User's Manual

はじめに
26 Intel
®
PRO/Wireless 2011
アクセスポイント製品リファレンスガイド
トンネルは、ネットワーク上のいずれかのアドレスに宛てられた
2
番目の
パケットのペイロード部分にカプセル化された元のパケットによって使用
されるパスです。
ホーム・エージェン
は、
MU
のホーム・ネットワーク上でルータとして
機能する
AP
です。ホーム・エージェントは、
MU
のホーム・アドレスに
送信されたパケットを受信し、
MU
の現在のロケーションに向けてトンネ
ルを介してこのメッセージを送信します。ただしこの場合、外部リンク上
における
MU
の現在のロケーションをホーム・エージェントが把握してい
ることが必要です。
外部エージェント
は、外部リンク上の
MU
のロケーションでルータとし
機能する
AP
です。外部エージェントは、この外部リンクに接続された
MU
が送信するパケットに対するデフォルト・ルータとして機能します。
c/o
アドレスは、外部リンク上の
MU
が使用する
IP
アドレスです。
c/o
ドレスは、
MU
が他の外部リンクに移動するたびに変わります。また、
c/o
アドレスは、
MU
のホーム・エージェントと
MU
自体を結ぶトンネルの出
口とみなすこともできます。
Intel® PRO/2011
モバイル
IP
機能
(
ルータ間のローミン
)
を使用するこ
とにより、インターネット上の
MU
は、
IP
アドレスを変更せずにサブネッ
ト間を移動できます
この機能の設定方法は、
55
ページの「
2.4
システム・パラメータの設定
をご覧ください。
アクティブな
MU
では、スキャン・プロセスと関連付けプロセスは継続的
に行われます。これにより、
MU
は新しい
AP
を見つけたり、範囲外にあ
AP
や無効な
AP
を放棄したりできます。
MU
は、電波をテストするこ
とにより、最適なネットワーク接続を選択できます。