User's Manual
「Enable」です。装置を使用不可にした場合、その装置は構成できず、オペレー
ティング・システムは装置を検出できません (これは、装置を切り離すのと同じ
ことです)。オンボード SCSI コントローラーが使用不可にされ、SCSI アダプタ
ーが取り付けられていない場合、サーバーは SCSI 機能を持ちません。イーサネ
ット・コントローラーが使用不可にされ、イーサネット・アダプターが取り付け
られていない場合、サーバーはイーサネット機能を持ちません。
この選択項目は、完全な Configuration/Setup ユーティリティー・メニューにのみ
含まれています。
v Date and Time
この項目を選択して、サーバーの日付と時刻を 24 時間形式 (
時
:
分
:
秒
) で設定し
ます。
v System Security
パスワードを設定するときは、この項目を選択します。パスワードについての詳
細は、 17 ページの『パスワード』を参照してください。サーバーのカバーが取り
外されるたびに、シャシー侵入検出器がユーザーに警報を出すようにすることも
できます。
– Power-on Password
始動パスワードを設定または変更するときは、この項目を選択します。詳しく
は、 17 ページの『始動パスワード』を参照してください。
– Administrator Password
管理者パスワードを設定または変更するときは、この項目を選択します。管理
者パスワードの使用目的は、システム管理者がこのパスワードを使用して、
Configuration/Setup ユーティリティーの全体メニューへのアクセスを制限する
ことです。管理者パスワードを設定している場合、完全な Configuration/Setup
ユーティリティー・メニューは、パスワード・プロンプトで管理者パスワード
を入力した場合にのみ使用可能です。詳しくは、 18 ページの『管理者パスワ
ード』を参照してください。
v Start Options
始動オプションを表示または変更するときは、この項目を選択します。始動オプ
ション変更時はサーバーを再始動しないと、その変更は有効になりません。
キーボードの操作特性 (キーボードの速度など) を設定したり、サーバーの始動時
にキーボードの数字ロックをオン、オフのどちらにするかを指定できます。ディ
スケット・ドライブ、モニター、またはキーボードなしでサーバーを稼働させる
こともできます。
始動シーケンスは、サーバーがブート・レコードを見つけるために装置をチェッ
クする順序を指定します。サーバーは、最初に見つかったブート・レコードから
開始します。サーバーに Wake on LAN ハードウェアとソフトウェアが装備さ
れ、オペレーティング・システムが Wake on LAN 機能をサポートしている場
合、Wake on LAN 機能の始動シーケンスも定義できます。オンボード SCSI コ
ントローラーまたは PCI SCSI アダプターのどちらがブート優先順位を持つかを
指定することもできます。
ブート障害カウントを使用可能にした場合、3 回連続してブート・レコードを見
つけるのに失敗すると、BIOS のデフォルト設定に復元されます。
サーバーの始動時にブート・レコードの変更をチェックするウィルス検出テスト
を使用可能にすることができます。
第 2 章 サーバーの構成 15