Q0810_UM_Jp_Cover.
この使用説明書について この使用説明書では、次の方法で知りたいことを簡単に探し出すこと ができます。 i 目次 から ➜ 0 x ∼ xvii 撮影、再生、メニューなど、項目別に探し出すことができます。 i 目的別かんたん検索 から ➜ 0 iv ∼ ix 使いたい機能や知りたい機能を、簡単に探すことができます。 機能名がわからなくても大丈夫です。 i 索引 から ➜ 0 431 ∼ 437 さまざまな項目を五十音順の一覧から探すことができます。 機能名や用語がわかっているときに便利です。 i 警告メッセージ から ➜ 0 410 ∼ 417 液晶モニターやファインダーに表示されている警告メッセージから、今 のカメラの状態を知ることができます。 i 故障かな?と思ったら から ➜ 0 402 ∼ 409 カメラの動作がおかしいときに、原因を調べるのに役立ちます。 A 安全上のご注意 安全にカメラをお使いいただくために守っていただきたい内容 が記載されています。カメラをお使いになる前に必ずお読みく ださい。詳しくは 0 xviii ∼ xxiii をご覧ください。 ヘルプ機能 こ
カメラと付属品を確認する お使いになる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認し てください。 ※コンパクトフラッシュカード(CF カード)や SD メモリーカードは別売です。 ❏ D300S カメラ本体 (0 3) ❏ ボディー ❏ 液晶モニター キャップ カバー BM-8 (0 26、382) (0 16) ❏ アクセサリー シューカバー (0 372) BS-1 ❏ Li-ion リチャージャブル ❏ クイックチャージャー ❏ アイピースキャップ MH-18a バッテリー EN-EL3e DK-5(0 95、199) (端子カバー付) (0 22、24) (電源コード付) (0 22) ❏ 接眼目当て DK-23 (0 95、199) ❏ オーディオビデオ ケーブル EG-D2(0 250) ❏ USB ケーブル UC-E4 (0 236、240) ❏ 保証書 ❏ 使用説明書(本書) ❏ Quick Guide(クイックガイド) ❏ ソフトウェアインストールガイド ❏ ストラップ AN-DC4 ❏ Software Suite(ソフトウェア スイート)CD-ROM ❏ 登
本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用 ください。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきた A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載してい 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 いことを記載しています。 ます。 表記について • コンパクトフラッシュカード(CF カード)および SD メモリーカードを「メ モリーカード」と表記しています。ただし、コンパクトフラッシュカードと SD メモリーカードを区別して説明している場合は、それぞれ「CF カード」 と「SD カード」と表記しています。 • ご購入時に設定されている機能やメニューの設定状態を「初期設定」と表記 しています。 • この使用説明書では、カメラの設定が初期設定であることを前提に操作の説 明を行っています。 商標説明 • • • CompactFlash(コンパクトフラッシュ)は米国 SanDisk 社の商標です。 SD ロゴ、SDHC ロゴ、および PictBridge ロゴは商標です。 Microsoft、W
目的別かんたん検索 0 iv 目次 0x X お使いになる前に 01 s 基本操作 0 17 x ライブビューに関する設定 0 47 y 動画に関する設定 0 57 d 画像の記録に関する設定 0 69 N フォーカスに関する設定 0 77 k レリーズモードに関する設定 0 89 S ISO 感度に関する設定 0 99 Z 測光・露出に関する設定 0 105 r ホワイトバランスに関する設定 0 137 J 画像処理に関する設定 0 157 l フラッシュ撮影に関する設定 0 175 t 撮影の便利な機能 0 189 I 画像の再生 0 211 Q パソコン、プリンター、テレビとの接続 0 233 U メニューガイド 0 253 n 資料 0 363 iii
目的別かんたん検索 使いたいことや知りたいことから、説明が記載されているページを簡 単に調べられます。 特長的な機能について 使いたいこと・知りたいこと キーワード より高画質な RAW 画像で撮影したい 14 ビット RAW 液晶モニターを見ながら撮影したい ライブビュー 動画を撮影したい 動画の撮影 2 枚のメモリーカードを使って画像を 主スロットの選択、 記録したい 撮影する画像の仕上がり具合を簡単に 設定して撮影したい 白とびや黒つぶれの少ない画像を撮影 したい 不規則な動きをする被写体に自動的に ピントを合わせ続けたい 撮影時にカメラが水平になっているか 確認したい ピントが合う位置をレンズごとや一括 で微調節したい 副スロットの機能 0 74 48 58 76 ピクチャーコントロール 158 アクティブ D- ライティング 170 3D- トラッキング 278 水準器表示 334 AF 微調節 334 撮像素子の前面にあるローパスフィル イメージセンサー ターに付いたゴミやほこりを掃除したい クリーニング 386 カメラの設定について 使いたいこと・
使いたいこと・知りたいこと ファインダー内や表示パネルの表示が すぐに消えないようにしたい ファインダーに構図用格子線を表示さ せたい 内蔵時計の時刻を設定したい 旅行先の現地時刻に合わせたい メニュー表示時や再生時の液晶モニ ターの明るさを調整したい セルフタイマーの時間を変更したい 撮影時にピピッという電子音が鳴らな いようにしたい キーワード 半押しタイマー 格子線の表示 288 地域と日時 28、 323 液晶モニターの明るさ 321 セルフタイマー 287 電子音設定 288 露出インジケーターの+ / −方向を変 インジケーター表示の えたい 0 39、 286 + / −方向 メニューに表示される言語を変えたい 言語(Language) 各メニューで設定した内容を、他の カメラ設定の保存と 319 323 332 D300S でも同じ設定にしたい 読み込み カメラの設定を初期状態に戻したい ツーボタンリセット 190 撮影メニューのリセット 267 撮影メニューの設定を初期状態に戻し たい カスタムメニューの設定を初期状態に カスタムメニューの 戻
使いたいこと・知りたいこと ファインダー内表示や表示パネルの表 示の内容を知りたい インフォ画面表示の内容を知りたい 液晶モニターや表示パネルの警告表示 キーワード ファインダー、表示パネル、 インフォ画面 0 8、 10、 12 警告メッセージ 410 バッテリーの残量を確認したい バッテリー残量の表示 バッテリーの状態を正確に知りたい 電池チェック 37 328 の内容を知りたい 画像ファイル番号が、メモリーカードを 換えても連番になるようにしたい。ファ 連番モード 290 イル番号をリセットして 1 から始めたい カメラを掃除したい カメラとレンズのお手入れ 385 キーワード 0 撮影について 使いたいこと・知りたいこと 使用中のメモリーカードであと何コマ メモリーカードの残量を確 撮影できるのか知りたい 大きくプリントするための画像を撮影 したい 撮影できるコマ数を増やしたい 通常は JPEG で撮影するが、一時的に RAW 画像も同時記録したい 認する 画質モード、画像サイズ 70、 75 画質モード、画像サイズ 70、 75 プラス RAW 記録
使いたいこと・知りたいこと キーワード 自分が設定した感度で適正露出が得られ ないときに自動的に ISO 感度を上げたい 感度自動制御 動きの速い被写体を写し止めたり、川 露出モード S の流れなどの流動感を出したい (シャッター優先オート) 背景をぼかして被写体を浮かび上がら 露出モード A せたり、手前から奥まで鮮明に写したい(絞り優先オート) シャッタースピードと絞り値を自分で 設定したい 露出モード M(マニュアル) 画像を明るく、または暗く撮影したい 露出補正 花火や天体の写真、自動車のライトの 流れを撮影したい 同じ被写体の露出を変えながら撮影し たり、フラッシュの光量を変えながら 撮影したい ホワイトバランスを変えて何コマか同 時に撮影したい アクティブ D- ライティングの設定を変 えながら撮影したい ホワイトバランスを変えたい 暗い場所でフラッシュを光らせたい 長時間露出(バルブ撮影) AE ブラケティング、 フラッシュブラケティング メラのブレを最小限に抑えたい 1/250 秒より速いシャッタースピード でフラッシュ撮影したい 112 113 115 122 11
再生について 使いたいこと・知りたいこと キーワード 撮影した画像をカメラで見たい 画像をカメラで再生する 撮影した画像の情報を詳しく知りたい 画像情報の表示 再生時に画像の一部がチカチカと点滅 0 212 215 いらない画像を 1 コマずつ消したい 画像を削除する いらない画像をまとめて消したい 削除 画像を拡大して表示したい 拡大表示 217、 256 229 230 226 プロテクト 228 非表示設定 255 するのを直したい 撮影した画像を誤って削除しないよう にしたい 画像を表示できないようにしたい ハイライト表示 撮影した画像の中の非常に明るい部分 再生画面設定 (ハイライト部)を確認したい (ハイライト) 217、 256 撮影した画像でピント合わせに使用し 再生画面設定 216、 256 261 たフォーカスポイントを確認したい (フォーカスポイント) 撮影直後に画像を自動的に表示してほしい 撮影直後の画像確認 画像をスライドショーにしてカメラで 見たい スライドショー 262 画像編集について 使いたいこと・知りたいこと 逆光や
使いたいこと・知りたいこと キーワード RAW 画像をカメラで JPEG 画像に変換 RAW 現像 351 画像合成 348 したい 2 コマの RAW 画像を合成したい 0 出力関連について 画像をテレビで見る 0 250 HDMI 252 画像をパソコンに転送する 234 使いたいこと・知りたいこと 画像をテレビで見たい キーワード 画像をハイビジョン(高画質)テレビ で見たい パソコンに画像を転送したい 画像をプリンターで 画像を印刷したい 印刷する カメラとプリンターを直接接続して印刷 ダイレクトプリント 239 日付プリント 242 プリント指定(DPOF) 248 したい 日付を入れて印刷したい 239 プリントサービス店にプリントを依頼 したい アクセサリーについて 使いたいこと・知りたいこと キーワード 使えるメモリーカードを知りたい 推奨メモリーカード 使えるレンズを知りたい 使用できるレンズ 使えるスピードライト(フラッシュ) を知りたい 使えるパソコン用ソフトウェアを知り たい 0 426 364 使用できる
目 次 目的別かんたん検索 ................................................................................................... iv 安全上のご注意 ....................................................................................................... xviii ご確認ください ........................................................................................ xxiv 1 お使いになる前に はじめに ............................................................................................................................ 2 3 カメラ本体 ....................
ライブビューに関する設定 47 液晶モニターを見ながら撮影する(ライブビュー撮影)....................... 動画に関する設定 48 57 動画を撮影する ........................................................................................................... 58 64 動画を編集する ........................................................................................................... 66 動画を再生する ........................................................................................................... 画像の記録に関する設定 69 画質モードを変更する .......................................
測光・露出に関する設定 105 被写体の測光方法を変更する(測光モード)............................................ 106 107 シャッタースピードや絞り値で露出を設定する(露出モード)...... 108 露出モードの設定方法 ........................................................................... 109 e(プログラムオート):シャッタースピードと絞り値の 組合せをカメラが決める ................................................................. 110 f(シャッター優先オート):シャッタースピードを 決めて撮影する .................................................................................... 112 g(絞り優先オート):絞り値を決めて撮影する .....................
画像の色空間を設定する(色空間)............................................................... フラッシュ撮影に関する設定 173 175 内蔵フラッシュについて ..................................................................................... 176 177 設定できるフラッシュモード ........................................................................... 181 調光量を補正して撮影する(調光補正)..................................................... 183 調光量を固定して撮影する(FV ロック).................................................... 185 フラッシュを使って撮影する ......................................
画像をテレビで見る .............................................................................................. 250 AV ケーブルを使ってテレビと接続する ...................................... 250 HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続する ... 252 メニューガイド 253 D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 ............................................ 254 再生フォルダー設定 ................................................................................ 255 非表示設定 ................................................................................................... 255 再生画面設定 ......
b:露出・測光 ........................................................................................... 283 b1:ISO 感度設定ステップ幅 .......................................................283 b2:露出設定ステップ幅 ................................................................283 b3:露出・調光補正ステップ幅 ..................................................283 b4:露出補正簡易設定 .....................................................................284 b5:中央部重点測光範囲 ................................................................285 b6:基準露出レベルの調節 .
f2:中央ボタンの機能 .......................................................................309 f3:マルチセレクターの半押し起動 ..........................................310 f4:上下左右機能入れ換え .............................................................310 f5:Fn ボタンの機能 .........................................................................311 f6:プレビューボタンの機能 ........................................................314 f7:AE/AF ロックボタンの機能 ...................................................314 f8:コマンドダイヤルの設定 ............................
カラーカスタマイズ ................................................................................ 画像合成 ........................................................................................................ 347 348 RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する)..................................................................... リサイズ ........................................................................................................ 編集前後の画像表示 .........................................................................
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いくだ さい。この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他 の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載し ています。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところ に必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま 危険 たは重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示してい ます。 A警告 A この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま たは重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を 注意 負う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定 される内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 I L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の 中や近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれてい ます。 E F 記号は、禁止の行為
A 警告(カメラとレンズについて) E G C K C J F F F F 分解禁止 接触禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れな いこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリー、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、すみやかにバッテリー バッテリーを取る を取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリーを取り出す際、やけどに充分注意してください。 バッテリーを抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 水かけ禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと 使用禁止 プロパンガス、ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用す ると、爆発や火災の原因となります。 使用禁止 発光禁止 発光禁止 レンズまたはカメラで直接太陽や
A 注意(カメラとレンズについて) I A 感電注意 保管注意 A 使用注意 A A 保管注意 移動注意 ぬれた手でさわらないこと 感電の原因になることがあります。 製品は幼児の手の届かない所に置くこと ケガの原因になることがあります。 逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと 太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあります。 画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることがあります。 使用しないときは、レンズにキャップを付けるか、太陽光のあたらない 所に保管すること 太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。 三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと 転倒したりぶつけたりして、ケガの原因となることがあります。 航空機内で使うときは、離着陸時に電源を OFF にすること A 使用注意 病院で使うときは病院の指示に従うこと 本機器が出す電磁波などにより、航空機の計器や医療機器に影響を与える おそれがあります。 F M F F F F xx 禁止 長期間使用しないときは電源(バッテリーや AC アダプター)を外すこと バッテリーの液もれによ
A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F E A バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと 禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 分解禁止 バッテリーをショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 専用の充電器を使用すること 危険 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管 A しないこと 危険 ショートして液もれ、発熱、破裂の原因となります。 持ち運ぶときは端子カバーをつけてください。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e に対応していない機器には使 F 用しないこと 使用禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e は、D300S に対応していま す。 バッテリーからもれた液が目に入ったときはすぐにきれいな水で洗い、 A 医師の治療を受けること 危険 そのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。 A 警告(専用リチウムイオン充電池について) A 保管注意 バッテリーは幼児の手の届かない所
A 警告(専用リチウムイオン充電池について) バッテリーをリサイクルするときや、やむなく廃棄するときはテープな どで接点部を絶縁すること A 警告 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。ニコン サービス機関やリサイクル協力店にご持参くださるか、お住まいの自治 体の規則に従って廃棄してください。 バッテリーからもれた液が皮膚や衣服に付いたときはすぐにきれいな A 水で洗うこと 警告 そのままにしておくと、皮膚がかぶれたりする原因となります。 A 注意(専用リチウムイオン充電池について) A バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしないこと 注意 液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。 A 警告(クイックチャージャーについて) E 分解禁止 G 接触禁止 C すぐに修理依頼を 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れな いこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 M C xxii 電源プラグをコンセントから抜いて、ニコンサービス
A 警告(クイックチャージャーについて) A 警告 電源プラグの金属部やその周辺にほこりが付着している場合は、乾いた 布で拭き取ること そのまま使用すると火災の原因になります。 F 雷が鳴り出したら電源プラグに触れないこと 使用禁止 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 電源コードを傷つけたり加工したりしないこと F 禁止 また、重いものを載せたり、加熱したり、引っ張ったり、無理に曲げた りしないこと 電源コードが破損し、火災、感電の原因となります。 I 感電注意 F ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないこと 感電の原因になることがあります。 専用バッテリーチャージャーを海外旅行者用電子式変圧器(トラベルコ 禁止 ンバーター)や DC/AC インバーターなどの電源に接続して使わないこと 発熱、故障、火災の原因となります。 A 注意(クイックチャージャーについて) I ぬれた手でさわらないこと A 製品は幼児の手の届かないところに置くこと F 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 感電注意 放置注意 禁止 感電の原因になること
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。「保証書」は、お買 い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご 購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。 「保証書」を お受け取りにならないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられないことになりま す。お受け取りにならなかった場合は、ただちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●使用説明書について • この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記のホーム ページから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードできます。 http://www.nikon-image.
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Xお使いになる前に ここでは、カメラをお使いになる前にあらかじめ知っておいていただ きたいことや、カメラ本体の各部名称を説明します。 X はじめに ............................................................................... 2 各部の名称と機能 ................................................................. 3 カメラ本体............................................................................................. 3 表示パネル............................................................................................. 8 ファインダー ....................................................................
はじめに ニコンデジタル一眼レフカメラをお買い上げくださいまして、誠にあ りがとうございます。お使いになる前に、この使用説明書をよくお読 みになり、内容を充分に理解してから正しくお使いください。お読み になった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管 X してください。 D アクセサリーについてのご注意 このカメラには、ニコン製のアクセサリーをお使いいただくことをおすすめしま す。他社製アクセサリーは、カメラの故障や不具合の原因となることがありま す。他社製アクセサリー使用によるカメラの不具合については、保証の対象とな りませんので、ご了承ください。なお、このカメラに使用できる別売アクセサ リーについての最新情報は、最新のカタログや当社のホームページなどでご確認 ください。 D カメラなどの点検サービスについて カメラは精密機械ですので、1 ∼ 2 年に 1 度は定期点検を、3 ∼ 5 年に 1 度はオー バーホールされることをおすすめします(有料) 。 • 特に業務用にお使いの場合は、早めに点検整備を受けてください。 • より安心してご愛用いただけるよう、お使いのレンズや別売スピードラ
各部の名称と機能 カメラ本体 1 9 10 11 2 X 3 12 4 13 5 6 14 7 15 8 1 2 3 4 5 6 7 8 アクセサリーシューカバー レリーズモードダイヤル ....... 91 レリーズモードダイヤル ロックボタン ..........................91 QUAL 画質モード / 画像サイズボタン ........... 71、75 9 電源スイッチ.................. 37、39 10 シャッターボタン .......... 43、44 11 E 露出補正ボタン.............. 122 ツーボタンリセットボタン ............................................... 190 ツーボタンリセットボタン ............................................... 190 ストラップ取り付け部 (吊り金具) WB ホワイトバランスボタン ..........................
カメラ本体(つづき) 1 2 3 4 X 7 5 8 6 9 10 A/V OUT 11 15 12 13 16 14 MIC 17 18 1 2 内蔵フラッシュ.................... 177 フラッシュロック解除ボタン ..........................................................177 3 M フラッシュモードボタン ............................................... 177 Y 調光補正ボタン ........... 183 4 内蔵マイク ..................... 59、62 5 シンクロターミナルカバー ............................................... 373 6 10 ピンターミナルカバー ..................................... 207、383 7 シンクロターミナル............ 373 8 10 ピンターミナル ......
8 9 1 10 2 X 3 4 5 11 6 7 12 1 AF 補助光ランプ .................. 281 セルフタイマーランプ ........... 96 赤目軽減ランプ.................... 181 2 サブコマンドダイヤル ........ 315 3 プレビューボタン...... 108、314 4 Fn ファンクションボタン 5 ..... 125、129、133、186、311 バッテリー室カバー...............24 6 バッテリー室開閉ノブ .......... 24 7 MB-D10 用接点カバー......... 379 8 レンズ信号接点 9 レンズ着脱指標...................... 26 10 レンズマウント.............. 27、88 11 三脚ネジ穴 12 ボディーキャップ ........
カメラ本体(つづき) 1 X 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 ファインダー接眼窓...............36 2 接眼目当て DK-23 ..........95、199 3 O 削除ボタン .............. 46、229 Q フォーマットボタン .......34 4 K 再生ボタン ............ 45、212 5 液晶モニター .......45、48、212 6 G メニューボタン .....18、253 6 7 L プロテクトボタン ....... 228 ? ヘルプボタン...................... 21 8 W 縮小 / サムネイルボタン ............................................... 224 9 X 拡大ボタン ...................... 226 10 J OK ボタン..........................
1 2 3 4 5 X 6 7 8 9 10 11 12 14 1 視度調節ダイヤル...................36 2 測光モードダイヤル............ 107 3 A AE/AF ロックボタン 4 5 6 7 8 ...............................84、85、314 B AF 作動ボタン ................................. 50、59、79 メインコマンドダイヤル .... 315 マルチセレクター...................19 マルチセレクターの 中央ボタン ... 19、59、64、309 メモリーカードカバー ........... 31 13 9 10 11 12 13 14 フォーカスポイント ロックレバー.......................... 82 メモリーカードアクセス ランプ ............................. 33、44 AF エリアモードセレクト ダイヤル ................................. 80 スピーカー.
表示パネル(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 2 3 4 15 14 5 13 6 X 12 11 7 10 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 8 ホワイトバランス 色温度表示................................ 145 シャッタースピード .......... 112、116 露出補正値................................ 122 調光補正量................................ 183 ISO 感度.....................................100 ホワイトバランス微調整量..... 144 ホワイトバランス色温度 ........................................... 138、145 ホワイトバランス プリセットマニュアル データ番号................................ 155 オートブラケティング 撮影コマ数................................
16 30 17 29 18 19 20 28 27 26 25 24 23 21 22 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 調光補正マーク ........................ 183 露出補正マーク ........................ 122 FV ロックマーク ....................... 186 CF カードマーク......................... 32 SD カードマーク ........................ 32 時刻未設定マーク ........... 30、411 多重露出マーク ........................ 194 電子音マーク............................ 288 MB-D10 のバッテリー 使用マーク..................... 295、379 バッテリー残量表示 .................. 37 記録可能コマ数 .......................... 38 連続撮影可能コマ数 ....
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 2 X 3 4 5 6 7 16 17 10 8 9 18 10 11 12 19 20 13 14 15 21
1 構図用格子線 ....................... 288 2 (カスタムメニュー d2[格子線 の表示]を[する]に設定して いる場合のみ表示されます) フォーカスポイント表示 ....................................... 82、280 AF エリアフレーム......... 36、53 バッテリー残量表示 ...... 37、289 3 4 9 (カスタムメニュー d3[ファイ ンダー内警告表示]で非表示に できます) ピント表示 ..................... 43、88 測光モード ........................... 106 AE ロックマーク .................. 120 シャッタースピード ..................................... 112、116 絞り値 ......................... 113、116 10 11 絞り込み段数 ............. 114、367 露出モード ..........................
インフォ画面(説明のため、全ての表示を点灯させています) Rボタンを押すと、液晶モニターに「インフォ 画面」が表示されます。シャッタースピード や絞り値、記録可能コマ数、AF エリアモード など、撮影に関する情報や設定の確認ができ ます。 X R ボタン A インフォ画面を消灯・点灯するには 次の場合は、インフォ画面が消灯します: • シャッターボタンを半押しする • インフォ画面の表示中に、R ボタンを 2 回押す • 操作を行わないまま約 10 秒経過する インフォ画面が消灯しているときは、次の操作で点灯します: • R ボタンを押す A 関連ページ • 液晶モニターの点灯時間を変更する → A c4[液晶モニターのパワーオフ時 間] (0 287) • インフォ画面の表示を手動で白黒反転する → 定] (0 292) 12 A d8[インフォ画面の表示設
X 1 2 3 4 5 6 7 露出モード................................ 108 10 プログラムシフトマーク ........ 111 フラッシュシンクロマーク..... 296 シャッタースピード ..... 112、116 露出補正値................................ 122 調光補正量................................ 183 オートブラケティング撮影コマ数 ................................................... 125 WB ブラケティング撮影コマ数 ................................................... 129 非 CPU レンズ焦点距離............ 206 ホワイトバランス色温度 ........................................ 138、145 ホワイトバランス色温度表示 ... 145 絞り込み段数マーク ..... 114、367 絞り値 .......
インフォ画面(つづき) (説明のため、全ての表示を点灯させています) X 22 23 24 露出補正マーク ........................ 122 インターバルタイマー設定マーク ................................................... 200 25 Eye-Fi 通信マーク..................... 336 26 GPS 通信マーク ........................ 209 27 オートブラケティングマーク 28 29 30 31 14 32 プレビューボタンの機能表示 ................................................... 314 33 34 色空間マーク............................ 173 調光補正マーク ........................ 183 ................................................... 124 WB ブラケティングマーク ....
❚❚ 撮影時の設定を変更する インフォ画面を表示中にもう一度 R ボタン を押すと、表示されている撮影時の設定を変 更できるようになります。 • マルチセレクターで項目を選んで J ボタン を押すと、設定したいメニュー項目へ直接 ジャンプします。 R ボタン X • インフォ画面からジャンプできるメニュー項目は次の通りです。 1 2 3 4 5 撮影メニュー切り換え ............ 265 高感度ノイズ低減 .................... 271 アクティブ D- ライティング ...... 171 色空間 ....................................... 173 プレビューボタンの機能 ........ 314 6 Fn ボタンの機能 ...................... 311 7 AE/AF ロックボタンの機能 .... 314 8 ピクチャーコントロール ........ 159 9 長秒時ノイズ低減.................... 271 10 カスタムメニュー切り換え.......
液晶モニターカバー BM-8 の取り付け、取 り外し方 液晶モニターカバーを取り付けるには、液晶 モニターの上にある溝にカバーの上部をはめ 込み(q)、カバーの透明な部分が液晶モニ X ターと重なるように置き、カチッと音がする まで上から軽く押してください(w)。 カバーを取り外すときは、カメラをしっかり と支え、右図のようにカバーの下からゆっく りと外してください。 16
s基本操作 ここではメニューの操作方法や撮影前の準備、基本的な撮影と再生を 説明します。 s メニューの操作方法 ........................................................... 18 メニュー項目の設定 ......................................................................... ヘルプを使う ..................................................................................... 19 21 撮影前の準備 ..................................................................... 22 バッテリーを充電する ..................................................................... ファインダーを見やすくする(視度調節)....................
メニューの操作方法 撮影や再生、カメラの基本的な設定をすると G ボタン きは、主にメニューを使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のよ う な メ ニ ュ ー 画 面(例:セ ッ ト ア ッ プ メ ニュー)を表示します。 s メニュー切り換えタブ 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示さ れます D C 再生メニュー(0 254) A カスタムメニュー(0 272) 撮影メニュー(0 264) B N セットアップメニュー(0 320) 画像編集メニュー(0 338) O マイメニュー / O m 最近設定した項目(0 358)※ ※ どちらかに設定できます。初期設定は[マイメニュー]です。 項目がそのメニュー全体のどの位置に あるかを示しています 各項目の設定をアイコンで表示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定 項目を一覧表示します d ヘルプがある場合に表示します(0 21) このアイコンを表示しているときに L(Q)ボタンを押すと、その項目 のヘルプ(説明)を表示します 18
メニュー項目の設定 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 マルチセレクター 上に移動 前の画面に戻る (左を選択または 取り消し) 中央ボタン 決定 次の画面に進む (右を選択 または決定) 下に移動 J ボタン s 決定する ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する G ボタン • G ボタンを押します。 2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコン を黄色く表示します。 19
3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 s 4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメニュー に入ります。 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選びます。 6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示し ます。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を選び ます。 20
8 決定する • J ボタンを押して設定内容を決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)する には、G ボタンを押してください。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッ ターボタンを半押し(0 44)してください。 J ボタン s ヘルプを使う メニュー画面の左下にヘルプマーク d が表 示されているときは、L(?)ボタンを押し ている間、その項目の説明(ヘルプ)を見る ことができます。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、 L(?)ボタンを押しながらマル チセレクターの 3 を押して、次の ページを表示してください。 • L(?)ボタンを放すと、メニュー 画面に戻ります。 L(?)ボタン D メニュー項目の設定について • カメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場合、そ の項目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりにマルチセレクターの 2 や中央ボタンを押しても決定でき ますが、画像の削除やメモリーカードの初期化などの重要な設定項目について は、J ボタンしか使えないことがあります。 21
撮影前の準備 バッテリーを充電する 付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e は、お使いになる 前に付属のクイックチャージャー MH-18a でフル充電してください。 使い切ったバッテリー 1 個を充電するには約 2 時間 15 分かかります。 s 1 クイックチャージャーと電源コード を接続する 2 電源プラグをコンセントに差し込む 3 バッテリーの端子カバーを取り外す 端子 カバー 22
4 バッテリーを充電する • バッテリーをクイックチャージャーの中に 描かれている図に合わせて取り付けます。 •「CHARGE」ランプが点滅し、充電が始ま ります。 • 充電が完了すると、「CHARGE」ランプが 点滅から点灯に変わります。 s 充電中 5 充電完了 充電が完了したら、バッテリーを取 り外し、電源プラグをコンセントか ら抜く A 付属の電源コードについてのご注意 付属の電源コードは、クイックチャージャー MH-18a 以外の機器に接続しないで ください。この電源コードは、日本国内専用(AC 100V 対応)です。海外でお使 いになる場合は、別売の専用コードが必要です。別売の電源コードについては、 ニコンサービス機関にお問い合わせください。また、ニコンオンラインショッ プ(http://shop.nikon-image.
カメラにバッテリーを入れる 1 s 2 3 カメラの電源を OFF にする 電源スイッチ バッテリー室カバー開閉ノブを矢印 の方向に押して(①)、カメラ底面の バッテリー室カバーを開ける(②) 充電したバッテリーを入れる • 右図のように、正しい向きで入れてください。 4 バッテリー室カバーを閉じる D バッテリーを出し入れするときは バッテリーをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカメ ラの電源を OFF にしてください。 24
D バッテリーとクイックチャージャーの使用上のご注意 • お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(0 xviii ∼ xxiii)、 「カメラとバッ テリーの取り扱い上のご注意」(0 392 ∼ 395)をお読みになり、記載事項を お守りください。 • バッテリーは 0 ∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。 周囲の温度が 5 ∼ 35 ℃の室内で充電してください。バッテリーの性能を充分に 発揮するために、約 20 ℃以上で充電することをおすすめします。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電でき る容量は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電し た場合、セットアップメニューの[電池チェック] (0 328)で劣化度が「1」 s と表示されることがありますが、約 20 ℃以上で再充電すると劣化度の表示は 「0」に戻ります。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、使用できるバッテリー 容量は少なくなります。このカメラでは、温度変化に対して使用できる容量も 的確にバッテリー残量として表示します。そのため、充分に
レンズを取り付ける レンズを取り付けるときは、カメラ内部にほこりなどが入らないよう にご注意ください。 この使用説明書では、AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.
3 レンズとカメラの着脱指標を合わせ (①)、矢印の方向にレンズを回す(②) • カチッと音がするまでレンズを回します。 • レンズを取り付けるときは、レンズ取り外 しボタンは押さないでください。 • A-M 切り換えスイッチまたはフォーカ s スモード切り換えスイッチのあるレン ズを使用する場合は、A(オートフォー カス)または M/A(マニュアル優先 オートフォーカス)に合わせてください。 ❚❚ レンズを取り外すには カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面 のレンズ取り外しボタンを押しながら(①)、 レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し (②)、引き抜いてください。 • レ ン ズ を 取 り 外 し た 後 は、カ メ ラ の ボ ディーキャップとレンズの裏ぶたをそれぞ れ取り付けてください。 D 絞りリングのある CPU レンズについてのご注意 絞りリングのある CPU レンズ(0 364)を取り付ける場合は、最小絞り(最大 値)にして、ロックしてください。 27
日付と時刻を設定する カメラの内蔵時計を合わせます。画像に正しい日時を記録するため に、お使いになる前に次の手順で場所と日時を設定してください。 • 日時を設定しないと、表示パネルに時刻未設定マーク B が点滅し て警告します。B が点滅している場合は、撮影日時が正しく記録 されません。 s 1 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ 2 [地域と日時]を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメ ニューの[地域と日時]を選びます。 • ご購入後、初めて電源を ON にして G ボタンを押したときは、セットアップメ ニュー画面で [ 地域と日時 ] が選ばれてい ます。 • メニューの操作方法については、「メ ニューの操作方法」をご覧ください (0 18) 。 28 G ボタン
3 現在地を設定する •[地域と日時]画面で[現在地 の設定]を選びます。 •[現在地の設定]画面で表示さ れる地図上で、現在地が黄色 くハイライトされるようにし てから、J ボタンを押してく ださい。 • 世界地図の上に選択中のタイ s ムゾーンに含まれる主な都市 名や、UTC(協定世界時)と の時差が表示されます。 4 夏時間を設定する •[地域と日時]画面で[夏時間 の設定]を選びます。 • 現在地で夏時間(サマータイ ム)制を実施しているときは、 [する]に、実施していないと きは[しない]にして、J ボタンを押してください。 •[する]にすると、[しない]のときよりも時刻が 1 時間進みます。 5 日付と時刻を合わせる •[地域と日時]画面で[日時の 設定]を選びます。 •[日時の設定]画面でマルチセ レクターを操作して現在地の 日時に合わせてから、J ボタ ンを押してください。 29
6 日付の表示順を選ぶ •[地域と日時]画面で[日付の 表示順]を選びます。 • 液晶モニターに表示する日付 の年、月、日の表示順を選ん で J ボタンを押します。 s 7 メニュー操作を終了する • シャッターボタンを半押しする(軽く押 す)と、メニュー操作を終了して、撮影 できる状態になります。 A 時計用電池について カメラの内蔵時計は、バッテリーとは別の時計用電池で作動します。カメラに バッテリーを入れるか、別売の AC アダプター EH-5a または EH-5(0 379)を接 続すると、時計用電池が充電されます。フル充電するには約 2 日間かかります。 充電すると、約 3 カ月の間時計を動かすことができます。表示パネルに B が点 滅した場合は、内蔵時計の設定が初期化されているため、撮影日時が正しく記録 されません。もう一度日時設定してください。 A カメラ内蔵の時計について カメラの内蔵時計は、一般的な時計(腕時計など)ほど精度は良くありません。 定期的に日時設定してください。 30
メモリーカードを入れる このカメラは、撮影した画像を CF カードまたは SD カードに記録できる ように、2 つのメモリーカードスロットを装備しています。メモリーカー ドは付属していないため、別途お買い求めください(0 426)。 1 カメラの電源を OFF にする 電源スイッチ s 2 メモリーカードカバーを開 ける • メモリーカードカバーは、矢印の方向に スライドさせて(①)、開きます(②)。 向け、奥まで確実に押し込んでください (①)。CF カードが正しく挿入されると、 CF カードイジェクトレバーが出てくる (②)とともに、メモリーカードアクセス ランプ(緑色)が数秒間点灯します。 向きを間違えて挿入すると、カメラおよび メモリーカードが破損するおそれがあり ます。正しい方向で挿入しているか、必ず ご確認ください。 CF カードスロット CF カード イジェクトレバー メモリーカード アクセスランプ 挿入方向 4GB メモリーカードを入れる • CF カードの場合: CF カードのおもて面を液晶モニター側に 4GB 3 端子部 おもて面 31
向きを間違えて挿入すると、カメラおよび メモリーカードが破損するおそれがあり ます。正しい方向で挿入しているか、必ず ご確認ください。 s 4 2GB • SD カードの場合: SD カードのおもて面を液晶モニター側に 向け、カチッと音がするまで挿入してくだ さい。SD カードが正しく挿入されると、 メモリーカードアクセスランプ(緑色)が 数秒間点灯します。 SD カード スロット メモリーカード アクセスランプ メモリーカードカバーを閉める • メモリーカードカバーを閉めて(①)、ス ライドさせてください(②)。 • このカメラに他の機器で使ったメモリー カードを初めて入れたときは、メモリー カードを初期化してください(0 34)。 A メモリーカード表示について メモリーカードをカメラに入れると、挿入したメモ リーカードのアイコンが表示パネルとインフォ画面 に表示されます(右図は、CF カードと SD カードの 2 枚をカメラに入れた例です)。 表示パネル メモリーカードの残量がなくなった場合や SD カー ドがロックされている場合など、何らかのエラーが 発生しているときは、エラーが発
❚❚ メモリーカードを取り出すときは 1 カメラの電源を OFF にする • メモリーカードアクセスランプが消灯してい ることを確認し、電源を OFF にします。 2 メモリーカードカバーを開け、カー ドを取り出す s 4GB メモリーカード アクセスランプ • SD カードの場合: SD カードを奥に押し込むと(①)、カード が押し出されるので、引き抜いて取り出し てください(②)。 2GB • CF カードの場合: CF カードイジェクトレバーを奥に押し込 むと(q)、CF カードが出てきます(w)。 D メモリーカードを出し入れするときは • メモリーカードをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必 ずカメラの電源を OFF にしてください。 • CF カードと CF カードイジェクトレバーを同時に押さないでください。カメラ と CF カードを破損するおそれがあります。 A 使用できる CF カードについて このカメラで使用できる CF カードは、Type I のコンパクトフラッシュカード (CFカード)のみです。 Type IIのCFカードやマイクロドライブは使用で
メモリーカードを初期化(フォーマット)する 他の機器で使ったメモリーカードを初めて入れたときは、必ずこのカ メラで初期化してからお使いください。メモリーカードを初期化する と、カード内のデータは全て削除されます。必要な画像がある場合 は、初期化する前にパソコンなどに保存してください(0 234)。 1 カメラの電源を ON にする s 2 2 つの Qボタンを同時に押す O ボタン I ボタン • 赤色の Q マークがついた I ボタンと O ボタンを同時に 2 秒 以上押します。 • 表示パネルとファインダー内 表示に C(フォーマット) という文字が点滅します。 • メモリーカードが 2 枚入っている場合 は、表示パネルのメモリーカードマーク が点滅している側のスロットに入ってい るメモリーカードを初期化します。 C が点滅しているときにメインコマ ンドダイヤルを回すと、初期化するス ロットを切り換えられます。 • C が点滅状態のまま約 6 秒経過すると、初期化はキャンセルされ ます。Q ボタン(I ボタンと O ボタン)以外のボタンを押した ときも、初期化をキャンセルします。 3 C が
D メモリーカード取り扱い上のご注意 • カメラにメモリーカードが 2 枚入っているときに初期化する場合は、主スロッ ト(0 76)のメモリーカードマークが先に点滅します。 • カメラの使用後はメモリーカードが熱くなっていることがあります。取り出し の際はご注意ください。 • メモリーカードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時な どには、次の操作をしないでください。記録されているデータの破損やメモ リーカードの故障の原因となります。 –メモリーカードの着脱をしないでください –カメラの電源を OFF にしないでください –バッテリーを取り出さないでください –AC アダプターを抜かないでください s • 端子部に手や金属を触れないでください。 • メモリーカードに無理な力を加えないでください。破損のおそれがあります。 • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 • 熱、水分、直射日光を避けてください。 A SD カードの書き込み禁止スイッチについて SD カードには、書き込み禁止スイッチが付 いています。このスイッチを「Lock」の位 置にすると、データの書き込みや削
ファインダーを見やすくする(視度調節) 撮影する前に、ファインダー内がはっきり見えるように調節してくだ さい。 1 レンズキャップを取り外 し、カメラの電源を ON に する 2 視度調節ダイヤルを回して 調節する 電源スイッチ s • ファインダーをのぞきながら 視度調節ダイヤルを回し、 フォーカスポイントまたは AF エリアフレームの枠が最も AF エリアフレーム はっきり見えるように調節し てください。 • 爪や指先で目を傷つけないよ うにご注意ください。 フォーカスポイント A 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は • AF エリアモードセレクトダイヤルを K(シングルポイント AF モード)に、フォー カスモードセレクトダイヤルを S に合わせます。次に、中央のフォーカスポイン トを選んで、コントラストの高い被写体にオートフォーカスでピントを合わせま す。その状態で被写体が最もはっきり見えるように調節してください。 • 視度調節ダイヤルの範囲を超える補正が必要な場合は、別売の接眼補助レンズ をお使いになることをおすすめします(0 380) 。 36
撮影と再生の基本操作 バッテリーとメモリーカードの残量を 確認する 撮影を始める前に、バッテリーの残量と記録可能コマ数を確認してく ださい。 1 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ • 表示パネルとファインダー内 s の表示が点灯します。 2 バッテリーの残量を確認する • 表示パネルまたはファインダー内のバッ テリー残量表示を確認します。 表示パネル ファインダー L K J I ― H d H d (点滅) (点滅) 意味 残量は充分に残っています。 ― ― 残量が減り始めました。 ― 残量は残りわずかです。予備のバッ テリーを準備してください。 撮影できません。バッテリーを交換 してください。 • AC アダプター EH-5a または EH-5(別売)を使用した場合、バッテリーの残 量は表示されません。 37
3 メモリーカードの残量を確認する • 表示パネルで記録可能コマ数(これか ら撮影できるコマ数)を確認します。 カメラにメモリーカードが 2 枚入って いる場合、主スロット(0 76)の記録可能コマ数が表示されま す。 • 記録可能コマ数がゼロの場合、表示 s パネルとファインダー内表示の シャッタースピード表示部に n (j)が、記録可能コマ数表示部に A が点滅します。このとき、残量のな いメモリーカードのアイコンも点滅 します。 A 記録可能コマ数が 1000 コマ以上の場合 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あるときは「K」 マークが点灯します。 「K」は 1000 倍を意味してお り、たとえば 1260 コマ撮影できるときは、右のよ うに表示されます。 38
A 表示パネルの照明(イルミネーター)について 電源スイッチを D マークの方向に回す 電源スイッチ と、表示パネルのイルミネーターを点灯 します。電源スイッチを放すと、イルミ ネーターは 6 秒間点灯し続けます。ただ し、シャッターをきるか、もう一度 D マークの方向に回すと消灯します。 s A 半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイマー」という機 能があります。半押しタイマーは、シャッターボタンを軽く押す(半押しする) とオンになり、何も操作が行われないまま約 6 秒経過すると、オフになります。 半押しタイマーがオフになると、表示パネルのシャッタースピード、絞り値表示 とファインダー内の全ての表示が消灯します。もう一度シャッターボタンを半押 しすると、半押しタイマーがオンになり、元の状態に戻ります。半押しタイマー (0 286)で変更できます。 の作動時間は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー] 6 秒後 半押しタイマーオン 半押しタイマーオフ 半押しタイマーオン A 電源 OFF の時の表示について バッテリーが入っていると、カメラの電源
カメラの基本的な設定を行う 撮影するための基本的な設定を行います。 1 露出モードを e(プログラムオー ト)に設定する I ボタン • I ボタンを押しながら、メインコマ ンドダイヤルを回して e に設定する と、露出が適正になるようにシャッ s タースピードと絞り値を自動的に決定 します。 2 レリーズモードダイヤルを S(1 コマ撮影)に設定する メインコマンドダイヤル レリーズモードダイヤル ロックボタン • レリーズモードダイヤルロック ボタンを押しながら、レリーズ モードダイヤルを S に設定する と、シャッターを押すたびに 1 コマずつ撮影できます。 3 AFエリアモードセレクトダ イヤルを K(シングルポイ ント AF)に設定する レリーズモードダイヤル AF エリアモード セレクトダイヤル • AF エリアモードセレクトダイヤ ルを K に設定すると、自分が 選んだフォーカスポイント(ピ ントを合わせる位置)でピント を合わせることができます。 フォーカスポイント 40
4 フォーカスモードセレクト ダイヤルを S(シングル AF サーボ)に設定する フォーカスモード セレクトダイヤル • フォーカスモードセレクトダ イヤルを S に設定すると、 シャッターボタンの半押しで フォーカスポイントに重なる 被写体にピント合わせを行い、 s ピントが合うと撮影できます。 5 測光モードダイヤルを Y (マルチパターン測光)に 設定する 測光モードダイヤル • 測光モードダイヤルを Y に設 定すると、1005 分割 RGB セン サーから得られる情報に基づい て最適な露出値を得られます。 6 カメラの設定状態を確認する 露出モード AF エリアモード 測光モード 41
カメラを構える 撮影するときは、カメラをしっかりと構えます。 • 脇を軽く締め、右手でカメラのグリップを 包み込むようにしっかりと持ち、左手でレ ンズを支えます。 • 片足を少し前に踏み出すと、上半身が安定 します。 s • 人物などを縦位置で撮影する場合は、カメ ラを縦位置に構えます。 42
ピントを合わせる 1 シャッターボタンを半押し(0 44)して、ピントを合わ せる • 被写体を中央のフォーカ フォーカスポイント スポイントに合わせ、 シャッターボタンを軽く 押す(半押しする)と、 s 被写体に自動的にピント が合います。 • 暗い場所では、AF 補助光 ランプが光ることがあり ピント表示 ます。 2 連続撮影 可能コマ数 ファインダー内のピント表示(●)を確認する • ピントが合うと、「ピピッ」という電子音が鳴り、ファインダー内 のピント表示(●)が点灯します。 ファインダー内ピント表示 ●(点灯) ●(点滅) 意味 被写体にピントが合っています。 オートフォーカスでのピント合わせがで きません。 • シャッターボタンを半押ししている間、ピントは固定されます。 • シャッターボタンを押している間、続けて撮影でき るコマ数(連続撮影可能コマ数)がファインダーに 表示されます。連続撮影可能コマ数の先頭には、 「t」(0 93) が付きます。 • ピント合わせができない場合の対処方法については「オート フォーカスの苦手な被写体について」(0 86)をご覧ください。
3 シャッターボタンを全押し して、撮影する • シャッターボタンを半押しした まま、さらに深く押し込んで (全押しして)、撮影します。 • メモリーカードアクセスラン プが点灯している間は、画像 s メモリーカード アクセスランプ を記録しています。メモリー カードやバッテリーを取り出 したり、AC アダプター(別 売)を取り外さないでください。 A シャッターボタンの半押し シャッターボタンは、2 段階に押し込むようになっています。まず、シャッター ボタンを軽く抵抗を感じるところまで押して、そのまま指を止めることを、 「シャッターボタンを半押しする」といいます。次に、そのまま深く押し込む(こ れを「シャッターボタンを全押しする」といいます)と、シャッターがきれます。 半押しして ピントを合わせる 44 全押しして 撮影する
撮影した画像を確認する 1 K ボタンを押す K ボタン • 撮影した画像をカメラ背面 の液晶モニターに表示しま す。 • 表示中の画像がどちらのス ロットのメモリーカードに s 入っているかは、画像の左 下のメモリーカードマーク で確認できます。 2 マルチセレクターの 4 また は 2 を押して他の画像を確 認する • 1 または 3 を押すたびに、撮 N I KON D300S 1 / 10 影情報の表示が切り替わります (0 215)。 • 撮影に戻るには、シャッターボ タンを半押ししてください。 1/ 125 AUTO F5. 6 200 35mm 0, 0 20100D300S 10DSC _0001.
