オペレーション マニュアル
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目次 目次 1 TRAKTOR KONTROL S4 の世界へようこそ! ................................................................. 13 1.1 TRAKTOR KONTROL S4 とは? ........................................................................................ 13 1.2 TRAKTOR KONTROL S4 資料 .......................................................................................... 13 1.3 1.2.1 各資料紹介 ................................................................................................................ 13 1.2.2 本マニュアルについて ........
目次 4.3 4.4 4.5 4.6 4.2.2 ミックスするトラックのロードと再生 .............................................................. 31 4.2.3 ヘッドフォンを使用してミックスを正確に行う (ビートマッチング)。 .... 32 4.2.4 トラック同士の同期 ............................................................................................... 32 4.2.5 スタートポイントとしてキューポイントをセットする ................................. 33 4.2.6 備考-トラックが終わってしまった場合 .......................................................... 34 4.2.7 チャンネル EQ とフィルターを使用してトラックをミックスする。 ....... 35 4.2.8 全てを手で行う ...
目次 4.7 4.8 5 4.6.4 FX ユニットのコントロール ................................................................................ 57 4.6.5 シングルモード (Single Mode) .......................................................................... 58 4.6.6 スナップショットの保存 ....................................................................................... 58 Loop Recorder の使用 ......................................................................................................... 59 4.7.1 音源の選択 .............................
目次 5.2 5.3 6 トランスポートセクションの使用 ....................................................................................... 79 5.2.1 PLAY ボタン ............................................................................................................ 80 5.2.2 CUE ボタン .............................................................................................................. 80 5.2.3 SYNC (MASTER) ボタン .................................................................................... 80 5.2.
目次 6.3 6.2.5 各フェーダー ............................................................................................................ 101 6.2.6 各ディスプレイ、各メーター、各インジケーター ......................................... 101 6.2.7 各スイッチ ................................................................................................................ 101 6.2.8 各ソケット ................................................................................................................ 102 デッキ ................................
目次 6.4.5 6.5 6.6 6.7 6.8 BROWSE エンコーダー ........................................................................................ 135 FX ユニット .............................................................................................................................. 135 6.5.1 シングルモードとグループモード ...................................................................... 136 6.5.2 FX ユニットリファレンス .................................................................................... 136 ループレコーダー ................
目次 6.10.2 MIDI モード .............................................................................................................. 149 7 TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ ......................................................................151 7.1 環境設定ウインドウ ................................................................................................................ 151 7.2 S4 コントロール部の設定と環境設定 ................................................................................ 152 7.3 S4 コントロールオプション ..........
目次 9.1 TRAKTOR が起動しない ....................................................................................................... 179 9.2 ハードウェアに関する問題 .................................................................................................... 179 9.2.1 ベーシック ................................................................................................................ 179 9.2.2 USB とドライバの問題 ......................................................................................... 179 9.2.
目次 12.3 ミキサークイックリファレンス ............................................................................................ 208 12.3.1 メインセクションクイックリファレンス .......................................................... 208 12.3.2 チャンネル/クロスフェーダークイックリファレンス ................................... 208 12.3.3 マスターディスプレイクイックリファレンス .................................................. 209 12.4 FX ユニットクイックリファレンス ..................................................................................... 210 12.5 ループレコーダークイックリファレンス .....
TRAKTOR KONTROL S4 の世界へようこそ! TRAKTOR KONTROL S4 とは? 1 TRAKTOR KONTROL S4 の世界へようこそ! TRAKTOR KONTROL S4 を選んでいただき光栄です! 1.
TRAKTOR KONTROL S4 の世界へようこそ! TRAKTOR KONTROL S4 資料 TRAKTOR KONTROL S4 マニュアル セットアップガイド (Setup Guide)を読み、手順に従った後は、TRAKTOR KONTROL S4 システムが起動 する状態となるはずです。 では、TRAKTOR KONTROL S4 マニュアルを読み進めましょう。 TRAKTOR KONTROL S4 マニュアルでは始めに実践的な TRAKTOR KONTROL S4 の取り扱い方法について解説し ます。 その後 TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントローラーの詳細について、各付属情報(一般的 な問題の対処方法、仕様等について)も含めて解説します。 その次のセクションでマニュアル内容の概要を紹 介します。 TRAKTOR PRO Getting Started ガイド Getting Started ガイドでは TRAKTOR ソフトウェアの実践的な取り扱い方法について解説します。 ここ では TRAKTOR の TRAKTOR KONTROL S4 コントローラーに関する内
TRAKTOR KONTROL S4 の世界へようこそ! TRAKTOR KONTROL S4 資料 ▪ ↑6, ハードウェアリファレンス 章では TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントローラー上の全 ハードウェアコントロール部について解説します。 コントロール部全てを網羅しているので、ここで各 部の必要な情報を得ることができます。 ▪ ↑7, TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ 章では TRAKTOR KONTROL S4 を必要に応じてカ スタマイズする方法について述べていきます。 ▪ ↑8, S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル 章では TRAKTOR KONTROL S4 ハード ウェアコントローラー内蔵のオーディオインターフェイスについて解説します。 ▪ ↑9, トラブルシューティングとヘルプ 章では一般的な問題とその対処方法、ヘルプインフォへのアクセ ス方法を紹介します。 ▪ 最後に 3 つの付録では有効な追加情報を記載しています。 ◦ 付録 A では TRAKTOR KONTROL S4 を各演奏環境下に対応させる為の設定例を紹介しています。
TRAKTOR KONTROL S4 の世界へようこそ! 動作環境 ► インストラクションの始めには、それぞれ再生ボタンのような矢印マークが添えてあります。 → 操作の結果を示す場合、小さな矢印が添えられます。 ソフトウェア、ハードウェアの呼称 資料内で、TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントローラーは“TRAKTOR KONTROL S4” または “S4” と記載します。 同様に、TRAKTOR ソフトウェアは “TRAKTOR PRO” 、または ”TRAKTOR” と記載する場合があります。 ですから、「TRAKTOR KONTROL S4 は S4 から TRAKTOR をコントロール可能にする専用 DJ システム です」 といった文章が頻出することとなります。 1.3 動作環境 製品を使用するためにコンピュータが必要な動作環境と互換性 に関しては Native Instruments ウェブサイ トの TRAKTOR 仕様セクションを参照してください。 http://www.native-instruments.
TRAKTOR KONTROL S4 概要 2 TRAKTOR KONTROL S4 概要 この章では TRAKTOR KONTROL S4 のメインエリアを TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントロ ーラーと TRAKTOR ソフトウェア両方で紹介します。 まずはこの数ページを読んでいただいて、TRAKTOR KONTROL S4 の放つ強力な印象に触れ、慣れ 親しんでください。 TRAKTOR での音楽のインポート方法を熟知している方は、この章を読んだ後、 ↑3, 曲のインポート はスキップして ↑4, チュートリアル 章にそのまま進んでください。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 17
TRAKTOR KONTROL S4 概要 ハードウェアコントローラーとソフトウェア ▪ (1) Decks: TRAKTOR KONTROL S4 には 4 台のバーチャルデッキがあります。 各デッキではトラッ ク、サンプル、ライブインプット音声を扱うことが可能です。 各デッキは強力な追加機能とコンピュー タによる柔軟性を兼ね備えたターンテーブルや CD デッキとして考えることができます。 S4 ハードウ ェアコントローラーの 2 台のデッキで TRAKTOR の 4 台のソフトウェアデッキ (各 A、B、C、D) をコ ントロールすることが可能で、S4 上の左デッキではソフトウェアのデッキ A と C をコントロールしま す。 S4 の右デッキでソフトウェアのデッキ B と D をコントロールします。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 18
TRAKTOR KONTROL S4 概要 ▪ (2) FX Units: FX ユニット: デッキからのシグナルはハードウェア/ソフトウェアインターフェイスの 上部にある 2 基の FX ユニットで加工することも可能です。 ソフトウェアで 2 種類の FX ユニットを 起動し、各デッキ音声を個別に加工することも可能\です。 FX ユニットから TRAKTOR 内の高品質 FX の全コレクションにアクセス可能で、S4 の左 FX ユニットでソフトウェア内の左 FX ユニットをコント ロール可能となります。 S4 の右エフェクトユニットからは、ソフトウェアの右エフェクトユニットを操 作することが可能です。 ▪ (3) Mixer: TRAKTOR KONTROL S4 コントローラーと TRAKTOR ウインドウの中央部分に位置し、 ミキサーでは上記の 4 台分のデッキ音声を 4 つのチャンネルで受信します。 各デッキごとにチャンネ ルが装備してあります。 他の DJ ミキサーと同様に、ミキサーの使用目的は各チャンネルの音量調整を することと、チャンネルの周波数帯域調整を行うこと、必要であればメイン出力前に
曲のインポート トラックコレクション (Track Collection) とは? 3 曲のインポート 殆どの場合、音楽コレクションは既にご自身のコンピュータ内に保管してあることでしょう。 トラックのミ ックスをすぐに始めたい方は、この章を参考にしてください。 ここでは TRAKTOR の強力なトラックコレク ション (Track Collection ) に曲をインポートする方法を解説します。 TRAKTOR KONTROL S4 の操作方法をすぐにでも習得したい方は、この章を飛ばして ↑4, チュートリア ル 章に進み、デモトラックを使用して TRAKTOR KONTROL S4 を操作する方法を体得してください。 こ ちらの章は後で読んでいただければ問題ありません。 3.
曲のインポート iTunes によるトラック管理 トラックコレクション用メニューで Import Music Folders エントリを選択する デフォルトでは使用しているシステム内の My Music フォルダにある全ての音楽ファイルをインポートし ます。 TRAKTOR は新規トラックをインポートする際にオーディオファイルの特徴(BPM, etc.)を分析します。 こ の機能の実行完了には時間がかかる場合があります。 シンク、またはオートループ機能等を使用して DJ プ レイを行う前には、分析作業を事前に行っておいてください。 もし他のフォルダ、または外部ハードディスクに音楽ファイルがある場合は、TRAKTOR 音楽フォルダにそ れらのフォルダも以下のように追加します。 1. Preferences > File Management と進みます。 2. Music Folders セクションの下部にある Add… をクリックします。 3. 追加するフォルダを選択します。 4.
曲のインポート iTunes によるトラック管理 3.3.
曲のインポート iTunes によるトラック管理 ▪ デバイス中心部の MAIN ノブの下の BROWSE エンコーダー ▪ ミキサーの各チャンネルにある各 CUE ボタン 操作方法は以下です。 1. 2. 3. 4. 5. BROWSE ボタンを押し、ブラウズモードにします。 コンピュータ画面の TRAKTOR ウインドウにブ ラウザが展開します。 ループ MOVE エンコーダーを回し、iTunes アイコンが選択されるまでブラウザツリーをスクロール し、エンコーダーを押して展開します。 同様に iTunes ライブラリとプレイリストをブラウズします。ループ MOVE エンコーダを iTunes ノ ード内で回して、エンコーダをクリックすることで選択したノードを展開、縮小します。 ブラウザツリーでで希望するプレイリストを選択したら、ジョグホイールを回してリスト内のトラック を選択します(または BROWSE エンコーダーを回します)。 左右どちらかのデッキに選択したトラックをロードするには、ミキサーのどちらかのチャンネル(A また は B)で点滅している CUE ボタンを押します。 6.
曲のインポート iTunes によるトラック管理 3.3.2 iTunes から曲を複数選択してインポートする iTunes ライブラリから複数のトラックを TRAKTOR ユーザーインターフェイスを介してトラックコレクシ ョンにインポートすることも可能です。 1. ブラウザツリーで iTunes アイコンをクリックしてノードを開きます。 2. トラックコレクション (Track Collection) にインポートする曲を選択します。 3. ブラウザツリーの Track Collection アイコンに選択した複数のトラックをドラッグします。 4. または選択したトラック上で右クリック (Windows) 、 または [Ctrl]-クリック (Mac OS X) してメニ ューから 3.3.3 Import to Collection を選択することも可能です。 iTunes プレイリストのインポート TRAKTOR ユーザーインターフェイスを介し、iTunes プレイリストを直接 TRAKTOR プレイリストとして インポートすることも可能です。 1.
チュートリアル 最初のトラックを再生する 4 チュートリアル この 章では TRAKTOR KONTROL S4 を使用する際に頻出する使用方法について解説します。 チュートリアルは実際に作業を行いながら進めます。 単純な操作から紹介し、徐々に複雑な内容へと解説を 進めることで、TRAKTOR KONTROL S4 システムに慣れ親しんでいただきます。 この内容を把握した後 は、TRAKTOR KONTROL S4 を使用してミックスが行える様になっている事でしょう。 ここから紹介するチュートリアルでは TRAKTOR KONTROL S4 インストールの際にハードディスクにコ ピーされたデモトラックを使用します。 ですからトラックコレクションに曲をインポートしていない状態で も以下のチュートリアル内容を進めることが可能です。 コレクションに曲をインポートする方法に関しては 上記の↑3, 曲のインポート章を参照してください。 4.
チュートリアル 最初のトラックを再生する デッキ A は TRAKTOR ウインドウの左側にあるので、S4 でも左のデッキを使用します。 チェックするに は左デッキを確認します。「DECK A」と青く表示されているでしょうか? デッキディスプレイが DECK A インジケーターを表示しています。 トラック を選択してロードするには、S4 上で 3 つのコントロール部を使用します。 ▪ 2 つの SHIFT ボタン (各デッキの下にあります) のどちらか ▪ BROWSE エンコーダー (ミキサーの中央上部): ▪ 左デッキの LOAD ボタン (ジョグホイールの上): TRAKTOR ウインドウで以下を行います。 1.
チュートリアル 最初のトラックを再生する 2. トラックがハイライト表示されたら、左デッキの LOAD ボタンを押してトラックをデッキ A にロード します。 → トラックがロードされました。 TRAKTOR では、トラックの波形と情報がデッキ A に表示さ れます。 S4 の右デッキの LOAD ボタンで TRAKTOR PRO のデッキ B にトラックをロードすることも可能 です。 S4 を使用してトラックをロードするには、TRAKTOR のデッキにブラウザ、またはコンピュータの フォルダから直接トラックをドラッグアンドドロップすることも可能です。 4.1.
チュートリアル 最初のトラックを再生する 各デッキごとのチャンネル 各デッキで再生しているオーディオはミキサー上の各チャンネルで更にコントロール可能です。 デッキ A のトラックをロードしているので、サウンドはチャンネル A でコントロールします (青く光る“A” の表示) チャンネル A この時点でスピーカーまたは PA から音声が確認できるはずです。 そうでない場合は、以下のセクションを 確認してください。 4.1.
チュートリアル 最初のトラックを再生する ▪ S4 の下部で、クロスフェーダーを一番左にしてください。 ▪ 上にあるチャンネル A のチャンネルフェーダーをあげて下さい。 ▪ チャンネルメーター (チャンネルフェーダー横にある垂直方向に羅列してある LED 表示部分がそれで す。上図参照) が反応しているか確認してください。 反応していない場合は、チャンネルフェーダーを上 げている HI、 MID、LOW と FILTER ノブが中央に調節してあるか確認し、GAIN エンコーダーを押し てチャンネルインプットのゲインを 0 dB にします。 ▪ ミキサーの中央上部の MAIN LEVEL ノブが最低でも 12 時の方向よりも右に調節してあるか確認して ください。 MAIN LEVEL メーターが上下するのが確認できます。 ▪ 反応していない場合は、TRAKTOR PRO ウインドウの中央上部の MAIN ノブが適当な位置に調節して あるか確認してください S4 で MAIN LEVEL メーターが反応しているのに音声が確認できない場合は、S4 のメインアウトプットか ら PA またはスピーカーまでの接
チュートリアル 曲のミックス 4.2 曲のミックス ここまでで TRAKTOR KONTROL S4 を操作して素早くトラックをロードし、トラックの再生ができるよ うになったはずです。次に曲をミックスしてみましょう。 ここからは、デジタル DJ が知っておくべきミッ クスの基本的操作を解説します。トラックキュー、トラックの同期、ベストな位置からのトラックの再生、ク ロスフェーダーを使用したトラックのミックス方法について解説します。 必要条件 ここからの解説は、前述したチュートリアルの内容を把握しているものとします(↑4.1, 最初のトラックを再 生する 参照)。 TRAKTOR KONTROL S4 は以下の状態となっています。 ▪ トラック「House 1」はデッキ A にロードしてあります。 トラックは再生しており、音声も確認できる 状態です。 ▪ クロスフェーダーの位置は左いっぱいとなっています。 4.2.
チュートリアル 曲のミックス フロントパネルで CUE VOL ノブを回して最適な音量に調節します。 6. 7. これでプレビュープレイヤーで再生しているトラックを試聴することができます。 BROWSE エンコーダーを回すと、トラックの他のパートのキューを行うことができます。 プレビュープレイヤーからトラックを削除する場合は、PREVIEW ボタンをもう一度押します。 → では再度リストをブラウズしましょう。 キューする他のトラックを選択して気に入ったトラ ックがあればデッキにロードします。 4.2.2 ミックスするトラックのロードと再生 ここではミックスする次のトラックとして「Techno 2」 を選択して、前述したデッキ A での手順と同様に デッキ B にロードします。 Techno 2 を選択します。 1. BROWSE エンコーダーを回してプレイリストから 2.
