User Manual- Head
J
はじめ に
このビデオ雲台は、ENGビデオカメラ、レンズ交換式カメラ、または8kg以下のDSLR用に設
計されています。重心高(C.O.G)は55mm、使用条件は20℃の場合。
適切な性能と使用時の安全を保証するため、製品本来の使用目的以外の用途で使用される
場合には事前に製造元(manfrotto.comの「お問い合わせ」)まで直接お問い合わせくださ
い。本製品はプロによる撮影を使用目的としています。
主な特長
•• クイックリリース式スライディングプレートにより、カメラの前後バランス調整が可能。
•• 1/4インチカメラネジ"S"と3/8インチ変換アダプター「大小リング」"Z"によりあらゆるタイ
プのカメラに対応。
•• 3/8インチメスネジ(三脚またはハーフボールアダプターへの接続用)
•• パ ン および ティルトドラッグ 調 整
•• 左右どちらにもパンバーが取り付け可能。
•• 正確な水平出しを可能にする水準器(バックライト付き)を装備。
•• 精確な無段階カウンターバランス機構•
温度範囲
使用温度範囲:-15~+50℃
保管温度範囲:-20~+60℃
セ ット ア ップ &
バッテリーの取り付け(図1):
この雲台には、バッテリー"K"とバッテリーホルダー"X"(水準器用)が別部品として付属して
います。
図1 に示 すように、バッテリーをバッテリーホルダーに装着します。
バッテリーホルダーを雲台に押し込んで装着します。
コントロールレバーの取り付け(図2)
雲台には、パンバー"A"と鋸歯状ロゼット"U"が付属しています。どちらも出荷時には製品本
体に装着されていません。パンバー"A"を左右どちら側で使うかを決めたら、まず同梱のス
クリューを使ってU型のロゼットを固定し、次にノブ"D"を締めてパンバーを鋸歯状ロゼット
に固定します。
ロゼット"U"には歯が刻まれていて、パンバーを10°間隔で任意の角度に調整でき、何かのは
ずみでずれるのを防ぎます。•
撮影中の動きの連続性が損なわれないよう、ノブ"D"をしっかり締め、ロゼット"U"とパ
ンバー"A"のスリーブの間に遊びが無いことを確認してください。•
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雲台への取付
3A - 3/8インチのメスネジ"F"を用いて雲台をカメラ/ビデオ用三脚に取り付けます。
マンフロット三脚のトッププレートには、雲台のベースにネジ込んで雲台をしっかり確実に
ロックするネジ"W"が付属しています。
3B - 直径75mmハーフハーフボールを使って雲台を三脚に取り付けます。
•- ハーフハーフボール"Y"(オプション)を雲台に取り付けます。
•- 雲台を三脚のハーフボールに嵌め込み、ネジがハーフハーフボールの下に出るようにし
ます
•- グリップ"H"(オプション)を回し、ハーフハーフボールに当たるまでおネジに締め込みます。
3C - 3/8インチのメスネジ"F"を用いてスライダに雲台を組み込みます。
雲台底面の中に8mm以上入り込むようなスクリューは使用しないでください。カウン
ターバランスシステムの性能や、最悪の場合製品の安全性を損なう恐れがあります。
水準器
水準器"C"(図4A)は、ボタン"B"を押すことによって点灯するバックライトを備えています。
•- ボタン"B"を1秒押すと、水準器が10秒間点灯します。
•- ボタン"B"を1秒以上押すと、水準器が60秒間点灯します。
注:ライトは10秒後または60秒後に自動的に消えます。手動でスイッチを切るには、もう一
度ボタン"B"を押します。
このライトは、LEDバッテリーインジケーターも搭載しています。バッテリーレベルが下がる
と、ボタン"B"の隣にある赤いLEDのバッテリーシンハーフボールが点灯します。•
バッテリー交換は以下の手順で行います(図4B)。
•- ドライバーを使ってバッテリーホルダー"X"を雲台からはずします。•
•- バッテリー"K"をバッテリーCR1220-3Vと交換します。
水準器はこすらないでください。気泡が静電気を帯びると精度が一時的に損なわれる可能
性 が あります。
クイックリリースプレ ートをカメラに取り付ける &
クイックリリースプレート(図5)には、1/4インチカメラネジ"S"、ネジ"S"に装着する3/8イン
チアダプター"Z"、そして回り止めピン"G"が付属しています。いずれも別部品として同梱さ
れています。
お使いのカメラの取り付け穴のサイズを確認し、クイックリリースプレート(図5)への取り付
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