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注 意ください。 1 削除したい画像を表示する K ボタン • K ボタンを押して液晶モニ ターに画像を表示してか ら、マルチセレクターの 4 s または 2 で削除したい画像 を選びます。 2 画像を削除する O ボタン • O ボタンを押すと、削除確 認画面が表示されます。 もう一度 O ボタンを押すと、 表示中の画像を削除して、 再生画面に戻ります。 • 削除する画像がどちらのスロットのメモリーカードに入っている かは、画像の左下のメモリーカードマークで確認できます。 • 削除確認画面で、K ボタンを押すと、画像の削除をキャンセルし ます。 D 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除](0 230)では、複数の画像を選択して削除したり、再 生フォルダー内の全画像を一括して削除したりできます。また、メモリーカード を 2 枚使っているときは、全画像を削除するメモリーカードスロットを指定でき ます。 46
xライブビューに関する 設定 ここでは、液晶モニターで被写体を見ながら撮影する(ライブビュー x 撮影)方法を説明しています。 液晶モニターを見ながら撮影する (ライブビュー撮影)...........................................................
液晶モニターを見ながら撮影する (ライブビュー撮影) a ボタンを押すと、液晶モニターで被写体を見ながら撮影すること ができます。ライブビュー撮影には次の 2 つの方法があります。 • h カメラを固定して撮影する(0 49) カメラを三脚などに固定して撮影するときに選びます。液晶モニ ターに表示される画像を拡大表示して厳密なピント合わせができ x るため、静物などの撮影に適しています。撮像素子からのデータを 使ったコントラスト AF でピントを合わせます。 • g 液晶モニターを見ながら手持ちで撮影する(0 53) カメラを手持ちで動きのある被写体を撮影するときに選びます。 ローアングルやハイアングルなどファインダーがのぞきにくいと きに便利です。通常のオートフォーカス(位相差 AF)でピント合わ せができます。 A 位相差 AF とコントラスト AF について このカメラは、通常の撮影では、 「位相差 AF」でピントを合わせます。位相差 AF とは、オートフォーカス専用のセンサーを用いて、ピントのズレ量を検出する方 法です。 一方、ライブビューの[三脚撮影]時は、 「コントラスト AF」でピントを合
カメラを固定して撮影する (h ライブビューの三脚撮影) 1 三脚などを使ってカメラを固定する • ファインダーで被写体を確認しながら構図を決め、カメラを固定 します。 2 [三脚撮影]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ライブ ビューモード]で[三脚 撮影]を選んで J ボタン を押します。 x 3 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブ ビューを開始します。 ファインダー内が見えな くなり、液晶モニターに 被写体が表示されます。 NORM A AUTO [120m 00s] a ボタン 49
4 ピントを合わせる NORM AUTO [120m 00s] A • マルチセレクターを操作して、 ピントを合わせたい位置に、 赤い枠(コントラスト AF ポイ ント)を移動させます。 コントラスト AF ポイント • B ボタンを押すと、ボタン B ボタン を押している間、撮像素子からの情報を x 使ってオートフォーカス(コントラスト AF)を行います。 • オートフォーカス作動中はコントラスト AF ポイントが緑色に点滅し、ピントが合 うと緑色に点灯します。赤色で点滅表示 した場合は、ピントが合わなかったことを表します。 • X ボタンを押すと、被写 X ボタン 体が拡大表示され(最大 A 約 13 倍)、ピントの状態 を細部まで確認できます。 - 拡大表示時には、画面 の右下に構図の全体が 縮小表示され、拡大表示中の部分が薄いグレーで表示されます。 - 拡大表示時に画面をスクロールするには、マルチセレ クターを操作します。 - 拡大表示時には、マニュアルフォーカスでも厳密な ピント合わせができます。 - J ボタンを押すと、拡大表示を終了します。 50
5 シャッターボタンを全押しして撮影する • 撮影時は液晶モニターが消灯します。 6 a ボタンを押して、ライブビューを終了する D コントラスト AF 時のフォーカスモードについて x コントラスト AF 時には、フォーカスモードの設定やピントの状態に関係なく、 いつでもシャッターがきれます。また、フォーカスモードが C の場合でも、ピン トは合わせ続けません。 D コントラスト AF についてのご注意 • コントラスト AF は、通常のオートフォーカス(位相差 AF)より、ピント合わ せに時間がかかります。また、次の被写体はピントが合わない場合があります ので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な横線(縦位置の場合は縦線)の被写体 - 明暗差のない被写体 - コントラスト AF ポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 - イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画像に横帯が見える場合 - クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合 - コントラスト AF ポイントに対して被写体が小さい場合 -
A ライブビュー[三脚撮影]時にリモートコードを使用した場合 のコントラスト AF について [三脚撮影]でのライブビュー撮影中に別売のリモートコード(0 383)を使用 した場合は、リモートコードのシャッターボタンを 1 秒以上半押しし続けると、 コントラスト AF が作動します。リモートコードのシャッターボタンを半押しせ ずに全押しすると、コントラスト AF でピントを合わせずに撮影します。 A ライブビュー撮影時の露出補正について 撮影モード P、S、A の場合、露出補正の設定ができます(1/3 段刻みで± 5 段の範 囲)(0 122)。 液晶モニターの明るさを設定する x Aボタンを押しながらマルチセレクターの K 2 を押 すと、画面右の液晶モニターの明るさインジケー ターが黄色に変わります。このとき、K ボタンを押 したまま 1 または 3 を押すと、液晶モニターを好 みの明るさに調節できます。液晶モニターの明るさ を調節しても、撮影した画像には反映されません。 52 NORM A AUTO [120m 00s]
液晶モニターを見ながら手持ちで撮影する (g ライブビューの手持ち撮影) 1 [手持ち撮影]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ライブ ビューモード]で[手持 ち撮影]を選んで J ボタ ンを押します。 2 a ボタンを押す NORM A AUTO x [120m 00s] • ミラーアップしてライブ ビューを開始します。 ファインダー内が見えな くなり、液晶モニターに 被写体が表示されます。 3 a ボタン 液晶モニターで構図を確認する X ボタン A • X ボタンを押すと、被写体が拡大表示されます(最大約 3 倍)。 - 拡大表示時には、画面の右下に構図の全体が縮小表示され、拡 大表示中の部分が薄いグレーで表示されます。 - 拡大表示時に画面をスクロールするには、マルチセレ クターを操作します。AF エリアフレーム内でフォー カスポイントが移動します。 53
4 シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせる • シャッターボタンを半押しし ている間、ライブビューを一 時中断して、通常のオート フォーカスによるピント合わ せと測光を行います(この間、 ミラーがダウンする作動音が 、液晶モニターは消灯します)。B ボタンを押し して(0 55) てもピントを合わせられます。 x • ボタンを放すと、ミラーアップして液晶モニターが点灯し、再度 構図を確認できます。 • マニュアルフォーカス時(0 87)は、レンズのフォーカスリング でピント合わせができます。 5 シャッターボタンを全押しして撮影 する • 撮影する直前に、再度通常のオート フォーカスでのピント合わせと測光を行 います。 • 撮影時は液晶モニターが消灯します。 6 a ボタンを押して、ライブビューを終了する 54
D ライブビュー撮影時のご注意 • ライブビュー撮影中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生すること がありますが、実際に記録される画像に影響はありません。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画像に横帯が見える 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される カメラを左右に動かすと画面全体が歪んで見える カメラを動かすと、照明などの明るい部分に残像が見える 輝点が見える • レンズを取り外すと、ライブビュー撮影は終了します。 • 最長 1 時間のライブビュー撮影ができますが、長時間ライブビューで撮影する と、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、ノイズや色むらが発生する 場合があります。また、カメラボディーの表面が熱くなることがありますが故 障ではありません。 • 高温によるカメラのダメージを抑えるために、カメラ NORM AUTO [ ] A 27s 内部の温度が上昇すると、カメラは自動的にライブ ビュー撮影を終了します。ライブビュー撮影を終了す る 30 秒前から、カメラは液晶モニターの左上に残り時 間のカウントダウンを表示します。撮影時の気温が高 い場合は、ライ
A ライブビュー撮影時の情報表示について • ライブビュー撮影時にRボタンを押すと、 次のように画面の表示が切り替わり ます。 情報表示 情報表示なし NORM [120m 00s] A x AUTO NORM AUTO [120m 00s] A 水準器表示※ 格子線表示※ ※ 拡大表示時には表示されません。 •[ライブビューモード]が[手持ち撮影]のときは、ライブビュー撮影中に [三脚撮影]のときは、AF エリアフレーム AF エリアフレームが表示されます。 は表示されません。 手持ち撮影 A HDMI 接続時の撮影画面表示 HDMI 対応機器との接続時には、液晶モ ニターが消灯し、代わりに接続した機器 の モ ニ タ ー に 被 写 体 が 表 示 さ れ ま す。 HDMI 出力時の撮影画面の表示は、右の ようになります。 56 三脚撮影
y動画に関する設定 ここでは、液晶モニターを見ながら動画を撮影する方法を説明してい ます。 動画を撮影する .................................................................. 58 動画を再生する .................................................................. 64 y 動画を編集する ..................................................................
動画を撮影する 音声付きの動画を約 24 フレーム / 秒で撮影できます。ステレオミニプラ グを装備した市販のマイクを外部マイク入力端子に接続すると、ステレ オ録音もできます。 1 ライブビューモードを 選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ライブ y ビューモード]で設定し たいライブビューモード を選んで J ボタンを押し ます。 •[三脚撮影 ] の場合、露出モード g または h でライブビュー開始前に 絞り値を設定すると、設定した絞り値で撮影できます(動画撮影 での最小絞りは F16 です。絞り値の設定方法については 0 113、 115 をご覧ください)。[三脚撮影]での動画撮影中は、コントラ スト AF でピントを合わせられます。 •[手持ち撮影 ] の場合、被写体の明るさの変化に合わせて、カメラ が絞り値を決めます。 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始し ます。ファインダー内が暗くなり、液晶 モニターに被写体が表示されます。 a ボタン 58
3 ピントを合わせる B ボタン • 動画撮影を始める前に、B ボタンを押すか([三脚撮影])、 シャッターボタンを半押しして ([手持ち撮影])、ピントを合わ せます。 •[手持ち撮影]での動画撮影中 は、オートフォーカスは作動しません。動画撮影を開始する前に 被写体にピントを合わせてください。 4 マルチセレクターの中央ボタ ンを押して、撮影を始める 録画中マーク y • 録画中は録画中マークが液晶 モニターに表示されます。記 録できる残り時間の目安も液 晶モニターで確認できます。 • カメラボディー前面にある内 残り時間 蔵マイク(0 4)で音声を記 録します(モノラル録音)。録画中は、マイクを指でふさがないよ うにしてください。 • AE/AF ロックボタンを押し続けている間、露出を固定(AE ロッ ク)できます(0 120)。 • E ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、± 3 段の 範囲で露出補正ができます(0 122)。 A 関連ページ • 動画の画像サイズやマイク感度の設定を変える→「動画の設定」(0 62) • AE/AF ロックボタンを押し続けなくても
5 もう一度中央ボタンを押して、撮影を終了する •[動画の設定]の[画像サイズ]が[640 × 424(3:2)]のとき、 約 20 分間経過すると撮影を終了します(0 62)。また、メモリー カードの残量がなくなると、撮影は自動的に終了します。 • 動画撮影中にシャッターボタンを全押しすると、動画撮影を終了 してライブビューで静止画撮影をします。 A 動画撮影中のピント合わせについて •[三脚撮影]での動画撮影中に B ボタンを押すと、コントラスト AF が作動 し、選択中のフォーカスポイントに重なる被写体にオートフォーカスでピント y を合わせることができます。このとき、ピントが合っても電子音は鳴りません。 •[三脚撮影]でオートフォーカスが作動すると、レンズの動作音も記録されま す。 •[手持ち撮影]での動画撮影中はオートフォーカスでピント合わせできません。 シャッターボタンを半押しするか、B ボタンを押すと、撮影を終了します。 [手持ち撮影]で動画撮影中にピントを合わせたいときは、マニュアルフォー カスをお使いください(0 87)。 A 動画撮影について • 0 マークが表示されているとき
D 動画撮影時のご注意 • 動画撮影中の液晶モニターの表示に、次のような現象が発生する場合がありま す。これらの現象は撮影した動画にも記録されます。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画像に横帯が発生する 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む カメラを動かした場合、照明などの明るい部分に残像が発生する ジャギー、偽色、モアレが発生する 輝点が発生する • レンズを取り外すと、動画撮影は終了します。 • 長時間ライブビューや動画撮影すると、カメラ内部の温度が上昇することがあ るため、ノイズや色むらが発生する場合があります。また、カメラボディーの 表面が熱くなることがありますが故障ではありません。 • 高温によるカメラのダメージを抑えるために、カメ ラ内部の温度が上昇すると、カメラは自動的に動画 NORM A 27s y AUTO [120m 00s] 撮影を終了します。動画撮影を終了する 30 秒前か ら、カメラは液晶モニターの左上に残り時間のカウ ントダウンを表示します。撮影時の気温が高い場合 は、動画撮影が始まってすぐ
動画の設定 撮影メニューの[動画の設定]では、動画を記録するときの画像サイ ズ、録音の有無やマイクの感度、メモリーカードを 2 枚使用している ときの記録先を設定できます。 ❚❚ 画像サイズ 動画を記録するときの画像サイズを設定します。 画像サイズ a 1280 × 720(16:9) b 640 × 424(3:2) c 320 × 216(3:2) 解像度 最長記録時間 1280 × 720 ピクセル 640 × 424 ピクセル 320 × 216 ピクセル 5分 20 分 20 分 y ❚❚ 録音設定 内蔵マイクまたは市販のマイクの感度の程度を設定します。 E F G H I マイク感度 オート (A) マイク感度 高 (3) マイク感度 中 (2) 設定した感度で録音します。 マイク感度 低 (1) 録音しない 音声は記録しません。 ❚❚ 動画記録先の選択 メモリーカードを 2 枚使用している場合に動 画を記録するスロットを設定します。 • それぞれのカードで動画を記録できる残り時間 が表示されます。 • 選んだ動画記録先のメモリーカードの残量がな くなると、撮影は自動的に
❚❚ 動画設定の変更方法 1 [動画の設定]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[動画の設 定]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 動画の設定項目を選ぶ •[画像サイズ]、[録音設定]、 y [動画記録先の選択]のうちい ずれかを選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、設定画面が 表示されます。 3 設定したい項目を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 A 録音設定について 録音設定は、ライブビュー中にボタン操作で変更す NORM A AUTO [120m 00s] るこ とも でき ます。「動画 を撮 影す る」の手 順 4 (0 59)で動画撮影を始める前に、K ボタンを押 しながらマルチセレクターの 4 を押すと、画面左上 の録音設定アイコンが黄色に変わります。K ボタ ンを押したまま 1 または 3 を押すと、マイク感度 が切り替わります。 63
動画を再生する 1 コマ表示モード(0 212)で 1 マークが表示されている画像が動画 です。マルチセレクターの中央ボタンを押すと動画を再生します。 1 マーク 再生時間 / 記録時間 記録時間 y 音量設定 操作ガイド 動画再生中の操作方法 一時停止する / 3 または J ボタンを押すと一時 停止します。 中央ボタンを押すと再生しま 再生を再開する す。一時停止中または早送り / 巻 き戻し中に中央ボタンを押すと 動画再生を再開します。 A 音声が記録されていない動画の表示に ついて 撮影メニュー[動画の設定]の[録音設定]を[録 音しない]にして撮影した動画の場合、1 コマ表示 モード時と再生中に 2(音声なしマーク)が表示さ れます。 64
• 動画の再生 中に 4 を押 すと巻き戻 し、2 を押すと早送りします。同じ方 巻き戻しする / 向のボタンを押すごとに、巻き戻し / 早 早送りする 送りの速度が 2 倍、4 倍、8 倍、16 倍に (動画再生中) 切り替わります。 • 4 ボタンを押し続けると、最初のコマ に移動し、2 ボタンを押し続けると、 最後のコマに移動します。 コマ戻しする / 一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ コマ送りする 戻し / コマ送りします。ボタンを押し続け (一時停止中) 音量を調節する y ると連続でコマ送りします。 X/W X を押すと音量が大きくなり、W を押 すと小さくなります。 一時停止中に J ボタンを押すと、撮影し 動画を編集する た動画の不要な部分を削除できる[動画 編集]画面を表示します(0 66)。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影でき 撮影に戻る メニューに移る 再生終了 ます。 G / メニューが表示されます(0 253)。 K マルチセレクターの 1 または K ボタン を押すと 1 コマ表示モードに戻ります。 65
動画を編集する 撮影した動画の不要な部分を削除できます。 1 1 コマ表示モード(0 212) で編集したい動画を選んで J ボタンを押す 2 [動画編集]を選ぶ y •[動画編集]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、[動画 編集]画面が表示されます。 3 [始点の設定]または[終 点の設定]を選んで J ボタ ンを押す •[始点の設定]を選ぶと、選択 したフレームより前の部分を 削除できます。 •[終点の設定]を選ぶと、選択したフレームより後の部分を削除で きます。 A 動画編集を開始する前に 動画を編集するときは、バッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテ リーをお使いください。 66
4 始点または終点を決める • 動画を再生しながら、削除する始点また は終点を決めます。中央ボタンを押すと 動画を再生します。3 を押すと一時停止 します。 • 4 を押すと巻き戻しし、2 を押すと早送 りします。一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ送りします。 巻き戻し / 早送りとコマ送りについては 0 65 をご覧ください。 • 先頭フレームには h アイコンが、最終フレームには i アイコンが 画面右上に表示されます。 • X ボタンを押すと音量が大きくなり、W ボタンを押すと小さくな y ります。 • 1 を押すと始点または終点を決定します。 5 動画ファイルを作成する •[はい]を選んで J ボタンを押すと、編集前の動画とは別に、新し い動画として保存します。 • 動画の前後の部分を削除するには、動画編集で新しく保存した動 画に対して、もう一度動画編集を行ってください。 • 動画編集した画像には、1コマ表示時に 9 が表示されます。 67
D 動画編集時のご注意 • メモリーカードに充分な空き容量がない場合、動画編集できません。 • 2 秒未満の動画は編集できません。手順 4 で始点または終点を決めるときに、作 成される動画が 2 秒未満になる位置では、再生時間の表示が赤色に変わって警 告します。 A[動画編集]について 動画の編集は画像編集メニュー(0 338)からも行 えます。 y 68
d画像の記録に関する設定 ここでは、画質や画像のサイズなど、画像の記録に関する設定につい て説明します。 画質モードを変更する ....................................................... 70 画像サイズを変更する ....................................................... 75 d 2 枚のメモリーカードに記録する (主スロットの選択、副スロットの機能)...........................
画質モードを変更する ❚❚ 画質モードについて 画像を記録する際の画質モードを選びます。 画質モード ファイル形式 内容 撮像素子の生データ(RAW 形式)を記録し RAW NEF ます。画像をパソコンに転送して加工した り、パソコンを使ってプリントする場合など に適しています。 TIFF(RGB) d FINE (RGB) 画像を 8 ビット非圧縮の TIFF-RGB 形式で記 録します。多くの画像アプリケーションで 使用できます。 画像データを約 1/4 に圧縮して記録します 高 (サイズ優先時) 。 NORMAL 画質 BASIC TIFF JPEG 画像データを約 1/8 に圧縮して記録します (サイズ優先時) 。 画像データを約 1/16 に圧縮して記録しま 低 す(サイズ優先時) 。 RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同 RAW + FINE RAW + NORMAL RAW + BASIC 時に記録します。 NEF + JPEG RAW と JPEG(NORMAL)の 2 種類の画像 を同時に記録します。 RAW と JPEG(BA
❚❚ 画質モードの設定方法 QUAL ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回す • 画質モードは、表示パネルに表 示されます。 QUAL ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル d A[RAW 記録]について 画質モードが RAW の場合、撮影メニューの[RAW 記録]で、記録方式([ロ [圧縮 RAW]、[非圧縮 RAW])(0 73)と記録ビット スレス圧縮 RAW]、 モード( [12 ビット記録]と[14 ビット記録])(0 74)を選べます。 A[JPEG 圧縮]について 画質モードが JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、JPEG(BASIC)の場合、 撮影メニューの[JPEG 圧縮]では、JPEG 画像記録時にファイルサイズを 優先してデータを圧縮([サイズ優先])するか、画質の低下を抑えること を優先してデータを圧縮([画質優先] )するかを選べます(0 73)。 A RAW 画像について 画質モードで RAW を選んだ場合、画像サイズは設定できません。現像には画像 編集メニューの[RAW 現像] (0 351)、または付属のソフトウェア ViewNX
A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • 画質モード[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC]で撮影 したとき、カメラでは JPEG 画像のみを再生します。メモリーカードを 1 枚使用 している場合、JPEG 画像と同時記録された RAW 画像はパソコンでのみ再生で きます。 • メモリーカードを1枚使用している場合や、メモリーカードを2枚使用していて も[副スロットの機能](0 76)が[順次記録]の場合、RAW 画像と同時記 録された JPEG 画像をカメラ上で削除すると、RAW 画像も削除されます。 •[副スロットの機能] (0 76)を[RAW+JPEG 分割記録]に設定してメモリー カードを 2 枚使用している場合、[ 主スロットの選択 ](0 76)で選んだ主ス ロットに RAW 画像が、もう一方のスロット(副スロット)に JPEG 画像が記録 されます。RAW 画像と同時記録された JPEG 画像をカメラ上で削除しても、 RAW 画像は削除されません。 d A[画質モード]について 画質モードは撮影メニュー(0 264)でも設定
❚❚ JPEG 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[JPEG 圧縮]を選んで、画質 モードが JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、JPEG(BASIC)の画像 を記録するときの圧縮方式を設定します。 O サイズ優先 P 画質優先 ファイルサイズがほぼ一定になるように圧縮します。 画質の劣化を抑えて圧縮します。画像によってファイル サイズは異なります。 ❚❚ RAW 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[RAW 記録]で[記録方式]を 選んで、RAW 画像の記録時の圧縮方式を設定します。 可逆圧縮します(データを完全に復元できます)。 [非 N ロスレス 圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 60 ∼ 80% に 圧縮 RAW なります。記録した画像は[非圧縮 RAW]と同等の d 画質になります。 非可逆圧縮します(データは完全には復元できませ O 圧縮 RAW ん)。 [非圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 45 ∼ 60% になります。非可逆圧縮ですが、記録した画像は [非圧縮 RAW]とほぼ同等の画質になります。
❚❚ RAW 画像の記録ビット数を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[RAW 記録]で[記録ビット モード]を選んで、RAW 画像の記録ビット数を設定します。 q 12 ビット記録 RAW 画像を 12 ビットで記録します。 RAW 画像を 14 ビットで記録します。[12 ビット記録] の場合よりもさらに豊かな階調表現になり、画像の r 14 ビット記録 ファイルサイズが約 1.3 倍になります。 [14 ビット記録]の場合、連続撮影速度を 3 コマ / 秒以 。 上に設定しても約 2.
画像サイズを変更する 画像サイズは、以下の 3 種類から選べます。プリントしたい大きさな どに合わせて設定してください。 画像サイズ 画像ファイルの大きさ プリント時の大きさ (出力解像度 300dpi の場合)※ L 大 4288 × 2848 ピクセル 約 36.3 × 24.1cm M サイズ 3216 × 2136 ピクセル 約 27.2 × 18.1cm 2144 × 1424 ピクセル 約 18.2 × 12.1cm S 小 ※ ピクセル数÷出力解像度(dpi)× 2.
2 枚のメモリーカードに記録する (主スロットの選択、副スロットの機能) このカメラは、CF カードと SD カードを同時に使うことができます。 このとき、優先的に使うスロット(主スロット)を選んだり、もう一 方のスロット(副スロット)の機能を設定できます。 ❚❚ 優先的に使うスロットを決める G ボタンを押して、撮影メニュー[主スロットの選択]を選んで、 撮影時や再生時に優先的に使うスロットを設定します。 d J K CF スロット CF カードを優先的に使うときに選びます。 SD スロット SD カードを優先的に使うときに選びます。 ❚❚ 副スロットの機能 G ボタンを押して、撮影メニュー[副スロットの機能]を選んで、 副スロットへの記録方法を設定します。 主スロットから優先的に記録し、空き容量がなくなった ら、記録先を副スロットに変更します。 P 順次記録 Q バックアップ バックアップ用として同じ画像を主スロット、副スロッ 記録 トに記録します。 R RAW+JPEG 分割記録 •[画質モード]が[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL]、 または[RAW +
Nフォーカスに関する設定 ここでは、カメラのピント合わせ(フォーカス)に関する設定を説明 します。 ピントの合わせ方を変更する(フォーカスモード)........... 78 AF エリアモードを変更する ............................................... 80 ピントを合わせる位置を選ぶ(フォーカスポイント)........ 82 ピントを固定して撮影する(フォーカスロック)............... 84 ピントを手動で合わせる(マニュアルフォーカス)...........
ピントの合わせ方を変更する (フォーカスモード) オートフォーカスで撮影するときは、 フォーカスモードセレクトダイヤル フォーカスモード セレクトダイヤル を S(シングルAFサーボ)または C(コ ンティニュアス AFサーボ)に合わせま す。マニュアルフォーカスで撮影する ときは、M(マニュアルフォーカス) に合わせます。 N フォーカスモード 内容 S ファインダー内のピント表示(●)が点灯すると、ピント シングル AF サーボ (AF-S) はそこで固定(フォーカスロック)します。風景など静止 した被写体の撮影に適しています。初期設定はピントが合 うとシャッターがきれるフォーカス優先モードです。 ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯して もフォーカスロックはされず、シャッターをきるまでピ C コンティニュアス AF サーボ (AF-C) ントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動きのあ る被写体の撮影に適しています。シャッターボタンの半 押しを続けると、被写体が動いている場合には予測駆動 フォーカス(0 79)に切り替わり、被写体の動きに合わ せてピントを追い続けます
A B ボタンについて • B ボタンを押すと、カメラが自動的に被写体に • Bボタンでピント合わせをするときは、VRレン B ボタン ピントを合わせます。 ズの手ブレ補正スイッチをオンにしていても、手 ブレ補正機能(0 26)は作動しません。 A 予測駆動フォーカスについて フォーカスモードセレクトダイヤルを C に設定して、シャッターボタンを半押し するか、または B ボタンを押してピントを合わせる場合、被写体が近づいて きたり遠ざかっていくのをカメラが認識すると、自動的に予測駆動フォーカスに 切り替わります。予測駆動フォーカスが作動すると、シャッターがきれる時点で の到達位置を予測しながらピントを合わせ続けます。 A 関連ページ • • (0 275) AF-Cをフォーカス優先モードにする → A a1[AF-Cモード時の優先] (0 276) AF-S をレリーズ優先モードにする → A a2[AF-S モード時の優先] N • シャッターボタン半押しでオートフォーカスが作動しないようにする → A a5[半押し AF レンズ駆動](0 279) 79
AF エリアモードを変更する AF エリアモードセレクトダイヤル を切り換えて、オートフォーカス (0 78)で撮影するときのフォーカ スポイント(ピントを合わせる位 置)の選び方を設定します。 AF エリアモードセレクトダイヤル AF エリアモード N 80 フォーカスモード(0 78) S の場合 C の場合 撮影者が選択した 1つのフォーカスポイントで K ピントを合わせます。静止した被写体や動きの フォーカスモードが S の シングル 少ない被写体に対して、選択したフォーカスポ 場合も C の場合も左記の ポイント イントで正確にピントを合わせたい場合など 動作になります。 AF モード に便利です。 フォーカスモードC(0 78)との組み合わせで、 撮影者が選択した 1 つのフォーカスポイントか ら被写体が一時的に外れても、周辺のフォーカ スポイントからのピント情報を利用してピン I シングルポイ トを合わせます。ピント情報を利用するフォー ダイナ ント AF モー カスポイントは、カスタムメニュー a3[ダイナ ドと同じ動作 ミック ミック AF エリア] (0 277)で、9 点
A AF エリアモードの表示について AF エリアモードは、表示パネルで確認できます。 AF エリアモード表示 各 AF エリアモードの表示は次のようになります。 AF エリアモード 表示パネル K シングルポイント AF モード カスタムメニュー a3 [ダイナミック AF エリア](0 277) 9点 N I 21 点 ダイナミック AF モード※ 51 点 51 点 (3D- トラッキング) H オートエリア AF モード ※ 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 ピント情報として利用する周辺のフォーカスポイントの数を選択できます。 A マニュアルフォーカス時の AF エリアモードについて AF エリアモードは自動的に K(シングルポイント AF モード)になります。 A 関連ページ • ダイナミックAF時のフォーカスエリアを変更する → エリア](0 277) • A a3[ダイナミックAF AF ロックオンを解除する → A a4[AF ロックオン](0 279) 81
ピントを合わせる位置を選ぶ (フォーカスポイント) このカメラには、51 カ所のフォー カスポイントがあります。 AF エリアモードが K(シングルポ イント AF モード)または I(ダイ ナミック AF モード)の場合、被写体 の位置や構図に合わせて、フォーカ スポイントを選ぶことができます。 1 N AF エリアモード セレクトダイヤル フォーカスポイントロック レバーのロックを解除する • フォーカスポイントロックレ バーを回して・に合わせ、 ロックを解除すると、マルチ セレクターでフォーカスポイ ントを選べるようになります。 フォーカスポイント ロックレバー D オートエリア AF モードについて H(オートエリア AF)の場合、フォーカスポイントをカメラが自動的に選択す るため、自分ではフォーカスポイントを選べません。 82
2 フォーカスポイントを選ぶ • マルチセレクターを 134 2 またはななめ方向に押して、 フォーカスポイントを選びま す。 • 中央ボタンを押すと、中央部 のフォーカスポイントが選択 されます。 • フォーカスポイントロックレ バーを L の位置に回すと、 フォーカスポイントをロック (固定)します。 N A 関連ページ • フォーカスポイントの点灯に関する設定を変更する → A a6[フォーカスポ イント照明](0 279) • フォーカスポイントの選択を循環方式にする → A a7[フォーカスポイント 循環選択](0 280) • マルチセレクターで選べるフォーカスポイントの数を変える → A a8[AF 点 数切り換え](0 280) • マルチセレクターの中央ボタンを押したときの機能を変更する → A f2 [中央 ボタンの機能](0 309) 83
ピントを固定して撮影する (フォーカスロック) ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入ら ないときや、オートフォーカスが苦手な被写体(0 86)を撮影する ときには、次の手順でピントを固定(フォーカスロック)して撮影し てください。 1 ピントを合わせたい被写体にフォーカスポイントを重ねる • 被写体にフォーカスポイント を重ねて、シャッターボタン を半押しします。 • ピントが合うと、ファイン N ダー内のピント表示(●)が 点灯します。 2 ピントを固定する フォーカスモードが S の場合 シャッターボタンを半押ししてい る間は、ピントがそのまま固定され ます。 • シャッターボタンの半押しで ピントが合った状態で、AE/AF ロックボタンを押してピントを固 定することもできます。 A シャッターボタンの半押しで露出を固定するには カスタムメニュー c1[半押し AE ロック]を[する]に設定すると、シャッター ボタンの半押しで露出を固定できます(0 286) 。 84
フォーカスモードが Cの場合 シャッターボタンを半押ししたまま、AE/AF ロックボタンを押すと、露出とピントがその まま固定されます。 • シャッターボタンから指を放しても、 AE/AF ロックボタンを押している間はピ ントと露出(AE ロック:0 120)が固定 され、ファインダー内表示に AE-L マーク シャッターボタン が点灯します。 AE/AF ロック ボタン 3 N ピントを固定したまま、 構図を決めて撮影する • 被写体との撮影距離を変えな いでください。ピントが固定 された後に被写体が動いた (撮影距離が変化した)とき は、いったんシャッターボタンや AE/AFロックボタンから指を放 し、フォーカスロックを解除してからピントを合わせ直してくだ さい。 A ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは AE/AF ロックボタンでフォーカスロックして、AE/AF ロックボタンを押したまま もう一度シャッターボタンを全押ししてください。 A 関連ページ AE/AF ロックボタンを押したときの機能を変更する → A f7[AE/AF ロックボ タンの機能] (0 314) 85
❚❚ オートフォーカスの苦手な被写体について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができ ず、シャッターがきれないことや、ピントが合わなくてもピント表示 (●)が点灯し、電子音が鳴ってシャッターがきれることがあります。 このような場合は、フォーカスモードを M(0 87)に切り換えてピ ントを合わせるか、フォーカスロック(0 84)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきりしない場合 (白壁や背景と同色の服を着ている人物など) フォーカスポイント内に遠くのものと近くのものが混在 する被写体 (オリの中の動物など) N 連続した繰り返しパターンの被写体 (ビルの窓やブラインドなど) 被写体の明暗差が極端に異なる場合 (太陽を背景にした日陰の人物など) 背景に対して被写体が小さい場合 (遠くの建物を背景に近くの人物を撮影する場合など) 絵柄が細かい場合 (一面の花畑など) 86
ピントを手動で合わせる (マニュアルフォーカス) 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わ せるときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの 設定は次の通りです。 • AF-S レンズを使用している場合:レンズのフォーカスモード切り換 えスイッチを M にしてください。 • AF レンズを使用している場合: カメラのフォーカスモードセレク フォーカスモード セレクトダイヤル トダイヤルを M にしてください。 レンズにフォーカスモード切り 換えスイッチがある場合は、レン ズ側のフォーカスモードも M に N してください。 • マニュアルフォーカスレンズを使用する場合:カメラのフォーカス モードセレクトダイヤルをMにしてください。 ピントは、レンズのフォーカスリン グを回して、ファインダー内のメイ ンの被写体がはっきり見えるよう に合わせます。 D AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合のご注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモー ドセレクトダイヤルを M にしてください。フォーカスモードセレクトダイヤルが S また
フォーカスエイドによるピント合わせ 開放 F 値が F5.6 以上の明るいレンズ(絞りの最 も小さい数値が F5.6 以下のレンズ)を使って マ ニ ュ ア ル フ ォ ー カ ス で 撮 影 す る と き は、 ファインダー内のピント表示(●)でピント が合っているかどうかを確認できます。ピン トが合っているかどうかの基準となるフォー カスポイントは 51 カ所から選べます。 • ピントが合うとピント表示(●)が表示さ れます(0 43)。 • オートフォーカスの苦手な被写体(0 86) では、ピントが合っていなくてもピント表 N 示(●)が点灯することがありますので、 ファインダースクリーンの像でピントが 合っていることを確認してください。 A 距離基準マークについて 距離基準マーク E は撮影距離の基準となるマー クで、カメラ内の撮像面の位置を示します。マ ニュアルフォーカスや接写などでカメラから被 46.5mm 写体までの距離を実測する場合、このマークが基 準となります。レンズ取り付け面(レンズマウン ト)から撮像面までの寸法(フランジバック)は 46.
kレリーズモードに 関する設定 ここでは、1 コマ撮影や連続撮影をはじめ、静かな場所での撮影に適 した静音撮影や、セルフタイマー撮影、撮影時のミラーによる振動を 防ぐミラーアップ撮影など、カメラのレリーズモードを説明します。 1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、レリーズ モードを変更する .............................................................. 90 連続撮影する ..................................................................... 92 k セルフタイマーを使って撮影する ..................................... 95 ミラーアップして撮影する ................................................
1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、 レリーズモードを変更する シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。 レリーズモード 内容 S シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。 1 コマ撮影 CL 低速連続撮影 CH 高速連続撮影 シャッターボタンを全押ししている間、約 1 ∼ 7 コマ / 秒※ 1 (0 93)で連続撮影できます(0 92)。 シャッターボタンを全押ししている間、約 7 コマ / 秒 ※ 2 (0 93)で連続撮影できます。動きのある被写体などに使用 すると便利です(0 92)。 シャッターボタンを全押しするたびに 1 コマずつ撮影でき ます。シャッターボタンから指を放すまで撮影後の動作音 k J を抑えるため、1 コマ撮影に比べて静かに撮影できます。 静音撮影 シャッターボタンから指を放すとミラーがダウンします。 • 静音撮影時には、カスタムメニュー d1[電子音設定] (0 288)の設定に関わらず、電子音も鳴りません。 シャッターボタンを全押しするとセルフタイマーが作動し、 E セルフタイマー撮影 約 10 秒後にシャッターが
レリーズモードを切り換えるには、 レリーズモードダイヤル レリーズモードダイヤルロックボ ロックボタン タンを押しながら、レリーズモード ダイヤルを回します。 レリーズモード ダイヤル k 91
連続撮影する レリーズモードを CH(高速連続撮影)または CL(低速連続撮影)に すると、シャッターボタンを全押ししている間、連続撮影できます。 1 レリーズモードダイヤルを CH または CL に合わせる • レリーズモードダイヤルロッ クボタンを押しながら、レ リーズモードダイヤルを CH ま たは CL に合わせます。 2 レリーズモード ダイヤル 構図を決め、ピントを合わせて 撮影する • シャッターボタンを全押ししている間、 k 連続撮影ができます。 • CL 時は、カスタムメニュー d5[低速連続撮影速度](0 289)で 設定した速度で連続撮影できます(0 93)。 • CH 時は、最大 7 コマ / 秒で連続撮影します(0 93)。 92
A 連続撮影速度について このカメラは、電源の種類や、別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 を 装着したときなどで連続撮影速度が変わります。次の表は、フォーカスモード C、露出モード S または M、1/250 秒以上の高速シャッタースピードで、その他 が初期設定のときの値です。 CH ※ 1 電源 CL ※ 1 本体のみ(EN-EL3e) 約 7 コマ / 秒 約 1 ∼ 7 コマ / 秒 本体のみ(AC アダプター) 約 7.6 コマ / 秒※ 2 約 1 ∼ 7 コマ / 秒 MB-D10 装着時(EN-EL3e) 約 7 コマ / 秒 約 1 ∼ 7 コマ / 秒 MB-D10 装着時(EN-EL4a) 約 8 コマ / 秒※ 2 約 1 ∼ 7 コマ / 秒 MB-D10 装着時(単 3 形電池)※ 3 約 7.7 コマ / 秒※ 2 約 1 ∼ 7 コマ / 秒 ※ 1 RAW を含む画質モードで、撮影メニュー[RAW 記録]の[記録ビットモード] (0 74) を[14 ビット記録]に設定しているときは、最大連続撮影速度が約 2.
A 連続撮影時の記録について • メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から 1 分間程度メモリー カードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中 にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだ けでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。 • メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源を OFF にすると、撮影された全て の画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。 • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済み の画像データがメモリーカードに記録されて終了します。 A 関連ページ • 連続撮影時に撮影コマ数を制限する → A d6[連続撮影コマ数](0 290) •「記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数」(0 427) k 94
セルフタイマーを使って撮影する セルフタイマーによる撮影は記念写真など、撮影者自身もいっしょに 写りたいときなどに便利です。セルフタイマー撮影時は、三脚などを 使ってカメラを固定してください。 1 レリーズモードダイヤルを E(セルフタイマー撮影) に合わせる • レリーズモードダイヤルロッ クボタンを押しながら、E に 合わせてください。 2 レリーズモード ダイヤル 構図を決め、ピントを合わせる • フォーカスモードが S でピント が合っていないときなど、カ フォーカスモード セレクトダイヤル k メラのシャッターがきれない 状態ではセルフタイマーは作 動しません。 A カメラから離れてシャッターをきるには カメラから離れて撮影するときは、ファインダーから余計な光が入って露出が変 わることを防ぐために、付属のアイピースキャップ DK-5 を取り付けます。 アイピースキャップは、接 アイピースキャップ DK-5 眼目当て DK-23 を取り外し (①)、右図のように取り付 けます(②)。接眼目当てを 取り外すときは、カメラを しっかりと支えてくださ い。 95
3 セルフタイマー撮影を開始 する • シャッターボタンを全押しする と、セルフタイマーランプが約 8 秒間点滅後、約 2 秒間点灯して合計で約 10 秒後にシャッターがき れます。 • セルフタイマーが作動すると、電子音が鳴り始めます。撮影 2 秒前 になると、電子音が鳴る間隔が短くなります。 • セルフタイマーの作動中に内蔵フラッシュを上げると、セルフタイ マーが解除されます。フラッシュを使うときは、内蔵フラッシュを 上げてファインダー内表示のレディーライト M が点灯しているのを 確認してからシャッターボタンを押してください。 • レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタ イマーは解除されます。 k A シャッタースピードがA にセットされている場合について 露出モードが h で、シャッタースピードが A にセットされている場合は、 シャッタースピードが約 1/10 秒でシャッターがきれます。 A 関連ページ • セルフタイマーの作動時間を変更する → A c3[セルフタイマー](0 287) A d1[電子音設定](0 288) • セルフタイマー撮影時の電子音を設定する
ミラーアップして撮影する ミラーアップ撮影すると、撮影時にミラーアップの振動によるブレを 防ぐことができます。 1 レリーズモードダイヤルを MUP(ミラーアップ撮影) に合わせる • レリーズモードダイヤルロッ クボタンを押しながら、MUP に合わせてください。 2 レリーズモード ダイヤル 構図と露出を決めて、 シャッターボタンを全押しする • 半押ししてピントを合わせた後、 シャッターボタンを全押しすると、 ミラーアップします。 k D ミラーアップ中のご注意 ミラーアップ中は、ファインダーで構図を確認できません。 また、オートフォーカスと測光は使えません。 3 撮影する • もう一度シャッターボタンを全押しすると、 撮影できます。 • ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに押してください。 • 撮影が終了すると、ミラーダウンします。 A ミラーアップ撮影について • 三脚の利用をおすすめします。 • ミラーアップ撮影時には、別売のリモートコード(0 383)を使うと効果的です。 • ミラーアップ開始後約 30 秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。 97
k 98
SISO感度に関する設定 ここでは、ISO 感度の変更や感度自動制御による撮影方法について 説明します。 ISO 感度を変更する ......................................................... 100 ISO 感度の設定方法 ........................................................................ 100 感度自動制御機能を使う ..................................................