チュートリアル 曲のミックス 4.2.3 ヘッドフォンを使用してミックスを正確に行う (ビートマッチン グ)。 ここからは次のトラック (ここではトラック B) のミックス をヘッドフォン内で準備できるように慣れる必 要があります。 チャンネル B の CUE ボタンです。 ► S4 で、 チャンネル B の CUE ボタンを押します。 → ボタンが光り、デッキ B が現在 CUE チャンネルに送信されていることを表示し、この音声を ヘッドフォンで確認することができます。 常時この CUE MIX ノブを使用してヘッドフォン内でキュートラック(デッキ B)とメインミックス(デッキ A)のバランスを調整することが可能です。キュートラックを重点的に試聴する場合はノブを反時計回りに回 し、メインミックスを聞く場合は、時計回りに回します。 ここまでで、観客にメインミックスを聞かせたままデッキ B の曲を試聴することができるようになります。 ヘッドフォンで聞いているミックスとは関係なく、メインミックスはクロスフェーダーとチャンネルフェーダ ーでコントロール可能です。 4.2.
チュートリアル 曲のミックス ► 右デッキの SYNC ボタンを押すとデッキ A のテンポに同期します。 → SYNC ボタンが点灯します。 これは 2 つのトラックが完全に同期したことを意味します。 フロントパネルの CUE MIX ノブをゆっくり回すことで、デッキ A に同期した状態のミックストラック (デ ッキ B) をミックス内で確認することができます。 トラックのテンポ調整中の音声は観客に聞かれることがないように注意してください。 4.2.
チュートリアル 曲のミックス ビートスナップ TRAKTOR のデフォルト設定によりホットキュー設置は自動的に行われるので、ホットキューを正確にビー トに設置する為の手間を考える必要はないでしょう。 これは Snap モードをオンにすることで使用できる機 能で、ミキサー中央にあるマスターディスプレイの SNAP インジケーターが点灯することで機能の起動状態 を確認することが可能です。 マスターディスプレイの SNAP ボタンとインジケーターです。 Snap モードをオンにすると、トラック内に設置したポイントはそこから一番近いビートに移動しするので、 これによりこのポイントに直接何度でも戻ることができるようになります。 トラック同士を揃える 両方のトラックを揃える作業は非常に簡単です。 1. デッキ B は再生させておいてください (PLAY ボタンが点灯した状態)。 2.
チュートリアル 曲のミックス ► 左デッキで、SHIFT + CUE を押してトラックの最初にスキップします。 ではチュートリアルに戻ります。 4.2.7 チャンネル EQ とフィルターを使用してトラックをミックスする。 では TRAKTOR KONTROL S4 の EQ とフィルターを使用してみましょう。 チャンネル B の EQ とフィルターです。 ► チャンネル B の EQ または FILTER ノブを回してキュートラック音声を確認してください。 EQ とフィルターは違和感無くトラックをミックスするのに最適なツールです。 最も一般的なテクニックは ミックスするトラックの低音部を下げておく方法です。 ここからが本格的なミックス作業となります。 まず CUE MIX ノブを右いっぱいに回してヘッドフ ォンでメインミックスを確認します (またはヘッドフォンをはずしてスピーカーからメインミックス を確認します)。 手順は以下です。 1. クロスフェーダーが右側にある状態で、チャンネル B の LOW ノブを下げ、デッキ B のトラックから ベース成分がほぼない状態にしておきます。 2.
チュートリアル 曲のミックス 4. クロスフェーダーを徐々に完全に右に持っていくことでトラックミックスが完了します。 → これが TRAKTOR KONTROL S4 を使ったあなたの最初のミックスです! 4.2.
チュートリアル 曲のミックス TEMPO フェーダーを使用してデッキのテンポを調節します。 ► 曲の雰囲気がマッチするまで BPM を調節する、または 他の曲と BPM が完全に同期するま で (TRAKTOR のデッキ B の上部で確認してください)、左デッキの TEMPO フェーダーを調 節します。 ジョグホイールによる手動キュー ジョグホイールを使用して曲をミックスする場所を探すことも可能です。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 37
チュートリアル 曲のミックス ジョグホイールを使用して手動でキュー出しすることも可能です。 1. 左デッキで、ジョグホイールを押して回すことでキュー出し作業を行います。 (デッキの下にある SHIFT ボタンを押しながらジョグホイールを回すことで、素早くトラック内を移動することも可能で す) 2.
チュートリアル レベルの調整 ► 左デッキで、ジョグホイールの外枠を任意の方向に動かし、一時的にテンポをずらすことで必 要のないトラックのずれを修正します。 → これでトラック同士が完全に同期します。 ここまでの操作内容は TRAKTOR の Sync 機能を使用している場合でも便利です。 TRAKTOR の 自動ビート検知機能が割り出した結果が、例えば超低音の影響で同期の”ノリ”が悪い場合があリ、そう いった場合は上記の方法で修正を行います。 手動でトラックのビートグリッドを修正できなかった場 合、ジョグホイールの外輪を使用して調節することでトラック同士の違和感を解消できます。 新規トラックのミックス ► 準備ができたら、デッキ B の曲からクロスフェーダーを使用してデッキ A の曲をミックスし てください。 → これが TRAKTOR KONTROL S4 を使ったあなたの最初のマニュアルミックスです! マニュアルビートマッチングには練習が必要です。時間をかけ、納得がいくミックスが出来る様になって下さ い。 練習あるのみです。 4.
チュートリアル レベルの調整 ▪ シグナルがクリップしてしまい、音声を上げるほど音が歪むようになることは避けてください。 音量が 大きな部分(ビートの場合がほとんどです) がカットされ、ダイナミックレンジが低減し、音声に歪みが生 じます。 これによりスピーカーにダメージが生じ、当然観客も迷惑することでしょう。 (ほぼ間違いなく クラブのオーナーやテクニシャンがあなたに文句を言いに来ることでしょう) 以上を理由に音量を最適な状態で保っておくことが重要です。 4.3.
チュートリアル レベルの調整 ► チャンネルの GAIN エンコーダーを調節し、音声がオレンジの域に達することによるクリッピ ングを裂けつつ、音声がなるべく青表示部の上の位置に到達するよう調整します。 チャンネルの EQ と フィルターセッティングもレベルに影響し、同じように設定した FX も音量に影響する ことを念頭において調節してください。 これらの内容を変更する際には、そのつど GAIN エンコーダーも調 節してください。 もちろんあなたのトラックの表現力に関して妥協する必要はありません。常に音量を最大にするのではなく、 トラック内で最大になる部分にあわせてゲインを調節しておくとよいでしょう。 チャンネル同士のレベルを合わせる 更に 2 つのチャンネル同士の必要以上の音量差を無くすために曲同士の平均的な音量をそろえる必要があり ます。 ► キューしたチャンネルをミックスする前に、GAIN ノブを調節してチャンネルメーターが現在 スピーカーから流れている曲のチャンネルメーターと大体同じになるよう調節します。 TRAKTOR は新規にトラックをロードするたびにトラックレベルを自動的に調節します。
チュートリアル ループ機能 とキュー機能 このセクションでは LED メーターが機器から出力される音量を表示します。 MAIN LEVEL ノブを下げて いる状態では、これらのメーターも下がった状態となります。 これらのメーターは TRAKTOR PRO での内容を反映するものではありませんが、TRAKTOR がクリ ップすると S4MK2 の LED が反応するように設計してあります。 TRAKTOR のマスターパネルにある MAIN ノブを調節して S4 の MAIN LEVEL メーターがクリッ プしない程度にレベルが青表示 LED の上部を示すように調節します。 デフォルトでは TRAKTOR のメインアウトプットに リミッターが設置されています。 このリミッターを有 効にすると、MAIN LEVEL メーターはクリッピングを表示しなくなり、 代わりにリミッターが有効となる と、LED が反応するようになります。 リミッターが音声の 歪みに対応した結果として、削減されたダイナミ ックレンジを取り返すことはできなくなります。 ですから、リミッターを使用しているとはいえ、音声のク リップが無いようにし
チュートリアル ループ機能 とキュー機能 4.4.
チュートリアル ループ機能 とキュー機能 ループサイズ設定値はループをセットする前後どちらでも設定することが可能です。 この設定を先に しておくと、次に設定するループがそのサイズにセットされます。 手動でループをセットする ループのスタートポイントとエンドポイントを手動で設定することも可能です。 設定はループセクションの LOOP IN と LOOP OUT ボタンを使用して行います。 LOOP IN と LOOP OUT ボタンです。 1. 2. LOOP IN ボタンを押し、Loop In Point をセットします。 LOOP OUT ボタンを押し、Loop Out Point をセットします。 LOOP OUT ボタンを押すと、同時にループが設定されループ再生を開始します。 上記のチュートリアルで Snap モードについては解説済みです (↑4.2.
チュートリアル ループ機能 とキュー機能 移動範囲も現在設定してあるループサイズ (ループ SIZE エンコーダーの上の数値) に伴います。 ループを起動していない状態でループ MOVE エンコーダーを回すと、同じループサイズで前後に移動 することができます。 詳細は↑6.3.
チュートリアル ループ機能 とキュー機能 設定内容が異なる各ホットキューボタンです。 既に解説したように、点灯していないホットキューボタンを押すと、ループが起動していない場合は、ボタン を押した時点での再生位置にキューポイントを設置し(ホットキューボタンが青く点灯します)、ループが起動 している場合はループを保存します(ホットキューボタンが緑に点灯します)。 ソフトウェア上のデッキの波形では、対応する位置にホットキューボタンが示す色と同じ色の線が表示されま す。 更にその線に表示される番号はホットキューボタンの番号と同じなので、正しく区別することができま す。 キューポイントをホットキュー 2 に、ループをホットキュー 3 に保存した状態の波形ディスプレ イです。 間違えた場合、またはあるホットキューをもう必要としない場合は、素早く削除することも可能です。 ► ホットキューを削除するには、SHIFT ボタンを押したまま削除対象のホットキューボタンを 押します。 → これでボタンの点灯が消えるはずです。 ホットキューの効果的な使用方法 ホットキューはブックマークとしての意味合いを持つだけのものでは
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する 1. 2. 3. 4. 5. 次のトラックの再生を開始し、任意のチャンネルの CUE ボタンを起動することでヘッドフォンで試聴 できる状態にします。 右デッキのループセクションの各コントロールを操作し、トラックのイントロ周辺で任意のループを設 定します。 いいループが見つかったら、点灯していないホットキューボタンを押して保存し、ループを再生したま まの状態にします。 ここまでを設定してから、例えば前述したようにループの低音成分をカットしておいて、ループのミッ クスを開始します(↑4.2.7, チャンネル EQ とフィルターを使用してトラックをミックスする。参照)。 トラックが完全にフェードアウトする直前に、用意しておいたループを解除すればミックスが完了しま す。 4.
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する 必要条件 こ こ か ら の 解 説 は 、 こ こ ま で の チ ュ ー ト リ ア ル の 内 容 を 把 握 し て い る も の と し ま す 。 TRAKTOR KONTROL S4 は以下の状態となっています。 ▪ トラック「Techno 2」はデッキ B にロードしてあります。 トラックは再生しており、音声も確認でき る状態です。 ここからはトラックを再生するデッキを“トラックデッキ” と呼び、Remix Deck と区別し ます。 TRAKTOR 2 では、2 つの上部のデッキ (A と B) がトラックデッキで、下の 2 つのデッキが (C と D) リミックスデッキとなります。 ▪ デッキ A は停止した状態です(そうでない場合は、左デッキの PLAY ボタンを押してください)。 ▪ クロスフェーダーの位置は右いっぱいとなっています。 4.5.
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する 5. BROWSE エンコーダーを回してプレイリストの「C3 Bells #1」を選択します。 6. 左のデッキで点滅しているサンプルプレイボタンの一つを押し (ここでは最初のボタンを選択します)、 このサンプルスロットにサンプルをロードします。 BROWSE ボタンをもう一度押し、ブラウズモードを終了します。 7. この操作はソフトウェアから行うことも可能です。リストからサンプルをサンプルスロットにあるサ ンプルセルにドラッグアンドドロップしてください。 これでサンプルがロードされ、再生可能な状態となりました。 ▪ TRAKTOR では Remix Deck C の最初のサンプルスロットの上部サンプルセルにサンプルがロードさ れた状態となっているはずです。 ▪ S4 では対応するサンプルプレイボタンが薄く点灯し、サンプルがロードされた状態で、音声が発音され ていない状態を示します。 4.5.2 サンプルのトリガー 薄く点灯したサンプルプレイボタンを押すことでサンプルをトリガーすることができます。 1.
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する サンプルの再生モードを One-shot モードに切り替えるには Remix Deck の Advanced Panel を開く必 要があります。 デッキ上部の境界線を何回かダブルクリックすることでデッキレイアウトを切り替えて Advanced Panel を表示します。 詳細パネル(Advanced Panel)を備えた状態の Remix Deck です。 右下で Play Type ボタンにカ ーソルを当てており、ここで再生モードを One-shot 、または Loop モードに切り替えます。 ► サンプルの用途に応じて Advanced Panel (see screenshot above) の右下の Play Type ボタンをクリックしてサンプルを One-shot モードに切り替えます。 One-shot モードではサンプル再生中に関係する Sample Play ボタンを押すことで Sample Slot が停止し ます。 サンプルの再生を停止した後もう一度 SHIFT + Sample Play ボタンを押すとサンプルのサンプルス ロッ
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する 1. 2. 3.
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する デッキ B のループを Deck D の最初のサンプルスロットの上部サンプルセルにエクスポートしま した。 これでループを Remix Deck D で再生することが可能となります。 更に Snap モードと SYNC を起動す ることでループを Track Deck B と完全に同期させることが可能となります。 Sample Play ボタンはループモードでは上記と同様の再生コントロールを装備しています (押すことでサン プルのミュート/ミュート解除、SHIFT と共に押すことで停止、もう一度押すとサンプルの頭出し、SHIFT と 共にもう一度押すことでアンロード)。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 52
チュートリアル ミックス内でサンプルを使用する 上記したように、Sample Play Type を Loop と One-shot モードのどちらかに切り替えることがで きます (↑4.5.2, サンプルのトリガー参照)。 これでデッキ B に異なるトラックをロードしても、元のトラックのループが Remix Deck D に保存された状 態となり、いつでも再トリガーすることが可能となります。 ループを取り出し、様々なタイミングでミック スに使用することができるので便利です。 Sample Play ボタンを押したときにループを再生していなくても、ソースデッキから音声を取り出し ますが、現在のプレイバックポジションから抽出することとなります。 ループは自動的に現在設定し ているループサイズにカットされます (TRAKTOR で表示値を確認してください)。 ► デッキ B からいくつかのサンプルを取り出し、上述した各操作に慣れてください (トリガリン グ、ミュート等)。 4.5.
チュートリアル FX の追加 ▪ 再生中のサンプルは、ホットキューボタンの点滅で確認できる様になっています。 ▪ SHIFT + Hotcue ボタンを押すことで Sample Slot の Sample Cells を移動することができますが、 TRAKTOR の環境設定(preferences)で Hotcue ボタンを Remix または Legacy モードに設定した かでその反応が異なります。 詳細は ↑7.3, S4 コントロールオプション を参照してください。 Remix Deck の詳細は TRAKTOR 2 マニュアルで確認してください。 4.
チュートリアル FX の追加 必要条件 こ こ か ら の 解 説 は 、 こ こ ま で の チ ュ ー ト リ ア ル の 内 容 を 把 握 し て い る も の と し ま す 。 TRAKTOR KONTROL S4 は以下の状態となっています。 ▪ トラック「Techno 2」はデッキ B にロードしてあります。 トラックは再生しており、音声も確認でき る状態です。 ▪ デッキ A は停止した状態です(そうでない場合は、左デッキの PLAY ボタンを押してください)。 ▪ クロスフェーダーの位置は右いっぱいとなっています。 4.6.
チュートリアル FX の追加 2. 3. FX ボタン 1-3 を押して 3 種のエフェクトから起動するエフェクトを選択します。 もちろんこれらの エフェクトを同時に使用することもできます。 起動した FX ボタンは点灯します。 更なるステップとして DRY/WET ノブを左いっぱいに回しておき、後にエフェクトを効果的に使う為 に準備しておくのもよいでしょう。 → FX Unit を用いた音声処理の為の準備はこれで万全です。 4.6.3 デッキを FX ユニットにアサインし、FX 処理を施す では FX ユニットをデッキにアサインしましょう。 アサインにはミキサーの各チャンネルの上、GAIN エン コーダーの下の FX アサインボタンを使用します。 各チャンネルの FX アサインボタンです。 ここでは FX Unit 1 をデッキ B にアサインします。 1. チャンネル B にある左 FX アサインボタン(“1”と表示してあります) を押してデッキ B を FX Unit 1 2.
チュートリアル FX の追加 他のチャンネルも同じ FX Unit にアサイン可能です。 例えばサンプルをロードしてあるデッキ C ま たは D に FX を適用する場合でも、任意のチャンネルで FX アサインボタン “1” を押せばアサイン完 了となります。 4.6.4 FX ユニットのコントロール FX ノブ 1-3 を回すことでこの FX ユニットの各エフェクトをコントロールすることが可能です。 FX ノブ 1-3 です ► FX ノブ 1-3 を任意に回し、得られる音声を確認してください。 各 FX は FX ボタン 1-3 を 押すことで個別に起動/起動停止することが可能です。 スロット内での FX の交換 各スロットに他の FX をロードすることも可能です。 では最初の FX スロットを Gater と交換してみまし ょう。 1. TRAKTOR の FX Unit 1 の最初のスロットで SHIFT を押したまま FX ボタン 1 を何回か押して Gater を選択します。 2.
