User's Manual
ター II を取り付ける場合は、ビデオ・ケーブルをシステム・ボードから切り離し、
それをオプションのリモート管理アダプター II に接続する必要があります。
サーバーの電源機構
サーバーを AC 電源に接続しても、電源を入れなければ、オペレーティング・シス
テムは稼動せず、すべてのコア・ロジックがシャットダウンされています。ただ
し、サーバーは、サーバー電源を入れるためのリモート要求に応答できます。パワ
ーオン LED が点滅して、サーバーが AC 電源に接続されてはいるが、電源が入っ
ていないことを示します (スタンバイ・モード)。
サーバーの電源オン
サーバーを AC 電源に接続した後、約 20 秒で電源制御ボタンがアクティブにな
り、電源制御ボタンを押すことにより、サーバーの電源を入れて、オペレーティン
グ・システムを開始することができます。
以下のいずれかの方法でサーバーの電源を入れることもできます。
v サーバーの電源がオンであるときに、電源障害が発生した場合は、電源が復元さ
れると、サーバーは自動的に再始動します。
v サーバーがシステム管理 (ASM) インターコネクト・ネットワークに接続されて
いるときに、オプションのリモート管理アダプター II が取り付けられた少なくと
も 1 つのサーバーがこのネットワークに含まれている場合は、リモート管理アダ
プター II ユーザー・インターフェースからサーバーの電源を入れることができま
す。
v オペレーティング・システムがオプションのリモート管理アダプター II 用のシス
テム管理ソフトウェアをサポートしている場合、システム管理ソフトウェアはサ
ーバーの電源を切ることができます。
v オペレーティング・システムが Wake on LAN
®
機能をサポートしている場合
は、Wake on LAN 機能がサーバーの電源を入れることができます。
v オプションのリモート管理アダプター II がサーバーに取り付けられている場合、
リモート管理アダプター II のユーザー・インターフェースからサーバーの電源を
入れることができます。
注: 4GB以上のメモリー (物理または論理) がインストールされている場合、一部
のメモリーは、さまざまなシステム・リソース用に予約済みで、オペレーティ
ング・システムには利用不可です。システム・リソース用に予約済みのメモリ
ー量は、オペレーティング・システム、サーバーの構成、および構成された
PCI オプションによって異なります。
サーバーの電源オフ
サーバーの電源を切り、サーバーを AC 電源に接続したままにしておくと、サーバ
ーは、サーバーをオンにするためのリモート要求に応答することができます。サー
バーから電力をすべて除去するには、電源から切り離す必要があります。
オペレーティング・システムによっては、サーバーの電源を切る前に、正常シャッ
トダウンが必要な場合があります。オペレーティング・システムのシャットダウン
については、オペレーティング・システムの資料を参照してください。
第 1 章 一般情報 7