OZONIC 37-Key Audio/MIDI Interface and Controller
日本語 はじめに M-Audio Ozonicをお買い上げ頂きまして誠に有難うございます。Ozonicはコンピュータベースの音楽クリエイトをより効率良く図るためにオー ディオMIDI制作とパフォーマンスツールを統合したデザインを実現しました。ご使用になる前に、まず本マニュアルをよくお読みになり、正しい インストール方法、操作方法、高度機能性などについて習得して頂くことをお勧めいたします。 製品パッケージ内容 M-AudioのOzonicには以下の製品が同梱されています: < < < < < < Ozonicオーディオ/MIDIインターフェイス ドライバソフトウェアと本マニュアル(PDF)を収録したCD-ROM 製本版クイックスタートガイド Reason Adapted Expressを含むCD-ROM 1メートルの6ピン-6ピンのIEEE 1394(FireWire)ケーブル1本 12VDC 1000mA電源アダプタ Ozonicについて OzonicをコンピュータのFireWire端子に接続するにはIEEE 1394ケーブル1本が必要です。お使いのコンピュータにFireWire端子が装備されていな
またOzonicには、ジョイスティック1系統、ノブ8系統、スライダー9系統、ピッチベンドとモジュレーションホイール、割当て可能なボタン(ト ランスポートボタンを含む)14系統を含む割当て可能なMIDIコントローラが40系統装備されています。またキーボードには、割当て可能なアフ タータッチコントロールも搭載されています。 ゾーンやグループコントロールを含む6系統のリアルタイムファンクションボタンやオンボードメモリ20種類の設定保存が可能な不揮発性メモリ にアクセスできるメモリアクセスボタン10系統をも搭載しています。 特徴 キーボード本体: < 割当て可能なアフタータッチコントローラを装備したフルサイ ズ、タッチセンシティブ、シンセアクション37鍵盤 < MIDI入出力1系統 < ジョイスティックコントローラ < 割当て可能なロータリーノブ8系統 < 割当て可能なスライダー9系統 < 割当て可能なボタン14系統(トランスポートボタンを含む) < 2レイヤーと2段階操作のキーパッドの10プリセットセレクト ボタン < < < < < < < < < 割当て可能なピッチベンドとモジュレーションホイール 不揮発
動作環境* 重要:OzonicはWindows XPをサポートしています(Windows 98/98SE、Windows ME/2000は非対応)。Windows XPにはService Pack 1 (SP1)以降が必要です。Microsoft社のウェブサイト(http://windowsupdate.microsoft.com/)でWindowsのアップデート状況を参照し、 最新のService Packをインストールして下さい。 Macintoshでは、Mac OS X 10.2、Mac OS X 10.3.4以降をサポートしています。それ以前のMacOSは非対応です。 Windows < Pentium 3 – 800 MHz以上 (ノートブックコンピュータではより高速なCPUが必要です) < Windows XP (SP1)以上 (Windows 98/Me/NT/2000は非対応です。) < 256 MB以上のRAM < DirectX 9.
11 6 10 9 8 7 12 5 3 2 4 1 リアパネルの説明 マイク入力端子:標準3ピンバランスXLR端子でローインピーダンスのマイクレベルの信号を受信します。マイク入力ではプロ用のコン デンサマイクに使われる48vの標準ファンタム電源をサポートします。 2. インストゥルメント入力端子:ギターやベース等のインストゥルメントを接続します。入力端子はアンバランスで、TSアンバランス端子 をサポートします。 3. ライン入力端子:2系統の入力端子はラインレベルの信号を受信します。モノラル機器2種類を接続することやステレオ機器1つを接続 することができます。 4. ヘッドフォン出力端子:ヘッドフォン出力端子はインピーダンス32∼600Ωの広範囲でサポートします。 5. ライン出力端子:ライン出力端子1と2はバランス(TRS)で、ライン出力端子3と4はアンバランス(TS)です。 6. ファンタム電源:マイク入力端子(上記1番)のファンタム電源のON/OFFを切換えます。 7. MIDI入出力端子:標準の5ピンDINのMIDI入出力端子です。 8.
4. 5. 6. 7.