チュートリアル FX の追加 ► FX ノブ 1 を様々な位置にし、音声にどのような効果が現れるか確認してください。 → ゲートエフェクトがテンポと同調していることが確認できるでしょうか? これは一時的にテ ンポを強調する為に効果的なエフェクトです。 右デッキの TEMPO フェーダーを下に動かしトラックを速く再生すると、ゲーターも反応します。 4.6.5 シングルモード (Single Mode) 各 FX Unit を Single モードに変換することも可能です。 各 1 個のパラメーターを備えたマルチ FX の代 わりに、Single モードでは複数のパラメーターを備えた単体の FX を使用することが可能となります。 ここでは S4 の右 FX Unit (FX2) のモードを変えます。 1. FX Mode ボタン (MODE) がオフになっているか確認してください。オンの場合はボタンを押して FX ユニットを Single モードにしてください。 2.
チュートリアル Loop Recorder の使用 → 次回 FX ボタン 1 を押して同じ FX をロードすると、保存した内容でロードします。 次に、TRAKTOR KONTROL S4 より採用された新機能、ループレコーダー(Loop Recorder) について解説 します。 4.
チュートリアル Loop Recorder の使用 ▪ トラック“Techno 2”はデッキ B にロードしてあります。 トラックをスピーカーから再生している状態 にします(トラックが終わっている場合は、右デッキの SHIFT + CUE を押してトラックを頭から再生し ておきます)。 ▪ デッキ A は停止した状態です(そうでない場合は、左デッキの PLAY ボタンを押してください)。 ▪ クロスフェーダーの位置は右いっぱいとなっています。 ▪ FX Unit 2 を Single モードにし、好みの FX をロードします。 ▪ FX Units がチャンネル B (チャンネル B の両方の FX Assign ボタンをオフにしておきます) にアサイ ンされていない状態にします。 4.7.
チュートリアル Loop Recorder の使用 4.7.2 ループの録音 ではループを録音しましょう。 ループサイズの調節 録音を始める前に、録音するループのサイズを決めておく必要があります。 ► S4 の SIZE ボタンを繰り返し押して、録音するループのサイズ(小節)を決めます。 ループの現在のサイズはソフトウェアのループレコーダーの上部で確認できます。 ここでは 4 小節のルー プを選択します。 選択したループサイズはソフトウェア上で表示されます。 録音の開始 録音手順は以下となります。 1. 2. 3.
チュートリアル Loop Recorder の使用 Loop Recorder の DRY/WET ノブです。 PLAY を押すことで、録音したループの再生、停止操作が可能です。 このとき、以下のことに気付くはずで す。 ▪ Loop Recorder は現在の使用テンポの参照元となるデッキ B に常に同期し、 このテンポをテンポマス ター(tempo master 、↑4.
チュートリアル Loop Recorder の使用 1. 2. 3. 4. Loop Recorder のループを再生中に REC ボタンを押して重ね撮りし、再度 REC を押すことでオーバ ーダブを終了します。 これで新しく音声が元のループ上に追加されました。 内容が気に入らない場合は、UNDO を押してやり直すことも可能です。 UNDO をもう一度押すと、アンドゥー前の内容に戻ります。 Loop Recorder の内容を全て削除するには、ループレコーダーを停止している間に UNDO を押して ください。 4.7.4 録音したループの更なる活用 Loop Recorder の強みは、録音したループを Remix Deck に移動することができる点です。 これを行うに は S4 の Copy モードを使用します。 1. BROWSE ボタンを押して Copy モードにします。 この動作で Loop Recorder の PLAY ボタンが点滅し始め、ループをコピーする準備ができたことを示 します。 2.
チュートリアル 同期 (Synchronization) ▪ トラックからサンプルを抽出しトラックと同期再生させる (↑4.5, ミックス内でサンプルを使用する参 照)。 ▪ Gater FX のトラックへの同期 (↑4.6, FX の追加参照)。 ▪ ループレコーダーで録音したループとトラックとの同期(↑4.
チュートリアル 同期 (Synchronization) トラックのビートグリッドはそのトラックデッキがテンポマスターになったときに使用するだけでなく、現在 のテンポマスターに同期する際にも使用します。 チュートリアル内で使用するトラックはあらかじめ分析されているのでテンポマスターとして安心して使用 できる情報(ビートグリッド)を備えています。 手持ちの曲に同期機能を効率よく適用するには、まずそれら のトラックを分析しておく必要があります。 デフォルトではトラックコレクションに曲をインポートする際 に自動的に分析が行われます。 詳細は↑3, 曲のインポート章を参照してください。. ビートグリッドと、分 析、トラックコレクションの詳細に関しては、別途の TRAKTOR 2 マニュアルを参照してください。 同期できるもの、できないもの 基本的に時間が関係する FX は常時自動的に現在のテンポマスターにシンクします。 逆に、トラックのビートマッチを手動で行う場合、またはビートマッチの必要が全くない場合は、トラックデ ッキで自動シンクを無効選択することが可能です(↑4.2, 曲のミックス参照)。 4.8.
チュートリアル 同期 (Synchronization) AUTO を起動すると、TRAKTOR は自動的に各トラックデッキを使用状況によってテンポマスターとして処 理します。 この機能によって使用中にテンポマスターの指定に関して全く気にする必要がなくなるというこ とです。 トラックデッキ上で全く再生を行っていない場合は、クロックがマスターとなり、これによってスピ ーカーから流れる FX の同期が保たれます。 確認する場合は以下の通りです。 1. 再生しているデッキを停止します。 S4 のマスターディスプレイで、MASTER ボタンとインジケーターが点灯し、 クロックが現在のテン ポマスターであることを示します。 2. 3.
チュートリアル 同期 (Synchronization) ► 手動で トラックデッキをテンポマスターに指定するには、そのデッキで SHIFT + SYNC を押 します。 テンポマスターとしてクロックを使用する 2 つ以上のデッキを使用する場合は、クロックをテンポマスターとして使用するとよいでしょう。 クロック は半永久的に同一テンポを供給し続けます。 ミックス内容がビートシンクしたトラックのみの内容の場合、 またはセット中同じ BPM を使用する場合は、このモードが最適です。 設定方法は以下です。 1. TRAKTOR のクロックパネルで AUTO ボタンを無効にします。 2. クロックパネルの MASTER ボタンを起動することでクロックをテンポマスターとします。または S4 のマスターディスプレイの MASTER ボタン (ミキサー中心部) を押してテンポマスターとして指定し ます。 ここまででクロックパネルの見た目はこうなるはずです。 S4 のマスターディスプレイはこうなります。 3.
チュートリアル 同期 (Synchronization) 4.8.3 その他の便利な同期用ツール 同期に関連する機能は他に 3 つあり、それらは Snap/Quantize 各モードと、キーロック機能です。 スナップとクオンタイズ (Snap/Quantize) モード Snap と Quantize モードについてはチュートリアル内で既に紹介しました ↑4.
チュートリアル 同期 (Synchronization) こ れ を 避 け る 為 に TRAKTOR KONTROL S4 に は テ ン ポ を 変 え て も 音 程 が 変 わ ら な い キ ー ロ ッ ク (Keylock) 機能を搭載しています。 1. デッキ A と B にテンポが大きく異なるトラックをロードしてください。 2. 両方のデッキを再生し、デッキ B をデッキ A に同期してください。 デッキ B のトラックの音程が明らかに変化するはずです。 3. ここで S4 の右デッキの SHIFT + PLAY を押します。 このデッキのキーロック機能が起動します。 → トラックの音程がオリジナルのピッチに戻ることで、トラッがオリジナルの雰囲気に近くなり ます。 デッキディスプレイで、KEYLOCK インジケーターが点灯し、そのデッキのキーロッ ク機能が起動したことを示します。 4.8.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 5 S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR KONTROL S4 は iOS デバイス用 TRAKTOR DJ アプリ用に設計されています。 このセクショ ンでは TRAKTOR DJ app に対して S4 を使用する際の主要機能について解説します。 ここで iOS デバイ スとは iPad、iPhone、iPod touch の事を指します。 iPhone app は TRAKTOR DJ for the iPhone の事を指します。 S4 は現時点で以下の iOS デバイスに対応しています。 ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ iPhone 5c iPhone 5s iPhone 4 iPhone 4S iPhone 5 iPod touch (5 世代) iPod touch (4 世代) iPad 2 iPad (3 世代) iPad (第 4 世代) iPad mini iPad (第 4 世代)、iPad Mini、iPhone 5 で S4 を使用するには、
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 5.1.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 5.1.4 チャンネルゲインの調節 チャンネル GAIN エンコーダーは S4 のチャンネルセクション上部にあります。 GAIN エンコーダーを(チ ャンネル A/B のどちらかで)時計回りに回すと、デッキで再生しているゲインレベルが上がります。 逆に反 時計回りに回すと、再生しているトラック音量が下がります。 GAIN エンコーダーを押すことでゲイン値がリセットされます。 5.1.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 チャンネル A の LOW EQ を左に回すと、TRAKTOR DJ の Equalizer が反応します。 5.1.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 → S4 の FILTER ノブを右に回すと低域が減衰し、左に回すと高域が減衰します。 FILTER ボタ ンを右に回すと (HPF)、TRAKTOR DJ のフィルターも右に動き、左に回すと (LPF) 左に動 きます。 チャンネル A の FILTER を左に回すと LPF Filter が起動し、TARKTOR DJ 上でもフィルターが反 応します。 5.1.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 S4 のフロントパネルにあるヘッドフォンインプットと CUE コントロールです。 ヘッドフォンでのトラックキューは以下のように行います。 1. 各デッキ A と B にトラックをロードします。 2. 両方のデッキでプレイボタンをクリックし、再生を開始します。 3. CUE MIX ノブを真ん中に回します。 4. CUE VOL ノブを調節してヘッドフォンのボリュームを快適な状態に設定します。 5. チャンネルフェーダーを上げ、クロスフェーダーを使用して各トラックが再生されるか確認してくださ い。 6. チャンネル A にクロスフェーダーを切り、デッキ A のトラックのみが聞こえる状態にします。 同時 にチャンネル B のチャンネルボリュームフェーダーを下げきります。 7.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 ヘッドフォンで聞いているミックスとは関係なく、メインミックスはクロスフェーダーとチャンネル フェーダーでコントロールすることとなります。 5.1.8 デッキコントロール S4 のジョグホイールです。 S4 のジョグホイールでスクラッチ、キューポイント検索、トラックテンポの手動設定、まき戻し、トラック のシークや、サーチが行えます。 トラックシーク TRAKTOR DJ でトラックをシークする方法は以下です。 1.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する TRAKTOR DJ 操作のための S4 の主要機能 2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 テンポフェーダーの使用 S4 で Track Deck のテンポを手動でコントロールすることで TRAKTOR DJ のトラックテンポをコントロ ールすることができます。 現在再生しているトラックのテンポを変更することで TRAKTOR DJ のグロー バルテンポが変更します。 デフォルトではトラックを再生するとテンポフェーダーでの設定値で再生されま す。 テンポフェーダーはデフォルトでテンポを 8% 変更することが可能です。 トラックによってはこの設 定値を大きく超えるテンポで変更したい場合もあることでしょう。 そういった場合の設定値の変更方法は以 下となります。 1. トラックテンポの加減どちらの場合でも、S4 の TEMPO フェーダーは加減することができます。 2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 このセクションではトランスポートセクションの各ボタンの機能について解説します。 また、TRAKTOR DJ app 使用時の RGB ボタンの反応についても解説します。 5.2.1 PLAY ボタン 各 PLAY ボタンを押すことで対応する TRAKTOR DJ デッキを再生します。 トラックが再生中の場合、 PLAY ボタンを押すとデッキを一時停止します。 Keylock TRAKTOR DJ デッキのキーロック(Keylock)機能は S4 で SHIFT+ PLAY を押すことで起動します。 5.2.2 CUE ボタン S4 の CUE ボタンは TRAKTOR DJ では以下のように機能します。 CUE ボタンを押すことで Cue Marker を設置、デッキが停止します。 もう一度押すと、キューボタンから再生を開始し、キューボタンを 押している間は再生を続けます。 キューボタンを放すと、再生が停止し、キューポイントに戻ります。 5.2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 ▪ ジョグホイールを回して波形とグリッドの位相を合わせる。 ▪ HotCues 1-4 を使用して正確なダウンビートを選択することも可能です。 ▪ MOVE エンコーダーでトラックを 4 ビートにあわせることも可能です。 MASTER クロックテンポの調節 S4 で TRAKTOR DJ のマスターテンポを調節することも可能です。 ► MASTER ボタンを押したまま BROWSE エンコーダーを回します。 5.2.4 FLUX ボタン TEMPO スライダーの上にある FLUX ボタンを押すことでデッキに対して TRAKTOR DJ の Flux Mode を 使用することが可能となります。 Flux モードでトラックのフレーズ感を損なうことなくキューポイント間 やループを移動することができるようになります。 5.2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 TRAKTOR DJ の Freeze モード使用時には S4 の Hotcue ボタン 1-4 と REMIX SLOTS ボタンで スライスをコントロールします。 HotCue ボタン 1-4 は Freeze モード時には青表示され、REMIX SLOTS (HotCues の上にあります) ボタンはオレンジで表示されます。 セクション ↑5.2.7, MOVE エンコーダーの使用 を参照してください。 保存したキューポイントやループ等を削除するには、SHIFT ボタンを押し長さ削除したい HotCue ボ タンを押します。 するとボタンが消灯します。 HotCue ポイントの設定 S4 を使用して新規 HotCue を作成する方法は以下です。 ► バックライトがついていない HotCue ボタンの一つを押します。 → 選択した HotCue ボタンが青く点灯します。 5.2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 S4 を使用したループの保存 トラックでループさせたいセクションが見つかったら、S4 を使用してそのセクションを保存することも可能 です。 ► TRAKTOR DJ のループモードを連動させるには、バックライトがついていない HotCue ボ タンを押します。 → 選択された HotCue ボタンが緑に点灯し、ループがそこに保存されます。 保存したキューポイントやループ等を削除するには、SHIFT ボタンを押し長さ削除したい HotCue ボ タンを押します。 するとボタンが消灯します。 Loop Slicer モード 以下のインストラクションで TRAKTOR DJ の Loop Slicer の設置方法を習得してください。 1. 選択したデッキで、Loop encoder または LOOP IN/OUT ボタンを使用して手動で設定したループを 用いて、ループを起動します。 2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 TRAKTOR DJ の Loop Slicer モードで HotCue ボタン 4をトリガーしています。 Loop Slicer モード時に MOVE エンコーダーを回すことで、ループのスタートポイントを移動するこ とができます。 左右に動かすことでループのスタートポイントを移動します。 Loop Slicer Mode で緑の Hotcue ボタンをトリガーする際に Loop Encoder を回すことでどんな 結果を得られるか試してください。 5.2.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 Freeze モード S4 の MOVE エンコーダーの一つを押すことで対応する TRAKTOR DJ デッキの Freeze モードが起動し ます。 TRAKTOR DJ は Freeze Mode エリアをスライス(Slices)に分割します。 対応する S4 セクショ ンの Hotcue ボタン 1-4 は青表示されるようになり、TRAKTOR DJ の Slices 1-4 に対応します。 その上 の REMIX SLOTS ボタンはオレンジ表示となり、(左から) Slices 5-8 に対応します。 MOVE エンコーダーを押すことで TRAKTOR DJ の Freeze モードと連動します。 Loop Slicer モードとは違い、Freeze Mode を起動すると Freeze モードセクションにプレイバック マーカーがあれば再生を続けます。 Freeze モードは再生しているトラックで現在表示しているセクションに対して機能し、各セクションはキュ ーポイントとしてトリガーすることができます。 Freeze Mo
S4 で TRAKTOR DJ を操作する トランスポートセクションの使用 Freeze Mode でホットキューボタン 2 をトリガーしています。 Freeze Mode セクションのスケールと各キューセクションは使用している表示スケールによって設定され ます。 現在表示しているトラックのスケール調節は SHIFT を押しながら MOVE エンコーダーを回すこと で行います。 左右に回すことでトラックデッキがズームイン、アウトします。 このレベルでは各キックやハ イハット、スネアをトリガーすることが可能となります。 SHIFT を押しながら MOVE エンコーダーを回すことで TRAKTOR DJ の表示スケールを調節します。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 86
S4 で TRAKTOR DJ を操作する FX の使用 Freeze Mode で MOVE エンコーダーを回すことでアサインの調整を行うことができます。 ► MOVE エンコーダーを回すと、アサインのグループサイズによって Freeze アサインが移動 します。 MOVE エンコーダーを押しまわすことで1単位のアサインサイズでアサインが移 動します。 5.3 FX の使用 このセクションは TRAKTOR DJ のエフェクトの使用方法を解説します。 以下のチュートリアルを参照し て S4 を用いたエフェクトの使用方法を習得してください。 TRAKTOR DJ にはエフェクト用に 3 つのバンクを設けてあり、それぞれ 8 個のエフェクトを収納し ています。 5.3.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する FX の使用 TRAKTOR DJ のエフェクトディスプレイセクションです。 5.3.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する FX の使用 6. エフェクトを起動したまま、DRY/WET ノブを右に動かします。 Delay エフェクト効果が増します。 この動きは TRAKTOR DJ のエフェクト画面の Y 軸に反映され ます。 7.
S4 で TRAKTOR DJ を操作する FX の使用 8. では両方のノブを左に回してください。 エフェクト効果が薄れるのが確認できます。 9. では FX ボタン 2 と 3 を押し、3 つの FX 全部を起動します。 3 つの FX ボタンがオレンジに点灯し、再生しているトラックに TRAKTOR DJ の 3 つのエフェクトが かかります。 10.
