User manual
設定内容が異なる各ホットキューボタンです。
既に解説したように、点灯していないホットキューボタンを押すと、ループが起動していない場合は、ボタン
を押した時点での再生位置にキューポイントを設置し(ホットキューボタンが青く点灯します)、ループが起動
している場合はループを保存します(ホットキューボタンが緑に点灯します)。
ソフトウェア上のデッキの波形では、対応する位置にホットキューボタンが示す色と同じ色の線が表示されま
す。 更にその線に表示される番号はホットキューボタンの番号と同じなので、正しく区別することができま
す。
キューポイントをホットキュー 2 に、ループをホットキュー 3 に保存した状態の波形ディスプレ
イです。
間違えた場合、またはあるホットキューをもう必要としない場合は、素早く削除することも可能です。
►
ホットキューを削除するには、SHIFT ボタンを押したまま削除対象のホットキューボタンを
押します。
→
これでボタンの点灯が消えるはずです。
ホットキューの効果的な使用方法
ホットキューはブックマークとしての意味合いを持つだけのものではなく、曲の再構成に用いたり、ビートジ
ャグリングに応用することも可能です。
例としてここではホットキュースロットに保存したループをミックスの中に導入する方法を紹介します。 こ
こで紹介する内容を、今までの復習として操作内容を確認しながら行ってください。
ここまでのチュートリアルの内容に忠実あれば、デッキ B に 「Techno 2」がロードされたままとなってい
るはずです。 ここではデッキ A のトラックがスピーカーから流れており(クロスフェーダーが左いっぱいの
状態)、デッキ B でミックスするトラックを準備しているとします。
チュートリアル
ループ機能 とキュー機能
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 46