ISO 感度を変更する ISO 感度は ISO 200 ∼ 3200 の間で 1/3 段ステップで設定できます。ま た、ISO 200 から約 0.3 段∼約 1 段の範囲での減感と、ISO 3200 から約 0.
A ISO 感度設定時のステップ幅について ISO 感度のステップ幅は、カスタムメニュー b1[ISO 感度設定ステップ幅] (0 283)で変更できます。 カスタムメニュー b1 設定できる ISO 感度 [ISO 感度 ステップ幅] 1/3 段 1/2 段 1段 • Lo 1、Lo 0.7、Lo 0.3、200、250、320、400、 500、640、800、1000、1250、1600、2000、 2500、3200、Hi 0.3、Hi 0.7、Hi 1 Lo 1、Lo 0.5、200、280、400、560、800、1100、 1600、2200、3200、Hi 0.5、Hi 1 Lo 1、200、400、800、1600、3200、Hi 1 ISO 感度のステップ幅を変更したとき、設定されている ISO 感度が変更後のス テップ幅に存在しない場合は、最も近い値に変更されます。 A 高感度(Hi 0.3 ∼ Hi 1)に設定した場合 ISO 感度を[Hi 0.3]に設定すると、ISO 3200 に対して約 0.
感度自動制御機能を使う 感度自動制御機能は、設定した ISO 感度で適正露出が得られない場合 に、カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 ❚❚ 感度自動制御の設定方法 1 [感度自動制御]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ISO 感度 設定]で[感度自動制 御]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 [する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを押 すと、カメラが自動的に ISO 感 S 度を変更するようになります。 フラッシュ撮影時も、フラッ シュの光量が適正となるよう に感度自動制御が機能します。 •[しない]を選ぶと、[ISO 感度]で設定した ISO 感度に固定されま す。 102
3 感度の制御方法を設定する • カメラが感度を自動的に制御 する方法を選びます。 感度自動制御する場合の、ISO 感度の上限(400 ∼ Hi 1) 制御上限感度 を設定します。ここで設定した値より高い感度に上がるこ とはありません。また、ISO 感度の下限は 200 になります。 露出モード e、g で感度自動制御する場合の、シャッター スピードの低速側の限界(1/4000 ∼ 1 秒)を設定します。 低速限界設定 ただし、ISO 感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても 露出不足になる場合は、適正露出を得るために、低速限界 設定よりもさらにシャッタースピードが低速になります。 • J ボタンを押して設定します。 [感度自動制御]を[する]にすると、表示 パネルとファインダー内表示に、右のよう に表示されます。ISO-AUTO 表示が点灯し S ている場合は、[ISO 感度]で設定した感度 で撮影されます。感度が自動制御されると ISO-AUTO 表示が点滅し、ファインダー内 表示に制御された ISO 感度が表示されます。 103
A 感度自動制御についてのご注意 • ISO 感度が高くなると、多少ざらついた画像になることがあります。 •[ISO 感度]で設定した ISO 感度よりも、 [制御上限感度]で設定した ISO 感度が 低い場合、 [制御上限感度]で設定した ISO 感度が優先されます。 • フラッシュ撮影時は、 [低速限界設定]で設定したシャッタースピードよりも、 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 296)で設定したシャッ タースピードが優先されます。 • 内蔵フラッシュ撮影時または別売スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、 SB-400 の装着時にフラッシュモードをスローシンクロに設定していても、背 景の明るさがより適正となるように感度自動制御が機能して感度が自動的に 上がり、シャッタースピードが低速にならないことがあります。 S 104
Z測光・露出に関する設定 ここでは、測光モードや露出モード、露出補正、オートブラケティン グ撮影など、測光・露出に関する設定について説明します。 被写体の測光方法を変更する(測光モード).................... 106 測光モードの設定方法 ................................................................... 107 シャッタースピードや絞り値で露出を 設定する(露出モード)................................................... 108 露出モードの設定方法 ................................................................... 109 e(プログラムオート):シャッタースピード と絞り値の組合せをカメラが決める ....................................... 110 f(シャッター優先オート):シャッタースピードを 決めて撮影する ....................
被写体の測光方法を変更する (測光モード) 適正な露出を得るために、カメラが被写体の明るさを測ることを 「測光」といいます。 a マルチパターン 測光 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広 い領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離 や構図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に 近い画像が得られます。 画面中央のφ8mm 相当の円内を重 点的に測光します。画面中央に被写 Z 中央部重点 測光※ 1 体を大きく配置して撮影する場合 などに適しています。 • 測光範囲はカスタムメニュー b5 [中央部重点測光範囲](0 285) で変更できますが、非 CPU レン 中央部重点測光 エリア※ 2 ズ使用時は常にφ8mm 相当とな ります。 Z フォーカスポイントに重なる φ3mm 相当(全画面の約 2%)の 部分だけを測光します。逆光時や被 b スポット 測光※ 1 写体の明暗差が激しいときなど、狭 い範囲での露出を基準にして撮影 したい場合に適しています。 スポット測光エリア ※2 • 測光エリアは、フォーカスポイン トに連動します。ただし、AF エ
測光モードの設定方法 測光モードダイヤルを回すと、ファ 測光モードダイヤル インダー内の測光モード表示が切 り替わります。 A マルチパターン測光とレンズの組み合わせについて 測光モードが a のときの測光方式は、レンズの種類によって変わります。 • CPU レンズ Z 「 - 3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G または D タイプの CPU レンズ使用時の 測光方式です。距離情報を利用して測光します。 「 - RGB マルチパターン測光Ⅱ」:G または D タイプ以外の CPU レンズ使用時の 測光方式です。距離情報は利用しません。 • 非 CPU レンズ - セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](0 204)でレンズ情報を設 定すると、 「RGB マルチパターン測光」という測光方式になります。レンズ情 報を設定しない場合は、中央部重点測光になります。 A 関連ページ • 中 央 部重 点 測 光の 測 光 範囲 を 変更 す る → A b5[中央 部 重 点測 光 範 囲] (0 285) • 測光モードごとに適正露出の基準を決める → A b6[基準露出レベルの調節
シャッタースピードや絞り値で 露出を設定する(露出モード) このカメラには、次の露出モードがあります。 シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに e プログラムオート 使います。シャッタースピードと絞り値の両方をカメラ (0 110) が自動制御します。 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使いま f シャッター優先 す。シャッタースピードを自分で設定し、絞り値はカメ オート(0 112) ラが自動制御します。 g 絞り優先オート (0 113) h マニュアル (0 115) Z 背景をぼかしたポートレート写真を撮影したり、奥行き のある風景を鮮明に撮影したいときなどに使います。絞 り値を自分で設定し、シャッタースピードはカメラが自 動制御します。 シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定しま す。長時間露出(バルブ)撮影も、このモードで行います。 D 使用レンズについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプレンズを除く)の絞りリング(0 364)は、必ず最小絞 り(最大値)にセットしてください。 • 露出モードが e または f のときに非 CPU レンズ(0 366)
露出モードの設定方法 露出モードを設定するには、I ボタンを押 I ボタン しながら、メインコマンドダイヤルを回して 設定します。 メインコマンド ダイヤル Z A カスタムメニュー e4[モデリング発光] 内蔵フラッシュや別売のニコンクリエイティブライティングシステム(0 373) 対応スピードライト装着時にモデリング発光をしないようにするには、カスタム メニュー e4[モデリング発光]を[しない]に設定してください(0 306) 。 A 関連ページ • ISO 感度をカメラに自動制御させる → C[感度自動制御](0 102) C[長秒時ノイズ低 • シャッタースピードが遅いときのノイズを軽減する → 減](0 271) • 露出値のステップ幅を変更する→ A b2[露出設定ステップ幅](0 283) f8[コマンドダイヤルの設定] • コマンドダイヤルの役割を変更する → A →[メインとサブの入れ換え](0 316) 109
e(プログラムオート): シャッタースピードと絞り値の組合せをカメラが決める 被写体の明るさに応じて、露出が適正になるようにカメラがシャッ タースピードと絞り値を自動的に決定します。シャッターチャンスを 逃したくないスナップ撮影など幅広い撮影に適しています。 1 I ボタンを押しながらメインコマ I ボタン ンドダイヤルを回し、表示パネルに e を表示させる メインコマンド ダイヤル Z 2 構図を決め、ピントを合わせて撮影する シャッタースピード:1/320 秒 絞り値:F9 110
A プログラムシフトについて 露出モード e で半押しタイマーがオンのときにメイ ンコマンドダイヤルを回すと、プログラムシフト(露 出を一定にしたままシャッタースピードと絞り値の 組み合わせを変える)ができます。プログラムシフ ト中は表示パネルにプログラムシフトマーク U が点 灯します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さく設定したい) 場 合 や 動 き の 速 い 被 写 体 を 撮 影 し た い(速 い メインコマンド ダイヤル シャッタースピードを設定したい)場合には、メ インコマンドダイヤルを右に回してください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影した い(絞り値を大きく設定したい)場合や被写体の 動きを強調したい(遅いシャッタースピードを設 定したい)場合には、メインコマンドダイヤルを 左に回してください。 • プログラムシフトを解除するには、プログラムシフトマーク U が消灯するまで メインコマンドダイヤルを回してください。電源を OFF にしたり、他の露出 モードに切り換えたときも、プログラムシフトは解除されます。 Z シャッタースピード:1/2500 秒 シャッタース
f(シャッター優先オート): シャッタースピードを決めて撮影する シャッタースピードを自分で決めると、露出が適正になるようにカメ ラが自動的に絞り値を決定します。動きの速い被写体の撮影や、遅い シャッタースピードで被写体の動きを強調する撮影に適しています。 1 I ボタンを押 I ボタン しながらメインコ マンドダイヤルを 回し、表示パネル に f を表示させる メインコマンドダイヤル 2 半押しタイマーがオンのときにメイ ンコマンドダイヤルで好みのシャッ タースピードを設定する • シャッタースピードは 1/8000(o)∼ 30 秒(q)、p に設定できます。 Z 3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • シャッタースピードを変えることによって、画像は次のように異 なります。 速いシャッタースピードのとき: 1/1600 秒 遅いシャッタースピードのとき: 1/6 秒 A 関連ページ 表示パネルで A が点滅したときは →「警告メッセージ」 (0 412) 112
g(絞り優先オート):絞り値を決めて撮影する 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的に シャッタースピードを決定します。絞りを絞り込むことによって、手 前から奥まで鮮明な写真を撮影したり、絞りを開くことによって、背 景をぼかして草花や人物を浮かび上がらせて撮影するなど、被写界深 度(0 108)を優先した撮影に適しています。また、フラッシュ撮影 時に は、絞 り 値 を 変 え る こ と に よ り 調 光 範 囲 の 変 更 もでき ます (0 180)。 1 I ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し、 表示パネルに g を表示させる I ボタン メインコマンドダイヤル 2 Z 半押しタイマーがオンのときにサブコマンドダイヤルで 好みの絞り値を設定する サブコマンド ダイヤル • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なりま す。 113
3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • 絞り値を変えることによって、画像は次のように異なります。 絞りを絞り込んだとき 絞り値:F36 絞りを開いたとき 絞り値:F2.
h(マニュアル): シャッタースピードと絞り値を自分で決めて撮影する シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。花火や星空 などを長時間露出撮影(バルブ撮影 0 118)する場合には、この露 出モードを使います。 1 I ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し、 表示パネルに h を表示させる I ボタン メインコマンドダイヤル Z 115
2 半押しタイマーがオンのときに、露出インジケーター (次ページ参照)を確認しながら、シャッタースピードと 絞り値を設定する • メインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピード表示が変 化します。シャッタースピードは、1/8000(o)∼ 30 秒 (q)および A、p に設定できます。 • サブコマンドダイヤルを回すと絞り値が変化します。設定できる 最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なります。 サブコマンドダイヤル 絞り値の設定 シャッター スピードの設定 Z メインコマンドダイヤル 3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する シャッタースピード:1/250 秒 絞り値:F8 116
A AF マイクロレンズ装着時の露出倍数について AF マイクロレンズをカメラに装着して、外部露出計の測光値を参考に絞り値をサブ コマンドダイヤルでセットする場合、露出倍数を考慮する必要はありません。レン ズの絞りリングでセットする場合だけ、露出倍数を考慮した補正が必要になります。 A 露出インジケーターについて 自分で設定した露出値と、カメラが測光した露出値との差が、表示パネルとファ インダー内表示に表示されます。この「露出インジケーター」の見方は次の通り です(表示内容はカスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅] (0 283)の設定 によって変化します) 。 [露出設定ステップ幅]が[1/3 段]のとき 適正露出の場合 1/3 段 21/3 段以上 アンダーの場合 オーバーの場合 表示 パネル ファインダー 内表示 • 光量がカメラの測光範囲を超えると、露出インジケーターが点滅して警告 します。 • 露出モード f または g で適正な露出が得られない場合、 Hi または Loが表示 パネルとファインダー内表示に表示され、カメラが測光した露出値との差 Z が露出インジケーターに表示さ
長時間露出で撮影する(バルブ撮影) シャッタースピードを A にセットしてシャッターボタンを押し 続けると、シャッターが開いたままとなる長時間露出(バルブ)撮影 ができます。 • 花火や夜景、天体写真の撮影や、自動車のライトの流れを表現した いときなどに使います。長時間露出撮影には、手ブレを抑えるため に三脚やリモートコード(0 383)が必要です。 1 三脚などを使ってカメラを固定する 2 Iボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し、 表示パネルに h を表示させる I ボタン Z メインコマンドダイヤル 3 半押しタイマーがオンのときに メインコマンドダイヤルを回し、 シャッタースピードを A にする • シャッタースピードを A に設定する と、露出インジケーターは表示されません。 118
4 ピントを合わせて、シャッターボタンを全押しする • 長時間露出撮影をしたい時間まで、シャッターボタンを押し続け てください。 • 手ブレを抑えるために、別売のリモートコード(0 383)を使用 することをおすすめします。 • 別売のリモートコードがない場合は、カスタムメニュー d10[露 出ディレーモード](0 293)を[する]に設定すると、手ブレを 軽減できます。 5 シャッターボタンを放して撮影を終了する • シャッターボタンを放すと、長時間露出が終了します。 シャッタースピード:35 秒 絞り値:F25 Z A 長時間露出について • 露光時間が長くなると、画像にノイズやむらが発生することがあります。この ノイズやむらは、あらかじめ撮影メニューの[長秒時ノイズ低減](0 271) を[する]にしておくことで低減できます。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、電源としてフル充電した Li-ion リチャー ジャブルバッテリーEN-EL3e または別売の AC アダプターEH-5a または EH-5 を お使いいただくことをおすすめします。 119
露出を固定して撮影する(AEロック) AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、そ のまま構図を変えて撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその 周囲とで、極端に明るさが異なる場合などに効果的です。 1 測光モード(0 106)を Z(中央部重点測光)また は b(スポット測光)に設 定する 測光モードダイヤル • a(マルチパターン測光)は 充分な AE ロックの効果が期待 できないため、おすすめでき ません。 2 Z 露出を合わせたい部分にフォーカ スポイントを重ねてシャッターボ タンを半押ししたまま、AE/AF ロックボタンを押して、露出を固 定する シャッターボタン • AE/AF ロックボタンを押している間は、 測光モードに応じた部分の露出で固定 (ロック)され、構図を変えても露出は 変わりません。 • ファインダー内表示に AE-L マークが点灯 します。 • フォーカスモードが S または C の場合、 フォーカスロックも同時に行われます ので、ピント表示(●)の点灯も確認 してください。 120 AE/AF ロックボタン
3 AE/AF ロックボタンを押し たまま、構図を決めて撮影 する A 測光エリアについて • スポット測光で、測光エリアとフォーカスポイントが連動する場合(0 106) は、選択しているフォーカスポイントの露出が記憶されます。 • 中央部重点測光に設定した場合は、ファインダー中央部(φ8mm の円内)を 重点的に測光した露出が記憶されます。 A シャッタースピードと絞り値の変更 AE/AF ロックボタンを押している間も以下の操作ができます。 露出モード 操作 e f g プログラムシフト(0 111) Z シャッタースピードの変更 絞り値の変更 • 表示パネルやファインダー内表示には、変更後のシャッタースピード、絞り値 が表示されます。 • AE ロック中は、測光モードダイヤルを切り換えても測光モードは変わりませ ん(AE ロックを解除すれば変わります)。 A 関連ページ • シャッターボタンの半押しでAEロックできるようにする → A c1[半押しAE ロック](0 286) • AE/AFロックボタンに別の機能を割り当てる → A f7[AE/AFロックボタンの 機能](0
画像の明るさを意図的に変更する (露出補正) 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えること で、画像全体を明るくしたり、暗くしたいときなどに使います。 ❚❚ 露出補正の設定方法 E(露出補正)ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す と、表示パネルの露出補正表示が変化(1/3 段ステップで± 5 段)しま す。設定したい補正値に合わせてください。 E ボタン メインコマンドダイヤル Z • E ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で設定した補 正量を確認できます。 補正なし 122 表示パネル − 0.
• 補正量を設定すると、表示パネルとファイ ンダー内表示に露出補正マーク E と露出補 正インジケーターが表示され[0]が点滅し ます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くし たいときは−側に補正するのが基本です。 • 露出補正を解除するには、補正量を 0.
露出や調光、ホワイトバランス、 アクティブ D- ライティングを変えな がら撮影する(オートブラケティング撮影) 明るさ(露出)、フラッシュの発光量、ホワイトバランス、アクティ ブ D- ライティング(ADL)の設定をカメラが自動的に変えながら撮 影します。画像の明るさやフラッシュの発光量の調整が難しい場合や 複数の光源が混在していてホワイトバランスを決めにくい場合の撮 影に効果的です。 ❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティングの 撮影方法 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮影します。 1 [AE・フラッシュブラ G ボタン ケティング]を選ぶ • G ボタンを押して、カ Z スタムメニュー e5[オー トブラケティングのセッ ト]で[AE・フラッシュ ブラケティング]を選ん で J ボタンを押します。 •[AE ブラケティング]、 [フラッシュブラケティ ング]を選んだ場合も操 作は同じです。 A AE ブラケティング、フラッシュブラケティングについて [AE・フラッシュブラケティング]では、AE ブラケティングとフラッシュブラ ケティングを同時に行います。AE ブラ
2 撮影コマ数を設定する • Fn ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影コ マ数を設定できます。 撮影コマ数 Fn ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル オートブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークとオートブラケティングインジケー ターが表示され、表示パネルとファイン ダー内表示に E マークが点滅します。 Z A Fn ボタンの機能について カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機能]の[コマンドダイヤル併用時の動 作](0 313)では、Fn ボタンのコマンドダイヤル併用時の機能を変更で きます。 [コマンドダイヤル併用時の動作]は[Fn ボタン押し時の動作]の 一部の機能とは併用できません(0 311)。 A 関連ページ • プレビューボタンでオートブラケティングを行う → の機能](0 314) • A f6[プレビューボタン AE/AFロックボタンでオートブラケティングを行う → A f7[AE/AFロックボ タンの機能](0 314) 125
3 補正ステップを設定する • Fn ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、補正ス テップを設定できます。 補正ステップ Fn ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル • 補正ステップは、露出設定ステップ幅が「1/3 段」の場合、0.3 (1/3 段) 、0.7(2/3 段)、1.0(1 段)から選ぶことができます。 • 補正ステップが 0.3 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通り です。 表示パネル Z オートブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 0 3 3 2 2 3 5 7 9 126 撮影順序 0 + 0.3/0/ + 0.7 − 0.3/ − 0.7/0 0/ + 0.3 0/ − 0.3 0/ − 0.3/ + 0.3 0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0 0/ − 1.3/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0/ + 1.
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • シャッタースピードと絞り値は補正された 値が表示されます。 • 表示パネルには、オートブラケティングインジケーターが表示されま す。撮影するたびに、コマを示す表示が、オートブラケティングイン ジケーター上から消えます。 撮影コマ数:3 1 コマ撮影した状態 補正ステップ:0.
❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティング撮影 をやめるには Fn ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネ ルの撮影コマ数を r にしてください(M マークが消灯します)。た だし、設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリ セット(0 190)でも解除できますが、この場合は設定した補正ス テップもリセットされます。 A AE ブラケティング、フラッシュブラケティング、ADL ブラケ ティング撮影について • レリーズモード(0 90)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、シャッ ターボタンを押し続けるとセットしたコマ数の撮影が終了した時点でいったん 停止します。シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 95)には、設定した撮影コマ数のオートブラケティ ング撮影が 1 コマずつ行われます。 • 撮影中に電源を OFF にしても、再び ON にすれば撮影を再開できます。 • 撮影中にメモリーカードのメモリー残量がなくなっても、メモリー残量のある 他のメモリーカードに交換すれば残りを撮影できます。 Z A
❚❚ WB ブラケティングの撮影方法 ホワイトバランスの色温度を変えながら撮影します。ホワイトバラン スについての説明は、0 137 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e5[オートブラ ケティングのセット]で[WB ブラ ケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • Fn ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影コ マ数を設定できます。 撮影コマ数 Fn ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル WB ブラケティング インジケーター Z • r 以外に設定すると、表示パネルに W マークと WB ブラケティ ングインジケーターが表示されます。 D WB ブラケティングの制限について WB ブラケティングは、RAW を含む画質モードでは使用できません。 129
3 補正ステップを設定する • Fn ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回すと補正ス テップを設定できます。 補正ステップ Fn ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル • 補正ステップは、1(1 段)、2(2 段)、3(3 段)から選ぶことがで きます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当します。 A 方向に数が大きくなるごとにアンバーが強くなります。B 方向に数 が大きくなるごとにブルーが強くなります(0 142)。 • 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 Z 表示パネル WB ブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 補正 ステップ 0 3 3 2 2 3 1段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 5 7 9 130 撮影順序 0 B1/0/B2 A1/A2/0 0/B1 0/A1 0/A1/B1 0/A2/A1/ 各方向 1 段 B1/B2 0/A3/A2/A1/ 各方向 1 段 B1/B2/B3 0/A4/A3/A2/ 各方向 1
4 撮影する • シャッターボタンを全押しすると、 設定した全てのコマ数の画像が記録 されます。 • ホワイトバランスを微調整にしていた 場合は、微調整に WB ブラケティング の補正ステップが加算されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が記 録可能コマ数より多い場合、表示パ ネルおよびファインダー内表示の記 録可能コマ数表示が点滅し、シャッ ターがきれません。新しいメモリー カードに交換すると撮影できます。 Z 131
❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには Fn ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネ ルの撮影コマ数を r にしてください(W マークが消灯します)。た だし、設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリ セット(0 190)でも解除できますが、この場合は設定した補正ス テップもリセットされます。 Z D WB ブラケティング撮影について • WB ブラケティングでは、色温度(A(アンバー)から B(ブルー)への横方向) の補正のみを行います(0 141)。G(グリーン)から M(マゼンタ)への縦 方向の補正は行いません。 • 撮影中に電源を OFF にした場合、全てのコマの記録が終了してから電源が切れま す。 • セルフタイマー撮影時(0 95)には、1 回のセルフタイマー撮影で設定された 撮影コマ数が全て記録されます。 A 関連ページ 「ミレッド(MIRED)について」 (0 143) 132
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 アクティブ D- ライティングの効果の度合いを変えながら撮影します。 アクティブ D- ライティングについての説明は、0 170 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e5[オートブラ ケティングのセット]で[ADL ブラ ケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • Fn ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回すと撮影コ マ数を設定できます。 撮影コマ数 Fn ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル Z ADL ブラケティング インジケーター • 設定すると、表示パネルに V と ADL ブラケティングインジケー ターが表示されます。 • 設定した撮影コマ数により、ブラケティングの内容が次のように 異なります。 撮影コマ数 ブラケティングの内容 2 コマ [しない]→(手順 3 で設定するアクティブ D- ライティングの度 合い)の順に撮影 3 コマ 4 コマ 5 コマ [しない]→[弱め]→[標準]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]→[より強め]の
3 アクティブ D- ライティングの度合いを設定する • Fn ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ 数が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ D- ライティングの度合い を設定できます。 Fn ボタン サブコマンド ダイヤル • アクティブ D- ライティングの度合いは、表示パネルの ADL ブラケ ティングインジケーターで確認できます。 アクティブ D- ライティングの度合い Y オート R 弱め Q 標準 P 強め Z より強め Z 134 表示パネル
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してくだ さい。 • 表示パネルには、ADL ブラケティン グインジケーターが表示されます。 撮影するたびに、コマを示す表示が、 ADL ブラケティングインジケーター 上から消えます。 Z 135
❚❚ ADL ブラケティング撮影をやめるには Fn ボタンを押しながら、撮影コマ数が消えるまでメインコマンドダ イヤルを回します。ただし、設定したアクティブ D- ライティングの 度合いは記憶されます。また、ツーボタンリセット(0 190)でも解 除できますが、この場合は設定したアクティブ D- ライティングの度 合いもリセットされます。 Z 136
rホワイトバランスに関 する設定 ここでは、ホワイトバランスの設定や、撮影する照明下で最適なホワ イトバランスを取得する方法などについて説明します。 ホワイトバランスを変更する........................................... 138 ホワイトバランスの設定方法 ....................................................... 139 ホワイトバランスを微調整する ....................................... 141 色温度を指定してホワイトバランスを設定する (色温度設定)................................................................... 145 色温度の設定方法 ........................................................................... 145 基準となる白を測定してホワイトバランスを設定する (プリセットマニュアル).......
ホワイトバランスを変更する 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすること を「ホワイトバランスを合わせる」といいます。初期設定の v (オート)でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い 通りの色にならないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランス を変更してください。 ホワイトバランス 設定される 内容 色温度 v(オート)で充分な効果を得るには、 G または D タイプレンズをお使いになる v オート 約 3500 ∼ 8000K ※ ことをおすすめします。内蔵フラッシュ または別売のスピードライトの使用時 は、フラッシュ発光時の条件に応じて適 したホワイトバランスに調整されます。 J 電球 I 蛍光灯 ナトリウム灯 r 混合光 白熱電球下での撮影に適しています。 蛍光灯など、次の 7 種類の光源を使った ― 撮影に適しています。 約 2700K ※ 野球場、体育館などのナトリウム灯の混 合光を使った撮影に適しています。 電球色蛍光灯 約 3000K ※ 電球色蛍光灯下での撮影に適しています。 温白色蛍光灯 約 3700K ※ 温白色
ホワイトバランス M 晴天日陰 K 色温度設定 設定される 内容 色温度 約 8000K ※ 約 2500 ∼ 10000K 晴天の日陰での撮影に適しています。 色温度を直接指定できます(0 145) 。 撮影者が被写体や光源を基準にホワイ L プリセット マニュアル ― トバランスを合わせたり、メモリーカー ド内の画像と同じホワイトバランスで 。 撮影したりできます(0 146) ※微調整が 0 の場合の値です。 ホワイトバランスの設定方法 WB ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、設定した いホワイトバランスのアイコンを表示パネルに点灯させます。 表示パネル WB ボタン メインコマンド ダイヤル r A[ホワイトバランス]について ホワイトバランスは撮影メニュー(0 264)でも設 定できます。 A I(蛍光灯)について I(蛍光灯)の場合は、撮影メニュー(0 264)で選んだ種類の蛍光灯になります。 139
D スタジオ用大型ストロボを使用する場合 スタジオ用大型ストロボを使用する場合は、v(オート)に設定していても適 正なホワイトバランスが得られない場合があります。その場合は、N(フラッ シュ)モードにして微調整を行うか、プリセットマニュアルをお使いください。 A 色温度について 光の色には、赤味を帯びたものや青味を帯びたものがあり、人間の主観で光の色 を表すと、見る人によって微妙に異なリます。そこで、光の色を絶対温度(K: ケルビン)という客観的な数字で表したのが色温度です。色温度が低くなるほど 赤味を帯びた光色になり、色温度が高くなるほど青味を帯びた光色になります。 赤味大 青味大 3000 q w 4000 e r 5000 tyu i q I ナトリウム灯混合光(約 2700K) J I e I r I t I w 6000 電球(約 3000K) 電球色蛍光灯(約 3000K) 温白色蛍光灯(約 3700K) 白色蛍光灯(約 4200K) 昼白色蛍光灯(約 5000K) y u i o !0 !1 8000 o H N G I I M !0 140 !1
ホワイトバランスを微調整する ホワイトバランスは、さらに微調整できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する 場合 1 設定したいホワイトバ ランスを選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ホワイト バランス]で設定したい ホワイトバランスを選び ます。 • ホワイトバランスを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、微調 整画面が表示されます。 •[蛍光灯]の場合は、該当する蛍光灯の種類を選んで 2 を押すと、 微調整画面が表示されます。 •[色温度設定]の場合は、該当する色温度を選んで 2 を押すと、微 調整画面が表示されます。 •[プリセットマニュアル]の場合は、該当するプリセットマニュア r ルデータを設定すると(0 154) 、微調整画面が表示されます。 2 微調整値を設定する • マルチセレクターを操作する と、A(アンバー)、B(ブ ルー)、G(グリーン) 、M(マ ゼンタ)の 4 方向で、各方向 6 段まで微調整できます。設定 座標 設定段数 した座標上の色に画像を補正 します。 141
• 座標とホワイトバランスの効果の関係は次の図のようになります。 グリーンが 強くなる G(グリーン) A(アンバー) B(ブルー) マゼンタが 強くなる M(マゼンタ) ブルーが強くなる アンバーが強くなる • A(アンバー)、B(ブルー)方向は、色温度の高さを微調整でき ます。1 段は約 5 ミレッドに相当します。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向は、色補正用(CC)フィル ターと同じような微調整ができます。 3 微調整値を決定します • J ボタンを押して微調整値を決定する と、撮影メニューに戻ります。 r • 手順2でAまたはB方向に微調整した場合、 表示パネルにホワイトバランス微調整表示 E が点灯します。 A[色温度設定]での微調整について ホワイトバランスが[色温度設定]の場合は、色温 度を確認しながら微調整できます。 142
D ホワイトバランスの微調整画面について ホワイトバランスの微調整画面で表示されている色は、色温度方向の目安の色を 表しています。微調整画面で設定しても、設定したそのままの色の画像にはなら ない場合があります。たとえば、ホワイトバランスを J(電球)に設定して B (ブルー)方向に微調整しても、青色が強い画像にはなりません。 A ミレッド(MIRED)について 色温度の逆数を百万(106)倍したものです。色温度は、同じ色温度差でも、色温 度の低い場合では色の変化が大きく、色温度の高い場合では、色の変化が小さく なります。たとえば同じ 1000 ケルビンの違いでも 6000 ケルビン付近での変化は 比較的小さく、3000 ケルビン付近では 1000 ケルビンの違いで光色が大きく変わ ります。ミレッドは、その変化幅をほぼ同じに表現する尺度であり、色温度変換 フィルターの単位としても利用されます。 例) 色温度の差(K:ケルビン) :ミレッドの差 (M:ミレッド) 4000K − 3000K = 1000 K :83 M 7000K − 6000K = 1000 K :24 M r 143
❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤルで 設定する場合 WB ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回して現在選択中 のホワイトバランスの微調整量を表示パネルに表示させます。 WB ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル • WB ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A(アン バー)から B(ブルー)への横軸の方向のみ設定できます(0 141)。 各方向 6 段まで微調整できます。 • 1 段は約 5 ミレッドに相当します(0 143)。 • サブコマンドダイヤルを左に回すと A(アンバー)方向に、右に回 すと B(ブルー)方向に色温度の高さを微調整できます。 r • 微調整値を 0 以外に設定すると、表示パネルにホワイトバランス微 調整表示 E が点灯します。 • WB ボタンの操作では、K(色温度設定)、L(プリセットマニュ アル)のホワイトバランスは微調整できません。撮影メニューで微 調整してください(0 141)。 144
色温度を指定してホワイトバランス を設定する(色温度設定) ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバラ ンスの色温度を直接数値で指定できます。 色温度の設定方法 WB ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回して設定したい 色温度を表示パネルに表示させます。 表示パネル WB ボタン サブコマンド ダイヤル r D 色温度設定についてのご注意 • 光源が蛍光灯やフラッシュのときは、色温度設定を使わず、それぞれ I(蛍 光灯)、c(フラッシュ)に設定してください。 • ホワイトバランスの色温度を指定したときは、試し撮りをして、設定した色温 度が撮影状況に適しているかどうかを確認することをおすすめします。 • U ボタンとサブコマンドダイヤルで色温度を設定すると、撮影メニュー[ホ ワイトバランス]の[色温度設定]で設定した微調整値は解除されます。 A[色温度設定]について 色温度設定は撮影メニュー(0 264)の [ ホワイトバ ランス ] でも設定できます。 145
基準となる白を測定して ホワイトバランスを設定する (プリセットマニュアル) プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイトバラ ンスデータまたは撮影済みの画像のプリセットマニュアルデータを カメラに保存し、ホワイトバランスを設定します。カクテル照明や特 殊照明下で、前記の v(オート)や J(電球)などの各設定や、 色温度設定では望ましいホワイトバランスが得られない場合に便利 です。 プリセットマニュアルデータを保存するには、次の方法があります。 プリセットマニュアルデータを カメラで新規取得して保存する 撮影済みの画像のホワイトバランス データをコピーして保存する r 146 撮影する照明下で白またはグレーの被 写体を基準にして撮影を行い、撮影デー タから取得して保存します(0 148)。 メモリーカードにある画像のホワイトバ ランスデータをコピーして保存します (0 152)。
プリセットマニュアルデータは、d-0 ∼ d-4 の 5 つの場所に保存できま す。また、各プリセットマニュアルデータにはコメントを添付できま す(0 156)。 d-0 カメラで新規取得(0 148)したプリセッ トマニュアルデータを保存します。新規 取得するごとに新しいプリセットマニュ アルデータに上書きされます。 d-1 ∼ d-4 プリセットマニュアルデータとして保存します。 • d-0に保存されているプリセットマニュアルデー タのコピー(0 151) • メモリーカードにある 画像のホワイトバラン スをコピー(0 152) r A すでに設定されているプリセットマニュアルデータの変更につ いて 使用するプリセットマニュアルデータの保存場所は、撮影メニュー(A ∼ D) (0 265)ごとに設定できます。ただし、各保存場所にあるプリセットマニュアル データ(d-0 ∼ d-4)の内容は、全ての撮影メニューで共用しています。したがっ て他の撮影メニューで使用されているプリセットマニュアルデータの内容を変更 すると、その撮影メニューのホワイトバランスも変更されることになります。d-1 ∼ d-
❚❚ プリセットマニュアルデータの新規取得 プリセットマニュアルデータは次の方法で新規取得します。 プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイ トバランスをセットする照明下で、白またはグレー(無彩色)の被 写体を用意しておいてください。スタジオ用大型ストロボにてホワ イトバランスをセットする場合は、被写体をグレー(ホワイトバラ ンス取得用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 白またはグレーの被写体を基準にプリセットマニュアルデータを 取得するときは、カメラが露出を通常よりも 1 段オーバーになるよ うに自動的に調整します。露出モードが h の場合は、露出インジケー ターを確認して、適正露出になるよう設定してください(0 117)。 1 WB ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、 表示パネルのホワイトバランス表示を L に合わせる r 表示パネル WB ボタン 148 メインコマンド ダイヤル
2 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん WB ボタンから指を放し、再度 WB ボタンを押し続けると、プリセット マニュアル取得モードになり、表示パ ネルに D の文字と L が、ファイン ダー内表示に D の文字が、それぞれ 表示パネル 約 6 秒間点滅します。 ファインダー内表示 3 D の点滅中に白またはグレーの被写体を撮影する • 撮影時に使う照明の下で、用意した白またはグレー (無彩色)の被写体をファインダーいっぱいにとらえ てシャッターボタンを全押しすると、プリセットマ ニュアルデータが取得され、d-0 に保存されます。 • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアル データが正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、メモリーカードに画像は記録され ません。 r 4 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたことを 確認する • プリセットマニュアルデータが取得され ると、表示パネルのシャッタースピード 表示部に C の文字が、ファインダー 内表示のシャッタースピード表示部に a の文字が、それぞれ約 6 秒間点滅し、 表示パネル
• 被写体が極端に低輝度または高輝度の場 合、カメラがプリセットマニュアルデー タを取得できないことがあります。この 場合、表示パネルとファインダー内表示 のシャッタースピード表示部 / 絞り値表 示部および表示パネルに b a の文字 が、それぞれ約 6 秒間点滅します。この とき、シャッターボタンを半押しすると プリセットマニュアル取得モード(手順 3)に戻ります。 5 表示パネル ファインダー内表示 新規に取得したプリセットマニュアルデータを使用する • 新規に取得したプリセットマニュアルデータを使用するには、 WB ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して d-0 を選択 します。 D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について プリセットマニュアル取得モードは、何も操作しないままカスタムメニュー c2 [半押しタイマー](0 286)で設定した時間が過ぎると解除されます。 A プリセットマニュアルデータについて r • 新規に取得したプリセットマニュアルデータは常に d-0 に保存され、以前のプリ セット値は警告なしに上書きされます。他のプリセットマニュアルデータ(d-1
❚❚ 新規取得したプリセットマニュアルデータ(d-0) をコピーする d-0 に保存されたプリセットマニュアルデータを、選択したプリセッ トマニュアルデータの保存場所にコピーできます。 1 [プリセットマニュア G ボタン ル]を選ぶ • G ボタンを押して、撮 影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセッ トマニュアル]を選んで マルチセレクターの 2 を 押します。 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して d-1 ∼ d-4 の中から コピー先を選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 r 3 [d-0 をコピー]を選ぶ •[d-0 をコピー]を選んで、 J ボタンを押します。 • d-0 のプリセットマニュアル データにコメント(0 156) がある場合、コメントもコ ピーされます。 151
❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータを コピーする 選択したプリセットマニュアルデータの保存場所に、メモリーカード 内の画像で使用されたホワイトバランスを、プリセットマニュアル データとしてコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセット マニュアル]を選ぶ (0 151) •[プリセットマニュアル]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押します。 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して d-1 ∼ d-4 の中から コピー先を選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 r が表示されます。 • d-0 には、撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピーするこ とはできません。 3 [使用する画像の選択]を 選ぶ •[使用する画像の選択]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、メモリーカード内の画 像が一覧表示されます。 152
4 ホワイトバランスデータを コピーしたい画像を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して画像を選びます。 • 選んだ画像は、X ボタン X ボタン を押している間、拡大し て確認できます。 • W ボタンを押すと、[ス W ボタン ロット / フォルダー指定メ ニュー]画面が表示され、 スロットやフォルダーを 切り換えられます (0 225)。 5 ホワイトバランスデー タをコピーする • 中央ボタンを押すとメモリーカード内の画 像のホワイトバランスデータがコピーされ r ます。 • 選択した画像に画像コメント(0 324)がある場合、画像コメン トもコピーされます。 A 設定画面でのプリセットマニュアルデータの切り換えについて 設定画面で、マルチセレクターの 1 を押して プリセットマニュアルデータ(d-0 ∼ d-4)を 選び、2 を押すと、プリセットマニュアルデー タが切り替わります。 153
❚❚ プリセットマニュアルデータを設定する 選択したプリセットマニュアルデータを撮影で使用するホワイトバ ランスに設定します。 1 撮影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセット マニュアル]を選ぶ (0 151) •[プリセットマニュアル]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押します。 2 プリセットマニュアルデー タを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して、プリセットマ ニュアルデータを選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 r • 中央ボタンを押す代わりに J ボタンを押すと、選択されているプ リセットマニュアルデータがそのまま設定されて、微調整の画面 が表示されます(0 141)。 3 [設定]を選ぶ •[設定]を選んで 2 を押すと、 微調整の画面が表示されます (0 141)。必要に応じて微調 整を行い、J ボタンを押して 設定します。 154
A プリセットマニュアルデータの選択について ホワイトバランスを L(プリセットマニュアル)に設定している場合は、WB ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回してプリセットマニュアルデー タを選択できます。WB ボタンを押している間、選択中のプリセットマニュアル データ番号が表示パネルに表示されます。 表示パネル WB ボタン サブコマンド ダイヤル r 155
❚❚ プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 選択したプリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を 入力します。 1 撮影メニューの[ホワイト バランス]で[プリセット マニュアル]を選ぶ (0 151) •[プリセットマニュアル]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押します。 2 プリセットマニュアルデー タを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠 を移動して、プリセットマ ニュアルデータを選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面 が表示されます。 r 3 [コメント編集]を選ぶ •[コメント編集]を選んでマル チセレクターの 2 を押します。 4 コメントを入力する • 最大 36 文字入力できます。コメントの入 力方法は、「撮影メニュー切り換え」の 「名前編集」をご覧ください(0 266)。 156
J画像処理に関する設定 ここでは、画像の仕上がりを撮影目的や撮影者の好みに合わせる 「ピクチャーコントロール」や、白とびや黒つぶれの少ない画像に する「アクティブ D- ライティング」など、画像処理に関する設定に ついて説明します。 画像の仕上がりを簡単に設定したり、思い通りに調整する (ピクチャーコントロール).............................................. 158 カスタムピクチャーコントロールを登録する ........................... 165 白とびや黒つぶれを抑えて撮影する (アクティブ D- ライティング).......................................... 170 アクティブ D- ライティングを設定する ...................................... 171 画像の色空間を設定する(色空間)..................................