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト 6 ハードウェアリファレンス この章では TRAKTOR KONTROL S4 コントローラーの詳細を解説します。 S4 の各メインエリアとその内容に関して紹介した後、S4 に搭載した全コントロール部を詳細にわたって解 説します。 この章では TRAKTOR KONTROL S4 の実際の操作を中心に解説を進めます。 もちろん S4 上での操作は 瞬時に TRAKTOR に反映します。 TRAKTOR ソフトウェアの全機能詳細に関しては、TRAKTOR 2 マニュ アルを参照してください。 クイックリファレンス セクション↑7.5, セットアップウィザード (Setup Wizard)のクイックリファレンスでは S4 の各コントロ ール部の基本機能を解説しています。 6.
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントローラーのデッキです。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 92
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト TRAKTOR のトラックデッキの関連コントロール部分です。 TRAKTOR KONTROL S4 の 2 台のデッキで TRAKTOR にある 4 台のソフトウェアデッキ (A、B、C、D) をコントロールします。 ▪ S4 の左デッキでソフトウェア上のデッキ A とその下のデッキ C をコントロールします。 ▪ S4 の右デッキでソフトウェア上のデッキ B とその下のデッキ D をコントロールします。 TRAKTOR KONTROL S4 コントローラーの各デッキには多機能ジョグホイールを備えたトッププレート (1) 及びプレート外輪部分 (2) を装備、TEMPO フェーダー (3) で再生スピードを調節、デッキディスプレ イ (Deck Display、4) はデッキの状態を表示し、ループセクション (Loop section、 5)、サンプルプレイボ タン (Sample Play buttons、 6) 、デッキタイプ (トラックデッキ、またはリミックスデッキ)によって異な る機能を備えたホットキューボタン (Hotcue buttons、7) 、P
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト デッキの多くのコントロール部は必要に応じてカスタマイズ可能です。 詳細は↑7, TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ章を参照してください。 3 種類のオーディオ素材– 3 種類のデッキ デッキでは異なる 3 種類のオーディオ素材を扱うことが可能で、それぞれ異なる デッキを使用します。 ▪ Tracks: トラックは ハードディスクにデジタルファイル形式を用いて収納された曲の事を指します。 例えば通常の DJ プレイではトラックの選曲順をあらかじめ準備することがあり、通称として プレイリ スト(Playlist) と呼ぶことがあります。 トラックを操作するデッキをトラックデッキ(Track Decks) といいます。 ▪ Samples: サンプルは通常の曲と比べ、比較的小さいオーディオ素材の事を指します。 サンプルの音声 内容はトラックと異なる点はありませんが、相違点としてはそのサイズと、使用用途で、サンプルは一般 的にはトラックと比べて非常に小さく、ミックス中に断片的に追加されるものとして多用されます。 特 にライブリミックスでサンプルは非常
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト S4 コントローラーと TRAKTOR のミキサーです。 ミキサーは 4 チャンネル (channels、 1) で、オーディオシグナルは上記の 4 つのデッキからここに送信さ れます。 各デッキごとにチャンネルが装備してあります。 ですのでチャンネルはデッキと同様に A から D で表記してあります。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 95
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト 他の DJ ミキサーと同様に、ミキサーの使用目的は各チャンネルの音量調整をすることと、チャンネルの周波 数帯域調整を行うこと、必要であればメイン出力前に FX ユニット (参照)に音声を送り、その後最終的にメイ ンセクション(Main section、2) に音声が送信され、その音声が観客に届きます。 もちろんミキサーにはク ロスフェーダー (crossfader、 3) を搭載しているので、各チャンネルのスムーズなミックスに役立てるこ とができます。 TRAKTOR KONTROL S4 ハードウェアコントローラーのミキサーには、一般的な DJ ミキサーには搭載し ていない機能が盛り込まれています。 例えばブラウズエンコーダー (BROWSE encoder、4) を使用すれ ば、プレイリスト内を素早く閲覧できますし、各インジケーターとスイッチを備えたマスターディスプレイ (Master Display 5) で各情報とオプションを確認することができます。更に、後述するループレコーダー (Loop Recorder、6) も搭載しています。 ミキサーセクション
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト デフォルトでは 2 つの FX ユニットが起動した状態となっています。 FX Unit 1 と FX Unit 2 は A-D の 任意のチャンネルにアサイン可能です。 ハードウェア上では TRAKTOR KONTROL S4 にもまた 2 つの FX Units (コントローラーでは FX1 と FX2 と表記されます)があり、ソフトウェア内の FX ユニットに対応します。 FX ユニットの各コントロール部の詳細はセクション↑6.5, FX ユニットを参照してください。 TRAKTOR の環境設定で更に 2 つ FX ユニットを追加、起動することも可能です。 4 つの FX ユニットを使 用することで FX ルーティング内容が変更します。 詳細はセクション↑7.4.3, 4 つの FX ユニットの使用を 参照してください。 6.1.
ハードウェアリファレンス エリアとコンセプト ループレコーダーでミキサーのマスターシグナル、特定のデッキ、またはオーディオインプットから音声を瞬 時に取り込んでループを作成します。 ループの録音が終わると共にループ再生を開始します。 ループレコ ーダーで再生している音声をメイン音声にミックスすることも可能です。 更に録音したループをハードディ スクに保存したり、そのまま TRAKTOR KONTROL S4 の Remix Deck に移動させて使用することも可能 です。 ループレコーダーの各コントロール部の詳細はセクション↑6.6, ループレコーダーを参照してください。 6.1.5 フロント、リアパネル TRAKTOR KONTROL S4 のフロント、リアパネルにはコントローラーの物理インプット、アウトプットに 関連したコントロール部、接続部を含んでいます。 これらに関してはセクション↑6.8, リアパネルと↑6.9, フロントパネルで解説しています。 6.2 コントロール部の種類 TRAKTOR KONTROL S4 には各種コントロール部があり、ここではそれらを簡単に紹介します。 6.
ハードウェアリファレンス コントロール部の種類 SHIFT ボタン 各機能をトリガーする代わりに、SHIFT ボタン(各デッキにあります) は TRAKTOR KONTROL S4 上の他 のコントロール部の機能を変更する為に機能し、それらのコントロール部の二次機能を起動します。 SHIFT ボタンに関する詳細はセクション↑6.3.2, SHIFT ボタンによる二次機能へのアクセスを参照 してください。 6.2.2 各ノブ S4 のノブです。 ノブ は動作範囲に制限があるローターリーポテンションメーターで、動作範囲はノブに記載してある白いリ ングの範囲となっています。 ノブを回すことでパラメーターの値を設定します。 ノブに書かれた白い線が パラメーターの現在の設定とを示す手がかりとなります。 使用目的によりますが、殆どの場合真ん中 (デフ ォルト)に引っ掛かりがあり、白線もその位置ですこし途切れます。 6.2.
ハードウェアリファレンス コントロール部の種類 6.2.
ハードウェアリファレンス コントロール部の種類 6.2.5 各フェーダー S4 のフェーダーです。 フェーダー は可動範囲に制限があるリニアコントロール部です。 フェーダーは全て絶対値を設定する為の ものです (TEMPO フェーダーは例外となる場合があります。↑6.3.7, テンポフェーダー参照)。 6.2.6 各ディスプレイ、各メーター、各インジケーター 各インジケーターを備えたディスプレイです。 メーターです。 各ディスプレイ、各インジケーター 、 各メーターは単体、または複数の LED によるもので、TRAKTOR KONTROL S4 システム内の各状態とレベルをリアルタイムに提示します。 6.2.
ハードウェアリファレンス コントロール部の種類 各スイッチはリアパネルのみにあります。 これらのスイッチで TRAKTOR KONTROL S4 を起動したとき の基本的なオプションをコントロールします。 6.2.8 各ソケット S4 のリアパネルにある RCA メインアウトプットソケットです。 ソケット はリアパネル、フロントパネルのみにあります。 これらのソケットで各種ケーブルを (USB、オー ディオ、MIDI、等) TRAKTOR KONTROL S4 に接続します。 6.3 デッキ このセクションでは TRAKTOR KONTROL S4 のデッキの操作について解説します。 TRAKTOR の基本構 造とデッキフレーバー(Deck Flavors)について触れた後、S4 デッキの各エリアについて解説します。 6.3.1 デッキの種類と構造 セクション↑6.1.
ハードウェアリファレンス デッキ デッキの種類の選択 TRAKTOR KONTROL S4 使用時には デッキ A/B では Track Deck フレーバーを、デッキ C/D では Remix Deck フレーバーの使用をお勧めしますが、S4 のデッキで各デッキフレーバーを使用することが可能 です。 デッキフレーバーは以下の方法で変更します。 ► Preferences > Decks > Deck Flavor と進み、TRAKTOR の環境設定でフレーバーを選択し ます。 ► またはデッキ右上のデッキレターをクリックしてドロップダウンメニューでデッキフレーバ ーを選択します。 TRAKTOR KONTROL S4 の各デッキ TRAKTOR KONTROL S4 の 2 台のデッキで TRAKTOR にある各デッキをコントロールします。 ▪ S4 の左デッキで TRAKTOR ウインドウの左にあるデッキ A とその下のデッキ C 両方をコントロール します。 ▪ S4 の右デッキで TRAKTOR ウインドウの右にあるデッキ B とその下のデッキ D 両方をコントロール します。 いつでも各
ハードウェアリファレンス デッキ デッキをライブインプットとして使用する。 デッキをライブインプット (Live Input) に切り替えると、デッキは S4 の物理インプットの音声を直接対応 するチャンネルのミキサーに送信するようになります。 その結果そのデッキの全コントロール部が無効の状 態となります。 S4 ではライブインプットとして使用しているソフトウェアデッキにフォーカスすることが できなくなります。 ライブインプットの詳細については別途の TRAKTOR マニュアルを参照してください。 6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ デッキアサインボタン (左デッキにはデッキ C 、右デッキはデッキ D と表示してあります) で S4 上でフォ ーカスするデッキを切り替えます。この切り替えは TRAKTOR ソフトウェアでも行うことが可能です。 ► 左デッキでデッキ C を押し、デッキ A と デッキ C のフォーカスを切り替えます。 ► 右デッキでデッキ D を押し、デッキ B と デッキ D のフォーカスを切り替えます。 → フォーカスが下のデッキ (デッキ C または D) に移動すると、デッキアサインボタンが点灯し ます。 同時にデッキ C (またはデッキ D) インジケーターがデッキディスプレイのデッキ A (またはデッキ B) インジケーターの代わりに点灯し (↑6.3.4, デッキディスプレイについて 参照)、次いでミキサーの対応するチャンネルのデッキアサインインジケーターも点灯します (↑6.4.
ハードウェアリファレンス デッキ デッキディスプレイの各インジケーター デッキディスプレイの 6 つのインジケーターではデッキに関連する各情報を表示します。 ▪ ON AIR インジケーター: TRAKTOR KONTROL S4 のメインアウトプットでデッキの音声が確認され ると ON AIR インジケーターが点灯します。 このインジケーターはクロスフェーダーと各チャンネル 位置を認識することでどこが“on air” かを判断します。 ON AIR が点灯していれば、そのデッキをむや みに停止することはなくなるでしょう。 ▪ REMIX インジケーター: 下の段のデッキ(C/D)がリミックスデッキの場合に点灯します。 この状態 で S4 の REMIX SLOT ボタンで下のリミックスデッキをコントロールすることになります(この場合設 定を変更していないことが条件です。サンプルプレイボタンに関してはセクション↑6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ 6.3.5 LOAD ボタン LOAD ボタン クイックロード使用時に LOAD ボタンを使用し、デッキに(またはデッキから)トラック/リミックスセットを ロード(アンロード) することが可能です。 この機能を BROWSE エンコーダーと併用することでプレイリ スト内を素早く移動することも可能です。 1. BROWSE エンコーダーを使用してブラウザ内で現在使用しているプレイリストのトラックを選択しま す。 SHIFT を押したまま BROWSE エンコーダーを回してお気に入り (Favorites) 内を移動します。 2. LOAD を押してデッキにトラック/Remix Set をロードします。 ► SHIFT + LOAD を押すことで、デッキからトラックを削除 (アンロード) します。 詳細はセクション↑6.7.1, トラックとサンプルのブラウズで確認してください。 更にジョグホイールのトップパネルを押すと、LOAD ボタンが点灯します(セクション↑6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ 6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ ジョグホイールはその他の機能も備えています。 ▪ 起動しているループ上で LOOP IN または LOOP OUT ボタンを押しながらジョグホイールを動かすと、 各ループインポイント (Loop In Point) またはループアウトポイント (Loop Out Point) を調節するこ とが可能となります。 詳細はセクション↑6.3.8, ループセクション (Loop Section)を参照してくださ い。 ▪ Browse モードで、ジョグホイールを使用することでプレイリスト内を移動することが可能となります。 詳細はセクション↑6.7, ブラウズ、ロード、コピーを参照してください。 ▪ 更に FX コントロールまたはフィルターコントロールの際にジョグホイールを活用可能です。 詳細はセ クション↑7.3, S4 コントロールオプションを参照してください。 6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ この調整幅は Preferences > Transport > Tempo で変更可能です。 ソフトウェアデッキのテンポ フェーダーと S4 の TEMPO フェーダーはここでの設定値に対応します。 RESET ボタン RESET ボタンは TEMPO フェーダーの上にあり、このボタンを使用することでトラックのテンポがオリジ ナルの値にリセットされます。 このボタンを押すと、オレンジに点灯し、テンポはオリジナルの値でキープ されます。 ですので、テンポフェーダーを動かしても、トラックのテンポが変化することがなくなります。 TEMPO フェーダーを全く使用しない場合は、不意に S4 のフェーダーを動かしてもテンポが変わら ないように RESET ボタンを押すことでテンポを固定しておくことができます。 テンポフェーダーを再度起動する方法 ► RESET ボタンをもう一度押してください。 FLUX ボタン S4 の FLUX ボタンはそれぞれ TEMPO フェーダーの上にあり、押すことで TRAKTOR の Flux Mode が起 動します。 Flux モードでトラ
ハードウェアリファレンス デッキ リレティブ (Relative) モード TEMPO フェーダーをリレティブモードに切り替えることも可能です。 このモードでハードウェアの TEMPO フェーダーでの操作内容は S4 の TEMPO フェーダーの位置とは関係なくソフトウェアのデッキ上 のテンポフェーダーに対応します。 このモードで TEMPO はデッキ同期時、デッキの切り替え時に対応する ようになります。 リレティブモードを有効にするには、 Preferences > Traktor Kontrol S4 > Tempo Faders と進みます。 詳細は↑7.3, S4 コントロールオプションを参照してください。 6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ LOOP IN 、LOOP OUT ボタンはインジケーターとしても機能し、これらの同時点灯はループが再生されて いることを意味します。 ループが起動していても再生位置がループの外の場合は、 LOOP OUT のみが点灯 します。 ループ再生時に各ボタンを押しながらジョグホイールを使用することでループイン/アウトポイントを微調整 することが可能です。 ► LOOP IN または LOOP OUT ボタンのどちらかを押しながらジョグホイールを回すことで再 生しているループのループイン/アウト各ポイントを調整することができます。 これらの操作はフローティングループに直接影響します (元々のループの設定には影響しません)。 ですか ら、これらの変更したループを後でも使用したい場合は、この設定を保存する必要があります。 例えばホッ トキュースロットにループをアサインすることでループを保存します(セクション↑6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ ループ MOVE エンコーダ No Loop active ー Loop active 回す 現在のループのサイズ (ループサイズディス プレイの数値) でビートジャンプ (Beatjump) します。 現在のループのサイズ (ループサイズディス プレイの数値) でループが移動します。 SHIFT + 回す 1-ビート単位でビートジャンプします。 1-ビート単位でループが移動します。 押す ループを起動します (トラックの現在、また は次のループが起動します)。 ループを停止します。 これらの操作はフローティングループに直接影響します (元々のループの設定には影響しません)。 ですか ら、これらの変更したループを後でも使用したい場合は、この設定を保存する必要があります。 例えばこの 操作は点灯していないホットキューボタンを押すことで保存できます(セクション↑6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ ループ MOVE とループ SIZE エンコーダーを押すことでループの起動/停止が可能です。 ループ SIZE エンコーダーでループで起動する際との相違点は、現在の位置に新規フローティングループを追 加設置する点です。 これらの操作はフローティングループに直接影響します (元々のループの設定には影響しません)。 ですか ら、これらの変更したループを後でも使用したい場合は、この設定を保存する必要があります。 例えばホッ トキュースロットにループをアサインすることでループを保存します(セクション↑6.3.10, ホットキューボ タン参照)。 Track Decks のみでホットキュースロットにループを保存することができます。 6.3.
ハードウェアリファレンス デッキ Remix Slot Play ボタン Remix Slot の状態 無点灯 空の Sample Slot です。 薄く点灯 サンプルはロードされた状態で停止、又はミュートされています。 点灯 サンプルがロードされ、再生しています。 他のデッキからのサンプリング Track Deck にトラックをロードしている場合、点灯していない REMIX SLOTS ボタンを押すことでそのト ラックからサンプリングを行うことができます。 Remix Deck のヘッダにある Capture Source セレクシ ョンドロップダウンメニューでサンプル元となるデッキを選択します。 デッキのヘッダにある Capture Source セレクションドロップダウンメニューです。 無灯の状態の REMIX SLOTS ボタンを一度押すと、現在の再生位置から Remix Slot にサンプリングされま す。 ▪ 現在の再生位置が起動しているループ内である場合は、サンプルはそのループのコピーとなります。 ▪ 現在の再生位置が起動しているループの範囲外の場合は、サンプルは現在の再生位
ハードウェアリファレンス デッキ プレイリストからサンプルをクイックロードする SHIFT を押したまま点灯していない REMIX SLOTS ボタンを押すと、現在起動しているプレイリストから関 連する Remix Slot に選択したサンプルをロードします。 別のサンプルロード方法 他のサンプルスロット、またはコピーモードのサンプルレコーダーを用いてサンプルをコピーしたり、ブラウ ズモードのブラウザからサンプルをロードすることも可能です。 各モードはセクション↑6.