11. インストールの途中で「ロゴテストに合格していません」のメッセージ画面が表示されます。「続行」をクリックしてインストールを続 けます。 12. 新しいハードウェアの検出ウィザードが再び始まりOzonicのドライバソフトウェアをインストールします。「ソフトウェアを自動的に インストールする」を選び「次へ」をクリックします。 13. 再び「ロゴテストに合格していません」の画面が表示されます。「続行」をクリックしてインストールを続けます。 14. インストールの完了画面が現れたら、「完了」をクリックしてインストールを終了します。以上でOzonicは使用できる状態になりました。 15.
Mac OS Xでのインストール 6ピンFireWire端子とOzonicを接続する場合(バス電源供給)には、Macintoshの電源が入っている状態でOzonicを脱着しないで下さい。Ozonicを 接続する場合には、Macintoshの電源が切れている時にOzonicを接続して、Ozonicの電源を入れてからMacintoshの電源を入れて下さい。 インストール上の注意:Mac OS X 10.2とMac OS X 10.3では管理者の許可の部分に相違があります。Mac OS X 10.2.8以上では、最初に管理者の 名前とパスワードが必要です。Mac OS X 10.3では、インストールが始まる前に名前とパスワードが必要です。 4. コンピュータのCD-ROMドライブにドライバCD-ROMを挿入し、内容を確認します。Ozonicのフォルダをクリックし、次にMac OS Xの フォルダをクリックします。 M-Audio Ozonic Installer.
8. 9. インストールするMac OS Xのハードドライブを選んで「続ける」をクリックします。 次の画面はOzonicドライバインストールに関してのオプションが表示されます。「簡易インストールをお勧めしますが、「カスタマイ ズ」のボタンをクリックするとオプションが選べます。「インストール」をクリックします。 10. 管理者の名前とパスワードを入力して「OK」をクリックします。 11. この時点でインストールの残りの手順についての詳細なメッセージ画面が表示されます。読み終われば「OK」をクリックします。 12. インストールが完了したら「閉じる」をクリックしてウィザードを終了します。 13. インストールが完了すれば、一旦コンピュータを終了して電源を OFF にします。コンピュータの FireWire 端子に Ozonic を接続して Ozonicの電源をONにします。Ozonicを接続してからコンピュータの電源をONにします。 14.
Ozonicの接続 オーディオ 注意: Ozonic をコンピュータと脱着する場合には、必ず先にコンピュータの電源を OFF にして下さい。この作業を怠ると、コンピュータや OzonicのFireWire端子に修理不可能な損傷を引き起こす場合があります。 Ozonicの出力1/2端子をアンプ、パワードモニター、ミキサーなどのライン機器に接続します。2チャンネルのステレオ使用時には、出力1/2端子 が登録されています(Ozonicのコントロールパネル・ソフトウェアで変更ができます)。Ozonicにある4系統のライン出力端子は、スタンドア ロンのミキサーに接続できます。 ヘッドフォンは、Ozonicのヘッドフォン出力端子に接続して下さい。 インストゥルメント入力端子2には、マイクロフォン(XLR端子使用)や、エレクトリックギターやベース等のインストゥルメント(TRS/TS端子 のみ)を接続します。アナログライン入力3/4端子には、プリアンプ、CDデッキなどのラインレベルのアナログ機器を接続します。 MIDI コンピュータに Ozonic を接続してから、 Ozonic の MIDI 入力端子に MIDI 機器
グローバルメニュー コントロールパネル・ソフトウェア右側にあるグローバルメニューは各ページに表示されており、以下のコントロールが装備されています。: < Mixer Settings – Resetボタンを押すとコントロールパネルの各設定が全て初期設定に戻ります。コントロールパネルの初期値に関してはこ のセクションの最後を参照して下さい。 Load 、 Save 、 Delete ボタンを押すとそれぞれのファイルダイアログボックスが表示されます。コントロールパネルの設定を保存する場合は Save(保存)ボタンをクリックし、ダイアログボックスで名前を付けて保存します。保存した後にload(読み込み)ボタンをクリックして保存 されている設定から選択し読み込むことができます。設定を削除するにはDelete(削除)ボタンをクリックして、削除する設定を選択します。 Mixerページ Mixerページは、Ozonicのアナログ入力やソフトウェアリターンのルーティングやコントロールを設定します。コントロールパネルには、4チャン ネルまでのソフトウェアリターンがあります。 < Mixer pageソフトウェアリターン