画像の仕上がりを簡単に設定した り、思い通りに調整する (ピクチャーコントロール) 「ピクチャーコントロール(Picture Control)システム」とは、対応 するカメラまたはソフトウェアで調整した画像調整の設定を相互に 利用できるニコン独自の画作りシステムです。 J 158
ピクチャーコントロールを選ぶ ピクチャーコントロールには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶこ とのできる「ピクチャーコントロール」が搭載されています。 1 [ピクチャーコントロー G ボタン ル]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ピクチャーコン トロール]を選んでマルチセ レクターの 2 を押します。 2 設定したいピクチャーコン トロールを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 Q スタンダード 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になり ます。 • ほとんどの撮影状況に適しています。 素材性を重視した自然な画像になります。 R ニュートラル S ビビッド T モノクローム • 撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に 適しています。 メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像 になります。 J • 青、赤、緑など、原色を強調したいときに適し ています。 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像に なります。 159
A[ピクチャーコントロール]と[カスタムピクチャーコント ロール]について • 撮影メニューで[ピクチャーコントロール]を選ぶと、ピクチャーコントロー ルを撮影目的や好みに合わせて調整できます(0 159) 。 •[カスタムピクチャーコントロール]を選ぶと、調整したピクチャーコントロー ルに名前を付けて登録したり(0 165)、メモリーカードを使って、同じ機種 のカメラやピクチャーコントロールに対応するソフトウェアと共用する (0 168)ことができます。 A 撮影中のピクチャーコントロールの確認について 使用しているピクチャーコントロールは、R ボタン を押すと表示されるインフォ画面で確認できます。 ピクチャーコントロール アイコン J 160
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャー コントロール(0 165)の設定は、撮影目的や 好みに合わせて調整できます。輪郭強調、コン トラスト、色の濃さ(彩度)をバランス良く自 動的に調整できる「クイック調整」や各項目を 手動で細かく調整する「手動調整」ができます。 1 調整したいピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧 画面(0 159)で、マルチセレ クターの 2 を押します。 2 ピクチャーコントロールを調 整する • 1 または 3 で調整する項目 (0 162)を選んで、4 または 2 で値を設定します。 •[クイック調整]を選ぶと、各項目のレベルを自動的に調整します (0 162)。 • O ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。 3 J 設定する • J ボタンを押して設定します。 A ピクチャーコントロールを調整した場 合の表示について ピクチャーコントロールを調整すると、アイコンと 項目名の末尾にアスタリスク(*)が表示されます。 161
❚❚ レベル調整の設定項目 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的 に調整します。[− 2]∼[+ 2]の調整ができます。 クイック調整※ 1 輪郭強調 コント ラスト※ 2 明るさ※ 2 J 手 動 調 色の濃さ 整 (彩度)※ 3 • −側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴 を 抑 え た 画 像 に な り、+ 側 に す る と そ れ ぞ れ の ピ ク チャーコントロールの特徴を強調した画像になります。 たとえば[ビビッド]を選んで+側にクイック調整する と、色の鮮やかさを強調します。 輪郭の強弱を調整します。 [0] (輪郭強調しない)∼[9]ま (オート)があります。 での手動調整と、自動で調整する[A] • 数字が大きいほどくっきりとした画像になり、小さいほ どソフトな画像になります。 画像のコントラストを調整します。[− 3]∼[+ 3]まで (オート)があります。 の手動調整と、自動で調整する[A] • −側にすると軟調な画像になり、+側にすると硬調な画 像になります。晴天時の人物撮影や白とびが気になる場 合などは−側が、霞んだ遠景の撮影などには
※ 1[ニュートラル]と[モノクローム]はクイック調整できません。カスタムピクチャー コントロール(0 165)の場合も、クイック調整できません。 手動調整した後にクイック調整を行うと、手動調整で設定した値は無効になります。 ※ 2[アクティブ D- ライティング](0 170)を設定している場合は、調整できま せん。手動調整した後に[アクティブ D- ライティング]を設定すると、手動 調整で設定した値は無効になります。 ※ 3[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロー ルのときは、表示されません。 ※ 4[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロー ルのときのみ表示されます。 D[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オート)につ いてのご注意 • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上が り具合は変化します。 • 充分な効果を得るには、G タイプまたは D タイプのレンズをお使いになること をおすすめします。 A ピクチャーコントロール調整時のグリッド表示 • ピクチャーコントロール調整中に W ボタンを押
A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効果があります。 Y(黄※) O(オレンジ※) R(赤※) G(緑※) コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空 の明るさを抑えたい場合などに使います。[Y]→ [O]→[R]の順にコントラストが強くなります。 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。 ポートレート撮影などに使います。 ※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。 [フィルター効果]で得られる 効果は、市販の白黒写真用カラーフィルターよりも強くなります。 A[モノクローム]の[調色]について [調色]の項目([B&W]以外)を選んでマルチ セレクターの 3 を押すと、さらに色の濃淡を 7 段 階から選べます。4 または 2 を押して選んでくだ さい。 J 164
カスタムピクチャーコントロールを 登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて 調整して、 「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 [カスタムピクチャー G ボタン コントロール]を選ぶ • G ボタンを押して、撮 影メニューの[カスタム ピクチャーコントロー ル]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 [編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押 すと、[編集・登録対象を選 択]画面が表示されます。 3 元にするピクチャーコント ロールを選ぶ J • ピクチャーコントロールを選 んで 2 を押すと、編集画面が 表示されます。 • 編集を行わない場合は J ボタ ンを押します。[登録先の選択]画面が表示されます(手順 5 へ)。 165
4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピ クチャーコントロール]と同 じです。 • J ボタンを押すと[登録先の 選択]画面が表示されます。 • O ボタンを押すと初期設定の内 容に戻ります。 5 登録先を選択する • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中 から登録先を選びます。 6 名前を入力する • 登録先を選んで 2 を押すと、 [登録名変更]画面が表示されます。 • 登録名は 19 文字まで入力できます。入力画面での入力方法につい ては、「撮影メニュー切り換え」の「名前編集」をご覧ください (0 266)。 • 初期状態では、「 (元になった J ピクチャーコントロール名) -XX」が名前エリアに入力さ れています。XX には自動的 に数値が設定されます。 • 登録したピクチャーコント ロールは、ピクチャーコントロールの一 覧画面に表示されます。 166 キーボード エリア 名前エリア
A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名変 更]を選ぶと、登録したカスタムピクチャーコント ロールの名前を変更できます。 A 登録したピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したカスタムピ クチャーコントロールを削除できます。 A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面では、 元になったピクチャーコントロールがアイコンで 元になった ピクチャーコントロール 表示されます。 A カスタム 1 ∼ 9 で調整できる項目について カスタム 1 ∼ 9 を選んだ場合は、元になったピクチャーコントロールと同じ項目 が調整できます。 J 167
メモリーカードを使ってピクチャーコント ロールを対応ソフトウェアと共用する 付属の ViewNX や別売の Capture NX 2 のピクチャーコントロール ユーティリティー(Picture Control Utility)で作成したカスタムピ クチャーコントロールを、メモリーカードからカメラに読み込んで登 録したり、カメラで作成したカスタムピクチャーコントロールをメモ リーカードにコピーすることができます。また、メモリーカード上の 不要なピクチャーコントロールを削除することもできます。 1 [カスタムピクチャーコン トロール]画面で[メモ リーカードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選 んでマルチセレクターの 2 を 押すと、 [メモリーカードを使 用]画面が表示されます。 2 [カメラに登録]、[メモリー カードから削除]または [メモリーカードにコピー」 を選ぶ J [カメラに登録] : • メモリーカードにあるピクチャーコントロールをカメラに登録で きます。カメラに登録したいピクチャーコントロールと登録先 )を選んで名前を付けると、選んだピ (C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)
[メモリーカードから削除] : • メモリーカードにあるピク チャーコントロールを選んで 削除できます。右のような確 認画面が表示されるので、[は い]を選んで J ボタンを押す と、選んだピクチャーコントロールを削除できます。 [メモリーカードにコピー] : • カメラにあるピクチャーコントロールをメモリーカードにコピー できます。メモリーカードにコピーしたいピクチャーコントロー ルとコピー先(1 ∼ 99)を選んで J ボタンを押すと、選んだピク チャーコントロールがメモリーカードにコピーされます。 A メモリーカードへのコピー /メモリーカードからの削除について • カメラに搭載されているピクチャーコントロール(スタンダード、ニュートラ ル、ビビッド、モノクローム)は、コピーや削除ができません。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合、撮影メニューの[主スロットの選択] (0 76)で選んだ主スロットのカードが対象になります。 • メモリーカードに保存できるピクチャーコントロールは、99 個までです。 A オプションピクチャーコントロールについて カメラにあらかじめ搭載されているピクチャーコン
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する (アクティブ D- ライティング) 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定してお くと、ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果 があります。見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い 室内から外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激し い景色を撮影するのに効果的です。 アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [Y オート] アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [P 強め] J A アクティブ D- ライティング設定時の測光モードについて アクティブ D- ライティングを設定したときは、測光モードを a(マルチパター ン測光)に設定して撮影することをおすすめします(0 106) 。 170
アクティブ D- ライティングを設定する 1 [アクティブ D- ライティ G ボタン ング]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[アクティブ D- ライティング]を選ん でマルチセレクターの 2 を 押します。 2 効果の度合いを選び、J ボ タンを押す •[Y オート]、 [Z より強 め]、[P 強め]、[Q 標準]、 [R 弱め]、[しない]に設定 できます。 •[Y オート]に設定すると、撮影シーンに応じて自動的に効果 の度合いを設定します。 J 171
D アクティブ D- ライティングについてのご注意 • アクティブD- ライティングで撮影する場合は、記録に時間がかかります。 •[ピクチャーコントロール] (0 162)の[コントラスト]と[明るさ]のレベ ル調整は選択できません。 撮影シーンに • アクティブ D- ライティングを設定して高感度で撮影をするとき、 よっては、ざらつき、すじ、むらが強調される場合があります。 • 露出モードが h のときは、 [Y オート]に設定していても[Q 標準]相当 の度合いに固定されます。 D 撮影メニュー[アクティブD-ライティング]と画像編集メ ニュー[D- ライティング]の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて 露出や階調を制御し、ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整して 画像を記録します。一方、 [D- ライティング]は、すでに撮影済みの画像に対し て、階調を再調整してシャドー部を明るく補正します。 A 関連ページ アクティブ D- ライティングを変えながら撮影する →「ADL ブラケティングの撮影方法」 (0 133) J 172
画像の色空間を設定する(色空間) 記録する画像の色空間を指定します。 画像の用途によって、適した色空間を選択できます。 設定 W sRGB X Adobe RGB 内容 画像を sRGB 色空間で記録します。画像調整などを行わ ずに再生やプリントする場合に適しています。 画像を Adobe RGB 色空間で記録します。sRGB に比べ て色域が広いため、商業印刷に適しています。 ❚❚ 色空間の設定方法 1 [色空間]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮影 メニューの[色空間]を選 んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 設定したい色空間を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 J 173
A 色空間についてのご注意 • カラーマネージメント機能を持たないアプリケーションで画像を開く場合、ま たは印刷する場合には、sRGB 色空間をおすすめします。 • Adobe RGB 色空間で記録した JPEG 画像は、DCF オプション色空間に対応して います。DCF オプション色空間に対応しているアプリケーションやプリンター の場合、自動的に正しい色空間が設定されます。DCF オプション色空間に対応 していないアプリケーションやプリンターの場合は、Adobe RGB 色空間に設定 してください。詳細については、アプリケーションやプリンターの説明書をご 覧ください。 • Adobe RGB 色空間で記録した TIFF 画像には、ICC プロファイルが埋め込まれて います。Adobe Photoshop などのカラーマネージメント機能を持ったアプリ ケーションで画像を開く場合、自動的に正しい色空間が設定されます。詳細に ついては、アプリケーションの説明書をご覧ください。 • ExifPrint、市販プリンターなどのダイレクトプリント、キオスク端末プリント、 およびプリントサービスなどでプリントする
lフラッシュ撮影に関す る設定 ここでは、内蔵フラッシュを使ったフラッシュ撮影について説明します。 内蔵フラッシュについて .................................................. 176 フラッシュを使って撮影する........................................... 177 設定できるフラッシュモード........................................... 181 調光量を補正して撮影する(調光補正)........................... 183 調光量を固定して撮影する(FV ロック).........................
内蔵フラッシュについて このカメラは 16mm レンズの画角をカバーする、ガイドナンバー約 17 (ISO 200・m、20 ℃)のフラッシュを内蔵しています。暗いところで はもちろん、逆光時や被写体の陰影を弱めたいとき、人物の目にキャッ チライトを入れたいときなどに、補助光としても使用できます。i-TTL モードでは次のような内蔵フラッシュ撮影ができます。 マルチパターンによる測光情報をもとに被写体と背景光のバラ ンスを考慮した BL(バランス)調光を行います。シャッターボ タンを押すと、内蔵フラッシュがモニター発光を行い、被写体 と背景光のバランスを考慮した最適な発光量を決定します。 i-TTL-BL 調光 • G または D タイプレンズ装着時は、レンズから得られた被写体 までの距離情報も利用して最適な発光量を決定します。 • 非 CPU レンズ装着時は、レンズ情報(開放絞り値、焦点距離) を設定することにより、より精度が向上します(0 204)。 • 測光モードがスポット測光に設定されている場合、自動的に スタンダード i-TTL 調光になります。 背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光
フラッシュを使って撮影する ここでは、内蔵フラッシュを使用した撮影の方法を説明します。 1 測光モードを設定する(0 106) 測光モードダイヤル • スポット測光以外(Z、a)に設定 すると、i-TTL-BL 調光になります。 • スポット測光(b)に設定すると、 スタンダード i-TTL 調光になります。 2 内蔵フラッシュを上げる • フラッシュロック解除ボタンを押して内 蔵フラッシュを上げると、フラッシュの 充電を開始します。 • 充電が完了して撮影ができる状態にな ると、ファインダー内表示に c(レ ディーライト)が点灯します。 フラッシュロック 解除ボタン 3 M(フラッシュモード)を 設定する • M(フラッシュモード)ボタ ンを押しながら、メインコマ l ンドダイヤルを回し、表示パ ネルに希望するフラッシュ モード(0 181)のアイコン M ボタン メインコマンド ダイヤル を点灯させます。 表示パネル 177
4 シャッタースピード、絞り値を設定する • 内蔵フラッシュ使用時に設定できるシャッタースピードと絞り値 は下表のとおりです。 露出モード e f g h 設定可能な 設定可能な シャッタースピード※ 1 絞り値 カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 2 1/250 ∼ 30 秒 カメラが 自動的に設定 カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 2 任意の絞り値※3 1/250 ∼ 30 秒、A ページ 0 110 0 112 0 113 0 115 ※ 1 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 296)を[1/320 秒(オー ト FP)]に設定すると、内蔵フラッシュ使用時でも高速側のシャッタースピー ドが 1/320 秒までフラッシュ同調します(0 297)。また、カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]を[1/320 秒(オート FP)]または[1/250 秒 (オート FP)]に設定して SB-900、SB-800、SB-600 を装着した場合は、高速 側のシャッタースピードが 1/8000 秒まで制御されま
内蔵フラッシュを収納する 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと 音がするまで手で軽く押し下げます。バッテ リーの消耗を防ぐため、使用しないときは常 に収納してください。 D フラッシュ撮影時のご注意 • 内蔵フラッシュを使って撮影するときは、被写体から 60cm 以上離れてください。 • 内蔵フラッシュ撮影が可能なレンズは、焦点距離が 16 から 300mm のレンズで す。詳しくは l 0 368 をご覧ください。 • フラッシュの光がさえぎられることがあるので、レンズフードは外してくださ い。また、マクロ付きズームレンズのマクロ領域ではお使いになれません。 • 内蔵フラッシュ撮影時は、レリーズモードを CL または CH に設定しても、連続 撮影にはなりません。 • 内蔵フラッシュを連続して使うと、発光部を保護するため、一時的に発光が制 限され、シャッターがきれなくなる場合があります。少し時間をおくと再び使 えるようになります。 179
A 内蔵フラッシュの調光範囲(光の届く範囲)と限界絞り値 内蔵フラッシュは ISO 感度と絞り値によって調光範囲(光の届く範囲)が異 なります。下表を参考にしてください。 200 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 ISO 感度および絞り値 400 800 1600 2 2.8 4 2.8 4 5.6 4 5.6 8 5.6 8 11 8 11 16 11 16 22 16 22 32 22 32 – 32 – – 調光範囲 (m) 3200 5.6 8 11 16 22 32 – – – 1 ∼ 12 0.7 ∼ 8.5 0.6 ∼ 6.1 0.6 ∼ 4.2 0.6 ∼ 3.0 0.6 ∼ 2.1 0.6 ∼ 1.5 0.6 ∼ 1.1 0.6 ∼ 0.8 ※内蔵フラッシュで調光できる最短撮影距離は 0.6m です。 • 露出モードが e(プログラムオート)の場合、内蔵フラッシュ使用時に下 表の絞り値よりも絞りを開くことはできません。 200 3.5 ISO 感度と開放側の限界絞り(F) 400 800 1600 4 5 5.6 3200 7.
設定できるフラッシュモード モード 内容 通常のフラッシュ撮影時にはこのモードを設定します。露出 モードを e または g にセットしてフラッシュ撮影すると、カ メラが適正露出となるようにシャッタースピードを1/250∼ 先幕シンクロ モード 1/60 秒(別売のスピードライトを装着して、オート FP ハイ スピードシンクロ(0 296)を行う場合は、1/8000 ∼ 1/60 秒)に自動的にセットします。 フラッシュが発光する前に約 1 秒間赤目軽減ランプが点灯し て、人物の目が赤く写る「赤目現象」を軽減します。 • シャッターがきれるまで、カメラや被写体の人物が動かな 赤目軽減 モード いように注意してください(シャッターチャンスを優先す るような撮影にはおすすめできません)。 赤目軽減モードとスローシンクロモードが同時にセットさ れます。露出モードは e または g に設定してください。 赤目軽減 スロー シンクロ モード 夜景や夕景をバックにした人物撮影などに適しています。 • シャッタースピードが遅くなりますので、手ブレに注意し てください。三脚をお使いいただくことをおすすめします。
モード 内容 シャッター後幕の走行開始(シャッターが閉じる)直前にフ ラッシュが発光します。動いている被写体の後方に流れる光 や軌道などを表現したい場合などに適しています。 • 露出モードを e または g に設定すると、スローシ ンクロモードも自動的にセットされ、右のよう 後幕シンクロ モード に表示されます。シャッタースピードが遅くな りますので、手ブレに注意してください。三脚 をお使いいただくことをおすすめします。 A インフォ画面のフラッシュモードについて インフォ画面のフラッシュモードでは、内蔵フラッシュや別売のスピードライト 使用時の発光方式が、次のように表示されます。内蔵フラッシュの発光方式は、 カスタムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光]で設定できます(0 299)。 i-TTL-BL 調光 絞り連動外部自動調光※ スタンダード i-TTL 調光 / 外部自動調光 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) FP 発光 l リピーティ ング発光 フラッシュ スピード ライト (別売) 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) — 通常発光 (0 2
調光量を補正して撮影する (調光補正) 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に 対する被写体の明るさを調整したいときなどに使います。発光量を多 くして被写体をより明るく照らしたり、発光量を少なくして被写体に 光が強く当たりすぎないようにするなど、発光量の微妙な調整ができ ます。 ❚❚ 調光補正の設定方法 Y(調光補正)ボタンを押しなが ら、サブコマンドダイヤルを回す と、表示パネルの調光補正表示が 変化します(1/3 段ステップで− 3 段∼+ 1 段)。設定したい補正量に 合わせてください。 Y(M)ボタン サブコマンド ダイヤル • 補正量を設定すると、表示パネルとファイ ンダー内表示に Y(調光補正)マークが 表示されます。 • Y ボタンを押すと、表示パネルとファイ ンダー内表示で設定した補正量を確認で きます。 補正なし(Y ボタンを 押したとき) l • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くし たいときは−側に補正するのが基本です。 − 0.3 段補正 • 調光補正を解除するには、補正量を 0.
A 別売スピードライトの調光補正について 別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 使用 時も、調光補正ができます。SB-900、SB-800、SB-600 使用時は、スピー ドライト側でも調光補正ができます。 A 関連ページ 調光補正のステップ幅を変更する → (0 283) l 184 A b3[露出・調光補正ステップ幅]
調光量を固定して撮影する (FV ロック) フラッシュの調光量をロック(固定)することにより、被写体に調光 量を合わせたまま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影で きます。被写体が画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調 光量のフラッシュ撮影が可能です。 FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュの 発光量が補正されることにより FV ロックは維持されます。 1 カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機 能](0 311)の[Fn ボタン押し時 の動作]を、 [FV-L]に設定する 2 内蔵フラッシュを上げる • フラッシュロック解除ボタンを押すと、 内蔵フラッシュが上がり、フラッシュの 充電が開始します。 フラッシュロック 解除ボタン 3 l 被写体にピントを合わせる • 発光量を合わせたい被写体を画 面の中央でとらえ、シャッター ボタンを半押しして被写体にピ ントを合わせます。 185
4 モニター発光を行う • ファインダー内表示に c が点灯している ことを確認し、Fn ボタンを押すと、フ ラッシュがモニター発光を行い、調光量 を計算します。 • FV ロックが行われ、表示パネルとファイ ンダー内表示に e(FV ロック)マークが Fn ボタン 表示されます。 5 構図を変更する 6 シャッターボタンを全押しして撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影す ることができます。必要に応じて手順 5 ∼ 6 を繰り返してください。 l 7 FV ロックを解除する • もう一度 Fn ボタンを押すと、FV ロックが解除され、表示パネルと ファインダー内表示の e が消灯します。 D 内蔵フラッシュの FV ロックについて 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FV ロックはカス タムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光] (0 299)が[TTL モード]に設定され ている場合のみ機能します。 186
A 別売スピードライトの FV ロックについて 別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 またはリモートスピー ドライトSB-R200 使用時も、 FVロックを行うことができます。この場合、SB-900、 SB-800 の発光モードを TTL または AA に、SB-600 の発光モードを TTL に設定して ください(詳しくはそれぞれのスピードライトの使用説明書をご覧ください)。 FV ロック中に、SB-900、SB-800、SB-600 のズーム位置を変更しても、スピー ドライトの発光量が補正されることにより、FV ロックは維持されます。カスタ ムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光] (0 299)を[コマンダーモード]にし て、SB-900、SB-800、SB-600、SB-R200 を補助灯として用いる場合、[コマン ダーモード]の設定画面で次のいずれかを行うことにより FV ロックを使用でき ます。 • 内蔵フラッシュ、A グループ、B グループのうち、いずれかの[発光モード] を[TTL]にする • 補助灯が SB-900、SB-800 のみで構成されているグ
l 188
t撮影の便利な機能 ここでは、カメラを初期設定の状態に戻すツーボタンリセットや、多 重露出、インターバルタイマー撮影など、撮影に便利な機能を説明し ます。 基本的な機能を初期設定に戻す (ツーボタンリセット).....................................................190 1 つの画像に重ねて写し込む(多重露出撮影)................. 192 設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影)...........................................197 非 CPU レンズを使う(レンズ情報手動設定)................... 204 GPS 情報を画像に記録する..............................................
基本的な機能を初期設定に戻す (ツーボタンリセット) ツーボタンリセットにより、簡単にカメラの設定を初期状態に戻すこ とができます。 QUAL ボタンと E ボタン(それぞ れのボタンに緑色の I がついて います)を 2 秒以上同時に押すと、 E ボタン 一瞬表示パネルの表示が消え、カ メラの機能が次のように初期設定 に戻ります。 T ボタン 機能 初期設定 機能 フォーカスポイント 露出モード 中央 オート e ブラケティング プログラムシフト 解除 フラッシュモード 露出補正 解除 調光補正 解除 FV ロック 解除 多重露出 解除 AE ロックの ホールド状態 解除※ 1 初期設定 解除※ 2 先幕シンクロ ※ 1 カスタムメニュー f7[AE/AF ロックボタンの機能] (0 314)はリセットされません。 ※ 2 撮影コマ数が 0 に設定されます。AE、フラッシュブラケティングの補正ステッ プは 1 段になります。WB ブラケティングの補正ステップは 1 になります。ADL ブラケティングで撮影コマ数が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ
ツーボタンリセットでは、撮影メニュー[撮影メニュー切り換え] (0 265)で選択されている撮影メニュー(A ∼ D のいずれか)の項 目の内容も初期状態に戻ります。現在選択されていない撮影メニュー の項目は初期状態に戻りません。 撮影メニュー項目 初期設定 撮影メニュー項目 画質モード 画像サイズ NORMAL サイズ L コントロールの ホワイトバランス オート ホワイトバランス 微調整 解除 初期設定 ピクチャー 解除※ 調整値 ISO 感度 200 ※ 現在選択中のピクチャーコントロールのみ解除されます。 t A 関連ページ 「初期設定一覧」(0 396) 191
1 つの画像に重ねて写し込む (多重露出撮影) 多重露出撮影は 2 ∼ 10 コマまで重ねて写し込み、1 つの画像として記 録します。多重露出は全ての画質モードで撮影できます。RAW デー タを使用して合成するため、通常のアプリケーションソフトウェアな どで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画像になります。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 多重露出撮影中に、何も操作しないで 30 秒経過すると、カメラが待 機状態に入り、撮影は中断して、撮影した画像を記録します。 1 [多重露出]を選ぶ G ボタン • G ボタンを押して、撮 影メニューの[多重露出] を選んで、マルチセレク ターの 2 を押します。 2 [コマ数]を選ぶ •[コマ数]を選んで、2 を押し ます。 t A 撮影間隔が長くなる場合について 撮影間隔が長くなる場合は、再生メニューの[撮影直後の画像確認](0 261) を[する]に設定して、カスタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間] (0 287)の[撮影直後の画像確認]を長めに設定することをおすすめします。 カメラが待機状態に入るまでの時間が、c4 で設定した時間に 30
3 露光回数(2 ∼ 10 コマ)を 設定する • 1または 3を押して露光回数を 設定し、J ボタンを押します。 4 [自動ゲイン補正]を選ぶ •[自動ゲイン補正]を選んで、 2 を押します。 5 自動ゲイン補正を設定する • 自動ゲイン補正の設定後、 J ボタンを押します。 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数 に合わせて自動的にゲイン(出力)を補正します。ただ し、背景が暗いときは[しない]にすることをおすすめ する します。 • 各コマのゲインは、 「1 ÷露光回数」となります。たと えば、露光回数が「2 コマ」の場合は 1/2、 「3 コマ」の 場合は 1/3 になります。 しない ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わ せます。 t 193
6 [設定終了]を選ぶ • 設定が終了したら、[設定終 了]を選んで、J ボタンを押 します。 • 多重露出の撮影待機状態にな り、表示パネルに n マークが 点灯します。 • 多重露出の設定を解除するに は、[多重露出]で[設定解除] を選び、J ボタンを押してくだ さい。 7 1 回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マークが 点滅します。 8 2 回目以降の撮影をする • 設定した回数分の撮影をする と、多重露出撮影が解除され、 n マークが消灯します。 t 194
D 多重露出撮影時のご注意 • 多重露出の撮影途中、画像の再生やメニュー画面の表示で液晶モニターを点灯 した場合、液晶モニターが消灯してから操作のないまま 30 秒が経過すると、画 像が記録されて多重露出が解除されます。 • ライブビュー撮影中は、多重露出撮影ができません。 • 多重露出による撮影中は、メモリーカードを交換しないでください。 • レリーズモード(0 90)を CL または CH に設定して撮影する場合は、シャッ ターボタンを押し続けると、多重露出で設定された撮影コマ数が終了した時点 で画像が記録され、多重露出が解除されます。 • 多重露出の撮影データ(撮影日時、測光モード、シャッタースピード、絞り 値、露出モード、露出補正値、焦点距離、縦横位置情報など)は、1 コマ目の 内容になります。 A 多重露出とインターバルタイマー撮影の組み合わせについて 多重露出を設定してから 1 コマ目を撮影する前にインターバルタイマー撮影 (0 197)を設定すると、設定されたインターバルで多重露出撮影ができます。 この場合、 [インターバルタイマー撮影]で設定されたインターバルで 1 コマず つ撮影され、
❚❚ 多重露出撮影を中断するには 多重露出撮影中に、撮影メニューの[多重露 出]を選ぶと、右の画面が表示されます。こ の画面で[中断]を選んで J ボタンを押すと、 多重露出撮影は途中で終了し、その時点まで の露光結果だけを重ね合わせた画像が記録さ れます([自動ゲイン補正]を[する]にして いたときは、露光回数に合わせてゲイン補正が行われます)。多重露 出撮影の設定も解除されるので、もう一度多重露出撮影を行うには、 [多重露出]の設定を最初からやり直してください。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 • ツーボタンリセット(0 190)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき t A 多重露出撮影時に利用できない機能について 多重露出撮影中は、次の機能を利用することができません。 •[ホワイトバランス]を除いた撮影メニュー全項目。ただし、多重露出を設定 してから 1 コマ目を撮影する前にインターバルタイマー撮影を開始した場合、 [インターバルタイマー撮影]も選択できます。 • オートブラケティング
設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影) このカメラは、設定した開始方法(即時または設定時刻)と時間間隔 で自動的に撮影を行う、インターバルタイマー撮影が可能です。つぼ みがゆっくりと開く様子や、蝶が羽化する様子などを記録したい場合 などに便利です。インターバルタイマー撮影は、レリーズモードを S、CL、CH または J に設定して撮影してください。 ❚❚ インターバルタイマー撮影の開始 1 [インターバルタイ G ボタン マー撮影]を選ぶ • G ボタンを押して、撮 影メニューの[インター バルタイマー撮影]を選 んでマルチセレクターの 2 を押します。[イン ターバルタイマー撮影]画面が表示されます。 2 [開始トリガー](開始方 法)を設定する • すぐに撮影する場合、[即時ス タート]を選んで 2 を押しま す(手順 4 へ)。 t • 開始時間を決めて撮影する場 合、[開始時刻設定]を選んで 2 を押します(手順 3 へ) 。 197
3 [開始時刻]を設定する • 4 または 2 を押して時、分を 選び、1 または 3 を押して数 値を設定後、2 を押します。 •[開始トリガー]で[即時ス タート]を選んだ場合、この 画面は表示されません。 4 [撮影間隔](インターバ ル)を設定する • 4 または 2 を押して時間、分、 秒を選び、1 または 3 を押して 数値を設定後、2 を押します。 • 撮影間隔は、想定される シャッタースピードよりも長い時間を設定してください。 t D インターバルタイマー撮影を開始する前に • 試し撮りをすることをおすすめします。特にフォーカスモードが S で撮影する 場合、被写体にピントが合わないと、その回の撮影がキャンセルされますので ご注意ください。 • あらかじめセットアップメニューの[地域と日時] (0 28)で日時が正確に設 定されていることを確認してください。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリーをお使いく ださい。 198
5 [撮影回数×コマ数]を設 定する • 4 または 2 を押して撮影回数 と 1 回のコマ数を 1 桁ずつ選 び、1 または 3 を押して数値 を設定後、2 を押します。 撮影回数 コマ数 合計撮影 コマ数 6 インターバルタイマー撮影 を開始する •[開始]を選んで J ボタンを押し ます。[開始トリガー]で[即時 スタート]を選んだ場合は、約 3 秒後に撮影を開始します。[開 始時刻設定]を選んだ場合は、設定した時刻に撮影を開始します。 • 手順 5 で設定した撮影間隔とコマ数で撮影を繰り返します。 • 設定のみを行いたいときは、[終了]を選んで J ボタンを押すと、撮 影メニューに戻ります。 A アイピースキャップについて カメラから離れて撮影するときは、ファインダーから余計な光が入って露出が変 わることを防ぐために、付属のアイピースキャップ DK-5 を取り付けます。 アイピースキャップは、接 アイピースキャップ DK-5 t 眼目当て DK-23 を取り外し (①)、右図のように取り付 けます(②)。接眼目当てを 取り外すときは、カメラを しっかりと支えてくださ い。 199
D インターバルタイマー撮影についてのご注意 • 実際のインターバルタイマー撮影には、インターバル時間の他、シャッタース ピードやカメラが処理を行う時間が含まれます。そのため、設定した撮影間隔 で撮影できないことがあります。 • 設定した[開始時刻]が現在時刻後 1 分以内の場合や、シャッタースピードが A(バルブ)の場合など、インターバルタイマー撮影を開始できないとき には警告メッセージを表示します。 • メモリーカードのメモリー残量がない場合、撮影時刻ごとにカウントは進みま すが、実際の撮影は行われません。メモリー残量のあるメモリーカードに交換 。 し、インターバルタイマー撮影を再開してください(0 201) A オートブラケティングとインターバルタイマー撮影の組み合わ せについて • インターバルタイマー撮影とオートブラケティングを同時に行う場合は、オー トブラケティングを先にセットしてからインターバルタイマーを設定してく ださい。 • インターバルタイマー撮影時に AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティ ング、フラッシュブラケティングまたは ADL ブラケティングを行う場合は、撮 影時間
❚❚ インターバルタイマー撮影の一時停止と再開 次の場合はインターバルタイマー撮影が一時停止状態になります。 • 撮影待機中に J ボタンを押したとき •[撮影動作]で[一時停止]を選んで、J ボタンを押したとき • 電源を OFF にして、再度 ON にしたとき(電源が OFF の間にバッテ リーやメモリーカードを交換しても、一時停止状態が持続します。) • レリーズモードを E または Mup に切り換えたとき • a ボタンを押したとき インターバルタイマー撮影を再開する手順は次のとおりです: 1 [開始トリガー](0 197) を設定する •[開始トリガー]を選んですぐ に撮影する場合は[即時ス タート]を、開始時刻を設定 する場合は[開始時刻設定] を選んで 2 を押します。 •[開始時刻設定]を選んだときは、開始時刻を設定します。 2 インターバルタイマー撮影 を再開する •[再開]を選んで J ボタンを押 すと撮影を再開します。 • 撮影途中の回で停止状態に t なった場合、その回の残りの コマはキャンセルされます。再開した場合は、次の回の 1 コマ目 から撮影されます。 201
❚❚ インターバルタイマー撮影の終了 次の場合はインターバルタイマー撮影が終了します。 •[撮影動作]で[終了]を選び、J ボタンを押したとき • ツーボタンリセット(0 190)を行ったとき •[撮影メニューのリセット](0 267)を[する]にしたとき • オートブラケティング(0 124)を設定、または解除したとき • バッテリーの残量がなくなったとき インターバルタイマー撮影終了後は通常の撮影待機状態に戻ります。 ❚❚ 撮影のキャンセル 前の回から設定撮影間隔が経過し、次の回の撮影開始時刻になったと きに次の状態にある場合は、その回の撮影を全コマキャンセルしま す。撮影はその次の回から再開します。 • 前の回のコマを撮影中 • 連続撮影可能コマ数が 0 のとき • メモリーカードに空きがないとき • フォーカスモードが S で、被写体にピントが合わないとき(撮影ご とにピントを合わせます。) D レリーズモードについて • レリーズモードに関係なく、1 回の撮影ごとに設定された撮影コマ数が撮影さ れます。 t • CH では 7 コマ / 秒、S または CL ではカスタムメニュー d5[低
D 撮影メニューの切り換えとリセットについて インターバルタイマー撮影設定画面の内容は、全ての撮影メニュー( 「A」∼「D」) (0 265)で共通です。このため、撮影メニューの[撮影メニュー切り換え]で 撮影メニューを切り換えても、インターバルタイマー撮影は続行します。また、 [撮影メニューのリセット]を選ぶと、確認画面が表示されます。 •[はい]を選ぶと、全ての撮影メニューでインターバルタイマー撮影設定が初 期状態(開始トリガー:即時スタート、撮影間隔:1 分、設定:1 回 /1 コマ、撮 影動作:開始しない)にリセットされ、実行中のインターバルタイマー撮影は 終了します。 •[いいえ]を選ぶと、撮影メニューのリセットは行われず、インターバルタイ マー撮影は続行します。 t 203
非 CPU レンズを使う (レンズ情報手動設定) レンズの情報をカメラに登録することにより、非 CPU レンズ(0 366) を使って撮影するときに、次の機能が使用できます。 • 焦点距離を設定して使用できる機能: – 別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600 のオートパワー ズーム – 再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます) • 開放絞り値(開放 F 値)を設定して使用できる機能: – レンズで設定した絞り値表示(表示パネル、ファインダー内表示) – スピードライトの絞り連動外部自動調光 – 再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能: – RGB マルチパターン測光※ ※ レフレックスニッコールなど一部のレンズでは、焦点距離と開放絞り値 を設定しても RGB マルチパターン測光では充分な精度が得られない場 合があります。中央部重点測光またはスポット測光に設定して撮影して ください。 • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定すると精度が向上する機能: t – 中央部重点測光 – スポット測光 – i-T
❚❚ レンズ情報の登録方法 1 [レンズ情報手動設定] G ボタン を選ぶ • G ボタンを押して、 セットアップメニューの [レンズ情報手動設定]を 選んで、マルチセレク ターの 2 を押します。 2 [レンズ No.]を選ぶ • 4 または 2 を押して、登録し たいレンズ No.(1 ∼ 9)を選 びます。 3 [焦点距離(mm)]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズ の焦点距離(6 ∼ 4000)を選 びます。 4 [開放絞り値]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズ の開放絞り値(F1.
❚❚ 手動設定済みレンズ情報の選択方法 1 カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機能](0 311)の [コマンドダイヤル併用時の動作]を [手動設定済みレンズの選択]に設定する • Fn ボタンとメインコマンドダイヤルの組み合わせに対して、レン ズの選択機能が割り当てられます。 2 Fn ボタンを押しながらメインコマン ドダイヤルを回す メインコマンド ダイヤル • レンズ No. は表示パネルに表示されます。 焦点距離 開放絞り値 使用したいレンズの番号が表示されるま でメインコマンドダイヤルを回します。 レンズ No.
GPS 情報を画像に記録する このカメラは、10 ピンターミナル(0 4)に接続した別売の GPS 機 器により、GPS 情報を画像に記録することができます。GPS 情報を記 録するには、次の 2 つの方法があります。 • 別売の GPS ユニット GP-1 と接続する GP-1 を接続すると、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC (協定世界時)を記録できます。 • 他社製の GPS 機器と接続する(0208) 別売の GPS 変換コード MC-35 を介して GPS 機器と通信し、画像デー タに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協定世界時)、撮影方位を 記録できます。 ❚❚ 別売の GPS ユニット GP-1 と接続する 別売の GPS ユニット GP-1 は、ニコンデジタルカメラ専用の GPS 機器 です。カメラと GP-1 の接続方法については、GP-1 の使用説明書をご 覧ください。 t 207
❚❚ 他社製の GPS 機器と接続する • データ形式が NMEA(National Marine Electronics Association) 0183 ver.2.01およびver.3.01を満たすGPS機器※ と接続が可能です。 ※ GARMIN 社製 :「eTrex」シリーズ、 「geko」シリーズなど(PC-Interface Cable が接続可能な機種) 対応する GPS 機器の最新情報については、下記アドレスのホームページでご覧 いただけます。 http://www.nikon-image.
❚❚ GPS 機器との通信について • GPS 機器の通信形式を、NMEA に設定してください(Baud rate は 4800 です)。 • GPS 機器の使用方法については、GPS 機器の使用説明書をご覧くだ さい。 • GPS 機器との通信が開始されると、表示パネ ルに GPS 通信マーク k が表示されます。GPS 機器 の電 源を 入れ た直 後な ど、GPS 通 信 マーク k が点滅する場合は、GPS 機器が取 得している情報が確定していないため、GPS データは記録されませ ん。GPS 通信マーク k が点灯するまでお待ちください。 • GPS 機器との通信が 2 秒以上途絶えると、表示パネルから GPS 通信 マーク k が消灯します。この状態で撮影した画像データには GPS データは記録されません。 • GPS 機器と通信して撮影した画像には、再生時の画像情報に GPS データのページ(0 222)が追加されます。 t 209
❚❚ GPS 機器と接続中の半押しタイマーの設定や 情報表示について セットアップメニューの[GPS]で、GPS 機器と接続中の半押しタイ マーの設定や、取得した GPS 情報を表示できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GPS 機器を接続しているときの 半押しタイマーを設定できます。 カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[半押 有効 しタイマー]で設定された時間でオフになります。カメラの 電池の消耗を少なくすることはできますが、半押ししている 時間が短いと、GPS データを記録できないことがあります。 無効 GPS 機器と接続中は、半押しタイマーがオフになりません。 いつ撮影しても GPS データを記録できます。 •[情報表示]では、GPS 機器接続時に取得した情報を表示します。 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 方位 撮影方位を表示 UTC UTC(協定世界時)を表示 A 撮影方位について • 撮影方位は、電子コンパス内蔵の GPS 機器と接続し て撮影した場合のみ記録されます。 t • GP-1 を接続した場合、撮影方位は記録
I画像の再生 ここでは、撮影した画像を再生する方法や再生中の操作について説明 します。 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード)............... 212 1 コマ表示モードでの操作方法..................................................... 213 画像情報を表示する ......................................................... 215 複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード)..... 224 サムネイル表示モードでの操作方法 ........................................... 224 画像を拡大表示する ......................................................... 226 拡大表示中の操作方法 ...................................................................
画像を 1 コマずつ再生する (1 コマ表示モード) K ボタンを押すと、最後に撮 K ボタン 影した画像が液晶モニターに 表示されます。 マルチ セレクター サブコマンド ダイヤル O ボタン K ボタン G ボタン L ボタン W ボタン X ボタン J ボタン メインコマンドダイヤル I A 縦位置で撮影した画像の場合 再生メニューの[縦位置自動回転] (0 261)を[す る]に設定すると、縦位置で撮影された画像を、右 のように縦位置で再生します。 212
1 コマ表示モードでの操作方法 前後の画像を見る 4 を押すと前の画像が、2 を押す と次の画像が表示されます。 画像情報の表示 表示中の画像についての詳しい情 報が表示されます(0 215)。 複数画像を一覧表 示する W サムネイル表示モード(0 224) に切り替わります。 画像を拡大する X 表示中の画像を拡大表示します (0 226)。 画像を削除する O 表示中の画像を削除します (0 229)。 画像を保護する L 撮影に戻る メニューに移る 画像編集メニュー を表示する 動画を再生する /K G 表示中の画像にプロテクト(保護) 。 を設定します(0 228) 液晶モニターが消灯し、すぐに撮 影できます。 メニューが表示されます (0 253)。 画像編集メニュー(0 66、338) が表示されます。 1 マークが表示されている画像の 場合、動画を再生します(0 64)。 I 213
A 撮影直後の画像確認について 再生メニューの[撮影直後の画像確認] (0 261)を[する]に設定すると、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に約 4 秒間液晶モニターに表示し ます。 • レリーズモードが S、J、E、MUP のときは、1 コマずつ表示されます。 • レリーズモードが CH や CL のときは、撮影終了後に、最初のコマから順次画像を表 示します。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、再生メニューの[縦位置 自動回転]を[する]に設定しても、撮影直後の画像確認時は自動回転しません。 A 関連ページ • 液晶モニターの表示時間を変更する → A c4[液晶モニターのパワーオフ時 間] (0 287) • マルチセレクターの 1342 の機能を入れ換える → A f4[上下左右機能入 れ換え] (0 310) I 214
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次 のように撮影情報の表示が切り替わり、画像についての詳しい情報を 見ることができます。 1/ 10 N I KON D300S 1 / 10 LATITUDE. LONGITUDE 1/ 125 AUTO 20100D300S 10DSC _0001. JPG 2009/04/15 10 : 15 : 29 N OR ORMAL AL 4288x2848 標準表示 F5. 6 200 35mm ALTITUDE TIME(UTC) HEADING :N : 35 º 36. 371' :E :139 º 43. 696' :35m :2009/04/15 :10:15:29 :105. 07 º 0, 0 20100D300S 10DSC _0001.
❚❚ 標準表示 1 2 3 4 1 2 3 4 5 5 1/ 10 13 12 20100D300S 10DSC _0001. JPG 2009/04/15 10 : 15 : 29 11 10 9 N OR ORMAL AL 4288x2848 8 6 7 6 7 8 9 10 11 12 13 プロテクト設定の有無 ................ 228 画像編集の有無 ............................ 338 フォーカスポイント※ 1、 2 ............. 82 AF エリアフレーム※1 ........................ 36 コマ番号 / フォルダー内全画像数 ファイル名.................................... 270 画質モード...................................... 70 画像サイズ...................................... 75 画像真正性検証情報の有無......... 330 撮影時刻.............
