日本語 上級編マニュアルについて X-Session 上級編マニュアルは、初級編マニュアルの内容を十分にご理解頂いたものと仮定して制作されています(初級編マニュアルは、 XSessionのパッケージ内に印刷物として同梱されています)。初級編マニュアルをお持ちでない場合は、Evolutionのディーラーまでご連絡下さい。 初級編マニュアルをお読みになって、X-Sessionの基本的操作についてはご理解頂いたものと仮定し、本書では一歩進んだ機能について説明しま す。はじめに、本書で使用する用語について解説します。 用語 編集モード: 編集モードとは、ファンクションキーを押してからパラメータの値を変更/設定するまでの間のことを指しています。パラメータの値の変更には、 数値キーを使用します。プログラムチェンジとバンクチェンジの場合を除き、編集モード中はX-Sessionからデータが送出されることはありません。 また、LCD画面では変更可能なパラメータが点滅しています。数値を入力し、別のコントローラを動かすと、入力した番号のパラメータをそのコン トローラで編集することができるようになります(3秒間)。 デフォルト
コントローラがミュートされているときは、LCD画面の表示は消えています。コントローラがミュートされている状態でその設定を変更しようとし ても、画面にはOFFと表示され、X-Sessionからデータを送出することができません。コントローラのミュートを解除するには、ファンクションキー またはMIDIアサイナブルなボタンを押します。 この機能は、コントローラの設定を変更した複数のプリセットを切り換えるのに便利です。コントローラがミュートされている間は、ソフトウェア でのコントローラ設定値に比例してコントローラを動かすことができます。コントローラの操作によって、ソフトウェアの設定値が変わることはあ りません。 この機能を使用すると、DJが行うようなクリエイティブなミキシングを行うことができます。例えば、X-Sessionをミキサーのボリュームとして使 用している場合、コントローラをミュートして、複数のチャンネルのボリュームを上下させ、スナップショットボタンを押してみて下さい。このよ うなミキシングはとてもダイナミックで、従来のミキサーで実現することはできません。 クロスフェーダ クロスフェーダ(F17とF18)は
Assignable MIDI Buttons ASSIGN 0-119 120-127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 255 Description Standard MIDI CC`s Channel Mode Messages Pitch Bend Sensitivity Channel Fine Tune Channel Coarse Tune Channel Pressure RPN coarse RPN fine NRPN coarse NRPN fine Master Volume GM* Master Pan* Master Coarse Tune* Master Fine Tune* Chorus Mod rate** Chorus Mod Depth** Feedback** Send to Reverb** Pitch Bend Controller OFF**** MIDI CC Note(on/off) Note(on/
グローバルMIDIチャンネルの変更 X-SessionのグローバルMIDIチャンネルは、そのMIDIチャンネルが00にアサインされているコントローラだけに対して影響を及ぼします。 グローバルMIDIチャンネルの変更方法 1. 2.
コントローラにRPN/NRPNをアサインする 注:RPN/NRPNデータの詳細については、P.99の「RPN/NRPNについて」の項を参照して下さい。 1. 2. 3. 4. 5.
メモリダンプ ファンクションキー MEMORY DUMP を押すと、システムエクスクルーシブメッセージのパケット(X-Sessionで設定した10個のメモリ情報)を 送信します。この機能は、メモリプリセットの内容を外部記憶媒体にバックアップする場合などに便利です。 メモリダンプ全体をシーケンサに記憶させることができます。メモリダンプを呼び出す場合は、メモリダンプが保存されたMIDIトラックを再生し ます。このとき、X-SessionのドライバがMIDIトラックの出力先となるように設定して下さい。 現在のコントローラへのアサイン設定は、メモリダンプの影響を受けることはありません。また、外部からのメモリダンプの呼び出しにも影響され ることはありません。メモリダンプをX-Sessionに送出したら、プリセットを呼び出して新規メモリセッティングにアクセスします。 デバイスIDのアサイン ファンクションキー DEV.
プログラム/バンクチェンジについて GM(General MIDI)の仕様では、128音色(ボイスNo.
Evolutionライブラリアンソフトウェアのインストール 1. 2. 3. EvolutionインストーラCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。 Librarian Installer をクリックします。 画面の指示に従って、インストール作業を行います。 インストールが完了すると、ライブラリアンが起動します。下図は、ライブラリアンソフトウェアの画面表示です。 2 1 ライブラリアンソフトウェアのセットアップ ライブラリアンソフトウェアを使用する前に、入出力機器にX-Sessionが選択されていることを確認して下さい。 1. 2. 3.
