャッタースピードと絞り値を設定する • メインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピード表示が変 化します。シャッタースピードは、1/8000(o)∼ 30 秒 (q)および A、p に設定できます。 • サブコマンドダイヤルを回すと絞り値が変化します。 • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なります。 • 設定したシャッタースピードと絞り値はロックできます (0 135)。 サブコマンドダイヤル 絞り値の 設定 SHOOT CUSTOM Z シャッター スピードの 設定 SHOOT CUSTOM メインコマンドダイヤル 3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する シャッタースピード:1/250 秒 絞り値:F8 131
A AF マイクロレンズ装着時の露出倍数について AF マイクロレンズをカメラに装着して、外部露出計の測光値を参考に絞り値をサブ コマンドダイヤルでセットする場合、露出倍数を考慮する必要はありません。レン ズの絞りリングでセットする場合だけ、露出倍数を考慮した補正が必要になります。 A 露出インジケーターについて 自分で設定した露出値と、カメラが測光した露出値との差が、上面表示パネルと ファインダー内右表示に表示されます。この「露出インジケーター」の見方は次 (0 316) の通りです(表示内容はカスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅] の設定によって変化します) 。 [露出設定ステップ幅]が[1/3 段]のとき 適正露出の場合 1/3 段 3 1/3 段以上 アンダーの場合 オーバーの場合 上面表示 パネル ファインダー 内右表示 Z • 光量がカメラの測光範囲を超えると、露出インジケーターが点滅して警告 します。 • 露出モード f または g で適正な露出が得られない場合、q または r が上 面表示パネルとファインダー内下表示に表示され、カメラが測光した露出 値との差が露出インジケ
長時間露出で撮影する(バルブ撮影) シャッタースピードを A にセットしてシャッターボタンを押し 続けると、シャッターが開いたままとなる長時間露出(バルブ)撮影 ができます。 • 花火や夜景、天体写真の撮影や、自動車のライトの流れを表現した いときなどに使います。長時間露出撮影には、手ブレを抑えるため に三脚やリモートコード(0 398)が必要です。 1 三脚などを使ってカメラを固定する 2 I ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し、 上面表示パネルに h を表示させる I ボタン Z メインコマンドダイヤル 3 半押しタイマーがオンのときに メインコマンドダイヤルを回し、 シャッタースピードを A にする SHOOT CUSTOM • シャッタースピードを A に設定する と、露出インジケーターは表示されません。 133
4 ピントを合わせて、シャッターボタンを全押しする • 長時間露出撮影をしたい時間まで、シャッターボタンを押し続け てください。 • 手ブレを抑えるために、別売のリモートコード(0 398)を使用 することをおすすめします。 5 シャッターボタンを放して撮影を終了する • シャッターボタンを放すと、長時間露出が終了します。 シャッタースピード:35 秒 絞り値:F25 Z A 長時間露出について • ファインダーから入った光が適正露出や画像に影響を与えることを防ぐため、 シャッターボタンを押す前にアイピースシャッターを閉じることをおすすめ します。 • 露光時間が長くなると、画像にノイズ(ざらつき、むら)が発生することがあ ります。このノイズ(ざらつき、むら)は、あらかじめ撮影メニューの[長秒 時ノイズ低減] (0 303)を[する]にしておくことで低減できます。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、電源としてフル充電した Li-ion リチャー ジャブルバッテリー EN-EL4a または別売の AC アダプター EH-6 をお使いいた だくことをおすすめします。 134
シャッタースピードと絞り値を ロックする 露出モード f ではシャッタースピードを、g では絞り値を、h では シャッタースピードと絞り値のロックを設定できます。 • e では設定できません。 ❚❚ シャッタースピードのロック方法 F(コマンドロック)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを 回し、上面表示パネルとファインダー内下表示に F(シャッタース ピードロック)マークを表示させます。 SHOOT CUSTOM F ボタン メインコマンドダイヤル • 解除する場合は、F ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを Z 回し、F マークを消します。 135
❚❚ 絞り値のロック方法 F ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回し、上面表示パネ ルとファインダー内下表示に F(絞り値ロック)マークを表示させ ます。 SHOOT CUSTOM F ボタン サブコマンドダイヤル • 解除する場合は、F ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回 し、F マークを消します。 Z 136
露出を固定して撮影する(AE ロック) AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、そ のまま構図を変えて撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその 周囲とで、極端に明るさが異なる場合などに効果的です。 1 測光モード(0 122)を Z(中央部重点測光)また は b(スポット測光)に設 定する 測光モードダイヤル • a(マルチパターン測光)は 充分な AE ロックの効果が期待 できないため、おすすめでき ません。 2 露出を合わせたい部分にフォーカ スポイントを重ねてシャッターボ タンを半押ししたまま、AE/AF ロックボタンを押して、露出を固 定する シャッターボタン Z • AE/AF ロックボタンを押している間は、 測光モードに応じた部分の露出で固定 (ロック)され、構図を変えても露出は 変わりません。 AE/AF ロックボタン • ファインダー内下表示に AE-L マークが 点灯します。 • フォーカスモードが S または C の場合、 フォーカスロックも同時に行われます ので、ピント表示(●)の点灯も確認 してください。 137
3 AE/AF ロックボタンを押し たまま、構図を決めて撮影 する A 測光エリアについて • スポット測光で、測光エリアとフォーカスポイントが連動する場合(0 122) は、選択しているフォーカスポイントの露出が記憶されます。 • 中央部重点測光に設定した場合は、ファインダー中央部(φ12mm の円内)を 重点的に測光した露出が記憶されます。 シャッタースピードと絞り値の変更 Z A AE/AF ロックボタンを押している間も次の操作ができます。 露出モード 操作 e f g プログラムシフト(0 126) シャッタースピードの変更 絞り値の変更 • 上面表示パネルやファインダー内下表示には、変更後のシャッタースピード、 絞り値が表示されます。 • AEロック中は、測光モードダイヤルを切り換えても測光モードは変わりません (AE ロックを解除すれば変わります) 。 A 関連ページ • シャッターボタンの半押しでAEロックできるようにする → A c1[半押しAE ロック] (0 319) • 138 AE/AFロックボタンに別の機能を割り当てる → A f6[AE/AFロックボタンの
画像の明るさを意図的に変更する (露出補正) 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えること で、画像全体を明るくしたり、暗くしたいときなどに使います。 ❚❚ 露出補正の設定方法 E(露出補正)ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す と、上面表示パネルの露出補正表示が変化(1/3 段ステップで± 5 段) します。設定したい補正値に合わせてください。 E ボタン メインコマンドダイヤル 上面表示パネル Z • E ボタンを押すと、上面表示パネルとファインダー内表示で設定し た補正量を確認できます。 補正なし − 0.
• 補正量を設定すると、上面表示パネルと ファインダー内右表示に露出補正マー ク E が表示されます。 • 上面表示パネルとファインダー内右表示 SHOOT CUSTOM には、露出補正インジケーターが表示さ れ、[0]が点滅します。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に補正 するのが基本です。 − 1 段補正 露出補正なし + 1 段補正 • 露出補正を解除するには、補正量を 0.
露出や調光、ホワイトバランス、 アクティブ D- ライティングを変えな がら撮影する(オートブラケティング撮影) 明るさ(露出)、フラッシュの発光量、ホワイトバランス、アクティ ブ D- ライティング(ADL)の設定をカメラが自動的に変えながら撮 影します。画像の明るさやフラッシュの発光量の調整が難しい場合や 複数の光源が混在していてホワイトバランスを決めにくい場合の撮 影に効果的です。 ❚❚ AE、フラッシュブラケティングの撮影方法 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮影します。 1 カスタムメニュー e4 [オートブラケティン グのセット]で[AE・ フラッシュブラケティ ング]を選ぶ G ボタン Z • G ボタンを押して、カ スタムメニュー e4[オー トブラケティングのセッ ト]で[AE・フラッシュ ブラケティング]を選ん で J ボタンを押します。 •[AE ブラケティング] 、 [フラッシュブラケティング]を選んだ場合も操作は同じです。 A AE ブラケティング、フラッシュブラケティングについて [AE・フラッシュブラケティング]では、AE ブラケティングとフラッシュブ
2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影 コマ数を設定できます。 撮影コマ数 Dボタン メインコマンド ダイヤル 上面表示パネル オートブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、上面表示パネルとファインダー内右 表示に M マークとオートブラケティングインジケーターが 表示されます。 Z 142
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、補正ス テップを設定できます。 補正ステップ Dボタン サブコマンド ダイヤル 上面表示パネル • 補正ステップは、露出設定ステップ幅が「1/3 段」の場合、0.3 (1/3 段)、0.7(2/3 段)、1.0(1 段)から選ぶことができます。 • 補正ステップが 0.3 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通り です。 上面表示パネル オートブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 0 3 3 2 2 3 5 7 9 撮影順序 0 + 0.3/0/ + 0.7 − 0.3/ − 0.7/0 Z 0/ + 0.3 0/ − 0.3 0/ − 0.3/ + 0.3 0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0 0/ − 1.3/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0/ + 1.
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • シャッタースピードと絞り値は補正された 値が表示されます。 • 上面表示パネルとファインダー内右表示には、オートブラケティング インジケーターが表示されます。撮影するたびに、コマ数を示す表 示が、オートブラケティングインジケーター上から消えます。 SHOOT CUSTOM SHOOT CUSTOM 撮影コマ数:3 1 コマ撮影した状態 補正ステップ:0.
❚❚ AE、フラッシュブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して上面表示 パネルの撮影コマ数を r にしてください(M マークが消灯します)。 ただし、設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリ セット(0 208)でもブラケティングを解除できますが、この場合は 設定した補正ステップもリセットされます。 A AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティング、フラッ シュブラケティング撮影について • レリーズモード(0 108)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、シャッ ターボタンを押し続けるとセットしたコマ数の撮影が終了した時点でいったん 停止します。シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 112)には、設定した撮影コマ数のオートブラケティ ング撮影が 1 コマずつ行われます。 • 撮影中に電源を OFF にしても、もう一度 ON にすれば撮影を再開できます。 • 撮影中にメモリーカードのメモリー残量がなくなっても、メモリー残量のある 他のメモリーカードに交換すれば残りを撮影でき
❚❚ WB ブラケティングの撮影方法 ホワイトバランスの色温度を変えながら撮影します。ホワイトバラン スについての説明は、0 153 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e4[オートブラ ケティングのセット]で[WB ブラ ケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影 コマ数を設定できます。 撮影コマ数 Z Dボタン メインコマンド ダイヤル 上面表示パネル WB ブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、上面表示パネルと背 面表示パネルに W マークが表示されま す。また、上面表示パネルに WB ブラケ ティングインジケーターが表示されます。 D WB ブラケティングの制限について WB ブラケティングは、RAW を含む画質モードでは使用できません。 146
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回すと補正ス テップを設定できます。 補正ステップ Dボタン サブコマンド ダイヤル 上面表示パネル • 補正ステップは、1(1 段)、2(2 段)、3(3 段)から選ぶことがで きます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当します。 A 方向に数が大きくなるごとにアンバーが強くなります。B 方向に数 が大きくなるごとにブルーが強くなります(0 158)。 • 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 上面表示パネル WB ブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 補正 ステップ 0 3 3 2 2 3 1段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 5 7 9 撮影順序 Z 0 B1/0/B2 A1/A2/0 0/B1 0/A1 0/A1/B1 0/A2/A1/ 各方向 1 段 B1/B2 0/A3/A2/A1/ 各方向 1 段 B1/B2/B3 0/A4/A3/A2/ 各方向 1 段 A1/
4 撮影する • シャッターボタンを全押しすると、 設定した全てのコマ数の画像が記録 されます。 • ホワイトバランスを微調整にしていた 場合は、微調整に WB ブラケティング の補正ステップが加算されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が記 録可能コマ数より多い場合、上面表 示パネルに n と N が、ファイン ダー内下表示に j が右図のように 点滅し、シャッターがきれません。 新しいメモリーカードに交換すると 撮影できます。 Z 148 SHOOT CUSTOM
❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して上面表示 パネルの撮影コマ数を r にしてください(W マークが消灯しま す)。ただし、設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボ タンリセット(0 208)でもブラケティングを解除できますが、この 場合は設定した補正ステップもリセットされます。 Z D WB ブラケティング撮影について • WB ブラケティングでは、色温度(A(アンバー)から B(ブルー)への横方向) の補正のみを行います(0 157)。G(グリーン)から M(マゼンタ)への縦 方向の補正は行いません。 • 撮影中に電源を OFF にした場合、全てのコマの記録が終了してから電源が切れ ます。 • セルフタイマー撮影時(0 112)には、1 回のセルフタイマー撮影で設定され た撮影コマ数が全て記録されます。 A 関連ページ 「ミレッド(MIRED)について」 (0 159) 149
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 アクティブ D- ライティングの効果の度合いを変えながら撮影します。 アクティブ D- ライティングについての説明は、0 187 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e4[オートブラケ ティングのセット]で[ADL ブラケ ティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回すと撮影 コマ数を設定できます。 撮影コマ数 Z Dボタン メインコマンド ダイヤル 上面表示パネル ADL ブラケティング インジケーター • 設定すると、上面表示パネルに D マークと ADL ブラケティング インジケーターが表示されます。 • 設定した撮影コマ数により、ブラケティングの内容が次のように 異なります。 撮影コマ数 ブラケティングの内容 2 コマ [しない]→(手順 3 で設定するアクティブ D- ライティングの度 合い)の順に撮影 3 コマ 4 コマ 5 コマ [しない]→[弱め]→[標準]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]→[より
3 アクティブ D- ライティングの度合いを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、撮影コ マ数が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ D- ライティングの度合 いを設定できます。 Dボタン サブコマンド ダイヤル • アクティブ D- ライティングの度合いは、上面表示パネルの ADL ブ ラケティングインジケーターで確認できます。 アクティブ D- ライティングの度合い Y 上面表示パネル オート \ R 弱め Q 標準 P 強め Z より強め Z 151
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • 上面表示パネルには、ADL ブラケティン グインジケーターが表示されます。撮影 するたびに、コマ数を示す表示が、ADL SHOOT CUSTOM ブラケティングインジケーター上から消 えます。 SHOOT CUSTOM ❚❚ ADL ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、撮影コマ数が消えるまでメインコマンドダ イヤルを回します。ただし、設定したアクティブ D- ライティングの 度合いは記憶されます。また、ツーボタンリセット(0 208)でもブ ラケティングを解除できますが、この場合は設定したアクティブ Z D-ライティングの度合いもリセットされます。 D ADL ブラケティング撮影について • レリーズモード(0 108)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、 シャッターボタンを押し続けるとセットしたコマ数の撮影が終了した時点で いったん停止します。シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能にな ります。 • セルフタイマー撮影時(0 112)には、設定した撮影コマ数のオートブラケ ティング撮
rホワイトバランスに 関する設定 ここでは、ホワイトバランスの設定や、撮影する照明下で最適なホワ イトバランスを取得する方法などについて説明します。 ホワイトバランスを変更する........................................... 154 ホワイトバランスの設定方法 ....................................................... 155 ホワイトバランスを微調整する ....................................... 157 色温度を指定してホワイトバランスを設定する (色温度設定)................................................................... 161 色温度の設定方法 ........................................................................... 161 基準となる白を測定してホワイトバランスを設定する (プリセットマニュアル).......
ホワイトバランスを変更する 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすること を「ホワイトバランスを合わせる」といいます。初期設定の v (オート)でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い 通りの色にならないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランス を変更してください。 ホワイトバランス 設定される 内容 色温度 v(オート)で充分な効果を得るには、 G または D タイプレンズをお使いになる v オート 約 3500 ∼ 8000K ※ ことをおすすめします。また、別売のス ピードライトの使用時は、フラッシュ発 光時の条件に応じて適したホワイトバ ランスに調整されます。 J 電球 I 蛍光灯 r ナトリウム灯 混合光 白熱電球下での撮影に適しています。 蛍光灯など、次の 7 種類の光源を使った ― 撮影に適しています。 約 2700K ※ 野球場、体育館などのナトリウム灯の混 合光を使った撮影に適しています。 電球色蛍光灯 約 3000K ※ 電球色蛍光灯下での撮影に適しています。 温白色蛍光灯 約 3700K ※ 温白色蛍光灯下での撮
ホワイトバランス 設定される M 晴天日陰 K 色温度設定 内容 色温度 約 8000K ※ 約 2500 ∼ 10000K 晴天の日陰での撮影に適しています。 色温度を直接指定できます(0 161) 。 撮影者が被写体や光源を基準にホワイ L プリセット マニュアル ― トバランスを合わせたり、メモリーカー ド内の画像と同じホワイトバランスで 。 撮影したりできます(0 162) ※微調整が 0 の場合の値です。 ホワイトバランスの設定方法 WB ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、設定した いホワイトバランスのアイコンを背面表示パネルに点灯させます。 背面表示パネル WB ボタン メインコマンド ダイヤル r A[ホワイトバランス]について ホワイトバランスは撮影メニュー(0 294)でも設 定できます。 A I(蛍光灯)について I(蛍光灯)の場合は、撮影メニュー(0 294)で選んだ種類の蛍光灯になります。 155
D スタジオ用大型ストロボを使用する場合 スタジオ用大型ストロボを使用する場合は、v(オート)に設定していても適 正なホワイトバランスが得られない場合があります。その場合は、N(フラッ シュ)モードにして微調整を行うか、プリセットマニュアルをお使いください。 A 色温度について 光の色には、赤味を帯びたものや青味を帯びたものがあり、人間の主観で光の色 を表すと、見る人によって微妙に異なリます。そこで、光の色を絶対温度(K: ケルビン)という客観的な数字で表したのが色温度です。色温度が低くなるほど 赤味を帯びた光色になり、色温度が高くなるほど青味を帯びた光色になります。 赤味大 青味大 3000 q w 4000 e r 5000 tyu i q I ナトリウム灯混合光(約 2700K) J I e I r I t I w r 6000 電球(約 3000K) 電球色蛍光灯(約 3000K) 温白色蛍光灯(約 3700K) 白色蛍光灯(約 4200K) 昼白色蛍光灯(約 5000K) y u i o !0 !1 8000 o H N G I I M !0 156 !
ホワイトバランスを微調整する ホワイトバランスは、さらに微調整できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する 場合 1 設定したいホワイトバ ランスを選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ホワイト バランス]で設定したい ホワイトバランスを選び ます。 • ホワイトバランスを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、微調 整画面が表示されます。 •[蛍光灯]の場合は、該当する蛍光灯の種類を選んで 2 を押すと、 微調整画面が表示されます。 •[色温度設定]の場合は、該当する色温度を選んで 2 を押すと、微 調整画面が表示されます。 r •[プリセットマニュアル]の場合は、該当するプリセットマニュア ルデータを設定すると(0 171) 、微調整画面が表示されます。 2 微調整値を設定する • マルチセレクターを操作する と、A(アンバー)、B(ブ 、M(マ ルー)、G(グリーン) ゼンタ)の 4 方向で、各方向 6 段まで微調整できます。設定 座標 設定段数 した座標上の色に画像を補正 します。 157
• 座標とホワイトバランスの効果の関係は次の図のようになります。 グリーンが 強くなる G(グリーン) A(アンバー) B(ブルー) マゼンタが 強くなる M(マゼンタ) ブルーが強くなる アンバーが強くなる • A(アンバー)、B(ブルー)方向は、色温度の高さを微調整でき ます。1 段は約 5 ミレッドに相当します。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向は、色補正用(CC)フィル ターと同じような微調整ができます。 3 微調整値を決定します • J ボタンを押して微調整値を決定する r と、撮影メニューに戻ります。 • 手順2でAまたはB方向に微調整した場合、 背面表示パネルにホワイトバランス微調整 表示 E が点灯します。 A[色温度設定]での微調整について ホワイトバランスが[色温度設定]の場合は、色温 度を確認しながら微調整できます。 158
A ホワイトバランスの微調整画面について ホワイトバランスの微調整画面で表示されている色は、色温度方向の目安の色を 表しています。微調整画面で設定しても、設定したそのままの色の画像にはなら ない場合があります。たとえば、ホワイトバランスを J(電球)に設定して B (ブルー)方向に微調整しても、青色が強い画像にはなりません。 A ミレッド(MIRED)について 色温度の逆数を百万(106)倍したものです。色温度は、同じ色温度差でも、色 温度の低い場合では色の変化が大きく、色温度の高い場合では、色の変化が小さ くなります。たとえば同じ 1000 ケルビンの違いでも 6000 ケルビン付近での変化 は比較的小さく、3000 ケルビン付近では 1000 ケルビンの違いで光色が大きく変 わります。ミレッドは、その変化幅をほぼ同じに表現する尺度であり、色温度変 換フィルターの単位としても利用されます。 例) 色温度の差(K:ケルビン) :ミレッドの差 (M:ミレッド) 4000K − 3000K = 1000 K :83 M 7000K − 6000K = 1000 K :24 M r 159
❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤルで 設定する場合 WB ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回して現在選択中 のホワイトバランスの微調整量を背面表示パネルに表示させます。 背面表示パネル WB ボタン サブコマンド ダイヤル • WB ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A(アン バー)から B(ブルー)への横軸の方向のみ設定できます(0 158)。 各方向 6 段まで微調整できます。 • 1 段は約 5 ミレッドに相当します(0 159)。 • サブコマンドダイヤルを左に回すと A(アンバー)方向に、右に回 すと B(ブルー)方向に色温度の高さを微調整できます。 r • 微調整値を 0 以外に設定すると、背面表示パネルにホワイトバラン ス微調整表示 E が点灯します。 • WB ボタンの操作では、K(色温度設定)、L(プリセットマニュ アル)のホワイトバランスは微調整できません。撮影メニューで微 調整してください(0 157)。 160
色温度を指定してホワイトバランス を設定する(色温度設定) ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバラ ンスの色温度を直接数値で指定できます。 色温度の設定方法 WB ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回して設定したい 色温度を背面表示パネルに表示させます。 背面表示パネル WB ボタン サブコマンド ダイヤル r D 色温度設定についてのご注意 • 光源が蛍光灯やフラッシュのときは、色温度設定を使わず、それぞれ I(蛍 光灯)、c(フラッシュ)に設定してください。 • ホワイトバランスの色温度を指定したときは、試し撮りをして、設定した色温 度が撮影状況に適しているかどうかを確認することをおすすめします。 • U ボタンとサブコマンドダイヤルで色温度を設定すると、撮影メニュー[ホ ワイトバランス]の[色温度設定]で設定した微調整値は解除されます。 A[色温度設定]について 色温度設定は撮影メニュー(0 294)の [ ホワイトバ ランス ] でも設定できます。 161
基準となる白を測定して ホワイトバランスを設定する (プリセットマニュアル) プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイトバラ ンスデータまたは撮影済みの画像のプリセットマニュアルデータを カメラに保存し、ホワイトバランスを設定します。カクテル照明や特 殊照明下で、前記の v(オート)や J(電球)などの各設定や、 色温度設定では望ましいホワイトバランスが得られない場合に便利 です。 プリセットマニュアルデータを保存するには、次の方法があります。 プリセットマニュアルデータを カメラで新規取得して保存する 撮影済みの画像のホワイトバランス データをコピーして保存する r 162 撮影する照明下で白またはグレーの被 写体を基準にして撮影を行い、撮影デー タから取得して保存します(0 164)。 メモリーカードにある画像のホワイトバ ランスデータをコピーして保存します (0 169)。
プリセットマニュアルデータは、d-0 ∼ d-4 の 5 つの場所に保存でき ます。また、各プリセットマニュアルデータにはコメントを添付で きます(0 173)。 d-0 カメラで新規取得(0 164)したプリセッ トマニュアルデータを保存します。新規 取得するごとに新しいプリセットマニュ アルデータに上書きされます。 d-1 ∼ d-4 プリセットマニュアルデータとして保存します。 • d-0に保存されているプリセットマニュアルデー タのコピー(0 168) • メモリーカードにある 画像のホワイトバラン スをコピー(0 169) r A すでに設定されているプリセットマニュアルデータの変更に ついて 使用するプリセットマニュアルデータの保存場所は、撮影メニュー(A ∼ D) (0 295)ごとに設定できます。ただし、各保存場所にあるプリセットマニュアル データ(d-0 ∼ d-4)の内容は、全ての撮影メニューで共用しています。したがっ て他の撮影メニューで使用されているプリセットマニュアルデータの内容を変更 すると、その撮影メニューのホワイトバランスも変更されることになります。 d-1 ∼d
❚❚ プリセットマニュアルデータの新規取得 プリセットマニュアルデータは次の方法で新規取得します。 プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイ トバランスをセットする照明下で、無彩色(白またはグレー)の被 写体を用意しておいてください。スタジオ用大型ストロボにてホワ イトバランスをセットする場合は、被写体をグレー(ホワイトバラ ンス取得用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 露出モードが h の場合は、露出インジケーターを確認して、適正露 出になるよう設定してください(0 132)。 1 r 164 WB ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、 背面表示パネルのホワイトバランス表示を L に合わせる 背面表示パネル WB ボタン メインコマンド ダイヤル
2 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん WB ボタンから指を放し、再 度 WB ボタンを押し続けると、プリ セットマニュアル取得モードになり、 SHOOT CUSTOM 上面表示パネルとファインダー内下表 示に D の文字が、背面表示パネルに 上面表示パネル L が、それぞれ約 6 秒間点滅します。 背面表示パネル ファインダー内下表示 3 D の点滅中に白またはグレーの被写体を撮影する • 撮影時に使う照明の下で、用意した無彩色(白また はグレー)の被写体をファインダーいっぱいにとら えてシャッターボタンを全押しすると、プリセット マニュアルデータが取得され、d-0 に保存されます。 r • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアル データが正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、メモリーカードに画像は記録され ません。 165
4 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたことを 確認する • プリセットマニュアルデータが取得さ れると、上面表示パネルのシャッタース ピード表示部と背面表示パネルに C の文字が、ファインダー内下表 示のシャッタースピード表示部に a の文字が、それぞれ約 6 秒間点滅し、プ 上面表示パネル リセットマニュアル取得モードを終了 します。 背面表示パネル ファインダー内下表示 • 被写体が極端に低輝度または高輝度の 場合、カメラがプリセットマニュアル データを取得できないことがあります。 この場合、上面表示パネルとファイン ダー内下表示のシャッタースピード表 示部 / 絞り値表示部および背面表示パネ ルに b a の文字が、それぞれ約 6 秒間点滅します。このとき、シャッ ターボタンを半押しするとプリセット マニュアル取得モード(手順 3)に戻り ます。 r 上面表示パネル 背面表示パネル ファインダー内下表示 5 新規に取得したプリセットマニュアルデータを使用する • 新規に取得したプリセットマニュアルデータを使用するには、WB ボ タンを押しながらサブコマンドダイヤルを回
D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について プリセットマニュアル取得モードは、何も操作しないままカスタムメニュー c2 [半押しタイマー](0 319)で設定した時間が過ぎると解除されます。 A プリセットマニュアルデータについて • 新規に取得したプリセットマニュアルデータは常に d-0 に保存され、以前のプ リセット値は警告なしに上書きされます。他のプリセットマニュアルデータ (d-1 ∼ d-4)を選択している場合、そのままでは新規に取得したプリセットマ ニュアルデータを使用できません。新規に取得したプリセットマニュアル データを使用するには、プリセットマニュアルデータとして d-0 を選択してく ださい。 • 取得したプリセットマニュアルデータは、d-1 ∼ d-4 にコピーできます(0 168)。 • ご購入時のプリセットマニュアルデータd-0∼d-4は、 晴天モードと同じ色温度 5200K に設定されています。 • 撮影メニューから[ホワイトバランス]の[プリ セットマニュアル]を選ぶと、取得したプリセッ トマニュアルデータが右のような撮影画像のサム ネイルで表示されます。 r 1
❚❚ 新規取得したプリセットマニュアルデータ(d-0) をコピーする d-0 に保存されたプリセットマニュアルデータを、選択したプリセッ トマニュアルデータの保存場所にコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワ イトバランス]で[プ リセットマニュアル] を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセッ トマニュアル]を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して d-1 ∼ d-4 の中から コピー先を選びます。 r • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 3 [d-0 をコピー]を選ぶ •[d-0 をコピー]を選んで、 J ボタンを押します。 • d-0 のプリセットマニュアル データにコメント(0 173) がある場合、コメントもコ ピーされます。 168
❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータを コピーする 選択したプリセットマニュアルデータの保存場所に、メモリーカード 内の画像で使用されたホワイトバランスを、プリセットマニュアル データとしてコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセット マニュアル]を選ぶ (0 168) •[プリセットマニュアル]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押します。 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して d-1 ∼ d-4 の中から コピー先を選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 r • d-0 には、撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピーするこ とはできません。 3 [使用する画像の選択]を 選ぶ •[使用する画像の選択]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、メモリーカード内の画 像が一覧表示されます。 169
4 ホワイトバランスデータを コピーしたい画像を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して画像を選びます。 • 選択した画像は、N ボタンを 押している間、拡大して確認 できます。 • N ボタンを押しながらマルチセレクター の 1 を押すと、[スロット / フォルダー指 定メニュー]画面が表示され、スロットや 。 フォルダーを切り換えられます(0 234) 5 ホワイトバランスデータをコピーする • 中央ボタンを押すとメモリーカード内の画 像のホワイトバランスデータがコピーされ ます。 • 選択した画像に画像コメント(0 353)がある場合、画像コメン r トもコピーされます。 A 設定画面でのプリセットマニュアルデータの切り換えについて 設定画面で、マルチセレクターの 1 を押して プリセットマニュアルデータ(d-0 ∼ d-4)を 選び、2 を押すと、プリセットマニュアルデー タが切り替わります。 170
❚❚ プリセットマニュアルデータを設定する 選択したプリセットマニュアルデータを撮影で使用するホワイトバ ランスに設定します。 1 撮影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセット マニュアル]を選ぶ (0 168) •[プリセットマニュアル]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押します。 2 プリセットマニュアルデー タを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して、プリセットマ ニュアルデータを選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 • 中央ボタンを押す代わりに J ボタンを押すと、選択されているプ r リセットマニュアルデータがそのまま設定されて、微調整の画面 が表示されます(0 157) 。 3 [設定]を選ぶ •[設定]を選んで 2 を押すと、 微調整の画面が表示されます (0 157)。必要に応じて微調 整を行い、J ボタンを押して 設定します。 171
A プリセットマニュアルデータの選択について ホワイトバランスを L(プリセットマニュアル)に設定している場合は、WB ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回してプリセットマニュアルデー タを選択できます。WB ボタンを押している間、選択中のプリセットマニュアル データ番号が背面表示パネルに表示されます。 背面表示パネル WB ボタン r 172 サブコマンド ダイヤル
❚❚ プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 選択したプリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を 入力します。 1 撮影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセット マニュアル]を選ぶ (0 168) •[プリセットマニュアル]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押します。 2 プリセットマニュアルデー タを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して、プリセットマ ニュアルデータを選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 3 [コメント編集]を選ぶ r •[コメント編集]を選んでマル チセレクターの 2 を押します。 4 コメントを入力する • 最大 36 文字入力できます。コメントの入 力方法は、「撮影メニュー切り換え」の 「名前編集」をご覧ください(0 296)。 173
r 174
J画像処理に関する設定 ここでは、画像の仕上がりを撮影目的や撮影者の好みに合わせる 「ピクチャーコントロール」や、白とびや黒つぶれの少ない画像に する「アクティブ D- ライティング」など、画像処理に関する設定に ついて説明します。 画像の仕上がりを簡単に設定したり、思い通りに調整する (ピクチャーコントロール).............................................. 176 ピクチャーコントロールを選ぶ ................................................... 176 ピクチャーコントロールを調整する ........................................... 178 カスタムピクチャーコントロールを登録する ........................... 182 メモリーカードを使ってピクチャーコントロールを 対応ソフトウェアと共用する .......................................................
