Japanese Product Guide

インテルデスクトップ・ボード DP55WG 製品ガイド
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ハードウェア サポート
電源コネクター
ATX12V に準拠した電源を使用すると、システム制御でコンピューターの電源を切ることができ
ます。ACPI が有効なコンピューターが適切なコマンドを受信すると、この電源では待機電力を除
くすべての電力供給を停止します。
AC 電源障害から復電すると、電源の状態はコンピューターによって停電前の状態(オンまたはオ
フ)に戻されます。コンピューターの反応は、BIOS セットアップ・プログラムの[Boot]メニ
ューにある[Last Power State]機能を使用して設定できます。
デスクトップ・ボードには 3 個の電源コネクターがあります。電源コネクターの位置について
は、57 ページの図 30 をご覧ください。
ファン・ヘッダー
ファンの機能と動作は次のとおりです。
コンピューターが ACPI S0 状態のときにファンがオンになります。
コンピューターが ACPI S3S4、または S5 状態のときにファンがオフになります。
ファン・ヘッダーはそれぞれ、ハードウェア監視制御装置のタコメーター入力に接続されてい
ます。
すべてのファンヘッダーがクローズドループのファン制御に対応しているため、ファンスピー
ドの調整や、必要に応じたファンのオン/オフを切り替えることが可能です。
すべてのファンヘッダーは、+12V DC 接続に対応しています。
デスクトップ・ボードには、4 ピン・プロセッサー・ファン・ヘッダーが 1 個と 4 ピン・シャー
シ・ファン・ヘッダーが 2 個あります。
LAN ウェイク機能
警告
LAN ウェイク機能を使用するには、電源の 5V スタンバイラインに十分な+5V のスタンバイ電流
が供給されている必要があります。この機能を使用するときに十分なスタンバイ電流が供給されて
いないと、電源を損傷する可能性があります。
LAN ウェイクアップ機能を使用すると、ネットワークを経由したコンピューターの遠隔ウェイク
アップが可能になります。LAN サブシステムは、ネットワーク・トラフィックの監視中にマジッ
クパケットフレームを検出すると、ウェイクアップ信号をアサートしてコンピューターを起動しま
す。