< Hardware入力 – MixerページにはOzonicのアナログ入力のダイレクトモニタリング用にソフトウェアレベルコントロールが用意されていま す。コントロールパネル上では1/2 inと3/4 inで表示されています。 ハードウェア入力のソフトウェアルーティングは、ソフトウェアリターンと同様の手順です。1/2または3/4のいずれのボタン、または両方のボタン をクリックして、ルーティングのオプションを選択します。押したボタンは点灯し、オーディオ信号が点灯した出力ペアにルーティングされたこ とを示します。 < Outputルーティング – Outputルーティングボタン(1/2と3/4)をクリックして、ソフトウェアリターンの1-4をステレオペアでOzonicのアナ ログ出力に割当てることができます。 Mixerページの入力チャンネルにあるアナログ入力ペアは全て選択(ボタンが青色に点灯)可能です。複数のMixerチャンネルを同時に1つの出力 ペアに割当てると、オーディオ信号がその1つに集中して歪む場合もありますので、出力レベルのメーターに注意して下さい。 < ステレオリンク – ソフトウェアリターンのチ
Hardwareページの画面や機能は、お使いのオペレーティングシステムによって異なる場合があります。以下の図はWindows版の画面です。 < Sample Rate Detected(サンプリングレート) – 現在のサンプリングレートを表示します。Ozonicでは、IEEE 1394(FireWire)バスを通し てオーディオソフトウェアやコンピュータのオペレーティングシステムで検出されたサンプリングレートを感知して表示します。 < ASIO/WDM Buffer Size(バッファサイズ) – このフィールドでは、ASIO/WDMドライバのシステムメモリのオーディオ/バッファ使用率を 表示します。バッファサイズを小さくするとレイテンシー(入力信号がソフトウェアを通してい出力されるまでに生じる遅れのこと)も低くなり ますが、低速システムでは適切に動作しないこともあります。初期設定は256ですが、低く設定することもできます。オーディオ再生にノイズが 発生する場合はバッファサイズを大きくして調整して下さい。 注意:Mac OS Xではバッファサイズの設定は表示されません。Mac OS Xでは、基本的にオーディ
Ozonicを使用する このページでは、Ozonicを使用する場合の基本的/実用的な設定例等を紹介します。この他、M-Audioのウェブサイトにも数多くFAQを掲載して いますので、問題が発生した時にFAQを参照して下さい。 録音レベルの設定 < Mic/Inst入力 – Ozonicのリアパネルにあるマイク入力端子やインストゥルメント入力端子にマイクロフォンや楽器を接続します。アクティブ な回路を持つマイクロフォン(特にコンデンサーマイクロフォン)を使用する場合、XLR入力端子に接続した後ファンタム電源を確実にONにして 下さい。入力ゲインは、デュアルコンセントリック・ノブで調整します。上段の小さいノブでマイクロフォンのゲインを調節し、下段の大きい方 のノブでインストゥルメントのゲインを調節します。マイクロフォンに音声を入れたりギターを弾いて入力レベルを調整しながら、緑のシグナル LEDが点灯を続ける(赤いクリップLEDが点灯しない)ように入力ゲインを調整します。 注意:マイクロフォンでレコーディングする時には、メインのスピーカーから離れたところでマイクを使うか、ヘッドフォンでモニターして 下さい。マイク
ASIOダイレクトモニタリングではオーディオアプリケーションでOzonicのMixerの入力チャンネルをコントロールできます。ダイレクトモニタ リングを手動で行う場合、OzonicのMixerの入力チャンネルを以下の手順で、手動コントロールする必要があります。 1 2 3 4 オーディオアプリケーションを起動し、Ozonicのコントロールパネル・ソフトウェアを開きます。 Ozonicのコントロールパネル・ソフトウェアでMixerページを開きます(ここではアナログ入力の録音を行い、ライン出力1/2をステレ オでモニターすると仮定します)。アナログ入力のOutputルーティングに1/2を割当て、ライン入力に接続した音源からの信号が聞こえ 始めるまでフェーターを上げます。 Ozonicのダイレクトモニター・レベルノブを使って出力端子に直接送信されているモニター音量(ダイレクトモニタリングのシグナ ル)を調整します。 入力シグナルは出力端子に送られると同時にFireWire端子とオーディオアプリケーションにも送信されます。これにより、録音とモニタ リングがリアルタイムで可能になります。 ASIOダイレクトモニタリ
OzonicキーボードとMIDI音源モジュールや別のMIDI機器を接続している場合は、Ozonicキーボード側とMIDI信号の受信側で、同じMIDIチャンネ ルを使用するよう設定する必要があります。グローバルMIDIチャンネルは、キーボードやプログラム、バンクチェンジ、その他グローバルに設定 したコントローラ信号をすべてまとめてコントロールします。 1. 2. 3. 4. 5.