❚❚ ハイライト表示※ 1 1 2 3 4 100-1 1 プロテクト設定の有無 ................ 228 2 画像編集の有無 ............................ 338 3 画像のハイライト部分を 各色ごとに点滅表示します※ 2 4 フォルダー番号 - コマ番号........... 267 5 ハイライト部分が点滅表示 6 している色※ 2 ハイライト 5 RGB 切り換え 6 ハイライト表示 ............................
❚❚ RGB ヒストグラム※ 1 7 1 8 9 2 ハイライト 3 4 5 6 100--1 10 + RGB 切り換え 1 画像のハイライト部分を 各色ごとに点滅表示します※ 2 ... 217 2 フォルダー番号 - コマ番号 ...........267 3 プロテクト設定の有無 ................ 228 4 画像編集の有無 ............................ 338 5 ホワイトバランス ........................ 138 ホワイトバランス色温度 ............ 145 ホワイトバランス微調整 ............ 141 プリセットマニュアル ................
A ヒストグラムについて ヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのことです。横軸 は明るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を示しています。 • いろいろな明るさの被写体が写って いる画像では、グラフの山が全体的に 分布したヒストグラムになります。 • 暗い画像はヒストグラムの分布が左 側に寄った形になります。 • 明るい画像はヒストグラムの分布が 右側に寄った形になります。 露出補正を+側にすれば山が右側に寄 り、−側にすれば山が左側に寄ります。 屋外などで周りが明るすぎて液晶モニターでは画像の明るさが確認しにくいと きでも、ヒストグラムから画像全体の露出傾向を確認することができます。 A D300S のヒストグラム表示について • • RGB ヒストグラムは明るさ(輝度)を表示しています。 D300S のヒストグラム表示は、画像加工アプリケーションで表示されるヒスト グラムと異なることがあります。目安としてお使いください。 I 219
❚❚ 撮影情報 1※ 1 1 3 4 5 6 7 8 9 10 2 MTR, SPD, AP. EXP. MODE, I SO FOCAL LENGTH LENS AF / VR FLASH MODE, : , 1/ 8000, F4. 8 : , 200 : 0. 0 : 35mm : 18– 200 / 3. 5–5.6 : S / VR– On : Built – i n, TTL, +1. 3 SLOW CMD : M : TTL, +3. 0 A : TTL, +3. 0 B : OFF C : OFF N I KON D300S 11 100--1 12 1 プロテクト設定の有無.................228 2 画像編集の有無 ............................338 3 測光モード ....................................106 シャッタースピード.......... 112、115 絞り値................................. 113、115 4 露出モード............
❚❚ 撮影情報 2 ※ 1 1 WHI T E BALANCE COLOR SPACE PI CTURE CTRL QUICK ADJUST SHARPENING CONTRAST BRI GHTNESS SATURATION HUE 3 4 5 6 7 8 9 10 11 4 色空間 ........................................... 173 5 ピクチャーコントロール ............ 159 6 クイック調整※ 2 ................................ 162 2 : AUTO, 0, 0 : s RGB : STANDARD :0 :3 :0 :0 :0 :0 N I KON D300S 12 100--1 13 1 プロテクト設定の有無.................228 2 画像編集の有無 ............................338 3 ホワイトバランス ........................138 ホワイトバランス色温度.............
❚❚ 撮影情報 4※ 1 2 3 ART I ST : NIKON TARO 4 COPYRI GHT : NIKON N I KON D300S 1 2 3 4 5 6 プロテクト設定の有無 ................ 228 画像編集の有無 ............................ 338 撮影者名........................................ 331 著作権者名.................................... 331 カメラ名 フォルダー番号 - コマ番号........... 267 100--1 6 5 ※再生メニューの[再生画面設定](0 256) で[撮影情報]を設定していて、セットアッ プメニューの[著作権情報](0 331) を設定して撮影した画像の場合のみ表示します。 ❚❚ GPS データ※1 1 2 3 LATITUDE.
❚❚ 統合表示 1 2 16 15 14 13 12 –1. 3 11 10000 3 N I KON D300S 1 / 10 4 4 画像編集の有無 ............................ 338 5 画像のヒストグラムを表示します (0 219)。横軸は明るさ、縦軸は明 るさごとのピクセル数を表します。 5 1/ 8000, F4. 8 200 + 1. 0 SLOW 35mm L B6, M1 20100D300S DSC _0001. JPG 2009/04/15 10:15:29 NOR ORMAL AL 4288x2848 6 7 8 9 10 1 コマ番号 / フォルダー内全画像数 2 プロテクト設定の有無.................228 3 カメラ名 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ISO 感度※ ............................................. 100 焦点距離.............................
複数の画像を一覧表示する (サムネイル表示モード) 1 コマ表示モードのときに W ボタンを押すと、複数の縮小画像(サム ネイル画像)を表示する「サムネイル表示モード」に切り替わります。 1 コマ表示 モード サムネイル表示モード サムネイル表示モードでの操作方法 表示コマ数 を増やす 表示コマ数 を減らす W X サムネイル表示で中央ボタンを押すと、 サムネイル表示 1 コマ表示画面に戻ります。もう一度中 と 1 コマ表示を 央ボタンを押すと、直前に表示していた 切り換える I 1 コマ表示時にボタンを押すと 4 コマ表 示に、4 コマ表示時にボタンを押すと 9 コ マ表示に、9 コマ表示時にボタンを押す と 72 コマ表示に切り替わります。 72 コマ表示時にボタンを押すと 9 コマ表 示に、9 コマ表示時にボタンを押すと 4 コ マ表示に、4 コマ表示時にボタンを押す と 1 コマ表示に切り替わります。 コマ数でサムネイル表示します。 マルチセレクターを操作すると、黄色の 枠(カ ー ソ ル)が 動 い て、拡 大 表 示 画像を選ぶ (0 226)や削除(0 229)の
画像を保護する 撮影に戻る メニューに移る L 選んだ画像にプロテクト(保護)を設定 します(0 228)。 / K 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影でき ます。 G メニューが表示されます(0 253)。 A メモリーカードスロットの切り換え 72 コマ表示時に W ボタンを押すと、右のような[ス ロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示され、ス ロットを切り換えられます。スロットを選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、選んだスロット内のフォル I ダーの一覧が表示されます。フォルダーを選んで J ボ タンを押すと、フォルダー内の画像が表示されます。 A 関連ページ マルチセレクターの中央ボタンの機能を変更する → A f2[中央ボタンの機能] (0 309) 225
画像を拡大表示する 画像の再生中に X ボタンを押すと、拡大表示されます。拡大できる最 大の大きさ(長さ比)は、画像サイズがLの場合は約 27 倍、M では 約 20 倍、S では約 13 倍です。拡大表示中に人物の顔を認識した場合、 最大 10 人までの顔を白枠で囲み、サブコマンドダイヤルを回して瞬 時に移動することができます。 拡大表示中の操作方法 拡大率を 上げる 拡大率を 下げる 画面を スクロー ル(移動) させる X ボタンを押すごとに 拡大率が上がります。 W ボタンを押すごとに 拡大率が下がります。 拡大表示中に拡大率を 操作すると、画面の右 画面をスクロールさせ 下 に ナ ビ ゲ ー シ ョ ン て、見たい部分に移動 ウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ できます。マルチセレ れ、拡大表示中の部分 ク タ ー を 押 し 続 け る が黄色い枠で囲んで示 と、高速で移動します。 されます。数秒すると 消えます。 前後の画 メインコマンドダイヤルを回すと、そのままの拡 像を見る 大率と表示範囲で、前後の画像を表示します。 拡 大表 示中 に人 物の 顔を認識すると、画面
画像を 保護する 撮影に戻る メニュー に移る L /K G 表示中の画像にプロテクト(保護)を設定します (0 228)。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 メニューが表示されます(0 253) 。 I 227
画像を保護する (プロテクト) 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を 設定できます。ただし、メモリーカードを初期化(フォーマット: 0 34、 321)すると、プロテクトを設定した画像も削除されますので ご注意ください。 1 プロテクトする画像を選ぶ • 1 コマ表示モード / 拡大表示の場合は、 プロテクトする画像を表示します。 • サムネイル表示モードの場合は、プロ テクトする画像をマルチセレクターで 選びます。 2 L ボタンを押す • a アイコン が表示され ます。 • 画像のプロテクトを解除 するには、解除する画像 を表示(選択)して、 I L ボタン L ボタンを押します。 A プロテクトの一括解除について L ボタンと O ボタンを同時に 2 秒以上押し続けると、再生メニューの[再生フォ ルダー設定]で設定されているフォルダー内の全ての画像のプロテクトを一括で 解除できます。 228
画像を削除する メモリーカードに記録された画像を削除します。削除した画像は元に は戻せないのでご注意ください。 再生中の画像を削除する O ボタンを押すと、再生中の画像を 1 コマ削除できます。 1 削除する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、削除する画像を表示します。 • サムネイル表示モードのときは、削除する画像を選択します。 2 O ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャンセルされます。 O ボタン 3 1 コマ表示モード サムネイル表示モード もう一度 O ボタンを押すと、表示中の画像 が削除されます O ボタン I D 削除についてのご注意 プロテクトおよび非表示設定されている画像は削除できません。 A 関連ページ 画像の削除後に表示される画像を変更する → D[削除後の次再生画像](0 261) 229
複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。 たくさんの画像を削除するときは、時間がかかることがあります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 [再生フォルダー設定] (0 255) で設定したフォルダー内の全て R 全画像削除 の画像を削除します。 • メモリーカードを 2 枚使用し ている場合は、画像を削除す るスロットを選択できます。 ❚❚ 選択画像削除 1 [選択画像削除]を選ぶ • G ボタンを押して再生 メニューの[削除]で[選 択画像削除]を選びます。 マルチセレクターの 2 を 押すと、削除画像の選択画 面が表示されます。 I 230 G ボタン
2 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターを 1342 、 ななめ方向に押して画像を選び ます。 • X ボタンを押している間、 X ボタン 選択中の画像を拡大表示 します。X ボタンを放す と元に戻ります。 • W ボタンを押すと、[ス ロット / フォルダー指定メ ニュー]画面が表示され、 スロットやフォルダーを切り換えられます(0 225)。 3 設定する • マルチセレクターの中央ボタン を押して設定します。設定する と O が表示されます。もう一度 中央ボタンを押すと、O が消え ます。 • 削除する画像全てに設定してください。 4 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 • 確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押 すと、選択した画像が全て削除されます。 I 231
I 232
Qパソコン、プリンター、 テレビとの接続 ここでは、D300S で撮影した画像をパソコンに転送したり、プリン ターでプリントしたり、テレビで再生する方法について説明します。 画像をパソコンに転送する .............................................. 234 USB 接続でパソコンに画像を転送する ....................................... 236 ワイヤレストランスミッター WT-4 を使って 無線でパソコンに画像を転送する ............................................... 238 画像をプリンターで印刷する........................................... 239 カメラとプリンターを直接つないでプリントする (ダイレクトプリント)................................................................... 239 画像をテレビで見る ......................
画像をパソコンに転送する このカメラでは、付属の USB ケーブル UC-E4 をカメラに接続して、撮 影した画像をパソコンに転送できます。ここでは、転送時に必要な操 作について説明します。 • 最初に付属の Software Suite(ソフトウェア スイート)CD-ROM か ら、ソ フ ト ウ ェ ア を パ ソ コ ン に イ ン ス ト ー ル し て く だ さ い。 Software Suite をインストールすると、USB ケーブルを使ってカメ ラとパソコンを接続したときに Nikon Transfer が起動して、撮影し た画像をパソコンに転送することができます。詳しい使い方は、そ れぞれのソフトウェアのヘルプをご覧ください。 - Nikon Transfer:撮影した画像をカメラからパソコンに転送する ためのソフトウェアです。バックアップの保存や著作権情報など の画像への埋め込みなどができます。 - ViewNX:パソコンに転送した画像を表示するためのソフトウェ アです。表示した画像の整理や調整、RAW 画像の現像、ファイル 形式の変換などができます。 • ソフトウェアの動作環境やイ
❚❚ 対応 OS について 付属のソフトウェアは、次のパソコンの OS(オペレーティングシス テム)に対応しています。 Windows 32bit 版 の Windows Vista Service Pack 1(Home Basic/ Home Premium/Business/Enterprise/Ultimate)、 Windows XP Service Pack 3(Home Edition/ Professional) Macintosh Mac OS X(version 10.3.9、10.4.11、10.5.
USB 接続でパソコンに画像を転送する 付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとパソコンを接続します。 カメラとパソコンが通信している間は、カメラの電源を OFF にした り、USB ケーブルを抜いたりしないでください。 1 カメラの電源を OFF にする 2 パソコンを起動する 3 カメラとパソコンを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐに差し込ん でください。 D USB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証しておりません。 D ケーブル接続時のご注意 • ケーブルを接続するときは、端子の挿入方向を確認して無理な力を加えず に、まっすぐに差し込んでください。端子を引き抜くときも、まっすぐに 引き抜いてください。 • ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源が OFF になっているこ Q とを確認してください。 A 端子カバーについて 使用しない場合は、必ず端子カバーを閉じてください。ゴミなどが入ると、 誤作動の原因となることがあります。 236
4 カメラの電源を ON にする 5 画像を転送する • Nikon Transfer が自動的に起動しますの で、[転送開始]ボタンをクリックして画 像を転送してください。 • Nikon Transfer の使い方については、 Nikon Transfer のヘルプ をご覧ください。 [ 転送開始 ] ボタン ヘルプは、Nikon Transfer を起動し、メ ニューバーの[ヘルプ]メニューから[Nikon Transfer ヘルプ] を選んで表示してください。 6 転送が終わったら、カメラの電源を OFF にして、USB ケーブルを抜く • 転送が終わると、Nikon Transfer は自動的に終了します。 Q 237
ワイヤレストランスミッター WT-4 を使っ て無線でパソコンに画像を転送する 別売のワイヤレストランスミッター WT-4(0 379)をカメラと接続し て使うことにより、画像の転送や印刷を無線で行えます。また、イーサ ネットケーブルを接続することにより、有線でも同様の操作が可能です。 WT-4 には次の 4 つの機能があります。 画像送信 サムネイルセレクトモード メモリーカードに記録した画像や、撮影直後の 画像をパソコンや FTP サーバーに保存できます。 撮影した画像をパソコン画面で確認しながら、必 要な画像だけを選んでパソコンに保存できます。 別売の Camera Control Pro 2 で、カメラをコン PC モード トロールしたり、撮影した画像をパソコンに保 存できます。 メモリーカード内の JPEG 画像を送信して、パソ プリンター接続 コンに接続しているプリンターでプリントでき ます。 • WT-4 の使用方法などについては、WT-4 の使用説明書をご覧ください。 • WT-4のファームウェアや付属のソフトウェアは、必ず最新版にバー ジョンアップしてお使いください。 D W
画像をプリンターで印刷する カメラとプリンターを直接つないで プリントする(ダイレクトプリント) PictBridge(ピクトブリッジ:0 425)対応プリンターをお使いの場 合、パソコンを使わずに、カメラとプリンターを直接接続してメモ リーカード内の画像をプリントできます(ダイレクトプリント)。ダ イレクトプリントは、次の手順で行います。 画像を撮影する プリントする画像をあらかじめ指定 する(プリント指定:0 248) カメラとプリンターを接続する(0 240) 1 コマだけプリン トする(0 241) 複数の画像をプリン トする(0 244) インデックスをプリ ントする(0 247) USB ケーブルを抜き、プリントを終了する 次のページから、それぞれの手順について詳しく説明します。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、残量が充分にあるバッテリーをお使いください。別 売の AC アダプター EH-5a または EH-5 をお使いになることをおすすめします。 • 直接プリントする画像は、撮影メニューの[色空間]を[sRGB]に設定して 撮影してください(0 173)。
❚❚ カメラとプリンターを接続する 付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとプリンターを接続します。 1 カメラの電源をOFFにしてからプリンターの電源をONに する 2 カメラとプリンターを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んで ください。 3 カメラの電源を ON にする • 正しく接続されると、液晶モニターにqの画面が表示された後、 wの画面が表示されます。 q Q 240 w
❚❚ 1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選ぶ • マルチセレクターの 4 または 2 を押してプリントしたい画 像を選びます。 • W ボタンを押して 6 コマ表示 に切り換えて、画像を選ぶこ とができます。X ボタンを押すと、1 コマ表示に戻ります。 • 1 コマ表示中に X を押すと、表示中の画像を拡大表示します (0 226)。K ボタンを押すと、1 コマ表示に戻ります。 • 1 または 3 を押すと、画像情報(0 215)が表示されます。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すとプリント設 定画面が表示されます。 Q 241
3 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押すと、それぞ れの設定画面が表示されます。 3 または 1 を押して、プリントする 用紙のサイズを選びます。 [プリンターの設定]、 [L サイズ]、 [2L 用紙設定 サイズ]、 [はがき]、 [100×150 mm]、 [4 × 6 in.
プリント範囲を指定します。 [する]を選んで、マルチセレクター の 2 を押します。 右のような画面が表示されます。 黄色の枠は、プリントされる範囲を示 範囲指定 しています。 • W ボタンを押すと枠が小さく(プリント範囲が狭く)なり、 X ボタンを押すと枠が大きく(プリント範囲が広く)なります。 • マルチセレクターを操作すると、プリント範囲が移動します。 • 4 J ボタンを押すと、プリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで、 J ボタンを押すとプリントが 始まります。 • プリントを中断したいときは、 もう一度 J ボタンを押してください。 D ダイレクトプリントについてのご注意 • RAW 画像および TIFF 画像(0 70)はダイレクトプリントできません。RAW 画 像の場合は画像編集メニューの[RAW 現像] (0 351)で作成した JPEG 画像 をプリントしてください。 •[フチ設定]と[範囲指定]は、接続したプリンターがそれぞれの機能に対応 していない場合は、選べません。なお、[範囲指定]で狭い範囲を大きくプリ ントした場合は、画
❚❚ 複数の画像をプリントする あらかじめカメラとプリンターを正しく接続してから(0 240)、 次の手順でプリントしてください。 1 右の画面で G ボタンを押す G ボタン 2 [プリント画像選択]または [DPOF プリント]を選ぶ •[プリント画像選択]または [DPOF プリント]を選んでマル チセレクターの 2 を押します。 • 事前に再生メニューの[プリ ント指定(DPOF)](0 248)を行った場合、[DPOF プリント] を選ぶと、手順 3 の画面にプリント指定で設定したプリント枚数 が反映されます。 Q 244
3 プリントする画像と枚 数を設定する • マルチセレクターを操作 してプリントする画像を 選び、L ボタンを押し ながら 1 または 3 を押し L ボタン て、プリント枚数(99 枚 まで)を設定します。 • プリントされる画像には、 Z アイコンとプリント枚 数が表示されます。枚数 X ボタン を 0 にすると、Z アイコ ンが消え、その画像はプ リントされません。 • X ボタンを押している間 は、選択中の画像を拡大 表示します。 • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 Q 245
4 プリント設定の項目を設定 する • 3 または 1 を押して設定したい 項目を選んで 2 を押すと、それ ぞれの設定画面が表示されます。 3 または 1 を押して、プリントする 用紙のサイズを選びます。 J ボタンを押すと、プリント設定画面 用紙設定 に戻ります。表示される用紙サイズは プリンターによって異なります (0 242)。 [プリンターの設定] (プリンターの設定を 3 または 1 を押して、 フチ設定 優先)、 [あり](フチありプリント)、 [なし](フチなしプリン 日付 プリント 5 ト) を選びます。Jボタンを押すとプリント設定画面に戻ります。 [プリンターの設定] (プリンターの設定を 3 または 1 を押して、 優先)、[あり](日付を印刷する)、 [なし](日付を印刷しない) を選びます。J ボタンを押すとプリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで J ボタンを押すと、プリント が始まります。プリントが終わると、手順 2 の画面に 戻ります。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタンを押 してください。 Q A 関連ペ
❚❚ INDEX(インデックス)プリントする メモリーカード内の全ての JPEG 画像(0 70)が一覧できる「イン デックス」をプリントできます。 1 [PictBridge]画面 (0 244)で[INDEX プリ ント]を選ぶ •[INDEX プリント]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押すと、 [INDEX プリント]画面が表示さ れます。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すと、プリント設定画面が表示されます。 3 プリント設定の項目を設定する •「複数の画像をプリントする」(0 246) の手順 4 と同様に、プリント設定の項目 を設定してから、プリントしてください。 • 用紙サイズによっては、インデックスプ リントができない場合があります(警告 画面が表示されます)。 • インデックスプリントできるのは 256 コマまでです。メモリー カード内に 257 コマ以上の画像がある場合は、印刷されない画像 があります(確認画面が表示されます)。 Q 247
❚❚ プリントしたい画像を指定する(プリント指定) メモリーカードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷する ときや、プリントサービス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、 またはカメラとプリンターを直接接続してダイレクトプリントする とき(0 239)に、どの画像を何枚プリントするかをあらかじめ指定 できます(プリンターやプリントサービス店が DPOF 規格に対応して いる必要があります)。プリント指定の方法は次の通りです。 1 [プリント指定(DPOF)] G ボタン で[設定]を選ぶ • G ボタンを押して、再生 メニューの[プリント指定 (DPOF)]で[設定]を選 びます。マルチセレクター の 2 を押すと、プリント画像の選択画面が表示されます。 2 プリントする画像と枚数を設定する • マルチセレクターを操作してプリント する画像を選び、L ボタンを押しな がら 1 または 3 を押して、プリント 枚数(99 枚まで)を設定します。 • 設定した画像には、Z アイコンとプリ ント枚数が表示されます。 • 枚数を 0 にすると Z アイコンが消え、 その画像はプリントされません。 Q
• X ボタンを押している間は、選択中の画像を拡大表示します。 [スロット / フォルダー指定メニュー]画面が • W ボタンを押すと、 表示され、スロットやフォルダーを切り換えられます(0 225)。 • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 • G ボタンを押すと、画像選択を中止して、再生メニューに戻り ます。 3 プリント指定の項目を設定する • 撮影情報や日付を画像に写し込まない場 合は、そのまま[設定終了]を選んで J ボタンを押してください。 • 指定した画像全てに撮影情報や日付をプ リントしたい場合は、[撮影情報]または [日付]を選んで 2 を押して U に L を入 れてください。 4 プリント指定を終了する •[設定終了]を選んで、J ボタ ンを押します。 D プリント指定についてのご注意 • ダイレクトプリント時には、 [プリント指定(DPOF) ]の[撮影情報] 、 [日付] の設定は無効になります。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場合 は、ダイレクトプリントの[日付プリント]を[あり]にしてください。 • メモリーカードの残量が充分にないときは、プリント指
画像をテレビで見る カメラをテレビやビデオなどに接続して、撮影した画像をテレビ画面 に表示したり、録画したりできます。接続には付属の専用オーディオ ビデオケーブル EG-D2(以下、AV ケーブル)を使う方法と、市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)を使う方法の 2 種類があります。 AV ケーブルを使ってテレビと接続する カメラをテレビやビデオデッキに接続する手順を説明します。 接続には付属の AV ケーブルをお使いください。 1 カメラの電源を OFF にする • AV ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にし てください。 2 カメラとテレビを接続する ケーブル端子(カメラ側) 音声側(白色) 映像側(黄色) ケーブル端子 (外部機器側) Q 3 テレビの入力をビデオ入力に切り換える 4 カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 • カメラをテレビに接続している間、液晶モニターは点灯します。 250
A 画像がテレビに映らないとき AV ケーブルでカメラとテレビを正しくつないでも、画像がテレビに映らないと きは、セットアップメニューの[ビデオ出力] (0 322)がお使いのテレビに合っ ているかを確認してください。 A テレビでの画像の再生について • 画像の再生方法は、液晶モニターで再生するときと同じです。 • テレビ画面では、画像の周辺部が一部ケラレて表示される場合があります。 • テレビでの再生などでカメラを長時間使うときは、別売の AC アダプター EH-5a または EH-5 をお使いになることをおすすめします。AC アダプター接続中は、液 晶モニターのパワーオフ設定は 10 分に固定されます。 A スライドショー 再生メニューの[スライドショー](0 262)では、撮影した画像を 1 コマずつ 連続再生できます。 A 動画の音声について • 動画撮影時にステレオ録音した音声は、AV ケーブルでカメラとテレビをつな いで動画を再生すると、モノラル再生されます。HDMI ケーブルでカメラと HDMI テレビをつないだときは、ステレオ再生されます。 • テレビで動画を再生するときは、音量をテレ
HDMI ケーブルを使ってハイビジョン テレビと接続する カメラを HDMI 端子のあるハイビジョンテレビやビデオデッキと接 続することができます。接続には市販の HDMI ミニ端子用ケーブル (Type C) が必要です。別途お買い求めください。 1 カメラの電源を OFF にする • HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にしてください。 2 カメラとハイビジョンテレビを接続する HDMI ミニ端子 (カメラ側) HDMI 端子※ (外部機器側) ※使用する外部機器の端子に合ったケーブルをお使いください。 3 テレビの入力を HDMI 入力に切り換える 4 カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 • カメラをテレビに接続している間、液晶モニターは消灯します。 A HDMI 接続時の動画の再生画面表示 HDMI 対応機器に接続して動画を再生しているときに R ボタンを押すと、画面上 Q のガイドの表示 / 非表示を切り換えられます。 A HDMI について(0 425) HDMI の初期設定は[オ
Uメニューガイド ここでは、カメラの各種設定を変更できる各メニューについて説明 します。G ボタンを押すとメニュー画面が表示され、マルチセレ クターの 4 を押すとメニューを切り換えるタブに移動します。 再生メニュー、撮影メニュー、カスタムメニュー、セットアップメ ニューの各項目の初期設定については、0 396 をご覧ください。 D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 .................... 254 C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能.................... 264 A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な 設定 ............................................................................ 272 B セットアップメニュー:カメラを使いやすくする 基本設定 ..................................................................... 320 N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 ......
D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの D アイコンを選ぶと、再生メニューが 表示されます。 G ボタン 再生メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 非表示設定 再生画面設定 画像コピー 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 スライドショー プリント指定(DPOF) U 254 0 230 255 255 256 257 261 261 261 262 248
再生フォルダー設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像はメモリーカード内のフォルダーに保存されます。 再生する画像のフォルダーを設定します。 D300S D300S で作成された全てのフォルダー内の画像を再生 します。 全てのフォルダー メモリーカード内の全てのフォルダーの画像を再生します。 記録中の 画像の記録に実際に使われているフォルダーの画像を再 フォルダー 生します。 非表示設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 非表示設定した画像は、非表示設定画面以外では表示されません。 1 [非表示設定]で[設 G ボタン 定]を選ぶ • G ボタンを押して再生メ ニューの[非表示設定]で [設定]を選びます。マル チセレクターの 2 を押す と、画像の選択画面が表示されます。 2 非表示する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して画 像を選び、中央ボタンを押して 設定します。設定すると R が 表示されます。もう一度中央ボ タンを押すと、R が消えます。 • 非表示にする画像全てに設定してください。 • X ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示します。X ボタン を放すと元
3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 D 非表示設定についてのご注意 • メモリーカードを初期化すると、非表示設定した画像も削除されますのでご注 意ください。 • プロテクトと非表示の両方を設定した画像の非表示設定を解除すると、プロテ クト設定も解除されます。 A 設定した非表示設定を一括で解除したいときは 手順 1 の画面で[一括解除]を選ぶと、[非表示設定]で設定した内容を全て解 除します。 再生画面設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像情報(0 215)に、フォーカスポイント表示やハイライト表示、 RGB ヒストグラム表示、撮影情報を追加できます。 1 項目を選ぶ • 画像情報に表示したい項目を 選択し、マルチセレクターの 2 を押すと、項目の左側の チェックボックスがオン M に なります。 • もう一度 2 を押すと、チェックボックスがオフ 2 [設定終了]を選ぶ •[設定終了]を選んで J ボタン を押すと、設定を完了します。 U 256 U になります。
画像コピー G ボタン ➜ D 再生メニュー メモリーカードを 2 枚使用しているときに、メモリーカード内の画像 をもう一方のメモリーカードにコピーできます。 コピー元の選択 コピー元画像の選択 コピー先フォルダー コピーしたい画像があるスロットを選びます。 コピーしたい画像を選択します。 [ コピー元の選択 ] で選ばなかったスロットにある の選択 コピー実行 フォルダーを画像のコピー先として選択します。 コピーを実行します。 ❚❚ 画像コピー方法 1 [ コピー元の選択 ] を選ぶ •[コピー元の選択]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押すと、 [コピー元の選択]画面が表示 されます。 2 コピーしたい画像があるス ロットを選ぶ • コピーしたい画像が入ってい るカードのスロットを選んで J ボタンを押すと、[画像コ ピー]画面に戻ります。 3 [コピー元画像の選択]を 選ぶ •[コピー元画像の選択]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、[コピー元画像の選択] 画面が表示されます。 U 257
4 コピー元画像があるフォル ダーを選ぶ • コピー元画像のあるフォル ダーを選んで 2 を押すと、[画 像選択の初期状態]画面が表 示されます。 5 画像の選択方式を選ぶ • コピー画像の選び方は、次の 3 通りがあります。 フォルダー内全ての画像が選ばれていない状態で表示され 全画像非選択 全画像選択 プロテクト 画像選択 6 ます。 • コピーする画像を 1 枚ずつ自分で選びたい場合に適してい ます。 フォルダー内の全ての画像が選ばれた状態で表示されます。 • フォルダー内の全画像をコピーしたい場合に適しています。 フォルダー内のプロテクトされている画像だけが選ばれた 状態で表示されます。 コピーする画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選 んで中央ボタンを押すと、L が表示されます。もう一度中 央ボタンを押すと、L が消え ます。 • X ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 U • コピーしたい全ての画像に L を入れてから J ボタンを押すと、 [画 像コピー]画面に戻ります。 258
7 [コピー先フォルダーの選 択]を選ぶ •[コピー先フォルダーの選択] を選んで 2 を押すと、[コピー 先フォルダーの選択]画面が 表示されます。 8 コピー先フォルダーの選択 方法を選ぶ • コピー先フォルダーの選択方 法を選んで 2 を押します。 コピー先のフォルダー番号を入 フォルダー 番号指定 力して指定します(0 267)。指 定したフォルダー番号のフォル ダーがない場合は、フォルダーを 新規作成します。 既存フォルダーの一覧表示か ら、コピー先フォルダーを選択 既存フォルダー します。 から選択 9 コピー先フォルダーを選ぶ • それぞれの画面で、フォルダー番号を指定または選んで J ボタン を押すと、コピー先フォルダーを設定して[画像コピー]画面に 戻ります。 U 259
10[コピー実行]を選ぶ •[コピー実行]を選んで 2 を押 すと、コピーの確認画面が表 示されます。 11[はい]を選ぶ •[コピーしますか?]という メッセージと、コピーする枚 数が表示されます。 •[はい]を選んで J ボタンを押 すと、コピーを実行します。 • コピーが終了したら、もう一度 J ボタンを押してコピーを完了し ます。 D 画像コピーについてのご注意 • コピー先メモリーカードの残量がな い場合、コピーできません。 • コピー先フォルダーに同じファイル 番号が存在する場合、右のような画面 が表示されます。このとき、 [上書き] または[全て上書き]を選択すると、 コピー元の画像に上書きされますのでご注意ください。ただし、コピー先の画 像にプロテクトまたは非表示が設定されている場合は、上書きできません。 [ス キップ]を選択すると、上書きせずに残りの画像のコピーを続けます。 [キャ ンセル]を選択すると、コピーを中止します。 • プロテクト設定はコピー先の画像に引き継がれます。 (0 248)で設定した情報は、コピー先画像には引 •[プリント指定(DPOF)] き継がれません。 • 非表
撮影直後の画像確認 G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影直後に画像を自動的に表示するかどうか を設定します。[しない]を選択した場合に撮 影画像を表示確認するには、K ボタンを押し てください。 削除後の次再生画像 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像を削除した後に表示する画像を設定できます。 S 後ろのコマ T 前のコマ 削除した画像の次に撮影した画像を表示します。 最後の画像を削除した場合は、1 つ前の画像を表示します。 削除した画像の前に撮影した画像を表示します。 最初の画像を削除した場合は、次に撮影した画像を表 示します。 • 直前のコマ送りが前の画像から後の画像の順番のと U 直前コマ送り 方向に従う きは、[後ろのコマ]と同じ動作になります。 • 直前のコマ送りが後の画像から前の画像の順番のと きは、[前のコマ]と同じ動作になります。 縦位置自動回転 G ボタン ➜ D 再生メニュー 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して 表示します。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横 位置情報の記録](
スライドショー G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影した画像を記録された順番に 1 コマずつ連続再生します。[再生 フォルダー設定](0 255)で設定されたフォルダー内の画像が記録 された順番で再生されます。ただし、 [非表示設定] (0 255)されて いる画像は再生されません。 開始 インターバル設定 スライドショーを開始します。 1 コマの画像を表示する時間を設定します。 ❚❚ スライドショーを再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、スライ ドショーが始まります。スライドショーの再 生中は、次の操作が可能です。 4 を押すと前の画像が、2 を押すと次の画像が 1 コマ進む / 戻る 表示されます。 画像情報の 画像情報の切り換えができます(0 215)。 切り換え スライドショーが一時停止します。もう一度 J 一時停止 / 再開 再生メニュー に戻る 通常再生に 戻る U 撮影に戻る 262 ボタンを押すと再開します。 G K スライドショーを中止して、再生メニューに戻 ります。 スライドショーを中止して、1 コマ表示モード (0 212)またはサムネイル
再生が終わると、右のような画面が表示され ます。 [再開]を選んで J ボタンを押すと、ス ライドショーが再開します。 [終了]を選んで J ボタンを押すと、スライドショーが終了し ます。 U 263
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの C アイコンを選ぶと、撮影メニューが 表示されます。 G ボタン 撮影メニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 撮影メニュー切り換え 撮影メニューのリセット 記録フォルダー設定 ファイル名設定 主スロットの選択 副スロットの機能 画質モード 画像サイズ JPEG 圧縮 RAW 記録 ホワイトバランス ピクチャーコントロール カスタムピクチャーコントロール 色空間 アクティブ D- ライティング 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 ISO 感度設定 U ライブビューモード 多重露出 動画の設定 インターバルタイマー撮影 264 0 265 267 267 270 76 76 70 75 73 73 138 158 165 173 170 271 271 100 49、53 192 62 197
撮影メニュー切り換え G ボタン ➜ C 撮影メニュー カメラは、撮影メニューの設定内容を、 「A」、 「B」、 「C」、 「D」の 4 通 り記憶できます。 それぞれの撮影メニューで設定した内容は、他の撮影メニューには反 映されません。ただし、ピクチャーコントロールの調整値(クイック 調整および手動調整)、 [多重露出] 、 [インターバルタイマー撮影]で の設定は、全ての撮影メニューで共通になります。 [撮影メニュー切り換え]で「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかを選 んでから撮影メニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶 します。記憶した設定内容は、設定時の撮影メニューを選び直すこと で呼び出せます。 A 撮影メニュー設定表示について R ボタンを押すと表示されるインフォ画面に は、 k と撮影メニュー名(「A」∼「D」)が 表示されます。 ❚❚ 名前編集 [撮影メニュー切り換え]画面から[名前編集]を選んで、マルチセ レクターの 2 を押すと、メニュー「A」∼「D」の名前が一覧で表示 されます。 1 名前を変更する項目を選ぶ • 名前を変更する項目を選んで マルチセレクターの
2 名前を入力する キーボードエリア • 20 文字まで入力できます。文 字はカーソル位置に挿入され ます。 • 名前エリアに新しい文字を入 力する場合は、マルチセレク ターを操作して入力するキー 名前エリア ボードエリアの文字上にカー ソルを移動させ、マルチセレクターの中央ボタンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W ボタンを押 しながらマルチセレクターの 4 または 2 を押します。 • 名前エリアからあふれた文字は削除されます。 • 名前を 1 文字削除する場合は、W ボタンを押しながらマルチセレ クターを操作して削除する文字の上にカーソルを移動させ、O ボ タンを押します。 • 名前を変更しない場合は、G ボタンを押すと撮影メニューに戻 ります。 3 名前の編集を終了する • 名前を入力し終えたら J ボタンを押します。 • 編集した名前が反映され、撮影メニュー 名の一覧表示画面に戻ります。 U 266
撮影メニューのリセット G ボタン ➜ C 撮影メニュー 現在選択している撮影メニュー(「A」∼「D」) の設定をリセットして初期設定に戻します。 A 関連ページ 「撮影メニューの初期設定」(0 396) 記録フォルダー設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録フォルダーの新規作成や既存フォルダーからの選択を行います。 新規作成の場合は[フォルダー番号指定]でフォルダー番号を設定し ます。既存フォルダーから選択する場合は[既存フォルダーから選 択]を選びます。 ❚❚ フォルダー番号指定 フォルダーを新規に作成します。 1 [フォルダー番号指定]を 選ぶ •[フォルダー番号指定]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、[フォルダー番号指定] 画面が表示されます。 2 フォルダー番号の桁を選ぶ • 4 または 2 を押して、フォルダー番号の変更したい桁を選びます。 3 フォルダー番号を変更する U • 1 または 3 を押して、フォルダー番号の数値を変更します。 267
4 フォルダー番号を設定する • J ボタンを押すと、新規フォルダーを作成して撮影メニュー画面 に戻ります。 • 次に撮影する画像は、作成した新規フォルダーに保存します。 • 作成済みのフォルダー番号を指定すると、フォルダー番号の左に フォルダーマーク(W、X、Y)が表示されます。 W または X を選んで J ボタンを押すと、指定したフォルダーを 記録フォルダーに設定して撮影メニューに戻ります。 • キャンセルしたい場合は、G ボタンを押すと撮影メニューに戻 ります。 A フォルダーマークについて [フォルダー番号指定]画面では、フォルダー番号の左に、画像の入っていない フォルダーのときは W、フォルダー内のファイル数が 999 個またはファイル番号 が 9999 に達しているフォルダーのときは Y、その他のフォルダーのときは X の フォルダーマークが表示されます。Y が表示されているフォルダーには、画像 は記録できません。 U 268
❚❚ 既存フォルダーから選択 既存のフォルダーから選択します。 1 [既存フォルダーから選択] を選ぶ •[既存フォルダーから選択]を 選んでマルチセレクターの 2 を押すと、[既存フォルダーか ら選択]画面が表示されます。 2 フォルダーを選ぶ • 1 または 3 を押して、画像を記録するフォルダーを選びます。 3 画像を記録するフォルダーを設定する • J ボタンを押すと、設定が有効になり撮影メニュー画面に戻ります。 • 次に撮影する画像は、選んだフォルダーに保存します。 D フォルダー番号およびファイル番号についてのご注意 フォルダー番号が 999 に達しているときに、ファイル番号が 9999 に達するか、こ のフォルダー内のファイル数が 999 個に達した場合は、それ以上フォルダーを作 成できず、シャッターがきれなくなります。ただし、次の場合、メモリーカード にまだ空き容量があれば、さらに撮影を続けられます。 • フォルダー番号が 999 以下で、その内のファイル数が 999 に達していないフォ ルダーを記録フォルダーとして選んだ場合 • フォルダー番号が 999 以下のフォルダーを新規に
ファイル名設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー このカメラで撮影した画像には、自動的に DSC_nnnn.xxx というファ イル名が付きます。 [ファイル名設定]では、 「DSC」の 3 文字を任意 に変更できます。ファイル名の設定方法は、 「撮影メニュー切り換え」 の「名前編集」をご覧ください(0 266)。 A ファイル名について • このカメラで撮影された画像には DSC_nnnn.xxx という名称が付きます。 nnnn には 0001 ∼ 9999 までの数字が入ります。xxx には選んだ画質モードに よって、次の拡張子が入ります。 - NEF:RAW の場合 TIF:TIFF(RGB) の場合 - JPG:FINE/NORMAL/BASIC の場合 - AVI:動画の場合 - NDF:イメージダストオフデータの場合 • 撮 影 メ ニ ュ ー の[色 空 間]で[Adobe RGB](0 173)を 選 ん だ 場 合 は _DSCnnnn.
