User Manual- Head
J
取り付け用アクセサリー
雲台は3/8インチメスネジ"J"を備え、マンフロットアームなどのアクセサリーの取り付けに使
えます(マンフロットのアンチローテーション対応)。
注:アクセサリーを追加すると雲台のバランス設定の再調整が必要になることがあります。
極端なアンバランスは、三脚の安定性や雲台のパン・ティルトの動きを損なう恐れがありま
す。また最悪の場合、製品の安全性を損なう恐れがあります。
使用上のアドバイス
製品の使用前、特に長期間使用しなかった後には、ガスピストンの潤滑シールを復元するこ
とをおすすめします。これを行うには、パンバー"A"を使って可動範囲いっぱいに3往復、雲
台をティルトします。
また、ご使用になる前に、中央のカウンターバランス機構周辺に、機器の正しい動作に影響
を与える可能性のある埃や砂などの異物がないか確認してください。
ガスピストンの性能は温度変化の影響を受けます。著しい温度変化に際しても正確にバラ
ンスが保てるよう、カウンターバランスノブを適切に調整することが必要です。
保管方法
本製品は、危険物輸送に関する、陸上輸送(ADR)、鉄道輸送(RID)、内陸水路による輸送(ADN)
、海上船舶輸送(IMDG)、および航空輸送(ICAO/IATA)の規定の非対象です。
輸送する際は、撮影機材を三脚・雲台からはずすことをおすすめします。使用しないときは、
パン・ティルトのロックを解除し、ドラッグ調整を緩め、プレートホルダーが水平になる位置
にして保 管してください。
保管する際は-20°C~+60°Cの範囲内である必要があります。
長期間使用しない場合は、ライトからバッテリーを取り外してください(図4B)。
メンテナンス
クリーニングは、薄めの洗浄剤と柔らかい布でのみ行ってください。
ロックスクリューやスライド部品から、埃や砂を時々取り除いてください。
クリーニングの際には、尖った器具や金属製の器具を使わないでください。長期の不使用期
間の後にピストン付近できしみ音がする場合は、シリンダーシャフトを市販のPTFE潤滑スプ
レーで潤滑させてください。
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注意
雲台を動かしているときは、ピストン付近に手を置いたり器具を挿入したりしないでく
ださい(図12)。
本製品は子どもの手の届かないところに保管してください。本製品には、飲み込む恐
れのある取り外し可能なパーツがあります。
注意
•• 本製品の性能や安全性の低下を避けるため、本製品およびその部品を改造・加工・分解
しないでください。
•• 製品仕様範囲外の使用はしないでください。
•• 誤ってぶつけたり落下させたりなどして破損した製品を使うと、安全性が損なわれる恐れ
があります。破損した場合は、販売店またはマンフロット(manfrotto.comの「お問い合わ
せ」)にご相談ください。
•• 湿った環境での使用後には、腐食を避けるためよく乾かしてください。特に海の近くの環
境で製品をした場合はご注意ください。
•• 本製品は、液体に浸して使用できるようには設計されていません。
•• 長時間炎天下にさらしたり高温に達する車内に放置したりしないでください。
•• 別記「使用温度範囲」を超える温度に達する恐れがあるので、熱源に直接さらさないでく
ださい。
電気箇所の注意事項:
本説明書に記載されていない電池、電源、およびアクセサリーを使用しないこと。•バッテリ
ーはCR1220-3Vのみを使用してください。
免責事項
この説明書に含まれている情報は予告なく変更される場合があります。
必要な場合は、manfrotto.comの製品ページで説明書の改訂版を確認するか、「お問い合わ
せ」ページにて最新版の発送をリクエストしてください。マンフロット社は、本書(特に製品の
設置・使用・メンテナンス)に記載されている要件への順守を怠った結果人、物、動物に直接
または間接的に与えた損害について、あるいは通常の使用条件や制限を超える誤った使用
や用途に由来する負傷や損害について、法的責任を負いません。
マンフロット社が明示的に許可していないいかなる製品変更や修正も、マンフロット社の法
的責任を自動的に除外させます。
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