使用説明書

63
色温度について
光の色には、赤味を帯びたものや青味を帯びたものがあり、人間の主観で光の色を表すと、
る人によって微妙に異なってしまいます。そこで、光の色を絶対温度(K:ケルビン)という
客観的な数字で表したのが色温度です。下図のように色温度が低くなるほど赤味を帯びた光色
になり、色温度が高くなるほど青味を帯びた光色になります。
内容(つづき)
晴れの日の日陰での撮影に適しています。色温度は約8000K(自
然光)に固定されます。
モード(つづき)
(晴天日陰モード
曇りの日の撮影に適しています。色温度は約6000K(自然光)
固定されます。
(曇天モード)
撮影者が被写体を基準にホワイトバランスを合わせることができま
す。3 つまで設定が可能です(操作方法 P.65)
(プリセットモード)
ほとんどの場合は (オートモード)で撮影できますが、 では対応できない場合
や、特定の照明光に固定したい場合は、適応するホワイトバランスを表から選択
してセットします。また、次ページ以降の「ホワイトバランスの微調整」(プリセッ
トモード時を除く)や、撮影者自身がホワイトバランスをセットする「プリセッ
トホワイトバランス」も使用可能です。
(オートモード)の時、シャッターボタンの半押し操作をせずに直接撮影した場
合には、1 コマ目のホワイトバランスが正確に合わない場合があります。
このカメラは、ホワイトバランスの設定に TTL 方式を採用しています。オート
モード時、プリセットモード時にカメラと被写体とが異なる照明下にある場合で
も、被写体に対する正確なホワイトバランスが設定できます。