User manual
▪ シグナルがクリップしてしまい、音声を上げるほど音が歪むようになることは避けてください。 音量が
大きな部分(ビートの場合がほとんどです) がカットされ、ダイナミックレンジが低減し、音声に歪みが生
じます。 これによりスピーカーにダメージが生じ、当然観客も迷惑することでしょう。 (ほぼ間違いなく
クラブのオーナーやテクニシャンがあなたに文句を言いに来ることでしょう)
以上を理由に音量を最適な状態で保っておくことが重要です。
4.3.2 練習
音量調整の為に、S4 にはいくつかの レベルメーターとコントロール部を装備しています。 各レベルメータ
ーにはシグナルレベルを示す青い LED とクリッピングを示すオレンジの LED を備えています。
チャンネルメーターです。
上記したルールはこれらのメーターで以下のように反映されます。
►
レベル調整の調節の上達には練習が不可欠です。音量が常に青色 LED の上を示すようにし、
オレンジエリアには極力到達しないように心がけるようにしてください。
レベルをクリッピングさせミックスサウンドをダーティーな音声にすることは推奨しません。そういった音
声を得るには、代わりに TRAKTOR KONTROL S4 の FX を使用してください。
各チャンネルのレベルチェック
ミキサーの各チャンネルにはフェーダーの横に垂直方向に表示するチャンネルメーターを搭載しています。
このメーターではそのチャンネルのプレフェーダーレベル(チャンネルフェーダーで調節する前の 音声レベ
ル)を表示します。 このレベルを調節するには、チャンネルの上部にある GAIN エンコーダーを使用します。
GAIN エンコーダーは各チャンネルの上部にあります。
チュートリアル
レベルの調整
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 40