User's Manual

非常に高い電圧での作業を行う際には、特別な安全上の予防措置に従います。こ
の説明は、保守情報の安全の個所にあります。高電圧を測定する際は、特に注意
してください。
v 安全な操作を行うために、電動手工具は定期的に点検し、保守を行う。
v 磨耗したり破損したツールやテスターは使用しない。
v 電源と回路が切断されているだろうと
決して思い込まない
。まず、電源がオフに
なっていることを
確認
します。
v 必ず作業域内で起こりうる危険性を慎重に検討する。たとえば、こうした危険と
は、水気のあるフロアや、接地されていない延長ケーブル、電気サージ、安全保
護用のアースがないことなどです。
v プラスチック製のデンタル・ミラーの反射面で、通電中の電気回路に触れない。
この表面は伝導性があります。これで触れると、人体の傷害や機械の損傷を起こ
す可能性があります。
v 次の部品を機械の通常の作動位置から取り外すときには、電源をオンにしたまま
でこうした部品の保守を行わない。
電源機構
ポンプ
送風機およびファン
電動発電機
および同種装置。(これを行うと、こうした装置が正しく接地されます。)
v 電気的事故が発生した場合、次の処置を行う。
自分の身を守るよう、注意する。
電源スイッチをオフにする。
別の人物に医療援助を求めに行かせる。
安全点検ガイド
この点検のガイドは、この製品における潜在的に危険な状況を識別するのに役立て
ることを目的としています。機械が設計され組み立てられた時点で、それぞれの機
械には、お客様や IBM サービス技術員を傷害から保護するための安全項目を設定
し組み込む必要があります。このガイドは、こうした項目だけを取り扱います。た
だし、この点検のガイドの対象とならない IBM 以外の機構またはオプションの接
続により起こりうる危険を識別するためには、適切な判断を行う必要があります。
危険な状況が存在する場合、この危険がどの程度深刻なものであるか、この問題を
最初に解決せずに作業を続行できるかどうかについて判断する必要があります。
次のような状況とそれが提示する危険について検討します。
v 電気的な危険。特に 1 次側電源 (フレームの 1 次側電源が、重大または致命的
な感電事故の原因になる場合があります)
v 爆発の危険。たとえば、損傷を受けた CRT 表面またはコンデンサーの膨らみ。
v 機械的な危険。たとえば、ハードウェアのゆるみまたは脱落。
このガイドは、チェックリストに提示される一連のステップで構成されています。
まず、電源オフのチェックおよび電源コードの切り離しから始めます。
チェックリスト:
付録 B. 関連した保守情報 121