ハードウェアリファレンス デッキ ► サンプルの用途に応じて Advanced Panel (see screenshot above) の右下の Play Type ボタンをクリックしてサンプルを One-shot モードに切り替えます。 ループモード(Looped モード)ではサンプルをループ再生します。 Remix Slot ボタンは以下のように機能 します。 再生状態 Remix Slot ボタン サンプルが停止した状態 ここを押して再生を開始します。 サンプルを再生している。 押すことでサンプルをミュート/ミュート解除します。 SHIFT とこのボタンでサンプルを停止します。 サンプルを起動すると、サンプルの頭か ら再生を再開します。 ワンショットモード (One-shot モード) で、サンプルを一回再生します。 Remix Slot ボタンは以下のよう に機能します。 再生状態 Remix Slot ボタン サンプルが停止した状態 ここを押して再生を開始します。 サンプルを再生している。 ここを押すと、サンプルを頭出しした状態で停止します。 サンプルの削除 SHIF
ハードウェアリファレンス デッキ Hotcue ボタン (“1”から“4” の数字が振ってあります) にはデッキが Track Deck または Remix Deck であ るかによってそれぞれ異なる機能があります。 Track Deck の場合、デッキの最初の 4 つのホットキースロ ットとして機能します。 ホットキューで配置、保存したキューポイント、またはループに瞬時に移動するこ とが可能です。 ホットキューは Track Decks のみでの使用が可能です。 Remix Deck を操作している場合、ホットキューボタンで Remix Deck の Sample Slots をコントロールで きます。 この章の最後にある「Remix Deck でのホットキューボタンの役割」を参照してください。 ホットキュースロットの状態 各ホットキューボタンの LED はスロットの現在の状態を示します。 ホットキューボタン ホットキュースロットの状態 無点灯 ホットキュースロットが空です。 ブルー そのホットキュースロットはキューポイントを含んでいます。 グリーン イエロー オレンジ ホワイト ホットキ
ハードウェアリファレンス デッキ 設定したホットキューへの移動 点灯した状態のホットキューボタンを押すことでそこに保存してあるキューポイント/ループに移動します。 再生中のデッキではジャンプ後も再生が止まることはありません。一時停止した状態のデッキでは設定した キューポイント/ループから再生を開始しますが、ホットキューボタンを押している間だけの再生となりま す。 ボタンを放すと、そのキューポイント/ループの先頭位置で停止します。 ホットキュースロットの削除 ホットキュースロットの内容を削除するには、SHIFT を押しながら削除対象となるホットキューを押しま す。 削除が終わると、ボタンの LED ライトが消えます。 ホットキュースロットを削除することで、そこで保存したキューポイントやループも削除されます。 Remix Deck でのホットキューボタンの役割 デッキフォーカスが Remix Deck の場合、RGB Hotcue ボタンは以下のように機能します。 ► ホットキューボタンを押すと Sample Cell が再生されます。 → ホットキューボタンは点灯します。 ► 再生しているサンプル
ハードウェアリファレンス デッキ ► SHIFT + ホットキューボタンを押します。 停止しているサンプルを削除する方法 ► SHIFT + ホットキューボタンを押します。 ブラウザから新規サンプルをロードする方法 ► SHIFT + 点灯していないホットキューボタンを押します。 Remix Slot ボタン S4 で Remix Deck を コ ン ト ロ ー ル し て い る 場 合 、 REMIX SLOTS ボ タ ン の 機 能 は 、 TRAKTOR Preferences の Traktor KONTROL S4 セクションでの Hotcue Buttons の設定内容によって異なりま す。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 120
ハードウェアリファレンス デッキ 環境設定(Preferences)にある Hotcue Buttons ドロップダウンメニューです。 S4 用 Hoctcue Buttons は REMIX SLOTS 機能に影響し、機能は選択したモードによって異なります。 ▪ Legacy Mode: Legacy モードで、REMIX SLOTS ボタン機能は以下のように機能します。 ◦ 無灯の REMIX SLOTS ボタンを押すことでソースデッキからサンプリングし、再生を開始、プレイ バックを再トリガーします。 ◦ SHIFT + REMIX SLOTS ボタンを押すことで Sample Slot のエディットモードとなり、ループ MOVE とループ SIZE エンコーダーでコントロールするボリュームとフィルターの設定を行いま す。 REMIX SLOTS でエディットモードにすると、Hotcue ボタンが点滅します。 ▪ Remix Mode: Remix モードで、REMIX SLOTS ボタンは以下のように機能します。 ◦ 無灯の REMIX SLOTS ボタンを押すことでソースデッキからサンプリングし、再
ハードウェアリファレンス デッキ SHIFT + CUE でトラックの最初にスキップします。 再生状態 (再生、または停止の状態) はこの作業とは関 係なく続行されます。 6.3.12 SYNC ボタン SYNC ボタンです。 SYNC ボタンでデッキがテンポマスター(他のデッキまたはクロック)に同期するかを決めます。 ボタンの点 灯は同期機能が有効であることを意味します。 同期機能を使用すると、アブソルートモード (デフォルト) の場合、TEMPO フェーダーが無効の状態となり ます。 詳細は↑6.3.7, テンポフェーダーを参照してください。 SHIFT + SYNC でデッキがテンポマスター(tempo master)となり、このデッキのテンポが他のデッキ、ま たは各 FX の参照テンポとなります。 デッキをテンポマスターにすると、デッキディスプレイの MASTER インジケーターが点灯します( ↑6.3.4, デッキディスプレイについて参照)。 TRAKTOR KONTROL S4 の 同 期 の コ ン セ プ ト 詳 細 に つ い て は 、 セ ク シ ョ ン ↑ 4.
ハードウェアリファレンス デッキ 6. SHIFT ボタンを曲のテンポに合わせて何回か押します(5 回以上)。 この作業は正確に行うほどいい結 果がでます。 ある程度叩き続ければより正確な結果が出ることでしょう。 2 秒以上この作業を行わな いと、もう一度この作業をやり直すことができます。 → 満足いく結果がでたら、前述した方法でもう一度ビートグリッドを修正してください。 ビートグリッドの詳細についてはセクション ↑4.8, 同期 (Synchronization) を参照してください。 6.3.13 SHIFT ボタン SHIFT ボタンです。 SHIFT ボタンを押し続けることで各コントロール部の二次機能を起動します。 この機能はデッキの種類とは関係なく、常に使用可能です。 詳細はセクション↑6.3.
ハードウェアリファレンス ミキサー 6.4 ミキサー S4 の中央にあるミキサーです。 このセクションでは TRAKTOR KONTROL S4 のミキサーの基本操作について解説します。 クイックリファレンス↑12.
ハードウェアリファレンス ミキサー 6.4.1 ミキサー概観 ミキサーは 4 つのチャンネルを装備しており、各チャンネルで特定のデッキ音声をコントロールします。チ ャンネル A、B、C、D でそれぞれデッキ A、B、C、D をコントロールします。 ミキサーチャンネルのレイアウトは理にかなっているので迷うことなく使用できます。 ▪ 左チャンネル (A と C) でソフトウェアの左デッキシグナルをコントロールします。 ▪ 右チャンネル (B と D) でソフトウェアの右デッキシグナルをコントロールします。 ▪ 中央のチャンネル (A と B) でソフトウェアの上段デッキシグナルをコントロールします。 ▪ 両脇のチャンネル (C と D) でソフトウェアの下段デッキシグナルをコントロールします。 6.4.
ハードウェアリファレンス ミキサー 6.4.
ハードウェアリファレンス ミキサー GAIN エンコーダー GAIN エンコーダーです。 GAIN エンコーダーで各デッキからのシグナルのインプットレベルを調節します。 ► GAIN エンコーダーを回してチャンネルインプットゲインを調節します。 ここでの調整値が下部のチャンネルメーターで表示する内容となり、チャンネルメーターがクリップ 表示する場合は、GAIN エンコーダーを調節します。 レベル調整詳細に関してはセクション ↑4.
ハードウェアリファレンス ミキサー TRAKTOR の環境設定で更に 2 つ FX ユニットを追加、起動することも可能です。 4 つの FX ユニットを使 用することで FX ルーティング内容が変更します。 詳細はセクション↑7.4.
ハードウェアリファレンス ミキサー EQ の下にある FILTER ノブでチャンネルの内蔵デュアルモードフィルターを調整します。 ノブ中央位置か ら右に回すことでハイパスフィルター、反対に回すとローパスフィルターとなります。 左右どちらかに回し きると、ハイ、ロー共にほぼ聞こえない状態となります。 ► FILTER ノブを中央の位置から FILTER を右に回すことで中低周波数域をカット、左に回すこ とで中高周波数域をカットします。 TRAKTOR には 3 種のデュアルモードフィルターがあります。 Preferences > Mixer > Filter Selection と進んでフィルタータイプを選択することができます。 詳細は TRAKTOR 2 マニュアル を参照してください。 ヘッドフォンキューボタン ヘッドフォンキューボタンです。 ヘッドフォンキューボタン(CUE) でチャンネルシグナルをキューチャンネル(ヘッドフォン)に送ります。 こ の機能はミックス前のオーディオを試聴する為の、DJ プレイの必須機能の一つです。 ► CUE ボタンを押してチャンネルのシグナルをヘッドフォンに
ハードウェアリファレンス ミキサー デッキアサインインジケーター(A、B、C、D と表記) で現在どのソフトウェアデッキを S4 デッキでコント ロールしているか確認することができ、同時にどのチャンネルを再生しているか確認することができます。 例えばチャンネル C のデッキアサインインジケーター (“C”と表示) が点灯すると、TRAKTOR の デッキ C を S4 の左デッキでコントロールしていることを意味します。 更にデッキアサインインジケーターの色で上(青)下(白)どちらのデッキをコントロールしているか確 認することができます。 チャンネルフェーダーとチャンネルメーター チャンネルフェーダーとメーターです チャンネルフェーダーでシグナルがクロスフェーダー、メインセクションに到達する前のチャンネルの音量を コントロールします。 チャンネルメーターでこのチャンネルのフェーダーレベルを目で確認することができます。 ▪ 青: これは通常のトラックオペレーティングエリアです。 ▪ オレンジ: これらの LED はトラック音量が上がるにつれて点灯します (ゲイン増加、EQ 値の増加、FX の追加等)。 オ
ハードウェアリファレンス ミキサー クロスフェーダーアサインインジケーターでクロスフェーダーの両端でどのチャンネルをアサインしている か確認することができます。 クロスフェーダーのアサインを変更するには SHIFT と任意の FX アサインボタンを押します (このセクショ ンの最初を参照してください)。 クロスフェーダー クロスフェーダーです。 クロスフェーダーで左右の音声バランスを制御します。 中央にすると、クロスフェーダーは無効となり、各 チャンネル音量は各チャンネルフェーダーでコントロール可能な状態となります (上記参照)。 クロスフェー ダーの両端で任意の音声が完全にカットされます。 TRAKTOR の環境設定 (Preferences) でクロスフェーダーの性質を変更することが可能です。 詳細 は TRAKTOR 2 マニュアルを参照してください。 すぐ上にあるクロスフェーダーアサインインジケーター(小さな矢印)でクロスフェーダーの両端にどのチャ ンネルをアサインしているか確認することができます。 SHIFT + FX アサインボタンでクロスフェーダーア サインの内容を変更することができま
ハードウェアリファレンス ミキサー 6.4.
ハードウェアリファレンス ミキサー USB インジケーターは S4 とコンピュータ間の USB 接続情報を提示します。 このインジケーターは常に 表示します。 点滅した場合は、接続に問題がある、またはドライバに問題があることを意味します。 ► S4 を使用する前に、USB インジケーターが常に表示された状態であるか確認してください。 プレビュープレイインジケーター PREVIEW プレイインジケーターです。 プレビュープレイヤーにトラックがロードされるとプレビュープレイインジケーターが点灯します。 TRAKTOR KONTROL S4 ではロードする前にトラックやサンプルをプレビュープレイヤーで試聴すること ができます。 ► PREVIEW ボタンを押してプレビュープレイヤーに選択したトラック/サンプルをロードしま す。 マスターディスプレイのプレビュープレイインジケーターでプレビュープレイヤー内のトラ ック/サンプルの有無を確認することができ、PREVIEW ボタンも点灯します(セクション↑ 6.4.
ハードウェアリファレンス ミキサー Native Traktor Mode と MIDI Mode の切り替え SHIFT + PREVIEW で TRAKTOR KONTROL S4 を Native Traktor モードと MIDI モード間で切り替え ます。 これらのモードについてはセクション↑6.10.2, MIDI モードを参照してください。 SNAP ボタンとインジケーター SNAP ボタンとインジケーターです。 SNAP ボタンでスナップモードを起動/起動解除します。 スナップを有効にすると、キューポイントを設定す る度にキューポイントは一番近いビートに設置されます(詳細はセクション↑4.2, 曲のミックス と ↑4.
ハードウェアリファレンス ミキサー クオンタイズボタンとインジケーター (QUANT) クオンタイズボタンとインジケーター クオンタイズボタンでクオンタイズモードを起動/起動解除します。 クオンタイズモードを起動すると、全て のオーディオスキップ機能(ホットキュー、ビートジャンプ等)はビートに忠実になります。 この機能によっ てトラックは常に同期し、完璧なリアルタイムミックスを可能にします。 クオンタイズオプションが有効な場合、このボタンとインジケーターが点灯します。 詳細はセクション↑4.2, 曲のミックス と ↑4.8, 同期 (Synchronization) を参照してください。 6.4.5 BROWSE エンコーダー BROWSE エンコーダーです。 BROWSE エンコーダーはトラックのブラウズとコピー、TRAKTOR KONTROL S4 のサンプルに対して使 用します。 これらのコントロール部の詳細に関してはセクション↑6.7, ブラウズ、ロード、コピーを参照し てください。 6.
ハードウェアリファレンス FX ユニット S4 の左 FX ユニットです。 ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) 6.5.1 FX FX FX FX FX FX FX FX FX On ボタン DRY/WET ノブ ノブ 1 ノブ 2 ノブ 3 ボタン 1 ボタン 2 ボタン 3 モードボタン(MODE) シングルモードとグループモード TRAKTOR の各 FX ユニットは 2 つの異なるモードで使用することができます。 ▪ Group モードでは FX ユニットで 3 つの異なる FX を直列使用することが可能です。 各 FX はノブと ボタン (各 1 つ) でコントロールします。 ▪ Single モード: で各 FX ユニットにシングル FX を搭載することが可能で、ノブとボタン(各 3 つ)を操作 して詳細を設定することが可能です。 FX ユニットのコントロール部は FX ユニットのモードによって異なる機能を果たします。 S4 の FX モードボタンでモードの切り替えを行います(以下参照)。 6.5.
ハードウェアリファレンス ループレコーダー コントロール部 シングルモード (Single Mode) グループモード (Group mode) FX オンボタン 通常は FX ユニット全体を起動/起動解除し ます (起動すると点灯します)。 SHIFT を使用して FX リストから FX を選 択します (Preferences > Effects > FX Pre-Selection と進んで設定します)。 通常は使用しません。 SHIFT との併用で、3 種の FX をロードしま す (Preferences > Traktor Kontrol S4 > S4 Control Options > Direct FX 1-3)。 FX DRY/WET ノブ ドライ/ウェットシグナルバランスを調節します。 FX ノブ 1-3 FX パラメーター 1-3 (FX により内容が変 化します)。 1 番目、2 番目、3 番目の FX 用パラメーター です。 FX ボタン 1-3 FX ボタン 1: 全 FX パラメーターをデフォ ルト値にリセットします。 FX ボタン 2 と 3: FX
ハードウェアリファレンス ループレコーダー S4 の Loop Recorder です。 ループレコーダーでは録音する音源を TRAKTOR のソース (Source ) メニューで選択することができま す。 詳細は TRAKTOR 2 マニュアルを参照してください。 クイックリファレンス↑12.4, FX ユニットクイックリファレンスではループレコーダーの各コント ロール部についての基本機能を解説しています。 6.6.1 DRY/WET ノブ DRY/WET ノブで TRAKTOR KONTROL S4 アウトプット音量とループレコーダーアウトプットの音量バ ランスをコントロールします。 ループレコーダーで録音した音声はすぐさまループとなって再生されこの音 声をミックス内で使用することが可能となります。 ループレコーダーを停止すると、(または音声を削除して空の状態にすると) DRY/WET ノブは無効の 状態となります。 ループレコーダーを使用しない場合、このノブのバランスを調節する手間が省ける というわけです。 6.6.
ハードウェアリファレンス ループレコーダー ► SIZE を何回か押し、任意のサイズに変更します。 S4 で設定するループのサイズを確認することはできません。コンピュータの TRAKTOR ウインドウのルー プレコーダーを確認してください。 6.6.
ハードウェアリファレンス ループレコーダー 6.6.6 録音したループのコピーと保存 ループは一度録音したら、ループレコーダー自体を気にかけることなく前述した DRY/WET ノブでミックス することができます。 ですが録音したループを Remix Deck の空のスロットにコピーすることで、サンプル 用機能を活用できるので便利です。 Remix Slot に録音したループをコピーする方法は以下です。 1. TRAKTOR で Loop Rec を選択し、Remix Deck の Capture Source にします。 2. 有効な REMIX SLOTS ボタンを押して録音したループを該当する Remix Slot にコピーします。 6.
