Instruction manual / installation procedure

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誘導加熱
誘導加熱原理
各調理ゾーンの下には誘導コイルがありま
す。調理ゾーンの電源を入れると、このコ
イルによって磁界が発生し、この磁界が作
用してなべの底を加熱します。調理ゾーン
自体は、なべから伝わる熱によって間接的
に熱くなります。
誘導加熱調理ゾーンが動作するのは、強磁
性体のなべを置いたときのみです(「なべ」
を参照)。
誘導加熱が、なべの大きさを自動的に認識
するので、なべの底で覆われた部分でしか
熱は発生しません。
以下の場合、調理ゾーンは動作しません。
- なべが置かれていないか、なべが不適切
な場合(底が磁性体ではない場合)。
- なべ底の直径が小さすぎる場合。
- 電源の入っているときに、なべを調理
ゾーンからおろした場合。
このような場合、ディスプレイで が点滅
します。
3 分以内に適切ななべを調理ゾーンに置く
と が消え、通常どおり使い続けることが
できます。
適切ななべを調理ゾーンに置かないと、調
理ゾーンの電源は 3 分後に自動的に消えま
す。ディスプレイでは と が交互に点
滅します。
誘導加熱ゾーンを再度使用するには、まず
操作ダイヤルを「0」に合わせます。
ナイフやフォーク、およびその他の金属を
クッカーに置かないよう注意してくださ
い。故意に、または誤って本機の電源を入
れたり、余熱が残っていたりすると、金属
が加熱して発火する恐れがあります。
使用後は、調理ゾーンの電源を切るように
してください。