User manual

この調整幅は
Preferences > Transport > Tempo
で変更可能です。 ソフトウェアデッキのテンポ
フェーダーと S4 の TEMPO フェーダーはここでの設定値に対応します。
RESET ボタン
RESET ボタンは TEMPO フェーダーの上にあり、このボタンを使用することでトラックのテンポがオリジ
ナルの値にリセットされます。 このボタンを押すとオレンジに点灯し、テンポはオリジナルの値でキープ
されます。 ですので、テンポフェーダーを動かしても、トラックのテンポが変化することがなくなります。
TEMPO フェーダーを全く使用しない場合は、不意に S4 のフェーダーを動かしてもテンポが変わら
ないように RESET ボタンを押すことでテンポを固定しておくことができます。
テンポフェーダーを再度起動する方法
RESET ボタンをもう一度押してください。
FLUX ボタン
S4 の FLUX ボタンはそれぞれ TEMPO フェーダーの上にあり、押すことで TRAKTOR の Flux Mode が起
動します。 Flux モードでトラックのフレーズ感を損なうことなくキューポイント間やループを移動するこ
とができるようになります。
アブソルートモード (Absolute Mode)
デフォルトで TEMPO フェーダーはアブソルートモードとなっています。 このモードでは S4 上で
TEMPO フェーダーを動かすと、フェーダー情報が 1:1 でソフトウェアのテンポデッキに伝達され、ソフト
ウェアのテンポデッキをコントロールすることとなります。
更にソフトウェアのデッキのテンポは以下の方法でソフトウェアデッキテンポを変更しない限り、 S4
TEMPO フェーダー位置に対応します。
そのデッキで SYNC を起動し、ソフトウェアデッキ上で他のテンポに同期した場合。 テンポマスターで
はないデッキで SYNC を起動すると、デッキのテンポをフェーダーで手動コントロールすることはでき
なくなります (フェーダー機能はソフト、ハードの両方で無効の状態となります)。
S4 のデッキフォーカスを他のソフトウェアデッキフォーカスに切り替えた時、そのデッキのフェーダー
の位置が異なる場合。
ソフトウェア上でマウスでテンポフェーダーを移動した場合。
ハードウェアリファレンス
デッキ
Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 110