< サスティーン/エクスプレッションペダル Ozonicのリアパネルにあるサスティーン入力端子には、極性にかかわらずフットスイッチ(別売)を接続することができます。Ozonicはキー ボードの電源が入ると自動的にフットスイッチの極性を判断します。極性を逆にする場合は、キーボードの電源を入れるときにフットスイッチを 踏んだままにしておきます。ボリューム入力端子にはエクスプレッションペダル(別売)が接続できます。 通常、サスティーンペダルは鍵盤から手を離しても音を持続させておきたい場合に使用します。これに対しエクスプレッションペダルは、一般的 に演奏中の楽器のボリュームを変更するために使用します。 サスティーンペダルにはMIDIノートを送信するようにプログラミングすることもでき、これにより、キーボードから手を離さずに異なるMIDIチャン ネルのサンプルに変更することができます。またOzonicのMIDI割当て可能なボタン14系統から送信することができるプログラムチェンジなどの MIDIメッセージなども送信することができます。 エクスプレッション(ボリューム)ペダルはコントロールパン、ピッチベンドセンシティビテ
< プリセットの保存と整理 Ozonicのプリセットがよく理解できたら、次にプリセットを任意の順に並べ換えてみることもできます。 ファクトリープリセットはキーボードのROMに保存されているので、いつでも元の状態に戻すことができます。 プリセットをロードする場合: 1. 2. BANK A/Bボタンを押して、呼び出したいプリセットのあるバンクを選択します。 メモリボタンを押してプリセット(A1∼A10またはB1∼B10)をロードします。 プリセットを保存する場合: 1. 2. 3. 4. 5.
< コントローラにMIDI CCを割当てる方法 編集したいコントローラを選択した後、次の方法で割当てられているMIDI CCナンバーを変更することができます。: 1. 2. 3.
ホストからのMIDI OUTモードを解除する方法: 1 2 EDITボタンを押します。 MIDI OUTキーを押します。LCD画面から MIDI plugのシンボルは消えます。 解除するとOzonicのキーボードはOzonicの鍵盤とコントローラからのデータを送信するようになります。 上級編プログラミング機能 < ゾーン 各ゾーン領域を設定することにより、Ozonicを最大3つのゾーンに分割することができます。ゾーン編集モードではゾーン領域の上限と下限の鍵 盤を選択して、3つのゾーンでそれぞれのゾーン領域を設定することができます。 < ゾーンの有効化/無効化 3つのゾーンではメモリボタン1、2、3を使用してそれぞれのゾーンの有効/無効の切換えができます。 ゾーンを有効化する方法: 1. ZONE/GRP SELECTボタンを押します。 2.
