User manual
リレティブ (Relative) モード
TEMPO フェーダーをリレティブモードに切り替えることも可能です。 このモードでハードウェアの
TEMPO フェーダーでの操作内容は S4 の TEMPO フェーダーの位置とは関係なくソフトウェアのデッキ上
のテンポフェーダーに対応します。 このモードで TEMPO はデッキ同期時、デッキの切り替え時に対応する
ようになります。 リレティブモードを有効にするには、
Preferences > Traktor Kontrol S4 > Tempo
Faders
と進みます。 詳細は↑7.3, S4 コントロールオプションを参照してください。
6.3.8 ループセクション (Loop Section)
ループセクションです。
LOOP セクションにはトラック/Remix Set でループを設定、加工する為の必要なコントロール部各部が揃っ
ています。 LOOP セクションには中央に 2 つのボタン、傍らに 2 つのプッシュエンコーダーがあります。
左から右に、ループ MOVE エンコーダー、LOOP IN ボタン、LOOP OUT ボタン、ループ SIZE エンコーダ
ーのコントロール各部があります。
LOOP IN と LOOP OUT ボタンです。
LOOP IN と LOOP OUT ボタンです。
LOOP IN と LOOP OUT ボタンで再生 Track Deck/ Remix Deck のフローティングループ (浮動ループ、
Floating Loop) を手動設定します。
LOOP IN ボタンでフローティングキューポイント(Floating Cue Point)を現在の再生位置に配置します。
フローティングキューポイントは LOOP OUT ボタンを押すことでループインポイントに変化します。
LOOP IN ボタンは再生を止めることなくフローティングポイントを設定する為に最適なツールです。
LOOP OUT ボタンで 現在の再生位置にループアウトポイントを設定することで 、先ほど設定したフローテ
ィングキューポイントと、このループアウトポイントを使用したフローティングループを作成します。
複数のループの為に同じループインポイントを使用可能で、新規ループアウトポイントを設置するこ
とで新規フローティングループが作成されます。
ハードウェアリファレンス
デッキ
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 111