Owner manual

セットアップ
この章では、本装置の特徴や本装置を使用する上で知っておいていただきたい各部の名称や
その設置方法、取り扱い方法について説明します
サーバスイッチユニットの特徴
n 複数台のサーバを本装置に接続することで、今まで各サーバ毎に接続していた複数台の
コンソール(ディスプレイ、キーボード、マウス) 1 組のコンソールで操作すること
ができます。これにより設置スペースの大幅な節約が実現できます。
n 本装置 1 台で最大 8 台のサーバが選択できます。
n 本装置を最大 9 台使用してカスケード接続すると、最大 64 台のサーバが選択可能とな
ります。
n 19 インチ EIA 規格ラックに高さ 1U のスペースで収納できます。
n ラック取付け時には、コンソールパネル部とリアパネル(本体)が分離しているため
ラック内でのサーバへの接続作業がよりスムーズに行えます。
n 本装置は全ポート(キーボード、マウス、各 Server ポート)毎に独立した制御用マイ
コンMPUが内蔵されています。従って、各サーバのキーボードとマウスの状態(キー
コードモード、NumCapsScroll 状態とマウス出力モード)は各ポートの MPU がそ
れぞれ監視しますので、常に安定した切替が実現できます。
n 電源電圧監視回路を内蔵していますので、AC ケーブルが外れたり内部電源ヒューズが
故障したときに異常をお知らせします。Server Online ランプが点滅します)
n Express サーバ専用の PS/2 タイプのキーボードとマウスをサポートします。
n Express サーバ専用の英語/日本語キーボード(101109)をサポートします。
n ディスプレイは、VGASVGA/マルチシンクの解像度 1600x1200リフレッシュレー
75Hz までをサポートします。
n サーバの選択は Server Selection スイッチ、キーボードホットキーモード)で簡単に
できます。
n ホットキーモードでは OSDOn Screen Display表示により、画面を見ながら切替が
できます。
n オートスキャンはスイッチとホットキーで行えます。
n オートスキャンでは起動しているサーバを自動的に切替えますので、各サーバの状態が
一定周期で監視できます。 また切替周期はキーボードにより 6 段階に調整できます。
n ホットキーは 3 種類のキー入力<Ctrl>+<Alt>+<Shift><Scroll Lock x2>または、<Ctrl>
x2)から選択して設定できます。
ホットキー同様のキーがアプリケーション等で重複して使用されている場合から回避
できますので、より有効的にホットキーが活用できます
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