Ozonicコントローラのプログラミング < プログラミングオプションについて Ozonicではコントローラが全てMIDI CC、RPN/NRPN、GM1、2、システムエクスクルーシブメッセージを送出することができます。また、コン トローラに個々のMIDIチャンネルを割当てることもできます。 MIDI CCナンバーは標準MIDI規格の一部で、一般的には音楽装置のパラメータをリアルタイムでコントロールするために使われます。標準MIDIコン トローラナンバー(0∼131)については付録Eをご参照下さい。 キーボードのどのリアルタイムコントローラでもMIDI CCナンバーに割当てることができます。割当て可能なボタンやペダルには、フェーダーや ロータリーコントローラとは少し異なる機能があります。 以下、2つの表では、フェーダーやコントローラ、割当て可能なボタンにプログラムすることができるMIDIメッセージを記載してあります。 この段階でフェーダーやノブのプログラミングとボタンのプログラミングの違いを把握しておけば、以降の説明やプログラム例での理解に役立ち ます。 < フェーダーとロータリーダイヤル: MIDI C
< ボタンとペダル: MIDI CC Description Data 1 Data 2 Data 3 0-119 Standard MIDI CC s - Toggle Value 2 Value 2 120-127 Channel Mode Messages - Toggle Value 2 Value 2 128 Pitch Bend Range - Sensitivity Value - 129 Channel Fine Tune - Tuning Amount - 130 Channel Coarse Tune - Tuning Amount - 131 Channel Pressure - Pressure Amount - 132 RPN Coarse Value RPN LSB RPN MSB 133 RPN Fine Value RPN LSB RPN MSB 134 NRPN Coarse Value NRPN LSB NRPN MSB 135 NRPN Fine Value NRPN
CTRL ASGNキーを押してグループAコントローラを選択すると、グループAコントローラに割当てたMIDIメッセージはその時点で有効ゾーン全て に送信されます。つまり、グループAに割当てたMIDI CCは選択したゾーンが割当てられているチャンネル全てに送信されることになります。 グループAコントローラを1つ以上のゾーンのみで送信したい場合、グループAコントローラをOFFにする必要があります。これにより、そのグ ループAコントローラはその他のゾーンに影響を及ぼしません。 この方法で、グループAコントローラをゾーンチャンネルから独立した任意のゾーンに割当てることができます。グループAコントローラを任意の ゾーン以外に送信したくない場合: 1 2 3 4 5 グループAからのコントローラを選択します。 EDITボタンを押し、続いてCTRL ASGNキーを押します。 ZONE/GRPボタンを押し、コントローラから送信しないゾーンのみが選択されていることを確認します。 0を入力するとOFFが選択されます。 Enterキーを押してOctave Downキーを押します。 注意:ゾーンが無効の時、グループAコントローラ
< ボタンで2つの設定値を交互に使用する方法 14系統のボタンやペダルに割当てた2つの設定値を交互に切換えて使用することができます。以下は、最初にボタンを押した時に設置値15を、次 にボタンを押した時に設定値74を送出するように設定する方法です。 1 2 3 4 5 6 EDITボタンを押し、続いてDATA 2(最小値)キーを押します。 数値キーで「15」を入力します。 ENTERキーを押して確認します。 DATA 3(最大値)キーを押します。 数値キーで「74」を入力します。 ENTERキーを押して確認します。 常に同じMIDI CCナンバーを送信する場合は、最小値と最大値に同じ設定値のナンバーを入力します。 この方法ではボタンを押すごとに、送信する設定値が交互に切換わりますが、ボタンを押した時とボタンから手を離した時に設定値を交互に切換 えることもできます。 1 2 3 4 5 EDITボタンを押し、続いてDATA 1キーを押します。 数値キーで「146」を入力します。 これでボタンはは、MIDI CCの(On/Off)モードに設定されました。(付録B参照) ENTERキーを押して確認します。
DATA 3とDATA 2に入力するMSBとLSBの値はNRPN対応のシンセサイザのデータシートに常時掲載されています(付録F参照)。マニュアルに よっては16進数の表記しかないものもあります。Ozonicでは10新方の値を入力する必要があります。この場合はWindowsの「アクセサリ」から 「電卓」を選択して簡単に換算を行うことができます。「電卓」の「関数電卓」モードを選択し、[16進]ラジオボタンをクリックして16進法の値 を入力します。次に[10進]のラジオボタンをクリックして、10進法の値に換算します。また付録Cには換算表をご用意しましたので、この表からも 簡単に10進法の値に換算することができます。 < ボタンにノートを割当てる方法 以下は、ボタンを押すとノートオンメッセージを送信し、離すとノートオフメッセージを送信するように設定する方法です。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 EDITボタンを押し、続いてCTRL ASGNキーを押します。 数値キーで「147」を入力します。 ENTERキーを押して確認します。付録Bに示されている通りノートオン/オフメッセージに該当するMI
MIDIメッセージについて < プログラムチェンジとバンクチェンジ GM(General MIDI)の仕様では、128音色(ボイスNO.
