User's Manual
注: どのコンポーネントがお客様による交換が可能 (CRU) であり、どのコンポーネントがサービス技術員によって取
り替えられる (FRU) 必要があるかを判断するには、 111 ページの『第 8 章 部品リスト、Type 8482』を参照してく
ださい。
電源の問題
症状 FRU/処置
サーバーの電源がオンにならな
い。
1. 次の点を確認します。
v 電源ケーブルがサーバーに正しく接続されている。
v コンセントが正常に機能している。
v 取り付けたメモリーのタイプが正しい。
v オプションを取り付けた場合は、それを取り外してから、サーバーを再始動
してください。これでサーバーに電源が入る場合は、電源機構がサポートす
る数より多いオプションを取り付けていた可能性があります。
2. マイクロプロセッサーまたは VRM の LED が点灯している場合は、以下の点
を確認します。
a. 2 番目のマイクロプロセッサーは存在している場合に VRM が取り付けられ
ている。
b. すべてのマイクロプロセッサーが同じ速度である。
3. フロント・パネルの電源ボタンをオーバーライドします。
a. サーバーの電源コードを切り離します。
b. 強制パワーオン・ジャンパー (J27) にジャンパーを取り付けます。
c. 電源コードを再接続します。
サーバーの電源がオンになる場合
a. サービス・プロセッサー (ベースボード管理コントローラー) のエラー
b. オペレーター情報カード
サーバーの電源がオンにならない場合
v システム・ボード
4. 109 ページの『未解決問題』を参照してください。
サーバーの電源がオフにならな
い。
1. ACPI または非 ACPI オペレーティング・システムのどちらを使用しているか
確認します。非 ACPI オペレーティング・システムを使用している場合は、次
のようにしてください。
a. Ctrl+Alt+Delete を押します。
b. 電源制御ボタンを 4 秒間押して、システムの電源をオフにします。
c. BIOS POST でサーバーが障害を起こし、電源制御ボタンが動作しない場合
は、AC 電源コードを切り離してください。
2. それでも問題が続くか、ACPI 対応のオペレーティング・システムを使用してい
る場合は、システム・ボードの障害を疑ってください。
102 xSeries 206 Type 8482: ハードウェア・メインテナンスおよび トラブルシューティング・ガイド