User's Manual
診断プログラムのダウンロード
以下のステップを実行して、最新イメージの IBM 拡張診断をダウンロードし、始
動可能な拡張診断ディスケットまたは CD を作成します。
1. http://www.ibm.com/pc/support/ にアクセスします。
2. サーバー用の診断ファイルをハード・ディスク・ディレクトリー (ディスケット
ではない) にダウンロードします。
注: 診断 CD を作成したい場合は、拡張子 .iso の付いたファイルをダウンロー
ドします。
3. DOS プロンプトに進み、ファイルがダウンロードされたディレクトリーに移り
ます。
4. 診断ディスケットを作成する場合は、次のステップを実行します。
a. ブランクの高密度ディスケットをディスケット・ドライブに挿入します。
b. filename a: と入力し、Enter を押します (ここで、filename は、Web からダ
ウンロードしたファイルの名前です)。
ダウンロードしたファイルは、ディスケットにコピーするときに自己解凍されま
す。コピーが完了すると、始動可能またはブート可能な IBM 拡張診断ディスケ
ットが完成します。
5. 診断 CD を作成する場合は、通常使用するソフトウェアと一緒にブランクの CD
を使用して始動可能またはブート可能な CD を作成します。
診断プログラムの開始とテスト・ログの表示
IBM 拡張診断プログラムは、問題をサーバーのハードウェアおよびソフトウェアか
ら分離します。このプログラムは、オペレーティング・システムとは独立して稼働
するので、CD
またはディスケットのいずれかから実行する必要があります
。この
テストの方式が一般に使用されるのは、他の方式にアクセスできないときか、ハー
ドウェア関連が疑われる問題を特定できないときです。
テスト・ログは、システム障害に関するデータおよびその他の関係ある情報を記録
します。以下、診断 CD と診断ディスケットの診断手順について説明します。
注: システム・エラー・ログを xSeries 206 サーバーで使用できるのは、サーバー
にオプションのリモート管理アダプター II が含まれている場合のみです。
診断 CD の使用
CD を使用して IBM 拡張診断を始動するには、次のステップを実行してください。
1. サーバーとすべての周辺装置の電源を切ります。
2. 接続されているすべての装置の電源を入れてから、サーバーの電源を入れま
す。
3. Press F1 For Configuration/Setup を参照するときは、F1 キーを押します。
4. Configuration/Setup ユーティリティー・メニューが表示されたら、「Start
Options」を選択します。
5. 「Start Options」メニューから、「Startup Sequence」を選択します。
6. 最初の始動装置として選択した装置を覚えておきます。後で、この設定を復元
する必要があります。
18 xSeries 206 Type 8482: ハードウェア・メインテナンスおよび トラブルシューティング・ガイド