ハードウェアリファレンス ブラウズ、ロード、コピー この動作で TRAKTOR ブラウザがスクロールするか確認してください。 BROWSE エンコーダーを回して現在選択しているプレイリスト内をスクロールします。 ブラウザ、プレイリスト、お気に入り (Favorites) に関しては TRAKTOR 2 マニュアルを参照してくださ い。 BROWSE エンコーダー (以下) を押すことでいつでもプレビュープレイヤー内にトラック/サンプル をロードし、試聴することが可能です。 ► 選択したトラックまたはサンプルをロードするには任意のデッキで LOAD を押します。: Remix Deck では空のサンプルスロットにサンプルがロードされます。 最大 48 秒の音声を サンプルスロットにロードする事が可能です。 SHIFT + 空のサンプルスロットがあるサンプルプレイボタンを押して選択したサンプルをそのサンプ ルスロットにロードします。 詳細は↑6.3.
ハードウェアリファレンス ブラウズ、ロード、コピー ► ブラウズモードを起動するには、BROWSE エンコーダーを押します。: ブラウズモードが有効になると、全ての有効な部分が点滅し、ロードボタンとして機能します。それらはミキ サーにあるトラック用のヘッドフォンキューボタン(CUE) と、デッキにあるサンプル用のサンプルプレイボ タンです。 ► ジョグホイールとエンコーダーを使用したトラックとサンプルのブラウズ方法は以下です。 動作 機能 BROWSE エンコーダー 通常使用の場合 回すことで、プレイリスト内をスクロールします。 SHIFT を押しながら回すことで、お気に入り (Favorites) 内をスクロールしま す。 Push: Exits Browse モード ジョグホイール プレイリスト内のスクロール Loop MOVE エンコーダー 回すことで、ブラウザツリー内をスクロールします。 押す: ブラウザツリー内のノードを展開/縮小します。 Loop SIZE エンコーダー 回すことで、お気に入り (Favorites) 内をスクロールします。 ► 点滅部分を押して選
ハードウェアリファレンス ブラウズ、ロード、コピー 6.7.2 S4 でのコピー サンプルの直接コピー 点灯していないサンプルプレイボタンを押すことで、現在のトラックからサンプルを直接エクスポートするこ とが可能です。 詳細は↑6.3.
ハードウェアリファレンス リアパネル ► 作業を終えたら、BROWSE エンコーダーを放してコピーモードを終了します。 6.8 リアパネル このセクションでは TRAKTOR KONTROL S4 のリアパネルにある全ソケットとコントロール部を解説し ます。 フロントパネルと共に、ここでは TRAKTOR KONTROL S4 で他の機材 (ヘッドフォン、マイク、タ ーンテーブル等) を使用する為、またはシステムを起動する為の各部を備えています。 TRAKTOR KONTROL S4 のリアパネルです。 ▪ (1) ケンジントンロックスロット : 機器の盗難防止の為にここにケンジントンロックを施錠します。 ▪ (2) グラウンド ターミナル: ターンテーブル使用する際アース線をここに接続します。 ▪ (3) MAIN OUT セクション: TRAKTOR KONTROL S4 をメインミキサーシステム、またはアンプシス テムに接続する為の各端子です。 詳細は以下のセクション↑6.8.
ハードウェアリファレンス リアパネル 6.8.
ハードウェアリファレンス リアパネル リアパネルの INPUT CHANNEL B セクションです。 ▪ (1) LINE/PHONO スイッチ : ここで Inputs 3/4 に接続するソース(line または phono) にあわせてス イッチを切り替えます。 ▪ (2) Line/Phono Inputs 3/4 RCA ソケット (IN 3/4): ここに外部音源を接続します(ターンテーブル、 CD デッキ等)。 6.8.3 MIC セクション ▪ Microphone Gain ノブ (GAIN) : 接続したマイクのインプットゲインをここで調節します(以下参照)。 ▪ (6) Microphone 端子 (MIC) : ここにマイクを接続します。 6.8.
ハードウェアリファレンス リアパネル リアパネルの INPUT CHANNEL C セクションです。 ▪ (1) LINE/PHONO スイッチ: ここで Inputs 1/2 に接続するソース (line または phono) にあわせてス イッチを切り替えます。 ▪ (2) Line/Phono Inputs 1/2 RCA ソケット (IN 1/2) : ここに外部音源を接続します (ターンテーブ ル、CD デッキ等)。 6.8.
ハードウェアリファレンス フロントパネル ▪ (1) USB ソケット : S1 を USB ケーブルを用いてコンピュータに接続します。 ▪ (2) 電源コネクター : ここに電源ケーブルを接続します。 ▪ (3) ON/OFF スイッチ : 機器の電源をここでオン/オフします。 6.
ハードウェアリファレンス TRAKTOR KONTROL S4 モード 6.10 TRAKTOR KONTROL S4 モード TRAKTOR KONTROL S4 コントローラーでは TRAKTOR モードと MIDI モードの 2 つを使い分けること ができます。 6.10.1 Native Traktor モード このモードは TRAKTOR の通常使用 (本マニュアルで解説する内容) に用います。 Native Traktor モードでは TRAKTOR KONTROL S4 が USB を介して (Native Instruments 独自の NHL プロトコルを使用することで、 TRAKTOR KONTROL S4 のノブの動きを MIDI に変換) 直 接 TRAKTOR とやりとりします。 6.10.
ハードウェアリファレンス TRAKTOR KONTROL S4 モード SHIFT + PREVIEW を押して TRAKTOR モードと MIDI モードを切り替えます。 S4 が MIDI モードの場合、2 つのループディスプレイは 'ON' と表示します。 TRAKTOR KONTROL S4 の MIDI プロパティ(例えば MIDI チャンネルや個々のコントロールの CC ナンバ ー)をカスタマイズするには、Controller Editor を使用します。 コントローラーエディター(Controller Editor)は TRAKTOR KONTROL S4 インストール過程で既にインストール済みのはずです。 コンピュータ に Controller Editor が無い場合は TRAKTOR KONTROL S4 のインストールディスクでインストールし てください。 TRAKTOR モードと MIDI モードは同時に使用することが可能で、例えば TRAKTOR モードで TRAKTOR を使用し、SHIFT と BROWSE を押して MIDI モードに切り替え、 MIDI で他のソフト/ ハー
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ 環境設定ウインドウ 7 TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ TRAKTOR KONTROL S4 はカスタマイズ可能な DJ システムです。 各機能は自分の好みの設定にカスタ マイズ可能で、カスタマイズ可能な部分は、オーディオ設定、デッキ、ミキサー、トランスポートコントロー ル、ソフトウェア全体のレイアウト、FX、ブラウザ、ファイル管理機能です。 TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズをパフォーマンス中に行うのは得策ではないので、これらのカス タマイズ作業は全てソフトウェア内で完結するようにしてあります。 これにより、ライブ中アクシデントに よる設定変更を防ぐこともできます。 7.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロール部の設定と環境設定 環境設定ウインドウの左側のリストがカスタム可能な各機能の見出しとなっています。 1. 2. 3. 設定画面を開くにはリストの見出し部分をクリックします。 必要に応じて設定を変更してください。 設定が終わったら、環境設定ウインドウの下にある Close を押し、設定内容を取り消すには Cancel を 押します。 7.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロール部の設定と環境設定 環境設定ウインドウの設定の全詳細に関しては、TRAKTOR 2 マニュアルを参照してください。 環境設定ウインドウの S4 専用設定ページは Traktor Kontrol S4 です。 ► 環境設定ウインドウで Traktor Kontrol S4 を押し、TRAKTOR KONTROL S4 コントローラー の設定ページを開きます。 TRAKTOR Preferences(環境設定)の TRAKTOR KONTROL S4 コントローラー設定ページです。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 153
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロールオプション このページの各設定項目は S4 Control Options、Restore Default、Calibration 、LEDs となっています。 7.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロールオプション Single モードでは SHIFT + FX ボタン 1、 SHIFT + FX ボタン 2 、または SHIFT + FX ボタン 3 を 押し、選択した Direct FX を各 FX スロットにロードします。 Group モードでは SHIFT + FX On を押して 3 つの Direct FX を各 FX スロットにロードします。 Sample Play Buttons サンプルプレイボタン (Sample Play Buttons) メニューでトラックデッキの 4 つのサンプルプレイボタン の機能を変更します。 Sample Play Buttons セッティングです。 トラックデッキのサンプルプレイボタンのデフォルトの性質に関してはセクションで解説していま す。 オプションは以下となっています。 ▪ --AUTO-- (デフォルト):これがデフォルトの性質です。 ボタンは下部デッキ内容によって 2 種類の機能 を果たします。 ◦ 下部デッキが Remix Deck の場合 (デフォルトデッキ)、サン
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロールオプション この設定は Remix Deck のみに関係する設定で、デッキを Remix Deck にすることで操作できます。 ホットキューボタンメニューです。 オプションは以下となっています。 ▪ Legacy Mode (デフォルト): Legacy モードで SHIFT + REMIX SLOTS ボタンを押すと、コントローラ ーはサンプルスロットのボリュームとフィルターコントロール、ループ MOVE エンコーダーとループ SIZE エンコーダー用 Edit モードを起動します。 SHIFT + REMIX SLOTS ボタンをもう一度押すと、関 連するサンプルスロットの Edit モードを起動解除します。 ▪ Remix Mode: Remix モードでは SHIFT + REMIX SLOTS ボタンでサンプルスロットの次の Sample Cell を選択します。 Loop Buttons ループボタン (Loop Buttons) の設定でトラックデッキの LOOP IN と LOOP OUT ボタンの別機能を選択 し
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロールオプション Tempo Faders テンポフェーダー (Tempo Faders) を設定して TEMPO フェーダーをアブソルート (Absolute) モードま たはリレティブ (Relative) モードに切り替えることができます。 Tempo Faders セッティングです。 ▪ Absolute (デフォルト): S4 の TEMPO フェーダーの位置を変更すると、ソフトウェアデッキのテンポフ ェーダーがその位置を追従します。 ▪ Relative: このモードでハードウェアの TEMPO フェーダーでの操作内容はハードウェアのフェーダー の位置とは関係なくソフトウェアのデッキ上の TEMPO フェーダーに対応します。 この機能はデッキ のテンポを他の方法で変更した場合(デッキを他のテンポに同期した場合、デッキフォーカスを変更した 場合、ソフトウェアでテンポを変更した場合等)便利です。 ◦ これでアクシデントにより TEMPO フェーダーを触ってしまってもテンポが大きく変わることはな くなります。 ◦ Tempo Off
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロールオプション ▪ Load Track (デフォルト): LOAD を押すことでクイックロード時には選択したトラックをデッキにロー ドします。SHIFT + LOAD でデッキからトラックを削除します。 ▪ Jog Mode : LOAD を押すとジョグホイール用 Jog mode を起動します。 Jog Mode Select メニュー で 2 種類のジョグモードの内の一つを選択することができます。 ◦ FX: ジョグホイールで上にある FX ユニットの FX パラメーター 3 を Hold モードで使用可能とな ります。ジョグホイールを放すと、値が元に戻ります。 ◦ Filter: ジョグホイールでチャンネルの FILTER ノブを Hold モードで使用できます。ジョグホイー ルを放すと、フィルターが元の値に戻ります。 Jog モードを起動しても、SHIFT + LOAD でデッキにトラックをロードすることができます(Browse モードでのロードも可能です)。 ジョグホイール Disable Jog Wheel Push オプシ
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ S4 コントロールオプション 1. Restore ボタンを押します。 以下のメッセージが表示されます。 2. 確認して適用すると、デフォルトコントロールセッティングとオーディオルーティングが設定されま す。 これで TRAKTOR KONTROL S4 をフレッシュな状態から始めることができます。 7.3.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ その他の設定項目 7.4 その他の設定項目 このセクションでは TRAKTOR KONTROL S4 の反応に影響するその他の TRAKTOR 環境設定について解 説します。 7.4.1 デッキの種類の変更 セクション↑6.1.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ その他の設定項目 セットアップウィザードの使用 TRAKTOR KONTROL S4 の設定は Setup Wizard を使用するのが一番簡単でしょう。 デッキ設定のどれ かを選択することで自動的にルーティングが施されるので、オーデーィオルーティングを気にする必要がなく なります。 Setup Wizard を使用すると、TRAKTOR の設定を全てデフォルトの状態に戻してしまうので注意してくだ さい。 Setup Wizard の詳細はセクション↑7.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ その他の設定項目 環境設定パネルの Input Routing ページです。 このページで TRAKTOR 内の各バーチャルインプットチャンネルで使用する物理インプットを選択するこ とが可能です。 例えば現在デフォルトデッキ設定(2xTrack Deck、2xRemix Deck)を使用しており、外部オーディオソース をチャンネル D で使用したいとします。 その場合の設定方法は以下です。 1. Preferences > Decks > Deck Flavor と進み、D のメニューで Live Input を選択します (セクシ ョン↑7.4.1, デッキの種類の変更参照)。 2. Preferences > Input Routing > Input Channel D と進んで各 L (Mono) と R メニューで 3: In: Ch D left と 4: In: Ch D right を選択します。 3.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ その他の設定項目 → 外部オーディオソースがデッキ D に送られるようになることでチャンネル D はライブイン プットとして機能し、そのシグナルをミキサーに送ります。 7.4.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) FX Assign ボタン 4 つの FX Units の機能 FX Assign 1 Channel Channel Channel Channel A:チャンネルを FX ユニット 1 にアサインします。 B: 使用しません。 B:チャンネルを FX ユニット 3 にアサインします。 D: 使用しません。 FX Assign 2 Channel Channel Channel Channel A: 使用しません。 B:チャンネルを FX ユニット 2 にアサインします。 C: 使用しません。 D:チャンネルを FX ユニット 4 にアサインします。 FX Assign ボタンの詳細はセクション↑6.4.3, チャンネルと クロスフェーダーを参照してください。 デッキをライブインプットとして使用する場合は、S4 からフォーカスすることはできなくなります。(↑ 6.3.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) ► アプリケーションメニューバーの Help メニューで Start Setup Wizard を選択する方法 (こ のバーはフルスクリーンモードでは表示されません)。 ► または環境設定(Preferences)ウインドウの左下隅にある Setup Wizard ボタンを押します。 Setup Wizard の設定の流れ では Setup Wizard による S4 の設定例を紹介します。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 165
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) 1.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) 2.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) 3.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) 4. 各デッキの基本設定を選択します (デッキの数と Deck Flavors の設定を行います)。 ドロップダウン メニューで 5.
TRAKTOR KONTROL S4 のカスタマイズ セットアップウィザード (Setup Wizard) → TRAKTOR が設定した内容とインターフェイスのレイアウトを反映した状態で起動します(外 部 DJ ミキサーを使用するように設定した場合、TRAKTOR のソフトウェアミキサーは表示 されません)。 ユーザーインターフェイスのレイアウトの変更は TRAKTOR のヘッダの Layout selection メニューでいつでも変更することができます。 Deck Flavors を変更するにはデッキの右上にあるデッキを示すアルファベットをクリック し、表示されるドロップダウンメニューでフレーバーを選択します。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 170
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル Mac OS X の設定 8 S4 オーディオインターフェイスとコントロールパ ネル TRAKTOR KONTROL S4 は高品質 24-bit/96 kHz オーディオインターフェイスを内蔵しています。 コン ピュータの性能と使用用途に合わせてオーディオインターフェイスの設定を調整してください。 Windows または Mac OS X を使用するかで、これらの設定内容を調節します。 8.
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル Windows での設定: コントロールパネル オーディオをデジタル、またはアナログ変換する場合、オーディオドライバがデータをバッファとし て保管する必要があり(オーディオバッファ)、 これらは CPU によって処理、送信されます。 バッフ ァサイズが大きくなるほど、シグナルがアウトプットまで到達するまでの時間がかかります。 この時 間差はコンピュータの音楽ソフトウェアをコントロールする場合コントローラーのキーを押したと き、またはアウトプットのサウンドの反応が遅れる際に実感できるものです。 この遅れをレイテンシ ーと呼びます。 この設定の際は速いレイテンシー値から始めて、演奏と音声に問題がなくなるまでこ の値を徐々に下げることで設定するとよいでしょう。 音声に問題が生じる場合は、使用しているコン ピュータの CPU では現在のレイテンシー値が適切で無いことを意味します。 8.
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル Windows での設定: コントロールパネル コントロールパネルです。 左には Audio Settings と Diagnostics のタブがあります。 ► 左のタブをクリックしてコントロールパネルを開きます。 8.2.