画像の仕上がりを簡単に設定した り、思い通りに調整する (ピクチャーコントロール) 「ピクチャーコントロール(Picture Control)システム」とは、対応 するカメラまたはソフトウェアで調整した画像調整の設定を相互に 利用できるニコン独自の画作りシステムです。 ピクチャーコントロールを選ぶ ピクチャーコントロールには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶこ とのできる「ピクチャーコントロール」が搭載されています。 1 撮影メニューの[ピク チャーコントロール] を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ピクチャーコン トロール]を選んでマルチセ レクターの 2 を押します。 J A[ピクチャーコントロール]と[カスタムピクチャーコント ロール]について • 撮影メニューで[ピクチャーコントロール]を選ぶと、ピクチャーコントロー ルを撮影目的や好みに合わせて調整できます。 •[カスタムピクチャーコントロール]を選ぶと、調整したピクチャーコントロー ルに名前を付けて登録したり(0 182)、メモリーカードを使って、同じ機種 のカメラやピクチャーコントロールに対応するソフトウェ
2 設定したいピクチャーコン トロールを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 Q スタンダード 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になり ます。 • ほとんどの撮影状況に適しています。 素材性を重視した自然な画像になります。 R ニュートラル S ビビッド T モノクローム • 撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に 適しています。 メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像 になります。 • 青、赤、緑など、原色を強調したいときに適し ています。 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像に なります。 J A 撮影中のピクチャーコントロールの確認について 使用しているピクチャーコントロールは、R ボタン を押すと表示されるインフォ画面で確認できます。 ピクチャーコントロール アイコン 177
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャー コントロール(0 182)の設定は、撮影目的や 好みに合わせて調整できます。輪郭強調、コン トラスト、色の濃さ(彩度)をバランス良く自 動的に調整できる「クイック調整」や各項目を 手動で細かく調整する「手動調整」ができます。 1 調整したいピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧 画面(0 177)で、マルチセレ クターの 2 を押します。 2 ピクチャーコントロールを調 整する • 1 または 3 で調整する項目 (0 179)を選んで、4 または 2 で値を設定します。 •[クイック調整]を選ぶと、各項目のレベルを自動的に調整します J (0 179)。 • O ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。 3 設定する • J ボタンを押して設定します。 A ピクチャーコントロールを調整した場 合の表示について ピクチャーコントロールを調整すると、アイコンと 項目名の末尾にアスタリスク(*)が表示されます。 178
❚❚ レベル調整の設定項目 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的 に調整します。[− 2]∼[+ 2]までの調整ができます。 クイック調整※ 1 輪郭強調 コント ラスト※ 2 明るさ※ 2 手 動 調 色の濃さ 整 (彩度)※ 3 • −側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴 を 抑 え た 画 像 に な り、+ 側 に す る と そ れ ぞ れ の ピ ク チャーコントロールの特徴を強調した画像になります。 たとえば[ビビッド]を選んで+側にクイック調整する と、色の鮮やかさを強調します。 輪郭の強弱を調整します。 [0] (輪郭強調しない)∼[9]ま (オート)があります。 での手動調整と、自動で調整する[A] • 数字が大きいほどくっきりとした画像になり、小さいほ どソフトな画像になります。 画像のコントラストを調整します。 [− 3]∼[+ 3]まで (オート)があります。 の手動調整と、自動で調整する[A] • −側にすると軟調な画像になり、+側にすると硬調な画 像になります。晴天時の人物撮影や白とびが気になる場 合などは−側が、霞んだ遠景の撮影などには+
※ 1[ニュートラル]と[モノクローム]はクイック調整できません。カスタムピクチャー コントロール(0 182)の場合も、クイック調整できません。 手動調整した後にクイック調整を行うと、手動調整で設定した値は無効になります。 ※ 2[アクティブ D- ライティング] (0 187)を設定している場合は、調整できま せん。手動調整した後に[アクティブ D- ライティング]を設定すると、手動 調整で設定した値は無効になります。 ※ 3[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロー ルのときは、表示されません。 ※ 4[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロー ルのときのみ表示されます。 D[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オート)につ いてのご注意 • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上が り具合は変化します。 • 充分な効果を得るには、G タイプまたは D タイプのレンズをお使いになること をおすすめします。 A ピクチャーコントロール調整時のグリッド表示 • ピクチャーコントロール調整中に N ボタンを
A ピクチャーコントロール調整時のアンダーバーについて ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示さ れるアンダーバーは、調整する前の値を示していま す。前回調整した値を参考にして調整するときに便 利です。 A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効果があります。 Y(黄※) O(オレンジ※) R (赤※) G(緑※) コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空 の明るさを抑えたい場合などに使います。[Y]→ [O]→[R]の順にコントラストが強くなります。 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。 ポートレート撮影などに使います。 ※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。 [フィルター効果]で得られる 効果は、市販の白黒写真用カラーフィルターよりも強くなります。 A[モノクローム]の[調色]について [調色]の項目([B&W]以外)を選んでマルチ セレクターの 3 を押すと、さらに色の濃淡を 7 段 階から選べます。4 または 2 を押して選んでくだ さい。 J 181
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて 調整して、 「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 撮影メニューの[カス タムピクチャーコント ロール]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[カスタム ピクチャーコントロー ル]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 [編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押 すと、[編集・登録対象を選 択]画面が表示されます。 J 3 元にするピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールを選 んで 2 を押すと、編集画面が 表示されます。 • 編集を行わない場合は J ボタ ンを押します。[登録先の選択]画面が表示されます(手順 5 へ)。 182
4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピ クチャーコントロール]と同 じです。 • J ボタンを押すと[登録先の 選択]画面が表示されます。 • O ボタンを押すと初期設定の内 容に戻ります。 5 登録先を選択する • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中 から登録先を選びます。 6 名前を入力する • 登録先を選んで 2 を押すと、[登録名変更]画面が表示されます。 • 登録名は 19 文字まで入力できます。入力画面での入力方法につい ては、「撮影メニュー切り換え」の「名前編集」をご覧ください (0 296)。 • 初期状態では、「(元になった ピクチャーコントロール名) J -XX」が名前エリアに入力さ キーボード エリア れています。XX には自動的 名前エリア に数値が設定されます。 • 登録したカスタムピクチャー コントロールは、ピクチャーコントロー ルの一覧画面に表示されます。 183
A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名変 更]を選ぶと、登録したカスタムピクチャーコント ロールの名前を変更できます。 A 登録したカスタムピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したカスタムピ クチャーコントロールを削除できます。 A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面では、 元になったピクチャーコントロールがアイコンで 元になった ピクチャーコントロール 表示されます。 A カスタム 1 ∼ 9 で調整できる項目について カスタム 1 ∼ 9 を選んだ場合は、元になったピクチャーコントロールと同じ項目 J 184 が調整できます。
メモリーカードを使ってピクチャーコント ロールを対応ソフトウェアと共用する 付属の ViewNX や別売の Capture NX 2 のピクチャーコントロール ユーティリティー(Picture Control Utility)で作成したカスタムピ クチャーコントロールを、メモリーカードからカメラに読み込んで登 録したり、カメラで作成したカスタムピクチャーコントロールをメモ リーカードにコピーすることができます。また、メモリーカード上の 不要なカスタムピクチャーコントロールを削除することもできます。 1 [カスタムピクチャーコン トロール]画面で[メモ リーカードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押すと、[メモリーカードを使 用]画面が表示されます。 2 [カメラに登録]、[メモリー カードから削除]または [メモリーカードにコピー] を選ぶ J [カメラに登録]: • メモリーカードにあるカスタムピクチャーコントロールをカメラ に登録できます。カメラに登録したいカスタムピクチャーコント ロールと登録先(C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9))を選んで名前を
[メモリーカードから削除]: • メモリーカードにあるカスタ ムピクチャーコントロールを 選んで削除できます。右のよ うな確認画面が表示されるの で、[はい]を選んで J ボタン を押すと、選んだカスタムピ クチャーコントロールを削除 できます。 [メモリーカードにコピー]: • カメラにあるカスタムピクチャーコントロールをメモリーカード にコピーできます。メモリーカードにコピーしたいカスタムピク チャーコントロールとコピー先(1 ∼ 99)を選んで J ボタンを押 すと、選んだカスタムピクチャーコントロールがメモリーカード にコピーされます。 メモリーカードへのコピー / メモリーカードからの削除について J A • カメラに搭載されているピクチャーコントロール(スタンダード、ニュートラ ル、ビビッド、モノクローム)は、コピーや削除ができません。 • カメラにメモリーカード上のカスタムピクチャーコントロールを登録すると きや、カメラ上のカスタムピクチャーコントロールをメモリーカードにコピー するときは、メモリーカードをスロット 1 に入れてください。スロット 2 に入っ ているメモリーカードは認識されませ
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する (アクティブ D- ライティング) 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定してお くと、ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果 があります。見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い 室内から外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激し い景色を撮影するのに効果的です。 アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [Y オート] アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [P 強め] J A アクティブ D- ライティング設定時の測光モードについて アクティブ D- ライティングを設定したときは、測光モードを a(マルチパター ン測光)に設定して撮影することをおすすめします(0 122) 。 D 撮影メニュー[アクティブD-ライティング]と画像編集メニュー [D- ライティング]の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて 露出や階調を制御し、ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整して 画
アクティブ D- ライティングを設定する 1 撮影メニューの[アク ティブ D- ライティング] を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮影 メニューの[アクティブ D- ライティング]を選ん でマルチセレクターの 2 を 押します。 2 効果の度合いを選び、J ボ タンを押す •[Y オート]に設定すると、 撮影シーンに応じて自動的に 効果の度合いを設定します。 D アクティブ D- ライティングについてのご注意 • アクティブ D- ライティングで撮影する場合は、記録に時間がかかります。ま J た、連続撮影可能コマ数も少なくなります(0 448) 。 •[ピクチャーコントロール]の[コントラスト]と[明るさ]のレベル調整は 選択できません(0 180) 。 撮影シーンに • アクティブ D- ライティングを設定して高感度で撮影をするとき、 よっては、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が強調される場合があります。 • アクティブ D- ライティングを設定していても、ISO 感度が Hi 0.
画像の色空間を設定する(色空間) 記録する画像の色空間を指定します。 画像の用途によって、適した色空間を選択できます。 設定 W sRGB X Adobe RGB 内容 画像を sRGB 色空間で記録します。画像調整などを行わ ずに再生やプリントする場合に適しています。 画像を Adobe RGB 色空間で記録します。sRGB に比べ て色域が広いため、商業印刷に適しています。 ❚❚ 色空間の設定方法 1 撮影メニューの[色空 間]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮影 メニューの[色空間]を選 んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 設定したい色空間を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 J 189
A 色空間についてのご注意 • カラーマネージメント機能を持たないアプリケーションで画像を開く場合、ま たは印刷する場合には、sRGB 色空間をおすすめします。 • Adobe RGB 色空間で記録した JPEG 画像は、DCF オプション色空間に対応して います。DCF オプション色空間に対応しているアプリケーションやプリンター の場合、自動的に正しい色空間が設定されます。DCF オプション色空間に対応 していないアプリケーションやプリンターの場合は、Adobe RGB 色空間に設定 してください。詳細については、アプリケーションやプリンターの説明書をご 覧ください。 • Adobe RGB 色空間で記録した TIFF 画像には、ICC プロファイルが埋め込まれて います。Adobe Photoshop などのカラーマネージメント機能を持ったアプリ ケーションで画像を開く場合、自動的に正しい色空間が設定されます。詳細に ついては、アプリケーションの説明書をご覧ください。 • ExifPrint、市販プリンターなどのダイレクトプリント、キオスク端末プリント、 およびプリントサービスなどでプリントする
lフラッシュ撮影に 関する設定 ここでは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピード ライトを使ったフラッシュ撮影について説明します。 フラッシュ撮影について(別売スピードライト)............. 192 別売スピードライトの装着方法 ................................................... 192 ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) 対応スピードライト ....................................................................... 194 SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 との 組み合わせで使用できる機能 ....................................................... 195 その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる 機能........................................................................
フラッシュ撮影について (別売スピードライト) このカメラは、アクセサリーシューに別売スピードライト(0 194) を装着することでフラッシュ撮影が可能になります。暗いところで はもちろん、昼間の屋外撮影などでも、逆光時や主要被写体の陰影 を弱めたいとき、人物の目にキャッチライトを入れたいときなどに、 補助光としても使用できます。お使いのスピードライトで使用でき る機能については、スピードライトの使用説明書をご覧ください。 別売スピードライトの装着方法 1 アクセサリーシューカバーを取り 外す( 0 18 ) 2 別売のスピードライトをアクセサ リーシューに取り付ける • SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 など のセーフティーロックピン付きのスピー l ドライトを取り付けると、スピードライ トが不用意に外れるのを防止できます。 • スピードライトの取り付け方は、お使いになる各スピードライト の使用説明書をご覧ください。 192
A シンクロターミナル シンクロコードを必要とするスピードライト撮影時 に、シンクロコードをシンクロターミナル(JIS-B 型 外れ防止ネジ付き)に接続してください。ただし、 後幕シンクロ撮影ができるスピードライトをアクセ サリーシューに装着して後幕シンクロを行う場合に は、シンクロターミナルに他のスピードライトを接 続して増灯撮影などを行わないでください。 D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アク セサリーシュー部の接点をショートさせてしまうもの)を使用しないでくださ い。カメラの正常な機能が発揮できないだけでなく、カメラおよびフラッシュの シンクロ回路を破損することがあります。 l 193
ニコンクリエイティブライティングシステム (CLS)対応スピードライト ニコンクリエイティブライティングシステム( CLS )は、ニコンの スピードライトとカメラのデータ通信方式を改良したシステム で、スピードライト撮影に新たな可能性を開く、さまざまな機能 を提供します。このカメラでは、次のニコンクリエイティブライ ティングシステム対応スピードライトを使って撮影できます。 ❚❚ SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 SB-900※1 SB-800 34/48 ガイドナンバー 38/53 (ISO 100・m/(照射角 35mm、 (照射角 ISO 200・m、 スタンダード 35mm 時) 配光時) 20 ℃) SB-600 SB-400 SB-R200※2 21/30 10/14 30/42 (照射角 35mm 時) ※ 1 カメラのホワイトバランスを v(オート)または N(フラッシュ)に設 定し、SB-900 用カラーフィルターを装着して撮影すると、カメラが自動 的にフィルターを識別し、最適なホワイトバランスを設定します。 ※ 2 リモート発光用スピ
SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、 SB-R200 との組み合わせで使用できる機能 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 を使 用する場合、スピードライトとレンズの組み合わせによって次の機能 が使用できます。 1 灯のみで使用 アドバンストワイヤレスライティング 主灯として使用 補助灯として使用 SB-900 SB-900 SB-900 SU-800※1 SB-600 SB-400 SB-600 SB-R200 スピードライト SB-800 SB-800 SB-800 i-TTL-BL 調光 ○※ 2 ○※ 2 ○※ 2 ○ ○ ○ ○ ○ i-TTL スタンダード i-TTL 調光 発光モード AA A GN M RPT 絞り連動 ○※ 3 ○※ 3 ○※ 3 ○※ 4 ○※ 5 外部自動調光 ○※ 4 ○※ 5 外部自動調光 距離優先 マニュアル発光 マニュアル発光 リピーティング フラッシュ ○※ 5 ○※ 5 ○※ 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
※ 2 スポット測光時は設定できません。 ※3 ※4 SB-900、SB-800、SB-600 の場合は、スピードライト側でも設定できます。 AA モードと A モードの選択は、SB-900、SB-800 のカスタム設定で行い ます。ただし、AA モード設定時でも、非 CPU レンズを装着し、セット アップメニューの[レンズ情報手動設定]でレンズの開放絞り値と焦点 距離を設定していない場合は、自動的に A モードになります。 ※5 SB-900、SB-800 のカスタム設定にかかわらず、優先的に AA モードにな [レンズ情報手動設定]でレン ります。ただし、非 CPU レンズを装着し、 ズの開放絞り値と焦点距離を設定していない場合は、自動的に A モードに なります。 ※ 6 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度](0 327)を[1/250 秒 (オート FP)]に設定してください。 ※ 7 非 CPU レンズ装着時は機能しません。 l A モデリング発光について 別売のニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト (SB-900、SB-800、SB-600 など)装着時
その他のスピードライトとの組み合わせで 利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマ ニュアル発光撮影となります。TTL にセットすると、カメラのシャッ ターボタンはロックされ、撮影できません。装着レンズによって機能 が変わることはありません。 区分 スピードライト A M G REAR SB-80DX SB-50DX SB-28DX 外部自動調光 ○ マニュアル発光 ○ マルチフラッシュ ○ 後幕シンクロ ○ ○ SB-28 SB-26 SB-25 SB-24 SB-30 SB-27 ※1 SB-23 SB-22S ※2 SB-29 SB-22 ※2 SB-21B SB-20 ※2 SB-16B SB-29S SB-15 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※1 D3SとSB-27を組み合わせると自動的にTTLモードになりますが、TTLモー ドでは使えません。SB-27 を強制 A モードに設定し直してください。 ※ 2 SB-29S・29・21B 使用時のオートフォーカス撮影は、一部の AF マイクロ (60mm・1
A スピードライト使用時のご注意 • スピードライトを装着すると、撮影状況にかかわらず、撮影時は常に発光します。 • 詳細はお使いになる各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応のスピードライトの使用説 明書にカメラ分類表が記載されている場合は、ニコンクリエイティブライティ ングシステム対応デジタル一眼レフに該当する箇所をお読みください。なお、 D3S は SB-80DX、SB-28DX、SB-50DX の使用説明書に記載のデジタル一眼レ フカメラには該当しません。 • i-TTL や外部自動調光モードにおいて、フル発光でも露出アンダーになる可能 性のある場合には、発光直後にレディーライト N が約 3 秒間点滅し、露出アン ダー警告を行います。撮影した画像を確認してから、撮影距離、絞り値、ISO 感度などをもう一度調整して、撮影し直してください。 • • i-TTL モード時の ISO 感度連動範囲は ISO 200 ∼ 12800 相当です。 ISO 感度を 12800 よりも増感した場合には、距離や絞り値によっては適正な発 光量にならない場合が
• スピードライト SB-900 の AF 補助光は、17 ∼ 135mm までの AF レンズに対応し ています。各焦点距離で全てのフォーカスポイントを照射しますが、オート フォーカス可能なフォーカスポイントは、次の図の通りです。 17 ∼ 19mm の場合 20 ∼ 105mm の場合 106 ∼ 135mm の場合 • スピードライト SB-800、SB-600、ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 の AF 補助光は、24 ∼ 105mm までの AF レンズに対応しています。各焦 点距離で照射とオートフォーカス可能なフォーカスポイントは、次の図の通り です。 24 ∼ 34mm の場合 35 ∼ 49mm の場合 50 ∼ 105mm の場合 • 露出モードが e の場合、カメラが自動で設定する開放側の限界絞りは、使用す る ISO 感度によって次のように制御されます。 200 4.8 400 5.6 ISO 感度と開放側の限界絞り(F) 800 1600 3200 6.7 8 9.
スピードライトの調光方式について 別売のニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードラ イトをカメラに装着し、スピードライトの発光モードを TTL にセット すると、モニター発光を行う専用 TTL モード(i-TTL モード)になり、 i-TTL-BL 調光などによるフラッシュ撮影ができます。ニコンクリエイ ティブライティングシステム非対応のスピードライトでは、i-TTL モードでの撮影はできません。 i-TTL モード時は、次のような調光方式が利用できます。 マルチパターンによる測光情報をもとに主要被写体と背景光の バランスを考慮した BL(バランス)調光を行います。シャッター ボタンを押すと、シャッターの開く直前にスピードライトがモニ ター発光を行い、被写体と背景光のバランスを考慮した最適な発 i-TTL-BL 調光 光量を決定します。 • G または D タイプレンズ装着時は、レンズから得られた被写体 までの距離情報も利用して最適な発光量を決定します。 • 非 CPU レンズ装着時は、レンズ情報(開放絞り値、焦点距離) を設定することにより、より精度が向上します(0 223)。 •
フラッシュモードを設定する モード 内容 通常のフラッシュ撮影時にはこのモードを設定します。 露出モードを e または g にセットしてフラッシュ撮影する と、カメラが適正露出となるようにシャッタースピード 先幕シンクロ を 1/250 ∼ 1/60 秒(オート FP ハイスピードシンクロ時は モード 1/8000 ∼ 1/60 秒)に自動的にセットします。 露出モードを e または g に設定してフラッシュ撮影すると、 背景の露出を考慮してシャッタースピードが最長 30 秒まで 延長されます。これにより、背景を描写しながらスピード ライトを発光させ、夕景や夜景の雰囲気を活かした撮影が スローシンクロ モード できます。 • シャッタースピードが遅くなりますので、手ブレに注意 してください。三脚をお使いいただくことをおすすめし ます。 シャッター後幕の走行開始(シャッターが閉じる)直前にス ピードライトが発光します。動いている被写体の後方に流れ る光や軌道などを表現したい場合などに適しています。 • 露出モードを e または g に設定すると、スローシンクロ 後幕シンクロ モードも自動的にセ
モード 内容 赤目軽減モードとスローシンクロモードが同時にセットさ れ ます。露 出 モー ド は e ま た は g に設 定 して く ださ い (SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 使用時のみ)。夜景や 赤目軽減 夕景をバックにした人物撮影などに適しています。 スローシンクロ • シャッタースピードが遅くなりますので、手ブレに注意し モード てください。三脚をお使いいただくことをおすすめします。 フラッシュモードを切り換える フラッシュモードは M ボタンとメ インコマンドダイヤルでセットし ます。M ボタンを押しながら、メ インコマンドダイヤルを回して希 望するフラッシュモードを上面表 M ボタン 示パネルに表示させます。 先幕シンクロモード スローシンクロ モード※ 1 メインコマンド ダイヤル 後幕シンクロ モード※ 2 l 赤目軽減スローシンクロ モード※ 3、 4 赤目軽減モード※ 3 ※ 1 露出モードが f または h の場合、スローシンクロモードは設定できません。 このモードを選択した場合は自動的に「先幕シンクロモード」に変更されます。 2
※ 2 露出モードが e または g の場合は、スローシンクロモードも自動的に セットされ、M ボタンから指を放すと右のように表示されます。 ※ 3 スピードライト側が赤目軽減発光機能に対応していない場合は、 フラッシュモード表示の赤目軽減マーク Y が点滅します。 ※ 4 露出モードが f または h の場合、赤目軽減スローシンクロモードは設定できませ ん。このモードを選択した場合は自動的に「赤目軽減モード」に変更されます。 A スタジオ用大型ストロボ使用時について スタジオ用大型ストロボでは正しい同調が行えないため、後幕シンクロモードは 使用できません。 A 別売スピードライト使用時のシャッタースピードと絞り値 別売のスピードライト使用時にカメラで設定できるシャッタースピードと絞り 値は、次の通りです。 露出モード 設定可能なシャッタースピード 設定可能な絞り値 e f g h カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 1 1/250 ∼ 30 秒※ 2 カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 1 1/250 ∼ 30 秒、A ※ 2 カメラが 自動的に設
調光量を固定して撮影する (FV ロック) 別売のニコンクリエイティブライティングシステム(0 194)対応ス ピードライト(SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 など)使用時は、 調光量をロック(固定)することにより、被写体に調光量を合わせた まま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。被写 体が画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調光量のフラッ シュ撮影が可能です。 • FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュ の発光量が補正されることにより FV ロックは維持されます。 • ニコンクリエイティブライティングシステム非対応の別売スピー ドライト使用時は、FV ロックは機能しません。 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの 機能](0 332)の[Fn ボタン押し 時の動作]を[FV-L]に設定する 2 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、 またはワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 を カメラのアクセサリーシューに装着する 3 スピードライトの電源を ON にし、発光モード
4 被写体にピントを合わせる • 発光量を合わせたい被写体を 画面の中央でとらえ、シャッ ターボタンを半押しして被写 体にピントを合わせます。 5 モニター発光を行う • ファインダー内下表示に c が点灯してい ることを確認し、Fn ボタンを押すと、 フラッシュがモニター発光を行い、調 光量を計算します。 Fn ボタン • FV ロックが行われ、上面表示パネルと ファインダー内下表示に FV ロックマー ク(P、e)が表示されます。 6 SHOOT CUSTOM 構図を変更する l 7 シャッターボタンを全押しして撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影 できます。必要に応じて手順 6 ∼ 7 を繰り返してください。 8 FV ロックを解除する • もう一度 Fn ボタンを押すと、FV ロックが解除され、上面表示パネ ルとファインダー内下表示の FV ロックマーク(P、e)が消灯 します。 205
A FV ロック時の測光エリアについて FV ロック時の測光エリアは次のようになります。 撮影状態 1 灯撮影時 発光モード 測光エリア i-TTL モード 画面中央φ5mm 相当 絞り連動外部自動調光 i-TTL モード スピードライトの 外部測光エリア 全画面 アドバンストワイヤレス 絞り連動外部自動調光 ライティングによる 外部自動調光 スピードライトの 増灯時 (マスタースピード 外部測光エリア ライト) A 関連ページ • プレビューボタンで FV ロックをする → A f5[プレビューボタンの機能] (0 339 ) • AE/AF ロックボタンで FV ロックをする → A f6[AE/AF ロックボタンの機能] (0 340) l 206
t撮影の便利な機能 ここでは、カメラを初期設定の状態に戻すツーボタンリセットや、多 重露出、インターバルタイマー撮影など、撮影に便利な機能を説明し ます。 基本的な機能を初期設定に戻す (ツーボタンリセット).....................................................208 1 つの画像に重ねて写し込む(多重露出撮影)................. 210 設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影)...........................................216 非 CPU レンズを使う(レンズ情報手動設定)................... 223 GPS データを画像に記録する ..........................................
基本的な機能を初期設定に戻す (ツーボタンリセット) ツーボタンリセットにより、簡単にカメラの設定を初期状態に戻すこ とができます。 ISO ボタンと WB ボタン(それぞれのボタン に緑色の I が付いています)を 2 秒以上同時 に押すと、一瞬上面 / 背面表示パネルの表示が 消え、カメラの各機能が次のように初期設定 に戻ります。 ISO WB ボタン ボタン 機能 初期設定 機能 フォーカスポイント 中央 コマンドロック 露出モード e (シャッタースピード) プログラムシフト 解除 オート 露出補正 解除 ブラケティング フラッシュモード 先幕シンクロ FV ロック 解除 多重露出※ 3 解除 AE ロックの ホールド状態 コマンドロック (絞り) 解除※ 1 解除 初期設定 解除 解除※ 2 ※ 1 カスタムメニュー f6[AE/AF ロックボタンの機能] (0 340)はリセットされません。 t ※ 2 撮影コマ数が 0 に設定されます。AE、フラッシュブラケティングの補正ステップ は 1 になります。WB ブラケティングの補正ステップは 1
ツーボタンリセットでは、撮影メニュー[撮影メニュー切り換え] (0 295)で選択されている撮影メニュー(A ∼ D のいずれか)の項 目の内容も初期状態に戻ります。現在選択されていない撮影メニュー の項目は初期状態に戻りません。 撮影メニュー項目 初期設定 撮影メニュー項目 画質モード 画像サイズ NORMAL サイズ L コントロールの ホワイトバランス オート ホワイトバランス 微調整 解除 初期設定 ピクチャー 解除※ 調整値 ISO 感度 200 ※ 現在選択中のピクチャーコントロールのみ解除されます。 t A 関連ページ 「初期設定一覧」(0 415) 209
1 つの画像に重ねて写し込む (多重露出撮影) 多重露出撮影は 2 ∼ 10 コマまで重ねて写し込み、1 つの画像として記 録します。多重露出は全ての画質モードで撮影できます。RAW デー タを使用して合成するため、通常のアプリケーションソフトウェアな どで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画像になります。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 多重露出撮影中に、何も操作しないで 30 秒経過すると、カメラが待 機状態に入り、撮影は中断して、撮影した画像を記録します。 1 撮影メニューの[多重 露出]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[多重露出] を選んで、マルチセレク ターの 2 を押します。 t A 撮影間隔が長くなる場合について 撮影間隔が長くなる場合は、次のいずれかの設定を変更してください。 • カスタムメニュー c2[半押しタイマー] (0 319)を[制限なし]に設定する。 • 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 291)を[する]に設定して、カ スタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間] (0 320)の[撮影直後 の画像確認]を長めに設定する
2 [多重露出モード]を設定 する •[多重露出モード]を選んで、 2 を押します。 • 1 または 3 を押して多重露出 モードを設定し、J ボタンを押 します。 % する (連続) $ する (1 回) しない 同じ設定で続けて多重露出撮影します。多重露出撮影を 解除するには、もう一度[多重露出モード]を選んで [しない]を選択してください。 多重露出撮影を終了すると、多重露出が解除されます。 多重露出撮影を解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)]を 選ぶと、多重露出の撮影待機状態になり、 上面表示パネルに n マークが点灯します。 SHOOT CUSTOM 3 [コマ数](露光回数)を設 定する •[コマ数]を選んで、2 を押し t ます。 • 1または 3を押して露光回数を 設定し、J ボタンを押します。 211
4 [自動ゲイン補正]を設定 する •[自動ゲイン補正]を選んで、 2 を押します。 • 自動ゲイン補正の設定後、 J ボタンを押します。 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数 に合わせて自動的にゲイン(出力)を補正します。ただ し、背景が暗いときは[しない]にすることをおすすめ する します。 • 各コマのゲインは、 「1 ÷露光回数」となります。たと 「3 コマ」の えば、露光回数が「2 コマ」の場合は 1/2、 場合は 1/3 になります。 しない 5 ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わ せます。 1 回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マークが 点滅します。 t 6 SHOOT CUSTOM 2 回目以降の撮影をする • 多重露出モードが[する (1 回)]の場合、設定したコマ SHOOT CUSTOM 数分の撮影をすると、多重露 ]の場 出撮影が解除され、n マークが消灯します。[する(連続) 合は、多重露出モードで[しない]を選ぶまで、引き続き多重露 出撮影できます。 212
A Dボタンとコマンドダイヤルで多重露出モードとコマ数を設 定する カスタムメニュー f7[BKT ボタンの機能] (0 341)を[多重露出]に設定する と、D ボタンとコマンドダイヤルの操作で手順 2 の[多重露出モード]と手順 3 の[コマ数]を設定できます。 • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤル を回すと、上面表示パネルの多重露出アイコンを [しない] (アイコンなし) 、$[する(1 回)] 、$F [する(連続) ]に切り換えられます。 • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回 すと、上面表示パネルのコマ数が切り替わります。 D 多重露出撮影時のご注意 • 1 回の多重露出で複数のコマに音声メモを録音した場合、最後に録音された音 声メモのみ記録されます。 • 多重露出の撮影途中、画像の再生やメニュー画面の表示で液晶モニターを点灯 した場合、液晶モニターが消灯してから操作のないまま 30 秒が経過すると、画 像が記録されて多重露出が解除されます。 • 多重露出撮影中は、ライブビュー撮影ができません(0 431)。 • 多重露出モードを[する(連続)]または[する(
A 多重露出とインターバルタイマー撮影の組み合わせについて • 多重露出を設定してから 1 コマ目を撮影する前にインターバルタイマー撮影 (0 216)を設定すると、設定されたインターバルで多重露出撮影ができます。 この場合、 [インターバルタイマー撮影]で設定されたインターバルで 1 コマず つ撮影され、 [多重露出]で設定されたコマ数の撮影が終了すると、インター バルタイマー撮影を解除します。多重露出が[する(1 回)]の場合は、多重露 出も解除されます。 • 多重露出を途中で解除した場合は、インターバルタイマー撮影も解除されます。 • インターバルタイマー撮影の撮影間隔が長くなる場合は、次のいずれかの設定 を変更してください。 (0 319)を[制限なし]に設定する。 - カスタムメニュー c2[半押しタイマー] - 再生メニューの[撮影直後の画像確認](0 291)を[する]に設定して、カ スタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間] (0 320)の[撮影直 後の画像確認]を長めに設定する。(カメラが待機状態に入るまでの時間が、 c4 で設定した時間に 30 秒を加えたものに延長されま
❚❚ 多重露出撮影を中断するには 設定したコマ数分を撮影する前に多重露出撮 影を中断するには、多重露出モードを[しな い]に設定します。多重露出撮影を中断する と、その時点までの露光結果だけを重ね合わ せた画像が記録されます([自動ゲイン補正] を[する]にしていたときは、露光回数に合 わせてゲイン補正が行われます)。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 • ツーボタンリセット(0 208)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき t A 多重露出撮影時に利用できない機能について 多重露出撮影中はメモリーカードの初期化はできません。また、一部のメニュー 項目がグレーで表示されて選択できません。 215
設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影) このカメラは、設定した開始方法(即時または設定時刻)と撮影間隔 で自動的に撮影を行う、インターバルタイマー撮影が可能です。つぼ みがゆっくりと開く様子や、蝶が羽化する様子などを記録したい場合 などに便利です。インターバルタイマー撮影は、レリーズモードを S、CL、CH または J に設定して撮影してください。 ❚❚ インターバルタイマー撮影の開始 1 撮影メニューの[イン ターバルタイマー撮 影]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[インター バルタイマー撮影]を選 んでマルチセレクターの 2 を押します。[インターバルタイマー撮影]画面が表示されま す。 2 [開始トリガー](開始方 法)を設定する t • すぐに撮影する場合、[即時ス タート]を選んで 2 を押しま す(手順 4 へ)。 • 開始時間を決めて撮影する場 合、[開始時刻設定]を選んで 2 を押します(手順 3 へ)。 216
3 [開始時刻]を設定する • 4 または 2 を押して時、分を 選び、1 または 3 を押して数 値を設定後、2 を押します。 •[開始トリガー]で[即時ス タート]を選んだ場合、この 画面は表示されません。 4 [撮影間隔](インターバ ル)を設定する • 4 または 2 を押して時間、分、 秒を選び、1 または 3 を押して 数値を設定後、2 を押します。 • 撮影間隔は、想定される シャッタースピードよりも長い時間を設定してください。 D インターバルタイマー撮影を開始する前に t • 試し撮りをすることをおすすめします。特にフォーカスモードが S で撮影する 場合、被写体にピントが合わないと、その回の撮影がキャンセルされますので ご注意ください。 • あらかじめセットアップメニューの[地域と日時] (0 34)で日時が正確に設 定されていることを確認してください。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリーをお使いく ださい。 217
5 [撮影回数×コマ数]を設 定する • 4 または 2 を押して撮影回数 と 1 回のコマ数を 1 桁ずつ選 び、1 または 3 を押して数値 を設定後、2 を押します。 撮影回数 コマ数 合計撮影 コマ数 6 インターバルタイマー撮影 を開始する •[開始]を選んで J ボタンを押し ます。[開始トリガー]で[即時 スタート]を選んだ場合は、約 3 秒後に撮影を開始します。[開 始時刻設定]を選んだ場合は、設定した時刻に撮影を開始します。 • 設定した撮影間隔とコマ数で撮影を繰り返します。 • 設定のみを行いたいときは、[終了]を選んで J ボタンを押すと、撮 影メニューに戻ります。 t A ファインダーから顔を離して撮影するときは ライブビューやセルフタイマー、インターバルタイ マー撮影時など、ファインダーから顔を離して撮影す るときは、ファインダーからの光が適正露出や画像に 影響を与えることを防ぐため、シャッターボタンを押 す前 に アイ ピース シャ ッター レバ ーを回 して アイ ピースシャッターを閉じることをおすすめします。 218
D インターバルタイマー撮影についてのご注意 • 実際のインターバルタイマー撮影には、インターバル時間の他、シャッタース ピードやカメラが処理を行う時間が含まれます。そのため、設定した撮影間隔 で撮影できないことがあります。 • 設定した[開始時刻]が現在時刻後 1 分以内の場合や、シャッタースピードが A(バルブ)の場合など、インターバルタイマー撮影を開始できないとき には警告メッセージを表示します。 • メモリーカードのメモリー残量がない場合、撮影時刻ごとにカウントは進みま すが、実際の撮影は行われません。メモリー残量のあるメモリーカードに交換 し、インターバルタイマー撮影を再開してください(0 220)。 A オートブラケティングとインターバルタイマー撮影の組み合わ せについて • インターバルタイマー撮影とオートブラケティングを同時に行う場合は、オー トブラケティングを先にセットしてからインターバルタイマーを設定してく ださい。 • インターバルタイマー撮影時に AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティ ング、フラッシュブラケティングまたは ADL ブラケティングを行う場合は、撮 影時間ご
❚❚ インターバルタイマー撮影の一時停止と再開 次の場合はインターバルタイマー撮影が一時停止状態になります。 • 撮影待機中に J ボタンを押したとき •[撮影動作]で[一時停止]を選んで、J ボタンを押したとき • 電源を OFF にして、再度 ON にしたとき(電源が OFF の間にバッテ リーやメモリーカードを交換しても、一時停止状態が持続します。) • レリーズモードを E または MUP に切り換えたとき • a ボタンを押したとき インターバルタイマー撮影を再開する手順は次の通りです。 1 [開始トリガー](0 216) を設定する •[開始トリガー]を選んですぐ に撮影する場合は[即時ス タート]を、開始時刻を設定 する場合は[開始時刻設定] を選んで 2 を押します。 •[開始時刻設定]を選んだときは、開始時刻を設定します。 2 t インターバルタイマー撮影 を再開する •[再開]を選んで J ボタンを押 すと撮影を再開します。 • 撮影途中の回で停止状態に なった場合、その回の残りの コマはキャンセルされます。再開した場合は、次の回の 1 コマ目 から撮影されます。 220
❚❚ インターバルタイマー撮影の終了 次の場合はインターバルタイマー撮影が終了します。 •[撮影動作]で[終了]を選び、J ボタンを押したとき • ツーボタンリセット(0 208)を行ったとき •[撮影メニューのリセット](0 297)を[する]にしたとき • オートブラケティング(0 141)を設定、または解除したとき • バッテリーの残量がなくなったとき インターバルタイマー撮影終了後は通常の撮影待機状態に戻ります。 ❚❚ 撮影のキャンセル 前の回から設定撮影間隔が経過し、次の回の撮影開始時刻になったと きに次の状態にある場合は、その回の撮影を全コマキャンセルしま す。撮影はその次の回から再開します。 • 前の回のコマを撮影中 • 連続撮影可能コマ数が 0 のとき • メモリーカードに空きがないとき • フォーカスモードが S で、被写体にピントが合わないとき(撮影ご とにピントを合わせます。) D レリーズモードについて • レリーズモードに関係なく、1 回の撮影ごとに設定された撮影コマ数が撮影さ れます。 • CH では 9 コマ / 秒(撮像範囲が[DX (24 × 16) 1.
