User manual

ループレコーダーでミキサーのマスターシグナル、特定のデッキ、またはオーディオインプットから音声を瞬
時に取り込んでループを作成します。 ループの録音が終わると共にループ再生を開始します。 ループレコ
ーダーで再生している音声をメイン音声にミックスすることも可能です。 更に録音したループをハードディ
スクに保存したり、そのまま TRAKTOR KONTROL S4 の Remix Deck に移動させて使用することも可能
です。
ループレコーダーの各コントロール部の詳細はセクション↑6.6, ループレコーダーを参照してください。
6.1.5 フロント、リアパネル
TRAKTOR KONTROL S4 のフロントリアパネルにはコントローラーの物理インプット、アウトプット
関連したコントロール部、接続部を含んでいますこれらに関してはセクション↑6.8, リアパネル↑6.9,
フロントパネルで解説しています。
6.2 コントロール部の種類
TRAKTOR KONTROL S4 には各種コントロール部があり、ここではそれらを簡単に紹介します。
6.2.1 各ボタン
S4 の HotCue ボタンです。
ボタン TRAKTOR KONTROL S4 の随所に設置されています。 ボタンの性質は以下 3 種です。
いくつかのボタンは押すことで機能し(“トリガー/trigger”アクション )、例えばホットキューボタンはホ
ットキューボタンを押すことで指定位置から再生を開始します。
いくつかのボタンはもう一度押すことでボタンの性質が変わり(“トグル/toggleアクション)例えば
PLAY ボタンは一度押すことでトラックを再生し、もう一度押すことでトラックが停止します。
いくつかのボタンはボタンを押し続けることで機能します(「ゲート/gate」 または 「ホールド/hold
アクション)。 特に SHIFT ボタンはその性質だけを持つボタンです(以下参照)。
TRAKTOR KONTROL S4 の全ボタンは LED を備えており、使用状況を提示します基本的に LED はボ
タンの現在の状態を示しますが、各ボタンによってその意味は異なります。詳細は各ボタンを解説する各セク
ションで確認してください。
ハードウェアリファレンス
エリアとコンセプト
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 98