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル Windows での設定: コントロールパネル Audio Settings ページを開いた状態の Control Panel です。 Audio Settings ページには 2 つのセクションがあります。 ▪ Audio Processing: オーディオインターフェイスで処理されるアナログ-デジタル/デジタル-アナログ変 換の設定を行います。 ▪ Device Monitor: オーディオインターフェイスの処理状況とシステムのアウトプットレイテンシーを表 示します。 Audio Processing セクション Audio Processing セクションには 2 つのメニューと 1 つのディスプレイがあります。 ▪ サンプルレート (Sample Rate) : 使用している音楽アプリケーションに対応したサンプル・レートを選 択してください。 サンプルレートを高くするほど CPU ロードも高くなります。 デフォルトでサンプル レートは 44100 Hz (CD の音声品質と同等) に設定してあります。 サンプルレートでサウンドを 1 秒間にどれ
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル Windows での設定: コントロールパネル ▪ USB Buffer: Process Buffer メニューで満足行くレイテンシー設定を得られない場合は、このメニュー を使用します。 USB バッファサイズの値を下げることでオーディオレイテンシーを少なくします。 音 声にクリック音声等のノイズが入る場合は、音声に支障がなくなるまでバッファサイズを上げます。 Device Monitor セクション Device Monitor セクションには 2 つのディスプレイがあります。 ▪ Processing State : このモニターでは機器の現在の状態を表示します。 表示内容は以下の 3 つです。 ◦ Idle: コントローラーは接続した状態ですが、音声情報がありません。 ◦ Streaming: ドライバが起動しており、音声を処理していることを示します。 ◦ Panic: ドライバが起動停止した状態です。 これはインターフェイス内のコミュニケーション中に処 理しきれない程 USB I/O エラーが生じたことを意味します。 ▪ Output Lat
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル Windows での設定: コントロールパネル Diagnostics ページを表示した状態のコントロールパネルです。 Diagnostics ページの情報は上級者向けとなっていますが、問題がある場合はこのページを参照することを お勧めします。 Diagnostics ページには 3 つのセクションがあります。 ▪ Drop-Out Detection: USB I/O エラーと、検出されたバッファアンダーラン (underruns) を表示しま す。 ▪ Connection Monitor: クライアント-ドライバコネクションと、検出された USB データエラーを表示し ます。 ▪ Information: ドライバとファームウェアのバージョンを表示します。 トラブルシューティングへのリ ンクもあります。 Drop-Out Detection セクション Drop-Out Detection セクションには 2 つのディスプレイと 1 つのボタンを備えています。 ▪ USB I/O Errors: USB のインプット/アウトプットエラーを表示しま
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル 他の音楽アプリケーションで S4 オーディオインターフェイスを使用する。 ▪ Buffer Underruns: バッファアンダーラン (Buffer underruns) はオーディオバッファを正確に処理で きなかった場合に生じます。 扱いきれない程のバックグラウンド処理が行われている場合、オーディオ ドライバとして機器を使用する音楽プログラム内の CPU 負荷が高すぎる場合にこのアンダーランが生 じます。 ▪ Reset: このボタンをクリックしてエラーカウントをリセットします。 Connection Monitor セクション Connection Monitor セクションには 2 つのディスプレイと 1 つのボタンがあります。 ▪ Number of Clients: インターフェイスに接続してあるクライアントの数を表示します。 マルチ ASIO アプリケーションは個別に数えられ、WDM と WASAPI では 複数の WDM/WASAPI アプリケーション でオーディオを再生していても、 単体 (1 個) として数えます。 ▪ USB Da
S4 オーディオインターフェイスとコントロールパネル S4 をデフォルトオーディオインターフェイスとして使用する 8.4 S4 をデフォルトオーディオインターフェイスとして使用す る 使用しているコンピュータの全ての音声再生用に TRAKTOR KONTROL S4 を使用するには、本機器をデフ ォルトオーディオインターフェイスとして設定する必要があります。 8.4.1 Windows Windows 7 (以降)で TRAKTOR KONTROL S4 をデフォルトインターフェイスとして使用する方法は以 下の通りです。 1. Start > Control Panel > Hardware and Sound > Sound と進みます。 2. Playback タブを選択します。 3. 機器リストで Traktor Kontrol S4 を選択し、Set Default をクリックします。 4. Recording タブを選択します。 5. 機器リストで 6. OK をクリックしてダイアログを閉じてください。 8.4.
トラブルシューティングとヘルプ TRAKTOR が起動しない 9 トラブルシューティングとヘルプ この章ではよくあるトラブルの解決法を解説しています。 TRAKTOR KONTROL S4 の設定と使用時に起 こりうる一般的な問題はここで解説、解決可能です。 9.1 1. 2. 3. 4. 5. TRAKTOR が起動しない TRAKTOR KONTROL S4 の動作環境を確認してください。 ここで必要最低条件を満たしている場合 でも、特殊機能の使用の際に支障をきたす場合があります(例 キーロック、FX)。 RAM 容量を増やすこ とでこの問題を大幅に回避可能です。 最新の TRAKTOR バージョンを使用しているか確認してください。 クリックしたアプリケーションのエイリアス、またはショートカットが有効なものか確認してくださ い。 コンピュータを再起動してください。 他のオーディオインターフェイスとコンピュータで使用してい る周辺機器等の接続をはずしてください。 TRAKTOR 2 のルートフォルダにある collection.
トラブルシューティングとヘルプ ハードウェアに関する問題 マスターディスプレイの USB インジケーターです。 USB が点滅する場合は、コンピュータに何も接続されていない、またはドライバに問題があることを意味し ます。 では以下の項目を確認してください。 ▪ TRAKTOR KONTROL S4 は USB 2.0 を使用する機器で、USB 1.0/1.1 ポートを使用することはでき ません。 ▪ 程度の悪い USB ケーブルはオーディオの接続問題の原因となる可能性があります。 正式な USB ロゴ 表示のあるケーブルを使用してください。短いケーブルが有効な場合もあります。 ▪ ドライバを正しくインストールしているか確認してください。 TRAKTOR KONTROL S4 コントロー ルパネルがあるか確認することで(セクション↑8.2.
トラブルシューティングとヘルプ ハードウェアに関する問題 9.2.3 ► ドライバのアップデート NI Service Center を定期的に訪れ、ドライバのアップデートをチェックしてください。 9.2.4 USB に関連する電源の問題 S4 の使用の際は外部電源と共に内蔵電源供給ユニットを使用することを強く推奨します。 USB 接続による 電源のみで S4 を使用することは可能ですが、ヘッドフォンの出力は低減し、全ての LED も通常より暗く点 灯します。 外部電源を使用できない場合は、以下の点に注意してください。 ▪ この USB 2.0 ポートは最小電力を (500 mA) を必要とします。 コンピューターによっては USB 2.0 の使用必要条件を満たさないので USB 2.
トラブルシューティングとヘルプ ジョグホイールトッププレートがゆるい ▪ ラップトップにはオーディオ処理を妨げるネットワークアダプターや、ワイヤレス LAN カード等の内蔵 デバイスが装備されていることが多々あります。 これらの機器も TRAKTOR KONTROL S4 を使用し ている時は、無効にしておく必要があります。 9.3 ジョグホイールトッププレートがゆるい TKS4 のジョグホイールの交換は簡単です。 大きな衝撃や移動中の激しい振動でジョグホイールがゆるくな ったり、コントローラーから外れてします場合があります。 ジョグホイールは簡単に取り付けを行うことが可能です。 以下がその方法です。 1. トッププレートの接続ピンをジョグホイール取り付け部のクリップにあてがいます。 2. 片手でホイールのゴムのリム部を持ちます。 3.
トラブルシューティングとヘルプ ヘルプ オンラインナレッジベースでは Native Instruments 製品の有用な情報をまとめており、また Native Instruments 製品を使用する際に生じる問題の解決の糸口となるヒントを多数用意しています。 問 題 を ナ レ ッ ジ ベ ー ス で 解 決 で き な い 場 合 は 、 オ ン ラ イ ン サ ポ ー ト フ ォ ー ラ ム を 使 用 し て Native Instruments のテクニカルサポートチームに相談することも可能です。 オンラインサポートフォームで使 用しているハードウェア、ソフトウェアについてお答えください。 ここでの情報は今後サポートチームが問 題発生時に効率よく対応する為の資料となります。 Native Instruments サポートチームとコンタクトをとる際、ハードウェア、オペレーションシステム、使用 しているソフトウェアのバージョン情報、問題の詳細をチームに伝えることが問題を解決する為に非常に有効 となります。 情報として提示すべき情報は以下となっています。 ▪ 問題に到達するまでの操作手順 ▪ 問題解決する
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 10 付録 A – 一般的な設定 この付録では TRAKTOR KONTROL S4 を他の機器に接続する方法を段階的に説明します。 TRAKTOR KONTROL S4 のフロント、リアパネルにある各端子とコントロール部の詳細に関してはセクシ ョン↑6.8, リアパネルと↑6.9, フロントパネルを参照してください。 これらの設定内容を使用するにはまず TRAKTOR KONTROL S4 をコンピュータに正しくインストールし てから行ってください。 インストールの詳細に関しては別途のセットアップガイドを参照してください。 ここではまず基本的なセットアップを紹介します。 その後各設定応用例について解説します。 10.1 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 この設定が最も一般的な例です。 この設定はセットアップガイドでも解説しており、殆どのチュートリアル で使用する設定内容です。 この設定には S4、コンピュータ、ヘッドフォン、アンプシステムが必要となります。 パワーサプライの接続 1.
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 2. 電源部を S4 のリアパネルの電源供給コネクター(POWER) に接続します。 S4 の使用の際は外部電源と共に内蔵電源供給ユニットを使用することを強く推奨します。 USB 接続による 電源のみで S4 を使用することは可能ですが、ヘッドフォンの出力は低減し、全ての LED も通常より暗く点 灯します。 更に使用機器が USB 電源に関連した問題にさらされる場合があります(セクション↑9.2.
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 ► USB 2.0 ケーブルの一方を S4 のリアパネルにある USB 端子に接続、もう一方の端子をコン ピュータの USB 2.0 ポートに接続します。 TRAKTOR KONTROL S4 は USB 2.0 を使用する機器で、USB 1.0/1.
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 全てのボリュームコントロール部を下げる ► オーディオケーブルを接続する前に、S4 とアンプシステムの全てのボリュームノブを下げて ください。 これで聴覚にダメージを与えるようなノイズ等の発生を事前に防ぎます。 メインアウトプットをアンプシステムに接続する ► S4 のリアパネルの メインアウトプット 1/2 用 1/4" 端子(バランスド) または RCA 端子(ア ンバランスド) からそれぞれのケーブルを用いてアンプシステム、またはスピーカーに接続し ます。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 187
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 PHONES 端子(フロントパネル)にヘッドフォンを接続する ► S4 のフロントパネルで、ヘッドフォンをヘッドフォン端子(PHONES)に接続します。 ヘッドフォンを接続する際は常に、ヘッドフォンボリュームノブ (CUE VOL) を最小にしてから行ってくださ い。 ヘッドフォンボリュームを最小値にするには CUE VOL を反時計回りに回しきってください。 その後 音声を再生して徐々に CUE VOL ノブを右に回すことで音量を上げて適切な音量にしてください。 Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 188
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 基本設定 S4 の起動 ► S4 のリアパネルの ON/OFF スイッチで機器を起動します。 → コントローラーのトップパネルを確認してください。LED が点滅した後、マスターディプレ イの USB インジケーターが点滅し、完全に起動すると点灯した状態となります。 これでコン ピュータが S4 を認識したことになります。 USB インジケーターが点滅し続ける場合は、USB 接続、またはドライバに問題があります。 セクション↑ 9.
付録 A – 一般的な設定 マイクの追加 1. TRAKTOR のヘッダの環境設定ボタンをクリックして環境設定ウインドウを開きます。 2. Preferences > Decks > Deck Flavor と進み、C/D のメニューで Remix Deck を選択します。 3. 環境設定 (Preferences) ウインドウの下部にある Close を押して設定内容を適用します。 ノート ▪ S4 のトップパネルの中央部にある MAIN LEVEL ノブとメーターを使用して全体のアウトプットレベル を調節します。 ▪ S4 フロントパネルの各 CUE VOL と CUE MIX ノブでヘッドフォンのボリューム調整と、キューシグナ ルとマスターシグナルの音量バランスをコントロールします。 10.2 マイクの追加 上記の基本設定にマイクを追加し、TRAKTOR の AUX チャンネルで使用する方法を解説します。 この設定を行う前に、セクション↑10.
付録 A – 一般的な設定 マイクの追加 MIC 端子にマイクを接続する MIC 端子と GAIN ノブです。 S4 のリアパネルのマイク端子に(MIC、 INPUT CHANNEL D)マイクを接続します。 マイクを接続する前に、MIC 端子の隣の GAIN ノブが下がりきっているか確認してください。 TRAKTOR インプットルーティングを設定し、マイクインプットレベルを調整す る Setup Wizard で基本設定を設定した場合、マイク用オーディオルーティングは既に設定された状態なのでこ のセクションはスキップしていただいて結構です。 そうで無い場合のインプットルーティングの設定方法は以下となっています。 1. TRAKTOR のヘッダの環境設定ボタンをクリックして環境設定ウインドウを開きます。 2. Preferences > Input Routing > Input Aux と進み 3: In: Mic In (mono) と 4: In: Mic In (mono) を各 L (Mono) 、R メニューで選択します。 3.
付録 A – 一般的な設定 マイクの追加 インプットルーティングの詳細はセクション↑7.4.
付録 A – 一般的な設定 マスターミキサー (Master Mixer) の使用 10.3 マスターミキサー (Master Mixer) の使用 状況によっては、TRAKTOR KONTROL S4 システムから独立したオーディオ機器(ターンテーブルとミキサ ー等)を使用する場合も考えられます。 こういった場合は他のミキサーをマスターミキサーとして使用する ことで解決します。 このミキサーで TRAKTOR KONTROL S4 のミックスを受けるので、問題なく音声を アンプシステムに届けることが可能となります。 基本設定を応用して S4 のメインアウトプットの接続を変 更するだけでこのための設定が完了します。 この設定を行う前に、セクション↑10.
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 とターンテーブル、または CD デッキとの併用 ► 基本セットアップを応用し、オーディオソースを S4 の各ステレオインプットチャンネルに接 続し、必要な各設定を施します。 この設定を行う前に、セクション↑10.
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 とターンテーブル、または CD デッキとの併用 LINE/PHONO スイッチを PHONO にします。 LINE/PHONO スイッチ ► INPUT CHANNEL B で LINE/PHONO スイッチを PHONO にします。 TRAKTOR のインプットルーティングとデッキの種類を設定する。 ここで解説するようにインプットルーティングオプションとデッキの種類を手動で設定する変わりに Setup Wizard を使用することができます。メニューで 2 Track Decks + 2 Live Inputs を選択して Finish をク リックすることで自動的に設定が行われます。 Setup Wizard を使用すると、TRAKTOR の設定を全てデフ ォルトの状態に戻してしまうので注意してください。 Setup Wizard の詳細はセクション↑7.
付録 A – 一般的な設定 TRAKTOR KONTROL S4 とターンテーブル、または CD デッキとの併用 → ここまでで、デッキ A と B で外部音声をミキサーのチャンネル A と B を介して送信するよ うになります。 インプットルーティングの詳細はセクション↑7.4.
付録 B – 技術情報 技術仕様書 11 付録 B – 技術情報 ここには TRAKTOR KONTROL S4 オーディオインターフェイスの技術仕様と回路ブロック図を掲載して います。 11.1 技術仕様書 ジャックと端子 ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ モノ RCA プラグ用 4 インプットジャック (IN 1/2 と IN 3/4) モノ 6.3 mm (1/4 inch) フォン プラグ用 1 インプットジャック (MIC) 6.3 mm (1/4 inch) TRS (バランスド) フォノ プラグ用 2 アウトプットジャック (MAIN OUT 1/2) モノ (アンバランスド) RCA プラグ用 2 アウトプットジャック (MAIN OUT 1/2) ステレオ 6.3mm (1/4 inch) フォノプラグ用 1 ヘッドフォンジャック ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ ▪ 6.
付録 B – 技術情報 技術仕様書 ラインインプット クロストーク -111 dB フルスケールレベル +12.4 dB DNR (a-weighted) 98.3 dBu THD+N 0.05 % 周波数特性 ±0.5 dB 20 Hz – 40 kHz マイクロフォン フルスケールレベル @ 1 kHz -31.3 dBu DNR (a-weighted) @ 1 kHz 85.7 dB THD+N @ 1 kHz 0.04 % 周波数特性 ±1.67 dBu 20 Hz – 240 kHz フォノインプット インプットインピーダンス 47 kΩ フルスケールレベル @ 1 kHz -23.5 dBu DNR (a-weighted) @ 1 kHz 90.2 dB THD+N @ 1 kHz Crosstalk @ 1kHz 0.05 % -100dB オーディオアウトプット (D/A) チャンネル 4 サンプルレート 44.1, 48, 88.
付録 B – 技術情報 技術仕様書 オーディオアウトプット (D/A) ビット解析度 16, 24 コンバーター Cirrus Logic Line Outputs (1/4'' TRS balanced) 最大アウトプットレベル +18 dBu DNR (a-weighted) 105 dBu THD+N@1kHz 0.003 % 周波数特性 ±0.35 dBu 20 Hz – 40 kHz Crosstalk @ 1kHz 111 dBu Line Outputs (RCA unbalanced) 最大アウトプットレベル +12 dBu DNR (a-weighted) 105 dBu THD+N@1kHz 0.002 % 周波数特性 ±0.35 dBu 20 Hz – 40 kHz Crosstalk @ 1kHz -111 dBu ヘッドフォンアウトプット 負荷インピーダンス 16 Ω – 600 Ω 最大アウトプットレベル(32 Ω load) +2 dBu DNR (weighted / 負荷がある状態で計測 99.
付録 B – 技術情報 技術仕様書 ヘッドフォンアウトプット THD+N@1kHz 0.013 % 周波数特性 ±1 dBu Crosstalk@1kHz 20 Hz – 240 kHz -111dB 電源 ▪ In: 100-240V - 60/50Hz - 0.4A ▪ Out: 15V 1200mA 10.8VA 寸法と重量 ▪ ▪ ▪ ▪ 奥行き: 33.8 cm 高さ: 7.22cm 幅: 50cm 重さ: 3.
付録 C – クイックリファレンス トラックデッキクイックリファレンス 12 付録 C – クイックリファレンス この付録では、TRAKTOR KONTROL S4 各部のコントロール部の基本機能をクイックリファレンスとして 記載しています。 ここでコントローラーの基本機能を簡潔に紹介します。 各コントロール部の詳細に関し ては 章を参照してください。 12.1 トラックデッキクイックリファレンス デッキを Track Deck にしている場合のデッキの操作内容です。 セクション↑6.