D 撮影メニューの切り換えとリセットについて インターバルタイマー撮影設定画面の内容は、全ての撮影メニュー( 「A」∼「D」) (0 295)で共通です。このため、撮影メニューの[撮影メニュー切り換え]で 撮影メニューを切り換えても、インターバルタイマー撮影は続行します。また、 [撮影メニューのリセット]を選ぶと、確認画面が表示されます。 •[はい]を選ぶと、全ての撮影メニューでインターバルタイマー撮影設定が初 期状態(開始トリガー:即時スタート、撮影間隔:1 分、設定:1 回 /1 コマ、撮 影動作:開始しない)にリセットされ、実行中のインターバルタイマー撮影は 終了します。 •[いいえ]を選ぶと、撮影メニューのリセットは行われず、インターバルタイ マー撮影は続行します。 t 222
非 CPU レンズを使う (レンズ情報手動設定) レンズの情報をカメラに登録することにより、非 CPU レンズを使って 撮影するときに、次の機能が使用できます。 • 焦点距離を設定して使用できる機能: – 別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600 のオートパワー ズーム – 再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます) • 開放絞り値(開放 F 値)を設定して使用できる機能: – レンズで設定した絞り値表示(上面表示パネル、ファインダー内 下表示) – スピードライトの絞り連動外部自動調光 – 再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能: – RGB マルチパターン測光※ ※ レフレックスニッコールなど一部のレンズでは、焦点距離と開放絞り値を 設定しても RGB マルチパターン測光では充分な精度が得られない場合があ ります。中央部重点測光またはスポット測光に設定して撮影してください。 • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定すると精度が向上する機能: – 中央部重点測光 – スポット測光 – i-TTL 調光
❚❚ レンズ情報の登録方法 1 セットアップメニュー の[レンズ情報手動設 定]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、 セットアップメニューの [レンズ情報手動設定] を選んで、マルチセレクターの 2 を押します。 2 [レンズ No.]を選ぶ • 4 または 2 を押して、登録し たいレンズ No.(1 ∼ 9)を選 びます。 3 [焦点距離(mm)]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズ の焦点距離(6 ∼ 4000)を選 びます。 4 [開放絞り値]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズ の開放絞り値(F1.
❚❚ 手動設定済みレンズ情報の選択方法 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 336)の [コマンドダイヤル併用時の動作]を [手動設定済みレンズの選択]に設定する • Fn ボタンとメインコマンドダイヤルの組み合わせに対して、レン ズの選択機能が割り当てられます。 2 Fn ボタンを押しながらメインコマン ドダイヤルを回す メインコマンド ダイヤル • レンズ No. は上面表示パネルに表示され 焦点距離 開放絞り値 ます。使用したいレンズの番号が表示さ れるまでメインコマンドダイヤルを回し ます。 レンズ No.
GPS データを画像に記録する このカメラは、10 ピンターミナル(0 4)に接続した GPS 機器によ り、GPS データを画像に記録することができます。GPS データを記録 するには、次の 2 つの方法があります。 • 別売の GPS ユニット GP-1 と接続する GP-1 を接続すると、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC (協定世界時)を記録できます。 • 他社製の GPS 機器と接続する(0 227) 別売の GPS 変換コード MC-35 を介して GPS 機器と通信し、画像デー タに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協定世界時)、撮影方位を 記録できます。 ❚❚ 別売の GPS ユニット GP-1 と接続する 別売の GPS ユニット GP-1 は、ニコンデジタルカメラ専用の GPS 機器 です。カメラと GP-1 の接続方法については、GP-1 の使用説明書をご 覧ください。 t 226
❚❚ 他社製の GPS 機器と接続する • データ形式が NMEA(National Marine Electronics Association) 0183 ver.2.01およびver.3.01を満たすGPS機器※ と接続が可能です。 ※ GARMIN 社製 :「eTrex」シリーズ、 「geko」シリーズなど(PC-Interface Cable が接続可能な機種) 対応する GPS 機器の最新情報については、下記アドレスのホームページでご覧 いただけます。 http://www.nikon-image.
❚❚ GPS 機器との通信について • GPS 機器の通信形式を、NMEA に設定してください(Baud rate は 4800 です)。 • GPS 機器の使用方法については、GPS 機器の使用説明書をご覧くだ さい。 • GPS 機器との通信が開始されると、上面表示 パネルに GPS 通信マーク k が表示されます。 GPS 通信マーク k が点灯しているときに撮 影すると、画像に GPS データが記録されま す。GPS 機器の電源を入れた直後など、GPS 通信マーク k が点滅す る場合は、GPS機器が取得している情報が確定していないため、GPS データは記録されません。GPS 通信マーク k が点灯するまでお待ち SHOOT CUSTOM ください。 • GPS 機器との通信が 2 秒以上途絶えると、上面表示パネルから GPS 通信マーク k が消灯します。この状態で撮影した画像データには GPS データは記録されません。 • GPS 機器と通信して撮影した画像には、再生時の画像情報に GPS データのページ(0 243)が追加されます。 t 228
❚❚ GPS 機器接続時のカメラの設定について セットアップメニューの[GPS]で、GPS 機器と接続時の半押しタイ マー、取得した GPS データの表示、GPS による日時合わせを設定でき ます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GPS 機器を接続しているときの 半押しタイマーを設定できます。 カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[半押 しタイマー]で設定された時間でオフになります。 有効 • カメラの電池の消耗を少なくすることができます。 • 電源をONにした直後または半押しタイマーがオンになった 直後は、カメラが GPS データを取得できるまで半押しタイ マーがさらに最大 1 分間延長されます。 無効 GPS 機器と接続中は、半押しタイマーがオフになりません。 いつ撮影しても GPS データを記録できます。 •[情報表示]では、GPS 機器接続時に取得した情報を表示します。 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 方位 撮影方位を表示 UTC UTC(協定世界時)を表示 •[GPS による日時合わせ]が[する]の場合、GPS 機器接続時に取
A 撮影方位について • 撮影方位は、電子コンパス内蔵の GPS 機器と接続し て撮影した場合のみ記録されます。 • GP-1 を接続した場合、撮影方位は記録されません。 • 撮影方位を正確に記録したい場合は、カメラから GPS 機器を 20cm 以上離し、撮影する方位に GPS 機 器の向きを合わせてください。 A UTC について UTC(Coordinated Universal Time =協定世界時)は、GPS 機器と接続して取得 された世界標準時で、カメラで設定されている時刻とは別に記録されます。 A GPS による日時合わせについて [GPS による日時合わせ]で取得した日時は、セットアップメニューの[地域と 日時]の[現在地の設定]、 [日付の表示順] 、 [夏時間の設定]の内容で表示、記 録されます。 t 230
I画像の再生 ここでは、撮影した画像を再生する方法や再生中の操作について説明 します。 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード)............... 232 1 コマ表示モードでの操作方法..................................................... 233 画像情報を表示する ......................................................... 235 複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード)..... 245 サムネイル表示モードでの操作方法 ........................................... 245 画像を拡大表示する ......................................................... 247 拡大表示中の操作方法 ...................................................................
画像を 1 コマずつ再生する (1 コマ表示モード) K ボタンを押すと、最後に撮 K ボタン 影した画像が液晶モニターに 表示されます。 O ボタン マルチ セレクター サブコマンド ダイヤル K ボタン G ボタン N ボタン L ボタン J ボタン H ボタン メインコマンドダイヤル I A 縦位置で撮影した画像の場合 再生メニューの[縦位置自動回転]( 0 291 )を [する]に設定すると、縦位置で撮影された画像を、 右のように縦位置で再生します。 232
1 コマ表示モードでの操作方法 前後の画像を見る 4 を押すと前の画像が、2 を押 すと次の画像が表示されます。 画像情報の表示 表示中の画像についての詳しい 情報が表示されます(0 235)。 複数画像を一覧 表示する N+ サムネイル表示モード (0 245)に切り替わります。 画像を拡大する N+ 表示中の画像を拡大表示します (0 247)。 音声メモを録音 する / 再生する 画像を保護する 表示中の画像を削除します (0 250)。 O H 画像を削除する 選択中の画像に音声メモを録音 / 再生します(0 259)。 L メモリーカード のスロット / フォルダーを [スロット / フォルダー指定メ ニュー]画面が表示され、画像 を表示するスロット / フォルダー を切り換えられます(0 234)。 N+ 切り換える 撮影に戻る メニューに移る 動画を再生する 動画編集メニュー を表示する 表示中の画像にプロテクト(保 護)を設定します(0 249)。 /K G 液晶モニターが消灯し、すぐに 撮影できます。 メニューが表示されます (0 283)。
A 撮影直後の画像確認について 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 291)を[する]に設定すると、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に液晶モニターに表示します。 • レリーズモードが S、J、E、MUP のときは、1 コマずつ表示されます。 • レリーズモードが CH や CL のときは、撮影終了後に、最初のコマから順次画像 を表示します。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、再生メニューの[縦 位置自動回転] (0 291)を[する]に設定しても、撮影直後の画像確認時は 自動回転しません。 A メモリーカードスロットの切り換えについて 1 コマ表示モードまたはサムネイル表示モードで N ボタンを押しながらマルチセレクターの 1 を押すと、 右のような[スロット / フォルダー指定メニュー]画 面が表示されます。 • スロットを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、 選んだスロット内のフォルダーの一覧が表示され ます。フォルダーを選んで J ボタンを押すと、フォルダー内の画像が表示され ます。 • すでに撮影した画像のホワイトバランスデータをコピーするとき(0 1
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次 のように撮影情報の表示が切り替わり、画像についての詳しい情報を 見ることができます。 1/ 10 1/ 10 N I KON D3S LAT I TUDE LONGI TUDE 1/ 125 F5. 6 AUTO 100NCD3S DSC_0001. JPG 2009/ 04/ 15 10: 15: 00 N OR ORMAL AL 4256x2832 200 85mm HEADING 0, 0 100NCD3S DSC_0001. JPG 2009/ 04/ 15 10: 15: 00 OR AL N ORM 4256x2832 :N : 35º 35. 971' :E : 13 9º 43. 696' : 35m : 2009/04/15 : 01 : 15 : 00 : 105.
❚❚ 標準表示 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1/ 10 15 14 13 100NCD3S DSC_0001. JPG 2009/ 04/ 15 10: 15: 00 12 11 10 9 N OR ORMAL AL 4256x2832 8 7 7 8 9 10 11 12 13 14 15 音声メモの有無 ............................ 256 プロテクト設定の有無 ................ 249 画像編集の有無 ............................ 363 フォーカスポイント※ 1、 2 .......... 100 AF エリアフレーム※1 ........................ 43 コマ番号 / フォルダー内全画像数 画質モード...................................... 88 画像サイズ...................................... 92 撮像範囲※ 3 ................................
❚❚ ハイライト表示※ 1 1 2 3 4 5 100-1 6 7 ハイライト RGB切り換え 1 2 3 4 5 6 7 音声メモの有無 ............................ 256 プロテクト設定の有無 ................ 249 画像編集の有無 ............................ 363 画像のハイライト部分を 各色ごとに点滅表示します※ 2 フォルダー番号 - コマ番号※ 3 ...... 298 ハイライト表示 ............................
❚❚ RGB ヒストグラム※ 1 8 1 9 2 10 100-1 ハイライト 3 4 5 6 11 RGB切り換え 7 1 画像のハイライト部分を 各色ごとに点滅表示します※ 2 ... 237 2 フォルダー番号 - コマ番号※ 3 ...... 298 3 音声メモの有無 ............................ 256 4 プロテクト設定の有無 ................ 249 5 ホワイトバランス ........................ 154 ホワイトバランス色温度 ............ 161 ホワイトバランス微調整 ............ 157 プリセットマニュアル ................ 162 6 ハイライト部分が点滅表示 7 8 9 10 11 している色※ 2 画像編集の有無 ............................
A 拡大ヒストグラム表示について RGB ヒストグラム表示で N ボタンを押しながらメ インコマンドダイヤルを右に回してから N ボタン を放すと、拡大領域の RGB ヒストグラムを表示しま す。また、拡大表示中にマルチセレクターを操作す ると画面をスクロールして見たい部分に移動できま す。N ボタンを押しながらメインコマンドダイヤ ルを左に回すと画像を縮小表示します。 A ヒストグラムについて ヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのことです。横軸 は明るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を示しています。 • いろいろな明るさの被写体が写って いる画像では、グラフの山が全体的に 分布したヒストグラムになります。 • 暗い画像はヒストグラムの分布が左 側に寄った形になります。 • 明るい画像はヒストグラムの分布が 右側に寄った形になります。 露出補正を+側にすれば山が右側に寄り、−側にすれば山が左側に寄ります。 屋外などで周りが明るすぎて液晶モニターでは画像の明るさが確認しにくいと きでも、ヒストグラムから画像全体の露出傾向を確認することができます。 A D3Sのヒストグラム表示につい
❚❚ 撮影情報 1※ 1 1 4 5 6 7 8 9 10 2 MTR, SPD, AP. EXP. MODE, I SO , EXP. TUN I NG FOCAL LENGTH LENS AF / VR FLASH MODE, N I KON D3S 11 1 2 3 4 3 : , 1/ 8000 , F2. 8 : , Hi 0. 3 : + 1. 3, +5 / 6 : 85mm : 85 / 1. 4 :C : Optional, TTL, +1. 0 SLOW 100-1 12 13 音声メモの有無 ............................256 プロテクト設定の有無.................249 画像編集の有無 ............................363 測光モード ....................................122 シャッタースピード.......... 127、130 絞り値................................. 128、130 5 露出モード............
❚❚ 撮影情報 2 ※ 1 1 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2 WHI TE BAL. COLOR SPACE PI CTURE CTRL QUICK ADJUST SHARPENING CONTRAST BRI GHTNESS SATURATION HUE N I KON D3S 13 1 2 3 4 5 色空間 ........................................... 189 6 ピクチャーコントロール ............ 176 7 クイック調整※ 2 ................................ 179 3 : AUTO, 0 , 0 : sRGB : STANDARD :0 :3 :0 :0 :0 :0 100-1 14 15 音声メモの有無 ............................256 プロテクト設定の有無.................249 画像編集の有無 ............................363 ホワイトバランス ........................
❚❚ 撮影情報 3※ 1 1 2 3 4 5 6 7 NOI SE REDUC. ACT. D- L I GHT . V IGNETT E CTRL RETOUCH 8 COMMENT : HI I SO/ LONG EXP. : NORMAL : NORMAL : D- L I GHT ING : WARM F I LTER : CYANOTYPE : TR I M : SPR ING HAS COME. SP R ING HAS COME. 3636 N I KON D3S 100-1 9 1 2 3 4 5 6 7 10 11 8 9 10 11 音声メモの有無 ............................ 256 プロテクト設定の有無 ................ 249 画像編集の有無 ............................ 363 高感度ノイズ低減 ........................ 303 長秒時ノイズ低減 ........................ 303 アクティブ D- ライティング........
❚❚ GPS データ※ 1 1 2 3 4 LAT I TUDE 5 LONGI TUDE 6 7 ALT I TUDE T I ME (UTC) 8 HEADING N I KON D3S 9 :N : 35º 35. 971' :E : 13 9º 43. 696' : 35m : 2009/04/15 : 01 : 15 : 00 : 105. 17º 100-1 10 11 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 音声メモの有無 ............................ 256 プロテクト設定の有無 ................ 249 画像編集の有無 ............................ 363 緯度 経度 標高 UTC(協定世界時) 撮影方位※ 2 カメラ名 撮像範囲※ 3 ............................................. 82 フォルダー番号 - コマ番号※ 3 ......
❚❚ 統合表示 1 2 3 1/ 10 4 N I KON D3S 5 6 17 16 15 14 13 –1. 3 12 AUTO 0 , 0 1/ 8000 F2. 8 Hi 0. 3 + 1. 0 SLOW 100NCD3S DSC_0001. JPG 2009/ 04/ 15 10: 15: 00 85mm N 7 8 9 10 11 N OR ORMAL AL 4256x2832 1 コマ番号 / フォルダー内全画像数 2 音声メモの有無 ............................256 3 プロテクト設定の有無.................249 4 カメラ名 5 画像編集の有無 ............................ 363 6 画像のヒストグラムを表示します (0 239)。横軸は明るさ、縦軸は明 るさごとのピクセル数を表します。 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ISO 感度※ 1 ........................................... 116 焦点距離....
複数の画像を一覧表示する (サムネイル表示モード) 1 コマ表示モードのときに N ボタ ンを押しながらメインコマンドダ イヤルを左方向に回すと、複数の縮 小画像(サムネイル画像)を表示す る「サムネイル表示モード」に切り N ボタン 替わります。 メインコマンド ダイヤル 1 コマ表示 モード サムネイル表示モード サムネイル表示モードでの操作方法 N ボタンを押しながらメインコマンド 表示コマ数を 増やす N+ ダイヤルを左方向に回すと、表示コマ数 (1 コマ /4 コマ /9 コマ /72 コマ)が切り替 わります。 表示コマ数を 減らす サムネイル表示 と 1 コマ表示を 切り換える N+ N ボタンを押しながらメインコマンド ダイヤルを右方向に回すと、72 コマ表示 のときは 9 コマ表示に、9 コマ表示のとき は 4 コマ表示に、4 コマ表示のときは 1 コ I マ表示に切り替わります。 サムネイル表示で中央ボタンを押すと、 1 コマ表示画面に戻ります。もう一度中 央ボタンを押すと、直前に表示していた コマ数でサムネイル表示します。 245
マルチセレクターを操作すると、黄色の 枠(カ ー ソ ル)が 動 い て、拡 大 表 示 画像を選ぶ (0 247)や削除(0 250)の対象とな る画像を選べます。 N ボタンを押しながらサブコマンドダ ページ送りする イヤルを回すと、設定されたコマ数(4 コ N+ マ /9 コマ /72 コマ)単位でページ送りされ ます。 する / 再生する O H 画像を保護する L 画像を削除する 音声メモを録音 選んだ画像を削除します(0 250)。 選んだ画像に音声メモを録音 / 再生しま メモリーカード のスロット / フォルダーを メニューに移る します(0 249)。 [スロット / フォルダー指定メニュー]画面 N+ が表示され、画像を表示するスロット/フォ ルダーを切り換えられます(0 234)。 切り換える 撮影に戻る す(0 259)。 選んだ画像にプロテクト(保護)を設定 /K G 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影でき ます。 メニューが表示されます(0 283)。 I A 関連ページ マルチセレクターの中央ボタンの機能を変更する → (0 330)
画像を拡大表示する 1 コマ表示モードのときに N ボ タンを押しながらメインコマンド ダイヤルを右方向に回すと、画像 サイズが L のときは最大約 27 倍、 M のときは約 20 倍、S のときは約 13 倍まで拡大表示できます(撮像 N ボタン 範囲が[FX (36 × 24) 1.
画像を 保護する 撮影に戻る メニュー に移る I 248 L /K G 表示中の画像にプロテクト(保護)を設定します (0 249)。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 メニューが表示されます(0 283)。
画像を保護する(プロテクト) 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を 設定できます。ただし、メモリーカードを初期化(フォーマット: 0 41、 347)すると、プロテクトを設定した画像も削除されますので ご注意ください。 1 プロテクトする画像を選ぶ • 1 コマ表示モード / 拡大表示の場合は、 プロテクトする画像を表示します。 • サムネイル表示モードの場合は、プロ テクトする画像をマルチセレクターで 選びます。 2 L ボタンを押す • a アイコン が表示され ます。 • 画像のプロテクトを解除 するには、解除する画像 を表示(選択)して、 L ボタン L ボタンを押します。 A 音声メモ付き画像のプロテクトについて I 音声メモが録音された画像にプロテクトをかけると、画像と音声メモの両方にプ ロテクトがかかります。個別に設定することはできません。 A プロテクトの一括解除について L ボタンと O ボタンを同時に 2 秒以上押し続けると、再生メニューの[再生フォ ルダー設定]で設定されているフォルダー内の全ての画像のプロテクトを一括で 解除できます。
画像を削除する メモリーカードに記録された画像を削除します。削除した画像は元に は戻せないのでご注意ください。 表示中の画像を削除する O ボタンを押すと、表示中の画像を 1 コマ削除できます。 1 削除する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、削除する画像を表示します。 • サムネイル表示モードのときは、削除する画像を選択します。 2 O ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャンセルされます。 O ボタン 3 1 コマ表示モード サムネイル表示モード もう一度 O ボタンを押すと、表示中の画像 が削除されます I D 削除についてのご注意 プロテクトおよび非表示設定されている画像は削除できません。 250 O ボタン
D 音声メモ付き画像の削除について(0 261) 音声メモ付きの画像を削除する場合は、O ボタンを 押すと右のような削除確認画面が表示されます。 •[画像と音声]を選択して O ボタンを押すと、表示 中の画像と音声メモを削除します。 •[音声のみ]を選択して O ボタンを押すと、音声 メモのみを削除します。 • 削除確認画面の表示中に D ボタンを押すと、画像 の削除をキャンセルして、再生画面に戻ります。 A 関連ページ • 複数の画像をまとめて削除する → D[削除](0 252) D[削除後の次再生画像] • 画像の削除後に表示される画像を変更する → (0 291) I 251
複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。 たくさんの画像を削除するときは、時間がかかることがあります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 [再生フォルダー設定] (0 284) R 全画像削除 で設定したフォルダー内の全て の画像を削除します。 • メモリーカードを 2 枚使用し ている場合は、画像を削除す るスロットを選択できます。 ❚❚ 選択画像削除 1 再生メニューの[削除] G ボタン で[選択画像削除]を 選ぶ • G ボタンを押して再生 メニューの[削除]で[選 択画像削除]を選びます。 マルチセレクターの 2 を 押すと、削除画像の選択画面が表示されます。 2 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターを 1342 、 ななめ方向に押して画像を選び I ます。 • N ボタンを押しながらマルチ セレクターの 1 を押すと、[ス ロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示されます(0 234)。 252
• N ボタンを押している N ボタン 間、選択中の画像を拡大 表示します。 3 設定する • マルチセレクターの中央ボタン を押して設定します。設定する と O が表示されます。もう一度 中央ボタンを押すと、O が消え ます。 • 削除する画像全てに設定してください。 4 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 • 確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押 すと、選択した画像が全て削除されます。 I D 再生メニュー[削除]についてのご注意 音声メモ付き画像を削除する場合、音声メモも同時に削除されます。 253
I 254
e音声メモ機能 ここでは、撮影した画像に音声を録音したり、録音した音声を再生し たりできる音声メモ機能について説明します。 音声メモを録音する ......................................................... 256 音声メモを再生する .........................................................
音声メモを録音する 撮影した画像に、最長で約 60 秒の音声メモを録音できます。 音声メモに関する設定を行う 音声メモを録音する前に、セットアップメニューの[音声メモの設 定]で[撮影時の録音] (0 256)、 [撮影時の上書き録音] (0 257)、 [音声ボタンの操作](0 257)を設定します。 ❚❚ 撮影時の録音 画像を撮影するたびに音声メモを自動的に録 音するか、手動で録音するかを設定できます。 7 録音しない 撮影時には、音声メモを録音できません。 撮影直後に音声メモを自動的に録音します(0 258)。 •[自動録音と手動録音]を選ぶ と、右の画面が表示されます。 8 自動録音と 手動録音 録音時間を[5 秒]、[10 秒]、 [20 秒]、[30 秒]、[45 秒]、 [60 秒]から選びます。ただ し、再生メニューの[撮影直 後の画像確認]を[する]に設定している場合(0 291) は、自動録音しません。 e 256 9 手動録音のみ 最後に撮影した画像に対して音声メモを手動で録音します (0 258)。
❚❚ 撮影時の上書き録音 撮影時に、すでに音声メモが録音されている 画像に対して、音声メモを上書き録音できる ように設定できます。 禁止 すでに音声メモが録音されている画像 に上書き録音はできません。 最後に撮影された画像に音声メモが 許可 録音されていても、音声メモを手動 。 で上書き録音できます(0 258) ❚❚ 音声ボタンの操作 音声メモ録音時の H ボタンの操作方法につい て設定します。 ! 押し続けている 間録音 H ボタンを押し続けてい る間のみ録音します(最 長約 60 秒)。 H ボタンを押して録音を開 $ 押して開始 / 終了 始し、もう一度押すか、約 60 秒経過すると録音を終 了します。 A 撮影時の録音設定表示について [撮影時の録音]が[自動録音と手動録音]または[手動録音のみ]に設定され e ている場合、背面表示パネルに設定が表示されます。 自動録音と手動録音 手動録音 257
撮影時に自動的に録音する [撮影時の録音](0 256)を[自動録音と手動録音]に設定すると、 撮影した画像に対して自動的に音声メモを録音します。 • 撮影後にシャッターボタンから指を放すと(半押しを解除すると)、 音声メモが自動的に録音されます。 • H ボタンを押すか、設定した時間が経過すると、音声メモの録音を 終了します。 撮影時に手動で録音する [撮影時の録音] (0 256)を[自動録音と手動録音]または[手動録 音のみ]に設定すると、最後に撮影した画像に対して手動で音声メモ を録音できます。 • H ボタンを押し続けている間(1 秒以上)、音 声メモが録音されます。 H ボタン D 撮影直後の画像確認についてのご注意 • 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 291)が[する]の場合は、自動 録音されません。 • 撮影直後の画像確認時は、 [撮影時の録音]が[録音しない]になっていても、 e 再生中の画像に音声を記録することができます。 A 画像記録モードが[バックアップ記録]または[RAW + JPEG 分割記録]のときの音声メモの録音先について メモリーカードを 2 枚使用し
再生時に音声メモを録音する 1 音声メモを録音する画像を選ぶ (0 232) • 画像の再生時は、すでに音声メモが録音 されている画像(h アイコンが表示され ている画像)に対して音声メモを録音す ることができません。音声メモを削除し てから録音してください(0 261)。 2 H ボタンを押し続ける • H ボタンを押し続けている間(1 秒以上)、 音声メモが録音されます。 H ボタン A 音声メモ録音中の表示について 音声メモ録音中は、背面表示パネルで C アイコン が点滅し、背面表示パネルに録音可能な残り時間 のカウントダウンが秒単位で表示されます。 背面表示パネル 音声メモ録音中は、画像上に C アイコンが表示さ れます。 A 音声メモの録音終了について 次の場合、音声メモの録音が自動的に終了します。 e • G ボタンを押してメニュー画面を表示したとき • K ボタンを押したとき • シャッターボタンを半押ししたとき • 電源を OFF にしたとき • インターバルタイマー撮影中に、撮影時刻の約 2 秒前になったとき 259
A 撮影時、再生時の音声メモ録音後の表示について 最後に撮影された画像に、音声メモが録音されて いる場合は、背面表示パネルで C アイコンが点灯 します。 背面表示パネル 音声メモが録音された画像には h アイコンが表示 されます。 A 音声メモのファイル名について 音声メモを録音すると、DSC_nnnn.WAV という名称の音声ファイルが作成 されます。 nnnn には対応する画像ファイルの名称と同じ数字が入ります。 たとえば、 DSC_0002.JPG という画像ファイルに音声メモを録音した場合、 DSC_0002.WAV という名称の音声ファイルが作成されます。音声ファイル 名はパソコンで確認することができます。 • 撮影メニューの[色空間](0 189)で[Adobe RGB]に設定して撮影した 画像の場合、音声ファイル名は _DSCnnnn.
