Ozonic 37-Key Audio/MIDI Interface and Controller User Guide
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Ozonic
キーボードと
MIDI
音源モジュールや別の
MIDI
機器を接続している場合は、
Ozonic
キーボード側と
MIDI
信号の受信側で、同じ
MIDI
チャンネ
ルを使用するよう設定する必要があります。グローバル
MIDI
チャンネルは、キーボードやプログラム、バンクチェンジ、その他グローバルに設定
したコントローラ信号をすべてまとめてコントロールします。
1. EDIT
ボタンを押します。
2. GLOB CHAN
キーを押します。
3. LCD
画面には、
GLOB CHAN
のシンボルが表示されます。3桁の数値表示エリアには現在選択されているグローバルチャンネル番号(先
頭に
c
の表示)が表示されます。
4.
数値キーを使って
MIDI
チャンネル番号(
01
∼
16
)を入力します。
5. ENTER
キーを押して確認します。
< キーボードベロシティカーブの設定
キーボードが鍵盤を押すタッチの強さに合わせて反応するように調整を行います。
Ozonic
では、
9
種類のベロシティカーブを採用しています。と
てもダイナミックに変化するカーブからほぼ一定の(直線的な)ベロシティを持つタイプまで様々なタイプが用意されています。:
また
Ozonic
には
64
、
100
、
127
のベロシティを送出するベロシティ設定がプリセットされています。それぞれ
F1
、
F2
、
F3
で表示されます。
ベロシティカーブは次の手順で変更します。:
1. EDIT
ボタンを押します。
2. VEL CURVE
キーを押します。
3.
数値キーを使ってベロシティカーブを選択します。
< オクターブ
Ozonic
のキーボードは上下にシフトすることができ、合計
11
オクターブまでアクセスできます。
1. OCTAVE UP
キーを押すと高音域に向かってオクターブ単位で音域がシフトします。
LCD
画面には
OCT
のシンボルと共に現在のオクターブ設定が表示されます。
2. OCTAVE DOWN
キーを押すと低音域に向かってオクターブ単位で音域がシフトします。
< トランスポーズ
トランスポーズ(転調)機能を使用すると、現在弾いている鍵盤の位置は変えずに調だけを変更することができます。
1. OCTAVE UP
キーと
OCTAVE DOWN
キーを同時に押して
TRANSPOSE
を有効にします。
LCD
には
TRANS
のシンボルと共に現在のトランスポーズ設定が表示されます。
2. OCTAVE Up
キーまたは
OCTAVE DOWN
キーを押して、半音ずつ上または下に移調します。
< ピッチベンドホイール
一般的にピッチベンドホイールは、キーボードで弾いた音のピッチ(音程)を上下させるのに使用します。この機能を使用すれば、鍵盤上でギ
ターのリフを再現するようなことも可能になります。
ピッチを上下に変化させる幅は、音源側で設定します。通常は、上下それぞれ半音ずつ変化させるように設定しますが、最大で上下
2
オクターブず
つ変化させることができます。コントロールを終了すると設定は
0
に戻ります。
Ozonic
のピッチベンドホイールは
MIDI
信号への割当てが可能です。
< モジュレーションホイール
モジュレーションホイールは現在弾いている音の音色や音質を変化させるのに使用します。このようなリアルタイムのコントローラは、鍵盤楽器
上でもビブラートなどの変化をつけることができるよう開発されました。
Ozonic
のモジュレーションホイールは
MIDI
信号への割当てが可能です。