Music Mixer User Manual
Evolution UC-33e
上級編マニュアル
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Evolution UC-33e
上級編マニュアル
アサイナブルボタンを使用した設定値の切換え
14
個のアサイナブルボタンを使用すると、
2
つの設定値を切り換えることができます。例えば、最初にボタ
ンを押したときには設定値
15
を、次にボタンを押したときには設定値
74
を送出するように設定すること
ができます。
1.
ファンクションキー
DATA MSB
を
2
回押します。
2.
数値キーまたは
+/-
キーを使用して、
15
を入力します。
3.
ファンクションキー
DATA LSB
を
2
回押します。
4.
数値キーまたは
+/-
キーを使用して、
74
を入力します。
ボタンを押すたびに同じ値を送出するように設定する場合は、上記の手順
2.
と
4.
で同じ値を入力して下さい。
RPN/NRPN,GM1&2 SysEx,
その他のメッセージ
前述のように、標準的な
MIDI
コントローラ番号は、
0
∼
131
の範囲で使用することができます。
Evolution
では、
UC-33e
のコントローラにアサイン可能な
MIDI CC
のリストを拡張して、
RPN/NRPN
や
MMC,GM1,2
のシステムエクスクルーシブメッセージも扱える環境を用意しました。
これらの拡張メッセージも標準
MIDI
メッセージと同様に、
MIDI CC
(
132
∼
152
)を入力すれば使用できる
ようになります。各メッセージの
MIDI CC
については、「付録
B
」を参照して下さい。
また、これらの拡張メッセージをプログラムするには、ファンクションキー
PROGRAM
と
DATA LSB
と
DATA MSB
をそれぞれ
2
回ずつ押す必要があります。
1
回だけ押した場合は、プログラムチェンジと
バンクチェンジを送出します。
実際に、拡張メッセージのプログラム例を見てみましょう。「付録
B
」を参照して下さい。
ボタンに
MMC
コントロールをアサインする
1. MMC
メッセージをコントロールするボタンを選択します。
2.
ファンクションキー
ASSGIN
を押します。
3.
数値キーを使用して
149
を入力します。
ここで入力した数値は、
P.8
と
P.9
に掲載した表中の
MMC
コマンドに対応します。
4.
ファンクションキー
CHANNEL
を押します。
5.
数値キーを使用して
127
を入力します。
これで、
MMC
コマンドがすべてのデバイス
ID
に設定されました。詳細は、
P.13
の「
SysEx
メッセージ
とデバイス
ID
について」の項を参照して下さい。
6.
ファンクションキー
DATA LSB
を
2
回押します。
7.
次の表内のいずれかの番号を入力し、
MMC
メッセージを選択します。