音声メモを再生する 画像の再生時(0 232)に、h アイコンの付 いた画像を選んで、H ボタンを押すと、音声 メモを再生できます。 音声メモの 再生 / 終了 H H ボタンを押すと、音声メモを再生します。もう一度 H ボ タンを押すか、録音内容が終了すると再生を終了します。 O ボタンを押すと、右のような削除確認画面が表示されます。 •[画像と音声]を選んで O ボタ ンを押すと、画像と音声メモ 音声メモの 削除 O の両方を削除します。 •[音声のみ]を選んで O ボタン を押すと、音声メモだけを削 除します。 • 削除確認画面の表示中に K を押すと、画像の削除をキャ ンセルして、再生表示画面に戻ります。 A 音声メモの再生終了について 次の場合、音声メモの再生が自動的に終了します。 • G ボタンを押してメニュー画面を表示したとき • K ボタンを押すか、シャッターボタンを半押しして液晶モニターが消灯した e とき • 電源を OFF にしたとき • 他の画像を選んだとき 261
再生方法と音量の設定について セットアップメニュー[音声メモの設定]の [音声の出力]では、音声の出力方法を設定で きます。 カメラ本体に内蔵のスピー カーで音声メモを再生しま す。 [スピーカー]を選ぶと、 右の画面が表示されます。 % スピーカー • マルチセレクターの 1ま たは 3 を押して、音量を [1]∼[5]から選びます。 • 選択した音量でサンプル音が鳴ります。数値が大き くなるほどサンプル音も大きくなります。 • HDMI/ & オーディオ ビデオ出力 ( e 262 出力しない J ボタンを押すと設定を終了します。 HDMI 機器またはオーディオビデオ機器から、音声メモ を一定音量で出力します。 H ボタンを押しても、音声を出力しません。音声メモが 録音されている画像には、b アイコンが表示されます。
Qパソコン、プリンター、 テレビとの接続 ここでは、D3S で撮影した画像をパソコンに転送したり、プリンター でプリントしたり、テレビで再生する方法について説明します。 画像をパソコンに転送する .............................................. 264 USB 接続でパソコンに画像を転送する ....................................... 266 ワイヤレストランスミッター WT-4 を使って 無線でパソコンに画像を転送する ............................................... 268 画像をプリンターで印刷する........................................... 269 カメラとプリンターを直接つないで プリントする (ダイレクトプリント)................................................................... 269 画像をテレビで見る .......................
画像をパソコンに転送する このカメラでは、付属の USB ケーブル UC-E4 をカメラに接続して、撮 影した画像をパソコンに転送できます。ここでは、転送時に必要な操 作について説明します。 • 最初に付属の Software Suite(ソフトウェア スイート)CD-ROM か ら、ソ フ ト ウ ェ ア を パ ソ コ ン に イ ン ス ト ー ル し て く だ さ い。 Software Suite をインストールすると、USB ケーブルを使ってカメ ラとパソコンを接続したときに Nikon Transfer が起動して、撮影し た画像をパソコンに転送することができます。詳しい使い方は、そ れぞれのソフトウェアのヘルプをご覧ください。 - Nikon Transfer:撮影した画像をカメラからパソコンに転送する ためのソフトウェアです。バックアップの保存や著作権情報など の画像への埋め込みなどができます。 - ViewNX:パソコンに転送した画像を表示するためのソフトウェ アです。表示した画像の整理や調整、RAW 画像の現像、ファイル 形式の変換などができます。 • ソフトウェアの動作環境やイ
❚❚ 対応 OS について 付属のソフトウェアは、次のパソコンの OS(オペレーティングシス テム)に対応しています。 Windows Windows Vista Service Pack 2(Home Basic/Home Premium/ Business/Enterprise/Ultimate)※、Windows XP Service Pack 3 (Home Edition/ Professional) ※64bit 版 Windows Vista 用で使用する場合、32bit 互換環境での動作になります。 Macintosh Mac OS X(version 10.3.9、10.4.11、10.5.
USB 接続でパソコンに画像を転送する 付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとパソコンを接続します。 カメラとパソコンが通信している間は、カメラの電源を OFF にした り、USB ケーブルを抜いたりしないでください。 1 カメラの電源を OFF にする 2 パソコンを起動する 3 カメラとパソコンを接続する D USB ケーブルクリップについて 付属の USB ケーブルクリップを取り付けると、カメラから USB ケーブルが 不用意に外れることを防ぐことができます。 D USB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証しておりません。 Q 266
D ケーブル接続時のご注意 • ケーブルを接続するときは、端子の挿入方向を確認して無理な力を加えず に、まっすぐに差し込んでください。端子を引き抜くときも、まっすぐに 引き抜いてください。 • ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源が OFF になっているこ とを確認してください。 A 端子カバーについて 使用しない場合は、必ず端子カバーを閉じてください。ゴミなどが入ると、 誤作動の原因となることがあります。 4 カメラの電源を ON にする 5 画像を転送する • Nikon Transfer が自動的に起動しますの で、[転送開始]ボタンをクリックして 画像を転送してください。 • Nikon Transfer の使い方については、 Nikon Transfer のヘルプ をご覧くださ い。ヘルプは、Nikon Transfer を起動 [ 転送開始 ] ボタン し、メニューバーの[ヘルプ]メニューから[Nikon Transfer ヘルプ]を選んで表示してください。 6 転送が終わったら、カメラの電源を OFF にして、USB ケーブルを抜く • 転送が終わると、Nikon
ワイヤレストランスミッター WT-4 を使って 無線でパソコンに画像を転送する 別売のワイヤレストランスミッター WT-4(0 394)をカメラと接続し て使うことにより、画像の転送や印刷を無線で行えます。また、イーサ ネットケーブルを接続することにより、有線でも同様の操作が可能です。 WT-4 には次の 4 つの機能があります。 画像送信 サムネイルセレクトモード メモリーカードに記録した画像や、撮影直後の 画像をパソコンや FTP サーバーに保存できます。 撮影した画像をパソコン画面で確認しながら、必 要な画像だけを選んでパソコンに保存できます。 別売の Camera Control Pro 2 で、カメラをコン PC モード トロールしたり、撮影した画像をパソコンに保 存できます。 メモリーカード内の JPEG 画像を送信して、パソ プリンター接続 コンに接続しているプリンターでプリントでき ます。 • WT-4 の使用方法などについては、WT-4 の使用説明書をご覧ください。 • WT-4のファームウェアや付属のソフトウェアは、必ず最新版にバー ジョンアップしてお使いください。 A 動
画像をプリンターで印刷する カメラとプリンターを直接つないで プリントする(ダイレクトプリント) PictBridge(ピクトブリッジ:0 444)対応プリンターをお使いの 場合、パソコンを使わずに、カメラとプリンターを直接接続してメ モリーカード内の画像をプリントできます(ダイレクトプリント)。 ダイレクトプリントは、次の手順で行います。 画像を撮影する プリントする画像をあらかじめ指定 する(プリント指定:0 278) カメラとプリンターを接続する(0 270) 1 コマだけプリン トする(0 271) 複数の画像をプリン トする(0 274) インデックスをプリ ントする(0 277) USB ケーブルを抜き、プリントを終了する 次のページから、それぞれの手順について詳しく説明します。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、残量が充分にあるバッテリーをお使いください。別 売の AC アダプター EH-6 をお使いになることをおすすめします。 • 直接プリントする画像は、撮影メニューの[色空間]を[sRGB]に設定して 撮影してください(0 189)。 Q D USB ハ
❚❚ カメラとプリンターを接続する 付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとプリンターを接続します。 1 カメラの電源をOFFにしてからプリンターの電源をONに する 2 カメラとプリンターを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んで ください。 3 カメラの電源を ON にする • 正しく接続されると、液晶モニターにqの画面が表示された後、 wの画面が表示されます。 q Q 270 w
❚❚ 1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選ぶ • マルチセレクターの 4 または 2 を押してプリントしたい画 像を選びます。 • マルチセレクターの中央ボタ ンを押して 6 コマ表示に切り換 えて、画像を選ぶことができます。もう一度中央ボタンを押すと、 1 コマ表示に戻ります。 • N ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを右方向に回す 。K ボタンを押す と、表示中の画像を拡大表示します(0 247) と、1 コマ表示に戻ります。 • N ボタンを押しながらマルチセレクターの 1 を押すと、 [スロッ 。 ト / フォルダー指定メニュー]画面が表示されます(0 234) • 1 または 3 を押すと、画像情報(0 235)が表示されます。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すとプリント設 定画面が表示されます。 Q 271
3 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押すと、それぞ れの設定画面が表示されます。 3 または 1 を押して、プリントする 用紙のサイズを選びます。 [プリンターの設定]、 [L サイズ]、 [2L 用紙設定 サイズ]、 [はがき]、 [100×150 mm]、 [4 × 6 in.
プリント範囲を指定します。 [する]を選んで、マルチセレクター の 2 を押します。 右のような画面が表示されます。 黄色の枠は、プリントされる範囲を示 範囲指定 しています。 • メインコマンドダイヤルを右方向へ回すと枠が小さく(プリン ト範囲が狭く)なり、メインコマンドダイヤルを左方向へ回す と枠が大きく(プリント範囲が広く)なります。 • マルチセレクターを操作すると、プリント範囲が移動します。 • 4 J ボタンを押すと、プリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで、 J ボタンを押すとプリントが 始まります。 • プリントを中断したいときは、 もう一度 J ボタンを押してください。 D ダイレクトプリントについてのご注意 • RAW 画像および TIFF 画像(0 88)はダイレクトプリントできません。RAW 画 像の場合は画像編集メニューの[RAW 現像] (0 376)で作成した JPEG 画像 をプリントしてください。 •[フチ設定]と[範囲指定]は、接続したプリンターがそれぞれの機能に対応 していない場合は、選べません。なお、[範囲指定]で狭
❚❚ 複数の画像をプリントする あらかじめカメラとプリンターを正しく接続してから(0 270)、 次の手順でプリントしてください。 1 右の画面で G ボタンを押す G ボタン 2 [プリント画像選択]または [DPOF プリント]を選ぶ •[プリント画像選択]または [DPOF プリント]を選んでマル チセレクターの 2 を押します。 • 事前に再生メニューの[プリ ント指定(DPOF)](0 278)を行った場合、[DPOF プリント] を選ぶと、手順 3 の画面にプリント指定で設定したプリント枚数 が反映されます。 Q 274
3 プリントする画像と枚 数を設定する • マルチセレクターを操作 してプリントする画像を 選び、L ボタンを押し ながら 1 または 3 を押し L ボタン て、プリント枚数(99 枚 まで)を設定します。 • プリントされる画像には、 Z アイコンとプリント枚 数が表示されます。枚数 N ボタン を 0 にすると、Z アイコ ンが消え、その画像はプ リントされません。 • N ボタンを押しながら マルチセレクターの 1 を 押すと、[スロット / フォ ルダー指定メニュー]画面が表示されます(0 234)。 • N ボタンを押している間は、選択中の画像を拡大表示します。 • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 Q 275
4 プリント設定の項目を設定 する • 3 または 1 を押して設定したい 項目を選んで 2 を押すと、それ ぞれの設定画面が表示されます。 3 または 1 を押して、プリントする 用紙のサイズを選びます。 J ボタンを押すと、プリント設定画面 用紙設定 に戻ります。表示される用紙サイズは プリンターによって異なります (0 272)。 [プリンターの設定] (プリンターの設定を 3 または 1 を押して、 フチ設定 優先)、 [あり](フチありプリント)、[なし](フチなしプリン 日付 プリント 5 ト) を選びます。Jボタンを押すとプリント設定画面に戻ります。 [プリンターの設定] (プリンターの設定を 3 または 1 を押して、 優先)、[あり](日付を印刷する)、[なし](日付を印刷しない) を選びます。J ボタンを押すとプリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで J ボタンを押すと、プリント が始まります。プリントが終わると、手順 2 の画面に 戻ります。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタンを押 してください。 Q A 関連ページ
❚❚ INDEX(インデックス)プリントする メモリーカード内の全ての JPEG 画像(0 88)が一覧できる「イン デックス」をプリントできます。 1 [PictBridge]画面 (0 274)で[INDEX プリ ント]を選ぶ •[INDEX プリント]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押すと、 [INDEX プリント]画面が表示さ れます。 • インデックスプリントできる のは 256 コマまでです。メモ リーカード内に 257 コマ以上の画像がある場合は、印刷されない 画像があります(確認画面が表示されます)。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すと、プリント設定画面が表示されます。 3 プリント設定の項目を設定する •「複数の画像をプリントする」(0 276) の手順 4 と同様に、プリント設定の項目 を設定してから、プリントしてください。 • 用紙サイズによっては、インデックスプ リントができない場合があります(警告 画面が表示されます)。 Q 277
❚❚ プリントしたい画像を指定する(プリント指定) メモリーカードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷する ときや、プリントサービス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、 またはカメラとプリンターを直接接続してダイレクトプリントする とき(0 269)に、どの画像を何枚プリントするかをあらかじめ指定 できます(プリンターやプリントサービス店が DPOF 規格に対応して いる必要があります)。プリント指定の方法は次の通りです。 1 再生メニューの[プリン G ボタン ト指定(DPOF)]で[設 定]を選ぶ • G ボタンを押して、再生 メニューの[プリント指定 (DPOF)]で[設定]を選 びます。マルチセレクターの 2 を押すと、プリント画像の選択画面 が表示されます。 2 プリントする画像と枚数を設定する • マルチセレクターを操作してプリント する画像を選び、L ボタンを押しな がら 1 または 3 を押して、プリント 枚数(99 枚まで)を設定します。 L ボタン • 設定した画像には、Z アイコンとプリ ント枚数が表示されます。 • 枚数を 0 にすると Z アイコンが消え、 その画
• N ボタンを押している間 は、選択中の画像を拡大表 N ボタン 示します。 • 画像と枚数を設定したら、 J ボタンを押します。 • G ボタンを押すと、画像 選択を中止して、再生メニューに戻ります。 3 プリント指定の項目を設定する • 撮影情報や日付を画像に写し込まない場 合は、そのまま[設定終了]を選んで J ボタンを押してください。 • 指定した画像全てに撮影情報や日付をプ リントしたい場合は、[撮影情報]または [日付]を選んで 2 を押して U に L を入 れてください。 4 プリント指定を終了する •[設定終了]を選んで、J ボタ ンを押します。 D プリント指定についてのご注意 • ダイレクトプリント時には、 [プリント指定(DPOF) ]の[撮影情報] 、 [日付] の設定は無効になります。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場合 は、ダイレクトプリントの[日付プリント]を[あり]にしてください。 • メモリーカードの残量が充分にないときは、プリント指定ができない場合があ ります。 • RAW 画像(0 88)は、プリント指定ができません。 • プリント指定を行っ
画像をテレビで見る カメラをテレビやビデオなどに接続して、撮影した画像をテレビ画面 に表示したり、録画したりできます。接続には付属の専用オーディオ ビデオケーブル EG-D2(以下、AV ケーブル)を使う方法と、市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)を使う方法の 2 種類があります。 AV ケーブルを使ってテレビと接続する カメラをテレビやビデオデッキに接続する手順を説明します。 接続には付属の AV ケーブルをお使いください。 1 カメラの電源を OFF にする • AV ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にし てください。 2 カメラとテレビを接続する ケーブル端子(カメラ側) 音声側(白色) 映像側(黄色) ケーブル端子 (外部機器側) 3 Q 4 テレビの入力をビデオ入力に切り換える カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 • カメラをテレビに接続している間、液晶モニターは点灯します。 280
A 画像がテレビに映らないとき AV ケーブルでカメラとテレビを正しくつないでも、画像がテレビに映らないと きは、セットアップメニューの[ビデオ出力] (0 350)がお使いのテレビに合っ ているかを確認してください。 A テレビでの画像の再生について • 画像の再生方法は、液晶モニターで再生するときと同じです。 • テレビ画面では、画像の周辺部が一部ケラレて表示される場合があります。 • テレビでの再生などでカメラを長時間使うときは、別売の AC アダプター EH-6 をお使いになることをおすすめします。AC アダプター接続中は、液晶モニター のパワーオフ設定は 10 分に固定されます。 A 音声の出力について セットアップメニュー[音声メモの設定]の[音声の出力] (0 262)を[HDMI/ オーディオビデオ出力]に設定すると、音声メモをテレビのスピーカーで再生し たり、ビデオデッキで録音することができます。 A スライドショー 再生メニューの[スライドショー](0 292)では、撮影した画像を 1 コマずつ 連続再生できます。 A 動画の音声について • 動画撮影時にステレオ録音した音声は、A
HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビ と接続する カメラを HDMI 端子のあるハイビジョンテレビやビデオデッキと接 続することができます。接続には市販の HDMI ミニ端子用ケーブル (Type C) が必要です。別途お買い求めください。 1 カメラの電源を OFF にする • HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にしてください。 2 カメラとハイビジョンテレビを接続する HDMI ミニ端子 (カメラ側) HDMI 端子※ (外部機器側) ※使用する外部機器の端子に合ったケーブルをお使いください。 3 テレビの入力を HDMI 入力に切り換える 4 カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 • カメラをテレビに接続している間、液晶モニターは消灯します。 A HDMI 接続時の動画の再生画面表示 HDMI 対応機器に接続して動画を再生しているときに R ボタンを押すと、画面上 Q のガイドの表示 / 非表示を切り換えられます。 A HDMI について(0 444) HDMI の初期設定は[オ
Uメニューガイド ここでは、カメラの各種設定を変更できる各メニューについて説明 します。G ボタンを押すとメニュー画面が表示され、マルチセレ クターの 4 を押すとメニューを切り換えるタブに移動します。 D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 .................... 284 C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能.................... 294 A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な 設定 ............................................................................ 304 B セットアップメニュー:カメラを使いやすくする 基本設定 ..................................................................... 346 N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 ...... 363 O マイメニュー:よく使うメニューを登録する .............
D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの D アイコンを選ぶと、再生メニューが 表示されます。 G ボタン 再生メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 非表示設定 再生画面設定 画像コピー 0 252 284 285 286 287 メニュー項目 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 スライドショー プリント指定(DPOF) 0 291 291 291 292 278 A 関連ページ 「再生メニューの初期設定」(0 415) 再生フォルダー設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像はメモリーカード内のフォルダーに保存されます。 再生する画像のフォルダーを設定します。 D3S で作成された全てのフォルダー内の画像を再生しま す。 全てのフォルダー メモリーカード内の全てのフォルダーの画像を再生します。 記録中の 画像の記録に実際に使われているフォルダーの画像を再 フォルダー 生します。 NCD3S U 284
非表示設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 非表示設定した画像は、非表示設定画面以外では表示されません。 1 [設定]を選ぶ •[設定]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、画像の選 択画面が表示されます。 2 非表示する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して 画像を選び、中央ボタンを押 して設定します。設定すると R が表示されます。もう一度 中央ボタンを押すと、R が消 えます。 • 非表示にする画像全てに設定してください。 [スロッ • N ボタンを押しながらマルチセレクターの 1 を押すと、 ト / フォルダー指定メニュー]画面が表示されます(0 234)。 • N ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示します。 3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 U 285
D 非表示設定についてのご注意 • メモリーカードを初期化すると、非表示設定した画像も削除されますのでご注 意ください。 • プロテクトと非表示の両方を設定した画像の非表示設定を解除すると、プロテ クト設定も解除されます。 A 設定した非表示設定を一括で解除したいときは [非表示設定]画面で[一括解除]を選ぶと、 [非表示設定]で設定した内容を全 て解除します。 再生画面設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像情報(0 235)に、フォーカスポイント表示やハイライト表示、 RGB ヒストグラム表示、撮影情報を追加できます。 1 項目を選ぶ • 画像情報に表示したい項目を 選択し、マルチセレクターの 2 を押すと、項目の左側の チェックボックスがオン M に なります。 • もう一度 2 を押すと、チェックボックスがオフ 2 [設定終了]を選ぶ •[設定終了]を選んで J ボタン を押すと、設定を完了します。 U 286 U になります。
画像コピー G ボタン ➜ D 再生メニュー スロット 1 のメモリーカードにある画像を、スロット 2 のメモリー カードへコピーします。 i コピー元画像 j の選択 コピー先フォルダー の選択 コピー実行 スロット 1 にあるコピー元の画像を選択します。 スロット 2 のコピー先フォルダーを選択します。 コピーを実行します。 ❚❚ 画像コピー方法 1 [ コピー元画像の選択 ] を選ぶ •[コピー元画像の選択]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、[コピー元画像の選択] 画面が表示されます。 2 コピー元画像があるフォル ダーを選ぶ • コピー元画像のあるフォル ダーを選んで 2 を押すと、 [画 像選択の初期状態]画面が表 示されます。 U 287
3 画像の選択方式を選ぶ • コピー画像の選び方は、次の 3 通りがあります。 フォルダー内全ての画像が選ばれていない状態で表示され 全画像非選択 全画像選択 プロテクト 画像選択 4 ます。 • コピーする画像を 1 枚ずつ自分で選びたい場合に適してい ます。 フォルダー内の全ての画像が選ばれた状態で表示されます。 • フォルダー内の全画像をコピーしたい場合に適しています。 フォルダー内のプロテクトされている画像だけが選ばれた 状態で表示されます。 コピーする画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選 んで中央ボタンを押すと、L が表示されます。もう一度中 央ボタンを押すと、L が消え ます。 • N ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 • コピーしたい全ての画像に L を入れてから J ボタンを押すと、 [画像コピー]画面に戻ります。 5 [コピー先フォルダーの選 択]を選ぶ •[コピー先フォルダーの選択] を選んで 2 を押すと、 [コピー 先フォルダーの選択]画面が U 288 表示されます。
6 コピー先フォルダーの選択 方法を選ぶ • コピー先フォルダーの選択方 法を選んで 2 を押します。 コピー先のフォルダー番号を入 フォルダー番号 力して指定します(0 298)。 指定 既 存 フォ ルダ ー の一 覧 表示 か ら、コピー先フォルダーを選択 既存フォルダー します。 から選択 7 コピー先フォルダーを選ぶ • それぞれの画面で、フォルダー番号を指定または選んで J ボタン を押すと、コピー先フォルダーを設定して[画像コピー]画面に 戻ります。 8 [コピー実行]を選ぶ •[コピー実行]を選んで 2 を押 すと、コピーの確認画面が表 示されます。 U 289
9 [はい]を選ぶ •[コピーしますか?]という メッセージと、コピーする枚 数が表示されます。 •[はい]を選んで J ボタンを押 すと、コピーを実行します。 • コピーが終了したら、もう一度 J ボタンを押してコピーを完了し ます。 D 画像コピーについてのご注意 • コピー先メモリーカードの残量がな い場合、コピーできません。 • コピー先フォルダーに同じファイル 番号が存在する場合、右のような画面 が表示されます。このとき、 [上書き] または[全て上書き]を選択すると、 コピー元の画像に上書きされますのでご注意ください。ただし、コピー先の画 像にプロテクトまたは非表示が設定されている場合は、上書きできません。 [ス キップ]を選択すると、上書きせずに残りの画像のコピーを続けます。 [キャ ンセル]を選択すると、コピーを中止します。 • プロテクト設定と音声メモはコピー先の画像に引き継がれます。 (0 278)で設定した情報は、コピー先画像には引 •[プリント指定(DPOF)] き継がれません。 U • 非表示設定した画像はコピーできません。 • 動画をコピーするときは、バッテリー切れを防ぐため
撮影直後の画像確認 G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影直後に画像を自動的に表示するかどうか を設定します。[しない]を選択した場合に撮 影画像を表示確認するには、K ボタンを押し てください。 削除後の次再生画像 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像を削除した後に表示する画像を設定できます。 S 後ろのコマ T 前のコマ 削除した画像の次に撮影した画像を表示します。 最後の画像を削除した場合は、1 つ前の画像を表示します。 削除した画像の前に撮影した画像を表示します。 最初の画像を削除した場合は、次に撮影した画像を表 示します。 • 直前のコマ送りが前の画像から後の画像の順番のと U 直前コマ送り 方向に従う きは、[後ろのコマ]と同じ動作になります。 • 直前のコマ送りが後の画像から前の画像の順番のと きは、[前のコマ]と同じ動作になります。 縦位置自動回転 G ボタン ➜ D 再生メニュー 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して 表示します。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横 位置情報の記録]
スライドショー G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影した画像を記録された順番に 1 コマずつ連続再生します。[再生 フォルダー設定](0 284)で設定されたフォルダー内の画像が記録 された順番で再生されます。ただし、 [非表示設定] (0 285)されて いる画像は再生されません。 開始 インターバル設定 スライドショーを開始します。 1 コマの画像を表示する時間を設定します。 スライドショー中の音声メモを自動的に再生でき 音声再生 ます( 0 293 )。 ❚❚ スライドショーを再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、スライ ドショーが始まります。スライドショーの再 生中は、次の操作が可能です。 4 を押すと前の画像が、2 を押すと次の画像が 1 コマ進む / 戻る 表示されます。 画像情報の 画像情報の切り換えができます(0 235)。 切り換え スライドショーが一時停止します(音声メモの 一時停止 / 再開 再生は停止しません)。もう一度 J ボタンを押す 再生メニュー と再開します。 スライドショーを中止して、再生メニューに戻 に戻る 通常再生に 戻る
再生が終わると、右のような画面が表示され ます。 [再開]を選んで J ボタンを押すと、ス ライドショーが再開します。 [終了]を選んで J ボタンを押すと、スライドショーが終了し ます。 ❚❚ 音声再生 画像に音声メモが録音されている場合、スライドショー中に音声メモ を自動的に再生できます。 スライドショー中に音声メモを再生します。マルチセレクター する の 2 を押すと音声メモ再生について設定できます。 音 声 メ モ の 録 音 時 間 が[イ ン タ ー バ ル 設 定] インターバル (0 292)で設定した画像の表示時間よりも長い 設定優先 場合、音声メモの再生は途中で終了します。 音声メモの録音時間が[インターバル設定]で設 音声時間優先 定した画像の表示時間よりも長い場合、音声メモ しない の再生が完了してから次の画像を再生します。 スライドショー中に音声メモを再生しません。 U 293
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの C アイコンを選ぶと、撮影メニューが 表示されます。 G ボタン 撮影メニューの項目は次の通りです。 U 294 メニュー項目 0 撮影メニュー切り換え 295 ピクチャーコントロール 176 撮影メニューのリセット 297 カスタムピクチャーコントロール 182 拡張撮影メニューの設定 298 色空間 189 記録フォルダー設定 298 アクティブ D- ライティング 187 ファイル名設定 301 ヴィネットコントロール 302 画像記録モード 94 長秒時ノイズ低減 303 画質モード 88 高感度ノイズ低減 303 画像サイズ 92 ISO 感度設定 116 撮像範囲 82 ライブビューモード 57、 61 JPEG 圧縮 90 多重露出 210 RAW 記録 91 動画の設定 72 ホワイトバランス 154 インターバルタイマー撮影 216 A 関連ページ 「撮影メニューの初期設定」(0 415) メニュー項目 0
撮影メニュー切り換え G ボタン ➜ C 撮影メニュー カメラは、撮影メニューの設定内容を、 「A」、 「B」、 「C」、 「D」の 4 通 り記憶できます。それぞれの撮影メニューで設定した内容は、他の撮 影メニューには反映されません。ただし、ピクチャーコントロールの 調整値(クイック調整および手動調整)、 [多重露出]、 [インターバル タイマー撮影]、 [拡張撮影メニューの設定]での設定は、全ての撮影 メニューで共通になります。 [撮影メニュー切り換え]で「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかを選 んでから撮影メニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶 します。記憶した設定内容は、設定時の撮影メニューを選び直すこと で呼び出せます。 A 撮影メニュー設定表示について 上面表示パネルとインフォ画面には、 k と撮 影メニュー名(「A」∼「D」)が表示されます。 SHOOT CUSTOM A 関連ページ • 露出モード、シャッタースピード、絞り値も撮影メニューに記憶する → C[拡張撮影メニューの設定] (0 298) • ボタン操作で、撮影メニューの設定を切り換えられるようにする → A
❚❚ 名前編集 [撮影メニュー切り換え]画面から[名前編集]を選んで、マルチセ レクターの 2 を押すと、メニュー「A」∼「D」の名前が一覧で表示 されます。 1 名前を変更する項目を選ぶ • 名前を変更する項目を選んで マルチセレクターの 2 を押す と、[名前編集]画面が表示さ れます。 2 名前を入力する キーボードエリア • 20 文字まで入力できます。文 字はカーソル位置に挿入され ます。 • 名前エリアに新しい文字を入 力する場合は、マルチセレク ターを操作して入力するキー 名前エリア ボードエリアの文字上にカー ソルを移動させ、マルチセレクターの中央ボタンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、N ボタンを押 しながらマルチセレクターの 4 または 2 を押します。 • 名前エリアからあふれた文字は削除されます。 • 1 文字削除する場合は、N ボタンを押しながらマルチセレクター を操作して削除する文字の上にカーソルを移動させ、O ボタンを 押します。 • 名前を変更しない場合は、G ボタンを押すと撮影メニューに戻 ります。 U 296
3 名前の編集を終了する • 名前を入力し終えたら J ボタンを押します。 • 編集した名前が反映され、撮影メニュー 名の一覧表示画面に戻ります。 撮影メニューのリセット G ボタン ➜ C 撮影メニュー 現在選択している撮影メニュー(「A」∼「D」) の設定をリセットして初期設定に戻します。 A 関連ページ 「撮影メニューの初期設定」(0 415) U 297
拡張撮影メニューの設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [する]を選ぶと、撮影メニュー(「A」∼「D」) ごとに露出モード、シャッタースピード(露出 モード f、h のみ)、絞り値(露出モード g、h のみ)を記憶できます。 •[撮影メニュー切り換え]で「A」、 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを選んでから露出モード、 シャッタースピード、絞り値の設定を変更すると、カメラが設定内容 を記憶します。記憶した設定内容は、設定時の撮影メニューを選び直 すことで呼び出せます。 •[しない]を選ぶと、 [する]を選ぶ前に設定した露出モード、シャッ タースピード、絞り値に戻ります。 記録フォルダー設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録フォルダーの新規作成や既存フォルダーからの選択を行います。新規 作成の場合は[フォルダー番号指定]でフォルダー番号を設定します。既 存フォルダーから選択する場合は[既存フォルダーから選択]を選びます。 ❚❚ フォルダー番号指定 フォルダーを新規に作成します。 1 [フォルダー番号指定]を選ぶ •[フォルダー番号指定]を選ん でマルチセレクターの 2 を押す と、[フ
2 フォルダー番号の桁を選ぶ • 4 または 2 を押して、フォルダー番号の変更したい桁を選びます。 3 フォルダー番号を変更する • 1 または 3 を押して、フォルダー番号の数値を変更します。 4 フォルダー番号を設定する • J ボタンを押すと、新規フォルダーを作成して撮影メニュー画面 に戻ります。 • 次に撮影する画像は、作成した新規フォルダーに保存します。 • 作成済みのフォルダー番号を指定すると、フォルダー番号の左に フォルダーマーク(W、X、Y)が表示されます。 W または X を選んで J ボタンを押すと、指定したフォルダーを 記録フォルダーに設定して撮影メニューに戻ります。 • キャンセルしたい場合は、G ボタンを押すと撮影メニューに戻 ります。 A フォルダーマークについて [フォルダー番号指定]画面では、フォルダー番号の左に、画像の入っていない フォルダーのときは W、フォルダー内のファイル数が 999 個またはファイル番号 が 9999 に達しているフォルダーのときは Y、その他のフォルダーのときは X の フォルダーマークが表示されます。Y が表示されているフォルダーに
❚❚ 既存フォルダーから選択 既存のフォルダーから選択します。 1 [既存フォルダーから選択] を選ぶ •[既存フォルダーから選択]を 選んでマルチセレクターの 2 を押すと、[既存フォルダーか ら選択]画面が表示されます。 2 フォルダーを選ぶ • 1 または 3 を押して、画像を記録するフォルダーを選びます。 3 画像を記録するフォルダーを設定する • J ボタンを押すと、設定が有効になり撮影メニュー画面に戻ります。 • 次に撮影する画像は、選んだフォルダーに保存します。 D フォルダー番号およびファイル番号についてのご注意 フォルダー番号が 999 に達しているときに、ファイル番号が 9999 に達するか、こ のフォルダー内のファイル数が 999 個に達した場合は、それ以上フォルダーを作 成できず、シャッターがきれなくなります。ただし、次の場合、メモリーカード にまだ空き容量があれば、さらに撮影を続けられます。 • フォルダー番号が 999 以下で、そのうちのファイル数が 999 に達していない フォルダーを記録フォルダーとして選んだ場合 • フォルダー番号が 999 以下のフォルダーを
ファイル名設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー このカメラで撮影した画像には、自動的に DSC_nnnn.xxx というファ イル名が付きます。 [ファイル名設定]では、 「DSC」の 3 文字を任意 に変更できます。ファイル名の設定方法は、 「撮影メニュー切り換え」 の「名前編集」をご覧ください(0 296)。 A ファイル名について • このカメラで撮影された画像には DSC_nnnn.xxx という名称が付きます。 nnnn には 0001 ∼ 9999 までの数字が入ります。xxx には選んだ画質モードに よって、次の拡張子が入ります。 - NEF:RAW の場合 - TIF:TIFF(RGB) の場合 - JPG:FINE/NORMAL/BASIC の場合 - AVI:動画の場合 - NDF:イメージダストオフデータの場合 • 撮影メニューの[色空間]で[Adobe RGB](0 189)を選んだ場合は _DSCnnnn.
