Quick Start Guide
前書き
ISOLATOR は 、大 規 模 な VNET システムを
構築するときによく発生する問題を緩
和 す る よ う に 設 計 さ れ て い ま す。具 体
的 に は 、次 の 問 題 に 対 処 し ま す 。
• • 異 な る ネットワ ー クノー ド 間 に +/-
15V を 超 える主 アース電 位 が 存 在 す
る可能性
• • ネットワークケーブルに大量の電気
的ノイズと干渉が存在する可能性
があります
• • 他 の ネットワ ー クノー ド に 損 傷 を 与 え
るネットワ ー クケーブル の 配 線 障 害
• • 大きな「スター」トポロジを持つネ
ットワ ー クを 作 成 することが 望ま
れます
• • ネットワー クを 構 築するため にネジ
留め式端子終端配線を使用すること
が 望ましい
• • 他の機器(アイソレータを含む)が
な く て も 、メ イ ン の「 バ ッ ク ボ ー ン 」ネ
ットワ ー クケーブル を設 置してテスト
できることが 望まれ ます。
そ の 名 前 が 示 すように 、ISOLATOR は、
ネットワークのさまざまな部分を相互
に 、お よ び 制 御 す る コ ン ピ ュ ー タ ー シ ス
テムから電 気 的に分 離できるようにす
る こ と で 、こ れ ら の 問 題 を 制 限 し ま す 。
上記の状況のいずれかが予想される場
合は、ISOLATORS をネットワー クの 設 計
に組み込む必要があります。
AES3 over VNET(VNET2)を 組 み 込 ん だ シ
ステムの場合、アイソレーター内部の
内 部 ジャンパーを設 定 する方 法 の 詳 細
に つ い て は 、ベ ン ダ ー に お 問 い 合 わ せ く
だ さ い 。こ の ド キ ュ メ ン ト に 示 さ れ て い
るアプリケーション例の 一 部 は 、VNET2
システムには適 用され ないことに注 意
してください 。
実装
ISOLATOR は、40 x 92.5 mm の中心にある
穴 に 、直 径 4mm のハードウェアを使
用して取り付けることができる強力
な 亜 鉛メッキ 鋼 の ケースに 収 納さ れ
ています。防塵・防湿が必要な場合
は、ISOLATOR を適切な筐体に取り付け
る必 要が あります。ISOLATOR のケース
は、アイソレーションバリアのL I N K側
でアースシステムに接続されていること
に注意してください。
8 9
Quick Start Guide
QFLEX ISOLATOR