User manual
1. Loop Recorder のループを再生中に REC ボタンを押して重ね撮りし、再度 REC を押すことでオーバ
ーダブを終了します。
これで新しく音声が元のループ上に追加されました。
2. 内容が気に入らない場合は、UNDO を押してやり直すことも可能です。
3. UNDO をもう一度押すと、アンドゥー前の内容に戻ります。
4. Loop Recorder の内容を全て削除するには、ループレコーダーを停止している間に UNDO を押して
ください。
4.7.4 録音したループの更なる活用
Loop Recorder の強みは、録音したループを Remix Deck に移動することができる点です。 これを行うに
は S4 の Copy モードを使用します。
1. BROWSE ボタンを押して Copy モードにします。
この動作で Loop Recorder の PLAY ボタンが点滅し始め、ループをコピーする準備ができたことを示
します。
2. BROWSE ボタンを押しながら、ループレコーダーの PLAY または REC ボタンを押すことでソースと
して選択します。
3. BROWSE ボタンを押し続けたまま、Remix Deck の点滅しているサンプルプレイボタンのどれかを押
し、コピー先として選択します。
→
これでサンプルスロットにループが保存され、ループレコーダーに新規ループを録音すること
が可能となります。 更にこれで Remix Deck にある各機能をコピーしたループに適用する
ことが可能となります。 ループは自動的にコレクションに追加されます。
4.8 同期 (Synchronization)
では次に、TRAKTOR の本格的な同期機能について解説します。 ここでの内容に慣れてしまえば、これらの
強力なツールを使ってリッチで複雑なミックスを作ることができるようになるでしょう。
4.8.1 イントロダクション
ここまでのチュートリアルでも、TRAKTOR の同期機能を既に何回か使用しました(以下がここまでの使用例
です)。
▪ 現在流れているトラックにミックスするトラックを同期させる (↑4.2, 曲のミックス参照)。
▪ ループをビートから外れること無くキューポイントに移動させる (↑4.4, ループ機能 とキュー機能参
照)。
チュートリアル
Loop Recorder の使用
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 63