User Manual
日本語
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ョンではCC #1が0の値を送り、最も高いポジションでは127の値を送ります。
大抵の楽器アプリ、ソフトウェア音源では、このモジュレーション・ホイールによってビブラートまたはトレモロの量を
コントロールすることができますが、実際にどのようにサウンドを変化するかについては、iRig KEYSの設定ではなく、
そのインストゥルメント自体がどのようにプラグラムされているかに依存します。
ペダル入力端子
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iRig KEYSは、サステイン・ペダルとエクスプレッション・ペダルに対応しています。
サステイン・ペダル(通常時ペダルが上がっており、踏み込んだ時のみONとなるペダル)をiRig KEYSのペダル入力端
子(3)に接続する場合は、iOSデバイス、コンピューターにiRig KEYSを接続する前に行うようにしてください。このペダ
ルを踏むと、踏んだ時に弾いていた鍵盤のノートは、ペダルを離すまでその音を持続するようになります。ペダルが
踏まれている間はiRig KEYSはMIDI CC#64(サステイン)の127を送信し、離すと0を送信します。
連続的なコントロール情報を出力可能なエクスプレッション・ペダルをiRig KEYSのペダル入力端子(3)に接続する場
合も、iOSデバイス、コンピューターにiRig KEYSを接続する前に行うようにしてください。エクスプレッション・ペダル
を操作するとiRig KEYSは、MIDI CC#11(エクスプレッション)にて連続的なデータを送信します。
PROG(プログラム・チェンジ)
8
楽器アプリ、ソフトウェア音源には、プログラム・チェンジと呼ばれる特定のMIDIメッセージを受けると、音色が切り替
わる機能を備えたものがあります。
iRig KEYSでは、PROGアップ、ダウン・ボタン(8)を押すことによって、このプログラムチェンジ・メッセージを送信するこ
とができます。現在選択している音色に対して、iRig KEYSのPROGアップ・ボタンを押すと1つ上のプログラムチェン
ジ・ナンバーの音色に変化し、反対にPROGダウン・ボタンを押すと1つ下のプログラムチェンジ・ナンバーの音色に
変化します。
現在のプログラムチェンジ・ナンバーをどれにするか設定したい場合は、「3.EDITモード」の章をご覧ください。
EDITモード
iRig KEYSはどのようなニーズにも対応できるように、コントローラーの設定をカスタマイズすることができます。
EDITモードでは以下の設定が可能です:
• 送信するMIDIチャンネル設定。
• ベロシティ感度の設定。
• VOL(ボリューム)ツマミへのMIDIコントロール・チェンジの割り当て。
• 特定のMIDIプログラムチェンジ・メッセージの送信と、現在のプログラムチェンジ・ナンバーの設定。