User's Manual
信頼性、可用性、保守容易性
サーバーの設計上の 3 つの重要な要素は、信頼性 (reliability)、可用性
(availability)、保守容易性 (serviceability) (RAS) です。 RAS 機能は、お客様のサー
バーに保管されたデータが保全されること、お客様が必要とするときにいつでもサ
ーバーが使用できるようになっていること、万一障害が発生してもお客様が容易に
診断・修理できることを確実にするためのものです。
ご使用のサーバーは、以下の RAS 機能を備えています。
v 部品 − 1 年間、人的作業 − 1 年間の限定保証
v Advanced Configuration and Power Interface (ACPI)
v Advanced Desktop Management Interface (DMI) 機能
v ファン、電圧、熱などのコンポーネントに対する 7 つの標準アラートを提供する
Alert Standard Format (ASF) サポート
v バックアップ・イメージへの自動 BIOS リカバリー
v 自動エラー再試行またはリカバリー
v エラー検出時の自動メモリー・ダウンサイジング
v non-maskable interrupt (NMI) 時の自動再始動
v オペレーティング・システムが反応しなくなったときにシステム再始動をサポー
トする Automatic Server Restart (ASR) ロジック
v BIOS 設定に基づく、電源障害後の自動サーバー再始動
v マイクロコードと診断のレベル管理
v ブート・ブロック・リカバリー
v 組み込み、メニュー方式のセットアップ、システム構成、および RAID 構成
v ファン、電源、温度、電圧用の組み込みモニター
v CD ベースの診断プログラム
v 速度感知機能付きの冷却ファン
v ServeRAID アダプターの診断サポート
v エラー・コードとエラー・メッセージ
v エラー修正コード (ECC) double-data-rate (DDR) synchronous dynamic random
access memory (SDRAM)、serial presence detect (SPD) 付き
v POST 障害のエラー・ログ
v ホット・スワップ・ハード・ディスク・ドライブ
v 内蔵イーサネット・コントローラー
v オプションの IBM リモート管理アダプター II のサポート
v 物理的セキュリティーのためのキーロック・サポート
v メモリー変更メッセージのエラー・ログへの通知
v 電源オン自己診断テスト (POST)
v 障害予知 (PFA) アラート
v 読み取り専用メモリー (ROM) チェックサム
v フェイルオーバー・サポートのある冗長イーサネット機能 (オプションのイーサ
ネット・アダプターが必要)
6 xSeries 225 Type 8649: ユーザーズ・ガイド