セットアップの保存 すべてのプリセットに名前を付け、並べ換えが終わったら、[Save]をクリックしてその内容を保存します。また、[File]メニューから[Save]を選択し、 これまでと同じファイル名で保存したり、[Save as]を選択してファイルを別名で保存したりすることができます。ショートカットキー[CTRL]+[S]キー を使用して、ファイルを保存することもできます。ファイル名は、後で区別しやすい名前を付けて下さい。 セットアップのロード 保存したセットアップをライブラリアンに呼び出すには、[Load]ボタンをクリックして、目的のファイルを選択します。呼び出したプリセットは、 ライブラリアンの Bank Windowに表示されます。ここで[Send]をクリックしてX-Sessionに送信することも、内容を編集することもできます。 また、[File]メニューから[Open]を選択してセットアップを呼び出すこともできます。ショートカットキー[CTRL]+[O]キーを使用して、ファイルを 呼び出すこともできます。 お問い合わせについて テクニカルサポートへのご質問は、M-Audioのウェブサイトww
トラブルシューティング インストールを終えて演奏を始めたら、コントローラが突然動作しなくなった < 電源スイッチをオフにして10秒ほど待ち、コンピュータを再起動して使用してみて下さい。それでも問題が解決しない場合は、ドライバを 再インストールして下さい。 デバイスマネージャではドライバが認識されていて、通常に動作しているように見えるが、ソフトウェアではX-Sessionを認識することができない < Windows 2000やWindows XPでは、一度にインストールすることができるMIDIデバイスドライバの数に制限がありますが、その最大数に 達している場合でも、警告などが表示されることはありません。このため、ドライバは問題なくインストールされているように見えます。 解決方法:エムオーディオジャパンのWebサイトhttp://www.m-audio.co.jp/dowanload/index.htmlを開き、この問題に関するリンクを クリックして下さい。リンク先から実行ファイル(.
付録 日本語 付録A:MIDI Implementation Chart 付録 • 13
付録B:X-Sessionでアサイン可能なMIDI CC B1-クロスフェーダ/ロータリーコントローラ * システムエクスクルーシブメッセージ ** MMCシステムエクスクルーシブメッセージ *** この値は、数値キーで入力することはできません。 144 と入力した後に+キーを使用してこの値を設定して下さい。または、 0 と-キーを 使用してこの値を設定して下さい。 14 • 付録
日本語 B2-アサイナブルボタン * システムエクスクルーシブメッセージ ** MMCシステムエクスクルーシブメッセージ *** この値は、数値キーで入力することはできません。 144 と入力した後に+キーを使用してこの値を設定して下さい。または、 0 と-キーを 使用してこの値を設定して下さい。 付録 • 15
付録C:16進数 換算チャート 16進法から10進法への変換チャート 16 • 付録
付録D:MIDIデータ一覧 日本語 GMセット MIDIノートナンバー 付録 • 17
付録E:MIDI CC一覧 18 • 付録
付録F:Roland JV/XPで対応するRoland GS/Yamaha XGのNRPN 付録G:GMのリバーブとコーラスタイプ Reverb Types Chorus Types 0: 1: 2: 3: 4: 8: 0: 1: 2: 3: 4: 5: Chorus 1 Chorus 2 Chorus 3 Chorus 4 FB Chorus Flanger 日本語 Small Room Medium Room Large Room Medium Hall Large Hall Plate 付録H:X-Sessionプリセット一覧 工場出荷時のプリセット 00: 01: 03: 04: 05: 06: 07: 08: 09: 10: * MIDI CC(16-31)* MIDI CC(32-47)* MIDI CC(48-63)* MIDI CC(102-117)* GM Native Instruments Pro-53 Rebirth Sampletank Reason ReDrum SoundBlaster cards synth control プリセット1∼4は、デフォルトの
保証規定と製品登録 保証規定 本製品をお買い上げ頂いた日より一年間は保障期間となり修理は無償で行います。しかしながら不適切な使用方法による破損や、保証書に購入店で の手続きが無い場合には製品保証は無効になります。日本国内保証書は、必ずお求めになった販売店で所定の手続きを行った後、大切に保管して下 さい。修理に関しては、原則として日本国内保証書を同封の上、株式会社エムオーディオジャパン・カスタマーサポートへの送付が前提です。送付 される場合には、発送時の費用はお客様が負担、修理後の返送費用は弊社負担とさせて頂きます。 ユーザー登録 ユーザー登録を行わなければ製品保証や技術的なサポートを受けることができません。ユーザー登録を行うには、次の3つの方法があります。環境 に合わせた方法でユーザー登録を行って下さい。1.)コンピュータで(一般的なWebブラウザ)エムオーディオジャパンWebサイトへアクセスで きる方:エムオーディオジャパン オンラインユーザー登録ページhttp://www.m-audio.co.jp/register/index.
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