ヴィネットコントロール G ボタン ➜ C 撮影メニュー ヴィネットコントロールは、レンズの特性による周辺光量の低下を レンズに応じて軽減します。特に開放絞り側で撮影した場合に効果 的です。G タイプ・D タイプレンズを装着しているときのみ機能し ます(DX レンズ、PC レンズを除く)。 e 強め g 標準 f 弱め しない 効果が強い順に、[強め] 、[標準]、 [弱め]になります。 周辺光量の低下を補正しません。 D ヴィネットコントロールについてのご注意 • 次の場合、ヴィネットコントロールの効果は適用されません。 - 撮影メニューの[撮像範囲](0 82)を[DX (24 × 16) 1.
長秒時ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 低速シャッタースピードになったときに発生するノイズ(ざらつき、 むら)を低減します。 する しない シャッタースピードが 1 秒より低速になった場合に、ノイ ズ(ざらつき、むら)の低減処理を行います。 ノイズ(ざらつき、むら)の低減処理を行いません。 長秒時ノイズ低減処理は、撮影後に行われま す。処理中は、上面表示パネルとファインダー 内下表示に l m が表示されます。この SHOOT CUSTOM 表示が消えるまで、撮影はできません。長秒時 ノイズの低減処理には、撮影時のシャッタース ピードとほぼ同等の時間がかかります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 • 連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コマ数も少なくなります。 • 処理中に電源を OFF にすると、処理は行われません。 高感度ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 高感度で撮影したときに発生するノイズを低減します。 S T 強め U 弱め 標準 しない ISO 感度が 3200 よりも高くなると、ノイズの低減処理が 行われます。このとき、連続撮影可能
A カスタムメニュー: 撮影に関するさらに詳細な設定 G ボタンを押して、タブのA アイコンを選ぶと、カスタムメニュー が表示されます。 G ボタン カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更できます。カスタムメ ニュー画面は、2 つの階層で構成されています。 <第 1 階層> U B : カスタムメニュー A : カスタムメニュー 切り換え (0 306) 304 <第 2 階層> のリセット (0 306)
カスタムメニューの項目は次の通りです。※ メニュー項目 0 B カスタムメニュー切り換え A カスタムメニューのリセット a オートフォーカス a1 AF-C モード時の優先 a2 AF-S モード時の優先 a3 ダイナミック AF エリア a4 AF ロックオン a5 半押し AF レンズ駆動 a6 フォーカスポイント表示 a7 フォーカスポイント 306 306 循環選択 a8 AF 点数切り換え a9 AF-ON ボタンの機能 a10 縦位置 AF-ON ボタンの 機能 b 露出・測光 b1 ISO 感度設定ステップ幅 b2 露出設定ステップ幅 b3 露出補正ステップ幅 b4 露出補正簡易設定 b5 中央部重点測光範囲 b6 基準露出レベルの調節 c AE ロック・タイマー c1 半押し AE ロック c2 半押しタイマー c3 セルフタイマー c4 液晶モニターの パワーオフ時間 d 撮影・記録・表示 d1 電子音設定 307 308 309 311 311 312 313 313 314 メニュー項目 d2 d3 d4 d5 d6 d7 d8 d9 スピード制限 e3 モデリ
B:カスタムメニュー切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラは、カスタムメニューの設定内容を、 「A」、 「B」、 「C」、 「D」の 4 通り記憶できます。それぞれのカスタムメニューで設定した内容は、 他のカスタムメニューには反映されません。 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを [カスタムメニュー切り換え]で「A」、 選んでからカスタムメニューの設定を変更すると、カメラが設定内容 を記憶します。記憶した設定内容は、設定時のカスタムメニューを選 び直すことで呼び出せます。 「A」∼「D」には、 [名前編集]でそれぞれ最長 20 文字の名前を付け ることができます。編集した名前は、 [カスタムメニュー切り換え] 画面に表示されます。名前の編集方法については、撮影メニューの 「撮影メニュー切り換え」の「名前編集」(0 296)をご覧ください。 A カスタムメニュー設定表示について 上面表示パネルとインフォ画面には、O とカスタ ムメニュー名( 「A」∼「D」 )を表示します。 A:カスタムメニューのリセット SHOOT CUSTOM G ボタン ➜ A カスタムメニュー 現在選択し
a:オートフォーカス a1:AF-C モード時の優先 フォーカスモードセレクトダイヤ ルを C に設定してシャッターボタ G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスモード セレクトダイヤル ンを押したときの動作を設定でき ます。 G レリーズ E レリーズ / フォーカス F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきるこ とができます。 ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきるこ とができますが、低コントラスト・低輝度の被写体を連 続撮影するときは、連続撮影速度を落としてピント合わ せを行います。連続撮影時に撮影速度よりもピント合わ せを優先したいときにお使いください。 ピントが合うまで、シャッターボタンを全押ししても シャッターをきることができません。 • フォーカスモードが C のときは、[AF-C モード時の優先]の設定に かかわらず、ピント表示(●)が点灯してもフォーカスロックは行 われず、シャッターをきるまでピント合わせの動作を続けます。 U 307
a2:AF-S モード時の優先 フォーカスモードセレクトダイヤル を S に設定してシャッターボタンを G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスモード セレクトダイヤル 押したときの動作を設定できます。 G レリーズ F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきること ができます。 ピントが合うまで、シャッターボタンを全押ししても シャッターをきることができません。 • フォーカスモードが S のときは、[AF-S モード時の優先]の設定に かかわらず、ピント表示(●)が点灯した状態でシャッターボタン の半押しを続けると、シャッターをきるまでフォーカスロックが行 われます。 U 308
a3:ダイナミック AF エリア G ボタン ➜ A カスタムメニュー ダイナミック AF モード(0 98)時にピント合わせを行うフォーカス ポイントを、被写体の動きに合わせて設定できます。フォーカスモー ド C(0 96)との組み合わせで、選択したフォーカスポイントから 被写体が一時的に外れたときでも、周辺のフォーカスポイントを利用 してピントを合わせます。ピント情報を利用するフォーカスポイント は、被写体の動きに合わせて 9 点、21 点、51 点から選べます。 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 選択した 1 点のフォーカスポイン トと、その周辺の 8 点のピント情 報を利用してピントを合わせま c 9点 す。構図を決めて撮影するときや、 被 写 体 の 動 く 方 向 が 予 測 で き、 フォーカスポイントで被写体を捉 えやすい撮影に適しています。 • 例:陸上競技やモータースポーツ 選択した 1 点のフォーカスポイ ントと、その周辺の 20 点のピン ト情報を利用してピントを合わ d 21 点 せます。動きがランダムで予測し にくい被写体の撮影に適し
51 点全てのフォーカスポイントを 使って被写体を追尾する 3D- ト ラ ッ キ ン グ に な り ま す。選 ん だ フォーカスポイントで被写体にピ ントを合わせると、シャッターボ タンを半押ししている間は被写体 の動きに合わせて、フォーカスポ f 51 点 (3D- トラッキング) イントを自動的に切り換えて被写 体にピントを合わせ続けます。左 右に動く被写体を自由な構図で撮 影するのに適しています。 • カメラが途中で被写体を見 失ってしまった場合は、いった んシャッターボタンを放して、 もう一度被写体にフォーカス ポイントを合わせてください。 • 例:テニス A 3D- トラッキングについて 3D- トラッキングでは、半押ししていったんピントが合った時点で、選択した フォーカスポイント周辺の色を記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色と 似ていたり、半押し開始時の被写体が小さいとうまく動作しない場合があります。 A 関連ページ U 310 Fn ボタンとコマンドダイヤルでダイナミック AF エリアを変更する → A f4 [Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤル併用時の動作]→ [
a4:AF ロックオン G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスモード C でのオートフォーカス撮影時に、被写体との距離 が瞬時に大きく変わったときのピント合わせの動作について設定で きます。 C ( D ) 5(強め) 被写体との距離が瞬時に大きく変わったとき、一定時間経過 E [4]、 [3(標準)]、 [2]、 [1(弱め)]に [5 (強め)]、 4 してから被写体を追従するピント合わせを行います。被写体 とカメラの間を障害物が横切るような撮影など、意図に反し 3(標準) て障害物にピント合わせを行うことを防止します。 2 • 被写体との距離が瞬時に大きく変わってから、追従す るピント合わせを開始するまでの時間が長い順に、 1(弱め) なります。 被写体との距離が瞬時に大きく変わったときは、すぐに追 しない 従するようにピント合わせを行います。距離の異なる複数 の被写体を次々と撮影するようなときに便利です。 a5:半押し AF レンズ駆動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときの、ピン ト合わせの動作を設定できます。 [しない
a6:フォーカスポイント表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内のフォーカスポイントの点灯に関する設定ができます。 ❚❚ マニュアルフォーカス時の表示 [する]に設定すると、マニュアルフォーカ スでの撮影時にフォーカスポイントが点灯 します。 ❚❚ 連写時の表示 [する]に設定すると、CH または CL での連続 撮影時にフォーカスポイントが点灯します。 ❚❚ フォーカスポイントの明るさ設定 ファインダー内のフォーカスポイントの明る さを設定できます。 U 312
a7:フォーカスポイント循環選択 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスポイントをマルチセレクターで選 ぶときに、上下左右端で循環するように設定 できます。 [する]を選んだ場合、一番端のフォーカスポ イント(q)を選んでいるときに、さらにマ ルチセレクターを同方向(右図の場合は 2) w q に押すと、反対側の端のフォーカスポイント (w)に移動します。 a8:AF 点数切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 手動で選べるフォーカスポイントの数を設定できます。 B 51 点 51 点全てのフォーカスポイン トを選べます。 11 点のフォーカスポイントか A 11 点 ら選べます。フォーカスポイン トの位置をすばやく動かした いときに便利です。 U 313
a9:AF-ON ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー B ボタンを押しているときの機能を設定 します。 A B AF-ON AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット) E AE-L (ホールド) F U 314 AF-L B ボタンを押すと、自動的にピントを合わせます。 B ボタンを押している間、AE ロックとフォーカス ロックを同時に行います。 B ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持しま す。もう一度 B ボタンを押すか、シャッターをきる か、半押しタイマーがオフになると、AE ロックを解除し ます。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持しま す。シャッターをきっても AE ロックを解除しません。 ただし、もう一度 B ボタンを押すか、半押しタイ マーがオフになると、AE ロックを解除します。 B ボタンを押している間、フォーカスロックを行い ます。
a10:縦位置 AF-ON ボタンの 機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 縦位置 B ボタンの機能を設定します。 G AF-ON ボタン と同じ A AF-ON B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L(レリ ー ズ でリセット) E F B ボタンの設定と同じです。 縦位置 B ボタンを押すと、自動的にピントを合 わせます。 縦位置 B ボタンを押している間、AE ロックと フォーカスロックを同時に行います。 縦位置 B ボタンを押している間、AE ロックを行 います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持 しま す。もう 一 度縦 位 置 B ボ タ ンを 押 すか、 シャッターをきるか、半押しタイマーがオフになる と、AE ロックを解除します。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持 します。シャッターをきっても AE ロックを解除し (ホールド) ません。ただし、もう一度縦位置 AE-L B ボタンを押 すか、半押しタイマーがオフになると、AE ロック AF-L を解除します。 縦位置 B ボタンを押している間、
b:露出・測光 b1:ISO 感度設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ISO 感度のステップ幅を設定できます (0 116)。ISO 感度のステップ幅を変更した とき、設定されている ISO 感度が変更後のス テップ幅に存在しない場合は、最も近い値に 変更されます。 b2:露出設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッタースピード、絞り値、およびオートブ ラケティング補正量のステップ幅を設定でき ます。 b3:露出補正ステップ幅 露出補正のステップ幅を設定できます。 U 316 G ボタン ➜ A カスタムメニュー
b4:露出補正簡易設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー E ボタンを使用せずに、コマンドダイヤルだけで露出補正できるよう に設定を変更できます。 露出補正簡易設定を[する(自動リセット)]または[する]に設定 すると、露出インジケーターの「0」が点滅します。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 K • コマンドダイヤルだけを使って設定した露出補正 する (自動リセット) 値は、電源を OFF にするか、半押しタイマーがオ フになると、リセットされます。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 • 電源を OFF にしても、半押しタイマーがきれても、 する 設定した露出補正値はリセットされません。 E ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを しない 回して露出補正を設定します。 A b4[露出補正簡易設定]と f8[メインとサブの入れ換え]の 併用について [露出補正簡易設定]とカスタムメニュー f8[コマンドダイヤルの設定] (0 341) の[メインとサブの入れ換え]との併用により、次の表で記載しているコマンド ダイヤルで露出補正ができるようにな
b5:中央部重点測光範囲 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 中央部重点測光は、ファインダー中央部を重 点的に測光して、露出値を決定します。中央 部重点測光の範囲を変更できます。 • 非 CPU レンズを装着しているときの測光範囲は、 [画面全体の平均] に 設 定 す る と 画 面 全 体 の 平 均 に な り、そ れ 以 外 に 設 定 す る と [φ12mm] 相当になります。 b6:基準露出レベルの調節 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 適正露出の基準を撮影者の好みに合わせ、測 光モードごとに明るめ(+側)または暗め (−側)に調節できます。1/6 段ステップ幅で ± 1 段の範囲で設定できます。初期設定は 0 です。 D 基準露出レベルの調節について • カスタムメニュー b6[基準露出レベルの調節]は、カスタムメニュー「A」∼ 「D」ごとに設定します。カスタムメニューを切り換えるときは、カスタムメ ニュー b6 の設定の違いにご注意ください。 • カスタムメニュー b6[基準露出レベルの調節]を 0 以外に設定しても、E マー クは表示されませんのでご注意ください。設定
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッ タ ー ボ タ ン を 半 押 し し た と き に AE ロックを行うかどうかを設定できます。 c2:半押しタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししてから何も操作 しないで一定時間が過ぎると、待機状態に入 ります。この待機状態になるまでの時間を変 更できます。 • 待 機 状 態 に な る と、上 面 表 示 パ ネ ル の シャッタースピードと絞り値の表示とファ インダー内の表示が消灯します。 • 半押しタイマーを延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 c3:セルフタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー セルフタイマー撮影時(0 112)にシャッター がきれるまでの時間を設定できます。 U 319
c4:液晶モニターのパワー オフ時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時間 を変更できます。 •[画像の再生]、 [メニュー表示]、 [インフォ 画面表示]、[撮影直後の画像確認]で液晶 モニターが自動的に消灯するまでの時間を 個別に設定できます。 • 初期設定は、 [画像の再生]と[インフォ画面表示]の場合は 10 秒、 [メニュー表示]は 20 秒、[撮影直後の画像確認]は 4 秒です。 • 液晶モニターのパワーオフ時間を長く設定すると、バッテリーの消 耗が早くなります。 • 別売の AC アダプターEH-6 を接続しているときには、 [画像の再生]、 [メニュー表示]、[インフォ画面表示]の設定にかかわらず、液晶 モニターは、操作終了後約 10 分で自動的に消灯します。[撮影直後 の画像確認]の場合、設定したパワーオフ時間で液晶モニターが消 灯します(再生メニュー[撮影直後の画像確認]が[する]になっ ているとき)。 U 320
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子音を鳴るようにしたり、鳴らないように したりできます。 [高音]または[低音]に設 定すると、次の場合に電子音が鳴ります。 • セルフタイマー作動中 • オートフォーカスのピントが合ったとき (フォーカスモードが S でカスタムメニュー a2[AF-S モード時の優先]が[フォーカス]の場合のみ) レリーズモードが J(静音撮影)の場合や動画撮影中は電子音は鳴り ません。 A 電子音設定時の表示について [高音]または[低音]のときは、上面表示パネルと インフォ画面に c マークが表示されます。 SHOOT CUSTOM U 321
d2:連続撮影速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー CH(高速連続撮影)時と CL(低速連続撮影)時の連続撮影速度を設定 できます。 撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×] (0 82)に設定して高速 連続撮影(CH)するときの連続撮影速度を[11 コマ / 秒]、 高速連続撮影 [10 コマ / 秒]、 [9 コマ / 秒]のいずれかに設定できます。 [DX (24 × 16) 1.
d4:連番モード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 メモリーカードを交換したり、画像を記録するフォルダー する を変更しても、連番でファイル番号を付けます。複数の カードを使って撮影してもファイル番号が重複しないた め、撮影後の画像ファイルを管理しやすくなります。 メモリーカードや画像を記録するフォルダーを変更する たびに、ファイル番号が「0001」に戻ります。画像を記 録するフォルダー内にすでに画像ファイルがある場合 しない は、次の番号からファイル番号が付きます。 • 連番モードを[する]から[しない]に変更しても、カ メラはファイル番号を記憶しています。次に[する]に 切り換えたときは、以前記憶した番号からの連番でファ イル名が付きます。 カメラが記憶しているファイル番号をリセットします。リ セットした後に撮影を行うと、現在選択中のフォルダーに K リセット 画像ファイルがない場合は 0001 から連番で画像が記録さ れます。すでにファイルがある場合には、そのファイル番 号の次の番号からファイル番号が付きます。 A ファ
D フォルダーの自動作成について • 撮影中に記録フォルダー内に 999 個のファイルが記録された場合、メモリー カード内に存在する最大フォルダー番号+ 1 という番号のフォルダーを自動的 に作成して、記録フォルダーとしてそのフォルダーを選びます。 • 撮影中にファイル番号が 9999 となった場合、メモリーカード内に存在する最 大フォルダー番号+ 1 の番号のフォルダーを自動的に作成して、記録フォル ダーとしてそのフォルダーを選びます。 d5:表示情報の切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 背面表示パネルおよびファインダー内下表示に表示される内容を設定 できます。 9 ISO 感度設定 ISO 感度を表示します。 の表示 k 記録可能コマ数 記録可能コマ数を表示します。ISO 感度は、S ボタンを押すと表示し ます。 ファインダー内 l k 撮影コマ数※ 撮影コマ数を表示します。 記録可能コマ数※ 記録可能コマ数を表示します。 背面表示パネル の表示 ※シャッターボタンを半押しまたは全押しし続けている間は、連続撮影可能 コマ数が表示されます。 U 324
d6:インフォ画面の表示設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見づらいときにインフォ画 面(0 14)の見え方を設定できます。 黒文字表示 白文字表示 インフォ画面の表示を見やすくするように、カメラが自動 v 自動 的に白黒反転します。明るい場所では黒文字表示に、暗い 場所では明るさを抑えた白文字表示に切り替わります。 手動でインフォ画面の表示を切り換えます。 明るい場所で撮影するときにインフォ w 黒文字 手動 画面が見やすいように、液晶モニターが 点灯し、文字を黒く表示します。 暗い場所で撮影するときにインフォ画 x 白文字 面が見やすいように、液晶モニターの明 るさを抑え、文字を白く表示します。 d7:インフォ画面のガイド表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー インフォ画面で選んだ項目の文字表示ガイド を表示するかどうかを設定します(0 17)。 U 325
d8:イルミネーター点灯 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [しない]に設定すると、電源スイッチを D に 合わせたときだけ、上面表示パネルや背面表示 パネルのイルミネーター(照明)が点灯します (0 10)。 [する]に設定すると、このほか、半 押しタイマー(0 47)の作動中にも、イルミ ネーターが点灯します。ただし、バッテリーの 消耗は早くなります。 d9:露出ディレーモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ライブビューモードが[三脚撮影] (0 57)の ときや顕微鏡撮影時などに、カメラブレを最小 限に抑えるため、シャッターボタンを押すと最 初にミラーが作動し、約 1 秒後にシャッターが きれるように変更できます。 U 326
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:フラッシュ撮影同調速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フラッシュ撮影時の同調速度を設定できます。 フラッシュ撮影時の同調速度を 1/250 秒に設定します。別売の 1/250 秒 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600 またはリモートスピー (オート FP) ドライト SB-R200 使用時は 1/250 秒より速いシャッタースピー ドでは自動的に FP 発光に切り替わります。※ 1/250 秒 1/200 秒 1/160 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を、 1/125 秒 ∼ 秒の範囲で設定できます。 1/100 秒 1/250 1/60 1/80 秒 1/60 秒 e または g で、上面表示パネルまたはファインダー内下表示の シャッタースピードが1/250秒を示す場合、実際に制御されるシャッタースピー ドが 1/250 秒よりわずかでも高速側であれば、FP 発光に切り替わります。 ※露出モードが A シャッタースピードの同調速度を固定するには 露出モードが f または h のときに、シャッタースピードの同調速度をカスタムメ ニュー
e2:フラッシュ時シャッター スピード制限 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モードが e または g の場合のフラッシュ 撮影時のシャッタースピードの低速側の制限 を、 [1/60 秒]∼[30 秒]から設定できます。 • スローシンクロモード、後幕シンクロモー ド、赤目軽減スローシンクロモード時や露 出モードが f、h の場合には、シャッタース ピードの低速側の制限が自動的に 30 秒まで 延長されます。 e3:モデリング発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ニコンクリエイティブライティングシステム (0 194)に対応しているスピードライト使用 時に、カメラのプレビューボタンを押したとき に、照明光の効果を確認するためのモデリング 発光を行わないように設定できます。 e4:オートブラケティングの セット G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティング(0 141)の種類を設定できます。 j k l AE・フラッシュ 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えなが ブラケティング ら撮影します。 AE ブラケティング 露出値を変えながら撮影します。 フラ
1 回の撮影でホワイトバランス(WB)を変えた画 像を記録します。複数の光源が混在しているなど、 m y WB ブラケティング ホワイトバランスを決めにくいときや、微妙な白 の色味を好みで選びたいときなどに便利です。 (0 146) RAW 画像を含む画質モードを設定したときは、 WB ブラケティングは使用できません。 ADL ブラケティング アクティブ D- ライティング(0 187)の効果の 度合いを変えながら撮影します。 (0 150) e5:BKT 変化要素(M モード) G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モード h でオートブラケティングを行うときに変化する内容は、 カスタムメニュー e4[オートブラケティングのセット]と e5[BKT 変化要素(M モード)]との組み合わせによって次のようになります。 カスタムメニュー e5 [BKT 変化要素(M モード)] カスタムメニュー e4 [オートブラケティングのセット] AE・フラッシュ ブラケティング※ F フラッシュ・ G フラッシュ・ シャッタースピード シャッタースピード・ 絞り値 H I フラッシュ・絞
A フラッシュ調光レベルについて フラッシュブラケティング中は、フラッシュ調光レベルは、i-TTL 調光時または 絞り連動外部自動調光時のみ変化します。 e6:BKT の順序 G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティングの補正順序を変更できます。 「補正なし」→「−側に補正」→「+側に補正」 H [0]→[−]→[+] I の順になります。 「−側に補正」→「補正なし」→「+側に補正」 [−]→[0]→[+] の順になります。 • カスタムメニュー e4[オートブラケティングのセット]が[ADL ブラケティ ング]の場合、e6 の設定を変更しても補正順序は変わりません。 f:操作 f1:中央ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 撮影時と再生時にマルチセレクターの中央ボタンを押したときの機 能を設定できます(1 コマ表示中の画像が動画の場合、 [再生モード] の設定にかかわらず、中央ボタンを押すと動画を再生します)。 ❚❚ 撮影モード J フ ォーカス ポイント マルチセレクターの中央ボタンを押すと、中央 中央リセット 使用しない U 330 のフォーカスポイ
❚❚ 再生モード n 1 コマとサムネイル の切り換え o ヒストグラム表示 p 拡大画面との 切り換え マルチセレクターの中央ボタンを押すごとに、1 コ マ表示とサムネイル表示(4 コマ、9 コマ、72 コ マ)を切り換えます。 マルチセレクターの中央ボタンを押している間、 ヒストグラム(0 239)を表示します。サムネイ ル表示時もヒストグラム表示できます。 マルチセレクターの中央ボタンを押すと、撮影時の フォーカスポイントを中心にして、設定した拡大率 で拡大表示します。もう一度中央ボタンを押すと、元 の表示に戻ります。 •[拡大画面との切り換え]を選んで 2 を押すと、拡 大率を[低倍率]、 [中倍率]、 [高倍率]から選べます。 • サムネイル表示時も拡大表示できます。 ❚❚ ライブビュー J フォーカスポイント 中央リセット ライブビュー表示中にマルチセレクターの中央 ボタンを押すと、フォーカスポイントが画面中央 に移動します。 ライブビュー表示中にマルチセレクターの中央 ボタンを押すと、フォーカスポイントを中心にし p 拡大画面との 切り換え て、設定した拡大率で拡大表示します
f2:マルチセレクターの 半押し起動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 半押しタイマー(0 47)がきれたときにマル チセレクターを操作すると、半押しタイマーが 起動するように設定できます。 f3:上下左右機能入れ換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 1 コマ表示時のマルチセレクターの機能を変更 できます。[ する ] を選ぶと、1 または 3 を押し て表示画像を、4 または 2 を押して画像情報の ページを切り換えられるようになります。 f4:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Fn ボタンを単独で押したときの機能と、Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回し たときの機能を設定できます。 ❚❚ Fn ボタン押し時の動作 Fn ボタンを押したときの機能を設定できます。 U 332 q プレビュー※ r FV-L ※ レンズの絞り羽根が絞り込まれ、被写界深度が確認 できます(0 124)。 別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、 SB-400、またはリモートスピードライト SB-R200 の 使用時は、FV ロック(
B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット)※ E AE-L (ホールド)※ Fn ボタンを押している間、AE ロックとフォーカス ロックを同時に行います。 Fn ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態が維持さ れます。もう一度 Fn ボタンを押すか、シャッターを きるか、半押しタイマーがきれると、解除されます。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態が維持さ れます。シャッターをきっても AE ロックは解除され ません。ただし、もう一度 Fn ボタンを押すか、半押 しタイマーがオフになると、解除されます。 F AF-L Fn ボタンを押している間、フォーカスロックを行い ます。 s フラッシュ 発光禁止 Fn ボタンを押している間、フラッシュは発光禁止に なります。 t BKT 自動連写 カスタムメニュー e4 の[オートブラケティングの セット]が[WB ブラケティング]以外の場合でレ リーズモードが CH または CL のときは、Fn ボタンを 押しながらシャッターボタ
1 回押すと、上面表示パネルとファインダー内右表示 m 水準器表示※ に水準器インジケーターを表示します(0 335)。もう K 再生※ 一度 Fn ボタンを押すと、水準器表示を終了します。 FnボタンにKボタンと同じ機能を割り当てます。望 遠レンズなどを使用していて、K ボタンを左手で操 O マイメニューの マイメニューの最上位に登録してある項目へジャン 作できないときに便利です。 トップ項目先へ プします。よく使うメニュー項目をマイメニューの ジャンプ※ 最上位に登録して、この機能を使うと便利です。 設定しない Fn ボタンは機能しません。 [コマンドダイヤル併用時の動作]を[ダイナミック AF エリア] (0 337)に 設定した場合は、 [Fn ボタン押し時の動作]の全ての機能と併用できません。 ※これらの機能は、 [コマンドダイヤル併用時の動作](0 336)とは併用で きません。設定するとメッセージが表示され、 [コマンドダイヤル併用時の 動作]が自動的に[設定しない]になります。また、これらの機能が選ば れているときに[コマンドダイヤル併用時の動作]を[設定しない]以外
A 水準器インジケーターについて [Fn ボタン押し時の動作]を[水準器表示]に設定して Fn ボタンを押すと、カ メラに内蔵している傾斜センサーを使って、上面表示パネルとファインダー内右 表示に水準器インジケーターを表示します。この「水準器インジケーター」の見 方は次の通りです。 カメラが時計回りに カメラが正位置の カメラが反時計回り 傾いている場合 場合 に傾いている場合 (傾いていない場合) 上面表示 パネル ファインダー 内右表示 • カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますので ご注意ください。 U 335
❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機能を設定 できます。 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、 [撮像範囲](0 82)の設定を切り換えられます。 • 切り換えたい撮像範囲を選 択し、マルチセレクターの i 撮像範囲選択 2 を押すと、項目の左側の チェックボックスがオ ン M になります。もう一 度 2 を 押 す と、チ ェ ッ ク ボックスがオフ U になります。[設定終了]を選んで J ボタンを押すと、設定を完了します。 カスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅]の設定に かかわらず、シャッタースピードまたは絞り値を 1 段ス テップで設定できます。 v シャッター・ 絞り値 1 段 選択 • 露出モードが f または h のとき、Fn ボタンを押しなが らメインコマンドダイヤルを回すと、シャッタース ピードを 1 段ステップで設定します。 • 露出モードが g または h のとき、Fn ボタンを押しな がらサブコマンドダイヤルを回すと、絞り値を 1 段ス テップで設定します。 Fn ボタンを押しながらコマンドダ
AF エリアモードセレクトダイヤルを I(ダイナミッ ク AF モード)に合わせ、フォーカスモードセレクトダ イヤルを C に設定し、Fn ボタンを押しながらコマンド ダイヤルを回して、ダイナミック AF エリア(0 309) 0 ダイナミック AF エリア を切り換えます。 • カスタムメニュー a3[ダイナミック AF エリア]で [9 点]、 [21 点] 、[51 点]を選択している場合、Fn ボタンを押している間、補助的にピント情報を利用 する周辺のフォーカスポイントがファインダー内で 確認できます。 [51 点(3D- トラッキング)]の場合 設定しない は、ファインダー内に「3D」と表示されます。 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回しても 機能しません。 ❚❚ Fn ボタンと縦位置コマンドダイヤルで フォーカスポイントを選択する カメラを縦位置で構えるときは、縦位置コマンドダイヤルでフォーカ スポイントを選択できます。 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの 機能]の[コマンドダイヤル併用時 の動作]を[フォーカスポイント選 択]に設定する 2 縦位置シャッタ
3 Fn ボタンを押しながら、縦位置コマンドダイヤルを回す • 縦位置でカメラを構えた状態で、Fn ボタンを押しながら縦位置 コマンドダイヤルを回します。 • 縦位置メインコマンドダイヤルを回すと横方向にフォーカスポイ ントが移動します。 • 縦位置サブコマンドダイヤルを回すと縦方向にフォーカスポイン トが移動します。 縦位置メインコマンドダイヤルを回した場合 + Fn ボタン 縦位置メイン コマンドダイヤル 縦位置サブコマンドダイヤルを回した場合 + Fn ボタン U 338 縦位置サブ コマンドダイヤル
f5:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー プレビューボタンを押したときの機能と、コ マンドダイヤルを併用したときの機能を設定 できます。 ❚❚ プレビューボタン押し時の動作 プレビューボタンを押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[Fn ボタン押し時の動作](0 332)と同じです。 ただし、初期設定は[プレビュー]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 プレビューボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機 能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤ ル併用時の動作] (0 336)とほぼ同じですが、 [フォーカスポイント 選択]は選べません。初期設定は[設定しない]です。 U 339
