User Manual
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ユーザー・サンプルは Write ボタンを押して保存しても電
源を切るとユーザー・サンプルは消去されます。ユーザー・
サンプルを残しておきたい場合は、電源を切る前に DATA
ユーティリティ・メニューの EXPORTALL SAMPLE ま
たは ExportSAMPLE でメモリー・カードに書き出して
ください。
3. サンプルをエディットする
本機でサンプルを編集することができます。
1. エディット・メニューから SAMPLEEDIT を選択します。
2. 編集したいサンプル番号を Value ノブを使って選びます。
3. サンプルの編集項目を<、>ボタンで選択します。
以下の項目が編集できます。それぞれの項目の詳細については
「パラメーター・ガイド」を参照してください。
RENAME:サンプルの名前を変更します。
STARTPOINT:再生開始の位置を設定します。
ENDPOINT: 再生終了の位置を設定します。
LOOPSTART POINT: ループの開始位置を設定します。こ
こで設定した位置から ENDPOINT までの位置をループ再生
するサンプルになります。
SAMPLETUNE: サンプルの音程を調整します。
TIMESLICE: ビートに合わせてサンプルを分割します。
CLEAR SLICE: TIMESLICE( サンプルの分割 ) を取り消し
ます。
PLAYLEVEL: サンプルの再生レベルを変更します。リサン
プリングしたサンプルは、録音時の音量を再現するために自動
的に“+12dB”に設定されます。
DELETESAMPLE:サンプルを削除します。
TIP
プリセット・サンプルを削除し EXPORTALL SAMPLE
を実行し、再起動時に読み込むことでサンプリング時間を
増やすことができます。削除したプリセット・サンプルの
番号は Sample ノブで選択することができなくなります。
TIP
トリガー・パッドを叩いたり、タッチ・パッドをタッチ・
スケール機能で演奏すると、プレビュー再生することがで
きます。
TIP
サ ン プ ル の 編 集 時 は Filter、Modulation、Amp/EG、
InsertFX の各セクションは無効になります。
TIP
サンプルの編集時の VoiceAssign は Mono2 になります。
4. 編集後は Write ボタンを押して、編集内容を保存してください。
Write ボタンを押して編集内容を保存しても電源を切ると
ユーザー・サンプルは消去されます。ユーザー・サンプル
を保存しておきたい場合は、電源を切る前に DATA ユー
ティリティ・メニューの EXPORT ALLSAMPLE また
は
ExportSAMPLE でメモリー・カードに書き出してください。
4. サンプルを読み込み / 書き出しする
メモリー・カードに保存した WAV ファイルをサンプルとして本機
に読み込むことができます。またサンプルを書き出して保存するこ
とができます。DATA ユーティリティ・メニューから項目を選び
実行します。
ImportSAMPLE:メモリー・カードからサンプルを読み込み
ます。
ExportSAMPLE:
メモリー・カードにサンプルを書き出します。
Export ALLSAMPLE:本機に保存されているすべてのサン
プルを、オール・サンプル・データとしてメモリー・カードに
書き出します。メモリー・カードに書き出されたオール・サン
プル・データは、再起動時に自動的に読み込まれ、電源を切る
前の状態に戻ります。
メモリー・カードにあるオール・サンプル・データが、再
起動時に自動的に読み込まれます。本体に保存されていた
サンプルがすべて書き換わりますので、メモリー・カード
の交換を行った場合などに、間違えてサンプルを更新して
しまわないように注意してください。
ExportALLPATTERN:メモリー・カードにすべてのパター
ンを書き出します。
ImportALLPATTERN:メモリー・カードに EXPORTALL
PATTERN で書き出したパターンを読み込みます。すべての
パターンが書き換わります。