User's Manual

POST (ISPR) エラー手順
ISPR エラー手順を使用すると、ServeRAID 問題の解決に役立ちます。エラー・コ
ードの全リストは 104 ページの『ServeRAID エラー・コード』に記載されていま
す。
: ISPR エラー手順で SCSI バックプレーンに言及している場合、本書のサービス
取替可能ユニットに関する章を参照してください。
EF10 (デフォルト ISPR)
1. ISPR エラーはありません。
9Zxx から BZxx (ケーブル、終端、障害のあるドライブ、などの問題が原因で生じ
SCSI バス・エラー)
1. すべての SCSI ケーブルを、問題があると考えられるカードから切り離すことに
より、SCSI サブシステムとコントローラー間を分離して、再始動します。
重要: F5 は押さないでください。押した場合、サーバー構成が変更されます。
ISPR エラーが消えない場合は、エラーがなくなるまで以下の処理を行ってくだ
さい。
a. コントローラーを取り付け直します。
b. コントローラーを取り替えます。
:
a. SCSI チャネル・ケーブルの詳細 (ある場合) は、本資料内の他の箇所に記載
されています。
b. アダプター/コントローラーが構成変更を検出します。「Save Changes」を選
しないでください。代わりに F10 を選択して、このためのオプションをす
べてバイパスします。
2. ケーブルを切り離した後の ISPR EF10 の場合、以下を実行します。
a. 次に記載された表を使用して、元の ISPR コードの 2 桁目 (Z) から、どの
チャネルがエラーを起こしているかを識別します。
: ServeRAID-4H コントローラーには 4 つのチャネルがあります。
ServeRAID-4L および -4Lx コントローラーには 1 チャネルのみ、
ServeRAID-4M および -4Mx コントローラーには 2 チャネルです。
ServeRAID-5i および ServeRAID-6i コントローラーにはチャネルはあり
ません。 ServeRAID-5i および ServeRAID-6i は、オンボード内蔵 SCSI
コントローラーのチャネル・コネクターを使用します。
2. SCSI ID
SCSI チャネル・コード (z) 説明
1 チャネル 1
2 チャネル 2
3 チャネル 1 および 2
4 チャネル 3
5 チャネル 1 および 3
6 チャネル 2 および 3
106 xSeries 206 Type 8482: ハードウェア・メインテナンスおよび トラブルシューティング・ガイド