User manual

上記したように、Sample Play Type を Loop と One-shot モードのどちらかに切り替えることがで
きます (↑4.5.2, サンプルのトリガー参照)。
これでデッキ B に異なるトラックをロードしても、元のトラックのループが Remix Deck D に保存された状
態となり、いつでも再トリガーすることが可能となります。 ループを取り出し様々なタイミングでミック
スに使用することができるので便利です。
Sample Play ボタンを押したときにループを再生していなくても、ソースデッキから音声を取り出し
ますが、現在のプレイバックポジションから抽出することとなります。 ループは自動的に現在設定し
ているループサイズにカットされます (TRAKTOR で表示値を確認してください)。
デッキ B からいくつかのサンプルを取り出し、上述した各操作に慣れてください (トリガリン
グ、ミュート等)。
4.5.4 サンプルの削除
サンプルセルの内容を削除したい場合は SHIFT を押しながら任意の Sample Play ボタンを押してサンプル
を停止して、もう一度同じ動作を繰り返してサンプルセルを削除してくださいサンプルプレイボタンがオ
フの状態となります。
4.5.5 サンプルの更なるコントロール
Remix Deck にサンプルをロードすると、サンプルを更にコントロールすることが可能となります。 まず
は S4 の右デッキから TRAKTOR の Remix Deck D に注目しましょう。
DECK D ボタンを押して右デッキからデッキ D にフォーカスします。
ボタンが点灯します。 これで、右デッキのそのほか全ての要素は TRAKTOR のデッキ D を
操作するために機能するようになります。
ここでは機能の全ての詳細解説をせず (全機能詳細は ↑6.3, デッキTRAKTOR 2 マニュアルを参照して
ください)、各機能についての紹介のみに留めておきます。
ジョグホイールでサンプルスロットの全てを含む Remix Deck のテンポベンド(外輪部) とスクラッチ
(プレート部) が可能です。
各 Sample Play ボタンの下にある Hotcue ボタンは Play 及び Capture ボタンとして機能します。 シ
ョートカットとして、サンプルが既に再生されている場合はホットキューボタンで瞬時にサンプルを再生
することができます。
チュートリアル
ミックス内でサンプルを使用する
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 53