User Manual
日本語
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2 ギターに特化した機能
2.1 アンプへの直接出力とリアンプ
RE-AMPLIFICATION
リアンプ
マイク収録
AXE I/Oには、ギタリストのスタジオレコーディングで一般的に行われているリアンプ(Re-Amplification)と呼ばれる行為に特化した機能が
が備えられています:5番目の出力として用意された“AMP OUT”はその為のもので、メイン出力の1-2、3-4とは独立し、特別な仕様になって
います。この出力を用いることで、既にコンピューターソフトウェアでライン収録したトラックを実際のギターアンプやギター用のストンプエ
フェクトを直接繋いて、ギターサウンドを再形成することが可能です。勿論、その間、メイン出力1-2で、セッションのモニターを行いながら、ア
ンプやストンプを通したサウンドの再収録が可能です。また、AMP OUTを用いることで、新たにリアンプをする為のデバイスを用意する必要
が 無 く な り ま す 。
AXE I/OのAMP OUTは、フローティング・アンバランス出力仕様で、この技術を用いることで、アンバランス入力であるギターやベースアンプ
とのマッチングが図られ、楽器本来のサウンドと品質が保たれるだけでなく、アンプから発生したグランドループにも強く、リアンプした際のノ
イズやハムを回避することが可能です。AXE I/O Control Panelソフトウェアではグランド・リフトのON/OFFも切り替え可能です。詳しくは8.1
項 をご確 認ください 。