User's Manual
はじめに
10 Intel
®
PRO/Wireless 2011
アクセス・ポイント製品リファレンス・ガイド
Net_ID(ESS)
はユーザが設定できます。使用可能な
Net_ID(ESS)
は、大文
字と小文字が区別された、最大
32
文字の英数字です。同じ
LAN
内で通信
を行うノードは、すべて同じ
Net_ID(ESS)
を持つ必要があります。
AP
に
異なる
Net_ID(ESS)
を割り当てれば、
1
つの環境で複数の
LAN
を共存させ
ることができます。
ルート
AP
と関連付けプロセス
デフォルトでは、
WLAP
モード
が有効で、お互いの通信範囲内にある複数
の
AP
は、電源投入時に自動的に関連付けされ、無線動作パラメータが設
定されます。この関連付けプロセスにより、無線接続が可能かどうかが決
まり、
ルート
AP
とともに指定
WLAP
が確立されます。
無線で関連付けして通信を行う
AP
には、
Net_ID(ESS)
、暗号モード、デー
タ転送レート、短絡
RF
プリアンブルの各値を同じように設定する必要が
あります。
ルート
AP
は、ビーコンの送信や、指定
WLAP
間での設定
BPDU(Bridge
Protocol Data Unit)
パケットの送受信により、
WLAP
間の無線接続を維持
します。ルート
AP
には、最下位の
WLAP ID
をを持つ
WLAP
がなります。
WLAP ID
は、
WLAP
の優先順位
の値と
MAC
アドレスが結合したもので
す。ルート
AP
と関連付けされる
WLAP
は、ルート
AP
チャネル、
DTIM(Delivery Traffic Indication Message)
および
TIM(Traffic Indication Map)
間
隔を使用する必要があります。