Owners Manual

MAGNAT TEMPUSをフロントあるいはリア・スピーカーとしてご使用の場合
フロント・スピーカーは、右と左にテレビからできるだけ同じ距離を置いて、耳の高さに取り付けて
ください。リア(後部)・スピーカーの場合は、聞く位置の横か、できればその後ろに右と左に、耳
の高さか、あるいはそれよりやや高く、取り付けます。(図 4)
MAGNAT TEMPUS 77/TEMPUS 55 のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送
されることです。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ
目の末端アンプも追加して必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが
可能です。
各TEMPUSスピーカーは、特殊な接続端子によって、従来の配線・増幅方法に加え、バイ・ワイヤリ
ングやバイ・アンピングも行えるようにつくられています。4つのねじ込み接続は、すぐ見分けがつ
くようになっています。上部の2つは高音用スピーカーに、下部の2つは低音用スピーカーに、繋ぎ
ます。プラス端子およびマイナス端子は出荷時に金属製ブリッジで橋絡されていますので、バイワイ
ヤリング接続およびバイアンプ接続の場合にはこれらを取り除いてください。スピーカーの正しい接
続方法については、図5a(従来の方法)、図5b(バイ・ワイヤリング)、図5c(バイ・アンピング
法)をご覧ください。
MAGNAT TEMPUS CENTER 22
センタースピーカー、TEMPUS CENTER 22 は、その他のTEMPUSモデルと外観も音響もぴったり
よう、つくられています。このスピーカーは、テレビのすぐ上か下に置いてください。その他 につ
いては、前章の一般注意事項をご覧ください。
MAGNAT TEMPUS SUB 300A
アクティブ・サブウーファー TEMPUS SUB 300A は、TEMPUSシリーズの他の各スピーカーと外観も
音響もぴったり合うよう、つくられています。付属の別冊取扱い説明書をご覧ください。
AVレシーバーへの接続
図6と7は、AVレシーバーへの接続バリエーションです。
図6:サブウーファー・アウトレットなしのAVレシーバー
図7:サブウーファー・アウトレット付きのAVレシーバー
修理を必要としないためのアドバイス
MAGNATのスピーカーはすべて、トーンコントロールが中央のポジションに設定されている時、つま
りアンプのリニア再生状態の場合には、最良の音質が出るように調整されています。トーンコントロ
ールのつまみを大きく回すと、低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、ボリューム
が高い場合にはスピーカーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、音量を無理に上
げると、非常にまれではありますが、スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、強力なアンプよりもずっと早くボリュームが
上がるので、中程度の音量でもボックスを損傷する恐れがあります。このようなボリュームの上げ過
ぎは明らかに測定可能で耳に聞き取れるひずみを起こし、スピーカーにとって致命的です。
したがって、ボリュームを調整の場合にはひずみにはくれぐれもご注意ください。そして、ひずみが
出た場合にはただちにボリュームを下げてください。大きい音量を好まれる方は、アンプが、少なく
ともボックスが堪えられるだけの出力パワーに抑えるよう、ご注意ください。
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一般には…
アンプ、チューナー、およびCDプレイヤーは、低価格の製品に限らず、耳には聞こえないような、
高周波の振動を再生することがあります。お持ちの高音用スピーカーが低い、または中程度のボリュ
ームで音が出なくなることがございましたら、専門の技術者に点検してもらってください。
お手入れ
表面の清掃は家庭用のマイルドな洗剤で行ってください。家具用艶出しクリーナー等はご使用になら
ないで下さい。
技術仕様
TEMPUS 77 TEMPUS 55
機器構成: 3ウェイ 2 1/2ウェイ
バスリフレックス バスリフレックス
負荷電力: 175 / 320 W 150 / 280 W
インピーダンス: 4 – 8 Ohm 4 – 8 Ohm
周波数範囲: 22 – 45 000 Hz 24 – 45 000 Hz
推奨アンプ出力: > 30 W > 30 W
効率(1W/1m): 92 dB 92 dB
寸法(WxHxD): 295 x 1025 x 320 mm 295 x 900 x 320 mm
付属品: 金属製スパイク 金属製スパイク
TEMPUS 33 TEMPUS CENTER 22
機器構成: 2ウェイ 2ウェイ
バスリフレックス バスリフレックス
負荷電力: 85 / 150 W 85 / 150 W
インピーダンス: 4 – 8 Ohm 4 – 8 Ohm
周波数範囲: 33 – 45 000 Hz 34 – 45 000 Hz
推奨アンプ出力: > 20 W > 20 W
効率(1W/1m): 91 dB 91 dB
寸法(WxHxD): 200 x 345 x 270 mm 460 x 180 x 230 mm
技術仕様データは変更することがありますのでご注意ください。
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