長秒時ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 低速シャッタースピードになったときに発生する「長秒時ノイズ」を 低減します。 する しない シャッタースピードが 8 秒より低速になった場合に、長秒 時ノイズの低減処理を行います。 長秒時ノイズの低減処理を行いません。 長秒時ノイズ低減処理は、撮影後に行われ ます。処理中は、表示パネルとファインダー 内表示に l m が表示されます。 この表示が消えるまで、撮影はできません。 長秒時 ノイ ズの 低減 処理 には、撮影 時の シャッタースピードとほぼ同等の時間がか かります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 • 連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コマ数も少なくなります。 • 処理中に電源を OFF にすると、処理は行われず、長秒時ノイズの低減処理を行 う前の画像が保存されます。 高感度ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 高感度で撮影したときに発生する「ノイズ」を低減します。 S T 強め U 弱め 標準 しない ISO 感度が 800 以上の高感度になると、高感度ノイズの 低減処理が行われます。このとき、連
A カスタムメニュー: 撮影に関するさらに詳細な設定 G ボタンを押して、タブのA アイコンを選ぶと、カスタムメニュー が表示されます。 G ボタン カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更できます。カスタムメ ニュー画面は、2 つの階層で構成されています。 <第 1 階層> U B : カスタムメニュー A : カスタムメニュー 切り換え (0 274) 272 <第 2 階層> のリセット (0 274)
カスタムメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 0 メニュー項目 0 B カスタムメニュー切り換え A カスタムメニューのリセット a オートフォーカス a1 AF-C モード時の優先 a2 AF-S モード時の優先 a3 ダイナミック AF エリア a4 AF ロックオン a5 半押し AF レンズ駆動 a6 フォーカスポイント照明 a7 フォーカスポイント 274 274 d5 低速連続撮影速度 d6 連続撮影コマ数 d7 連番モード d8 インフォ画面の表示設定 d9 イルミネーター点灯 d10 露出ディレーモード d11 MB-D10 電池設定 d12 電池の使用順序 e フラッシュ・BKT 撮影 e1 フラッシュ撮影同調速度 e2 フラッシュ時シャッター 289 290 290 292 292 293 293 295 循環選択 275 276 277 279 279 279 280 a8 AF 点数切り換え 280 a9 内蔵AF補助光の照射設定 281 a10MB-D10 の AF-ON ボタン 282 機能 b 露出・測光 b1 ISO 感度設定ステップ幅 b2 露出設
B:カスタムメニュー切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラは、カスタムメニューの設定内容を、 「A」、 「B」、 「C」、 「D」の 4 通り記憶できます。それぞれのカスタムメニューで設定した内容は、 他のカスタムメニューには反映されません。 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを [カスタムメニュー切り換え]で「A」、 選んでからカスタムメニューの設定を変更すると、カメラが設定内容 を記憶します。記憶した設定内容は、設定時のカスタムメニューを選 び直すことで呼び出せます。 「A」∼「D」には、 [名前編集]でそれぞれ最長 20 文字の名前を付け ることができます。編集した名前は、 [カスタムメニュー切り換え] 画面に表示されます。名前の編集方法については、撮影メニューの 「撮影メニュー切り換え」の「名前編集」(0 265)をご覧ください。 A カスタムメニュー設定表示について • R ボタンを押すと表示されるインフォ画面には、 Oとカスタムメニュー名(「A」∼「D」)を表 示します。 • 設定内容が初期設定と異なる場合、変更されたメ ニュー項目の左上にアスタリスク(*)を表示します
a:オートフォーカス a1:AF-C モード時の優先 フォーカスモードセレクトダイヤ ルを C に設定してシャッターボタ G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスモード セレクトダイヤル ンを押したときの動作を設定でき ます。 G レリーズ E レリーズ / フォーカス F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきるこ とができます。 ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきるこ とができますが、低コントラスト・低輝度の被写体を連 続撮影するときは、連続撮影速度を落としてピント合わ せを行います。連続撮影時に撮影速度よりもピント合わ せを優先したいときにお使いください。 ピントが合うまで、シャッターボタンを押してもシャッ ターをきることができません。 • フォーカスモードが C のときは、[AF-C モード時の優先]の設定に かかわらず、ピント表示(●)が点灯してもフォーカスロックは行 われず、シャッターをきるまでピント合わせの動作を続けます。 U 275
a2:AF-S モード時の優先 フォーカスモードセレクトダイヤル を S に設定してシャッターボタンを G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスモード セレクトダイヤル 押したときの動作を設定できます。 G レリーズ F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきること ができます。 ピントが合うまで、シャッターボタンを押してもシャッ ターをきることができません。 • フォーカスモードが S のときは、[AF-S モード時の優先]の設定に かかわらず、ピント表示(●)が点灯した状態でシャッターボタン の半押しを続けると、シャッターをきるまでフォーカスロックが行 われます。 U 276
a3:ダイナミック AF エリア G ボタン ➜ A カスタムメニュー ダイナミック AF モード(0 80)時にピント合わせを行うフォーカス ポイントを、被写体の動きに合わせて設定できます。フォーカスモー ド C(0 78)との組み合わせで、選択したフォーカスポイントから 被写体が一時的に外れたときでも、周辺のフォーカスポイントを利用 してピントを合わせます。ピント情報を利用するフォーカスポイント は、被写体の動きに合わせて 9 点、21 点、51 点から選べます。 実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 選択した 1 点のフォーカスポイン トと、その周辺の 8 点のピント情 報を利用してピントを合わせま c 9点 す。構図を決めて撮影するときや、 被 写 体 の 動 く 方 向 が 予 測 で き、 フォーカスポイントで被写体を捉 えやすい撮影に適しています。 • 例:陸上競技やモータースポーツ 選択した 1 点のフォーカスポイ ントと、その周辺の 20 点のピン ト情報を利用してピントを合わ d 21 点 せます。動きがランダムで予測し にくい被写体の撮影に適し
51 点全てのフォーカスポイント を使って被写体を追尾する 3D- ト ラッキングになります。選んだ フォーカスポイントで被写体にピ ントを合わせると、シャッターボ タンを半押ししている間は被写体 の動きに合わせて、フォーカスポ f 51 点 (3D- トラッキング) イントを自動的に切り換えて被写 体にピントを合わせ続けます。左 右に動く被写体を自由な構図で撮 影するのに適しています。 • カメラが途中で被写体を見 失ってしまった場合は、いった んシャッターボタンを放して、 もう一度被写体にフォーカス ポイントを合わせてください。 • 例:テニス A 3D- トラッキングについて 3D- トラッキングでは、半押ししていったんピントが合った時点で、選択した フォーカスポイント周辺の色を記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色と 似ていたり、半押し開始時の被写体が小さいとうまく動作しない場合があります。 U 278
a4:AF ロックオン G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートフォーカス撮影時に、被写体との距離が瞬時に大きく変わった ときのピント合わせの動作について設定できます。 C 強め D 標準 E 弱め 被写体との距離が瞬時に大きく変わったとき、一定時間経過 してから被写体を追従するピント合わせを行います。被写体 とカメラの間を障害物が横切るような撮影など、意図に反し て障害物にピント合わせを行うことを防止します。 • 被写体との距離が瞬時に大きく変わってから、追従する ピント合わせを開始するまでの時間が長い順に、 [強め]、 [標準]、[弱め]になります。 被写体との距離が瞬時に大きく変わったときは、すぐに追 しない 従するようにピント合わせを行います。距離の異なる複数 の被写体を次々と撮影するようなときに便利です。 a5:半押し AF レンズ駆動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー B ボタンを押したときだけピント合わせ するように設定できます。[ しない ] を選ぶと、 シャッターボタンを半押ししてもピントを合 わせません。 a6:フォーカスポイント照明 G ボタン ➜
a7:フォーカスポイント循環選択 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスポイントをマルチセレクターで選 ぶときに、上下左右端で循環するように設定 できます。 [する]を選んだ場合、一番端のフォーカス ポイント(①)を選んでいるときに、さら w q にマルチセレクターを同方向(右図の場合 は 2)に押すと、反対側の端のフォーカス ポイント(②)に移動します。 a8:AF 点数切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 手動で選べるフォーカスポイントの数を設定できます。 B 51 点 51 点全てのフォーカスポイン トを選べます。 11 点のフォーカスポイントか A 11 点 ら選べます。フォーカスポイン トの位置をすばやく動かした いときに便利です。 U 280
a9:内蔵 AF 補助光の照射設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 被写体が暗いときなど、シャッターボタンを 半押しすると、ピント合わせのために AF 補助 光を自動的に照射します。 暗い場所でも AF 補助光を自動的に照射させ ないように設定できます。 オートフォーカスでのピント合わせの際に、以下の条件が全 て満たされた場合に、自動的に AF 補助光を照射します。 • 被写体が暗い場合 する • フォーカスモード(0 78)が S の場合 • AF エリアモード(0 80)がシングルポイント AF モードま たはダイナミック AF モードで、中央のフォーカスポイント を選択したとき、またはオートエリア AF モードのとき AF 補助光を照射しません。被写体が暗いときなどは、オート しない フォーカスでのピント合わせはできなくなる場合がありま す。 A AF 補助光について • 使用できる AF レンズの焦点距離は 24 から 200mm、AF 補助光が届く距離範囲 の目安は約 0.
a10:MB-D10 の AF-ON ボタン機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリー パック MB-D10 の B ボタンの機 能を設定します。 A AF-ON B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット) E AE-L (ホールド) F G AF-L Fn ボタンと 同じ B ボタンを押すと自動的にピントを合わせます。 B ボタンを押している間、AE ロックとフォーカ スロックを同時に行います。 B ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持し ます。もう一度 B ボタンを押すか、シャッターを きるか、半押しタイマーがオフになると、AE ロック を解除します。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持し ます。シャッターをきっても AE ロックを解除しませ ん。ただし、もう一度 B ボタンを押すか、半押し タイマーがオフになると、AE ロックを解除します。 B ボタンを押している間、フォーカスロックを行 います。 Fn ボタンと同じ機能になります
b:露出・測光 b1:ISO 感度設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ISO 感度のステップ幅を設定できます (0 101)。 b2:露出設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッタースピード、絞り値、およびオートブ ラケティング補正量のステップ幅を設定でき ます。 b3:露出・調光補正ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出補正値と調光補正量のステップ幅を設定 できます。 U 283
b4:露出補正簡易設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー E ボタンを使用せずに、コマンドダイヤルだけで露出補正できるよう に設定を変更できます。 露出補正簡易設定を[する(自動リセット)]または[する]に設定 すると、露出インジケーターの「0」が点滅します。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 K • コマンドダイヤルだけを使って設定した露出補正 する (自動リセット) 値は、電源を OFF にするか、半押しタイマーがオ フになると、リセットされます。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 • 電源を OFF にしても、半押しタイマーがきれても、 する 設定した露出補正値はリセットされません。 E ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを しない 回して露出補正を設定します。 A b4[露出補正簡易設定]と f8[メインとサブの入れ換え]の 併用について [露出補正簡易設定]とカスタムメニュー f8[コマンドダイヤルの設定] (0 315) の[メインとサブの入れ換え]との併用により、次の表で記載しているコマンド ダイヤルで露出補正ができるようにな
b5:中央部重点測光範囲 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 中央部重点測光は、ファインダー中央部を重点的に測光して、露出値 を決定します。中央部重点測光の範囲を変更できます。 M L N O P φ6mm φ8mm φ10mm φ13mm 画面全体の平均 • 非 CPU レンズを装着している場合は、測光範囲は常に[φ8mm] となります。 b6:基準露出レベルの調節 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 適正露出の基準を撮影者の好みに合わせ、測光 モードごとに明るめ(+側)または暗め(− 側) に調節できます。1/6 段ステップ幅で± 1 段の 範囲で設定できます。初期設定は 0 です。 D 基準露出レベルの調節について • カスタムメニュー b6[基準露出レベルの調節]は、カスタムメニュー「A」∼ 「D」ごとに設定します。カスタムメニューを切り換えるときは、カスタムメ ニュー b6 の設定の違いにご注意ください。 • カスタムメニュー b6[基準露出レベルの調節]を 0 以外に設定しても、E マー クは表示されませんのでご注意ください。設定した基準露出レベルは、カスタ ムメニュー b6
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッタ ー ボ タ ン を 半 押し し た と き に AE ロックを行うかどうかを設定できます。 c2:半押しタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししてから何も操作 しないで一定時間が過ぎると、待機状態に入 ります。この待機状態になるまでの時間を変 更できます。 • 待機状態になると、表示パネルのシャッ タースピードと絞り値の表示とファイン ダー内の表示が消灯します。 • 半押しタイマーを延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 U 286
c3:セルフタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー セルフタイマー撮影時(0 95)にシャッター がきれるまでの時間を設定できます。 c4:液晶モニターのパワー オフ時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時間 を変更できます。 •[画像の再生]、[メニュー表示]、[インフォ 画面表示]、 [撮影直後の画像確認]で液晶モ ニターが自動的に消灯するまでの時間を個 別に設定できます。 • 初期設定は、 [画像の再生]と[インフォ画面表示]の場合は 10 秒、 [メニュー表示]は 20 秒、[撮影直後の画像確認]は 4 秒です。 • 液晶モニターの表示時間を延長すると、バッテリーの消耗が早くな ります。 • 別売の AC アダプター EH-5a または EH-5 を接続しているときは、 [画像の再生]、[メニュー表示]、[インフォ画面表示]の設定にか かわらず、液晶モニターは、操作終了後約 10 分で自動的に消灯しま す。[撮影直後の画像確認]の場合、設定したパワーオフ時間で液 晶モニターが消灯します(再生メニュー[撮影直後の画像確認]が [する]になってい
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子音を鳴るようにしたり、鳴らないように したりできます。 [高音]または[低音]に設 定すると、次の場合に電子音が鳴ります。 • セルフタイマー作動中 • オートフォーカスのピントが合ったとき (フォーカスモードが S でカスタムメニュー a2[AF-S モード時の優先]が[フォーカス]の場合のみ) レリーズモードが J(静音撮影)の場合は電子音は鳴りません。動画撮 影中も電子音は鳴りません。 A 電子音設定時の表示について [高音]または[低音]のときは、表示パネルとイン フォ画面に c マークが表示されます。 d2:格子線の表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内に構図用格子線を表示するか しないかを設定できます。 U 288
d3:ファインダー内警告表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー バッテリーの残量が少なくなったことを示す バッテリー残量表示(d)をファインダー に表示するかどうかを設定します。 d4:インフォ画面のガイド表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー インフォ画面で選んだ項目の文字表示ガイド を表示するかどうかを設定します。 d5:低速連続撮影速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー CL(低速連続撮影)時の連続撮影速度を [7コマ / 秒]∼[1コマ / 秒]の間で設定でき ます。 A 連続撮影速度について シャッタースピードが低速の場合、設定した連続撮影速度で撮影できないことが あります。 A インターバル撮影速度について レリーズモードを S に設定してインターバルタイマー撮影を行った場合、カスタ ムメニュー d5 で設定した連続撮影速度で撮影されます。 U 289
d6:連続撮影コマ数 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 連続撮影を最大何コマまで継続できるかを設 定できます。マルチセレクターの 1 または 3 を押して、1 コマ∼ 100 コマの間で設定します。 A 連続撮影コマ数について カスタムメニュー d6[連続撮影コマ数]で設定するコマ数は、連続撮影を継続 できる最大のコマ数です。ただし、連続撮影速度を維持したまま連続撮影できる コマ数には、画質モードなどによって上限があります(0 427)。このコマ数を 超えると、連続撮影速度は低下します。 d7:連番モード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 メモリーカードを交換したり、画像を記録するフォ ルダーを変更しても、連番でファイル番号を付けま する す。複数のカードを使って撮影してもファイル番号 が重複しないため、撮影後の画像ファイルを管理し やすくなります。 メモリーカードや画像を記録するフォルダーを変更 するたびに、ファイル番号が「0001」に戻ります。 画像を記録するフォルダー内にすでに画像ファイル がある場合は、次の番号からファ
カメラが記憶しているファイル番号をリセットしま す。リセットした後に撮影を行うと、現在選択中の K リセット フォルダーに画像ファイルがない場合は 0001 から 連番で画像が記録されます。すでにファイルがある 場合には、そのファイル番号の次の番号からファイ ル番号が付きます。 A ファイル番号について • ファイル番号が 9999 に達したときに撮影を行うと、自動的に新規フォルダー が作成され、ファイル番号が 0001 番に戻ります。 こ • フォルダー番号が 999 に達しているときにファイル番号が 9999 に達するか、 のフォルダー内のファイル数が 999 個に達すると、それ以上フォルダーを作成 できず、シャッターがきれなくなります。この場合は、カスタムメニュー d7 [連番モード]を[リセット]した後、メモリーカードを初期化するか、交換 してください。 D フォルダーの自動作成について • 撮影中に記録フォルダー内に 999 個のファイルが記録された場合、メモリー カード内に存在する最大フォルダー番号+ 1 という番号のフォルダーを自動的 に作成して、記録フォルダーとしてそのフォルダー
d8:インフォ画面の表示設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見づらいときにインフォ画 面(0 12)の見え方を設定できます。 黒文字表示 白文字表示 インフォ画面の表示を見やすくするように、カメラが自動 v 自動 的に白黒反転します。明るい場所では黒文字表示に、暗い 場所では明るさを抑えた白文字表示に切り替わります。 手動でインフォ画面の表示を切り換えます。 明るい場所で撮影するときにインフォ w 黒文字 手動 画面が見やすいように、液晶モニターが 点灯し、文字を黒く表示します。 暗い場所で撮影するときにインフォ画 x 白文字 面が見やすいように、液晶モニターの明 るさを抑え、文字を白く表示します。 d9:イルミネーター点灯 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [する]に設定すると、半押しタイマー(0 39) の作動中に、表示パネルのイルミネーター(照 明)を常に点灯します。ただし、バッテリー の消耗は早くなります。 U 292
d10:露出ディレーモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ライブビューモードが[三脚撮影] (0 49)の ときや顕微鏡撮影時などに、カメラブレを最小 限に抑えるため、シャッターボタンを押すと最 初にミラーが作動し、約 1 秒後にシャッターが きれるように変更できます。 d11:MB-D10 電池設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 に単 3 形電池(8 本)を 入れて使用するときに、カメラが電池残量をより正確に表示できるよ うに、電池の種類を指定してください。ただし、Li-ion リチャージャ ブルバッテリー EN-EL3e 、別売の EN-EL4a または EN-EL4 を使用する 場合は、設定する必要がありません。 MB-D10 で使える単 3 形電池は、アルカリ電池、ニッケル水素充電池、 リチウム電池、ニッケルマンガン電池です。次の表に合わせて正しく 設定してください。 • 電池設定を正しく設定していない場合、カメラが正常に作動しない おそれがあります。 対応する電池 1 アルカリ単 3 形電池 2 Ni-MH 単 3 形充
A 単 3 形電池の使用について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 に単 3 形電池(アルカリ電池、 ニッ ケル水素充電池、リチウム電池、ニッケルマンガン電池)を電源として使用する ときは、次のことにご注意ください。 • アルカリ電池、ニッケルマンガン電池(オキシライド乾電池、ニッケル乾電池 を含む)を電源として使用した場合、他の電源を使用した場合と比較して撮影 できるコマ数が極端に減少します。通常の撮影では他の電源を使用し、アルカ リ電池、ニッケルマンガン電池は緊急用として使用してください。また、低温 時は使用しないでください。 • 電池のメーカーや銘柄によっては、撮影できるコマ数が少なかったり、使用で きない場合があります。 • 周囲の温度が20 ℃よりも低い環境では、 撮影できるコマ数が極端に減少する場 合があります。 • 電池の使用推奨期間内であっても、保管状態によっては撮影できるコマ数が減 少したり、使用できない場合があります。 • 単 3 形電池を使っているときは、表示パネルとファインダー内の電池残量表示 は次のようになります。 U 294 表示パネル ファインダー L
d12:電池の使用順序 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 装着時に、MB-D10 に入っている電 池から使用するか、カメラに入っているバッ テリーから使用するかを設定します。 • MB-D10 側のバッテリーを使用しているときの み、表示パネルに X アイコンが表示されます。 A マルチパワーバッテリーパック MB-D10 について • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 では、カメラに付属の Li-ion リ チャージャブルバッテリー EN-EL3e の他に、別売の Li-ion リチャージャブル バッテリー EN-EL4a、EN-EL4、および単 3 形電池(アルカリ電池、ニッケル水 素充電池、リチウム電池、ニッケルマンガン電池)が使えます。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 を カメラに装着すると、インフォ画面の MB-D10 の バッテリー種別表示は、使用しているバッテリー により以下のように変わります。 MB-D10 の バッテリー種別表示 u v w MB-D10 で使用しているバッテリー Li
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:フラッシュ撮影同調速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フラッシュ撮影時の同調速度を設定できます。 フラッシュ撮影時の同調速度を、1/320 に設定します。別売の 1/320 秒 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600 またはリモートスピー (オート FP) ドライト SB-R200 使用時は 1/320 秒より速いシャッタースピー ドでは自動的に FP 発光に切り替わります。※ フラッシュ撮影時の同調速度を 1/250 秒に設定します。別売の 1/250 秒 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600 またはリモートスピー (オート FP) ドライト SB-R200 使用時は 1/250 秒より速いシャッタースピー ドでは自動的に FP 発光に切り替わります。※ 1/250 秒 1/200 秒 1/160 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を、 1/125 秒 ∼ 秒の範囲で設定できます。 1/100 秒 1/250 1/60 1/80 秒 1/60 秒 ※露出モードが e または g で、表示パネルまたはファインダー内表示のシャッ
[1/320 秒(オート FP) ]時の調光について カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 296)を[1/320 秒(オート FP)]に設定すると、内蔵フラッシュや別売のスピードラ イト(SB-900、SB-800、SB-600、SB-R200)を使って 1/320 秒までフ ラッシュ同調ができます。また、別売のスピードライト使用時にシャッ タースピードが 1/320 秒より速くなると、自動的に FP 発光に切り替わ ります。 シャッター スピード 1/320 秒 1/250 秒 (オート FP) (オート FP) 内蔵 フラッシュ 1/8000 ∼ 1/320 秒 1/320 ∼ 1/250 秒 1/250 ∼ 30 秒 — スピード ライト (別売) 内蔵 フラッシュ FP 発光 フラッシュ フラッシュ 同調 ※ 同調 ※ スピード ライト (別売) 1/250 秒 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) — FP 発光 — — — FP 発光 — — フラッシュ フラッシュ フラッシュ フラッシュ フラッシュ フラッシュ 同
e2:フラッシュ時シャッター スピード制限 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モードが e または g の場合のフラッシュ 撮影時のシャッタースピードの低速側の制限 を、 [1/60 秒]∼[30 秒]から設定できます。 • スローシンクロモード、後幕シンクロモー ド、赤目軽減スローシンクロモード時や露 出モードが f、h の場合には、シャッタース ピードの低速側の制限が自動的に 30 秒まで 延長されます。 U 298
e3:内蔵フラッシュ発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。 内蔵フラッシュの光量は、撮影状況に応じて自動的 に調節されます。 指定した発光量で内蔵フラッシュが発光します。モニ マニュアル ター発光は行いません。詳しくは 0 300 をご覧くださ 発光モード い。 1 回の露光中に、内蔵フラッシュを繰り返し連続発光 リピーティング させます。被写体の連続的な動きを分解写真のよう 発光モード に写し込みます。詳しくは 0 300 をご覧ください。 内蔵フラッシュを、カメラから離れた別売のスピー コマンダー ドライト(SB-900 など)をワイヤレス制御するため モード のコマンダーとして利用します。詳しくは 0 301 を ご覧ください 。 1 TTL モード 2 3 4 A 内蔵フラッシュの発光方式について 内蔵フラッシュの発光方式は、インフォ画面のフ ラッシュモードで確認できます(0 182) 。 A 調光補正マークの表示について [マニュアル発光モード]、 [リピーティング発光モード]にすると、表示パネル とファインダー内表示に Y マークが点滅します
❚❚ マニュアル発光モード 「Full」 (フル発光)のほか、 「1/1.
A リピーティング発光モードの発光回数について •[回数]で設定する数値は、最大の発光回数です。シャッタースピードを高速 にしたり、発光間隔を長くすると、実際の発光回数は設定よりも少なくなるこ とがあります。 • 設定できる発光回数は、[発光量]によって次のように変わります。 発光量 1/4 1/8 1/16 1/32 1/64 1/128 回数 2 3 4 5 6 7 8 9 10 15 20 25 30 35 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ❚❚ コマンダーモード 内蔵フラッシュを主灯(マスターフラッシュ)として、カメラから離 れた別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、リモートスピー ドライト SB-R200 で構成される補助灯グループを、ワイヤレス(アド バンストワイヤレスライティング)で
マルチセレクターの 4 または 2 で項目を切り換え、1 または 3 で発 光モードや補正量(または発光量)を設定してください。 発光モード 内容 内蔵フラッシュは、i-TTL 調光を行います。右側の TTL [補正量]欄で、内蔵フラッシュの調光補正量を設 定(1/3 段ステップで± 3 段)してください。 内蔵フラッシュはマニュアル調光を行います。右 内蔵 M フラッシュ 側の[補正量]欄で、内蔵フラッシュの発光量を [1/1] (フル発光)、または[1/1.
コマンダーモードでの撮影手順は、次のとおりです。 1 右の画面で、 [内蔵フラッシュ]の [発光モード]と[補正量]を設定 する • 発光モードを[− −] (非発光)にした 場合は、[補正量]が設定できません。 2 同様に[A グループ]の[発光モー ド]と[補正量]を設定する 3 B グループの補助灯を使用する場合 は、同様に[B グループ]の[発光 モード]と[補正量]を設定する 4 [チャンネル]を設定する 5 J ボタンを押して設定を有効にする U 303
6 構図を決め、カメラと補助灯(別売のスピードライト) を配置する • 補助灯は下図の範囲内に配置してください。 60º 以内 約 10m 以内 30º 以内 約 5m 以内 補助灯のワイヤレスリ モートセンサー窓をカ メラ側に向けて設定し てください。 カメラ (内蔵フラッシュ) 30º 以内 約5m以内 60º 以内 • 周辺環境により、上図内の距離は多少変化します。 7 使用する全ての補助灯の電源を ON にし、グループと チャンネルを設定する • 補助灯の設定方法については、スピードライトの使用説明書をご 覧ください。 • 補助灯のチャンネルは、必ずカメラで設定したものと同じチャン ネル(1 ∼ 4)に設定してください。 8 フラッシュロック解除ボタンを押して、内蔵フラッシュ を上げる • 内蔵フラッシュの[発光モード]を[– –]に設定した場合も、撮 影時にモニター発光を行えるよう、内蔵フラッシュを上げておい てください。 9 U カメラのファインダー内表示と全ての補助灯でレディー ライトが点灯していることを確認し、ピントを合わせて 撮影する • コマンダーモードは FV
A 内蔵フラッシュを発光させない場合の表示について 手順 1 で[内蔵フラッシュ]の[発光モード]を[– –]にして内蔵フラッシュ を上げると、表示パネルのフラッシュモード表示から c が消灯します。 A コマンダーモード時の調光補正と表示について • コマンダーモード時に、Y(M)ボタンとサブコマンドダイヤルで調光補正を 行うと、[内蔵フラッシュ]、 [A グループ]、「B グループ」のそれぞれの[補 正量]に加算されます。 •[内蔵フラッシュ]を[TTL]にして、[補正量]を 0 以外に設定すると、表示 パネルとファインダー内表示に Y が点灯します。 •[内蔵フラッシュ]を[M]に設定すると、表示パネルとファインダー内表示 に Y が点滅します。 D コマンダーモードについてのご注意 • 補助灯は、内蔵フラッシュのモニター発光の光がセンサー窓に入る位置(通常 はカメラより被写体に近い位置)に置きます。特に、手持ちで撮影するとき は、モニター発光の光が確実にセンサー窓に入るように、補助灯はカメラより 前に構えてください。 • 補助灯の直接光または強い反射光が、カメラの撮影レンズ( [TTL]設定時)や
e4:モデリング発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 内 蔵 フ ラ ッ シ ュ、別 売 の ス ピ ー ド ラ イ ト SB-900、SB-800、SB-600 またはリモートス ピードライト SB-R200 使用時にカメラのプレ ビューボタンを押したときに、陰影の状況を 把握するためのモデリング発光を行わないよ うに設定できます。 e5:オートブラケティングの セット G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティング(0 124)の種類を設定できます。 j k l AE・フラッシュ 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えなが ブラケティング ら撮影します。 AE ブラケティング 露出値を変えながら撮影します。 フラッシュ ブラケティング フラッシュの発光量を変えながら撮影します。 1 回の撮影でホワイトバランス(WB)を変えた 画像を記録します。複数の光源が混在しているな m y U 306 WB ブラケティング ど、ホワイトバランスを決めにくいときや、微妙 な白の色味を好みで選びたいときなどに便利で (0 129) す。RAW 画像を含む画質モードを
e6:BKT 変化要素(M モード) G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティング時に変化する内容は、カスタムメニュー e5 [オートブラケティングのセット]との組み合わせによって次のよう になります。露出モード h でオートブラケティングを行うときに、変 化する内容を設定できます。 カスタムメニュー e5 カスタムメニュー e6 [BKT 変化要素(M モード)] [オートブラケティングのセット] AE・フラッシュ ブラケティング※ F フラッシュ・ G フラッシュ・ シャッタースピード シャッタースピード・ 絞り値 H I フラッシュ・絞り値 フラッシュ シャッタースピードと フラッシュの調光レベル シャッタースピード、 絞り値、 フラッシュの調光レベル 絞り値と フラッシュの調光レベル フラッシュの調光レベル AE ブラケティング※ シャッタースピード シャッタースピード と絞り値 絞り値 – ※カスタムメニュー e6 が[フラッシュ・シャッタースピード] 、 [フラッシュ・ シャッタースピード・絞り値]、 [フラッシュ・絞り値]のいずれかのとき に、[感度自
e7:BKT の順序 G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティングの補正順序を変更できます。 「補正なし」→「−側に補正」→「+側に補正」 H [0]→[−]→[+] I の順になります。 「−側に補正」→「補正なし」→「+側に補正」 [−]→[0]→[+] の順になります。 • カスタムメニュー e5[オートブラケティングのセット]が[ADL ブラケティ ング]の場合、e7 の設定を変更しても補正順序は変わりません。 U 308
f:操作 f1:D スイッチの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電源スイッチを D マークの方向に回したときの機能を設定できます。 D D の点灯 / 消灯 表示パネルのイルミネーターを約 6 秒間点灯します。 0 D とインフォ画面 表示パネルのイルミネーターとインフォ画面の表示 の点灯 / 消灯 を行います。 f2:中央ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 撮影時と再生時にマルチセレクターの中央ボタンを押したときの機 能を設定できます(1 コマ表示中の画像が動画の場合、 [再生モード] の設定に関わらず、中央ボタンを押すと動画を再生します)。 ❚❚ 撮影モード J フォーカスポイント K 中央リセット 選択フォーカス ポイント表示 使用しない マルチセレクターの中央ボタンを押すと、中央 のフォーカスポイントが選ばれます。 マルチセレクターの中央ボタンを押すと、選択 中のフォーカスポイントが点灯します。 マルチセレクターの中央ボタンは機能しません。 ❚❚ 再生モード n 1 コマとサムネイル の切り換え o ヒストグラム表示 p 拡大画面との 切り換え
マルチセレクターの中央ボタンを押すと、スロット の選択画面が表示され、さらに 2 を押すと、フォル ダーの選択画面が表示されます。 z スロット / フォルダー • フォルダー選択後に J ボタンを押すと、選択した フォルダー内の画像を表示します。 指定 • 再生メニューの[再生フォルダー設定](0 255) で再生設定されていないフォルダーには切り換え られません。 f3:マルチセレクターの 半押し起動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 半押しタイマー(0 39)がきれたときにマル チセレクターを操作すると、半押しタイマーが 起動するように設定できます。 f4:上下左右機能入れ換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 1 コマ表示時のマルチセレクターの機能を変更 できます。[ する ] を選ぶと、1 または 3 を押し て表示画像を、4 または 2 を押して画像情報の ページを切り換えられるようになります。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 のマルチセレクターの機能も、同 時に変更されます。 U 310
f5:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Fn ボタンを単独で押したときの機能と、Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回し たときの機能を設定できます。 ❚❚ Fn ボタン押し時の動作 Fn ボタンを押したときの機能を設定できます。 q プレビュー※ レンズの絞り羽根が絞り込まれ、被写界深度が確認で 。 きます(0 108) r FV-L 内 蔵 フ ラ ッ シ ュ、別 売 の ス ピ ー ド ライト SB-900、 SB-800、SB-600、SB-400、またはリモートスピード ライト SB-R200 使用時は、FV ロック(0 185)を行 い、もう一度 Fn ボタンを押すと解除します。 B AE-L/AF-L ※ C AE-L D AE-L (レリーズで リセット)※ E AE-L (ホールド)※ Fn ボタンを押している間、AE ロックとフォーカス ロックを同時に行います。 Fn ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態が維持さ れます。もう一度 Fn ボタンを押すか、シャッターを
t BKT 自動連写 L マルチパターン Fn ボタンを押している間、測光モードがマルチパター ン測光になります。 測光簡易設定 M 中央部重点測光 Fn ボタンを押している間、測光モードが中央部重点測 光になります。 簡易設定 N スポット測光 Fn ボタンを押している間、測光モードがスポット測光 簡易設定 になります。 再生※ Fn ボタンに K ボタンと同じ機能を割り当てます。望遠 レンズなどを使用していて、K ボタンを左手で操作で K O e きないときに便利です。 マイメニューの マイメニューの最上位に登録してある項目へジャンプ トップ項目先へ します。よく使うメニュー項目をマイメニューの最上位 に登録して、この機能を使うと便利です。 ジャンプ※ プラス RAW 記録※ 設定しない U 312 レリーズモードが CH または CL のとき、Fn ボタンを押し ながらシャッターボタンを押している間、1 回分のブラ ケティング設定コマ数を撮影し終えた後も、引き続きブ ラケティング撮影をします。 カスタムメニュー e5[オートブラケティングのセット] が[WB ブラケ
❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機能を設定 できます。 カスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅]の設定 にかかわらず、シャッタースピードまたは絞り値を v シャッター・ 絞り値 1 段選択 1 段ステップで設定できます。 • 露出モードが f または h のとき、 Fn ボタンを押しな がらメインコマンドダイヤルを回すと、シャッ タースピードを 1 段ステップで設定します。 • 露出モードが g または h のとき、 Fn ボタンを押しな がらサブコマンドダイヤルを回すと、絞り値を 1 段 ステップで設定します。 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、 w 手動設定済み レンズの選択 t オート ブラケティング I ダイナミック AF エリア 設定しない 現 在 使 用 中 の レ ン ズ の 情 報 を、セ ッ ト ア ッ プ メ ニューの[レンズ情報手動設定] (0 204)で設定し たレンズ No.
