User manual
他の DJ ミキサーと同様に、ミキサーの使用目的は各チャンネルの音量調整をすることと、チャンネルの周波
数帯域調整を行うこと、必要であればメイン出力前に FX ユニット (参照)に音声を送り、その後最終的にメイ
ンセクション(Main section、2) に音声が送信され、その音声が観客に届きます。 もちろんミキサーにはク
ロスフェーダー (crossfader、 3) を搭載しているので、各チャンネルのスムーズなミックスに役立てるこ
とができます。
TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントローラーのミキサーには、一般的な DJ ミキサーには搭載し
ていない機能が盛り込まれています。 例えばブラウズエンコーダー (BROWSE encoder、4) を使用すれ
ば、プレイリスト内を素早く閲覧できますし、各インジケーターとスイッチを備えたマスターディスプレイ
(Master Display 5) で各情報とオプションを確認することができます。更に、後述するループレコーダー
(Loop Recorder、6) も搭載しています。
ミキサーセクションの全コントロール部の詳細に関してはセクション↑6.4, ミキサーを参照してください。
TRAKTOR KONTROL S4 は物理インプットとアウトプットを使うミキサー関連のコントロール部はそれぞ
れ S4 のフロントパネル、リアパネルに備えてあります (以下のセクション↑6.1.5, フロント、リアパネル 参
照)。
6.1.3 FX ユニット (FX Units)
再生している音声に エフェクトを追加することでミックスに新たな可能性を加えます。 TRAKTOR では高
品質の各種 FX を装備しています。 これらの FX は FX Units と呼ばれる部分にロードすることが可能で
す。
TRAKTOR KONTROL S4 の FX Unit 1 です。
TRAKTOR の FX Unit 1 です。
ハードウェアリファレンス
エリアとコンセプト
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 96