f6:AE/AF ロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AE/AF ロックボタンを押したときの機能と、 コマンドダイヤルを併用したときの機能を設 定できます。 ❚❚ AE/AF ロックボタン押し時の動作 AE/AF ロックボタンを押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[Fn ボタン押し時の動作] (0 332)とほぼ同じで すが、その他に[AF-ON]も選べます。 [AF-ON]に設定した場合、 AE/AF ロックボタンを押している間、B ボタンを押し続けたとき と同様にカメラが自動的に被写体にピントを合わせます。この機能 は、[コマンドダイヤル併用時の動作]とは併用できません。 初期設定は[AE-L/AF-L]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 AE/AF ロックボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの 機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイ ヤル併用時の動作] (0 336)とほぼ同じですが、 [シャッター・絞り 値 1 段選択]と[フォーカスポイント選択]は選べません。初期設定 は[設定しない]です。
f7:BKT ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー D ボタンを押したときの機能を設定できま す。 D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルま t オート たはサブコマンドダイヤルを回すと、ブラケティング ブラケティング 撮影時の撮影コマ数、補正ステップ、アクティブ D- ラ イティングの度合いを設定できます(0 141)。 D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを $ 多重露出 回すと、多重露出モードを設定できます。D ボタン を押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、多重露 出のコマ数を設定できます(0 213)。 f8:コマンドダイヤルの設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルに関する設定がで きます。 ❚❚ 回転方向の変更 メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイ ヤルの回転方向を逆方向に変更できます。 • 縦位置コマンドダイヤルの回転方向も、同時 に変更されます。 U 341
❚❚ メインとサブの入れ換え シャッタースピードを設定するメインコマン ドダイヤルと、絞り値を設定するサブコマン ドダイヤルの機能を入れ換えられます。 する メインコマンドダイヤルで絞り値を、サブコマンドダイヤ ルでシャッタースピードを設定します。 g する 露出モード g のときのみ、メインコマンドダイヤルで絞り (A モード) 値を設定します。 しない メインコマンドダイヤルでシャッタースピードを、サブコ マンドダイヤルで絞り値を設定します。 • 縦位置コマンドダイヤルの機能も入れ替わります。 ❚❚ 絞り値の設定方法 CPU レンズの装着時に露出モードが g または h の場合、レンズの絞り リングで絞り値を設定できるように変更できます。 サブコマンド ダイヤル 絞りリング サブコマンドダイヤルで絞り値をセットします([メイ ンとサブの入れ換え]を[する]に設定した場合は、メ インコマンドダイヤルでセットします) 。 レンズの絞りリングで絞り値をセットします。絞りリン グによる中間絞りの設定は可能ですが、絞り値の表示は 1 段ステップになります。 • 絞りリングのないレンズ(G タイプレ
• 絞りリングのある CPU レンズ(0 390)装着時は、[絞り値の設定 方法]を[絞りリング]に設定すると、ライブビュー撮影ができま せん。 D ライブビュー撮影をする場合のご注意 絞りリングのある CPU レンズでライブビュー撮影をする場合は、 [絞り値の設定 方法]を[サブコマンドダイヤル]に設定してください。 ❚❚ 再生 / メニュー画面で使用 画像のコマ送りやメニュー操作を、マルチセレクターでの操作から、 メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの操作でも行える ように変更できます。 再生時: • 1 コマ表示時には、メインコマンドダイヤルで撮影画像を コマ送りします。サブコマンドダイヤルで画像情報の表 示ページを切り換えます。 • サムネイル表示時には、メインコマンドダイヤルを回す する と、黄色の枠(カーソル)が左右に移動し、サブコマン ドダイヤルを回すと、上下に移動します。 メニュー画面表示時※: メインコマンドダイヤルで選択項目を切り換えます。サブ コマンドダイヤルを時計方向に回すと、サブメニューに移 動します。反時計回りに回すと、前の画面に戻ります。 再生時の表示画像の切り換え
f9:ボタンのホールド設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ボタンを押しながらコマンドダイヤルを操作するときに、指を放して も設定できる状態が維持できます。 [ボタンのホールド設定]の対象ボタンは、I ボタン、E ボタン、 D ボタン、M ボタン、ISO ボタン、QUAL ボタンおよび WB ボタン です。 1 回ボタンを押すと、ボタンを放しても設定できる状態が 維持され、コマンドダイヤルで設定できます。もう一度ボ する タンを押すか、シャッターボタンを半押しするか、半押し タイマーがきれると、解除されます。 • カスタムメニュー c2[半押しタイマー]が[制限なし] しない に設定されている場合には、自動的に解除されません。 ボタンを押し続けている間のみ設定できる状態となります。 f10:カードなし時レリーズ G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラにメモリーカードを入れていないときのレリーズ操作を設定 できます。 a レリーズ禁止 b レリーズ許可 メモリーカードを入れていないときは、シャッター はきれません。 メモリーカードを入れていないときでも、シャッ ターがきれま
f11:インジケーター表示の + / −方向 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 上面表示パネルとインフォ画面(R)での露出、露出補正、オート ブラケティングのインジケーターの+と−方向を入れ換えることが できます。 V インジケーターの+側を左に、−側を右に表 W インジケーターの−側を左に、+側を右に表 示します。 示します。 U 345
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 G ボタンを押して、タブの B アイコンを選ぶと、セットアップメ ニューが表示されます。 G ボタン セットアップメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 0 カードの初期化(フォーマット) 347 音声メモの設定 256 液晶モニターの明るさ 347 電池チェック 355 イメージセンサークリーニング 401 ワイヤレストランスミッター 268 クリーニングミラーアップ※ 404 画像真正性検証機能 356 イメージダストオフデータ取得 348 著作権情報 357 ビデオ出力 350 カメラ設定の保存と読み込み 358 HDMI 350 GPS 229 フリッカー低減 351 水準器表示 360 地域と日時 352 レンズ情報手動設定 223 言語(Language) 352 AF 微調節 361 画像コメント 353 ファームウェアバージョン 362 縦横位置情報の記録 354 メニュー項目 ※バッテリー残量表示が J 以下のときは選べません
カードの初期化(フォーマット) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メモリーカードを初期化(フォーマット)し ます。初期化したいスロットを選んで[はい] を選ぶと、選んだスロットのメモリーカード を初期化します。初期化すると、カード内の データは全て削除されます。カード内に必要 なデータが残っている場合は、初期化の前に パソコンなどに保存してください。 D カードの初期化についてのご注意 [カードの初期化(フォーマット)中です。]のメッセージが液晶モニターに表示さ れている間は、電源を OFF にしたり、メモリーカードを取り出さないでください。 A ボタン操作による初期化 Q ボタン(O ボタンと I ボタンの 2 つ)を 2 秒以上同時に押して初期化する 。 こともできます(0 41) 液晶モニターの明るさ G ボタン ➜ B セットアップメニュー 液晶モニターの明るさを、マルチセレクター の 1 または 3 を押して調整できます。+ にす ると明るく、−にすると暗くなります。 A 関連ページ ライブビュー表示中の液晶モニターの明るさを設定する →「液晶モニターの明る さを設定する」(
イメージダストオフデータ取得 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 別売の Capture NX 2(0 397)の「イメージダストオフ機能」を使う ためのデータを取得します。イメージダストオフとは、カメラの撮像 素子の前面にあるローパスフィルターに付いたゴミの写り込みを RAW 画像から取り除く機能です。イメージダストオフ機能について は、Capture NX 2 の使用説明書をご覧ください。 ❚❚ イメージダストオフデータ取得の手順 1 イメージダストオフデータの取得方法を選ぶ •[開始]を選んで J ボタンを押 すと、[イメージダストオフ データ取得]画面が表示され ます。 •[イメージセンサークリーニン グ後 開始]を選んで J ボタン を押すと、すぐにイメージセ ンサークリーニングを実行し ます。イメージセンサーク リーニングの実行後に、[イ メージダストオフデータ取得] 画面が表示されます。 • 液晶モニターと上面表示パネ ル、ファインダー内下表示に 右のように表示されます。 • データ取得を取り消したいときは、G ボタンを押してください。 A イメージセンサークリーニングについての
2 レンズ先端から 10cm 程度離れた、明るく白い無地の被写体 を画面いっぱいにとらえ、シャッターボタンを半押しする • オートフォーカスのときは、カメラが自動的に無限遠にピントを 合わせます。 • マニュアルフォーカスのときは、手動で無限遠に合わせてください。 3 シャッターボタンを全押しして撮影する • シャッターボタンを押すと、液晶モニターが消灯します。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎたため に、データが取得できなかった場合は、 液晶モニターに右の画面が表示され、手 順 1 の状態に戻ります。被写体の明るさを 変えて、もう一度撮影してください。 D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、 [イメージダストオフデータ取得]を選べません。 • お使いになる CPU レンズは、焦点距離が 50mm 以上のレンズ(DX レンズを 除く)をおすすめします(0 388 )。 • ズームレンズは望遠側にしてください。 • 取得したイメージダストオフデータは、データ取得後にレンズや絞り値を変更 して撮影した画像にも適用できます。 • イメージダストオフデータ
ビデオ出力 G ボタン ➜ B セットアップメニュー テレビやビデオなどに接続する場合のビデオ出力方式を設定します。 NTSC PAL NTSC 方式のテレビやビデオに接続する場合に使います。通常、 日本国内でお使いの場合は、こちらを選択します。 PAL 方式のテレビやビデオに接続する場合に使います。 HDMI G ボタン ➜ B セットアップメニュー HDMI を備えたハイビジョンテレビやモニターへの出力方式を設定 できます。 v オート J 480p(プログレッシブ) K 576p(プログレッシブ) L 720p(プログレッシブ) M 1080i(インターレース) 出力先の映像信号形式を自動的に検出し ます。 640×480 ピクセルのプログレッシブ出力 方式です。 720×576 ピクセルのプログレッシブ出力 方式です。 1280 × 720 ピクセルのプログレッシブ出 力方式です。 画像再生時に1920×1080 ピクセルのイン ターレース出力方式で出力します。ライブ ビュー表示や動画は 1280 × 720 ピクセル で出力します。 • 画像を HDMI で再生しているときは、
フリッカー低減 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 蛍 光 灯 や 水 銀 灯 な ど の 光 源 下 で、ラ イ ブ ビュー表示中(0 56)や動画撮影時(0 68) に画面にちらつきや横縞が生じる「フリッ カー現象」を低減できます。お使いの地域の 電源周波数に応じて、 [50 Hz]と[60 Hz] か ら 選 び ま す。東 日 本 な ど 電 源 周 波 数 が 50 Hz の地域では[50 Hz]を選び、西日本など電源周波数が 60 Hz の地域では[60 Hz]を選んでください。 D フリッカー低減についてのご注意 • 電源周波数がわからない場合は、設定を切り換えて試し撮りをすることをおす すめします。 • 被写体が非常に明るい場合、フリッカー低減効果が得られない場合がありま す。絞りを絞り込んで(より大きい数値にして)ください。 •[三脚撮影]時の露出プレビュー(0 59)では、露出モードが h 以外の場合、設 定したシャッタースピードが必ずしも反映されないため、フリッカー低減でき るシャッタースピードに設定しても、フリッカー低減効果が得られないことが あります。そのような場合は、
地域と日時 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。日時設定の手順につい ては、「日付と時刻を設定する」をご覧ください(0 34)。定期的に 日時設定を行うことをおすすめします。 現在地のタイムゾーンを選びます。現在地のタイムゾー 現在地の設定 日時の設定 日付の表示順 夏時間の設定 ンを変更すると、 [日時の設定]で設定された日時が、時 差に合わせて自動的に更新されます。 [現在地の設定]で選ばれているタイムゾーンの時刻を設 定します。 液晶モニターに表示される、日付の年、月、日の表示順 、 [月 / 日 / 年] 、 [日 / 月 / 年]から選びます。 を、 [年 / 月 / 日] 現在地で夏時間(サマータイム制)が実施されている場 合は[する]に、そうでない場合は[しない]に設定し ます。[する]にすると、時刻が 1 時間進みます。初期設 定は[しない]です。 • 日時が設定されていない場合、上面表示パネルに時刻未設定マーク B が点滅して警告します。 言語(Language) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メニュー画面やメッセ
画像コメント G ボタン ➜ B セットアップメニュー あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できます。 添 付 さ れ た コ メ ン ト は、付 属 の ViewNX や 別 売 の Capture NX 2 (0 397)のメタデータで確認できます。 ❚❚ コメント入力 36 文字までのコメントを登録できます。[コメント入力]を選ぶと、 画像コメントの入力画面が表示されます。コメントを入力し、J ボ タンを押すと、コメントが登録されます。入力画面での文字の入力方 法については、 「撮影メニュー切り換え」の「名前編集」をご覧くだ さい(0 296)。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいとき は、[コメント添付]を選んでマルチセレク ターの 2 を押し、チェックボックスをオン M にします。[設定終了]を選んで J ボタンを 押すと、設定が有効になり、その後撮影した 画像には全てコメントが添付されます。 A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、「撮影情報 3」の「画像コメント」に表示さ れます(0 242) 。 U 353
縦横位置情報の記録 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記録できます。 液晶モニターや付属の ViewNX、別売の Capture NX 2(0 397) で画像を再生するときに、記録した縦横位置情報を利用して、 自動的に回転表示されます。 記録されるカメラの縦横位置情報は、次の 3 種類です。 する 横位置 しない 縦位置 時計回りに 90º 回転 縦位置 反時計回りに 90º 回転 縦横位置情報は記録されず、再生時には常に横位置で表示します。 D 縦横位置情報記録についてのご注意 カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報が 正しく得られない場合があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転] (0 291)では、[縦横位置情報の記録]を [する]に設定して縦位置で撮影された画像を、液晶モニターに縦位置で表示す るように変更できます。ただし、撮影直後の画像確認時は、縦位置で撮影した状 態のまま画像確認がしやすいように、自動回転しません。 U 354
電池チェック G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに装着中のバッテリーの情報を表示し ます。 残容量 撮影回数 バッテリーの残量を 1%単位で表示します。 充電後にシャッターをきった回数を表示します。 キャリブレーションの必要性の有無を表示します。キャリブ レーションはバッテリー容量をより正確に測定するための 機能で、充放電をある程度繰り返すと[j]が表示され キャリブ レーション ます。 •[j]が表示されているときは、キャリブレーションを することをおすすめします(0 445)。 •[--]が表示されているときは、キャリブレーションの必要 はありません。 バッテリーの劣化度合いが 5 段階のバーグラフで表示され ます。 劣化度 (k)のときは、バッテリーは劣化し • バーグラフが「0」 ていません。 • バーグラフが「4」(l)のときは、バッテリーの寿命 です。新しいバッテリーと交換してください。 A 撮影回数について [撮影回数]に表示される回数は、シャッターをきった回数です。ホワイトバラ ンスのプリセットマニュアルデータ取得など、実際に画像がメモリーカードに記 録されない
画像真正性検証機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 画像が撮影後に改ざんされていないことを判別する「真正性検証情 報」を画像に埋め込むことができます(真正性を検証するには、別売 の「画像真正性検証ソフトウェア」が必要です)。高い信頼性が求め られる業務などでの使用に便利です。詳しくは画像真正性検証ソフト ウェアの使用説明書(PDF)をご覧ください。なお、すでに撮影した 画像には、後から真正性検証情報を埋め込むことはできません。 s する しない 撮影する全ての画像に真正性検証情報を埋め込むこ とができます。 真正性検証情報を埋め込みません。 真正性検証情報が埋め込まれた画像には、画像情報の「標準表示」と 「統合表示」に p を表示します(0 236、244)。 D 転送時のご注意 別売の Camera Control Pro 2 を用いてパソコンに画質モードが[TIFF (RGB)] の撮影画像を転送する場合、[画像真正性検証機能]は無効となります。 A 画像編集機能で作成された画像について 画像編集メニュー(0 363)の各機能で作成した画像には、真正性検証情報は埋 め込まれません
著作権情報 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影した画像に著作権情報を添付することができます。撮影者名を 36 文字まで、著作権者名を 54 文字まで登録できます。添付された 著作権情報は、付属の ViewNX や別売の Capture NX 2(0 397)の メタデータで確認できます。 ❚❚ 撮影者名入力、著作権者名入力 撮影者名、著作権者名を登録するには、 [撮影者名入力]または[著 作権者名入力]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと表示される 入力画面で名前を入力し、J ボタンを押します。 • 入力画面での文字の入力方法については、 「撮影メニュー切り換え」 の「名前編集」をご覧ください(0 296)。 ❚❚ 著作権情報添付 登録した著作権情報を画像に添付したいとき は、 [著作権情報添付]を選んでマルチセレク ターの 2 を押し、チェックボックスをオン M にします。[設定終了]を選んで J ボタンを 押すと、設定が有効になり、その後撮影した 画像には全て著作権情報が添付されます。 D 著作権情報に関するご注意 • カメラを貸したり譲渡したりする場合は、撮影者名や著作権者名
カメラ設定の保存と読み込み G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの各機能の設定データをメモリーカードに保存できます。また、 メモリーカードに保存されている設定データをカメラで読み込むこと もできるので、複数の D3S を同じ設定で使う場合などに便利です。 • ここで使用するメモリーカードはスロット 1 に入れてください。 スロット 2 に入っているメモリーカードは認識されません。 設定を保存、読み込みできる機能は次の通りです。 再生メニュー 撮影メニュー U 358 再生画面設定 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 撮影メニュー切り換え 拡張撮影メニューの設定 ファイル名設定 画像記録モード 画質モード 画像サイズ 撮像範囲 JPEG 圧縮 RAW 記録 ホワイトバランス(微調整量、プリセットマニュアル (A ∼ D 全メニュー) データ) ピクチャーコントロール 色空間 アクティブ D- ライティング ヴィネットコントロール 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 ISO 感度設定 ライブビューモード 動画の設定 カスタムメニュー [ カスタムメニューのリセット ]
イメージセンサークリーニング ビデオ出力 HDMI セットアップ メニュー フリッカー低減 地域と日時(日時の設定を除く) 言語(Language) 画像コメント 縦横位置情報の記録 音声メモの設定 画像真正性検証機能 著作権情報 GPS マイメニュー / 最近設定した項目 レンズ情報手動設定 マイメニューに登録したメニュー項目 最近設定したメニュー項目 このタブの機能変更 ❚❚ 保存 カメラの設定データをメモリーカードに保存します。メモリーカード に空き容量がない場合は、エラーメッセージが表示され、設定データ は保存されません。保存された設定データは他機種のカメラとの互換 性はありません。 ❚❚ 読み込み メモリーカードからカメラの設定データを読み込みます。メモリー カードが装着されていないときや、メモリーカードに設定データが記 録されていないときは、[読み込み]は選べません。 D 設定データについてのご注意 メモリーカードに保存したカメラの設定データのファイル名は「NCSETUP6」で す。ファイル名を変更すると、設定データを読み込めなくなるためご注意ください。 U 359
水準器表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに内蔵している傾斜センサーを使っ て、液晶モニターに右図のような水準器を表 示します。 • カメラが水平や垂直になると、水準器表示 の基準線が緑色に変わります。 基準線 D 水準器の精度について カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますのでご 注意ください。測定できない状態までカメラを傾けると、水準器の目盛が消灯し ます。 A 関連ページ • 上面表示パネルとファインダー内右表示に水準器インジケーターを表示す る→ A f4[Fn ボタンの機能](0 332、335) • ライブビュー表示中に水準器を表示する →「ライブビュー表示中の情報表示 について」 (0 65) U 360
AF 微調節 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 装着したレンズごとに最適なピント合わせを行いたいときに、自分で ピント位置を調節できます。通常は AF 微調節を行う必要はありませ ん。必要な場合のみ調節を行ってください。正常なレンズを調整する と、ピントが合わなくなる場合がありますのでご注意ください。 AF 微調節 ( する / しない ) する AF 微調節の設定が有効になります。 しない AF 微調節を行いません。 装着している CPU レンズの微 調節値を登録できます。マル チセレクターの 1 または 3 個別レンズ の登録 を押して、+ 20 ∼− 20 の範囲 で調節できます。最大 20 種類 のレンズを登録できます。 今回の 微調節値 ピントが合う 位置がカメラ から遠ざかり ます。 • 非 CPU レンズや、すでに登録 してあるレンズと同じ種類 のレンズは登録できません。 [個別レンズの登録]で登録し ていない CPU レンズを装着し 前回設定した その他レンズ たときに、一律で微調節する 微調節値 値を設定します。1 または 3 の登録 を押して、+ 20 ∼− 20
[個別レンズの登録]で登録したレ ンズを一覧表示します。現在装着 しているレンズには、レンズ名の 左側に V が表示されます。登録リス トからレンズを選んで 2 を押す 個別レンズ 登録リスト と、右の画面が表示されます。 •[識別番号入力]画面では、レンズの識別番号を変更できま す。1 または 3 を押して識別番号を選んで、J ボタンを押 [個別レンズの登録]は同じ種類のレンズを複数登 します。 録できないため、たとえば、同じレンズを数本所有している ときに登録したレンズのシリアル番号の末尾 2 桁などを設 定しておくと、どのレンズで登録したかを識別できるので便 利です。 D AF 微調節設定時のご注意 AF 微調節を行うと、レンズの無限遠側または至近側で、ピントが合わなく なる場合がありますのでご注意ください。 D ライブビュー撮影(三脚撮影)時の AF 微調節について [三脚撮影] (0 57)でのライブビュー表示中にコントラスト AF でピント合 わせを行うときは、 [AF 微調節]で設定した微調節値は適用されません。 A 個別レンズの登録について 同じ種類のレンズは複数登録できませんが、テレ
N 画像編集メニュー: 撮影した画像に行う編集機能 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選ぶと、画像編集メニュー が表示されます。 G ボタン 画像編集メニューでは、メモリーカード内の撮影済み画像を編集する ことができます。編集された画像は、元の画像とは別に、新しい画像 として記録されます。また、 [動画編集]を選ぶと、動画も編集できま す。画像編集メニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 i j k l m n D- ライティング※ 赤目補正※ トリミング モノトーン※ フィルター効果※ カラーカスタマイズ※ 0 367 368 369 371 371 372 メニュー項目 o 7 8 p 画像合成 9 動画編集 RAW 現像 リサイズ 編集前後の画像表示 0 373 376 378 380 77 ※撮影メニューの[ピクチャーコントロール](0 176)を[モノクローム] にして撮影した画像に対して、これらの画像編集を行うことはできません。 U 363
画像編集の操作方法 1 画像編集メニューでメ ニュー項目を選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 でメニュー項目を選び、2 を押します。 • 画像の選択画面が表示されます。 • メニュー項目によっては、さらに詳細なメニューが表示される場 合があります。 2 画像を選ぶ • マルチセレクターを1342、 ななめ方向に押して画像を選 びます。 • N ボタンを押している間、選 んだ画像を拡大表示します。 • N ボタンを押しながらマルチセレクター の 1 を押すと、[スロット / フォルダー指 定メニュー]画面が表示され、スロットや 。 フォルダーを切り換えられます(0 234) 3 編集画面を表示させる • 画像を選んで J ボタンを押すと、編集画 面が表示されます。 U 364
4 画像を編集する • 画像の編集方法については、各項目の説明をご覧ください。 • 画像編集を途中でやめるには、G ボタンを押してください。画 像編集メニューに戻ります。 5 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集した 画像を記録します。 • 画像編集した画像には N が付 きます。 D 画像編集についてのご注意 • カメラにメモリーカードが入っていない場合やメモリーカードに画像が記録 されていない場合は、画像編集メニューは表示されません。 • D3S 以外で撮影または編集した画像やパソコンで編集した画像は、D3S では再 生または編集できないことがあります。 • 画像編集中に何も操作しないまま 20 秒経過すると、液晶モニターが消灯し、編 集中の画像は保存されません。カスタムメニュー c4[液晶モニターのパワー オフ時間](0 320)の[メニュー表示]の時間を長く設定することをおすす U めします。 365
D 繰り返し画像編集する場合のご注意 • 画像編集によって作成した画像に、さらに画像編集を行うこともできますが、画 像が粗くなったり、褪色したりする場合があります。 • 同じ画像編集を繰り返し行うことはできません([画像合成]、[動画編集]の [始点の設定]と[終点の設定]を除く)。 • 画像編集の組み合わせによっては繰り返し編集できないものもあります。 •[トリミング]、 [リサイズ]、 [動画編集]の[選択フレームの保存]で作成した 画像に対してさらに画像編集を行うことはできません。 •[モノトーン]で作成した画像に対して、さらに[D- ライティング]、[赤目補 正]、[フィルター効果]、[カラーカスタマイズ]の画像編集を行うことはでき ません。 A 画質モードと画像サイズについて [D- ライティング]、 [赤目補正]、 [モノトーン] 、 [フィルター効果]、 [カラーカ スタマイズ]で作成した画像は、元画像と同じ画質モードと画像サイズで記録し [画質 ます。ただし、元画像が RAW を含む画質モードで撮影された画像の場合、 モード]が[FINE]、[画像サイズ]が[サイズ L]の JPEG 画像を
D- ライティング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D- ライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆光 で撮影したために顔の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光 量不足で暗くなった画像などに効果的です。 D- ライティング前 D- ライティング後 編集画面では、D- ライティング効果の適用前と適用後のプレビュー 画像を表示します。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、 効果の度合いを[強め]、 [標準]、 [弱め]の 3 段階から選びます。効果の度合いは、設定 画面のプレビュー画像で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録し ます。 U 367
赤目補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物の瞳の部分が赤くなっ てしまった画像を、補正できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができます。 Nボタンを押しなが 拡大率を 上げる 拡大率を 下げる N+ N+ 画面を スクロール (移動) する 拡大表示を 終了する 画像を 保存する N+ らメインコマンドダ イヤルを右に回すと、 拡大率が上がります。 Nボタンを押しなが らメインコマンドダ イヤルを左に回すと、拡大表示中にこれらの 拡大率が下がります。 操作を行うと、画像全体 画 面 を ス ク ロ ー ル し が表示され、拡大部分が て、見たい部分に移動 黄色い枠で囲んで示さ できます。マルチセレ れます。N ボタンを放 ク タ ー を 押 し 続 け る すと、黄色い枠の部分を と、高速で移動します。 拡大表示します。 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を 終了します。 補正した画像を記録します。
トリミング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が 表示され、次の操作ができます。 N ボタンを押しながらメイン 切り抜く範囲を 狭くする コマンドダイヤルを右に回すと、 N+ 枠が小さくなります。 • トリミングで切り抜かれる範 囲は狭くなります。 N ボタンを押しながらメイン 切り抜く範囲を 広くする コマンドダイヤルを左に回すと、 N + 枠が大きくなります。 • トリミングで切り抜かれる範 囲は広くなります。 画像の アスペクト比 (縦横比)を 変更する メインコマンドダイヤルを回す と、縦横比を 3:2、4:3、5:4、 1:1、16:9 に変更できます。 画面をスクロール トリミングで切り抜く範囲を移 (移動)させる 動します。 画像のプレビュー トリミングした画像のイメージ を見る トリミングを実行し て画像を保存する を見ることができます。 トリミングした画像を記録します。 U 369
A トリミング画像の画質モードと画像サイズについて • トリミング画像の画質モード(0 88)は、元画像の画質モードが RAW を含む 画質モードや[TIFF(RGB)]のときは[FINE]になり、 [FINE]、 [NORMAL]、 [BASIC]のときは元画像と同じ画質モードになります。 • トリミング画像の画像サイズは、トリミング時の拡大率とアスペクト比により 異なります。 アスペクト比 3:2 4:3 5:4 1:1 16:9 画像サイズ 3424 × 2280、2560 × 1704、1920 × 1280、1280 × 856、 960 × 640、640 × 424 3424 × 2568、2560 × 1920、1920 × 1440、1280 × 960、 960 × 720、640 × 480 3216 × 2568、2400 × 1920、1808 × 1440、1200 × 960、 896 × 720、608 × 480 2560 × 2560、1920 × 1920、1440 × 1440、960 × 960、 720 × 720、480 × 480 3424 × 1920
モノトーン G ボタン ➜ N 画像編集メニュー モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで 構成される画像)を作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表示 され次の色調を選ぶことができます。 白黒 セピア クール モノクロになります。 セピア色(褐色)のモノトーンになります。 ブルー系のモノトーンになります。 編集画面では、プレビュー画像を表 示します。 濃くする •[セピア]または[クール]を選んだ 場合は、マルチセレクターで色の濃 薄くする さを調整できます。1 を押すと色が 濃くなり、3 を押すと色が薄くなり ます。調整した色の濃さはプレビュー画像に反映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 フィルター効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を演出できます。 スカイライトフィルター スカイライト と同様に、画像の青みを抑 える効果があります。 ウォームトーン 画像を暖色にする効果が あります。 編集画面では、プレビュー画 像を表示します。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 U 371
カラーカスタマイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチ セレクターで画像全体の色調を調 整できます。134 2 を押すたび に、画面全体の色調が次のように変 わります。 グリーンが強くなる 色調を操作すると、プレビュー画像 と画面右側の RGB ヒストグラム(色 ブルーが 強くなる アンバーが 強くなる の分布図:0 239)に反映されます。 マゼンタが強くなる • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で N ボタンを押しながらメインコマンド ダイヤルを右方向に回してから N ボタンを放す と、プレビュー画像を拡大表示し、拡大領域のヒス トグラムを表示することができます。N ボタンを 押しながらマルチセレクターを 1342 またはな なめ方向に押して拡大エリア選択枠を動かすと、画 像の拡大したい部分を選べます。N ボタンを押し ながらメインコマンドダイヤルを左方向に回すと、拡大率が下がります。 U 372
画像合成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー メモリーカードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画像に合成できます。RAW データを使用して合成するため、 通常のアプリケーションソフトウェアなどで画像を合成する場合と 比べ、階調特性に優れた画像になります。 • 合成画像の画質モード(0 88)と画像サイズ(0 92)は、合成時 のカメラの設定と同じになります。画像合成をする前に、これらの 設定を確認してください。合成した画像をさらに別の RAW 画像と 合成したいときは、画質モードを RAW に設定してください。 画像合成の手順は次の通りです。 1 [画像合成]を選んでマル チセレクターの 2 を押す •[画像合成]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、右の ような画面が表示され、[画像 1]欄がハイライト表示されま す。 2 合成する画像の 1 コマ目を 選ぶ • J ボタンを押すと表示される RAW 画像のサムネイル一覧か ら、1 コマ目の画像を選びます。 • N ボタンを押している間、選 択中の画像を拡大表示します。 3 1 コマ目の画像を決定する
4 2 コマ目の画像を選ぶ • 2 を押して[画像 2]を選び、 手順 2 ∼ 3 と同じ手順で 2 コマ 目の画像を選びます。 5 ゲインを調節する • プレビュー欄に[画像 1 ]と [画像 2 ]を合成した画像が表 示されます。プレビュー欄で 確認しながら、合成画像の明 るさが適正になるように、 [画像 1 ]または[画像 2 ]を選んでから 1 または 3 を押してゲ イン(出力)を設定します。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 刻みで設定できます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした比率です。たと えば 0.