f6:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー プレビューボタンを押したときの機能と、コ マンドダイヤルを併用したときの機能を設定 できます。 ❚❚ プレビューボタン押し時の動作 プレビューボタンを押したときの機能は、カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機能]→[Fn ボタン押し時の動作](0 311)と同じです。 ただし、初期設定は[プレビュー]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 プレビューボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機 能は、カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤ ル併用時の動作] (0 313)と同じです。初期設定は[設定しない]です。 f7:AE/AF ロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AE/AF ロックボタンを押したときの機能と、 コマンドダイヤルを併用したときの機能を設 定できます。 U 314
❚❚ AE/AF ロックボタン押し時の動作 AE/AF ロックボタンを押したときの機能は、カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機能]→[Fn ボタン押し時の動作] (0 311)とほぼ同じで すが、その他に[AF-ON]も選べます。 [AF-ON]に設定した場合、 AE/AF ロックボタンを押している間、B ボタンを押し続けたとき と同様にカメラが自動的に被写体にピントを合わせます。この機能 は、[コマンドダイヤル併用時の動作]とは併用できません。 初期設定は[AE-L/AF-L]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 AE/AF ロックボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの 機能は、カスタムメニュー f5[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイ ヤル併用時の動作] (0 313)とほぼ同じですが、 [シャッター・絞り 値 1 段選択]は選べません。初期設定は[設定しない]です。 f8:コマンドダイヤルの設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルに関する設定がで きます。 ❚❚ 回転方向の変更 メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイ ヤル
❚❚ メインとサブの入れ換え シャッタースピードを設定するメインコマン ドダイヤルと、絞り値を設定するサブコマン ドダイヤルの機能を入れ換えられます。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 のコマンドダイヤルの機能も入れ 替わります。 ❚❚ 絞り値の設定方法 CPU レンズの装着時に露出モードが g または h の場合、レンズの絞り リングで絞り値を設定できるように変更できます。 サブコマンド ダイヤル 絞りリング サブコマンドダイヤルで絞り値をセットします([メイ ンとサブの入れ換え]を[する]に設定した場合は、メ インコマンドダイヤルでセットします) 。 レンズの絞りリングで絞り値をセットします。絞りリン グによる中間絞りの設定は可能ですが、絞り値の表示は 1 段ステップになります。 • 絞りリングのないレンズ(G タイプレンズ)装着時は、 [絞り値の設 定方法]での設定にかかわらず、絞り値はサブコマンドダイヤルで 設定します。 • 非 CPU レンズ装着時は、[絞り値の設定方法]での設定にかかわら ず、絞り値はレンズの絞りリングで設定します。 • 絞りリングのある CPU レン
❚❚ 再生 / メニュー画面で使用 画像のコマ送りやメニュー操作を、マルチセレクターでの操作から、 メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの操作でも行える ように変更できます。 再生時: • 1 コマ表示時には、メインコマンドダイヤルで撮影画像を コマ送りします。サブコマンドダイヤルで画像情報の表 示ページを切り換えます。 • サムネイル表示時には、メインコマンドダイヤルを回す する と、黄色の枠(カーソル)が左右に移動し、サブコマン ドダイヤルを回すと、上下に移動します。 メニュー画面表示時※: メインコマンドダイヤルで選択項目を切り換えます。サブ コマンドダイヤルを時計方向に回すと、サブメニューに移 動します。反時計回りに回すと、前の画面に戻ります。 再生時の表示画像の切り換え、画像の選択、およびメニュー しない 画面での項目の選択は、マルチセレクターを操作して行い ます。 ※サブコマンドダイヤルでは項目を決定することはできません。項目を決定す るには、J ボタンか、マルチセレクターの 2 または中央ボタンを押してくだ さい。 U 317
f9:ボタンのホールド設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ボタンを押しながらコマンドダイヤルを操作するときに、指を放して も設定できる状態が維持できます。 [ボタンのホールド設定]の対象ボタンは、I ボタン、E ボタン、 M ボタン、ISO ボタン、QUAL ボタンおよび WB ボタンです。また、 コマンドダイヤル併用時の動作に[オートブラケティング] (0 313) を設定した場合、Fn ボタン、プレビューボタン、AE/AF ロックボタ ンも対象になります。 1 回ボタンを押すと、ボタンを放しても設定できる状態が 維持され、コマンドダイヤルで設定できます。もう一度ボ する タンを押すか、シャッターボタンを半押しするか、半押し タイマーがきれると、解除されます。 • カスタムメニュー c2[半押しタイマー]が[制限なし] しない に設定されている場合は、自動的に解除されません。 ボタンを押し続けている間のみ設定できる状態となります。 f10:カードなし時レリーズ G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラにメモリーカードを入れていないときのレリーズ操作を設定 できます。 a レ
f11:インジケーター表示の + / −方向 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内表示、表示パネルおよびインフォ画面(R)での露 出、露出補正、オートブラケティングのインジケーターの+と−方向 を入れ換えることができます。 V W インジケーターの+側を左に、−側を右に表 示します。 インジケーターの−側を左に、+側を右に表 示します。 U 319
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 G ボタンを押して、タブの B アイコンを選ぶと、セットアップメ ニューが表示されます。 G ボタン セットアップメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 0 カードの初期化(フォーマット) 321 電池チェック 328 液晶モニターの明るさ 321 ワイヤレストランスミッター 238 イメージセンサークリーニング 386 画像真正性検証機能 330 クリーニングミラーアップ※ 1 389 著作権情報 331 ビデオ出力 322 カメラ設定の保存と読み込み 332 メニュー項目 0 HDMI 322 GPS 210 地域と日時 323 水準器表示 334 言語(Language) 323 レンズ情報手動設定 204 画像コメント 324 334 縦横位置情報の記録 325 AF 微調節 Eye-Fi 送信機能※ 2 イメージダストオフデータ取得 325 ファームウェアバージョン 337 336 ※ 1 バッテリー残量表示が J 以下のときは選べません
カードの初期化(フォーマット) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メモリーカードを初期化(フォーマット)し ます。初期化したいスロットを選んで[はい] を選ぶと、選んだスロットのメモリーカード を初期化します。初期化すると、カード内の データは全て削除されます。カード内に必要 なデータが残っている場合は、初期化の前に パソコンなどに保存してください。 D カードの初期化についてのご注意 [カードの初期化(フォーマット)中です。]のメッセージが液晶モニターに表示さ れている間は、電源を OFF にしたり、メモリーカードを取り出さないでください。 A ボタン操作による初期化 Q ボタン(O ボタンと I ボタンの 2 つ)を 2 秒以上同時に押して初期化する 。 こともできます(0 34) 液晶モニターの明るさ G ボタン ➜ B セットアップメニュー 液晶モニターの明るさを、マルチセレクター の 1 または 3 を押して調整できます。+ にす ると明るく、−にすると暗くなります。 U 321
ビデオ出力 G ボタン ➜ B セットアップメニュー テレビやビデオなどに接続する場合のビデオ出力方式を設定します。 NTSC PAL NTSC 方式のテレビやビデオに接続する場合に使います。通常、 日本国内でお使いの場合は、こちらを選択します。 PAL 方式のテレビやビデオに接続する場合に使います。 HDMI G ボタン ➜ B セットアップメニュー HDMI 端子を備えたハイビジョンテレビやモニターへの出力方式を 設定できます。 v オート 出力先の映像信号形式を自動的に検出し ます。 J 480p(プログレッシブ) 640 × 480 pixel のプログレッシブ出力方 K 576p(プログレッシブ) 720 × 576 pixel のプログレッシブ出力方 L 720p(プログレッシブ) 1280 × 720 pixel のプログレッシブ出力方 M 1080i(インターレース) 式です。 式です。 式です。 1920 × 1080 pixel のインターレース出力 方式です。 • 画像を HDMI で再生しているときは、カメラの液晶モニターでは再 生できません。 A
地域と日時 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。日時設定の手順につい ては、「日付と時刻を設定する」をご覧ください(0 28)。定期的に 日時設定を行うことをおすすめします。 現在地のタイムゾーンを選びます。現在地のタイムゾー 現在地の設定 日時の設定 日付の表示順 夏時間の設定 ンを変更すると、 [日時の設定]で設定された日時が、時 差に合わせて自動的に更新されます。 [現在地の設定]で選ばれているタイムゾーンの時刻を設 定します。 液晶モニターに表示される、日付の年、月、日の表示順 、 [月 / 日 / 年]、 [日 / 月 / 年]から選びます。 を、 [年 / 月 / 日] 現在地で夏時間(サマータイム制)が実施されている場 合は[する]に、そうでない場合は[しない]に設定し ます。[する]にすると、時刻が 1 時間進みます。初期設 定は[しない]です。 • 日時が設定されていない場合、表示パネルに時刻未設定マーク B が点滅して警告します。 言語(Language) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メニュー画面やメッセージの
画像コメント G ボタン ➜ B セットアップメニュー あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できます。 添 付され たコメ ント は、付 属の ViewNX や別売 の Capture NX 2 (0 382)のメタデータで確認できます。 ❚❚ コメント入力 36 文字までのコメントを登録できます。[コメント入力]を選ぶと、 画像コメントの入力画面が表示されます。コメントを入力し、J ボ タンを押すと、コメントが登録されます。入力画面での文字の入力方 法については、 「撮影メニュー切り換え」の「名前編集」をご覧くだ さい(0 266)。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいとき は、[コメント添付]を選んでマルチセレク ターの 2 を押し、チェックボックスをオン M にします。[設定終了]を選んで J ボタンを 押すと、設定が有効になり、その後撮影した 画像には全てコメントが添付されます。 A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、 「撮影情報 3」の「画像コメント」に表示さ れます(0 221) 。 U 324
縦横位置情報の記録 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記録できます。 液晶モニターや付属の ViewNX、別売の Capture NX 2(0 382) で画像を再生するときに、記録した縦横位置情報を利用して、 自動的に回転表示されます。 記録されるカメラの縦横位置情報は、次の 3 種類です。 する 横位置 しない 縦位置 時計回りに 90º 回転 縦位置 反時計回りに 90º 回転 縦横位置情報は記録されず、再生時には常に横位置で表示します。 D 縦横位置情報記録についてのご注意 カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報が 正しく得られない場合があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転](0 261)では、[縦横位置情報の記録]を [する]に設定して縦位置で撮影された画像を、液晶モニターに縦位置で表示す るように変更できます。ただし、撮影直後の画像確認時は、縦位置で撮影した状 態のまま画像確認がしやすいように、自動回転しません。 イメージダストオフデータ取得 G ボタン ➜
❚❚ イメージダストオフデータ取得の手順 1 イメージダストオフデータの取得方法を選ぶ •[開始]を選んで J ボタンを押 すと、[イメージダストオフ データ取得]画面が表示され ます。 •[イメージセンサークリーニン グ後 開始]を選んで J ボタン を押すと、すぐにイメージセ ンサークリーニングを実行し ます。イメージセンサーク リーニングの実行後に、[イ メージダストオフデータ取得] 画面が表示されます。 • 液晶モニターと表示パネル、 ファインダー内表示に、右の ように表示されます。 • データ取得を取り消したいときは、G ボタンを押してください。 A イメージセンサークリーニングについてのご注意 イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフ データは、クリーニング実行後に撮影した画像とゴミの位置が一致しなくなるた め、Capture NX 2 のイメージダストオフ機能を使用できません。イメージセン サークリーニング機能とイメージダストオフ機能を併用する場合は、[イメージ センサークリーニング後 開始]を選択後に撮影することをおすすめします。 U 326
2 レンズ先端から 10cm 程度離れた、明るく白い無地の被 写体を画面いっぱいにとらえ、シャッターボタンを半押 しする • オートフォーカスのときは、カメラが自動的に無限遠にピントを 合わせます。 • マニュアルフォーカスのときは、手動で無限遠に合わせてください。 3 シャッターボタンを全押しして撮影する • シャッターボタンを押すと、液晶モニターが消灯します。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎたため に、データが取得できなかった場合は、 液晶モニターに右の画面が表示され、手 順 1 の状態に戻ります。被写体の明るさを 変えて、もう一度撮影してください。 D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、 [イメージダストオフデータ取得]を選べま せん。 • お使いになる CPU レンズは、焦点距離が 50mm 以上のものをおすすめします (0 364) 。 • ズームレンズは望遠側にしてください。 • 取得したイメージダストオフデータは、データ取得後にレンズや絞り値を変更 して撮影した画像にも適用できます。 • イメージダストオフデータは画像処理ソフトウェ
電池チェック G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに装着中のバッテリーの情報を表示し ます。 残容量 撮影回数 バッテリーの残量を 1%単位で表示します。 充電後にシャッターをきった回数を表示します。 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 装着時に、 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a、EN-EL4 が入っ ている場合に、キャリブレーションの必要性の有無を表示し ます。キャリブレーションはバッテリー容量をより正確に測定 キャリブ レーション するための機能で、充放電をある程度繰り返すと[j]が 表示されます。 •[j]が表示されているときは、キャリブレーションを することをおすすめします。 •[--]が表示されているときは、キャリブレーションの必要 はありません。 バッテリーの劣化度合いが 5 段階のバーグラフで表示され ます。 劣化度 (k)のときは、バッテリーは劣化し • バーグラフが「0」 ていません。 (l)のときは、バッテリーの寿命で • バーグラフが「4」 す。新しいバッテリーと交換してください。 D 撮影回数について [撮影回数]に
D 低温で充電した場合の劣化度表示について 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる 容量は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場 合、 [電池チェック]で劣化度が「1」と表示されることがありますが、約 20 ℃ 以上で再充電すると劣化度の表示は「0」に戻ります。 A マルチパワーバッテリーパックMB-D10 装着時の表示について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 を装 着している場合、MB-D10 に入れたバッテリーが Liion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e のときは、 カメラに装着したバッテリーと同様に表示されます。 バッテリーが EN-EL4a または EN-EL4 の場合、キャリ ブレーション情報が追加され、キャリブレーションの 必要性の有無を表示します。単 3 形電池を使用してい るときは、残容量のみが表示されます。 ワイヤレストランスミッター G ボタン ➜ B セットアップメニュー 別売のワイヤレストランスミッター WT-4 を接続してパソコンや FTP サーバーと通信をするための設定を行いま
画像真正性検証機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 画像が撮影後に改ざんされていないことを判別する「真正性検証情 報」を画像に埋め込むことができます(真正性を検証するには、別売 の「画像真正性検証ソフトウェア」が必要です)。高い信頼性が求め られる業務などでの使用に便利です。詳しくは画像真正性検証ソフト ウェアの使用説明書(PDF)をご覧ください。なお、すでに撮影した 画像には、後から真正性検証情報を埋め込むことはできません。 s する しない 撮影する全ての画像に真正性検証情報を埋め込むこ とができます。 真正性検証情報を埋め込みません。 真正性検証情報が埋め込まれた画像には、画像情報の「標準表示」と 「統合表示」に p を表示します(0 216、223)。 D 転送時のご注意 別売の Camera Control Pro 2 を用いてパソコンに画質モードが[TIFF (RGB)] の撮影画像を転送する場合、[画像真正性検証機能]は無効となります。 A 画像編集機能で作成された画像について 画像編集メニュー(0 338)の各機能で作成した画像には、真正性検証情報は埋 め込まれません
著作権情報 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影した画像に著作権情報を添付することができます。撮影者名を 36 文字まで、著作権者名を 54 文字まで登録できます。添付された著 作権情報は、付属の ViewNX や別売の Capture NX 2(0 382)のメ タデータで確認できます。 ❚❚ 撮影者名入力、著作権者名入力 撮影者名、著作権者名を登録するには、 [撮影者名入力]または[著 作権者名入力]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと表示される 入力画面で名前を入力し、J ボタンを押します。 • 入力画面での文字の入力方法については、 「撮影メニュー切り換え」 の「名前編集」をご覧ください(0 266)。 ❚❚ 著作権情報添付 登録した著作権情報を画像に添付したいとき は、 [著作権情報添付]を選んでマルチセレク ターの 2 を押し、チェックボックスをオン M にします。[設定終了]を選んで J ボタンを 押すと、設定が有効になり、その後撮影した 画像には全て著作権情報が添付されます。 D 著作権情報に関するご注意 • カメラを貸したり譲渡したりする場合は、撮影者名や著作権者名
カメラ設定の保存と読み込み G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの各機能の設定データをメモリーカードに保存できます。また、 メモリーカードに保存されている設定データをカメラで読み込むこと もできるので、複数の D300S を同じ設定で使う場合などに便利です。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合、撮影メニューの[主スロッ トの選択] (0 76)で選んだ主スロットのカードが対象になります。 設定を保存、読み込みできる機能は次の通りです。 再生メニュー 再生画面設定 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 撮影メニュー切り換え ファイル名設定 画質モード 画像サイズ JPEG 圧縮 RAW 記録 ホワイトバランス(微調整量、プリセットマニュアル 撮影メニュー データ) (A ∼ D 全メニュー) ピクチャーコントロール 色空間 アクティブ D- ライティング 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 ISO 感度設定 ライブビューモード 動画の設定 カスタムメニュー [ カスタムメニューのリセット ] を除く全メニュー (A ∼ D 全メニュー) U 332
イメージセンサークリーニング ビデオ出力 HDMI セットアップ メニュー 地域と日時(日時の設定を除く) 言語(Language) 画像コメント 縦横位置情報の記録 画像真正性検証機能 著作権情報 GPS マイメニュー / 最近設定した項目 レンズ情報手動設定 マイメニューに登録したメニュー項目 最近設定したメニュー項目 このタブの機能変更 ❚❚ 保存 カメラの設定データをメモリーカードに保存します。メモリーカード に空き容量がない場合は、エラーメッセージが表示され、設定データ は保存されません。保存された設定データは他機種のカメラとの互換 性はありません。 ❚❚ 読み込み メモリーカードからカメラの設定データを読み込みます。メモリー カードが装着されていないときや、メモリーカードに設定データが記 録されていないときは、[読み込み]は選べません。 D 設定データについてのご注意 メモリーカードに保存したカメラの設定データのファイル名は「NCSETUP5」で す。ファイル名を変更すると、設定データを読み込めなくなるためご注意ください。 U 333
水準器表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに内蔵している傾斜センサーを使っ て、液晶モニターに右図のような水準器を表 示します。撮影時にカメラが水平になってい るか確認できます。 • カメラが水平や垂直になると、水準器表示 の基準線が緑色に変わります。 基準線 D 水準器の精度について カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますのでご 注意ください。測定できない状態までカメラを傾けると、水準器が消灯します。 AF 微調節 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 装着したレンズごとに最適なピント合わせを行いたいときに、自分で ピント位置を調節できます。通常は AF 微調節を行う必要はありませ ん。必要な場合のみ調節を行ってください。正常なレンズを調整する と、ピントが合わなくなる場合がありますのでご注意ください。 AF 微調節 ( する / しない ) U 334 する AF 微調節の設定が有効になります。 しない AF 微調節を行いません。 装着している CPU レンズの微 ピントが合う位 調節値を登録できます。マル 置がカメラから チセレクター
[個別レンズの登録]で登録したレ ンズを一覧表示します。現在装着 しているレンズには、レンズ名の 左側に V が表示されます。登録リス トからレンズを選んで 2 を押す 個別レンズ 登録リスト と、右の画面が表示されます。 •[識別番号入力]画面では、レンズの識別番号を変更できま す。1 または 3 を押して識別番号を選んで、J ボタンを押 [個別レンズの登録]は同じ種類のレンズを複数登 します。 録できないため、たとえば、同じレンズを数本所有している ときに登録したレンズのシリアル番号の末尾 2 桁などを設 定しておくと、どのレンズで登録したかを識別できるので便 利です。 D AF 微調節設定時のご注意 AF 微調節を行うと、レンズの無限遠側または至近側で、ピントが合わなく なる場合がありますのでご注意ください。 D ライブビュー撮影(三脚撮影)時の AF 微調節について [三脚撮影] (0 49)でのライブビュー撮影時にコントラスト AF でピント合 わせを行うときは、[AF 微調節]で設定した微調節値は適用されません。 A 個別レンズの登録について 同じ種類のレンズは複数登録できませんが、テレコ
Eye-Fi 送信機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー このメニューは、市販の Eye-Fi カードをカメラに挿入したときのみ、 表示されます。 有効 無効 カメラで作成した画像を、あらかじめ設定した保存先へ送信します。 Eye-Fi 送信機能を使用しません。 • 電波の状態が悪い場合、 [有効]に設定していても送信できないことが あります。 • 電波の出力が禁止されている場所では、設定を[無効]にしてください。 A Eye-Fi カード使用時の表示について カメラ内の Eye-Fi カードの通信状態は、インフォ画面の Eye-Fi 通信マークで確認できます。 • d: [Eye-Fi 送信機能]が[無効]に設定されています。 • f(点灯):画像の送信を待っています。 • f(点滅):画像の送信中です。 • e:未送信の画像がありません。 • g:エラーが発生しました。Eye-Fi カードをコントロールできません。 - 表示パネルとファインダー内表示の記録可能コマ数表示部で Q が点滅し ている場合は、0 414 をご覧ください。 - Q が点滅していない場合は、続けて撮影できます。た
ファームウェアバージョン G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラを制御する「ファームウェア」のバージョンを表示します。 U 337
N 画像編集メニュー: 撮影した画像に行う編集機能 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選ぶと、画像編集メニュー が表示されます。 G ボタン 画像編集メニューでは、メモリーカード内の撮影済み画像を編集する ことができます。編集された画像は、元の画像とは別に、新しい画像 として記録されます。また、 [動画編集]を選ぶと、動画も編集できま す。画像編集メニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 i j k l m n D- ライティング 赤目補正 トリミング モノトーン フィルター効果 カラーカスタマイズ 0 342 343 344 346 346 347 メニュー項目 o 画像合成※ 1 7 RAW 現像 8 リサイズ 9 動画編集 p 編集前後の画像表示※ 2 0 348 351 353 66 356 ※ 1 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選んだときのみ表示されます。 ※ 2 編集前または編集後の画像を 1 コマ表示して J ボタンを押したときのみ 表示されます。 • カメラにメモリーカードが入っていない場合やメモリーカードに画 像が記録されていない場合は、画像
画像編集の操作方法 1 1 コマ表示モード(0 213) で編集したい画像を選ぶ 2 J ボタンを押す • 画像編集メニューが表示され ます。 3 メニュー項目を選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 でメニュー項目を選んで J ボタンを押すと、選んだ項目 の編集画面が表示されます。 4 画像を編集する • 画像の編集方法については、各項目の説明をご覧ください。 • 画像編集を途中でやめるには、K ボタンを押してください。1 コ マ表示モードに戻ります。 A 関連ページ 「WT-4 使用時の画像編集メニューの制限について」 (0 238) U 339
5 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集した 画像を記録します。 • 画像編集した画像には N が付 きます。 A 画像編集メニューから画像を選択する (G ボタン ➜ N 画像編集メニュー) G ボタンを押して画像編集メニューでメニュー項目を選んでから、編集を行 いたい画像を選択することもできます。 2 2 メニュー項目を選び、 編集する画像を選び、 2 を押す。 J ボタンを押す。 選んだ画像を編集する。 A 画像編集について • D300S以外で撮影または編集した画像やパソコンで編集した画像は、D300Sで は再生または編集できないことがあります。 U • 画像編集中に何も操作しないまま 20 秒経過すると、液晶モニターが消灯し、編 集中の画像は保存されません。カスタムメニュー c4[液晶モニターのパワー オフ時間] (0 287)の[メニュー表示]の時間を長く設定することをおすす めします。 340
D 繰り返し画像編集する場合のご注意 • 画像編集によって作成した画像に、さらに画像編集を行うこともできますが、画 像が粗くなったり、退色したりする場合があります。 • 同じ画像編集を繰り返し行うことはできません([画像合成]と[動画編集]を 除く)。 • 画像編集の組み合わせによっては繰り返し編集できないものもあります。 • 選択中の画像に使用できない画像編集項目は、画像編集メニューでグレーで表 示されて選べません。 A 画質モードと画像サイズについて •[D- ライティング] 、 [赤目補正] 、 [モノトーン]、 [フィルター効果] 、 [カラー カスタマイズ]で作成した画像は、元画像と同じ画質モードと画像サイズで記 録します。ただし、元画像が RAW を含む画質モードで撮影された画像の場合、 [画質モード]が[FINE]、 [画像サイズ]が[サイズ L]の JPEG 画像を作成し ます。TIFF(RGB)で撮影された画像の場合、画質モードは[FINE]になりま すが、元画像と同じ画像サイズで記録します。また、どの画質モードで撮影し た画像も、[JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 •[トリミ
D- ライティング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D- ライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆光 で撮影したために顔の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光 量不足で暗くなった画像などに効果的です。 D- ライティング前 D- ライティング後 編集画面では、D- ライティング効果の適用前と適用後のプレビュー 画像を表示します。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、 効果の度合いを[強め]、 [標準]、 [弱め]の 3 段階から選びます。効果の度合いは、設定 画面のプレビュー画像で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録し ます。 U 342
赤目補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物 の瞳の部分が赤くなってしまった画像を、補正 できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は 選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができます。 X ボタンを押すごとにプ 拡大率を 上げる 拡大率を 下げる 画面を スクロール (移動) する 拡大表示を 終了する 画像を 保存する X W レビュー画像の拡大率が 上がります。 プレビュー画像の拡大再生 中は、W ボタンを押すご とに、プレビュー画像の拡 大率が下がります。 プレビュー画像の拡大再 生中は、画面をスクロール して、見たい部分に移動で きます。マルチセレクター を押し続けると、高速で移 動します。 拡大表示中にこれらの操作を 行うと、画面の右下に画像全 体が表示され、拡大部分が黄 色い枠で囲んで示されます。 数秒すると消えますが、もう 一 度 操 作 す ると 表 示 さ れ ま す。 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を終了します。 補正
トリミング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が 表示され、次の操作ができます。 切り抜く範囲を 狭くする 切り抜く範囲を 広くする 画像の アスペクト比 (縦横比)を 変更する 画面をスクロール (移動)する 画像のプレビュー を見る トリミングを実行し て画像を保存する U 344 W W ボタンを押すごとにトリミングで X X ボタンを押すごとにトリミングで切 切り抜かれる範囲は狭くなります。 り抜かれる範囲は広くなります。 メインコマンドダイヤルを回すと、縦横 比を 3:2、4:3、5:4、1:1、16:9 に 変更できます。 トリミングで切り抜く範囲を移動しま す。 トリミングした画像のイメージを見る ことができます。 トリミングした画像を記録します。
A トリミング画像の画質モードと画像サイズについて • トリミング画像の画質モード(0 70)は、元画像の画質モードが RAW を含む 画質モードや[TIFF(RGB) ]のときは[FINE]になり、 [FINE] 、 [NORMAL]、 [BASIC]のときは元画像と同じ画質モードになります。 • トリミング画像の画像サイズは、トリミング時の拡大率とアスペクト比によ り、次のうちのいずれかになります。 アスペクト比 3:2 4:3 5:4 1:1 16:9 画像サイズ 3424 × 2280、2560 × 1704、1920 × 1280、1280 × 856、 960 × 640、640 × 424 3424 × 2568、2560 × 1920、1920 × 1440、1280 × 960、 960 × 720、640 × 480 3216 × 2568、2400 × 1920、1808 × 1440、1200 × 960、 896 × 720、608 × 480 2560 × 2560、1920 × 1920、1440 × 1440、960 × 960、 720 × 720、480 × 480
モノトーン G ボタン ➜ N 画像編集メニュー モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで 構成される画像)を作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表示 され次の色調を選ぶことができます。 白黒 セピア クール モノクロになります。 セピア色(褐色)のモノトーンになります。 ブルー系のモノトーンになります。 編集画面では、プレビュー画像を表 示します。 濃くする •[セピア]または[クール]を選んだ 場合は、マルチセレクターで色の濃 薄くする さを調整できます。1 を押すと色が 濃くなり、3 を押すと色が薄くなり ます。調整した色の濃さはプレビュー画像に反映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 フィルター効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を演出できます。 スカイライトフィルター スカイライト と同様に、画像の青みを抑 える効果があります。 ウォームトーン U 346 画像を暖色にする効果が あります。 編集画面では、プレビュー画 像を表示します。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。
カラーカスタマイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチ セレクターで画像全体の色調を調 整できます。134 2 を押すたび に、画面全体の色調が次のように変 わります。 グリーンが強くなる 色調を操作すると、プレビュー画像 と画面右側の RGB ヒストグラム(色 ブルーが 強くなる アンバーが 強くなる の分布図:0 218)に反映されます。 マゼンタが強くなる • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で X ボタンを押すと、プレビュー画像を拡 大表示し、拡大領域のヒストグラムを表示すること ができます。拡大表示中に L ボタンを押すと、色 調の調整と拡大表示の操作を切り換えられます。拡 大表示中にマルチセレクターを 1342 またはな なめ方向に押すと画面をスクロールして、見たい部 分に移動できます。W ボタンを押すと画像を縮小 表示します。 U 347
画像合成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー メモリーカードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画像に合成できます。RAW データを使用して合成するため、 通常のアプリケーションソフトウェアなどで画像を合成する場合と 比べ、階調特性に優れた画像になります。 • 合成画像の画質モード(0 70)と画像サイズ(0 75)は、合成時 のカメラの設定と同じになります。画像合成をする前に、これらの 設定を確認してください。合成した画像をさらに別の RAW 画像と 合成したいときは、画質モードを RAW に設定してください。 画像合成の手順は次の通りです。 1 [画像合成]を選ぶ • 画像編集メニュー画面で[画像 合成]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、右のような 画面が表示され、[画像 1]欄が ハイライト表示されます。 2 合成する画像の 1 コマ目を 選ぶ • Jボタンを押すと表示される RAW画像のサムネイル一覧か ら、1コマ目の画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選択 中の画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指
3 1 コマ目の画像を決定する • J ボタンを押すと、選んだ画像 が 1 コマ目に設定され、[画像 1] 欄にプレビューが表示されます。 4 2 コマ目の画像を選ぶ • 2 を押して[画像 2]を選び、 手順 2 ∼ 3 と同じ手順で 2 コマ 目の画像を選びます。 5 ゲインを調節する • プレビュー欄に[画像 1]と [画像 2]を合成した画像が表 示されます。プレビュー欄で 確認しながら、合成画像の明 るさが適正になるように、[画 像 1]または[画像 2]を選んでから 1 または 3 を押してゲイン (出力)を設定します。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 刻みで設定できます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした比率です。たと えば 0.
7 合成画像を確認する •[合成]を選び、J ボタンを押 すと、合成画像の確認画面が 表示されます。 • 設定をやり直したいときは、 W を押してください。手順 5 の画面に戻ります。 8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、 合成画像が保存され、合成画 像が表示されます。 + D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、D300S で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメ ラや RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 •[記録ビットモード]が同じ RAW 画像のみ合成できます。 • 非表示設定されている画像は選べません。 • 合成時に RAW を含む画質モードが選ばれている場合、元画像と同じ記録ビッ トモードになります。また、記録方式は合成時のカメラの設定になります。 • 合成時の画質モードが JPEG の場合、 [JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 • 合成画像のホワイトバランス、撮影データ(撮影日時、測光モード、シャッ タースピード、絞り値、露出モード、露出補正値、焦点距離、縦横位置情報な U ど)は、 [画像 1]で選んだ画像の
RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する) G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画質モード[RAW]または[RAW+FINE]、[RAW+NORMAL]、 [RAW+BASIC](0 70)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現 像して JPEG 画像を作成できます。 1 [RAW 現像]を選んでマル チセレクターの 2 を押す • 画像編集メニュー画面で [RAW 現像]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、 RAW 画像がサムネイル表示さ れます。 2 RAW 現像する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して RAW 現像する画像を選んで J ボタンを押します。 • X ボタンを押している間、選択 中の画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、 [スロット / フォルダー指定メニュー]画面が 表示され、スロットやフォルダーを切り換えられます(0 225)。 U 351
3 [画質モード](0 70)、[画像サイズ](0 75)、[ホワイ トバランス](0 138)、[露出補正](0 122)、[ピク チャーコントロール](0 159)、[高感度ノイズ低減] (0 271)、[色空間](0 173)をそれぞれ設定する 画質モード 画像サイズ ホワイトバランス 露出補正 ピクチャーコントロール 高感度ノイズ低減 色空間 4 RAW 現像する •[現像]を選んで J ボタンを押 すと、JPEG 画像を保存します。 • RAW 現像後の JPEG 画像が保存 されます。 • キャンセルして画像編集メ ニューに戻るときは、G ボタンを押してください。 D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、D300S で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なる カメラで撮影した RAW 画像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べま せん。 • 多重露出撮影した画像や[画像合成]で編集した画像の場合、 [ホワイトバラ ンス]を選べません。 •[露出補正]で設定できる明るさ(− 3 ∼+ 3)は、通常の露出補正の段数とは 異なります。 U 352 •
リサイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー サイズの小さい画像を作成します。メモリーカードを 2 枚使用してい る場合は、記録先のスロットも指定できます。 G ボタンを押して画像編集メニューを選んだ場合、複数の画像の リサイズ画像を一度に作成できます。 1 メモリーカードを2枚使用し ている場合は、[記録先ス ロットの選択]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押す • メモリーカードが 1 枚しか入っ ていない場合は、[記録先ス ロットの選択]を選べません。手順 3 に進んでください。 2 記録先のスロットを選ぶ • 1 または 3 を押してスロット を選んで J ボタンを押します。 • 市販のEye-Fiカードに記録した い場合は、[SD スロット]を 選んでください。 3 [画像サイズの設定]を選 んで 2 を押す U 353
4 作成したいサイズを選ぶ • 画像サイズのピクセルはそれ ぞれ次のようになります。 画像サイズ ピクセル A B C D 1920 × 1280 1280 × 856 960 × 640 640 × 424 • 1 または 3 で、画像サイズを選んで J ボタンを押します。 5 [画像選択]を選ぶ •[画像選択]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、画像 の選択画面が表示されます。 6 リサイズしたい画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して、 リサイズしたい画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選ん だ画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロッ ト / フォルダー指定メニュー]画面が表示され、スロットやフォル ダーを切り換えられます(0 225) 。 7 設定する • マルチセレクターの中央ボタン を押して設定します、設定する と 8 が表示されます。もう一 U 度中央ボタンを押すと、8 が 消えます。 • リサイズする画像全てに設定したら、J ボタンを押します。 354
8 リサイズ画像を作成する • 1 または 3 で、[はい]を選んで J ボタンを押すと、リサイズ画 像が保存されます。 D リサイズ画像についてのご注意 • リサイズ画像は、拡大表示できないことがあります。 • リサイズ画像の画質モード(0 70)は、元画像の画質モードが RAW を含む画 質モードや[TIFF(RGB) ]のときは[FINE]になり、 [FINE] 、 [NORMAL]、 [BASIC]のときは元画像と同じ画質モードになります。 U 355
編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、編集元の画像と並べて表示して、画像編集 の効果を確認できます。このメニュー項目は、編集元または編集後の 画像を 1 コマ表示して J ボタンを押したときのみ表示されます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 1 コマ表示モードで画像を 選ぶ • 画像を選んで J ボタンを押す と、画像編集メニュー項目を 表示します。 • 画像編集で作成した画像(N が表示されている画像)または画像編集の元画像のみを選べます。 2 [編集前後の画像表示]を 選ぶ •[編集前後の画像表示]を選ん で J ボタンを押すと、[編集前 後の画像表示]画面を表示し ます。 U 356
3 編集前と編集後の画像を比 較する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後 の画像を右側に表示します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像 の上に表示されます。 • マルチセレクターの 4 または 2 で、編集前 / 編集後の画像を 編集前 の画像 編集後 の画像 切り換えられます。 • 画像合成の元画像の場合、1 または 3 で 2 枚の元画像を切り換え られます。 • X ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 • J ボタンを押すと、黄色の枠で選択中の画像を 1 コマ表示モード で再生します。 • K ボタンを押すと、再生画面に戻ります。 D 編集前後の画像表示についてのご注意 • 次の画像を編集した場合、編集前の画像は表示されません。 - プロテクト(0 228)が設定されている画像 - 書き込み禁止スイッチがロックされている SD カード(0 35)内の画像 - 真正性検証情報(0 330)が埋め込まれている画像 • 編集元の画像を削除した場合や非表示設定(0 255)にした場合も、編集前の 画像には表示されません。 U 357
O マイメニュー: よく使うメニューを登録する G ボタンを押して、タブの f アイコンを選ぶと、[マイメニュー] 画面が表示されます。 G ボタン 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、 よく使う項目だけを選んで、20 項目までマイメニューに登録できま す。登録した項目は、削除したり、表示順序を変えたりできます。 また、マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変更することも できます(0 362)。 ❚❚ マイメニューを登録する 1 [O マイメニュー]画面で [マイメニュー登録]を選ぶ •[マイメニュー登録]を選ん で、マルチセレクターの 2 を 押します。 2 登録したいメニューを選ぶ • 登録したいメニューを選んで U 358 2 を押すと、選んだメニュー が一覧表示されます。
3 マイメニューに登録する項 目を選ぶ • マイメニューに登録する項目 を選んで J ボタンを押します。 4 登録する項目の表示位置を 選ぶ • 1 または 3 で登録する項目の 表示位置を選んで、J ボタン を押します。 5 マイメニューに表示したい 全ての項目を登録する • L が表示されている項目は、 すでにマイメニューに登録済 みです。 • 左横に V が表示されている項 目は、マイメニューに登録できません。 • 手順 1 ∼ 4 を繰り返して、マイメニューに表示したい項目を登録し J ボタンを押すと、マイメニューに一覧表示されます。 U 359
❚❚ 登録した項目を削除する 1 [O マイメニュー]画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を 選ぶ • 2 を押すと、項目の左側の チェックボックスが M になり ます。 • 削除したい全ての項目に L を 入れます。 3 [選択終了]を選ぶ •[選択終了]を選んで J ボタン を押すと、確認画面が表示さ れます。 4 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、選択した 項目が削除されます。 U A ボタン操作で登録した項目を削除するには [O マイメニュー]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画面 が表示されます。もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 360
❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 [O マイメニュー]画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押しま す。 2 順番を変えたい項目を選ぶ • 順番を変えたい項目を選んで、 J ボタンを押します。 3 選んだ項目を移動したい位 置を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置 を選んで、J ボタンを押すと、 マイメニューの中で位置が変 わります。 • 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返します。 U 361
❚❚ マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変 更する マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変更すると、最後に設 定したメニュー項目から順番に 20 項目が自動的に表示されます。 1 [O マイメニュー]画面で [このタブの機能変更]を 選ぶ •[このタブの機能変更]を選 び、マルチセレクターの 2 を 押します。 2 [m 最近設定した項目]を 選ぶ •[このタブの機能変更]画面で [m 最近設定した項目]を選ん で、J ボタンを押します。 • マイメニューが「最近設定し た項目」に切り替わります。 3 通常のメニュー操作を行う • メニューを設定するたびに、「最近設定した項目」に追加されま す。最大 20 項目まで登録されます。 A 最近設定した項目を削除するには [最近設定した項目]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画 面が表示されます。もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 A「最近設定した項目」からマイメニューに戻すには U 「最近設定した項目」の[このタブの機能変更]を選択すると、手順 2 と同じ画 面が表示されます。 [O マイメニ
n資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを 使うときに役立つ情報を記載しています。また、カメラの動作がおか しいときや警告メッセージが表示されたときの対処方法についても 説明しています。 使用できるレンズ.................................................................. 364 使用できるスピードライト(別売フラッシュ)..................... 372 使用できるアクセサリー ....................................................... 379 カメラのお手入れについて ................................................... 385 保管について .......................................................................................... クリーニングについて .........................
使用できるレンズ CPU レンズ(IX ニッコールを除く)をおすすめします。とくに G タイプ・ D タイプレンズは、カメラの機能を最大限に引き出すことができます。 • CPU レンズには CPU 信号接点があります。G タイプレンズには「G」 マークが付いており、絞りリングがありません。D タイプレンズに は「D」マークが付いています。 CPU 信号接点 絞りリング CPU レンズ G タイプレンズ D タイプレンズ 使用できる CPU レンズ一覧※ 1 モード レンズ G タイプレンズ※2、 D タイプレンズ※2、 AF-I レンズ、 AF-S レンズ PC-E NIKKOR シリーズ PC マイクロ 85mm F2.
※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ※8 ※9 ※ 10 フォーカスポイントの選択によりスポット測光エリアの移動が可能(0 106)。 アオリ操作をしていない場合のみ可能。 カメラの測光モード、および調光制御機能は、アオリ操作(シフトまたはティ ルト)をしているとき、または開放絞り以外に絞り値が設定されているとき には、正しく機能しません。 露出モードは h で使用可能。 AF-S レンズ、AF-I レンズ専用(下記参照)。 合成絞り値が F5.6 以上明るい場合に使用可能。 AF80–200mm f/2.8S、AF35–70mm f/2.8S、AF28–85mm f/3.5–4.5S(New)、 AF28–85mm f/3.5–4.5S レンズを使用し、ズームの望遠側かつ至近距離で撮影 した場合、ファインダースクリーンのマット面の像とオートフォーカスのピン ト表示が合致しない場合があります。このような場合は、マニュアルフォーカ スによりファインダースクリーンのマット面を利用してピントを合わせて撮影 してください。 開放 F 値が F5.
使用できる非 CPU レンズ一覧※ 1 非 CPU レンズは、マニュアルフォーカスレンズなど CPU を内蔵して いないレンズです。 モード レンズ 3D-RGB RGB × ○※ 4 × ○※ 5 ○※ 6 ○ × ○※ 7 × × × × ○ × ○※ 4 × × ○※ 6 × ○※ 8 ○ × ○※ 9 × × ○ × ○※ 11 ○ × ○※ 4 × ○※ 5 ○※ 6 × ○※ 11 ○ × ○※ 13 × × ○ × ○※ 11 ○ × ○※ 4 × × ○ ○※ 3 ○ メディカル 120mm f/4 × ○ レフレックスレンズ × PC ニッコール ベローズ PB-6 ※ 12 オート接写リング (PK-11A、12、13、 PN-11) ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ※8 ※9 ※ 10 測光モード マルチパターン 測光 中央部重点 測光 / スポット測光 オート フォーカス マニュアル フォーカス エイド × ター※ 10 366 露出モード
※ 11 合成絞り値が F5.6 以上明るい場合に使用可能。 ※ 12 オート接写リング PK-12 または PK-13 を併用すると装着できます。カメラの 姿勢、位置により PB-6D が必要です。 ※ 13 絞り込み測光で使用可能、露出モードが g の場合はベローズ側で絞り込みを 行い、測光後撮影してください。 • 複写装置 PF-4 へはカメラアダプター PA-4 を併用すると装備できます。 D 使用できないレンズ 次の非 CPU レンズは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレ ンズを破損しますのでご注意ください。 • AF テレコンバーター TC-16AS • AI 改造をしていないレンズ(AI 方式以前の連動爪を使用するタイプ) • フォーカシングユニット AU-1 を必要とするレンズ(400mm f/4.5、600mm f/5.6、800mm f/8、1200mm f/11) • フィッシュアイ(6mm f/5.6、7.5mm f/5.6、8mm f/8、OP10mm f/5.6) • 2.1cm f/4 • K2 リング • ED180–600mm f/8(製品 No.
D 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについてのご注意 • 内蔵フラッシュには、16mm から 300mm までの CPU レンズが使用できます。 - ケラレを防止するため、レンズフードは取り外して使用してください。 - 撮影距離 60cm 未満では使用できません。 - マクロ付きズームレンズはマクロ領域では使用できません。 - 次の AF レンズではフラッシュの光がさえぎられるため、焦点距離や撮影距離 に制限があります。 レンズ ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離 AF-S DX NIKKOR 10–24mm f/3.5-4.5G ED ● 焦点距離 18mm では撮影距離 1.0m 以上 ● 焦点距離 20mm では撮影距離 0.7m 以上 ● 焦点距離 24mm では制限なし AF-S DX ED 12–24mm f/4G ● 焦点距離 18mm では撮影距離 1.5m 以上 ● 焦点距離 20mm では撮影距離 1m 以上 ● 焦点距離 24mm では制限なし AF-S DX NIKKOR 16–85mm f/3.5-5.
• 内蔵フラッシュ撮影時に使用可能な非 CPUレンズは、16mmから300mm まで のニッコール(AI-S、AI、改造 AI)、ニコンレンズシリーズ E が使用できます。 ただし、次のレンズは使用に制限があります。 レンズ AI 50–300mm f/4.5 AI 改 50–300mm f/4.5 AI-S ED 50–300mm f/4.5 AI ED 50–300mm f/4.
D AF 補助光撮影に制限のあるレンズについてのご注意 AF 補助光を使用できるレンズの焦点距離は 24 から 200mm です。このうち、AF 補助光撮影に制限のあるレンズは次の通りです。 AF 補助光を使ってオートフォーカス撮影ができないレンズ AF-S VR ED 200mm f/2G AF-S VR ED 200–400mm f/4G 撮影距離によって AF 補助光を使ったオートフォーカス撮影に 制限のあるレンズ AF Micro ED 200mm f/4D AF-S VR ED 24–120mm f/3.5–5.6G AF Micro ED 70–180mm f/4.5–5.6D 0.7m 以内では内蔵 AF 補助光を使った AF-S ED 17–35mm f/2.8D オートフォーカス撮影はできません。 AF-S DX ED 17–55mm f/2.8G AF-S NIKKOR 24–70mm f/2.8G ED AF-S ED 28–70mm f/2.8D 1.1m 以内では内蔵 AF 補助光を使った AF-S DX VR ED 55–200mm f/4–5.
A レンズの画角と焦点距離について D300S ではさまざまなニコン一眼レフカメラ用レンズが使用できます。た だし、これらのレンズを D300S に装着したときの画角は、レンズに表記さ れている焦点距離の 1.5 倍のレンズに相当する画角になります。これは 35 mm 判カメラの撮影画面サイズ(36 × 24 mm)に対して、D300S の撮影画 面(約 23.6 × 15.8 mm)が小さいためです。 例:D300S に 24 mm のレンズを装着した場合の画角は、35 mm 判カメラ 換算でおおよそ 36 mm の焦点距離となります。 35mm 判撮影画面サイズ (36 × 24mm) 画面対角線 レンズ D300S の撮影画面サイズ (23.6 × 15.
使用できるスピードライト (別売フラッシュ) このカメラは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応ス ピードライトとの組み合わせで、さまざまな機能が利用できます。 別売スピードライトをカメラに装着するには 1 アクセサリーシューカバーを取り外 す 2 別売のスピードライトをアクセサ リーシューに取り付ける • SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 など のセーフティーロックピン付きのスピー ドライトを取り付けると、スピードライ トが不用意に外れるのを防止できます。 • スピードライトの取り付け方は、お使いになる各スピードライト の使用説明書をご覧ください。 n 372
A シンクロターミナル シンクロコードを必要とするスピードライト撮影時 に、シンクロコードをシンクロターミナル(JIS-B 型 外れ防止ネジ付き)に接続してください。ただし、 後幕シンクロ撮影ができるスピードライトをアクセ サリーシューに装着して後幕シンクロを行う場合に は、シンクロターミナルに他のスピードライトを接 続して増灯撮影などを行わないでください。 D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アク セサリーシュー部の接点をショートさせてしまうもの)を使用しないでくださ い。カメラの正常な機能が発揮できないだけでなく、カメラおよびフラッシュの シンクロ回路を破損することがあります。 ニコンクリエイティブライティング システム(CLS)について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのス ピードライトとカメラのデータ通信方式を改良したシステムで、ス ピードライト撮影に新たな可能性を開く、様々な機能を提供します。 n 373
ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライト ❚❚ SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、 SB-R200 の主な仕様 SB-900※1 SB-800 SB-600 34/48 ガイドナンバー 38/53 30/42 (ISO 100・m/(照射角 35mm、 (照射角 35mm (照射角 35mm ISO 200・m、 スタンダード 時) 時) 配光時) 20 ℃) SB-400 SB-R200※2 21/30 10/14 ※ 1 カメラのホワイトバランスを v(オート)または N(フラッシュ)に設 定し、SB-900 用カラーフィルターを装着して撮影すると、カメラが自動 的にフィルターを識別し、最適なホワイトバランスを設定します。 ※ 2 リモート発光用スピードライト SB-R200 を使用するには、内蔵フラッシュ をコマンダーモードに設定するか、SB-900、SB-800、またはワイヤレス スピードライトコマンダー SU-800 が必要です。 ❚❚ SU-800 ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 は、ワイヤレスで SB-900、SB
SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 との組み合わせで使用できる機能 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 を使 用する場合、スピードライトとレンズの組み合わせによって次の機能 が使用できます。 1 灯のみで使用 スピードライト i-TTL-BL 調光 ○※ 3 ○※ 3 AA 絞り連動 外部自動調光 ○※ 4 ○※ 5 A 外部自動調光 ○※ 4 ○※ 5 GN 距離優先 マニュアル発光 ○ M マニュアル発光 ○ RPT リピーティング フラッシュ ○ オート FP ハイスピード シンクロ※ 7 ○ ○ REAR Y 補助灯として使用 SB-900 SB-900 SB-900 SU-800※1 SB-600 SB-400 SB-600 SB-R200 SB-800 SB-800 SB-800 ○※ 2 ○※ 2 ○※ 2 ○ ○ ○ ○ ○ スタンダード i-TTL 調光 機能 発光モード i-TTL アドバンストワイヤレスライティング 主灯として使用 ○ ○
※ 4 AA モードと A モードの選択は、SB-900、SB-800 のカスタム設定で行います。 ただし、AA モード設定時でも、非 CPU レンズを装着し、セットアップメニュー の[レンズ情報手動設定]でレンズの開放絞り値と焦点距離を設定していない 場合は、自動的に A モードになります。 ※ 5 SB-900、SB-800 のカスタム設定にかかわらず、優先的に AA モードになりま す。ただし、非 CPU レンズを装着し、 [レンズ情報手動設定]でレンズの開放 絞り値と焦点距離を設定していない場合は、自動的に A モードになります。 ※ 6 カメラ側で設定できます。 ※ 7 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 296)を[1/320 秒(オー ト FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定してください。 ※ 8 非 CPU レンズ装着時は機能しません。 その他のスピードライトとの組み合わせで利用で きる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマ ニュアル発光撮影となります。TTL にセットすると、カメラのシャッ ターボタンはロックされ、撮影でき
D スピードライト使用時のご注意 • スピードライトを装着すると、撮影状況にかかわらず、撮影時は常に発光します。 • 詳細はお使いになる各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 • ニコンクリエイティブライティングシステム対応のスピードライトの使用説明 書にカメラ分類表が記載されている場合は、ニコンクリエイティブライティング システム対応デジタル一眼レフに該当する箇所をお読みください。なお、このカ メラは SB-80DX、SB-28DX、SB-50DX の使用説明書に記載のデジタル一眼レフ カメラには該当しません。 • i-TTL や外部自動調光モードにおいて、フル発光でも露出アンダーになる可能性の ある場合には、発光直後にレディーライト N が約 3 秒間点滅し、露出アンダー警 告を行います。 • i-TTL モード時の ISO 感度連動範囲は ISO 200 ∼ 3200 相当です。 ISO 感度を 3200 よりも増感した場合には、距離や絞り値によっては適正な発光量 • にならない場合があります。 • スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 の使用時に、フラ
• 露出モードが e の場合、下表の絞り値よりも絞りを開くことはできません。 200 5 ISO 感度と開放側の限界絞り(F) 400 800 1600 5.6 7.
使用できるアクセサリー D300S には撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されて います。詳しくは最新のカタログや当社のホームページなどでご確認 ください。 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e(0 22、24) • マルチパワーバッテリーパック MB-D10 MB-D10 には縦位置シャッターボタンとメインコマンドダイヤ ル、サブコマンドダイヤル、マルチセレクター、AF 作動ボタン が装備されているので、縦位置での撮影に便利です。カメラ本 体の MB-D10 用接点カバーを取り外して装着します。 電源 ※ MB-D10 で EN-EL4a および EN-EL4 を使用する場合は、別売の バッテリー室カバー BL-3 が必要です。 • クイックチャージャー MH-18a(0 22) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e 用のチャージャー です。 • AC アダプター EH-5a、EH-5 D300S で使用できる AC アダプターです。 • ワイヤレストランスミッター WT-4 - USB ケーブルでカメラと接続することにより、カメラで撮影
• 接眼補助レンズ DK-20C 遠視、近視の方のための補助レンズで、接眼部に差し込むだけ で簡単に取り換えることができます。− 5、− 4、− 3、− 2、 0、+ 0.5、+ 1、+ 2、+ 3m − 1 の 9 種類が用意されています。 視度補正は個人差が大きいので店頭で実際に取り付けてお選 びください。D300S には視度調節機能がついています(− 2 ∼ + 1m − 1)ので、この範囲外の視度補正が必要なときにお使い ください。なお、接眼補助レンズを使用している場合は、接眼 目当ては使用できません。 ファインダー用 アクセサリー • マグニファイングアイピース DK-21M D300S のファインダー倍率を約 1.17 倍(50 mm F 1.4 レンズ使 用時・∞・− 1.