トラブルシューティング Ozonicは高品位でプロフェッショナルなクオリティのオーディオを実現するよう設計されています。様々なシステム条件と動作環境でテストを続 けてきましたが、それでも予測を超えるような悪条件に遭遇し誤作動を起こすことがあります。このセクションでは、起こり得る全ての事態に対 応することはできませんが、よくあるご質問とその回答をまとめてあります。 多くの機器を接続して使用することはお避け下さい。FireWireバスは信頼性の高い、高速広帯域のプロトコルで、デジタルオーディオには理想的 です。しかしながら、オーディオやマルチメディアのストリーミングではコンピュータのプロセッサやFireWireバスに相当な負担がかかっている ことをご理解下さい。つまり、複数のFireWire機器を幾つも連続してチェーン接続することは理論上可能ですが、これによりオーディオパフォー マンスを劣化させる可能性があります。 一般的にFireWire機器は、WindowsコンピュータでPCIカード等に生じるIRQコンフリクト(競合)の影響を受けません。Ozonicから、または Ozonicへオーディオを送受信する場合に
お問い合わせ テクニカルサポートへのご質問は、M-Audioのウェブサイトwww.m-audio.comからテクニカルサポートのフォームにご記入になりオンライン でお送り下さい。 M-AUDIO U.S. M-AUDIO Deutschland �Germany� 5795 Martin Road, Irwindale, CA 91706-6211, U.S.A. Kuhallmand 34, D-74613 Ohringen, Germany Sales Information� 626-633-9050 Sales Information �email�� info@m-audio.com Tech Support� 626-633-9055 Tech Support �email�� techsupt@m-audio.
付録 付録 A – MIDIインプリメンテーションチャート Function Transmitted Basic �Default 1-16 Channel� Changed 1-16 Received Remarks X �Default --------- Mode �Messages �Altered X X ********* Note 0-127 Number� True Voice ********* Velocity� Note ON 0 X X � Note OFF X After � Keys X Touch �Ch’s 0 X Pitch Bend Control 0 X 0 X 0 X 0-119 Change 120-127 Program 0-127 Change� True Number ********* System Exclusive GM, GM2, MMC X Memory Dump X Song Position X X Common� Song Select System �
付録 B - M-AUDIO Ozonicのアサイン可能なMIDI CC B1 – フェーダーとロータリーコントローラ: MIDI CC Description Data Lsb �Press Twice� Data Msb �Press Twice� 0-119 Standard MIDI CC’s - - 120-127 Channel Mode Messages - - 128 Pitch Bend Sensitivity - - 129 Channel Fine Tune - - 130 Channel Coarse Tune - - 131 Channel Pressure - - 132 RPN Coarse RPN LSB RPN MSB 133 RPN Fine RPN LSB RPN MSB 134 NRPN Coarse NRPN LSB NRPN MSB 135 NRPN Fine NRPN LSB NRPN MSB 136 Master Volume GM* Volume LSB Volume
B2 – ボタンとペダル: MIDI CC 0-119 Description Program �Press Twice� Data Lsb �Press Twice� Data Msb �Press Twice� Standard MIDI CC’s - Toggle value 2 Toggle value 1 Channel Mode Messages - Toggle value 2 Toggle value 1 128 Pitch Bend Range - Sensitivity value - 129 Channel Fine Tune - Tuning amount - 130 Channel Coarse Tune - Tuning amount - 131 Channel Pressure - Pressure amount - 132 RPN Coarse Value RPN LSB RPN MSB 133 RPN Fine Value RPN LSB RPN MSB 134 NRPN Coarse
付録 C – 進数変換表 Hexadecimal Value Decimal Value Hexadecimal Value Decimal Value Hexadecimal Value Decimal Value 0 0 2B 43 56 1 1 2C 44 57 86 87 2 2 2D 45 58 88 3 3 2E 46 59 89 4 4 2F 47 5A 90 5 5 30 48 5B 91 6 6 31 49 5C 92 7 7 32 50 5D 93 8 8 33 51 5E 94 9 9 34 52 5F 95 0A 10 35 53 60 96 0B 11 36 54 61 97 0C 12 37 55 62 98 0D 13 38 56 63 99 0E 14 39 57 64 100 0F 15 3A 58 65 101 10 16 3B 59 66 102 11 17