8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、 合成画像が保存され、合成画 像が表示されます。 + D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、D3S で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラ や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 •[撮像範囲]と[記録ビットモード]が同じ RAW 画像のみ合成できます。 • 非表示設定されている画像は選べません。 • 合成時に RAW を含む画質モードが選ばれている場合、元画像と同じ記録ビッ トモードになります。また、記録方式は合成時のカメラの設定になります。 [JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 • 合成時の画質モードが JPEG の場合、 • 合成画像のホワイトバランス、撮影データ(撮影日時、測光モード、シャッ タースピード、絞り値、露出モード、露出補正値、焦点距離、縦横位置情報な ど)は、 [画像 1]で選んだ画像の内容を引き継ぎます。ただし、著作権情報は 引き継ぎません。また、合成された画像には、画像合成時にカメラに設定され ている画像コメントが添付されます。 U 375
RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する) G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画質モード[RAW]または[RAW+FINE]、[RAW+NORMAL]、 [RAW+BASIC](0 88)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現 像して JPEG 画像を作成できます。 1 [RAW 現像]を選んでマル チセレクターの 2 を押す •[RAW 現像]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、 RAW 画像がサムネイル表示さ れます。 2 RAW 現像する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して RAW 現像する画像を選んで J ボタンを押します。 • N ボタンを押している間、選 択中の画像を拡大表示します。 3 [画質モード](0 88)、[画像サイズ](0 92)、[ホワイ トバランス](0 154)、[露出補正](0 139)、[ピク チャーコントロール](0 176)、[高感度ノイズ低減] (0 303)、[色空間](0 189)、[ヴィネットコントロー ル](0 302)をそれぞれ設定する U 376
画質モード 画像サイズ ホワイトバランス 露出補正 ピクチャーコントロール 高感度ノイズ低減 色空間 ヴィネットコントロール 4 RAW 現像する •[現像]を選んで J ボタンを押 すと、JPEG 画像を保存します。 • RAW 現像後の JPEG 画像が保存 されます。 • キャンセルして画像編集メ ニューに戻るときは、G ボタンを押してください。 D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、D3S で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカ メラで撮影した RAW 画像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べま せん。 • 多重露出撮影した画像や[画像合成]で編集した画像の場合、[ホワイトバラ ンス]と[ヴィネットコントロール]は選べません。 •[露出補正]で設定できる明るさ(− 3 ∼+ 3)は、通常の露出補正の段数とは 異なります。 • RAW 現像の[ピクチャーコントロール]では、調整時のグリッド表示はでき ません (0 180)。 U 377
リサイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー サイズの小さい画像を作成します。 1 [リサイズ]を選んでマル チセレクターの 2 を押す •[リサイズ]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、右の 画面が表示されます。 2 画像サイズを設定する •[画像サイズの設定]を選んで 2 を押すと、[画像サイズの設 定]画面が表示されます。 • 画像サイズのピクセルはそれ ぞれ次のようになります。 画像サイズ ピクセル A B C D 1920 × 1280 1280 × 856 960 × 640 640 × 424 • 1 または 3 で、画像サイズを選んで J ボタンを押します。 3 [画像選択]を選ぶ •[画像選択]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、画像 の選択画面が表示されます。 U 378
4 リサイズしたい画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して、 リサイズしたい画像を選びます。 • N ボタンを押している間、 選んだ画像を拡大表示します。 5 設定する • マルチセレクターの中央ボタ ンを押して設定します、設定 すると 8 が表示されます。も う一度中央ボタンを押すと、 8 が消えます。 • リサイズする画像全てに設定したら、J ボタンを押します。 6 リサイズ画像を作成する • 1 または 3 で、[はい]を選んで J ボタンを押すと、リサイズ画 像が保存されます。 D リサイズ画像についてのご注意 • リサイズ画像は拡大表示できないことがあります。 • リサイズ画像の画質モード(0 88)は、元画像の画質モードが RAW を含む画 質モードや[TIFF(RGB) ]のときは[FINE]になり、 [FINE] 、 [NORMAL]、 [BASIC]のときは元画像と同じ画質モードになります。 • 撮影メニュー[撮像範囲]の[撮像範囲設定](0 83)を[5:4 (30 × 24)] にして撮影した画像は、リサイズできません。 U 379
編集前後の画像表示 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像編集を行った画像を、編集元の画像と並べて表示して、画像編集 の効果を確認できます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 [編集前後の画像表示]を 選ぶ •[編集前後の画像表示]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、画像選択画面を表示し ます。 2 画像を選ぶ • 6 コマサムネイルで表示しま す。マルチセレクターを操作 して画像を選び、J ボタンを 押します。 • 画像編集で作成した画像(N が表示されている画像)または画像編集の元画像のみを選べます。 • N ボタンを押している間、画像を拡大表示します。 U 380
3 編集前と編集後の画像を比 較する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後 の画像を右側に表示します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像 の上に表示されます。 • マルチセレクターの 4 または 2 で、編集前 / 編集後の画像を 編集前 の画像 編集後 の画像 切り換えられます。 • 画像合成の元画像の場合、1 または 3 で 2 枚の元画像を切り換え られます。 • N ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 • J ボタンを押すと、黄色の枠で選択中の画像を選択した状態で、 6 コマサムネイル表示に戻ります。 • G ボタンを押すと、画像編集メニュー画面に戻ります。 D 編集前後の画像表示についてのご注意 • 次の画像を編集した場合は、編集前の画像は表示されません。 -プロテクト(0 249)が設定されている画像 -真正性検証情報(0 356)が埋め込まれている画像 • 編集元の画像を削除した場合や非表示設定(0 285)にした場合、画像の入っ たカードが画像編集時とは違うスロットに入っている場合も、編集前の画像に は表示されません。 U 381
O マイメニュー: よく使うメニューを登録する G ボタンを押して、タブの O アイコンを選ぶと、[マイメニュー] 画面が表示されます。 G ボタン 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、 よく使う項目だけを選んで、20 項目までマイメニューに登録できま す。登録した項目は、削除したり、表示順序を変えたりできます。 また、マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変更することも できます(0 386)。 ❚❚ マイメニューを登録する 1 [O マイメニュー]画面で [マイメニュー登録]を選ぶ •[マイメニュー登録]を選ん で、マルチセレクターの 2 を 押します。 2 登録したいメニューを選ぶ • 登録したいメニューを選んで U 382 2 を押すと、選んだメニュー が一覧表示されます。
3 マイメニューに登録する項 目を選ぶ • マイメニューに登録する項目 を選んで J ボタンを押します。 4 登録する項目の表示位置を 選ぶ • 1 または 3 で登録する項目の 表示位置を選んで、J ボタン を押します。 5 マイメニューに表示したい 全ての項目を登録する • L が表示されている項目は、 すでにマイメニューに登録済 みです。 • 左横に V が表示されている項 目は、マイメニューに登録できません。 • 手順 1 ∼ 4 を繰り返して、マイメニューに表示したい項目を登録し J ボタンを押すと、マイメニューに一覧表示されます。 U 383
❚❚ 登録した項目を削除する 1 [O マイメニュー]画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を 選ぶ • 2 を押すと、項目の左側の チェックボックスが M になり ます。 • 削除したい全ての項目に L を 入れます。 3 [選択終了]を選ぶ •[選択終了]を選んで J ボタン を押すと、確認画面が表示さ れます。 4 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、選択した 項目が削除されます。 U A ボタン操作で登録した項目を削除するには [O マイメニュー]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画面 が表示されます。もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 384
❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 [O マイメニュー]画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 順番を変えたい項目を選ぶ • 順番を変えたい項目を選んで、 J ボタンを押します。 3 選んだ項目を移動したい位 置を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置 を選んで、J ボタンを押すと、 マイメニューの中で位置が変 わります。 • 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返します。 A ボタン操作で登録した項目の表示順序を変えるには [O マイメニュー]画面で項目を選んで N ボタンを押すと、選んだ項目が黄色 い枠で囲んで表示されます。N ボタンを押したままマルチセレクターの 1 また U は 3 を押して、移動したい位置に移動します。N ボタンを放すと順序が決定し ます。 385
❚❚ マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変 更する マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変更すると、最後に設 定したメニュー項目から順番に 20 項目が自動的に表示されます。 1 [O マイメニュー]画面で [このタブの機能変更]を 選ぶ •[このタブの機能変更]を選 び、マルチセレクターの 2 を 押します。 2 [m 最近設定した項目]を 選ぶ •[このタブの機能変更]画面で [m 最近設定した項目]を選ん で、J ボタンを押します。 • マイメニューが「最近設定し た項目」に切り替わります。 3 通常のメニュー操作を行う • メニューを設定するたびに、「最近設定した項目」に追加されま す。最大 20 項目まで登録されます。 A 最近設定した項目を削除するには [最近設定した項目]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画 面が表示されます。もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 U A「最近設定した項目」からマイメニューに戻すには 「最近設定した項目」の[このタブの機能変更]を選択すると、手順 2 と同じ画 面が表示されます。 [O マイメニュ
n資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを 使うときに役立つ情報を記載しています。また、カメラの動作がおか しいときや警告メッセージが表示されたときの対処方法についても 説明しています。 使用できるレンズ.................................................................. 388 使用できるアクセサリー ....................................................... 394 カメラのお手入れについて ................................................... 400 保管について .......................................................................................... クリーニングについて ........................................................................
使用できるレンズ モード フォーカスモード 露出モード オート フォーカス マニュアル フォーカス エイド P S A M ○ ○ レンズ CPU レンズ※1 G タイプレンズ※2、 D タイプレンズ※2、 AF-I レンズ、 AF-S レンズ PC-E NIKKOR ○※ 3 ○※ 5 ○※ 5 ○※ 5 × ○※ 3、5 × ○※ 6 ○ × ○※ 3、5 ○ ○ ○ ○ × ○※ 3 ○※ 9 ○ ○ ○ × ○ ○※ 3 × ○※ 10 ○ ○ ○ × ○ ○※ 3 × ○※ 10 ○ × ○※ 13 × × ○ ○ × ○※ 16 × × × × ○※ 13 × × ○※ 15 × × ○ ○ ○ × ○※ 5 ○ × ○※ 5 ○ ○※ 8 ○※ 8 ○※ 9 AI-P ニッコール AI-S、AI、AI 改造レン ズ、シリーズ E レンズ PC マイクロ 85mm F2.
※4 カメラの測光モード、および調光制御機能は、アオリ操作(シフトまたはティ ルト)をしているとき、または開放絞り以外に絞り値が設定されているとき には、正しく機能しません。 ※ 5 アオリ操作をしていない場合のみ可能。 ※ 6 露出モードは h で使用可能。 ※ 7 AF-S レンズ、AF-I レンズ専用(0 391)。 ※ 8 合成絞り値が F5.6 以上明るい場合に使用可能。 ※ 9 AF80–200mm f/2.8S、AF35–70mm f/2.8S、AF28–85mm f/3.5–4.5S (New) 、AF28–85mm f/3.5–4.5S レンズを使用し、ズームの望遠側かつ至 近距離で撮影した場合、ファインダースクリーンのマット面の像とオート フォーカスのピント表示が合致しない場合があります。このような場合は、 マニュアルフォーカスによりファインダースクリーンのマット面を利用して ピントを合わせて撮影してください。 ※ 10 開放 F 値が F5.6 以上明るいレンズのみ使用可能。 ※ 11 一部装着不可能なレンズ(0 390)があります。 ※ 12 AI ED80–200mm f/2.
D 使用できないレンズ 次の非 CPU レンズは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレンズ を破損しますのでご注意ください。 • • • • • • • • • • • • • • • • AF テレコンバーター TC-16AS AI 改造をしていないレンズ(AI 方式以前の連動爪を使用するタイプ) フォーカシングユニット AU-1 を必要とするレンズ(400mm f/4.5、 600mm f/5.6、800mm f/8、1200mm f/11) フィッシュアイ(6mm f/5.6、7.5mm f/5.6、8mm f/8、OP10mm f/5.6) 2.1cm f/4 K2 リング ED180–600mm f/8(製品 No.174041 ∼ 174180) ED360–1200mm f/11 (製品 No.174031 ∼ 174127) 200–600mm f/9.5(製品 No.280001 ∼ 300490) F3AF 用(AF80mm f/2.8、AF ED200mm f/3.5、テレコンバーター TC-16S) PC28mm f/4(製品 No.
A AF-S/AF-Iテレコンバーターについて AF-S/AF-I テレコンバーターは、AF-S レンズと AF-I レンズ専用のテレコンバー ターです。使用できるレンズは、次の通りです。 AF-S VR マイクロED 105mm f/2.8G ※ 1 AF-S VR ED 200mm f/2G AF-S VR ED 300mm f/2.8G AF-S ED 300mm f/2.8D II AF-S ED 300mm f/2.8D AF-I ED 300mm f/2.8D AF-S ED 300mm f/4D ※ 2 AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR AF-S ED 400mm f/2.8D II AF-S ED 400mm f/2.8D AF-I ED 400mm f/2.
A レンズの画角と焦点距離について D3S では、さまざまなニコン製 35mm 判カメラ用レンズが使用できます。 [DX 自動切り換え](0 82)を[する]に設定している場合、35mm 判カ メラのレンズを装着すると、35mm 判カメラと同じ画角(フィルム面に写 し込む範囲)の[FX (36 × 24) 1.0 ×]で撮影できます。DX レンズを装着 すると、カメラが判別して自動的に[DX (24 × 16) 1.5 ×]に切り換えます。 [DX 自動切り換え]の設定を変えて、使用しているレンズと異なる画角で 撮影することもできます。たとえば、35mm 判カメラのレンズの使用時に、 [DX (24 × 16) 1.5 ×]や[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]に設定して画角を狭く したり、 [5:4 (30 × 24)]に設定して縦横比の異なる画像を撮影することも できます。 このため、 [撮像範囲]の設定によっては、同じレンズで撮影しても、画角 と画面サイズが異なることにご注意ください。 [FX (36 × 24) 1.0 ×](35mm 判カメラに 準じた撮影画面サイズ相当 36.
35mm 判カメラの撮影画面サイズは、対角線の長さで[DX (24 × 16) 1.5 ×] のときの約 1.5 倍、 [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]のときの約 1.2 倍、 [5:4 (30 × 24)] のときの約 1.1 倍です。したがって、D3S に 35mm 判カメラのレンズを装着した ときのレンズに表記されている焦点距離は、 [DX (24 × 16) 1.5 ×]のときが約 1.5 倍、[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]のときが約 1.2 倍、[5:4 (30 × 24)]のときが 約 1.1 倍に相当します。 たとえば、焦点距離 50 mm のレンズを装着したときは、[DX (24 × 16) 1.5 ×] では約 75 mm、[1.2 × (30 × 20) 1.
使用できるアクセサリー D3S には撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されてい ます。詳しくは最新のカタログや当社のホームページなどでご確認く ださい。 • Li-ion リチャージャブルバッテリーEN-EL4a、EN-EL4(0 26、29) ニコンデジタルカメラ D3S 用のバッテリーです。EN-EL4a と EN-EL4 は、クイックチャージャー MH-22、MH-21 を使用して 充電、キャリブレーションが行えます。 電源 • クイックチャージャー MH-22、MH-21(0 26) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a/EN-EL4 用のチャー ジャーです。キャリブレーション機能(0 445)も装備してい ます。 • AC アダプター EH-6 D3S で使用できる AC アダプターです。 • ワイヤレストランスミッター WT-4 - USB ケーブルでカメラと接続することにより、カメラで撮影 した画像をワイヤレスで転送したり、別売の Camera Control Pro 2 を使ってパソコンからカメラを遠隔操作できます。ま 無線 LAN アダプター た、
• ファインダースクリーン(0 407) D3S ファインダースクリーンとして、D3 シリーズ用 B 型クリア マットスクリーン VI、D3 シリーズ用 E 型方眼マットスクリーン VI が使用できます。 Bマット式 標準装備されているスクリー ンです。 B 型マットスクリーンに方眼 を入れたもので、撮影の際の E 方眼 構図決定などに 役 立ち ます。 マット式 特に PC ニッコールを使用する 場合に、このスクリーンを用 いると便利です。 • 接眼目当て DK-19 ファインダー用 アクセサリー 接眼部に取り付けて使用する、ゴム製の接眼目当てです。ファ インダー視野がよりはっきり確認でき、目の疲れを軽減します。 • 接眼補助レンズ DK-17C(脱落防止機能付き) 遠視、近視の方のための補助レンズで、接眼部に差し込むだ けで簡単に取り換えることができます。− 3、− 2 、0、+ 1、 + 2m − 1 の 5 種類が用意されています。視度補正は個人差が大 きいので店頭で実際に取り付けてお選びください。D3S には 視度調節機能が付いています(− 3 ∼+ 1m − 1)ので、この
• アンティフォグ ファインダーアイピース DK-14、DK-17A (脱落防止機能付き) 寒いときや湿度が高い場合など、ファインダーのくもりの発生 を防止し、クリアーなファインダー像を提供します。 • 変倍アングルファインダー DR-5 変倍アングルファインダー DR-5 をカメラの接眼部に取り付け ファインダー用 アクセサリー ると、撮影レンズと直角の方向(水平方向に向けたカメラの真 上など)からファインダー内の画像を確認できます。全視野が 見える 1 倍と、より精密なピント確認作業が可能な 2 倍※の 2 種 類の倍率を選択できます。また、視度調節も可能です。 ※ 2 倍では周辺部にケラレが生じます。 • アングルファインダー DR-4 アングルファインダー DR-4 をカメラの接眼部に取り付けると、 撮影レンズと直角の方向(水平方向に向けたカメラの真上な ど)からファインダー内の画像を確認できます。 • フィルターをレンズ保護のために常用する場合は、NC フィル ターをお使いください。 • カメラ測光系の特性上、従来の偏光フィルター(Polar)は使用 できません。円偏光フィルター(C-PL
• ニコンスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 • ニコンワイヤレスリモートスピードライト SB-R200 ※ スピードライト • ニコンワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 ※ D3S で使用する場合は、別売のスピードライト SB-900、SB-800、 またはワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 が必要で す。 • ウォーターガード WG-AS1 ウォーター ガード D3S とスピードライト SB-900 の組み合わせで使用するウォーター ガードです。SB-900 の脚部に被せて、アクセサリーシュー部接点 への水滴の浸入を防ぎ、防滴効果を高めます。 • PC カードアダプター EC-AD1 PC カード CF カード(Type I)と組み合わせて、PC Card Standard-ATA に準 アダプター 拠したPCカードとして使用できます。CFカードの画像を、PCMCIA カードスロットを装備したパソコンに直接読み込めます。 • Capture NX 2 ※ 画像編集用ソフトウェアです。選択コントロールポイントや自 動レタッチブ
10 ピンターミナルに次のアクセサリーを接続することにより、 遠隔撮影や無人撮影などができます。 使用しない場合は、必ず 10 ピンターミナルにキャップをしてく ださい。ゴミ等が入ると、誤作動の原因となることがあります。 10 ピンターミナルへの接続は、図の ように指標を合わせて接続します。 • リモートコード MC-22(長さ:約 1 m) 10 ピン コード先端にある端子(青、黄、黒)に特殊装置を接続す ターミナルに ると、音や信号による遠隔操作が可能です。 接続する アクセサリー • リモートコード MC-30(長さ:約 80 cm) カメラブレを避けたいときや、カメラから離れてレリーズ 操作をしたいときに便利です。 • リモートコード MC-36(長さ:約 85 cm) 一定間隔で撮影するインターバルタイマー機能を備えた リモート撮影用コードです。 • 延長コード MC-21(長さ:約 3 m) MC-20、MC-22、MC-23、MC-25、MC-30、MC-36、ML-3 に併用できる延長コードです(MC-21 を 2 本以上接続して 使用することはできません)。 • 接続コード
• 変換コード MC-25(長さ:約 20 cm) 2 ピンターミナル用のラジオコントロールセット MW-2や、 インターバロメーター MT-2、ルミコントロールセット ML-2 などを、10 ピンターミナルに接続するための変換 コードです。 • GPS ユニット GP-1 10ピンターミナルでカメラと GP-1を接続することにより、 10 ピン 撮影時の緯度、経度、標高、協定世界時(UTC:0 230) ターミナルに を画像データに記録することができます(0 226)。 接続する アクセサリー • GPS 変換コード MC-35(長さ:約 35 cm) カメラと GPS 機器で通信を行うための接続コードです (0 226)。MC-35 と GPS 機器との接続には、GPS メーカー の PC 接続ケーブルが必要です。 • ルミコントロールセット ML-3 最大で約 8m 離れたところから、信号(赤外パルス光)に よる遠隔操作ができます。 n 399
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してくだ さい。バッテリーを取り出す前には、カメラの電源が OFF になってい ることを確認してください。 カメラを保管するときは、下記の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%を超える場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く 拭きます。海辺でカメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿 カメラ本体 らせた布で軽く拭き取り、よく乾かします。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ほこりや砂などが入り込むと故 障の原因となります。この場合、当社の保証の対象外となり ますのでご注意ください。 ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払 レンズ・ ミラー・ ファインダー います。スプレー缶タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使 いください(中の液体が気化されずに吹き出し、レンズ・ミ ラー・ファインダーを傷つけることがあります)。指紋や油 脂などの汚れは、柔らか
ローパスフィルターを自動で掃除する (イメージセンサークリーニング) レンズを取り付けるときなどに、撮像素子の前面にあるローパスフィ ルターにゴミやほこりが付くと、画像に影が写り込むことがありま す。イメージセンサークリーニングを作動させると、ローパスフィル ターを振動させてゴミをふるい落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電 源の ON/OFF 時に自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサー クリーニング]から操作する 1 カメラを右図のように正位置に置く • 効果的にゴミをふるい落とせるように、 正位置(カメラを横位置で構えるときの 向き)にしてイメージセンサークリーニ ングを行ってください。 2 セットアップメニュー の[イメージセンサー クリーニング]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、 セットアップメニューの [イメージセンサークリー ニング]を選びます。マ ルチセレクターの 2 を押すと、[イメージセンサークリーニング] 画面が表示されます。 n 401
3 [実行]を選ぶ •[実行]を選んで 2 を押すと、 右の画面が表示され、イメー ジセンサークリーニングを開 始します。 • イメージセンサークリーニングが完了す ると、右の画面が表示されます。 ❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニング する 1 [イメージセンサークリー ニング]で[電源スイッチ に連動]を選ぶ •[電源スイッチに連動]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、[電源スイッチに連動] 画面が表示されます。 n 402
2 次の項目から選んで、J ボ タンを押す 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 グが作動します。 電源 ON と OFF 電源 ON、OFF と同時にイメージセンサークリー で実行 8 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニン グが作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニン 実行しない ニングが作動します。 電源 ON、OFF してもイメージセンサークリーニ ングは作動しません。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • イメージセンサークリーニング作動中にカメラを操作すると、イメージセン サークリーニングは中断します。 • 完全にゴミを取り除けないことがあります。そのときは、ローパスフィルター を市販のブロアーで掃除する(0 404)か、ニコンサービス機関にご相談くだ さい。 • イメージセンサークリーニングを連続して行うと、内部の回路を保護するた め、一時的に作動しなくなる場合があります。少し時間をおくと再び作動する ようになります。 n 403
ローパスフィルターをブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 401)でゴミやほこりを取りきれ ないときは、ローパスフィルターを次の手順でクリーニングできま す。ただし、ローパスフィルターは非常に傷つきやすいため、ニコン サービス機関にクリーニングをお申し付けくださることをおすすめ します。 作業中のバッテリー切れを防ぐため、フル充電したバッテリー、また は別売の AC アダプター EH-6 をお使いください。 1 レンズを取り外す レンズの取り付け、取り外しの際には、カメラの電源を OFF にして ください。 2 セットアップメニューで[クリーニ ングミラーアップ]※を選ぶ •[クリーニングミラーアップ]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押します。 ※バッテリー残量表示が J(60%)以 下の場合、このメニュー項目は操作でき ません。 3 J ボタンを押す • クリーニングミラーアップの待機状態 になります。 • 液晶モニター、上面表示パネル、ファ インダー内下表示に右のように表示さ れます。 • ローパスフィルターのお手入れを止め るには、カメラの電源を OFF にしてく ださい。
4 シャッターボタンを全押 しする • ミラーが上がり、シャッター が開いた状態になります。 • このとき、上面表示パネルは 右のような点滅表示になります。背面表示パネル、ファインダー 内の表示は消灯します。 5 ローパスフィルターに光が当たるよ うにカメラを持ち、ゴミやほこりが 付いていないかどうかを点検する • ゴミやほこりが付いていない場合は、手 順 7 にお進みください。 6 ローパスフィルターに付いたゴミや ほこりをブロアーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使い ください。ブラシでローパスフィルター の表面に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場合 は、ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けください。 絶対に、手でこすったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFF にし、付属のボディーキャップを 付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 n 405
D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに 電源の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意に シャッター幕が閉じて破損することを防ぐために、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフ タイマーランプが点滅してお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が 閉じてミラーがダウンするので、直ちに作業を終了してください。 D ローパスフィルター上のゴミ付着について ニコンデジタルカメラは撮像素子の前面にあるローパスフィルターに付着する ゴミについて、当社の品質基準に基づいて製造しています。しかし、このカメラ はレンズ交換方式のため、レンズ交換の際にカメラ内にゴミが入り込むことがあ り、撮影条件によっては、撮像素子の前面のローパスフィルターに付着したゴミ が写り込む場合があります。カメラ内へのゴミの侵入を防止するため、ほこりの 多い場所での
ファインダースクリーンの交換について このカメラは標準で B 型クリアマットスクリーン VI を装備しています。 建築写真の構図設定などには、別売の D3 シリーズ用 E 型方眼マットス クリーン VI を使用すると便利です(0 395)。 ❚❚ ファインダースクリーンの交換方法 1 カメラの電源を OFF にして、レンズ を取り外す 2 スクリーン交換レバーを専用ピン セットで手前に引く • ファインダースクリーンが枠ごと下がり ます。 3 ファインダースクリーンの突起部を 専用ピンセットではさんで取り出す • スクリーン周辺に傷を付けないようにご 注意ください。 4 新たに装着するファインダースク リーンの突起部を専用ピンセットで はさんで枠の上に載せる n 407
5 カチッと音がするまで枠を押し上げ、 ファインダースクリーンを固定する D ファインダースクリーン交換時のご注意 ミラーやファインダースクリーンの表面に手を触れないでください。 A ファインダースクリーンの装着について E 型方眼マットスクリーン VI の装着状態によっては、ファインダー内に見える枠 n 408 線の位置がずれることがありますのでご注意ください。
時計用電池の交換について カメラ内蔵の時計は、Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a と は別の CR1616 型リチウム電池で作動しています。この電池の寿命は 約 4 年です。半押しタイマー作動時間中に上面表示パネルに時計用 バッテリーチェックマーク(B)が点灯した場合は、電池残量が残 りわずかですので、市販の新しい CR1616 型リチウム電池に交換して ください。さらに残量が減って、時計用バッテリーチェックマーク (B)が点滅した場合は、撮影は可能ですが日付時刻は正しく記録 されず、インターバルタイマーが正常に機能しません。 ❚❚ 時計用電池の交換方法 1 カメラの電源を OFF にして、バッテリーを取り外す 2 バッテリー室内の上部にある時計用 電池カバーを外側に引き出す 3 古い時計用電池を取り出す 4 新しい CR1616 型リチウム電池を、+ 側(型番が印字されている側)が見え るように向け、くぼみにはめ込む 5 時計用電池カバーをスライドして、 奥まで差し込む • カチッと音がするまで差し込んでください。 n 409
6 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a をカメラに 装着する 7 場所と日時を設定する(0 34) • 電池交換後は場所と日時の設定をするま で上面表示パネルの時計用バッテリー チェックマーク(B)が点滅します。 D 時計用電池の向きについて n 410 時計用電池は正しい向きで入れてください。内蔵時計が機能しないばかりでなく、 故障の原因となります。
カメラとバッテリーの取り扱い上 のご注意 カメラの取り扱い上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃 や振動を加えると、破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりする と部品がさびついてしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になるこ とがあります。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故 障の原因となります。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度にな じませてからお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録 データが消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないこと があります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでくだ さい。過度の光照射は撮像素子の褪色、焼
● ミラーやレンズの手入れ方法について ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこりが付いているときは、ブロ アーで軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場 合、スプレー缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミ ラーやレンズを傷つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまっ た場合は、柔らかい清潔な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き 取ってください。 ● ローパスフィルターの手入れ方法について 撮像素子の前面にあるローパスフィルターのクリーニングの方法については 0 401、404 ページをご覧ください。 ● レンズの信号接点について レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。 ● シャッター幕に触れない • シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹 くなどは、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。 • シャッター幕に色むらが見える場合がありますが、異常ではありません。また、 撮影した画像には影響ありません。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐ
● バッテリーや AC アダプターを取り外すときは、必ずカメラの電源を OFF にする カメラの電源が ON の状態で、バッテリーを取り出したり、AC アダプターを取り外 すと、故障の原因となります。特に撮影中や記録データの削除中に前記の操作は行 わないでください。 ● 液晶モニターについて • 液晶モニターの特性上、常時点灯あるいは非点灯の画素が一部存在することがあ りますが、故障ではありません。あらかじめご了承ください。また、記録される 画像には影響ありません。 • 屋外では日差しの加減で液晶モニターが見えにくい場合があります。 • 液晶モニター表面を強くこすったり、強く押したりしないでください。液晶モニ ターの故障やトラブルの原因になります。もしほこりやゴミ等が付着した場合 は、ブロアーで吹き払ってください。汚れがひどいときは、柔らかい布やセーム 革等で軽く拭き取ってください。万一、液晶モニターが破損した場合、ガラスの 破片などでケガをするおそれがあるので充分ご注意ください。中の液晶が皮膚や 目に付着したり、口に入ったりしないよう、充分ご注意ください。 ● 付属のアクセサリーシューカバーについて カ
● 使用上のご注意 バッテリーの使用方法を誤ると液もれにより製品が腐食したり、バッテリーが破裂 したりするおそれがあります。次の使用上の注意をお守りください。 • バッテリーはカメラの電源を OFF にしてから入れる。 • バッテリーを長時間使用した後は、バッテリーが発熱していることがあるので注意する。 • 必ず指定のバッテリーを使う。 • バッテリーを火の中に投入したり、ショートさせたり、分解したりしない。 • カメラから取り外したバッテリーには、必ず端子カバーを付ける。 ● 予備バッテリーを用意する 撮影の際は、充電された予備のバッテリーをご用意ください。特に、海外の地域に よってはバッテリーの入手が困難な場合があるので、ご注意ください。 ● 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、予備のバッテリーを用意する 低温時に消耗したバッテリーを使用すると、カメラが作動しないことがあります。 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、保温した予備のバッテリーを用意し て暖めながら交互に使用してください。低温のために一時的に性能が低下して使え なかったバッテリーでも、常温に戻ると使えることがあります。 ●
初期設定一覧 再生、撮影、カスタム、セットアップの各メニューの初期設定は次の 通りです。ツーボタンリセット(0 208)、撮影メニュー[撮影メ ニューのリセット] (0 297)、またはカスタムメニュー[カスタムメ ニューのリセット](0 306)を行うと、それぞれ別の項目の設定を リセットできます。ツーボタンリセットで初期設定に戻る項目につい ては、 「基本的な機能を初期設定に戻す(ツーボタンリセット)」 (0 208)をご覧ください。 ❚❚ 再生メニューの初期設定 再生メニュー項目 [再生フォルダー設定] (0 284) 初期設定 NCD3S [撮影直後の画像確認] (0 291) しない [削除後の次再生画像] (0 291) 後ろのコマ [縦位置自動回転] (0 291) しない [スライドショー] (0 292) [インターバル設定] (0 292) [音声再生] (0 293) 2秒 しない ❚❚ 撮影メニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、撮影メニューの[撮影メニューのリセット] を行います(0 297)。 ※1 撮影メニュー項目 [拡張撮影メニューの設定] (
[RAW 記録](0 91) [記録方式] (0 91) [記録ビットモード] (0 91) [ホワイトバランス](0 154) 微調整値(0 157) 色温度設定(0 161) [ピクチャーコントロール](0 176) ロスレス圧縮 RAW 12 ビット記録 オート 解除 5000K スタンダード [色空間](0 189) sRGB [アクティブ D- ライティング](0 188) しない [ヴィネットコントロール](0 302) 標準 [長秒時ノイズ低減](0 303) しない [高感度ノイズ低減](0 303) 標準 [ISO 感度設定](0 116) [ISO 感度] (0 116) [感度自動制御] (0 118) [ライブビューモード](0 56、68) 200 しない 三脚撮影 [多重露出](0 210)※ 2 [多重露出モード] (0 211) [コマ数] (0 211) [自動ゲイン補正] (0 212) しない 2 する [動画の設定](0 72) [画像サイズ] (0 72) [録音設定] (0 73) [動画記録先の選択] (0 74) [高感度動
❚❚ カスタムメニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、カスタムメニューの[カスタムメニュー のリセット]を行います(0 306)。※ カスタムメニュー項目 a1 a2 a3 a4 a5 初期設定 [AF-C モード時の優先](0 307) レリーズ [AF-S モード時の優先] (0 308) フォーカス [ダイナミック AF エリア](0 309) [AF ロックオン] (0 311) [半押し AF レンズ駆動](0 311) 9点 3 (標準) する [フォーカスポイント表示](0 312) a6 [マニュアルフォーカス時の表示] する [連写時の表示] する [フォーカスポイントの明るさ設定] a7 [フォーカスポイント循環選択](0 313) a8 [AF 点数切り換え](0 313) a9 [AF-ON ボタンの機能](0 314) a10 [縦位置 AF-ON ボタンの機能](0 315) b1 [ISO 感度設定ステップ幅](0 316) b2 [露出設定ステップ幅](0 316) b3 [露出補正ステップ幅](0 316) b4 [露出補正簡易設定](0
カスタムメニュー項目 初期設定 [連続撮影速度](0 322) d2 [高速連続撮影] [低速連続撮影] d3 [連続撮影コマ数](0 322) d4 [連番モード](0 323) [表示情報の切り換え](0 324) d5 [背面表示パネルの表示] [ファインダー内の表示] d6 d7 d8 d9 e1 e2 e3 [インフォ画面の表示設定](0 325) [インフォ画面のガイド表示](0 325) [イルミネーター点灯](0 326) [露出ディレーモード](0 326) [フラッシュ撮影同調速度](0 327) [フラッシュ時シャッタースピード制限] (0 328) [モデリング発光](0 328) e4 [オートブラケティングのセット](0 328) e5 [BKT 変化要素 (M モード )](0 329) e6 [BKT の順序](0 330) [中央ボタンの機能](0 330) [撮影モード] f1 [再生モード] [ライブビュー] f2 [マルチセレクターの半押し起動](0 332) f3 [上下左右機能入れ換え](0 332) [Fn ボタンの機能](0 332) f4
カスタムメニュー項目 初期設定 [AE/AF ロックボタンの機能] (0 340) f6 [AE/AF ロックボタン押し時の動作] AE-L/AF-L [コマンドダイヤル併用時の動作] 設定しない f7 [BKT ボタンの機能](0 341) [コマンドダイヤルの設定](0 341) [回転方向の変更] (0 341) f8 [メインとサブの入れ換え] (0 342) [絞り値の設定方法] (0 342) [再生 / メニュー画面で使用] (0 343) f9 [ボタンのホールド設定](0 344) f10 [カードなし時レリーズ](0 344) f11 [インジケーター表示の+ / −方向](0 345) オートブラケティング しない しない サブコマンドダイヤル しない しない レリーズ許可 ※ 初期設定に戻るのは、カスタムメニューの[カスタムメニュー切り換え](0 306) で選択されているカスタムメニュー(「A」∼「D」のいずれか)の内容だけです。 ❚❚ セットアップメニューの初期設定 セットアップメニュー項目 [液晶モニターの明るさ] (0 347) 初期設定 0 [イメ
露出モード e(プログラムオート) のプログラム線図 次 の グラ フ は、露 出 モー ド が e のと き(0 125)の露 出 制御 プ ログ ラ ム (ISO 200 の場合)を表しています。 ISO 200、開放絞り F1.4・最小絞り F16 のレンズ (例:AF 50mm f/1.4D)の場合 14 F1 16 15 F1.4 17 17 1 /3 18 19 F5.6 F8 20 F2.8 F1.
