Digital Piano Advanced Guide
Evolution MK-425C/MK-449C/MK-461C
上級編マニュアル
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Evolution MK-425C/MK-449C/MK-461C
上級編マニュアル
RPN/NRPN,GM 1&2 SysEx,
その他のメッセージ
前述のように、標準的な
MIDI
コントローラ番号は、
0
∼
131
の範囲で使用することができます。
Evolution
では、キーボード上のコントローラにアサイン可 能な
MIDI CC
のリストを拡張して、
RPN/NRPN
や
MMC,GM 1,2
のシステムエクスクルーシブメッセージも扱える環境を用意しました。
これらの拡張メッセージも標準
MIDI
メッセージと同様に、
MIDI CC
(
132
∼
152
)を入力すれば使用できる
ようになります。各メッセージの
MIDI CC
については、「付録
B
」を参照して下さい。
また、これらの拡張メッセージをプログラムするには、ファンクションキー
PROGRAM
と
DATA LSB
,
DATA MSB
をそれぞれ
2
回ずつ押す必要があります。
1
回だけ押した場合は、プログラムチェンジとバン
クチェンジを送出します(初級編マニュアルにて解説)。
実際に、拡張メッセージのプログラム例を見てみましょう。
P.4
∼
P.5
の表を参照して下さい。
ボタンに
MMC
コントロールをアサインする
1. MMC
メッセージをコントロールするボタンを選択します。
2.
ファンクションキー
CONTROL ASSGIN
を押します。
3.
数値キーを使用して
149
を入力します。
ここで入力した数値は、
P.4
∼
P.5
に掲載した表中の
MMC
コマンドに対応します。
4.
ファンクションキー
CHANNEL
を押します。
5.
数値キーを使用して
127
を入力します。
これで、
MMC
コマンドがすべてのデバイスに設定されました。詳細は、
P.9
の「
SysEx
メッセージとデ
バイス
ID
について」の項を参照して下さい。
6.
ファンクションキー
DATA LSB
を
2
回押します。
7.
次の表内のいずれかの番号を入力し、
MMC
メッセージを選択します。
Number MMC Command
01 STOP
02 PLAY
03 DEFERRED PLAY
04 FAST FORWARD
05 REWIND
06 RECORD STROBE
07 RECORD EXIT
08 RECORD PAUSE
09 PAUSE
10 EJECT
11 CHASE
12 COMMAND ERROR RESET
13 MMC RESET