User's Manual

はじめに
Intel
®
PRO/Wireless 2011
アクセス・ポイント製品リファレンス・ガイド
15
AP
には、宛先の
未許可アドレス
・リストが用意されています。この機能
により、特定の宛先との通信を防止できます。このリストには、
AP
また
MU
との通信を必要としないネットワーク・デバイスを入れることも
きます。
AP
には、転送または廃棄対象のフレーム・タイプのリストを設定できま
す。
[Type Filtering]
オプションを使用すると、特定のフレーム
([16-bit DIX
Ethernet Type]
フィールドに指定
)
を処理対象外とすることができます。こ
のようなフレームには、無線
LAN
上では重要ではないが帯域幅を占有す
るデバイスによる特定のブロードキャスト・フレームなどがあります。
フィルタリングによって不要なフレームを除去することにより、パフォー
マンスも向上します
1.3.2
無線モードへの自動フォールバック
AP
は、ハードウェアのイーサネット接続の失敗や切断時に、無線モード
に自動フォールバックする機能を備えています。ただし、自動フォール
バック機能が動作するのは、
AP
WLAP
モードで、イーサネット・ネ
トワークに接続されている場合だけです。
AP
は自動的にリセットされ、
初期化の際に、ネットワーク上の他の
WLAP
と関連付けしようとします。
詳細は、
55
ページの「
2.4
システム・パラメータの設定
」と
67
ページの
2.5.1
無線動作パラメータ
」をご覧ください。
この機能を使用にするには
WLAP
モードを
[Link Required]
に設定してく
ださい。
1.3.3 DHCP
のサポート
AP
は、
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
を使用して、リモート・
サーバから割り当て
IP
アドレスとネットワーク構成情報を取得します
DHCP
は、
BOOTP
プロトコルをベースとしています。
DHCP
は、
BOOTP
との共存または相互運用が可能です。
AP
は、
DHCP
サーバ
を探索する
DHCP
要求
を送信することにより、ネットワーク構成およびファームウェ
アのファイル名を確認します。
BOOTP
DHCP
には相互運用性があるた
め、先に応答した方が、情報を割り当てるサーバとなります。
DHCP
クラ