Ozonic 37-Key Audio/MIDI Interface and Controller User Guide
205
< ボタンで
2
つの設定値を交互に使用する方法
14
系統のボタンやペダルに割当てた2つの設定値を交互に切換えて使用することができます。以下は、最初にボタンを押した時に設置値
15
を、次
にボタンを押した時に設定値
74
を送出するように設定する方法です。
1 EDIT
ボタンを押し、続いて
DATA 2
(最小値)キーを押します。
2
数値キーで「
15
」を入力します。
3 ENTER
キーを押して確認します。
4 DATA 3
(最大値)キーを押します。
5
数値キーで「
74
」を入力します。
6 ENTER
キーを押して確認します。
常に同じ
MIDI CC
ナンバーを送信する場合は、最小値と最大値に同じ設定値のナンバーを入力します。
この方法ではボタンを押すごとに、送信する設定値が交互に切換わりますが、ボタンを押した時とボタンから手を離した時に設定値を交互に切換
えることもできます。
1 EDIT
ボタンを押し、続いて
DATA 1
キーを押します。
2
数値キーで「
146
」を入力します。
3
これでボタンはは、
MIDI CC
の(
On/Off
)モードに設定されました。(付録
B
参照)
4 ENTER
キーを押して確認します。
5
上記の方法で、押した時の設定値(
DATA 3
)と手を離した時の設定値(
DATA 2
)を入力します。
<
RPN/NRPN
、
GM 1&2
システムエクスクルーシブメッセージ、その他の高度メッセージ
標準的な
MIDI
コントローラナンバーは
0
から
127
の範囲で使用することができます。キーボード上のコントローラに割当て可能な
MIDI CC
のリスト
を拡張して
RPN/NRPN
や
MMC
、
GM 1&2
のシステムエクスクルーシブメッセージも扱うことが可能です。
これらの拡張メッセージも標準
MIDI
メッセージと同様に、
MIDI CC
(
128
∼
152
)を入力すれば使用できすようになります。各メッセージの
MIDI
CC
については付録
B
をご参照下さい。
これらの拡張メッセージをプログラムするには、まず
EDIT
ボタンを押して編集モードにします。続いて、
DATA 1
、
DATA 2
、
DATA 3
等のボタンの
いずれかを押します。詳細は付録
B
をご参照ください。
<
MMC
コントロールをボタンに割当てる方法
1 MMC
メッセージをコントロールするボタンを選択します。
2 EDIT
ボタンを押し、続いて
CTRL ASGN
キーを押します。
3
数値キーで「
149
」を入力します。
付録
B
の一覧表に示す通り、
149
は
MMC
メッセージに該当するナンバーです。
4
数値キーで「
127
」を入力します。これにより、メッセージは全てのデバイス
ID
番号に設定されます。詳細は、本マニュアルの「システ
ムエクスクルーシブメッセージとデバイス
ID
」の項をご参照下さい。
5 DATA 2
キーを押します。
6
以下の表内のいずれかの番号を入力し、
MMC
メッセージを選択します。
Number MMC Command
01 STOP
02 PLAY
03 DEFERRED PLAY
04 FAST FORWARD
05 REWIND
06 RECORD STROBE
07 RECORD EXIT
08 RECORD PAUSE
09 PAUSE
10 EJECT
11 CHASE
12 COMMAND ERROR RESET
13 MMC RESET
<フェーダー
/
ロータリーコントローラに
RPN/NRPN
を割当てる方法
注意:
RPN/NRPN
のデータに関しては「
MIDI
メッセージについて」をご参照下さい。
1.
前述の通り、選択したコントローラを動かして選択します。
2. EDIT
ボタンを押し、続いて
CTRL ASGN
キーを押します。
3.
画面が点滅している間に、数値キーまたはオクターブボタンを使って
132
(
RPN Coarse
)、
133
(
RPN Fine
)、
134
(
NRPN Coarse
)、
135
(
NRPN Fine
)のいずれかを入力します。
4. ENTER
キーを押して入力した値を確認します。
5. DATA 3
キーを押します。
RPN/NRPN MSB
に割当てる値を入力します。
6. DATA 2
キーを押します。
RPN/NRPN LSB
に割当てる値を入力します。
7.
最後にメッセージを送出する
MIDI
チャンネルを割当てます。