付録 C – クイックリファレンス トラックデッキクイックリファレンス コントロール部 機能 KEYLOCK インジケーター キーロックが有効になると点灯します。 MASTER インジケーター デッキがテンポマスターになると点灯します。 ループサイズディスプレイ ループ SIZE エンコーダーで選択したループのサイズを表示します。 TEMPO フェーダー デッキのテンポを調節します。 SHIFT を押しながらフェーダーを動かすことでテンポを変更することなくフェーダ ーの位置を移動することができます。 テンポオフセットボタン (OFFSET) このボタンが点灯することでソフトウェアのテンポフェーダーと S4 の TEMPO フ ェーダー位置にずれがあることを示します。 どちらかのボタンを押すことで TEMPO フェーダーの位置をリセットします。 両方のボタンを同時に押すことでテンポ変化を 0 % (TEMPO フェーダーが無効の 状態となります)に固定します。 テンポが固定されるとボタンの両方が点灯しま す。 どちらかのボタンを押すと固定解除します。 TEMPO フェーダーが 0 % に
付録 C – クイックリファレンス トラックデッキクイックリファレンス コントロール部 機能 ループ SIZE エンコーダー 押すことでループを起動/起動停止します。 選択したループサイズで現在の再生位 置にフローティングループを設置、自動的にループを起動します。 ループを起動していない状態で回すと、次のフローティングループ用のループサイズ をビート単位で選択することができます。 選択したループのサイズはループ SIZE ディスプレイに表示されます。 ループを起動した状態で回すと、現在のループのサイズを半分/倍にします。 REMIX SLOTS ボタン 無灯の状態は空のスロットを意味します。 ここを押すと、デッキにロードしてある トラックの現在の再生位置からサンプルをエクスポートします (再生位置が起動し ているループ内の場合は、そのループをコピーします)。 サンプルがループ再生し、 トラックの内容を再現します (再生中はミュートされます)。 SHIFT とこのボタンの 併用でプレイリストで選択したサンプルをロードします。 薄く光っている状態で、サンプルはロードされた状態で停止、又はミュートされて
付録 C – クイックリファレンス Remix Deck クイックリファレンス コントロール部 機能 CUE ボタン デッキの再生中にこのボタンを押すと、フローティングキューポイント (Floating Cue Point) にジャンプして停止します。 デッキを停止している状態でこのボタンを押すと、新規フローティングキューポイン トを設置します。 CUE ボタンを押している間トラックはその位置からの再生を続 けます。 ボタンを放すと、配置したフローティングポイントに戻り停止します。 SHIFT と CUE でトラックの最初に戻ります。 SYNC ボタン テンポマスターへの同期機能を起動/解除します (シンクを起動すると点灯します)。 SHIFT と SYNC でデッキをテンポマスターとしてセットします (デッキディスプレ イの MASTER インジケーターが点灯します)。 SHIFT を押したまま SYNC を 1 秒以上押すと、ビートグリッドが現在のシンク参照 内容を元にビートグリッド (Beatgrid) をマッチさせます。 SHIFT ボタン このボタンを押し続けることで他のコントロール
付録 C – クイックリファレンス Remix Deck クイックリファレンス コントロール部 機能 REMIX インジケーター デッキが Remix Deck である場合に点灯します。 DECK A または DECK B の インジケーター 無点灯 DECK C または DECK D の インジケーター ここが点灯すると、S4 デッキで TRAKTOR のデッキ C または D にフォーカスしてい ることを意味します。 KEYLOCK インジケーター 使用しません。 MASTER インジケーター 使用しません。 ループ SIZE ディスプレイ ループ SIZE エンコーダーで選択したループのサイズを表示します。 TEMPO フェーダー デッキのテンポを調節します。 SHIFT を押しながらフェーダーを動かすことでテンポを変更することなくフェーダーの 位置を移動することができます。 テンポオフセットボタン このボタンが点灯することでソフトウェアのテンポフェーダーと S4 の TEMPO フェー ダー位置にずれがあることを示します。 どちらかのボタンを押すことで TEMPO
付録 C – クイックリファレンス Remix Deck クイックリファレンス コントロール部 機能 ループ MOVE エンコーダー Remix Deck モードの場合 押すことでループを起動/起動停止します。 ループを起動しているときはここでループの動きをコントロールします。 ここをまわし て選択したループサイズ (ループサイズディスプレイで表示されます) でループを移動し ます。 SHIFT + 回す動作でループを 1 ビート単位で移動します。 ループが起動していない状態ではビートジャンプ (Beatjump) をコントロールします。 ここをまわして選択したループサイズ (ループサイズディスプレイで表示されます) で移 動します。 SHIFT + 回す動作で 1 ビート単位で移動します。 Legacy モードの場合 サンプルスロットがエディットモードの場合、回すことでサンプルスロットの音量を調 整します。 Remix/Legacy モードの詳細は↑7.
付録 C – クイックリファレンス Remix Deck クイックリファレンス コントロール部 機能 REMIX SLOTS ボタン 無灯の場合、 Sample Slot は空の状態です。 ここを押すと、サンプル元の現在の再生位 置からサンプルをロードします(再生位置が起動しているループ内の場合は、そのループ をコピーします)。 SHIFT とこのボタンの併用でプレイリストで選択したサンプルをロードします。 薄く光っている状態で、サンプルはロードされた状態で停止、又はミュートされている ことを意味します。 点灯はサンプルを再生していることを意味します。 ループモードのサンプルに対しては、ここを押すことでサンプルを再生/ミュート/ミュ ート解除します。 約 1 秒押すと、サンプルを頭出しした状態で停止します。 ワンショットモードのサンプルはここを押すことで再生します。 ここをもう一度押す と、サンプルを頭出しした状態で停止します。 SHIFT を押しながら、薄く点灯/点灯しているボタンを押すことでサンプルスロットから サンプルを削除します (ボタンが消えます)。 ホットキューボタン 1-4 無灯の場
付録 C – クイックリファレンス ミキサークイックリファレンス コントロール部 機能 SYNC ボタン ループモードのサンプルを現在のテンポマスターに同期します。 * SHIFT ボタン このボタンを押し続けることで他のコントロール部の二次機能にアクセス可能となりま す。 12.3 ミキサークイックリファレンス セクション↑6.4, ミキサーでコントロール各部の詳細を確認してください。 BROWSE エンコーダーと BROWSE ボタンの解説は↑12.5, ループレコーダークイックリファレンスを参 照してください。 ループレコーダーに関しては↑12.4, FX ユニットクイックリファレンスで解説していま す。 12.3.
付録 C – クイックリファレンス ミキサークイックリファレンス コントロール部 機能 高周波数帯域ノブ (High-frequency、 シグナルの高周波数帯域を調整します。 HI) 中周波数帯域ノブ (Mid-frequency、 シグナルの中周波数帯域を調整します。 MID) 低周波数帯域ノブ (Low-frequency、 シグナルの低周波数帯域を調整します。 LOW) FILTER ノブ 内蔵デュアルフィルターを調節します。 ヘッドフォンキューボタン (CUE) プレフェーダーシグナルをキューチャンネル(ヘッドフォン)に送信します。 デッキアサインインジケーター (A/ B/C/D) 対応するソフトウェアデッキを S4 でフォーカスしているときに点灯します。 チャンネルフェーダー チャンネルのレベルをコントロールします。 チャンネルメーター チャンネルのプレフェーダーレベルを視覚的に表示します。 青表示でシグナルがクリッピングしていないことを意味します。 オレンジはシグナルがクリッピングしていることを意味します。 クロスフェーダーアサインインジケー 左の矢印が点灯すると、ク
付録 C – クイックリファレンス FX ユニットクイックリファレンス コントロール部 機能 SNAP ボタン スナップオプションを起動します(点灯でスナップの起動を意味します)。 SNAP インジケーター 点灯するとスナップが起動したことを意味します。 クロックマスター (Clock Master) ボ クロックをテンポマスターとして設定します (クロックがテンポマスターになる タン と点灯します)。 クロックマスターインジケーター (MASTER) クロックがテンポマスターになると点灯します。 クオンタイズ (Quantize) ボタン Quantize オプションを起動します (クオンタイズを起動すると点灯します)。 クオンタイズインジケーター (QUANT) 点灯するとクオンタイズが起動したことを意味します。 12.4 FX ユニットクイックリファレンス セクション↑6.
付録 C – クイックリファレンス ループレコーダークイックリファレンス コントロール部 シングルモード (Single Mode) グループモード (Group mode) FX ボタン 1-3 FX ボタン 1: 全 FX パラメーターをデフォ ルト値にリセットします。 FX ボタン 2 と 3: FX によって内容が変化 します (起動により点灯)。 SHIFT + ボタンで既存の FX をロードしま す (Preferences > Traktor Kontrol S4 > S4 Control Options > Direct FX 1-3 で 内容を設定します)。 FX スロット 1-3 を起動/起動解除 (スロット が起動すると点灯します)。 SHIFT + ボタンで FX リストの次の FX をス ロットにロードします (Preferences > Effects > FX Pre-Selection で設定します)。 FX モードボタン (MODE) 通常は FX ユニットのモード (Single、Group) を切り替えます (起動により点灯します)。 SHIFT との併用
付録 C – クイックリファレンス ブラウズ、ロード、コピークイックリファレンス 12.6 ブラウズ、ロード、コピークイックリファレンス セクション↑6.
索引 索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ Absolute (prefs) [157] Absolute モード [110] Adjusting levels [39] Analysis [21] [64] Assigning FX to channels [56] Audience [40] Audio input [94] [104] Audio Processing (Control Panel) [174] Audio Settings (コントロールパネル) [174] Auto Loop (prefs) [156] AUTO ボタン [65] Auto モード (テンポマスター) [65] AUX ノブ (ソフトウェア) [192] Basic setup [184] Beatgrid [64] 瞬間調節 [122] Beatjump (prefs) [155] Beatjumps [112] BPM [67] B
索引 Connection Monitor (Control Panel) [177] Controller Editor [150] Copy mode [63] Copy モード [143] Copying from your S4 Quick Reference [212] Crossfader [35] [131] アサイン [128] Cue channel [32] CUE MIX ノブ [30] [32] [36] [148] Cue Points Floating Cue Point [111] setting and storing [33] 保存 [118] CUE VOL ノブ [30] [148] CUE ボタン (Deck) Track Decks [35] [121] CUE ボタン (Mixer) [32] [129] CUE ボタン(Mixer) [36] Cueing [33] Deck [18] [91] flavor [102] [160] focus [103] overview [102] DECK A indicator [26] DECK A-D インジケーター
索引 loading (Group mode) [57] loading (Single mode) [58] デフォルト [55] テンポシンク [57] 同期 [65] FX Assign ボタン [163] FX Buttons 1-3 [56] [58] FX Knobs 1-3 [58] FX On button [58] FX On ボタン [55] FX Unit [19] [41] [54] [96] assigning to channels [56] DRY/WET ノブ [56] [58] FX Buttons 1-3 [56] [58] FX Knobs 1-3 [58] FX On button [58] FX On ボタン [55] FX ノブ 1-3 [57] Group mode [55] Group モード [136] MODE button [55] MODE ボタン [58] Quick Reference [210] Single mode [58] コントロール [57] スナップショット [58] チャンネルへのアサイン [127] リファレンス [135] FX
索引 Layout Switch Left と Right (prefs) [154] Level meters [40] LEVEL ノブ [145] Levels adjusting [39] Limiter [42] Line/Phono Inputs 1/2 RCA sockets (IN 1/2) [147] Line/Phono インプット 3/4 RCA ソケット (IN 3/4) [146] LINE/PHONO スイッチ [146] [194] Live Input [94] [104] Load Buttons (prefs) [157] LOAD ボタン [26] [107] Jog モード [158] Loading Samples [48] Loading from your S4 Quick Reference [212] Loop Buttons (prefs) [156] LOOP IN button on Track Decks [44] [111] Loop mode [49] Loop MOVE エンコーダー Track Decks [44] [45] [112] LO
索引 Main section [19] [41] [96] MAIN ノブ (ソフトウェア) [29] Manual Looping (prefs) [156] MASTER button and indicator [66] [67] Master Display [34] MASTER button and indicator [66] [67] MASTER ボタンとインジケーター [67] [134] QUANT button and indicator [34] [68] QUANT ボタンとインジケーター [135] SNAP button and indicator [34] [68] SNAP ボタンとインジケーター [134] USB インジケーター [133] [180] アラートインジケーター [132] MASTER indicator (Deck Display) [66] [106] MASTER indicator (Master Display) [66] MASTER ボタンとインジケーター [134] Meters channel [29] Metronome アイコン
索引 Quantize モード [135] Quick Loading サンプル [140] トラック [140] Rear Panel INPUT CHANNEL B [145] REC button [63] REC ボタン [61] [139] Relative (prefs) [157] Relative モード [157] Remix Deck [47] concept [94] Quick Reference [204] REMIX SLOTS [114] Loop Mode [117] One Shot Mode [117] Quick Loading Samples [116] Sample Slot States [114] サンプリング [115] サンプルのアンロード [117] 再生コントロール [116] RESET ボタン [110] Reverb (FX) [55] S4 からのコピー [140] S4 からのブラウズ [140] S4 からのロード [140] S4 のキャリブレーション [159] S4 をラップトップで使用する [181] S4 をデフォルトオーディオイン
索引 Track Decks [66] [122] Synchronization [63] Synchronizing tracks using automatic sync [32] Tempo automatically adjusting (Sync) [32] 手動調節 [36] Tempo bending on Track Decks [108] TEMPO Fader Absolute モード [110] Relative モード [157] Tempo Faders (prefs) [157] Tempo master [64] Clock の設定 [67] setting the Clock as [67] Track Deck の設定 [67] [122] Tempo Offset ボタン (OFFSET) Relative モード [157] TEMPO フェーダー [36] [109] THRU/USB スイッチ [195] Track info [27] Track Collection [20] [65] browsing [48] Track Deck [48] concept
索引 Updates [183] USB インジケーター [133] [180] USB ソケット [148] USB の問題 [179] USB 端子 [186] Waveform [27] [46] 一般的な設定 [184] 音楽フォルダ [20] 概要 [17] 環境設定 Audio Setup ページ (Mac OS X) [171] Decks ページ [160] 技術仕様 [197] 互換性 [16] 資料 [13] 手動キュー [37] 種類 (デッキ) [94] 選択 トラック [26] 他の音楽アプリケーションに S4 オーディオイン ターフェイスを用いる [177] 端子 MIC [191] PHONES [148] [188] 電源コネクター [148] 電源供給コネクター [185] 動作環境 [16] アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ キューポイントの確保 [33] キューポイントの保存 [118] キュー機能 [42] コントローラー概要 [17] コントロールパネル Audio Settings ページ [173] Diagnostics ページ [175] コントロールパネル(Control Panel) [172] アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ クイックリファレンス [201] クイックロード トラック [25] グ
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ スクラッチ トラック [108] スナップショット (FX Unit) [58] ターンテーブル [193] ターンテーブル、CD デッキの使用 [193] アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ セットアップウィザード (Setup Wizard) [158] セットアップガイド(Setup Guide) [13] アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ ディスプレイ [101] デッキ フォーカス [104] 種類 [94] デッキ C ボタン [104] デッキ D ボタン [104] デッキアサインボタン [104] デッキディスプレイ [105] デッキフレーバーの切り替え [160] デフォルト FX [55] デフォルト復元 [158] テンポベンド トラックデッキ [38] ドライバの問題 [179] トラック ロード [25] 再生 [25] トラックシーク [108] トラックデッキ [64] トラックでループを設定する [111] トラックでループを設定する。 [43] トラックの再生 [25] トラックの
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ ビート マニュアルアライン [38] ビートマッチ マニュアル操作 [36] ビートマッチング クオンタイズ [34] フェイズオフセット(修正) [38] フェーダー チャンネル [29] [130] フォーカス [104] ブラウザ [30] ブラウザでトラックを試聴する [133] ブラウザ内でトラックをキューする [30] ブラウズモード [141] プレイリスト iTunes 内 [21] プレビュープレイインジケーター [133] プレビュープレイヤー [30] [133] フロントパネル [148] Microphone Volume ノブ (MIC VOL)
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ ヘッドフォン [30] ヘッドフォンキューボタン [35] [36] [129] ヘッドフォンボリュームノブ (CUE VOL) [30] マイクボリュームノブ (MIC VOL) [192] マイクロフォン [190] マスターディスプレイ [132] プレビュープレイインジケーター [133] マスターミキサーの使用 [193] [148] ヘッドフォンミックスノブ (CUE MIX) [30] [32] [36] [148] ヘッドフォンを使ったミックスの準備 [32] ヘッドフォン端子 (PHONES) [30] [148] アイコン[*];数字[0-9];あ;い
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ ユーザーフォーラム [183] ループ トラック内での設定 [43] ループの解除 [45] 移動 [44] ループサイズの変更 [43] ループの移動 [44] [111] ループの解除 [45] ループの保存 [118] ループの録音 [61] ループレコーダー Source メニュー (ソフトウェア) [192] UNDO ボタン [63] ループサイズの調節 [61] 録音したループの削除 [62] ループ機能 [42] アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ
索引 アイコン[*];数字[0-9];あ;い;う;え;お; か;き;く;け;こ;さ;し;す;せ;そ;た;ち;つ; て;と;な;に;ぬ;ね;の;は;ひ;ふ;へ;ほ;ま; み;む;め;も;や;ゆ;よ;ら;り;る;れ;ろ;わ ロード トラック [25] Traktor Kontrol S4 - オペレーション マニュアル - 227