User's Manual
197 これは警告エラーですが、ハードウェア障害は示していません。CRU また
は FRU を交換しないでください。「アクション」欄に示されているアクシ
ョンを行うだけにして、CRU
または
FRU
は交換しないでください
。詳し
くは、 46 ページの『診断テキスト・メッセージ』 の Warning の説明を参
照してください。
v 問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順に実行してください。
v どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
には、 59 ページの『第 3 章 System x3105 Type 4347 の部品リスト』を参照してください。
v 処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
エラー・コード 説明 処置
001-292-000 コア・システム: エラー/CMOS チェックサ
ムの障害。
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを
使用して BIOS のデフォルト設定をロードし、テス
トを再実行します ( 100 ページの『Configuration/Setup
ユーティリティー・プログラムの使用』を参照)。
001-xxx-000 コア・テストの失敗 (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
001-xxx-001 コア・テストの失敗 (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
005-xxx-000 ビデオ・テストが失敗した。 (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
001-197-000
001-198-000
テストが異常終了した。
1. テスト・ログにエラーの原因を示すメッセージが
ないか調べ、指示されたアクションを取ります。
2. サーバーを再始動し、診断テストを再度実行しま
す。
3. Quick Memory Test All Banks 診断を実行しま
す。次に、エラーが検出されたら、指示されてい
るアクションを取ります。
4. サーバーに BIOS コードを再インストールし、必
要に応じて更新します。次に、テストを再度実行
します (99ページの『ファームウェアの更新』を
参照)。
001-250-00n ECC テスト・ロジックが失敗した。
1. サーバーを再始動します。
2. 診断テストを再度実行します。
3. (トレーニングを受けたサービス技術員) 障害のあ
るマイクロプロセッサーを交換します。
011-xxx-000 COM1 シリアル・ポート・テストが失敗し
た。
(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)
システ
ム・ボードを交換します。
015-xxx-001 USB テストが失敗した。 (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システ
ム・ボードを交換します。
015-xxx-198 USB テスト中に接続されていた USB 装
置。
1. すべての USB 装置を取り外して、テストを再度
実行します。
2. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) シス
テム・ボードを交換します。
48 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き