付録 D – MIDIデータセット一覧(GMセット) Piano Bass Reed Synth Effects 0 Acoustic Grand Piano 32 Acoustic Bass 64 Soprano Sax 96 SFX Rain 1 Bright Acoustic Piano 33 Fingered Bass 65 Alto Sax 97 SFX Soundtrack 2 Electric grand Piano 34 Electric Picked Bass 66 Tenor Sax 98 SFX Crystal 3 Honky Tonk Piano 35 Fretless Bass 67 Baritone Sax 99 SFX Atmosphere 4 Electric Piano 1 36 Slap Bass 1 68 Oboe 100 SFX Brightness 5 Electric Piano 2 37 Slap Bass 2 69 English Horn 101 SFX Goblins 6 Harpsichord 38
付録 E MIDIコントロールナンバー(MIDI CC) 00 Bank Select 39 Channel Volume LSB 78 Controller 78 117 Controller 117 01 Modulation 40 Balance LSB 79 Controller 79 118 Controller 118 02 Breath Control 41 Controller 41 80 Gen Purpose 5 119 Controller 119 03 Controller 3 42 Pan LSB 81 Gen Purpose 6 Channel Mode Messages 04 Foot Control 43 Expression LSB 82 Gen Purpose 7 120 All Sound off 05 Porta Time 44 Controller 44 83 Gen Purpose 8 121 Reset all Controllers 06 Data Entry 45
付録 F - Roland JV/XPで対応するRoland GS/Yamaha XGのNRPN NRPN NRPN Data Data MSB LSB MSB LSB CC99 CC98 CC06 CC38 01 08 00-7F n/a �-64 - 0 - +63� Vibrato Rate �relative change� 01 09 00-7F n/a �-64 - 0 - +63� Vibrato Depth �relative change� 01 0A 00-7F n/a �-64 - 0 - +63� Vibrato Delay �relative change� 01 20 00-7F n/a �-64 - 0 - +63� Filter Cutoff Freq.
技術情報 警告:静電気放電、電気的ファスト・トランジェントおよび伝導性無線周波妨害などにより本製品の誤動作を招く恐れがあります。その場合、正 常動作に復帰するには本製品の接続を一旦外して、再び接続して下さい。 注意:M-Audio Keystationシリーズのキーボードは家庭およびオフィスでの使用において、FCC(連邦通信委員会)基準に適合するように検査を 受けています。製造者の許可無くして改造すると、本機器を使用するユーザー権限が無効にされる場合があります。 注意: 本機器はFCC規則のPart 15に準拠したClass Bデジタル機器に関する制限の検査を受け、適合することが認可されています。この制限項目 は、住居内設置における有害な妨害に対して適切な保護を提供するように設けられたものです。本機器は無線周波域エネルギーを発生、使用し、 放射する可能性があり、説明書に従って設置、使用をしない場合に、無線通信に有害な妨害を引き起こす可能性があります。しかし、ある特定の 設置環境においては妨害が起きないという保証はありません。もし、本機器がラジオやテレビの受信に有害な妨害を起こした場合は(本機器の電 源をON/
製品保証とユーザー登録について 製品保証 適切に使用されている場合には、本製品をお買い上げいただいた日より一年間は保障期間となります。しかしながら、不適切な使用方法による破 損の場合、ご購入者が所有していない場合、M-Audioの正規販売店でのお手続きがない場合、M-Audioでのユーザー登録がお済みでない場合など は保証の対象となりません。但し、電源アダプタやケーブルなどの付属品は、適切な使用の結果不具合が生じた場合でも保証対象には含まれませ ん(初期不良の場合は除く)。 M-Audioへ製品を送付する場合には、事前にM-AudioのRA(Return Authorization)番号を取得する必要があります。製品のRA番号を取得する には、「M-Audioへのお問い合わせ」を参照しM-Audioへご連絡頂ければ、M-Audioのカスタマーサービスが症状などをお伺いしM-Audioへ製 品の送付が必要と判断した場合にRA番号を発行させて頂きます。製品のRA番号を取得後、具体的な症状や送付理由を書面に記述し、製品を保護 する安全な梱包を施した上、外装パッケージにRA番号を明記しM-Audioまで送付下さい。
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