• フィルターをレンズ保護のために常用する場合は、L37C、また は NC フィルターをお使いください。 • カメラ測光系の特性上、従来の偏光フィルター(Polar)は使用 できません。円偏光フィルター(C-PL)をお使いください。 • 逆光撮影や、輝度の高い光源を画面に入れて撮影する場合は、 フィルターによって画像上にゴーストが発生するおそれがあ ります。このような場合は、フィルターを外して撮影すること をおすすめします。 フィルター • 露出倍数のかかるフィルター(Y44、Y48、Y52、O56、R60、 X0、X1、C-PL(円偏光フィルター)、ND2S、ND4S、ND4、 ND8S、ND8、ND400、A2、A12、B2、B8、B12)を使用する 場合、RGB マルチパターン測光、または 3D-RGB マルチパター ン測光の効果が得られない場合がありますので、測光モードを 中央部重点測光に切り換えて撮影することをおすすめします。 詳しくは、各フィルターの使用説明書をご覧ください。 • 他社製の特殊フィルターなどを使用する場合は、オートフォー カスやフォーカスエイドが行えないことがありますのでご注
• Capture NX 2 ※ 画像編集用ソフトウェアです。選択コントロールポイントや自 動レタッチブラシなどさまざまな機能を備えています。 • Camera Control Pro 2 ※ パソコンからカメラを操作して画像を撮影したり、撮影した画 像を直接ハードディスクなどへ保存したりできる、カメラコン トロール用ソフトウェアです。 ニコンデジタル カメラ専用 ソフトウェア • 画像真正性検証ソフトウェア ※ 「画像真正性検証機能」 (0 330)を使用して撮影した画像の真 正性を判定するソフトウェアです。 ※ 必ず最新版にバージョンアップしてお使いください。お使いのパ ソコンがインターネットに接続されていれば、ソフトウェアの起 動時にニコンメッセージセンター(Nikon Message Center)が 自動的に更新情報をチェックします。 • 対応 OS については、当社ホームページのサポート情報(0 xxiv) でご確認ください。 ボディー キャップ n 382 • ボディーキャップ BF-1B、BF-1A レンズを取り外したカメラボディーに取り付けることにより、 ゴミやホコリの付着を
10 ピンターミナルに次のアクセサリーを接続することにより、 遠隔撮影や無人撮影などができます。 使用しない場合は、必ず 10 ピンターミナルにキャップをしてく ださい。ゴミ等が入ると、誤作動の原因となることがあります。 10 ピンターミナルへの接続は、図の ように指標を合わせて接続します。 • リモートコード MC-22(長さ:約 1 m) 10 ピン コード先端にある端子(青、黄、黒)に特殊装置を接続す ターミナルに ると、音や信号による遠隔操作が可能です。 接続する アクセサリー • リモートコード MC-30(長さ:約 80 cm) カメラブレを避けたいときや、カメラから離れてレリーズ 操作をしたいときに便利です。 • リモートコード MC-36(長さ:約 85 cm) 一定間隔で撮影するインターバルタイマー機能を備えたリ モート撮影用コードです。 • 延長コード MC-21(長さ:約 3 m) MC-20、MC-22、MC-23、MC-25、MC-30、MC-36、ML-3 に併用できる延長コードです(MC-21 を 2 本以上接続して 使用することはできません)。 • 接続コード
• 変換コード MC-25(長さ:約 20 cm) 2 ピンターミナル用のラジオコントロールセット MW-2 や、 インターバロメーター MT-2、ルミコントロールセット ML-2 などを、10 ピンターミナルに接続するための変換 コードです。 • 10 ピン ターミナルに 接続する アクセサリー GPS ユニット GP-1 10 ピンターミナルでカメラと GP-1を接続することにより、 撮影時の緯度、経度、標高、協定世界時(UTC:0 210) を画像データに記録することができます。 • GPS 変換コード MC-35(長さ:約 35 cm) カメラと GPS 機器で通信を行うための接続コードです。対 応する GPS 機器と通信することにより、位置情報が画像 データに記録されます(0 207)。MC-35 と GPS 機器との 接続には、GPS メーカーの PC 接続ケーブルが必要です。 • ルミコントロールセット ML-3 最大で約 8m 離れたところから、信号(赤外パルス光)に よる遠隔操作ができます。 n 384
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してくだ さい。バッテリーを取り出す前には、カメラの電源が OFF になってい ることを確認してください。 カメラを保管するときは、下記の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%をこえる場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く 拭きます。海辺でカメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿 カメラ本体 らせた布で軽く拭き取り、よく乾かします。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ホコリや砂などが入りこむと故 障の原因となります。この場合、当社の保証の対象外となり ますのでご注意ください。 ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払 レンズ・ ミラー・ ファインダー います。スプレー缶タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使 いください(中の液体が気化されずに吹き出し、レンズ・ミ ラー・ファインダーを傷つけることがあります)。指紋や油 脂などの汚れは、柔らか
ローパスフィルターを自動で掃除する (イメージセンサークリーニング) レンズを取り付けるときなどに、撮像素子の前面にあるローパスフィ ルターにゴミやほこりが付くと、画像に影が写り込むことがありま す。イメージセンサークリーニングを作動させると、ローパスフィル ターを振動させてゴミをふり落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電 源の ON/OFF 時に自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサー クリーニング]から操作する 1 カメラを右図のように正位置に置く • 効果的にゴミをふり落とせるように、正 位置(カメラを横位置で構えるときの向 き)にしてイメージセンサークリーニン グを行ってください。 2 [イメージセンサーク G ボタン リーニング]を選ぶ • G ボタンを押して、 セットアップメニューの [イメージセンサークリー ニング]を選びます。マ ルチセレクターの 2 を押 すと、[イメージセンサークリーニング]画面が表示されます。 n 386
3 [実行]を選ぶ •[実行]を選んで 2 を押すと、 右の画面が表示され、イメー ジセンサークリーニングを開 始します。 • イメージセンサークリーニングが完了す ると、右の画面が表示されます。 ❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサー クリーニングする 1 [イメージセンサークリー ニング]画面で[電源ス イッチに連動]を選ぶ •[電源スイッチに連動]を選ん でマルチセレクターの 2 を押 すと、[電源スイッチに連動] 画面が表示されます。 n 387
2 次の項目から選んで、J ボ タンを押す 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 グが作動します。 電 源 ON と OFF 電源 ON、OFF と同時にイメージセンサークリー で実行 8 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニン グが作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニン 実行しない ニングが作動します。 電源 ON、OFF してもイメージセンサークリーニ ングは作動しません。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • イメージセンサークリーニング作動中にカメラを操作すると、イメージセン サークリーニングは中断します。 • 内蔵フラッシュが発光するときは、カメラの電源 ON と同時にイメージセンサー クリーニングが作動する設定になっていても、イメージセンサークリーニング を行わないことがあります。 • 完全にゴミを取り除けないことがあります。そのときは、ローパスフィルター を市販のブロアーで掃除する(0 389)か、またはニコンサービス機関にご相 談ください。 • イメージセンサークリーニングを連続して行うと、内部の回路を保護するた
ローパスフィルターをブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 386)でゴミやほこりを取りきれ ないときは、ローパスフィルターを次の手順でクリーニングできま す。ただし、ローパスフィルターは非常に傷つきやすいため、ニコン サービス機関にクリーニングをお申し付けくださることをおすすめ します。 作業中のバッテリー切れを防ぐため、フル充電したバッテリー、また は別売の AC アダプター EH-5a または EH-5 をお使いください。 1 レンズを取り外す レンズの取り付け、取り外しの際には、カメラの電源を OFF にして ください。 2 セットアップメニューで[クリーニ ングミラーアップ]※を選ぶ •[クリーニングミラーアップ]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押します。 ※バッテリー残量表示が J(60%)以 下の場合、このメニュー項目は操作でき ません。 3 J ボタンを押す • クリーニングミラーアップの待機状態 になります。 • 液晶モニター、表示パネル、ファイン ダー内表示に右のように表示されます。 • ローパスフィルターのお手入れを止め るには、カメラの電源を OFF にして
4 シャッターボタンを全押し する • ミラーが上がり、シャッター が開いた状態になります。 • このとき、表示パネルは右の ような点滅表示になります。ファインダー内の表示は消灯します。 5 ローパスフィルターに光が当たるよ うにカメラを持ち、ゴミやほこりが 付いていないかどうかを点検する • ゴミやほこりが付いていない場合は、手 順 7 にお進みください。 6 ローパスフィルターに付いたゴミや ほこりをブロアーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使い ください。ブラシでローパスフィルター の表面に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場合 は、ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けください。 絶対に、手でこすったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFF にし、付属のボディーキャップを 付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 n 390
D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに 電源の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意に シャッター幕が閉じて破損することを防ぐために、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフ タイマーランプが点滅してお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が 閉じてミラーがダウンするので、ただちに作業を終了してください。 D ローパスフィルター上のゴミ付着について ニコンデジタルカメラは撮像素子の前面にあるローパスフィルターに付着する ゴミについて、当社の品質基準に基づいて製造しています。しかし、このカメラ はレンズ交換方式のため、レンズ交換の際にカメラ内にゴミが入り込むことがあ り、撮影条件によっては、撮像素子の前面のローパスフィルターに付着したゴミ が写り込む場合があります。カメラ内へのゴミの侵入を防止するため、ほこりの 多い場所で
カメラとバッテリーの取り扱い上 のご注意 カメラの取り扱い上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃 や振動を加えると、破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりする と部品がさびついてしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になるこ とがあります。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故 障の原因となります。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度にな じませてからお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録 データが消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないこと があります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでくだ さい。過度の光照射は撮像素子の褪色・焼
● ミラーやレンズの手入れ方法について ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやホコリが付いているときは、ブロ アーで軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場 合、スプレー缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミ ラーやレンズを傷つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまっ た場合は、柔らかい清潔な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き 取ってください。 ● ローパスフィルターの手入れ方法について 撮像素子の前面にあるローパスフィルターのクリーニングの方法については 0 386、389 ページをご覧ください。 ● レンズの信号接点について レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。 ● シャッター幕に触れない シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹く などは、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管して ください。ナフタリンや樟脳の入ったタンスの中、磁気を発生する
● バッテリーや AC アダプターを取り外すときは、必ずカメラの電源を OFF にする カメラの電源が ON の状態で、バッテリーを取り出したり、AC アダプターを取り外 すと、故障の原因となります。特に撮影中や記録データの削除中に前記の操作は行 わないでください。 ● 液晶モニターについて • 液晶モニターの特性上、常時点灯あるいは非点灯の画素が一部存在することがあ りますが、故障ではありません。予めご了承ください。また、記録される画像に は影響ありません。 • 屋外では日差しの加減で液晶モニターが見えにくい場合があります。 • 液晶モニター表面を強くこすったり、強く押したりしないでください。液晶モニ ターの故障やトラブルの原因になります。もしホコリやゴミ等が付着した場合 は、ブロアーで吹き払ってください。汚れがひどいときは、柔らかい布やセーム 革等で軽く拭き取ってください。万一、液晶モニターが破損した場合、ガラスの 破片などでケガをするおそれがあるので充分ご注意ください。中の液晶が皮膚や 目に付着したり、口に入ったりしないよう、充分ご注意ください。 • カメラをお使いにならない場合や持ち運ぶ場合は、汚れ
● 撮影前にバッテリーをあらかじめ充電する 撮影前にバッテリーを充電してください。付属のバッテリーは、ご購入時にはフル 充電されていません。 ● 予備バッテリーを用意する 撮影の際は、充電された予備のバッテリーをご用意ください。特に、海外の地域に よってはバッテリーの入手が困難な場合があるので、ご注意ください。 ● 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、予備のバッテリーを用意する 低温時に消耗したバッテリーを使用すると、カメラが作動しないことがあります。 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、保温した予備のバッテリーを用意し て暖めながら交互に使用してください。低温のために一時的に性能が低下して使え なかったバッテリーでも、常温に戻ると使えることがあります。 ● バッテリーの残量について 電池残量がなくなったバッテリーをカメラに入れたまま、何度も電源の ON/OFF を 繰り返すと、バッテリーの寿命に影響をおよぼすおそれがあります。電池残量がな くなったバッテリーは、充電してお使いください。 ● 充電が完了したバッテリーを、続けて再充電しない バッテリー性能が劣化します。 ● バッテリーのリ
初期設定一覧 再生、撮影、カスタム、セットアップの各メニューの初期設定は次の 通りです。ツーボタンリセット(0 190)、撮影メニュー[撮影メ ニューのリセット] (0 267)、またはカスタムメニュー[カスタムメ ニューのリセット](0 274)を行うと、それぞれ別の項目の設定を リセットできます。ツーボタンリセットで初期設定に戻る項目につい ては、 「基本的な機能を初期設定に戻す(ツーボタンリセット)」 (0 190)をご覧ください。 ❚❚ 再生メニューの初期設定 再生メニュー項目 [再生フォルダー設定](0 255) 初期設定 D300S [撮影直後の画像確認](0 261) しない [削除後の次再生画像](0 261) 後ろのコマ [縦位置自動回転] (0 261) しない [スライドショー] (0 262) [インターバル設定] (0 262) 2秒 ❚❚ 撮影メニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、撮影メニューの[撮影メニューのリセッ ト]を行います(0 267)。※ 1 撮影メニュー項目 [ファイル名設定] (0 270) [主スロットの選択](0 76) 初期設
[ホワイトバランス] (0 138) 微調整値(0 141) 色温度設定(0 145) [ピクチャーコントロール] (0 158) [色空間](0 173) オート 解除 5000K スタンダード sRGB (0 171) [アクティブ D- ライティング] しない [長秒時ノイズ低減] (0 271) しない [高感度ノイズ低減] (0 271) 標準 [ISO 感度設定](0 100) [ISO 感度](0 100) [感度自動制御] (0 102) [ライブビューモード](0 48、58) [多重露出](0 192) 200 しない 三脚撮影 設定解除※ 2 [動画の設定] (0 62) [画像サイズ](0 62) 640 × 424(3:2) [録音設定](0 62) [動画記録先の選択](0 62) マイク感度 オート (A) CF スロット [インターバルタイマー撮影](0 197) 設定解除※ 3 ※ 1[撮影メニューのリセット]で初期設定に戻るのは、撮影メニューの[撮影メ ニュー切り換え](0 265) で選択されている撮影メニュー(「A」∼「D」のい ずれ
❚❚ カスタムメニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、カスタムメニューの[カスタムメニュー のリセット]を行います(0 274)。※ カスタムメニュー項目 初期設定 a1 [AF-C モード時の優先](0 275) a2 [AF-S モード時の優先](0 276) a3 [ダイナミック AF エリア](0 277) a4 [AF ロックオン](0 279) a5 [半押し AF レンズ駆動](0 279) a6 [フォーカスポイント照明](0 279) a7 [フォーカスポイント循環選択](0 280) a8 [AF 点数切り換え](0 280) a9 [内蔵 AF 補助光の照射設定](0 281) a10 [MB-D10 の AF-ON ボタン機能](0 282) b1 [ISO 感度設定ステップ幅](0 283) b2 [露出設定ステップ幅](0 283) b3 [露出・調光補正ステップ幅](0 283) b4 [露出補正簡易設定](0 284) b5 [中央部重点測光範囲](0 285) [基準露出レベルの調節] (0 285) レリーズ b6 [マルチパターン測光] [中央部重点測光]
カスタムメニュー項目 d4 [インフォ画面のガイド表示](0 289) d5 [低速連続撮影速度](0 289) d6 [連続撮影コマ数](0 290) d7 [連番モード](0 290) d8 [インフォ画面の表示設定](0 292) d9 [イルミネーター点灯](0 292) d10 [露出ディレーモード](0 293) d11 [MB-D10 電池設定](0 293) d12 [電池の使用順序](0 295) e1 [フラッシュ撮影同調速度](0 296) e2 [フ ラ ッ シ ュ 時 シ ャ ッ タ ー ス ピ ー ド 制 限] (0 298) e3 [内蔵フラッシュ発光](0 299) e4 [モデリング発光](0 306) e5 [オートブラケティングのセット](0 306) e6 [BKT 変化要素 (M モード )](0 307) e7 [BKT の順序](0 308) f1 [D スイッチの機能](0 309) [中央ボタンの機能](0 309) f2 [撮影モード] [再生モード] f3 [マルチセレクターの半押し起動](0 310) f4 [上下左右機能入れ換え](0 310
カスタムメニュー項目 初期設定 [AE/AF ロックボタンの機能](0 314) f7 [AE/AF ロックボタン押し時の動作] AE-L/AF-L [コマンドダイヤル併用時の動作] 設定しない [コマンドダイヤルの設定](0 315) [回転方向の変更](0 315) f8 [メインとサブの入れ換え](0 316) [絞り値の設定方法] (0 316) [再生 / メニュー画面で使用](0 317) f9 [ボタンのホールド設定](0 318) f10 [カードなし時レリーズ](0 318) しない しない サブコマンドダイヤル しない しない レリーズ許可 f11 [インジケーター表示の+ / −方向](0 319) ※ 初期設定に戻るのは、カスタムメニューの[カスタムメニュー切り換え](0 274) で選択されているカスタムメニュー(「A」∼「D」のいずれか)の内容だけです。 ❚❚ セットアップメニューの初期設定 セットアップメニュー項目 [液晶モニターの明るさ] (0 321) 初期設定 0 [イメージセンサークリーニング](0 386) [電源スイッチに連動](0
露出モード e(プログラムオート) のプログラム線図 次 のグ ラ フは、露 出モ ー ドが e の と き(0 110)の 露 出制 御 プロ グ ラム (ISO 200 の場合)を表しています。 ISO 200、開放絞り F1.4・最小絞り F16 のレンズ (例:AF50mm f/1.4D)の場合 12 14 F1 16 15 F1.4 1 /3 17 17 18 19 F5.6 F8 20 F2.8 F1.
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関に お問い合わせになる前に、次の項目をご確認ください。 表示関連 ● ファインダー内がはっきり見えない 視度調節ダイヤルで調節してください。調節後も見え方が不充分な場合 は、別売の接眼補助レンズをお使いください(0 36、380)。 ● ファインダー内が暗い バッテリー残量は充分ですか? バッテリーが入っていない場合や、 入っていても残量が無い場合は、ファインダー内が暗く表示される場合 があります(0 22、37)。 ● ファインダー内や表示パネル、液晶モニターの表示が、すぐに消えてしまう カスタムメニュー c2[半押しタイマー]や c4[液晶モニターのパワーオ フ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます(0 286、287)。 ● 表示パネルに異常な表示が点灯したまま、カメラが作動しない 下記の「デジタルカメラの特性について」をご覧ください。 ● 表示パネルやファインダー内の表示が薄い、表示が遅い 低温や高温のときは液晶表示の濃度が変わったり、応答速度が遅くなる ことがあります。 ● ファインダー内に線や模様が見える 液
撮影関連 ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる メモリーカード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検 索のため時間がかかる場合があります。 ● シャッターがきれない • 残量のあるメモリーカードが入っていますか?(0 31、38) • SD カードがロックされていませんか?(0 35) • G タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レンズの絞りリ ングを最小絞り(もっとも大きい数値)に設定しないとシャッターがきれ ません。表示パネルに B と表示されている場合、カスタムメニュー f8 [コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞りリング]に設 定すると、レンズの絞りリングで絞り値を設定できます(0 316)。 • 露出モード h でシャッタースピードを A に設定し、そのまま露出 モードを f に変更した場合は、シャッタースピードを再設定してから撮 影してください(0 412)。 ● シャッターがきれるのが遅い カスタムメニュー d10[露出ディレーモード]を[しない]にしてください (0 293)。 ● ピントが合わない • マニュアル
● 設定できるシャッタースピードの範囲が狭い フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。フラッシュ 撮影時の同調シャッタースピードは、カスタムメニュー e1[フラッシュ [1/320 秒 撮影同調速度]で、1/320 ∼ 1/60 秒の範囲で設定できます。 ]または[1/250 秒(オート FP)]に設定して、別売のスピー (オート FP) ドライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-R200 を使用すると、全シャッ タースピードに同調可能なオート FP ハイスピードシンクロが可能です (0 296)。 ● シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない フォーカスモードセレクトダイヤルが C に設定されている場合、 AE/AF ロックボタンを押してフォーカスをロックしてください(0 85)。 ● フォーカスポイントを選択できない • フォーカスポイントロックレバー(マルチセレクター)が L(ロック) の位置になっていませんか?(0 82) • AF エリアモードがオートエリア AF モードのときは、選択できません (0 80) 。 • 画像の再生時またはメニューの操作時に
● 画像がざらつく • ISO 感度が高くなっていませんか? ISO 800 以上の高感度で撮影する場 合、撮影メニュー[高感度ノイズ低減]を[強め]、 [標準] 、 [弱め]の いずれかに設定すれば、ざらつきを軽減できます(0 271)。 • シャッタースピードが 8 秒より低速な場合は、ノイズが発生しやすくな ります。撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]にして撮影する と、ざらつきを軽減できます(0 271)。 ● AF 補助光ランプが光らない • 次の場合、AF 補助光を照射しません。 - フォーカスモードセレクトダイヤルが C に設定されている場合(0 78) - シングルポイント AF またはダイナミック AF 時に中央以外のフォーカ スポイントが選択された場合(0 80、82) • カスタムメニュー a9[内蔵 AF 補助光の照射設定]が[しない]になっ ていませんか?(0 281) • AF 補助光ランプを連続して使うと、保護機能が働いて一時的に照射が 制限されます。少し時間をおくと再び照射するようになります。また、 短時間に何回も使うと、AF 補助光ランプが熱くなることがあるのでご 注
●[ピクチャーコントロール]の効果が安定しない [ピクチャーコントロール] 、 [カスタムピクチャーコントロール]の調整 画面で、[輪郭強調]、 [コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]のいずれか が[A](オート)に設定されています。ピクチャーコントロールの効果 を一定にするには、これらの項目を[A](オート)以外に設定してくだ さい(0 163)。 ● ピクチャーコントロールで[コントラスト]や[明るさ]を調整できない [アクティブ D- ライティング]が[しない]以外の場合、ピクチャーコン トロールの[コントラスト]と[明るさ]は調整できません。 [アクティ ブ D- ライティング]を[しない]にしてから調整してください。 ● 測光モードが変更できない AE ロック中、ライブビュー撮影中、または動画撮影中は、測光モードを 変更できません(0 55、61、121)。 ● 露出補正ができない 露出モードが h の場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表示 が 変 化 す る だ け で、シ ャ ッ タ ー ス ピ ー ド と 絞 り 値 は 変 化 し ま せ ん (0 122)。 ● 画像の一部が
再生関連 ● 画像の一部がチカチカと点滅する 画像情報の設定がハイライト表示になっています(0 215、256)。 ● 画像と重なって文字が表示される 画像情報の設定が撮影情報表示になっています(0 215、256)。 ● グラフが表示される ● 画像情報の設定が RGB ヒストグラム表示になっています(0 215、256)。 RAW 画像が表示されない [画質モード]を[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL] 、 [RAW + BASIC] にして撮影した画像は、JPEG 画像しか再生されません(0 72)。 ● 他のカメラで撮影した画像が表示されない この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあ ります。 ● 全ての画像が表示されない 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてく ださい(0 255) 。 ● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか? (0 261) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になってい ませんか?(0 325) • 撮影直後の画
● RAW 画像をプリントできない • 画像編集メニューの[RAW 現像]などで RAW画像から JPEG 画像を作成し てからプリントしてください(0 351)。 • RAW 画像はパソコンに転送してから、付属ソフトウェアや別売の Capture NX 2 などのソフトウェアを使ってプリントしてください (0 382) 。 ● 画像がテレビに映らない セットアップメニュー[ビデオ出力]が正しく設定されていますか? (0 322) ● 画像が HDMI 機器で再生できない 市販の HDMI ケーブルが正しく接続されているか確認してください (0 252)。 Capture NX で RAW 画像が表示されない このカメラの機能は、Capture NX では使用できません。Capture NX 2 をお使いください(0 382)。 ● Capture NX 2 でイメージダストオフ機能が動作しない ● 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、ローパスフィルター 表面のゴミの位置が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使 用できません。 • イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影し
その他 ● 撮影日時が正しく表示されない カメラの内蔵時計は合っていますか? カメラの内蔵時計は腕時計など の一般的な時計ほど精度は高くないので、定期的に日時設定を行うこと をおすすめします(0 28、323) 。 ● 表示されているメニュー項目が選択できない • 一部のメニュー項目は、カメラの設定状況によって選択できない場合が あります。 • セットアップメニュー[電池チェック]は電源に別売の AC アダプター EH-5a または EH-5 を使用している場合は選択できません(0 328)。 n 409
警告メッセージ 表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッセー ジの意味は次の通りです。 こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 B B (点滅) (点滅) H d 原因 レンズの絞りリング が最小絞りになって いません。 対処方法 レンズの絞りリング を最小絞り(最も大 きい値)にしてくだ 27 さい。 バッテリー残量は残 バッテリー交換の準 りわずかです。 備をしてください。 • バッテリーが消耗し • バッテリーを交換し ています。 0 37 24 てください。 • バッテリーを充電し 22 てください。 • バッテリーとの情報 • このバッテリーは使 通信ができません。 438 用できません。 ニコンサービス機関 にご相談ください。 • 別売のマルチパワー • 極端に消耗したバッ H d (点滅) (点滅) バッテリーパック テリーを使用してい MB-D10 装着時に、極 る場合は、充電して 端に消耗している Li- ください。 22 ion リ チ ャ ー ジ ャ ブ • カメラと通信できな xxi
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 B — (点滅) 原因 対処方法 内蔵時計の日時が設 日時を設定してくだ 定されていません。 さい。 0 28 開放絞りからの絞り 段数が表示されてい ます。非 CPU レンズ が装着されているか、 F F またはレンズが装着 されていない状態で、 レンズの開放絞り値 レンズの開放絞り値 を設定すると、レン ズの絞り値が表示さ 204 れます。 が設定されていませ ん。 — ● (点滅) オートフォーカスで マニュアル(手動) ピント合わせができ でピント合わせを ません。 行ってください。 • ISO 感度を低くして 87 100 ください。 • 露出モードが e のと 381 きは市販の ND フィ ルター(光量調節用) を使用してください (f 、g のときに下記 の操作を行っても警 q q 被写体が明るすぎて 告表示が消えない場 カメラの制御範囲を 合も同様に対応して 超えています。 ください)。 • 露出モードがfのとき 112 はシャッタースピー ドをより高速側に
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 対処方法 0 • ISO 感度を高くして 100 ください。 • 露出モードが e のと 177 きはフラッシュを使 用してください (f 、g のときに下 記の操作を行っても 被写体が暗すぎて、 r r カメラの制御範囲を 超えています。 警告表示が消えない 場合も同様に対応し てください)。 • 露出モードがfのとき 112 はシャッタースピー ドをより低速側に セットしてください。 • 露出モードが g のと 113 きは絞りを開いて (より小さい数値に して)ください。 露出モードが f のと A A (点滅) (点滅) きにシャッター スピードが A に セットされています。 i-TTL 対応していない (点滅) n 412 c スピードライト(別 (点滅) 売)を TTL モードに セットしています。 A 以外のシャッ タースピードにセッ トするか、露出モー ドを h にセットして 112、 115 ください。 TTL モード以外のモー ドにセットしてくだ さい。 376
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 対処方法 0 撮影に必要な光量が 不足している可能性 — c (点滅) フラッシュがフル発 があります。撮影距 光しました。 離、絞り値、調光範 178 囲、ISO 感度などを ご確認ください。 • カードに記録されて 229 いる画像を削除し て、カードに画像 • 画像を記録する空き n、 x/y (点滅) j (点滅) 容量がありません。 • カメラが扱えるファ イル数をオーバーし ています。 ファイルが保存可能 な状態にしてくださ い。必要な画像はパ ソコンなどに転送し てバックアップして ください。 • 新しいメモリーカー 31 ドに交換してくださ い。 もう一度シャッター ボタンを押してくだ さい。警告表示が解 O (点滅) O 撮影中に何らかの異 除されない場合や、 (点滅) 常を検出しました。 頻繁に警告が表示さ 438 れる場合は、ニコン サービス機関にご相 談ください。 A x/yアイコンについて 点滅しているメモリーカードでエラーが発生しています。 n 413
こんなとき 液晶モニター メモリー カードが入って いません。 表示 原因 S メモリーカードが 入っていないか、正 メモリーカードを正し しくセットされてい くセットしてください。 ません。 414 31 426 • メモリーカードがこ われている可能性が あります。ニコン サービス機関までご 連絡願います。 438 • メモリーカードに記録 されている画像を削除 して、メモリーカード に画像ファイルが保存 可能な状態にしてくだ さい。必要な画像はパ ソコンなどに転送して バックアップしてくだ さい。 229 • 新しいメモリーカード に交換してください。 31 • Eye-Fi カードのファー ムウェアが最新版に なっているか確認して ください。 336 • 新しいメモリーカード に交換するか、必要な トロールできません。 画像をパソコンなどに (点滅) 転送してバックアップ した後、カメラで Eye-Fi カードをフォー マットしてからご使用 ください。 31 、 n 0 • メモリーカードへの • このカメラ用のメモ アクセス異常です。 リーカードであるか どう
こんなとき 液晶モニター 表示 原因 、 メモリーカー 禁止になって [A]、 y います。 (点滅) ドが書き込み 対処方法 SD カードの書き込み 禁止スイッチがロッ クされています。 SD カードのロックを 解除してください。 • メモリーカードを初 このメモリー カードは 期化してください。 T、 メモリーカードが正 • 正しく初期化された /y しく初期化されてい メモリーカードに交 x マット)されて 初期化 (フォー いません。 0 パネル (点滅) ません。 35 34、 321 31 換してください。 フォーマットし てください。 接続中のスピー ドライトはバー バージョンアップに失 ジョンアップに 失敗しているた め使用できませ — 敗したスピードライト がカメラに装着されて います。 ん。サービス機 関にお問い合わ 接続中のスピードライト はバージョンアップに失 敗しているため使用でき 438 ません。ニコンサービス 機関にご相談ください。 せください。 • 撮影画像がありま せん。 • 画像が記録されてい 31 るメモリー
こんなとき 液晶モニター 表示 原因 対処方法 0 パネル • アプリケーションソ フトで編集された画 このファイル は表示できま — せん。 像や DCF 規格外の アプリケーションソフ 画像ファイルのため トで編集された画像を 再生できません。 上書き保存しないでく — • 画像ファイルに異常 ださい。 があるため再生でき ません。 このファイル は選択できま — せん。 編集できない画像で す。 このカメラで撮影また は編集した画像しか画 像編集できません。 • このカメラで撮影した この動画は編 集できません。 — 編集できない動画で す。 340、 341 67 動画しか編集できませ ん。 • 2 秒未満の動画は編集 68 できません。 用紙切れなどエラーの 原因を取り除いた後、 [継続]を選んで J ボ プリンターの 状態を確認し — てください。※ プリンターに異常が タンを押すと、プリン あります。 トが再開されます(エ 239 ラー内容によっては、 [継続]を選べない場 合があります)。 指定したサイズの用紙 用紙を確認し てくだ
こんなとき 液晶モニター 表示 原因 対処方法 0 パネル 詰まった用紙を取り除 紙詰まりです。※ — 用紙が詰まりまし た。 いた後、 [継続]を選 んで J ボタンを押し 239 て、プリントを再開し てください。 指定したサイズの用紙 用紙が ありません。※ — 用紙がセットされて いません。 をセットした後、 [継 続]を選んで J ボタ 239 ンを押して、プリント を再開してください。 インクを確認した後、 インクを 確認してくだ — さい。※ インクに異常があり [継続]を選んで J ボ ます。 タンを押して、プリン 239 トを再開してください。 インクを交換した後、 インクがあり ません。※ — インクがなくなりま [継続]を選んで J ボ した。 タンを押して、プリン 239 トを再開してください。 ※プリンターの使用説明書もあわせてご覧ください。 n 417
主な仕様 ニコンデジタルカメラ D300S 型式 型式 レンズマウント 実撮影画角 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント (AF カップリング、AF 接点付) レンズの焦点距離の約 1.5 倍に相当、ニコン DX フォーマット 有効画素数 有効画素数 12.3 メガピクセル 撮像素子 方式 総画素数 23.6 × 15.8 mm サイズ CMOS センサー 13.
ファインダー ファインダー 視野率 倍率 アイポイント 視度調節範囲 ファインダー スクリーン ミラー プレビュー レンズ絞り アイレベル式ペンタプリズム使用一眼レフレックス式 ファインダー 上下左右とも約 100%(対実画面) 約 0.94 倍(50mm f/1.4 レンズ使用、∞、–1.0 m–1 のとき) 19.5 mm(–1.
レリーズ機能 連続撮影速度 セルフタイマー 露出制御 測光方式 測光モード EN-EL3e 使用時※ CL:約 1 ∼ 7 コマ / 秒 CH:約 7 コマ / 秒 EN-EL4a を装着したマルチパワーバッテリーパック MB-D10 使用※ CL:約 1 ∼ 7 コマ / 秒 CH:約 8 コマ / 秒 ※ CIPA ガイドライン準拠 作動時間 2、5、10、20 秒に設定可能 1005 分割 RGB センサーによる TTL 開放測光方式 • マルチパターン測光:3D-RGB マルチパターン測光 II (G または D タイプレンズ使用時)、RGB マルチパター ン測光 II (その他の CPU レンズ使用時)、RGB マルチパ ターン測光(非 CPU レンズのレンズ情報手動設定時) • 中央部重点測光:φ8 mm 相当を測光(中央部重点 、φ6 mm、φ10 mm、φ13 mm、画面 度約 75%) 全体の平均のいずれかに変更可能 (非 CPU レンズ使用時はφ8 mm に固定) • スポット測光:約φ3 mm 相当(全画面の約 2%)を 測光、フォーカスポイントに連動して測光位置可動 (非 CP
露出制御 AE ロック ISO 感度 (推奨露光指数) AE/AF ロックボタンによる輝度値ロック方式 ISO 200 ∼ 3200(1/3、1/2、1 段ステップ)、ISO 200 に 対し約 0.3、0.5、0.7、1 段(ISO 100 相当)の減感、 ISO 3200 に対し約 0.3、0.5、0.7、1 段(ISO 6400 相当)の 増感、感度自動制御が可能 アクティブ D- ライティング オート、より強め、強め、標準、弱め、しないから選択可能 オートフォーカス 方式 検出範囲 レンズサーボ TTL 位相差検出方式:フォーカスポイント 51 点(うち、ク ロスタイプセンサー 15 点) 、マルチ CAM 3500DX オート フォーカスセンサーモジュールで検出、AF 微調節可能、 AF 補助光(約 0.
フラッシュ 1005 分割 RGB センサーによる以下の TTL 調光制御: 内蔵フラッシュ、SB-900、SB-800、SB-600 または SB-400 との組み合わせで i-TTL-BL 調光、スタンダード i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光(AA) :SB-900、SB-800 と CPU レ 調光方式 ンズとの組み合わせ時 外部自動調光(A) :SB-900、SB-800、SB-28、SB-27、SB-22S などとの組み合わせ時 距離優先マニュアル発光(GN) :SB-900、SB-800 との組 フラッシュモード 調光補正 レディーライト アクセサリーシュー ニコンクリエイティブ ライティングシステム み合わせ時 先幕シンクロ、スローシンクロ、後幕シンクロ、赤目軽 減、赤目軽減スローシンクロ 範囲:–3 ∼ +1 段、補正ステップ:1/3、1/2、1 ステップ 内 蔵 フ ラ ッ シ ュ、SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、 SB-80DX、SB-28DX、SB-50DX など使用時に充電完了で 点灯、フル発光による露出警告時は点滅 ホットシュー (ISO
動画機能 • 1280 × 720/24fps 記録画素数 • 640 × 424/24fps • 320 × 216/24fps ファイル形式 圧縮方式 録音設定 AVI Motion-JPEG マイク感度設定可能 液晶モニター 液晶モニター 3 型低温ポリシリコン TFT 液晶、約 92 万ドット(VGA)、 視野角 170°、視野率 100%、明るさ調整可能 再生機能 1 コマ再生、サムネイル(4、9、72 分割)、拡大再生、動 再生機能 画再生、スライドショー、ヒストグラム表示、ハイライ ト表示、撮影画像の縦位置自動回転、画像コメント入力 可能(英数字 36 文字まで) インターフェース USB ビデオ出力 HDMI 出力 外部マイク入力 Hi-Speed USB NTSC、PAL から選択可能、ビデオ出力と液晶モニターの 同時再生可能 HDMI ミニ端子(Type C)装備、HDMI 出力と液晶モニ ターの同時再生不可 ステレオミニジャック(φ3.
電源 マルチパワーバッテリーパック MB-D10(別売):Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL4a/EN-EL4( 別売)※ま バッテリーパック たは EN-EL3e 1 個使用。単 3 形電池 ( アルカリ電池、ニッ ケル水素充電池、リチウム電池、ニッケルマンガン電池) 8 本使用 AC アダプター 三脚ネジ穴 三脚ネジ穴 ※別売のバッテリー室カバー BL-3 が必要です。 AC アダプター EH-5a、EH-5(別売) 1/4 (ISO 1222) 大きさ・質量 大きさ(W × H × D) 約 147 × 114 × 74 mm 約 840 g(バッテリー本体、メモリーカード、ボディー 質量 キャップ、液晶モニターカバーを除く) 動作環境 温度 湿度 0 ∼ 40 ℃ 85%以下(結露しないこと) • 仕様中のデータは特に記載のある場合を除き、全て常温(20 ℃)フル充電 バッテリー使用時のものです。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。使用 説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 クイックチャージャー MH-18a 電源 AC
Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e 形式 リチウムイオン充電池 定格容量 7.4 V、1500 mAh 寸法(W × H × D) 約 39.5 × 56 × 21 mm 質量 約 80 g(端子カバーを除く) • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。使用 説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system (DCF)Version 2.0:各社のデジタル • DPOF(Digital Print Order Format):デジタルカメラで撮影した画像をプ カメラで記録された画像ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 リントショップや家庭用プリンターで自動プリントするための記録フォー マットです。 • (Exif = Exchangeable image file format for digital still Exif Version 2.
使用できる CF カードと SD カード 次の CF カード(Type I)と SD カードが使用できます。 ❚❚ CF カード 次の容量の CF カードが使用できます。 SanDisk 製 LEXAR MEDIA 社製 Extreme IV Extreme III Ultra II Standard Professional UDMA Professional Platinum II SDCFX4 SDCFX3 SDCFH SDCFB 300 × 233 × 133 × 80 × 60 × 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 1 GB、2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 1 GB、2 GB、4 GB、8 GB 1 GB、2 GB、4 GB 2 GB、4 GB、8 GB 2 GB、4 GB、8 GB 1 GB、2 GB、4 GB 1 GB、2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 4 GB ❚❚ SD カード 次の容量の SD カードであれば、内部データ転送速度にかかわらず使 用できます。 SanDisk 製 東芝製 Panasonic 製 LEXAR MEDIA 社製 512
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 撮影された画像のファイルサイズは、画質モード(0 70)、画像サイズ(0 75) によって決まります。そのため、メモリーカードに記録できる画像のコマ数 は、画質モード、画像サイズの組み合わせによって変化します。SanDisk 社の Extreme IV(SDCFX4)の 4 GB の CF カードを使用した場合、撮影できるコマ 数は次のようになります。 画質モード 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数※ 1 コマ数※ 2 RAW (ロスレス圧縮 RAW/ 12 ビット記録) RAW (ロスレス圧縮 RAW/ 14 ビット記録)※3 RAW (圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (圧縮 RAW/ 14 ビット記録)※3 RAW (非圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW (非圧縮 RAW/ 14 ビット記録)※3 TIFF(RGB) FINE※4 NORMAL※4 — 約 12.1 MB 197 コマ 18 コマ — 約 14.9 MB 151 コマ 30 コマ — 約 10.
画質モード BASIC※4 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 サイズ ファイルサイズ コマ数※ 1 約 1.5 MB L 2100 コマ 約 0.9 MB M 3600 コマ 約 0.
撮影可能コマ数(電池寿命)について カメラ単体または別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D10 装 着時の撮影可能コマ数(電池寿命)は、次の通りです。 •[CIPA 基準準拠※ 1] 約 950 コマ(カメラ本体で Li-ion リチャージャブルバッテリーEN-EL3e 使用時) 約 950 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL3e 1 個使用時) 約 2000 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL4a 1 個使用時) 約 1900 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL3e 2 個使用時) 約 2950 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL3e 1 個および EN-EL4a 1 個使用時) 約 1200 コマ(MB-D10 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) •[当社試験条件※ 2] 約 3000 コマ(カメラ本体で EN-EL3e 使用時) 約 3000 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL3e 1 個使用時) 約 5900 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL4a 1 個使用時) 約 6000 コマ(MB-D10 を装着して EN-EL3e 2 個使用時)
次の場合はバッテリーの消耗が早くなります。 • ライブビュー撮影などで液晶モニターを使用した場合 • シャッターボタンの半押しを続けた場合 • オートフォーカスのレンズ駆動を繰り返し行った場合 • 画質モードを RAW、TIFF(RGB)に設定して撮影した場合 • 低速シャッタースピードで撮影した場合 • ワイヤレストランスミッター WT-4 を使用した場合 • GPS ユニット GP-1 を使用した場合 • VR レンズ使用時に VR(手ブレ補正)機能を ON にした場合 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e の性能を最大限に発揮 させるため、次のことに注意してください。 • バッテリーの端子を汚さないでください。端子が汚れていると、充分な性能 が発揮できません。 • 充電が完了したバッテリーは、なるべく早いうちにお使いください。使用し ないまま放置していると、自己放電によって、バッテリー残量が減ってしま います。 n 430
索 引 マーク・英数字 K(シングルポイント AF モード) ....................................................... 80, 81 I(ダイナミック AF モード) .............................................. 80, 81, 277 H(オートエリア AF モード)........ 80, 81 S(1 コマ撮影)...................................... 90 CL(低速連続撮影)................ 90, 92, 289 CH(高速連続撮影)........................ 90, 92 J(静音撮影)........................................ 90 E(セルフタイマー撮影).............. 90, 95 MUP(ミラーアップ撮影)............. 90, 97 e(プログラムオート)....................... 110 f(シャッター優先オート).......
DPOF プリント(PictBridge)........... 244 DPOF(Digital Print Order Format) ................................................... 248, 425 D タイプレンズ .................................... 364 D- ライティング .................................. 342 Exif Version 2.21 .........................................425 Eye-Fi 送信機能.................................... 336 FINE.......................................................................70 FP 発光 .......................................... 296, 297 FV ロック ........................
イメージダストオフ............................ 325 開放 F 値.................................. 88, 204, 365 イメージダストオフデータ取得 ........ 325 開放絞り ................................ 88, 204, 365 イメージダストオフ機能 開放絞り値の設定................................ 204 (Capture NX 2).......................325, 408 イルミネーター.............................. 39, 292 画角 ....................................................... 371 拡大表示 ............................................... 226 イルミネーター点灯............................ 292 画質モード ...........
言語(Language).............................. 323 視度調節機能 ................................. 36, 380 現在地の設定(地域と日時)........ 29, 323 視度調節ダイヤル ..................................36 高感度ノイズ低減 ............................... 271 絞り値................................................... 316 高感度(Hi)......................................... 101 格子線の表示 ....................................... 288 絞り優先オート ................................... 113 シャッタースピード............................ 108 高速連続撮影 ...........................
セピア(モノトーン).......................... 346 電源コード ............................................. 23 セルフタイマー.................................... 287 電子音設定 ........................................... 288 セルフタイマー撮影.............................. 95 電池チェック........................................ 328 全押し(シャッターボタン)................ 44 全画像削除 ........................................... 230 電池の使用順序.................................... 295 動画 .............................................58, 64, 66 選択画像削除 ...........
範囲指定(PictBridge)...................... 243 フォーカスリング ........................... 26, 87 半押し AE ロック.................................. 286 フォーカスロック(AF ロック)............84 半押し AF レンズ駆動 .......................... 279 フォーマット(カードの初期化) ..................................................... 34, 321 半押しタイマー ............................. 39, 286 半押し(シャッターボタン).......... 43, 44 非 CPU レンズ............................... 204, 366 副スロットの機能 ..................................76 フチ設定(PictBridge)..............
枚数指定(PictBridge)....................... 242 レンズ情報手動設定 ............................ 204 マイメニュー ....................................... 358 レンズ着脱指標...................................... 26 マイメニューのトップ項目先へジャンプ ........................................................... 312 レンズマウント...................................... 88 マイメニュー登録(マイメニュー)... 358 マゼンタ .......................................142, 347 レンズ(使用できるレンズ).............. 364 連続撮影 ........................................... 90, 92 連続撮影コマ数..............
アフターサービスについて ❚❚ この製品の操作方法や修理についてのお問い合わせは この製品の操作方法や修理について、さらにご質問がございましたらニコンカ スタマーサポートセンターまでお問い合わせください。 • ニコンカスタマーサポートセンターにつきましては、使用説明書裏面をご参 照ください。 ●お願い • お問い合わせいただく場合には、次ページの「お問い合わせ承り書」の内容 をご確認の上お問い合わせください。 • より正確、迅速にお答えするために、ご面倒でも次ページの「お問い合わせ承 り書」の所定の項目にご記入いただき、FAX または郵送でお送りください。 「お 問い合わせ承り書」は、コピーしていただくと、繰り返しお使いいただけます。 ❚❚ 修理を依頼される場合は この製品の修理を依頼される場合は、ご購入店、またはニコンサービス機関に ご依頼ください。 • ニコンサービス機関につきましては、「ニコン サービス機関のご案内」をご 覧ください。 • ご転居、ご贈答品などでご購入店に修理を依頼することができない場合は最 寄りの販売店、またはニコンサービス機関にご相談ください。 • カメラを修理に出される場合
ニコンカスタマーサポートセンター 行 FAX:03-5977-7499 【お問い合わせ承り書】 太枠内のみご記入ください お問い合わせ日: 年 月 日 お買い上げ日: 年 月 日 製品名: シリアル番号: フリガナ お名前: 連絡先ご住所:□自宅 □会社 〒 TEL: FAX: ご使用のパソコンの機種名: メモリー容量: ハードディスクの空き容量: OS のバージョン: ご使用の当社ソフトウェアの名称およびバージョン名: ご使用のアプリケーションソフト名: 問題が発生した時の症状、表示されたメッセージ、症状の発生頻度: (おわかりになる範囲で結構ですので、できるだけ詳しくお書きください) ※ このページはコピーしてお使いください。 ※ 整理番号:
Q0810_UM_Jp_Cover.