User's Manual
v 問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順に実行してください。
v どのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する
には、 59 ページの『第 3 章 System x3105 Type 4347 の部品リスト』を参照してください。
v 処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン
グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。
現象 処置
画面に何も表示されない。
1. 以下の点を確認します。
v サーバーの電源がオンになっているか。サーバーの電源が入っていない場合
は、 41 ページの『電源の問題』を参照してください。
v モニターのケーブルが正しく接続されているか。
v モニターの電源がオンになっていて、輝度とコントラスト制御が正しく調整
されているか。
v サーバーの電源をオンにしたときに、ビープ・コードが鳴らないか。
重要: 一部のメモリー構成では、POST 時に 3-3-3 のビープ・コードが鳴り、
そのあとモニター画面がブランクになることがあります。これが発生し、
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムの「Startup Option」の中の
「Boot Fail Count」オプションが使用可能にされている場合は、サーバーを 3
回再始動することにより、構成設定をデフォルト構成 (メモリー・コネクターま
たはコネクター・バンクが使用可能) にリセットする必要があります。
2. 正しいサーバーがモニターを制御していることを確認します (該当する場合)。
3. BIOS コードの損傷が原因でビデオが影響を受けていないことを確認します。
53 ページの『BIOS 更新障害からのリカバリー』を参照してください。
4. システム・ボード上のチェックポイント LED を観察します。コードが変化する
場合は、次のステップに進んでください。コードが変化しない場合は、 30 ペー
ジの『チェックポイント・コード (トレーニングを受けたサービス技術員の
み)』を参照してください。
5. 57 ページの『未解決問題の解決』を参照してください。
カーソルしか表示されない。 57 ページの『未解決問題の解決』を参照してください。
サーバーの電源をオンにした時
点ではモニターが作動するが、
一部のアプリケーション・プロ
グラムを開始すると画面がブラ
ンクになる。
1. 以下の点を確認します。
v アプリケーション・プログラムにより、モニターの能力を超える表示モード
が設定されていないか。
v アプリケーションが必要とするデバイス・ドライバーがインストールされて
いるか。
2. ビデオ診断を実行します (45
ページの『診断プログラムの実行』を参照)。
v サーバーによるビデオ診断がパスしたらビデオは正常です。 57 ページの
『未解決問題の解決』を参照してください。
v (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) サーバーによるビデオ診断が失
敗した場合は、システム・ボードを取り付け直します。
v (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) システム・ボードを交換しま
す。
38 IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き