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関に お問い合わせになる前に、次の項目をご確認ください。 表示関連 ● ファインダー内がはっきり見えない 視度調節ノブで調節してください。調節後も見え方が不充分な場合は、別 売の接眼補助レンズをお使いください(0 43、395)。 ● ファインダー内が暗い バッテリー残量は充分ですか?バッテリーが入っていない場合や、入っ ていても残量がない場合は、ファインダー内が暗く表示される場合があ ります(0 26、45) 。 ● ファインダー内や表示パネル、液晶モニターの表示が、すぐに消えてしまう カスタムメニュー c2[半押しタイマー]や c4[液晶モニターのパワーオ フ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます(0 319、320)。 ● 上面表示パネルに異常な表示が点灯したまま、カメラが作動しない 下記の「デジタルカメラの特性について」をご覧ください。 ● 表示パネルやファインダー内の表示が薄い、表示が遅い 低温や高温のときは液晶表示の濃度が変わったり、応答速度が遅くなる ことがあります。 A デジタルカメラの特性について きわ
撮影関連 ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる メモリーカード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検 索のため時間がかかる場合があります。 ● シャッターがきれない • 残量のあるメモリーカードが入っていますか?(0 37、46) • G タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レンズの絞り リングを最小絞り(最も大きい数値)に設定しないとシャッターがきれ ません。上面表示パネルに B と表示されている場合、カスタムメ ニュー f8[コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞 りリング]に設定すると、レンズの絞りリングで絞り値を設定できます (0 342) 。 • 露出モード h でシャッタースピードを A に設定し、そのまま露出 モードを f に変更した場合は、シャッタースピードを再設定してから撮 影してください(0 431) 。 ● シャッターがきれるのが遅い カスタムメニュー d9[露出ディレーモード]を[しない]にしてください (0 326)。 ● ピントが合わない • マニュアルフォーカスになっていませんか?オートフォーカスで撮影
● シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない フォーカスモードセレクトダイヤルが C に設定されている場合、 AE/AF ロ ッ ク ボ タ ン を 押 し て フ ォ ー カ ス を ロ ッ ク し て く だ さ い (0 103)。 ● フォーカスポイントを選択できない • フォーカスポイントロックレバー(マルチセレクター)が L(ロック) の位置になっていませんか?(0 100) • AF エリアモードがオートエリア AF モードのときは、選択できません (0 98)。 • 画像の再生時またはメニューの操作時には、フォーカスポイントを選択 。 できません(0 231、283) • 半押しタイマーがオフになっていませんか?フォーカスポイントを選 択するには、シャッターボタンを半押しして半押しタイマーをオンにし てください(0 47)。 ● 画像サイズを変更できない [画質モード]が[RAW]のときは、画像サイズを変更できません(0 89)。 ● 画像の記録に時間がかかる 撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]が[する]になっていませんか?(0 303) ● ライブビューで撮影した画像が記録され
● 画像がざらつく • ISO 感度が高くなっていませんか? ISO 3200 を超える高感度で撮影す る場合、撮影メニュー[高感度ノイズ低減]を[強め]、[標準]、[弱 め]のいずれかに設定すれば、ざらつきを低減できます(0 303) 。 • 長時間露出時には、ざらつきが発生しやすくなります。シャッタース ピードが 1 秒より長い場合は、撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を [する]にして撮影すると、ざらつきを低減できます(0 303)。 ● 画像にゴミが写り込む • レンズの前面または背面(マウント側)が汚れていませんか? • 撮像素子の前面にあるローパスフィルターにゴミが付着していませ んか?イメージセンサークリーニングを行ってください(0 401)。 ● 画像の色合いがおかしい • ホワイトバランスは正しく設定されていますか?(0 154) • 撮影メニュー[ピクチャーコントロール]は正しく設定されています か?(0 176) ● ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータが取得できない 被写体が明るすぎるか、暗すぎます(0 166)。 ● ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータとして設定で
● 測光モードが変更できない AE ロック中、ライブビュー表示中、または動画撮影中は、測光モードを 変更できません(0 63、71、138)。 ● 露出補正ができない 露出モードが h の場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表示 が 変 化 す る だ け で、シ ャ ッ タ ー ス ピ ー ド と 絞 り 値 は 変 化 し ま せ ん (0 140)。 ● 画像の一部が赤っぽくなる シャッタースピードを A にした場合など、長時間露出で撮影すると、 画像の一部が赤っぽくなることがあります。この現象は、撮影メニュー [長秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 303)。 ● 画像にむらが出る シャッタースピードを A にした場合など、長時間露出で撮影すると、 画像の一部にむらが出ることがあります。この現象は、撮影メニュー[長 秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 303) 。 ● 動画に音声が録音されない • 撮影メニュー[動画の設定]の[録音設定]が[録音しない]になって いませんか?(0 73) • 別売の外部マイクを接続して動画撮影を始めて、途中で
再生関連 ● 画像の一部がチカチカと点滅する 画像情報の設定がハイライト表示になっています(0 235、286)。 ● 画像と重なって文字が表示される 画像情報の設定が撮影情報表示になっています(0 235、286)。 ● グラフが表示される ● 。 画像情報の設定が RGB ヒストグラム表示になっています(0 235、286) RAW 画像が表示されない [画質モード]を[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC] にして撮影した画像は、JPEG 画像しか再生されません(0 90)。 ● 他のカメラで撮影した画像が表示されない この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあ ります。 ● 全ての画像が表示されない 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてく ださい(0 284)。 ● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか? (0 291) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になってい ませんか?(0 354) • 撮影直後の画像
● RAW 画像をプリントできない • 画像編集メニューの[RAW 現像]などで RAW 画像から JPEG 画像を作成し てからプリントしてください(0 376)。 • RAW 画像はパソコンに転送してから、付属ソフトウェアや別売の Capture NX 2 などのソフトウェアを使ってプリントしてください (0 397) 。 ● 画像がテレビに映らない セットアップメニュー[ビデオ出力]が正しく設定されていますか? (0 350) ● 画像が HDMI 機器で再生できない 市販の HDMI ケーブルが正しく接続されているか確認してください (0 282)。 Capture NX で RAW 画像が表示されない このカメラの機能は、Capture NX では使用できません。最新版にバー ジョンアップした Capture NX 2 をお使いください(0 397)。 ● Capture NX 2 でイメージダストオフ機能が動作しない ● 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、ローパスフィルター 表面のゴミの位置が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使 用できません。 • イメージセンサー
その他 ● 撮影日時が正しく表示されない カメラの内蔵時計は合っていますか? カメラの内蔵時計は腕時計など の一般的な時計ほど精度は高くないので、定期的に日時設定を行うこと をおすすめします(0 34、352)。 ● 表示されているメニュー項目が選択できない • 一部のメニュー項目は、カメラの設定状況によって選択できない場合が あります。 • セットアップメニュー[電池チェック]は電源に別売の AC アダプター EH-6 を使用している場合は選択できません(0 355)。 n 428
警告メッセージ 上面表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッ セージの意味は次の通りです。 こんなとき 上面表示 ファインダー パネル 内下表示 B B (点滅) (点滅) H d 原因 レンズの絞りリング が最小絞りになって いません。 対処方法 レンズの絞りリング を最小絞り(最も大 きい値)にしてくだ 33 さい。 バッテリー残量は残 バッテリー交換の準 りわずかです。 備をしてください。 • バッテリーが消耗し • バッテリーを交換し ています。 0 45 29 てください。 • バッテリーを充電し 26 てください。 • バッテリーとの情報 • このバッテリーは使 通信ができません。 462 用できません。 ニコンサービス機関 にご相談ください。 H d (点滅) (点滅) • 極端に消耗したバッ 26 テリーを使用してい る場合は、充電して ください。 • カメラと通信できな • カメラと通信できな いバッテリーを使用 いバッテリーを使用 しています。 している場合は、 xxv、 31、 394 ニコン純正品
こんなとき 上面表示 ファインダー パネル 内下表示 原因 対処方法 0 開放絞りからの絞り 段数が表示されてい ます。非 CPU レンズ が装着されているか、 F F またはレンズが装着 されていない状態で、 レンズの開放絞り値 レンズの開放絞り値 を設定すると、レン ズの絞り値が表示さ 223 れます。 が設定されていませ ん。 — 2 4 (点滅) オートフォーカスで マニュアル(手動) ピント合わせができ でピント合わせを ません。 行ってください。 • ISO 感度を低くして 105 116 ください。 • 露出モードが e のと 396 きは市販の ND フィ ルター(光量調節用) を使用してください (f 、g のときに下記 の操作を行っても警 q q 被写体が明るすぎて 告表示が消えない場 カメラの制御範囲を 合も同様に対応して 超えています。 ください)。 • 露出モードがfのとき 127 はシャッタースピー ドをより高速側に セットしてください。 • 露出モードが g のと きは絞りを絞り込ん で(より大きい数値 にし
こんなとき 上面表示 ファインダー パネル 内下表示 原因 対処方法 0 • ISO 感度を高くして 116 ください。 • 露出モードが e のと 194 きは別売スピードラ イトを使用してくだ さい(f 、g のとき に下記の操作を行っ 被写体が暗すぎて、 r r カメラの制御範囲を 超えています。 ても警告表示が消え ない場合も同様に対 応してください) 。 • 露出モードがfのとき 127 はシャッタースピー ドをより低速側に セットしてください。 • 露出モードが g のと 128 きは絞りを開いて (より小さい数値に して)ください。 露出モードが f のと A A (点滅) (点滅) きにシャッター スピードが A に セットされています。 1 k (点滅) (点滅) 多重露出撮影中に タースピードにセッ トするか、露出モー ドを h にセットして ます。 c スピードライト(別 (点滅) 売)を TTL モードに セットしています。 127、 130 ください。 多重露出撮影中は、 a ボタンを押してい ライブビュー表
こんなとき 上面表示 ファインダー パネル 内下表示 原因 対処方法 0 撮影に必要な光量が 不足している可能性 — c (点滅) スピードライトがフ があります。撮影距 ル発光しました。 離、絞り値、調光範 198 囲、ISO 感度などを ご確認ください。 赤目軽減モードまた は赤目軽減スローシ Y ンクロモードが設定 — (点滅) され、赤目軽減発光 機能が不可能な スピードライトが装 赤目軽減発光機能が 可能な専用スピード ライトをお使いくだ 195 さい。 着されています。 • メモリーカードに記 録されている画像を 250、 264 削除して、カードに n j (点滅) (点滅) • 画像を記録する空き 画像ファイルが保存 容量がありません。 可能な状態にしてく • カメラが扱えるファ ださい。必要な画像 イル数をオーバーし はパソコンなどに転 ています。 送してバックアップ してください。 • 新しいメモリーカード 37 に交換してください。 もう一度シャッター ボタンを押してくだ さい。警告表示が解 O O
こんなとき 液晶モニター メモリー カードが入って いません。 上面表示 原因 S メモリーカードが 入っていないか、正 メモリーカードを正し しくセットされてい くセットしてください。 ません。 • メモリーカードが壊 れている可能性があ ります。ニコンサー ビス機関までご連絡 願います。 462 • メモリーカードに記録 されている画像を削除 して、メモリーカード に画像ファイルが保存 可能な状態にしてくだ さい。必要な画像はパ ソコンなどに転送して バックアップしてくだ さい。 250、 264 • 新しいメモリーカード に交換してください。 37 • メモリーカードを初 41、 347 37 カードは いません。 期化してください。 T (点滅) 37 447 このメモリー マット)されて 0 • メモリーカードへの • このカメラ用のメモ アクセス異常です。 リーカードであるか どうかを確認してく ださい。 このメモリー カードは 壊れている 可能性がある • 新規フォルダーが ため、使用 作成できません。 (点滅) できません。 カードを交換 してくださ
こんなとき 液晶モニター 上面表示 原因 対処方法 0 パネル 接続中のスピー ドライトはバー ジョンアップに 失敗しているた め使用できませ バージョンアップに失 — ん。サービス機 敗したスピードライト がカメラに装着されて います。 関にお問い合わ 接続中のスピードライト はバージョンアップに失 敗しているため使用でき 462 ません。ニコンサービス 機関にご相談ください。 せください。 • 撮影画像がありま せん。 • 画像が記録されてい 37 るメモリーカードを 入れてください。 撮影画像が ありません。 — • 再生するフォル • 再生メニューの[再 ダーの指定に問題 生フォルダー設定] があります。 で、表示可能な画像 284 があるフォルダーを 選択してください。 記録されている画像 再生メニューの[非表 全ての画像が 非表示に設定 — されています。 が非表示設定されて 示設定]で、画像の非 いるために表示され 表示設定を解除してく ません。 285 ださい。 • アプリケーションソ フトで編集された画 このファイル は表
こんなとき 液晶モニター 上面表示 原因 対処方法 0 パネル 用紙切れなどエラーの 原因を取り除いた後、 [継続]を選んで J ボ プリンターの 状態を確認し — てください。※ プリンターに異常が タンを押すと、プリン あります。 トが再開されます(エ 269 ラー内容によっては、 [継続]を選べない場 合があります) 。 指定したサイズの用紙 用紙を確認し てください。※ 指定したサイズの用 をセットした後、 [継 — 紙がセットされてい 続]を選んで J ボタ ません。 269 ンを押して、プリント を再開してください。 詰まった用紙を取り除 紙詰まりです。※ — 用紙が詰まりまし た。 いた後、 [継続]を選 んで J ボタンを押し 269 て、プリントを再開し てください。 指定したサイズの用紙 用紙が ありません。※ — 用紙がセットされて いません。 をセットした後、 [継 続]を選んで J ボタ 269 ンを押して、プリント を再開してください。 インクを確認した後、 インクを 確認してくだ — さい。※ インクに異常があり
主な仕様 ニコンデジタルカメラ D3S 型式 型式 レンズマウント レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント (AF カップリング、AF 接点付) 有効画素数 有効画素数 12.1 メガピクセル 撮像素子 方式 総画素数 36.0 × 23.9 mm サイズ CMOS センサー 12.87 メガピクセル、ニコン FX フォーマット ダスト低減機能 イメージセンサークリーニング、イメージダストオフ データ取得 (別売 Capture NX 2 必要) 記録形式 • 撮像範囲[FX 記録画素数 n 436 (36 × 24) 1.0 ×]の場合: 4256 × 2832 ピクセル(サイズ L) 3184 × 2120 ピクセル(サイズ M) 2128 × 1416 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]の場合: 3552 × 2368 ピクセル(サイズ L) 2656 × 1776 ピクセル(サイズ M) 1776 × 1184 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[DX (24 × 16) 1.
記録形式 • RAW 12ビット/14ビット(ロスレス圧縮、圧縮、非圧縮) TIFF(RGB) • JPEG-Baseline 準拠、圧縮率(約) :FINE (1/4)、NORMAL (1/8)、BASIC (1/16)サイズ優先時、画質優先選択可能 • RAW と JPEG の同時記録可能 スタンダード / ニュートラル / ビビッド / モノクロームから • 画質モード ピクチャー コントロールシステム 記録媒体 ダブルスロット 対応規格 選択可能、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコン トロール登録可能 コンパクトフラッシュカード(Type I、UDMA 対応) メモリーカードの順次記録、同時記録、RAW + JPEG 分割 記録ならびにカード間コピー可能 DCF 2.0(Design rule for Camera File system)、 DPOF(Digital Print Order Format)、 Exif 2.
レンズ • DX レンズ:撮像範囲[DX (24 × 16) 1.5 ×]でフル機能 使用可 • 交換レンズ :フル機 G または D タイプレンズ(IX ニッコールを除く) 能使用可(PC マイクロニッコールを除く) • G または D タイプ以外の AF レンズ(F3AF 用を除く) : 3D-RGB マルチパターン測光 II を除く機能使用可 • P タイプレンズ:3D-RGB マルチパターン測光 II を除く機 能使用可 • 非 CPU レンズ:露出モード g、h で可、レンズ情報手動 設定で RGB マルチパターン測光、絞り値表示など使用可 (非 AI レンズは使用不可) • 開放 F 値が F5.
露出制御 測光モード • マルチパターン測光:3D-RGB マルチパターン測光 II (G または D タイプレンズ使用時)、RGB マルチパター ン測光 II (その他の CPU レンズ使用時)、RGB マルチパ ターン測光(非 CPU レンズのレンズ情報手動設定時) • 中央部重点測光:φ12 mm 相当を測光(中央部重点 度約 75%) 、φ8 mm、φ15 mm、φ20 mm、画面 全体の平均のいずれかに変更可能(非 CPU レンズ使 用時はφ12 mm、または画面全体の平均) • スポット測光:約φ4 mm 相当(全画面の約 1.5%) を測光、フォーカスポイントに連動して測光位置可 動(非 CPU レンズ使用時は中央に固定) • マルチパターン測光、中央部重点測光:0 ∼ 20 EV 測光範囲 露出計連動 露出モード 露出補正 オートブラケティング AE ロック ISO 感度 (推奨露光指数) アクティブ D- ライティング • スポット測光:2 ∼ 20 EV (ISO 100 換算、f/1.
オートフォーカス 検出範囲 レンズサーボ フォーカスポイント AF エリアモード フォーカスロック –1 ∼+ 19 EV (ISO 100 換算、常温(20 ℃)) • オートフォーカス:シングル AF サーボ(AF-S)または コンティニュアス AF サーボ(AF-C)、被写体条件により 自動的に予測駆動フォーカスに移行 • マニュアルフォーカス (M):フォーカスエイド可能 • AF51点設定時:51 点のフォーカスポイントから 1 点を選択 • AF11点設定時:11 点のフォーカスポイントから 1 点を選択 シングルポイント AF モード、ダイナミック AF モード、 オートエリア AF モード AE/AF ロックボタン、またはシングル AF サーボ(AF-S) 時にシャッターボタン半押し フラッシュ • 1005 分割 RGB センサーによる以下の TTL 調光制御: SB-900、SB-800、SB-600 または SB-400 との組み合わせ で i-TTL-BL 調光、スタンダード i-TTL 調光 • 絞り連動外部自動調光(AA):SB-900、SB-800 と CPU 調光方
ホワイトバランス オート、電球、蛍光灯(7 種) 、晴天、フラッシュ、曇天、 ホワイトバランス 晴天日陰、プリセットマニュアル(5 件登録可)、色温度 設定(2500K ∼ 10000K)、いずれも微調整可能 ライブビュー機能 撮影モード フォーカス フリッカー低減 三脚撮影モード、手持ち撮影モード • 三脚撮影モード:コントラスト AF 方式、全画面の任意の 位置で AF 可能 • 手持ち撮影モード:TTL 位相差検出方式、フォーカスポ イント 51 点(うち、クロスタイプセンサー 15 点) 50、60Hz 動画機能 • 1280 × 720/24fps 記録画素数 • 640 × 424/24fps • 320 × 216/24fps ファイル形式 圧縮方式 録音設定 感度 AVI Motion-JPEG マイク感度設定可能 ISO 200 ∼ ISO 12800 (高感度動画撮影モード時:ISO 6400 ∼ Hi 3) 液晶モニター 液晶モニター 3 型低温ポリシリコン TFT 液晶、約 92 万ドット(VGA)、 視野角 170°、視野率 100%、明るさ調整可能 再生機
インターフェース • リモートコントロール:10 ピンターミナルに接続 • GPS:GPS ユニット GP-1(別売)を 10 ピンターミナル 10 ピンターミナル に接続。または、10 ピンターミナルに接続した GPS 変 換コード MC-35(別売)を介して、NMEA0183 Ver. 2.01 および Ver. 3.01 に準拠した GPS 機器(D-sub 9 ピンケー ブル併用)に接続 表示言語 チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、英語、スペイン語、 フランス語、インドネシア語、イタリア語、オランダ語、 表示言語 ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、 フィンランド語、スウェーデン語、トルコ語、繁体中国 語、簡体中国語、日本語、韓国語 電源 使用電池 AC アダプター Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a 1 個使用 AC アダプター EH-6(別売) 三脚ネジ穴 三脚ネジ穴 1/4 (ISO 1222) 寸法・質量 寸法(W × H × D) 質量 動作環境 温度 湿度 約 159.5 × 157 × 87.
クイックチャージャー MH-22 電源 AC 100 ∼ 240 V(50/60 Hz) 充電出力 DC 12.6 V、1200 mA 適応電池 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a および EN-EL4 充電時間(1 本あたり) 約 2 時間 25 分(EN-EL4a)/ 約 1 時間 40 分(EN-EL4) ※残量のない状態からの充電時間 使用温度 0 ∼ 40 ℃ 寸法(W × H × D) 約 160 × 85 × 50.5 mm 電源コード 長さ約 1.8 m、日本国内専用 AC 100V 対応 質量 約 260 g(電源コードを除く) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a 形式 リチウムイオン充電池 定格容量 11.1 V、2500 mAh 寸法(W × H × D) 約 56.5 × 27 × 82.
A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system(DCF)Version 2.0:各社のデジタ • DPOF(Digital Print Order Format):デジタルカメラで撮影した画像をプ ルカメラで記録された画像ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 リントショップや家庭用プリンターで自動プリントするための記録フォー マットです。 • (Exif = Exchangeable image file format for digital still Exif Version 2.
クイックチャージャー MH-22 の キャリブレーションについて クイックチャージャー MH-22 は、バッテリー容量を正確に表示できる かどうか検査し、調整するキャリブレーション機能を装備しています。 キャリブレーションの必要性と進 動作ランプ (緑色) 行状況は、右図のランプの点灯状況 で確認できます。 CAL 表示ランプが点滅している場 表示ランプ (緑色) 合は、点滅した側に装着したバッテ リーにキャリブレーションの必要 CAL 表示ランプ (黄色) があることを示しています。 キャリブレーションを行うには、点 滅している CAL 表示ランプの真下 キャリブレー ションボタン にあるキャリブレーションボタン を約 1 秒押してください。キャリブレーション中は、バッテリーを装 着した側の動作ランプが点滅します。キャリブレーションに必要な時 間は、次の表の通りです。 キャリブレーションに必要な時間 約 2 時間以内 約 2 ∼ 4 時間 約 4 ∼ 6 時間 約 6 時間以上 表示ランプ (緑色) 2h JK 消灯 K 点灯 K 点灯 K 点灯 4h JK 消灯 JK
CAL 表示ランプが点滅しても、必ずしもキャリブレーションボタンを 押してバッテリーのキャリブレーションを行う必要はありません。ま た、キャリブレーションは途中で中断することもできます。 • CAL 表示ランプの点滅時にキャリブレーションボタンを押さな かった場合は、約 10 秒後に通常の充電を開始します。 • 途中でキャリブレーションを中断する場合は、もう一度キャリブレー ションボタンを押します。測定が中断され、充電が開始されます。 キャリブレーションが完了すると、CAL 表示ランプおよび全ての表示 ランプが消灯し、充電を開始します。 D こんなときは… • バッテリーを装着していないのに L および R の動作ランプと CAL 表示ランプ が交互に点滅する クイックチャージャーに異常が発生しました。直ちに電源プラグをコンセント から抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 • バッテリー装着時に L または R の動作ランプと CAL 表示ランプが交互に点滅する 充電時にバッテリーまたはクイックチャージャーの異常が発生しました。直ち にバッテリーを取り外し、電源プラグをコンセントから抜いた後
使用できる CF カード 次の容量の CF カード(Type I)が使用できます。 Extreme Pro Extreme Extreme IV SanDisk 製 Extreme III Ultra II Standard Professional UDMA LEXAR Professional MEDIA 社製 Platinum II SDCFXP SDCFX SDCFX4 SDCFX3 SDCFH SDCFB 300 × 233 × 133 × 80 × 60 × 16 GB、32 GB、64 GB 8 GB、16 GB、32 GB 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 1 GB、2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 1 GB、2 GB、4 GB、8 GB 1 GB、2 GB、4 GB 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 2 GB、4 GB、8 GB 1 GB、2 GB、4 GB 1 GB、2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 4 GB • 上記メモリーカードの機能、動作の詳細、動作保証などについては、メモリー カードメーカーにご相談ください。その他のメーカー製のメモリーカードに
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 撮影された画像のファイルサイズは、撮像範囲(0 82) 、画質モード(0 88) 、 画像サイズ(0 92)によって決まります。そのため、メモリーカードに記録 できる画像のコマ数は、撮像範囲、画質モード、画像サイズの組み合わせに よって変化します。SanDisk 社の Extreme IV(SDCFX4)の 4 GB のメモリー カードを使用した場合、撮影できるコマ数は次のようになります。 ❚❚[撮像範囲]が[FX (36 × 24) 1.
❚❚[撮像範囲]が[DX (24 × 16) 1.5 ×]の場合※5 画質モード 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数※ 2 RAW (ロスレス圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (ロスレス圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/14 ビット記録) TIFF(RGB) FINE※4 NORMAL※4 BASIC※4 コマ数※ 3 ― 約 5.2 MB 460 コマ 62 コマ ― 約 6.4 MB 356 コマ 54 コマ ― 約 4.5 MB 626 コマ 78 コマ ― 約 5.6 MB 522 コマ 59 コマ ― 約 8.3 MB 460 コマ 58 コマ ― 約 10.8 MB 356 コマ 52 コマ L M S L M S L M S L M S 約 15.5 MB 約 8.7 MB 約 4.0 MB 約 2.
• [高感度ノイズ低減] (0 303)を[し ISO 感度を ISO 3200 より高く設定し、 ない]以外に設定した場合 (0 187)を[しない]以外に設定した場合 •[アクティブ D- ライティング] •[長秒時ノイズ低減](0 303)を[する]に設定した場合 [高感度ノイズ低減]を •[感度自動制御](0 118)を[する]に設定し、 [しない]以外に設定した場合 •[画像真正性検証機能](0 356)を[する]に設定した場合 ※4 1 コ マ あ た り の フ ァ イ ル サ イ ズ お よ び 記 録 可 能 コ マ 数 は、[JPEG 圧 縮] (0 90)が[サイズ優先]に設定されている場合です。 [JPEG 圧縮]を[画 質優先]に設定した場合、記録可能コマ数は減少します。 ※ 5 [撮像範囲]の[DX 自動切り換え]が[する]で DX レンズを装着した場合を 含みます。 A カスタムメニュー d3[連続撮影コマ数](0 322) n 450 カスタムメニュー d3[連続撮影コマ数]では、連続撮影時の連続撮影コマ数を 1 ∼ 130 コマの範囲で設定できます。
撮影可能コマ数(電池寿命)について Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a(2500mAh)による撮 影可能コマ数(電池寿命) • 1 コマ撮影モード:約 4200 コマ(CIPA 基準準拠※ 1) • 連写モード:約 4700 コマ(当社試験条件※ 2) ※ 1 初期設定条件で 30 秒間隔ごとに撮影レンズを無限遠から至近に 1 往復フォー カシング動作をさせて 1 コマ撮影する。ライブビュー撮影なし。装着レンズ AF-S NIKKOR 24–70mm f/2.8G ED、温度 23(± 2)℃。 ※ 2 画質モード NORMAL、画像サイズ L、シャッタースピード 1/250 秒、シャッ ターの半押しを 3 秒間持続後、撮影レンズを無限遠から至近間を 3 往復フォー カシング動作させ 6 回連続レリーズした後、液晶モニターを 5 秒間点灯させ、 消灯後半押しタイマーがオフになるまで放置。以後同じ動作を繰り返す。装 着レンズ AF-S VR ED 70–200mm f/2.
索 引 マーク・英数字 K(シングルポイント AF モード) ................................................................... 98, 99 I(ダイナミック AF モード) ......................................................... 98, 99, 309 H(オートエリア AF モード)........ 98, 99 S(1 コマ撮影)............................................. 108 CL(低速連続撮影).............. 108, 110, 322 CH(高速連続撮影)............. 108, 110, 322 J(静音撮影).............................................. 108 E(セルフタイマー撮影)........... 108, 112 MUP(ミラーアップ撮影).......... 108, 114 e(プログラムオート)................
CPU レンズ ............................................ 33, 390 C(コンティニュアス AF サーボ) ................................................................ 96, 307 DCF Version 2.0......................................... 444 DPOF プリント(PictBridge)............. 274 DPOF(Digital Print Order Format) .............................................................. 278, 444 DX (24 × 16) 1.5 ×(撮像範囲) ........................................................... 83, 84, 86 DX 自動切り換え(撮像範囲)................. 82 DX フォーマット ............
アクティブ D- ライティング オートブラケティングのセット .......... 328 ブラケティング ........................................ 150 音声の出力 .......................................... 圧縮 RAW .......................................................... 音声ボタンの操作 ....................................... 257 91 後幕シンクロモード .................................. 201 アンバー ............................................... 158, 372 位相差 AF........................................................... 56 イメージセンサークリーニング .......... 401 イメージダストオフ ................
基準露出レベルの調節 ............................ 削除 ........................................................... キャリブレーション ................................. 318 445 距離基準マーク ........................................... 106 距離情報 ............................................... 123, 200 記録可能コマ数 ................................... 46, 448 記録ビットモード(RAW 記録)............. 91 記録フォルダー設定 ................................. 298 記録方式(RAW 記録)................................ 91 クイックチャージャー ................. i, 26, 443 クイック調整.........
シンクロターミナル ............................ 4, 193 65, 335, 360 水準器表示 ..................................................... 360 推奨メモリーカード .................................. 447 スカイライト(フィルター効果)........ 371 スタンダード i-TTL 調光 ................ 195, 200 縦位置サブコマンドダイヤル ............... 338 水準器 ............................................ 縦位置自動回転............................................ 291 スタンダード 地域と日時 ............................................. 34, 352 (ピクチャーコントロール)................ 177 スピードライト................
曇天(ホワイトバランス)..................... 154 35, 352 ニコンクリエイティブライティング システム(CLS)...................................... 日時の設定(地域と日時)............. 285 324 表示中の画像を削除する........................... 53 標準表示 ......................................................... 236 ピント ................................................................. 50 ピント表示 ............................................... 50, 96 ファームウェアバージョン ................... 362 ファイル名設定 ........................................... 301 ファインダースクリーン..............
モニター発光 ................................................ 200 プリセットマニュアル (ホワイトバランス)................... 155, 162 フリッカー低減............................ 56, 70, 351 プリント .......................................................... 269 プリント画像選択(PictBridge)........ 274 プリント実行(PictBridge)....... 273, 276 プリント指定(DPOF)............................ 278 プリント設定(PictBridge)....... 272, 276 プレビューボタン .................... 69, 124, 339 プレビューボタンの機能 ........................ 339 プログラムオート .......................................
ロスレス圧縮 RAW ....................................... 91 ロック(シャッタースピードと絞り値の ロック)........................................................ 135 ワ ワイヤレストランスミッター ....
460
461
アフターサービスについて ❚❚ この製品の操作方法や修理についてのお問い合わせは この製品の操作方法や修理について、さらにご質問がございましたらニコンカ スタマーサポートセンターまでお問い合わせください。 • ニコンカスタマーサポートセンターにつきましては、使用説明書裏面をご参 照ください。 ●お願い • お問い合わせいただく場合には、次ページの「お問い合わせ承り書」の内容 をご確認の上お問い合わせください。 • より正確、迅速にお答えするために、ご面倒でも次ページの「お問い合わせ承 り書」の所定の項目にご記入いただき、FAX または郵送でお送りください。 「お 問い合わせ承り書」は、コピーしていただくと、繰り返しお使いいただけます。 ❚❚ 修理を依頼される場合は この製品の修理を依頼される場合は、ご購入店、またはニコンサービス機関に ご依頼ください。 • ニコンサービス機関につきましては、「ニコン サービス機関のご案内」をご 覧ください。 • ご転居、ご贈答品などでご購入店に修理を依頼することができない場合は最 寄りの販売店、またはニコンサービス機関にご相談ください。 • カメラを修理に出される場合
ニコンカスタマーサポートセンター 行 FAX:03-5977-7499 【お問い合わせ承り書】 太枠内のみご記入ください お問い合わせ日: 年 月 日 お買い上げ日: 年 月 日 製品名: シリアル番号: フリガナ お名前: 連絡先ご住所:□自宅 □会社 〒 TEL: FAX: ご使用のパソコンの機種名: メモリー容量: ハードディスクの空き容量: OS のバージョン: ご使用の当社ソフトウェアの名称およびバージョン名: ご使用のアプリケーションソフト名: 問題が発生した時の症状、表示されたメッセージ、症状の発生頻度: (おわかりになる範囲で結構ですので、できるだけ詳しくお書きください) ※ このページはコピーしてお使いください。 ※ 整理番号:
デ ジ タ ル一 眼 レ フ カ メ ラ 使用説明書 Printed in Japan Jp SB0C03(10) 6MB07410-03 Jp